- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 18:06:25.73 ID:XDWKYTVg0
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ジャムおじさん「そうなんだよ。今こちらに…」
中田「中日ドラゴンズのスカウト部長を務めさせていただいている中田と申します」
バタコ「え?どういうことですか?」
中田「はい。中日ドラゴンズはバタコさんを秋のドラフトで投手として」
中田「指名しようと思っているのです。監督、そしてウチの編成部の方針です」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
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フクシ「ねえ、パパ~、バタコさんってすごくない?」
落合「おいフクシ、録画したガンダム見たいからそこどきなさい」
フクシ「いやさ、見てみなよ。ほら」
バタコ『アンパンマン、新しい顔よ!』ビュンッ
落合「あんなデカイ顔をあんな遠くから投げて…」
アンパンマン『元気百倍!アンパンマン!』
落合「…ストライク…だと?」
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中田「そういうわけでして」
バタコ「そういうわけと言われても…」
中田「バタコさんの強靭な肩、コントロールがあれば」
中田「20勝はいけると思います」
バタコ「そんな…」
中田「投手王国とは言われるウチですが、来年は左、エースのチェンがメージャーに行き…」
中田「計算できる先発投手は吉見くらいしか残りません」
中田「ですが、バタコさん!あなたが我がチームに入ってくれれば…また投手王国が!!」
ジャム「待ってください」
バタコ「ジャムおじさん…」
ジャム「バタコさんはウチのパン工場にはなくてはならない存在です」
ジャム「彼女がいなくなったら、誰が顔が濡れたアンパンマンに新しい顔を投げてあげられますか!?」
中田「それ、でしたらウチにいい考えがあります」
ジャム「聞きましょう」
最近はチーズがよく頭を投げてるよね
中田「どの球団も、先発は何人もの投手でローテーションを作って回しています」
中田「ですから、アンパンマンの顔を投げる役も、ローテで回していったらいかがでしょう?」
ジャム「ウチにはそれほどの人材が…」
中田「ウチのピッチャーをそちらに派遣します」
バタコ「…そんな簡単な仕事じゃありません」
ジャム「バタコさん…」
バタコ「あれはプロのピッチャーだって、そう易々とこなせるものじゃありません」
バタコ「あれはプレッシャーがかかる仕事なんです。外してしまったらせっかく焼いた顔が台無しになってしまう」
バタコ「顔が濡れて力がでないアンパンマンが、そのままバイキンマンにやっつけられてしまうんです!」
中田「しかし…ウチとしては…」
バタコ「それに、私たちは読売さんの下でもう20年くらいお世話になってますので」
ジャム「その恩を仇で返すようなことは…」
中田「わかりました…」
アンパンマン「バタコさん!それでいいんですか!?」
バタコ「アンパンマン!?」
アンパンマン「僕はずっと思ってました。バタコさんはこんなところでずっと埋もれてるべき人じゃないって」
バタコ「そう言ってくれるのはうれしいんだけど…」
ジャム「大人の事情ってのがあるんだよ」
アンパンマン「大人の事情にがんじがらめになったヒーローなんて…」
アンパンマン「そんなもの…僕はいつだって辞められますよ!」
なんでドラなんだ・・・?
もっとほかに・・・あるだろぅ~~~~?
・・・良い・・・球団が・・・
パなら鴎とかセなら虎とかよぉ~~~~~~~
>>11
下柳が投げたパンとかちょっと食いたくない
下柳が投げたパンとかちょっと食いたくない
ジャム「何を言ってるんだアンパンマン!」
バタコ「そうよ、私が中日に入ったら、渡邊さんが怒っちゃうじゃない!」
アンパンマン「それがどうしたんですか」
ジャム「打ち切られるんだよ!」
バタコ「そうよ。最近奥さんが民主から出馬して当選しちゃった某選手は干されて今にも放出されそうじゃない!」
ジャム「そういう…ことなんだよ…」
アンパンマン「なにが読売ですか!渡邊ですか!」
アンパンマン「尻尾ばっか振ってばかりで、何がヒーローだ!」
ジャム「口を慎め!アンパンマン!」
バタコ「そうよ…」
アンパンマン「バタコさん…アイツラは、20年もあなたの力に気づかなかったんですよ?」
新垣「アンパンマン!新しい顔よ!」
バタコ「べつに…いいじゃない、わたしのことなんて!」
バタコ「わたしの…ことなんて…」グスッ
ジャム「とにかく、この話はなしだ!さあ、帰ってくれたまえ!」
中田「え…あの…」
ジャム「さぁさぁ、もう帰った帰った!」
アンパンマン「ジャムおじさんのわからずや!もういやだ、こんなとこ!」サッ
バタコ「どこへ行くの!!アンパンマン!?」
アンパンマン「…クッ…パトロールですよ」バタンッ…
ジャム「…」
バタコ「…アンパンマン…あのまま帰ってこないんじゃ…」
ジャム「…きっと帰ってくるさ…」
バタコ「…でも…」
~~~~~~~~~~~
アンパンマン (くそっ…)
ばいきんまん「あ、あれはアンパンマン!よ~し、日ごろの仕返しをしてやるぞ~!」
ばいきんまん「ハ~ヒフ~ヘホ~!くらえ~!水鉄砲!」
アンパンマン ()サッ
ばいきんまん「避けられた…!」
アンパンマン「あぁ…ばいきんまんか…悪い、いまそういう気分じゃないんだ」
ばいきんまん・・・
アンパンマン「じゃあ、僕は行くから」
ばいきんまん「おい、まてよ!おれさまの相手をしろよ!」
アンパンマン「相手…あの茶番のこと?…もうやめにしないか?」
ばいきんまん「茶番?ちょっと待て…どうしたっていうんだ!」
アンパンマン「お前だってもうウンザリだろ?毎回なにかと理由を見つけて…」
アンパンマン「いたずらをして、制裁を受けるだけの役回りは…!!」
ばいきんまん「…!!」
アンパンマン「別に僕はお前を殴りたくて殴ってるわけじゃないんだ…」
アンパンマン「そりゃ、正義のヒーローなんだし…悪はやっつけなきゃいけないよな?」
ばいきんまん「おい、変だぞお前…何があったんだよ」
アンパンマン「悪をやっつけるか…アンパーンチwwwばーいばーいきーんwww」
アンパンマン「…なんだよ…結局暴力で終わらせてるだけじゃないか…ッ!」
ばいきんまん「暴力って…そんなの何処の連中だって一緒だろ?」
ばいきんまん「戦隊も…ライダーも…ピカチュウだって…」
ばいきんまん「お前は比較的ソフトな方じゃないか…」
アンパンマン「だけど…だけど…僕はこんなやり方望んじゃいない…!」
アンパンマン「おなかをすかせたカバオ君にパンを与えてあげる…」
アンパンマン「ただ、それだけで十分なのに!」
ばいきんまん「…おい、何があったんだよ…それだけでも聞かせてくれよ?」
アンパンマン「実は…ということが…」
ばいきんまん「でも、バタコさんはそれを望んでるわけじゃ…」
アンパンマン「僕、知ってるんだよ…」
ばいきんまん「!?」
アンパンマン「バタコさんが…バタコさんが毎晩…」
アンパンマン「壁に向かって野球のボールを投げ込んでいることを!!」
~~~~~~~~~~
バタコ「はぁ…はぁ…あんなことがあったっていうのに…」
シュッ…パン!
バタコ「投げたい…投げたくてたまらない…!」
シュッ…パンッ!
ジャム (…バタコさん…)
チーズ (アン…)
バタコ「なんで…なんでよりにもよって中日なのよ…!」
シュッ…パーンッ!
~~~~~~~~~~
ばいきんまん「でもな~…ジャムおじさんの言うとおり中日はまずいぜ…」
アンパンマン「読売と中日…同業者で仲が悪い…それは分かってる」
ばいきんまん「バタコさんが中日入ったらアニメも映画も打ち切り」
ばいきんまん「俺たちはおしまいさ」
アンパンマン「そんなことは分かってる…でも…」
アンパンマン「なぁバイキンマン…僕たちってなんなんだろうね?」
ばいきんまん「…」
アンパンマン「夢を見たって叶えられない…やらされてるのは下らないヒーローごっこ」
アンパンマン「いつまでこんなことやらされるんだろう…」
アンパンマン「どのみち、打ち切られるのが運命なのにさ…」
ばいきんまん「でもさ、俺たちはそこんとこ安定してる方だろ」
ばいきんまん「幼児向けのアニメとしての地位はけっこう確かなものじゃないか」
アンパンマン「別にそんなことないよ」
アンパンマン「あのポンキッキだって、気がついたらBSに飛ばされたじゃないか」
ばいきんまん「…でも、ガチャピンは頑張ってるじゃないか」
アンパンマン「そりゃ着ぐるみがスノボしたりブログしたり宇宙行ったり、物珍しさで注目浴びるでしょ」
アンパンマン「だけど僕たちは完全な二次元…二次元世界でそんなことしたっておもしろくもなんともないよ」
ばいきんまん「…」
アンパンマン「ちくしょう…読売が憎い…日テレも…あいつらにアニメ化を託したやなたかも…」
日テレだから読売云々だと言うことに今更気づいた
~~~~~~~~~~~~~~~~
バタコ「…ぜぇ…ぜぇ…」
ジャム「バタコさん…」
バタコ「…ジャムおじさん…これは…!その…」
ジャム「いいんだ、隠さなくても。やりたいんだね、野球」
バタコ「…はい…でも…」
ジャム「アンパンマンの言うとおりさ。私たちはただ大人の事情でヒーローごっこをやらされているだけ」
ジャム「わたしは、ただパンが作りたかっただけなんだ…」
ジャム「おなかがすいている子供が食べて、思わず笑顔になるような…優しいパンを」
ジャム「それが…私が今作っているのは誰かを殴るパンだ」
バタコ「…ジャムおじさん…」
ジャム「…バタコさん…行って来なさい。私も覚悟を決めましたよ」
バタコ「でも…」
ジャム「打ち切りなんてもういいんです。それでもパンは焼けますよ」
ジャム「さぁ行きなさい、バタコさん。君の投球を日本の皆さんに見せてあげなさい」
バタコ「でも、私がいなくなったら誰がアンパンマンの顔を…」
ジャム「打ち切りになったら、あんな野蛮なパン、もう焼く必要ありません」
バタコ「…分かりました!ジャムおじさん、どうもお世話になりました!」
野蛮なパンwww
『中日ドラゴンズ、ドラフト一位指名…バタコ、投手、パン工場』
入団記者会見
落合「ここにいるメンバーは、即戦力として選りすぐったメンバーです」
落合「厳しい世界ですが、各々よく考えて自分の道を切り開くことを期待しています」
バタコ (よし!がんばるわよ!)
>私が今作っているのは誰かを殴るパンだ
クソワロタwwwww
再開します!
春キャンプ@北谷
森「バタコはどうだ?谷繁」
谷繁「速い、あと構えた所にドンピシャできますね」
森「何キロくらい出てるんだ?」
谷繁「俺は人間スピードガンじゃないのではっきりとは分かんないですけど」
谷繁「もう140後半は出てるんじゃないんでしょうか?」
森「おい、まだ1クール目だぞ…!」
シート打撃
バタコ「いきます!」
堂上兄「お願いします!」
堂上兄 (ちっちゃい頃TVで見てたけど…まさか、一緒にプレーするなんて…)
バタコ 「」ビュンッ!
堂上兄 (速い!この時期の球じゃないよ!)
川相「去年、才能の片鱗を見せたお兄ちゃんだけど、見事に手玉に取られてるね」
落合「いや、アイツもまだまだでしょ。ところでお前二軍見てなきゃいけないのに何の用よ?」
川相「ちょっと…同じ境遇に立ったものとして、何か一言…ね?」
バタコ (…ジャムおじさん…みんな…)
2か月前
バタコ「そうですか…」
ジャム「決まってしまったよ…アニメの打ち切り」
バタコ「ごめんなさい…私のわがままのせいで」
ジャム「いいんだよ。前みたいな規模ではやれなくなったけど、パンは焼けるんだし」
バタコ「他のみんなにも…」
ジャム「みんなバタコさんを応援してるよ」
バタコ「…」
再びキャンプ@北谷
バタコ (はぁ…がんばるぞとは意気込んだものの…)
バタコ (本当に打ち切られてしまった今は…みんなに申し訳なくてしかたがないわ…)
バタコ (自分だけ…夢を叶えて…みんなの生活は苦しくなったのに…)
川相「えっと…バタコくんだね?」
バタコ「…あなたは川相二軍監督!?」
川相「あのさ…いいソーミンチャンプル食べさせてくれる店知ってるんだけど、どうかな?」
~~~~~~~~~~
バタコ「…なんです」
川相「そっか…やっぱり辛かったんだね」
バタコ「はい…読売を裏切ったせいで…私…他のみんなを…」
川相「分かるよ。僕も読売とは一度決別した男だからね」
バタコ「川相監督…」
あれは顔がアンパンマンに向かっていってるって説もあるぞ
U字の軌道で飛んでったり風に対抗して浮き続けたりするし
川相「長いことジャイアンツでレギュラーやっててさ、バントの世界記録も作って」
川相「仲間もたくさんいたし…いい現役生活だったよ」
川相「でもね、最後の最後に読売は私に酷い仕打ちをした」
川相「もう引退を決めてね、当時の監督からコーチ就任要請を受けて引退セレモニーまで行った矢先」
川相「その監督が突然解雇された…人事異動とかいうバカげた理由で…フロントとうまくいってなかったのさ」
川相「ほんと酷かったよ…たしかにその年のジャイアンツの成績は酷かったけど…前年には日本一になってたんだよ?」
川相「…そして…私のコーチ就任の話もなくなった」
堀内の事かー!
川相「コーチ就任がなくなった…というよりもね」
川相「酷い理由で現場の人間の首をすげかえる当時のフロント…本当に失望したよ」
バタコ「…」
川相「だから読売とは袂を分かった。そして落合監督に誘われてここに来た」
川相「だけどね…単身赴任で名古屋に来ちゃったもんだから…家族には寂しい思いをさせてるなあ…」
川相「読売を出ていくことになったのは、彼らが悪いんだけど」
川相「家族と離れ離れになったのは…僕の決断でもあるからね」
バタコ「私も…そうです、私の決めたことですから」
川相「でもね、その翌年にドラゴンズが優勝した時にね…来てくれたんだ…子供たちが」
川相「ジャイアンツファンだっていうのにね…ライバルなのに…」
川相「その時思ったんだ、私はこいつらのためにも頑張るしかないんだって。それしかないって」
川相「ジャムおじさんたちが望んでるのは…君が頑張ってくれることじゃないかな」
バタコ「…はい!」
~~~~~~~~~~~~~~~
オープン戦 VS オリックス
バタコ「」ビュンッ
T-岡田 (なんて速さだ…)スカッ!
球審「ストライク!バッターアウト!」
落合「なぁ…森…開幕決めてるか…?」
森「まぁ吉見か…バタコかな?」
落合「今年も吉見でいこうよ」
森「そりゃ実績でいったら吉見だけど…バタコの勢いはスゲーぞ」
落合「でもさ、開幕カード…横浜でしょ?」
森「…『どこが相手でも関係ない。いつもどおりやるだけだ』っていつも言ってないか?」
落合「そうだけどさ…」
バタコ「」ゴクリ
カブレラ「Come on」
カブレラ「」ギロッ
谷繁 (相変わらずの威圧感だな…)
谷繁 (しかし、こういうバケモンに…お前の力を試してやれバタコ!)スッ
バタコ (初球からストレートのサイン!)
バタコ (ビビっちゃだめってことね…いくわ!)ビュッ
カブレラ「」ドカーンッ!
バタコ「!?」
てか普通に巨人がとればすんだ話のような
>>63
それじゃ話にならん
それじゃ話にならん
三塁塁審「…ファール!」
バタコ (よかった…でも、すっごい飛ばされたわ…)
カブレラ「」ニヤリ
バタコ (ここは…外して様子を…えっ!)
谷繁 (内角高め、ストレート)
バタコ (でも…)
谷繁 (アレでビビったのか?打たれることを恐れるな…来い!)
バタコ (そうね…弱気になっちゃダメ…)
バタコ (これ以上失うものなんてないんだから!)ビュゴッ!
カブレラ「!?」スカッ!
カブレラ (ナンチュウハヤサダ…)
谷繁 (久しぶりに痺れたな…ここで、緩急を使って…)
バタコ「」フワッ
カブレラ「」スカッ
主審「ストライク!バッターアウト!」
谷繁 (三球三振…どうだ?)
バタコ (最高ね)
試合後
落合「15奪三振、完封ね…ま、よくできたじゃない」
バタコ「はい!」
落合「4戦目…いこうか、開幕」
落合「…巨人戦ね」
バタコ「…!」
落合「勝てよ」
決め球はストレートか?
先発だと体力持つのかバタコ・・・
巨人戦@東京ドーム、試合前
バタコ (緊張するわね…)
バタコ (でも…やらないとね…)
バタコ (巨人に勝つ…勝つことが…)
バタコ (私を送り出してくれたジャムおじさん、チーズ、食パンまん、カレーパンマン…)
バタコ (みんなへの恩返し!)
>>70
アンパンマン入ってねぇwww
アンパンマン入ってねぇwww
バタコの持ち球は、ストレート、チェンジアップ、フォーク、カーブという設定でやってます
MAXは…夢があったほうがいいよね?
主審「プレイボール!」
『1番、ショート坂本』
坂本 「…」
谷繁 (坂本…若いがインコースを捌くのは天才的…自信持ってるだろうな!)
谷繁 (故に、インコース!度肝抜かせてやれ、バタコ!)
バタコ 「」コクリ
河村「ピッチャー、ルーキーバタコ…ワインドアップから振りかぶり…」
バタコ「…新しい…」
河村「一球目!!!」
バタコ「顔だよッ!!!!」ビュッ!!!
ドゴォオオオオオオン!!!!!
坂本「!?」
主審「…ス…ストライク…」
観客「…」
河村「あまりにすごいミットの音に…球場が静まり返りました…」
谷繁「…主審…ちょっといいですか?」
主審「?」
谷繁「・・・キャッチャー交代」
河村「電光掲示板には…電光掲示板には…!」
谷繁「手…折れた」
河村「ただいまの球速ッ!162km/h!!!!!」
観客「…うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
このボールとれるやついないだろww
バタコをパワプロ風にするとこんな感じか?
バタコ 中日
MAX162km
コントロールA
スタミナC
カーブ2
チェンジアップ3
フォーク2
背番号は?
バタコ「ごめんなさい!」
谷繁「いや、俺もミスった…ちょっと速すぎて…変な感じで捕っちゃったわ」
小田「谷繁さーん!」
谷繁「すまねえな…」
小田「」ブルブル
谷繁「ビビんなよ…ちゃんとお前は捕ってやれよ…いてて…」
小田「…はぁ…」
バタコ「大丈夫ですか…?少しは遠慮…?」
小田「いや、いいよ…(ここでちゃんとやれば、スタメンマスクとれるかも?)」
バタコ「…では、遠慮なく」
小田 (やっぱこぇええええええええ!!!!)
160キロ連発するとスタミナがやばそうだな・・・
プロの捕手でも捕れないって事は、
単純に速いだけじゃなく、ノビが凄いか
岩瀬みたいにナチュラルに変化してるのかな。
主審「ストライクッ!バッターアウト!」
坂本「く…」
主審「バッターアウト!」
松本「…だめかっ…」
原「速い…しかもあのコントロール…」
伊原「とても手がつけられる感じでは…」
原「いや…」
原「彼は…そんなこと考えてないみたいだね」
『3番、サード…小笠原』
小笠原「…」
カッスきたあああああああああああああ
原 (サムライ VS…)
落合 (パン屋…)
バタコ (後ろのラミレスも怖いけど…)
小笠原 (球は見た…速いが…バッティングはタイミングだ)
バタコ (一番巨人で怖いのはこの人…佇まいが違う!)
小田 (…ここも力で押すぞ)
バタコ「」コクリ
バタコ「…顔だよ!」ビュッ!
小笠原「」カキーンッ!
河村「とらえた~!…が切れた、ファール!」
バタコ (…まさか…当てて…しかも飛ばされた!)
小笠原 (速さを意識するあまり…引っ張りすぎたか…)
小田 (あの直球を当てられた…ここは)
バタコ (フォーク…わかったわ!)
小笠原 「」ニヤリ
バタコ (低め…バウンドしてもいい…そういう気持ちで!)
小田 (絶対にそらさないぞ!)
バタコ「」シュッ
バタコ&小田 (嘘だッ!!)
小笠原「」カキーン!
河村「掬い上げて…入りました!小笠原道大、第3号!東京ドームでは今シーズン初です!」
谷繁「相変わらずの変態打法ですね」
落合「ま、ああいうこともあるでしょ」
落合「ま、東京ドームなら一つ二つのホームランは覚悟しなきゃ」
ラミレス「」ブンッ!
球審「」ストライク!バッターアウト!
バタコ「よしっ!」
落合「さ、反撃反撃」
グライシンガー 「」ビュッ!
荒木「」カン!
坂本「」ポンッ!
アウト!
落合「ああ、またポップフライかよ」
落合「てか、ねえ、グライシンガーもなかなかいいじゃないの」
辻「去年は満足に投げれなかったですけどねえ…」
森「今年はクビかかってて余裕ねーから、必死なんだろ」
バタコ「…」
大島「」ブンッ!
主審「ストライク!アウト!チェンジ!」
バタコ「…さあ、集中集中!」
バタコ (小笠原さんをフォアボールで出して)
バタコ (ラミレスのゴロがバントみたいな形になって…ランナー2塁か…)
阿部「…」
バタコ (この人も怖いわね…でも追加点はあげられないわ)
バタコ (ここは、あの球を試す時が来たみたいね…)
バタコ「」フワッ
阿部 (やられた!)ブンッ ストライク!
バタコ (チェンジアップ…やっぱスピードがきてるときほど有効ね)
バタコ (そしてこの後のストレートは…)ビュッ!
阿部「…!」 ストライク!
バタコ (ちょっと目が追い付かないわよね…)
阿部 (…速い…しかし、タイミングは覚えた)
阿部 (さっきのチェンジアップも念頭に入れて…来い!)
バタコ (甘いわ)ビュッ!
阿部 (直球?いや…遅い…?)
阿部 (でも、チェンジアップというには…)スカッ!
バタコ (高速チェンジアップ…これは今後も使えるかもね)
森野「ナイスピッチ!」
バタコ「どうも!」
和田「はやく点返すからな!」
バタコ「お願いします!」
バタコ (ふぅ…いくら抑えても一点リードされているのは変わらない)
バタコ (勝たないと…勝ってジャムおじさんたちに勝利を捧げたい…!)
バタコ (そのためには…今の仲間を信じないと!)
和田「」カキーン!
河村「打球はレフトへとグングン伸びて、入りました2ラン。中日逆転!」
9回裏、2アウト
小田 (二塁、三塁…ピンチじゃん!)
バタコ (はぁ…はぁ…さすがに球威が落ちてきたわね…でも…)
河村「おっと、マウンドに落合監督が行きます!」
バタコ「監督!私…まだ」
落合「普段なら浅尾と岩瀬がスタンバイしてるんだけどさ」
落合「さっき食った牛丼に二人ともあたっちゃったみたいなんだ」
落合「だから、あなたが最後まで投げなさい」
バタコ「…!」
落合「あとさ、俺アニメ打ち切る奴ら嫌いなんだ」
落合「だから、勝ってよ」
バタコ「…はい!」
『3番、サード、小笠原道大』
観客「わぁあああああああああああああああああ!!!!!!!」
落合が妙にリアルっぽい
バタコ「小田さん、手痛くない?」
小田「…痛いけど頑張る」
バタコ「あとひと踏ん張りだから」
小笠原 「…」
バタコ (さぁ、さっきのリベンジね)
バタコ (わたし、いざというときのためにへそくりとっておくタイプなの)
バタコ (初球は、まだ今日一球も投げていない…)スッ
小笠原「…」
バタコ (カーブ) ストライク!
バタコ (そして、カーブとの緩急を利用してストレート)
小笠原 「」ブンッ!
バタコ (と思わせて、チェンジアップ)
主審「ストライク!」
バタコ (あと一球…)
小笠原 (…)
バタコ (全てを…こめて…!)
バタコ 「」ビュンッ!
小笠原「」カンッ ファール!
バタコ (もう一度!)
小笠原 「」カンッ ファール!
バタコ (コースはいいのに…球威が落ちた分?)
バタコ (でも、さすが球界を代表するスラッガー…簡単には終わらせてくれない…)
小笠原「」ニヤッ
バタコ (私を…仕留める気ね…!)
小田 (ここは、フォーク)
バタコ (ダメ!)
小田 (え!?)
バタコ (さっきはそれで打たれたのよ)
バタコ (直球が駄目なら変化球…そういう弱気な心をこの人は打ち砕いてくる!)
小笠原「…」
バタコ (真っ向勝負…逃げずに走り続ける…そう…)
バタコ (ジャムおじさん…みんな…これが…私の…)
バタコ 「新しい…顔だよッ!!!!」シュバッ!
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!
小笠原「」ブンッ!
小田「俺の手…よかった無事だ…」
小田wwwww
主審「アウト!ゲームセット!」
落合 (大きな原動力を手に入れたな、今年は)
谷繁 「まだいてー」
落合 (代償は大きいが)
バタコ (見ててくれたかな…みんな…)
ジャム「バタコさん!!」
バタコ 「ジャムおじさん!…それに…」
ジャム「みんなも…来てくれたよ!」
先発で160キロ投げられて、9回完投とは…
食パンマン「バタコさん、すごいです!」
バタコ「食パンマン…」
カレーパンマン「バタコにしてはやるじゃねえか」
バタコ「カレーパンマンったら!」
メロンパンナ「素敵だったわ!」
バタコ「…ありがとう!」
カバオ「よかったよ~!あ、でも、またバタコさんのパン食べたいな~」
バタコ「作ってあげるわ!」
ばいきんまん「はひふへほ~!」
バタコ「ばいきんまんまで!」
バタコ「みんな…ありがとう…!」
アンパンマン「」プ~ン
職員「おい、なんか生ゴミおちてるぞ」
えっ
えっ
乙、楽しかったぜ
アニメ好きの落合かっけええええ
面白かった、ありがとう
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