- 憂「これ・・・お姉ちゃんのブログ?」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 01:20:11.48 ID:jhpUg0BY0
-
梓「ここがネットカフェだよ!」フンス
憂「ほぇ~初めて来たよぉ」
梓「憂はパソコン持ってないもんね」
憂「うぅ・・・機械はちょっと苦手かな」
梓「私が教えてあげるから大丈夫大丈夫!」
憂「うんっ、ありがとう梓ちゃん♪」
梓「えへへ///」
梓「憂は初めてだから会員証作らないとだね」
憂「会員制なんだぁ・・・何かすごいね!」
梓「じゃぁこの紙に書いてー」
憂「はーい」
カキカキ・・・
梓「これ唯先輩のブログだ・・・」
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憂「できたっ」
梓「じゃぁ店員さんに持っていこっ」
トコトコ
店員「はい、ご新規様ですね」
憂「は、はいっ!」
店員「年会費は無料となっておりますが、初回のみ諸費用として100円を頂いておりますがよろしいでしょうか?」
憂「あ、はい・・・」ゴソゴソ
店員「ではこちらの会員証にお名前をお願いします」
憂「わぁ・・・会員証だぁ」
カキカキ
店員「ではお席の方なのですが・・・お連れ様とご一緒ですか?」
梓「一緒でお願いします」
店員「少々お待ちください」カタカタカタ・・・
店員「では11番のボックス席でよろしいでしょうか?」
梓「はい」
店員「お時間の方はいかがなさいますか?」カタカタ
梓「んと・・・3時間パックで」
店員「はい、では会員証をお預かりします」カタカタ
店員「何かご注文がありましたら備え付けの電話をご利用ください」
梓「よしっ、これで手続きは終わりだよ」
憂「梓ちゃん・・・何かかっこいい!」
梓「そ、そんなことないよ///」
梓「とにかく部屋いこっ」
憂「はぁい」
トコトコ
スッ
ガチャッ
憂「わっ、パソコンが2つもある!」
憂「思ったより広いね!」
憂「わぁ・・・ゲーム機もある♪」
梓「あはは、憂はしゃぎすぎだよっ」
憂「えぇっ、だってすごいんだもん!」
梓「そだ、ジュース入れてくるよー憂は何がいい?」
憂「んっと・・・オレンジジュース!」
梓「おっけー、ちょっと待っててね」
ガチャッ
憂「ほぇぇ・・・」
憂「これがネットカフェかぁ」
憂「今度お姉ちゃんと一緒に来てみたいな♪」
ガチャッ
梓「おまたせー」
憂「あっ、ありがとー」
憂「んと・・・」ゴソゴソ
憂「はいっ、梓ちゃん」チャリン
梓「え?」
憂「?」
梓「お駄賃なんかいらないよぉ!子供じゃないんだから!」
憂「ち、違うよっ!ジュース代だよぉ」
梓「へ?」
梓「・・・あははっ」
梓「憂~ここはジュース無料だよっカラオケと一緒!」
憂「・・・えぇぇぇ!?」
憂「3時間980円で・・・漫画読み放題で・・・テレビ見放題で・・・ゲームし放題で・・・
パソコン使い放題で・・・」
憂「それにジュースまで飲み放題なんて・・・」
憂「なんて家計に優しい所・・・!」
梓(そこかよっ)
梓「ま、まぁそーいう事だからコレは返すね」チャリン
憂「はぁーい」
梓「さて、じゃ落ち着いたところでパソコンでもしますか」
憂「いよいよだね!」
梓「じゃーとりあえず起動っと」ポチッ
憂「ふむふむ、そこを押すとつくんだね!えい」ポチ
梓「・・・さて、起動したところで・・・憂はどこまでパソコン出来る?」
憂「え、えっと・・・文字は打てるよ!ローマ字読みはちゃんと出来るから♪」
梓「ふむふむ、キーボードは大丈夫そうだね」
梓「じゃぁマウスは使える?」
憂「うんっ!友達の家で使ったときにクリックとダブルクリックは覚えたよ♪」
梓「なんだぁ、憂結構出来るね!」
憂「えへへ///」
梓「とりあえずネットサーフィンでもしますかぁ」
憂「梓ちゃんサーフィン出来たんだ・・・」
梓「・・・違う違う」
梓「ネットのサイトを見て回るってことだよー」
憂「あ、そうなんだぁ」
梓「私が最近やってるのは・・・ブログを見てまわる事かな」
憂「ふむふむ、ブログやってる子って多いよねぇー」
梓「たまーにコレ友達じゃない!?っていうブログもあるから面白いんだよ!」
梓「とりあえず検索でブログの名前を入れて・・・と」カタカタ
梓「憂もマネしてねー」
憂「うんっ!」カタカタ
梓「検索っと」カチッ
憂「っと」カチッ
梓「それでこのサイトを押して・・・」カチッ
憂「押して・・・」カチッ
梓「このランダム訪問っていうの押していけば色んな人のブログが見れるよ♪」カチッ
憂「見れるよ♪」カチッ
梓「・・・憂?」
憂「ほぇ?」
梓「私の言った事はマネしなくてもいいんだよ・・・」
憂「あれっ?そんなつもりは・・・」
梓「んもー!しょうがないなぁ憂は」
梓「とりあえずこのランダム訪問しながらブログを見てまわるってわけ!」
憂「はぁーい」
梓「じゃぁ何かあったら言ってねー!私は漫画探してくる」
憂「わかったぁ」
憂「おし、がんばるぞー」
憂「・・・」カチッ
憂「・・・」ジー
憂「・・・」カチッ
憂「・・・」ジー
憂「・・・」カチッ
憂「・・・あはっ」
憂「この人面白いなぁ♪」
憂「・・・」カチッ
憂「・・・」ジー
憂「・・・」カチッ
憂「・・・」ジー
憂「・・・あ、このギターお姉ちゃんのに似てる♪」
憂「んっと、『けいおん日記』・・・?」
憂「この人も軽音部なのかなぁ♪お姉ちゃんみたい♪」
憂「なになに・・・」
『○月×日 今日は妹にアイスを買ってもらいました!とってもおいしかった♪買ってくれた妹大好き(はぁと)』
憂「ふふ、ほんとにお姉ちゃんみたいな人だなぁ♪」
憂「・・・って、あれ?」
憂「この日・・・お姉ちゃんと買い物に行った日だよね・・・」
憂「・・・まさかねっ」
憂「次の記事は・・・っと」カチッ
『○月△日 今日は妹と一緒にカレーを作りました!マシュマロ入れたいって言ったら怒られちゃったけど・・・
でも美味しかったです♪妹は料理上手すぎます(はぁと)』
憂「この日・・・お姉ちゃんとカレー作った・・・出来事も一緒・・・」
憂「もしかして・・・」
憂「これ・・・お姉ちゃんのブログ?」
梓「たっだいまー」
憂「ふぇっ!?あ、梓ちゃんおかえり!」カチッ
梓「どしたーそんなに慌てて」
憂「ううんっ!何でもない!」
憂(よくわかんないけど・・・言っちゃダメな気がする・・・)
梓「むぅっ、まぁ良いやー面白そうな漫画もってきたよっ」ゴソッ
憂「ほんとだぁー、一緒に読も♪」
梓「うん!」
~そんなこんなで3時間ほど経過~
梓「ふぁぁ・・・あ、そろそろ時間だよー憂」
憂「あ、ほんとだぁー」
梓「じゃぁ帰ろっか♪」
憂「うんっ」
wktk
~そんなこんなで帰宅~
憂「ただいまぁー」
唯「うい~おかえり~」
憂「あ、お姉ちゃん帰ってたんだ!」
唯「えへへ、今日は早かったんだぁ」
憂「じゃぁ急いでご飯の用意するね♪」
唯「いつもいつも悪いですなぁ」
憂「今日は・・・カレーだよ♪」
唯「さすがうい!食べたいものがわかってるね!」
憂「えへへ///」
憂「♪」トントントントン
TV「なんでやねん!」
唯「あはははっ」ゴロゴロ
憂(お姉ちゃんかわいいなぁ・・・)グツグツ
唯「うい~おなかへったぁ」
憂「もうちょっとでできるよぉー」
唯「はぁい」
憂「仕上げにコレを入れて・・・はいっ完成!」
唯「おぉ~っ」パチパチ
唯「ではお皿を持ってきます!」
憂「ありがと、お姉ちゃん♪」
唯「それでは・・・」
唯「いただきます!」
憂「いただきます♪」
唯「んぐんぐ・・・もぐもぐ・・・」カチャカチャ
唯「はふはふ・・・んふぅー」
憂「どぉかな?」
唯「すっっっごく美味しいよぉ!さすがうい!」
憂「よかった///」
憂(お姉ちゃんはやっぱりかわいいなぁ・・・♪)
憂(あ、マシュマロ入れてあげたほうがよかったかなぁ・・・)
憂(そういえば・・・お姉ちゃんのブログ・・・)
憂(聞いてみたいけど・・・・うぅん・・・)
唯「うい?」
憂「へっ?」
唯「はやく食べないと冷めちゃうよぉー」
憂「あ、うん・・・食べるよぉ」
唯「めしあがれー♪」
憂「はぁい♪」
~そして片付けが終わって憂の部屋~
憂「ふぅ・・・」
憂「お姉ちゃんのブログかぁ・・・」
憂「お姉ちゃんの・・・」ゴロゴロ
憂「・・・よし!」
憂「明日もまたネットカフェに行ってみよう!」
~そのころ唯の部屋~
唯「おぉっ、アクセスが増えてますなぁ」ウンウン
唯「えーっと」カチッ
唯「きょう・・・は」カタカタ
唯「いもうとに・・・かれーを」カタカタ
唯「つくって・・・もらいました」カタカタ
唯「このまえの・・・かれーも」カタカタ
唯「おいしかったけど・・・きょうのも・・・おいしかったです」カタカタ
唯「やっぱり・・・いもうとは・・・なんでもできる」カタカタ
唯「いいこです・・・っと」カタカタッ ターン!
唯「できた!」フンス
唯「やっぱりブログは楽しいなぁ♪」
~そして翌日~
憂「あのね、梓ちゃん」
梓「んー?」
憂「ネットカフェの事なんだけど・・・その・・・」モジモジ
憂「今から行くんだけど・・・1人じゃちょっと不安だなぁなんて・・・」モジモジ
梓「えぇ?昨日行ったばっかりなのに・・・そんなに気に入っちゃったの!?」
梓「でも今日は予定があって・・・ごめんね憂」
憂「そ、そっか!」
梓「ほんとごめん!」
憂「ううん、無理言ったのは私だもん・・・気にしないで!」
梓「うん・・・じゃぁ、がんばってね」
憂「うん!ありがと♪」
~そして放課後~
憂「よしっ・・・行くぞぉ!」
憂「えと・・・駅前の・・・」テクテク
憂「確かこっちだよね」テクテク
憂「・・・あ!」
憂「ここだぁ」
ウィーン
店員「いらっしゃいませ、会員証はございますか?」
憂「あ、えっと・・・これです」ヒョイ
店員「はい、お預かりします」
店員「お席の方はどうなさいますか?」
憂「えっと・・この・・・ボックス席って大丈夫ですか?」
店員「はい、では12番になります」カタカタ
店員「お時間のほうは?」
憂(あ・・・時間考えてなかったなぁ・・・この前みたいに3時間で良いかなぁ)
憂「3時間のでお願いします」
店員「はい、何かご注文がありましたら備え付けの電話をご利用ください」
憂(ふぅ・・・何とかできた!)
トコトコ
スッ
ガチャッ
憂「よしっ!パソコンつけて・・・っと」ポチ
憂「・・・たしかお姉ちゃんの日記の名前は・・・」
憂「けいおん・・・日記だったよね」カタカタ
憂「けんさく!」カチッ
憂「わ、1番上に出た!」カチッ
憂「新しい記事だぁ」
『○月□日 今日は妹にカレーを作ってもらいました!この前のカレーもおいしかったけど
今日のもおいしかったです♪やっぱり妹は何でも出来る良い子です!』
憂「えへへ///」テレ
憂「でもやっぱり日にちも合ってるし、確実にお姉ちゃんの日記だよねぇ」
憂「この前はゆっくり見れなかったけど・・・今日は・・・!」カチッ
『×月○日 今日は妹と靴を見に行きました!でも高くて買えませんでした・・・
でも妹が、今の靴もかわいいよって言ってくれたので嬉しかったです♪
妹と買い物に行くのが1番楽しい!』
憂「あはは、また私の事書いてくれてる♪」
『×月□日 やっと妹の風邪がなおりました!何もなくてよかった・・・
やっぱり元気な妹が1番大好きです』
憂「あ、この前風邪ひいたときのだ・・・」カチッ
『×月△日 どうしよう・・・妹が風邪を引いてしまいました・・・
お姉ちゃんにうつらないようにって言われてあんまり看病できませんでした・・・
大丈夫かな、ずっとそばにいたいのに・・・』
憂「お姉ちゃん・・・そんなに心配しててくれたんだね」ウルッ
憂「お姉ちゃんがこんなに私の事を想ってくれてるなんて・・・私幸せだよ」
憂「これで最後かぁ」カチッ
『△月○日 はじめまして!今日からブログをはじめます!私は軽音楽部をやっている
高校3年生です!あと、ちょっと変な恋をしてます・・・
その相手とは!なんと妹なんです!・・・でもこの気持ちはまだ伝えてません・・・
いつか伝えられると信じて元気に更新します!』
憂「・・・え?」
憂「お姉ちゃんの妹って・・・」
憂「私・・・だよね」
憂「お姉ちゃんが私の事・・・」
憂「-----ッ!///」カーッ
憂「え、どうしよどうしよ」
憂「お姉ちゃんが私の事好きで・・・」
憂「私がお姉ちゃんの事好きで・・・」
憂「両想い!?///」
これさえあれば生きていける
憂「・・・」ポーッ
憂「・・・」ポーッ
憂「・・・」ポーッ
憂「・・・はっ」
憂「3時間たってる・・・」
~帰宅~
憂「た、ただいまぁー」
唯「うーいーーー!」ダキッ
憂「ふぇっ!?お姉ちゃん!?」バッ
唯「あぅぅ」コロン
憂「あ、ごめんなさいお姉ちゃん・・・びっくりして・・・」
唯「え、ううんっ・・・私もごめんねいきなり」
憂「ううん、お姉ちゃんは悪くないよ・・・ごめんね」
唯「遅かったから待ちどおしくて・・・」
憂「う、ちょっと友達と寄り道してて・・・」
唯「そうかぁー・・・」グゥー
憂「!・・・おなかすいたよね、今から作るから待っててね」
唯「はぁい」
憂(・・・うぅ、お姉ちゃんをまともに見れない・・・さっきも軽く突いちゃったし・・・)
唯(憂があんなにびっくりするなんて・・・抱きつきたかっただけなんて言えないし・・・)
憂&唯(・・・嫌われちゃったらどうしよう)
憂「・・・」グツグツ
TV「あほちゃうか!」
唯「・・・」
憂「・・・お姉ちゃん、出来たよー」コトッ
唯「あ、はーい」
憂(いつもならお皿取ってくれるのになぁ・・・)
唯(考えすぎてお皿取るの忘れちゃった・・・)
唯「いただきます」
憂「いただきます」
唯「・・・」モグモグ
憂「・・・」モグモグ
唯「・・・おいしいね」
憂「・・・え?うん・・・おいしいね、お姉ちゃん」
憂(お姉ちゃんとまともに喋れないよぉ・・・顔が熱くなって・・・)
唯(やっぱりいつもと違う・・・さっきので嫌われちゃったんだ・・・)
~そして片付けが終わって憂の部屋~
憂「・・・はぁ」
憂「普通にしようって思ってるんだけどなぁ」
憂「私のバカ・・・」ツネッ
憂「うぅ・・・痛い」
憂「このままじゃお姉ちゃんに嫌われちゃうよぉ・・・」ウルッ
~そのころ唯の部屋~
唯「・・・」ゴロゴロ
唯「うーいー」
唯「・・・嫌っちゃやだよぉ」ウルウル
唯「・・・あ・・・ブログ更新しなきゃ・・・」
唯「きょう・・・は」カタ・・・カタ・・・
唯「いもうと・・・に」カタ・・・カタ・・・
唯「きらわれ・・・」カタ・・・カタ・・・
唯「ちゃった」ウルッ
唯「・・・ういぃ」ポロポロ
唯「ういぃぃぃ・・・嫌わないで・・・」グスッ
唯「・・・」ゴロゴログスグス
唯「・・・ういぃ・・・Zzz」
~そして翌日~
唯「・・・あれ?いつ寝ちゃったんだろぉ」
唯「んんぅ・・・まだはやいなぁ」
唯「でも眠くないし・・・おきよっと」
トコトコ
憂「お、お姉ちゃん」
唯「あ・・・おはよう、うい」
憂「うん、おはよぉ」
憂(どうしたんだろう・・・今日は1人で起きてる・・・)
唯(1人で起きられたのに褒めてくれない・・・そんなに嫌われちゃってたんだ・・・)
憂「あ、ご飯できてるよ」
唯「う、うん!じゃぁ食べるね」
唯「いただきます」
憂「いただきます」
唯がグチりまくるのかと思ったら百合まくってた
~学校~
憂(・・・はぁ)
憂(結局あれからほとんど喋れなかった・・・)
梓「どしたの憂、元気ないよー」
純「ほんとだ、珍しいね」
憂(どうすればいいんだろう・・・)
梓「おーい、憂ー!」
憂「・・・え?あ、梓ちゃん!おはようっ」
純「今は昼休みだぞー」
梓「憂大丈夫!?もしかして熱が・・・」ピト
憂「ひゃっ」
梓「んー・・・普通かぁ」
純「ほんとにどうしたんだー憂」
憂「・・・実はね、お姉ちゃんに嫌われちゃったみたいで・・・」
梓&純「えぇぇぇ!?」
純「あの仲の良い姉妹が・・・」
梓「先輩が喧嘩だなんて・・・」
憂「あ、でもね、大丈夫だよ?」
憂「そんなに大したことじゃないよ!・・・うん」
梓「憂・・・」
~そのころ唯は~
唯(・・・はぁ)
唯(絶対ういに嫌われちゃったよぉ・・・)
律「ってなわけでハンバーグを作ってやったんだよ!」
澪「律はハンバーグしか作らないじゃないか・・・」
律「なんだとー!私だって他の事出来るぞ!な?唯!」
唯(うぅ・・・ういー行かないでよぉー)
律「おーい唯ー」
唯(はなれないでよぉ)グスッ
律「うぉっ!?どうした唯!いきなり泣いて・・・」
澪「ゆ、唯!?」
唯「ふぇぇぇ、りっちゃん澪ちゃーん」ギュー
律「どうしたんだよ唯ー、何があったんだー」
澪「そうだぞ、言わなきゃわかんないぞ」
唯「あのね、あのね・・・ういに嫌われちゃったの・・・」グスッ
澪「え?あの憂ちゃんが?」
律「唯じゃあるまいし・・・そんな子供っぽい事しないだろ・・・」
唯「ひーどーいー」ポコポコ
律「冗談だって!」
澪「こら、泣いてる相手に冗談言うな」ポカッ
律「いったぁ・・・」
澪「それで、原因はわかってるのか?」
唯「うん・・・私がはしゃぎすぎちゃって・・・」
律「あの憂ちゃんがそれぐらいで嫌いになるのか?唯がはしゃいでるのはいつもの事だろ」
唯「うぅ・・・でもあんまり喋ってくれないんだよぉ・・・?目もあわせてくれないし」
澪「あの憂ちゃんがそこまでやるって相当・・・」
唯「・・・やっぱりぃぃぃ」グスグス
律「こら、澪だって泣かせてるだろ!」
澪「あ、いやその・・・ごめん・・・」
~そして放課後~
憂(お姉ちゃん、最近ちょっと変だしなぁ・・・)
憂(私も恥ずかしくてうまく喋れないけど・・・)
憂(やっぱり私のせいかな・・・)ウルウル
憂(今日こそは家に帰ったら仲直りしなきゃ!)
~帰宅~
憂「ただいまぁ」
憂「・・・お姉ちゃんはまだかぁ」
憂「よしっ、今日はがんばって料理作らないと!」
憂「お姉ちゃんのために・・・」トントン
憂「大好きなお姉ちゃんの・・・」グツグツ
憂「お姉ちゃん・・・///」コトコト
唯「ただいまぁ」
憂「あ、お姉ちゃん・・・お、おかえり」
唯「うん、今日は早かったんだね」
憂「あ、うん」
唯「・・・」
憂「・・・」
憂(・・・このままじゃダメ!ちゃんとお姉ちゃんと向かい合わないと!)
憂「あ、あのねお姉ちゃ」
唯「ちょっと部屋で練習してくるね」
憂「あ・・・うん、いってらっしゃい」
憂(また喋れなかった・・・)
~唯の部屋~
唯「今日はちゃんと喋るって決めてたのに・・・」
唯「うぅぅ・・・ういぃぃぃ」グスッ
唯「ういはもう私の事嫌いなのかな・・・?ういはもう・・・ういは・・・」グスグス
唯「うぇぇぇん」グシグシ
唯「私はね、ういの事が好きなんだよ・・・」
唯「妹としても好きだし・・・女の子としても・・・」
唯「なのにういには言えなくて・・・それだけじゃなくて嫌われて・・・」
唯「こんな気持ち・・・誰にも言えなくて・・・」グスッ
唯「・・・ブログ」
唯「ブログで言うしかないんだよね・・・」
唯「でも言わないよりすっきりする・・・よね」
唯「・・・うん、正直に書こう」カチッ
唯「こんばんは・・・」カタ・・・カタ
唯「きのう・・・いったとおり・・・」カタ・・・カタ
唯「わたしは・・・いもうとに」カタ・・・カタ
唯「きらわれ・・・・・・・・・ました」カタ・・・・・・・・・カタ
唯「・・・」ウルウル
唯「さいしょに・・・かいたとおり」カタ・・・カタ
唯「わたしは・・・いもうとが」カタ・・・カタ
唯「だいすき・・・です」カタ・・・カタ
唯「いもうとと・・・しても」カタ・・・カタ
唯「おんなのこと・・・・・・しても」カタ・・・・・・カタ
唯「でも・・・」カタ・・・
唯「すき・・・ってひとことが・・・いえなくて」ポロポロ
唯「それどころか・・・きらわれて・・・」ポロポロ
唯「わたしは・・・どうすれば・・・いいんだろう」グスッ
コンコン
唯「!?」ビクッ
憂「お姉ちゃん、ご飯だよー」
唯「あ、うん、今いく」グシッ
憂「待ってるね」
唯「・・・うい・・・」
唯「いつもありがとう・・・こんなお姉ちゃんでごめんね」カチッ
~翌日~
憂「んぅ・・・」
憂「・・・朝かぁ」
憂「昨日も結局・・・変な空気のままだったなぁ・・・」
憂「それにいつもより元気なかったなぁ・・・」
憂「やっぱり・・・私のせいかな?」
憂「それとも・・・何かあったのかな?」
憂「・・・ブログ」
憂「お姉ちゃんのブログなら・・・」
憂「きっと何か・・・!」
憂「・・・うん、見に行ってみよう」
憂「・・・あ、でもお姉ちゃんのご飯作り置きしなきゃ」
~そのころ唯~
唯「むにゃむにゃ・・・ういぃ・・・Zzz」スースー
唯「う、うぃー・・・行っちゃ・・・だめなの・・・」スースー
~台所~
憂「よしっ、これで完了♪」
憂「えっと・・・でかけてくるので・・・あたためてたべてね・・・っと」カキカキ
憂「お姉ちゃん、大丈夫かなぁ?」
憂「でも・・・お姉ちゃんのブログを見なきゃ!」
憂「いってきます、お姉ちゃん」ガチャッ
~ネットカフェ~
憂(よしっ、今日はスムーズに来れた!)
店員「いらっしゃいませ」
憂「10~15番のボックス席で時間は3時間パック、会員証はこれです」サッ
憂「何かあったら電話で連絡しますね!じゃぁお願いします」ペコ
店員「・・・あ、はい」
店員(セリフ取られた・・・)
>>64
www
スタスタ
スッ
ガチャッ
ポチッ
憂「お姉ちゃんの気持ち・・・書いてあるといいなぁ」
憂「けいおんにっき・・・っと」カタカタ カチッ
憂「んっと、これだ」カチッ
『×月○日 今日は妹に嫌われちゃった』
憂「・・・え?」
憂「・・・なんで?私がお姉ちゃんの事嫌い・・・?」
憂「そんなはずないよ・・・だって今・・・お姉ちゃんのことで頭がいっぱいで・・・」
憂「好きで・・・大好きで・・・」ウルッ
『×月×日 こんばんは
昨日言った通り、私は妹に嫌われました
最初に書いた通り、私は妹が大好きです
妹としても・・・女の子としても
でも、好きって一言が言えなくて
私はどうすればいいんだろう・・・?』
憂「・・・」ポロ・・・ポロ・・・
憂「うぐ・・・おねえ・・・ちゃ・・・ひっく」グスッ
憂「私の事・・・こんなに・・・」グシッ
憂「なのに私は・・・」ウェェン
憂「・・・・・・・・・お姉ちゃん!」ダッ
店員「あの、お客様お時間のほうが」
憂「大丈夫です!これ980円、レシートはいらないです!」ダッ
店員「・・・ありがとうございました」
憂「っ・・・お姉ちゃん!お姉ちゃん・・・!」タッタッタッタ
ガチャッ
憂「お姉ちゃん!」
唯「あ、うい」
唯「おかえりなさ」
ダキッ
唯「・・・うい?」
憂「お姉ちゃん、ごめんね・・・」ポロポロ
唯「うい・・・?どうして泣いてるの?どうして謝るの・・・?」
唯「謝らなきゃいけないのは・・・私のほうなんだよ・・・?」ポロッ
憂「ううんっ!お姉ちゃんは悪くないの、何も悪くないの」グスッ
憂「私が・・・私が全部・・・」ウェェン
唯「うい・・・」ギュー
唯「でも・・・どうして?」
唯「唯が怒ってたのは私が抱きついたから・・・」
憂「怒ってなんかないの・・・」
唯「・・・え」
憂「あの時はね・・・ぼーっとしてて・・・それでびっくりして・・・」
憂「本当はね、お姉ちゃんに抱きつかれるの・・・すっごく嬉しいんだ」
唯「・・・え?え?」
唯「じゃ、じゃぁ最近あんまり喋ってくれなかったのは・・・」
憂「・・・ごめんなさいお姉ちゃん」
憂「私ね、お姉ちゃんのブログ見ちゃったの」
唯「・・・へ?・・・あのブログ・・・って///」カーッ
唯「いやっ、あのね、うい!あれはそういうのじゃなくて・・・」
憂「いいの!」
憂「お姉ちゃんが好きって書いてくれてたの・・・」
憂「すごく嬉しかった」
唯「・・・うい・・・」
憂「私ね、お姉ちゃんの事好きなの」
憂「お姉ちゃんとしても、女の子としても」
唯「・・・え・・・///」カーッ
憂「お姉ちゃんも・・・同じ気持ちでいてくれてるんだよね・・・?」ウルウル
唯「う、うん・・・///」
憂「・・・よかったぁ」ギュー
憂&唯「・・・///」
憂「お姉ちゃん」
唯「んー?」
憂「あったかい」
唯「えへへ」
~数十分後~
唯「なるほどぉ、それであんまり喋らなかったのかぁ」
憂「うん、ごめんねお姉ちゃん・・・」
唯「ううん、嫌われてなくて本当に良かったよぉ」
唯「さらに好きだって言われて・・・///」
憂「えへへ///」
憂「お姉ちゃん」
唯「んー?」
憂「大好きだよ♪」チュッ
『◎月◎日 今日からは2人で更新する事になりました!
2人の出来事をいっぱい書いて、素敵なブログにしたいと思います♪
これからもよろしくお願いします!』
おわり
おつ!!
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