- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/09(月) 18:18:57.19 ID:JxMjVU2F0
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梓「はい?」
律「マジかよ……」
澪「このこあたまおかしい」
紬「さすがの私もそれはひくわ」
唯「えー?えーっ??」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
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【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
唯「え?じゃあ、もしかしてみんなはお風呂でおしっこしないの???」
梓「しません」
律「しねーよ」
澪「するわけない」
紬「その発想自体なかったわ」
唯「えー!なんで?」
いやムギはしてそう
律「なんでっておまえなぁ」
唯「そうだよ、なんでおしっこしないの?教えてよ」
梓「いや逆になんでおしっこしようと思うのか教えてください」
唯「んもー!疑問文に疑問文で返したら爆殺されちゃうんだよ、あずにゃん!」
梓「いやそういうのはいいですから」
唯「ムムー」
澪「なんでお風呂でおしっこなんてするんだよ」
唯「だって、お風呂は裸で入るでしょ?」
梓「はい」
唯「そんで、お風呂に入ると気持ちいいでしょ?」
紬「そうねえ」
唯「気持ちいいと、出ちゃうでしょ?」
律「いや そのりくつはおかしい」
唯「なんで!?」 ガビーン
梓「いや、常識的に考えておかしいでしょう!なんで気持ちよくなるとおしっこ出るんですか!!」
唯「クラスの人が話してるの聞いたもん!あたし気持ちよくなるとオシッコでちゃうのーギャハハって!!」
律「それ違う!それは違う!!」
紬「というか唯ちゃんそこ詳しく!!」
唯「だからお風呂で気持ちよくなっておしっこ出ちゃうのはしょうがないことなんだよ」 ふんす
梓「いやもうどこから突っ込んだらいいのか」
唯「それにね」
梓「まだ何かあるんですか」
唯「お風呂でおしっこするととっても気持ちがいいんだよッ!!」 ババーン
梓「……どん引きです」
風呂場じゃなくて湯に浸かりながらかよw
唯「みんなもやってみなよ!じゅわーって!もう開放的ーって感じだよ!」
律「いや……いや。おい」
唯「試しに裸でトイレでおしっこしてみたこともあるけど、それとはまた違うの!」
唯「なんていうの?そう、宇宙!宇宙遊泳しながらおしっこしてるような、ほら、あれ。ね!」
梓「……誰かどうにかして。この先輩」
唯「トイレでのおしっこが5なら、お風呂のおしっこは10!いや12はあるね!!」
律「もう、好きにしてくれ……」
紬「がんばれ私負けるな私どこかに萌えポイントがあるはずなのよ」
唯「さあみんなもレッツ、バスおしっこ!」 キラリン
梓「頼まれてもやりません」
澪「……」
唯「すごいんだよ!開放感!解放感が!」
律「いや、いくら開放感があってもさ」
澪「……というか問題は解放感がどうこうとかいう話じゃないだろ」
唯「に?」
梓「と、いいますと?」
澪「唯。……唯の家のお風呂に入る順番はどうなってるんだ?」
唯「え?いつも私が一番だけど」
律「うおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!」
唯「わあ!びっくりしたなあもう」
律「びっくりしたとかじゃねえだろ!お前なにしてんだあ!」
唯「え?え??なに?なに???」 キョロキョロ
梓「一番風呂でおしっこするとかどんだけ外道なんですかーっ!!」
唯「えー!?なんでなんでー?」
澪「…唯。お前もお風呂に入った時に、湯船のお湯で顔をバチャバチャやったりするだろ?」
唯「うん」
澪「そのお湯に誰かのおしっこが混ざってたらどうする?」
唯「ええっ!?なにそれ、最低!」 ぷんす
唯「……」
唯「……はっ!」
唯「あっ……あ」
唯「あああああっ!!」 ポロポロポロ
澪「……気づいたか」
唯「びえええええん!わたじ、わたじういにびどいごどおおおおおっ」 ブワワーッ
梓「やっと気づきましたか。自らが犯した、その罪の重さに……」
律「憂ちゃんは、ずっと唯のおしっこ入りのお湯で顔を洗ってきたんだぞ」
唯「ひいいい!だめええ!憂そのお湯で顔洗っちゃだめえええっ!!」
唯「びええん、だれか憂をとめてちょうだいー」 ヘタリ
紬「……唯ちゃん、いつからなの?」
唯「えっ」
紬「お風呂でおしっこすることを、始めたのは」
唯「一人で入るようになってからだから、小学校の3年生くらいだよ」
梓「3年、3年……じゃあ、8年も、憂は」
唯「ああっ、そんな!そんなあーっ!!」 ガガーリン
唯「わたしは、私はなんてことを……」 ガクガク
律「憂ちゃんにごめんなさいしないといけないよね」
唯「……うん」 ぐすっ
唯「謝って許してもらえるようなことじゃないかもしれないけど、それでも」
梓「だめですっ!」
唯律「えっ」
梓「だめです」
律「な、なんでだよ」
紬「知らぬが仏、という言葉もあるわ」
梓「……自分が8年間もおしっこ風呂に漬かってたとか、私だったら知りたくないです」
律「そういわれてみれば、確かに……」
澪「内緒にしておこうな」
唯「う、うん。そうだよね。内緒にしよう。憂には内緒でおしっこを」
律「するなーーーーっ!!!」
唯「えっ?」
唯「………」
唯「………あっ」
唯「し、しないよ!するつもりなんてないよ!ちょっと油断してただけだよ!!」
梓「する気まんまんじゃないですかっ!!」
律「するなよ!絶対するなよ!!」
唯「う、うん!」
梓「不安なこと極まりないです」
澪「憂ちゃんのためなんだからな。我慢しろよ」
唯「うん…そうだよね。憂のためなんだから」 ふんす
紬「唯ちゃんのおしっこ、唯ちゃんのおしっこ……
そこに魅力を感じることができれば私は人間的にひとまわり成長できるはず」 ブツブツ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「お風呂でおしっこしない、お風呂でおしっこしない……」 ぶつぶつ
ガチャ
唯「ただいまー」
憂「おかえりなさい、おねえちゃん!ご飯の準備」
唯「しないよ!」
憂「えっ」
唯「あ、いや。ご飯、ご飯は、するよ!えっ、あいやしな、あれ?あれれ?」 ぐるぐる
憂「おねえちゃん?」
もぐもぐ
唯「あはーん!やっぱり憂はご飯作りの天才だよー!」
憂「ふふっ、もうお姉ちゃんったら♪」
コリコリッ
唯「きゅーん!このレンコンの辛子あえがもう!もうっ」 ツーン
唯「暑さにやられて重かった胃がよみがえるーっ!!」 バクバク
憂「よかった♪」 ニコニコ
ごくごく
唯「ぷはー。ごちそうさまー♪」
憂「おねえちゃん、お風呂も沸いてるよー」
唯「わーい♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ざぷーん
唯「ふいー♪」
唯「…あれ?なんか忘れてる気がするなあ。なんだっけ」
唯「……」
唯「…んっ」 ぷるぷる
唯「ふぃぃーっ♪極楽ごくら」
唯「……」
唯「ああーっ!!!」 ザバァ
唯「ああっ、あ、そ、そうだ。しちゃだめなんだったああ」 オロオロ
憂『おねえちゃん!?何かあったの?大丈夫?』 コン コン
唯「う、うい!どうしよう、私っ」
憂『おねえちゃん!!大丈夫!?開けていい?開けるよっ!?』
唯「あ!や、あ、う、そか、憂は、あだ、大丈夫だからっ!開けないでえっ!!」
唯「はううう、どうしよう…。」
唯「お湯入れ替えたら……だめだよ、憂が変に思っちゃうよ!」
唯「……憂……」
唯「じゃあせめて…せめて私も憂と同じ目にっ!」
唯「自分のおしっこ入りのお湯で……顔をッ!!」
ばしゃ ばしゃ
唯「……」
唯「…すっごいみじめ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「……」
律「おまえいくつだ」
唯「ひどーーい!!」
澪「結局憂ちゃんは昨日も唯のおしっこに漬かったわけか」
唯「うううー」
紬「事態は深刻だわ。なんとかして唯ちゃんが湯船でおしっこしない方法を考えないと」
梓「そうです。憂の身体をおしっこ地獄から掬うためにもッ!!」 ババーン
律「でも、いったいどうすれば」
唯「あんな気持ちいいお風呂に入っておしっこしない選択肢なんてないよ……」
梓「普通の人は気持ちいいお風呂に入ったくらいでおしっこ漏らしません」
唯「ぶー」
澪「漏らす?おしっこを……そうか!」 キュピーン
紬「何か閃いたの?澪ちゃん!」
澪「おしっこが漏れるなら、おしっこが漏れないようにしてしまえばいいんだっ」 バーン!!
梓「おしっこが漏れないように……そうか!唯先輩のおしっこの穴に木工用ボンドを」
唯「ヒイィーーーッ!?」 ブルブル
澪「違う違う違う!お風呂に入る前にトイレでおしっこをしてしまえばいいって話だよっ!」
律「なるほど、そういうことか!」
唯「澪ちゃんすごい!天才だよっ!!」
紬「誰もが気がつきそうで気がつかなかった盲点というやつね!」
梓「木工用ボンドもってきましたよ、先輩!」
あずにゃんwww
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「なんとかおしっこの穴は守り通したよ……」 げっそり
ガチャ
唯「ただいまー」
憂「おねえちゃん、おかえりなさい♪ご飯もお風呂も準備できてるよー」
唯「じゃあ、先にお風呂に入ろうかな」
憂「うん♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちょろちょろちょろ
唯「ふー」
カラカラ フキフキ ドジャー
唯「よっし、これでお風呂にはいってもおしっこしないぞー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ざぱーん ざざー
唯「ふいー♪」
唯「……」
唯「うん、大丈夫!」
唯「これでもう、憂に悲しい思いをさせずにすむね」 ふんす
唯「……」
唯「……」
唯「…ん」
唯「……なんか…ものたりない…」 しゅん
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「ごちそうさまー♪」
憂「おそまつさま♪」
唯「にこにこ」
憂「?」
カチャカチャ ジャー
憂「うん、片付けも終わったし、私もおふろはいろっかな」
唯「にこにこ」
憂「?(にこにこしてるおねえちゃんかわいい♪)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ざぶ
憂「ふー♪」
バチャ バチャ
憂「うーん、いいお湯ー♪」
ごくごく
憂「……!?」
憂「いつもと味がちがう!」
やっぱ憂はこうでなくちゃな
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「ふふーん、いまごろ憂はかつてない最高のお風呂を」
ガチャバターン
憂「おねえちゃーん!!」
唯「わっ、憂!服も着ないで!?そんなに感動し」
憂「お姉ちゃんどうしたのお姉ちゃん!!病気!病気なの!!?」 ぶんぶんぶん
唯「わ、あ!?ちょ、う、い、ち、つい、いー」 がくがくがく
病気なのはあなたです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かくかくしかじか
唯「……と、いうことなの…」 しゅん
憂「……」
唯「ごめん、なさい……憂には、本当に、なんて謝ったらいいかぁぁ」 ポロポロポロ
憂「…はっ。 あ、お姉ちゃん!大丈夫だよ!私怒ってないよ!むしろお礼を!いやそうじゃなくて」
唯「おれ……い?」 グスッ
憂「え、あ、う」
憂「あ、ほら!その、おねえちゃんが正直に話してくれたことが嬉しいのっ!」
唯「うい……」 ジーン
憂「それに、黙ってたのも、私を気遣ってくれてのことでしょう?嬉しいよ」
唯「うん…でも、本当にごめんね?いままで、ずっと…」 グスッ
憂「んもう、ちゃんと謝ってくれたんだからいいよ。ね?」
唯「ぐすっ。うん!」 ニコ
憂(そう。おねえちゃんに罪はないよ。本当に許せないのは……ッ!) ギリッ
憂(本当に許せないのは……私ッッ!!) ギリリッ
憂(おねえちゃんのおしっこ入りの湯船!気がつかなかった!気づかなかった自分が許せないッ!!!)
憂(そんな貴重なものを無自覚なまま、文字通り!文字通り湯水のように浴びていた自分が許せないッッッ!!)
憂(思えば、物心ついた時からあの味だったッ。…当然。違いがわからないのは当然といえるが)
憂(しかしッ!!真実を知ると同時にそれを失うとは、あまりに!あまりに残酷ではないかッ!!)
憂「失ってから……はじめて実感するのだ、人間はッ。それが、かけがえのないものだと……ッ!」
唯「…憂?」 キョトン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「こんにちわ、梓です。」
梓「あれから、唯先輩の湯船でおしっこをする癖は治ったそうです。」
梓「しばらく憂が元気なかったけど、まあなんとなく理由は想像つくんでほっときました。」
梓「まあこれで、唯先輩もお風呂でおしっこしないという、人として最低限のマナーが守れるようになったわけです」
梓「この調子で軽音の練習をするという軽音部員としてのマナーも身に着けてくれればいいんですが。」
梓「まあ、お風呂でのおしっこも止められたんですから、きっとできますよ。ね、唯先輩。」
梓「さあ、その日を目指してさっそく練習です練習。」
唯「」
梓「……唯先輩?」
まて…こいつら合宿でお風呂一緒に入ったんだよな
ピー ピー
ポー ポー
梓「唯先輩!唯先輩っ!」
紬「唯ちゃん!唯ちゃあああん!!」
憂「おねえちゃああああんっ!なにが!なにがあったのおおっ!」
律「わ、わからないっ。練習始めようとしたらいきなり倒れてっ」
澪「唯っ、唯いっ!!」
救急隊員「付き添いの方、1名お願いしますっ!」
憂「はいっ!私、私がいきます!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「原因不明!?」
憂「……うん。異常に身体が弱ってるけど、精密検査でも何一つ異常はなかったって…」
澪「そんな……なんで唯が、そんなに」
律「貧血で倒れるようなタマじゃないだろ、あいつがっ!!」
憂「……」 ぐすっ
紬「……もしもし。斉藤、琴吹家の顧問医師団を呼びなさい」
斉藤『しかし、お嬢様。ご学友には琴吹家の力を振りかざすような真似は控えるのでは』
紬「そんなこと言ってる場合じゃないもの。私の家の力で唯ちゃんが救えるなら、何でもするわ」
斉藤「お嬢様……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「ストレスだって」
紬「スト……」
律「レス?」
精神科医「おそらく最近何か強い抑圧を受けたのでしょう。
精神的なストレスが身体に影響を及ぼすのはよくあるケースです」
澪「最近……というと、もしかして」
唯「いやあー、やっぱお風呂でおしっこできないと何かものたりなくってさー」 テレテレ
梓「唯先輩……」 ハァ
ピ ポ パ
紬「斉藤、医師団キャンセル…え、もう出発した?え、ええ。じゃあお給金は私のお小遣いから…え、そんなにかかるの?」
憂「もう、我慢は身体に毒だよっ。身にしみてわかったでしょ」
唯「てへへ、めんぼくなやー」
憂「これからはお風呂でおもいっきりおしっこしていいからね♪」 ニコ
唯「わぁ!」 パァー
梓「いやいやいや」
律「まあ、でも他に方法がないなら仕方ない……のか?」
唯「……で、でも!憂をおしっこ入りの湯船に漬からせるなんて、耐えられないよ…」
憂「お姉ちゃんやさしい /// …ううん、そうじゃなくて!お姉ちゃんの身体の方が大事だよっ!」
唯「でも憂が!!」
憂「お姉ちゃんが!!」
梓「病院でイチャイチャしないでください」
澪「……別に憂ちゃんが先に入ればすむ話じゃないか」
律「おおっ、なるほど!!」
唯「やっぱり澪ちゃん天才!!」
憂「そ、そんな!おねえちゃんが私の身体で汚れたお湯に漬かるなんて!」
唯「大丈夫だよっ!憂のなら、汚くないもんっ!」
憂「お、おねえちゃんったら。もう /// 」
唯「私が一番あとに入れば、誰にも気にせず出せるしね!澪ちゃんは本当に頭いいなあ!」
澪「こ、こんなの誰でも思いつくだろ、ふふ」 ドヤッ
紬「それはそうと、りっちゃんお願い。後でおいしい駄菓子屋さん教えてほしいの」
律「ん?別にいいけど。なんで?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
憂「おねえちゃんごめんね?先にお風呂入っちゃって」
唯「なあに気にしなさんなー♪おっふろおふろー」
ガチャ
ざぶーん
唯「ぷはー♪」
唯「はひー。極楽極楽ー」
唯「……」
唯「…んっ」 ぷるぷる
唯「あはーん♪天国ぅー」 ツヤツヤ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
憂(お姉ちゃんがあがったら……むふふ)
唯『憂ぃー?』
憂「はーい。なあに?おねえちゃん」
唯『わたし最後だから、お湯抜いとくねー』 キュポン
憂「ギャーーーーーーーーーーーッ!!」
完
おつ!!
乙
憂がいつも通りでよかった
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最近は唯憂の憂がまともなのが多くなってきて悲しい