- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 13:55:13.05 ID:Nypkv3eU0
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唯「え、どうしたの和ちゃん。」
和「今頃になってだけど生徒会って面白くないのよねぇ」
唯「まぁ、確かに事務処理が多いもんねぇ」
唯(でも和ちゃんがこんなこと言うなんて……)
和「今から私けいおん部入ろうかしら」
唯「え!ホント!」
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たらたらららら
唯「けいおん!」
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
和「ということで、今日から宜しくお願いします」
律「おう!よろしくな!和なら大歓迎だぜぃ」
澪「でも生徒会は大丈夫なのか?」
和「うん。しっかりした子が二年生に居てね」
紬「和ちゃん、はい、お茶どうぞぉ」
和「ありがとう」
ガチャ
唯「和ちゃああああああああああああああん」
和「唯。今日からよろしくね」
唯「うん!よろしくね!よろしくね!」
澪「で、早速だけど楽器はどうするんだ?」
和「何かあまってる楽器とかある?」
梓「もうあまってないですよ。そんなことも調べてきてないんですか?」
和(コイツ……ちょっと古参だからって…)
澪「でも確かにそうだよな。ギターも2人いるし、もうあまってないかもな」
梓(キキキキキwwww)
梓「そうですよぉ!」
唯「じゃあ和ちゃん、私と一緒にギー太弾こう!」フンス
和「ありがと、唯。でもそれじゃまともに弾けそうにないわ。」
律「どうするかねぇ」
和「でも私ギターやってみたいかも。」
梓「だからギターはm…」
律「いいかもな。唯と二人で仲良しコンビみたいで」
唯「えへへ。澪ちゃん照れるよぉ」
梓(え…仲良しコンビ…私は?)
澪「でもギターはもう梓が…」
律「いいじゃん。梓はあと1年あるけど私達はもう1年ないんだぜ?」
律「思い出作りにちょっと変わってやってくれよ。梓」
梓(そんなぁ…律先輩、私のことが嫌いだからって…)
澪「梓、変わってくれるか?」
唯「あずにゃんおねが~い」
梓(え、澪先輩、それに唯先輩まで…)
梓(でも、まぁ初心者だからすぐ飽きるよね)
梓「わ、分かりました。ちょっとだけですよ・・・」
唯「えへへ。澪ちゃん照れるよぉ」→唯「えへへ。りっちゃん照れるよぉ」
和「ありがとう。梓ちゃん。」
梓「いえ…」
梓(初心者のお前が受け入れてもらえるようなレベルじゃねぇんだよ)
梓(コードも知らないクセにwww)
澪「じゃあ、まずコードから教えるぞ」
和「あ、大丈夫。ここ1週間で全部予習してきたから。」
紬「和ちゃんすご~い」
唯「すごい!」
律「さすが生徒会長だな!」
梓(コードなんて1週間あれば覚えられるっつーのww)
澪「どのくらい弾けるんだ?」
梓(醜態を晒せこのメガネ娘wwww)
和「まだあまり上手じゃないけど…」
和 ♪~★♪!!♪★☆♪~
梓・澪(これは!!!!!!!!!!!)
梓(やわらかい感じで周りを包み込むアルペジオ!!!!)
澪(どこか優しさがあるダウンピッキング!!!!!)
梓(激しいはずなのにほのかな甘さを感じるハンマリング!!!!!)
澪(香ばしい感じのオルタネイト・ピッキング!!!!!)
梓(そして何より選曲が「アリエッティ」)
梓・澪(コイツ…出来る…)
唯「わぁ、和ちゃんすご~い」
律「お前、すげぇな」
紬「1週間でここまで出来るもんなの?」
梓「い、1日でどのくらい練習してたんですか?」
和「30分ぐらいよ」
澪「30分!?」
澪「和、お前すごいよ!」
律「HTTもよりクールなバンドになるな!」
唯「わ~い」
紬「やった~」
梓(マズい……私の居場所が…)
澪「早速練習しよう!」
和「唯からは最初はお茶会から始まるって聞いたんだけど、違うのね」
律「今日は練習したい気分だ!」
梓(え…)
唯「私も~」
梓(えっ!?)
紬「お茶は練習終わったあとにしましょ」
梓(えっ!!!!???)
梓(どうしよう・・・皆凄いやる気だ・・・))
律「じゃあいくぜぃ!」
律「ワン ツー すr…あ、」
唯「どうしたの?りっちゃん」
律「和、HTTの曲分からないよね」
澪「そういえば。楽譜も渡してないしな」
和「あ、大丈夫。全部覚えてきたわ」
澪「えっ?楽譜私たっけ」
唯「そうだ!和ちゃんは絶対音感だったんだ!」
律「おおおおおおお!なんかすげぇな」
和「ふふ。生徒会室に聞こえてくる演奏で全部覚えちゃったわ」
澪「すごい・・・」
梓(・・・)
律「じゃあいくか!」
律「ワン ツー スリー!」
のどかがチートすぐる
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
キミを見てるとキミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI
揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ
いつもがんばるキミの横顔
ずっと見てても気にしないよね
夢の中なら 二人の距離縮められるのにな
あぁカミサマお願い 二人だけのDream Timeください☆
お気に入りのうさちゃん抱いて今夜もオヤスミ♪
ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
梓(凄い…学園祭よりすごい演奏かも…)
律「何か凄いやりやすかったな)
紬「何かリズムに乗りやすかったわ」
澪「もしかして和、ウィックしてたか?」
唯「ウィック?」
澪「周りの演奏者が弾きやすいように音程を自分から周りに発信する奏法だ。」
澪「かなり難しい技術がいる」
紬「すごいわぁ」
梓(私・・・)
梓(私、完全に飲まれてる…。あ、アピールしなきゃ)
梓「み、皆さん!私のど渇きました。そろそろお茶にしません?」
唯「え~もうちょっと練習したいよぉ」
梓(え!?)
澪「そうだな。今調子がいいからな」
梓(そんな…)
律「お茶はまたあとにしようぜ」
梓(…)
紬「ごめんね梓ちゃん。もうちょっと待っててね」
梓「あ、大丈夫です…」
-練習後-
澪「今日の練習…凄かったな」
律「あぁ、何か凄かった」
紬「けいおん部って感じがしたわ」
唯「音楽ってこんなに楽しかったんだ」
和「皆、色々教えてくれてありがとう」
梓(結局2時間練習しっぱなしでお茶しなかった…)
澪「いやいや。こっちが逆に教わった感じだよ」
唯「和ちゃん、ホントすごいね。」
律「なぁ、次の集会でのライブ、このメンバーでやってみないか?」
梓(えっ!?)
紬「いいかも!」
梓「ちょ、ちょっと!」
律「大丈夫だよ、梓。学園祭じゃないんだし。」
唯「あずにゃん、ごめんねぇ」
梓(え、もう確定してる感じになってる…)
澪「梓、いいかな。」
梓「あ、えっと、はい!大丈夫です!ステキな思い出作って下さいね!」
澪「そうか。ありがとう!」
梓「いえ・・・」
梓(私だって先輩達と演奏するのもあと少しかも知れないのに・・・グスッ・・・)
律「じゃあミーティングやろうぜぇ!ムギ~お茶ぁ」
紬「は~い」
阿須さ(やった!お茶だ!)
澪「あ、もう遅いから梓は帰っていいぞ」
梓(えっ)
唯「そうだね。もう暗いし。あずにゃんみたいな可愛いこだと襲われちゃうよ」
阿須さ(やった!お茶だ!) → 梓(やった!お茶だ!)
律「そうだな。じゃあな梓!気をつけてな!」
梓「え、はい…」
和「梓ちゃん、またね」
梓「さようならぁ・・・」
梓(あの糞メガネ娘…)
律「じゃあ次のミーティングだけどぉ…」
梓(始まっちゃった・・・帰ろう)
梓 ガチャ
律「ここでムギがキーボードパフォーマンスをしてぇ…」
和「あ、ちょっとトイレ行って来るわね」
唯「あ~い」
澪「いってらっしゃい」
和「続けてていいわよ」
和 ガチャ
和 ゴソゴソ
和 ピッ
和 ピッポッパッポピポポ
携帯 prrrrrr prrrrrrr
? ガチャ
?「はいもしもし。平沢です」
和「もしもし、和です。」
憂「和さん。成功しましたか?」
和「うん。今日はもう帰ったわ。今は皆でミーティングしてる。」
憂「ありがとうございます。私のために…」
和「いいのよ。私と憂ちゃんの仲じゃない。」
和「でも、本当にこれでいいのよね?」
憂「はい。梓ちゃんにおねえちゃんを取られる位ならこっちのほうがマシです。」
和「…分かったわ。」
和「じゃあ、またね」
憂「はい、さようなら」
和「さようなら」
和 ブチッ
律「で、ここで私がど~んとドラムを叩いて和が~」
和 ガチャ
和「ただいま~」
律「おう!和!お帰り!ちょうど今お前のパート部だぜ」
唯「りっちゃんたらひどいんだよぉ!私がギー太で・・・」
和「ふふふ。そうなの」
律「じゃあもう一回和に説明するぞ」
和「よろしく」
-ミーティング終了-
律「っと、この辺でミーティングは終わりな」
唯「疲れたぁ」
紬「もう8時ね。」
澪「和が着てから充実してるな!」
和「はは。どうもありがとう。」
律「じゃあ今日はここで解散な。」
唯「和ちゃん、一緒に帰ろ!」
和「うん。」
-帰宅中-
唯「あ、このケーキおいしそぉ」
和「あのさ、唯」
唯「ん?どうしたの?」
和「ホントにこれでいいの?」
唯「何が?」
和「…うんうん。何でもない。帰ろっ」
唯「うん!」
-帰宅-
唯「ただいまぁ」
憂「おかえり。こんな遅い時間までお姉ちゃんお疲れ様。」
唯「疲れたぁよぉ」
憂「お風呂とご飯どっちにする?」
唯「ごはんでお願いします!隊長!」
憂「はいはい^^」
-食事-
唯「けいおん部に和ちゃんが入ってきてねぇ」
憂「へぇ。和さんが」
唯「和ちゃんったらすごいんだよ!ギターをこうジャララランってね」
憂「ふふふ」
・
・
・
唯「ごちそうさま!美味でございました」
憂「お粗末さまでした^^」
憂(梓ちゃんの話は出てこなかったなぁ。ふふふ。)
-梓家-
梓(はぁ…私、必要じゃなくなっちゃったのかな…)
梓(うんうん!そんなこと無い!まだ1日目だ。頑張れ私!)
梓(明日は一番に部室行って自然に溶け込もう!)
-翌日 学校 朝-
唯「あ!おはよー!」手をフリフリ
梓(あ!唯先輩が私に手振ってる!やっぱり私まだd…)
唯「おはよ!和ちゃん!」
~梓、唯すれ違う~
和「おはよ。唯」
唯「今日も部活きてね!」
和「分かってるって」
梓(・・・)
-放課後-
梓(よし、一番乗りで部活いくぞ!)
梓 ダッシュダニャン
梓 ガチャ
唯「
大好き 大好き 大好きをありがとう
歌うよ 歌うよ 心こめて今日も歌うよ
大好き 大好き 大好きをありがとう
歌うよ 歌うよ 愛をこめてずっと歌うよ
」
梓「えっ・・・」
梓(練習……してる……)
和「ん~、唯はもうちょいこの部分をさ」
唯「あぁ。なるほどぉ。気をつけてみる」
澪「和のアドバイスは相変わらず的確だな」
律「分かりやすいしな。」
紬「今までこういうアドバイスしてくれる人いなかったものねぇ」
梓(…私…)
唯「あ、あずにゃん。」
梓「こ、こんにちは。皆さん早いですね。」
澪「あぁ、何か練習が楽しくなってきてな」
律「授業終わったら速攻で来たぜ」
紬「梓ちゃん来たしお茶にする?」
唯「そうしよぉ」
-お茶-
梓(私も演奏したいな……)
律「和~、今日何時まで残れる?」
和「ん~、8時ぐらいまでかしらね。勉強もあるし。」
唯「さ、さすが和ちゃん」
律「よぉし、今日は8時まで練習だぁ!」
全員-梓「お~!」
梓(お茶飲んだら帰ろうかな…)
-お茶終了-
梓「じゃ、じゃあ私邪魔みたいなんで帰りますね」
梓(引き止めてくれぇ・・・)
唯「あ~い。じゃあね、あずにゃん」
澪「気をつけてな」
律「それでさぁ」
紬・和「ふふふ」
梓(律先輩とムギ先輩なんて声もかけてくれない……)
-梓帰宅中-
梓(何でこうなったんだろ)
梓(2日前、あのメガネが来てからおかしくなったんだ…)
梓(なんで・・・なんで・・・)
憂「あ、梓ちゃん。」
梓「あ、憂」
憂「一人?」
梓「うん。」
憂「一緒に帰ろ」
梓「うん」
梓・憂 トコトコ
憂「梓ちゃん元気ないね。どうしたの?」
梓「ん、うんうん。何でもない」
憂「今日はけいおん部ないの?」
梓「う、うん。今日はね」
憂「へぇ~」
・
・
・
憂「じゃあねぇ」
梓「うん。」
憂(…フフ)
梓(明日からどうしよう…もうけいおん部いきたくないなぁ)
-梓帰宅-
梓(ホント、何でこうなったんだろ。)
梓(私のけいおん部…)
梓(全部あの女のせいだ。あの女のせいだ。)
梓(私のけいおん部を奪ったあの女を絶対に許さない。)
憂「はい、はい。今日は一緒に帰りました。はい。順調みたいですね。」
憂「はい、はい。それじゃぁ失礼します。」
唯「ただいまぁ」
憂「あ、お姉ちゃん。おかえり」
唯「誰と話してたの?」
憂「え、ああ。えっと梓ちゃん」
唯「へぇ。あずにゃんか」
唯「そういえば今日あずにゃん早く帰ってたなぁ。体調悪いのかな。」
憂(やっぱり今日部活あったんだ……フフ)
-翌日-
-梓登校中-
梓(ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ)
モブ「あ、梓。おはよう」
梓 ギロッ
モブ「!?ど、どうしたの?」
梓「…」
梓(フフフ)
-部活-
梓 ガチャ
唯「ふわふわタァイム。ふわふわタァイム。ふわふわタァイム。」
澪「お、梓。今日は遅かったな」
和「何かあったの?」
梓 ギロッ
律「ど、どうしたんだ?」
唯「あずにゃん怖いよぉ」
梓「何でもないです。練習続けていいですよ。」
澪「う、うん」
梓(フフフ)
おいもしかして純ちゃんのことモブっていってるわけじゃないだろうな普通の二年モブだろうなおい
-演奏後休憩中-
梓「唯先輩、ちょっといいですか?」
唯「うん。いいよぉ。」
梓「ちょっと来てください」
唯・梓 トコトコ
梓 唯にハンカチギュ
唯「あ、あずにゃんなn…zzz zzz」
梓(フフフ) ニヤリ
梓 ガチャ
紬「おかえりなさい。アレ、唯ちゃんは?」
梓「何か体調悪くて帰ったみたいです。」
律「生理か?」
澪 ゴツン
律「あいて!」
>>82
ごめん。純。名前忘れてた。
-部活終了-
澪「唯、心配だな。」
紬「大丈夫よ。唯ちゃんだもん」
律「そうだな。」
和「私、お見舞いにいこうかしら」
梓 和を蹴る
和「!?」
律「ど、どうしたんだ?」
梓「ごめんなさい。足が滑っちゃいました。」
和「う、うん」
和(この子…)
梓「じゃぁ、私帰りますね。」
美緒「うん。気をつけてな」
美緒「うん。気をつけてな」 → 澪「うん。気をつけてな」
梓 ガチャ
梓 トコトコ
梓(唯先輩、フフフ)
-翌日-
アナウンサー「私立桜が丘高校3年生徒『平沢唯』さんが行方不明になっております。」
アナウンサー「調べによると、昨日、部活中に早退した後行方が分からなくなっているようです。」
アナウンサー「警察は調べを進めています。」
憂(お姉ちゃん……おねえちゃん……何があったの?)
-けいおん部-
澪「唯…どこ行っちゃったんだろうな」
律「ゆ、唯のことだから次の日旅に出てたとか言ってころっと帰ってくるよ。」
紬「そ、そうね。唯ちゃんだもんね」
和「唯…」
和(まさか…まさかね…)
梓 ガチャ
律「梓!」
梓「こんにちは。」
澪「最後に唯にあったの梓なんだよな?何か知らないか?」
梓「いえ、私は何も」
和(冷静…)
梓「あ、そうだ。律先輩。話いいですか?」
律「ん、なんだ。」
梓「ちょっと来てください。」
律「うん。」
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梓 ガチャ
澪「おかえり。アレ、律は?」
梓「進路のことでさわこ先生に呼び出されてました」
紬「りっちゃんは相変わらずね」
そして3年後。
けいおん部は和と梓だけとなっていた。
そう、ここまで読んだ貴方は梓は和のことを邪魔と思っているのだと思っていただろう。
否。違う。
梓の「クソメガネムスメ」というのはツンデレゆえのそれだったのだ。
和の演奏技術に惹かれた梓は和と二人でバンドを組みたかったのだ。
それゆえの誘拐・殺人だったのだ。
今、二人は「猫眼鏡(The Cat's Glasses)」として音楽界を騒がせている。
けいおん部メンバーの死体は今も中野家の押入れに入っている。
あ?
えっ
飽きたか
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