- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 04:03:35.84 ID:WyFirbYw0
俺がノックを忘れ、団室のドアを開けると、
そこにはにわかには信じられないような光景が広がっていた。
メイド服を着た朝比奈さんが、団長机の上で大便をしていたのだ。
朝比奈さんは、俺に気がつくと酷く狼狽して立ち上がり、机から転げ落ちた。
白い陶磁器のようなお尻から、まだ千切れていない一本糞。
団長机には新聞紙が敷いてあり、
その上にはとぐろを巻いた糞が朝比奈さんのお尻に繋がっていた。
朝比奈さんは今までに見たことがないくらいに狼狽し、
どうか、黙っていてください! 忘れてください! と叫んで、
新聞紙で大便を包み、お尻の大便をパンツに押し込め、団室から去っていった。
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なにこれ
なにこれ
大便て天使と似てる
「今日、みくるちゃん休みだって?」
「ああ。俺が来た時にちょうど出くわしてな。ゴメンってさ」
ハルヒ、長門、古泉が来る前に、机や床に残っていた大便を掃除して、
窓を開けて換気をしておいた。
これで誰も気がつかないだろう。
しかし、何故、朝比奈さんはあんな事をしたのだろう?
謎は深まるばかりだ。
朝比奈さんと、大便。
結びつかない。
謎だ。
謎。
次の日。
朝比奈さんはいつものメイド服姿でお茶を入れてくれた。
しかし、俺とは目を合わそうとしない。
気持ちは分かるが、こんな事で朝比奈さんと喋れなくなるのは悲しい。
俺は、団活が終わった後、朝比奈さんにメールを打った。
『今日、会えませんか?』
返事はこうだった。
『御免なさい。会えません』
電話をしても出なかった。
俺は、どうすればいいのだろう?
その次の日、また次の日も、ぎくしゃくとした空気は続いた。
ハルヒが言う。
「あんた、最近みくるちゃんに避けられてない?」
そうかも知れん。
古泉が言う。
「何かあったんですか? ご相談に乗りましょうか?」
ありがたいが、流石に無理だろ。
長門が言う。
「状況は把握している。けれどこれは貴方と朝比奈みくる次第。私には何もできない」
そうかい。俺が行動を起こさないと駄目だってことだな。
その次の日。
俺は朝比奈さんの教室へ向かった。
朝比奈さんは、休んでいた。
鶴屋さんが、教えてくれた。
彼女は、俺が来た理由を、何となく感づいているかのようだった。
「キョン君。みくると何かあったのかい?」
「いえ……その……」
「最近のみくるの様子はおかしいよ? まるで、大好きな人にこっぴどく振られたみたいさ」
まさか俺が朝比奈さんの想い人なわけはないだろうが、
それでもあんな現場を男に見られたのだから、それは朝比奈さんにとって大きなショックだろう。
「……便」
鶴屋さんが呟いた。
「それって……」
「そう……か。キョン君も、見ちゃったんだね」
詳しい話をするからと、俺は鶴屋さんに校舎裏に連れてこられた。
「……あたしがみくると仲良くなったのは、ある所を目撃してからなのさ」
「それって」
「そう。放課後の、教室の教壇の上で、みくるは大便をしてた」
「……何で、朝比奈さんはそんな事を?」
「小さい時からの癖、らしいよ。初めて見たとき、わんわん泣いてね」
「でも、あたしは嫌いになれなかった。みくるだって、好きで机の上で大便しているわけじゃないんだからね」
「だから、友達になった……?」
「それがなくても、友達にはなったろうさ。でもね」
「みくるの事、誰にも言っちゃいけないよ」
「分かっています。でも……その癖は治す事はできないんでしょうか?」
「……うちの知り合いの心療医に診て貰ったんだけど」
「どうも無理っぽいんだ」
「そうですか」
「できれば……今まで通りに接してあげてくれないかな?」
「でも、朝比奈さんは俺を避けてます。今まで通りなんて」
そう。朝比奈さんは、俺と喋らなくなった。
もう、今まで通りには戻れない。
「……なら、話し合うしかないね」
「何を話せばいいんです? そもそも、喋ってくれないんですよ?」
「そこは、あたしがセッティングするよ」
「……キョン君には、みくるを傷つけないようにしてもらいたいだけ」
勿論、天使のような朝比奈さんの心を傷つける真似なんてしたくはない。
けれど、話し合っても、結局はそうなるんじゃないか?
「あたしは、大丈夫だと信じてる」
「キョン君は優しい人だよ」
「普通、あんな姿を見て、ここまで心配はしないさ」
「でも、俺は」
俺の口を、鶴屋さんの人差し指が封じる。
「でも、は無しだよ。大丈夫、キョン君なら……」
詳しい日取りなどは後で連絡するから、と鶴屋さんは行ってしまった。
俺に、何ができるのだろうか?
考えをまとめようと、俺は団室に向かった。
この時間なら、誰もいないだろう。
鍵を借り、ドアを開く。
そこには、朝比奈さん(大)が団長机の上で大便している姿があった。
「朝比奈さん……」
「キョン君……! また、見られちゃいましたね」
現在の朝比奈さんと違い、狼狽はしなかったものの、朝比奈さん(大)は顔を真っ赤に染めていた。
成熟した大人の女性のお尻から、出ている一本糞。
それは何故か、とても美しいものに見えた。
「今日、来たのは大便をする為だけじゃないの」
朝比奈さん(大)は言う。
「これから、この時代にいる私に接すると思うけど。キョン君の思ったとおりに行動して欲しいの」
「俺の、思った通りに、ですか?」
「うん。……それだけ」
朝比奈さん(大)はいつの間にか消えていた。大便も消えていた。
残っていたのは、糞の匂いだけだった。
俺は、窓を開けて換気しながら、朝比奈さん(大)の言った言葉を考えた。
「……俺の、思った通りに」
鶴屋さんから、電話がきた。
『みくるを、説得したよ』
「説得、ですか」
『うん。いつまでも、このままじゃ駄目だってね』
『キョン君なら、分かってくれるって言ったから』
「そりゃあ、俺は良くても……朝比奈さんが」
『それを含めて、ね。キョン君が、良い理解者になってくれるってところをアピールしてほしいな』
「……上手くいくでしょうか?」
『……正直、お姉さんにも分からない』
『けど、キョン君の思う通りにすればいいと思うよ』
『あたしは、そうして、今のみくるとの関係を創ってきたから』
「俺の、思う通りに……」
『ん。頑張ってね』
待ち合わせは、日曜日のSOS団の部室。
鍵や校内への立ち入りの方は、鶴屋さんが何とかしてくれるそうだ。
俺は、俺の思う通りに行動すればいい。
しかし、何をどうすればいいんだ? 脳裏に焼きついた朝比奈さんのお尻は、何も答えちゃくれなかった。
土曜日の不思議探索。
幸いな事に、朝比奈さんとペアになる事は無かった。
これがこんなにほっとしたのは、初めての事だった。
朝比奈さんは、口数が少なく、それは他の三人にも伝わっていた。
「一体、何があったんです? 明らかに、貴方達の様子はおかしいですよ」
古泉が言う。
顔が近い。
「……悪いが、お前にも話せない。俺たち二人の問題だから」
「そう、ですか。なら、これ以上の詮索は致しませんが」
「涼宮さんも、何か変だとは思っています。どうか、宜しくお願いしますよ」
「……分かってる」
明日だ。
明日には、解決させなければならない。
俺の思う通りに。
俺は、何を思えばいいのだろう?
朝比奈さんの大便について、何を思えばいいのだろうか?
日曜日。
午後三時。
俺は北校に入り、団室のドアを開けた。
朝比奈さんが、団長机の上で大便をしていた。
もう、驚きは無い。
「……朝比奈さん」
「……キョン君」
沈黙が続く。ぶりぶりと、大便の排泄される音だけがBGMとして流れる。
最初に口を開いたのは、朝比奈さんだった。
「……こんな、女の子、変ですよね」
「机の上で、大便するような女の子、いませんよね」
朝比奈さんは、泣いていた。
それでも、俺に向かって笑みを浮かべていた。
「笑ってください。罵ってください。私は、大便女なんです」
俺は首を横に振る。
「笑いませんよ。笑えないですよ、俺には」
「何でですか? いっそ、罵倒してくれたほうが……!」
そう言うと、朝比奈さんは顔を俯かせ、嗚咽を響かせ始めた。
俺は、何も言えなかった。
泣きながら、自分の癖を治せないでいる朝比奈さん。
大人になっても、治せない朝比奈さん(大)の姿。
今と未来。
重なり合って、どうしようもないという事だけが、俺にも分かる。
俺は朝比奈さんに近づいた。
「来ちゃ、駄目! 臭いの! 私の大便、とても臭いの!」
知ってますよ、朝比奈さん。
でも。
だからこそ。
俺は――。
「キョンくん?」
朝比奈さんが顔を上げる。
また南部十四郎か
>>20
そっと見守ろうぜ
俺は朝比奈さんの隣に、そう、団長机の上に無理矢理座った。
「な、何を……」
ズボンとパンツを脱ぎ、下腹部に力を込める。
景気の良い音を立て、俺の肛門から大便が出た。
「キョン君……!」
「俺は、思ったんですがね、朝比奈さん」
行動してから、言葉を紡ぐ。
「別に、癖なんてたいしたもんじゃないんですよ」
「ハルヒは授業中によく屁をこくし」
「古泉は四六時中、股間の位置を直してます」
「長門は、本を読み出すと、止まりません」
「だから、俺の癖は――机で大便をする事なんです」
「そ、そんなわけが」
「今、ついた癖ですから。朝比奈さんにとやかく言われる筋合いはありませんよ」
団室の中には、俺たち二人の大便の音と匂いが充満していた。
朝比奈さんは、泣いていた。
俺は、下を見る。
朝比奈さんと、俺の大便が、混ざり合っていた。
はいはいマジキチマジキチ
ながもんの癖だけかっこよすぎワロタ
糞スレみっけだw
新聞紙で大便を包みながら、俺たちは無言だった。
鞄の中に、ビニールに包んだ新聞紙の塊を入れ、俺は言う。
「これで、俺と朝比奈さんは同じ癖の持ち主になりましたね」
「え…・・・」
「この事は、誰にも言わないでくれますか?」
「俺たち二人の秘密です」
「……はい」
「それから」
「今度、癖が出そうな時は、俺もご一緒させてもらえますか」
「一人だと、恥ずかしいので」
「……キョン、君」
朝比奈さんは、目じりに涙を溜めながらも、微笑んで言ってくれた。
「また、一緒に、大便しましょうね。……机の上で」
俺たちは微笑みあった。
もう、わだかまりは無くなった。
代わりに、一つ、二人だけの秘密ができた。
なんつー時間に……………
ほ
土曜日の不思議探索。
今日は朝比奈さんとペアになった。
他愛も無い世間話で、笑いあう。
ハルヒたちも、俺たちを不審に思うようにはならなくなったようだ。
けど、俺と朝比奈さんの距離はずっと縮まったように思える。
というのは錯覚だろうか?
古泉が言う。
「問題は解決したようですね」
長門が言う。
「やはり貴方は、優しい人」
ハルヒが言う。
「デートじゃないんだからね!」
そう。デートじゃない。
俺と朝比奈さんは、人気の少ない公園のベンチで、大便をした。
ただ、それだけだ。
しかし、朝比奈さんの笑顔に、もう曇りは無かった。
~fin~
変ですね。何故ばれたのでしょうか?
というか、何となく、自分でも分かってますよ、ええ。
糞SSは自分のライフワークですからね。
不眠症なうえに便秘続きなんでむしゃくしゃして書きました。
今は、ちょっとだけ気持ち良いです。
どうもありがとうございました。
>>29
乙!
おまえさんの文章は癖があるから見分けが付きやすいんだよwww
俺はスレタイで分かったんだけどな
乙
いや、何か色々とありがとうございます。
自分の駄SSでも読んでくださる人がいると思うと、胸が熱くなります。
ちょうど便意も来ましたのでトイレに行ってきます。
では、また。
糞スレ乙
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