- 長門「黒歴史を発表する」 前編
- 241:スマソ訂正:2010/08/01(日) 21:12:02.87 ID:gUG/dQmj0
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翌日―――――――。
ハルヒ「だから!ア・タ・シがヒロインなんだってば!!」
朝倉「ふふ、私に決まってるじゃない」
ハルヒ「なんでだよ!誰がどうみてもアタシじゃないの!」
朝倉「何言ってるの?私の方が人気あるのよ?」
ハルヒ「いやいやいや、どう見てもアンタ脇役じゃない!」
朝倉「昨日古泉君にも言われたわよ?可愛いって」
ハルヒ「大体転校したくせに戻ってくるとか意味不明よ!」
朝倉「アハハ、意味不明なのはアナタの頭でしょう?」クスクス
ハルヒ「むっかーーーーー!!もう怒った!!」
朝倉「さっきから怒りっぱなしじゃない」
ハルヒ「うるっさいのよ!!」
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朝倉「アナタ自称ヒロイン(笑)のくせに髪の色地味ねぇ」
ハルヒ「うるっさい!暗いほうがカチューシャの色が映えるんですー!」
朝倉「カチューシャ(笑)今どきないわぁ・・・」プププ
ハルヒ「何よ!アンタこそ髪の色でしかキャラ設定できない可哀相な人じゃない!」
ハルヒ「大体何?その眉毛?」クスクス
朝倉「はぁ?これはアタシのアイデンティティなんだけど」
ハルヒ「・・・プッ・・・」
朝倉「・・・何よ」
ハルヒ「ププ・・・ア、アイデンティ、アハハハ、ティ・・・だって!!」
朝倉「何がおかしいのよ!」
ハルヒ「クスクス・・・いやー?・・・アイデンティティって・・・ププ」
朝倉「何なのこの人ムカつく」
ハルヒ「アイデンティティなんだけど」キリッ
ハルヒ「ププ・・・あーおっかしー」クスクス
朝倉「」イラッ
ハルヒ「これが私のジャスティス」キリッ
ハルヒ「これが私のバイブル」キリッ
朝倉「こいつUZEEEEEEEEEEEEE!!」
ハルヒ「大体アンタなんでキョンと仲いいSS多いのよ!」
朝倉「ヒロインだからじゃない?」
ハルヒ「ちっがうわよバカ!ヒロインはアタシだっつってんでしょ!?」
朝倉「じゃあなんでアナタは気違いなSSばっかり出てるの?」
ハルヒ「知らないわよ!」
朝倉「それが・・・世間の目、なのよ」ポン
ハルヒ「触るな慰めるな眉毛るなーーーーーー!!」
朝倉「・・・本当、喧嘩売るの得意なのね」
ハルヒ「キョンはアンタの事なーーーーーーんとも思ってないわよ!」
朝倉「あら、アナタこそキョン君に嫌われててもおかしくないんじゃない?」
ハルヒ「なんでだよ!メロメロだろJK!!」
朝倉「どこにこんな脳内お花畑女を好きになる人がいるのよ」
ハルヒ「むっきーーーーー!!なんなのアンタは!」
朝倉「ただ会話してるだけじゃない」
ハルヒ「・・・オーケー、COOLになろう、アタシ」
ハルヒ「アンタはキョンの事どう思ってんのよ」
朝倉「旦那」
ハルヒ「」
朝倉「アタシ以外に似合う女なんていないわ」
ハルヒ「ここ!ここにいるわよ!!」
朝倉「あらあら、アナタじゃ役不足よ」
ハルヒ「はぁー?じゃあアンタはキョンと特別な事した事あんの?」
朝倉(殺しかけた事・・・ならあるけど)
朝倉「私の手料理食べさせたわ」
ハルヒ「えっ!?なに食べさせたのよ!?」
朝倉「なーに?慌てちゃって・・・」クスクス
ハルヒ「うるっさい!早く教えなさい!!」
朝倉「おでんよ、自信あるんだから」
ハルヒ「おwwwwでwwwwwんwwwwwwセブンイレブン乙wwww」
朝倉「・・・何よ」
ハルヒ「アハハ、女子高生がおでんって・・・プププププ」
朝倉「おでんバカにして・・・何か文句あるの?」
ハルヒ「べっつにぃー?」
朝倉「なんかムカつくわね・・・」
ハルヒ「おでんデンデデン、おでんデンデデン」ボソッ
朝倉「」カチーン
ハルヒ「アーッハハハハ、ヒー、ヒー・・・はぁ、手料理以外は?」
朝倉「昨日キョン君に『愛おしい』って言われた」
ハルヒ「うううう嘘よそんなの!!!」
朝倉「あら本当よ?なんなら確認してみたら?」
ハルヒ「ぐぐぐ・・・他!他――――!!」
朝倉「そうねぇ・・・キョン君の生死を握った事くらいかな」
ハルヒ「」
朝倉「あの時のキョン君怯えて可愛かったなー」ホクホク
ハルヒ「せ、精子を握ったってどーゆー事よ!!」
朝倉「あら、そのままの意味よ?」
ハルヒ「う、嘘だ・・・いつの間にキョンとそんな事を・・・」
朝倉「手紙で呼び出したのよ、放課後の教室でやったわ」
ハルヒ「はぁああああ!?アンタ神聖な教室で何やってんのよ!!!」
朝倉「別にいいじゃない、誰もいなかったんだし」
ハルヒ「そういう問題じゃないでしょ!?大体キョンも怯えてたんじゃないの!」
朝倉「そりゃそうよ、生死を懸けた戦いなんて初めていたいだったし」
ハルヒ「精子をかけた戦いとか!!なにこの犯罪者!無理矢理じゃない!」
朝倉「やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいいじゃない?」
ハルヒ「んな訳あるかーーーー!!」
朝倉「まぁ、結局未遂で終わったんだけどね」
ハルヒ「え・・・?そうなの?」
朝倉「ええ、長門さんに邪魔されてね」
ハルヒ「有希GJJJJJJJJJ!!」
朝倉「アナタ忙しいのね」
ハルヒ「あー、ちょっと喉渇いたわね・・・疲れたし休憩にしましょ」
朝倉「・・・貧弱貧弱うりりりいいぃぃぃぃいいね」
ハルヒ「むっかーーー!なんでアンタはそんな噛み付いてくんの!?」
朝倉「そんなうるさいからキョン君が疲れるのよ」
ハルヒ「キ、キョンがアタシのせいで疲れてるっていうの!?」
朝倉「誰が見てもそうじゃない、アナタに振り回されてばっかり」
ハルヒ「で、でも文句いいながらもついてきてくれるもん!」
朝倉「それこそ強制じゃない、ああ可哀相」
ハルヒ「むむむむむむ・・・アタシは!キョンと手を繋いだ!」
朝倉「!」
ハルヒ「2人で遊んだ!」
朝倉「!!」
ハルヒ「妹ちゃんに『ハルにゃん』て呼ばれるほどの仲!!」
朝倉「!!!」
ハルヒ「キ・・・キスだってしたんだからねーーーーー!!!」
朝倉「」
ハルヒ「ふふん、どうよ(夢の中だけど、セフセフでしょ)」
朝倉「アナタとキス?嘘ばっかり」
ハルヒ「本当よ?しかもキョンからだったんだから」
朝倉「」ガーン
ハルヒ「わかった?アンタよりアタシの方が上なの、全てにおいて」
朝倉「それはないわ、少なくともアタシは常識もってるもの」
ハルヒ「やっぱコイツUZEEEEEEEEEEE!!」
朝倉「あなたみたいに騒がしくないし」
ハルヒ「顔はアタシの方が上!」
朝倉「ドローってとこね」
ハルヒ「スタイルはアタシの方が細い!」
朝倉「知らないの?男の子はムチムチの方が好きなのよ?」
ハルヒ「頭!」
朝倉「アタシは脳内宇宙じゃないわ」
ハルヒ「性格!」
朝倉「言わずもがな」
ハルヒ「むきーーーーーーーー!!属性!!」
朝倉「属性?」
ハルヒ「ええ、キャラ属性は?アタシはツンデレ(ツンデレ・・・だよね?)」
朝倉「・・・(あれ?)」
ハルヒ「あら、どうしたの?まさか属性ないの?」ニヤニヤ
朝倉「委員長!」
ハルヒ「転校したくせに」
朝倉「準レギュラー!!」
ハルヒ「鶴屋さんね、って言うか属性じゃないし」
朝倉「萌えキャラ!」
ハルヒ「みくるちゃんで間に合ってます」
朝倉「情報統合思念体!」
ハルヒ「有希で間に合ってます」
朝倉「えっ」
ハルヒ「えっ」
知ってんのかよww
ハルヒ「ズズズ・・・ふはぁ」
朝倉「落ち着いた?」
ハルヒ「ええ、もう大丈夫」
朝倉「二度と変なこと言っちゃダメよ?」
ハルヒ「正直すまんかった」
朝倉「まあお茶でも飲みながら今日はとことん話し合いましょう」
ハルヒ「そうね、まあキョンはアタシのものだけど」
朝倉「あら、キョン君の好みはアナタと正反対じゃない?」
ハルヒ「なな、なんでよ!」
朝倉「だって彼おしとやかで女の子らしい子が好きなんじゃないかな」
ハルヒ「なんでそんな事わかるのよ!」
朝倉「いっつも朝比奈さんにデレデレじゃない」
ハルヒ「あれはただカイデーなパイオツを見てるだけよ」
朝倉「大体何?『SOS団』とか」
朝倉「高校生にもなって恥ずかしい」
ハルヒ「はあ?なによ!!いいじゃない!!」
朝倉「不思議探索(笑)ブラックヒストリー決定ね」
ハルヒ「もおおおおおおお!!ムっカつくわねえええええ!!」
朝倉「それはお互い様でしょう?団長さん(笑)」プークスクス
ハルヒ「」プチ
ハルヒ「・・・あんま調子のってんじゃないわよ」
朝倉「あら、調子乗ったらどうなるの?宇宙的パワーでも使うのかしら?」プププ
ハルヒ「じゃーーーーーん!!!」ババーン
朝倉「何それ?」
ハルヒ「ふっふーん、漫画よ漫画」
朝倉「それがどうしたの?」
ハルヒ『青眉物語』
朝倉「」
ハルヒ「中々面白いわよねー」ニヤニヤ
朝倉「な、なんでアナタがそれを!?」
ガラッ
キョン「私だ」
朝倉「キョン君!?」
ハルヒ「キョンが授業中にコレを呼んでプークスクスしてたからね、取り上げたの」
朝倉「そ・・・そんな」
ハルヒ「ふふふ、プリンセス☆涼子ちゃんは絵が上手いわね」
朝倉「うわああああああああ!!」
キョン「落ち着けプリ子!!」
朝倉「バカじゃないのキョン君!!バカじゃないの!!」
ハルヒ「大事なことなので2回言いました」
キョン「大丈夫だ、安心しろ」
朝倉「うぇぇぇ・・・なによぅ、もう騙されないわよ・・・」
キョン「俺を信じろ!!」
朝倉「キョン君・・・」
キョン「『プリンセス☆涼子コンプリートボックス』の発売が決定した」
ハルヒ「バルスwwwwwwwww」
朝倉「」
キョン「長門と古泉と協力して、ネット通販に出す」
朝倉「ばかああああああああ!!うわあああああ!!」
ハルヒ「キョン!あとでサイト教えなさい!!」
キョン「ああ、初回限定版にはゆきりんのシングルCDつきだ!!」
ハルヒ「ゆきりん?」
朝倉「うぇぇ・・・欝だ死のう」
ハルヒ「ちょっと、ブラックヒストられたからって死なないでよ」
朝倉「うぅ・・・今まさにブラックヒストってる人にはわからないわよ・・・」
ハルヒ「どーゆー意味よ!!!」
キョン「朝倉、お前にも是非買って欲しい」
朝倉「買うわけないじゃないそんなもの!!!」
キョン「違う、朝倉の作品じゃない」
ハルヒ「え?まだ他にも商品があるの?
キョン「ああ、ゆきりんベストアルバム、一鬼短編集、俺の詩集!」
ハルヒ「一鬼?キョンの詩集?」
キョン「ああ!どこに出しても恥ずかしくない仕上がりだ!!」
朝倉「うわあ、開き直って現状を楽しんでるよこの人たち」
キョン「それだけじゃない、『ハルヒコンプリートボックス』もある」
ハルヒ「えっ」
朝倉「えっ」キラキラ
キョン「中学時代からのハルヒの作品を一挙に詰め込んだ」
朝倉「なにそれkwsk」
ハルヒ「な・・・なにを・・・」ダラダラダラダラ
キョン「まず、ハルヒ」
ハルヒ「ななな、なによ?」
キョン「谷口から聞いたがお前、中学の時」
朝倉「wktk」
キョン「いつも腕に包帯巻いてたらしいな」
ハルヒ「」
朝倉「邪気眼ktkr!!!」
キョン「えーと、なんだっけ・・・コードネーム刹那だっけ?」
ハルヒ「うわああああああああああ!!!」
キョン「授業中に腕を押さえて教室出て行ったらしいな」
朝倉「これはひどい」
キョン「さらに!お前の私服」
朝倉「私服がどうかしたの?」
キョン「ああ、修学旅行の時の話らしいが」
ハルヒ「やめてええええええええ!!!」
キョン「竹下通りで黒い服を買い漁ったみたいだな」
ハルヒ「いやあああああああああああああああ!!!」
朝倉「ほうほう」ニヤニヤ
キョン「これを見ろおおおおおおお!!」ババーン
朝倉「袋に入った錠剤?」
キョン「これはハルヒの鞄から回収しました、ハルヒはコレをヤクと呼んでました」
キョン「苦しそうに『ヤクが切れた・・・ヤクをよこせ・・・』とか言ってました」
ハルヒ「あわわわわわわわわわわわ」プルプル
朝倉「涼宮さん!貴女・・・まさか!!」
キョン「落ち着け朝倉!錠剤をよく見るんだ!」
朝倉「・・・ん?真ん中に『B』って書いてあるわね」
キョン「そう・・・これはバファリンだ!!!」
朝倉「おぅふ」
ハルヒ「」
朝倉「・・・え?ヤク?バファリンが?」
キョン「確かにヤクだけども!ヤクだけども!!」
ハルヒ「」
こいつぁひでぇwwwwwwwwww
キョン「ここに取り出しますはー」
朝倉「なーにー?」
キョン「古泉秘伝、ボイスレコーダー!」テッテレー
ハルヒ「次はなによ!?」
キョン「まぁ聞けよ」ピッ
『レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプpれ・・・』
『ああもう、また噛んだ!!やっぱりクラウザーさんは偉大なのね』
ハルヒ「うきゃあああああああああああ!!!」
朝倉「まさかの」
キョン「ええ、クラウザーさん信者のようです」
ハルヒ「バカバカバカーーー!!プライベートナッシンじゃないの!!」
キョン「諦めろ、みんな通る道さ」
キョン「まだまだあるぞー!」
ハルヒ「もうやめて・・・あたしのライフはもうゼロよ・・・」
「ここからは僕が説明しましょう」
朝倉「誰!?」
ガララッ
古泉「私だ」
ハルヒ「古泉君・・・堪忍、堪忍やでぇ・・・」
キョン「おう、持ってきたか?」
古泉「ええ、まずこれを見てください!!」バサッ
朝倉「これは・・・!!」
古泉『あたしのバンド』
ハルヒ「うわあああああああああああああああ!!」
朝倉「え?ENOZじゃなくて?」
キョン「これはな、中学時代の妄想バンドだ」
ハルヒ「うぅ・・・」グス
古泉「さて、まずはヴィジュアル系バンド『セックス・ショットガンズ』からのご紹介」
ハルヒ「」
朝倉「まるパクリwwwwwwwwていうかへヴィメタwww」
キョン「うむ、痛い過ぎて逆に気持ちいいな」
古泉「曲のレパートリーとしては『百鬼夜行』、『黒棺』、『暗闇ヲ越エテ、日イズル』」
朝倉「うわあ」
キョン「うわあ」
ハルヒ「」
古泉「次にフォークデュオ、『かまいたち』のご紹介!!」
キョン「なかなかの意味不明っぷりだな」
朝倉「フォークデュオwwww組むやついねーよwwwwww」
古泉「『月の向こう側』、『たいようとぼく』、『メロンソーダメランコリー』
ハルヒ「」チーン
キョン「メロンソーダwwwwwwメランコリーwwwww」
朝倉「怖いwwww怖いよなんかwwwwww」
古泉「とまぁ、V系、POPS、へヴィメタ、パンクロックなどなどあります」
キョン「さらに!!!」
ハルヒ「まだあるの!?もぅ許してぇ・・・ヒック」グス
キョン「ハルヒ、泣くんじゃない。お前に涙は似合わないぜ」キラーン
ハルヒ「キョン・・・」
古泉「ハイいただきましたあああああああ!!!」ピピッ
キョン「!?」
>>古泉「ハイいただきましたあああああああ!!!」ピピッ
クソワロタ
朝倉「あら、うふふふふ」
古泉「ふふふ・・・」ピッ
『お前に涙は似合わないぜ』キラーン
キョン「てめええええええええええ!!」
ハルヒ「古泉君!あとでmp3でちょうだい!」
古泉「かしこまりっ」
キョン「ぐう・・・ハルヒ、昨日読んでた小説な、アレ書いたの古泉なんだ」
ハルヒ「えっそうなの?」
朝倉「っていうか一鬼が古泉君よ」
古泉「ひいいいいいいいいいいいいい!!」
キョン「なあ古泉、学習しろよ」
古泉「すいません」
朝倉「ちょっとキョン君、さっきの続きは?」
ハルヒ「余計な事言うんじゃないわよプリ子!!」
キョン「ああ、そうだな・・・次にご紹介するのは・・・」
「それは私が説明する」
ハルヒ「誰!?」
ガラララッ
長門「私だ」
ハルヒ「ゆ、ゆきりん・・・」
朝倉「長門さん、早く早く!!」ワクワク
キョン「頼むぜゆきりん!」
古泉「ん?涼宮さん、どうしました?」
ハルヒ「あばばばばばばばばば」
長門「しまった、壊れた」
キョン「まずい、ブラックヒストリップ症候群だ!」
朝倉「ええええ!?ちょっと、しっかりして!」
ハルヒ「ウフフフ・・・アタシを舐めないでちょうだい」
古泉「!」
キョン「!」
朝倉「!」
俺「!」
ハルヒ「これがアタシの考えた遊戯王モンスター!!」バサッ
ハルヒ「アタシの考えたポケモン!!」バサッ
ハルヒ「アタシが応募した悪魔超人!!」バサッ
ハルヒ「勢いで買った、ナイトゴーグル!!」ドサッ
ハルヒ「アタシのサイン練習ノート!!!」バッ
キョン「ぐはぁっ!!!ひ、開き直りか・・・」
古泉「なんという・・・戦闘力!!」
朝倉「聞いてるこっちの心が折れそうだわ・・・」
長門「暴走モード、突入」
ハルヒ「まだまだああああああああ!!」
ハルヒ「これは『未来の自分へ』ビデオレター!!」ダンッ
ハルヒ「卒業文集、趣味の欄に『自分探し』!!」バババッ
ハルヒ「休み時間の合間に読んだ『完全自殺マニュアル』!!」ドサッ
ハルヒ「黒魔術研究ノート!!」ドッパーン
ハルヒ「――――!!」
「――――!!」
「――!」
――――――――――。
止めろ!止めてくれ!
ハルヒ「はぁ、はぁ」
キョン「ハルヒ・・・お前やっぱすげーよ・・・」グスッ
朝倉「ええ、アナタの事・・・誤解してたみたい」
長門「超一流のブラックヒストラー」
古泉「うわああああああん、一生!ついでいぎまず!!」ジョパーン
ハルヒ「み、みんな・・・」ウルッ
キョン「さすが我らが団長だぜ!!」
古泉「ズズ・・・ええ!」
朝倉「負けたわ・・・」
ハルヒ「・・・ううん、涼子、アナタも今日からSOS団よ!」
長門「期待のルーキー」
朝倉「いいの!?」
ハルヒ「みんなでブラックヒストった方が楽しいじゃない!!」
古泉「ええ、三人寄れば文殊の知恵、ですよ」
キョン「ああ、意味は知らないがその通りだ!!」
長門「貴女なら即戦力」
朝倉「みんな・・・!!」
ハルヒ「キョン、あんたも見直したわ!今日から『SOS団ポエム総括長』よ!!」
ハルヒ「古泉君は『副団長兼ストーリー構成部長』!!」
ハルヒ「有希はSOS団の歌姫!ダンスも手がけなさい!!」
ハルヒ「涼子は『SOS団専属絵師』!」
キョン「俺は昇格だな」
朝倉「・・・これがっ、私のっ、居場所!!」
キョン「よーし、さっそくみんなでいつもの喫茶店で会議を開こうぜ!!」
ハルヒ「会議?」
古泉「ええ、教室にテロリストが来た時のシュミレーションですよ!!」
朝倉「!」
ハルヒ「!」
長門「どうしたの?」
朝倉「・・・・私だけじゃなかったのね」
ハルヒ「どうやらそうみたいね!!」
キョン「あったりまえだぜ!ほら、行くぞ!!」ダッ
ハルヒ「あ、待ってよキョーン!もーぅ!!」ダダッ
アハハハ、アハハハハハ!!
――――――――――――――。
ガチャ
みくる「すいませーん、遅れましたぁ・・・ってあれ?誰もいない・・・」
みくる「うーん皆来ない・・・」
みくる「これは中止なのかなぁ?」
みくる「って言ってたら来る気がする」
みくる『ちょっと、みくるちゃん!今日はコレに着替えなさい!!』
みくる「はぁ?嫌だよ、お前が着ろよ」
みくる『えっ・・・どうしたのみくるちゃん・・・?』
みくる「どうもこうもねーよ、オラ、焼きそばパン買って来い」
みくる『・・・はい、わかりました・・・』
みくる「・・・」
みくる「うふふふふふふふふ・・・」ホクホク
ハルヒ「ふぃー、さて、では会議を始めましょうか!」
古泉「待ってください、お2人にこれをお渡しします」
朝倉「これは・・・!!」
ハルヒ「インカム!」
キョン「機関から追加でパクッってきてくれたのか」
古泉「ええ、これが僕の仕事ですから」
キョン「褒美だ、ぬ~ぼ~をくれてやろう」
古泉「あ、ありがとうございますっ」モグモグ
ハルヒ「いいわねー、憧れていたのよ!」
長門「貴女の場合、ナイトゴーグルと組み合わせれば完璧」
ハルヒ「・・・勢いで買ったといっても、無駄じゃなかったわね」
朝倉「全ては、因果律のままね」
あーあwwwwwwwwwww
今度はぬーぼーかwwww
でたwwwwwwww因果律wwwwwwwwwwwwww
みくる『なっ・・・朝比奈さん、その怪我はどうしたんですか!?』
みくる「これかい?昨日ちょっと・・・抗争が、な」
みくる『そんな・・・大丈夫ですか?』
みくる「ふん、こんな傷・・・ケンジに比べれば・・・」
みくる「ケンジの仇だ、レッドエンペラー・・・ぜってぇ許さねぇ・・・!!」
みくる『朝比奈さん・・・』
みくる「心配すんな、『北高の最終兵器』の名は伊達じゃねぇぜ?」
みくる『・・・っ!朝比奈さん!!』
みくる「・・・・・・」
みくる「やっぱり『北高の火の玉』・・・で行こうかな」カリカリ
朝倉「ふぅっ、シュミレーションは完璧ね!」
ハルヒ「熱中しすぎちゃったかしら」
キョン「まあ楽しかったからいいだろ」
長門「私から提案がある」
古泉「なんでしょう?」
長門「我々で何か作品を作り上げたい」
キョン「一鬼脚本の映画とかか?」
ハルヒ「なるほどねぇ・・・」
朝倉「作品・・・か」
長門「漫画家、作詞家、歌手、小説家が揃っている」
古泉「バラバラですね・・・」
キョン「うーん・・・・そうだ!!」
ハルヒ「なにかいい案があるの!?」
キョン「そうだ、そうだよ!」
キョン「古泉の小説を朝倉が漫画化、そして最後に映画化すればいいんだ!」
キョン「もちろん主題歌はゆきりん、作詞作曲は俺とハルヒだ!」
古泉「!」
朝倉「!」
長門「!」
ハルヒ「!」
古泉「・・・なるほど!僕が原作を!!」
キョン「ああそうだ!」
朝倉「そうね、古泉君なら安心できるわ!」
長門「それぞれの個性を生かすアイディア」
古泉「いいですね!」
キョン「ハルヒ、お前はオールマイティヒストラーだ、映画監督兼みんなのサポートを頼む!」
ハルヒ「ふっふーん、まっかせなさい!」
長門「しかしなんという鶴の一声」
朝倉「ええ、とんでもない奇策だわ!」
キョン「ありがとう」
ハルヒ「キョン偉い、ぬ~ぼ~あげるわ!!」
キョン「ありがたく頂戴いたす」モグモグ
古泉「これで目標ができましたね!」
朝倉「これから毎日がお祭よ!!」
ハルヒ「ふふ、忙しくなってきたわ!」
ワーッショイ!ワーッショイ!!
店員「ええ、救急で・・・あ、ハイ5台お願いします」
みくる「おい涼宮、大丈夫か?」
みくる『そ、総長!助けに来てくれたんですか!?』
みくる「当たり前だろ?・・・おいお前ら、今日は生きて帰られると思うなよ」
みくる「俺らのルールはただ1つ!『ダチを傷つけるのは許さねぇ!!』」
!?
みくる「通報?上等だよ・・・マッポでもなんでも来いやあああ!!」
みくる「・・・」
みくる「うふふふふふ」ツヤツヤ
翌年春――――――。
キョン「あー、キョンって呼ばれてました。1年間よろしく」
パチパチパチ・・・
谷口「なんか進級して自己紹介ってのもなぁ」ボソボソ
キョン「まあ初めて見る顔もいるし、いいだろ」
先生「よーし、じゃあ次―」
ハルヒ「涼宮ハルヒ!この中に宇宙人・未来人・異世界人・超能力者―――。」
ハルヒ「邪気眼使い・多重人格者などのブラックヒストラーがいたら私の所に来なさい!」
ざわ・・・ざわ・・・
谷口(・・・おいおい、なんかパワーアップしてるじゃねーか」
「なんでアイツ・・・俺の事を・・・」
「くっ・・・共鳴・・・だと!?」
ざわ・・・ざわ・・・
ちょwwwwwwwwwwww
ハルヒ「以上!」ガタンッ
キョン「ハルヒ・・・」ス
ハルヒ「・・ふふっ」
キョン「YEAH!」パシッ
ハルヒ「やってやったぜメーン!!」パシっ
谷口「」
谷口(国木田ああああああ!なんでクラス離れちまったんだああああ!!)
ハルヒ「キョン、今日は定例会議よ、遅刻したらアイアンメイデンだから!」
キョン「へーへー、わかってますよ団長閣下様」
谷口(俺1人じゃ無理だってえええええええ!!!)
進化してやがる…
ハルヒ「よっし、じゃあ定例会議を始めるわよ!」
ハルヒ「早いけど、今日から本格的に映画の撮影に入るわよ!!」
長門「一鬼の『クロニクル伝説』を解き放つ時が来た」
ハルヒ「主題歌の詩も完成済みよ!」
朝倉「衣装のデザインも完璧!」
キョン「そうか、じゃあ早速・・・って朝比奈さんは?」
古泉「高ランクの大学を受験するそうで、予備校のため週2日しか参加できないそうです」
キョン「そうか・・・残念だな」
長門「主演はまゆりんで行く」
朝倉「周泰のモーションも完璧よ」
ハルヒ「それは必要ないです」
朝倉「ちくしょう」
みくる(総長!シンジのやつが、ラリッてヘヴンズジョーカーと揉めました!)
みくる(バッキャロウ!!あんだけヤクには手を出すなっつったのに・・・)
講師「おい、朝比奈!」
みくる「ひゃ、ひゃい!」
講師「この問題を解いてみろ」
みくる「ええと・・・」
講師「ボーっとしてんな、置いてかれるぞ!」
みくる「す、すいませぇん・・・」
みくる「タイマンだ・・・逃げんじゃねーぞ?」(すいませんでしたぁ・・・)
講師「!?」
みくる「あわわわわわ、なんでもありません!!」
数年後――――――――。
キョン「ん?朝倉から宅配便か・・・」ガサガサ
『ポエム記念日』
キョン「」
キョン「うわあああああああああああああああああ!!!」
―――――――――――。
古泉「おや、彼から荷物とは珍しい」バリバリ
『真説・炎帝の叙情詩』
古泉「」
古泉「いやあああああああああああああああああああああ!!」
長門「古泉一樹から荷物が届いた」ゴソゴソ
『ゆきりんベストアルバム~キューティアワード~
長門「」
長門「そおおおおおおおおおおおおい!!!」ガッシャアアアアン!!
――――――――――――。
ハルヒ「あら、有希から宅配便だわ!何だろう!」ワクワク
『SOS団の記録』
ハルヒ「」
ハルヒ「あばばばばばばばばばばばばばばばば」ダラダラ
朝倉「ん?涼宮さんからだ、なんだろう」バリバリ
『プリンセス☆涼子・コンプリートボックス』
朝倉「」
朝倉「いっけええええええええええええ!!!」ブンッ キラーン
―――――――――――――。
鶴屋さん「おや?みくる、このノートはなんだいっ?」
みくる「ふぇ?どれですk・・・」
『朝比奈列伝~我等友情永久不滅~』
みくる「」
みくる「にぎゃああああああああああああ!!!」ダダダダッ
鶴屋さん「みっみくるーーーーーーー!?」
おわり
途中で落ちるし・・・見てくれた人ありがとー
保守してくれてた人もありがとさんです
途中からハルヒというよりか勝手に改造に思えてきた
面白かったよ乙
笑わせてもらったwwwww
>>1乙!
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