1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 20:56:01.20:2CnABQIrO
ハルヒ「キョンとあの佐々木さんって人、仲良かったってホントなのかしら?」
古泉「彼の中学時代の同級生によれば、結構仲良く見えたそうですよ」
みくる「あっ、わたしも聞いたことあります!
付き合ってったんじゃないか、って周りには思われてたらしいですね」
長門「……!」ガタッ!
ハルヒ「その話……ホント………なの?」
みくる「えっ……?」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:00:00.80:2CnABQIrO
みくる「えええええっと、キョンくんから直接聞いた話ではないので、
た…ただの噂かもしれませんね……」
古泉「ま…まぁ、思春期真っ只中の頃ですから、
勘違いとか、周りのやっかみの可能性も……」
長門「火の無いところに煙は立たぬ……」
ハルヒ「……!!」
古泉「ちょっと!」
みくる「長門さん!」
ハルヒ「やだ……」ブワッ
三人「……!?」
ハルヒ「そんなのやだよぅ……」ポロポロ
三人「!!!!」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:06:19.24:2CnABQIrO
ハルヒ「ウソだもん……。グスッ
キョンが……、グスン
キョンが佐々木さんと付き合ってたなんて、ウソに決まってるもん……」ポロポロ
古泉(YABEEEEEEEEE!!)
みくる「そ、そうですよ涼宮さん!
二人いっしょに下校してたとか、聞きましたけど、そんなのただの噂ですよ!」
ハルヒ「……」
みくる「涼宮さんもキョンくんと二人で下校したことありますよねー?」
ハルヒ「 (´・ω・`)
(*´・ω・`*)」
みくる(あるのかよ……)
長門「……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:11:28.85:2CnABQIrO
みくる「よ、よかったですねー! 涼宮さんっ」
古泉「涼宮さん! ぼくの見立てでは今のところ五分ですよ五分!」
長門「そう。
あとは仲睦まじく彼の自転車の後ろに乗せてもらったこともあればイーブンと言える」
ハルヒ「(´・ω・`)
(´・ω・`)
(´;ω;`)ジワッ」
古泉(おめー何言ってんだYOOOOOOOOOOH!!!!)
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:17:05.50:2CnABQIrO
ハルヒ「ふ、ふぇぇ……」
みくる「……あ、ありましたよ! あったじゃないですか! 涼宮さん!」
古泉「そ、そうです!
も う 誰 も 思 い 出 し た く な い あ の 夏 休 み、
みんなでプール行くときに彼と一緒に乗ってたじゃないですか!!」
ハルヒ「……あの時は有希も後ろに乗ってたもん……」
古泉「えっ……?」
長門「(´・ω・`)b」
みくる(おめー何乗ってんだYOOOOOOOOOOH!!!!)
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:19:52.25:AvBhntz50
OPで二人乗りしてるじゃん
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:21:26.12:2CnABQIrO
ハルヒ「……ヤダ」
みくる「涼宮……さん?」
ハルヒ「びええええぇぇぇぇええええん!!」
古泉「なっ……!?」
長門「!!」
ハルヒ「ぃやぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁ!!
ひっく、
キョンがわ゛た゛し゛以外の誰かどぉぉ……、
ひっく、
仲良ぐじでだなんてぇぇぇぇ絶対にやぁぁぁぁだああああぁぁぁぁもぉぉぉぉ~ん!!
うぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん!!!!」
三人「!!!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:27:07.95:2CnABQIrO
ハルヒ「うわぁぁぁぁぁぁあん!!」
長門「なんというガン泣き」
古泉「まさかここまで」
みくる「あわわ。す、涼宮さん落ち着いて」
ハルヒ「ビェェェェェェェェェェェェ!!」
古泉「しかし、なんというか……」
長門「カワイイ……」
みくる「もうちょっと見ていたいですね……」
ハルヒ「うぇぇぇぇぇぇ……、
うええええぇぇぇぇ~ん!!」
三人「ジー……」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:34:28.31:2CnABQIrO
ハ みくる「涼宮さん、なんか赤ちゃんみたいでかわいいですぅ~///」
ル
ヒ 古泉「なんというかこう……、
「 グッとくるものがありますね」
う
わ 長門「…………ぃぃ」
あ
あ みくる「ところで古泉くん、閉鎖空間のほうは大丈夫なんですか?」
ぁ
ぁ 古泉「そういえばそうですね」
ぁ
ぁ 長門「恐らく次々と発生するストレスを、
ぁ 泣くという行為で発散していると予測される……」
ぁ 古泉「なるほど」
ぁ みくる「確かに泣いたあとってすっきりするって言いますもんね」
ぁ
ん 長門「プラマイゼロ」
!
」 古泉「実に合理的ですねぇ」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:41:38.39:2CnABQIrO
古泉「しかしいつまでもこのままという訳にもいけませんね」
みくる「ほらほらハルヒちゃ~ん♪ みくるおねえさんですよ~☆」
長門「わわわ私にも抱かせるべき……」ソワソワ
ハルヒ「ふぇぇ、グスッ、グスッ……」
みくる「おぉ~、よちよちいい子でちゅね~」ナデナデ
長門「わわわ私にもナデナデさせて欲しい……」ワキワキ
ハルヒ「え~ん、え~ん」
古泉(こういうところを彼に見せればいいのに……)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:47:06.72:2CnABQIrO
みくる「落ち着きましたか? 涼宮さん」
ハルヒ「うん……グスン」
古泉「大丈夫ですよ、涼宮さん。
あの鈍い彼のことです。そんな甘酸っぱいこととは縁遠かったに違いありません」
長門「激しく同意」
ハルヒ「……ホン……ト?」うるる
長門(なんと愛らしい涼宮ハルヒの涙目。今度は私が慰め役を……)
みくる(お姉さん役もう一回やりたいですぅ……)
古泉(この様子彼に見せればうまくいくんじゃ……)
三人「ゴクリ……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:52:59.59:2CnABQIrO
長門「今日彼は?」
古泉「掃除当番だそうで」
みくる「と、いうことは……」
(今日はこのかわいい涼宮さんを可愛がり放題……)
長門(泣かせ放題……)
古泉(なにか二人が今まで見せたことの無い表情に……)
みくる「と、ところで涼宮さん!」
ハルヒ「ほぇ……?」
長門「私は彼と一緒に図書館に行ったことがある……」
みくる「な、長門さん?」
ハルヒ「……?」
長門「二人っきりで……」
ハルヒ「……!!」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:53:48.03:p1sWgAl50
長門wwww
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 21:57:20.88:2CnABQIrO
長門「あなたは……ある?」
ハルヒ「……なぃ」グスッ
長門「さらに誰もいない夕方の教室で二人っきりになったこともある」
ハルヒ「……!!」
長門「しかも彼は倒れてた私を優しく抱き起こし……」
ハルヒ「……」ジワ…
みくる「わ、わたしはキョンくんにおんぶしてもらったことあります!」
ハルヒ「えっ……?」
長門「……!」
古泉(え、何コレ自慢合戦?)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:04:38.75:2CnABQIrO
みくる「いっしょに二人で川沿いのベンチに座って、
キョンくんと未来のことについてお話ししたこともあります!」
ハルヒ「∑(・ω・ノ)ノ」
長門「彼は私の部屋に独りで来たこともある」
ハルヒ「( ゚д゚)!?」
みくる「わ、わたしはキョンくんの部屋に上げてもらったことあります!」
ハルヒ「∑( ̄□ ̄;)」
長門「私の部屋で手作りのカレーを彼と一緒に食べた」
ハルヒ「( д ) ゚ ゚」
みくる「その時わたしもいっしょにいたじゃないですか!」
ハルヒ「(゚д゚≡゚д゚)
( ゚д゚ )」
古泉「 こ れ は ひ ど い 」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:08:36.46:fUqGdvNLO
鬼畜wwww
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:12:23.48:6HApQ3vPO
やれ~やっちまえ~
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:16:30.98:2CnABQIrO
ハルヒ「……ウソだもん。
そんなの、絶対にウソだもん……。
わたしだってキョンと手を繋いだことあるもん(※夢の中)。
キ、キスだってしたことあるもん……!(※夢の中)
うっ、うぇぇ……」
みくる(きましたー☆)
古泉(しかし、あともう一息といったところでしょうか)
長門「三年間私の部屋で寝てたことも言うべき?」
二人「 絶 対 に 言 う な !! 」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:25:28.80:2CnABQIrO
長門(涼宮ハルヒの体温、心拍数ともに上昇中……)
みくる(はやく、はやく……!)
ハルヒ「やだよぅ……。
キョンと一緒にもっともっといろいろ遊ぶんだもん……。
不思議なこととか、誰も知らないこととかいっぱいいっぱい見つけるんだもん……。
キョンの初めては……、全部わたしのものなんだもぉぉぉぉぉぉん!!
うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
パーン
みくる「キター!(゚∀゚)人(゚∀゚)イェーイ!」長門
古泉「最低ですね、あなたたち……」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:35:31.55:2CnABQIrO
ハルヒ「びぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
ひっく…、ひっく…、
うわぁぁぁぁぁあん!!」
長門「やはり……いい」
みくる「ええ。この声、母性本能をくすぐりますね。
今なら、母乳すら出せそうな気がします」
長門「名案。情報思念統合体に身体情報の更新を要請する……」
古泉「何浸ってるんですか、涼宮さん過呼吸起こしそうなくらいに泣いてるじゃないですか……」
ハルヒ「うええん、えんえん!!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:41:25.93:2CnABQIrO
長門「なだめるのはまだ性急。もう少しこのデレハルヒを堪能すべき」
みくる「そうですよ、古泉くん。
こんなこと滅多に無いんですから」
古泉「そうは言いますがね、なんというか落ち着きませんよ」ソワソワ
みくる「ではそろそろ……」
長門「ハイパーよしよしタイム」
ハルヒ「うぇぇ……?」
(*´∀`)σ(っд;)ヾ(・ω・`)
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:51:45.62:2CnABQIrO
みくる「はい、涼宮さん。鼻出てますよ。
ちーん、しましょうね、ちーん♪」
ハルヒ「ぢーん」
コンコン。
キョン『おーい、入っていいかー?』
長門「来た……」
古泉「おおっ、彼にしてはなかなかいいタイミングで帰ってきましたね」
みくる「涼宮さん、待ってたキョンくんが来ましたよ!」
ハルヒ「……!!」
ぐしぐしぐしぐし!!
みくる「ああっそんなに強く顔こすったらだめですよぅ!」
ハルヒ「いいわよ!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 22:56:18.48:2CnABQIrO
キョン「なんだよ。何かあったのか?」
ハルヒ「なんでもない!」
キョン「なら、なんでこっち向かないんだよ」
ハルヒ「なんでもないったら!
う、うるさいのよっ、キョンのくせに!」
古泉(ここにきてツン炸裂ですか……)
みくる「……」ニヤニヤ
長門 「……」ペラ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 23:02:22.74:2CnABQIrO
ハルヒ「まったく、
ヒラの分際で団長を待たせるなんていい度胸だわ!」ズルッ
みくる(涼宮さんっ、鼻みずたれてきてます!)
キョン「お前今日俺が掃除当番だったの知ってただろ!?」
ハルヒ「うるさいっ! 罰として今日の帰りはわたしを送っていきなさいよ、いいわね!」ズビビッ
キョン「なんだよそれ……」
長門 「ふう!ふう!」
みくる「来てます!来てます!」
古泉「やれやれ……」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 23:14:23.34:2CnABQIrO
ハルヒ「それと今度の土曜日はわたしの家に集合! みんなでカレーを作るわよ!」
キョン「な、なんだよ突然」
ハルヒ「あんたはわたしと買い出し! 当日は必ず自転車で来るよーに!」
キョン「へいへい」
なんたる暴君。
なのに朝比奈さんはニコニコしてるし、古泉はいつもの通りのニヤケ顔。
ハルヒ「ほら今日はもう終わり! 帰るわよ、キョン!」
キョン「な、なんだ今日はもう終わりか?」
まだ朝比奈さんが淹れてくれるはずの玉露すら出してもらってないんだぞ!?
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 23:20:32.69:2CnABQIrO
ハルヒに手を引っ張られ、部室からひきずられるように出る間際、
閉まる戸の隙間から見えた長門の顔に微かな笑みが浮かんだ気がした。
……まさかな。
ハルヒ「行くわよ!」
キョン「はいよ」
ひでー団長様だ。
あんたもそう思うだろ?
\(^o^)/おしまい。
お付き合いありがとうございました。
ハルヒかわいいよハルヒ。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 23:25:11.92:POCRe7qWP
乙かれー
びーびー泣くハルヒが妙にかわいい
原作やアニメでは泣かないよな
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/29(水) 00:15:38.60:JTjEcHFO0
>>47
人前では決して涙を見せず、人知れず物陰で泣いているのさ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/28(火) 23:55:47.18:HEPI0Qtz0
乙な
これは良いものを読ませていただいた。
感心
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/29(水) 00:02:37.20:9AjS5keZP
キョンは泣かれるとなんでもゆうこと聞きそう
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/29(水) 01:19:18.20:GuRRoYps0
泣きハルヒいいな 乙
みくる「えええええっと、キョンくんから直接聞いた話ではないので、
た…ただの噂かもしれませんね……」
古泉「ま…まぁ、思春期真っ只中の頃ですから、
勘違いとか、周りのやっかみの可能性も……」
長門「火の無いところに煙は立たぬ……」
ハルヒ「……!!」
古泉「ちょっと!」
みくる「長門さん!」
ハルヒ「やだ……」ブワッ
三人「……!?」
ハルヒ「そんなのやだよぅ……」ポロポロ
三人「!!!!」
ハルヒ「ウソだもん……。グスッ
キョンが……、グスン
キョンが佐々木さんと付き合ってたなんて、ウソに決まってるもん……」ポロポロ
古泉(YABEEEEEEEEE!!)
みくる「そ、そうですよ涼宮さん!
二人いっしょに下校してたとか、聞きましたけど、そんなのただの噂ですよ!」
ハルヒ「……」
みくる「涼宮さんもキョンくんと二人で下校したことありますよねー?」
ハルヒ「 (´・ω・`)
(*´・ω・`*)」
みくる(あるのかよ……)
長門「……」
みくる「よ、よかったですねー! 涼宮さんっ」
古泉「涼宮さん! ぼくの見立てでは今のところ五分ですよ五分!」
長門「そう。
あとは仲睦まじく彼の自転車の後ろに乗せてもらったこともあればイーブンと言える」
ハルヒ「(´・ω・`)
(´・ω・`)
(´;ω;`)ジワッ」
古泉(おめー何言ってんだYOOOOOOOOOOH!!!!)
ハルヒ「ふ、ふぇぇ……」
みくる「……あ、ありましたよ! あったじゃないですか! 涼宮さん!」
古泉「そ、そうです!
も う 誰 も 思 い 出 し た く な い あ の 夏 休 み、
みんなでプール行くときに彼と一緒に乗ってたじゃないですか!!」
ハルヒ「……あの時は有希も後ろに乗ってたもん……」
古泉「えっ……?」
長門「(´・ω・`)b」
みくる(おめー何乗ってんだYOOOOOOOOOOH!!!!)
OPで二人乗りしてるじゃん
ハルヒ「……ヤダ」
みくる「涼宮……さん?」
ハルヒ「びええええぇぇぇぇええええん!!」
古泉「なっ……!?」
長門「!!」
ハルヒ「ぃやぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁ!!
ひっく、
キョンがわ゛た゛し゛以外の誰かどぉぉ……、
ひっく、
仲良ぐじでだなんてぇぇぇぇ絶対にやぁぁぁぁだああああぁぁぁぁもぉぉぉぉ~ん!!
うぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん!!!!」
三人「!!!」
ハルヒ「うわぁぁぁぁぁぁあん!!」
長門「なんというガン泣き」
古泉「まさかここまで」
みくる「あわわ。す、涼宮さん落ち着いて」
ハルヒ「ビェェェェェェェェェェェェ!!」
古泉「しかし、なんというか……」
長門「カワイイ……」
みくる「もうちょっと見ていたいですね……」
ハルヒ「うぇぇぇぇぇぇ……、
うええええぇぇぇぇ~ん!!」
三人「ジー……」
ハ みくる「涼宮さん、なんか赤ちゃんみたいでかわいいですぅ~///」
ル
ヒ 古泉「なんというかこう……、
「 グッとくるものがありますね」
う
わ 長門「…………ぃぃ」
あ
あ みくる「ところで古泉くん、閉鎖空間のほうは大丈夫なんですか?」
ぁ
ぁ 古泉「そういえばそうですね」
ぁ
ぁ 長門「恐らく次々と発生するストレスを、
ぁ 泣くという行為で発散していると予測される……」
ぁ 古泉「なるほど」
ぁ みくる「確かに泣いたあとってすっきりするって言いますもんね」
ぁ
ん 長門「プラマイゼロ」
!
」 古泉「実に合理的ですねぇ」
古泉「しかしいつまでもこのままという訳にもいけませんね」
みくる「ほらほらハルヒちゃ~ん♪ みくるおねえさんですよ~☆」
長門「わわわ私にも抱かせるべき……」ソワソワ
ハルヒ「ふぇぇ、グスッ、グスッ……」
みくる「おぉ~、よちよちいい子でちゅね~」ナデナデ
長門「わわわ私にもナデナデさせて欲しい……」ワキワキ
ハルヒ「え~ん、え~ん」
古泉(こういうところを彼に見せればいいのに……)
みくる「落ち着きましたか? 涼宮さん」
ハルヒ「うん……グスン」
古泉「大丈夫ですよ、涼宮さん。
あの鈍い彼のことです。そんな甘酸っぱいこととは縁遠かったに違いありません」
長門「激しく同意」
ハルヒ「……ホン……ト?」うるる
長門(なんと愛らしい涼宮ハルヒの涙目。今度は私が慰め役を……)
みくる(お姉さん役もう一回やりたいですぅ……)
古泉(この様子彼に見せればうまくいくんじゃ……)
三人「ゴクリ……」
長門「今日彼は?」
古泉「掃除当番だそうで」
みくる「と、いうことは……」
(今日はこのかわいい涼宮さんを可愛がり放題……)
長門(泣かせ放題……)
古泉(なにか二人が今まで見せたことの無い表情に……)
みくる「と、ところで涼宮さん!」
ハルヒ「ほぇ……?」
長門「私は彼と一緒に図書館に行ったことがある……」
みくる「な、長門さん?」
ハルヒ「……?」
長門「二人っきりで……」
ハルヒ「……!!」
長門wwww
長門「あなたは……ある?」
ハルヒ「……なぃ」グスッ
長門「さらに誰もいない夕方の教室で二人っきりになったこともある」
ハルヒ「……!!」
長門「しかも彼は倒れてた私を優しく抱き起こし……」
ハルヒ「……」ジワ…
みくる「わ、わたしはキョンくんにおんぶしてもらったことあります!」
ハルヒ「えっ……?」
長門「……!」
古泉(え、何コレ自慢合戦?)
みくる「いっしょに二人で川沿いのベンチに座って、
キョンくんと未来のことについてお話ししたこともあります!」
ハルヒ「∑(・ω・ノ)ノ」
長門「彼は私の部屋に独りで来たこともある」
ハルヒ「( ゚д゚)!?」
みくる「わ、わたしはキョンくんの部屋に上げてもらったことあります!」
ハルヒ「∑( ̄□ ̄;)」
長門「私の部屋で手作りのカレーを彼と一緒に食べた」
ハルヒ「( д ) ゚ ゚」
みくる「その時わたしもいっしょにいたじゃないですか!」
ハルヒ「(゚д゚≡゚д゚)
( ゚д゚ )」
古泉「 こ れ は ひ ど い 」
鬼畜wwww
やれ~やっちまえ~
ハルヒ「……ウソだもん。
そんなの、絶対にウソだもん……。
わたしだってキョンと手を繋いだことあるもん(※夢の中)。
キ、キスだってしたことあるもん……!(※夢の中)
うっ、うぇぇ……」
みくる(きましたー☆)
古泉(しかし、あともう一息といったところでしょうか)
長門「三年間私の部屋で寝てたことも言うべき?」
二人「 絶 対 に 言 う な !! 」
長門(涼宮ハルヒの体温、心拍数ともに上昇中……)
みくる(はやく、はやく……!)
ハルヒ「やだよぅ……。
キョンと一緒にもっともっといろいろ遊ぶんだもん……。
不思議なこととか、誰も知らないこととかいっぱいいっぱい見つけるんだもん……。
キョンの初めては……、全部わたしのものなんだもぉぉぉぉぉぉん!!
うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
パーン
みくる「キター!(゚∀゚)人(゚∀゚)イェーイ!」長門
古泉「最低ですね、あなたたち……」
ハルヒ「びぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
ひっく…、ひっく…、
うわぁぁぁぁぁあん!!」
長門「やはり……いい」
みくる「ええ。この声、母性本能をくすぐりますね。
今なら、母乳すら出せそうな気がします」
長門「名案。情報思念統合体に身体情報の更新を要請する……」
古泉「何浸ってるんですか、涼宮さん過呼吸起こしそうなくらいに泣いてるじゃないですか……」
ハルヒ「うええん、えんえん!!」
長門「なだめるのはまだ性急。もう少しこのデレハルヒを堪能すべき」
みくる「そうですよ、古泉くん。
こんなこと滅多に無いんですから」
古泉「そうは言いますがね、なんというか落ち着きませんよ」ソワソワ
みくる「ではそろそろ……」
長門「ハイパーよしよしタイム」
ハルヒ「うぇぇ……?」
(*´∀`)σ(っд;)ヾ(・ω・`)
みくる「はい、涼宮さん。鼻出てますよ。
ちーん、しましょうね、ちーん♪」
ハルヒ「ぢーん」
コンコン。
キョン『おーい、入っていいかー?』
長門「来た……」
古泉「おおっ、彼にしてはなかなかいいタイミングで帰ってきましたね」
みくる「涼宮さん、待ってたキョンくんが来ましたよ!」
ハルヒ「……!!」
ぐしぐしぐしぐし!!
みくる「ああっそんなに強く顔こすったらだめですよぅ!」
ハルヒ「いいわよ!」
キョン「なんだよ。何かあったのか?」
ハルヒ「なんでもない!」
キョン「なら、なんでこっち向かないんだよ」
ハルヒ「なんでもないったら!
う、うるさいのよっ、キョンのくせに!」
古泉(ここにきてツン炸裂ですか……)
みくる「……」ニヤニヤ
長門 「……」ペラ
ハルヒ「まったく、
ヒラの分際で団長を待たせるなんていい度胸だわ!」ズルッ
みくる(涼宮さんっ、鼻みずたれてきてます!)
キョン「お前今日俺が掃除当番だったの知ってただろ!?」
ハルヒ「うるさいっ! 罰として今日の帰りはわたしを送っていきなさいよ、いいわね!」ズビビッ
キョン「なんだよそれ……」
長門 「ふう!ふう!」
みくる「来てます!来てます!」
古泉「やれやれ……」
ハルヒ「それと今度の土曜日はわたしの家に集合! みんなでカレーを作るわよ!」
キョン「な、なんだよ突然」
ハルヒ「あんたはわたしと買い出し! 当日は必ず自転車で来るよーに!」
キョン「へいへい」
なんたる暴君。
なのに朝比奈さんはニコニコしてるし、古泉はいつもの通りのニヤケ顔。
ハルヒ「ほら今日はもう終わり! 帰るわよ、キョン!」
キョン「な、なんだ今日はもう終わりか?」
まだ朝比奈さんが淹れてくれるはずの玉露すら出してもらってないんだぞ!?
ハルヒに手を引っ張られ、部室からひきずられるように出る間際、
閉まる戸の隙間から見えた長門の顔に微かな笑みが浮かんだ気がした。
……まさかな。
ハルヒ「行くわよ!」
キョン「はいよ」
ひでー団長様だ。
あんたもそう思うだろ?
\(^o^)/おしまい。
お付き合いありがとうございました。
ハルヒかわいいよハルヒ。
乙かれー
びーびー泣くハルヒが妙にかわいい
原作やアニメでは泣かないよな
>>47
人前では決して涙を見せず、人知れず物陰で泣いているのさ
乙な
これは良いものを読ませていただいた。
感心
キョンは泣かれるとなんでもゆうこと聞きそう
泣きハルヒいいな 乙
- 涼宮ハルヒの消失 ねんどろいど 涼宮ハルヒ 消失ver. (ノンスケール ABS&PVC塗装済み可動フィギュア)
- グッドスマイルカンパニー 2010-12-25
by G-Tools , 2010/10/02
コメント 3
コメント一覧 (3)
いい!
そりゃあ、古泉もニヤニヤするわなwww