- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 18:42:52.81:A6mHxiy10
…当然俺の位置からは、ぴったりと律儀に閉じられた両の太ももに
挟まれた領域は見えないわけで。
そんなことを考えながら古泉の到着を何となぁく待ちながらテーブルに
突っ伏した俺の視界に入ってきたのは、視点が低くなったことによって
若干神秘の領域に近い高さに変化した、そう、長門の股間であった。
長門「……なに」
キョン「…え?いや、あ、別に…////」
何でもねえよ。あぶねえあぶねえ。
あいつ……少し足を開きやがった…
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 18:45:59.40:tuWVJWwE0
ふむ、続けたまえ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 18:46:44.26:A6mHxiy10
長門「……」ペラッ
シーン
キョン「……」チラッ
キョン「!」
寝たふりをしようと突っ伏した俺が最大限の配慮をしつつ、視線を
もう一度長門の股間に向けた時、それが俺の視線を釘付けにしたので
あった。
キョン「(……白と水色の縞…だ…と…)」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 18:51:40.16:A6mHxiy10
それまで、ええと何だ、いわゆる一つの女性の下着…それも下の方の、
ああそうだ下の方の下着ってやつは、オフクロを除けばせいぜい妹の
無防備な色気のないものを何度も見ているくらいであって。
長門「……」ペラッ
同世代の、それも谷口いわくAランク女子のそれを至近距離から見る
などということはナイフで襲われた時の朝倉の白と、椅子の上に仁王
立ちしたときのハルヒの薄いピンク、あとは着替えの時の朝比奈さん
…ってオレけっこう見てるなあおい!
キョン「(これは…まさか俺に見せている…のか?)」ゴクリ
キョン「(も、もう一度…)」チラッ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 18:56:00.83:A6mHxiy10
長門「……」
…って! バレたか…? ぴったりと閉じやがった…それも…無表情のまま、
膝の上に乗せた本を平気な顔で読んでやがる…くそ、煩悩を持て余すぜ…
ハルヒの奴はまだあったな、ええと確かオレンジのブラジャーとセットだっ
たショーツだ、でも何というかあそこまでアケスケってのは色気に欠けると
いうか…。
とにかく今は眼前の目標に集中だ、ターゲットにロックオン!
このままの角度だと薄目を開けて寝たフリをしていれば視界には入る、
そうだ、寝ていると思わせれば長門も油断して股間の力が抜けるだろう
さ、ああ、俺って天才かも!
キョン「…スウウ。ウウ……すうううう」
長門「……」ペラッ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:00:46.48:A6mHxiy10
キョン「……うう…すううう…すううう」
長門「………」
キョン「…すう…」(チラッ)
長門「……」ペラッ
キョン「…んんう……(だめだターゲットはこちらの攻撃を察知、シール
ドを突破できない!)」
キョン「(…ここは我慢だ、忍耐、辛抱だ!…朝比奈さんの下着を思い出
してここは一つ気分を盛り上げつつ来るべき至福の刻を最大限のテンション
で迎えるべく…ああ、朝比奈さんのはピンクの縞パンだったなぁ、へへへ)」
長門「……」チラッ
長門「……」ペラッ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:03:38.90:A6mHxiy10
ガチャッ
古泉「こんに…あれ、お二人だけですか」
キョン「(てめええええええええええええええ!)…すうう、すう」
ここは我慢だ寝たふりだ、どうせアイツは俺というゲーム相手がいなければ
退屈して帰るに違いない。ちなみに今日ハルヒは掃除当番であと30分は来ねえ
だろう、我慢だ、ここはじっと耐えるんだ俺!!」
古泉「…彼、おやすみですか」ボゾッ
長門「…そのよう」
古泉「…んふっ。起こすのもお気の毒のようですね。お疲れでしょうか」
長門「……」ペラッ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:07:36.96:A6mHxiy10
キョン「…すうう、むちゃむにゃ…うう…ぐううう」
我ながら寝入りばなにレム睡眠に入ったばかりのような演技だぜ!
長門も古泉も全く気付かず俺を起こさぬように気遣ってるようだな、ていう
か長門は元々全く本をめくる音以外発してないがな!
古泉「…長門さん、彼はお疲れみたいですから、僕はこれで…」
長門「…そう」
古泉「涼宮さんにはバイトがあると伝えていただけますか。僕も久々にちょ
っと見たい映画があるもので。(森さんと)」
長門「伝えておく」
古泉「ありがとうございます。(小声で)…いい夢を。うふっ」
キョン「(キンモーーー!…しかしありがとう、親友…と書いてとも、よ)」
ガチャ、バタン
シーン
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:12:10.42:A6mHxiy10
キョン「…ぐうう、すううう…」
長門「……」ペラッ
キョン「(どうだ、そろそろ…どうなんだ?)」
キョン「…すうう。んん…」チラッ
…くわ!何だよさっきと全然変わらねえ!ぴったりと塩抜きする前の
貝みたいに閉じてやがる!
くそう、こうなったら持久戦だな、長門が油断するかの筋肉が弛緩し
てさっき垣間見た領域を再びこの網膜に焼き付け脳内SSDに永久保
存するのが先か、あるいはあの絶対神があのドアを威勢良く開けて入
ってくるのが先か…
長門「……」ペラッ
キョン「…すううう」チラッ
キョン「(ダメか…)」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:19:50.76:A6mHxiy10
ガチャッ
バーン!
ハルヒ「やっほーー!」
キョン「…!……(まさかっ…そんなっ神よ…我を見捨てたか!)」
ハルヒ「…あれっ…キョンと有希だけ?」
長門 コクッ
ハルヒ「…………」ジーーー
長門「………」ペラッ
ハルヒ「…キョン、よく寝てるわね」
キョン「すううう、ぴいいい。すうううう…、すうううう!」
何てこったおいおい、こいつは絶対掃除当番をサボったかはしょった
に違いねえ。予定より20分も早いっつうの!
長門「…彼は約8分前から睡眠に入った模様。そっとしておくべき」
ハルヒ「そうなの?…ふうん…ゆうべオナニーでもしまくったのかしら」
キョン「………」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:28:04.10:A6mHxiy10
ハルヒ「よく寝てるみたいだから、この際ぶっちゃけて言うわ」
長門「…何を」
ハルヒ「キョンってさ、ムッツリだと思わない?」ボソボソ
キョン「(なんですとぉお?)」
長門「ムッツリの意味が理解できない」
ハルヒ「ムッツリス・ケ・ベ、ってことよ。あたしが教室で着替えた
時も慌てた顔してしっかり見てたし。あれはブラの色とか記憶してた
わよ絶対…」ボソボソ
長門「…そう。…しかし異性の前で平気で被服の交換を行うあなたの
行動も推奨はできない」
ハルヒ「まあそうね。でもあの時は同じ教室の男子なんてみんなジャガ
イモみたいなもんだと思ってたのよ」
キョン「…すうううう…ぴいい」チラッ
ハルヒ「それにあいつ、1年の時の朝倉涼子の太ももばっか見てたでしょ」
キョン「…!(いやしかしあんなムチムチは普通…)」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:35:18.37:A6mHxiy10
長門「…それは私の記憶にはない」
ハルヒ「有希は知らないわよね。でもあの時のアイツの目…やらしかった」
キョン「………」
長門「彼、私たちの年齢における異性への関心のレベルから言えばそれが
正常と呼ぶべきレベル。むしろそればかりを求める類人猿のような抑制の
効かない行動の方が人格形成上好ましくないと私は考える」
ハルヒ「え?じんかくけいせい?…って有希、そういう話じゃないわよ。
谷口みたいな露骨なエロい奴は厨房に多いけど、キョンの場合…」
何だよ俺が何だって言うんだよ!
同級生の美少女の股間をこっそり寝たふりして覗くような変態だって言うの
かよって乙ですねはい!
ハルヒ「あの時々見せる糸目みたいなやらしい顔が…」
長門「……」ペラッ
ハルヒ「…何か来る、のよね」ボソッ
長門「来るとはどういうこと」
ハルヒ「いや何でもないわ。何も言ってないわよ有希」アタフタ
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:39:48.80:A6mHxiy10
キョン「すううう…(来るってどういう意味だ?)」
ハルヒ「…何か…つまんないわねえ。みくるちゃんは鶴屋さんと試験勉強
だって言うし…」
長門「古泉一樹は3分ほど前にアルバイトがあると伝言して先に帰宅した」
ハルヒ「そうなの?まあ、古泉君がウソつくわけないしね、仕方ないわね」
長門「…仕方ない」ペラッ
ハルヒ「何か納得いかない気もするけど、今日のところは解散にしましょ」
長門「…そう」ペラッ
ハルヒ「このバカ起きそうにないし…それに…起こすのも可哀想だ…し」ボソッ
YEEEEES!ありがとうハルヒさん、古泉ぃ!あとでファミチキおごって
やる、将棋の勝ちもチャラにしてやってもいいぜ!
ハルヒ「有希ももう帰っていいわよ。鍵はいつものところにあるし、こいつ
絶対夕べコキ杉田(誤変換)のよ。しばらく起きそうにないしね」
長門「…私は区切りのいいところまで読んでから帰る」
ハルヒ「そう。じゃあね、有希バイバイ」フリフリ
長門 コクッ
ガチャッバタン
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:42:14.51:xIguxh0z0
ここからが本番だ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:47:13.67:A6mHxiy10
キョン「うう…ん。すううう…ぐうう」
…これで邪魔者は全て消えたってわけだ…。
長門は俺が寝てるとさっきから信じてるようだ、ということは油断が訪れると
すればこれからが…逢魔が刻!
ここからが真の戦いとなるのだ、慎重に、しかし大胆にかつ繊細に!
長門「……」ペラッ
キョン「……」ゴロリ
長門「…」チラッ
キョン「すううう…」
角度微妙に変更作戦完了っ!これでより低い位置から13時の方向やや下の長門
の秘匿領域への視認準備全完了したっ!!
長門「……」ペラッ
…持久戦か…。しかし長門はさっきも一度、ほんの一瞬だが油断して俺にその
部分の視覚的確認を容認したっ、ならば俺も待とう!それがたとえ地球滅亡の
日であろうとも!
キョン「…すううう、ぐううう…」
長門「……」チラッ
スクッ
キョン「!(た、立ち上がった!)」
どうする、…部室の入口の方へ向かったが目で追うわけにはいかない、9時の
方向へ向くには無理がありすぎる…
テクテク
……ファサッ
キョン「(…長門のカーディガン…)」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:51:45.76:A6mHxiy10
長門…いつぞやのあの日のカーディガン…お前は…。
暖かかった…。それなのに俺はハルヒと相合い傘で帰って…あの時お前は傘を
持っていたのか? お前はどんな気持ちで俺を…一人…待っていてくれたんだ?
畜生、それなのに俺は今…お前のパンツを見ようと欲望だけに突き動かされて
いる…俺って奴は…俺は…
スタスタ
コトン
キョン「(………!って帰らないんだ?)」
長門「……」ペラッ
ああ、ていうかちょっと油断しているかも…さっきより両足の閉じ方が…
弱い!もうちょい、もうちょっとだけ…って今反省したばっかなのにマイサン
への血流が抑えきれねえ!
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 19:59:33.25:A6mHxiy10
長門「……」
シーーーン
キョン「…」チラッ
キョン「!!!!!!!!!!!!!!」
見、見え…たッ!
ていうか見てて…る………!!!!
わずかのスキマであるが、確かに…長門のミニスカの下に、ほんの少し空い
た奇跡のような空間…。ATフィールドがついに…
白と、水色の横縞の三角地帯があああああ!!!!!
キョン「す、すううう…ぐうう」チラッチラッ
脳内のあらゆる記憶領域を長門の股間へ集中。
非圧縮モードで最高クオリティの動画データ蓄積開始、同時にスチルデータの
記録開始。
長門「…」スクッ
キョン「…(ドキーーーーーーーン!)」
バレた?ねえ、俺が長門の最重要秘匿領域の動画及び静止画保存してたの、バ
レたの??
長門「…実は最初からあなたが起きているのは察知していた」
キョン「すうう…ん、えええええ?」ガバッ
長門「通常の人間が睡眠に陥るプロセスを擬似的に模倣しているだけで
現実にはあなたは覚醒状態にあったことは認識済」
キョン「…すんません」ショボーン
長門「別にいい。見たいのならそう言えばいい」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:15:35.25:A6mHxiy10
長門「あなたが通常の男子高校生として性的な欲望を持つのはむしろ正常」
キョン「はい」
長門「あなたが週に平均5.8回自慰行為を行い精嚢で生産された精子を自ら
放出していることも把握している」
キョン「……そうすか…」
長門「ちなみに昨晩あなたは2回、放出している。
そのうち1度は妹の名前を叫んでいた。そして」
長門「もう1度は私の名を」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:16:54.22:mq5X63lvO
妹www
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:26:16.77:A6mHxiy10
キョン「…! くっ、そこまでバレて…もう…いいです」
キョン「私が悪かったです。すみませんでした」
ああ、もう死にたい…。
長門「……」ジッ
長門「…放課後に部室で二人きりという甘いシチュエーションと、
見たいのに普段は見えない部分を見たがる背徳的な願望が
あなたの正常な判断を混乱せしめていた。同情はできる」
長門「あなたが私の下着、ショーツ、ぱんてぃ、股間を覆い隠す
薄い布地を至近距離から視覚的に確認したいという願望は正当」
ペラッ
長門「見るがいい」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:27:25.27:GtKNxYBQ0
見るがいいww
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:29:19.63:A6mHxiy10
ふわああああ!?
な、長門が…無表情のまま…スカートを胸の下まで…
いやもう、正直たまりません……!!!
キョン「…これは…っ」ゴクリ
キョン「まるで…真っ白な石膏像のようなきめ細かい肌に…
ほんの少しだけ開かれた両の足の間に貼り付き…
その最も神秘かつ繊細な領域を覆い隠すには余りに薄く、そして
小さな布がたった一枚…」
長門「そういうことは口に出さない方が望ましい」
長門「それと、正座して合掌しながら落涙するのはやめて欲しい」
ああ、そ、そうだったなすまん長門。
思わず有り難い観音様を拝む気持ちになっちまったよ。
でも…このシチュエーションは…放課後の西日の射すオレンジ色の
光の中…神々しいまでのシミ一つない長門の綺麗な下半身と…
青い横縞の…ああああ…涙がとまらねえ。
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:32:45.14:A6mHxiy10
しかし…俺が望んでいたものは…違う。
キョン「違うんだよ長門…」
長門「何が違うの」
キョン「お前がさっき言った、その、普段見えない部分が本人の意志
に反して見えてしまう、そこに…神が見えるというか…だな」
俺は何を言っているんだ。
キョン「つまり目の前30cmのところでガバァとスカートをまくられても
…だな、それはそれで眼福ではあるが…」
キョン「正直、ありがたいだけで萌えない」
長門「……!!」
スッ
長門「…今日のことは他言しないようにする」
キョン「あ、ありがとうございます…」
長門「別にいい」
スッ、ゴソッ、ジジーッ
ガタン ガチャバタン
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:36:40.18:A6mHxiy10
----長門のマンション
ガチャバタン
朝倉「あら、おかえりなさい」
長門「ただいま」
長門「いい匂い…」
朝倉「今日は昨日の残りのおでんとカレーよ、どっちがいい?」
長門「…両方」
朝倉「そう言うと思ってたわ、着替えてらっしゃい」
…
長門「お風呂気持ち良かった」
朝倉「じゃあご飯にしましょうねえ」イソイソ
長門「いただきます」モグモグモグ
朝倉「おいしい?」
長門 コクッ モグモグ ジュルッ
朝倉「何か変わったことあった?」
長門「…部室で彼にパンツを見られた」
朝倉「ブフォオッ!ええっ?」
長門「2度ほど視覚的に認識された」
朝倉「キョン君の野郎、やっぱりムッツリだったのね!?」
朝倉「有希に手を出すなんていい度胸ね…ふふっ…」ギリッ
ガサゴソ
朝倉「やっぱりゾリンゲンね…ふ、ふふふふふふっふふう」
長門「落ち着いて。彼にはわざと見せるようにした」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:42:44.72:A6mHxiy10
朝倉「えっ? 何それ。有希から見せたってこと…?」
長門「そう」
長門「彼は寝たふりをしてまで、私の下着をこっそり見ようと
していた。見たいのなら見せてあげるべきと判断した」
朝倉「…あらあら…まあ。有希ちゃん、あのねえ」
朝倉「彼はあれだけ涼宮さんが好意を寄せてるってのに全く関知
てきない唐変木なのよね。私だって…その、あの事件前はけっこう
好意的に接してきたつもりよ」
長門「…それは聞き捨てならない」
朝倉「やっ、違うって。普通の男子高校生なら谷口君は論外としても、
私たち異性に性的な欲求を持つのが当たり前じゃない?」
長門「そう判断したので彼の願望を叶えたつもり」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:47:37.60:A6mHxiy10
朝倉「あーんもう。だぁかぁらあ、願望っていうのが違うのよ」
朝倉「見せたくないのに見えてしまう。恥じらいながら、でも感じちゃ
…(何力説してるのかしらあたしって)////」
長門「あなたの顔が赤い、体温の上昇?」
朝倉「えへん、ええと、そういう背反するものが葛藤するところに男性
の萌えが発生するの!」
長門「私が彼の疑似睡眠演技中にわざと下着を見えやすくしことや、
妨害する者がちん入する可能性が無くなった後に彼の眼前30cmという
至近距離で下着を鑑賞せしめる行為に至ったことは…無意味だと?」
朝倉「……」
朝倉「…ゆ…長門さん。前半は、まあいいでしょう。チラ見せってやつ
ね。それはむしろ男からしたらグッジョブよ」
長門「……」モグモグ
朝倉「でもね、そんなウブというかムッツリな彼にスカートめくって
モロ見せしちゃ、ダメじゃない」
長門「……ズズーッゴクンゴクン」
朝倉「おでんの汁おいしい?」
長門「甘露」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:52:41.74:A6mHxiy10
朝倉「恥じらいとか、だめっ、でも…みたなところが大切なの。いい?」
長門「よく解らない。効率的ではないはず」
朝倉「効率的だからいいってわけじゃないのよ。
あのね、洋モノのAVで白人女が「へーいカモン!」とか言って軟体動物
みたいにおっぴろげてアソコをぴしゃぴしゃ叩いて誘ったりとか」
朝倉「行為の最中に『Fuckin!』『サッキンマイニポー』『イェア』『カミング』とか
連呼しながらへらへら言われても、引くだけだっつーの!」
長門「………それ何?」
朝倉「…すいません取り乱しました」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:53:41.33:qfe4Pgc90
あwwさwwwくwwwらww
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 20:59:28.66:A6mHxiy10
ピンポーン
朝倉「あらっ誰かしら(頼んでたローターは明日の午前中必着のはず)」
パタパタ
朝倉「はい、どちら様?」
キョン「あの…俺です」
朝倉・長門「!!」
朝倉「どどどどどうするの、キョン君よ?」
長門「…どうしよう。帰すわけにも」
朝倉「と、とりあえず上げるわね、…ど、どうぞー」
ポチッ
…キョン「こんばんは…あがってもいい…かな」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:06:15.36:A6mHxiy10
朝倉「もちろんいいわよ、ちょうど晩ご飯食べていたところなの」
キョン「…ん、悪かったかな」
朝倉「全然。あなたも食べていく?たくさんあるわよ」
キョン「…いや、ありがとう。でも今は食欲が」
朝倉「そう。まあ入ってよ。有希-、キョン君よ(ってしらじらしいか)」
キョン「…よう、長門」
長門 モグモグ「…」
キョン「…さっきは、その。部室でのことなんだが」
長門 グビュッグビュッゴクンゴクン
朝倉「(…牛乳一気飲みやめなさいよ…)」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:11:36.68:A6mHxiy10
キョン「長門、済まなかった」ガバッ
朝倉「どうしたのよ、土下座なんかして…何かあったの?(ス・ケ・ベ)」
キョン「俺は…今日…、長門の好意を踏みにじるようなことを…」
長門「…別にいい。こちらがよかれと思ってやったこと」
朝倉「何?ちょっとどうしたのよ二人とも(てめえやらしいなおい!)」
キョン「ん?ああ、長門の保護者みたいなお前の前だから言えるんだが」
キョン「…俺、長門にパンツ見せてもらったんだ」
朝倉「…なっ!何言ってんの?(土下座しながらそんな笑顔で言うことかよ)」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:15:46.87:A6mHxiy10
キョン「俺がちょっとスケベ心を出しちまってな、長門のパンツ見ようと
しちまったんだ」ニコッ
朝倉「…あんたも…けっこうやるわね(何よその無垢な笑顔…)」
長門「……」
キョン「それを察知した長門が、見せてくれたんだ、ああ、ガバッとな」
朝倉「ガバッと!(んああ、何かいいわねそのシチュ…)」
長門「……」ウトウト
朝倉「有希ちゃん?」グイッ
長門「…はっ」
キョン「…長門が俺のしょうもない欲望のためにな、勇気を振り絞って
見せてくれたってのに…俺は…俺ってやつは…うう」
朝倉「(泣いて…るの?)」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:20:50.55:A6mHxiy10
キョン「モロにほっかほかの至近距離で薄い布きれ一枚でしか被われて
いない、ある種の筋というかそんな感じまで浮き出た部分をくっきりと
…あうう、見せてくれたってのに…う、俺は…俺ってやつは…」
朝倉「何かディテール細かいわね…」
長門「////」
キョン「ああそうさ、健気にいつも俺を支えてくれて、気にかけてくれた
こんなにも可憐な少女が、俺の薄汚い欲望のために…うぅ、勇気を出して
…俺のために…一番恥ずかしい、まししくその部分を布きれ一枚だけを
シールドに…はぁはぁ…俺はそんな気持ちを…踏みにじったっ!ハアハァ」
長門「…(克明に解説されるとさすがに恥ずかしい)…」
朝倉「キョン君…(何か青春ドラマみたいだけど…)」
朝倉「(ていうかコイツ若干興奮してない?)」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:23:38.95:A6mHxiy10
朝倉「まししくって何よ…噛んでんじゃないわよ…」
キョン「すみません取り乱しました ハァハァ」
長門「…もういい。それよりあなたの股間の問題をどうにかするべき」
キョン「…っ!?」(やべえ、自分の言葉で興奮しちまった)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:28:50.92:A6mHxiy10
朝倉「ああら、キョン君、有希に謝りに来たんじゃなかったの?」
キョン「あ、いや、それはそうなんだ…が」
朝倉「あなたのアソコはずいぶんと尊大な態度じゃない?」
長門「(オヤジかあんた…)」
キョン「くっ…こ、これは…その」静まれマイサン!
朝倉「…解るわよ。有希は可愛いわ。そりゃああたしが毎晩有希を
オカズにいやそうじゃなくって」
朝倉「こんな無垢な美少女がよ、まさかあなたの薄汚いパンチラ願望
を満たしてくれるどころか」
キョン「……(もっと…言ってくれ…)」(正座中)
朝倉「目の前30cmでそのまだ誰にも触れさせたことのない部分を
布きれ一枚被っただけで見せたんですからね!」
キョン「ああ…」ビクンビクン
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:32:35.73:A6mHxiy10
朝倉「…泣いてるの? あんたってば、最低のムッツリエロ男爵ね!」
キョン「…!…う…うぁ…」ビクッビクッ
キョン「…ふうううう…」
朝倉「…ねえ、ちょ…キョン君?」
長門「…今彼は私の映像を脳内で再生しつつ涼子の言葉責めと補完して
達した」
朝倉「……」
キョン「……」
長門「……」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:34:20.74:A6mHxiy10
朝倉「…おでん食べる?」
キョン「…いただこうか」
長門「………」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:34:44.30:ZwIKsJ+40
長門はストライプより白のほうが
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:40:33.56:A6mHxiy10
(ところで長門は今風呂上がりなので下着は真っ白ですよ)
カチッ シュボボボ
グツグツ
朝倉「…キョン君もシャワー浴びてきたら?(ガビガビじゃないの)」
キョン「…ん?ああええと…でも下着の替えがな」
長門「ここにある」スッ
朝倉「…」
キョン「…なんで?」
長門「いつかこんなこともあるかなあ、みたいな。ていうか」
長門「あらゆる可能性に全方向に対応するのがわれわれヒューマノ…」
朝倉「…はいはい、キョン君じゃあこれ(その下着はゴミ袋へ)」
キョン「あ、すまんな、いやはや(朝倉、アイラービュー)」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:49:19.79:A6mHxiy10
……
朝倉「ねえ有希、どうすんのよ。許してあげるんでしょ?」
長門「許すも許さないも、部室で下着、ぱんてぃ、しょーつ、私の大切な
部分を被う薄い布きれ一枚を至近距離で彼に見せつけたのは私の意志。
彼は私の無垢な秘部をその布きれ一枚を通してまるで視線で犯すかの如く」
朝倉「…………」
長門「……すみません取り乱しました」
ガチャ
キョン「…あ、ありがとうな、さっぱりしたよ(下半身が)」
朝倉「あ、ええと、スエットがあるから着替えて楽にしてね」
キョン「サンキュー…気がつくな、朝倉は」
朝倉「…何?ふふっ、わたしは有希の保護者だからね」
長門「…」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:57:41.83:A6mHxiy10
……
キョン「ふうう、おいしかったよ。朝倉の料理はうまいなあ」
朝倉「お粗末さま。有希、お菓子はそれくらいにしなよ」
長門 ポリポリ
朝倉「じゃあ、あたしは自分の部屋に帰るわね。明日の準備もあるし」
キョン「え?ちょ、そうなの?」
朝倉「ふふっ、やらないで後悔するより、やって後悔する方がいいと
思うわよ? じゃあね」
バタン
キョン「……」
長門「………」
キョン「今日は…その何だ、すまなかった…な」
長門「だからそれはもういい。私も配慮が足りなかった」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 21:59:36.68:A6mHxiy10
キョン「…いや、お前が悪いことなんかこれっぽっちもないぞ」
長門「…」
キョン「最初に…その。お前が…ていうかお前の…あれを」
キョン「見ようとしたのは…事実だし」
長門「…知っている」
キョン「でその後寝たふりをして機会を…うかがってたのも」
長門「把握している」
キョン「即答…ですよねー」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:02:36.54:A6mHxiy10
キョン「何か謝りに来てな、ご馳走になった挙げ句…こうやって
くつろいでるのも何か…ははっ、変な感じだよ…な」
長門「私はあなたに謝罪は望んでいなかった。それに」
長門「繰り返すがあなたに下着を見せたのはあなたがそれを見たいと
望んでいたのを察知したからで、効率しか考えていなかった」
キョン「効率…?」
長門「通俗的な言い方をすれば、見せ方がエロくなかった」
キョン「………」
長門「下着。ぱんつ。ぱんてぃ。しょーつ…
どの呼称がいいか教えてほしい」
いやっ、ながとぉ…上目遣いで…パジャマ姿でにじり寄って来られても…
キョン「呼称つうか…その、呼び方は>>112でいいんだが…」
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:03:27.94:qb3D6Kxd0
縞パン
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:07:27.92:A6mHxiy10
長門「…わたしの縞パンをどういう風に見せればあなたは性的興奮を最大限に
得られるのか、教えてほしい」
キョン「ていうかお前…今履いてるのか」
長門「今履いているのは真っ白な綿のぱんつ」
長門「ちなみにのこの白というのは雪の白、そして私のカラダがまだ
汚れていないものであるということのメタファーだった」
キョン「…は?」
長門「しかしあなたが望むのなら今から縞パンに履き替える」スッ
スタスタ バタン
キョン「……(さっき朝倉の言葉責めで出しといて良かった)」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:11:14.22:A6mHxiy10
ガチャリ
スタスタ
長門「あなたの望み通りブルーと白の縞パン、そう、
しまぱん
に履き替えてきた。
ちなみにさっきまでの白い麺パンはこれ」
ファサッ
キョン「おあっ!?」
キョン「(暖かい…まだ…ていうか長門の匂い?)…ふああ…」クンカクンカ
長門「……」ジッ
長門「…おいしい?」
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:12:04.89:A6mHxiy10
キョン「麺パンだけにズルズル…っておい!」
長門「誤変換は台無し」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:16:05.97:A6mHxiy10
キョン「…はあはあ…長門ぉ。やっぱりお前しかいない」
キョン「お前の縞パン、こうして下から見上げると…最高だよ」
長門「あなたは正座しながらまた、パジャマの上着だけを着た私を
見上げて縞パンに合掌している。落涙はやめるべき」
キョン「…だって、ありがたいんだよぅ…」
長門「それより性的な興奮をどのように得られるのか、教えてほしい」
長門「今後の性生活…///、いや活動の重要な参考にしたいと欲する」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:22:05.65:A6mHxiy10
キョン「俺にしか解らない無表情の中、ちょっとだけ頬を染めて…
長門、お前は俺の…嫁だ…」
長門「……!!」(キタコレ)
キョン「…俺はな、長門。ツンデレもヤンデレもクーデレもどうでもいい」
キョン「朝倉がさっき言ってた洋ピンの話じゃないがな、女の子の恥じらい
が大好きなんだ」
長門「恥じらい」
キョン「ああ、そうだ。ガバリと見せられたお前の縞パンも大好きだ。
でもな、今…そうやって頬を赤らめたお前が、見上げる俺の視線から
庇うようにパジャマの裾で隠すその仕草…」
キョン「そこに垣間見られる縞パンのチラチラ感が
大好きなんだぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」チラッ
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:25:34.79:A6mHxiy10
505号室 集中司令室モニタ前
朝倉「何泣きながら有希のパンツチラ見してんのかしら…」
朝倉「相当な変態ねコイツ…はあはあ」
朝倉「…早くAmazonからローター届かないかしら…はあはあ」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:33:57.51:A6mHxiy10
キョン「長門、お前の今の姿は反則なまでに…可愛いぞ」ニコッ
長門「…!!////(何というイノセントな笑顔…)」
キョン「俺はな、部室でパンモロを見せてくれたお前のことも
大好きだ。でもな、今こうして…パンチラを恥じらっているお前が」
キョン「世界で一番、大好きだ」
長門「……!!!……」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:44:15.83:A6mHxiy10
キョン「…俺は一生、お前のパンチラを覗き見る存在でありたい。
お前のことを低い視点から見上げて、いつだって縞パンを仰ぐ存在に
なりたいんだ。お前の絶対秘匿領域を、誰よりも多くチラ見したい、
そんな男でいさせてくれるか…!?」
朝倉「コイツ…バカじゃねえの?ハァハァ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:47:04.59:+k870UDcO
このキョンはわかってる
だが友達にはなりたくないな
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:47:31.11:A6mHxiy10
長門「…ありがとう。あなたの純粋な気持ちが素直に嬉しいと感ずる」
キョン「…ながと…ながとぉ!」ガバッ
長門「わたしもあなたに自分が隠したい部分をチラチラ覗かれる存在で
ありたいと強く願う」
キョン「…うう、うぐっ、ありがとう…お前が…大好きだ…ううっ」
長門「…泣かなくて、いい…」フワッ
朝倉「…うぐ、うう…いい話ねえ、ぐすっ…この二人…泣けるわ」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:49:11.19:0YmWjG290
朝倉なんぞwwwwwww
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:51:07.30:A6mHxiy10
ピンポーンピンポンポンピンポピンピピピピポーーーン
長門「…?」
キョン「…!?」
505朝倉「くぅっはぁ…?」ビクンビクン
パタパタ
長門「……誰?」
ハルヒ「ゆきりーーーーん、あったっしよぉー!開けて!」
キョン「…!?!」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:55:32.87:A6mHxiy10
長門「…待って。今…」チラッ
キョン「…入れないわけに…いかなよな」
長門「…隠れて」
キョン「解った、そ、そこの和室に…」バタバタ
ハルヒ「はぁやぁくう、開けてっってばあ!」
長門「(チッ)…今、開ける」
ピッ ウィーン
長門「21時33分06秒73…なぜこんな時間に」
ふぃんふぉーーーん
ハルヒ「一応押したけど開いてるから入るわね」
ドカドカ
長門「…いらっしゃい」
ハルヒ「……夜遅くにごめんね有希」
長門「別にいい」
長門「…どうせ…一人だから」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 22:59:47.39:A6mHxiy10
ハルヒ「ごめんねっ、有希。こんな時間に。
はいっ、おみやげ」
ガサッ
長門「これは…感謝する」
ハルヒ「ファミマで色々突っ込んできただけよ。一緒に食べましょ」
長門「…ありがとう」
ハルヒ「んん…?有希、誰か居たの?」
長門「…いや、…朝倉涼子がさっきまで居た」
ハルヒ「あっ、そうなんだ。涼子ちゃんが-」
長門「いつも夕飯を作ってくれて感謝している」
ハルヒ「涼子なんでもソツなくこなすもんねー」
ハルヒ「でさあ。さっそくなんだけど」
長門 ビクッ「…何」
ハルヒ「有希はキョンのことどう思ってるの?」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:03:51.02:A6mHxiy10
キョン@和室「(…うへえ! 何じゃそれー!)」
長門「…どう、とは」
ハルヒ「いやそのね、今日部室でアイツ寝てたじゃない?
マヌケ面してさ」
キョン@和室「(マヌケ面っててめえ…)」
長門「確かに理知的な顔では無かった」
キョン@和室「……」
ハルヒ「あたし先に帰ったけど、その後キョンの奴にメールしても
電話しても出ないのよ」
長門「…それは」
キョン@和室「(やっべ…着替えた制服のポケットに入れっぱだった)」
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:08:47.87:A6mHxiy10
長門「…私の関知するところではない」
ハルヒ「そりゃそうね。でもアイツの家に電話してもまだ帰ってない
って言うし。古泉君はすぐ切れたしみくるちゃんは鶴屋さんと居たし。
有希は部室に残ってたから…」
ハルヒ「あの後アイツどうしたのよ」
長門「…知らない。わたしは彼を起こさないようにそっと帰宅した」
ハルヒ「ふうん。あ、あたしコーラ飲むわ、コップちょうだい?」
長門「…了解した…」スッ
ハルヒ「…(有希んちってけっこう広いのね…一人暮らしって聞いてた
けど…部屋もまだ奥にあるみたい)」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:14:00.36:A6mHxiy10
キョン@和室「(あいつ…何かキョロキョロ見回してるな…うわっ
こっち見てるし!」
ハルヒ「有希ぃ-、あっちは何があるの?」
長門 ガチャンボコッ「…あっちとは…和室?
あそこは物置なので見ないで欲しい」
ハルヒ「ふうん。まあいいわ。有希、ちょっと座ってよ」ポフポフ
長門「…コップを」
ハルヒ「あ、サンキュ。さっきの話。キョンのこと」
長門「どう、思ってるか…私の認識を聞きたいと」
ハルヒ「そうよ。二人だけなんだから隠し事なしで行きましょうよ」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:21:58.52:A6mHxiy10
長門「…彼はユニーク。ど同世代の級友と比べると大人びていると思う」
ハルヒ「ふうん。まあ何か妙にへんてこりんな言い回しをするし
テストの結果は悪いわりには難しい言葉知ってたりするわよね」
長門「基礎的な知識は学校である程度習得できるが教養は涵養できない。
良質なエンターテインメントからそれを学ぶことも重要」
ハルヒ「…まあそうね。有希もSFだけじゃないしね」
長門「そう」
ハルヒ「…あんたそういうところマジメなのよね…。
じゃあ今日はとことんやろうか。へへっ、コーラにこれ混ぜちゃおう」
長門「それは」
ハルヒ「焼酎よ?」ドバドバ
長門「……35度…」
キョン@和室「(何考えてんだアイツ…)」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:24:08.94:A6mHxiy10
ハルヒ「じゃあほら、有希も」ドバドバ
長門「これは入れ過ぎでは」
ハルヒ「本音トークがしたいのよ、有希。かんぱーい!」グビッ
長門「(チビッ)」
ハルヒ「…さっきの話。キョンのことね」
ハルヒ「ユニークとかじゃなくてさ、異性としてどう思う?」
長門「…異性として見たことがない…」
ハルヒ「!…そうなの?」
おいおい明らかに笑顔とテンションが変わったみたいですよ、ハルヒさん。
ていうか俺、暗い和室のふすまの間からいつまで覗き見してりゃいいのか…
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:27:09.65:A6mHxiy10
ハルヒ「私はねえ、アイツ変態だと思う」
長門「……そう?」
ハルヒ「部室でも言ったけど、ああいうタイプはムッツリってやつで、
きっと変な性癖を隠してるのよ」
長門「変な性癖?」
ハルヒ「例えばミニスカからチラチラ見えるパンツの方が、モロ見えより
いいとか。女の子が見て、って言うのよりさりげなく見える方が萌えるとか。
まあ、阿呆みたいな願望よね」
長門「……」
キョン@和室「……」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:28:45.73:0YmWjG290
スルドイwwww
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:33:48.64:A6mHxiy10
ハルヒ「…でもまあ、そういうとこが…ちょっとそそるのよねえ」グビグビ
長門「あなたはちょっと飲み過ぎ」
ハルヒ「んん?いいのよ、どうせ明日休みじゃないの、有希も飲みなさい!」
長門「…そそる、とはどういうこと?」
ハルヒ「え?ああ、あたしも一応女の子じゃない?そりゃあ最初は男子なんか
眼中になかったわよ、どいつもこいつも普通の奴ばっかで」
ハルヒ「でもアイツは普通なんだけど、普通じゃないっていうか」
朝倉@505「確かに普通じゃないわよね…グビッ」(梅酒ロック)
ハルヒ「あいつは変態の匂いがするのよ…あたしの勘なんだけど」
長門「変態の匂い」
ハルヒ「んー、ていうか普通あたしとか有希、みくるちゃん、涼子もそうだけど
誰かにリビドーが向かうはずじゃない?谷口は過剰だとしても」
長門「…」
ハルヒ「だいたいアイツあたしとかみくるちゃんが側に居ても、いっつも
ヘラヘラして『やれやれ』だの、もっと何かないのかよ、ってねっ」グビグビ
長門「…」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:38:44.51:A6mHxiy10
ハルヒ「…有希はどう思ってんの?」
長門「…え」
ハルヒ「キョンのことよ!あのダメでバカでエロくてむっつり変態のこと!」
キョン@和室「(てめえ…絶対にあとで殺す!)」
長門「…変態とは思わない。むしろ正常な一男子高校生ではないかと思う」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ほう」
長門「…!?」
ハルヒ「正常な、一、男子、高校生って言ったわね今」
長門 ビクッ
ハルヒ「有希が言う、正常な男子高校生って何」
ハルヒ「やっぱりカラダを持て余すこともあるってことじゃないの?
長門「それは…そうだと思う」
ハルヒ「じゃあ何でそういうことを有希がキョンに感じるのかなあああ!?」
長門「…!」
キョン@和室「!!!」
朝倉@505「スー、スー…」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:39:48.79:qfe4Pgc90
朝倉寝やがったw
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:46:23.41:A6mHxiy10
ガラッ
キョン「ハルヒ!そのくらいにしておけ!!」
ハルヒ「…なっ!何でアンタがここにいるのよ!!!!」
長門「…!!」
キョン「お前、俺のこと変態だのムッツリだのボロカスに言いやがって」
ハルヒ「な、何よ。あんたこそ何で有希の部屋でスエットでくつろいでんのよ」
キョン「このスエットは朝倉の…ってヤブヘビか、とにかく俺は変態じゃねえ!」
ハルヒ「ほほう…ひっく、じゃあ…試してみましょうか」
長門「……」
ハルヒ「あんた、いつも私のパンツ見えないかとチラチラ見てたでしょ」
キョン「なっ!…それは誤解だ」チラッ
長門「…////」
ハルヒ「何よ。じゃあ今…あたしのパンツ見ても何ともないわけね」
キョン「…はい?」
ガバア
ハルヒ「ほら、エロキョン!パンツよパンツ!!」
ハルヒが黒のミニスカをめくり上げた時…俺の視界に入ったのは、そう、
白地にオレンジの横縞のパンツだった…。
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:55:07.43:A6mHxiy10
キョン「うへっ!おいっ、やめ」
ハルヒ「何よ、いつもあんたパンツ見たくてウズウズしてたんでしょ、
見なさいよ、ほら、見てよ!」グイグイ
おおふ、目の前に、そう、10cmほどの近さまでスカートをめくり上げた
ハルヒの股間が迫ってきたじゃないか。
ハルヒ「見なさい…よお、ハアハア…ほら、見てよぅ!!」
ハルヒはそう言いながら、胸元までミニスカをたくしあげて股間を俺の
眼前に押しつけてくる。
ち、近い…ていうかもう…鼻先が。
長門「待つがよい」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/03(水) 23:59:21.44:A6mHxiy10
ハルヒ「ちょ、何よ有希。あんたキョンに味方する気?」グイグイ
キョン「むぐっ、ぷっふえええ、苦、くる…」
長門「とりあえず彼の顔面に恥丘を押しつけるのはやめるべき。
彼の呼吸機能が」
ハルヒ「ハアハア…何よ。せっかく団長自らパンツ見せてるってのに
バカキョン!」
キョン「ぷはぁっ、ふううう、…ふうはあ、げへっごほっ」
長門「あなたには恥じらいというものが足りない」
ハルヒ「…はい?」
長門「いわゆる一つの萌え要素」
170:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:03:13.60:dUchPi/Q0
長門「彼はいわゆる洋ピンにあるようなビッチ系の『カミング』
『ヘイ トライミー』『ラヴ マイプシー』お尻ピタンピタン的なエロは好まない。
(ありがとう、朝倉涼子)」
ハルヒ「……」
キョン「……」
長門「スカートをめくり上げてぱんつ、ショーツ、下着、アソコ
を被う繊細な布キレを見せつけるような行為は非論理的」
長門「通俗的な言葉で言えば、エロくない」
ハルヒ「……」
キョン「……」
174:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:07:13.99:dUchPi/Q0
長門「彼の目の前で女の子の一番守るべき領域を自ら開陳するなど
推奨できる行為ではない」
ハルヒ「……有希の言う通りね。私が悪かったわ…」
キョン「いや、いいとか悪いとかいう…」
長門「わかってくれればいい。男の心理は複雑」
ハルヒ「ううっ、有希、ありがとうね」グスッ
長門「いい」ギュッ
キョン「……(いい…話なの…か?)」
175:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:11:03.58:dUchPi/Q0
ハルヒ「何か良くわからないけど…とりあえず今日は帰るわ…」フラッ
キョン「おいっお前大丈夫か?酔っぱらってんじゃ…」
ハルヒ「アダシよぱらっでないう゛ぉ?うぅづさいな」ガタッバタン
キョン「……」
長門「大丈夫、涼宮ハルヒはこの後505号室へ向かう」
キョン「えっ?朝倉んとこか?」
長門「そう」
キョン「まあ…夜道ふらふらあの状態で帰るよりはいいか…」
長門「…そう」
キョン「……」
長門「……」
176:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:15:29.12:dUchPi/Q0
キョン「でその…何だ。夜も遅いから…な」
長門「…寝るべき」コクッ
長門はどこまでも無表情…のように見えるが、俺の場合はもう微細な
表情を読み取ることが出来るのだ。長門はそう、
照れている。
キョン「あの、布団…」
長門「一つしかない」
キョン「いや確か七夕の時ふたつ」
長門「ない」
キョン「……」
180:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:23:02.89:dUchPi/Q0
長門「寝る支度をする」スタスタ
キョン「歯磨いてるのか…俺…どうすれば」
長門「あなたの歯ブラシもある」シャカシャカ スッ
キョン「あっ…サンキュ…(何で?)」
長門 シャカシャカ「…」ジッ
キョン「あ、…」シャカシャカ
…
長門「枕は二つ用意してある」ポフポフ
キョン「あの、布団一つなのに…何で?」
長門「上の電気を豆にして欲しい」
キョン「聞いてないんですね。…はい」カチッカチッ
キョン「…失礼します…」ゴソゴソ
182:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:28:11.54:dUchPi/Q0
……
505号室
ピーンポーンピポピポピポピポピポポ
朝倉「…ぐうう…はっ!?なに?」ガバッ
朝倉「ははい?」
ハルヒ「へっへぇえええ、はづひぢゃんどぅえーす!」
朝倉「……はい?なんで…?」
ハルヒ「あげなさいよぉお」
ピポピポピポピポピポーーーン
朝倉「ちょ、わかったから!開けるって!」
ガチャリ
ハルヒ「うへへへーい。よっばらぢゃだったあ…」ゴロリ
朝倉「……何なのよコイツ…」
183:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:33:53.68:dUchPi/Q0
朝倉「ほ、ほらね、ハルヒちゃん、とりあえず中へ…」
ズルズル
ドサリ
ハルヒ「あだしね、さっぎね、ギョンにね、ぱんつ見せちゃだの!」
朝倉「(こいつもかよ…)>>72参照」
ハルヒ「キョンの奴、むっつりだがらぁ、【ピーーー】グイグイ
押しつけぢゃっだぁああ、けらけら」バタバタ
朝倉「…めんどくせえ」
185:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:35:41.39:dUchPi/Q0
…708号室
長門 …ススッ
ん?長門さんは枕元のタンスに向かって…っておい!
パジャマの上だけだから縞パン丸見えだっつーの!
長門 チラッ
キョン「ッ!?」
長門「……見た?」
キョン「……はい」
長門「…萌えた?」
キョン「……はい…凄く…縞パンです…」
長門「良かった」
カチッ
189:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:45:32.28:dUchPi/Q0
シーン
キョン「……」
寝れねえ。寝られるわけがねえ。
チラッ
キョン「…!」
長門「…」ジーッ
液体ヘリウムのような目…って液体って固体じゃねえよな?な?
目が慣れてくると余計に…何か…色っぽいという…か
長門「…今あなたの心拍数は90を超え100に近くなりつつある」
長門「…呼吸も速い。体温の上昇は微弱」
長門「…股間へ血液が充填されつつある」
キョン「……っほうっ…」
190:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:49:38.07:dUchPi/Q0
長門「…あなたはアケスケな、直裁なエロティックな『ファックミー』(ry
的な行動は不得手だと考えている」
キョン「…は、はい…まあ」
長門「…なので私や涼宮ハルヒがあなたの目前で下着を見せつけた
ことでは興奮状態に陥らないと理解した」
キョン「ええまあ、…そうなんですけど」
長門「ではこれよりそれらの戦略的情報を最大限に活用した攻撃を
開始する」
キョン「えあ?」
198:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 00:54:30.53:dUchPi/Q0
長門「…ふう。…」パタパタ
おふう?いきなり上を向いてパジャマの第二ボタンまで外したぞ、
そして…暑くもないのにパタパタと…やるたびに…見え…るッ!?
何か…今チラッと…見え…た…HEAVEN???
長門「…んんっ…」ごろり
ぐはっ!?無造作に向こうを向いたと思ったら、パジャマの上が
めくり上がって…縞パンのお尻が丸見え…だ…と???
長門「…はぁあああ…ん」
ごろり
チラッ
うわあああ!こっち向いたと思ったら何?上目遣いと熱い吐息?
ダメ、もうダメ。すいません無条件降伏。
てか臨界に達しました突撃します一番に。
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 00:57:37.56:Pw1HhOza0
ルパンダイブwwwwwwwwwww
203:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 01:05:49.44:dUchPi/Q0
キョン「長門ぉおおおおお!」ガバッ
長門「……んぁっ」ギュッ///
☆脳内補完妄想タイム
☆朝まで…ああそうだ、
じらしにじらされ、
張り詰めたものが
突き抜けると大変なことになるってことを、俺は…
俺は長門のせいで…わかっちまったんだ…な…
…
ああ、天国だったさ、それはな…
204:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 01:07:05.21:dUchPi/Q0
…
……505号室
長門宅監視作戦本部集中モニタ前
朝倉「………ふう…」
ハルヒ「……はあ…」
朝倉「朝、だわね…」
ハルヒ「…そう、ね…」
朝倉「…凄かったわ…ね」
ハルヒ「…ええ…とても…」
ハルヒ「嫉妬とかどうでも良かったわ…」
朝倉「あんたモニタ見ながら何回イッてたのよ」
ハルヒ「う、うるさいわね…あんたこそ…凄い声だったわよ」
朝倉「……ふふっ」
ハルヒ「…ふっ」
朝倉「…あっはっはっはっは!」
ハルヒ「はははははっ!」
ピンポーン
朝倉「…えっ?何かしら
パタパタ
…
朝倉「…Amazonから…」
-------end
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 01:08:37.40:ZNZ82CAZ0
一番いい所を
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 01:09:01.34:Pw1HhOza0
おい
208:A6mHxiy10 ◆8JJfvTJa6A :2010/03/04(木) 01:10:48.93:dUchPi/Q0
どうも支援ありがとうでした。
いやスレ主のタイトルに惹かれてアドリブで始めちゃったんで
正直ここまで来るつもりはなくて…
長キョンのアレはみんな、好きなアレがあるだろうから…
読んでくれてありがとうね。
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 01:10:57.10:lmjbyviR0
乙!
長門可愛いよ長門
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/04(木) 01:15:35.49:S3lPOcBd0
いいもんみれたよ!乙
ふむ、続けたまえ
長門「……」ペラッ
シーン
キョン「……」チラッ
キョン「!」
寝たふりをしようと突っ伏した俺が最大限の配慮をしつつ、視線を
もう一度長門の股間に向けた時、それが俺の視線を釘付けにしたので
あった。
キョン「(……白と水色の縞…だ…と…)」
それまで、ええと何だ、いわゆる一つの女性の下着…それも下の方の、
ああそうだ下の方の下着ってやつは、オフクロを除けばせいぜい妹の
無防備な色気のないものを何度も見ているくらいであって。
長門「……」ペラッ
同世代の、それも谷口いわくAランク女子のそれを至近距離から見る
などということはナイフで襲われた時の朝倉の白と、椅子の上に仁王
立ちしたときのハルヒの薄いピンク、あとは着替えの時の朝比奈さん
…ってオレけっこう見てるなあおい!
キョン「(これは…まさか俺に見せている…のか?)」ゴクリ
キョン「(も、もう一度…)」チラッ
長門「……」
…って! バレたか…? ぴったりと閉じやがった…それも…無表情のまま、
膝の上に乗せた本を平気な顔で読んでやがる…くそ、煩悩を持て余すぜ…
ハルヒの奴はまだあったな、ええと確かオレンジのブラジャーとセットだっ
たショーツだ、でも何というかあそこまでアケスケってのは色気に欠けると
いうか…。
とにかく今は眼前の目標に集中だ、ターゲットにロックオン!
このままの角度だと薄目を開けて寝たフリをしていれば視界には入る、
そうだ、寝ていると思わせれば長門も油断して股間の力が抜けるだろう
さ、ああ、俺って天才かも!
キョン「…スウウ。ウウ……すうううう」
長門「……」ペラッ
キョン「……うう…すううう…すううう」
長門「………」
キョン「…すう…」(チラッ)
長門「……」ペラッ
キョン「…んんう……(だめだターゲットはこちらの攻撃を察知、シール
ドを突破できない!)」
キョン「(…ここは我慢だ、忍耐、辛抱だ!…朝比奈さんの下着を思い出
してここは一つ気分を盛り上げつつ来るべき至福の刻を最大限のテンション
で迎えるべく…ああ、朝比奈さんのはピンクの縞パンだったなぁ、へへへ)」
長門「……」チラッ
長門「……」ペラッ
ガチャッ
古泉「こんに…あれ、お二人だけですか」
キョン「(てめええええええええええええええ!)…すうう、すう」
ここは我慢だ寝たふりだ、どうせアイツは俺というゲーム相手がいなければ
退屈して帰るに違いない。ちなみに今日ハルヒは掃除当番であと30分は来ねえ
だろう、我慢だ、ここはじっと耐えるんだ俺!!」
古泉「…彼、おやすみですか」ボゾッ
長門「…そのよう」
古泉「…んふっ。起こすのもお気の毒のようですね。お疲れでしょうか」
長門「……」ペラッ
キョン「…すうう、むちゃむにゃ…うう…ぐううう」
我ながら寝入りばなにレム睡眠に入ったばかりのような演技だぜ!
長門も古泉も全く気付かず俺を起こさぬように気遣ってるようだな、ていう
か長門は元々全く本をめくる音以外発してないがな!
古泉「…長門さん、彼はお疲れみたいですから、僕はこれで…」
長門「…そう」
古泉「涼宮さんにはバイトがあると伝えていただけますか。僕も久々にちょ
っと見たい映画があるもので。(森さんと)」
長門「伝えておく」
古泉「ありがとうございます。(小声で)…いい夢を。うふっ」
キョン「(キンモーーー!…しかしありがとう、親友…と書いてとも、よ)」
ガチャ、バタン
シーン
キョン「…ぐうう、すううう…」
長門「……」ペラッ
キョン「(どうだ、そろそろ…どうなんだ?)」
キョン「…すうう。んん…」チラッ
…くわ!何だよさっきと全然変わらねえ!ぴったりと塩抜きする前の
貝みたいに閉じてやがる!
くそう、こうなったら持久戦だな、長門が油断するかの筋肉が弛緩し
てさっき垣間見た領域を再びこの網膜に焼き付け脳内SSDに永久保
存するのが先か、あるいはあの絶対神があのドアを威勢良く開けて入
ってくるのが先か…
長門「……」ペラッ
キョン「…すううう」チラッ
キョン「(ダメか…)」
ガチャッ
バーン!
ハルヒ「やっほーー!」
キョン「…!……(まさかっ…そんなっ神よ…我を見捨てたか!)」
ハルヒ「…あれっ…キョンと有希だけ?」
長門 コクッ
ハルヒ「…………」ジーーー
長門「………」ペラッ
ハルヒ「…キョン、よく寝てるわね」
キョン「すううう、ぴいいい。すうううう…、すうううう!」
何てこったおいおい、こいつは絶対掃除当番をサボったかはしょった
に違いねえ。予定より20分も早いっつうの!
長門「…彼は約8分前から睡眠に入った模様。そっとしておくべき」
ハルヒ「そうなの?…ふうん…ゆうべオナニーでもしまくったのかしら」
キョン「………」
ハルヒ「よく寝てるみたいだから、この際ぶっちゃけて言うわ」
長門「…何を」
ハルヒ「キョンってさ、ムッツリだと思わない?」ボソボソ
キョン「(なんですとぉお?)」
長門「ムッツリの意味が理解できない」
ハルヒ「ムッツリス・ケ・ベ、ってことよ。あたしが教室で着替えた
時も慌てた顔してしっかり見てたし。あれはブラの色とか記憶してた
わよ絶対…」ボソボソ
長門「…そう。…しかし異性の前で平気で被服の交換を行うあなたの
行動も推奨はできない」
ハルヒ「まあそうね。でもあの時は同じ教室の男子なんてみんなジャガ
イモみたいなもんだと思ってたのよ」
キョン「…すうううう…ぴいい」チラッ
ハルヒ「それにあいつ、1年の時の朝倉涼子の太ももばっか見てたでしょ」
キョン「…!(いやしかしあんなムチムチは普通…)」
長門「…それは私の記憶にはない」
ハルヒ「有希は知らないわよね。でもあの時のアイツの目…やらしかった」
キョン「………」
長門「彼、私たちの年齢における異性への関心のレベルから言えばそれが
正常と呼ぶべきレベル。むしろそればかりを求める類人猿のような抑制の
効かない行動の方が人格形成上好ましくないと私は考える」
ハルヒ「え?じんかくけいせい?…って有希、そういう話じゃないわよ。
谷口みたいな露骨なエロい奴は厨房に多いけど、キョンの場合…」
何だよ俺が何だって言うんだよ!
同級生の美少女の股間をこっそり寝たふりして覗くような変態だって言うの
かよって乙ですねはい!
ハルヒ「あの時々見せる糸目みたいなやらしい顔が…」
長門「……」ペラッ
ハルヒ「…何か来る、のよね」ボソッ
長門「来るとはどういうこと」
ハルヒ「いや何でもないわ。何も言ってないわよ有希」アタフタ
キョン「すううう…(来るってどういう意味だ?)」
ハルヒ「…何か…つまんないわねえ。みくるちゃんは鶴屋さんと試験勉強
だって言うし…」
長門「古泉一樹は3分ほど前にアルバイトがあると伝言して先に帰宅した」
ハルヒ「そうなの?まあ、古泉君がウソつくわけないしね、仕方ないわね」
長門「…仕方ない」ペラッ
ハルヒ「何か納得いかない気もするけど、今日のところは解散にしましょ」
長門「…そう」ペラッ
ハルヒ「このバカ起きそうにないし…それに…起こすのも可哀想だ…し」ボソッ
YEEEEES!ありがとうハルヒさん、古泉ぃ!あとでファミチキおごって
やる、将棋の勝ちもチャラにしてやってもいいぜ!
ハルヒ「有希ももう帰っていいわよ。鍵はいつものところにあるし、こいつ
絶対夕べコキ杉田(誤変換)のよ。しばらく起きそうにないしね」
長門「…私は区切りのいいところまで読んでから帰る」
ハルヒ「そう。じゃあね、有希バイバイ」フリフリ
長門 コクッ
ガチャッバタン
ここからが本番だ
キョン「うう…ん。すううう…ぐうう」
…これで邪魔者は全て消えたってわけだ…。
長門は俺が寝てるとさっきから信じてるようだ、ということは油断が訪れると
すればこれからが…逢魔が刻!
ここからが真の戦いとなるのだ、慎重に、しかし大胆にかつ繊細に!
長門「……」ペラッ
キョン「……」ゴロリ
長門「…」チラッ
キョン「すううう…」
角度微妙に変更作戦完了っ!これでより低い位置から13時の方向やや下の長門
の秘匿領域への視認準備全完了したっ!!
長門「……」ペラッ
…持久戦か…。しかし長門はさっきも一度、ほんの一瞬だが油断して俺にその
部分の視覚的確認を容認したっ、ならば俺も待とう!それがたとえ地球滅亡の
日であろうとも!
キョン「…すううう、ぐううう…」
長門「……」チラッ
スクッ
キョン「!(た、立ち上がった!)」
どうする、…部室の入口の方へ向かったが目で追うわけにはいかない、9時の
方向へ向くには無理がありすぎる…
テクテク
……ファサッ
キョン「(…長門のカーディガン…)」
長門…いつぞやのあの日のカーディガン…お前は…。
暖かかった…。それなのに俺はハルヒと相合い傘で帰って…あの時お前は傘を
持っていたのか? お前はどんな気持ちで俺を…一人…待っていてくれたんだ?
畜生、それなのに俺は今…お前のパンツを見ようと欲望だけに突き動かされて
いる…俺って奴は…俺は…
スタスタ
コトン
キョン「(………!って帰らないんだ?)」
長門「……」ペラッ
ああ、ていうかちょっと油断しているかも…さっきより両足の閉じ方が…
弱い!もうちょい、もうちょっとだけ…って今反省したばっかなのにマイサン
への血流が抑えきれねえ!
長門「……」
シーーーン
キョン「…」チラッ
キョン「!!!!!!!!!!!!!!」
見、見え…たッ!
ていうか見てて…る………!!!!
わずかのスキマであるが、確かに…長門のミニスカの下に、ほんの少し空い
た奇跡のような空間…。ATフィールドがついに…
白と、水色の横縞の三角地帯があああああ!!!!!
キョン「す、すううう…ぐうう」チラッチラッ
脳内のあらゆる記憶領域を長門の股間へ集中。
非圧縮モードで最高クオリティの動画データ蓄積開始、同時にスチルデータの
記録開始。
長門「…」スクッ
キョン「…(ドキーーーーーーーン!)」
バレた?ねえ、俺が長門の最重要秘匿領域の動画及び静止画保存してたの、バ
レたの??
長門「…実は最初からあなたが起きているのは察知していた」
キョン「すうう…ん、えええええ?」ガバッ
長門「通常の人間が睡眠に陥るプロセスを擬似的に模倣しているだけで
現実にはあなたは覚醒状態にあったことは認識済」
キョン「…すんません」ショボーン
長門「別にいい。見たいのならそう言えばいい」
長門「あなたが通常の男子高校生として性的な欲望を持つのはむしろ正常」
キョン「はい」
長門「あなたが週に平均5.8回自慰行為を行い精嚢で生産された精子を自ら
放出していることも把握している」
キョン「……そうすか…」
長門「ちなみに昨晩あなたは2回、放出している。
そのうち1度は妹の名前を叫んでいた。そして」
長門「もう1度は私の名を」
妹www
キョン「…! くっ、そこまでバレて…もう…いいです」
キョン「私が悪かったです。すみませんでした」
ああ、もう死にたい…。
長門「……」ジッ
長門「…放課後に部室で二人きりという甘いシチュエーションと、
見たいのに普段は見えない部分を見たがる背徳的な願望が
あなたの正常な判断を混乱せしめていた。同情はできる」
長門「あなたが私の下着、ショーツ、ぱんてぃ、股間を覆い隠す
薄い布地を至近距離から視覚的に確認したいという願望は正当」
ペラッ
長門「見るがいい」
見るがいいww
ふわああああ!?
な、長門が…無表情のまま…スカートを胸の下まで…
いやもう、正直たまりません……!!!
キョン「…これは…っ」ゴクリ
キョン「まるで…真っ白な石膏像のようなきめ細かい肌に…
ほんの少しだけ開かれた両の足の間に貼り付き…
その最も神秘かつ繊細な領域を覆い隠すには余りに薄く、そして
小さな布がたった一枚…」
長門「そういうことは口に出さない方が望ましい」
長門「それと、正座して合掌しながら落涙するのはやめて欲しい」
ああ、そ、そうだったなすまん長門。
思わず有り難い観音様を拝む気持ちになっちまったよ。
でも…このシチュエーションは…放課後の西日の射すオレンジ色の
光の中…神々しいまでのシミ一つない長門の綺麗な下半身と…
青い横縞の…ああああ…涙がとまらねえ。
しかし…俺が望んでいたものは…違う。
キョン「違うんだよ長門…」
長門「何が違うの」
キョン「お前がさっき言った、その、普段見えない部分が本人の意志
に反して見えてしまう、そこに…神が見えるというか…だな」
俺は何を言っているんだ。
キョン「つまり目の前30cmのところでガバァとスカートをまくられても
…だな、それはそれで眼福ではあるが…」
キョン「正直、ありがたいだけで萌えない」
長門「……!!」
スッ
長門「…今日のことは他言しないようにする」
キョン「あ、ありがとうございます…」
長門「別にいい」
スッ、ゴソッ、ジジーッ
ガタン ガチャバタン
----長門のマンション
ガチャバタン
朝倉「あら、おかえりなさい」
長門「ただいま」
長門「いい匂い…」
朝倉「今日は昨日の残りのおでんとカレーよ、どっちがいい?」
長門「…両方」
朝倉「そう言うと思ってたわ、着替えてらっしゃい」
…
長門「お風呂気持ち良かった」
朝倉「じゃあご飯にしましょうねえ」イソイソ
長門「いただきます」モグモグモグ
朝倉「おいしい?」
長門 コクッ モグモグ ジュルッ
朝倉「何か変わったことあった?」
長門「…部室で彼にパンツを見られた」
朝倉「ブフォオッ!ええっ?」
長門「2度ほど視覚的に認識された」
朝倉「キョン君の野郎、やっぱりムッツリだったのね!?」
朝倉「有希に手を出すなんていい度胸ね…ふふっ…」ギリッ
ガサゴソ
朝倉「やっぱりゾリンゲンね…ふ、ふふふふふふっふふう」
長門「落ち着いて。彼にはわざと見せるようにした」
朝倉「えっ? 何それ。有希から見せたってこと…?」
長門「そう」
長門「彼は寝たふりをしてまで、私の下着をこっそり見ようと
していた。見たいのなら見せてあげるべきと判断した」
朝倉「…あらあら…まあ。有希ちゃん、あのねえ」
朝倉「彼はあれだけ涼宮さんが好意を寄せてるってのに全く関知
てきない唐変木なのよね。私だって…その、あの事件前はけっこう
好意的に接してきたつもりよ」
長門「…それは聞き捨てならない」
朝倉「やっ、違うって。普通の男子高校生なら谷口君は論外としても、
私たち異性に性的な欲求を持つのが当たり前じゃない?」
長門「そう判断したので彼の願望を叶えたつもり」
朝倉「あーんもう。だぁかぁらあ、願望っていうのが違うのよ」
朝倉「見せたくないのに見えてしまう。恥じらいながら、でも感じちゃ
…(何力説してるのかしらあたしって)////」
長門「あなたの顔が赤い、体温の上昇?」
朝倉「えへん、ええと、そういう背反するものが葛藤するところに男性
の萌えが発生するの!」
長門「私が彼の疑似睡眠演技中にわざと下着を見えやすくしことや、
妨害する者がちん入する可能性が無くなった後に彼の眼前30cmという
至近距離で下着を鑑賞せしめる行為に至ったことは…無意味だと?」
朝倉「……」
朝倉「…ゆ…長門さん。前半は、まあいいでしょう。チラ見せってやつ
ね。それはむしろ男からしたらグッジョブよ」
長門「……」モグモグ
朝倉「でもね、そんなウブというかムッツリな彼にスカートめくって
モロ見せしちゃ、ダメじゃない」
長門「……ズズーッゴクンゴクン」
朝倉「おでんの汁おいしい?」
長門「甘露」
朝倉「恥じらいとか、だめっ、でも…みたなところが大切なの。いい?」
長門「よく解らない。効率的ではないはず」
朝倉「効率的だからいいってわけじゃないのよ。
あのね、洋モノのAVで白人女が「へーいカモン!」とか言って軟体動物
みたいにおっぴろげてアソコをぴしゃぴしゃ叩いて誘ったりとか」
朝倉「行為の最中に『Fuckin!』『サッキンマイニポー』『イェア』『カミング』とか
連呼しながらへらへら言われても、引くだけだっつーの!」
長門「………それ何?」
朝倉「…すいません取り乱しました」
あwwさwwwくwwwらww
ピンポーン
朝倉「あらっ誰かしら(頼んでたローターは明日の午前中必着のはず)」
パタパタ
朝倉「はい、どちら様?」
キョン「あの…俺です」
朝倉・長門「!!」
朝倉「どどどどどうするの、キョン君よ?」
長門「…どうしよう。帰すわけにも」
朝倉「と、とりあえず上げるわね、…ど、どうぞー」
ポチッ
…キョン「こんばんは…あがってもいい…かな」
朝倉「もちろんいいわよ、ちょうど晩ご飯食べていたところなの」
キョン「…ん、悪かったかな」
朝倉「全然。あなたも食べていく?たくさんあるわよ」
キョン「…いや、ありがとう。でも今は食欲が」
朝倉「そう。まあ入ってよ。有希-、キョン君よ(ってしらじらしいか)」
キョン「…よう、長門」
長門 モグモグ「…」
キョン「…さっきは、その。部室でのことなんだが」
長門 グビュッグビュッゴクンゴクン
朝倉「(…牛乳一気飲みやめなさいよ…)」
キョン「長門、済まなかった」ガバッ
朝倉「どうしたのよ、土下座なんかして…何かあったの?(ス・ケ・ベ)」
キョン「俺は…今日…、長門の好意を踏みにじるようなことを…」
長門「…別にいい。こちらがよかれと思ってやったこと」
朝倉「何?ちょっとどうしたのよ二人とも(てめえやらしいなおい!)」
キョン「ん?ああ、長門の保護者みたいなお前の前だから言えるんだが」
キョン「…俺、長門にパンツ見せてもらったんだ」
朝倉「…なっ!何言ってんの?(土下座しながらそんな笑顔で言うことかよ)」
キョン「俺がちょっとスケベ心を出しちまってな、長門のパンツ見ようと
しちまったんだ」ニコッ
朝倉「…あんたも…けっこうやるわね(何よその無垢な笑顔…)」
長門「……」
キョン「それを察知した長門が、見せてくれたんだ、ああ、ガバッとな」
朝倉「ガバッと!(んああ、何かいいわねそのシチュ…)」
長門「……」ウトウト
朝倉「有希ちゃん?」グイッ
長門「…はっ」
キョン「…長門が俺のしょうもない欲望のためにな、勇気を振り絞って
見せてくれたってのに…俺は…俺ってやつは…うう」
朝倉「(泣いて…るの?)」
キョン「モロにほっかほかの至近距離で薄い布きれ一枚でしか被われて
いない、ある種の筋というかそんな感じまで浮き出た部分をくっきりと
…あうう、見せてくれたってのに…う、俺は…俺ってやつは…」
朝倉「何かディテール細かいわね…」
長門「////」
キョン「ああそうさ、健気にいつも俺を支えてくれて、気にかけてくれた
こんなにも可憐な少女が、俺の薄汚い欲望のために…うぅ、勇気を出して
…俺のために…一番恥ずかしい、まししくその部分を布きれ一枚だけを
シールドに…はぁはぁ…俺はそんな気持ちを…踏みにじったっ!ハアハァ」
長門「…(克明に解説されるとさすがに恥ずかしい)…」
朝倉「キョン君…(何か青春ドラマみたいだけど…)」
朝倉「(ていうかコイツ若干興奮してない?)」
朝倉「まししくって何よ…噛んでんじゃないわよ…」
キョン「すみません取り乱しました ハァハァ」
長門「…もういい。それよりあなたの股間の問題をどうにかするべき」
キョン「…っ!?」(やべえ、自分の言葉で興奮しちまった)
朝倉「ああら、キョン君、有希に謝りに来たんじゃなかったの?」
キョン「あ、いや、それはそうなんだ…が」
朝倉「あなたのアソコはずいぶんと尊大な態度じゃない?」
長門「(オヤジかあんた…)」
キョン「くっ…こ、これは…その」静まれマイサン!
朝倉「…解るわよ。有希は可愛いわ。そりゃああたしが毎晩有希を
オカズにいやそうじゃなくって」
朝倉「こんな無垢な美少女がよ、まさかあなたの薄汚いパンチラ願望
を満たしてくれるどころか」
キョン「……(もっと…言ってくれ…)」(正座中)
朝倉「目の前30cmでそのまだ誰にも触れさせたことのない部分を
布きれ一枚被っただけで見せたんですからね!」
キョン「ああ…」ビクンビクン
朝倉「…泣いてるの? あんたってば、最低のムッツリエロ男爵ね!」
キョン「…!…う…うぁ…」ビクッビクッ
キョン「…ふうううう…」
朝倉「…ねえ、ちょ…キョン君?」
長門「…今彼は私の映像を脳内で再生しつつ涼子の言葉責めと補完して
達した」
朝倉「……」
キョン「……」
長門「……」
朝倉「…おでん食べる?」
キョン「…いただこうか」
長門「………」
長門はストライプより白のほうが
(ところで長門は今風呂上がりなので下着は真っ白ですよ)
カチッ シュボボボ
グツグツ
朝倉「…キョン君もシャワー浴びてきたら?(ガビガビじゃないの)」
キョン「…ん?ああええと…でも下着の替えがな」
長門「ここにある」スッ
朝倉「…」
キョン「…なんで?」
長門「いつかこんなこともあるかなあ、みたいな。ていうか」
長門「あらゆる可能性に全方向に対応するのがわれわれヒューマノ…」
朝倉「…はいはい、キョン君じゃあこれ(その下着はゴミ袋へ)」
キョン「あ、すまんな、いやはや(朝倉、アイラービュー)」
……
朝倉「ねえ有希、どうすんのよ。許してあげるんでしょ?」
長門「許すも許さないも、部室で下着、ぱんてぃ、しょーつ、私の大切な
部分を被う薄い布きれ一枚を至近距離で彼に見せつけたのは私の意志。
彼は私の無垢な秘部をその布きれ一枚を通してまるで視線で犯すかの如く」
朝倉「…………」
長門「……すみません取り乱しました」
ガチャ
キョン「…あ、ありがとうな、さっぱりしたよ(下半身が)」
朝倉「あ、ええと、スエットがあるから着替えて楽にしてね」
キョン「サンキュー…気がつくな、朝倉は」
朝倉「…何?ふふっ、わたしは有希の保護者だからね」
長門「…」
……
キョン「ふうう、おいしかったよ。朝倉の料理はうまいなあ」
朝倉「お粗末さま。有希、お菓子はそれくらいにしなよ」
長門 ポリポリ
朝倉「じゃあ、あたしは自分の部屋に帰るわね。明日の準備もあるし」
キョン「え?ちょ、そうなの?」
朝倉「ふふっ、やらないで後悔するより、やって後悔する方がいいと
思うわよ? じゃあね」
バタン
キョン「……」
長門「………」
キョン「今日は…その何だ、すまなかった…な」
長門「だからそれはもういい。私も配慮が足りなかった」
キョン「…いや、お前が悪いことなんかこれっぽっちもないぞ」
長門「…」
キョン「最初に…その。お前が…ていうかお前の…あれを」
キョン「見ようとしたのは…事実だし」
長門「…知っている」
キョン「でその後寝たふりをして機会を…うかがってたのも」
長門「把握している」
キョン「即答…ですよねー」
キョン「何か謝りに来てな、ご馳走になった挙げ句…こうやって
くつろいでるのも何か…ははっ、変な感じだよ…な」
長門「私はあなたに謝罪は望んでいなかった。それに」
長門「繰り返すがあなたに下着を見せたのはあなたがそれを見たいと
望んでいたのを察知したからで、効率しか考えていなかった」
キョン「効率…?」
長門「通俗的な言い方をすれば、見せ方がエロくなかった」
キョン「………」
長門「下着。ぱんつ。ぱんてぃ。しょーつ…
どの呼称がいいか教えてほしい」
いやっ、ながとぉ…上目遣いで…パジャマ姿でにじり寄って来られても…
キョン「呼称つうか…その、呼び方は>>112でいいんだが…」
縞パン
長門「…わたしの縞パンをどういう風に見せればあなたは性的興奮を最大限に
得られるのか、教えてほしい」
キョン「ていうかお前…今履いてるのか」
長門「今履いているのは真っ白な綿のぱんつ」
長門「ちなみにのこの白というのは雪の白、そして私のカラダがまだ
汚れていないものであるということのメタファーだった」
キョン「…は?」
長門「しかしあなたが望むのなら今から縞パンに履き替える」スッ
スタスタ バタン
キョン「……(さっき朝倉の言葉責めで出しといて良かった)」
ガチャリ
スタスタ
長門「あなたの望み通りブルーと白の縞パン、そう、
しまぱん
に履き替えてきた。
ちなみにさっきまでの白い麺パンはこれ」
ファサッ
キョン「おあっ!?」
キョン「(暖かい…まだ…ていうか長門の匂い?)…ふああ…」クンカクンカ
長門「……」ジッ
長門「…おいしい?」
キョン「麺パンだけにズルズル…っておい!」
長門「誤変換は台無し」
キョン「…はあはあ…長門ぉ。やっぱりお前しかいない」
キョン「お前の縞パン、こうして下から見上げると…最高だよ」
長門「あなたは正座しながらまた、パジャマの上着だけを着た私を
見上げて縞パンに合掌している。落涙はやめるべき」
キョン「…だって、ありがたいんだよぅ…」
長門「それより性的な興奮をどのように得られるのか、教えてほしい」
長門「今後の性生活…///、いや活動の重要な参考にしたいと欲する」
キョン「俺にしか解らない無表情の中、ちょっとだけ頬を染めて…
長門、お前は俺の…嫁だ…」
長門「……!!」(キタコレ)
キョン「…俺はな、長門。ツンデレもヤンデレもクーデレもどうでもいい」
キョン「朝倉がさっき言ってた洋ピンの話じゃないがな、女の子の恥じらい
が大好きなんだ」
長門「恥じらい」
キョン「ああ、そうだ。ガバリと見せられたお前の縞パンも大好きだ。
でもな、今…そうやって頬を赤らめたお前が、見上げる俺の視線から
庇うようにパジャマの裾で隠すその仕草…」
キョン「そこに垣間見られる縞パンのチラチラ感が
大好きなんだぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」チラッ
505号室 集中司令室モニタ前
朝倉「何泣きながら有希のパンツチラ見してんのかしら…」
朝倉「相当な変態ねコイツ…はあはあ」
朝倉「…早くAmazonからローター届かないかしら…はあはあ」
キョン「長門、お前の今の姿は反則なまでに…可愛いぞ」ニコッ
長門「…!!////(何というイノセントな笑顔…)」
キョン「俺はな、部室でパンモロを見せてくれたお前のことも
大好きだ。でもな、今こうして…パンチラを恥じらっているお前が」
キョン「世界で一番、大好きだ」
長門「……!!!……」
キョン「…俺は一生、お前のパンチラを覗き見る存在でありたい。
お前のことを低い視点から見上げて、いつだって縞パンを仰ぐ存在に
なりたいんだ。お前の絶対秘匿領域を、誰よりも多くチラ見したい、
そんな男でいさせてくれるか…!?」
朝倉「コイツ…バカじゃねえの?ハァハァ」
このキョンはわかってる
だが友達にはなりたくないな
長門「…ありがとう。あなたの純粋な気持ちが素直に嬉しいと感ずる」
キョン「…ながと…ながとぉ!」ガバッ
長門「わたしもあなたに自分が隠したい部分をチラチラ覗かれる存在で
ありたいと強く願う」
キョン「…うう、うぐっ、ありがとう…お前が…大好きだ…ううっ」
長門「…泣かなくて、いい…」フワッ
朝倉「…うぐ、うう…いい話ねえ、ぐすっ…この二人…泣けるわ」
朝倉なんぞwwwwwww
ピンポーンピンポンポンピンポピンピピピピポーーーン
長門「…?」
キョン「…!?」
505朝倉「くぅっはぁ…?」ビクンビクン
パタパタ
長門「……誰?」
ハルヒ「ゆきりーーーーん、あったっしよぉー!開けて!」
キョン「…!?!」
長門「…待って。今…」チラッ
キョン「…入れないわけに…いかなよな」
長門「…隠れて」
キョン「解った、そ、そこの和室に…」バタバタ
ハルヒ「はぁやぁくう、開けてっってばあ!」
長門「(チッ)…今、開ける」
ピッ ウィーン
長門「21時33分06秒73…なぜこんな時間に」
ふぃんふぉーーーん
ハルヒ「一応押したけど開いてるから入るわね」
ドカドカ
長門「…いらっしゃい」
ハルヒ「……夜遅くにごめんね有希」
長門「別にいい」
長門「…どうせ…一人だから」
ハルヒ「ごめんねっ、有希。こんな時間に。
はいっ、おみやげ」
ガサッ
長門「これは…感謝する」
ハルヒ「ファミマで色々突っ込んできただけよ。一緒に食べましょ」
長門「…ありがとう」
ハルヒ「んん…?有希、誰か居たの?」
長門「…いや、…朝倉涼子がさっきまで居た」
ハルヒ「あっ、そうなんだ。涼子ちゃんが-」
長門「いつも夕飯を作ってくれて感謝している」
ハルヒ「涼子なんでもソツなくこなすもんねー」
ハルヒ「でさあ。さっそくなんだけど」
長門 ビクッ「…何」
ハルヒ「有希はキョンのことどう思ってるの?」
キョン@和室「(…うへえ! 何じゃそれー!)」
長門「…どう、とは」
ハルヒ「いやそのね、今日部室でアイツ寝てたじゃない?
マヌケ面してさ」
キョン@和室「(マヌケ面っててめえ…)」
長門「確かに理知的な顔では無かった」
キョン@和室「……」
ハルヒ「あたし先に帰ったけど、その後キョンの奴にメールしても
電話しても出ないのよ」
長門「…それは」
キョン@和室「(やっべ…着替えた制服のポケットに入れっぱだった)」
長門「…私の関知するところではない」
ハルヒ「そりゃそうね。でもアイツの家に電話してもまだ帰ってない
って言うし。古泉君はすぐ切れたしみくるちゃんは鶴屋さんと居たし。
有希は部室に残ってたから…」
ハルヒ「あの後アイツどうしたのよ」
長門「…知らない。わたしは彼を起こさないようにそっと帰宅した」
ハルヒ「ふうん。あ、あたしコーラ飲むわ、コップちょうだい?」
長門「…了解した…」スッ
ハルヒ「…(有希んちってけっこう広いのね…一人暮らしって聞いてた
けど…部屋もまだ奥にあるみたい)」
キョン@和室「(あいつ…何かキョロキョロ見回してるな…うわっ
こっち見てるし!」
ハルヒ「有希ぃ-、あっちは何があるの?」
長門 ガチャンボコッ「…あっちとは…和室?
あそこは物置なので見ないで欲しい」
ハルヒ「ふうん。まあいいわ。有希、ちょっと座ってよ」ポフポフ
長門「…コップを」
ハルヒ「あ、サンキュ。さっきの話。キョンのこと」
長門「どう、思ってるか…私の認識を聞きたいと」
ハルヒ「そうよ。二人だけなんだから隠し事なしで行きましょうよ」
長門「…彼はユニーク。ど同世代の級友と比べると大人びていると思う」
ハルヒ「ふうん。まあ何か妙にへんてこりんな言い回しをするし
テストの結果は悪いわりには難しい言葉知ってたりするわよね」
長門「基礎的な知識は学校である程度習得できるが教養は涵養できない。
良質なエンターテインメントからそれを学ぶことも重要」
ハルヒ「…まあそうね。有希もSFだけじゃないしね」
長門「そう」
ハルヒ「…あんたそういうところマジメなのよね…。
じゃあ今日はとことんやろうか。へへっ、コーラにこれ混ぜちゃおう」
長門「それは」
ハルヒ「焼酎よ?」ドバドバ
長門「……35度…」
キョン@和室「(何考えてんだアイツ…)」
ハルヒ「じゃあほら、有希も」ドバドバ
長門「これは入れ過ぎでは」
ハルヒ「本音トークがしたいのよ、有希。かんぱーい!」グビッ
長門「(チビッ)」
ハルヒ「…さっきの話。キョンのことね」
ハルヒ「ユニークとかじゃなくてさ、異性としてどう思う?」
長門「…異性として見たことがない…」
ハルヒ「!…そうなの?」
おいおい明らかに笑顔とテンションが変わったみたいですよ、ハルヒさん。
ていうか俺、暗い和室のふすまの間からいつまで覗き見してりゃいいのか…
ハルヒ「私はねえ、アイツ変態だと思う」
長門「……そう?」
ハルヒ「部室でも言ったけど、ああいうタイプはムッツリってやつで、
きっと変な性癖を隠してるのよ」
長門「変な性癖?」
ハルヒ「例えばミニスカからチラチラ見えるパンツの方が、モロ見えより
いいとか。女の子が見て、って言うのよりさりげなく見える方が萌えるとか。
まあ、阿呆みたいな願望よね」
長門「……」
キョン@和室「……」
スルドイwwww
ハルヒ「…でもまあ、そういうとこが…ちょっとそそるのよねえ」グビグビ
長門「あなたはちょっと飲み過ぎ」
ハルヒ「んん?いいのよ、どうせ明日休みじゃないの、有希も飲みなさい!」
長門「…そそる、とはどういうこと?」
ハルヒ「え?ああ、あたしも一応女の子じゃない?そりゃあ最初は男子なんか
眼中になかったわよ、どいつもこいつも普通の奴ばっかで」
ハルヒ「でもアイツは普通なんだけど、普通じゃないっていうか」
朝倉@505「確かに普通じゃないわよね…グビッ」(梅酒ロック)
ハルヒ「あいつは変態の匂いがするのよ…あたしの勘なんだけど」
長門「変態の匂い」
ハルヒ「んー、ていうか普通あたしとか有希、みくるちゃん、涼子もそうだけど
誰かにリビドーが向かうはずじゃない?谷口は過剰だとしても」
長門「…」
ハルヒ「だいたいアイツあたしとかみくるちゃんが側に居ても、いっつも
ヘラヘラして『やれやれ』だの、もっと何かないのかよ、ってねっ」グビグビ
長門「…」
ハルヒ「…有希はどう思ってんの?」
長門「…え」
ハルヒ「キョンのことよ!あのダメでバカでエロくてむっつり変態のこと!」
キョン@和室「(てめえ…絶対にあとで殺す!)」
長門「…変態とは思わない。むしろ正常な一男子高校生ではないかと思う」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ほう」
長門「…!?」
ハルヒ「正常な、一、男子、高校生って言ったわね今」
長門 ビクッ
ハルヒ「有希が言う、正常な男子高校生って何」
ハルヒ「やっぱりカラダを持て余すこともあるってことじゃないの?
長門「それは…そうだと思う」
ハルヒ「じゃあ何でそういうことを有希がキョンに感じるのかなあああ!?」
長門「…!」
キョン@和室「!!!」
朝倉@505「スー、スー…」
朝倉寝やがったw
ガラッ
キョン「ハルヒ!そのくらいにしておけ!!」
ハルヒ「…なっ!何でアンタがここにいるのよ!!!!」
長門「…!!」
キョン「お前、俺のこと変態だのムッツリだのボロカスに言いやがって」
ハルヒ「な、何よ。あんたこそ何で有希の部屋でスエットでくつろいでんのよ」
キョン「このスエットは朝倉の…ってヤブヘビか、とにかく俺は変態じゃねえ!」
ハルヒ「ほほう…ひっく、じゃあ…試してみましょうか」
長門「……」
ハルヒ「あんた、いつも私のパンツ見えないかとチラチラ見てたでしょ」
キョン「なっ!…それは誤解だ」チラッ
長門「…////」
ハルヒ「何よ。じゃあ今…あたしのパンツ見ても何ともないわけね」
キョン「…はい?」
ガバア
ハルヒ「ほら、エロキョン!パンツよパンツ!!」
ハルヒが黒のミニスカをめくり上げた時…俺の視界に入ったのは、そう、
白地にオレンジの横縞のパンツだった…。
キョン「うへっ!おいっ、やめ」
ハルヒ「何よ、いつもあんたパンツ見たくてウズウズしてたんでしょ、
見なさいよ、ほら、見てよ!」グイグイ
おおふ、目の前に、そう、10cmほどの近さまでスカートをめくり上げた
ハルヒの股間が迫ってきたじゃないか。
ハルヒ「見なさい…よお、ハアハア…ほら、見てよぅ!!」
ハルヒはそう言いながら、胸元までミニスカをたくしあげて股間を俺の
眼前に押しつけてくる。
ち、近い…ていうかもう…鼻先が。
長門「待つがよい」
ハルヒ「ちょ、何よ有希。あんたキョンに味方する気?」グイグイ
キョン「むぐっ、ぷっふえええ、苦、くる…」
長門「とりあえず彼の顔面に恥丘を押しつけるのはやめるべき。
彼の呼吸機能が」
ハルヒ「ハアハア…何よ。せっかく団長自らパンツ見せてるってのに
バカキョン!」
キョン「ぷはぁっ、ふううう、…ふうはあ、げへっごほっ」
長門「あなたには恥じらいというものが足りない」
ハルヒ「…はい?」
長門「いわゆる一つの萌え要素」
長門「彼はいわゆる洋ピンにあるようなビッチ系の『カミング』
『ヘイ トライミー』『ラヴ マイプシー』お尻ピタンピタン的なエロは好まない。
(ありがとう、朝倉涼子)」
ハルヒ「……」
キョン「……」
長門「スカートをめくり上げてぱんつ、ショーツ、下着、アソコ
を被う繊細な布キレを見せつけるような行為は非論理的」
長門「通俗的な言葉で言えば、エロくない」
ハルヒ「……」
キョン「……」
長門「彼の目の前で女の子の一番守るべき領域を自ら開陳するなど
推奨できる行為ではない」
ハルヒ「……有希の言う通りね。私が悪かったわ…」
キョン「いや、いいとか悪いとかいう…」
長門「わかってくれればいい。男の心理は複雑」
ハルヒ「ううっ、有希、ありがとうね」グスッ
長門「いい」ギュッ
キョン「……(いい…話なの…か?)」
ハルヒ「何か良くわからないけど…とりあえず今日は帰るわ…」フラッ
キョン「おいっお前大丈夫か?酔っぱらってんじゃ…」
ハルヒ「アダシよぱらっでないう゛ぉ?うぅづさいな」ガタッバタン
キョン「……」
長門「大丈夫、涼宮ハルヒはこの後505号室へ向かう」
キョン「えっ?朝倉んとこか?」
長門「そう」
キョン「まあ…夜道ふらふらあの状態で帰るよりはいいか…」
長門「…そう」
キョン「……」
長門「……」
キョン「でその…何だ。夜も遅いから…な」
長門「…寝るべき」コクッ
長門はどこまでも無表情…のように見えるが、俺の場合はもう微細な
表情を読み取ることが出来るのだ。長門はそう、
照れている。
キョン「あの、布団…」
長門「一つしかない」
キョン「いや確か七夕の時ふたつ」
長門「ない」
キョン「……」
長門「寝る支度をする」スタスタ
キョン「歯磨いてるのか…俺…どうすれば」
長門「あなたの歯ブラシもある」シャカシャカ スッ
キョン「あっ…サンキュ…(何で?)」
長門 シャカシャカ「…」ジッ
キョン「あ、…」シャカシャカ
…
長門「枕は二つ用意してある」ポフポフ
キョン「あの、布団一つなのに…何で?」
長門「上の電気を豆にして欲しい」
キョン「聞いてないんですね。…はい」カチッカチッ
キョン「…失礼します…」ゴソゴソ
……
505号室
ピーンポーンピポピポピポピポピポポ
朝倉「…ぐうう…はっ!?なに?」ガバッ
朝倉「ははい?」
ハルヒ「へっへぇえええ、はづひぢゃんどぅえーす!」
朝倉「……はい?なんで…?」
ハルヒ「あげなさいよぉお」
ピポピポピポピポピポーーーン
朝倉「ちょ、わかったから!開けるって!」
ガチャリ
ハルヒ「うへへへーい。よっばらぢゃだったあ…」ゴロリ
朝倉「……何なのよコイツ…」
朝倉「ほ、ほらね、ハルヒちゃん、とりあえず中へ…」
ズルズル
ドサリ
ハルヒ「あだしね、さっぎね、ギョンにね、ぱんつ見せちゃだの!」
朝倉「(こいつもかよ…)>>72参照」
ハルヒ「キョンの奴、むっつりだがらぁ、【ピーーー】グイグイ
押しつけぢゃっだぁああ、けらけら」バタバタ
朝倉「…めんどくせえ」
…708号室
長門 …ススッ
ん?長門さんは枕元のタンスに向かって…っておい!
パジャマの上だけだから縞パン丸見えだっつーの!
長門 チラッ
キョン「ッ!?」
長門「……見た?」
キョン「……はい」
長門「…萌えた?」
キョン「……はい…凄く…縞パンです…」
長門「良かった」
カチッ
シーン
キョン「……」
寝れねえ。寝られるわけがねえ。
チラッ
キョン「…!」
長門「…」ジーッ
液体ヘリウムのような目…って液体って固体じゃねえよな?な?
目が慣れてくると余計に…何か…色っぽいという…か
長門「…今あなたの心拍数は90を超え100に近くなりつつある」
長門「…呼吸も速い。体温の上昇は微弱」
長門「…股間へ血液が充填されつつある」
キョン「……っほうっ…」
長門「…あなたはアケスケな、直裁なエロティックな『ファックミー』(ry
的な行動は不得手だと考えている」
キョン「…は、はい…まあ」
長門「…なので私や涼宮ハルヒがあなたの目前で下着を見せつけた
ことでは興奮状態に陥らないと理解した」
キョン「ええまあ、…そうなんですけど」
長門「ではこれよりそれらの戦略的情報を最大限に活用した攻撃を
開始する」
キョン「えあ?」
長門「…ふう。…」パタパタ
おふう?いきなり上を向いてパジャマの第二ボタンまで外したぞ、
そして…暑くもないのにパタパタと…やるたびに…見え…るッ!?
何か…今チラッと…見え…た…HEAVEN???
長門「…んんっ…」ごろり
ぐはっ!?無造作に向こうを向いたと思ったら、パジャマの上が
めくり上がって…縞パンのお尻が丸見え…だ…と???
長門「…はぁあああ…ん」
ごろり
チラッ
うわあああ!こっち向いたと思ったら何?上目遣いと熱い吐息?
ダメ、もうダメ。すいません無条件降伏。
てか臨界に達しました突撃します一番に。
ルパンダイブwwwwwwwwwww
キョン「長門ぉおおおおお!」ガバッ
長門「……んぁっ」ギュッ///
☆脳内補完妄想タイム
☆朝まで…ああそうだ、
じらしにじらされ、
張り詰めたものが
突き抜けると大変なことになるってことを、俺は…
俺は長門のせいで…わかっちまったんだ…な…
…
ああ、天国だったさ、それはな…
…
……505号室
長門宅監視作戦本部集中モニタ前
朝倉「………ふう…」
ハルヒ「……はあ…」
朝倉「朝、だわね…」
ハルヒ「…そう、ね…」
朝倉「…凄かったわ…ね」
ハルヒ「…ええ…とても…」
ハルヒ「嫉妬とかどうでも良かったわ…」
朝倉「あんたモニタ見ながら何回イッてたのよ」
ハルヒ「う、うるさいわね…あんたこそ…凄い声だったわよ」
朝倉「……ふふっ」
ハルヒ「…ふっ」
朝倉「…あっはっはっはっは!」
ハルヒ「はははははっ!」
ピンポーン
朝倉「…えっ?何かしら
パタパタ
…
朝倉「…Amazonから…」
-------end
一番いい所を
おい
どうも支援ありがとうでした。
いやスレ主のタイトルに惹かれてアドリブで始めちゃったんで
正直ここまで来るつもりはなくて…
長キョンのアレはみんな、好きなアレがあるだろうから…
読んでくれてありがとうね。
乙!
長門可愛いよ長門
いいもんみれたよ!乙
コメント 3
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じゃじゃ馬とか牛とかは引き立て役でしかない。
うちの隣はまさか…