1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 19:45:18.92 ID:LLwW0YOi0

弟「テレビのリモコン見ませんでした?」

姉「ワタシはしらないでちゅよ・・・」

弟「・・・それってもしかして、ロリコン?」

姉「・・・ //」

弟「・・・ それよりリモコンです」

姉「こたつの中にまぎれこんでるんじゃないでしょうか?」

弟「なにこたつの中で足モゾモゾさせなからいってるんですか」

姉「こたつの中を確認することを推奨します」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 19:53:20.84 ID:LLwW0YOi0

弟「はいはい」モゾモゾ

弟「案の定、リモコンが太ももでしっかりはさまれてるし」

弟「あのー、リモコンを解放してもらえませんかね」

姉「自らなんの努力もしないで欲しいものを得ることはできないのです。それにみかんを食べているから手は使えないのです」

弟「あのー、しっかり閉じた足を開いてもらえませんか?」

姉「いきなり女にまたを開けなんて弟くんはいろいろだめです」

弟「ああ、完全に姉のシナリオ通りの展開になってる」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 19:59:51.87 ID:LLwW0YOi0

姉「女のまたを開きたいならまずその心を開くことです」

弟「やれやれ、どうすればお姉さんの心は開くのでしょうか」

姉「あら、お姉さん配慮が足りなかったかしら。童貞の弟くんにはむずかしかったですね」

弟「大きなお世話です!」

姉「ワタシの心を開きたければ、出てきてワタシのとなりでこたつに入りなさい」

弟「ぷはー、ボクが今欲しいのはお姉さんの心じゃなくリモコンです!」

姉「まあ、顔が真っ赤。そんなに照れなくてもいいのですよ」

弟「こたつにはいってたから、のぼせてるだけです!」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:10:52.58 ID:LLwW0YOi0

姉「そう、肩をぴったりくっつけて・・・ すこしもたれてもいいですか」

弟「べ、べつにいいですけど・・・」

姉「・・・」

弟「・・・」

姉「・・・」

弟「あのー」

姉「はい?」

弟「・・・ これで心は開くのでしょうか」

姉「ええ、効果覿面です」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:20:45.26 ID:LLwW0YOi0

弟「じゃあ、そろそろリモコン解放ですかね」

姉「そうですね・・・」

弟「・・・」

姉「ワタシのまたがどれくらい開いてきたか確かめてみてはいかがでしょうか」

弟「最初っからそういう計画だったんですね」

姉「さあ、その手をマジカルドキドキ空間こたつの中へ」

弟「どんな異次元なんですか。うちのこたつは」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:26:23.66 ID:LLwW0YOi0

姉「いそいだほうがいいです。マジカルドキドキ空間が消失するとリモコンも次元の彼方へいってしまうかもしれません」

弟「思いつきの『マジカルドキドキ空間』を気にいったんですね」

姉「あとでネタ帳にメモしておきます。そんなことよりはやく手でしてください」

弟「エッチないいまわしはやめてください。も~」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:34:36.28 ID:LLwW0YOi0

姉「弟の手はおそるおそる姉の太股に触れた。
ビクッとする姉。弟は姉の顔色をうかがうが俯いた姉の表情は見えない。
弟の手は外股から内股へと慎重に移動する。
姉の胯は少し開かれていた。指を内股にそって足の付け根側へ這わせる。
姉のせつなげな溜息がもれる。
しかし弟はもうためらわない。
姉のきめ細かい素肌を楽しみながら指を這わせていく。
そして指は行き止まりに到達する。
身をよじる姉。股に力が入り強く指を締め付けたが一瞬のことだった。姉の躯は弛緩したかのように力が入らない。
弟の手と指は拒む力を失った姉を思う存分蹂躙し、たやすくリモコンを奪っていった」

弟「変な実況やめてください!//」

姉「フウ」

弟「フウじゃないでしょ。素肌ってジーパンはいてるじゃないですか。行き止まりってのもリモコンのことですし」

姉「楽しかったですね」

弟「ま、まあ、少しはたのしかったですけど」

姉「フフ」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:46:14.67 ID:LLwW0YOi0

ボクの姉はアルバイトでコンテ書きをやってる。先輩に広告制作会社のひとがいるそうでその紹介だ。
アイデアレベルのCM企画を提出用にキチンと書き直すのだそうだ。
ボクもたまにモデルをやらされる。

弟「で、裸でモデルしてイジられる、なんてネタかと思ったらなぜかふたりで買い物に出かけたでござる。の巻」

姉「タイトルが長過ぎるでござるよ。ニンニン」

弟「ごきげんそうでなによりです」

姉「だって弟くんとデートなんですもの」

弟「お出かけの主旨を忘れないでくださいね。ベレー帽を買うんでしょ?」

姉「そう、創作意欲がわかないのはベレー帽を被ってないせいだと気づいたんです」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 20:53:09.07 ID:LLwW0YOi0

弟「絵を描く人=ベレー帽ってイメージはどっからきてるんでしょうね」

姉「パパ手塚先生じゃないかしら」

弟「フランスの似顔絵師なんかもベレー帽のイメージですよね」

姉「でも、ベレー帽って特別なんですよ」

弟「そうなんですか?」

姉「被る人を選ぶんです。似合う人はスゴく似合うけど、似合わない人はぜんぜん似合わない」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:00:30.79 ID:LLwW0YOi0

弟「それ帽子全般にいえるんじゃないですかね」

姉「もう、そうやって弟くんはすぐ話しの腰を折っちゃうからだめなんです」

弟「さーせん。で、お姉さんにはベレー帽がよく似合うと・・・」

姉「そうなんですよぉ パアア」

弟「こんなにスタイルよくて美人ならなんでも似合うよね。しかし、すれちがう男どもがみんな振り返るってのは、いやはや」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:09:16.38 ID:LLwW0YOi0

姉「弟くんはどんな色のがいいですか?」

弟「やっぱ、黒とか紺とか・・・」

姉「ほんとに弟くんはダメですね」

弟「ダメですか」

姉「制服フェチですか?まぁ、えんじとかもカワイイですけど。あ、えんじって園児じゃないですからね。色のえんじです」

弟「だれもそんな勘違いしてませんよ」

姉「ジー ・・・」

弟「ひとをロリ系制服フェチを見るような目で見ないでください!」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:20:03.67 ID:LLwW0YOi0

姉「もしかして、まさかの軍オタ?とか」

弟「それも違います」

姉「たまに、服はチェックとジーパンなのに、ミリタリー系ベレー帽を被っている人を見ます」

弟「ああ、あれは軍オタを主張しているんでしょうね」

姉「ああいうのを見るとワタシの心はあまりのイタさでシクシクしてしまいます」

弟「でも、完全軍服コーディネートで街を歩かれてもそれはそれでキツイ」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:29:30.23 ID:LLwW0YOi0

姉「とにかく、人の心は不景気になるとモノトーンに走ってしまいます」

弟「アパレル系でよく聞きますね。モノトーンの方が着回しがラクだからなんじゃないですか」

姉「そんな今だからこそワタシはビビッドな色を身につけて社会を元気づけたいんです」

弟「社会ですか、これはまた大きくでました」

姉「世界にビタミンカラーです。内需拡大です。景気対策特殊部隊ピンクベレーを結成し我々は不景気世界打破のために戦うのです。来れ若者よ。来れ勇者よ!」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:34:54.03 ID:LLwW0YOi0

弟「ちょっとお姉さん、そんな大きな声出さないで」

姉「なにがはずかしいんですか?あなたもピンクベレーの隊員なら胸を張りなさい」

弟「ちょ、ボクにもピンクのベレー帽をかぶれと?」

姉「ピンクのベレーに誇りを持て!全体!駆け足!目標、帽子屋さん!」

弟「ヒー」

姉「新兵、遅れるな!」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:44:09.43 ID:LLwW0YOi0

弟「ピンクのベレーよく似合ってます。似合ってます、が、この赤い物体はなんなんですか」

姉「ブーメランパンツですよ」

弟「なぜ、トランクスじゃダメなんですか?なぜ、ブーメランパンツなんですか?創作意欲の問題ですか?」

姉「あなたはカワイイ女の子がトランクスはいてるのとちっちゃなパンツはいてるのどっちがいいですか?」

弟「・・・ちっちゃいパンツ」

姉「でしょう?女の子だって一緒なんです」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:51:11.53 ID:LLwW0YOi0

弟「いや、モデルをするのになぜブーメランパンツ?というはなしで」

姉「なぜなぜなぜなぜなぜ、ああ~、あなたはなぜなぜ星人ですか!少しは自分で考えて精神的に自立してください!」

弟「す、すいません。。。 なぜか謝ってしまった」

姉「じゃぁ、1カット目。おしっこするときのチンコもってるポーズから」

弟「ちょっといろいろまて。これ、CMのコンテ書くためにモデルやってるんですよね?」

姉「そうですよ」

弟「どんなCMですか!チンコもってるポーズなんてCMでありえんでしょう!」

姉「ほんとに弟くんはダメですね~。これは演出なんですよ」

弟「演出?」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 21:59:56.38 ID:LLwW0YOi0

姉「カラダのかたちを事細かに指示するよりも、それに似た別の動きを指示した方が効率がいいのです」

弟「別の動き?」

姉「心に大きな悩みがありその事を考えていて、なんとなくうわのそらで会話している。そんな表情すぐできますか?」

弟「う~、役者じゃないんですから心の動きなんか無理です」

姉「フフ、一例をやってみましょう。こうやってスケッチブックの端から端までゆっくり目線を動かしながらしゃべってるとどうですか?」

弟「おお、うわのそらっぽい」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 22:08:18.82 ID:LLwW0YOi0

姉「というわけで、チンコもってるポーズをどうぞ」

弟「またなんかごまかされてる? これでいいんですか?//」

姉「・・・ フッ」

弟「なんですかその嘲りの溜息笑いは」

姉「弟くんは今、中指と人差し指でチンコをつまみましたね」

弟「あくまでポーズです。まねです。ふりです」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 22:14:12.62 ID:LLwW0YOi0

姉「チンコの大きな人はね、人差し指から小指の4本にチンコをのせるんですよ」

弟「!」

姉「親指はそえるだけ」

弟「な、な、な、」

姉「見栄をはりたいならチンコをつまむんじゃなく、指にのせる習慣をつければいいですよ」

弟「・・・」

姉「ハイ、今日のお絵描きはここまで」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:17:06.79 ID:4XgLZ+GF0

姉「耳かきっこしましょう」

弟「なにかわるいこと考えてません?」

姉「ワタシはいいことしか考えませんよ」

弟「いや、、、もういいです」

姉「じゃあ先にやってあげますね」

弟「耳かきってグルーミングっぽいですよね。気持ちのいいスキンシップで連帯感高めるなんて」

姉「弟くんが望むのならもっと気持ちいいスキンシップも用意しているのですが」

弟「望んでいません」

姉「それは残念です」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:23:58.15 ID:4XgLZ+GF0

弟「なんかお母さんを思い出します」

姉「弟くんはマザコンとシスコンの両刀使いだったのですか」

弟「そうかもしれないです」

姉「まあ、しおらしい」

弟「だってお母さんとお姉さんはそっくりだったじゃないですか」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:29:43.12 ID:4XgLZ+GF0

姉「・・・自分でもそう思います。お母さんが自殺をしたとき最初に見つけたのはワタシでした。首を吊ったお母さんの顔はスゴい形相で美人の面影なんかまったくなかった」

弟「お姉さん・・・」

姉「鏡を見るとお母さんそっくりのワタシがうつる。そしてその中にあの形相も見えてしまう」

弟「・・・」

姉「もう、だいぶ慣れたんですけど、今でもときどき見えちゃうんです」

弟「忘れられるわけないですよね」

姉「でも最近はね、忘れちゃいけないような気もするんですよ」

弟「・・・」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:34:48.17 ID:4XgLZ+GF0

姉「はい、右耳終了。左耳をどうぞ」

ガバッ、ドタドタ、ゴロン

姉「なぜ、その場で寝返らないのですか」

弟「こ、股間側を向くのがハズカシイからです」

姉「弟くんには透視能力でもあるのかしら」

弟「妄想力が無限にあふれる年頃なんです!」

姉「フフ」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:40:30.61 ID:4XgLZ+GF0

弟「・・・」

姉「左耳終了。それじゃ交代です」

弟「あの、お姉さん。いきなり股間側に向いて膝枕ですか?」

姉「ええ、ワタシも妄想力が無限にあふれる年頃ですから」

弟「なんという確信犯」

姉「弟くん、右に傾いてるんですね」

弟「な、な、な、な、」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:45:58.39 ID:4XgLZ+GF0

姉「弟くんも平均的な日本人です」

弟「そ、そうですか」

姉「ムフフ」

弟「こ、こら、股間に顔をうずめるのはやめなさい!」

姉「つまんないですねー」

弟「耳かきは耳を掃除するのが目的です・・・」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:52:50.34 ID:4XgLZ+GF0

姉「・・・ワタシもブラコンとかファザコンとかあるのかしら」

弟「ボクにはわかりかねます」

姉「お父さんに合いたくないですか?」

弟「あんなやつ合いたくないです」

姉「バッサリだぁー」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:59:32.84 ID:4XgLZ+GF0

弟「あいつが別の女つくって別の生活はじめたりしなきゃ、お母さんもあんなことにならなかったかもしれない」

姉「でも、毎月ちゃんとお金振り込んでくれてますよ」

弟「それがあいつの義務ですから」

姉「ワタシがときどき合ってるのもイヤですか?」

弟「お姉さんが合いたいならそれを止める権利ボクにはありません」

姉「数少ない肉親ですよ」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:05:38.00 ID:4XgLZ+GF0

弟「はい、右耳終了」

ガバッ、ドタドタ、ゴロン

弟「なにがなんでも股間側なんですね」

姉「そうです」

弟「・・・ボクにはお姉さんがいますから」

姉「ムフフ」

弟「あー、だから、股間に顔を埋めるのは禁止!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:13:47.33 ID:4XgLZ+GF0

姉「はりきらせていただきます!」

弟「おうっ、ウチでの勉強会にまさかの好反応」

姉「弟くんたら学校の話とか全然してくれないじゃないですか」

弟「そうだっけ」

姉「お友達といっぱい話しして、家の外ではどんな風にすごしてるかとか、へんなムシがついてないかチェックさせていただきます」

弟「勉強会ってこと忘れないでください」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:22:14.18 ID:4XgLZ+GF0

男女「おじゃましまーす」

弟「おお、オレの部屋こっち」

姉「お、弟くんが自分のことオレって言ってる。新鮮です。男らしいです//」

男「あ、はじめまして。男です」

女「女です。今日はお邪魔します」

姉「お勉強がんばってくださいね」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:29:25.65 ID:4XgLZ+GF0

男「反則的にキレイなお姉さんだな、おい」

女「ワタシ父兄参観で見たことあるよ」

男「あー、おまえずっと弟と同じクラスだったもんな」

弟「正直ハズカシイ思い出だ」

男「おっちゃんおばちゃんに混じってあんなきれいなネーチャンが教室にそりゃ目立つわ」

弟「そんだけじゃないんですよ」

女「キメキメコーディネートで来たからね。一番前の席まで香水のニオイが届いたというウワサ」

男「へー」

女「商店街にハリウッドスターがやってきたってくらいに浮いてた」

弟「空気の読めない姉でサーセン」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:34:35.43 ID:4XgLZ+GF0

姉「3時のお茶ですよー。アタマすっきりするようにミントティーいれてきましたー」

女「ありがとうございます」

男「いい香りですねー」

弟「あのさ、さっきからこの問題でひっかかってるんですけ、るんだけどさ」

姉「どれどれ?」


女「なるほどー」

男「才色兼備とはこのことですな」

姉「ま、男君ってオッサン臭いんですね。じゃぁ、勉強がんばってください。おいしい夕食も用意しておきますから」

ガチャコ


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:38:58.50 ID:4XgLZ+GF0

女「お姉さん大学生?」

弟「大学は2年で中退した。今はコンテ書いたりいろいろやってる」

男「姉さん絵を描くのか?」

弟「壁に飾ってあるのそう」

女「美大だったの?」

弟「ううん、薬学系」

男「ウハ理系ktkr」

女「なんかまったく勝ち目がない」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:48:54.53 ID:4XgLZ+GF0

男女「いただきまーす」

姉「いつも二人きりの食卓だからなんだかにぎやかで楽しいです」

男「いつもお姉さんが食事作ってるんですか?」

姉「ううん、家事は弟くんと半々。このお料理の仕込みも弟くんが手伝ってくれてるんですよ」

男「おいおい、そんなスキルもってるヤツがなんでいつも学食なんだよ」

弟「朝は苦手だ」

姉「ワタシも朝苦手なんです」

女「やっと弱点発見」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:54:08.84 ID:4XgLZ+GF0

男「でも、いいですよねー。おれ一人っ子だから」

女「きれいなお姉さんがうらやましい?」

男「いや、さっき食事の支度を姉弟二人で用意してるの見て感動した」

女「どゆこと?」

男「あうんの呼吸というかさ、二人の空気が作り出す癒し空間というかさ」

姉「まるで新婚家庭にいったときにいうようなお世辞ですね」

女「そうよ、御姉弟なのに失礼よ」

男「いや、まじでステキです。あこがれます」

弟「ああ、ボクってば空気なのな・・・」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:01:17.86 ID:4XgLZ+GF0

弟「今日はありがとうございました」

姉「いいお友達ですね。とくに男君」

弟「そうですか?」

姉「空気をほめられたのうれしかったです。弟くんもうれしくなかった?」

弟「べ、べつに。。。 お、女はどうでした?」

姉「あの子は俗物ですね。でも、弟くんのことが好きみたいです。つきあってるんですか?」

弟「そんなんじゃないです。ただ3人でいつもつるんでるだけで」

姉「今夜あの子はオナニーをしますよ」

弟「え?」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:07:33.02 ID:4XgLZ+GF0

姉「今まで知らなかった弟くんの一面を見て、それをオカズにオナニーします」

弟「断言するのですね」

姉「シチュエーションは弟くんのベッド。弟くんが女に覆いかぶさっています」

弟「もしもーし」

姉「女はカラダを開くことを拒みうつぶせに。でも弟くんは覆いかぶさったまま背後から胸を揉もうとします。その手を払いのけようとする女。このとき右手は弟くんの手、左手は女の手と演じ分けています。こんな風にです」

弟「実演はやめて!」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:14:16.00 ID:4XgLZ+GF0

姉「しばらく右手と左手が攻防を繰り返しますが、業を煮やした右手が強引に服の中に押し入りさらにブラの中にまで突入。荒々しく乳房をつかみ揉みしだきます」

「おねがい、乱暴にしないで」
「じゃぁ、優しくすればいいのかな」
弟は右手の力を緩めやさしくいとおしく乳房の弾力を堪能する。
じっくり。やさしく。乳房だけを。。。
いまだにうつぶせのままの女。弟から見える女のうなじは真っ赤だ。弟はそのうなじに下を這わせる。
女の息づかいが徐々に荒くなっていく。
弟は頃合いと見て乳首をつまむ「ンッ ァハァ」女は明らかに喘いでいる。
しかし弟の目は冷徹に俗物女を見下ろすだけだ。


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:20:14.33 ID:4XgLZ+GF0

指で乳首を弄ぶ頃には女の左手は右手同様乳房と乳首を丹念に愛撫していた。
「感じてる。ワタシ感じてる。大好きな弟くんの愛撫でいっぱい感じてるよう」
「じゃあ、もっと気持ちよくなろう」
右手がするりとスカートの中にすべりこんだ。
「!」突然冷静さを取り戻した左手が聖域に侵入しようとする右手をつかむ
「ダメ」「なぜ」「はずかしい」「おっぱいを揉まれるのは恥ずかしくないの?」「はずかしい」「もう充分、女は恥ずかしいんだよ」「でも、そこは違うの」「なにが?」「そこは」「ここは、なに」「そこは、きたない」
弟が表情がサディスティックに歪む。


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:27:45.28 ID:4XgLZ+GF0

強引に下着の下に分け入り堅く閉ざされた両太ももを押しのけ弟の中指はつきすすむ。「ンク」
そこはしとどに濡れていた。中指を充分に濡らし、そのニオイを自分で嗅ぎ、女の鼻先へ。
「これが女のあそこのにおい」「イヤッ」「ずいぶんにおうなw」「ちがうの」「なにが?」「今朝、シャワー浴びれなかったんだもん」「おいおい、大好きなオレに会うのにシャワーを浴びてこなかったのかよ」「ご、ごめんなさい」「じゃあ、おしおきもしょうがないな」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:04:28.55 ID:4XgLZ+GF0

後ろ手に両手をガムテープで縛られ、うつぶせの女。
「おねがいキスして。まだキスもしてないのにこんなのやだよ~」
「おれが俗物ごときにキスなんかするか、くっさいマンコさわってもらえるだけありがたいと思えよ」
女の陰核をリズミカルに正確にときに乱暴に刺激する弟の指。
声を漏らさないようクッションに顔を埋める女。それでも喘ぎを隠しきれない。
「ハァアアウ、カハ、ウウウ、アハァ」
やがて何度かのうねりが頂点に達し「イ、イク 」

姉「フウ」

弟「ちょっとー!」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 04:05:11.09 ID:4XgLZ+GF0

姉「ほんとにイってないですよ。マネだけです。女のオナニーシーンを再現しただけですから。クンクン」

弟「なに指のにおい嗅いでるんですか!」

姉「ほんとにやってたかどうか指のにおいを嗅げばわかると思いますけど、いかが?」

弟「結構です」

姉「あとね、弟くん」

弟「はい?」

姉「きっと女は弟くんのために弁当を作ってきますよ」

弟「そうかなぁ」

姉「間違いないです。だって俗物ですもの」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 11:47:54.36 ID:4XgLZ+GF0

姉「ジャジャーン!」

弟「これはなんですか?」

姉「ポルシェです」

弟「それはわかるんですけど」

姉「ボクスターです」

弟「へぇ、というかなぜここに?」

姉「買ったんですよぉ、決まってるじゃないですか」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 11:55:38.50 ID:4XgLZ+GF0

弟「お、お高いものですよね」

姉「ディーラー関係の人から出てきた中古の出物です。ほんとは911カレラが欲しかったんですけ、どちょっと生意気かもしれないと思って」

弟「はぁ」

姉「やっぱり高い買い物ってテンションあがりますね」

弟「そ、そうですか」

姉「さあ、ドライブに行きましょう!」

弟「どちらまで?」

姉「最終的にたどり着いた場所。それが目的地です!」

弟「あの、いいこと言った風ですけど、なんで助手席に?」

姉「弟くんが運転するからです」

弟「ボク免許を取れる年齢に達してませんけど」

姉「え?」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:01:05.27 ID:4XgLZ+GF0

弟「で、ここまでどうやってもってきたんですか?」

姉「ディーラーの人の運転で」

弟「さてどうしましょう」

姉「ワ、ワタシが運転すればいいだけの話です」

弟「ですよねー」

姉「いざ出発!」

ガンッ!

弟「前進してください!」

姉「了解」

ガリッ!

弟「ごめんよポルシェ」

ガリリッ!

弟「本当に申し訳ない」

ガゴガッ!

弟「世界で一番ボコボコのポルシェだろーなー」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:05:25.67 ID:4XgLZ+GF0

姉「このポルシェに名前をつけてあげましょう」

弟「ペーパードライバーも高速道路で余裕がでましたね」

姉「ボッコちゃんはどうでしょう?」

弟「安易ですねー。でも、人造美人の原点ですからこういう車にあってるかもしれません」

姉「フルボッコ以外に意味があるんですか?」

弟「星新一の名作です。ボッコちゃんて愛されながら人を不幸にしちゃうんです。この子にはちゃんと人を幸せにしてもらいたいです」

姉「それは弟くんのリアクション次第です」

弟「?」

姉「誕生日おめでとう!プレゼントはこのボッコちゃんです!」

弟「・・・ありがとう。このボッコちゃんはボクを幸せにできましたよ」

姉「じゃぁ、二人幸せにできたわけですね」

弟「ちなみにボクの誕生日は一昨日でしたけど」

姉「え~~~~~」

弟「前、前」

問題はボクが免許を取るまでボッコちゃんをどうするかです。


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:13:49.92 ID:4XgLZ+GF0

ボクの姉は化粧をしてるところをボクによくみせてくれます。

姉「どうですか?」

弟「キレイです」

姉「キレイなのはわかってます。どうキレイなのかいってほしいんです」

弟「今日の化粧はちょっとこわいです。目が吊り上がってて」

姉「踏まれたいカンジします?」

弟「いつもフツーに踏まれてるし、踏まれるのイヤですからそんなふうには思いません。そもそもすっぴんでもじゅうぶんキレイじゃないですか」

姉「きれいな女の努めはキレイでありつづけること。プロはさらなり」

コンテ書きはあくまで副業で、ボクの姉の本職は売春婦だったりします。


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:27:11.86 ID:4XgLZ+GF0

姉「じゃぁ、稼いできますね」

弟「いってらっしゃい」カチカチ

いわゆる高級コールガールってやつなんですけど、
姉は自分のことを売春婦って呼ぶほうが好きらしいです。

姉「春をひさぐ、っていう言い回しの方がステキじゃないですか」

父からの仕送りもあるので食っていけないことはないのですが、

姉「普通よりもちょっと上、くらいの生活をしていきましょう」

もっとガツガツ稼ぐこともできるそうなんですがお客さんを選んでほどほどにしてるそうです。
20歳になった時、大学をやめてこの職業をはじめました。


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:35:09.11 ID:4XgLZ+GF0

シゴトを選んでいるのであまりややこしい客に当たることはないのですが、
たまにうちひしがれて帰ってくることがあります。

姉「弟くん、起きてる?」

弟「う、うん?」

姉「一緒に寝てくれる?」

弟「いいですけど」

姉「スー」

弟「・・・」

姉「ごめんなさい。先生ごめんなさい。もう、給食残しませんからゆるしてください」

今日はどんなお客さんだったのでしょうか。
セックスよりもお客さんの業をもって帰ってあげるのがシゴトなのかもしれません。

弟「おはよー。コーヒーはいってますよ」

姉「んあよーです。んじゃベーコンエッグもまかせました」

弟「ん、トースト自分で焼いてねー」

姉「ウィ。しかし今日も股間ははち切れんばかり。どんな夢を見たのですか?」

弟「こ、これは生理現象なんです!」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:46:43.18 ID:4XgLZ+GF0

女「やっぱり弁当のオカズは卵焼きだと思うわけで、卵焼き重点訓練月間なわけさ」

弟「フツーにおいしいぞ」

女「マジで?ほんとに?女ちゃん乙!」

弟「女はさー、セックスしたことある?」

女「!/// な、なにを?」

弟「ん?何となくだから気にしないで」

女「き、気にするって。しょ、しょ、しょ、しょ、正真正銘、しょ、しょ、しょ、しょ、しょ、しょ、しょ、処女です///」

弟「あー、おれも童貞なんだー」

女「?????これは口説き?それとも全然違うなにか?」

弟「やっぱりセックスすると、いろんな見え方変わってくんのかなぁ」

女「なんか、なんだかわかんないけど、弟くんはワタシに失礼なことを言ってる。絶対言ってる。お、弟くんのバカぁー!」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 12:51:39.14 ID:4XgLZ+GF0

男「セックスすると世の中の見え方が変わるかって?答えはノー。何かが変わるはイエス」

弟「何が変わる?」

男「二人の関係が変わる」

弟「あー、セックスってなんなんだよ」

男「そんな初級哲学もどきやってるヒマあんなら、女なぐさめたれ。なんか掃除ロッカーの中で号泣してたぞ」

弟「・・・ああ」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:01:14.58 ID:4XgLZ+GF0

弟「このあいだはごめんね」

女「う、あやまられても傷つくのはなぜかしら」

弟「でも、あの卵焼きはほんとにおいしかったよ」

女「そ、そうっ? こんな一言で復活する自分がかなしい」

弟「卵料理がうまい人ってどんな料理も上手にできるって。お姉さんがいってた」

女「そ、そう?・・・ 私のHPがめまぐるしく増減しているのがわかる」

弟「でさ、なんで映画より水族館の方が良かったの」

女「映画あんまりしゃべれないじゃん」

弟「あー」

女「弟くん、学校であんまりしゃべらないじゃん。ニコニコしてるだけで。ずっと同じクラスなのに全然しゃべってないじゃん!いつもいっぱいいっぱいしゃべりたいことあるのにしゃべってくれないじゃん!」


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:10:45.17 ID:4XgLZ+GF0

女「鮫料理に挑戦してみました! テヘッ あたしってばすがすがすしいほどタフ」

弟「え?このフライって鮫なの?」

女「うん。でもジンベイザメじゃないけど。。。どう?」

弟「おいしいよ。すごくおいしい。鮫なんて思えない」

女「ヤターッ アタシgj!」

弟「女、こっちきて」

女「?」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:19:42.55 ID:4XgLZ+GF0

弟「・・・」

女「・・・」

弟「・・・」

女「・・・//」

チュ

女「あ?え?な?わ?////」

弟「お弁当いつもありがと。好きだよ//」

ダッシュー!

女「ウヒャー! 弟くんとキスしちゃった!されちゃったー!好きだっていわれちゃったー!キャーキャー!」

女「でも、ファーストキスの味は、鮫のフライの味だった~ ドヨーン」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:25:32.69 ID:4XgLZ+GF0

姉「え?俗物?」

弟「お姉さん、前に女のことをそういったじゃないですか」

姉「あらそんなことを気にしていたのですか?」

弟「そういうわけじゃ・・・」

姉「フフ 人間なんてだれでも薄皮剥いだらただの肉のかたまりですよ」

弟「でも、男はそうじゃないって」

姉「弟くんと女ちゃんは異性同士。異性の密接な関係にはセックスがつきまといます」

弟「はぁ・・・」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:32:33.76 ID:4XgLZ+GF0

姉「でも、セックスという行為は愛そのものじゃない。そういうことです」

弟「はぁ・・・ またボクはごまかされてるんではないだろか」

姉「で、ヤったのですか?感想は?今どんな気持ち?」

弟「いいこといった風のあとにいきなりそれですか!やってません!やってません!」

姉「そんなに慌てちゃって、やっぱりよっぽどやりたいんですね。お姉さん、弟くんの成長がうれしくもあり悲しくもありです ウル」

弟「お姉さん・・・」

姉「やったら速攻教えてくださいね」

弟「お姉さん!」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:35:12.64 ID:4XgLZ+GF0

姉「では、お姉さんの初級セックス講座をはじまます」

弟「ちょっと待ってろって、教師コスプレやってたんですね」

姉「お姉さんはプロですよ。あらゆるシチュに対応できるようコスチュームを取り揃えています」

弟「それってプレイってやつじゃないんですか」

姉「結論から言うと童貞x処女の場合、あたってくだけろ。です」

弟「えーっ!」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 13:41:55.01 ID:4XgLZ+GF0

姉「スルッといってしまう場合もあれば、チャレンジ10回目でやっと貫通したというカップルもあります」

弟「講座になってない!」

姉「とりあえず、愛の行為なんていう幻想は捨ててください」

弟「みもふたもない!」

姉「最初の頃のはセックスなんて呼べません、ただの作業です。おたがいが気持ちよくなってきてからが本当のセックスです」

弟「だからぁ」

姉「だから、童貞x処女の場合、時間をかけて二人のセックスを作り上げていく、という意識を共有しましょう」

弟「はぁ」

姉「次のステップに進んだら、お姉さんが手取り足取りいろんなこと教えてあげちゃいますよ。今から楽しみです」

弟「それは3Pというやつでは?」

姉「まあ、弟くん耳年増なのですね。実技はともあれ、筆記はそこそこの点が取れるかもしれません」

弟「試験があるんですか!」


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 14:07:38.93 ID:4XgLZ+GF0

姉「で、やりました?」

弟「いえ、なかなか機会がなくて」

姉「じれったいですねぇ。女にもその気はあるんでしょ?」

弟「たぶん・・・ でも場所が」

姉「ラブホでいいじゃないですか。お金がないんなら貸しますよ」

弟「はじめてでラブホってなんか不純じゃないですかね」

姉「不純な行為を使用としているくせに何をいってるんですか。だいたい高校生の一人暮らしなんて希少種なんですよ。当たり前のように一人暮らし高校生がいるのはマンガやアニメの世界だけです」

弟「ごもっともです。・・・ で、どうでしょうか チラ」

姉「ぜったいだめです!」

弟「まだなにもいってません」

姉「この家でセックスするなんて許しません!ここはお姉さんと弟くんだけの愛の聖域です!」

弟「ですよねー」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 14:16:04.88 ID:4XgLZ+GF0

姉「だから、ここでエッチしていいのはお姉さんと弟くんだけなんです」

弟「スカート脱がないでください!」

姉「お姉さんにも少しはかまってほしいんです」

弟「セーター脱がないでください!」

姉「ほんとは女への嫉妬で狂いそうなのよワタシ」

弟「人の乳首、指でいじいじしないでください!」

姉「も~、弟くんはケチンボですね。妥協して膝枕で我慢してあげます」

弟「それは妥協というんでしょうか」

姉「ンフフ」

弟「つか、また股間側向き膝枕なんですね!」

姉「スー」

弟「・・・」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 14:46:05.92 ID:4XgLZ+GF0

弟「で、わたくし弟17歳。晴れて男になりました!」

姉「まぁ、お赤飯炊かなくちゃ」

弟「こういう時もお赤飯なんですか」

姉「で、どうでした?感想は?気持ちよかった?」

弟「いや、まぁ、なんといいましょうか」

姉「待って、最初から聞きたいです。まず、どこで?」

弟「結局、ラブホに行きました」

姉「どんな部屋にしました?」

弟「お風呂の大きい部屋。女がそこがいいっていったから」

姉「若いカップルが部屋を選んでる姿って微笑ましくって好きです」

弟「そうですか?スッゲーはずかしかったですが」

姉「それに大きいお風呂も大正解です。おたがいの裸に慣れることができますからね」

弟「ああ、たしかにそうかも、けっこうお風呂でガキっぽくいちゃいちゃしてました」

姉「それでそれで?」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 15:00:46.50 ID:4XgLZ+GF0

弟「ベッドでいっぱいキスしました」

姉「フンフン」

弟「なに横になってるんですか」

姉「ちょっと楽な体制に。。。 それでそれで?おっぱい揉んだ?」

弟「//・・・はい」

姉「どうだった?どうだった?女ちゃんのおっぱいどうだった?」

弟「//なんか真っ白でやわらかくってあったかくて、そんなに黒くないボクの手が黒く見えてとても嫌らしいものに見えました」

姉「うんうん。あるある」

弟「なにセーターの中に手を突っ込んでるんですか」

姉「ちょっと下パイが痒かったから掻いてるだけです。それでそれで?乳首なめた?」


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 15:15:04.41 ID:4XgLZ+GF0

弟「//首とかうなじとか女の体中にキスして。。。そんで、そんで、乳首にもキスしましたっ」

姉「お~」

弟「お姉さん乳首いじってませんか?」

姉「ちょっと乳首が痒かったから掻いてるだけです。それでそれで?女ちゃんは?」

弟「//声とかなかったけど、すごくドキドキしてるのがわかって、なんかかわいくってかわいくってギュッてしまいました」

姉「いいよいいよー。で、下半身へ?」

弟「なにベルトゆるめてるんですか」

姉「ちょっと苦しかっただけ。それでそれで?ちゃんと愛撫した?」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 15:25:54.20 ID:4XgLZ+GF0

男「//なにがなにやらどこがどこやらわかんなくて毛が生えてるところにはなにもなくて、その下も手探りじゃどんな構造かわけわからなくて、キスしながら全体をやさしくさすりました」

姉「わかるわかる。それでそれで?」

男「なにジッパー下げてるんですか」

姉「ベルト外しただけじゃまだ窮屈だっただけ。それでそれで?クリトリスわかった?」

男「//ずっとさわってたら構造がわかってきて、濡れてるとこあって、あーここかって思ってそこで指湿らせてその上側あたりを指先で触りました」

姉「うんうん。それでそれで?」

男「なにジーパンの中に手を入れてるんですか」

姉「股関節にちょっと違和感があって。それでそれで?女ちゃんの反応は?」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 15:31:21.27 ID:4XgLZ+GF0

男「//息づかいが荒くなったような気もしたけど、感じてたかどうかはわかんないっす。それで自信がなかったんでクリトリスあたり触って、ここ?って聞いたら、うん、ってか細い声で応えてくれて、もうかわいくってかわいくって」

姉「うんうん。いい、いい。それでそれで?」

弟「お姉さん、パンツの中に指つっこんでません?」

姉「股関節の違和感がなかなかとれないの。それでそれで?挿入は?」

弟「//その前にボクのを女に握ってもらいました。んで、入れるよ、って、そしたら、うん、って、場所を確認しながら先っぽをあてがってゆっくりいれたんですけど、すぐに女が痛がっちゃって」

姉「わかるわかる。それでそれで?」

弟「お姉さん息荒くないですか?」

姉「ワタシのことはいいから、早く続きを ハァハァ」


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 15:38:22.32 ID:4XgLZ+GF0

弟「//ちょっと進んでは休んでキス、ちょっと進んでは休んでキス、って全部はいるのにすごく時間がかかって、彼女泣いてて、痛いのボクのために我慢してくれてるんだと思うと、かわいくて、かわいくて、いれたままいっぱいキスしました」

姉「ハァハァ で、弟くんは腰を激しく?」

弟「//しませんでした。女がスゴく痛そうだったから動くのがかわいそうでずっとそのまま抱き合ってました。
そしたら、男の子って出さなきゃつらいんでしょ?って心配してくれて、少し動いたら、やっぱりスゴく痛そうで、女がいっぱい我慢してくれたからボクも我慢しなきゃって、昨夜はそこまでですっ!」

姉「フウ  まぁ、童貞x処女なら良しとすべきでしょう」

弟「洗いざらい喋ってしまった」

姉「じゃぁ、次はお姉さんがオトナのセックスを教えてあげる」

弟「ええー!」

姉「といいたいところですけど、女ちゃんに電話でもしてあげなさい。フォローも大事よ」

弟「はい」

姉「ずっと長い時間いっしょにいて離れちゃうと暖かい毛布を剥がされたような寂しさにおそわれちゃうものよ。それに高校生の女の子が外泊の許可とったりするのは結構エネルギーがいるものです。ちゃんとそういう苦労もねぎらってあげてくださいね」

弟「はいっ!」

姉「さぁ、今日はどんなごちそうにしましょうか ニコニコ」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 16:39:43.54 ID:eprXY3RTO

>>1さん
すごくおもしろいです
何度もきてしまってます(´・ω・)これは実話ですか?小説ですか?


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 17:04:33.69 ID:4XgLZ+GF0

>>95 主に岡崎京子のパクリです


弟「なんか唇が腫れてるカンジ」

女「いっぱいキスしたよねー フフフ」

弟「一生分しちゃったかな フフフ」

女「もうしてくれないってことかな クスクス」

弟「一生分じゃ足りなかった。もっとしたい フフ」

女「なんかねー、弟くんのねー弟くんがねー。まだ中にあるカンジする」

弟「あれ?はずれて置いてきちゃったかな フフ」

女「クスクス あとねー。男の子のカラダって大きいんだなーって思ったよ」

弟「ウン ボクも女ちっちゃいんだなーって思った」

女「フフフ」

弟「フフフ」


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 17:10:09.82 ID:4XgLZ+GF0

女「やっぱりねーこわかったけどねー弟くんに抱いてもらってよかったと思ってる」

弟「ウン ボクも女のやさしさとかかわいさいっぱいわかった」

女「フフフ ン~弟くん好きっ!」

弟「ボクも女のこともっと好きになったかも」

女「かも? クスクス」

弟「もっと好きになりました フフフ」


姉「あーっ、もう!いつまで電話でしゃべってるんですか!ごはんがさめちゃいますよ! プンプン」


弟「あ、ウチそろそろごはん」

女「うん、また明日」

弟「うん、学校で・・・」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 17:25:48.86 ID:4XgLZ+GF0

姉「まったくだらしなくにやけちゃって見てられなかったですわ プンプン」

弟「お姉さんが電話しろっていったんじゃないですか」

姉「このうちではワタシと弟くんしかイチャイチャしちゃいけないんです!」

弟「電話もダメなんですか?」

姉「ふぅ、このうちを外界から遮断された空間にしたいんですけど無理なのかしら」

弟「お姉さんやたら空間とか聖域とかにこだわりますよね」

姉「あなたがいてワタシがいて、ワタシたち二人で作り上げてきた完璧な幸せ空間なんです。調和を乱すようなことは許しません」

弟「でも、お姉さんとボクがいればどこでも二人の幸せ空間になるんじゃないですか?」

姉「時間も必要なんです。二人が生活を営んできた時間がここを完璧なものにしたんです。この城を守るためならオマンコ商売もぜんぜんヘーキです」

弟「・・・」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 17:33:30.23 ID:4XgLZ+GF0

姉「ただいま」

弟「おかえりなさ、うわ、その顔どうしたの?」

姉「とりあえず濡れタイルを用意してください」

弟「う、うん」

姉「あいたた、ヘルプで入ったシゴトの客がバイオレンスなやつだったです」

弟「すごい腫れてるよ」

姉「普段はそういう客は取らないんだけど、客のことよく確認せずにイレギュラーのシゴトをウケちまった。です」

弟「腕にも青あざが」

姉「殴られて、マジ切れして殴り返してやったら、客がプレイと勘違いしてますます燃えやがった。です。こんちくしょー。です」


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 17:39:07.00 ID:4XgLZ+GF0

弟「ちょっと脱いで。うわ、太ももも」

姉「でも、某グローバル企業の役員で事務所からもクレーム入れてもらったから、ギャラはガッポリです。ざまぁ、あのゴリラ野郎!です」

弟「お姉さん落ち着いて、横になって、ココアいれるね」

姉「ダメ。離れないで。そばにいて。ギュッてして。なぐさめて」

弟「・・・ よしよし」

姉「シクシク 恐かったです。痛かったです。痛いです。悲しいです シクシク」

弟「よしよし」

姉「明日は元気になります。元気になりますので」

弟「よしよし」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 18:01:10.92 ID:4XgLZ+GF0

お姉さんは美人で勉強もよくできて、でも誰からも好かれる自慢のお姉さんでした。

お姉さんは全ての幸せの中心にいるんだと思いました。

だからいつもお姉さんのそばにいるボクも不幸になることなんてないと信じきっていました。

お父さんが僕たちをおいて家を出て行ったとき、ボクとお姉さんは一緒に抱き合って泣きました。

ボクは泣いてたらお父さんが帰ってきてくれると思ってました。

でもどんなに泣いてもお父さんは帰ってきませんでした。

お母さんの顔からは表情がなくなりました。

お姉さんはお父さんが出て行ってしまったのはお母さんのせいだとお母さんを責めました。

ボクはお母さんとお姉さんとケンカしているのを見るのがつらくて悲しくて泣きました。

お母さんが自殺したとき、お姉さんはいつも吐いていました。何を見ても、何を聞いても、何を感じても、黄色い胃液を吐きました。

ボクはもう泣くこともできずにただお姉さんの手をしっかり握っていました。

お姉さんはいいました「そう、しっかり握りあっていましょう。そうしてなかったから Peace の Piece がどんどん逃げていっちゃうんだわ」

ボクには意味がよく分かりませんでした。でも、おねえさんが泣きながらちょっと笑顔になったのできっとそのとおりなんだと思いました。


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 19:27:10.00 ID:4XgLZ+GF0

姉「さて、この顔じゃオマンコ商売も無理だし、この不景気にはCMコンテ発注もないし、けどお金はガッポリ入ったので気晴らしにお買い物でもしましょう」

弟「きっと、ボクもつきあうんでしょうね」

姉「なにか不満があるのですか?」

弟「いえ、一応高校生ですので欠席の届けとかを」

姉「40秒で支度しな!です」


弟「お姉ちゃんが怪我してさ、病院とか付き添いで、さ」

女「ブー、つまんなーい、今日の鳥そぼろ弁当、自信作なのにぃ」

弟「そういうなよ、好きだぞ女」

女「もう、バカ お大事にね」


姉「さて、とりえずブラブラしましょう」

弟「目的無しですか」

姉「あらかじめ欲しいものがあってそれを買った時より、ブラブラしてる時にラブリーなものを発見して衝動買いをした時の方が快楽物質のたくさん分泌するように思うんです。とりあえずあそこへいってみましょう」


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 19:47:49.71 ID:4XgLZ+GF0

弟「マックスマーラって何屋さんですか?」

姉「まぁ、かわいいジャケット」

弟「そうなんですかね?ボクのスケールでは計り知れない世界に突入しているようです」

姉「このジャケットを中心に2ポーズコーディネートしてくださらない」

店員「かしこまりました」

弟「こんな服の買い方ってアリ?」

姉「こまごまアイテムを買い集めるより、このほうがラクチンでしょ?」

弟「ラクチンかもしれませんが、コストが・・・」

店員「サインをお願いします」

弟「なんじゃこの金額は?これ何回ラブホテルいける?」

姉「弟くんの価値基準が女ちゃんとのセックスの回数ということがよくわかりました」

弟「否定できない」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 19:58:48.13 ID:4XgLZ+GF0

姉「じゃ、次は弟くんの服を買いにいきましょう」

弟「なんか、わかってきました映画の『PrettyGirl』を自演でやってるカンジじゃないですか」

姉「弟くん、コムデギャルソンなんかどうですか?」

弟「正直、ユニクロと無印しかわかりませんっ!」

店員「最近はトラディショナルなものが多いのでどれも着やすいかと」

弟「ごめんなさい!ボク、そんな高い服いらないです!」

姉「もう、弟くんったらノリがわるいですねー」

弟「こんなのより、お姉さんと部屋でウダウダしたり、一緒に料理作ってる方が1000万倍たのしいです!」

姉「// 弟くん・・・」


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 20:18:26.68 ID:4XgLZ+GF0

姉「この銀だらはなかなかものですよ、弟くん」

弟「この銀だらはなかなかのものですな、お姉さん」

姉「この特上素材をどうしてくれよう」

弟「この特上素材をどうして食ってくれよう」

姉「素材を活かしてシンプルに照り焼きでどうかね、弟くん」

弟「素材を活かしてシンプルな照り焼きとはお目が高いぜ、お姉さん」

姉「では、ワタシこの銀だらを受け持とう、汁ものはまかせたぞ、弟くん」

弟「汁ものはボクが受け持とう、銀だらはまかせた、お姉さん」

姉「散!」

弟「は!」


112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 20:27:12.47 ID:4XgLZ+GF0

弟「ウシシシシ、おいしすぎこの銀だら。お姉さんの手にかかればかくも美味なるものに」

姉「我らの手にかかってこれほどおいしく食べられるのであればこの銀だらも本望であろう、ウシシシシ」

弟「ウシシシ、ウマー」

姉「ウシシシ、たまらん」


姉弟「ごちそうさまでした!」

ゴロン

姉「しゃーわせですー」

弟「洗い物明日でもいーかー」

姉「やっぱりワタシの幸せは弟くんの存在の上に成り立っていると実感しました」

弟「うん、ボクの幸せもお姉さん無しではありえないと実感しました」

姉「腕枕所望」

弟「御意」


そして二人は天井をみつめる。そこに本当に見つめあうべき相手がいないから。見つめあう必要がないから。

二人が見つめるのは天井の先のずっと先、ほんとうにあるのかどうかわからないある一つの星。


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 20:44:22.24 ID:4XgLZ+GF0

女「なんか気持ちよくなってきたかも フフ」

弟「ゾクッ」


弟「最近女が粘着系なんですけど」

姉「それって男冥利に尽きるんじゃないですか?」

弟「なんか重荷なカンジ」

姉「恋愛って相手のいろんなことを背負い込むことじゃないのかしら?」

弟「重いっす」

姉「ワタシ仕事柄セックスのことはいっぱい知ってるけど恋愛のことはよくわからないのです。相談相手になれなくてごめんなさい」

弟「う~」


115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 20:50:09.49 ID:4XgLZ+GF0

姉「キスしようか」

弟「え?」

姉「・・・」

弟「・・・」

姉「どう?チンコたった?」

弟「な、なんという、い、一線をたやすく、お、弟、あ、姉・・・」

姉「きっと女ちゃん弟くんがひいてることに気づいてるわよ。絶対傷ついてるわ、電話してあげなさい」

弟「は、はい」


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 21:04:35.05 ID:4XgLZ+GF0

姉「どうです?」

弟「いきなり全裸を晒しながら、どうです?と尋ねられて健全な高校生男子はどう答えればいいのでせう」

姉「傷跡ですよ。すっかりよくなったでしょ?」

弟「たしかに、顔も腕も足もすっかりよくなりましたね。 このきれいな裸のために何十万もの金を払うオッサンがいるのですから、無造作に見ることができるボクはすごく幸せ者なのでしょう」

姉「貯金も大分減ったので、今日からバリバリ働きますよ。全快!全開!オマンコ商売!」

弟「大声で言うのはやめてください」

姉「ちょっくらアポとってきますね」

弟「お姉さんはたくさん携帯電話をもっていて、それぞれ顧客専用みたいです」

姉「さっそく出かけてきます。休業はじらしプレイだったのか、もうがまんできない、今すぐ、っていわれちゃいました。オフィスで一発いってきます!」

弟「いってらっしゃーい テンション高いなー」

トルルルル「女」

弟「今?家 え? ・・・ うん、来てもいいよ」


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 21:46:44.17 ID:4XgLZ+GF0

姉弟「いっただっきまーす!」

弟「本日はプレノワール鶏と野菜のスープパスタでございます」

姉「冬のナポリの定番ですね。さて・・・」

弟「いかがでしょうか?」

姉「buono!」

弟「Grazie マドモアゼルご所望のFeudi di San Gregorio Dubl Greco di Tufo Metodo Classicoもご用意できました。ごゆるりとご堪能あれ」

姉「あーん、もう、弟くんスキスキスキスキ!」

弟「GrazieGrazieGrazieGrazie!」

姉「ほんとにワタシの弟が弟くんでよかったと思う」

弟「ボクもお姉さんがお姉さんがほんとに良かった」

姉「キスして」

弟「ダメです!」

姉「こないだしたじゃないですか!」

弟「あれは、あんオフィシャルです。無効です。ノーカウントです。意義ありです」

姉「ブーブー」


121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 21:59:25.14 ID:4XgLZ+GF0

弟「食事を楽しみましょう」

姉「そうですね」

弟「ところで今日お客さんとオフィスでどんなことしたんですか?」

姉「!」

弟「?」

姉「弟くんがワタシのシゴトのことに興味持つなんてはじめてですね」

弟「そ、それは、そうかもしれません」

姉「一皮むけるといろいろかわるんですかね」

弟「すいません、いいたくなかったらいいです。ごめんなさい」

姉「ううん。べつに隠してたわけじゃないですから、弟くんが聞きたくもないだろうなって思ってただけですから。大人の階段をワンステップ上った弟くんが興味津々なのはしょうがないです」

弟「どうもすいません。。。 で?」

姉「いやさ、今日の役員クラスは屈折しててさ。ワタシは男役なのさ」

弟「なんと?」

姉「ワタシはさぁ、髪を後ろでひっつめてスーツ来てネクタイして黒ぶち眼鏡かけてスタンバイ」

弟「男装?」


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 22:10:34.64 ID:4XgLZ+GF0

姉「そう、しばらくしたらオッサンに呼び出されてさぁ、書類がどうとか、業績がどうとか、めっちゃ怒られんの」

弟「そこに性は?」

姉「で、頃合い見て逆切れして、この頃合いが難しいんだけれどもね、ワタシのスーツの下はボンデージ着込んでるんだけど、スーツ脱いで髪の毛といてS嬢に変身して、蹴りまくってやって、社印をケツのアナにぶちこんでやるとヒィヒィ喜ぶわけ。以上」

弟「( ゚Д゚)ポカーン」

姉「おもしろかった?」

弟「ぶっとびすぎててて参考にならん」

姉「それが大人の世界というものよ」


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 22:41:15.58 ID:4XgLZ+GF0

「いいのかな?ここでこんなことして」

弟「したくない?」

女「・・・したい//」

弟「いろいろわかってきた女のカラダのこと」

女「ウン ワタシもいろいろわかってきた」

弟「わき感じるよね」

女「ヤダアン あんまりなめないでハズカシイよ//」

弟「そしてココ ジュル」

女「あたりまえじゃない!えっち// ね、 ワタシもなめていい?」

弟「うん、いっぱいなめて」

女「// すごいドキドキしてるね グポ」

弟「ンン!」


125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 22:48:21.09 ID:4XgLZ+GF0

女「// ゲポ どうしたら弟くんもっと気持ちよくなれるの」

弟「わかんない。おいで、キスしよう」

女「もういいの?」

弟「女のこと大好きだからゆっくりでいいさ」

女「ありがとう// いれて、弟くんの」

弟「うん」

女「わかる。わかるの。弟くんが少しずつアタシの中に入ってくるのが」

弟「ボクもわかるよ。女が女のあそこがボクを受け入れてくれることが」


姉「ちょっとあんたらー!ここでなにしてんのぉ!」


126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 22:52:13.71 ID:4XgLZ+GF0

姉「弟の部屋ならまだしも共有スペースのリビングでセックスとはなんたること!」

弟女「すいません」

弟「せめて、女に服着せてやって」

姉「そんなのが男の優しさと思ってんじゃないわよ!」

弟「カチーン! ここはお姉さんだけじゃなくてボクの空間でもある!ぼくがやりたいことをやって何が悪い!」

姉「ワタシがこの空間の調和を守るためにどんだけ苦労してると思ってるの!」

弟「だれも娼婦までやって守ってくれなんて言ってない!勝手に自分で苦労背負い込んで悲劇のヒロインやってんじゃねーよ!」

姉「グ・ウ・ウワーン!弟くんがかわいくなーい!」

女「弟くん・・・」

弟「ごめんな、またレンラクする。さすがに今日のお姉さんやばい」

女「うん、ごめんね」

弟「女はあやまらなくていい、もっかいキス」

女「ン」

弟「んじゃあ」


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 23:26:04.01 ID:4XgLZ+GF0

弟「お姉さん。ちゃんと話したいんですけど」

姉「・・・」

弟「女をさー、幸せ空間造りの仲間にするっていう考え方はできないもんなのでしょうか」

姉「・・・」

弟「Peace の Piece ってさ、今あるものを守るだけじゃなくて、増やしていくっていう考え方はできないんでしょうか」

姉「・・・」

弟「ボク、女が好きです。青臭いかもしれないけど大好きです。ボクにとって間違いなく女もPeace の Piece なんです」

姉「・・・」

弟「ボクははじめて自力で手に入れたこのカケラを大事にしたい。失いたくない。でも、お姉さんやこの部屋との関係はボクの心臓に直結している。捨て去るなんてあり得ない」

姉「・・・」

弟「そう、ぼくは何も失いたくない。全部を手に入れたい。でもそれはお金や地位なんてものじゃなく、仲のいい家族や、暖かい団らんや、笑顔で語り合える家族なんていう、普通ならみんなが当たりまえに持ってるはずのものなんです。人によってはこれがデフォなんですよ!」

姉「・・・」


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 00:18:27.83 ID:QzSahf9w0

姉「・・・ ワタシは売春婦よ。たくさんの男達を見てきた。たくさんの悲しい男達を。だからよくわかる。
幸せのかたちなんて人それぞれ、弟くんが目指す幸せは隣人の模倣にすぎない、自分だけの幸せを模索しないとダメ。
弟くんはありもしないデフォルトを盲信してるようだけど、それは危険な信仰。きっとあなたは女ちゃんといつか分かれる。一般的な美談の主人公になることが幸せではないわ」


134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 00:57:27.82 ID:QzSahf9w0

姉は外食ばかりするようになった。

オマンコ仕事もやりまくってるみたいだ。

最近、食卓はいつもひとり。

ときどき女が手作りのおかずを差し入れてくれた。

最近、姉いうところの聖域の輝きはどんどんすり切れていってる。

まるでヴィアンの「うたかたの日々」のようだ。

その原因はボクにあることはわかってる。

そんなある深夜、姉が泥酔して帰ってきた。

弟「酒弱いくせにどうしちゃったんですか」

姉「パーティーにさそわれちゃってね。コンパニオン的な。パーティー系やべー。みんなラリってやんの。です」

弟「とりあえず、水どうぞ」

姉「ホットミルクが飲みたいキブンかも。。。 ウプ ロレロレー」

弟「お姉さん!もー」


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 01:03:05.43 ID:QzSahf9w0

姉「きたないよ、なんで手でゲロかたづけてんのよ、ゲロきたないよ」

弟「うん、きたないなー」

姉「弟のアホ!アホ!アホ!アホー」

弟「はいはい」

ピンポーン!

ありえない深夜に呼び鈴が鳴った。

誰か「よう、○○、パーティーいち抜けってずるいじゃん」

そいつは聞いたこともない名前で姉をよんだ。

姉「おまえ!」

誰か「タクシーのあとつけちゃった。○○ちゃん、2次会いっぱい楽しもうや」

姉「その名前で呼ぶな!入ってくんな!こっちくんな!この家から出てけ!」

誰か「ありゃー、もう入っちゃったし。なんだ?ビンボくせーなー。ミッドタウン戻ろうぜ。こいつ弟?連れてってやろうか」

姉「おまえコロス!」

お姉さんはキッチンの包丁を取り出し、腰に構えて一直線に“誰か”に突進した。


137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 01:09:06.87 ID:QzSahf9w0

弟「だめだ、お姉さん」

真っ赤だ。

姉「弟!」

誰か「おいおい、たのむぜ」

真っ暗だ。


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 01:33:29.14 ID:QzSahf9w0

病院の一日は長い。

女「ハグしちゃダメなんだよね」

やさしいキス。サンキュー女。弁当ウメー。

なんか包丁はギリギリ肺まで届かなかったらしい。

お姉さんが素面じゃなくて命拾いしたぜい。

肝心のお姉さんはあんまり見舞いにきてくれなかったけど。


143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 01:40:13.63 ID:QzSahf9w0

退院の日。お姉さんはニコニコだった。

姉「いい機会だと思ったの。ビックリしないでね」

弟「はい?」

タクシーは家とは全然違う方向に向かっていた。

ついたのは立派なマンションだった。

姉「弟くんの入院中に引っ越しちゃった。テヘ」

弟「アハ?」

まぁ、もっともな話だ。ある意味、特定されたわけだしな。

姉「今日からここがワタシと弟くんの愛の巣で~す」

弟「やり直しますか。いちから」

姉「がんばりますよー! フフフ」

弟「もう失った時間を取り戻せないってことはいちばんお姉さんがわかってる」

でも二人は今まで通りを装った。


151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 10:21:07.45 ID:QzSahf9w0

姉「ちょっとひどいと思いません?見てくださいこの痣、ちゃんとプレイはプレイとして楽しんでもらいたいものです」

弟「薬持ってきますね」

姉「これじゃぁ、夏でも長袖が欠かせませんねぇ」


女「いやだよそんなとこいやだよこわいよ」

弟「なんでもしてくれるっていったじゃん」

女「痛い、痛い、痛い、弟くん、こわいよー」


姉「フフン、ちゃんと牛乳で煮だしたロイヤルミルクティーですよ」

弟「あれ?こないだはチャイっていってませんでしたっけ」

姉「もう弟くんはいじわるですねー。カップで呼び方を変えるのがお姉さん流なんです」

弟「あまいー、砂糖いれすぎなんじゃないですか?」

姉「もう、大人ぶっちゃって、本当の大人はコーヒーの苦さもチャイの甘さも楽しめるんです」

弟「あ、チャイっていった」

姉「ギャフン フフフ」


152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 10:27:25.00 ID:QzSahf9w0

弟「これ飲んで」

女「またぁ?」

弟「ボクも飲むからさ」

女「今日はへんなのいれないでね、ちゃんと弟くんがして」


姉「ジャジャーン、見てください。21歳にしてはじめて髪を染めてみました」

弟「ビミョーにサバを読まないでください」

姉「弟くんは、ニューお姉さんゼータマックスハート気に入らないですか」

弟「きれいですって」

姉「よし、今夜はトロトロ卵のオムライスにしましょう」

弟「ひゃほーい!」


女「いやだよもう、弟くん、いやだよ、前みたいにいっぱいキスしていっぱいぎゅってしてよ」

弟「女すごく楽しんでたじゃん、よだれたらして、しおまでふいてさ」

女「いやっ、弟くんぜんぜんやさしくない、ねぇ、普通に愛して!」

弟「アイシテルヨ」


153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 10:34:02.91 ID:QzSahf9w0

姉「弟くん大学どうするんですか?」

弟「推薦でもう決まってるよ」

姉「うそ」

弟「お姉さんに似て学力優秀なんです」

姉「でかしたわ、いいこいいこしてあげる。カイグリカイグリ」

弟「うれしくないうれしくない」

姉「で、どこの大学なんですか?」

弟「うんと西の方。。。 この家出て行こうと思ってる」

姉「そうですか、 では門出を祝って極上寿司でもとりましょう!」

弟「お姉さん、アイシテルー」


女「こわいの、アタシ普通の女子高生だよ、クスリのんだり、あんなセックスしたり、おかしいよ」

弟「・・・」

女「このままじゃきっとメチャクチャになっちゃう。ごめんね、ごめんね、ごめんね」

弟「・・・」


156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:13:56.08 ID:QzSahf9w0

姉「ボッコちゃんはぜんぜん荷物つめないんですね」

弟「ポルシェにそういうの期待しちゃいけません。で結局このマンション引き払っちゃうんですね」

姉「二人で住むためのマンションでしたから」

弟「短かったですね」

姉「ねぇ、旅立つ前に前の家によってみたくないですか?実は手放してないんです」

弟「本当の僕たちの家!」


157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:19:45.58 ID:QzSahf9w0

弟「人が住まないと家はダメになるってほんとうですね。でも、懐かしくてなんか・・・」

姉「実はお姉さんときどき来てたの・・・」

弟「ずるいなー。あれボクの血の跡だね」

姉「シミになっちゃってどうしてもキレイにできなかったんです。 ・・・ちょっとまっててね」

あらためて部屋を見回すと全てがうら寂しい。
でもかつてそこは暖かい光に満ちていてそこに僕たちは暮らしていた。

まただ、子供のころ家族をうしなったように Peace の Piece が手からこぼれ落ちていってる。

お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん、お姉さん

弟「お姉さん!」

弟「!」

階段に座って煙草を吸いながらお姉さんがボクを見ていた。
真っ赤な唇、黒の下着、ガーターベルト、ピンヒール。
大人達が大金を払って買い求める高級娼婦がそこにいた。

「抱いて」


158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:26:23.12 ID:QzSahf9w0

ボクは力いっぱい抱きしめた。姉はアタマをなでてくれた。

キスしようすると姉は薄ら笑いをうかべ、ボクの頬の煙草を押し付けた。

ボクは反射的に姉を突き飛ばした。姉は見たこともない狂暴な目つきでボクを見上げた。

ボクは力いっぱい姉の頬を殴った姉は。姉は倒れたでもさっきの目でボクを睨んでいた。

ボクは恐かった。姉の髪をつかんで無理矢理立たせ、何回も殴った。

姉は相変わらずボクを睨み見下したように唇を歪ませた。

ボクはジッパーをおろし、姉の髪をつかんで顔を強引に股間にひきよせた。

くわえさせようとすると姉は歯を立てた。痛みに姉を蹴り倒した。

仰向けに倒れた姉は天井を見ながら口を歪ませていた。


159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:32:08.91 ID:QzSahf9w0

また髪をつかんで強引にくわえさせた。

ボクは喉の奥まで容赦なく突いた。嗚咽がもれ唾液が滴り落ちた。

姉の顔は涙と鼻水と唾液でグチャグチャになった。でもボクを見る目は変わらなかった。

思いっきり突いた。何度も何度も。そして喉の一番奥で出した。

嗚咽とともに精液が吐き出された。涙と鼻水と唾液にボクの精液が混ざった。

また姉は歯を立てた。ボクは姉を蹴り倒し下着をむしり取った。胸が腰が陰部が全てが美しかった。

ボクはただひたすら腰を打ち付けた。姉はわめいた。苦痛なのか快感なのかわからない獣のような声だった。


160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:38:17.54 ID:QzSahf9w0

ボクは体重を姉にあずけながら姉の髪を見つめていた。でもボクが大好きだったきれいな黒髪じゃなかった。

姉は泣いていた。

「弟くんねぇ、スゴく重いねぇ、スゴくおっきくなっちゃったのねぇ、もうおんぶもだっこもできないねぇ」

ボクも泣いた。

「もう行って」腕で顔を隠しながら姉は言った。


ボクは西に走った。

姉は家に火をつけた。

唯一の Piece は燃えて消えた。

ボクはアクセルをいっぱいまで踏み込んだ。


おしまい


162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:46:07.33 ID:JV+R0xPE0

>>1好きだあああああーーーーーーー!!!!


163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:47:38.27 ID:TYppjK8G0

うわぁ鬱乙


164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/22(金) 12:49:38.88 ID:QzSahf9w0

>>1です。

実は入れられなかった鬱ネタがありまして、

姉の処女を切ったのは父です。しかもその後もときどきヤってました。


一人でも多くの方が鬱になれば幸です。