- 1:ライアン ◆bDCt54/oZM :2006/07/30(日) 00:50:43.81 ID:/9cWiOiw0
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7月30日
とうとう勇者様とめぐり合う。
1章以来の出番にテンションが上がる。
戦闘開始、頑張るぞ。皆速い。俺が「たたかう」前に戦闘終了。
おもむろに勇者様が「馬車のアリーナと交代な」とおっしゃった。
しぶしぶ了解する。
馬車の中にはデブとジジイとやたら帽子の長い緑なヤツがいた。
こちらを一瞥して、奴らはまた視線を床に落とす。
「あの…はじめまして。王宮戦士のライアンと申します」
返事はなかった。

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
7月31日
全く会話をしないまま1日が過ぎた。
見た目がカタい人間にうつるからかもしれないと思い、
馬車内で今日は兜をかぶらなかった。
誰もそれに気付かないようだった。
8月1日
馬車の中がやたら暑いので鎧も脱いだ。
うとうとしていると不意に棺桶が場車内に突っ込んできた。
何事かと思ったが、緑のヤツが意気揚揚と飛び出ていった。
「マーニャ早く死ねよ…」
消えるような声でジジイが言った。
ジジイの声を聞いたのはそれが初めてだった。
8月2日
勇者様に怒られた。
昼間、少しデブともめた。そのせいだった。
昼間、カビ臭い馬車内でメシを食っていると初めてデブが擦り寄ってきたのだ。
「あんた、戦士かい?」
妙に高いその声にいささか驚きつつも、そうだと応えた。
「チッ…また前衛キャラかよ。アリーナが死んで、お前も死んでからか…」
俺はしばらく無視していた。
「アンタ、1章だったんだってな?」
デブがしつこく話し掛けてくる。
「仲間はなんだったんだい?」
俺は言葉に詰まった。
俺は知っている。
俺にだけ、人間の仲間が居なかったことを。
「…ホイミスライムだ」
デブの目が輝く。
「ホイミスライム!?ホイミスライムってあのモンスターのか!?」
俺は目もくれずに黙って頷いた。
そこからのことはあまり思い出したくもない。
「貧乏人は人が雇えなくて大変だwwww」
「モンスターを仲間にするのは作品が違いますよwwww」
など、好き勝手言われ、最終的には破邪の剣で殴り合っていた。
勇者様が怒ったのはただ一言で、
「教会の代金、お前が払えよ」ということだった。
>>14
>「教会の代金、お前が払えよ」ということだった。
ワロッシュ
8月2日
デブがついに牢屋送りになった。
とても嬉しい。
経緯は謎だが(馬車内ではインターネットをしていたため)
何でも泥棒の冤罪が勇者様にかかっているようだった。
そこで人質を残し、真犯人を捕まえに行くらしい。
デブは勇者様に向かって
「お役に立てて光栄ですよ」
と皮肉を言っていた。
俺は笑いを堪えるのに精一杯だった。
デブがいなくなったことで、馬車の中は密度が低くなった。
風通しも良いし、今度のダンジョンは滝の裏らしい。
3人になった馬車内を改めて見渡して見ると、
なるほど、どうやらある程度の住み分けができているようだ。
つまり…悲しいことだが、俺の出番は勇者様の頭にはないらしい。
「よ~し、パパ危ない水着買っちゃうぞ~!」
とか外で言ってんの、もう見てらんない。
馬車内での生活はまだ浅いが、徐々に実態が見えてきた。
勇者様は基本的に踊り子、姫、占い師を基本メンバーに据えているようだ。
そしてその中の誰かが戦闘不能になった場合、サブメンバー、
つまり馬車内の俺たちに声がかかる。
踊り子が死ぬとジジイ。
占い師が死ぬと緑。
姫が死ぬと俺、俺も死んだ場合はデブ。
そういう運命のようだった。
これは能力的なものではないのだろうと俺は薄々気付いていた。
しかし、それを認めることはできなかった。
どうやらデブは馬車メンバーの中でも嫌われ者だったようだ。
緑が珍しく話し掛けてきた。
「へへ、ライアンさん。ライバル一人脱落ッスね…」
俺は不快感をあらわにした。
世界を救う旅だということをコイツはわかっているのか。
「ライバルだのなんだの…くだらんとは思わんのかッ!?」
俺は溜まっていた怒りを発散させるかのように叫んだ。
しかし、緑は肩をすくめ
「ひゅ~、おっかねぇ…」
と言いながら、また所定のスペースへ帰って行った。
「おい、補欠ども!!うるせぇぞ!」
勇者様の声が馬車内に響く。
「チョビヒゲです」
緑がチクった。
俺は睨みつけようとしたが、勇者様が馬車を覗き込んできたので、
「すみません」と言うしかなかった。
ジジイは寝たフリをしていた。
クリフトうぜぇwww
8月3日
デブが居なくなって2日目。
勇者様は宿屋にも泊らず、女性メンパーとキャンプをしていた。
一言意見をすべきかとも思ったが、サブメンバーである俺が言ったところで聞きはすまい。
最近はアリーナとか言う女が好みらしく、昨夜も遅くまで喋っていらっしゃった。
緑が陰湿にそれを覗いていたが、俺は心底疲れていたので、
さっさと眠ってしまった。
ジジイはいるのかいないのかわからないが、
時折、戦闘中などに踊り子の悲鳴が聞こえると急に機敏な動きを見せて外を覗く。
そしてため息混じりに体を馬車内に戻す。
タラララッタッタッターン
ジジイのレベルが上がった。
勇者様はそれに気付いていないようだった。
8月7日
城の北の森をようやく抜けた。
デブは餓死してはいまいか。
勇者様は全くダンジョンに行く気配を見せず、
あれから毎晩、別の女と一緒に森の奥深くへ消えていった。
昨日、ようやく占い師がダンジョンへ行くことを提案したようで、
勇者様もその気になったようだ。
馬車内は相変わらずだった。
ジジイは覚えたてのヒャダルコを得意げに連発していた。
特にターゲットも居なかったし、俺も緑も完全に無視していたので、
出しては消し、それでもまた出していた。
アルツハイマー対策なのだろう。
外では滝の音が聞こえた。
ダンジョンが近いようだ。
非常にショッキングな事件が起きた。
ジジイが勇者様に殺された。
ことの顛末はこうだ。
ダンジョンに到達後、踊り子が棺桶になって馬車に放り込まれた。
ジジイは喜び勇んで飛び出していったが、
ヒャダルコを使っていたためMPがほとんどない状態だった。
それに激昂した勇者様がパーティーアタックのふりをしてジジイを殴った。
ジジイはセクシーに水の羽衣を着ていたが、赤く染まった。
会心の一撃だった。
勇者様は、しかしまた森に戻れることが嬉しいらしく、
「さっさとリレミトルーラしようぜ」
と息巻いていた。
8月21日
ようやくバコタとかいう盗賊がつかまった。
デブを迎えに行くことになったとき、メンバー全員が嫌そうな顔をした。
デブは
「忘れられたのかと思いましたよ。いつもみたいに」
と皮肉を忘れなかった。
馬車に戻るときも、
「エンディングまで皆さんまたよろしく」
と馬車メンバーに皮肉を言った。
8月28日
田舎町についた。
勇者様は早速武器屋へ向かった。
レギュラーメンバーを連れて。
俺は少し距離をおいて、そのあとを追った。
武器屋につく。
なめし皮と金属の匂い。
王宮の武具庫を思い出す。
ふと陳列棚を見る。
そこには俺が求めてやまなかったあの武器があった。
『ドラゴンキラー 15000G』
wktk
俺はサイフの中を確認する。
当然…足りない。
俺のサイフの中には1章の時に自ら稼いだ2500Gしかなかった。
ため息をつく。ふと思い出し、サイフの小さなポケットを探る。
小さく折りたたまれた写真。
そこには町の住人に暖かく出迎えられる俺が写っていた。
そして…ホイミンも。
写真のホイミンが語りかける。
「ライアン様、勇者様と一緒に、皆が笑って過ごせる世界を作ってくださいね…」
俺は馬車に戻り、誰もいないことを確認してから、
声を殺し、泣いた。
目が覚めるとあたりはすっかり暗くなっていた。
知らぬ間に眠っていたらしい。
暗闇に目が慣れてくる。俺は馬車の中を見回した。
誰もいない。
ジジイも緑も今日は町のどこかにいるようだ。
ゴトッ…
何かが手に当たって倒れた。
それは、俺が夢にまで見たドラゴンキラーだった。
(勇者様…?)
信じられなかった。
夢にまで見たドラゴンキラーを、サブメンバーの俺に…?
俺はおそるおそるソレを手にする。
『ライアンはドラゴンキラーを装備した』
懐かしいテロップが流れた。
もう、夢でも何でも良かった。
一流の戦士を夢見て、いつかは最強と呼ばれるドラゴンをこの手で、
そんな幼き自分に、俺は俺を自慢したい。
それだけだった。
ガサガサッ
(もしや…勇者様?)
俺はどうリアクションしていいかわからず、馬車の中で息を殺した。
「なんだ、起きてたのか…」
俺はビクッとした。
「ゆ…」
喉を絞り上げ、声をひねり出そうとする。
「その武器、お前に似合うと思ってさ…」
涙が溢れそうになる。
言葉が出ない。
「…ゆ……」
「勇者様…」
(!?)
その時、馬車の外から確かに女の声がした。
「似合ってるぜ、そのキラーピアス」
俺はそっと外を覗く。
そこにはアリーナと、勇者様がいた。
>>55
バロスwwwwwwwwwwwwwww
「でも…これ…」
アリーナは頬を赤くしながら、何かいいたげにしていた。
「攻撃力が低い、そう言いたいんだろ?」
(なんだ?俺じゃないのか…)
俺は少しガッカリしたような気がした。
主君と認めた人に、施しを受けることを当然と考えていた自分を恥じた。
「女の子はさ…」
「えっ?」
「女の子は、武器も可愛いほうがいいぜ?」
アリーナは完全に茹蛸状態になっている。
「で、でも、この武器、攻撃力が5しかないんですよ?」
「アリーナがチャーミングすぎるからさ」
「え?」
「いや、言いたかっただけさ。確かに攻撃力は低いけど、二回攻撃できるんだぜ?」
アリーナはピアスをまじまじと見つめる。
「それに、アリーナは会心の一撃がよくでるだろ?だからいいかなと思ってさ」
「あ、ありがとうございます」
「いいっていいって、ほら、つけてやるよ」
勇者様の手がアリーナの耳に伸びていく。
馬車の中から、俺はそんな『BOY’S BE…』な状況を見ていたが、
耐えられず目をそむけた。
するとそこには、何時の間にか緑のヤツがいた。
ヤツはボソボソと何かつぶやいていた。
俺は気味が悪くなって、そそくさと眠る準備を始めた。
馬車の明かりを消すと緑の声だけがやけに五月蝿く響いた。
「ザキ…ザキ…ザキ…ザキ…」
『勇者には効かなかった。勇者には効かなかった。勇者には効かなかった。しかし、MPが足りない』
クリフトwwwwww
ちょwwwwクリフトwwwwテラセツナスwwww
三角関係wwwwwwwwww
賢者の石>>>>>>>>>>>>クリフト
「ザキ…ザキ…ザキ…ザ…」
「もう、よさないか!」
俺は緑を羽交い絞めにした。
「男の嫉妬は…見苦しいぜ?」
「ラ…ライアンさん…」
緑は涙を浮かべていた。
「どうして…」
「?」
緑は堰を切ったように言葉を投げかける。
「どうして姫なんだ!どうしてミネアなんだ!!!
僕の方が防御力も高い!それに、公式設定でも僕と姫様はくっつくんじゃないのかよ!?
なのに、スタメンは外される、姫はたぶらかされる!
おまけに『ガンガンいこうぜ』の時はザラキしか使わないお荷物扱い!
僕は…僕は…!!!」
そうか、こいつも辛かったのか。
きっとこいつも夢を抱いて勇者のパーティーに入ったのだろう。
しかし、現実と幻想とのギャップに耐えられず、こんな姿に成り果ててしまった。
俺は優しく緑の背中をさすってやった。
「布団を敷こう、な?」
うほっ!!!
なんということだwww
泣きじゃくる緑をあやしながら、俺は外へ目をやった。
そこには、きっと緑が最も見たくない光景が広がっていると知りつつも。
「そうだ」
勇者様が思い出したように話し出す。
「俺もそう言えば新しい武器買ったんだよ、高かったんだけどな」
「そ、そうなんですか?」
「あぁ、見て驚くなよ?15000Gもしたんだからな!」
『ライアンはドラゴンキラーを外した。』
『ライアンは破邪の剣を装備した』
俺は緑と共に泣いた。
(´;ω;`)ウッ
8月29日
俺とクリフト(緑のヤツの名前だ)の間には奇妙な連帯感のようなものが芽生えていた。
いつもと変わらず朝が来て、いつも通り、勇者様のペースで冒険は進む。
デブは朝の5時頃馬車に帰ってきた。
ベロベロに酔っていた上に、風俗帰りらしく、イヤな匂いが馬車内を充満する。
俺とクリフトを一瞥して、
「ホモは調達しやすくてよござんすね」
とほざいた。
貴様のヨメはヤリマンだろうが、
といいたかった(不思議のダンジョン以降とファミコン版では子供の名前が違うため)が、
あとあと面倒なのでやめた。
ちょwww嫁www
トルネコ最低だなwwww
>>115
誰だよそれ
8月30日
王家の墓とやらについた。
もはやシナリオについていけない俺は、クリフトと馬車の中で『UNO』をしていた。
「おぉ!はぐメタwwwwww」
勇者様の声がした。
どうやらはぐれメタルが出たようだ。
「悪いけど、マーニャちゃんとミネアちゃん、ちょっと馬車入ってくれる?すぐ戻すからさ♪」
ミ「は~い♪」
マ「浮気しちゃいやよ?勇者様!」
「しねぇってwwwwww」
「おい、グズグズしてねぇで出てこいや、ヒゲとデブ!!!!」
俺とデブはノソノソと馬車を出た。
「あ、ドロ2タンマ、そのままストップな!」
「え~、ライアンさんドロ2持ってるってこと?」
UNOwwwwwwwww
勇者が女なら許せる
>>137
その発想はなかった。
1ヶ月ぶりにバトル。
こういう『たたかう』以外の選択肢のないバトルがあったのが1章だったんだよな。
5章のバトルは『じゅもんつかうな』とか言うから困る。
俺は外へ出た。
なるほど、はぐれメタルが3匹ほどいるようだ。
俺はとりあえず『たたかう』コマンド入力。
アリーナが二回殴って一匹倒した。
俺の攻撃、ってその前に一匹逃げた。
はいはい、すばやさすばやさ。
しかし、残った一匹がギラを撃ってきた。
話のわかるやつだ。
でもトルネコはそんなの全然気にしない。
普通に俺より先に行動した。
しかもこけてる。
マジ空気よめねぇよ。
ちょ!武器飛んでって会心の一撃とか。
そんなのナシだろ。
あ~、戦闘終わった。
勇者様がデブを誉めている。
俺のことなど完全に忘れてる。
きっとこのあと『ならびかえ』するときに、ようやく俺のことを思い出すんだろうな。
憂鬱になりつつ、馬車へ引っ込もうとする。
視線を感じた。
デブが上から目線でわらってる。
どうとでもなれ。
レベルが上がった。しらねぇ。
すごすごと馬車へ引っ込む俺を笑うなら笑え。
「ライアンさん、レベルアップおめwwww はい、ドロ2」
涙が出た。
デブのダンジョン系のシリーズが好きな俺はちょっと複雑な気分
9月1日
変化の杖マジすごい。
勇者様が宝箱からゲットしたこの変化の杖。
しかし、イマイチ使いどころがわからないということで、
馬車の中に放置されていた。
それをジジイが自分の武器だと勘違いして使ったのがことの発端だった。
あっという間に若いバニーに早変わり。
デブが勃起していた。ウゼぇ。
最近馬車の中に慣れている自分がいる。
なんだかふいんき(←なぜか変換できない)もよく感じるし、
日記の文体や喋りも砕けてきている。
かゆ
うま
ライアンやべえwwwwwwwwwwwwwwwww
9月2日
変化の杖マジ面白いんだけどwwwwwwwwww
クリフトが調子こいてネネに化けて、風俗でお楽しみ中のトルネコに特攻wwwww
マジビビってやんの、デブwwwwww
でもビビったのも束の間、欲情してマウントポジションwwwwwwwww
テラ桜庭wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
最近、インターネットで流行している、『2ちゃんねる』風に頑張ってみましたwwwww
ホイミンが見たら泣くなwww
>>202
アーッ!!
9月3日
馬車内で変化の杖ブームが終わったようだ。
しかし、この数日で馬車メンバーの人間関係が改善されたのは良いことだと思う。
丁度ブームが終わったのを見計らったように、
勇者様が変化の杖を取りにきた。
ようやく使い道がわかったようだ。
俺らのお古でよかったらどうぞ使ってください、というムードが馬車内に満ちていた。
なんか馬車内がwwwwwwwwwwww
9月4日
なんでもデスパレスという所に行くらしい。
モンスターの本拠地らしく、普通に乗り込むのは危険だという。
そこでモンスターに変化して乗り込もうという作戦だ。
そんな緊迫した状況下にも関わらず、勇者様はレギュラーメンバーを変化の杖でバニーにして遊んでいた。
デブが勃起している。
「よっしゃ~!乗り込むぞ!」
勇者様が右手を振りかざす。
その右手にはドラゴンキラー。
もう考えまい。
俺は思考を止めて「お~」と言った。
変化の杖を振る。
皆モンスターになった。
「この杖、6人用なんだ」
と勇者様がスネオのようなことを言った。
デブとジジイがそのまま乗り込んだ。
ダンスニードルとガリガリの鉄球魔人です、と言い訳したら普通に入れた。
人間離れしすぎている。
ダンスニードルと鉄球魔人バロスwwwwww
デスパレスの中は広い。
王宮に戻ったようでホッとする、というと不謹慎だろうか。
大広間についた。
何かが始まるようだ。よくわからない。
完全にストーリーから切り離されているのだから。
仕方なく後ろのベロリンマン(クリフト)と『UNO』をしつつ時間を潰す。
何か親玉らしき人が登場した。
「アッテムトで地獄の帝王が見つかった!!!!」
オオー!!!!
完全に俺ら置いてけぼり。
誰だよ。
あ、色換え、赤ね。
またUNOしてるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
9月7日
アッテムト到着。
地獄の帝王というからにはとても強いんだろう、腕がなるぜ、
と思えたのは7月までの俺。
頑張って行ってらっしゃいと思うのが今の俺。
月日って恐ろしい。
アッテムトの地下洞窟は馬車は入れないらしいので、
勇者様がパーティーメンバーを決めて行くみたい。
どうせいつもの女メンバーだろ、と思いつつ、
クリフトと『キングレオ(カードゲーム)』をやっていると。
「アリーナ…マーニャ… and…… クリフト!(ジーコ風に)」
オオー!!!!
クリフトはよくわからないといった風だった。
その夜。
俺はクリフトと話していた。
「ライアンさん…」
「ん?」
眠れないというクリフトを連れて、俺は久々に酒場にやってきていた。
酒場、といっても、アッテムトだ。
活気はない。
「どうして僕なんでしょうか?」
俺はその質問に噴出してしまう。
「な、何がおかしいんですか?」
「いや…」
俺はグラスを傾けつつ続ける。
「お前も変わったなぁ、と思ってな」
「変わった…?」
クリフトは考える。
「俺と初めて会ったとき、おまえはレギュラーじゃないことに不貞腐れていた」
「……」
俺はそのまま、前だけを見て続ける。
自分を卑下しないように。
「その前、俺と出会う前のお前は、世界を救う、それだけを考えていたはずだ……
そして今、その一員になったことを改めて実感している…
それだけジャマイカ?」
「そう…ですよね。でも、僕なんかが、今更何故…?」
「お前は!」
俺は無意識のうちに声を荒げていた。
「お前は!俺たち馬車メンバーの代表なんだ!!
そんな情けない面は見せるな!」
ビクッとクリフトが身を震わせる。
「腐っても、勇者様さ。意味のない人事じゃない。
お前は、必要だとされた、それだけだ。
俺も当然、諦めちゃいない。レギュラーをな。
ただ、お前の方が少し早くそのチャンスをもらったんだ。
やれることをやるだけじゃないのか?」
「ライアンさん…」
「喋りすぎだ。もう戻るぞ。MPもしっかり回復させておけ」
俺は嫉妬していたのか。
それとも、自分を情けないと感じたのだろうか。
ただ言えるのは。
あの時、どうしてクリフトを止めなかったのか。
それだけを俺は今も後悔しつづけている。
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんか伏線がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
9月8日
勇者様とアリーナ、マーニャ、そしてクリフトがダンジョンへ向かった。
クリフトは出発の直前、俺に目線をやると、
いつものクリフトらしからぬ、意思の強い瞳で、
頑張ってきます、といったような希ガス。
外はいい天気だった。
俺は一人町を出るとなまった感覚と筋肉を揺り起こすように、素振りを始めた。
昨日のクリフトへの言葉。
それはまさしく今の俺への言葉だった。
気がつくとあたりは茜に染まっていた。
誰も心配などしてはいないだろうと思った。
このままここで修行をしようかとも思ったが、
ミネアがいることを思い出し、町に戻った。
夜の町は、昼以上に静かで、胸騒ぎがした。
続きます。









































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