- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 21:47:18.51:IBM05V5t0
唯「」クンカクンカ
唯「……っぷはぁ~~」
唯「さいこー……」
唯「…もう一回…くんくん」
唯「」クンカクンカ
ガチャ
唯「」サッ
憂「…あれ?お姉ちゃん洗面所でなにやってるの?」
唯「え?なにも」
憂「?そう?洗濯するから洗うものあったら出しておいてね」
唯「うん、ありがと」
憂「ううん」
唯「じゃあちょっとギー太でも弾いてこようかな」
憂「がんばってね(お姉ちゃんかっこいい…!)」
唯「うん…よろしくね」バタン
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 21:50:15.55:IBM05V5t0
―
唯「……」
唯「ふぅ、危なかった」
唯「靴下持ってきちゃったよ…」
唯「どうしよ……」
唯「…」
唯「」クンカクンカ
唯「」クンカクンカ
唯「…あーっ、すごくいいよこれ…」
唯「」クンカクンカ
トントン
唯「」サッ
憂「…お姉ちゃんギター弾くのやめたの?」
唯「うん、なんだか眠くなっちゃった」
憂「そっか」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 21:53:38.45:IBM05V5t0
唯「ちょっとお昼寝でもしようかな」
唯「あ、そうだ。なんなら憂も一緒に寝る?」
憂「えっ…?」
唯「あはは、冗談だよ。じゃあおやすみ」
憂「う、うん」
バタン
憂(お姉ちゃんたら…もう!)ドキドキ
唯「…ふぃー」バタン
唯「パンツとり逃しちゃったなぁ~」
唯「ちぇー」
唯「…仕方ない…」
ガラッ
唯「昨日のでいっか」
唯「」クンカクンカ
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 21:57:55.90:IBM05V5t0
唯「うーん」
唯「ヨダレのせいで少しにおいがわからなくなっちゃってるよ~」
唯「もう!わたしのバカ!」
唯「…ブラジャーで我慢しよ」ヒョイ
唯「」クンカクンカ
コンコン
唯「」ササー
憂「お姉ちゃん、入るよー」ガチャ
唯「zzz…」
憂「あ、もう寝ちゃってた…」
唯「…」
憂「わたしの下着あるかな……」キョロキョロ
憂「…あ、パンツ…」ヒョイ
唯「…」
憂「なんでだろ…少し濡れてる……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:01:15.80:IBM05V5t0
憂「最近こういうの多いなぁ…」
憂「ちょっとこわいよ…」プルプル
憂「……」
憂「それにどうして毎回お姉ちゃんの部屋にあるんだろ…」
憂「…」ブルッ
憂「き、気のせいだよね!」
憂「…私も寝ようかな」
憂「……ん?」
唯「…」
憂「あれ…お姉ちゃんが私のブラジャー持ってる…」
憂「ちょっとごめんね」
唯「」ギュウ
憂「お、お姉ちゃん離してよー」
唯「」ギチギチ
憂「うぅ、離してくれない…」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:04:38.92:IBM05V5t0
唯「」ミシミシ
憂「…諦めよう」
憂「…もしかして」
憂「お姉ちゃんが守っててくれたのかな…?」
憂「…」
憂「…ふふっ、ありがとね。お姉ちゃん…」
チュッ
…パタン
唯「…」
唯「」ムクリ
唯「…ほっぺにキスされた……」
唯「…んっ、ふっ!」
唯「んむぅ~~~!」
唯「…くそー、ベロが届かない…」
唯「…顔拓でも取っておこう」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:09:20.84:IBM05V5t0
~~~
憂「…ん…」ムク
憂「あ…ほんとに寝ちゃってた…」
憂「晩ごはんつくらなきゃ」
ガチャ
憂「えっと、なににしようかなぁ」
憂「お姉ちゃんに聞いてみよう」
憂「おねえちゃーん」
唯「」バシャバシャ
憂「どうしたの、そんなに顔洗って」
唯「…ぷは。…ううん、ただ洗いたくなっただけだよ」
憂「?そっか」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:12:37.03:IBM05V5t0
唯「それで、晩ごはんのことでも聴きに来たのかな?」
憂「え?そうだけど、よく分かったね」
唯「憂のことならなんでもわかるよ」
唯「…憂が知らないことまでね」
唯(特ににおいとか)
憂「!」
憂(お姉ちゃんたら…!)
憂「そ、それでなにがいいかな」
唯「うーん……じゃあ」
憂「うん」
唯「うい、が食べたいなぁ」
憂「も、もう!ふざけないでよー!」
唯「えへへ、ごめんごめん」
憂「…」ドキドキ
唯(ちぇっ)
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:18:07.46:IBM05V5t0
~~~
唯「ごちそうさま」
憂「じゃあ片付けちゃうね」
唯「あ、私も手伝うよ」
憂「えっ、いいよ休んでて」
唯「憂と一緒に洗い物したいなぁ」
唯「憂は嫌なのかなぁ」
憂「ち、ちがうよ!」
憂「…じゃあ、お願い」
唯「うん、憂はやさしいね」ナデナデ
憂「えへ、へへ…」
憂(お姉ちゃんのほうがやさしいよ!)
唯(あ、せっかく頭撫でられたのに洗い物したらもったいないことになっちゃうなぁ)
唯(失敗した)
憂「?」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:22:14.66:IBM05V5t0
ジャージャー
憂「ふんふ~ん♪」
唯「憂、機嫌いいね」
憂「えへへ、だってお姉ちゃんと一緒に洗い物してるんだもん。当たり前だよ」
唯「…そっかぁ」
唯「いつもありがとね、憂。これからは私もなるべく手伝うよ」
憂「えー、お姉ちゃんはゴロゴロしてていいよ」
唯「でも…」
憂「いいの!私がやりたくてやってることだから!」
唯「うい……ありがとっ!」ギュッ
憂「ふわっ」
唯「憂はかわいいなぁー」撫でてあげたり
憂「ちょ、ちょっと恥ずかしいよ…」
唯「よしよし」
唯(よし、匂いを付けられた)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:27:10.77:IBM05V5t0
―
唯「じゃあ部屋行ってるね」
憂「うん」
唯(じっくり堪能するとしよう)
憂「…」
トントン
憂(最近お姉ちゃんかっこいいなぁ)
憂(今日なんて洗い物手伝ってくれたし)
憂(なんだかクールで大人っぽいし)
憂(どうしたのかな…)
憂(ま、まさか彼氏とか…?)
憂(…しょうがないよね…お姉ちゃんかわいいもんね…)
憂「…はぁ」
―
唯「ああっ、ういぃ!いい匂いだよぉ!」クンカクンカ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:27:38.11:lS3asDz70
こいつはwww
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:32:09.61:IBM05V5t0
唯「んぅ~っ!っはぁ!」
唯「だめ、我慢出来ない…」
唯「…」ムラムラ
唯「…少し、しちゃおっかな」
唯「んしょ…」ヌギヌギ
コンコン
唯「」バババッ!!
憂「お姉ちゃん、いい?」
唯「うん」
憂「おじゃまします…」ガチャ
唯「なあに?」
憂「あの、その…」
憂「えと……」
唯「…ねぇ憂、一緒に寝よっか?」
憂「う、うん!」パァ
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:33:23.79:aDqdA4NH0
唯wwwwwwwwww
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:35:44.58:IBM05V5t0
憂「じゃあ、ごめんね」
モゾモゾ
唯「…」
憂「…えへへ、ありがとね。お姉ちゃん」
唯「どうして?」
憂「お姉ちゃんやさしくしてくれるから」
唯「そんなことないよ」
憂「ある!」
唯「…ふふ、じゃあそうしとくよ」
憂「うん!」
唯(もうかわいいなぁこの子ったら!)スンスン
憂「……」
唯「……」
憂「ねぇお姉ちゃん、ちょっと聞いてもいいかな…?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:39:51.92:IBM05V5t0
唯「なあに?」
憂「その、勘違いだったらごめんね」
憂「…最近、なにかあった?」
唯「…?」
唯(まさか、ばれちゃったかな…)
唯(嫌われちゃったら匂いを嗅ぐこともできなくなっちゃうよ!)
唯(どうしよう…)
唯「どうして?」
憂「だって、最近お姉ちゃんちょっと雰囲気違うから…」
唯「変だった?」
憂「ううん、ちょっとかっこいい……かも」
唯「照れちゃうよ」
憂「えへへ……でも、その、気になっちゃって」
唯「なにが?」
憂「か、彼氏さんでも…出来たのかなぁ、なんて…」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:45:56.25:IBM05V5t0
唯「……まさか、そんなわけないよ」
憂「ほんと?」
唯「うん、だって私には…憂がいるからねー」
憂「わ、私は真剣に…」
唯「私も真剣だよ」
憂「えっ…」
唯「ふふー」ニコ
憂「っ!もう!私寝るからね!」プイッ
唯「あー、ごめんね憂」
憂「ふ、ふんっ」
唯「…」ギュ
憂「!お、お姉ちゃん」
唯「……おやすみ」
憂「…うん」
唯(あ~いい匂い…)クンカクンカ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:48:26.63:aDqdA4NH0
うすうす気付いてたけど俺変態唯好きだわ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:51:48.62:IBM05V5t0
―
唯「…」
憂「zzz…」スヤスヤ
唯「」クンカクンカ
唯「…」
唯(こんなに憂の匂いを嗅がされちゃおさまらないよ~)
唯(うーん)
唯「…」ムラムラ
唯(ちょっとごめんね、うい)
唯「…えい」
スリスリ
唯「んっ」
唯(これすごい……やば…)
スリスリ
唯「あぁっ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:54:58.50:IBM05V5t0
唯(声でちゃう…)
憂「…ん…」
唯(もっとやりたいけど……これ以上やったら憂起きちゃうなぁ…)
唯「…」ムラムラ
唯(う~我慢がまん!)
唯「…」ムラッ
唯(…寝ちゃえば平気!)
唯「……羊が一匹、羊が二匹…」ブツブツ
唯「……」
唯「」クンカクンカ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 22:59:27.44:RWu40xwn0
憂の前ではかっこいいけど実は憂専門の変態って最高じゃねえか
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:24:32.74:xNEleL4RO
~~~
「…えちゃん、お姉ちゃん起きて」
唯「んぅ………」クンクン
憂「朝だよ」
唯「ん……」パチ
憂「顔洗ってきてね、ご飯出来てるから」
唯「うん…わかった」
憂(こういうところはやっぱりお姉ちゃんだ)
憂(よかった)
憂「じゃあ待ってるね」
唯「うん……」
パタン
唯「……さて」
唯「パンツぱんつ……」ゴソゴソ
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:30:36.01:xNEleL4RO
―
唯「ういー、行くよー」
憂「う、うん!」
唯「今日は憂のほうが遅かったね」
憂「だ、だって」
憂「お姉ちゃんが部屋に入れてくれなかったから…」
唯「えへへ、ごめんね」
憂「なにしてたの?」
唯「ひみつー」
憂「もー、やましいことでもしてないよね?」
唯「あー、憂ひどい」
憂「ふふ、冗談だよぅ。じゃあ行こ」
唯「うん」
唯(いっぱいしてるけどね!)
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:35:06.88:xNEleL4RO
スタスタ
唯「……あ」
憂「どうかした?」
唯「いや、なんでもない…」
憂「?」
唯(パンツ持ってきちゃった…)
唯(平気かな?なくさないようにすれば)
唯(……むしろ学校でも匂い嗅げていいかも)
唯「ふふっ!」
憂「なあに?」
唯「なんでも~」
憂「?変なお姉ちゃん」
唯(なんだか楽しくなってきたよぉ~)
唯(前からやってればよかった)
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:38:45.02:xNEleL4RO
―
唯「じゃあ憂、またあとでね」
憂「うん。またね」
唯「ばいばい」
憂「ばいばい!」タタタ
唯「……」
唯(かーわいいなぁ…)
唯(…トイレ行こ)
唯「…」
バタン
唯「むっはあぁぁ」
唯「憂のパンツいい匂いだよおぉぉ!」クンカクンカ
唯「はぁはぁ…」
唯「ん~ナイススメルだよぉ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:44:06.15:xNEleL4RO
唯「はぁはぁ」
……バタン
唯「!」
唯「だ、だれっ!?」
唯「……」
唯「……やば」
唯(ぜったい聞かれちゃったよね……)
唯(……どうしよ)
唯(憂に知られるのだけは防がないと…)
唯(でもどうやって…)
唯(…ひょっとして、いますっごいピンチ…?)
唯「……」
唯「」クンカクンカ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:54:12.44:xNEleL4RO
―
ガチャ
唯「…はぁ」
律「あ、唯」
唯「りっちゃんおはよ……」
律「どうした?元気ないぞー」
唯「なんでもないよ…じゃあね…」スタスタ
律「……?」
「きりーつ、れーっ」
唯(…ほんとにどうしよう…)
唯(あんなのばれちゃったら、みんなどうするかな…)
唯(いっそのこと『私は妹のパンツの匂いを嗅ぐ至って健全な女子高生です!』って告白してみようかな…)
唯(……そんなのできるわけないじゃん。ばーか!)
唯(あ~っ、もー!)
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 23:58:53.62:xNEleL4RO
―
唯「…やっとお昼だ…」
唯「憂のお弁当食べて気をまぎらわせよう」
ゴソゴソ
唯「…あれ?」
ゴソゴソ
唯「ない、ないよー…」
唯「…終わった…」
唯「……」
唯(これで憂を感じられるものはパンツだけになってしまった…)
唯「」ズーン
律「ゆいー、飯食おうぜー」
澪「唯?」
紬「おーい、唯ちゃーん」フリフリ
唯「…はっ!…みんな…」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:09:30.48:8S44AtUeO
紬「お弁当ないの?」
唯「うん…忘れちゃった」
律「じゃあ購買行こうぜー。私もパン買うからさ」
唯「いや、いいや…」
澪「じゃあお昼どうするんだ?」
唯「…我慢する」
唯(憂のお弁当に失礼だもんね…)
律「?なんで我慢するんだ」
唯「ううん、いいの」
律「?ふーん」
唯「…」
唯(…パンツ嗅いでこよ)
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:14:41.14:8S44AtUeO
唯(トイレはまずいから…部室でいっか)
唯「私、ちょっと用事があるから」
澪「用事?」
唯「ああ、気にしないで。大したことじゃないから」
澪「そうか」
唯「うん、じゃあ行ってくるね」
バタン
ガチャッ
憂「お姉ちゃーん」キョロキョロ
紬「あら、憂ちゃん」
憂「あ、皆さんこんにちは」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:18:13.90:8S44AtUeO
律「どうしたの?」
憂「あの、お姉ちゃんがお弁当忘れたので持ってきたんですけど…」
澪「あー、ちょうど入れ違いになっちゃったな」
憂「どこいきましたか?」
律「なんか用事って言ってたけど」
憂「用事?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:19:25.07:8S44AtUeO
律「うん、大したことじゃないって」
憂「……わかりました。ありがとうございます」
律「んーん」
憂「じゃあ失礼します」
紬「じゃあねー」
バタン
澪「……私たちが預かればよかったんじゃないか?」
律紬「あ」
憂(用事?ってなんだろ…)
憂(…職員室行ってみよう)
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:49:43.11:8S44AtUeO
―
憂「…いないなぁ」
憂「部室とか…いないか」
憂「一応行ってみよう」
―
唯「ういっ!ああ憂かわいいよペロペロしたいよおぉ!」クンカクンカ
唯「ほっぺもおててもうなじもあんなところも全部私がきれいにしてあげるよぉぉぉ!」
唯「はぁはぁ」クンカクンカ
ガチャ
唯「」サッ
唯「…だれ?」
純「な、なにを…してるんですか…?」
唯「あ、憂のお友達だちの…」
唯「…だれだっけ?」
純「鈴木です!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:53:59.41:4fqnU+dG0
クンカクンカしてる時に人来すぎwww
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:55:12.34:cFmdBzLLO
純ちゃん可愛い
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 00:58:53.24:8S44AtUeO
純「じゃなくて!今なにをしてたんです!?」
唯「み、見ちゃった?」
純「っていうかトイレでもやってたじゃないですか!」
唯「あ、あれ純ちゃんだったんだ…」
純「最低ですよ!」
唯「お願い!だれにも言わないで!」
純「そんな台詞はまず被ってるパンツを取ってから言ってください!」
唯「わかったからお願い!言わないで!」
純「憂には言いますから」
唯「えっ?だ、だめだよそれは」
純「だって当の憂に隠してどうするんですか」
唯「や、やだよ憂にきらわれちゃう」
純「……じゃあ」
唯「?」グス
純「ひとつ、条件があります」ニヤリ
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:07:12.01:iQUBS9/QO
ゴクリ…
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:08:31.66:8S44AtUeO
―
純「じゃあそういうことで」
唯「うぅ……」
純「いいですか?」
唯「やっぱりそんなの…」
純「ならいいです。憂にいいますからね」
唯「わ、わかったよ!…だから憂には言わないで…」
純「じゃあよろしくお願いしますよ」
ガチャ
憂「お姉ちゃん?」
唯「!」
純「あ、憂」
憂「あれ?どうして純ちゃんが…」
純「実は……かくかくしかじか」
憂「…へー、偶然通りかかったらお姉ちゃんがなくしたギターのピック探してたから廊下からずっと一緒に探してきて軽音部の部室まで来たんだ。ありがとね純ちゃん」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:15:18.08:8S44AtUeO
純「うん」
唯「……」
~~~
唯「ただいまー…」
憂「あ、お姉ちゃんおかえりー」パタパタ
唯「憂…」
憂「どうしたの?元気ないよ」
唯「……ううん、へいき…」
唯「じゃあ着替えてくるね…」
憂「?うん」
トントン
唯「……はぁ」
唯「ほんとにやるのかなぁ」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:20:03.18:8S44AtUeO
唯「でもやらなくちゃばらされちゃう……」
唯「ごめんね、憂…」
ガチャ
唯「…」ソロソロ
唯「……まずは、ここらへんでいいかな…」カチャ
唯「……」
~
純『まずひとつめ!憂の部屋にカメラを仕掛けてください!』
唯『えっ!?』
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:20:33.98:2fetxvjT0
ほほう
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:23:04.66:8S44AtUeO
純『なんですか?』
唯『ど、どうして』
純『…ふふん、憂のかわいさなら先輩が一番わかってるんじゃないですか?』
唯『まさか…純ちゃんも…?』
純『ええ、だから先輩にべったりの憂に今にもばらしたくてうずうずしてますよ』
純『こんなこと知ったら、憂どんな顔するかなぁ』
唯『や、やるから!だからやめて…』
純『わかってますよ。じゃあよろしくお願いしますね』
唯『うん…』
純『あ、そのパンツはください』
唯『えっ』
~
唯「…ごめんね、ごめんねうい…」グスッ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 01:30:13.55:8S44AtUeO
「お姉ちゃ~ん?」
唯「!」ビクッ
「ご飯冷めちゃうよー」
唯「う、うん!すぐいくよ!」
唯「えっと…」
ポチ
唯「…っ」
パタン
憂「今日はオムライスだよ」
唯「…うん」
憂「お姉ちゃん?…いやだったかな…?」
唯「えっ!?ち、ちがうよ考え事!」
憂「そっか、じゃあ食べよ」
唯「うん…」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 11:58:10.97:8S44AtUeO
―
憂「そろそろ寝ようかな」
唯「え?寝るの?」
憂「もう1時だよ?」
唯「あっ、ほんとだ…」
憂「お姉ちゃんもそろそろ寝たら?」
唯「うん…」
唯(憂が部屋行っちゃったらカメラが…)
唯「…うい」
憂「なあに?」
唯「今日は、私の部屋で一緒に寝よ」
憂「えっ?」
唯「だめ?」
憂「う、ううん!もちろんいいよ!」
唯(…よかった)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:14:37.96:8S44AtUeO
―
憂「失礼します…」モゾ
唯「あはは、そんなにかしこまらなくても」
憂「えへへ」
唯「…寒いから憂であったまろ~」ギュ
憂「わぁっ」
唯「はい、おやすみなさい」
憂「う、うん」
憂(抱きしめられてちゃ緊張して眠れないよー…)
唯(抱きしめてちゃ興奮して眠れない…)
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:23:03.98:8S44AtUeO
唯(…くんかくんかしちゃおっか)
唯(あ…でも…)
~
純『ふたつめは、えっと…』
唯『…』
純『あ、もう憂の匂い嗅ぐの禁止で』
唯『えぇっ!?』
純『当たり前じゃないですか』
唯『生き甲斐なのに…』
純『私は別に構いませんけどー…?』
唯『わ、わかったよぉ』
~
唯「…」
唯(別に呼吸してるだけだし、いいよね)
唯「」クンカクンカ
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:23:55.39:8S44AtUeO
~~~
唯「…」ムクリ
唯(もう朝……寝るの忘れた)
憂「zzz…」
唯(…憂もまだ寝てるし…)
憂「…」
唯「…」ゴクリ
唯(あ、危ない!襲っちゃうところだった)
唯(リビング行ってよ)
バタン
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:24:45.09:8S44AtUeO
唯「……はぁ」
唯「これからどうしよう…」
唯「匂いを嗅ぐのもできなくなっちゃったし」
唯「お先まっくらだよぉ」
唯(憂の匂いを嗅げない世界なんて…)
唯「嗅ぎたいものも嗅げないこんな世の中じゃ~♪」
憂「なあに?その歌」
唯「ひっ!?」ビクッ
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:28:23.84:8S44AtUeO
憂「?」
唯「あばば…な、なんでもないよ!」
憂「そう…?今日は早いねお姉ちゃん」
唯「う、うん。たまにはね」
憂「じゃあご飯つくっちゃうね」
唯「うん…」
ガチャ
憂「今日も寒いなぁ」
唯「くっつけば大丈夫だよ」ギュ
憂「わわっ、歩きにくいよぉ」
唯「いいじゃんいいじゃん」
憂「…えへへ」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:31:39.85:8S44AtUeO
憂「わ…」ヨタヨタ
唯「憂しっかり~」
憂「だって…」
唯「ほらほらはやく」
憂「う、うん」
「あ、憂~!」
唯「!」ピクッ
憂「…あ、純ちゃん。おはよー」
純「うん、おはよう」
純「…」チラッ
唯(うっ!)
唯「…」パッ
憂「お姉ちゃん?どうかした?」
唯「う、ううん」
純「」ニヤ
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 12:35:24.00:8S44AtUeO
純「でさぁ、そのときその人が…」
憂「あはは、すごいねそれ」
唯「…」トボトボ
憂「…?」
純「憂?」
憂「あ、ううん。なんでも…」
純「そう?それでさぁ」
憂「うん」
憂(そういえばお姉ちゃんと純ちゃん一回も話してないなぁ)
憂(なんでだろ)チラ
唯「!」
唯(うぅ、憂に心配かけちゃってるかなぁ)
純「……」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 13:17:54.88:8S44AtUeO
憂「もう着いちゃったね」
純「あはは、話してるとあっという間だね」
憂「うん、じゃあお姉ちゃん、私たちはこっちだから…」
純「あっそうだ!私憂のお姉ちゃんと話すことがあるんだった」
憂「え?」
純「ですよね?」
唯「えっ?う、うん」
純「じゃあ憂そういうことだから先行ってて」
憂「?うん」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 19:49:04.79:y8Snftlx0
―
唯「な、なにかな」
純「うーん、とぼけるんですか?」
唯「なにを…?」
純「カメラ、全然憂写ってませんでしたけど」
唯「あ、それは…」
純「なんですか?」
唯「う、憂が私と寝たいって言ったから!だからしょうがないもん」
純「へー、そうですか」
純「先輩から誘ったくせに何言ってるんですか」
唯「えっ?ど、どうして…」
純「さっき先輩の前で憂と話してましたけど」
唯「そんなぁ…」
純「…さて、なにかしてもらわないといけませんね」
唯「ええっ!また!?」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 19:53:34.21:y8Snftlx0
純「先輩が裏切るようなマネするからですよ」
唯「うぅ…なにをすれば…」
純「そうですね。…じゃあ、お風呂にもカメラ仕掛けちゃいましょっか?」
唯「それはやりすぎだよ!」
純「えー、じゃあどうしますか」
唯「えっと、このままで…へへ」
純「だめですよ」
唯「う…」
純「ほかに思いつくこともないしなぁ……」
純「もう言っちゃおっかなあ」
唯「や、だめっ!」
唯「う、憂のパンツなら、出来るだけ新鮮なものを調達するから…だから…」
純「…じゃあ今履いてるのもらってきてください」
唯「えっ」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 19:59:32.16:y8Snftlx0
―
ガチャ
憂「あ、純ちゃん何話してたの?」
純「えへー、ひみつ~」
憂「あーひどいなぁ」
純「あとでわかるよ」
憂「そっか。じゃあ待ってる」
純「うん」
純(お姉ちゃんにパンツせがまれたらさすがの憂でもドン引きだよね)
純「ぐふふ…」
憂「えっ、大丈夫?」
純「あ、うん」
純(それにうまくいったらフレッシュぱんつが手に入るし、なんていい作戦!)
憂「?」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:03:07.35:y8Snftlx0
キーンコーン…
憂「あ、もうホームルーム始まるよ」
純「うん、またあとでね」
憂「ばいばーい」
「きりーつ、れーっ」
ガタタッ
純(憂のパンツ…憂のパンツ…)
純(うへへ…)ジュルリ
純(辛抱たまりませんなぁ)
憂「…」カキカキ
純(真面目だなぁ憂は)
純(私なんて不純なことしか考えてないよ、純なのに)
純「ぐふっ!」ブッ
純「あ…なんでもありません」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:09:19.41:y8Snftlx0
―
純「さて…お昼だ」
純(そろそろ先輩も動くはず)
憂「純ちゃーん、こっちでご飯たべよー」
純「うん、今行くー」
プルルル
憂「ん?」
梓「電話?」
憂「いや、メールみたい…えっと」
憂「お姉ちゃんだ」
純(来た!)
憂「えと…話があるから……話?なんだろ」
梓「お弁当また忘れたんじゃないの」
憂「そんなことないよー、私が確かめたから」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:12:07.42:U266dMrD0
>純(私なんて不純なことしか考えてないよ、純なのに)
おっさんかww
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:14:10.84:y8Snftlx0
梓「憂も大変だね…」
憂「あはは、そんなことないよ。ちょっと行ってくるね」
梓「うん、頑張ってね」
憂「あー、梓ちゃんひどいよー」
梓「あはは、冗談だよ」
憂「じゃあ行ってくる」
純「…」
タタタ
梓「純?」
純「え?なに?」
梓「どうしたの?」
純「いや、別に」
梓「ふーん、まいっか」
純(いよいよよ……言いにくっ)
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:18:53.11:y8Snftlx0
―
ガチャ
憂「お姉ちゃーん?」
「あ、ういー?」
憂「どこいるの?」
「こっちだよ、来て」
憂「?」
スタスタ
憂「お姉ちゃん?なにを…」
唯「やあ」
憂「えっ……」
唯「憂におはなしがあるんだ」
憂「それより……な、なにしてるの…?」
唯「ん?憂のパンツ被ってるんだよ」
唯(ここまできちゃったんだ。本当の私を見てもらうんだ!)
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:23:59.19:y8Snftlx0
唯(きっと憂なら正面からぶつかればわかってくれるはず…)
憂「や…」
唯「え?」
憂「やだ、やめて…」
唯「まって、話したいことが…」
憂「いやっ!こないで…」
唯(あれ…なにかが違う…)
唯「違うんだようい違うんだよ」ズズズ
憂「ひっ…いや…」
唯「さあおはなししようよさあさあ」
憂「や、やだぁ…こないでっ」
唯「ふふ、ふふふふふふ」
憂「っ…きゃああああああ!」
唯(そんなっ!)
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:27:33.00:Tkj4rVPx0
牙を剥きおった
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:32:25.26:y8Snftlx0
憂「うわぁぁん…」グスッ
唯「うい……」スッ
唯(違う…これは現実じゃないんだ…)
憂「こ、こないでよぉ…」
唯(そうだこれは夢なんだ)
ガシ
憂「はなしてぇ…」
唯「ふふ…パンツなんかで我慢しなくてもいいんだ…」
憂「やだ、やだぁ…」ポロポロ
唯「うい、かわいいよぉ…」
ガチャッ!
律「こらあああゆいぃいいい!!」
唯「ひぇっ!?」
律「なにしてんだぁー!」
唯「り、りっちゃん!?」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 20:39:19.80:y8Snftlx0
律「憂ちゃんから離れろっ!」
唯「ち、違うんだよりっちゃん。これは…」
律「とにかく離れろ…」
憂「…うぅ…」
唯「…」
唯「なにこれ…」
律「?」
唯「こんなの違うよ…」
唯「私が正直に告白したら憂は許してくれて、そしたら前よりもっと親密な関係になって」
唯「それで私は憂に嫌われることもなく一番おいしい立場になるはずだったのに…」
律「…なにいってるんだ」
唯「はっ!そうだこれは夢なんだ。起きたらまた憂のパンツくんかくんかして、それで…」
律「唯!やめろっ!」
唯「あはは、夢だ、夢なんだよ…」ポロポロ
律「唯、次はもうないのっ!」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:06:30.76:y8Snftlx0
憂「律さんっ!」
律「!」
憂「だ、大丈夫ですから…」
律「何言ってるの、私がちゃんと言っておくから」
憂「いえ、平気なので…だから…」
憂「お姉ちゃんと話をさせてください…」
唯「…!」
律「憂ちゃん…」
憂「…お願いします」
律「……わかった、でもくれぐれも気をつけてな」
憂「はい、大丈夫です」
唯「うい……」
律「唯、変なことするなよ」
唯「う、うん」
律「じゃあ…」バタン
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:11:00.96:y8Snftlx0
憂「…」
唯「…」
唯「う、うい…」
憂「お姉ちゃん」
唯「は、はい」
憂「…お話って言ったのに聞いてあげなくてごめんね」
唯「う、憂は悪くないよっ!あんなことされたらだれだってびっくりすると思うし…」
憂「うん、すっごくびっくりした」
唯「だよね…」
憂「じゃあお話…聞かせてくれる?」
唯「…うん」
―
唯「はじめはね、ただ憂のパンツを嗅いでみたくなっただけなんだ」
憂「うん…」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:17:00.31:y8Snftlx0
唯「それで、憂がいない隙に憂の部屋からパンツを盗んで」
憂「…」
唯「嗅いでみたら、とってもいい匂いがしたんだ」
憂「お姉ちゃん…」
唯「それに憂の匂いがいっぱいしてさ、私興奮しちゃって」
唯「その時だったかな。はじめてひとりえっちしたのは…」
憂「…」
唯「それからはもうやみつきになっちゃって。何度も靴下や下着をこっそりタンスから抜き取ったよ」
唯「幸せだった、本当に」
唯「…あの頃の私は、きっと夢を見ていたんだね…」
唯「あのままだったらばれなかったのに、でも魔が差しちゃった」
唯「憂はいないときには、憂の部屋でひとりえっちすることもあったよ」
憂「あ…そういえば…」
唯「あ、やっぱり気づかれちゃってたかぁ」
憂「うん…たまに変な匂いしてた…」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:22:49.83:y8Snftlx0
唯「へへ、なんだか恥ずかしいな」
唯「……もう、失うものなんてないのにね…」
憂「お、お姉ちゃん」
唯「憂は気を使わなくていいよ」
唯「全部、悪いのは私なんだ」
憂「……」
唯「それからは、当然と言ってもいいかも知れないけど、やっぱり脱ぎたてが欲しくなっちゃったんだよね」
唯「憂の脱ぎたてのぱんつ…情け無いけど、こんな今でも考えたら興奮しちゃう」
憂「やめてよぉ…」
唯「ごめんね、でも憂にはもう正直でいたいから」
唯「本音を言えば、今にも憂に襲いかかっちゃいそうだよ」
憂「!」ビクッ
唯「大丈夫、りっちゃんにも止められてるし、私の意志もそんなにやわじゃないよ」
唯「なんとか危ういところで均衡を保ってるよ」
憂「…」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:31:42.07:y8Snftlx0
唯「憂がご飯を用意してる時に何度も洗濯機から下着を手に入れたよ」
憂「あ…もしかしてあの時も」
唯「うん、ばれちゃったかとおもってハラハラしたよ」
唯「…で、その下着は新鮮とは言えなかったかもしれないけど、それでも洗濯後のものとは全然違った」
唯「すっごくえっちな気分になっちゃって、その後はまともに憂の顔みられなかったよ」
憂「そっか…」
唯「たまに、なんだか湿ってる時もあってさ、その時は毎回持ち帰ってた」
憂「や、やだ」
唯「そのパンツはいつも以上に憂の匂いがして、それにちょっぴりえっちな匂いもした」
唯「当然、おなにーしたよ」
憂「…」
唯「…最高だった。これまでにないほど体が熱くなって、はじめて絶頂を迎えたよ」
憂「そんなに…」
唯「でもそのパンツはもちろん使い物になんてならなくて、でも捨てられなかったから今も私の部屋に保存してあるよ」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:35:08.56:f9IxzMNl0
ぶっちゃけすぎだろ
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:39:21.90:y8Snftlx0
憂「捨ててよ…」
唯「ごめん、できないや」
唯「…人間の欲ってものは、とどまることを知らなくて」
唯「最終的には、私は憂を求めた」
唯「もちろんそんなことしちゃいけないってわかってたし、するつもりも、勇気もなかった」
唯「なんとかパンツで心を繋いで、それで大丈夫だったんだよ」
唯「…でもね、ある出来事があったんだ」
憂「…なに?」
唯「もう言っちゃうけどね。憂のお友達の純ちゃんにおなにーみられちゃったんだ」
憂「純ちゃんに?」
唯「うん。最近の私はおなにーのとき憂の名前を叫びながら絶頂に達するのが流行りだったから、それでばれちゃった」
憂「わたしの名前…やめてよ…」
唯「だって興奮するんだもん」
憂「…じゃあ、仕方ない…の?」
唯「うん」
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:41:14.17:dp4CeZBbO
>うん
じゃねーよwww
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:49:01.96:y8Snftlx0
唯「見つかったのは昨日」
唯「純ちゃんにはばらさないかわりに条件を出されて、しぶしぶそれを飲むしかなかった」
憂「どんな条件?」
唯「純ちゃんの名誉に関わるから言わないよ」
憂「そう…ってそんなことなんだ…」
唯「うん。一つ言っておくとすれば、今憂の部屋にはカメラが仕掛けてあるよ」
憂「えっ」
唯「大丈夫、仕掛けたのは昨日だから」
憂「えっ…それって純ちゃんが…?」
唯「それは言わない」
憂「そっか…ほとんどばれちゃってるけど…」
唯「うん」
憂「純ちゃん……」
唯「あ、あと憂のパンツ一枚純ちゃんが持ってるよ」
憂「…」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:50:34.37:wnumNCbY0
唯何も隠す気が無いwwwww
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:53:31.87:y8Snftlx0
憂「…お姉ちゃんが渡したの?」
唯「うん…って言わないよ」
憂「今言っちゃったよ」
唯「忘れて」
憂「うん…」
唯「それで、今日」
憂「…」ゴクリ
唯「ついに憂の生パンを手に入れなければいけないハメになったんだ」
憂「純ちゃん…」
唯「どうして純ちゃんが出てくるの、忘れてっていったでしょ?」
憂「うん」
唯「決行は昼休み、つまり今だね」
唯「私は憂を呼び出した」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:03:19.55:y8Snftlx0
唯「憂からどうやってパンツをもらおうかなんて思いつかなかったけど、なんとか憂が来るまでに考えようと思ったんだ」
憂「何言われてもあげるつもりはないけど…」
唯「うん、それで頭を捻って捻ってぐるぐる回してたんだけど」
憂「お姉ちゃん、頭を捻るっていうのはそういう言い回しだよ」
唯「あ、そうなんだ」
唯「まあいいや。そして考えてるうちにね、だんだんおかしいなって思ってきて」
唯「あたりまえだよね。妹に生のパンツをせがむ姉なんて」
唯「でも真剣に考えたのはその時が初めて。私、ばかだからさ」
憂「…そんなことないよ」
唯「ううん、それでね、やっぱり全部打ち明けよう、って思ったんだ」
唯「正直に、今までやってきたことを…」グゥ
唯「あ、ご飯食べてないからお腹なっちゃった」
憂「ちょっと、信じられない…」
唯「まあまあ」
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:10:20.42:y8Snftlx0
唯「だから、憂にまっ裸でぶつかろうって思ったんだ!」
唯「あ、でも裸になるのはしてないけどね」
憂「だから言い回し」
唯「へぇ~」
唯「脱がなくてよかったよ」
憂「脱ぐつもりだったの?」
唯「うん。なにより憂に裸を見せるのってなんだか興奮…いやなんでもない」
憂「…」
唯「だからせめてもの誠意として、憂のパンツを被って出迎えた」
憂「誠意…?」
唯「うん」
憂「その、正面からぶつかるためとかじゃなくて…?」
唯「え?だってパンツ被られるの少しは嬉しいとか思わなかった?」
憂「当たり前でしょ!最低だよお姉ちゃん!」
唯「あちゃー…失敗したなぁ」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:15:31.26:y8Snftlx0
唯「まあかぶりたいのもあったけどね」
唯「でも、今ちゃんとこうして伝えたよ」
唯「あなたのお姉ちゃんは、変態です…ってね」
憂「知りたくはなかったよ…」
唯「これが現実だよ、辛いだろうけど受け止めて」
憂「うん…」
唯「これからは…」
憂「?」
唯「これからはちゃんとパンツ嗅ぐときは許可もらうし、勝手に持っていかないし」
憂「ちょ、ちょっとまって。まだ続ける気なの?」
唯「えっ、ダメなの?」
憂「あんまりしてほしくないなぁ…」
唯「少しだけだから、我慢してよ」
憂「でも…」
唯「いいでしょ、もう隠し事はしてないんだから」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:21:12.24:4fqnU+dG0
どんだけ図々しいだこの唯はwww
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:23:00.98:oCzpG9lWP
憂ちゃん押され気味可愛い
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:23:53.98:y8Snftlx0
唯「…さてと」スクッ
憂「これから、どうするの?」
唯「うーん……」
唯「帰っちゃう?」
憂「えっ?」
唯「このまま授業を受けられそうにもないし、お腹も空いたし」
唯「さぼっちゃおうよ」
憂「わたしも?」
唯「うん」
憂「怒られちゃうよ」
唯「いーじゃんいーじゃん。私が無理やり連れだしたっていうから」
憂「うーん…」
ギュ
憂「!」
唯「ほら、行こ?」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:27:35.70:y8Snftlx0
憂「お、お姉ちゃん」
唯「よーっし、行くぞー!」タタ
憂「ま、まって!」グイッ
唯「あはは、憂しっかりー」
憂「もー…」
唯「ほらほらー!」
憂「……ふふっ」
タタタ
唯「…なんだかこういうのも楽しいね」スタスタ
憂「今日だけだからね?」
唯「うん、わかってるよぉー」
唯「……いろいろごめんね憂」
憂「…今更謝らなくても、いいよ」
唯「えへへ、一応ね。……あ、あと……ありがとねっ!」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:30:54.23:y8Snftlx0
憂「っ!」
唯「へへー」ニコ
憂「お、お礼も…いらないよ」
唯「言ったっていいじゃん」
憂「…うん」
唯「……ねぇうい、抱きついてもいーい?」
憂「え…」
唯「いやならいやって言って。そしたらやめるから」
憂「えと…」
唯「いいかな?」
憂「……うん」
唯「やったぁ!ありがとーういー!」ギュウ
憂「うわっ」
唯「んふふー」スリスリ
憂「ちょ、ちょっと…やりすぎ…」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:40:04.07:y8Snftlx0
唯「ねぇういー?」
憂「…なあに?」
唯「だーいすき!」
憂「どういう意味で?」
唯「うっ…そこは聞かないで返事だけしてほしかった…」
憂「だって変な意味かもしれないし」
唯「変な意味って…」
唯「そうだよ!私は憂のことそういう目で見てるよ!」
憂「開き直っちゃった…」
唯「憂のせいだもん!」
憂「…ふふ」
唯「あー、笑わないでよお!」
憂「ううん…ねぇお姉ちゃん」
唯「ん?」
憂「…ありがとね、嬉しいよ」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:43:08.21:y8Snftlx0
唯「むむっ!それはもしかして…」
憂「あ、そういうことじゃないよ」
唯「なぁんだ…」
憂「…でも」
唯「?」
憂「今後のお姉ちゃん次第かな」
唯「!そ、それは…」
唯「……どういう意味?」
憂「自分で考えてくださーい」
唯「ああっ、そんなぁ」
憂「ふふっ」スタスタ
唯「あっ、まってー!」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:51:49.70:oCzpG9lWP
なぜかラブコメチックに
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:55:11.10:y8Snftlx0
憂「……♪」
唯「ういー…」ゼーゼー
憂(……かっこいいお姉ちゃんは、どっかに行っちゃったけど)
憂(こんなお姉ちゃんでも、いいかな)
憂(優しくて、正直で、かわいくて、ちょっぴり…いや、結構変態なお姉ちゃん)
憂(そんなお姉ちゃんでも、私は……)ピタ
唯「うい?」
憂(私は……)
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:56:02.66:y8Snftlx0
唯「うい…っむぐ」チュッ
憂「ん…」
唯「…ぷは…え?い、いまの…ええっ!?」
憂「んー?」
唯「うい…え…?」
憂「あ、夕飯の買い物行かなきゃ」タタタ
唯「う、ういっ!?まってよー!」
憂「……えへへっ」
――――――――――――
―――――――――――――――
純「チクショー!」
梓「うわっ!」ビクッ
ちゃんちゃん。おしまい。
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:57:48.99:4je6ucdR0
乙!面白かった?
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:59:47.16:ZZAReKe/0
変態唯もなかなか
おつ!!
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:07:03.06:pwpDg49WO
乙ー
面白かった
―
唯「……」
唯「ふぅ、危なかった」
唯「靴下持ってきちゃったよ…」
唯「どうしよ……」
唯「…」
唯「」クンカクンカ
唯「」クンカクンカ
唯「…あーっ、すごくいいよこれ…」
唯「」クンカクンカ
トントン
唯「」サッ
憂「…お姉ちゃんギター弾くのやめたの?」
唯「うん、なんだか眠くなっちゃった」
憂「そっか」
唯「ちょっとお昼寝でもしようかな」
唯「あ、そうだ。なんなら憂も一緒に寝る?」
憂「えっ…?」
唯「あはは、冗談だよ。じゃあおやすみ」
憂「う、うん」
バタン
憂(お姉ちゃんたら…もう!)ドキドキ
唯「…ふぃー」バタン
唯「パンツとり逃しちゃったなぁ~」
唯「ちぇー」
唯「…仕方ない…」
ガラッ
唯「昨日のでいっか」
唯「」クンカクンカ
唯「うーん」
唯「ヨダレのせいで少しにおいがわからなくなっちゃってるよ~」
唯「もう!わたしのバカ!」
唯「…ブラジャーで我慢しよ」ヒョイ
唯「」クンカクンカ
コンコン
唯「」ササー
憂「お姉ちゃん、入るよー」ガチャ
唯「zzz…」
憂「あ、もう寝ちゃってた…」
唯「…」
憂「わたしの下着あるかな……」キョロキョロ
憂「…あ、パンツ…」ヒョイ
唯「…」
憂「なんでだろ…少し濡れてる……」
憂「最近こういうの多いなぁ…」
憂「ちょっとこわいよ…」プルプル
憂「……」
憂「それにどうして毎回お姉ちゃんの部屋にあるんだろ…」
憂「…」ブルッ
憂「き、気のせいだよね!」
憂「…私も寝ようかな」
憂「……ん?」
唯「…」
憂「あれ…お姉ちゃんが私のブラジャー持ってる…」
憂「ちょっとごめんね」
唯「」ギュウ
憂「お、お姉ちゃん離してよー」
唯「」ギチギチ
憂「うぅ、離してくれない…」
唯「」ミシミシ
憂「…諦めよう」
憂「…もしかして」
憂「お姉ちゃんが守っててくれたのかな…?」
憂「…」
憂「…ふふっ、ありがとね。お姉ちゃん…」
チュッ
…パタン
唯「…」
唯「」ムクリ
唯「…ほっぺにキスされた……」
唯「…んっ、ふっ!」
唯「んむぅ~~~!」
唯「…くそー、ベロが届かない…」
唯「…顔拓でも取っておこう」
~~~
憂「…ん…」ムク
憂「あ…ほんとに寝ちゃってた…」
憂「晩ごはんつくらなきゃ」
ガチャ
憂「えっと、なににしようかなぁ」
憂「お姉ちゃんに聞いてみよう」
憂「おねえちゃーん」
唯「」バシャバシャ
憂「どうしたの、そんなに顔洗って」
唯「…ぷは。…ううん、ただ洗いたくなっただけだよ」
憂「?そっか」
唯「それで、晩ごはんのことでも聴きに来たのかな?」
憂「え?そうだけど、よく分かったね」
唯「憂のことならなんでもわかるよ」
唯「…憂が知らないことまでね」
唯(特ににおいとか)
憂「!」
憂(お姉ちゃんたら…!)
憂「そ、それでなにがいいかな」
唯「うーん……じゃあ」
憂「うん」
唯「うい、が食べたいなぁ」
憂「も、もう!ふざけないでよー!」
唯「えへへ、ごめんごめん」
憂「…」ドキドキ
唯(ちぇっ)
~~~
唯「ごちそうさま」
憂「じゃあ片付けちゃうね」
唯「あ、私も手伝うよ」
憂「えっ、いいよ休んでて」
唯「憂と一緒に洗い物したいなぁ」
唯「憂は嫌なのかなぁ」
憂「ち、ちがうよ!」
憂「…じゃあ、お願い」
唯「うん、憂はやさしいね」ナデナデ
憂「えへ、へへ…」
憂(お姉ちゃんのほうがやさしいよ!)
唯(あ、せっかく頭撫でられたのに洗い物したらもったいないことになっちゃうなぁ)
唯(失敗した)
憂「?」
ジャージャー
憂「ふんふ~ん♪」
唯「憂、機嫌いいね」
憂「えへへ、だってお姉ちゃんと一緒に洗い物してるんだもん。当たり前だよ」
唯「…そっかぁ」
唯「いつもありがとね、憂。これからは私もなるべく手伝うよ」
憂「えー、お姉ちゃんはゴロゴロしてていいよ」
唯「でも…」
憂「いいの!私がやりたくてやってることだから!」
唯「うい……ありがとっ!」ギュッ
憂「ふわっ」
唯「憂はかわいいなぁー」撫でてあげたり
憂「ちょ、ちょっと恥ずかしいよ…」
唯「よしよし」
唯(よし、匂いを付けられた)
―
唯「じゃあ部屋行ってるね」
憂「うん」
唯(じっくり堪能するとしよう)
憂「…」
トントン
憂(最近お姉ちゃんかっこいいなぁ)
憂(今日なんて洗い物手伝ってくれたし)
憂(なんだかクールで大人っぽいし)
憂(どうしたのかな…)
憂(ま、まさか彼氏とか…?)
憂(…しょうがないよね…お姉ちゃんかわいいもんね…)
憂「…はぁ」
―
唯「ああっ、ういぃ!いい匂いだよぉ!」クンカクンカ
こいつはwww
唯「んぅ~っ!っはぁ!」
唯「だめ、我慢出来ない…」
唯「…」ムラムラ
唯「…少し、しちゃおっかな」
唯「んしょ…」ヌギヌギ
コンコン
唯「」バババッ!!
憂「お姉ちゃん、いい?」
唯「うん」
憂「おじゃまします…」ガチャ
唯「なあに?」
憂「あの、その…」
憂「えと……」
唯「…ねぇ憂、一緒に寝よっか?」
憂「う、うん!」パァ
唯wwwwwwwwww
憂「じゃあ、ごめんね」
モゾモゾ
唯「…」
憂「…えへへ、ありがとね。お姉ちゃん」
唯「どうして?」
憂「お姉ちゃんやさしくしてくれるから」
唯「そんなことないよ」
憂「ある!」
唯「…ふふ、じゃあそうしとくよ」
憂「うん!」
唯(もうかわいいなぁこの子ったら!)スンスン
憂「……」
唯「……」
憂「ねぇお姉ちゃん、ちょっと聞いてもいいかな…?」
唯「なあに?」
憂「その、勘違いだったらごめんね」
憂「…最近、なにかあった?」
唯「…?」
唯(まさか、ばれちゃったかな…)
唯(嫌われちゃったら匂いを嗅ぐこともできなくなっちゃうよ!)
唯(どうしよう…)
唯「どうして?」
憂「だって、最近お姉ちゃんちょっと雰囲気違うから…」
唯「変だった?」
憂「ううん、ちょっとかっこいい……かも」
唯「照れちゃうよ」
憂「えへへ……でも、その、気になっちゃって」
唯「なにが?」
憂「か、彼氏さんでも…出来たのかなぁ、なんて…」
唯「……まさか、そんなわけないよ」
憂「ほんと?」
唯「うん、だって私には…憂がいるからねー」
憂「わ、私は真剣に…」
唯「私も真剣だよ」
憂「えっ…」
唯「ふふー」ニコ
憂「っ!もう!私寝るからね!」プイッ
唯「あー、ごめんね憂」
憂「ふ、ふんっ」
唯「…」ギュ
憂「!お、お姉ちゃん」
唯「……おやすみ」
憂「…うん」
唯(あ~いい匂い…)クンカクンカ
うすうす気付いてたけど俺変態唯好きだわ
―
唯「…」
憂「zzz…」スヤスヤ
唯「」クンカクンカ
唯「…」
唯(こんなに憂の匂いを嗅がされちゃおさまらないよ~)
唯(うーん)
唯「…」ムラムラ
唯(ちょっとごめんね、うい)
唯「…えい」
スリスリ
唯「んっ」
唯(これすごい……やば…)
スリスリ
唯「あぁっ」
唯(声でちゃう…)
憂「…ん…」
唯(もっとやりたいけど……これ以上やったら憂起きちゃうなぁ…)
唯「…」ムラムラ
唯(う~我慢がまん!)
唯「…」ムラッ
唯(…寝ちゃえば平気!)
唯「……羊が一匹、羊が二匹…」ブツブツ
唯「……」
唯「」クンカクンカ
憂の前ではかっこいいけど実は憂専門の変態って最高じゃねえか
~~~
「…えちゃん、お姉ちゃん起きて」
唯「んぅ………」クンクン
憂「朝だよ」
唯「ん……」パチ
憂「顔洗ってきてね、ご飯出来てるから」
唯「うん…わかった」
憂(こういうところはやっぱりお姉ちゃんだ)
憂(よかった)
憂「じゃあ待ってるね」
唯「うん……」
パタン
唯「……さて」
唯「パンツぱんつ……」ゴソゴソ
―
唯「ういー、行くよー」
憂「う、うん!」
唯「今日は憂のほうが遅かったね」
憂「だ、だって」
憂「お姉ちゃんが部屋に入れてくれなかったから…」
唯「えへへ、ごめんね」
憂「なにしてたの?」
唯「ひみつー」
憂「もー、やましいことでもしてないよね?」
唯「あー、憂ひどい」
憂「ふふ、冗談だよぅ。じゃあ行こ」
唯「うん」
唯(いっぱいしてるけどね!)
スタスタ
唯「……あ」
憂「どうかした?」
唯「いや、なんでもない…」
憂「?」
唯(パンツ持ってきちゃった…)
唯(平気かな?なくさないようにすれば)
唯(……むしろ学校でも匂い嗅げていいかも)
唯「ふふっ!」
憂「なあに?」
唯「なんでも~」
憂「?変なお姉ちゃん」
唯(なんだか楽しくなってきたよぉ~)
唯(前からやってればよかった)
―
唯「じゃあ憂、またあとでね」
憂「うん。またね」
唯「ばいばい」
憂「ばいばい!」タタタ
唯「……」
唯(かーわいいなぁ…)
唯(…トイレ行こ)
唯「…」
バタン
唯「むっはあぁぁ」
唯「憂のパンツいい匂いだよおぉぉ!」クンカクンカ
唯「はぁはぁ…」
唯「ん~ナイススメルだよぉ」
唯「はぁはぁ」
……バタン
唯「!」
唯「だ、だれっ!?」
唯「……」
唯「……やば」
唯(ぜったい聞かれちゃったよね……)
唯(……どうしよ)
唯(憂に知られるのだけは防がないと…)
唯(でもどうやって…)
唯(…ひょっとして、いますっごいピンチ…?)
唯「……」
唯「」クンカクンカ
―
ガチャ
唯「…はぁ」
律「あ、唯」
唯「りっちゃんおはよ……」
律「どうした?元気ないぞー」
唯「なんでもないよ…じゃあね…」スタスタ
律「……?」
「きりーつ、れーっ」
唯(…ほんとにどうしよう…)
唯(あんなのばれちゃったら、みんなどうするかな…)
唯(いっそのこと『私は妹のパンツの匂いを嗅ぐ至って健全な女子高生です!』って告白してみようかな…)
唯(……そんなのできるわけないじゃん。ばーか!)
唯(あ~っ、もー!)
―
唯「…やっとお昼だ…」
唯「憂のお弁当食べて気をまぎらわせよう」
ゴソゴソ
唯「…あれ?」
ゴソゴソ
唯「ない、ないよー…」
唯「…終わった…」
唯「……」
唯(これで憂を感じられるものはパンツだけになってしまった…)
唯「」ズーン
律「ゆいー、飯食おうぜー」
澪「唯?」
紬「おーい、唯ちゃーん」フリフリ
唯「…はっ!…みんな…」
紬「お弁当ないの?」
唯「うん…忘れちゃった」
律「じゃあ購買行こうぜー。私もパン買うからさ」
唯「いや、いいや…」
澪「じゃあお昼どうするんだ?」
唯「…我慢する」
唯(憂のお弁当に失礼だもんね…)
律「?なんで我慢するんだ」
唯「ううん、いいの」
律「?ふーん」
唯「…」
唯(…パンツ嗅いでこよ)
唯(トイレはまずいから…部室でいっか)
唯「私、ちょっと用事があるから」
澪「用事?」
唯「ああ、気にしないで。大したことじゃないから」
澪「そうか」
唯「うん、じゃあ行ってくるね」
バタン
ガチャッ
憂「お姉ちゃーん」キョロキョロ
紬「あら、憂ちゃん」
憂「あ、皆さんこんにちは」
律「どうしたの?」
憂「あの、お姉ちゃんがお弁当忘れたので持ってきたんですけど…」
澪「あー、ちょうど入れ違いになっちゃったな」
憂「どこいきましたか?」
律「なんか用事って言ってたけど」
憂「用事?」
律「うん、大したことじゃないって」
憂「……わかりました。ありがとうございます」
律「んーん」
憂「じゃあ失礼します」
紬「じゃあねー」
バタン
澪「……私たちが預かればよかったんじゃないか?」
律紬「あ」
憂(用事?ってなんだろ…)
憂(…職員室行ってみよう)
―
憂「…いないなぁ」
憂「部室とか…いないか」
憂「一応行ってみよう」
―
唯「ういっ!ああ憂かわいいよペロペロしたいよおぉ!」クンカクンカ
唯「ほっぺもおててもうなじもあんなところも全部私がきれいにしてあげるよぉぉぉ!」
唯「はぁはぁ」クンカクンカ
ガチャ
唯「」サッ
唯「…だれ?」
純「な、なにを…してるんですか…?」
唯「あ、憂のお友達だちの…」
唯「…だれだっけ?」
純「鈴木です!」
クンカクンカしてる時に人来すぎwww
純ちゃん可愛い
純「じゃなくて!今なにをしてたんです!?」
唯「み、見ちゃった?」
純「っていうかトイレでもやってたじゃないですか!」
唯「あ、あれ純ちゃんだったんだ…」
純「最低ですよ!」
唯「お願い!だれにも言わないで!」
純「そんな台詞はまず被ってるパンツを取ってから言ってください!」
唯「わかったからお願い!言わないで!」
純「憂には言いますから」
唯「えっ?だ、だめだよそれは」
純「だって当の憂に隠してどうするんですか」
唯「や、やだよ憂にきらわれちゃう」
純「……じゃあ」
唯「?」グス
純「ひとつ、条件があります」ニヤリ
ゴクリ…
―
純「じゃあそういうことで」
唯「うぅ……」
純「いいですか?」
唯「やっぱりそんなの…」
純「ならいいです。憂にいいますからね」
唯「わ、わかったよ!…だから憂には言わないで…」
純「じゃあよろしくお願いしますよ」
ガチャ
憂「お姉ちゃん?」
唯「!」
純「あ、憂」
憂「あれ?どうして純ちゃんが…」
純「実は……かくかくしかじか」
憂「…へー、偶然通りかかったらお姉ちゃんがなくしたギターのピック探してたから廊下からずっと一緒に探してきて軽音部の部室まで来たんだ。ありがとね純ちゃん」
純「うん」
唯「……」
~~~
唯「ただいまー…」
憂「あ、お姉ちゃんおかえりー」パタパタ
唯「憂…」
憂「どうしたの?元気ないよ」
唯「……ううん、へいき…」
唯「じゃあ着替えてくるね…」
憂「?うん」
トントン
唯「……はぁ」
唯「ほんとにやるのかなぁ」
唯「でもやらなくちゃばらされちゃう……」
唯「ごめんね、憂…」
ガチャ
唯「…」ソロソロ
唯「……まずは、ここらへんでいいかな…」カチャ
唯「……」
~
純『まずひとつめ!憂の部屋にカメラを仕掛けてください!』
唯『えっ!?』
ほほう
純『なんですか?』
唯『ど、どうして』
純『…ふふん、憂のかわいさなら先輩が一番わかってるんじゃないですか?』
唯『まさか…純ちゃんも…?』
純『ええ、だから先輩にべったりの憂に今にもばらしたくてうずうずしてますよ』
純『こんなこと知ったら、憂どんな顔するかなぁ』
唯『や、やるから!だからやめて…』
純『わかってますよ。じゃあよろしくお願いしますね』
唯『うん…』
純『あ、そのパンツはください』
唯『えっ』
~
唯「…ごめんね、ごめんねうい…」グスッ
「お姉ちゃ~ん?」
唯「!」ビクッ
「ご飯冷めちゃうよー」
唯「う、うん!すぐいくよ!」
唯「えっと…」
ポチ
唯「…っ」
パタン
憂「今日はオムライスだよ」
唯「…うん」
憂「お姉ちゃん?…いやだったかな…?」
唯「えっ!?ち、ちがうよ考え事!」
憂「そっか、じゃあ食べよ」
唯「うん…」
―
憂「そろそろ寝ようかな」
唯「え?寝るの?」
憂「もう1時だよ?」
唯「あっ、ほんとだ…」
憂「お姉ちゃんもそろそろ寝たら?」
唯「うん…」
唯(憂が部屋行っちゃったらカメラが…)
唯「…うい」
憂「なあに?」
唯「今日は、私の部屋で一緒に寝よ」
憂「えっ?」
唯「だめ?」
憂「う、ううん!もちろんいいよ!」
唯(…よかった)
―
憂「失礼します…」モゾ
唯「あはは、そんなにかしこまらなくても」
憂「えへへ」
唯「…寒いから憂であったまろ~」ギュ
憂「わぁっ」
唯「はい、おやすみなさい」
憂「う、うん」
憂(抱きしめられてちゃ緊張して眠れないよー…)
唯(抱きしめてちゃ興奮して眠れない…)
唯(…くんかくんかしちゃおっか)
唯(あ…でも…)
~
純『ふたつめは、えっと…』
唯『…』
純『あ、もう憂の匂い嗅ぐの禁止で』
唯『えぇっ!?』
純『当たり前じゃないですか』
唯『生き甲斐なのに…』
純『私は別に構いませんけどー…?』
唯『わ、わかったよぉ』
~
唯「…」
唯(別に呼吸してるだけだし、いいよね)
唯「」クンカクンカ
~~~
唯「…」ムクリ
唯(もう朝……寝るの忘れた)
憂「zzz…」
唯(…憂もまだ寝てるし…)
憂「…」
唯「…」ゴクリ
唯(あ、危ない!襲っちゃうところだった)
唯(リビング行ってよ)
バタン
唯「……はぁ」
唯「これからどうしよう…」
唯「匂いを嗅ぐのもできなくなっちゃったし」
唯「お先まっくらだよぉ」
唯(憂の匂いを嗅げない世界なんて…)
唯「嗅ぎたいものも嗅げないこんな世の中じゃ~♪」
憂「なあに?その歌」
唯「ひっ!?」ビクッ
憂「?」
唯「あばば…な、なんでもないよ!」
憂「そう…?今日は早いねお姉ちゃん」
唯「う、うん。たまにはね」
憂「じゃあご飯つくっちゃうね」
唯「うん…」
ガチャ
憂「今日も寒いなぁ」
唯「くっつけば大丈夫だよ」ギュ
憂「わわっ、歩きにくいよぉ」
唯「いいじゃんいいじゃん」
憂「…えへへ」
憂「わ…」ヨタヨタ
唯「憂しっかり~」
憂「だって…」
唯「ほらほらはやく」
憂「う、うん」
「あ、憂~!」
唯「!」ピクッ
憂「…あ、純ちゃん。おはよー」
純「うん、おはよう」
純「…」チラッ
唯(うっ!)
唯「…」パッ
憂「お姉ちゃん?どうかした?」
唯「う、ううん」
純「」ニヤ
純「でさぁ、そのときその人が…」
憂「あはは、すごいねそれ」
唯「…」トボトボ
憂「…?」
純「憂?」
憂「あ、ううん。なんでも…」
純「そう?それでさぁ」
憂「うん」
憂(そういえばお姉ちゃんと純ちゃん一回も話してないなぁ)
憂(なんでだろ)チラ
唯「!」
唯(うぅ、憂に心配かけちゃってるかなぁ)
純「……」
憂「もう着いちゃったね」
純「あはは、話してるとあっという間だね」
憂「うん、じゃあお姉ちゃん、私たちはこっちだから…」
純「あっそうだ!私憂のお姉ちゃんと話すことがあるんだった」
憂「え?」
純「ですよね?」
唯「えっ?う、うん」
純「じゃあ憂そういうことだから先行ってて」
憂「?うん」
―
唯「な、なにかな」
純「うーん、とぼけるんですか?」
唯「なにを…?」
純「カメラ、全然憂写ってませんでしたけど」
唯「あ、それは…」
純「なんですか?」
唯「う、憂が私と寝たいって言ったから!だからしょうがないもん」
純「へー、そうですか」
純「先輩から誘ったくせに何言ってるんですか」
唯「えっ?ど、どうして…」
純「さっき先輩の前で憂と話してましたけど」
唯「そんなぁ…」
純「…さて、なにかしてもらわないといけませんね」
唯「ええっ!また!?」
純「先輩が裏切るようなマネするからですよ」
唯「うぅ…なにをすれば…」
純「そうですね。…じゃあ、お風呂にもカメラ仕掛けちゃいましょっか?」
唯「それはやりすぎだよ!」
純「えー、じゃあどうしますか」
唯「えっと、このままで…へへ」
純「だめですよ」
唯「う…」
純「ほかに思いつくこともないしなぁ……」
純「もう言っちゃおっかなあ」
唯「や、だめっ!」
唯「う、憂のパンツなら、出来るだけ新鮮なものを調達するから…だから…」
純「…じゃあ今履いてるのもらってきてください」
唯「えっ」
―
ガチャ
憂「あ、純ちゃん何話してたの?」
純「えへー、ひみつ~」
憂「あーひどいなぁ」
純「あとでわかるよ」
憂「そっか。じゃあ待ってる」
純「うん」
純(お姉ちゃんにパンツせがまれたらさすがの憂でもドン引きだよね)
純「ぐふふ…」
憂「えっ、大丈夫?」
純「あ、うん」
純(それにうまくいったらフレッシュぱんつが手に入るし、なんていい作戦!)
憂「?」
キーンコーン…
憂「あ、もうホームルーム始まるよ」
純「うん、またあとでね」
憂「ばいばーい」
「きりーつ、れーっ」
ガタタッ
純(憂のパンツ…憂のパンツ…)
純(うへへ…)ジュルリ
純(辛抱たまりませんなぁ)
憂「…」カキカキ
純(真面目だなぁ憂は)
純(私なんて不純なことしか考えてないよ、純なのに)
純「ぐふっ!」ブッ
純「あ…なんでもありません」
―
純「さて…お昼だ」
純(そろそろ先輩も動くはず)
憂「純ちゃーん、こっちでご飯たべよー」
純「うん、今行くー」
プルルル
憂「ん?」
梓「電話?」
憂「いや、メールみたい…えっと」
憂「お姉ちゃんだ」
純(来た!)
憂「えと…話があるから……話?なんだろ」
梓「お弁当また忘れたんじゃないの」
憂「そんなことないよー、私が確かめたから」
>純(私なんて不純なことしか考えてないよ、純なのに)
おっさんかww
梓「憂も大変だね…」
憂「あはは、そんなことないよ。ちょっと行ってくるね」
梓「うん、頑張ってね」
憂「あー、梓ちゃんひどいよー」
梓「あはは、冗談だよ」
憂「じゃあ行ってくる」
純「…」
タタタ
梓「純?」
純「え?なに?」
梓「どうしたの?」
純「いや、別に」
梓「ふーん、まいっか」
純(いよいよよ……言いにくっ)
―
ガチャ
憂「お姉ちゃーん?」
「あ、ういー?」
憂「どこいるの?」
「こっちだよ、来て」
憂「?」
スタスタ
憂「お姉ちゃん?なにを…」
唯「やあ」
憂「えっ……」
唯「憂におはなしがあるんだ」
憂「それより……な、なにしてるの…?」
唯「ん?憂のパンツ被ってるんだよ」
唯(ここまできちゃったんだ。本当の私を見てもらうんだ!)
唯(きっと憂なら正面からぶつかればわかってくれるはず…)
憂「や…」
唯「え?」
憂「やだ、やめて…」
唯「まって、話したいことが…」
憂「いやっ!こないで…」
唯(あれ…なにかが違う…)
唯「違うんだようい違うんだよ」ズズズ
憂「ひっ…いや…」
唯「さあおはなししようよさあさあ」
憂「や、やだぁ…こないでっ」
唯「ふふ、ふふふふふふ」
憂「っ…きゃああああああ!」
唯(そんなっ!)
牙を剥きおった
憂「うわぁぁん…」グスッ
唯「うい……」スッ
唯(違う…これは現実じゃないんだ…)
憂「こ、こないでよぉ…」
唯(そうだこれは夢なんだ)
ガシ
憂「はなしてぇ…」
唯「ふふ…パンツなんかで我慢しなくてもいいんだ…」
憂「やだ、やだぁ…」ポロポロ
唯「うい、かわいいよぉ…」
ガチャッ!
律「こらあああゆいぃいいい!!」
唯「ひぇっ!?」
律「なにしてんだぁー!」
唯「り、りっちゃん!?」
律「憂ちゃんから離れろっ!」
唯「ち、違うんだよりっちゃん。これは…」
律「とにかく離れろ…」
憂「…うぅ…」
唯「…」
唯「なにこれ…」
律「?」
唯「こんなの違うよ…」
唯「私が正直に告白したら憂は許してくれて、そしたら前よりもっと親密な関係になって」
唯「それで私は憂に嫌われることもなく一番おいしい立場になるはずだったのに…」
律「…なにいってるんだ」
唯「はっ!そうだこれは夢なんだ。起きたらまた憂のパンツくんかくんかして、それで…」
律「唯!やめろっ!」
唯「あはは、夢だ、夢なんだよ…」ポロポロ
律「唯、次はもうないのっ!」
憂「律さんっ!」
律「!」
憂「だ、大丈夫ですから…」
律「何言ってるの、私がちゃんと言っておくから」
憂「いえ、平気なので…だから…」
憂「お姉ちゃんと話をさせてください…」
唯「…!」
律「憂ちゃん…」
憂「…お願いします」
律「……わかった、でもくれぐれも気をつけてな」
憂「はい、大丈夫です」
唯「うい……」
律「唯、変なことするなよ」
唯「う、うん」
律「じゃあ…」バタン
憂「…」
唯「…」
唯「う、うい…」
憂「お姉ちゃん」
唯「は、はい」
憂「…お話って言ったのに聞いてあげなくてごめんね」
唯「う、憂は悪くないよっ!あんなことされたらだれだってびっくりすると思うし…」
憂「うん、すっごくびっくりした」
唯「だよね…」
憂「じゃあお話…聞かせてくれる?」
唯「…うん」
―
唯「はじめはね、ただ憂のパンツを嗅いでみたくなっただけなんだ」
憂「うん…」
唯「それで、憂がいない隙に憂の部屋からパンツを盗んで」
憂「…」
唯「嗅いでみたら、とってもいい匂いがしたんだ」
憂「お姉ちゃん…」
唯「それに憂の匂いがいっぱいしてさ、私興奮しちゃって」
唯「その時だったかな。はじめてひとりえっちしたのは…」
憂「…」
唯「それからはもうやみつきになっちゃって。何度も靴下や下着をこっそりタンスから抜き取ったよ」
唯「幸せだった、本当に」
唯「…あの頃の私は、きっと夢を見ていたんだね…」
唯「あのままだったらばれなかったのに、でも魔が差しちゃった」
唯「憂はいないときには、憂の部屋でひとりえっちすることもあったよ」
憂「あ…そういえば…」
唯「あ、やっぱり気づかれちゃってたかぁ」
憂「うん…たまに変な匂いしてた…」
唯「へへ、なんだか恥ずかしいな」
唯「……もう、失うものなんてないのにね…」
憂「お、お姉ちゃん」
唯「憂は気を使わなくていいよ」
唯「全部、悪いのは私なんだ」
憂「……」
唯「それからは、当然と言ってもいいかも知れないけど、やっぱり脱ぎたてが欲しくなっちゃったんだよね」
唯「憂の脱ぎたてのぱんつ…情け無いけど、こんな今でも考えたら興奮しちゃう」
憂「やめてよぉ…」
唯「ごめんね、でも憂にはもう正直でいたいから」
唯「本音を言えば、今にも憂に襲いかかっちゃいそうだよ」
憂「!」ビクッ
唯「大丈夫、りっちゃんにも止められてるし、私の意志もそんなにやわじゃないよ」
唯「なんとか危ういところで均衡を保ってるよ」
憂「…」
唯「憂がご飯を用意してる時に何度も洗濯機から下着を手に入れたよ」
憂「あ…もしかしてあの時も」
唯「うん、ばれちゃったかとおもってハラハラしたよ」
唯「…で、その下着は新鮮とは言えなかったかもしれないけど、それでも洗濯後のものとは全然違った」
唯「すっごくえっちな気分になっちゃって、その後はまともに憂の顔みられなかったよ」
憂「そっか…」
唯「たまに、なんだか湿ってる時もあってさ、その時は毎回持ち帰ってた」
憂「や、やだ」
唯「そのパンツはいつも以上に憂の匂いがして、それにちょっぴりえっちな匂いもした」
唯「当然、おなにーしたよ」
憂「…」
唯「…最高だった。これまでにないほど体が熱くなって、はじめて絶頂を迎えたよ」
憂「そんなに…」
唯「でもそのパンツはもちろん使い物になんてならなくて、でも捨てられなかったから今も私の部屋に保存してあるよ」
ぶっちゃけすぎだろ
憂「捨ててよ…」
唯「ごめん、できないや」
唯「…人間の欲ってものは、とどまることを知らなくて」
唯「最終的には、私は憂を求めた」
唯「もちろんそんなことしちゃいけないってわかってたし、するつもりも、勇気もなかった」
唯「なんとかパンツで心を繋いで、それで大丈夫だったんだよ」
唯「…でもね、ある出来事があったんだ」
憂「…なに?」
唯「もう言っちゃうけどね。憂のお友達の純ちゃんにおなにーみられちゃったんだ」
憂「純ちゃんに?」
唯「うん。最近の私はおなにーのとき憂の名前を叫びながら絶頂に達するのが流行りだったから、それでばれちゃった」
憂「わたしの名前…やめてよ…」
唯「だって興奮するんだもん」
憂「…じゃあ、仕方ない…の?」
唯「うん」
>うん
じゃねーよwww
唯「見つかったのは昨日」
唯「純ちゃんにはばらさないかわりに条件を出されて、しぶしぶそれを飲むしかなかった」
憂「どんな条件?」
唯「純ちゃんの名誉に関わるから言わないよ」
憂「そう…ってそんなことなんだ…」
唯「うん。一つ言っておくとすれば、今憂の部屋にはカメラが仕掛けてあるよ」
憂「えっ」
唯「大丈夫、仕掛けたのは昨日だから」
憂「えっ…それって純ちゃんが…?」
唯「それは言わない」
憂「そっか…ほとんどばれちゃってるけど…」
唯「うん」
憂「純ちゃん……」
唯「あ、あと憂のパンツ一枚純ちゃんが持ってるよ」
憂「…」
唯何も隠す気が無いwwwww
憂「…お姉ちゃんが渡したの?」
唯「うん…って言わないよ」
憂「今言っちゃったよ」
唯「忘れて」
憂「うん…」
唯「それで、今日」
憂「…」ゴクリ
唯「ついに憂の生パンを手に入れなければいけないハメになったんだ」
憂「純ちゃん…」
唯「どうして純ちゃんが出てくるの、忘れてっていったでしょ?」
憂「うん」
唯「決行は昼休み、つまり今だね」
唯「私は憂を呼び出した」
唯「憂からどうやってパンツをもらおうかなんて思いつかなかったけど、なんとか憂が来るまでに考えようと思ったんだ」
憂「何言われてもあげるつもりはないけど…」
唯「うん、それで頭を捻って捻ってぐるぐる回してたんだけど」
憂「お姉ちゃん、頭を捻るっていうのはそういう言い回しだよ」
唯「あ、そうなんだ」
唯「まあいいや。そして考えてるうちにね、だんだんおかしいなって思ってきて」
唯「あたりまえだよね。妹に生のパンツをせがむ姉なんて」
唯「でも真剣に考えたのはその時が初めて。私、ばかだからさ」
憂「…そんなことないよ」
唯「ううん、それでね、やっぱり全部打ち明けよう、って思ったんだ」
唯「正直に、今までやってきたことを…」グゥ
唯「あ、ご飯食べてないからお腹なっちゃった」
憂「ちょっと、信じられない…」
唯「まあまあ」
唯「だから、憂にまっ裸でぶつかろうって思ったんだ!」
唯「あ、でも裸になるのはしてないけどね」
憂「だから言い回し」
唯「へぇ~」
唯「脱がなくてよかったよ」
憂「脱ぐつもりだったの?」
唯「うん。なにより憂に裸を見せるのってなんだか興奮…いやなんでもない」
憂「…」
唯「だからせめてもの誠意として、憂のパンツを被って出迎えた」
憂「誠意…?」
唯「うん」
憂「その、正面からぶつかるためとかじゃなくて…?」
唯「え?だってパンツ被られるの少しは嬉しいとか思わなかった?」
憂「当たり前でしょ!最低だよお姉ちゃん!」
唯「あちゃー…失敗したなぁ」
唯「まあかぶりたいのもあったけどね」
唯「でも、今ちゃんとこうして伝えたよ」
唯「あなたのお姉ちゃんは、変態です…ってね」
憂「知りたくはなかったよ…」
唯「これが現実だよ、辛いだろうけど受け止めて」
憂「うん…」
唯「これからは…」
憂「?」
唯「これからはちゃんとパンツ嗅ぐときは許可もらうし、勝手に持っていかないし」
憂「ちょ、ちょっとまって。まだ続ける気なの?」
唯「えっ、ダメなの?」
憂「あんまりしてほしくないなぁ…」
唯「少しだけだから、我慢してよ」
憂「でも…」
唯「いいでしょ、もう隠し事はしてないんだから」
どんだけ図々しいだこの唯はwww
憂ちゃん押され気味可愛い
唯「…さてと」スクッ
憂「これから、どうするの?」
唯「うーん……」
唯「帰っちゃう?」
憂「えっ?」
唯「このまま授業を受けられそうにもないし、お腹も空いたし」
唯「さぼっちゃおうよ」
憂「わたしも?」
唯「うん」
憂「怒られちゃうよ」
唯「いーじゃんいーじゃん。私が無理やり連れだしたっていうから」
憂「うーん…」
ギュ
憂「!」
唯「ほら、行こ?」
憂「お、お姉ちゃん」
唯「よーっし、行くぞー!」タタ
憂「ま、まって!」グイッ
唯「あはは、憂しっかりー」
憂「もー…」
唯「ほらほらー!」
憂「……ふふっ」
タタタ
唯「…なんだかこういうのも楽しいね」スタスタ
憂「今日だけだからね?」
唯「うん、わかってるよぉー」
唯「……いろいろごめんね憂」
憂「…今更謝らなくても、いいよ」
唯「えへへ、一応ね。……あ、あと……ありがとねっ!」
憂「っ!」
唯「へへー」ニコ
憂「お、お礼も…いらないよ」
唯「言ったっていいじゃん」
憂「…うん」
唯「……ねぇうい、抱きついてもいーい?」
憂「え…」
唯「いやならいやって言って。そしたらやめるから」
憂「えと…」
唯「いいかな?」
憂「……うん」
唯「やったぁ!ありがとーういー!」ギュウ
憂「うわっ」
唯「んふふー」スリスリ
憂「ちょ、ちょっと…やりすぎ…」
唯「ねぇういー?」
憂「…なあに?」
唯「だーいすき!」
憂「どういう意味で?」
唯「うっ…そこは聞かないで返事だけしてほしかった…」
憂「だって変な意味かもしれないし」
唯「変な意味って…」
唯「そうだよ!私は憂のことそういう目で見てるよ!」
憂「開き直っちゃった…」
唯「憂のせいだもん!」
憂「…ふふ」
唯「あー、笑わないでよお!」
憂「ううん…ねぇお姉ちゃん」
唯「ん?」
憂「…ありがとね、嬉しいよ」
唯「むむっ!それはもしかして…」
憂「あ、そういうことじゃないよ」
唯「なぁんだ…」
憂「…でも」
唯「?」
憂「今後のお姉ちゃん次第かな」
唯「!そ、それは…」
唯「……どういう意味?」
憂「自分で考えてくださーい」
唯「ああっ、そんなぁ」
憂「ふふっ」スタスタ
唯「あっ、まってー!」
なぜかラブコメチックに
憂「……♪」
唯「ういー…」ゼーゼー
憂(……かっこいいお姉ちゃんは、どっかに行っちゃったけど)
憂(こんなお姉ちゃんでも、いいかな)
憂(優しくて、正直で、かわいくて、ちょっぴり…いや、結構変態なお姉ちゃん)
憂(そんなお姉ちゃんでも、私は……)ピタ
唯「うい?」
憂(私は……)
唯「うい…っむぐ」チュッ
憂「ん…」
唯「…ぷは…え?い、いまの…ええっ!?」
憂「んー?」
唯「うい…え…?」
憂「あ、夕飯の買い物行かなきゃ」タタタ
唯「う、ういっ!?まってよー!」
憂「……えへへっ」
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純「チクショー!」
梓「うわっ!」ビクッ
ちゃんちゃん。おしまい。
乙!面白かった?
変態唯もなかなか
おつ!!
乙ー
面白かった
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あとこのりっちゃんはイケメン