- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/23(月) 17:16:02.24 ID:esCbHLzqO
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唯「うぅ~寝れないよ~」
わたしはひとりひっそりと呟いた。
さっきから目をキツク閉じて寝ようとしているのに、わたしはなかなか寝付けないでいた。
原因はなんとなくではあるけれど、わかっていた。
唯「憂の裸が頭からはなれないよー」
目を閉じても網膜に焼き付いたかのうに憂の裸が、脳裏に浮かんでくる。
最初にぼんやりと浮かんでくるのは白い肢体。それからわたしより大きな胸。
桃色の突起が顔をチョコンと出していたのは、はっきりに覚えてる。
それから肉付きのいいむっちりとした柔らかそうな太もも。
うっすらとだけではあるけれど下の……毛も見えた。
そもそも、どうしてわたしは憂の裸なんて見てしまったんだろう。
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たしか、ほんの気まぐれだった気がする。
なんとなく憂にイタズラしようと思ったのだ。ちょっとビックリさせてあげよう。
そんな軽い気持ちで、憂が入浴しているときに、わたしはお風呂に侵入した。
憂『お姉ちゃん……!?』
憂はすでに湯からあがって、身体をタオルで拭いている最中だった。
憂が驚いて、目を大きく開いた。でもそれはわたしも同じだった。
久々に見た憂の身体、いや、肉体をわたしはまじまじと凝視してしまった。
真っ先に視線がいったのは憂の乳房だった。形の整ったキレイなおっぱい。
わたしの目線は滴を垂らす胸の突端に釘付けになっていた。
ポタポタ。そんな音が聞こえてきた。
それには構わず、わたしの視線は次に憂の微妙に膨らんだお腹にいった。
キメの細かい肌は水を弾いて、つややかな光沢をはなっていた。
肉感的な肢体は思わず顔を挟みたくなるような、そんな欲望をわたしに抱かせるほどだった。
言葉では表現できない、生だからわかる質感。
気づけばわたしは息を飲んで妹の裸体をじっくり見つめていた。
憂「お、お姉ちゃん?」
わたしの視線から逃れるように、憂は身体をタオルで隠した。
それでもわたしは憂の肉体から目をはなさなかった。
憂「お姉ちゃん、鼻血出てるよ」
ポタポタ。この音はわたしの鼻から出た血が床に垂れる音だった。
わたしは憂の裸に興奮して、のぼせたのかそのまま倒れた。
憂「お、お姉ちゃん、しっかりして!」
唯「う、憂は最高よ……ガク」
そこでわたしは一旦気絶した。
そして気絶から目覚め、今現在に至る。
わたしは枕を抱えて必死に妹の裸を頭から追い出そうとした。
唯「うーいー」
ダメだ。他事を考えても全部憂の裸に変換されてしまう。
わたしの脳みそは憂の裸一色になっていた。
自分でもこのままだとなにか色々と危険な気がする。
そのとき。
まさにわたしに警告するかのように携帯電話が鳴った。
唯「こんな時間に誰だろ?」
メールの送り主はムギちゃんだった。内容はいたって普通。ただし、最後にはこう書いてあった。
紬『わたしに相談できることがあったらなんでも言ってね。唯ちゃん』
ムギちゃん。そうだ彼女ならわたしの悩みを解消できるかもしれない。
なんの根拠もないのに、そう思った。
たぶん、憂の裸が頭からはなれすぎなくて、わたしは疲れていたのだと思う。
わたしはメールをムギちゃんに返した。
唯『明日、ムギちゃんに相談したいことがあるんだ。よろしくね』
紬「話はだいたい理解したわ」
次の日の放課後。わたしはムギちゃんに憂の裸のことについて全て話した。
ムギちゃんはなかなか聞き上手で、わたしは思いのほかあっさりと事情を説明することができた。
唯「わたし、おかしくなっちゃったのかな?」
紬「ううん、唯ちゃん。それは思春期には当たり前のことなの」
唯「思春期……」
紬「憂ちゃんの裸を見て唯ちゃんは欲情しちゃったの」
唯「欲情って?」
紬「相手に対して抱く肉体的な欲望。つまり唯ちゃんは憂ちゃんとエッチしたくなっちゃったのね」
唯「そ、そんな……わたしって最低だ……!」
紬「そんなことないわ」
ムギちゃんは慈悲深い天使のような微笑みを浮かべた。
紬「憂ちゃんの裸を見たら、誰だってそうなるわ」
唯「そうなの?」
紬「ええ、きっとね」
ムギちゃんはそう言うと、椅子から立ち上がって部室の扉の前に行った。
ムギちゃんはなぜか部室のカギを閉めた。
唯「なんでカギを閉めるの?」
ムギちゃんはわたしの質問には答えず、再び椅子に腰をかけた。
紬「今日はね、りっちゃんも澪ちゃんも梓ちゃんも部活に来ないから」
唯「どうして?」
紬「三人とも用事があるんだって。だからいくらでも相談に乗るわ。いくらでも」
さっきまでの天使の微笑みが、別のなにかに変わる。
紬「それでね、唯ちゃん。唯ちゃんは今、憂ちゃんとエッチしたくてたまらないの」
唯「ほ、本当にそうなのかな?」
紬「間違いないわ」
ムギちゃんは言いつつ、わたしのティーカップを引き寄せる。
そして、手に握っていた小さなビンのフタを開けた。
ムギちゃんは戸惑うわたしに構うことなく、ビンの中の白い液体をティーカップに注ぐ。
紬「とりあえずこれを飲んで。そしたらすべてがわかるわ」
なにがわかるんだろう?
手招きする小悪魔のように、ムギちゃんはいたずらっぽく微笑を浮かべ、わたしにカップを差し出した。
わたしは恐る恐るティーカップの液体を飲み干した。
唯「ムギちゃん、これでなにがわかるの?」
もう少し待って、とムギちゃんは言った。
紬「薬の効果が出るのはしばらくしてからだから」
唯「ほぇーくすり……薬?」
紬「ええ。それ媚薬なの」
ムギちゃんは少しも悪びれた様子もなく答える。
唯「媚薬ってなに?」
紬「みんなが幸せになれるお薬よ」
唯「どういう……」
どういう意味なの、という質問をする前に身体の異変に気づいた。
身体が、熱い。
背筋をいつのまにか出た汗が伝った。
身体中の汗腺が開ききったかのように汗がどんどん出始めた。
それだけじゃない。身体にうまく力が入らない。
気づけばわたしの唇は、熱い吐息を漏らしていた。
唯「はあはあ……」
紬「思ったより、早く効いたわね」
自分の身体になにかが起きているのだけは、さすがのわたしでも理解できた。
紬「ふふ、唯ちゃん顔赤くなってるよ」
ムギちゃんの白い手がわたしのほっぺを撫でた。わたしはさらなる以上に気づいた。
乳首が誰かに引っ張られているかのように、立ち上がっている。
唯「はあはあ……」
ムギちゃんの手が、わたしの首筋を緩慢な動きでなぞる。
唯「はあはあ……んっ」
不意になにか衝撃があった。
ショーツが濡れている。肌にまとわりつく不快な感覚がわたしにそのことを教えてくれた。
眉毛の媚薬所持率は結構なもの
火山が噴火する一歩手前。そんな光景が脳裏をよぎる。
わたしのアソコはゆっくりと、けれども確実に濡れ始めていた。
なにか刺激を――それこそ地震によって噴火する火山のように――与えられたら、我慢しているものが、全部溢れてしまいそうだった。
紬「ふふ、唯ちゃんの身体にたっぷり教えてあげる」
ムギちゃんの顔が近くにあった。吐息がかかる。
わたしの意識は朦朧として、ろくに抵抗もできないまま服を脱がされた。
紬「わたしが色んなことを教えてあげるから、帰ったら憂ちゃんにも教えてあげてね」
唯「あーっ!!」
わたしは初体験をムギちゃんと終えた。
ムギちゃんはお嬢様だったけど、色々すごくて激しくて、わたしは新たな世界を知った。
おい
肝心な所が抜けてるぞ
憂「お姉ちゃん、おいしい?」
唯「うんとってもうまいよー」
夕食。憂が聞いてきたのでわたしは素直に感想を言った。
実際料理はすごくおいしかった。
しかし、それでもあえて言うなら料理は普段のほうが絶対うまい。
なぜならわたしが普通じゃないからだ。料理に集中できない。
憂「お野菜だったらおかわりがあるから食べてね」
唯「うん」
わたしは空いている左手でポケットをまさぐった。
中にきちんと媚薬が入っているのを確認して、わたしは再び箸を進めた。
ムギちゃんからもらったお薬。
女の子をエッチにする魔法の薬。これを飲めば憂もたちまちエッチになって……
憂「お姉ちゃん、箸が止まってるよ」
唯「あ、ごめんごめん」
わたしの頭の中では憂はすでに裸にひんむかれていた。そしてアソコからいやらしい液体を出してて……
と、妄想の世界に没入しかけていたわたしをインターホンの音が呼び起こした。
憂「こんな時間に誰かな……見てくるね」
憂が席を立ち上がり、リビングからいなくなった。やるなら今しかない。
急いでビンを取り出す。手の平は汗ばんでいて危うく媚薬の入ったビンを落としそうになった。
慎重にフタを開ける。憂がまだ戻ってきていないことを確認して、わたしは液体を、憂のコップの中に全部入れた。
そこでわたしはミスに気づいて声をあげた。
唯「全部入れちゃった……」
ムギちゃんが言うには、適量は半分のはずだった。
しかし今さらどうしようもない。媚薬は一個しかもっていない。
憂が戻ってきた。
憂「お姉ちゃん、とみおばあさんが今度は切り干し大根くれたよ」
唯「う、うん、わーい」
暑くもなければ、薬を飲んだわけでもないのに変な汗が出てきた。
憂が席につく。憂は媚薬入りのお茶を手にとると、それを飲んだ。
わたしはその様子をじっと見つめた。
憂が喉を鳴らしてお茶を飲んでいく。わたしの喉まで無意識に鳴っていた。
憂がお茶を飲み干し、コップをテーブルに置いた。
憂「そういえば、切り干し大根は今日食べる?それとも明日にする?」
唯「え、えーと」
薬のことばかりに気をとられて舌がうまく回らないわたし。
憂は少しだけ、不思議そうな顔をしたけど特になにも言わなかった。
憂「じゃあ切り干し大根は明日にしよっか」
唯「うん、そだね」
それからわたしたちの話題は、学校での出来事に移った。
けれど、わたしは憂の挙動の一つ一つが気になって会話になかなか集中できない。
憂「なんだか今日のお姉ちゃん、様子がおかしいよ」
唯「そ、そうかな?気のせいじゃない?」
憂「そう?なんか絶対……」
憂の言葉はそこで途切れた。
唯「憂?」
憂「あ、うん。なあに?」
憂の様子がおかしいというのは、鈍いわたしでもすぐに気づくことができた。
目線を逸らす憂の頬は上気していて、急に艶めかしくなった気がした。
唯「憂、どうしたの?」
憂「な、なんでもないよ……うん、なんでもないから……」
憂は自分の手が股に向かって伸びていることに気づいてるのだろうかか。
憂「なんでもないから……」
薄い唇から吐息が漏れた。
間違いない。薬の効果がはっきり出始めている。
憂「はあはあ……」
憂の肩が急激に乱れ始めた息遣いに上下する。
息をするたびに鎖骨の陰影が濃くなったり薄くなったりして、それがまた妙に色っぽく感じた。
唯「憂、大丈夫?様子がおかしいよ?」
憂「大丈夫……大丈夫だから……」
わたしはムギちゃんとの情事を思い出した。
ここまでの状態になったら、たぶん大丈夫のはず。
今なら憂を犯すことができる。
わたしは椅子から立ち上がり、憂の背後に回った。
憂「お姉ちゃん……?」
不安げな声。わたしは振り向こうとした憂の首に手を回した。
憂「お、お姉ちゃん……?」
唯「大丈夫だから」
なにが大丈夫なのだろう。わたしは今さら自分が緊張していることをした。
わたしはゆっくり憂のキレイなうなじに鼻を押し当てた。
憂「……ぁ」
わたしの鼻がゆっくりと憂のうなじに沈んでいく。
憂の臭い。まだお風呂に入っていなかったためか、うっすらと汗の臭いがした。
わたしの息遣いまで荒くなり始めていた。憂の臭いを、もっと嗅ぎたくてたっぷりと息を吸う。
憂の、憂のそのままの臭いをじっくり堪能する。
憂「ぉ、姉ちゃん、ダメ……んっ……」
弱々しい声に合わせてこぼれた吐息が、首に回していたわたしの手にかかった。
吐息がかかっただけなのに、わたしの身体の奥が熱くなる。
欲望が頭をもたげだした。憂を犯したいという欲望が。
唯「憂……」
わたしは唇から舌を出した。
うっすらと首筋に浮かぶ汗。憂から出た体液。憂そのもの。
蛍光灯の明かりを浴びて輝く粒をわたしの舌がすくいとる。
べろり。
憂「ぁぁぁ…………」
憂の唇から嬌声が漏れた。憂の口から漏れ出た初めての嬌声。
憂「ぁあ……ぁ、だめぇ…………お姉ちゃん、やめてぇ…………」
憂のうなじをわたしの舌が這う。汗を絡めとり、憂の味をじっくり堪能する。
口ではそう言っているものの、憂はまるで抵抗らしい抵抗をしなかった。
薬のせいで力が入らないのだろう。わたしはひたすら憂のうなじを堪能し続けた。
憂「んぁぁ……ぁ、あ……ぉ姉ちゃん……だめぇ、わたしたちは姉妹……な、んだよ……」
唯「姉妹でもエッチはできるよ」
憂の鎖骨を指でなぞる。キメの細かい肌は触っているだけで気持ちいい。
憂「ん……そ、うじゃなくて……ぁぁぁ……」
憂の甘い声がわたしの鼓膜を振動させ、脳みそまで振動させる。
最初にあった罪悪感はもはやどこにもない。
唯「憂、もっと気持ちよくさせてあげるね」
わたしは憂の胸に右手を置いた。
わたしは憂のうなじに舌をつけたまま、右手の五本の指で胸を掴んだ。
わたしの手には少し大きい憂の胸に指が食い込んでいく。
服越しであっても柔らかい感触が指を通して伝わってくる。
憂の口から一際強い嬌声が出た。
憂「ぁんっ!……ぃやあ……お姉ちゃん……!」
唯「憂はおっぱいが大きくていいなあ。どうしてわたしよりこんなに大きいの?」
徐々に胸を揉む力を強くしていく。
憂の唇から甘い吐息となまめかしい声が何度も漏れては、消えていく。
わたしのは両手は憂の胸を揉みしだくのに夢中になっていた。
憂「ぁあん…………わかん、ないぃ……ぁああ…………だめぇ……こんなことしちゃあ……めぇ……!」
憂の喘ぐ声がわたしの脳に染み込んでいって、理性を罪悪感をどんどん溶かしていく。
今のわたしは、ただ憂をひたすら犯したいという欲望に従って行動していた。
胸の中心に指を食い込ませる。
憂「ぅうあんっ!」
憂の身体がビクリと振るえる。
わたしはその反応が嬉しくて、さらに胸に食い込まている指に力を入れた。
憂「ぁん……ぁああ……お姉ちゃん、だめなのぉ……まってぇ、おねがいだからぁ……ぁぁぁ……」
胸の中心を何度も指で圧迫する。憂のいやらしくて甘い声。
もはや性欲は完璧に顔を出し、わたしはただそれに従うままになっていた。
憂の形のいい耳にしゃぶりつく。たっぷりと唾液を含んだ舌で憂の耳をなぞる。
耳の穴に舌を侵入させ、唾液を中に注入するかのようになめてなめて、とにかくなめる。
やっぱりそこも憂の味がして、わたしは自分の胸が熱くなるのを感じた。
憂「み、みみぃ……ひゃっ……そんなとこなめちゃ……ぁああ…………ぁあんっ!」
唯「憂、耳は、気持ちいい?」
憂「ぁあん…………ぁん……んっ、わかんないぃ……わかんないよぉ……!」
わたしの片手はすでに服を越えて、憂のブラの中にまで入っていた。
なめらかな肌の上をすべり、わたしは憂の胸を揉みしだいた。
ぷしゃっ……
そんな水っぽい音が聞こえたが、わたしは構わず憂の胸を犯す。
最初は胸のラインをなぞるように指を動かし、下からすくいあげるように刺激を与える。
それを何度か繰り返し、わたしは憂の胸のいただきを指で押さえた。
今までで一番甲高い悲鳴が室内に響いた。
憂「ぁああんっ!」
もう片方の手も侵入させ、両手で憂の胸を蹂躙する。
憂「ぁあん!……いやぁ……ちくびがぁっ……んぁああんっ……!」
胸とは対照的に立ち上がった乳首はすごく固かった。
わたしが、胸の突起を指の腹で押したり、クリクリいじったりすると、憂は何度も悲鳴をあげた。
乱れ狂う憂は、わたしにさらに憂を犯したいという欲求を芽生えさせる。
わたしは強く憂の両方の乳首を摘んで再びこねくり回した。
さっきよりも強く、さっきよりも激しく。
憂「ぁあん!ぁあぁあああん……きゃうううっ……!」
憂の身体がビクビクと振るえる。甘い痺れにたえるかのように。
憂「はあはあ……」
憂の身体が糸の切れた人形のように力をなくして、机にもたれかかる。
唯「憂、大丈夫?」
わたしは不安になって憂に尋ねた。
憂「はあはあ……お姉ちゃん、激しすぎるよぉ……」
憂がなんとか身体を起こした。顔はさらに上気して唇のはしにはよだれが垂れている。
恥ずかしいのだろうか。眉を八の字の形にして憂はわたしを見た。
わたしはそんな憂の姿が愛らしくて、いじらしくつ、思わず抱き着こうと腕を伸ばした。が、あることに驚愕して、固まってしまう。
憂のズボンの股間の部分が変色していたからだった。
唯「う、憂、それ……」
わたしの指差すほうを見て、憂は顔を真っ赤にした。
憂「な、な、なにこれ!?」
さっき聞こえた水音。あれは憂の股から体液が漏れた音だったのかもしれない。
いや、たぶんそれで間違いないだろう。ただでさえ効き過ぎる媚薬を、適量の二倍も飲ませたのだから。
憂は顔を真っ赤にして俯いてしまった。おそらく恥ずかしくて恥ずかしくて、たまらないのだろう。
しかし、わたしにはそんな妹の様子がまた愛おしく感じた。
なぜだろう。さっきまで暴れ狂っていたのは単なる性欲だった。
だけど、今のわたしの胸に灯る暖かくて、性欲とはまた違う激しさをもったこの感情はなんなのだろう。
唯「憂……」
わたしは憂の名前が呼びたくて、そう言った。
憂は相変わらず俯いたままで、なにも言ってくれない。
わたしは俯いている憂の頬を優しく包みこんだ。
憂「お姉ちゃん……?」
羞恥に赤くなった顔が、わたしを見た。
唯「憂……」
わたしは憂の唇を奪った。
最初、柔らかい感触と濡れた感触がわたしの唇に伝わってきた。
憂「ん……!?」
憂のなにもかもが近い。わたしと憂。まるで二人で一つ。
わたしは我慢ができなくてすぐに舌を憂の口腔に突っ込んだ。
舌と舌がいやらしい音を立てて絡み付く。憂の舌が逃げようとする。
いやだ。逃げないで。わたしは自身の舌で執拗に憂の舌に絡み付く。
憂「んん……っ」
憂の両手がわたしの頬を掴む。わたしも憂も同じことをしていた。
欲望に、本能に従順し、唾液を互いになすり合い、互いに口の中をなぞり、互いに犯しあった。
まるでこのままアイスのように溶けてしまうのではないか。そんな錯覚がした。
錯覚……? ううん、錯覚じゃない。今のわたしと憂は本当に溶け合い、お互いに相手を求めあっていた。
唯「ん……ちゅぱ……ちゅ……んん……!」
憂「んんっ……ちゅ……ちゅぱ……ちゅ…………!」
絡み付く舌と唾液がわたしたちの理性を、存在を溶かす。
二人で一つになっているという圧倒的な全能感がわたしたちの行為をどこまでもエスカレートさせていく。
いい。全然いい。かまわない。
憂の息がわたしにかかる。
わたしの息が憂にかかる。
いやらしい水音がぴちゃぴちゃと静かな空間に響き渡る。
ああ……すてきだ。
わたしと憂はさらに舌を激しく絡め、お互いにお互いを蹂躙して、お互いにお互いを感じあって――唇を離した。
なにもない空間に引かれた銀の糸が途切れた。
憂「はあはあ……お姉ちゃん……」
口の中は憂の味が広がっていた。憂の口の中もきっとわたしの味でいっぱいのはず。
唯「憂……ソファーいこっか」
唇のはしに垂れた涎はぬぐわないまま、わたしは憂に手を差し出した。
憂はなんのためらいもなく、わたしの手をとった。
唯「もっと……もっと、気持ちよくなろう」
憂「うん……」
憂「お姉ちゃん、わたしをメチャクチャにして……」
すでに服を脱ぎ終えたの憂が言った。憂はソファーに腰をかけ、ゆっくり足を開いた。
唯「うん、いっぱい気持ちよくしてあげるね」
わたしは言いつつ、憂の身体を改めてじっくり観察する。
汗が浮き、上気した肉体は以前と変わらない。
わたしの心の深層に眠る欲望を掻き立てるのに十分な魅力をもっていた。
だけど以前とはまったく違う部分もある。
胸のいただきにある桃色の突起。わたしが散々いじったそこはほんのりと赤くなり、固く勃起していた。
そして……。
憂「お姉ちゃん、やっぱり恥ずかしいよぉ……」
憂が閉じようとする足を無理やりおさえる。
憂の局部はまる見えだった。
憂の大事な場所。憂の膣。
憂のアソコはすでに自身の体液でびしょびしょに濡れていた。
わたしの視線にさえ快楽を感じているのか、憂の膣はぐちょぐちょと濡れ液体を垂らした。
憂の呼吸に合わせて、酸素を求める魚のようにひくひくとうごめき、犯されるのを今か今かと待っているようだ。
それだけじゃない。陰唇を覆う薄い恥毛は、溢れ出た愛液のせいで肌にべとっと張り付き、それがまたわたしを興奮させた。
唯「憂……」
わたしは憂の胸にまずは触れた。たやすく声が漏れる。
憂の吐息が早くも切羽詰まったものになる。
わたしは欲望のおもむくままに憂の乳首にしゃぶりつく。
憂「んんんっ……! ああああぁ…………!」
憂の乳首はとても固かった。唇に含んで吸い上げ、舌で丹念にわたしの唾液をなすりつける。
憂「ぁああんっ!ぁぁ……!」
わたしは欲望のおもむくままに憂の乳首にしゃぶりつく。まるで母乳を求めるかのように。
憂の腕がわたしの首に回される。憂もまたわたしを求めてそうしている。
わたしはそのことが嬉しくて、さらに唇をすぼめ胸のいただきを吸い上げる。
憂を喜ばせたい。憂を気持ちよくさせたい。憂に満足してほしい。わたしも満足したい。
憂の乳首に甘噛みする。固く勃起した乳首は、わたしが歯を立ててもまるでビクともせず貪欲に快感を貪る。
憂「ぁあああんっ!……乳首噛んじゃ、いゃああぁ…………!」
憂の悲鳴が大きくなる。甲高い悲鳴が音のしない室内に響きわたった。
わたしは憂の声をもっと聞きたくて、わたし自身を憂に感じてほしくて、さらに胸の突起に刺激を与えた。
憂が劇甚な快感に背中を反らし、わたしを強く抱きしめる。
憂「あぁああああああああんっ!」
唯「憂、イっちゃった?」
わたしがたずねると、憂は恥ずかしそうに俯いて答えた。
憂「ぅん…………」
目尻に浮いた涙を舌ですくってあげた。憂がはにかむ。
唯「じゃあそろそろ、ここを犯しちゃおうかな?」
憂のぐちょぐちに濡れた秘所をわたしは軽く指でつついた。
憂「んっっっぁあああああんっ!」
憂「はあはあ……だめだよぉ、お姉ちゃん…………」
憂の膣は出し抜けの快感に、歓喜の悲鳴をあげ蜜を垂らす。
蜜がお尻を伝い、憂の白い肌の上を滑り、ソファーを濡らした。
唯「憂は変態さんだね」
憂「そ、そんなこと……」
憂はとってもいい子だけど決して嘘をつかないわけではない。
けれど、いやらしい蜜を垂らすこの下の口は決して嘘をつかず、今なお欲望に従い快感を求めていた。
憂の大事な場所。
もう一人の憂。
わたしは再びゆっくり指を憂の膣に宛てがった。ぐちゅぐちゅと音が鳴る。
憂のもう一つの口は快感のあまり声を吐き出し続ける。だらしなく愛液を滴らせながら。
わたしは指を慎重に憂の中に沈めていく。
憂「ぁぁぁあ……だめぇ……だめなのおぉ……指がああああぁぁ…………!」
憂「ぁあああんっ!いゃああぁ…………ぁんんっ……んぁああ……」
わたしの指がゆっくりと泉の中に沈んでいく。生暖かい感覚。粘りとした感触。
これもまた憂の一つのぬくもりだった。
指を深奥に向かわせる。今度は両方の唇から悲鳴が零れる。
憂「お姉ちゃんの指ぃっ……お姉ちゃんの指があぁっ……ぁぁんっ……入ってくるうぅ……んふっ……!」
唯「憂……いやだ?指抜いてほしい?」
憂「ぃやあぁ!……抜かないでえぇ……抜いちゃ……ぁああんっ……ゃああ……」
憂の懇願に呼応するように膣がわたしの指にしゃぶりつく。
キツく締め付け、わたしを逃さないようにと、必死にしがみついてくる。
わたしは指の出し入れを速くした。憂の膣から愛液が溢れ、ソファーを汚す。
憂「はぁああぁあんっ……いやあぁ……はげ、しいぃ……お姉ちゃんだめぇ……だめええぇ!」
唯「憂……すごくいい……すごくいいよ……」
わたしの理性も気づけばどこかに消えて無くなろうとしていた。
ああ……違う。まだ残ってる。ほんの一欠けら。指についてる。
けれどもわたしの手に宿った理性は、憂の割れ目から溢れる液体が残らず流れ落としてしまう。
指を動かせば動かすほど、憂が乱れ狂うように、わたしもおかしくなりつつあった。
憂「ぁあああ……ぉね、えちゃん……ぁああん……ぁあああん……ぃやあああぁあ!」
一際高い音が二つの口から同時にした。
ああ……憂の嬌声がまたわたしの鼓膜を震わせ、脳を振動させる。
わたしの残った理性が憂によってもたらされた振動のせいで壊れていく。
荒い息遣いが聞こえる。わたしのものなのか憂のものなのか、それははっきりしない。
というより、なにもわからない。今のわたしたちは目の前にぶら下がる快感を貪ること以外関心がなかった。
理性を失ったわたしは憂の股間にむしゃぶりついていた。
憂「はううううううぅっ!」
憂の臭いが鼻孔を刺激する。鋭い雌の臭い。キツいチーズの臭い。
これもまた憂の臭い。うなじを滴れ汗の臭いも。妖しくぬっとりと光る割れ目から漂う雌の臭いも。
憂「ぁあああんっ!ぃやあああ……お姉ちゃんのベロぉ……ぁあああ…………ジンジンするのおおぉ…………!」
荒涼とした大地に雨を降らそう。
憂が大地ならわたしは雨だ。憂が雨を求めるかぎり、わたしは雨を降らす。
憂が快感を求めるなら舌でなめればいい。
わたしは憂にひたすら愛情を塗りたくる。わたしの思いが伝わるように。
壮大だなw
憂「ぁあああああんっ!お姉ちゃんがああぁ…………ひゃんっ……ぁぁぁあ…………!」
憂のうなじをなめたとき、うっすらとしょっぱい味がした。
今なめた憂の膣もしょっぱい味がした。しかし、こっちのほうがはるかに濃厚ではるかに……おいしい。
これも憂。憂。憂。全部憂。わたしの妹の味。
憂のダムはとうに決壊していた。雨なんて降らせている場合じゃない。
それでも憂は刺激をもとめる。わたしをもとめる。
憂の腕が背中に回される、後頭部に回った手がわたしの顔を憂の股間に押し付けた。
唯「んんんんっ…………!」
憂「ぁぁぁあ!ああぁっ……ぁあああんっ……お姉ちゃんっ……いいよぉ……舌が、舌が気持ちいいのおおぉ…………!」
言葉では言い表せない欲求がわたしたちをケダモノのようにつき動かす。
ひどく原始的で、知性のカケラすら感じさせない欲望を互いにぶつけ合い、貪りあう。
憂「いいいいぃっ……もっとおぉ……んふうっ!ぁあああんっ……ぁぁぁあ!……ぁぁぁあ……あぁあああ……めちゃ、くちゃにしてえぇ……!」
わたしの口の中は憂の愛液で溢れていた。
口の中は憂の淫液の味がして、鼻の奥は憂の臭いで溢れていた。
唯「んふうっ……ちゅう……ちゅぱ……ぷはぁ……んんっ!」
憂「だめええぇ……お姉ちゃんが足りないぃ…………もっと強くううぅ……はげしいのにしてえええぇ……!」
淫乱。まさに今の憂は淫乱だった。ひたすら快楽を貪るために、わたしに自分の欲望をなすりつける。
わたしの顔はもう憂の愛液でぐちゃぐちゃになっていた。
静謐な夜の室内にはあまりに相応しくない悲鳴が、響く。
憂「だめえぇ……くるのおおおぉ……イクのおおおぉ……ぁあああんっああぁ…………!」
憂の膣から淫液が溢れる。まあ憂の味。けれども、それを堪能する余裕はなかった。
憂はいつのまにか自ら腰を振っていた。
わたしの唾液と憂の愛液が混じっていやらしい音を奏でる。
原始的な、身体の奥底に眠る欲望のセッション。
不意に憂の腰が激しく振るえる。あまりにも間近にある陰唇が膨らんだような気がした。
憂「んぁああああぁああんっ…………いやああああぃあ……イクうううぅっ!イっちゃうのおおおぉ…………!」
憂の悲鳴とともに膣から愛液が噴出する。わたしの視界が真っ白にそまる。
憂「ぁあああんっ!ぁあああんっ!イクうううううっっ……んお姉ちゃあん……っ!んぁああぁあああぁああぁああ!」
夥しい量の液体が噴出する。今までで一番濃密で、ねっとりしたいやらしい蜜。
劇甚な快感に白く濁った愛液が憂の割れ目から、延々と流れ続ける。
憂の身体が甘い、けれども強烈な快感に痙攣する。
どうやら憂は絶頂を迎えたらしい。全身を快感に震わせていた。
わたしの頭に回された手が落ちる。わたしはようやく憂の膣から顔をはなすことができた。
憂の膣は未だにいやらしい蜜を吐き出しつづけていた。
快感のあまり白く濁った愛液がとろー、とソファーに滴り、いやらしい雌の臭いを室内に漂わせる。
憂「ぁああんっ……ぁああ……もっとぉ……もっとなのおぉ……!」
わたしは憂のアソコを広げる。とめどなく愛液を溢れさせる蜜壺の陰唇は、白い糸をクモのように張っていた。
唯「憂、もっとしたい?」
憂「はぁぁぁ……してええぇ……ぉ姉ちゃん……もっとしたいのおおおぉ…………!」
わたしはどろっとした液体を指ですくってなめる。喉に絡み付く、濃厚な味。
唯「今夜は寝かせないよ、憂」
憂「ぁぁぁ……お姉ちゃん……」
憂の蜜壺に二本の指を挿入させ、絡めとってすくいあげる。
抜こうとした指を膣壁がギュウッとしゃぶりついて締め付ける。
憂の身体がまた甘い快感に跳ねる。
憂「ぁぁあぁんっ……もっと…………ぐちゅぐちゅにいぃ…………!」
わたしは膣から抜いた粘液をまとった指を憂にしゃぶらせる。
憂「んんっ……な、にこれ……んんんっ!」
憂がなにかを言う前にわたしは再びキスをした。
舌を憂の口の中に侵入させて、再びディープキス。口の中で愛液をなすりつけあう。
憂「んんんっ……ちゅぱっ…………ちゅぽっ……!」
唯「憂、好きだよ」
思いのほか、その言葉はあっさり出た。
憂は状況が理解できないのか、今はセックスだけにしか関心がないのか、なにも言わずわたしにキスをした。
唯「たっぷり楽しもうね……」
夜はまだまだ長いのだから。
おわり
唯は自分の身体の異常に戸惑っていた。
唯(……どうしよう)
身体が熱い。熱くてたまらない。教室の室温はそれほど高くない。にも関わらず、唯は額に汗を浮かべていた。
いや、まだ熱いだけだったら唯もここまで困惑しなかっただろう。
問題は身体が疼いて疼い仕方がないということだ。
自分の乳首が、固くなって勃起しているのがわかる。
股間が疼いて疼いて仕方がない。すでにびっしょりと蜜を垂らしていた。
唯(なにか刺激がほしいよ……)
胸でも乳首でも膣でもいいから、誰かに犯してほしい。
唯は身体の疼きのあまりそんな思考にまで陥っていた。
唯「はあはあ……」
身体の疼きは時間の経過とともに酷くなる一方だった。
唯はとうとう我慢できなくなって、手を股間に持っていく。
そうだ。少しなら。少しならいじったて大丈夫のはずだ。
唯(大丈夫だよね。わたし一番後ろの席だし)
唯は周りの確認すらせずに、まして授業中であるにも関わらず、自慰をしようと股間に手を伸ばす。
スカートの中に手を入れる。緊張はしたが、それ以上に身体が疼いてしかたがなかった。
唯の中唯がたしかに局部にあたる。
次の瞬間、唯はあまりに強烈な快感に悲鳴をあげかける。
唯「…………ぁんっ!」
全身を貫くかのような快感。唯が我慢できずにもう一度指を股間に押し付けようとしたときだった。
さわ子「平沢さん、授業中に変な声を出さないの」
唯は今が自習の時間であることを思いだした。
唯「す、すみません」
授業中。たしかに今は授業中だ。
唯(だけどアソコがジンジンして……おかしくなっちゃうよ……)
もう一度だけでいいから、あの快感がほしい。いや、もっと激しい快感がほしくてしかたがない。
唯は再び股間に手をやる。わずかに残った理性が唯の手を止めようとするが、結局かなわなかった。
自らの股間に指を強く押し当てる。鋭い快感が再び走る。が、唯は口を閉じ悲鳴をなんとかこらえた。
唯「…………っ!」
が、唯にとって次のことこそがもっと強烈だった。
ジワリと濡れていたショーツからくぐもった、ぶしゅっ、という音が聞こえた。
唯「ぁ…………!」
また甘い快感が唯の身体を苛み、誘惑する。
もっとしたい……しっとりと濡れた指が再び局部を圧迫する。
唯「んんっ…………!」
甘美な快感が身体を痺れさせる。甘い痺れに思わず手に持っていたペンが滑り落ちる。
授業中……しかし、唯はすでにそのことを失念しかけていた。
熱くほてっているのは身体だけではなく、思考もだった。
今度はタイツ越しに下から上になぞるように指を動かす。
局部を襲う鋭い快感。
唯は唇を固く結んで声が出ないように努力したが、それでも鼻から甘やかな吐息が抜ける。
唯「んんふっ……!」
誰かの視線を感じる。しかし、唯には確かめる余裕はなかった。
それどころか唯は他人の視線にさえ快楽を覚えてしまっていた。
机に突っ伏する。胸を机になすりつけ微動する。
まるで見えざる手に引っ張られているかのように固く立ち上る胸の突起が、刺激にさらに固くなる。
唯「ぁぁ……ぁふっ…………!」
ぷしゃああぁ……股間をいじっていた指が、局部から染み出た体液にびしょびしょになる。
「ゆ、唯……?」
誰かが自分の名前を呼んでいるが、快感に思考まで麻痺している唯にはその誰かが誰なのかまるでわからなかった。
自慰を続行する。指の腹で何度も股間を擦る。タイツ越しでありながら、熱い泉を掻き混ぜる音がする。
誰かに聞こえているのかな。まあ、どうでもいいや。
唯「ぁふ……ぁぁ…………ぁぁぁっ……」
「ひ、平沢さん!?」
淫液が掻き乱される音に女の声が混じる。唯は女の声を掻き消すように、指で股間をさらに圧迫する。
ぬちょ、ぬちょ、といやらしい蜜の音がする。教室のみんなには聞こえているのだろうか。
唯「ぁあん…………ぁくっ……気持ちぃ…………気持ちいいいぃ……!」
「ゆ、唯!?」
唯「ぁぁあんっ……ぁぁぁ………あぁああんっ…………!」
一際高い音が下の口から漏れる。
快感の濁流に流されるまま唯は抵抗することなく、駄目押しにもう一度股間を指で撫でた。
固いなにかにあたる。そこは今まで一番甘く鋭く激しい快感をもたらした。
唯の身体がビクリ、とはねる。遅れて、ぷしゃあああ、と淫液が溢れる音が聞こえる。
唯「ぁぁあぁああああんっ!」
静かな教室に内甲高い悲鳴があがる。唯は絶頂を迎えてしまった。全身が性感帯になったかのような、そんな快楽。
甘い痺れが身体そのものを支配して、唯の股からはおびただしいほどの蜜が溢れていた。
唯の意識は真っ白に塗りつぶされた。
唯「ん……」
唯がまぶたを開けると目の前に扉があった。
唯「……?」
ここはどこだろう。奇妙なほどせまい個室だった。それになんだか臭いし、暗い。
憂「お姉ちゃん、起きた?」
扉越しから憂の声が聞こえた。憂が入ってくる。唯はようやくここが女子トイレであると理解した。
憂が個室にカギをかける。どうしてカギをしめるのか、唯が聞く前に憂の人差し指が唇に触れた。
憂「ふふ、お姉ちゃん、教室で粗相しちゃったんだって?」
唯「そ、そう?」
憂「おもらし」
唯「そ、そんなのしてないよ」
憂「ふうん、ところでお姉ちゃんはなんでこんなところにいるかわかる?」
憂が悪戯っ子のような微笑を浮かべる。
どうして自分はトイレにいるんだろう。記憶が残っているのは授業中に……。
そこまで思い出して唯は顔を赤くした。自分が授業中に自慰行為をしたことを思いだす。
憂「お姉ちゃんはエッチだね」
唯「う、憂……?」
憂「お姉ちゃんのお茶にね、媚薬を入れておいたの」
自分が授業中にあんなふうになってしまったのは、それが原因だったのか。
憂「お姉ちゃん、わたしに紬さんからもらった媚薬を飲ませたんだってね。紬さんから聞いたよ」
憂が優しく唯の頬を撫でる。
憂「だから今度はわたしが紬さんに薬をもらって、お姉ちゃんのペットボトルに混ぜといたの」
憂がだしぬけに唯の乳房を撫でる。
唯「ぁん…………!」
制服越しに胸を撫でられるただけなのに、胸に甘い快感が走り、唯はなまめかしい吐息を漏らした。
局部がじゅくりと音をたてる。身体の力が抜ける。
唯は今さらながら自分のアソコがびしょびしょになっているのに気づいた。
体液によって濡れた下着が、唯に不快感を提供していた。
憂「お姉ちゃん、すごくかわいいよ」
憂が唯の両の頬を包む。憂の息がかかる。熱い吐息。
いつのまにか唯の唇からも同じ吐息が漏れていた。
憂の顔が近づいてくる。一瞬抵抗するように身体を動かそうとして――結局しなかった。
憂の唇が唯の唇をとらえる。いつかキスしたときと同じだ。甘美で蠱惑的な接吻。
憂の舌が緩慢ながらも、獲物をとらえるかのように唯の中に侵入しはじめた。
憂の舌は唯の舌を執拗に責めた。熱い液体が二人の中を行ったり来たりする。
熱い唾液が唯の思考をドロドロに溶解していく。
憂の舌が唯の歯を丹念になぞりあげる。奥歯から順に、徐々に前へ。
唯は早くも憂に抵抗するのをやめていた。
憂にされるがままになっている。
唯「んふっ……ちゅっ………ちゅぱ……んん……!」
息が苦しい。しかし、憂は舌で責めるのを一向にやめようとしない。
憂の舌が唯の舌に重くのしかかる。
そうかと思えば、いきなりすくいあげるかのように唯の舌の裏筋をなめる。
苦しい。しかし、それ以上に気持ちいい……!
唯と憂の二人の舌が絡んでいやらしい音を奏で、二人だけの空間を形成する。
誰も入ることのできない二人だけの空間。
唯の意識が遠のきかける。が、その前に唯が憂の口から舌を引っこ抜いた。
どろり……唯のだらしなく開いた唇から熱い息とともに、ねっとりとした糸が引かれる。
唯は無意識に自分の唇の周りの唾液を舌でなめとっていた。
憂「お姉ちゃん……よかった?」
唯は返事をする余裕もなく、肩で息をすることしかできなかった。
唯「はあはあ……ういぃ……」
顔が熱い。息が苦しくて視界が滲む。いや、ちがう。
胸が苦しい。なにかが圧倒的に足りないのだ。心になにかぽっかりと隙間が空いてしまったかのような。
あるいは、もっとべつのなにか。
唯「憂……わたし、なんか変なのぉ……」
唯の声に混じりぽた、ぽた、となにかが垂れる音がする。
炎天下にさらされた犬のように舌を出して、はあはあと荒い息をつく唯の首に憂の手がまわる。
憂「なにが変かわかる、お姉ちゃん?」
唯「わかんないよぉ……」
憂の手が唯の髪を梳くようになでる。
唯「もっと憂、キス、キスしよ……」
憂「キスだけでいいの?もっとすごいことしたくない?」
また、ぽたぽたと音がする。
憂が唯の耳に触れる。触れた指が、唯の耳をなぞるようにうごく。
唯の身体はそれだけなのにびくっ、と反応する。
唯「う、憂……」
耳をなぞられた瞬間、快感にも似た感覚が唯の背中を走った。
憂「ふふ、お姉ちゃんったら耳も敏感なんだね?」
憂が小さく声をたてて笑った。密着しているせいか、憂の笑声の振動が身体を通じて伝わってくる。
やはりそれだけなのに、唯は快楽にも似たなにかを感じて、身体を震わした。
憂「じゃあ、そろそろお姉ちゃんを満足させてあげるね」
憂の身体がはなれる。物足りない。唯の身体が疼く。
便座に腰かける唯のスカートを憂がめくりあげる。
唯は目を見開いた。
唯「あ、ああ……」
いつか憂に薬を飲ませ、股間のシミを見たときの憂と、同じ反応を唯はした。
タイツがぐっしょりと濡れて変色していた。いや、それだけじゃない。
タイツを濡らした淫液は今やスカートに染み込み、便器に滴っていた。
ぽた、ぽたと。
憂「すごいね、お姉ちゃん。こんなに濡れるなんて……」
憂の視線が唯の秘部を貫く。唯のアソコはぷしゅっと音をたてて蜜を噴いた。
唯「んんっ…………う、憂、どうしよう……アソコがジンジンしてぇ……たすけてぇ」
そう言っている間にも、股間から溢れる蜜が垂れ便器を汚した。
憂「助けてほしい?」
唯「お願いだからぁ……」
股間からまた蜜が出る。
唯は、愛液が蜜壺の深奥から溢れ、膣を通って外部に行くその瞬間にさえ快感を見出だしていた。
憂「うーん、どうしようかな?」
唯「いや、どうにかしてぇ……」
身体の奥の奥から湧き出る未知の感覚に唯は、どうすることもできない。
憂「お姉ちゃんの頼みだから聞いてあげる」
憂の指がタイツ越しに、唯の膣――の上の尿道に触れる。
次の瞬間、
憂の指が尿道から膣に、上から下にこすりつけるように動いた。
唯「ぁぁあぁあああんっ!」
唯の喉から絶叫が狭いトイレに響きわたった。
憂「すごい声出ちゃったね、お姉ちゃん」
唯「はあはあ、はあはあ……ぁぁぁ…………」
唯は返事をすることができなかった。
憂が唯の膣を擦りつけた瞬間のあの感覚。鋭い電流でも流されたかのような、強烈な快楽。
憂「お姉ちゃん、あんな声出しちゃったけど、続きしていいの?」
憂の言葉を唯は明確に聞き取れなかった。
あまりにさっきの快感が強すぎて、頭の中まで快楽づけにされてしまったかのようだった。
熱に浮された頭はぼうっとして、思考が働かない。
憂「お姉ちゃん、ここすごいことになってる……」
憂のどこかぼんやりとした声。
唯は自分の下半身を見た。さっきとは比較にならない量の蜜が、どろぉっと股間から溶岩のように溢れていた。
唯のアソコから漏れ出る、液はとても粘度の濃いものだった。
太い糸を思わせる白く濁った体液がゆっくりと、どろぉ、と便器にこぼれ落ちる。
憂「すごいねばねばしてる……お姉ちゃんのガマン汁……」
憂が唯の汁を指ですくう。どろりとしたそれが指の上に乗る。
憂「うわあ……すごいよ、お姉ちゃん!」
憂が愛液のついた指を唯の顔につきつける。
唯はその独特な臭いに顔をそむけ、それが自分の身体から出たものだと思いだし、固まった。
そんな唯の眼前で憂は、ねっとりとした愛液をまとった二本の指を開いたり閉じたりする。
憂「これお姉ちゃんのアソコから出たんだよ?」
唯「い、いやだよ……見せないで……」
憂「なに言ってるの?これはお姉ちゃんのなんだよ?」
唯「と、とにかくい、いやだから見せないで……」
憂「なんで?自分のなんだよ?ほら」
不意に憂が唯の股間に指で刺激を与える。また快感が走る。
唯「ああんっ……」
憂「ほら、お姉ちゃんのエッチな汁だよ?」
唯の膣から溢れ、ショーツを、タイツを、スカートを通過した蜜を憂の手がすくった。
どろりとした淫液。憂はそれを唯に見せつける。
憂「お姉ちゃん……見て、すごく濃厚そうな汁だよ」
唯「いやぁ……見たくないぃ……!」
憂「仕方ないなあ」
不意に憂が唯のタイツの股間部分だけを破る。
ビリッという不快な音。憂はさらに唯のショーツをずらす。
唯の局部があらわになる。
唯の膣があらわになり、外部に晒される。
唯「んはぁ……ぁぁぁ…………」
膣が外気に晒されただけなのに、唯は喘ぎ声を漏らした。
憂「ふふ……お姉ちゃんすごくいやらしいね」
憂は唯の足を無理やり開かせる。
憂の言うとおり、唯の雌壺はあまりにいやらしかった。
大きく開いたり膣口は粘液を垂らしひくつく。早く犯してくださいと懇願するかのように。
擦られたせいなのか、赤く熟れた果実のように真っ赤になったそこがいやらしく光る。
くぱぁと開いたり膣と陰唇はぬっとりとした液でクモの巣を張っていた。
そして、そのクモの巣を膣奥から溢れ出る愛液が壊していく。
そして、膣の上にある尿道のさらに上にある突起。クリトリス。
媚薬による興奮で痛々しいまでに腫れ上がり、勃起したそこ。
まだ皮にくるまっているが、犯されたくてたまらないと自己主張している。
しかも愛液をまといてらてらと輝いていた。
憂「お姉ちゃんさわるよ」
憂の指が唯の膣に触れる。
唯「ぁぁぁぁぁ…………」
唯の膣に憂の指が沈んでいく。また快感がくる。唯の喉がかすれた声をあげる。
憂「熱い……すごく熱いよ、お姉ちゃん」
快感とともに訪れる異物感。しかし、そんなのはどうでもよかった。
憂の指が唯の膣壁を擦りあげる。たちまち唯は快感に悲鳴をあげた。
唯「あぁあんっ………………ひゃっ……ゃめえ……ぁんんっ…………!」
憂「我慢しちゃだめだよ。今のお姉ちゃんは薬を飲んでいやらしい女の子になってるんだから」
唯「いやああぁ……やめ、やめてぇ…………ひゃんっ……こんなのおかしくなるううぅっ!」
憂の指はいつのまにか二本になっていた。あちらこちら、唯の中の様々な場所を指で触れていく。
その行為はある意味宝探しだった。唯の敏感な場所がどこなのか懸命に憂は探っているのだ。
もっともどこを犯されても、快感が発生する唯には関係がなかったかもしれない。
薬と快感によってすでに正気をなくしかけていた唯は、更なる快感に再び悲鳴をあげる。
唯「んひいいいいっ……んはぁっ!」
唯がもっとも感じる、性感帯の中の性感帯――Gスポットに憂の指が触れたのだ。宝探しは成功した。
自分の身体の中をべつのなにかが支配する未知の感覚と、脳細胞を死滅させるかのような劇甚な快楽。
憂「あはっ、ここがいいんだね、お姉ちゃん」
今まで忙しなく動いていた憂の指が止まる。
一カ所に踏み止まった指は唯の弱い場所を責めだした。
唯「ひゃんんっ……あぁ、いいぃっ!いいよおおぉ…………ういいぃっ……!」
ぐちゅり、ぐちゅり。
憂の指が唯の中で動く度に唯の下の口は歌い、踊り狂う。
快感のせいで気が遠くなりそうなのに、快感が再び唯を現実に連れ戻す。
狂ってしまいそうだった。いや、すでに狂っているのか。
唯「んんあ……!ぁああああああっ…………だめえぇ……おかしくなるぅ……おかしくううぅ……んひゃああんっ!」
ぼくたちみんなみてる
これすごいちょうたいさく
唯「んっ……はぁぁぁ…………ぁあああ……ぃやあっ……!」
憂に犯されてからどれくらい時間が経過したのだろう。
膣から溢れた愛液によって白くどろどろに濁った便器の水のように、唯の思考も白く濁っていた。
憂の指がぐいっと直角に曲がり、唯の膣壁に刺激を与える。
唯「ぃぎいいぃ……くんんんぁあ、ぁん……はあああんっ、ぃやあ、ぁんっ…………!」
憂「お姉ちゃんのここ、本当にすごいね。痛いくらい締め付けてくるよ」
唯を犯し続ける憂の右手は、膣から噴出した愛液で、ぐしょぐしょになっている。
憂は空いている左手で唯のはだけた制服の胸元に乱暴に手を突っ込んだ。
小さな胸が憂の手の中でめちゃくちゃにされる。
唯「ああぃ……ぉっぱいだめええぇ、ひゃっ……ぁん……!」
憂「お姉ちゃんの乳首すごい固くなってるよ、ほら」
憂の指が唯の胸の突起をつまんだ。もう何度目かもわからない快感が乳首から起きる。
身体が痺れる。息が乱れる。
憂の指をおいしそうにくわえた唯の膣が、快感に歓喜の悲鳴をあげ、蜜をぷしゅっと噴出する
唯「んふっううぁ……ぁぁああっ、きもち、きもちぃ……ぁぁああんっ…………!」
ああ、素晴らしいな
とっても素晴らしい
むっとするような暑い空間を、唯の喘ぎ声と卑猥な水音が支配する。
憂「ねえ、どこがいいの、お姉ちゃん……ねえ、どこ?」
唯「ひゃっ……ぁぁあ…………や、やだあぁ……んっ、んふっ……ぁあああああ…………!」
憂の指は毒蛇のように唯の中でうごめく。
快感という毒を与えるために憂の指は、唯の膣壁を擦るように滑っていく。
唯は濁った思考でぼんやり思う。身体の中から憂に支配されるているような、そんなことを。
身体をかけめぐる官能に唯はさらに悲鳴をあげる。
唯「んんっ、ぁ、くうううぅ……あああぁあ…………ぁああああ!」
憂「お姉ちゃん、気持ちいい?」
唯「ぃやああ、いいぃ……やめてええぇ…………っくうう……憂の指ぃ…………だめ、だめええぇ……!」
憂「じゃあやめるね」
じゅる……憂の指が唯の膣から抜ける。
抜ける瞬間、膣がはなすまいと収縮するも指はあっさりと抜けた。
未練がましく膣から蜜がこぼれ落ちる。
唯「ゃあ……どうしてぇ…………」
もっと……。
もっとほしいのに……。
足りない、足りないよぉ……。
唯の蜜壺が淋しそうにうごめく。
憂「だってお姉ちゃんいやなんでしょ? わたしに犯されるの」
唯「ちがっ…………」
憂「ちがわないよ」
唯はなにも言えなかった。快感のせいで痺れた脳は言葉を上手に弾き出してくれない。
唯のぼんやりとした思考は、ただ憂に犯してほしい。それだけしか考えていなかった。
くちゅり。高い音が遠くで聞こえる。憂が唯の尿道口を撫でたのだ。
唯「ぁぁぁ…………」
本来、快感とは無縁の場所に触れられたのに蜜がどろぉとこぼれる。
今や、唯の身体で感じない場所はなかった。
憂「こんなことでさえ感じるのに、お姉ちゃんはわたしに犯してほしくないんだよね?」
否定の意を示すために首を振る。
しかし、快楽づけにされ、弛緩した筋肉のせいで首すら振ることができない。
憂「だからここも触られたくないんでしょ?」
憂が唯の一番敏感なそこを指でなぞる。
与えられた快楽に涙を流すかのように再び愛液が滴る。
唯「あああぁあ…………」
気持ちいい……!
足りないよぉ……!
もっと……もっと…………!
唯「ぁああああああ……ぁんん……ああぃ、あぁや、ああん……っ!」
必死に声を搾り出す。憂に気持ちいい、もっとしてとアピールするために。
憂「ごめんねお姉ちゃん……もうやめるから、許してね」
ちがう。ちがう。
もっとしてほしいの。犯してほしいの。
わたしを憂にめちゃくちゃにしてほしくてしかたがないの……!
こんなにわたしのアソコはどろどろになってるんだよ。
憂がめちゃくちゃにしたからぁ。
今さらやめないで……やめないでよ……!
気づいたら唯は涙を流しながら放尿していた。
あまりに鋭敏になった官能は尿道が尿をはなつ、それだけのことにさえ快感を感じていた。
憂「お姉ちゃん……してほしいの……?」
唯の滲んだ視界に憂の顔が広がる。唯は必死に頷く。
まだ放尿を続けているのにもかまわず、憂の手が唯のアソコを探り出す。
快感が再び与えられるとわかると、唯の膣が活発にうごめきはじめた。
中に侵入しはじめた憂の指をギュウッと強く締め付け、愛液を塗りたくる。
はなしたくない、ずっとこのままにして……。
憂「もう。初めから素直に気持ちよくして、って言えばしたのに……」
憂の左手が膣を広げる。憂の右手の三本の指が、蜜壺の中に深く沈みこんでいく。
唯「ぁああああん……指ぃ…………気持ちぃ、気持ちいいぃ……気持ちいいよおおおぉ……!」
さきほどよりもどろどろの粘液を吐き出す膣が、痙攣しはじめる。
脳天を突き抜けるような快感がくる。
憂「あ、お姉ちゃん。ここを忘れちゃだめだよ、めっ!」
憂の左手が股間の突起に触れた。
一番快感の集中する敏感な器官。
唯「ぃゃああああああああああああっっ!」
室内に響く唯の絶叫。噴射するかのように溢れる愛液。
唯はまた絶頂をむかえた。
甘い痺れ。鋭すぎる快感。遅れてやってくる痙攣。
すごい…………!
言葉では表現できない最高の快楽。なにもかも溶けてなくなってしまうような、快楽。
妹が自分を気持ちよくさせてくれるという充足感。もっとしてほしいという欲望。
憂「お姉ちゃん……まだしたい……」
憂が汗で額に張り付いた唯の栗色の髪に触れる。それにさえ、唯は甘くて熱い息を吐いた。
唯「はあはあ……もっと……ん、してぇ…………」
唯は気づいていない。
自分の痴態がどれほどなまめかしくて蠱惑的なのか。
憂の指がゆっくりと唯のクリトリスに触れる。唯の唇が小さな悲鳴を出す。
犯して……赤く熟れた果実のように痛々しいまでに膨らんだ突起の皮を上に引っ張りはぐ。
顔を出したぷっくりとした突起。
それを憂は指で押した。唯の背中がそりあがる。
唯「ぁああああああっ!」
もはや唯はなにも考えていなかった。いや、考えられなかった。ただ快感だけがほしかった。
快楽に酔いしれ、喜悦に浸っていたかった。
微かに聞こえてくる。
学校の喧騒。廊下から響いてくる笑い声。
誰かの掛け声。吹奏楽部の演奏音。
全部が全部、唯には遠くのことに思えた。
なぜならここは、ここにいるのは憂とわたしだけ。
二人だけの世界。二人だけの空間。二人だけの――
憂「お姉ちゃん、もっと気持ちよくなろうね」
顔を完璧に出したクリトリスを憂の指がぐりぐりといじる。
しゅっ、と根本から擦られ、上からつぶされる。
赤く赤く染まった突起をきゅっと指でつままれ、そのまま左右上下に動かされる。
唯「ぁああああああ……ぁああああ!……ぃいいいぃっ、気持ちいいいっ……すごいよぉ…………ぁああああんっ」
身体の奥底から沸き上がる快感は唯のなにもかもを壊しはじめていた。
思考さえ満足にできなくなってしまうぐらい、めちゃくちゃになってしまった脳みそ。
蛇口を前回にしたかのようにとめどなく愛液を噴出する膣も。
全部、全部快感によって壊れようとしていた。
でもどうでもいい。快感がほしい。刺激がほしい。もっと。お願い、憂。して。
快楽の海に唯は溺れていた。
憂の指は膣の中で溺れもがき苦しむように暴れた。
唯「気持ちいいいいぃっ…………はあんっ、ぁんんんんっ……ぁああああんっ……わたしぃ……憂いぃっ…………!」
憂「なあに、お姉ちゃん?」
唯「もっとおぉ、もっとぉ……めちゃ、くちゃにしてええ…………ぁああああああんっ……おぉあああぁあ!」
憂「いいよ、わたしで気持ちよくなって」
唯「くるうううっ……憂いぃ、憂いぃ、ああっ…………ぁぉああんっ……ひゃんっ……ひっ、くうううっ!ああんっ、ああっ、あああぁああああんっ!」
憂「いいよ、お姉ちゃん、わたしでイって……わたしで…………!」
また、くる…………。
あの甘美な痺れが。逆らうことのできない快感の奔流が。狂おしいほどの快楽が。
なにもかもを吹き飛ばすかのような絶頂感が。
顔が熱い。身体中が熱い。唯の中で憂がうごめき、快感をひたすら与える。
存在ごと揺さぶられているような恐怖と紙一重の快楽。
壊れた膣は蜜を噴出し、室内に雌の臭いを撒き散らす。
固く勃起したクリトリス。もうひとりの唯。その唯を憂が蹂躙する。
ああ……くるっ!
唯の膣が今まで最高の締め付けをもって憂の指を歓迎する。
赤く晴れ上がったクリトリスがより固くなる。
唯「ぁああ…………っ!ぁああああぁ、いやああっ……なにかきちゃううう、あああぁあんっ……!」
不意に唯の尿道が潮を吹く。今まで溜め込んできたものをすべて吐き出すかのような潮吹き。
天井にまで届いてしまうのかと思わす圧倒的な噴射。そして――
唯「ぁああああああんっ……!いやああああっ……イクっ、イクううう、ぁあああんっ……ああんっ!」
膣壁の締め付けが弱くなる。憂は唯の膣が生き物のように膨らんだのを見た。
唯「ぁあああああああああんっ……いやぁああああ、きちゃうううぅ、イク、イクううっ…………ういいぃっ……あああぁああああぁああああぁあんっっっ!!!」
唯の身体を突き抜けたのは、今まで最高の快感だった。
快感のあまり全身が痙攣しているのがわかる。足のつま先から髪の一本一本にまで行き渡る快感。
視界がぼんやると滲んでいる。
身体中の汗腺が開いて汗が噴出する。
ぷしゃああ、ぷしゃああ……尿道は止まることを知らないかのように大量の潮を噴き続ける。
そこだけではなかった。
ぶしゅっ、ぶしゅっ、と膣の深奥から溜め込んだ灼熱を逃がすように膣口が蜜を吐き出す音が聞こえる。
唯「ぁ…………」
全身を支配していた快感が止まる。唯の意識が落ちる――否、落ちなかった。
唯が絶叫する。快感が股間を襲った。
唯の定まらない視界には、赤く熟れたクリトリスを指でいじって蠱惑的な笑みを浮かべている憂がいた。
憂「お姉ちゃん、まだまだ終わらないよ」
憂に唇をふさがれる。無抵抗の唯の舌に熱い舌が絡む。
いい。もっと、もっとしたい……。
唯は憂の頭に腕を回し、絡んできた舌に自らも絡んむ。快感を貪り合うために。
卑猥な水音。いやらしい熱のこもった吐息。甘い矯正。
小さな個室で二人の淫らなセッションが再び始まった。
おしまい
乙
マジ最高だった、素晴らしいの一言に尽きる
素晴らしいエロをありがとう
おつでした
コメント 3
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はなぢがとまらない
ガチ抜き余裕でした
更に隣で顔真っ赤な澪。
ムギと薬の交渉する律。