- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:28:55.36:tMlrUHXaO
―とある廃墟
梓「…うん、ここは?」
梓「憂、ちょっと起きて!」
憂「うぅーん、おはよう梓ちゃん」
憂「あれ?ここどこ?」
梓「わからない…」
?「起きたかな2人とも?」
梓「誰!?」
?「フッフッフッ私の名はジグソウ!」
梓「いや、純だよね」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:29:48.28:tMlrUHXaO
?「なっ!違う!私の名はジグソウだ!」
梓「いやそう言われても…」
?「純じゃないし!」
梓「仮面つけてても声で…」
?「うるさい!ブン殴るぞ!」
梓「モニター越しに言われても…」
憂「ねぇ純ちゃん。仮面から髪はみ出てるよ?」
?「……」
梓「………」
?「……私の名は純ソウだ」
梓(認めた!)
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:30:52.87:tMlrUHXaO
梓「そもそも私達をこんな所に閉じこめて何がしたいの?」
純ソウ「それを今から説明する。」
梓(いまさら口調変えた)
純ソウ「ルールは簡単。そこに斧が2つあるだろう」
憂「あっ、本当だ!気づかなかったよ」
純ソウ「それで殺し合いをしてもらい生き残った方をここから出してやる」
梓「ちょっ!何言ってるの!」
純ソウ「私の言う事は絶対だ!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:32:27.28:tMlrUHXaO
梓「こんな事って…」
憂「純ちゃん…」
純ソウ「なんだ?」
憂「私痛いことするのは嫌だな」
純ソウ「えぇー本当に?じゃあどうしようかな…」
梓「憂にだけあまくない?」
憂「まぁまぁ」
純ソウ「じゃあ今から私の事褒めて」
梓「はぁ?」
純ソウ「それでより私の気分を良くした方の勝ち」
梓「」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:33:31.83:tMlrUHXaO
純ソウ「それじゃあスタート!」
憂「純ちゃん最近ベース上手くなったよね。なんか澪さんに近づいた気がする」
純ソウ「えへへ最近頑張ってるからね///」
憂「あと今日着けてた下着純ちゃんにすごい似合ってたよ!」
梓(今日体育なかったのにどこで見たんだろう)
純ソウ「えへへ///」
純ソウ「梓はないの?」
梓「えっ?」
梓(どうしよう…)
梓(褒められる所が一つもない!)
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:34:26.69:tMlrUHXaO
純ソウ「わくわく」
憂「ドキドキ」
梓(どうしよう凄い期待されてる!)
梓(何か言わないと…)
梓「じゅ、純の!」
憂「純ちゃんの?」
純ソウ「なに?何?」
梓「髪の毛って面白いよね!」
純ソウ「……」
憂「………」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 17:35:29.98:tMlrUHXaO
純ソウ「勝者憂!」
憂「やったー!」
純ソウ「じゃあ憂だけここから出してあげるね」
憂「有難う純ちゃん」
梓「まっ、待って憂!」
バタン!
梓「……」
純ソウ「明日も対戦者連れてくるから」
梓「うん…」
純ソウ「明日は出られるといいね」
梓「うん…」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:29:46.23:tMlrUHXaO
―翌日
純ソウ「梓今日の対戦相手だ」
唯「あっ!あずにゃんだ!」
梓「唯先輩!なんでここに!?」
唯「わからないけどいつの間にかここで寝てたの~」
梓(唯先輩らしい)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:31:05.68:tMlrUHXaO
純ソウ「お目覚めかな?私の名ジグソ」
唯「あっ、純ちゃんだ!やっほ~」
梓(早速ばれてる)
純ソウ「早速だがルールを説明しよう。そこに斧があるだろうその斧で」
唯「あっ!そうだ純ちゃん!」
純ソウ「……」
梓(さすが唯先輩…話しを聞いてない……)
純ソウ「何だ?」
唯「今何時?」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:31:59.48:tMlrUHXaO
純ソウ「今ですか?今は夜の7時30分です」
梓(あっ、口調直した)
唯「えぇー!それはやばいよ!」
梓「どうかしたんですか?」
唯「憂に怒られちゃう!」
梓・純ソウ「はっ?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:33:27.70:tMlrUHXaO
唯「純ちゃん!私の携帯ある?」
純ソウ「ありますけど」
唯「ちょっと見てみて!」
純ソウ「わかりました」
着信375件
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:35:06.42:tMlrUHXaO
純ソウ「う、憂から375件着信あります…」
梓「怖っ!」
唯「やばい!早く帰らないと!」
純ソウ「でも勝負が…」
唯「純ちゃんは憂の恐さを知らないからそんな事言えるんだよ!いい?憂はね…」
純ソウ「あっ、すみませんメールです」
from 憂
sub お姉ちゃん
本文
お姉ちゃんまだ帰ってきてないんだけど純ちゃん何か知らない?
もし昨日のくだらないゲームに巻き込んでたら私
純ちゃんの事殺しちゃうかも?
純ソウ「勝者唯先輩!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 18:35:57.30:tMlrUHXaO
梓「なっ!」
唯「ごめんねあずにゃん!有難うね純ちゃん!」
純ソウ「はい!早くお帰り下さい!私は何の関係もないことを憂にお伝えください!」
唯「わかったよ!」
梓「……」
純ソウ「今回はごめんね」
梓「うん…」
純ソウ「私も命は惜しいからさ」
梓「……うん」
純ソウ「……」
梓「ねぇ、純」
純ソウ「何?」
梓「私いつになったら出られるの?」
純ソウ「……また明日頑張ろう」
梓「うん……」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:10:12.96:tMlrUHXaO
――翌日
梓「……うぅーん」
澪「あっ、起きたか梓!」
梓「み、澪先輩!」
澪「いったいここはどこなんだ…」
梓(憧れの澪先輩まで…純は何を考えてるの?)
純ソウ「お目覚めかな2人とも」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:11:03.92:tMlrUHXaO
澪「おっ、お前は!」
純ソウ「私の名はジグソウ」
澪「ジグソウだと!?」
梓(あっ澪先輩ノッてくれてる。やっぱり優しいな)
澪「そのふざけた仮面を取って顔を見せろ!」
純ソウ「それはできないお願いだな」
梓(純もノリノリだなぁ…)
梓「で、今日は何をすればいいの純?」
澪「梓?何を言ってるんだ?どこに鈴木さんがいるんだ?」
梓「えっ?(本当に気づいてない?)」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:11:47.29:tMlrUHXaO
純ソウ「そうだなそろそろゲームの説明をしようか」
澪「ゲームだと!?」
純ソウ「そう。そこに斧が2つあるだろう」
澪「あれか」
純ソウ「あの斧で殺し合いをしてもらい勝った方がここから出られるという単純なゲームだ」
澪「なっ!そんな事できる訳ないだろ!」
純ソウ「そんな事を言われても困る。周りを見てみろ。壁中に血がついているだろ?それは今までここで戦った者達のものなのだ」
梓(思いっきりペンキだ…)
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:12:41.73:tMlrUHXaO
澪「ヒイッ!」
純ソウ「それではスタートだ!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
純ソウ「……」
梓(これはチャンス!ここで澪先輩をちょっと脅したら澪先輩は降参するに違いない!)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:14:13.51:tMlrUHXaO
梓「さぁ!かかってくるです澪先輩!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「こないならこっちから行くです!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「降参するなら今のうちですよ!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
純ソウ「………」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:15:00.85:tMlrUHXaO
梓「あの、澪先輩…」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「ちょっと話しを聞いて」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
梓「……純、私の負けでいいよ」
純ソウ「……分かった」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:16:10.53:tMlrUHXaO
純ソウ「ほら澪先輩今帰してあげますから泣かないで下さい」
澪「ウェッ…ヒグッ…」
梓「大丈夫ですよ!もう終わりましたから!」
澪「うん…2人とも有難うな」
梓・純ソウ(萌え萌えキュン!)
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:17:52.35:tMlrUHXaO
梓「純!」
純ソウ「な、何!?」
梓「私頑張るよ!次は抜け出せるように頑張るよ!」
純ソウ「梓…そうだよ!その粋だよ!」
梓「うん!」
2人に変な絆が生まれた瞬間であった
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:20:29.46:l94hPXVM0
なんだこれwwwwwwwwww
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 19:59:44.89:tMlrUHXaO
―――翌日
純ソウ「さぁ梓!今日も張り切っていこう!」
梓「うん!今日の相手は?」
純ソウ「あそこで寝っ転がってる人よ!」
梓「律先輩か…」
純ソウ「勝てそう?」
梓「余裕よ!」
律「グーグー」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:01:15.34:tMlrUHXaO
純ソウ「……」
律「グーグー」
梓「……」
律「グースピー」
純ソウ「いつまで寝るんだろう」
梓「さぁ?」
純ソウ「ちょっと起こして」
梓「律先輩!ちょっと律先輩!」
律「うぅーん…」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:02:25.37:tMlrUHXaO
律「何?」
梓「あっ、起きた」
純ソウ「お目覚めかな2人とも?」
律「……」
純ソウ「私の名はジグソウ。早速だが君らに一つゲームをしてもらう」
律「梓。お前の友達大丈夫か?」
梓「たぶんダメだと思います」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:03:32.86:tMlrUHXaO
梓「すみませんがちょっとの間付き合ってもらえませんか」
梓(まぁ、律先輩はこれからずっと付き合ってもらいますけどねプッ!)
律「梓がそこまで言うなら…」
律「で、私らは何をすればいいんだ?」
純ソウ「それではこれからゲームのルールを説明しよう」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:04:26.08:tMlrUHXaO
純ソウ「そこに斧が2つあるだろう。それで戦ってもらい勝った方がここから出られるというルールだ」
律「どうやれば勝ちなの?」
純ソウ「相手を殺すか降参させるかだ」
律「なるほど。それで負けた方はここから出られないと」
純ソウ「そういう事だ」
律「ならこの勝負私の勝ちだな」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:05:53.67:tMlrUHXaO
梓「な、何でですか!」
律「答えは簡単私が澪の親友だからさ」
梓「ど、どういう意味ですか?」
律「澪は私の親友で私がいなくなったら生きていけない。それくらい私に依存している。そんな澪が私が急に行方不明になったら澪はまともな人生を歩んでいけるだろうか?いいやできない。廃人同然の人生を歩むだろうさ」
梓・純ソウ(無駄に説得力あるーー!!!)
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:06:53.63:tMlrUHXaO
梓「で、でもそれが何で勝った事になるんですか!」
律「鈴木さんだったかな?彼女が澪のファンだからさ!」
純ソウ「!」
律「澪のファンである以上澪の悲しむ顔をみたくはないはず!ましてや廃人同然の澪なんか見た日には罪悪感で鈴木さん自身が生きていけないだろう!」
梓(相変わらず口だけは達者だな……でもそれくらいじゃ純は揺るがな)
純ソウ「勝者律先輩!」
梓「」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 20:07:43.72:tMlrUHXaO
律「それじゃあお先に失礼♪なかなか楽しかったわよん♪」
梓「」
純ソウ「お疲れ様でした!澪先輩によろしく伝えておいてください!」
梓「」
律「はいはーい!」
梓「…純」
純ソウ「……ごめん」
梓「いいよ……」
この日2人の間に妙な亀裂が入った
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:18:31.68:tMlrUHXaO
―――――翌日
梓「……今日の相手は?」
純ソウ「琴吹先輩」
梓「そっか…」
純ソウ(うっ、まだ怒ってる)
純ソウ「大丈夫だよ!あんなお嬢様一人じゃ何もできないよ!」
梓「いや、恐らくけいおん部で1番怖いのはむぎ先輩だよ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:20:17.05:tMlrUHXaO
紬「うぅーん…」
純ソウ「あっ、起きた!じゃあ頑張ってね!」
梓(この人が1番怖い…そして何より…)
紬「あら?梓ちゃん?」
梓「あっ、おはようございますむぎ先輩!」
紬「おはよう」
梓「……」
紬「……」
梓「……」
紬「……」
梓(2人になると気まずい!)
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:21:18.55:tMlrUHXaO
純ソウ「2人ともお目覚めかな?」
紬「あら?あなたは?」
純ソウ「私の名はジグソウ。君達には今からゲームをしてもらう」
紬「ゲーム?」
純ソウ「そう。今からゲームをしてもらい勝った方だけここから出る事ができる」
紬「そのゲームっていうのは?」
純ソウ「殺し合いだ」
紬「殺し合い!?」
梓(2人ともノリノリだなぁ)
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:22:59.67:tMlrUHXaO
純ソウ「そう。そこにある斧を使って殺しあってもらう」
紬「そんなのおかしいわ!」
梓「えっ?」
紬「なぜ私達が争わなければならないの?」
梓「……」
梓「純。むぎ先輩の言うとおりだよ。こんなの止めよう」
紬「純?えっ?純ちゃんなの?どうしよう!」
梓(この人も気づいてなかったーー!)
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:23:51.84:tMlrUHXaO
純ソウ「そうだよね…」
純ソウ「分かった!ルールを変えるよ!」
梓「純!よく言ってくれた!」
紬「あの~、お取り込み中の所悪いんだけど~」
梓「どうかしたんですか?」
紬「私てっきり誘拐されたと思ってね~」
梓「はい?」
紬「非常用ボタン押しちゃったの~」
梓・純ソウ「……」
紬「ニコニコ」
梓・純ソウ「えぇーー!!」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:24:45.64:tMlrUHXaO
梓・純ソウ「すみませんすみません」
紬「こちらこそごめんねぇ~」
純ソウ「SPの方々に多大なる迷惑をおかけしてしまって本当にすみませんでした」
梓(純涙ぐんでる…)
紬「そういえば私って帰っていいのかしら?」
純ソウ「はい。早く帰って無事な姿をご両親に見せてあげて下さい!」
紬「それじゃあバイバーイ!楽しかったわー!」
純ソウ「……こんなんじゃ諦めないからね!」
梓(うわっ!まだやる気なんだ…)
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:48:08.80:tMlrUHXaO
―――――翌日
純ソウ「梓に悲しいお知らせがあります」
梓「…何よ」
純ソウ「とうとうけいおん部に対戦者がいなくなってしまいました」
梓「……そうだね」
純ソウ「梓が弱いから」
梓「純がビビって帰しちゃうからでしょ」
純ソウ「いやーみんな強敵揃いでした」
梓「ちょっと聞いてるの!」
純ソウ「という事で今日はけいおん部以外の人が相手です」
梓「えっ?」
梓「あ、あれって!?」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:49:18.09:tMlrUHXaO
梓「真鍋先輩!」
和「あら、あなたは…」
梓「中野です!中野梓です!」
和「そうそう。けいおん部の」
純ソウ「2人とも涙の対面は終わったかな?」
梓(別に…)
和(泣いてないんだけど…)
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:50:21.01:tMlrUHXaO
和「ところであなたは…」
純ソウ「おっと申し遅れました。和はジグソウ。このゲームの支払い人です」
和「鈴木さんよね」
梓・純ソウ「!」
和「私は生徒会長よ。たとえあなたがモブキャラでも私は生徒の一人一人を覚えているわ」
純ソウ(何気にひどい…)
梓(忘れられてた私は何なの!)
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:51:09.87:tMlrUHXaO
和「それで私達をこんな所に閉じ込めてどうするつもり?」
純ソウ「そうだった。今から2人にはそこの斧を使って殺し合いをしてもらいます」
和「そうなんだ。じゃあ私生徒会行くね」
梓・純ソウ「えっ?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:51:52.13:tMlrUHXaO
純ソウ「いやいや、その扉は頑丈ですからどうやっても開きませんよ?」
和「私は生徒会長よ?このくらい攻略できないでどうするの」
梓(関係あるのかな?)
和「これくらいの鍵ヘアピンがあればすぐ攻略」
ガチャ
和「ね?」
梓・純ソウ「」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:52:42.39:tMlrUHXaO
純ソウ「梓が悪いんじゃないよ」
梓「」
純ソウ「生徒会長さんが凄かったんだよ」
梓「」
純ソウ「明日は梓でも勝てそうな相手を連れてくるから」
梓「うん…」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 21:53:26.66:3QtrPpkU0
ここまで来ると二人とも不憫すぐるwww
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:15:50.37:tMlrUHXaO
―――――――翌日
純ソウ「今日は梓でも勝てる相手を用意したよ」
梓「はいはい。で、今日は誰なの?」
純ソウ「あれだ!」
梓「あれ?」
梓「ってさわ子先生!」
純ソウ「これなら梓でも勝てる!」
梓(先生を連れてくるなんて…純!あなたはどこまでアホなの!)
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:17:09.64:tMlrUHXaO
純ソウ「このくらいの相手なら勝てるよね?」
梓「このくらいって…」
純ソウ「私はどうしても梓に勝ってほしいんだよ」
梓「純。そこまで私の事を…」
梓(ってよく考えたら純のせいでこんな事になったんだよね)
さわ子「あなた達!」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:19:03.55:tMlrUHXaO
梓・純ソウ「!」
さわ子「さっきから聞いてればこれくらいとかこの程度とか…私をいったい何だと思ってるの!」
さわ子「そこのあなた!」
純ソウ「は、はい!」
さわ子「あなた確か梓ちゃんと同じクラスの鈴木さんよね?」
純ソウ「そうですけど…」
梓(あっさり認めた!)
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:20:48.19:tMlrUHXaO
さわ子「あなた成績あんまり良くないのに何やってるの!」
純ソウ「……」
さわ子「こんな事して内申悪くしたいの?」
純ソウ「そんな事滅相もないです…」
さわ子「だったらさっさと帰って勉強しなさい!」
純ソウ「はい…」
梓(純怒られてる…プッ!)
さわ子「あなたもよ!中野さん!」
梓「えっ?」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:21:29.94:tMlrUHXaO
さわ子「もう少しで期末試験なのよ?分かってるの?」
梓「はい…」
さわ子「分かってるのにこんな所で遊んでないでさっさと帰って勉強しなさい!」
梓「はい…」
さわ子「さっさとこの扉開けてちょうだい!」
純ソウ「はい…グスッ」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:23:28.41:tMlrUHXaO
純ソウ「グスッ」
梓「ヒグッ」
純ソウ「明日は梓でも絶対勝てる相手連れてくるから…ヒグッ」
梓(いいから早く出してよ…グスッ)
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:24:16.82:tMlrUHXaO
――翌日
梓「……」
梓「純…これはどういう事…」
純ソウ「梓でも絶対勝てる相手を連れてきたよ」
梓「これがその相手なの?」
純ソウ「うん」
あずにゃん2号「ニャーン!」
梓「落ちるところまで落ちたな私」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:25:24.41:tMlrUHXaO
これで終わりです
皆さまお疲れ様でした
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:26:48.78:AqUXV+8TO
乙!!
いいオチだったww
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 22:27:57.31:sTJqmLMHP
おつ
楽しめたw
?「なっ!違う!私の名はジグソウだ!」
梓「いやそう言われても…」
?「純じゃないし!」
梓「仮面つけてても声で…」
?「うるさい!ブン殴るぞ!」
梓「モニター越しに言われても…」
憂「ねぇ純ちゃん。仮面から髪はみ出てるよ?」
?「……」
梓「………」
?「……私の名は純ソウだ」
梓(認めた!)
梓「そもそも私達をこんな所に閉じこめて何がしたいの?」
純ソウ「それを今から説明する。」
梓(いまさら口調変えた)
純ソウ「ルールは簡単。そこに斧が2つあるだろう」
憂「あっ、本当だ!気づかなかったよ」
純ソウ「それで殺し合いをしてもらい生き残った方をここから出してやる」
梓「ちょっ!何言ってるの!」
純ソウ「私の言う事は絶対だ!」
梓「こんな事って…」
憂「純ちゃん…」
純ソウ「なんだ?」
憂「私痛いことするのは嫌だな」
純ソウ「えぇー本当に?じゃあどうしようかな…」
梓「憂にだけあまくない?」
憂「まぁまぁ」
純ソウ「じゃあ今から私の事褒めて」
梓「はぁ?」
純ソウ「それでより私の気分を良くした方の勝ち」
梓「」
純ソウ「それじゃあスタート!」
憂「純ちゃん最近ベース上手くなったよね。なんか澪さんに近づいた気がする」
純ソウ「えへへ最近頑張ってるからね///」
憂「あと今日着けてた下着純ちゃんにすごい似合ってたよ!」
梓(今日体育なかったのにどこで見たんだろう)
純ソウ「えへへ///」
純ソウ「梓はないの?」
梓「えっ?」
梓(どうしよう…)
梓(褒められる所が一つもない!)
純ソウ「わくわく」
憂「ドキドキ」
梓(どうしよう凄い期待されてる!)
梓(何か言わないと…)
梓「じゅ、純の!」
憂「純ちゃんの?」
純ソウ「なに?何?」
梓「髪の毛って面白いよね!」
純ソウ「……」
憂「………」
純ソウ「勝者憂!」
憂「やったー!」
純ソウ「じゃあ憂だけここから出してあげるね」
憂「有難う純ちゃん」
梓「まっ、待って憂!」
バタン!
梓「……」
純ソウ「明日も対戦者連れてくるから」
梓「うん…」
純ソウ「明日は出られるといいね」
梓「うん…」
―翌日
純ソウ「梓今日の対戦相手だ」
唯「あっ!あずにゃんだ!」
梓「唯先輩!なんでここに!?」
唯「わからないけどいつの間にかここで寝てたの~」
梓(唯先輩らしい)
純ソウ「お目覚めかな?私の名ジグソ」
唯「あっ、純ちゃんだ!やっほ~」
梓(早速ばれてる)
純ソウ「早速だがルールを説明しよう。そこに斧があるだろうその斧で」
唯「あっ!そうだ純ちゃん!」
純ソウ「……」
梓(さすが唯先輩…話しを聞いてない……)
純ソウ「何だ?」
唯「今何時?」
純ソウ「今ですか?今は夜の7時30分です」
梓(あっ、口調直した)
唯「えぇー!それはやばいよ!」
梓「どうかしたんですか?」
唯「憂に怒られちゃう!」
梓・純ソウ「はっ?」
唯「純ちゃん!私の携帯ある?」
純ソウ「ありますけど」
唯「ちょっと見てみて!」
純ソウ「わかりました」
着信375件
純ソウ「う、憂から375件着信あります…」
梓「怖っ!」
唯「やばい!早く帰らないと!」
純ソウ「でも勝負が…」
唯「純ちゃんは憂の恐さを知らないからそんな事言えるんだよ!いい?憂はね…」
純ソウ「あっ、すみませんメールです」
from 憂
sub お姉ちゃん
本文
お姉ちゃんまだ帰ってきてないんだけど純ちゃん何か知らない?
もし昨日のくだらないゲームに巻き込んでたら私
純ちゃんの事殺しちゃうかも?
純ソウ「勝者唯先輩!」
梓「なっ!」
唯「ごめんねあずにゃん!有難うね純ちゃん!」
純ソウ「はい!早くお帰り下さい!私は何の関係もないことを憂にお伝えください!」
唯「わかったよ!」
梓「……」
純ソウ「今回はごめんね」
梓「うん…」
純ソウ「私も命は惜しいからさ」
梓「……うん」
純ソウ「……」
梓「ねぇ、純」
純ソウ「何?」
梓「私いつになったら出られるの?」
純ソウ「……また明日頑張ろう」
梓「うん……」
――翌日
梓「……うぅーん」
澪「あっ、起きたか梓!」
梓「み、澪先輩!」
澪「いったいここはどこなんだ…」
梓(憧れの澪先輩まで…純は何を考えてるの?)
純ソウ「お目覚めかな2人とも」
澪「おっ、お前は!」
純ソウ「私の名はジグソウ」
澪「ジグソウだと!?」
梓(あっ澪先輩ノッてくれてる。やっぱり優しいな)
澪「そのふざけた仮面を取って顔を見せろ!」
純ソウ「それはできないお願いだな」
梓(純もノリノリだなぁ…)
梓「で、今日は何をすればいいの純?」
澪「梓?何を言ってるんだ?どこに鈴木さんがいるんだ?」
梓「えっ?(本当に気づいてない?)」
純ソウ「そうだなそろそろゲームの説明をしようか」
澪「ゲームだと!?」
純ソウ「そう。そこに斧が2つあるだろう」
澪「あれか」
純ソウ「あの斧で殺し合いをしてもらい勝った方がここから出られるという単純なゲームだ」
澪「なっ!そんな事できる訳ないだろ!」
純ソウ「そんな事を言われても困る。周りを見てみろ。壁中に血がついているだろ?それは今までここで戦った者達のものなのだ」
梓(思いっきりペンキだ…)
澪「ヒイッ!」
純ソウ「それではスタートだ!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
純ソウ「……」
梓(これはチャンス!ここで澪先輩をちょっと脅したら澪先輩は降参するに違いない!)
梓「さぁ!かかってくるです澪先輩!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「こないならこっちから行くです!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「降参するなら今のうちですよ!」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
純ソウ「………」
梓「あの、澪先輩…」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「ちょっと話しを聞いて」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
梓「……」
梓「……純、私の負けでいいよ」
純ソウ「……分かった」
純ソウ「ほら澪先輩今帰してあげますから泣かないで下さい」
澪「ウェッ…ヒグッ…」
梓「大丈夫ですよ!もう終わりましたから!」
澪「うん…2人とも有難うな」
梓・純ソウ(萌え萌えキュン!)
梓「純!」
純ソウ「な、何!?」
梓「私頑張るよ!次は抜け出せるように頑張るよ!」
純ソウ「梓…そうだよ!その粋だよ!」
梓「うん!」
2人に変な絆が生まれた瞬間であった
なんだこれwwwwwwwwww
―――翌日
純ソウ「さぁ梓!今日も張り切っていこう!」
梓「うん!今日の相手は?」
純ソウ「あそこで寝っ転がってる人よ!」
梓「律先輩か…」
純ソウ「勝てそう?」
梓「余裕よ!」
律「グーグー」
純ソウ「……」
律「グーグー」
梓「……」
律「グースピー」
純ソウ「いつまで寝るんだろう」
梓「さぁ?」
純ソウ「ちょっと起こして」
梓「律先輩!ちょっと律先輩!」
律「うぅーん…」
律「何?」
梓「あっ、起きた」
純ソウ「お目覚めかな2人とも?」
律「……」
純ソウ「私の名はジグソウ。早速だが君らに一つゲームをしてもらう」
律「梓。お前の友達大丈夫か?」
梓「たぶんダメだと思います」
梓「すみませんがちょっとの間付き合ってもらえませんか」
梓(まぁ、律先輩はこれからずっと付き合ってもらいますけどねプッ!)
律「梓がそこまで言うなら…」
律「で、私らは何をすればいいんだ?」
純ソウ「それではこれからゲームのルールを説明しよう」
純ソウ「そこに斧が2つあるだろう。それで戦ってもらい勝った方がここから出られるというルールだ」
律「どうやれば勝ちなの?」
純ソウ「相手を殺すか降参させるかだ」
律「なるほど。それで負けた方はここから出られないと」
純ソウ「そういう事だ」
律「ならこの勝負私の勝ちだな」
梓「な、何でですか!」
律「答えは簡単私が澪の親友だからさ」
梓「ど、どういう意味ですか?」
律「澪は私の親友で私がいなくなったら生きていけない。それくらい私に依存している。そんな澪が私が急に行方不明になったら澪はまともな人生を歩んでいけるだろうか?いいやできない。廃人同然の人生を歩むだろうさ」
梓・純ソウ(無駄に説得力あるーー!!!)
梓「で、でもそれが何で勝った事になるんですか!」
律「鈴木さんだったかな?彼女が澪のファンだからさ!」
純ソウ「!」
律「澪のファンである以上澪の悲しむ顔をみたくはないはず!ましてや廃人同然の澪なんか見た日には罪悪感で鈴木さん自身が生きていけないだろう!」
梓(相変わらず口だけは達者だな……でもそれくらいじゃ純は揺るがな)
純ソウ「勝者律先輩!」
梓「」
律「それじゃあお先に失礼♪なかなか楽しかったわよん♪」
梓「」
純ソウ「お疲れ様でした!澪先輩によろしく伝えておいてください!」
梓「」
律「はいはーい!」
梓「…純」
純ソウ「……ごめん」
梓「いいよ……」
この日2人の間に妙な亀裂が入った
―――――翌日
梓「……今日の相手は?」
純ソウ「琴吹先輩」
梓「そっか…」
純ソウ(うっ、まだ怒ってる)
純ソウ「大丈夫だよ!あんなお嬢様一人じゃ何もできないよ!」
梓「いや、恐らくけいおん部で1番怖いのはむぎ先輩だよ」
紬「うぅーん…」
純ソウ「あっ、起きた!じゃあ頑張ってね!」
梓(この人が1番怖い…そして何より…)
紬「あら?梓ちゃん?」
梓「あっ、おはようございますむぎ先輩!」
紬「おはよう」
梓「……」
紬「……」
梓「……」
紬「……」
梓(2人になると気まずい!)
純ソウ「2人ともお目覚めかな?」
紬「あら?あなたは?」
純ソウ「私の名はジグソウ。君達には今からゲームをしてもらう」
紬「ゲーム?」
純ソウ「そう。今からゲームをしてもらい勝った方だけここから出る事ができる」
紬「そのゲームっていうのは?」
純ソウ「殺し合いだ」
紬「殺し合い!?」
梓(2人ともノリノリだなぁ)
純ソウ「そう。そこにある斧を使って殺しあってもらう」
紬「そんなのおかしいわ!」
梓「えっ?」
紬「なぜ私達が争わなければならないの?」
梓「……」
梓「純。むぎ先輩の言うとおりだよ。こんなの止めよう」
紬「純?えっ?純ちゃんなの?どうしよう!」
梓(この人も気づいてなかったーー!)
純ソウ「そうだよね…」
純ソウ「分かった!ルールを変えるよ!」
梓「純!よく言ってくれた!」
紬「あの~、お取り込み中の所悪いんだけど~」
梓「どうかしたんですか?」
紬「私てっきり誘拐されたと思ってね~」
梓「はい?」
紬「非常用ボタン押しちゃったの~」
梓・純ソウ「……」
紬「ニコニコ」
梓・純ソウ「えぇーー!!」
梓・純ソウ「すみませんすみません」
紬「こちらこそごめんねぇ~」
純ソウ「SPの方々に多大なる迷惑をおかけしてしまって本当にすみませんでした」
梓(純涙ぐんでる…)
紬「そういえば私って帰っていいのかしら?」
純ソウ「はい。早く帰って無事な姿をご両親に見せてあげて下さい!」
紬「それじゃあバイバーイ!楽しかったわー!」
純ソウ「……こんなんじゃ諦めないからね!」
梓(うわっ!まだやる気なんだ…)
―――――翌日
純ソウ「梓に悲しいお知らせがあります」
梓「…何よ」
純ソウ「とうとうけいおん部に対戦者がいなくなってしまいました」
梓「……そうだね」
純ソウ「梓が弱いから」
梓「純がビビって帰しちゃうからでしょ」
純ソウ「いやーみんな強敵揃いでした」
梓「ちょっと聞いてるの!」
純ソウ「という事で今日はけいおん部以外の人が相手です」
梓「えっ?」
梓「あ、あれって!?」
梓「真鍋先輩!」
和「あら、あなたは…」
梓「中野です!中野梓です!」
和「そうそう。けいおん部の」
純ソウ「2人とも涙の対面は終わったかな?」
梓(別に…)
和(泣いてないんだけど…)
和「ところであなたは…」
純ソウ「おっと申し遅れました。和はジグソウ。このゲームの支払い人です」
和「鈴木さんよね」
梓・純ソウ「!」
和「私は生徒会長よ。たとえあなたがモブキャラでも私は生徒の一人一人を覚えているわ」
純ソウ(何気にひどい…)
梓(忘れられてた私は何なの!)
和「それで私達をこんな所に閉じ込めてどうするつもり?」
純ソウ「そうだった。今から2人にはそこの斧を使って殺し合いをしてもらいます」
和「そうなんだ。じゃあ私生徒会行くね」
梓・純ソウ「えっ?」
純ソウ「いやいや、その扉は頑丈ですからどうやっても開きませんよ?」
和「私は生徒会長よ?このくらい攻略できないでどうするの」
梓(関係あるのかな?)
和「これくらいの鍵ヘアピンがあればすぐ攻略」
ガチャ
和「ね?」
梓・純ソウ「」
純ソウ「梓が悪いんじゃないよ」
梓「」
純ソウ「生徒会長さんが凄かったんだよ」
梓「」
純ソウ「明日は梓でも勝てそうな相手を連れてくるから」
梓「うん…」
ここまで来ると二人とも不憫すぐるwww
―――――――翌日
純ソウ「今日は梓でも勝てる相手を用意したよ」
梓「はいはい。で、今日は誰なの?」
純ソウ「あれだ!」
梓「あれ?」
梓「ってさわ子先生!」
純ソウ「これなら梓でも勝てる!」
梓(先生を連れてくるなんて…純!あなたはどこまでアホなの!)
純ソウ「このくらいの相手なら勝てるよね?」
梓「このくらいって…」
純ソウ「私はどうしても梓に勝ってほしいんだよ」
梓「純。そこまで私の事を…」
梓(ってよく考えたら純のせいでこんな事になったんだよね)
さわ子「あなた達!」
梓・純ソウ「!」
さわ子「さっきから聞いてればこれくらいとかこの程度とか…私をいったい何だと思ってるの!」
さわ子「そこのあなた!」
純ソウ「は、はい!」
さわ子「あなた確か梓ちゃんと同じクラスの鈴木さんよね?」
純ソウ「そうですけど…」
梓(あっさり認めた!)
さわ子「あなた成績あんまり良くないのに何やってるの!」
純ソウ「……」
さわ子「こんな事して内申悪くしたいの?」
純ソウ「そんな事滅相もないです…」
さわ子「だったらさっさと帰って勉強しなさい!」
純ソウ「はい…」
梓(純怒られてる…プッ!)
さわ子「あなたもよ!中野さん!」
梓「えっ?」
さわ子「もう少しで期末試験なのよ?分かってるの?」
梓「はい…」
さわ子「分かってるのにこんな所で遊んでないでさっさと帰って勉強しなさい!」
梓「はい…」
さわ子「さっさとこの扉開けてちょうだい!」
純ソウ「はい…グスッ」
純ソウ「グスッ」
梓「ヒグッ」
純ソウ「明日は梓でも絶対勝てる相手連れてくるから…ヒグッ」
梓(いいから早く出してよ…グスッ)
――翌日
梓「……」
梓「純…これはどういう事…」
純ソウ「梓でも絶対勝てる相手を連れてきたよ」
梓「これがその相手なの?」
純ソウ「うん」
あずにゃん2号「ニャーン!」
梓「落ちるところまで落ちたな私」
これで終わりです
皆さまお疲れ様でした
乙!!
いいオチだったww
おつ
楽しめたw
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