- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:05:32.56:snuscOHa0
勇者「ふぅ、やっとここまでこれたか」
賢者「オーブが4つと最後の鍵も手に入れましたし、もうひとがんばりですね」
戦士「最近、手ごたえある魔物いねぇなぁ。バトルアックス・・・試してぇなぁ」
賢者(どんどんアブなくなってる・・・)
戦士「なぁ、次の目的地はどこだ? しばらくアリアハンにいるなんて言うなよ。スライム相手じゃ殺りがいがねぇ」
勇者「次はな、サマンオサに行こうと思ってる。」
戦士賢者「サマンオサ?」
勇者「あぁ、この前アリアハン王がサマンオサ王に使者を出したが門前払いを食らったらしい」
賢者「で、様子を見て来てほしいってことですか」
勇者「ま、そゆこと。ひと段落着いたし――
戦士「クククッ、サマンオサか・・・ククク」
勇者「――試し斬りをさせてあげたい、しね」
賢者(私たちの安全のために・・・かな)
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:06:46.09:snuscOHa0
賢者「で、サマンオサまではどうやって行くんですか?船?」
勇者「いや、あそこは険しい山に囲まれていてな、船じゃ近づけないんだわ」
賢者「じゃあ、旅の扉ですね」
戦士「あぁ、どんな魔物がいるのかなぁ・・・ククク」
勇者「あぁ、グリンラッドの南の祠からだ。出立は明日だから、今日はもうゆっくり休んでくれ」
賢者「はい、わかりました。それではわたし、部屋に戻りますね。おやすみなさい」
勇者「あぁ、おやすみ。魔法使いにもそう言っといてくれ」
賢者「はい」パタン
戦士「ハヤク チ ヲ スイタイヨナ。ナ? バトルアックス…」ブツブツ
勇者「寝るか」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:08:00.62:snuscOHa0
賢者「おはようございます」
勇者「あぁ、おはよう」
戦士「おはよう」
勇者「・・・ん?魔法使いはどうした?そろそろ出発の時間だぞ」
賢者「あの~、それが・・・行きたくない、って」
勇者「ま~だ拗ねてんのか?」
賢者「えぇ、まぁ、それだけじゃないって言うか、逆の立場だったら気持ちもわかるというか」ゴニョゴニョ
勇者「レイアムランドに行くわけでもなし、イシスに行くわけでもない」
勇者「サマンオサは割りと気候は温暖だぞ、多分」
賢者「えぇ~、と。気候の問題じゃないと思います。はい」
勇者「えぇい!オレが無理矢理にでも引きずり出してやる。賢者!戦士!先に船で待ってろ」ダダッ
賢者「はい(まほうつかいちゃん・・・)
戦士「・・・(ハヤク ハヤク! 切れ味を!!)」フヒヒ
賢者(ビクゥ!!)
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:10:16.81:snuscOHa0
勇者「おいっ、魔法使い!開けるぞ!!」ガチャ・・・ガチャガチャ
勇者「くっ、鍵かけてやがる・・・おい!いるのはわかってる!!出て来い!!」ドンドン
魔法使い「・・・いや。あたし行かない」
勇者「おい。ルイーダの酒場だって近いんだ。出てこないって言うんだったら解雇するぞ。」
魔法使い「好きにすれば。こんな格好で出て行くくらいなら解雇されたほうがマシ」グスッ
魔法使い「・・・あたしに出てきてほしいなら、装備を変えること」
魔法使い「それができないなら、遊び人でも盗賊でも好きなの連れて行けば」
勇者「なぜだ。なぜそんなに嫌がるんだ。そんなに魅力的なのに!!」
魔法使い の ステータス
セクシーギャル
せいべつ:おんな
年齢 : 17
E とげのむち
E あぶないみずぎ
E けがわのフード
E ガーターベルト
魔法使い「変態かっ!!」ドゴッ!!
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:15:20.94:snuscOHa0
ゴッ
勇者「ア゙ダッ」
魔法使い「アナタが勇者だからって、やっていいことと殺意が沸いてくることがある」
勇者「いや、すまん。正直冗談が過ぎたというか、書き手の性癖が反映されたというか」ゴニョゴニョ
魔法使い「何訳わかんないことを。いいかげんにして。」パシィ
勇者「イダッ!わ、わかった。ムチしまえ!」
勇者「・・・じゃあ、恥ずかしいならなんか羽織ればいいと思うよ。水の羽衣とか」
魔法使い「そうだね、スケスケだね」ゴゴゴg
――魔法使いは はがねのむち も 装備した。
魔法使い「バイバイ♪」ニコッ
――魔法使いの こうげき。
バチバチバチバチバチバチバチバチ・・・・・バチン!!!!
勇者「た・・・泰山流・・・双条鞭・・・だと?」グフッ
魔法使い「装備を変えることをお勧めする」
勇者「・・・」
魔法使い「・・・」
勇者「ガーターベルトは外さない!!」クワッ
魔法使い「死ね♪」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:18:40.76:snuscOHa0
賢者「遅いなぁ、勇者たち」
戦士「ハァ~・・・ヒュー、ハァ~・・・ヒュー」(飢えてるぜぇ・・・欲してるぜぇ・・・血を・・・)
戦士「ククク・・・」
賢者「・・・」(早くきて!)
勇者「お待たせ。いやぁー、まいった。船だしてくれー」船長「おうよ!」
賢者「も~、遅いよ~。何やっ・・・てた・・・の?(マジで)」
勇者「魔法使いの着替えが手間取ってさぁ」イテテ
魔法使い「・・・!!」フンッ
勇者「ま、お互いの妥協点を見出したって訳ですよ」
賢者「(みかわしの服にガーターベルト・・・)そ、そう。ヨカッタネ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:19:58.96:snuscOHa0
勇者「で、余ったあぶない水着、賢者着ない?」
賢者「誰かさんが死んだときザオラルが思い出せなくなりそうです」
勇者「 」
勇者「ふくろにしまいます」
賢者「それがよろしいかと思います♪」
賢者「ところで、どこでソンナモノを手に入れたんですか?」
勇者「そんな汚らわしいもの見るような目でボクを見ないでください」
賢者「・・・」
魔法使い「それ、あたしも聞きたいかも。どこにも売ってなかったよね?」
勇者「えっ。自作」
賢者「えっ」
魔法使い「えっ」
勇者「えっ」
一同「・・・」
戦士「ゥヒ、ウヒヒヒヒヒh」
賢・魔「ビクゥ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:27:54.20:snuscOHa0
賢者「やっとついたー」
勇者「おいおい、まだ旅の扉くぐっただけだよ。サマンオサまでもう少し歩かないと。」
賢者「どのくらい?」
勇者「そうだな、夕暮れまでには着くぞ、順調に行けば」
戦士「・・・そう!!真紅に染まりたいよなぁ・・・バトルアックス・・・」フフフ
勇者「順調にいけば」
賢者「大事なことだもんね」
魔法使い「魔物に出会わなければ・・・」
戦士「早く行こうぜぇ・・・久しぶりに・・・キレちまったよ・・・」
勇者「あー、うん」
賢者「そうね(いつもだよね)
魔法使い「・・・ (うざ)
ザッ
ガメゴンA,B,Cが現れた。
戦士「キターーーーーーーーーーー!!!」
キラーアーマーA,B,Cとホイミスライムが現れた。
戦士「ウヒョーーーーーーーーーー!!!!!」
コングA,B,Cが(以下略
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:31:23.98:snuscOHa0
賢者「や、やっと・・・ついたよ・・・」ゼェゼェ
勇者「くそ、戦士の奴暴走しやがって・・・・。」
魔法使い「・・・」ハァ
勇者「コングの群れに単身飛び込むなっつーの」
魔法使い「ふるぼっこ」
戦士(棺)「・・・」
勇者「はぁ、今日はもう遅い。とりあえず宿屋に行こう。城は明日だ」
宿屋の主人「お泊りは3名様ですね。360Gになります。」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:32:34.22:snuscOHa0
勇者「ふぅ、予想を裏切らない奴だな、戦士は」
賢者「新しい武器を手に入れたときは、大抵キケンですよね」
勇者「何で毎回あぁなんだ? アイツの武器、なんか呪われてんのか?」
魔法使い「買ったとき、魔力は感じなかった」
勇者「だよなぁ。・・・!」パカッ ゴソゴソ
勇者「魔法使い、ちょっと試しにシャナクかけてみてくれ」
魔法使い「ん」
キィィィィ・・・ン ボッ
――バトルアックスは音も無く崩れ落ちた
勇者「・・・」
賢者「・・・」
魔法使い「・・・」
戦士(棺)「・・・」ガタッ
一同「・・・」
勇者「寝よう。布団が恋しい」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:36:28.70:snuscOHa0
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あぁ、ふたりともおはよう」
賢者「今日はお城に行くんですよね。早速出発しますか?」
勇者「いや、とりあえず戦士を起こそう。城に死体を引きずっていくわけにはいかん」
賢者「そ、それもそうですね。ザオラル唱えましょうか?」
勇者「いや、教会に連れて行く。で、ついでに祓ってもらう」
賢者「あー」
勇者「さすがにあのバカでも武器がないことには気づくだろ」
勇者「武器屋をのぞいてから謁見だな。昼には戻る」
魔法使い「いままで使ってたオオバサミがある」
勇者「またグチグチ言うぞ。『戦士なのにオオバサミってwww』とか」
魔法使い「うざっ」
勇者「移動中ならまだ良いんだがな。戦闘中や寝言でも言ってたときは殺意が沸いたな」
魔法使い「・・・」
賢者「・・・」
勇者「というわけだ。二人はふくろの整理と物資の補充を頼む」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:41:48.37:snuscOHa0
神父「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」ブチュ
戦士「アッー!」
神父「おお神よ。この者たちに聖なるご加護があらんことを!zアーメン」
勇者「よう、戦士。気分はどうだ?」
戦士「朝のお目覚めでおっさんの顔を拝むとか、気分が良いわけない」
勇者「そうか、拝んだだけじゃないけどな。いくぞ」
戦士「あれ?ちょ、ちょまってくれよ兄者。オレのバトルアックス知らん?無いんだわ」
勇者「ん?おまえコングに囲まれたときに投げつけてたじゃないか。
『オレの戦斧が真っ赤に燃える。勝利を掴めと、轟き叫ぶ!爆熱!ゴッドォ!アァッックスッ!!!』
とかなんとかいいながら」
戦士「えっ」
勇者「で、素手になったオマエ、コングにフルボッコ」
戦士「えっ」
勇者「燃えてないわ、当たってないわ、オマエ死ぬわで散々だったわ」
戦士「・・・すまない兄者」(そんな事したかなー?)
勇者「まぁいい、素手じゃ困るからな。オラ武器屋行くぞ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:45:19.94:snuscOHa0
武器屋「いらっしゃい!イイのあるよ!!」
勇者「ゾンビキラー、か・・・」
戦士「まだ使ったこと無いなぁ・・・」
戦士「ニヘラ」
勇者「おぉ~っと、そこまでだ。おとなしくしてもらおう」チャキ
戦士「いや、ちょっと見るだけ、軽く触れるだけ、味見するだけマジマジ」
勇者「だめだ。経験上よろしくない。オマエはオオバサミでがまんしろ。決定」
戦士「ちょ殺生な!戦士といったら剣とか斧でしょう!オオバサミってwww」
勇者「だがあれは唯一、オマエがおかしくならなかった武器だからな」
勇者「パーティーに対する責任がある手前、あまり無茶はさせられんよ」
戦士「クッ・・・!!」
勇者「宿屋に戻るぞ。そろそろ謁見の時間だ」
戦士「せ、せめて、せめてはがねのつるぎでぇぇぇー―――
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:47:28.79:RILVYqCkP
戦士ってビキニアーマー?カンダタスタイル?
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:49:57.78:snuscOHa0
>>16
勇者:男
戦士:男
賢者:女
魔法使い:女
でお楽しみください。
だからカンダタスタイルじゃないかなー
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:48:19.46:snuscOHa0
魔法使い「おかえり」
勇者「ただいま。・・・・・・あれ?賢者は?」
魔法使い「買い物に行った」
勇者「・・・・・・一人で行かせたのか?」
魔法使い「・・・・・・」コクッ
魔法使い「価格交渉は一人のほうがやりやすいって」
勇者「今日はご冥福をお祈りする日か」ハァ
賢者「ったっだいま~♪」
勇者「あー、おかえり・・・・・・」
賢者「いやぁ、今日は飛びっきり安く仕入れることができたんですよ~♪」
勇者「・・・・・・」アー
賢者「うふっ♪あの道具屋サン、ハヤク・・・シテ・・・楽ニ・・・・ノニ」ボソッ
勇者「はーいみんな準備整えていくぞー」
魔法使い「はい、おおばさみ」
戦士「ウッ」ブワッ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:51:01.60:snuscOHa0
門番兵A「だめだだめだっ!王の許可無きものは通すなとのご命令だ」
門番兵B「ぶっちゃけ最近、王城のひと以外通ってないっすけどねーwww」
門番兵A「出直してくるがいい」
門番兵B「おつかれちゃーんwww」
―――
勇者「ふむ、やはり門前払いか・・・・・・どうすっか」
戦士「あの門番兵Bうざくなかった?」
魔法使い「アンタが言う?」
戦士「えっ」
賢者「ずっと一緒にいる分、こっちの方が質悪いですけどね」ニコッ
戦士「ひどい!!」
勇者「やめろ、気が滅入る」
戦士「散るんじゃなくてっ?!」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:52:29.87:snuscOHa0
勇者「とりあえず、裏手から忍び込んでみようか」
賢者「何で?見つかったら捕まっちゃわない?」
勇者「まぁ、な。だがちょっと様子がおかしい。」
勇者「名君と親しまれていたサマンオサ王のはずだが、町の評判がよろしくない」
魔法使い「王様が不在?」
勇者「もしくは病に伏せていて、側近が好き勝手やっているとか、かな」
賢者「要はその辺の確認ってことね。王様がいればよし、いなければ探す」
勇者「そんな感じかな。いい感じに陽も沈んできたし、闇に乗じていくぞ」
戦士「あれ?俺空気?」
魔法使い「・・・・・・そんな上等なもんじゃない」ボソッ
戦士「!?」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:55:01.29:snuscOHa0
勇者「さて、と。王の部屋は・・・」
――ガンッ!!
戦士「痛っ!!」
勇者「うるせぇバカ殺すぞ」ボソッ
戦士「OK兄者、目がマジ捕食者だぜ落ち着kゴフッ」
魔法使い「ふぅ」
勇者「王の寝室、どっちかわかるか?」
魔法使い「ちょっと待って。シャンッ・・・・・・こっち」ササッ
勇者「待て」
賢者「巡回・・・・・・一人ですけど倒しちゃいます?」
勇者「いや、あまり事を荒立てたくない」
賢者「じゃあ、きえさり草を使いましょう」
勇者「あるのか?エジンベアで使い切ったと思ったが」
賢者「こんなこともあろうかと、道具屋おどs・・・で買い叩きました♪」
勇者(また買い物しにくくなったなぁ・・・・・・)
魔法使い(どんな事態を想定してたんだろう・・・・・・)
戦士(あれ、不味いんだよなぁ)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 00:57:57.35:snuscOHa0
賢者「はい、みなさんどうぞ」ニコッ
勇者「いや、行くのは俺一人だ。お前たちはここで待っててくれ。すぐ戻る」
賢者「えっ?どうしてですか?」
勇者「確認だけだからだ。大所帯で寝室にしのびこむのはリスクがちょっと高い」
賢者「それは・・・・・・そうですね」
勇者「五分で戻らなければ先に脱出しろ。いいな?」スッ
賢者「了解です」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:00:04.54:snuscOHa0
賢者「・・・・・・遅いですね」
魔法使い「そろそろ五分」
賢者「もう?」
魔法使い「・・・」コクリ
賢者「仕方ありません。脱出しましょう」
賢者「いきましょ・・・、戦士?」
戦士「・・・・・・」
賢者「? どうかしましたか?」
戦士「・・・グー、ズゴゴ・・・zzz」
警備兵「!! そこにいるのは誰だっ」
賢者「!! まずっ!!」
魔法使い「おきろカス!!」
戦士「痛い!! あれ?新作のドラゴンキラーは?」
魔法使い「死ね!3回は死ね!!」
賢者「ぬるいですわ。後で地獄、お見せしますね」ニコッ
戦士「えっ?見つかってるやん!!」
魔・賢「 」イラッ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:01:18.94:snuscOHa0
警備兵Aは仲間を呼んだ。
警備兵Bが現れた。
警備兵Cが現れた。
勇者「おいっ、こっちだ!」
賢者「勇者!?あっ、透明だからか!」
勇者たちは逃げ出した。
しかしまわりを囲まれた。
警備兵Dが現れた。
警備兵Eが現れた。
門番兵Bがなぜか現れた。
門番兵B「チョリーっすwww」
勇者「クッ・・・!!」
魔法使い(ウザっ!!!)ゴウッ
魔法使いは我慢できずにベギラゴンを唱えた。
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:03:03.21:snuscOHa0
警備兵Dに104のダメージを与えた。
警備兵Eに98のダメージを与えた
門番兵Bに106のダメージを与えた
戦士に110のダメージを与えた。
戦士はしんでしまった。
魔法使い「あっ。・・・まぁいいや」
門番兵B「熱っ!ヤバイまじヤバイっwww死ねるwww」
賢者「っきゃ!!」
勇者「賢者っ!!」
警備兵A「この娘の命が惜しければ、おとなしくせいっ」
勇者「ちっ」
賢者「ごめん・・・!!」
警備兵A「こいつらを牢屋にぶち込んどけ」
警備兵B「はっ」
門番兵B「サーセンwww労災申請したいんすけどwww」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:04:45.50:snuscOHa0
勇者「イテテ、みんな、大丈夫か?」
賢者「わたしは平気。みんなごめんね、ドジ踏んじゃった」グスッ
魔法使い「大丈夫」
勇者「そうか。いや、みんな無事で何よりだ」
賢者「でもこれからわたしたち、どうなっちゃうのかな?」
魔法使い「・・・王様は?」
勇者「大丈夫だ。荷物奪われる寸前、最後の鍵だけ抜き取った。出ようと思えば出れる」
勇者「で、だ。結論から言おう。王様はいたが、アレは王様ではない。別の何かだ」
魔法使い「何か?人間ではなく?」
勇者「おそらく。何らかの方法で成りすましているんだろう」
賢者「そうなんだ。・・・でもなんでわかったの?」
勇者「くしゃみだ」
魔・賢「くしゃみ?」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:06:55.60:snuscOHa0
勇者「あぁ、一見すると王様だ。魔力も感じない。だから外へ出ようとしたんだ」
賢者「・・・・・・」
勇者「扉を開けようとノブに手をかけた瞬間、聞こえたんだ」
魔法使い「・・・・・・」ゴクリッ
勇者「『へっくしょん!! まもの』 と」
賢・魔「・・・・・・」
賢者「えっ?」
魔法使い「えっ?」
勇者「間違いない、奴は魔物だ」キリッ
賢者「 」
勇者「本物の王様は幽閉されているか、あるいは・・・・・・殺されているか」
賢者「いや、えっ?ちょっと待って。それだけ?」
勇者「なにがだ?」
賢者「えっ、根拠。王様が魔物だって根拠、です」
勇者「十分だろう」
賢者(マジだこの人――!!)
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:08:57.39:snuscOHa0
???「ごほっ・・・、だれか・・・」
賢者「誰?!戦士?」
勇者「いや、バカはここに転がってる。となり、か?」
賢者「どなたかいらっしゃるんですか?」
???「だ、だれかおるのか・・・?」
勇者「勇者と愉快な仲間たちだ。アナタは?」
???「わしは、サマンオサ王じゃ・・・」
賢者「お、王?王様が、こんなところに・・・!!」
勇者「お待ちください。すぐ参ります」ゴソゴソ
魔法使い「なにしてんの?」
勇者「いや、鍵を出したいんだが、奥に・・・」ゴソゴソ
賢者「もう触れないですね」
魔法使い「汚らわしい」
勇者「おっ、取れた取れた」カチャ、ギィ
魔・賢(今度からアバカムつかお)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:10:01.74:snuscOHa0
王「おぉ、そなたが、えー、ゴホッ、パパスじゃなくてぇ、あー、っと」
勇者「オルテガです」
王「そうじゃった、オルテガの息子か」
勇者「はい。父の跡を追い、魔王を倒すべく旅をしております」
勇者「しかし、なぜ王がこんなところに幽閉されておられるのですか?」
王「一月前にな、寝込みを襲われたのじゃ・・・。奴らは変化の杖を持っておる。」
賢者「そうか、それで・・・」
王「側近の者も殺して成りすまし、グゥ・・・わしは地下に幽閉された」
王「おそらくそのことを、知るものは、城にはほとんどいないだろう」
勇者「・・・わかりました。では、早急に魔物討伐に向かいます」
勇者「とりあえず、一緒にここを脱出しましょう」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:11:09.71:snuscOHa0
王「待てッ」
勇者「?」
王「ウッ・・・事情を知るものは少ない。みなの前で成りすましたわしを始末すれば、
最悪、王殺しの嫌疑をかけられる」
魔法使い「死刑になるかも」
王「うむ、奴らの正体を暴くことが先決じゃ。」
王「ここから南にある洞窟に、ラーの鏡という真実の姿を映す鏡がある」
賢者「それを使えば!」
王「頼んだぞ、勇者と愉快な仲間たちよ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:12:25.64:snuscOHa0
王「わしはこんな身体じゃ・・・、足手まといになりかねん。おいてゆけ」
勇者「しかし!!」
王「大丈夫じゃ。今は望みができた。何よりわしがでて城を混乱させるわけにもいかん」
勇者「・・・わかりました。すぐ戻ってまいります。それまでは」
王「あぁ、頼んだぞ」
勇者「承りました。みんな、武器は取り返したな?」
賢者「はい、みんなあります」
勇者「よし、・・・ルーラ!」
――――
勇者「ふぅ、疲れた」
賢者「お疲れ様です」
勇者「とりあえず夜も遅い。作戦会議も明日に回して今日は休もう」
魔法使い「さんせい!」
宿屋の主人「お泊りは3名様ですね。360Gになります。」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:19:44.12:snuscOHa0
勇者「ふぅ・・・そうだ。戦士起こさなきゃ」
勇者「んー、教会はちょっともう・・・。賢者にもう一仕事お願いするか」
勇者「・・・」
勇者「・・・」カチャ
勇者「・・・二階だったかな?」トットッ・・・
勇者「・・・?何だ?」
???「・・・ン・・・ヤ・・・ソンナトコ・・・ダメ」
???「ウフフ・・・ソン・・・イッテ、ココハ・・・イヤ・・・ナイワ」ギシッ
???「アッ、ン・・・セツナイ・・オネエ・・・、ハァ、モットヤサシク・・・シテ」
???「カワイ・・・ネ、ホラ、ドウサレタイ・・・・ゴラン?」クチュ
???「イジワ・・・サマ、ホシ・・・オマ・・・ニ、チョウダ・・・ンッ!」
???「アラアラ、ハシタ・・・、ゴホウビ・・タク・・・カワイ・・・ゲルワ♪」
???「コエ・・ガマンデキ・・・アッ!フゥッ!!あんっ!!」ギシギシ
―――――
賢者「ふぅ、明日でいいや」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:21:03.81:snuscOHa0
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あぁ、おはよう。昨夜はお楽しみでしたね」
魔法使い「っ!!」カァ///
賢者「昨夜、も、の間違いですよ~♪」
魔法使い「ちょ!!姉さま!!」
賢者「あらあら、うふふ♪」
勇者「・・・」
勇者「さて、賢者。ちょっとバカを起こしてほしいんだが」
賢者「あら?今日は教会じゃないんですね」
勇者「あぁ、2度は見たくないな」
賢者「? えぇ、わかりました。では・・・・・・ザオラル!」
――なんと、戦士は生き返った!
勇者「おぉ、一発で成功した」
賢者「何度か失敗する案とかも考えたそうなんですけど、めんどくさかったそうです」
魔法使い「・・・なんの話?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:22:47.82:RILVYqCkP
男2人は寂しいのな
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:24:05.55:snuscOHa0
戦士「くっ、あー。おはよう」ムクッ
戦士「戦士が戦死しちまったwwwってね!」ドヤ
勇者「じゃあ、準備は昨日のうちに済ましてあるはずだし、そろそろ行くか」
賢者「えぇ、王様の残り体力を考えると、やはり悠長にはできないですし」
魔法使い「・・・」コクリ
戦士「全力で無視!?」
勇者「おい、何してんだバカ。行くぞ」
賢者「コレだから愚図はのろまでイラつきますよね」ニコッ
魔法使い「とっとと歩けカス」
戦士「ヒドイ!!」
賢者「ひどい?」ユラァ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:24:43.81:snuscOHa0
魔法使い(あーあ、怒らせちゃった)
戦士(まっず!!)
賢者「何がひどいの?ねぇ、教えてくれないかな?」
賢者「だいたいね、御礼もないってどういう了見なの?えらいの?んっ?」
戦士「えっ、いや・・・あの・・・すみません」
賢者「いや、すみませんじゃなくて、もっとあるでしょ?わかんない?低脳なの?」
戦士「えっ、あの。生き返らせてくださいましてありがとうございます」
賢者「頭が高い」
戦士「えっ」
賢者「頭が高いっていってるの、この愚図が」
戦士「 」
賢者「はぁ、生き返った第一声が感謝の言葉じゃなくて寒い駄洒落とか萎えるわ、ホント」
戦士「 」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:25:17.99:snuscOHa0
賢者「特に言ってほしかったわけじゃないよ。でもね、礼儀がなってないよね?」
賢者「そこ人としてどう思う?生き返らせてもらって寒いギャグかますのがアナタの礼儀?」
戦士「いえ、違います」
賢者「どう違うの?復活した瞬間、アナタ何て言った?覚えてる?それとももう忘れちゃった?」
戦士「いえ、覚えてますけど・・・」
賢者「けど何?はっきり言いなさいな。なに愚図ってんの。こっちは忙しいんだけど」
戦士「 」
賢者「言えないの?早く言いなさいよ、ほら。アナタのせいで出発遅れてるんだけど」
戦士「いや、ほんとすいません」
賢者「いやもう、すいませんじゃなくて。・・・はぁ、もういいわ」
賢者「で、なにがひどいの?」
戦士「えっ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:26:04.31:snuscOHa0
賢者「あなた言ったじゃない?もう忘れたの?私たちに向かってひどいって言ったよね?」
戦士「いや、その、軽口といいますか」
賢者「アナタにとってお礼は軽口よりも優先されて、冗談がいちばんなんだ」
賢者「ほんと冗談みたいな思考してるわね」
戦士「えっ、いや」
賢者「なに?違うとでも言いたいの?まさか」
戦士「はい、その、礼儀を欠いてしまったことは深くお詫び申し上げます」
賢者「はじめっからそういう態度をとればいいのよ。まったく」
戦士「はい、すいませんでした」ガクガクブルブル
魔法使い「落ち着いた?」
賢者「えぇ」
魔法使い「良かった」ホゥ
賢者「可愛いわねぇ」チュ
魔法使い「んっ」カァ///
勇者「終わったなら行くぞー。王様死んじまうわー」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:32:59.48:snuscOHa0
勇者「だいぶ奥まで進んだはずなんだが・・・」
賢者「見当たりませんね」
勇者「どっか見落としているかな」
賢者「んー」
魔法使い「・・・敵」
ガメゴンA,Bが現れた!
ガメゴンAの攻撃
戦士に21のダメージを与えた。
ガメゴンBの攻撃
戦士に19のダメージを与えた。
戦士の攻撃
ガメゴンAに61のダメージを与えた。
ガメゴンAの攻撃。
戦士に22のダメージを与えた。
勇者「どこにあるんだろうなぁ?」ザッザ
賢者「んー」ドンドン
戦士「ちょ、手伝っていただけませんかー!!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:33:54.13:snuscOHa0
勇者「あーでもない」
賢者「こーでもない」
戦士「うああぁぁん!!」ザシュ
戦士の会心の一撃
ガメゴンBに130のダメージ
ガメゴンの群れを倒した。
戦士「うぅ」
勇者「お疲れ」
戦士「あにじゃぁ、もう許してください・・・」
勇者「俺に言うな。賢者に言え」
戦士「兄者が、あいだ取り持ってくださいよぉ・・・」
勇者「ふむ、反省したか?」
戦士「した!!めっちゃしました!!」
勇者「あんまり調子乗るなよ、ったく」
戦士「はい!!肝に銘じます」
勇者「返事だけは立派だな。おーい、賢者」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:35:12.37:snuscOHa0
賢者「はい、何でしょう」
勇者「戦士にベホイミかけてやってくれ・・・って露骨にいやな顔するなよ」
賢者「だって」
勇者「こいつのアホは今に始まったことじゃないだろう」ゴンゴン
勇者「今回はここまでで許してやれ。本人も反省している」
賢者「・・・は~、・・・ベホイミ」シャン
戦士「っありがとうございます!!」
魔法使い「ん、やっぱりここも行き止まりみたい」
勇者「そうか。いったん戻るか?」
賢者「そうですね、そうs
戦士「うわっわわ!!あああぁぁぁ・・・・――――
一同「・・・」
魔法使い「リレミト・・・唱えていい?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:37:05.44:snuscOHa0
戦士「っぁ、イテテテ」ムクッ
戦士「あー、また怒られるんかなー」
戦士「手、足、動く」グッグッ
戦士「痺れ、傷、ほぼなし」
戦士「ふー、不幸中の災害だな」
戦士「あっ、おおばさみ・・・ちっ、砕けてろよ」
戦士「よっ、と」スタッ
戦士「とりあえず上に戻る・・・いや」
戦士「あまり動き回らないほうがいいか。すれ違ったらイヤだし」
戦士「・・・うー、来てくれるかな」
戦士「・・・・・・」
戦士「いいともー」
戦士「・・・・・・」
戦士「ちょっと、探そう。うん」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:39:39.00:snuscOHa0
勇者「さて、一通りぐるぐる回ったが、ラーの鏡が見当たらない」
賢者「ついでの戦士も見つかりませんでしたね」
賢者「戦士のほうは動き回っているか、あの穴からしか行けないか、どっちかですね」
魔法使い「・・・」
勇者「もし後者なら、あのバカに脱出手段はないな」
魔・賢「あっ」
勇者「王様の命もかかってるからな、あまり変なこと考えるなよ?」
魔・賢「ちっ」
勇者「仕方ない、飛び込むか。二人とも、怪我のないようにな」
魔・賢「了解!」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:41:36.30:snuscOHa0
―――ヒューーン スタッ
戦士「兄者!!来てくれた!!」ブワッ
勇者「まぁ、目的もまだ果たしてないしな」
戦士「ついで!?」
戦士「でもここ、階段らしいものも見当たらなかったから、ほんとに助かりました」
勇者「そうなのか。じゃあとりあえず・・・ん?」
賢者「どうかしました?」
勇者「いや、ちょっと戦士、ケツどけてみろ。立て」
戦士「? はい」スクッ
魔法使い「・・・コレは」
勇者「ラーの鏡・・・か?」
戦士「えっ」
一同「・・・・・・」
賢者「触りたくないなー」
戦士「!!」
魔法使い「なんで気づかないんだカス」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:42:31.35:snuscOHa0
勇者「しょうがない」
戦士「そんな摘むほどイヤですか?」
魔・賢「「うん!」」
戦士「ぐっ・・・」
――勇者は『戦士のケツで暖められたラーの鏡』を手に入れた。
戦士「そのナレもおかしい!」
勇者「よし帰るぞ。魔法使い、頼む」
魔法使い「うん。・・・リレミト」キィ・・ン
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:44:25.93:snuscOHa0
賢者「あーん、もう、お風呂に早く入りたい!」
魔法使い「・・・」コクッ
勇者「そうだな、なぜか素直に褒める気にならないが、戦士のおかげで目的も果たせた」
戦士「ちょ」
勇者「今日は休んで、明日の夜に討伐に行こう。それまでは自由にしよう」
賢者「本当ですか?やった」
勇者「あぁ、とりあえず宿屋へ」
宿屋の主人「あぁ、今日は4名様なのですね。480Gになります。」
戦士「あー、俺久しぶりに棺おけじゃなくてベッドだわ」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:46:19.82:snuscOHa0
戦士「兄者。シャワー空きましたよ」ガチャ
勇者「おー」
戦士「なにやってるんで?」
勇者「収支報告とか・・・ふむ」
戦士「懐、寒いんですか?」
勇者「いや、そこまでではないかな。んー風呂入ってくる」
戦士「シャワーで済ませないんですか?」
勇者「考え事するには、風呂が一番だ」
戦士「そうですか。では先に寝ます」
勇者「おー」ガチャ
勇者「・・・」
勇者「・・・んー」ガララ
勇者「ふー、続き・・・まだ書いてないんだよなぁ」チャポン
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:50:18.52:snuscOHa0
賢者「うふっ♪」
魔法使い「お姉さま?」
賢者「ちょっと汗かいちゃったね」
魔法使い「えぇ・・・あっ、お風呂お先にどうぞ」
賢者「んー、一緒に入りましょ」
魔法使い「えっ///」
賢者「いや?」
魔法使い「えっ、イヤじゃ、ないです」カァ///
賢者「赤くなっちゃって、なにを期待してるのかしら?」
魔法使い「!! かっ、からかわないで・・・・クダサイ」
賢者「ほら、行きましょう。たっぷり可愛がってアゲル♪」チュッ
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 01:51:08.97:snuscOHa0
魔法使い「あっ・・・おねえさまぁ・・・んっ」クチュ
クチュ・・・チュ・・・プチュ・・・
魔法使い「んっ、チュ・・・ぁ・・・ゴクッ、ハァ・・・ハ・・・ァ、ン」
賢者「ふふっ、もう目がとろんとしてるわよ」
魔法使い「それは・・・おねえさまが・・・・」
賢者「私が・・・なぁに?」
魔法使い「・・・!!知りません!!」
賢者「可愛い♪ さ、行きましょう。夜はこれからよ」
魔法使い「ぁ・・・ハイ」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 02:04:35.31:snuscOHa0
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あー、おはよ・・・ふぁー」
賢者「眠たそうですね。昨夜はよく眠れなかったんですか?」
戦士「あっ、おはよう、みんな」
勇者「んー、ちょっと考え事をな。今日の予定は?」
賢者「私たちは特に予定がありませんので、サマンオサをぶらぶらと」
魔法使い「・・・」コクッ
勇者「そうか・・・、じゃあちょっと商人の町に顔を出してみないか?」
賢者「商人・・・といいますと、スーの村の東にある・・・
魔法使い「ミニハンバーク」
勇者「そう、そこだ。久しぶりに顔を出すのも悪くないかなと。暇だろ?」
賢者「暇・・・といってしまえばそうですけど」
勇者「何だ?気乗りしないのか?」
賢者「わたし、あの人苦手なんですよねー」
勇者「まぁ、無理にとはいわないが」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 02:11:40.69:snuscOHa0
魔法使い「行く」
賢者「むっ・・・。じゃあ、わたしもいきます」
勇者「お、そうか」
勇者「じゃあ行くか。魔法使い、頼むわ」
魔法使い「ん」
戦士「たまには、俺も会話に混ぜてくんないかな・・・」
魔法使い「いたの?」
戦士「挨拶もしたのに・・・」
勇者「おー、戦士。いたのか」
戦士「ずっと隣にいたのにっ!」
勇者「あー、すまん。で、おま
戦士「扱い軽っ!!」ブワッ
勇者「泣くなよ。ただでさえうざいのに。で、おま
戦士「フォロー大事!」
魔法使い「激しく同意」
戦士「そこーっ!!」ビシィ
勇者「聞けよ」ドゴッ
戦士「ぐふぅ」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 02:24:09.49:snuscOHa0
勇者「で、昨日素直に褒める気にならないっていったろ?」
戦士「はい、素直に喜べませんでした」ズキズキ
勇者「うむ、だがラーの鏡が見つかったのも事実。おまえが役に立ったのも事実」
勇者「これはご褒美をやるべきかどうか迷ってるんだが」
戦士「!!」
勇者「ほしい?」
戦士「すごく・・・欲しいです・・・」ゴクリ
勇者「まぁ、懐事情も厳しくないし、いつまでもおおばさみって言うのもなんだし」
勇者「新しい武器、買ってやるよ」
戦士「やたーー!!」
賢者「ずるっ」
魔法使い「・・・」ジー
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 02:24:40.49:snuscOHa0
勇者「今のとこ、サマンオサの品揃えが一番いいと思うんだが・・・どうする?」
戦士「んー」
勇者「もしかしたら、商人の町、というくらいだから、そっちの品揃えも悪くないかも知れん」
戦士「おっ、そっか!」
勇者「といっても、立ち上がったばかりだからあまり期待しすぎるなよ」
勇者「とりあえず商人の町行ってみて、なければここで買うか」
戦士「さすが兄者、ちんちん掌握術ってやつを心得ている!」
勇者「・・・いくぞー」
賢者「はぁ・・・」
戦士「あれ?おれ変なこといt
魔法使い「ルーラ」
戦士「舌噛んだっ!!」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:29:19.99:P0LZz5NL0
勇者「おー、結構発展してるな」
魔法使い「見違えた」
賢者「雑木林に掘建て小屋が嘘みたいですね」
戦士「ふひやはほこかあ?」
魔法使い「ちゃんと喋れ」
???「あっ!勇者さん」
勇者「商人!しばらくだな。元気だったか?」
商人「えぇ、熱なんか出しても倒れてる場合じゃないッス」
勇者「そうか、しかし立派になったな」
商人「いえいえ、まだまだっす。この町はもっと大きくなりますよ!」
勇者「いや、この町もだが、お前も立派だよ」
勇者「ここに連れてくるときなんかすごいわめいてたもんな」
賢者「いやーっ人攫いー!だの、ボクを売るんすねっ!!だの人聞きの悪い」
商人「まぁ、レーべから出たこともない田舎もんだったもんで・・・」
商人「でも見違えたって言うなら、賢者さんもそうッスよねー」
賢者「あぁ?」
魔法使い「素が出てるよ、姉さま」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:30:31.44:P0LZz5NL0
勇者「ともあれ、元気そうで何よりだ。じーさんは?」
商人「館でお茶してるッス。年が年だけにあまり動き回るのも辛かろうと」
賢者「セクシーPUBはじーさんの趣味だけどね」
魔法使い「一部は元気」
商人「まー、あちらが立てばこちらが立たず・・・みたいな」
商人「あっ、立ち話もなんですから館にお越しください。お茶出しますよ」
勇者「申し出ありがたいんだが、今日は顔見せ程度なんだ。悪いな」
商人「そうなんッスか。残念です」
賢者「アンタとこれ以上顔つき付けたくないしね」
商人「またまたそんなこといって~、いつでも枠空けときますッスよ。PUBの」
賢者「いらんわっ」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:31:24.72:P0LZz5NL0
戦士「ひょうにんさん、ふきやどこれすか?」
商人「この方は・・・?」
勇者「あー、おまえ連れてくるときこのバカ外したもんな」
魔法使い「でもルイーダで挨拶してた」
商人「・・・・・・テヘ」
戦士「そうですよね、俺のパーソナリティなんて取るに足らないことですよね」
勇者「まぁ、挨拶してたならいいだろ。商人、武器屋どっちだ?」
戦士「えっ、ちょ」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:35:27.30:P0LZz5NL0
商人「あっ、今日はお客様だったんですね!ありがとうございます」
勇者「いや買い物はついでだ。おまえの顔を久しぶりに見たくなったんでな」
商人「うれしいこといってくれるッスね~。ちょっと勉強させていただくッス」
勇者「ハハッ、それが狙いなんだよ」
商人「あ~、こりゃ一本とられたッス」
賢者「ざまぁ」
魔法使い「クスッ」
戦士「 」ウッ
勇者「おい戦士、早く来い。お前の武器だろう」
戦士「あにじゃ~、一生ついていきますっ!!」ブワッ
勇者「勘弁してくれ」
戦士「!?」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:57:28.45:P0LZz5NL0
武器屋「いらっしゃい!いいの揃えて・・・おっ、商人さんのツレですか?」
商人「そうッス。勇者さんと愉快な仲間たちです」
賢者「どうも~♪」
商人「外面はいいんスね」ボソッ
賢者「 」イラッ
魔法使い「ねえさま、顔が怖い」
勇者「戦士の武器で、なんかお勧めある?」
武器屋「戦士さんのでしたら~、そうですね・・・、ウォーハンマーなんていかがでしょう?」
戦士「うぇ、はんまー」
勇者「イメージと違うそうです」
戦士「あ、いや、イヤとかじゃないですよ?ただ剣とかがいいなぁ、とか、ね?」
武器屋「剣・・・、うちではあとゾンビキラーしか取り扱ってないですねぇ」
勇者「そうか。しょうがない、ゾンビキラーにするか。いいよな」
戦士「もちろんです! あっ、ついでにおおばさみ売っていいですか?」
商人「ねー、こないだドラゴンキラー仕入れたって言ってたッスよね?出さないの?」
武器屋「!!? ちょ、商人さん!!」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 11:58:27.07:P0LZz5NL0
勇者「あるのか?ドラゴンキラー。俺が欲しいくらいなんだが」
武器屋「あぅ・・・あるにはあるんですけど・・・そのー、とっておきでして・・・」
賢者「私たち、世界をまたにかけてるのご存知?」
武器屋「えぇ、勇者様と愉快な仲間たちといえば我々の間では特に有名です」
賢者「そうよね。それだけのこと、してきたつもりよ」
賢者「で、あなた。商売はここでだけ?」
武器屋「えぇ、まぁ。ここで一攫千金を・・・と」
賢者「そうなの。悪い噂、世界中に広まらないと良いわね」
武器屋「・・・!!ちょっ」
賢者「たとえば、勇者に武器を売らない、とか」
賢者「あ、噂には尾ひれ背ひれなんてものがつきものよね♪大変♪」
武器屋「待って、売ります!!ドラゴンキラー、相場の一割引で!!ぜひ買ってください!!」
賢者「毎度あり♪」
勇者「・・・また出たよ」
魔法使い「悪い癖」
戦士「久しぶりに見たなぁ」
商人「やっぱり商人の敵ッス・・・」
武器屋(商人めっ、余計なこと言いやがって・・・!)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 12:27:33.80:P0LZz5NL0
勇者「いろいろありがとう」
商人「いえいえ、たいしたお構いもできず申し訳ないッス」
勇者「いや、おかげでいいものが買えた。感謝する」
商人「こちらこそ、今後ともごひいきに♪」
勇者「また顔見せるよ、それまで元気な」
商人「えぇ!バリバリ働くッスよ!!」
勇者「じーさんにもよろしく言っといてくれ、・・・魔法使い、頼むわ」
魔法使い「コクッ・・・ルーラ」
商人「お気をつけて~」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 12:28:14.04:P0LZz5NL0
勇者「日の入りまで、少し時間があるな」
賢者「私たち、宿で休んでてもいいですか?」
勇者「あぁ、俺たちも戻る。武器の手入れもあるしな」
戦士「・・・兄者、ドラゴンキラー、どうします?」
勇者「それを宿で話そうっていってるんだ」
戦士「あー」
勇者「とりあえず、宿に行くぞ」
宿屋の主人「お泊りは今日も4名様ですね。480Gになります。」
戦士「なにその、俺がいちゃいけないような言い回し」
魔法使い「ひがいも」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 12:29:24.46:P0LZz5NL0
勇者「おい戦士、ちょっとこっち来い」
戦士「兄者、どうしました?」
勇者「お前、これ触ってみろ」
戦士「ドラゴンキラー?いいんですか?」
勇者「触るだけだ。」
戦士「では、お言葉に甘んじて。・・・オフォ」
戦士「いい輝きですねー」サワサワ
勇者「・・・」
戦士「あー、いい・・・イイよ・・・スゴク綺麗だ・・・」ハァハァ
勇者「・・・」
戦士「あぁ、素敵だ。・・・この滑らかな曲線・・・まさに芸術・・・」
戦士「ハァ・・・ハァ・・・、我慢できない・・・ひとつになりてぇ・・・」
勇者「没収」
戦士「な!?ちょ、もうちょっと堪能させてください!!」
勇者「だまれ。お前にドラゴンキラーは危険ということが判明した」
戦士「そんな!?ご褒美・・・ご褒美じゃないんですか!?」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 12:30:51.24:P0LZz5NL0
勇者「お前、どのくらいドラゴンキラーに触ってた?」
戦士「え~っと、2分くらいですか?」
勇者「15分だ」
戦士「えっ」
勇者「お前の意識は10分以上とんでんだよ」
戦士「あっ、そういえば15分くらい触ってました、はい」
勇者「はい、じゃねーよ。また暴走してもらっては困る。お前はコレ使え」ポイ
戦士「これって、くさなぎの剣、ですか・・・」
勇者「それなら、お前も一時期使ってたし、狂うこともないだろ」
戦士「人を異常者みたいに」
勇者「十分異常だろ。・・・とにかくドラゴンキラーは俺が使う。いいな」
戦士「うぅ・・・ご褒美・・・俺のご褒美・・・」グス
勇者「ちょいちょい貸してやるよ」
戦士「絶対ですよ!いま約束しましたからね!」
戦士(うッ・・・ドラゴンキラーの初めて・・・欲しかった・・・)
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 13:12:32.52:P0LZz5NL0
勇者「さて、夜も深くなってきたな」
賢者「戦士にラーの鏡も持たせました」
戦士(そんなに触るのイヤなんだ・・・)
勇者「よし、今度は捕まるわけには行かない。きえさり草あるか?」
賢者「えぇ、まだまだたくさんありますわ♪」
魔法使い(姉さま、やりすぎです・・・)
勇者「今回は全員で寝室に忍び込み、ラーの鏡で正体を暴いた後、魔物を全力でたたく」
勇者「作戦はいたってシンプルだ。あとは誰かさんが足を引っ張らなければオーケー」
賢者「・・・」ジー
魔法使い「・・・」ジー
戦士「・・・・・・っおれ!?」
魔法使い「前科ものが」
賢者「なにを言う」
勇者「寝るなよ。寝たら殺す」
戦士「OK兄者、殺意は確かに受け取った」
勇者「行くぞ」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 13:13:16.55:P0LZz5NL0
王?「zzz・・・・zzz・・・」
勇者「よし・・・寝てるな・・・」
戦士「じゃあ、ラーの鏡を」ゴソゴソ
王?「zzz・・・へっくしょん!!まもの・・・zzz」
賢者「ぶはっ、ほ、ほんとに・・・」クスクス
魔法使い「な、なんで・・・誰も・・・プッ」フルフル
勇者「おい静かに・・・!!」
王?「ん・・・?誰だっ!そこにいるのは!?」
勇者「しまった!!おいっ
戦士「ちょ、ちょっと、ふー落ち着け、焦りは更なる失敗を生む」
賢者「余計なこと言ってないで、手を動かせ!!」
???「曲者だー!王の寝室にいるぞ!!」
勇者「ちっ、まだ暴いてないっていうのに・・・!」
勇者「魔法使いはベギラマを!賢者はイオラを!!」
賢・魔「「了解」」
戦士「まだだ、まだあわてるようなじかんじゃない」
勇者「もっとあせろバカっ!!」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 13:14:02.95:P0LZz5NL0
警備兵Aが現れた。
警備兵Bが現れた。
警備兵Cが現れた。
勇者「殺すなよっ!足止めで十分だ!!」
賢者「わかってます!!・・・このぉ!!」ドォンドォォ・・・ン
戦士「あっ、あった、あったよー!!」
勇者「うるせぇバカ、さっさとそいつに向けろバカ」
王?「あれは・・・、クソッここまでか」
戦士「そいやっ」
王?「く・・・変化が解ける・・・」ピューィ
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 13:14:47.66:P0LZz5NL0
王?改め、ボストロールが現れた。
ゴクラクチョウAが現れた
ゴクラクチョウBが現れた
キラーアーマーAが現れた
キラーアーマーBが現れた
警備兵A「なっ、王が・・・魔物?」
ボストロール「ぐふふ、ばれちゃあしょうがねぇ」
ボストロール「目撃者は、みなごろしだぁぁぁぁ!!」
勇者「来るぞ!!」
魔物のむれが襲い掛かってきた!
門番兵B「人手足りないからって呼ばれたけどwww足りなすぎワロタwww」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 14:11:33.36:P0LZz5NL0
勇者「賢者と魔法使いは、ゴクラクチョウを!!戦士はキラーアーマーを!!」
勇者「警備兵は魔物が外に出ないよう、出入り口を固めてくれ」
賢者「勇者は!?」
勇者「ほんとは布団にもぐって眠りたいんだけどな」チャキ
ボストロール「おめえの首をぉ、バラモス様にぃ!!」ドゴッ
勇者「一人じゃきついから、早く助けに来てくれ」
ボストロール「ぐぅぅ、ちょこまかとぉ・・・!!」ニタァ
ボストロール「ぐふふ、勇者ぁ、貴様の敗因はぁ、戦力を分断したことだぁ!」
勇者「・・・なに?」
ボストロール「これだぁ」
ボストロールは 変化の杖を使った。
ゴクラクチョウAは賢者に変化した。
ゴクラクチョウBは魔法使いに変化した。
勇者「ちっ、狡い手を・・・」
キラーアーマーAは戦士に変化した
キラーアーマーBは戦士に変化した
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 14:12:39.49:P0LZz5NL0
ボストロール「ぐははぁ、同士討ちするがいいさぁ!!」
魔法使い?「ねえさま!手を止めて」
賢者?「そんなこといって狙われでもしたら・・・!」
魔法使い?「あたしは本物、アイツが偽者」
賢者?「そんなのわからないじゃない」
戦士?「あ・・・ありのまま 今 起こったことを話すぜ!」
戦士?「魔物をたたいていたと思ったら、いつの間にか相手が俺だった」
戦士?「な、なにを言ってるのかわからねーとは思うが俺もなにをされたのかわからなかった・・・」
戦士?「頭がどうにかなりそうだった・・・」
戦士?「催眠術とか幻影だとか、そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ」
戦士?「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・」
魔法使い「なにその無駄な連携」
勇者「今つっこみ入れた魔法使いが本物です」
ボストロール「なっ!?」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 14:13:19.73:P0LZz5NL0
勇者「魔法使い!こっち来いっ」
魔法使い「ん」
偽魔法使い「ちぃっ!!」
勇者「どっちの賢者でもいいや!その偽者を消せ」
賢者?「「・・・メラゾーマ」」ゴォォッ
勇者「ふう、まず一匹」
勇者「次は・・・おっと」
ボストロール「このぉぉ、しねぇぇ!」ブゥン
ボストロール「これ以上ぉ、余計なことされてたまるかぁ!!」ズゥン
勇者「見た目どおり、頭弱いんだな」
ボストロール「殺すぅっ、肉片残らずコロシテヤルゥ!!」ドゴッ
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 14:14:10.06:P0LZz5NL0
勇者「おっと、じゃあ、次は・・・賢者っ、こっち見ろ!!」
賢者?「?」
賢者?「!!」
勇者「ちゅー」チュ
魔法使い「!? んー!!んー!?」
賢者「わたしの魔法使いちゃんの唇奪うとか、いい度胸してるね・・・」ニコッ
偽賢者「えっうそ、マジ、そんな反応なの!?:
勇者「そっちか。・・・ライデイン!」ドシャァ
偽賢者「ギャァッ・・・」
魔法使い「あぅ」ドサッ
賢者「魔法使いちゃん!!」キッ
勇者「そんな睨むなよ。不可抗力不可抗力」
賢者「今、清めてあげますからね」チュッチュ
警備兵「シュ、シュールな光景だな・・・」
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:02:10.77:P0LZz5NL0
勇者「さて、後は。ぐっ!!」ゴン
勇者「ってー・・・。左目がやられたな・・・賢者!!」
ボストロール「ぐふふぅ、目に見えて動きが鈍くなったぞぉ」
勇者「やかましい、余計なお世話だ。賢者!」
賢者「チュッチュ・・・今お清めに忙しいです」
勇者「えぇい、後にしろ。あいつの足を止めてくれ」
賢者「自分でなさってください」
勇者「できないから頼んでるっつーの」
賢者「ラリホーでも何でも使えばいいじゃないですか」
勇者「ボミオスがいいんだが・・・」
賢者「お清めが済むまで待っててください」チュッチュ
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:03:01.33:P0LZz5NL0
勇者「ちっ・・・、バカのほうも何とかしないt
戦士?「ととのいましたっ!」
戦士?「はいっ」
戦士?「携帯電話とかけまして」
戦士?「将棋の金将とときます!」
戦士?「その心は?」
戦士?「どちらもなることがありません!」
戦士たち「どっ」
勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
勇者は度重なるストレスによって、ギガデインをおぼえた。
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:03:33.01:P0LZz5NL0
戦士たち「「「ぎゃぁーーーーー!!」」」
キラーアーマーAに205のダメージを与えた。
キラーアーマーAを倒した。
キラーアーマーBに213のダメージを与えた。
キラーアーマーBを倒した。
戦士に206のダメージを与えた。
戦士はしんでしまった。
ボストロール「仲間ごと殺すとは・・・おまえ鬼か・・・!!」
勇者「残念なことにな、ルビスさまの祝福を受けてるんですぐ生き返れるんだよ」
勇者「さて、残るはおまえ一匹。お清めとやらも終わったみたいだし」
賢者「戦士、生き返らせますか?」
勇者「ほっとけ」
勇者「さ、消化死合だ。殺るぞ」
魔・賢「「了解」」
ボストロール「ぎゃぁぁぁぁ・・・・」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:04:48.43:yN35DDzS0
戦士は死んでることが多いからレベルが上がらずに弱いんだな
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:21:01.88:P0LZz5NL0
>111
弱くはないけど、ちょいちょい殴られてHP削られ、
最後に巻き添えで殺されるっていうパターンが多いです。
たまに一人で戦わされたり戦ったりするから、そこで経験値稼いでます。
一言で言えば、死にキャラ
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:04:54.94:P0LZz5NL0
王様「よくぞ魔物を倒してくれた。感謝する」
勇者「いえ、当然のことをしたまでです。礼には及びません」
王様「その奥ゆかしい態度、勇者の名に恥じぬ振る舞い、見事である」
勇者「光栄です」
王様「あの魔物が持っておった、変化の杖はそなたらにやろう。旅の役に立ててくれ」
勇者「ありがとうございます」
王様「それこそ礼には及ばぬ。また何かあったら城へよれ。歓迎する」
勇者「はっありがとうございます。ひとつだけよろしいですか?」
王様「なんじゃ?」
勇者「はい。アリアハン王に無事の知らせを出していただきたく存じます」
勇者「大変、気をもんでおられましたゆえ」
王様「ふむ、あいわかった。使いを出しておこう」
勇者「ではわたしはこれで、失礼させていただきます」
王様「うむ、誠にご苦労であった」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:07:38.24:P0LZz5NL0
戦士「へー、コレが変化の杖か」
勇者「うむ、老若男女、さらに魔物やエルフにもなれるみたいだ」
賢者「エルフ?」
勇者「あぁ、城を出る前に片っ端から変化させてみた」
魔法使い「・・・・・・」
勇者「使い手の魔力に反応するみたいでな、イメージどおりの変化をする」
勇者「特に何も考えてなければランダムみたいだな、こんな風に」ボワッ
戦士「ちょっ、急に」
賢者「あら、女の子みたいになった」
魔法使い「しかも若い」
勇者「ふーん、良かったな」
戦士「他人事!?兄者ぁ、これいつ戻るんですか?」
勇者「さぁ?」
戦士「知らんのかい!!」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:09:18.59:P0LZz5NL0
勇者「城の人たちは、まぁ2,30分で元に戻ってたけどな」
賢者「エルフになれるなら、あの隠れ里に行きませんか?」
勇者「ノアニール地方の?」
賢者「えぇ、あそこのお店、すっごいかわいー指輪があったんですよー♪」
勇者「・・・いいけど、荒らすなよ」
賢者「いやだもう、そんなことしたことないじゃないですかぁ」
勇者「さすがに妖精の女王まで敵に回したくないからな」
賢者「心配性ですねぇ」
勇者「ふぅ・・・いろいろ頭痛の種だよ。まったく
勇者「魔法使い、頼む」
魔法使い「・・・・・・」コクッ
魔法使い「ルーラ」
~サマンオサ編 完 ~
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:14:35.04:P0LZz5NL0
とりあえずここで完結です。
こんな拙い文章を最後まで読んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
もしかしたら後日、ネグロゴンドの洞窟~バラモス城あたりをやるかもしれません。
いやその手前、商人の町~ラーミアまでかな?
わかんないけどそのときまたお付き合いいただけたらと思います。
ありがとうございました。
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:21:23.49:LxskFITe0
なんでボスの目の前でチュッチュしてんの?
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:26:21.70:P0LZz5NL0
>118
魔法使いちゃん>>>>(超えられない壁)>>使命=勇者>>商人>戦士 だからです。
大事なことなのです。
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:26:07.47:NdFFxnAJ0
乙
スレタイがそういう使い方とは思わなかったwwww
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 15:38:08.15:ZrisMsLJ0
乙
ドラクエやったことないがドラクエスレは面白いのが多いな
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/15(水) 17:42:13.96:IEonaHMu0
乙
面白かったぜ!
賢者「で、サマンオサまではどうやって行くんですか?船?」
勇者「いや、あそこは険しい山に囲まれていてな、船じゃ近づけないんだわ」
賢者「じゃあ、旅の扉ですね」
戦士「あぁ、どんな魔物がいるのかなぁ・・・ククク」
勇者「あぁ、グリンラッドの南の祠からだ。出立は明日だから、今日はもうゆっくり休んでくれ」
賢者「はい、わかりました。それではわたし、部屋に戻りますね。おやすみなさい」
勇者「あぁ、おやすみ。魔法使いにもそう言っといてくれ」
賢者「はい」パタン
戦士「ハヤク チ ヲ スイタイヨナ。ナ? バトルアックス…」ブツブツ
勇者「寝るか」
賢者「おはようございます」
勇者「あぁ、おはよう」
戦士「おはよう」
勇者「・・・ん?魔法使いはどうした?そろそろ出発の時間だぞ」
賢者「あの~、それが・・・行きたくない、って」
勇者「ま~だ拗ねてんのか?」
賢者「えぇ、まぁ、それだけじゃないって言うか、逆の立場だったら気持ちもわかるというか」ゴニョゴニョ
勇者「レイアムランドに行くわけでもなし、イシスに行くわけでもない」
勇者「サマンオサは割りと気候は温暖だぞ、多分」
賢者「えぇ~、と。気候の問題じゃないと思います。はい」
勇者「えぇい!オレが無理矢理にでも引きずり出してやる。賢者!戦士!先に船で待ってろ」ダダッ
賢者「はい(まほうつかいちゃん・・・)
戦士「・・・(ハヤク ハヤク! 切れ味を!!)」フヒヒ
賢者(ビクゥ!!)
勇者「おいっ、魔法使い!開けるぞ!!」ガチャ・・・ガチャガチャ
勇者「くっ、鍵かけてやがる・・・おい!いるのはわかってる!!出て来い!!」ドンドン
魔法使い「・・・いや。あたし行かない」
勇者「おい。ルイーダの酒場だって近いんだ。出てこないって言うんだったら解雇するぞ。」
魔法使い「好きにすれば。こんな格好で出て行くくらいなら解雇されたほうがマシ」グスッ
魔法使い「・・・あたしに出てきてほしいなら、装備を変えること」
魔法使い「それができないなら、遊び人でも盗賊でも好きなの連れて行けば」
勇者「なぜだ。なぜそんなに嫌がるんだ。そんなに魅力的なのに!!」
魔法使い の ステータス
セクシーギャル
せいべつ:おんな
年齢 : 17
E とげのむち
E あぶないみずぎ
E けがわのフード
E ガーターベルト
魔法使い「変態かっ!!」ドゴッ!!
ゴッ
勇者「ア゙ダッ」
魔法使い「アナタが勇者だからって、やっていいことと殺意が沸いてくることがある」
勇者「いや、すまん。正直冗談が過ぎたというか、書き手の性癖が反映されたというか」ゴニョゴニョ
魔法使い「何訳わかんないことを。いいかげんにして。」パシィ
勇者「イダッ!わ、わかった。ムチしまえ!」
勇者「・・・じゃあ、恥ずかしいならなんか羽織ればいいと思うよ。水の羽衣とか」
魔法使い「そうだね、スケスケだね」ゴゴゴg
――魔法使いは はがねのむち も 装備した。
魔法使い「バイバイ♪」ニコッ
――魔法使いの こうげき。
バチバチバチバチバチバチバチバチ・・・・・バチン!!!!
勇者「た・・・泰山流・・・双条鞭・・・だと?」グフッ
魔法使い「装備を変えることをお勧めする」
勇者「・・・」
魔法使い「・・・」
勇者「ガーターベルトは外さない!!」クワッ
魔法使い「死ね♪」
賢者「遅いなぁ、勇者たち」
戦士「ハァ~・・・ヒュー、ハァ~・・・ヒュー」(飢えてるぜぇ・・・欲してるぜぇ・・・血を・・・)
戦士「ククク・・・」
賢者「・・・」(早くきて!)
勇者「お待たせ。いやぁー、まいった。船だしてくれー」船長「おうよ!」
賢者「も~、遅いよ~。何やっ・・・てた・・・の?(マジで)」
勇者「魔法使いの着替えが手間取ってさぁ」イテテ
魔法使い「・・・!!」フンッ
勇者「ま、お互いの妥協点を見出したって訳ですよ」
賢者「(みかわしの服にガーターベルト・・・)そ、そう。ヨカッタネ」
勇者「で、余ったあぶない水着、賢者着ない?」
賢者「誰かさんが死んだときザオラルが思い出せなくなりそうです」
勇者「 」
勇者「ふくろにしまいます」
賢者「それがよろしいかと思います♪」
賢者「ところで、どこでソンナモノを手に入れたんですか?」
勇者「そんな汚らわしいもの見るような目でボクを見ないでください」
賢者「・・・」
魔法使い「それ、あたしも聞きたいかも。どこにも売ってなかったよね?」
勇者「えっ。自作」
賢者「えっ」
魔法使い「えっ」
勇者「えっ」
一同「・・・」
戦士「ゥヒ、ウヒヒヒヒヒh」
賢・魔「ビクゥ」
賢者「やっとついたー」
勇者「おいおい、まだ旅の扉くぐっただけだよ。サマンオサまでもう少し歩かないと。」
賢者「どのくらい?」
勇者「そうだな、夕暮れまでには着くぞ、順調に行けば」
戦士「・・・そう!!真紅に染まりたいよなぁ・・・バトルアックス・・・」フフフ
勇者「順調にいけば」
賢者「大事なことだもんね」
魔法使い「魔物に出会わなければ・・・」
戦士「早く行こうぜぇ・・・久しぶりに・・・キレちまったよ・・・」
勇者「あー、うん」
賢者「そうね(いつもだよね)
魔法使い「・・・ (うざ)
ザッ
ガメゴンA,B,Cが現れた。
戦士「キターーーーーーーーーーー!!!」
キラーアーマーA,B,Cとホイミスライムが現れた。
戦士「ウヒョーーーーーーーーーー!!!!!」
コングA,B,Cが(以下略
賢者「や、やっと・・・ついたよ・・・」ゼェゼェ
勇者「くそ、戦士の奴暴走しやがって・・・・。」
魔法使い「・・・」ハァ
勇者「コングの群れに単身飛び込むなっつーの」
魔法使い「ふるぼっこ」
戦士(棺)「・・・」
勇者「はぁ、今日はもう遅い。とりあえず宿屋に行こう。城は明日だ」
宿屋の主人「お泊りは3名様ですね。360Gになります。」
勇者「ふぅ、予想を裏切らない奴だな、戦士は」
賢者「新しい武器を手に入れたときは、大抵キケンですよね」
勇者「何で毎回あぁなんだ? アイツの武器、なんか呪われてんのか?」
魔法使い「買ったとき、魔力は感じなかった」
勇者「だよなぁ。・・・!」パカッ ゴソゴソ
勇者「魔法使い、ちょっと試しにシャナクかけてみてくれ」
魔法使い「ん」
キィィィィ・・・ン ボッ
――バトルアックスは音も無く崩れ落ちた
勇者「・・・」
賢者「・・・」
魔法使い「・・・」
戦士(棺)「・・・」ガタッ
一同「・・・」
勇者「寝よう。布団が恋しい」
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あぁ、ふたりともおはよう」
賢者「今日はお城に行くんですよね。早速出発しますか?」
勇者「いや、とりあえず戦士を起こそう。城に死体を引きずっていくわけにはいかん」
賢者「そ、それもそうですね。ザオラル唱えましょうか?」
勇者「いや、教会に連れて行く。で、ついでに祓ってもらう」
賢者「あー」
勇者「さすがにあのバカでも武器がないことには気づくだろ」
勇者「武器屋をのぞいてから謁見だな。昼には戻る」
魔法使い「いままで使ってたオオバサミがある」
勇者「またグチグチ言うぞ。『戦士なのにオオバサミってwww』とか」
魔法使い「うざっ」
勇者「移動中ならまだ良いんだがな。戦闘中や寝言でも言ってたときは殺意が沸いたな」
魔法使い「・・・」
賢者「・・・」
勇者「というわけだ。二人はふくろの整理と物資の補充を頼む」
神父「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」ブチュ
戦士「アッー!」
神父「おお神よ。この者たちに聖なるご加護があらんことを!zアーメン」
勇者「よう、戦士。気分はどうだ?」
戦士「朝のお目覚めでおっさんの顔を拝むとか、気分が良いわけない」
勇者「そうか、拝んだだけじゃないけどな。いくぞ」
戦士「あれ?ちょ、ちょまってくれよ兄者。オレのバトルアックス知らん?無いんだわ」
勇者「ん?おまえコングに囲まれたときに投げつけてたじゃないか。
『オレの戦斧が真っ赤に燃える。勝利を掴めと、轟き叫ぶ!爆熱!ゴッドォ!アァッックスッ!!!』
とかなんとかいいながら」
戦士「えっ」
勇者「で、素手になったオマエ、コングにフルボッコ」
戦士「えっ」
勇者「燃えてないわ、当たってないわ、オマエ死ぬわで散々だったわ」
戦士「・・・すまない兄者」(そんな事したかなー?)
勇者「まぁいい、素手じゃ困るからな。オラ武器屋行くぞ」
武器屋「いらっしゃい!イイのあるよ!!」
勇者「ゾンビキラー、か・・・」
戦士「まだ使ったこと無いなぁ・・・」
戦士「ニヘラ」
勇者「おぉ~っと、そこまでだ。おとなしくしてもらおう」チャキ
戦士「いや、ちょっと見るだけ、軽く触れるだけ、味見するだけマジマジ」
勇者「だめだ。経験上よろしくない。オマエはオオバサミでがまんしろ。決定」
戦士「ちょ殺生な!戦士といったら剣とか斧でしょう!オオバサミってwww」
勇者「だがあれは唯一、オマエがおかしくならなかった武器だからな」
勇者「パーティーに対する責任がある手前、あまり無茶はさせられんよ」
戦士「クッ・・・!!」
勇者「宿屋に戻るぞ。そろそろ謁見の時間だ」
戦士「せ、せめて、せめてはがねのつるぎでぇぇぇー―――
戦士ってビキニアーマー?カンダタスタイル?
>>16
勇者:男
戦士:男
賢者:女
魔法使い:女
でお楽しみください。
だからカンダタスタイルじゃないかなー
魔法使い「おかえり」
勇者「ただいま。・・・・・・あれ?賢者は?」
魔法使い「買い物に行った」
勇者「・・・・・・一人で行かせたのか?」
魔法使い「・・・・・・」コクッ
魔法使い「価格交渉は一人のほうがやりやすいって」
勇者「今日はご冥福をお祈りする日か」ハァ
賢者「ったっだいま~♪」
勇者「あー、おかえり・・・・・・」
賢者「いやぁ、今日は飛びっきり安く仕入れることができたんですよ~♪」
勇者「・・・・・・」アー
賢者「うふっ♪あの道具屋サン、ハヤク・・・シテ・・・楽ニ・・・・ノニ」ボソッ
勇者「はーいみんな準備整えていくぞー」
魔法使い「はい、おおばさみ」
戦士「ウッ」ブワッ
門番兵A「だめだだめだっ!王の許可無きものは通すなとのご命令だ」
門番兵B「ぶっちゃけ最近、王城のひと以外通ってないっすけどねーwww」
門番兵A「出直してくるがいい」
門番兵B「おつかれちゃーんwww」
―――
勇者「ふむ、やはり門前払いか・・・・・・どうすっか」
戦士「あの門番兵Bうざくなかった?」
魔法使い「アンタが言う?」
戦士「えっ」
賢者「ずっと一緒にいる分、こっちの方が質悪いですけどね」ニコッ
戦士「ひどい!!」
勇者「やめろ、気が滅入る」
戦士「散るんじゃなくてっ?!」
勇者「とりあえず、裏手から忍び込んでみようか」
賢者「何で?見つかったら捕まっちゃわない?」
勇者「まぁ、な。だがちょっと様子がおかしい。」
勇者「名君と親しまれていたサマンオサ王のはずだが、町の評判がよろしくない」
魔法使い「王様が不在?」
勇者「もしくは病に伏せていて、側近が好き勝手やっているとか、かな」
賢者「要はその辺の確認ってことね。王様がいればよし、いなければ探す」
勇者「そんな感じかな。いい感じに陽も沈んできたし、闇に乗じていくぞ」
戦士「あれ?俺空気?」
魔法使い「・・・・・・そんな上等なもんじゃない」ボソッ
戦士「!?」
勇者「さて、と。王の部屋は・・・」
――ガンッ!!
戦士「痛っ!!」
勇者「うるせぇバカ殺すぞ」ボソッ
戦士「OK兄者、目がマジ捕食者だぜ落ち着kゴフッ」
魔法使い「ふぅ」
勇者「王の寝室、どっちかわかるか?」
魔法使い「ちょっと待って。シャンッ・・・・・・こっち」ササッ
勇者「待て」
賢者「巡回・・・・・・一人ですけど倒しちゃいます?」
勇者「いや、あまり事を荒立てたくない」
賢者「じゃあ、きえさり草を使いましょう」
勇者「あるのか?エジンベアで使い切ったと思ったが」
賢者「こんなこともあろうかと、道具屋おどs・・・で買い叩きました♪」
勇者(また買い物しにくくなったなぁ・・・・・・)
魔法使い(どんな事態を想定してたんだろう・・・・・・)
戦士(あれ、不味いんだよなぁ)
賢者「はい、みなさんどうぞ」ニコッ
勇者「いや、行くのは俺一人だ。お前たちはここで待っててくれ。すぐ戻る」
賢者「えっ?どうしてですか?」
勇者「確認だけだからだ。大所帯で寝室にしのびこむのはリスクがちょっと高い」
賢者「それは・・・・・・そうですね」
勇者「五分で戻らなければ先に脱出しろ。いいな?」スッ
賢者「了解です」
賢者「・・・・・・遅いですね」
魔法使い「そろそろ五分」
賢者「もう?」
魔法使い「・・・」コクリ
賢者「仕方ありません。脱出しましょう」
賢者「いきましょ・・・、戦士?」
戦士「・・・・・・」
賢者「? どうかしましたか?」
戦士「・・・グー、ズゴゴ・・・zzz」
警備兵「!! そこにいるのは誰だっ」
賢者「!! まずっ!!」
魔法使い「おきろカス!!」
戦士「痛い!! あれ?新作のドラゴンキラーは?」
魔法使い「死ね!3回は死ね!!」
賢者「ぬるいですわ。後で地獄、お見せしますね」ニコッ
戦士「えっ?見つかってるやん!!」
魔・賢「 」イラッ
警備兵Aは仲間を呼んだ。
警備兵Bが現れた。
警備兵Cが現れた。
勇者「おいっ、こっちだ!」
賢者「勇者!?あっ、透明だからか!」
勇者たちは逃げ出した。
しかしまわりを囲まれた。
警備兵Dが現れた。
警備兵Eが現れた。
門番兵Bがなぜか現れた。
門番兵B「チョリーっすwww」
勇者「クッ・・・!!」
魔法使い(ウザっ!!!)ゴウッ
魔法使いは我慢できずにベギラゴンを唱えた。
警備兵Dに104のダメージを与えた。
警備兵Eに98のダメージを与えた
門番兵Bに106のダメージを与えた
戦士に110のダメージを与えた。
戦士はしんでしまった。
魔法使い「あっ。・・・まぁいいや」
門番兵B「熱っ!ヤバイまじヤバイっwww死ねるwww」
賢者「っきゃ!!」
勇者「賢者っ!!」
警備兵A「この娘の命が惜しければ、おとなしくせいっ」
勇者「ちっ」
賢者「ごめん・・・!!」
警備兵A「こいつらを牢屋にぶち込んどけ」
警備兵B「はっ」
門番兵B「サーセンwww労災申請したいんすけどwww」
勇者「イテテ、みんな、大丈夫か?」
賢者「わたしは平気。みんなごめんね、ドジ踏んじゃった」グスッ
魔法使い「大丈夫」
勇者「そうか。いや、みんな無事で何よりだ」
賢者「でもこれからわたしたち、どうなっちゃうのかな?」
魔法使い「・・・王様は?」
勇者「大丈夫だ。荷物奪われる寸前、最後の鍵だけ抜き取った。出ようと思えば出れる」
勇者「で、だ。結論から言おう。王様はいたが、アレは王様ではない。別の何かだ」
魔法使い「何か?人間ではなく?」
勇者「おそらく。何らかの方法で成りすましているんだろう」
賢者「そうなんだ。・・・でもなんでわかったの?」
勇者「くしゃみだ」
魔・賢「くしゃみ?」
勇者「あぁ、一見すると王様だ。魔力も感じない。だから外へ出ようとしたんだ」
賢者「・・・・・・」
勇者「扉を開けようとノブに手をかけた瞬間、聞こえたんだ」
魔法使い「・・・・・・」ゴクリッ
勇者「『へっくしょん!! まもの』 と」
賢・魔「・・・・・・」
賢者「えっ?」
魔法使い「えっ?」
勇者「間違いない、奴は魔物だ」キリッ
賢者「 」
勇者「本物の王様は幽閉されているか、あるいは・・・・・・殺されているか」
賢者「いや、えっ?ちょっと待って。それだけ?」
勇者「なにがだ?」
賢者「えっ、根拠。王様が魔物だって根拠、です」
勇者「十分だろう」
賢者(マジだこの人――!!)
???「ごほっ・・・、だれか・・・」
賢者「誰?!戦士?」
勇者「いや、バカはここに転がってる。となり、か?」
賢者「どなたかいらっしゃるんですか?」
???「だ、だれかおるのか・・・?」
勇者「勇者と愉快な仲間たちだ。アナタは?」
???「わしは、サマンオサ王じゃ・・・」
賢者「お、王?王様が、こんなところに・・・!!」
勇者「お待ちください。すぐ参ります」ゴソゴソ
魔法使い「なにしてんの?」
勇者「いや、鍵を出したいんだが、奥に・・・」ゴソゴソ
賢者「もう触れないですね」
魔法使い「汚らわしい」
勇者「おっ、取れた取れた」カチャ、ギィ
魔・賢(今度からアバカムつかお)
王「おぉ、そなたが、えー、ゴホッ、パパスじゃなくてぇ、あー、っと」
勇者「オルテガです」
王「そうじゃった、オルテガの息子か」
勇者「はい。父の跡を追い、魔王を倒すべく旅をしております」
勇者「しかし、なぜ王がこんなところに幽閉されておられるのですか?」
王「一月前にな、寝込みを襲われたのじゃ・・・。奴らは変化の杖を持っておる。」
賢者「そうか、それで・・・」
王「側近の者も殺して成りすまし、グゥ・・・わしは地下に幽閉された」
王「おそらくそのことを、知るものは、城にはほとんどいないだろう」
勇者「・・・わかりました。では、早急に魔物討伐に向かいます」
勇者「とりあえず、一緒にここを脱出しましょう」
王「待てッ」
勇者「?」
王「ウッ・・・事情を知るものは少ない。みなの前で成りすましたわしを始末すれば、
最悪、王殺しの嫌疑をかけられる」
魔法使い「死刑になるかも」
王「うむ、奴らの正体を暴くことが先決じゃ。」
王「ここから南にある洞窟に、ラーの鏡という真実の姿を映す鏡がある」
賢者「それを使えば!」
王「頼んだぞ、勇者と愉快な仲間たちよ」
王「わしはこんな身体じゃ・・・、足手まといになりかねん。おいてゆけ」
勇者「しかし!!」
王「大丈夫じゃ。今は望みができた。何よりわしがでて城を混乱させるわけにもいかん」
勇者「・・・わかりました。すぐ戻ってまいります。それまでは」
王「あぁ、頼んだぞ」
勇者「承りました。みんな、武器は取り返したな?」
賢者「はい、みんなあります」
勇者「よし、・・・ルーラ!」
――――
勇者「ふぅ、疲れた」
賢者「お疲れ様です」
勇者「とりあえず夜も遅い。作戦会議も明日に回して今日は休もう」
魔法使い「さんせい!」
宿屋の主人「お泊りは3名様ですね。360Gになります。」
勇者「ふぅ・・・そうだ。戦士起こさなきゃ」
勇者「んー、教会はちょっともう・・・。賢者にもう一仕事お願いするか」
勇者「・・・」
勇者「・・・」カチャ
勇者「・・・二階だったかな?」トットッ・・・
勇者「・・・?何だ?」
???「・・・ン・・・ヤ・・・ソンナトコ・・・ダメ」
???「ウフフ・・・ソン・・・イッテ、ココハ・・・イヤ・・・ナイワ」ギシッ
???「アッ、ン・・・セツナイ・・オネエ・・・、ハァ、モットヤサシク・・・シテ」
???「カワイ・・・ネ、ホラ、ドウサレタイ・・・・ゴラン?」クチュ
???「イジワ・・・サマ、ホシ・・・オマ・・・ニ、チョウダ・・・ンッ!」
???「アラアラ、ハシタ・・・、ゴホウビ・・タク・・・カワイ・・・ゲルワ♪」
???「コエ・・ガマンデキ・・・アッ!フゥッ!!あんっ!!」ギシギシ
―――――
賢者「ふぅ、明日でいいや」
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あぁ、おはよう。昨夜はお楽しみでしたね」
魔法使い「っ!!」カァ///
賢者「昨夜、も、の間違いですよ~♪」
魔法使い「ちょ!!姉さま!!」
賢者「あらあら、うふふ♪」
勇者「・・・」
勇者「さて、賢者。ちょっとバカを起こしてほしいんだが」
賢者「あら?今日は教会じゃないんですね」
勇者「あぁ、2度は見たくないな」
賢者「? えぇ、わかりました。では・・・・・・ザオラル!」
――なんと、戦士は生き返った!
勇者「おぉ、一発で成功した」
賢者「何度か失敗する案とかも考えたそうなんですけど、めんどくさかったそうです」
魔法使い「・・・なんの話?」
男2人は寂しいのな
戦士「くっ、あー。おはよう」ムクッ
戦士「戦士が戦死しちまったwwwってね!」ドヤ
勇者「じゃあ、準備は昨日のうちに済ましてあるはずだし、そろそろ行くか」
賢者「えぇ、王様の残り体力を考えると、やはり悠長にはできないですし」
魔法使い「・・・」コクリ
戦士「全力で無視!?」
勇者「おい、何してんだバカ。行くぞ」
賢者「コレだから愚図はのろまでイラつきますよね」ニコッ
魔法使い「とっとと歩けカス」
戦士「ヒドイ!!」
賢者「ひどい?」ユラァ
魔法使い(あーあ、怒らせちゃった)
戦士(まっず!!)
賢者「何がひどいの?ねぇ、教えてくれないかな?」
賢者「だいたいね、御礼もないってどういう了見なの?えらいの?んっ?」
戦士「えっ、いや・・・あの・・・すみません」
賢者「いや、すみませんじゃなくて、もっとあるでしょ?わかんない?低脳なの?」
戦士「えっ、あの。生き返らせてくださいましてありがとうございます」
賢者「頭が高い」
戦士「えっ」
賢者「頭が高いっていってるの、この愚図が」
戦士「 」
賢者「はぁ、生き返った第一声が感謝の言葉じゃなくて寒い駄洒落とか萎えるわ、ホント」
戦士「 」
賢者「特に言ってほしかったわけじゃないよ。でもね、礼儀がなってないよね?」
賢者「そこ人としてどう思う?生き返らせてもらって寒いギャグかますのがアナタの礼儀?」
戦士「いえ、違います」
賢者「どう違うの?復活した瞬間、アナタ何て言った?覚えてる?それとももう忘れちゃった?」
戦士「いえ、覚えてますけど・・・」
賢者「けど何?はっきり言いなさいな。なに愚図ってんの。こっちは忙しいんだけど」
戦士「 」
賢者「言えないの?早く言いなさいよ、ほら。アナタのせいで出発遅れてるんだけど」
戦士「いや、ほんとすいません」
賢者「いやもう、すいませんじゃなくて。・・・はぁ、もういいわ」
賢者「で、なにがひどいの?」
戦士「えっ」
賢者「あなた言ったじゃない?もう忘れたの?私たちに向かってひどいって言ったよね?」
戦士「いや、その、軽口といいますか」
賢者「アナタにとってお礼は軽口よりも優先されて、冗談がいちばんなんだ」
賢者「ほんと冗談みたいな思考してるわね」
戦士「えっ、いや」
賢者「なに?違うとでも言いたいの?まさか」
戦士「はい、その、礼儀を欠いてしまったことは深くお詫び申し上げます」
賢者「はじめっからそういう態度をとればいいのよ。まったく」
戦士「はい、すいませんでした」ガクガクブルブル
魔法使い「落ち着いた?」
賢者「えぇ」
魔法使い「良かった」ホゥ
賢者「可愛いわねぇ」チュ
魔法使い「んっ」カァ///
勇者「終わったなら行くぞー。王様死んじまうわー」
勇者「だいぶ奥まで進んだはずなんだが・・・」
賢者「見当たりませんね」
勇者「どっか見落としているかな」
賢者「んー」
魔法使い「・・・敵」
ガメゴンA,Bが現れた!
ガメゴンAの攻撃
戦士に21のダメージを与えた。
ガメゴンBの攻撃
戦士に19のダメージを与えた。
戦士の攻撃
ガメゴンAに61のダメージを与えた。
ガメゴンAの攻撃。
戦士に22のダメージを与えた。
勇者「どこにあるんだろうなぁ?」ザッザ
賢者「んー」ドンドン
戦士「ちょ、手伝っていただけませんかー!!」
勇者「あーでもない」
賢者「こーでもない」
戦士「うああぁぁん!!」ザシュ
戦士の会心の一撃
ガメゴンBに130のダメージ
ガメゴンの群れを倒した。
戦士「うぅ」
勇者「お疲れ」
戦士「あにじゃぁ、もう許してください・・・」
勇者「俺に言うな。賢者に言え」
戦士「兄者が、あいだ取り持ってくださいよぉ・・・」
勇者「ふむ、反省したか?」
戦士「した!!めっちゃしました!!」
勇者「あんまり調子乗るなよ、ったく」
戦士「はい!!肝に銘じます」
勇者「返事だけは立派だな。おーい、賢者」
賢者「はい、何でしょう」
勇者「戦士にベホイミかけてやってくれ・・・って露骨にいやな顔するなよ」
賢者「だって」
勇者「こいつのアホは今に始まったことじゃないだろう」ゴンゴン
勇者「今回はここまでで許してやれ。本人も反省している」
賢者「・・・は~、・・・ベホイミ」シャン
戦士「っありがとうございます!!」
魔法使い「ん、やっぱりここも行き止まりみたい」
勇者「そうか。いったん戻るか?」
賢者「そうですね、そうs
戦士「うわっわわ!!あああぁぁぁ・・・・――――
一同「・・・」
魔法使い「リレミト・・・唱えていい?」
戦士「っぁ、イテテテ」ムクッ
戦士「あー、また怒られるんかなー」
戦士「手、足、動く」グッグッ
戦士「痺れ、傷、ほぼなし」
戦士「ふー、不幸中の災害だな」
戦士「あっ、おおばさみ・・・ちっ、砕けてろよ」
戦士「よっ、と」スタッ
戦士「とりあえず上に戻る・・・いや」
戦士「あまり動き回らないほうがいいか。すれ違ったらイヤだし」
戦士「・・・うー、来てくれるかな」
戦士「・・・・・・」
戦士「いいともー」
戦士「・・・・・・」
戦士「ちょっと、探そう。うん」
勇者「さて、一通りぐるぐる回ったが、ラーの鏡が見当たらない」
賢者「ついでの戦士も見つかりませんでしたね」
賢者「戦士のほうは動き回っているか、あの穴からしか行けないか、どっちかですね」
魔法使い「・・・」
勇者「もし後者なら、あのバカに脱出手段はないな」
魔・賢「あっ」
勇者「王様の命もかかってるからな、あまり変なこと考えるなよ?」
魔・賢「ちっ」
勇者「仕方ない、飛び込むか。二人とも、怪我のないようにな」
魔・賢「了解!」
―――ヒューーン スタッ
戦士「兄者!!来てくれた!!」ブワッ
勇者「まぁ、目的もまだ果たしてないしな」
戦士「ついで!?」
戦士「でもここ、階段らしいものも見当たらなかったから、ほんとに助かりました」
勇者「そうなのか。じゃあとりあえず・・・ん?」
賢者「どうかしました?」
勇者「いや、ちょっと戦士、ケツどけてみろ。立て」
戦士「? はい」スクッ
魔法使い「・・・コレは」
勇者「ラーの鏡・・・か?」
戦士「えっ」
一同「・・・・・・」
賢者「触りたくないなー」
戦士「!!」
魔法使い「なんで気づかないんだカス」
勇者「しょうがない」
戦士「そんな摘むほどイヤですか?」
魔・賢「「うん!」」
戦士「ぐっ・・・」
――勇者は『戦士のケツで暖められたラーの鏡』を手に入れた。
戦士「そのナレもおかしい!」
勇者「よし帰るぞ。魔法使い、頼む」
魔法使い「うん。・・・リレミト」キィ・・ン
賢者「あーん、もう、お風呂に早く入りたい!」
魔法使い「・・・」コクッ
勇者「そうだな、なぜか素直に褒める気にならないが、戦士のおかげで目的も果たせた」
戦士「ちょ」
勇者「今日は休んで、明日の夜に討伐に行こう。それまでは自由にしよう」
賢者「本当ですか?やった」
勇者「あぁ、とりあえず宿屋へ」
宿屋の主人「あぁ、今日は4名様なのですね。480Gになります。」
戦士「あー、俺久しぶりに棺おけじゃなくてベッドだわ」
戦士「兄者。シャワー空きましたよ」ガチャ
勇者「おー」
戦士「なにやってるんで?」
勇者「収支報告とか・・・ふむ」
戦士「懐、寒いんですか?」
勇者「いや、そこまでではないかな。んー風呂入ってくる」
戦士「シャワーで済ませないんですか?」
勇者「考え事するには、風呂が一番だ」
戦士「そうですか。では先に寝ます」
勇者「おー」ガチャ
勇者「・・・」
勇者「・・・んー」ガララ
勇者「ふー、続き・・・まだ書いてないんだよなぁ」チャポン
賢者「うふっ♪」
魔法使い「お姉さま?」
賢者「ちょっと汗かいちゃったね」
魔法使い「えぇ・・・あっ、お風呂お先にどうぞ」
賢者「んー、一緒に入りましょ」
魔法使い「えっ///」
賢者「いや?」
魔法使い「えっ、イヤじゃ、ないです」カァ///
賢者「赤くなっちゃって、なにを期待してるのかしら?」
魔法使い「!! かっ、からかわないで・・・・クダサイ」
賢者「ほら、行きましょう。たっぷり可愛がってアゲル♪」チュッ
魔法使い「あっ・・・おねえさまぁ・・・んっ」クチュ
クチュ・・・チュ・・・プチュ・・・
魔法使い「んっ、チュ・・・ぁ・・・ゴクッ、ハァ・・・ハ・・・ァ、ン」
賢者「ふふっ、もう目がとろんとしてるわよ」
魔法使い「それは・・・おねえさまが・・・・」
賢者「私が・・・なぁに?」
魔法使い「・・・!!知りません!!」
賢者「可愛い♪ さ、行きましょう。夜はこれからよ」
魔法使い「ぁ・・・ハイ」
賢者「おはようございます」
魔法使い「おはよ」
勇者「あー、おはよ・・・ふぁー」
賢者「眠たそうですね。昨夜はよく眠れなかったんですか?」
戦士「あっ、おはよう、みんな」
勇者「んー、ちょっと考え事をな。今日の予定は?」
賢者「私たちは特に予定がありませんので、サマンオサをぶらぶらと」
魔法使い「・・・」コクッ
勇者「そうか・・・、じゃあちょっと商人の町に顔を出してみないか?」
賢者「商人・・・といいますと、スーの村の東にある・・・
魔法使い「ミニハンバーク」
勇者「そう、そこだ。久しぶりに顔を出すのも悪くないかなと。暇だろ?」
賢者「暇・・・といってしまえばそうですけど」
勇者「何だ?気乗りしないのか?」
賢者「わたし、あの人苦手なんですよねー」
勇者「まぁ、無理にとはいわないが」
魔法使い「行く」
賢者「むっ・・・。じゃあ、わたしもいきます」
勇者「お、そうか」
勇者「じゃあ行くか。魔法使い、頼むわ」
魔法使い「ん」
戦士「たまには、俺も会話に混ぜてくんないかな・・・」
魔法使い「いたの?」
戦士「挨拶もしたのに・・・」
勇者「おー、戦士。いたのか」
戦士「ずっと隣にいたのにっ!」
勇者「あー、すまん。で、おま
戦士「扱い軽っ!!」ブワッ
勇者「泣くなよ。ただでさえうざいのに。で、おま
戦士「フォロー大事!」
魔法使い「激しく同意」
戦士「そこーっ!!」ビシィ
勇者「聞けよ」ドゴッ
戦士「ぐふぅ」
勇者「で、昨日素直に褒める気にならないっていったろ?」
戦士「はい、素直に喜べませんでした」ズキズキ
勇者「うむ、だがラーの鏡が見つかったのも事実。おまえが役に立ったのも事実」
勇者「これはご褒美をやるべきかどうか迷ってるんだが」
戦士「!!」
勇者「ほしい?」
戦士「すごく・・・欲しいです・・・」ゴクリ
勇者「まぁ、懐事情も厳しくないし、いつまでもおおばさみって言うのもなんだし」
勇者「新しい武器、買ってやるよ」
戦士「やたーー!!」
賢者「ずるっ」
魔法使い「・・・」ジー
勇者「今のとこ、サマンオサの品揃えが一番いいと思うんだが・・・どうする?」
戦士「んー」
勇者「もしかしたら、商人の町、というくらいだから、そっちの品揃えも悪くないかも知れん」
戦士「おっ、そっか!」
勇者「といっても、立ち上がったばかりだからあまり期待しすぎるなよ」
勇者「とりあえず商人の町行ってみて、なければここで買うか」
戦士「さすが兄者、ちんちん掌握術ってやつを心得ている!」
勇者「・・・いくぞー」
賢者「はぁ・・・」
戦士「あれ?おれ変なこといt
魔法使い「ルーラ」
戦士「舌噛んだっ!!」
勇者「おー、結構発展してるな」
魔法使い「見違えた」
賢者「雑木林に掘建て小屋が嘘みたいですね」
戦士「ふひやはほこかあ?」
魔法使い「ちゃんと喋れ」
???「あっ!勇者さん」
勇者「商人!しばらくだな。元気だったか?」
商人「えぇ、熱なんか出しても倒れてる場合じゃないッス」
勇者「そうか、しかし立派になったな」
商人「いえいえ、まだまだっす。この町はもっと大きくなりますよ!」
勇者「いや、この町もだが、お前も立派だよ」
勇者「ここに連れてくるときなんかすごいわめいてたもんな」
賢者「いやーっ人攫いー!だの、ボクを売るんすねっ!!だの人聞きの悪い」
商人「まぁ、レーべから出たこともない田舎もんだったもんで・・・」
商人「でも見違えたって言うなら、賢者さんもそうッスよねー」
賢者「あぁ?」
魔法使い「素が出てるよ、姉さま」
勇者「ともあれ、元気そうで何よりだ。じーさんは?」
商人「館でお茶してるッス。年が年だけにあまり動き回るのも辛かろうと」
賢者「セクシーPUBはじーさんの趣味だけどね」
魔法使い「一部は元気」
商人「まー、あちらが立てばこちらが立たず・・・みたいな」
商人「あっ、立ち話もなんですから館にお越しください。お茶出しますよ」
勇者「申し出ありがたいんだが、今日は顔見せ程度なんだ。悪いな」
商人「そうなんッスか。残念です」
賢者「アンタとこれ以上顔つき付けたくないしね」
商人「またまたそんなこといって~、いつでも枠空けときますッスよ。PUBの」
賢者「いらんわっ」
戦士「ひょうにんさん、ふきやどこれすか?」
商人「この方は・・・?」
勇者「あー、おまえ連れてくるときこのバカ外したもんな」
魔法使い「でもルイーダで挨拶してた」
商人「・・・・・・テヘ」
戦士「そうですよね、俺のパーソナリティなんて取るに足らないことですよね」
勇者「まぁ、挨拶してたならいいだろ。商人、武器屋どっちだ?」
戦士「えっ、ちょ」
商人「あっ、今日はお客様だったんですね!ありがとうございます」
勇者「いや買い物はついでだ。おまえの顔を久しぶりに見たくなったんでな」
商人「うれしいこといってくれるッスね~。ちょっと勉強させていただくッス」
勇者「ハハッ、それが狙いなんだよ」
商人「あ~、こりゃ一本とられたッス」
賢者「ざまぁ」
魔法使い「クスッ」
戦士「 」ウッ
勇者「おい戦士、早く来い。お前の武器だろう」
戦士「あにじゃ~、一生ついていきますっ!!」ブワッ
勇者「勘弁してくれ」
戦士「!?」
武器屋「いらっしゃい!いいの揃えて・・・おっ、商人さんのツレですか?」
商人「そうッス。勇者さんと愉快な仲間たちです」
賢者「どうも~♪」
商人「外面はいいんスね」ボソッ
賢者「 」イラッ
魔法使い「ねえさま、顔が怖い」
勇者「戦士の武器で、なんかお勧めある?」
武器屋「戦士さんのでしたら~、そうですね・・・、ウォーハンマーなんていかがでしょう?」
戦士「うぇ、はんまー」
勇者「イメージと違うそうです」
戦士「あ、いや、イヤとかじゃないですよ?ただ剣とかがいいなぁ、とか、ね?」
武器屋「剣・・・、うちではあとゾンビキラーしか取り扱ってないですねぇ」
勇者「そうか。しょうがない、ゾンビキラーにするか。いいよな」
戦士「もちろんです! あっ、ついでにおおばさみ売っていいですか?」
商人「ねー、こないだドラゴンキラー仕入れたって言ってたッスよね?出さないの?」
武器屋「!!? ちょ、商人さん!!」
勇者「あるのか?ドラゴンキラー。俺が欲しいくらいなんだが」
武器屋「あぅ・・・あるにはあるんですけど・・・そのー、とっておきでして・・・」
賢者「私たち、世界をまたにかけてるのご存知?」
武器屋「えぇ、勇者様と愉快な仲間たちといえば我々の間では特に有名です」
賢者「そうよね。それだけのこと、してきたつもりよ」
賢者「で、あなた。商売はここでだけ?」
武器屋「えぇ、まぁ。ここで一攫千金を・・・と」
賢者「そうなの。悪い噂、世界中に広まらないと良いわね」
武器屋「・・・!!ちょっ」
賢者「たとえば、勇者に武器を売らない、とか」
賢者「あ、噂には尾ひれ背ひれなんてものがつきものよね♪大変♪」
武器屋「待って、売ります!!ドラゴンキラー、相場の一割引で!!ぜひ買ってください!!」
賢者「毎度あり♪」
勇者「・・・また出たよ」
魔法使い「悪い癖」
戦士「久しぶりに見たなぁ」
商人「やっぱり商人の敵ッス・・・」
武器屋(商人めっ、余計なこと言いやがって・・・!)
勇者「いろいろありがとう」
商人「いえいえ、たいしたお構いもできず申し訳ないッス」
勇者「いや、おかげでいいものが買えた。感謝する」
商人「こちらこそ、今後ともごひいきに♪」
勇者「また顔見せるよ、それまで元気な」
商人「えぇ!バリバリ働くッスよ!!」
勇者「じーさんにもよろしく言っといてくれ、・・・魔法使い、頼むわ」
魔法使い「コクッ・・・ルーラ」
商人「お気をつけて~」
勇者「日の入りまで、少し時間があるな」
賢者「私たち、宿で休んでてもいいですか?」
勇者「あぁ、俺たちも戻る。武器の手入れもあるしな」
戦士「・・・兄者、ドラゴンキラー、どうします?」
勇者「それを宿で話そうっていってるんだ」
戦士「あー」
勇者「とりあえず、宿に行くぞ」
宿屋の主人「お泊りは今日も4名様ですね。480Gになります。」
戦士「なにその、俺がいちゃいけないような言い回し」
魔法使い「ひがいも」
勇者「おい戦士、ちょっとこっち来い」
戦士「兄者、どうしました?」
勇者「お前、これ触ってみろ」
戦士「ドラゴンキラー?いいんですか?」
勇者「触るだけだ。」
戦士「では、お言葉に甘んじて。・・・オフォ」
戦士「いい輝きですねー」サワサワ
勇者「・・・」
戦士「あー、いい・・・イイよ・・・スゴク綺麗だ・・・」ハァハァ
勇者「・・・」
戦士「あぁ、素敵だ。・・・この滑らかな曲線・・・まさに芸術・・・」
戦士「ハァ・・・ハァ・・・、我慢できない・・・ひとつになりてぇ・・・」
勇者「没収」
戦士「な!?ちょ、もうちょっと堪能させてください!!」
勇者「だまれ。お前にドラゴンキラーは危険ということが判明した」
戦士「そんな!?ご褒美・・・ご褒美じゃないんですか!?」
勇者「お前、どのくらいドラゴンキラーに触ってた?」
戦士「え~っと、2分くらいですか?」
勇者「15分だ」
戦士「えっ」
勇者「お前の意識は10分以上とんでんだよ」
戦士「あっ、そういえば15分くらい触ってました、はい」
勇者「はい、じゃねーよ。また暴走してもらっては困る。お前はコレ使え」ポイ
戦士「これって、くさなぎの剣、ですか・・・」
勇者「それなら、お前も一時期使ってたし、狂うこともないだろ」
戦士「人を異常者みたいに」
勇者「十分異常だろ。・・・とにかくドラゴンキラーは俺が使う。いいな」
戦士「うぅ・・・ご褒美・・・俺のご褒美・・・」グス
勇者「ちょいちょい貸してやるよ」
戦士「絶対ですよ!いま約束しましたからね!」
戦士(うッ・・・ドラゴンキラーの初めて・・・欲しかった・・・)
勇者「さて、夜も深くなってきたな」
賢者「戦士にラーの鏡も持たせました」
戦士(そんなに触るのイヤなんだ・・・)
勇者「よし、今度は捕まるわけには行かない。きえさり草あるか?」
賢者「えぇ、まだまだたくさんありますわ♪」
魔法使い(姉さま、やりすぎです・・・)
勇者「今回は全員で寝室に忍び込み、ラーの鏡で正体を暴いた後、魔物を全力でたたく」
勇者「作戦はいたってシンプルだ。あとは誰かさんが足を引っ張らなければオーケー」
賢者「・・・」ジー
魔法使い「・・・」ジー
戦士「・・・・・・っおれ!?」
魔法使い「前科ものが」
賢者「なにを言う」
勇者「寝るなよ。寝たら殺す」
戦士「OK兄者、殺意は確かに受け取った」
勇者「行くぞ」
王?「zzz・・・・zzz・・・」
勇者「よし・・・寝てるな・・・」
戦士「じゃあ、ラーの鏡を」ゴソゴソ
王?「zzz・・・へっくしょん!!まもの・・・zzz」
賢者「ぶはっ、ほ、ほんとに・・・」クスクス
魔法使い「な、なんで・・・誰も・・・プッ」フルフル
勇者「おい静かに・・・!!」
王?「ん・・・?誰だっ!そこにいるのは!?」
勇者「しまった!!おいっ
戦士「ちょ、ちょっと、ふー落ち着け、焦りは更なる失敗を生む」
賢者「余計なこと言ってないで、手を動かせ!!」
???「曲者だー!王の寝室にいるぞ!!」
勇者「ちっ、まだ暴いてないっていうのに・・・!」
勇者「魔法使いはベギラマを!賢者はイオラを!!」
賢・魔「「了解」」
戦士「まだだ、まだあわてるようなじかんじゃない」
勇者「もっとあせろバカっ!!」
警備兵Aが現れた。
警備兵Bが現れた。
警備兵Cが現れた。
勇者「殺すなよっ!足止めで十分だ!!」
賢者「わかってます!!・・・このぉ!!」ドォンドォォ・・・ン
戦士「あっ、あった、あったよー!!」
勇者「うるせぇバカ、さっさとそいつに向けろバカ」
王?「あれは・・・、クソッここまでか」
戦士「そいやっ」
王?「く・・・変化が解ける・・・」ピューィ
王?改め、ボストロールが現れた。
ゴクラクチョウAが現れた
ゴクラクチョウBが現れた
キラーアーマーAが現れた
キラーアーマーBが現れた
警備兵A「なっ、王が・・・魔物?」
ボストロール「ぐふふ、ばれちゃあしょうがねぇ」
ボストロール「目撃者は、みなごろしだぁぁぁぁ!!」
勇者「来るぞ!!」
魔物のむれが襲い掛かってきた!
門番兵B「人手足りないからって呼ばれたけどwww足りなすぎワロタwww」
勇者「賢者と魔法使いは、ゴクラクチョウを!!戦士はキラーアーマーを!!」
勇者「警備兵は魔物が外に出ないよう、出入り口を固めてくれ」
賢者「勇者は!?」
勇者「ほんとは布団にもぐって眠りたいんだけどな」チャキ
ボストロール「おめえの首をぉ、バラモス様にぃ!!」ドゴッ
勇者「一人じゃきついから、早く助けに来てくれ」
ボストロール「ぐぅぅ、ちょこまかとぉ・・・!!」ニタァ
ボストロール「ぐふふ、勇者ぁ、貴様の敗因はぁ、戦力を分断したことだぁ!」
勇者「・・・なに?」
ボストロール「これだぁ」
ボストロールは 変化の杖を使った。
ゴクラクチョウAは賢者に変化した。
ゴクラクチョウBは魔法使いに変化した。
勇者「ちっ、狡い手を・・・」
キラーアーマーAは戦士に変化した
キラーアーマーBは戦士に変化した
ボストロール「ぐははぁ、同士討ちするがいいさぁ!!」
魔法使い?「ねえさま!手を止めて」
賢者?「そんなこといって狙われでもしたら・・・!」
魔法使い?「あたしは本物、アイツが偽者」
賢者?「そんなのわからないじゃない」
戦士?「あ・・・ありのまま 今 起こったことを話すぜ!」
戦士?「魔物をたたいていたと思ったら、いつの間にか相手が俺だった」
戦士?「な、なにを言ってるのかわからねーとは思うが俺もなにをされたのかわからなかった・・・」
戦士?「頭がどうにかなりそうだった・・・」
戦士?「催眠術とか幻影だとか、そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ」
戦士?「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・」
魔法使い「なにその無駄な連携」
勇者「今つっこみ入れた魔法使いが本物です」
ボストロール「なっ!?」
勇者「魔法使い!こっち来いっ」
魔法使い「ん」
偽魔法使い「ちぃっ!!」
勇者「どっちの賢者でもいいや!その偽者を消せ」
賢者?「「・・・メラゾーマ」」ゴォォッ
勇者「ふう、まず一匹」
勇者「次は・・・おっと」
ボストロール「このぉぉ、しねぇぇ!」ブゥン
ボストロール「これ以上ぉ、余計なことされてたまるかぁ!!」ズゥン
勇者「見た目どおり、頭弱いんだな」
ボストロール「殺すぅっ、肉片残らずコロシテヤルゥ!!」ドゴッ
勇者「おっと、じゃあ、次は・・・賢者っ、こっち見ろ!!」
賢者?「?」
賢者?「!!」
勇者「ちゅー」チュ
魔法使い「!? んー!!んー!?」
賢者「わたしの魔法使いちゃんの唇奪うとか、いい度胸してるね・・・」ニコッ
偽賢者「えっうそ、マジ、そんな反応なの!?:
勇者「そっちか。・・・ライデイン!」ドシャァ
偽賢者「ギャァッ・・・」
魔法使い「あぅ」ドサッ
賢者「魔法使いちゃん!!」キッ
勇者「そんな睨むなよ。不可抗力不可抗力」
賢者「今、清めてあげますからね」チュッチュ
警備兵「シュ、シュールな光景だな・・・」
勇者「さて、後は。ぐっ!!」ゴン
勇者「ってー・・・。左目がやられたな・・・賢者!!」
ボストロール「ぐふふぅ、目に見えて動きが鈍くなったぞぉ」
勇者「やかましい、余計なお世話だ。賢者!」
賢者「チュッチュ・・・今お清めに忙しいです」
勇者「えぇい、後にしろ。あいつの足を止めてくれ」
賢者「自分でなさってください」
勇者「できないから頼んでるっつーの」
賢者「ラリホーでも何でも使えばいいじゃないですか」
勇者「ボミオスがいいんだが・・・」
賢者「お清めが済むまで待っててください」チュッチュ
勇者「ちっ・・・、バカのほうも何とかしないt
戦士?「ととのいましたっ!」
戦士?「はいっ」
戦士?「携帯電話とかけまして」
戦士?「将棋の金将とときます!」
戦士?「その心は?」
戦士?「どちらもなることがありません!」
戦士たち「どっ」
勇者「もうまとめて殺っちゃうわ」
勇者は度重なるストレスによって、ギガデインをおぼえた。
戦士たち「「「ぎゃぁーーーーー!!」」」
キラーアーマーAに205のダメージを与えた。
キラーアーマーAを倒した。
キラーアーマーBに213のダメージを与えた。
キラーアーマーBを倒した。
戦士に206のダメージを与えた。
戦士はしんでしまった。
ボストロール「仲間ごと殺すとは・・・おまえ鬼か・・・!!」
勇者「残念なことにな、ルビスさまの祝福を受けてるんですぐ生き返れるんだよ」
勇者「さて、残るはおまえ一匹。お清めとやらも終わったみたいだし」
賢者「戦士、生き返らせますか?」
勇者「ほっとけ」
勇者「さ、消化死合だ。殺るぞ」
魔・賢「「了解」」
ボストロール「ぎゃぁぁぁぁ・・・・」
戦士は死んでることが多いからレベルが上がらずに弱いんだな
>111
弱くはないけど、ちょいちょい殴られてHP削られ、
最後に巻き添えで殺されるっていうパターンが多いです。
たまに一人で戦わされたり戦ったりするから、そこで経験値稼いでます。
一言で言えば、死にキャラ
王様「よくぞ魔物を倒してくれた。感謝する」
勇者「いえ、当然のことをしたまでです。礼には及びません」
王様「その奥ゆかしい態度、勇者の名に恥じぬ振る舞い、見事である」
勇者「光栄です」
王様「あの魔物が持っておった、変化の杖はそなたらにやろう。旅の役に立ててくれ」
勇者「ありがとうございます」
王様「それこそ礼には及ばぬ。また何かあったら城へよれ。歓迎する」
勇者「はっありがとうございます。ひとつだけよろしいですか?」
王様「なんじゃ?」
勇者「はい。アリアハン王に無事の知らせを出していただきたく存じます」
勇者「大変、気をもんでおられましたゆえ」
王様「ふむ、あいわかった。使いを出しておこう」
勇者「ではわたしはこれで、失礼させていただきます」
王様「うむ、誠にご苦労であった」
戦士「へー、コレが変化の杖か」
勇者「うむ、老若男女、さらに魔物やエルフにもなれるみたいだ」
賢者「エルフ?」
勇者「あぁ、城を出る前に片っ端から変化させてみた」
魔法使い「・・・・・・」
勇者「使い手の魔力に反応するみたいでな、イメージどおりの変化をする」
勇者「特に何も考えてなければランダムみたいだな、こんな風に」ボワッ
戦士「ちょっ、急に」
賢者「あら、女の子みたいになった」
魔法使い「しかも若い」
勇者「ふーん、良かったな」
戦士「他人事!?兄者ぁ、これいつ戻るんですか?」
勇者「さぁ?」
戦士「知らんのかい!!」
勇者「城の人たちは、まぁ2,30分で元に戻ってたけどな」
賢者「エルフになれるなら、あの隠れ里に行きませんか?」
勇者「ノアニール地方の?」
賢者「えぇ、あそこのお店、すっごいかわいー指輪があったんですよー♪」
勇者「・・・いいけど、荒らすなよ」
賢者「いやだもう、そんなことしたことないじゃないですかぁ」
勇者「さすがに妖精の女王まで敵に回したくないからな」
賢者「心配性ですねぇ」
勇者「ふぅ・・・いろいろ頭痛の種だよ。まったく
勇者「魔法使い、頼む」
魔法使い「・・・・・・」コクッ
魔法使い「ルーラ」
~サマンオサ編 完 ~
とりあえずここで完結です。
こんな拙い文章を最後まで読んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
もしかしたら後日、ネグロゴンドの洞窟~バラモス城あたりをやるかもしれません。
いやその手前、商人の町~ラーミアまでかな?
わかんないけどそのときまたお付き合いいただけたらと思います。
ありがとうございました。
なんでボスの目の前でチュッチュしてんの?
>118
魔法使いちゃん>>>>(超えられない壁)>>使命=勇者>>商人>戦士 だからです。
大事なことなのです。
乙
スレタイがそういう使い方とは思わなかったwwww
乙
ドラクエやったことないがドラクエスレは面白いのが多いな
乙
面白かったぜ!
- ドラゴンクエスト メタリックモンスターズ ギャラリー はぐれメタル
- スクウェア・エニックス 2007-05-26
- おすすめ平均
- ずしりと可愛い最大幅約7センチ
- 可愛すぎて綺麗過ぎるッ!
- 思わず笑みが出るかわいさ!
- いいよ、これ。 はぐれよ~逃げるなよ!!
- はぐれメタルがあらわれた!。
by G-Tools , 2010/09/16
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この>>1は間違いなく俺と同年代