- 長門「私達の性感度を極限まで上昇させる」 前編
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/24(水) 19:21:38.63 ID:khl+4OUvO
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長門「解りやすく言うならば、感じやすくする」
キョン「…まずは理由を聞こうか。そしてやめなさい」
長門「理由は世間一般の男性の性的嗜好を調査した結果、女性は性感度が高い方が好まれると把握したから」
キョン「何の調査をしてるんだ。お前の役割はハルヒの観察じゃなかったのか」
長門「そう。そして観察の目的は、情報統合思念体の自律進化の可能性を見出だすため」
キョン「性感度が自律進化にどう関係するんだよ…」
長門「性行為は、ヒトの進化に深く関連している。性の追究はそのまま進化を紐解く事に繋がる可能性がある」
長門「私達の性感度を極限まで上昇させる」 後編
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
キョン「…情報統合思念体とやらの考える事はわからんな」
長門「これは私の任務。自律進化の為。信じて」
キョン「信じるもなにも、お前の言う事は正しいんだろうが、さすがにこれはなぁ…」
長門「許可を。上げても良い?」
キョン「性感度を極限まで上げるって、具体的にどれくらいだ?その度合いにも寄るぞ」
長門「オーガズム時に分泌される脳内物質、脳内麻薬が心身に深刻なダメージを与えない程度」
キョン「すまん、わからん。もう少しわかりやすく頼めるか」
長門「男性の貴方に解りやすく説明するならば、手を握ると射精時の約5倍の性的快感を覚える」
>>5
>手を握ると射精時の約5倍の性的快感を覚える
日常生活どうすんだよ・・・とつっこもうと思ったが
俺、もう10年は人と手を繋いだこと無いな・・・
キョン「…長門、これはさすがにダメだ。聞き分けてくれ」
長門「何故。これでもかなりの妥協案。本来ならばこの倍以上の感度に設定するのが極限状態」
キョン「いや、あのな?手を握られただけで絶頂って、日常生活はどうするつもりだよ」
長門「問題ない」
キョン「…どう考えても大問題だがなぁ。で、私達って、結局誰の感度を上げるんだよ」
長門「未定。少なくともSOS団員はあなたを除く全員に情報操作を行う予定」
キョン「全員!?ハルヒもか!?」
長門「そう」
ガチャ
古泉「やぁ、こんにちは」ニコ
キョン「!」
古泉「おや、どうかしましたか?僕の外見になにか異変でも?」
キョン「違う。今ちょっと長門から相談…?いや、まぁとにかく込み入った話をしててな」
古泉「それはそれは…。また何か問題が発生したんでしょうか」
キョン「これから発生しそうだな。お前にも迷惑をかけるかも知れん」
古泉「ふむ。出来れば遠慮したいところですが、そうもいかないようですね。困ったものです」
長門「…」くいくい
キョン「ん?どうした長門」
長門「許可を」
はやく許可を!
キョン「許可って、古泉にか!?」
古泉「事態は急を要するようですね。僕も微力ながら協力しましょう」
キョン「…いや、しかし…」
長門「古泉一樹の許可は得た。最終判断を下すのは、あなた」
キョン「…うーん。じゃあ、とりあえず古泉に犠牲になってもらって様子を見る…か」
長門「了解した。パーソナルネーム、古泉一樹の性感度を上昇」
古泉「…え?」
長門「ブツブツブツブツブツブツ」
古泉「…すみません…。よく聞こえませんでした。せ、性感度?」
キョン「ああ…。申し訳ないが聞き間違いじゃないんだ」
長門「情報操作は完了した」
キョン「…どうだ?何か変化は?」
古泉「いえ、特には…」
長門「出力は半分以下に設定してある。まずは様子見」
キョン「だそうだ。古泉、手を握らせてもらっても良いか?」
古泉「手を?はぁ、構いませんが…」
キョン「………すまん、古泉」
ぎゅっ
古泉「うわぁぁああああああああん!!!!」
うわぁぁんwww
学校で夢精した時の悪夢が蘇る…!
よりによって古泉からかよw
古泉「ひ、ひぃ……うぇぇぇぇん……!!」ぽろぽろ
キョン「大丈夫か!?すまん、いきなり強すぎた!!」
古泉「うぐ…!えぐ…ひ、ひぃ…」ぽろぽろ
キョン「お前がそんな子供みたいな泣き方するとは…。いや、泣き顔見るのも初めてだが…」
長門「効果は実証された。射精は伴わないから問題はない」
キョン「そういう問題でもないだろう。長門、古泉を元に戻してやってくれ」
長門「了解した。ブツブツブツブツブツブツ」
古泉「はっ……はっ………」
不思議と古泉のアヘ顔がすぐに想像できる
キョン「なんだ、その…済まんかったな」
古泉「い、いえ…大丈夫……」
キョン「良いから、落ち着いてから話せ。な?」
古泉「…ふ……ふぅ…。いや、すみません。落ち着きました」
キョン「悪かったな、実験台にしちまって」
古泉「…僕には少々刺激が強かったかも知れません」
キョン「だろうな。どんな感じだった?」
古泉「産まれて初めての感覚でしたね。視界が白く発光しましたよ。比喩ではありません」
キョン「…そんなにすごかったのか」
古泉「えぇ、それはもう。今まで自分が信じていた世界が信じられなくなるほどに」
キョン「!」
長門「聞いた?」
キョン「ん?何がだ、長門」
長門「今の古泉一樹の言葉。未知の体験は、自律進化の可能性を孕んでいる」
キョン「…かなりこじつけのような気もするがな」
長門「実験段階はおしまい。これから新しいフェーズに入る。良い?」
キョン「…お前がそこまで言うんならしょうがないか。良いさ、好きにやってくれ」
長門「了解した。まずは」
キョン「まずは?」
長門「涼宮ハルヒ」
キョン「いきなりか!?」
古泉「できるならば彼女にあまり刺激を与えないでいただきたいのですが…」
長門「これは危険因子の極めて少ない実験。心配いらない」
キョン「しかし、ハルヒの奴にそんな事したらどうなるか…わからん訳じゃないだろう」
長門「これにより閉鎖空間が発生する確率は非常に低い。また、事象変移が起こる可能性もない」
ガチャ
バタン!
ハルヒ「やっほ!遅れてごめん!!」
キョン「!」
キョン「よ、よう。遅かったじゃないか」
ハルヒ「なによ、シケた顔しちゃって。これから団活だってのに、気合い足りないんじゃないの!?」
キョン「遅刻してくるお前に言われたくはない。…で?今日は何をするんだ?」
ハルヒ「ん?そうねぇ。今日はじゃあ、久しぶりにSOS団会議を開催します!」
古泉「それは大変よろしいですね。議題はいかがいたしましょう?」
長門「…ブツブツブツブツ」
長門(フェーズ1。性感度を30%上昇)
ハルヒ「そうね。じゃ、議題は…『週末不思議探索の効率化』!!」
キョン「叫ばなくても聞こえてるぞ」
ハルヒ「いちいちうるさいわよ、キョン!じゃあ早速始めるわよ。よいしょっ」
キョン「こら。机に登るんじゃない」
長門「…情報操作完了」
ハルヒ「!」ずるっ
ガターン!!
キョン「うお!?おいハルヒ、大丈夫か?なにやってんだよ…」
ハルヒ「痛た…なに今の…?」
キョン「頭打ってないか?ほら、手ぇ貸してやるよ」すっ
ハルヒ「ん…。ありがと」
ぎゅっ
ハルヒ「きゃう!?」
キタ――――(゚∀゚)――――!!!!
キョン「ん?」
ハルヒ「じ…自分で起きられるわよ!どきなさい!」
キョン(ああ、なるほど。もう始まってるんだな)
ハルヒ「…なに、今の?ちょっと手を握られただけなのに」
キョン「早く起きろよ。制服汚れるぞ」
ハルヒ「ふん!わかってるわよ、バカ!」
すっ
ハルヒ「う……!」
ハルヒ(な、何よこれ…!机に手をついただけなのに…)
キョン「なぁ、長門よ」ボソ
長門「なに」
キョン「さっきの古泉に比べて、ずいぶんソフトじゃないか」ボソ
長門「涼宮ハルヒには出力を落とした状態から操作してある」ボソ
キョン「なんでまた…」ボソ
長門「あの極限状態に行き着くまでの過程のデータも収集する必要がある」ボソ
キョン「そうかい…やれやれだ」
ハルヒ「んっ、んうう…!」
キョン「どうしたハルヒ。なんか苦しそうだぞ」
ハルヒ「べ!別に!?普通よ、なんともないわこのくらい!」
キョン(なんともないって…)
ハルヒ(どうしちゃったってのよ…!私の身体、おかしいんじゃない…!?)
ハルヒ「ふ…じゃあ気を取り直して…。会議を始めるわよ」
キョン「大丈夫か?ふらふらしてるぞ」
ハルヒ「なんともないって言ってるでしょ!」
キョン「顔真っ赤にして言われてもなぁ…」
ハルヒ「ふん。まぁ良いわ。じゃあ、まずはいつもの探索なんだけど…」
長門「…ブツブツブツブツブツブツ」
長門(フェーズ2に移行する)
古泉「…涼宮さん、体調が優れないようでしたら保健室に…」
ハルヒ「ううん。平気よ、古泉君。心配ないわ」
長門(情報操作完了)
ハルヒ「全然問題ないわ。じゃあ続けるわよ?」
長門「…」ガタッ
ハルヒ「ん?有希、どうかした?」
長門「…」トテトテ
ハルヒ「?」
長門「頭に埃が付着している。取ってあげる」すっ
ハルヒ「良い!!」すっ
長門「?」
ハルヒ「あ、ごめん…!良い、自分で取れるから…」
長門「そう?」
ハルヒ「う、うん。どのあたり?」
長門「頭頂部周辺。自分では不可視な位置にある。私が取る」
ハルヒ「……」
長門「頭をこちらに」
ハルヒ「………うん」
長門「…失礼する」
すっ
ハルヒ「うぅぅぅぅ……!!!!」
キョン(おお、意外に我慢強いな)
古泉(あんなに顔を赤くして…。彼女の精神面の強さには度々驚かされますね)
ハルヒ「あ…!ぐぅ…!」
長門「取れた」
ハルヒ「っは……は……」
長門「…大丈夫?」
ハルヒ「ふぇ?へ、あ、だいじょうぶ……ありがと」
長門「良い」
長門「…」トテトテ
ハルヒ(うう…どうしちゃったの私?どうしちゃったの…?)
ハルヒ(なんで?自分で…しすぎちゃったから…?)
ハルヒ(なんなのよ……病気だったらどうしよう……)
自分で…しすぎちゃったから…?)
自分で…しすぎちゃったから…?)
自分で…しすぎちゃったから…?)
自分で…しすぎちゃったから…?)
キョン「おい、本当に大丈夫か。なんでそんなに唇噛み締めてるんだ」
ハルヒ「…わかんないわよ、バカ」
キョン「無理すんなよ。お前でも体調崩す事だってあるんだろうし」
ハルヒ「…うん」
ハルヒ(キョンに、こんな状態だなんて知られる訳にはいかないわよね…)
長門「ブツブツブツブツ」
長門(先程の古泉一樹と同じ、フェーズ4に移行する)
うわあああああああんと同じLvか・・・
ハルヒ「はっ……はっ……」
ハルヒ(どんどん酷くなってる…!)
ハルヒ(どうしたら良いのよ……?)
ハルヒ「んっ」
ハルヒ(うああ…座ってるだけで…お尻が…!!)
ハルヒ(ああ…ダメ…ダメだってばぁ…我慢しなさい、私の身体…!!)
ハルヒ「うぐぅぅ…」ぽろぽろ
キョン「!!お、おい。泣くほど辛いのか」
ハルヒ「う…ひぐ……!!」ぽろぽろ
キョン「お、おい…震えてるじゃないか。とりあえず窓開けるぞ?」
ハルヒ「ダメぇ!!!」
キョン「な、なんだよ」
ハルヒ「やめて!!お願いだからぁ!!」
キョン「いや、でも風入る方が気分もマシになるだろ」
ハルヒ「嫌なのぉ!!」ぽろぽろ
キョン(なるほど、風に当たるのも耐えられそうにないって事か)
キョン「まぁそう言うな。開けるぞ」
ガラガラ
ハルヒ「あっ」
びゅう………
ハルヒ「きゃあうっ!!」
ハルヒ「閉めっ…!あう、気持ち…いっ!」
キョン「なんだって?気持ち良い?」
ハルヒ「あっ!ぐっ…!うああ!!閉めっ!てぇぇ!」
キョン「窓を閉めるのか?せっかく良い風が入って来てるのに」
ハルヒ「あっあっ…あぁ!もう!!もうっ!早く閉めてよぉ…!」びくっ
ハルヒ「あぐっ!イ…イ………くぅぅぅう!!」
長門(フェーズ5に移行)
長門wwwwww
キョン楽しんでるだろww
ハルヒ「うあああああああ!!!」
キョン「!」
ハルヒ「キョン!!助けて!!!ああああぁう!」ブンブン
キョン「落ち着けハルヒ!大丈夫だから!な?」
ハルヒ「うぁぁぁぁん!!もうやだぁ!!助けっ…!きもちっよぉ゛!!」ぽろぽろ
ハルヒ「来ないで!触んないでえ!!お願いキョン、助け…」
キョン「大丈夫だハルヒ、ほら。手、握っててやろうか?」
ぎゅっ
ハルヒ「あ……っ」ぷつん
ハルヒ「 」どさっ
じわぁぁぁ……
し・・・死んでる・・・!!
古泉「可哀相に。下着をはいたまま…これは掃除に一苦労ですね」
長門「涼宮ハルヒの意識は途切れた。中断する」
キョン「いや、ちょっと待ってくれ」
長門「なに」
キョン「散々渋っといてなんだが…意識が途切れた後に続けたらどうなるんだ?」
長門「…感覚としてのシグナル自体は脳に送られ続ける」
キョン「その…なんだ、興味本位なんだが…」
長門「?」
キョン「続けてみないか?」
おいwwwwwww
パーティーの始まりだな
長門「推奨はしない」
キョン「危険か?危険なら続けて欲しいとは言わんが…」
長門「肉体・精神的に損傷が懸念されるレベルではない。しかし涼宮ハルヒの肉体疲労は確実に蓄積される」
キョン「…疲れるだけ、って事か?」
長門「そう。あなたがこれ以上を望む理由が理解できない」
キョン「ハルヒのあんな卑猥な表情見ちまったんだ。俺も男だし…なぁ古泉?」
古泉「ふむ。一度経験した身としては涼宮さんを庇うべきなのでしょうが…」
古泉「一人の男として意見を求められているのならば、あなたに賛同せざるを得ません」ニコ
よく言った!
キョン「古泉よ」
古泉「はい、なんでしょう」
キョン「お前も男として、貫く所は貫くんだな。ちょっとだけ見直したぜ」
古泉「お褒めに授かり光栄です。では、長門さん」
キョン「よろしく頼むよ」
長門「了解した。パーソナルネーム、涼宮ハルヒの情報操作を続行。フェーズ6に移行する」
みくるの乳首だけフェーズ5にしてほしい
>>195
いいセンスだ
ハルヒ「…」びくん!
キョン「うおう!?な、長門?ハルヒは今意識ないんだよな?」
長門「ない。情報操作は完了した」
キョン「さっきまでより感度上げただけで、身体が跳ね上がるのかよ…」
古泉「これは興味深いですね。一体どうなるのでしょう」
キョン「さて、と。さっきまであんなに泣き叫んでたけど…実は風に当たっただけだったんだよな」
古泉「ですね。僕自身もあなたに直接手を握られたので、ダメージが大きかったのでしょう」
キョン「だよな。……長門、聞いて良いか?」
長門「もちろん、元々感度が高い部位は比例して高感度になっている」
キョン「だそうだ。古泉、どうする?」
古泉「んっふ。そこで僕に判断を委ねるのですか?」
キョン「まぁ、一応聞いとこうと思ってな」
古泉「ふふ、お任せしますよ。僕はここで拝見させてもらう事にしましょう」
キョン「え?お前はせんで良いのか」
古泉「それはお譲りしましょう。理由は聞かなくてもわかるでしょう?」
キョン「それもそうだな。じゃ、失礼するか」
古泉「俯せに倒れられていますね。まずはスカートをめくらなければ、ね」
キョン「だな。なんか悪い気がするが…許せよハルヒ。よっと」
ぴらっ
ハルヒ「…」びくんっ!!
古泉「濡れたスカートというのも、これはこれで良いものがありますね」
キョン「ふーむ…。下着が透けてるな。尻の割れ目がはっきりわかる」
古泉「あらためて、涼宮さんが魅力的な女性だと再認識させられますね。悩ましげな身体です」
キョン「古泉は一つ下のフェーズで手を握っただけであれだったが…」
キョン「今の状態のハルヒ、しかも尻なんか撫でたらどうなるんだろうな」
すっ
ぷしゃぁぁあ!!
なんか吹き出たな
キョン「うおっ」
古泉「おやおや。まるで蛇口ですね。脱水症状にならなければ良いのですが」
キョン「これって失禁か?」
長門「違う。構成成分は尿とほとんど変わらないが、汗のようなもの。俗に言われる潮噴き」
キョン「これが…。こんなに簡単に噴かせられたら、俺でもAV男優になれそうだな」
古泉「ふふ、長門さんと組めば、の話ですがね」
キョン「はは、冗談だ。さて、下着も邪魔だな…」
ずりずり…
ハルヒ「…」びくんっ!びくんっ!
ガチャ
みくる「すみません、遅くなっちゃいましたぁ」
あぁぁぁぁぁぁぁぁあ?!?!?
キョン「あ」
古泉「おや。まさかこのタイミングで来られるとは」
長門「…間が悪い」
みくる「…」
キョン「あ、朝比奈さん…!」
みくる「失神してる涼宮さん…ビショビショの涼宮さんの下着を下ろしてるキョン君…」
キョン「これには理由があります。朝比奈さん、聞いて下さい」
みくる「ひ、ひど過ぎます…!キョン君がそんな事するなんてっ…!!」
キョン「朝比奈さん」
みくる「ひゃ!?ち、近寄らないで下さい!最低!」
古泉「ふむ。随分と腰を折られてしまいましたね。どうします、長門さん?」
長門「制裁」
長門wwwwwwwww
キョン「…朝比奈さん、落ち着いて下さい」
みくる「こ、こんなのおかしいです!長門さん、古泉君!どうして黙って見てるんですかぁ!」
古泉「少しばかり事情がありましね。飲み込めませんか?」
みくる「飲み込むもなにも…涼宮さんがひどい目に」
古泉「ふふ、やはりあなたは…いや、これ以上はやめておきましょう。長門さん、お願いします」
長門「パーソナルネーム・朝比奈みくるの性感度を操作。フェーズ1に設定」
みくる「ふぇ?」
キョン「すみません、朝比奈さん」
みくる「な、なんですか?私、なにされちゃったんですかぁ?」うるうる
長門「…ブツブツブツブツ」
キョン「ん?長門、何してるんだ」
長門「朝比奈みくるのバニーガールの衣装の情報を改竄しただけ。2サイズ小さくした」
古泉「ふふ、なるほど。さすがに長門さんはわかっておられますね」
みくる「え?え?」
キョン「じゃあ古泉、俺達は出てようか」
古泉「そうですね。それが良いでしょう」
みくる「ふぇ?わ、私…どうしたら」
長門「あなたは、ここに残って」ガシッ
みくる「きゃあんっ!?」びくっ
ガチャ
バタン
みくる『うぁぁぁああっ!?』
・
・
・
ガチャ
長門「着替えは済んだ」
キョン「お、終わったか」
古泉「では入らせていただきますか。朝比奈さん、具合はどうですか?」
みくる「きゃ…う…!か、身体…がぁ…!」ギチ…ギチ…
古泉「良い眺めですね。やはりバニーガールは少し食い込むくらいでちょうど良い」
長門「朝比奈みくるにおいてはフェーズ1に留める。少なくとも丸一日は解除しない」
古泉「んふ。バニーガールの衣装に締め付けられて絶頂寸前の快楽を持続させる…まさに制裁、という訳ですね」
長門「そう」
みくる「ひぁぁ…衣装が…身体中を舐めてるぅ…!いやぁ…!」がくがく
みくる「は…あはぁ…!キョ、キョンくん…!助けてぇ…」ガクガク
キョン「さて、準備も済んだな」
古泉「準備とは?」
キョン「決まってるだろ。なぁ長門?」
長門「?」
キョン「遠征だ」
古泉「ふふ、おやおや。SOS団員以外の人間に手を出されるのはどうなんでしょうね」
キョン「そうでもないさ。例えば一人、お前も見てみたい人が居るだろう?」
古泉「ふむ?どなたでしょうか…少し思い付きませんね」
キョン「思い付かないか?機関の人間に一人。痴態なんて想像もできない人が」
古泉「ああ、なるほど。ふふ、あなたも困った人だ」
新川さんか…
古泉「しかし、涼宮さんはどうなさるおつもりですか?」
キョン「…この状態じゃ、連れて行く訳にもいかんよなぁ」
長門「涼宮ハルヒは部室に置いていくべき」
キョン「でもこの状態だぞ?目が覚めたらどうするんだ」
長門「この部屋に情報操作を施して行く。防音、外部との接触を断つ」
古泉「泣こうが叫ぼうが問題ない、と言う訳ですね」
長門「そう」
古泉「では僕も少しばから力添えを」
キョン「ビデオカメラか。なんでそんなもん持ってるんだよ」
古泉「ふふ、何故でしょうか。たまたまですよ。涼宮さんの姿も、後から見られる方が良いでしょう?」ニコ
みくる「うぅ…!あぅ…!ふ、服が食い込むぅ…気持ちいよぅ…」ガクガク
キョン「朝比奈さん、大丈夫ですか?膝が笑ってますよ」
みくる「大丈夫じゃないです…!助けてぇ…」
キョン「ええ。もちろんですよ。だからしっかりついて来て下さいね」
みくる「え!?」
古泉「当然ですね。おや?朝比奈さん、衣装が濡れて来ましたよ?汗でしょうか」
長門「朝比奈みくるの衣装を濡らしているのは汗ではない。それは」
みくる「や、いやぁ!」ガクガク
キョン「さて、そろそろ行こうか。古泉、頼むぞ」
古泉「承知しました」
prrrr
古泉「もしもし、古泉です」
古泉「大至急学校前まで来ていただけますか?ええ、お一人で」
古泉「緊急事態…ふむ、緊急事態と言えば緊急事態ですね。ではよろしくお願いします」
ピッ
古泉「お待たせしました。手配は済みましたよ」
キョン「すまんな。じゃあ行こうか」
長門「行く」ぐいっ
みくる「きゃんっ!う、腕掴んじゃだめぇ…!」びくっ
【北高校門前】
キョン「おお、さすがに早いな。」
古泉「お待ちしていました。ご足労かけてすみません」
森「いえ。私などでお役に立てる事がありましたらなんでもお申し付け下さい」ニコ
キョン「どうもすみません森さん。少し事情がありまして」
森「はい、なんでしょうか?」
キョン「用は長門からなんです。長門、よろしくな」
長門「了解した。パーソナルネーム・森園生の性感度を操作。フェーズ6に設定」
いきなりフェーズ6wwwwwww世界的大流行wwwwwwwwwwwwwww
キョン(フェーズ6?最後のハルヒの状態にいきなりか…!)
古泉(これは…。あの鉄仮面の森さんがどうなるんでしょうか…)
キョン「古泉、お前嬉しそうだな…」
古泉「はい?いえ、そんな事はありませんよ」
キョン「森さんに普段から虐められでもしてるのか」
古泉「はは、まさか。優しくしていただいていますよ」
森「古泉、何が嬉しいの?」
古泉「……え?」
森「キョンさん、私の身体に何か操作を施されたのでしょうか?」ニコ
キョン「…あの、長門さん?」
長門「情報操作は完了している…」
!?
森「急用との事でこちらまで最短・最速の方法で来たのですが」
古泉「あ…」
森「何かご用があったのでしょう?どうなの、古泉?」ニコ
古泉「え?あ、はい。…え?」
キョン(どうするんだ…。森さんの笑顔が見えない)
古泉(ああ…僕の死に場所は閉鎖空間だとばかり思っていました…)
キョン「長門、どういう事なんだ」
長門「わからない。今は風が吹いていないからかも知れない。直接接触すればあるいは」
キョン「…森さん、握手していただいてもよろしいでしょうか」
森「?私でよければ。まさかこのために呼ばれた訳ではございませんね?」
キョン(ひぃぃ…)
ぎゅっ
キョン「あ、あの…なんともないですか?」
森「はぁ…」
森「古泉」
古泉「はい!?なんでしょうか…?」びくびく
森「今日の事は帰ってからゆっくりと事情を聞かせてもらうわ。良いわね」
古泉(17年…あまりに短い人生だった)
長門「…おかしい」
キョン「長門?」
長門「パーソナルネーム・森園生の性感度を再設定。フェーズ8に移行」
キョン「フェーズ8…それってどんな感じなんだ」
長門「危険な領域。常人ならば発狂も起こり得る」
森「それでは、用も済んだようなので。私はこれにて失礼いたします」ぺこり
キョン「…ん?」
これは…?
森「古泉、それではまた後で」
古泉「はい…」
森「キョンさん、長門さん。失礼いたします」ぺこり
キョン「…」
古泉「…?どうかしましたか?」
キョン「おい、古泉。よく見てみろ」
古泉「よく見る?何をでしょうか…?僕はどうやら明日は見えそうにありませんが」
キョン「森さんをだ。よく見ろ」
古泉「森さんを?……!!」
キョン「森さんの太ももを筋が伝ってる…!!」
森「っ!」さっ
古泉「耐えていた…とでも言うのですか!?」
キョン「はは、そんなバカな、だろ。いくら森さんでもそんな事…」
古泉「顔色も変えず、息も荒げずに…!?」
キョン「そうとしか考えられんだろ。現実、森さんのあの綺麗な足を筋が伝ってるんだ」
古泉「確かに。もう足首まで垂れていますからね。感じていない訳ではなさそうです」
長門「フェーズ8に耐えられる人間…。私の理解を大きく上回っている」
森「それでは…失礼しますね」ニコ
長門「待って」
森「はい、なんでしょう?私は急ぎますので」ニコ
長門「時間は取らない。手を出して」
森「手をですか。先程も握られましたね。これに何か意味がおありですか?」
ぎゅっ
キョン(今…一瞬だけ森さんの目が…)
古泉(本当に一瞬…視線が長門さんではなく遠くに飛んだ…!)
キョン「見ろ。森さんのあんな目、見たことがない」
古泉「…表情はなんら変わりありませんが…。目だけはごまかしようがないですね」
キョン「しかしこれだけされて表情を変えないとは…さすがと言うべきか」
古泉「しかしあの微妙に焦点の合っていない瞳と、足を伝う筋があれば…」
キョン「ああ。やせ我慢だと思うと、あの笑顔さえ堪らなく興奮させるな」
古泉「ふふ、長門さんもなかなかに執拗ですね。あんなに手をニギニギしなくても良いでしょうに」
キョン「…お前、やっぱり楽しそうだな」
長門「…なんともない?」ぎゅっ ぎゅっ
森「ええ、なんともございませんよ?」ニコ
長門「…」ぎゅっ ぎゅっ
森「長門さん、私も任務がありますので…」
古泉「ふむ。しかしこれでは気が済みませんね」
キョン「それもそうだな。森さんの泣き叫ぶ姿も、見てみたいと言えば見てみたい」
古泉「やはりあなたもそう思いますか。長門さん、まだフェーズは上げられますよね?」
森「!」
キョン「おい…お前、後が怖いぞ…?」
長門「それは出来ない」
古泉「え…」
古泉「どうしてです?フェーズ8までが限界と言う事でしょうか」
キョン「いや、フェーズ4の時に限界は倍以上だって言ってただろ。まだ上がる筈じゃないのか長門?」
長門「肉体に損傷を与えない範囲では、これが限界」ぎゅっ ぎゅっ…
古泉「その限界を超えたらどうなるんです?」
長門「彼女の人格が崩壊する危険性がある」
森「古泉…。少し図に乗りすぎではないかしら」
古泉「ふふ、こういう時くらいしか刃向かえませんからね。精一杯いつもの仕返しをしようかと」
森「古泉」ニコ
キョン「おい…これ以上怒らせないほうが…」
古泉「僕は森さんの痴態が見れるなら、ここを死に場所に選びましょう。長門さん、フェーズを上げて下さい」
長門「……フェーズを上げなくても、森園生の咽び泣く姿を見る方法はある」ぎゅっ ぎゅっ
古泉「その方法とは?」
古泉wwwwwwww
長門「あなた達の協力があれば」
キョン「いっ!?」
古泉「そ、それはどうかと…」
森「古泉。機関の構成員として、一人の人間としての忠告よ。やめなさい」
キョン「見ろ、森さんも怒ってるじゃないか…。俺達が直接手を出すのはさすがに無理だ」
古泉「反撃も怖いですしね」
長門「問題ない。あなた達に対する攻撃、それは肉体的接触を伴うから」ぎゅっ
キョン「!」
古泉「なるほど。つまりこういう事ですね。森さんが僕たちを殴れば、そのぶん彼女は想像を絶する快楽に襲われる」
長門「理解がはやくて助かる。事実、私が手を握っているだけで森園生の理性はぎりぎり保たれている状態」
キョン「そうかい。なら…」
古泉「決まりですね」ニコ
森「古泉。命が惜しくないと言うの?」
古泉「おや、我々機関の人間は、能力に目覚めた時から命を賭けてきたはずですが?」
森「命を賭ける事は、命を無駄に捨てるのとは違う筈よ」
古泉「んっふ。残念ながら足元に水滴を垂らしながら言われても、恐怖は感じませんね」
キョン「お前、反撃がないとわかったら怖いもんなしだな…」
古泉「至極当然の事と言えるでしょう。彼女程の美女が、この窮地に追い込まれているのですから」
キョン「まぁな」
古泉「では失礼して。まずは頭でも撫でてさしあげましょう」すっ
なでなで
森「古泉…!」
ぷしゃっ…
ぷしゃっwwwww
キョン「おお。さすがフェーズ8」
古泉「幼い頃はよくこうして森さんに頭を撫でていただきましたからね。ちょっとした恩返しですよ」なでなで
森「これがあなたの恩返しなのね。よくわかったわ」
古泉「ええ。喜んでいただけたようで何よりです」ニコ
キョン「しかし…何故これだけされて耐えられるんだ。常人なら発狂するレベルなんだろ?」
古泉「我々機関の人間は訓練を受けていますから」なでなで
キョン「こういうプレイに耐えられるようにか?」
古泉「正確には、敵対組織等に拉致、監禁され捕虜となった時の拷問に耐えられるようにですがね」
キョン「…なるほどな、どうりでまだ表情も崩さない筈だ。でもお前はフェーズ4で泣いてたよな?」
古泉「これは手厳しい。彼女は機関の中でも、こと忍耐力においては随一の強さを誇る人材ですからね」
キョン「どれ…俺も手伝うかな」
古泉「では、僕に代わって頭を撫でてあげて下さい。僕は次にうつりましょう」
キョン「まったく…こんなに生き生きしたお前を見るのは初めてかもな」
古泉「ふふ、そうかも知れません。ずっと苦しい事ばかりでしたから。ね、森さん?」
森「…」ギリ
古泉「おや、少し表情が苦しくなりましたか?耳が赤くなっていますよ」
森「黙りなさい」
古泉「黙りません。では…このメイド服の上からでもわかる程に立ち上がった胸を」
古泉「この人差し指で、一押ししましょう」
古泉「メイド服も汗でじっとり張り付いてしまいましたね。気持ち悪くありませんか?」
森「問題ないわ」
古泉「おやおや。強情ですね…しかしそれもまた、あなたの魅力の一つかも知れません」
キョン「そうだな。必死に耐える表情さえ、森さんの魅力を見事に引き出してる」なでなで
古泉「それでは行きますよ。覚悟はよろしいですね?」
森「…好きにしなさい」
古泉「せいっ」
ぷにっ
せいっwwwwww
キョン(さて…反応は)
古泉(や、柔らかい…!指が沈み込んでいく…)
キョン(これはやばいかも知れんな。いよいよ泣き叫ぶ森さんが…)
古泉「…」
キョン「…え?無反応?」
古泉「強情っぷりもここまで来ると尊敬しますね。たいしたものです」
古泉「しかし素晴らしい胸です。何十年でも押し続けられそうな…」
ぷにっ ぷにっ
キョン「お、おい古泉…」
古泉「なんでしょう?森さんの反応は残念ですが、これは素晴らしい感触ですよ」
キョン「古泉……!」
古泉「なんですか?もちろんあなたにも代わりますので、もうしばらく頭でご辛抱下さい」
キョン「森さんが…!」
古泉「また笑顔で堪えているのでしょう?」
キョン「顔を…見てみろ…」
古泉「顔をですか…?まさか、気絶でも…」すっ
キョン「……森さんが」
古泉「……泣いてる……」
森「………」ぽろぽろ
森「古泉…やめなさい…」ぽろぽろ
古泉(これは…)
キョン(あの鉄壁の森さんの笑顔が崩れてる)
古泉(まるで…玩具をなくしてしまった子供のような表情で…)
キョン(鼻と耳を真っ赤にして、零れる涙を必死に両手で拭いながら泣いてる)
古泉(その涙を拭う手の平さえも、自身に狂いそうな快楽を与えるでしょうに)
キョン(間違いない。この姿は)
古泉(森さんのこの幼い子供のような泣き顔は…)
キョン・古泉「ビューティフル」
ビューティフルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前らwwwwwwwwwwwwwwwwwww
古泉「わかりました。森さん、あなたのその強さ、しかと見届けさせていただきました」
キョン「ああ。譲れないものを守るために、人ってここまで強くなれるんだな」
古泉「森さんの強さに敬意を表して、僕たちも全力でとどめを刺しましょう」
キョン「もちろんだ。さぁ古泉、森さんのスカートを」
古泉「承知しました」
すっ
古泉「水分を吸って重くなったこのスカート。素晴らしい」
森「……」ぽろぽろ
ぴら…
長門「待って」
古泉「なんです?」
キョン「長門。ここでの中断は俺も許さんぞ。いくらお前でも」
長門「怒らないで聞いて欲しい。これ以上は危険」
古泉「危険は端から承知ですよ」
長門「違う。彼女の肉体に限界が来ている」
キョン「森さんに?」
長門「そう。彼女の脳内麻薬分泌量は既に危険値に達している。いつ発狂してもおかしくない」
キョン「……」
長門「彼女は既に情報操作が始まってから91回オーガズムに達している」
長門「加えて、怒りや憎しみ、悲しみや高ぶりなど感情の起伏が激し過ぎる。続行は危険」
古泉「ふふ」
キョン「はっは」
長門「?」
古泉「長門さん、僕たちがそんな理由でやめると本気でお考えですか」
長門「…」
キョン「長門。お前にはわからんかも知れんが、ここでやめる訳には行かないんだ」
長門「危険と知っていて、何故」
古泉「長門さん。あなたは森さんのあの姿を見ていなかったのですか?」
長門「…」
古泉「あなたに止められたとしても、僕たちは続けます。でしょう?」
キョン「もちろんだ。さぁ、古泉。スカートと下着を除けよう」
森「…!」
長門「推奨しない。彼女の脳内のレセプターはこれ以上のシグナルには耐えられない」
キョン「古泉、頼む」
古泉「はい。森さん、スカートを退けさせていただきます。失礼しますね」
ぴら…
古泉「ふむ…。濡れた布と言うのは、なぜにこうも男心をくすぐるのでしょうか」
キョン「肌に張り付く布地…。重さを感じながら、脱がせると言うより剥がすような感触」
古泉「正直、たまりません」
森「……」ぐぐ…
キョン「……ん?」
古泉「ふとももは既にビショビショですね。水も滴る…とはよく言ったものです」
キョン「…」
古泉「おや、下着までも透けてしまっている。…森さんはこういう下着がお好きなんですか」
キョン「おぉ…紐…!」
古泉「なるほど。これは脱がせるのが簡単で助かります」
しゅる…
キョン「…」ごくり
森「…!」ぐぐ…
キョン(ん…?森さんが…)
森「古泉ぃ…!」ぐぐ…!
キョン(拳を…にぎりしめてる…!?)
キョン(冗談だろ?殴ったら自分が快感に襲われるんだぞ…)
キョン(しかもフェーズ8…!全力で殴ったりなんかしたら、それこそ発狂するレベルだ)
キョン(…それでも、一矢報いようって言うのか。森さん…)
キョン「おい!古泉!」
古泉「ふふ、森さん。いつもの恩を返す時が来ましたね」
しゅる…
しゅる…
キョン「古泉!よせぇっ!!」
古泉「え?」
森「こ…」ぐぐぐっ…
古泉「ばっ」
森「古泉ぃぃ!!!」
ブンッ
かしゅっ……
森「きゃあうっっ!!!」びくんっ!!
キョン「古泉っ!!」
古泉「~~~…」ぷらん…
キョン「お、お前…!!顎が……!?」
キョン「……まさか、本当に自分の快感を省みず反撃してくるとは…」
キョン「森さん自身も当然無事では済まない筈だろ…。どうなった!?」
ぴちゃ…
ぴちゃ…
森「 」
キョン「た、立ったまま失神している…はじめて恍惚の表情を見せたまま……」
キョン「…あっぱれだ」
キョン「ここを死に場所にすると言い放ち、それを実行した古泉」
キョン「『泣き叫ぶ』事を最後まで拒み続けた森さん…!」
キョン「涙が出そうだ…」
長門「…素晴らしい。このデータは必ず自律進化の可能性を掴むきっかけになる」
長門「…森園生の精神力は人間のそれを遥かに上回る」
キョン「なんで、森さんはここまで貫き通せたんだ」
長門「彼女は守りたいものがあったのだと思われる」
キョン「守りたいもの?」
長門「彼女は、下着をずり下ろされる事を頑なに拒否していた」
長門「それほどまでに彼女が守り通したかったものは」
キョン「…」
長門「彼女の下着の中に答えはある」
長門「そして、古泉一樹が最後に彼女の下着をずり下ろした今」
長門「森園生の足元に出来た水溜まりを反射して、覗く事が出来る」
キョン「…そうかい」
長門「…見ないの?」
キョン「ああ。森さんが守り通したものを覗くなんて、俺には荷が重過ぎるからな」
長門「そう」
キョン「さぁ、次だ。長門、お前の言っていた自律進化の可能性ってやつが、少しはわかってきたよ」
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後編に続きます。
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