- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 00:57:25.74:BPbTwpza0
シンジ「一人みたいだけど、親とはぐれちゃったのかな」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 00:58:50.11:BPbTwpza0
アスカ「ガルルル」ぐぅ~
シンジ「お腹すいてるの?」
アスカ「ガルル・・・ガブッ!」
シンジ「痛っ?!」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:01:19.72:BPbTwpza0
アスカ「ウ~」
シンジ「いつつ・・・。大丈夫、怖くないよ」ニコッ
アスカ「?!」
シンジ「良かったら、うちでご飯だけでも食べていきなよ」
アスカ「・・・」ぐぅ~
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:03:44.78:BPbTwpza0
ガチャッ
シンジ「ほら、入って。すぐ何か作るからちょっと待っててね」
アスカ「・・・」キョロキョロ
シンジ「リクエストとかある?」
アスカ「・・・」
シンジ(喋らないなぁ。まぁ仕方ないか)
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:07:24.47:BPbTwpza0
シンジ「出来たよ。さ、どうぞ」
アスカ「・・・」ぐぎゅるるー
シンジ「栄養つけないと、そのうち行き倒れちゃうよ?」
アスカ「ムシャ・・・。ムシャムシャ・・・。ガツガツガツ!」
シンジ「あ、良かった。食べてくれた。慌てないでしっかり噛んでね」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:09:08.45:BPbTwpza0
シンジ「さて。今のうちに、ラングレーのこと調べておこっと」
カタカタカタ
シンジ「野良なんて珍しいよな―――。あの娘は・・・惣流科かな?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:17:52.60:BPbTwpza0
【ラングレー種 惣流科】
総じてプライドが高い。
警戒心もやや強く、個体差や相性はあるが、人と打ち解けるには慣れと環境への適応が必要。
食事その他の生育条件は人間と同様で問題なく、
高い知能を備えるため、完全に適応すれば人間として暮らすことも出来る。
シンジ「なるほど」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:22:57.44:BPbTwpza0
シンジ「そろそろ食べ終えたかな?」
アスカ「・・・」
シンジ(あ、空になってる)
シンジ「どうだった? 口にあったならいいんだけど」
アスカ「・・・」プイ
シンジ「君、一人なの? お父さんとかお母さんは―――」
アスカ「・・・」ギロッ
シンジ「う~ん。ちょっとだけでも喋って欲しいな・・・」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:28:25.39:BPbTwpza0
シンジ「もしアテが無いんだったら、ここには好きなだけいていいよ。どうせ僕しか住んでないしね」
アスカ「ッ?!」
シンジ「ん? なに身構えてるの?」
アスカ「・・・ゥゥ~」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:33:29.30:BPbTwpza0
シンジ(とりあえず出て行く様子はないけど・・・)
シンジ「ねえ、そろそろ夕ご飯作るけど、食べる?」
アスカ「・・・」コクリ
シンジ(やっと返事・・・じゃないけど、反応してくれた!)
シンジ「なに食べたい?」
アスカ「・・・」
シンジ「これは無視かぁ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:34:42.37:3fKjrNnl0
構わん、続けろ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:37:45.28:BPbTwpza0
カチャ・・・ムシャムシャ・・・
シンジ「そういえば君、名前は・・・あ、ちなみに僕は碇シンジっていうんだけど」
アスカ「ムシャムシャ」
シンジ「まだ教えてもらえない、か」
アスカ「・・・・・・・・・アスカ」
シンジ「え?」
アスカ「アスカ」
シンジ「! そ、そっか、アスカっていうんだね。じゃあ惣流・アスカ・ラングレーなんだ」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:41:19.21:BPbTwpza0
シンジ「かっこいい名前だね」ニコッ
アスカ「?!」
シンジ「行き先ないみたいだし、やっぱり、しばらくウチにいなよ」
アスカ「・・・」
シンジ「僕もその方が嬉しい。独りは―――寂しいから」
アスカ「・・・・・・コクリ」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:47:31.64:BPbTwpza0
アスカ「お金・・・は?」
シンジ「そっちは心配しなくても大丈夫。
ウチは一応父子家庭なんだけど、父さんとは小さな時から離れて暮らしてるんだ」
アスカ「・・・」
シンジ「で、その父さんからの仕送りがあるんだ。それに僕自身にも収入源があるから」
アスカ「・・・」
シンジ「だから、いくらでも泊まっていって平気だよ」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:51:23.95:BPbTwpza0
シンジ「―――と、こんな感じ。シャワーの使いかたは分かった?」
アスカ「コクリ」
シンジ「ここに着替え置いとくから。女物がなくてゴメンね。明日にでも買いに行こう」
アスカ「・・・」
シンジ「それじゃ、ごゆっくりー」
バタン
アスカ「バッカじゃないの。あのお人好し」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 01:55:04.96:BPbTwpza0
アスカ「・・・・・・」ムクリ
トタトタトタ ガラッ
シンジ「・・・zzz」
アスカ(熟睡してるわね)
ガラッ トタトタトタ
アスカ「カードじゃマズいし・・・現金、現金、っと」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:03:48.12:BPbTwpza0
アスカ「―――あった! 見ず知らずの野良泊めて、ここまで無警戒だなんてヌケすぎよ」
ガサガサ
アスカ「よし。これだけあれば、しばらくは生きていけるわね。バイバイ、シンジ」
シンジ『いてくれたほうが嬉しい』
シンジ『独りは寂しいから』
アスカ「・・・・・・ふんっ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:06:48.30:BPbTwpza0
シンジ「ふわぁ~。さぁて、朝ごはん作らなくちゃ」
カチャカチャカチャ
シンジ「今日は二人分かー。食べてくれる相手がいるっていいな」
ガラッ
シンジ「あ、おはようアスカ」
アスカ「・・・」プイ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:15:54.56:BPbTwpza0
一週間後~
シンジ「や、やばい・・・」
アスカ「なに」
シンジ「今日で夏休み終わりなのに、数学の宿題忘れてて」
アスカ「学校ってやつか。忘れてたのを今日やれば?」
シンジ「いや、さっきからやってるんだけどね。このドリル結構難しくて、中々進まないんだ」
アスカ「・・・。この教科書っての、しばらく貸りるわ」
シンジ「え? いいけど」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:20:36.33:BPbTwpza0
シンジ「うーん、うーん・・・」
アスカ「そこ、式違うわ」
シンジ「え・・・式?」
アスカ「問題文の解釈変えればすぐ解ける」
シンジ「アっ、アスカ、分かるの?」
アスカ「教科書読んできた。昔の分から一通り」
シンジ「って・・・それだけで??」
アスカ「進めなさいよ。時間ないんでしょ」
シンジ「う、うん・・・。ありがと」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:25:08.97:BPbTwpza0
シンジ「はぁぁ。なんとか終わった。アスカ、凄いや!」
アスカ「あんたがバカなのよ。バカシンジ」
シンジ「成績はいい方なんだけどな・・・」
アスカ「・・・」
シンジ「ラングレーの知能は人間と変わらないっていうけど、アスカは天才なんじゃない?」
アスカ「―――ママも、頭良かった」
シンジ「アスカの、お母さん?」
アスカ「あ・・・。ふん、あんたには関係ないわ」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:29:27.89:BPbTwpza0
シンジ「そういえばさ、さっきも言ったけど、僕は明日から学校だから」
アスカ「・・・」
シンジ「朝出かけて、夕方帰る感じになるから、お昼は一人で食べてね」
アスカ「!」
シンジ「ゴメンね。昼間はアスカだけになっちゃうけど・・・。ご飯はちゃんと作っておくから」
アスカ「・・・・・・。別に、何の問題もないわよ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 02:30:04.36:BPbTwpza0
レンタルビデオ返してくる
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 04:40:29.79:p98M+7Ak0
56:える ◆ELL/////XQ :2010/09/09(木) 04:48:29.26:GYe7qWuhi
先人達ぱねえ
アスカ「ガルルル」ぐぅ~
シンジ「お腹すいてるの?」
アスカ「ガルル・・・ガブッ!」
シンジ「痛っ?!」
アスカ「ウ~」
シンジ「いつつ・・・。大丈夫、怖くないよ」ニコッ
アスカ「?!」
シンジ「良かったら、うちでご飯だけでも食べていきなよ」
アスカ「・・・」ぐぅ~
ガチャッ
シンジ「ほら、入って。すぐ何か作るからちょっと待っててね」
アスカ「・・・」キョロキョロ
シンジ「リクエストとかある?」
アスカ「・・・」
シンジ(喋らないなぁ。まぁ仕方ないか)
シンジ「出来たよ。さ、どうぞ」
アスカ「・・・」ぐぎゅるるー
シンジ「栄養つけないと、そのうち行き倒れちゃうよ?」
アスカ「ムシャ・・・。ムシャムシャ・・・。ガツガツガツ!」
シンジ「あ、良かった。食べてくれた。慌てないでしっかり噛んでね」
シンジ「さて。今のうちに、ラングレーのこと調べておこっと」
カタカタカタ
シンジ「野良なんて珍しいよな―――。あの娘は・・・惣流科かな?」
【ラングレー種 惣流科】
総じてプライドが高い。
警戒心もやや強く、個体差や相性はあるが、人と打ち解けるには慣れと環境への適応が必要。
食事その他の生育条件は人間と同様で問題なく、
高い知能を備えるため、完全に適応すれば人間として暮らすことも出来る。
シンジ「なるほど」
シンジ「そろそろ食べ終えたかな?」
アスカ「・・・」
シンジ(あ、空になってる)
シンジ「どうだった? 口にあったならいいんだけど」
アスカ「・・・」プイ
シンジ「君、一人なの? お父さんとかお母さんは―――」
アスカ「・・・」ギロッ
シンジ「う~ん。ちょっとだけでも喋って欲しいな・・・」
シンジ「もしアテが無いんだったら、ここには好きなだけいていいよ。どうせ僕しか住んでないしね」
アスカ「ッ?!」
シンジ「ん? なに身構えてるの?」
アスカ「・・・ゥゥ~」
シンジ(とりあえず出て行く様子はないけど・・・)
シンジ「ねえ、そろそろ夕ご飯作るけど、食べる?」
アスカ「・・・」コクリ
シンジ(やっと返事・・・じゃないけど、反応してくれた!)
シンジ「なに食べたい?」
アスカ「・・・」
シンジ「これは無視かぁ」
構わん、続けろ
カチャ・・・ムシャムシャ・・・
シンジ「そういえば君、名前は・・・あ、ちなみに僕は碇シンジっていうんだけど」
アスカ「ムシャムシャ」
シンジ「まだ教えてもらえない、か」
アスカ「・・・・・・・・・アスカ」
シンジ「え?」
アスカ「アスカ」
シンジ「! そ、そっか、アスカっていうんだね。じゃあ惣流・アスカ・ラングレーなんだ」
シンジ「かっこいい名前だね」ニコッ
アスカ「?!」
シンジ「行き先ないみたいだし、やっぱり、しばらくウチにいなよ」
アスカ「・・・」
シンジ「僕もその方が嬉しい。独りは―――寂しいから」
アスカ「・・・・・・コクリ」
アスカ「お金・・・は?」
シンジ「そっちは心配しなくても大丈夫。
ウチは一応父子家庭なんだけど、父さんとは小さな時から離れて暮らしてるんだ」
アスカ「・・・」
シンジ「で、その父さんからの仕送りがあるんだ。それに僕自身にも収入源があるから」
アスカ「・・・」
シンジ「だから、いくらでも泊まっていって平気だよ」
シンジ「―――と、こんな感じ。シャワーの使いかたは分かった?」
アスカ「コクリ」
シンジ「ここに着替え置いとくから。女物がなくてゴメンね。明日にでも買いに行こう」
アスカ「・・・」
シンジ「それじゃ、ごゆっくりー」
バタン
アスカ「バッカじゃないの。あのお人好し」
アスカ「・・・・・・」ムクリ
トタトタトタ ガラッ
シンジ「・・・zzz」
アスカ(熟睡してるわね)
ガラッ トタトタトタ
アスカ「カードじゃマズいし・・・現金、現金、っと」
アスカ「―――あった! 見ず知らずの野良泊めて、ここまで無警戒だなんてヌケすぎよ」
ガサガサ
アスカ「よし。これだけあれば、しばらくは生きていけるわね。バイバイ、シンジ」
シンジ『いてくれたほうが嬉しい』
シンジ『独りは寂しいから』
アスカ「・・・・・・ふんっ」
シンジ「ふわぁ~。さぁて、朝ごはん作らなくちゃ」
カチャカチャカチャ
シンジ「今日は二人分かー。食べてくれる相手がいるっていいな」
ガラッ
シンジ「あ、おはようアスカ」
アスカ「・・・」プイ
一週間後~
シンジ「や、やばい・・・」
アスカ「なに」
シンジ「今日で夏休み終わりなのに、数学の宿題忘れてて」
アスカ「学校ってやつか。忘れてたのを今日やれば?」
シンジ「いや、さっきからやってるんだけどね。このドリル結構難しくて、中々進まないんだ」
アスカ「・・・。この教科書っての、しばらく貸りるわ」
シンジ「え? いいけど」
シンジ「うーん、うーん・・・」
アスカ「そこ、式違うわ」
シンジ「え・・・式?」
アスカ「問題文の解釈変えればすぐ解ける」
シンジ「アっ、アスカ、分かるの?」
アスカ「教科書読んできた。昔の分から一通り」
シンジ「って・・・それだけで??」
アスカ「進めなさいよ。時間ないんでしょ」
シンジ「う、うん・・・。ありがと」
シンジ「はぁぁ。なんとか終わった。アスカ、凄いや!」
アスカ「あんたがバカなのよ。バカシンジ」
シンジ「成績はいい方なんだけどな・・・」
アスカ「・・・」
シンジ「ラングレーの知能は人間と変わらないっていうけど、アスカは天才なんじゃない?」
アスカ「―――ママも、頭良かった」
シンジ「アスカの、お母さん?」
アスカ「あ・・・。ふん、あんたには関係ないわ」
シンジ「そういえばさ、さっきも言ったけど、僕は明日から学校だから」
アスカ「・・・」
シンジ「朝出かけて、夕方帰る感じになるから、お昼は一人で食べてね」
アスカ「!」
シンジ「ゴメンね。昼間はアスカだけになっちゃうけど・・・。ご飯はちゃんと作っておくから」
アスカ「・・・・・・。別に、何の問題もないわよ」
レンタルビデオ返してくる
↑SS終わり 画像タイム↓50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 04:32:45.18:p98M+7Ak0
先人達ぱねえ
コメント 6
コメント一覧 (6)
作者がそうするのが正式マナーなんだと真に受けて
次はちゃんと書き溜めときます失礼しました・・・みたいな謝罪して消えちゃったんだよね
まじか
横槍を入れやがった奴の罪は重い