- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:37:03.65:RNqKv7Fm0
古泉「そうです。最近、噂が広まっている正義の味方です」
キョン「おいおい、正義の味方ってどういう事だ?」
長門「例えば、夜道を歩く一人の女性がいたとする」
「彼女が暴漢に襲われた際、ただちに馬に乗って駆けつけ、暴漢を成敗する」
みくる「確か、出現する時に『おまんこ侍、見参!』と叫び」
「悪い人をやっつけた後『峰打ちじゃ、命までは取らぬ』と言って」
「去り際に『用心いたせよ』と女性に声をかけるんですよね。格好良いです!」
ハルヒ「おまんこ侍。……不思議の予感がしてきたわ!」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:39:29.29:RNqKv7Fm0
ハルヒ「あたしたちで捕まえましょう、おまんこ侍!」
キョン「正義の味方を捕まえるなよ」
古泉「しかし、一度は会ってみたいものです」
長門「サインが欲しい」
みくる「握手してほしいです」
キョン「みんなミーハーだなぁ」
みくる「だって、おまんこ侍ですよ! おまんこ侍!」
長門「おまんこ侍……どのような人間なのか。期待に胸が膨らむ」
古泉「人知れず善行を行う、おまんこ侍。素敵ですね」
ハルヒ「まあ、直接会って、話だけでも聞きたいわね! おまんこ侍!」
キョン「やれやれ。で、どうやって会うんだよ?」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:43:18.53:RNqKv7Fm0
ハルヒ「順当に考えれば囮作戦よね」
長門「朝比奈みくるが夜道を歩き、暴漢に襲われる」
古泉「そこに、おまんこ侍が!」
みくる「ふええ! もし、おまんこ侍が来てくれなかったらどうすればいいんですかぁ?」
長門「そこは心配ない」
ハルヒ「あたしたちが陰からひっそり見守ってるから!」
古泉「万一の時には警察に連絡しますよ」
みくる「分かりました! 囮作戦、頑張ります!」
ハルヒ「じゃあ、みんな! 今日の夜中に、駅前集合よ!」
一同「了解!」
キョン「……全く」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:49:15.13:RNqKv7Fm0
― 夜中・駅前 ―
ハルヒ「みんな来たわね! ってキョンは?」
古泉「妹さんが熱を出したとかで……」
ハルヒ「はあ? そんな事でおまんこ侍に会うチャンスを棒にふる気!」
「電話してやる!」
キョン『お前か……すまん、妹が49℃の高熱でな。いつ死ぬかも知れんのだ』
ハルヒ「ならしょうがないわね! ちゃんと看取ってあげなさいよ!」
キョン『殺すな。まだ生きてる。というか元気にさせるさ』
ハルヒ「ちっ……バカキョンは抜きで、おまんこ侍を誘き出すわよ!」
長門「了解」
みくる「この格好は恥ずかしいです」
ハルヒ「全裸の女の子が歩いてれば、悪い奴の一人や二人、釣れるわ! さあ、暗いほうに歩いた歩いた!」
みくる「が、頑張りますぅ~」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:50:11.78:i8nFqSuM0
みくる「ううっ……寒いなあ」
暴漢A「ヒャッハー! 裸の女だぜぇ!」
暴漢B「これはチョメチョメされても文句は言えないなあ、おい!」
暴漢C~Z「ヒャハハハ!」
みくる「ひいっ! お助けぇ!」
ハルヒ(ここまでは想定通り!)
長門(後は、おまんこ侍の来るのを待つだけ)
古泉(きっと来てくれますよ、おまんこ侍は)
パカラッ パカラッ パカラッ ヒヒーン
おまんこ侍「おまんこ侍、見参!」
暴漢A~Z「ゲェーーーッ! おまんこ侍だとぉ!」
キィン ザクッ ドシュッ ズバァッ
おまんこ侍「峰打ちじゃ、命までは取らぬ」
みくる「あ、あの!」
おまんこ侍「朝比奈さん。……用心いたせよ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:59:20.22:RNqKv7Fm0
みくる「待ってください!」
おまんこ侍「……何用か?」
みくる「何故、私の名前を?」
おまんこ侍「おまんこのあるところ、おまんこ侍有り。おまんこを持つ者の名を知るなど、造作も無い事」
パカラッ パカラッ パカラッ
みくる「行っちゃった……」
ハルヒ「追いかけるわよ! みくるちゃん!」
みくる「おまんこ侍は馬です! 追いつけませんよ」
古泉「機関のタクシーを呼びました」
ハルヒ「頼りになるわ、古泉君!」
新川「お乗りください」
ハルヒ「あの、おまんこ侍を追って!」
新川「承知しました」
ブロロロロローン
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:03:22.09:0kuJy3ySO
おまんこ侍「追って来るようだな……」
ヒヒヒィーーン!
おまんこ侍「どうした、おめこ号!」
???「貴様がおまんこ侍か……」
おまんこ侍「何奴!? ええい、名を名乗れ!」
おちんぽ忍者「人呼んで、おちんぽ忍者……!」
おまんこ侍「おぬしが、あの!」
おちんぽ忍者「どちらが強いか、勝負!」
ハルヒ「車を止めて! おまんこ侍が戦ってる!」
古泉「あれは……おちんぽ忍者!」
みくる「おちんぽ忍者?」
長門「おちんぽ忍者……おまんこ侍と対をなす存在」
「一般人に危害は加えないものの、腕の立つ者に勝負を挑む、迷惑なおちんぽ忍者」
ハルヒ「おまんこ侍……頑張って!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:06:43.96:HK+9tcHu0
キィン キィン キィン
おまんこ侍「なかなかやりおる……!」
おちんぽ忍者「貴様もな」
おまんこ侍「さすれば全力を出さねばならぬな!」
おちんぽ忍者「面白い!」
おまんこ侍「おまんこ剣術奥義! 亞屁顔剣!」
ザシュウ!
おちんぽ忍者「くっ……顔がアヘ顔に……しかし!」
おまんこ侍「浅かったか!」
おちんぽ忍者「おちんぽ忍法! 白粘りの術!」
ドピュウ! ドロドロ……
おまんこ侍「ぬかった! 動けぬ!」
ハルヒ「待ちなさい! おちんぽ忍者!」
おちんぽ忍者「何!?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:15:15.78:RNqKv7Fm0
ハルヒ「おまんこ侍の代わりに……あたしが相手よ!」
おちんぽ忍者「ふふ……ははは!」
ハルヒ「何がおかしいの!?」
おちんぽ忍者「おまんこでもおちんぽでもない、ただの女に興味は無いのでござる!」
ハルヒ「甘く見ないでよね……」
ファサ
おちんぽ忍者「そ、それは!」
ハルヒ「おまんこがあれば、人は誰でもおまんこ侍なのよ!」
おちんぽ忍者「そのような屁理屈を……!」
長門「屁理屈では無い。おまんこ侍はここにもいる」
おちんぽ忍者「何と!?」
みくる「こ、ここにもです!」
おちんぽ忍者「ぬう!」
古泉「くっ……おまんこ! どこかにおまんこはないのか!? 僕一人、役立たずだ!」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:22:38.10:RNqKv7Fm0
おまんこ侍「下がっておれ……娘たちよ」
ハルヒ「おまんこ侍!?」
おまんこ侍「奴には、勝てぬ……おぬしらでは」
長門「やってみなければ分からない」
みくる「そ、そうです! おまんこ侍さんは休んでてください!」
おまんこ侍「たわけっ!」
一同「!」
おまんこ侍「これはおまんこ侍とおちんぽ忍者の、一対一の決闘ぞ?」
「そこに割って入るとなど、言語道断!」
みくる「でも! おまんこ侍さんはネバネバで動けないじゃありませんか!」
おまんこ侍「ふむ……既に粘液は乾いておるよ。おぬしらが時間を稼いでくれたお陰だ」
ハルヒ「おまんこ侍……! みんな、おまんこ侍に任せましょう!」
みくる「で、でも!」
ハルヒ「分からないの!? おまんこ侍は……あたしたちの為に戦うんじゃないの!」
「そう……自分の限界を乗り越えるために戦っているのよ!」
おまんこ侍「ふふ……なかなか良い目をしておる」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:35:53.66:RNqKv7Fm0
古泉「うわああああ!」
ザシュッ!
おまんこ侍「ぬうっ!」
ハルヒ「古泉君!? 何で全裸で、おまんこ侍に攻撃するの!?」
古泉「か、身体が……勝手に……」
おちんぽ忍者「ふふ……おちんぽ忍法! おちんぽ傀儡の術……!」
長門「あれは……周囲のおちんぽを自在に操る技……!」
ハルヒ「卑怯よ、おちんぽ忍者! 古泉君を操るなんて!」
おちんぽ忍者「忍者に卑怯は褒め言葉!」
みくる「そんな……!」
おまんこ侍「戦い方は違えど、全力で戦うのは当然の事! 傀儡もろとも切り捨ててくれるわ!」
ザシュッ!
古泉「あ……あ……」
おまんこ侍「安心致せ、峰打ちじゃ」
ハルヒ「流石は、おまんこ侍ね……」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:38:33.72:LL7qHZ7h0
おちんぽ忍者「ふん……傀儡はあくまで傀儡よ」
「真の忍者は、戦う前から勝っておるのだ!」
おまんこ侍「何を言っておる?」
おちんぽ忍者「この少女に見覚えはあるかな?」
ハルヒ「あれは! 妹ちゃん!」
おまんこ侍「くっ……卑怯な!」
おちんぽ忍者「ここまできて卑怯とな? くつくつ、笑わしてくれる」
ブヒヒヒィン!
おまんこ侍「おめこ号!?」
おちんぽ忍者「何? 馬が!?」
ザシュ!
おまんこ侍「何と……この幼子を取り戻すために!」
「おめこ号ーーーーっ!」
古泉「何という戦い……神人との戦闘とは比べ物にならない……!」
ハルヒ「おめこ号……あんた、格好良すぎるわよ……!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:50:18.49:RNqKv7Fm0
おちんぽ忍者「しかし、その幼子……毒を盛ってある事に気づいておるか?」
おまんこ侍「何!? ではこの幼子の49℃の高熱は!」
おちんぽ忍者「くつくつくつ! 我が毒薬の効果よ! 解毒したければ……」
おまんこ侍「おぬしを倒し、解毒剤を奪うのみ、か!」
「はああああっ! おまんこ剣術奥義! 羅目絵剣!」
ズシュッ!
おちんぽ忍者「くっ……らめぇ……!」
おまんこ侍「また浅かったか!」
おちんぽ忍者「おちんぽ忍法! 自慰見せつけの術!」
シコシコシコシコ……!
おまんこ侍「ぬ……目が腐る!」
ハルヒ「おまんこ侍、よく見て! あれ、本物のおちんぽじゃないわ!」
おまんこ侍「何……? 張形とな!?」
おちんぽ忍者「しまった!」
キィン! ザシュウウッ!
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:59:10.16:RNqKv7Fm0
おちんぽ忍者「くつくつ……まさか偽のおちんぽだとばれるとは、な……」
おまんこ侍「何ゆえ、このような事を?」
おちんぽ忍者「おちんぽを愛するがゆえに。それだけの事よ……」
「さあ、とどめを刺すがいい……」
おまんこ侍「……とどめなど、刺さぬ」
おちんぽ忍者「! 貴様、愚弄するか!」
おまんこ侍「逆よ……おぬしがおちんぽを愛すると同様、拙者もおまんこを愛しておる」
「精進せい。腕を上げたなら、また戦おうぞ!」
おちんぽ忍者「くっ……甘い、甘いぞおまんこ侍!」
「……解毒剤は、この張形の中だ。幼子に飲ませれば、すぐに回復するだろう」
ダッ タタタ……
ハルヒ「おまんこ侍! おちんぽ忍者を追わないの?」
おまんこ侍「これで良い……あやつも、人の心はあると分かった」
みくる「妹ちゃんに解毒剤を飲ませないと!」
古泉「僕が飲ませましょう。張形の扱いには慣れてますから」
妹「ハア……ハア……」ゴクリ
「スゥ……スゥ……」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:07:06.49:LrDT7gVe0
おまんこ侍「これで万事解決よな」
ハルヒ「おまんこ侍……あんた、一体、何者なの?」
おまんこ侍「おまんこを愛する、一人の人間……それでいいではないか」
ブルルル……
おまんこ侍「おお! おめこ号! 生きておったか!」
「歩けるようじゃな……では、いざさらば」
長門「おまんこ侍、是非、握手を」
みくる「わたしはサインがほしいです!」
おまんこ侍「いかん、いかん。拙者のような奇人に関わりを持っては、いかん」
古泉「おまんこ侍……また、会えるでしょうか?」
おまんこ侍「さあて、な。世に吹く風は、分からぬものよ。縁があれば、あいまみえん事も無し」
パカラッ パカラッ パカラッ
ハルヒ「さようなら……おまんこ侍……」
古泉「嵐のようなお人でしたね」
みくる「……妹ちゃんをキョンくんの家に連れて行かないと」
長門「……そう」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:18:44.78:LrDT7gVe0
― 翌日・団室 ―
キョン「済まなかったな、昨日は」
ハルヒ「いいのよ。妹ちゃんの様子は?」
キョン「張形を口から離さないのを除けば、もう心配なさそうだ」
みくる「良かった……」
古泉「しかし、おちんぽ忍者は許せませんね。何の関係も無い妹さんを……!」
長門「おまんこ侍のお陰で助かった」
ハルヒ「キョン! おまんこ侍にお礼を言いなさいよ!」
キョン「ああ。……会えたら、な」
キョン(おちんぽ忍者……次に会うときは更に強くなってるだろうな……)
― 別の場所で ―
佐々木「全く忌々しい……おまんこ侍め……」
橘「どうしたのですか?」
佐々木「いや。何でもないよ。何でもね……くつくつ……」
― 劇終 ―
34:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/10/20(水) 00:19:43.59:LrDT7gVe0
ハルヒ「あたしたちで捕まえましょう、おまんこ侍!」
キョン「正義の味方を捕まえるなよ」
古泉「しかし、一度は会ってみたいものです」
長門「サインが欲しい」
みくる「握手してほしいです」
キョン「みんなミーハーだなぁ」
みくる「だって、おまんこ侍ですよ! おまんこ侍!」
長門「おまんこ侍……どのような人間なのか。期待に胸が膨らむ」
古泉「人知れず善行を行う、おまんこ侍。素敵ですね」
ハルヒ「まあ、直接会って、話だけでも聞きたいわね! おまんこ侍!」
キョン「やれやれ。で、どうやって会うんだよ?」
ハルヒ「順当に考えれば囮作戦よね」
長門「朝比奈みくるが夜道を歩き、暴漢に襲われる」
古泉「そこに、おまんこ侍が!」
みくる「ふええ! もし、おまんこ侍が来てくれなかったらどうすればいいんですかぁ?」
長門「そこは心配ない」
ハルヒ「あたしたちが陰からひっそり見守ってるから!」
古泉「万一の時には警察に連絡しますよ」
みくる「分かりました! 囮作戦、頑張ります!」
ハルヒ「じゃあ、みんな! 今日の夜中に、駅前集合よ!」
一同「了解!」
キョン「……全く」
― 夜中・駅前 ―
ハルヒ「みんな来たわね! ってキョンは?」
古泉「妹さんが熱を出したとかで……」
ハルヒ「はあ? そんな事でおまんこ侍に会うチャンスを棒にふる気!」
「電話してやる!」
キョン『お前か……すまん、妹が49℃の高熱でな。いつ死ぬかも知れんのだ』
ハルヒ「ならしょうがないわね! ちゃんと看取ってあげなさいよ!」
キョン『殺すな。まだ生きてる。というか元気にさせるさ』
ハルヒ「ちっ……バカキョンは抜きで、おまんこ侍を誘き出すわよ!」
長門「了解」
みくる「この格好は恥ずかしいです」
ハルヒ「全裸の女の子が歩いてれば、悪い奴の一人や二人、釣れるわ! さあ、暗いほうに歩いた歩いた!」
みくる「が、頑張りますぅ~」
南部
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:54:59.66:RNqKv7Fm0みくる「ううっ……寒いなあ」
暴漢A「ヒャッハー! 裸の女だぜぇ!」
暴漢B「これはチョメチョメされても文句は言えないなあ、おい!」
暴漢C~Z「ヒャハハハ!」
みくる「ひいっ! お助けぇ!」
ハルヒ(ここまでは想定通り!)
長門(後は、おまんこ侍の来るのを待つだけ)
古泉(きっと来てくれますよ、おまんこ侍は)
パカラッ パカラッ パカラッ ヒヒーン
おまんこ侍「おまんこ侍、見参!」
暴漢A~Z「ゲェーーーッ! おまんこ侍だとぉ!」
キィン ザクッ ドシュッ ズバァッ
おまんこ侍「峰打ちじゃ、命までは取らぬ」
みくる「あ、あの!」
おまんこ侍「朝比奈さん。……用心いたせよ」
みくる「待ってください!」
おまんこ侍「……何用か?」
みくる「何故、私の名前を?」
おまんこ侍「おまんこのあるところ、おまんこ侍有り。おまんこを持つ者の名を知るなど、造作も無い事」
パカラッ パカラッ パカラッ
みくる「行っちゃった……」
ハルヒ「追いかけるわよ! みくるちゃん!」
みくる「おまんこ侍は馬です! 追いつけませんよ」
古泉「機関のタクシーを呼びました」
ハルヒ「頼りになるわ、古泉君!」
新川「お乗りください」
ハルヒ「あの、おまんこ侍を追って!」
新川「承知しました」
ブロロロロローン
これ書いてる奴は物凄いストレス発散できてるんだろうな
うらやましい
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:05:51.00:RNqKv7Fm0うらやましい
おまんこ侍「追って来るようだな……」
ヒヒヒィーーン!
おまんこ侍「どうした、おめこ号!」
???「貴様がおまんこ侍か……」
おまんこ侍「何奴!? ええい、名を名乗れ!」
おちんぽ忍者「人呼んで、おちんぽ忍者……!」
おまんこ侍「おぬしが、あの!」
おちんぽ忍者「どちらが強いか、勝負!」
ハルヒ「車を止めて! おまんこ侍が戦ってる!」
古泉「あれは……おちんぽ忍者!」
みくる「おちんぽ忍者?」
長門「おちんぽ忍者……おまんこ侍と対をなす存在」
「一般人に危害は加えないものの、腕の立つ者に勝負を挑む、迷惑なおちんぽ忍者」
ハルヒ「おまんこ侍……頑張って!」
もっと忍ぶべき
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:08:36.90:pebKx+XlO>>15
つっこむところが違ぇよwwwwww
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:10:39.67:RNqKv7Fm0つっこむところが違ぇよwwwwww
キィン キィン キィン
おまんこ侍「なかなかやりおる……!」
おちんぽ忍者「貴様もな」
おまんこ侍「さすれば全力を出さねばならぬな!」
おちんぽ忍者「面白い!」
おまんこ侍「おまんこ剣術奥義! 亞屁顔剣!」
ザシュウ!
おちんぽ忍者「くっ……顔がアヘ顔に……しかし!」
おまんこ侍「浅かったか!」
おちんぽ忍者「おちんぽ忍法! 白粘りの術!」
ドピュウ! ドロドロ……
おまんこ侍「ぬかった! 動けぬ!」
ハルヒ「待ちなさい! おちんぽ忍者!」
おちんぽ忍者「何!?」
ハルヒ「おまんこ侍の代わりに……あたしが相手よ!」
おちんぽ忍者「ふふ……ははは!」
ハルヒ「何がおかしいの!?」
おちんぽ忍者「おまんこでもおちんぽでもない、ただの女に興味は無いのでござる!」
ハルヒ「甘く見ないでよね……」
ファサ
おちんぽ忍者「そ、それは!」
ハルヒ「おまんこがあれば、人は誰でもおまんこ侍なのよ!」
おちんぽ忍者「そのような屁理屈を……!」
長門「屁理屈では無い。おまんこ侍はここにもいる」
おちんぽ忍者「何と!?」
みくる「こ、ここにもです!」
おちんぽ忍者「ぬう!」
古泉「くっ……おまんこ! どこかにおまんこはないのか!? 僕一人、役立たずだ!」
おまんこ侍「下がっておれ……娘たちよ」
ハルヒ「おまんこ侍!?」
おまんこ侍「奴には、勝てぬ……おぬしらでは」
長門「やってみなければ分からない」
みくる「そ、そうです! おまんこ侍さんは休んでてください!」
おまんこ侍「たわけっ!」
一同「!」
おまんこ侍「これはおまんこ侍とおちんぽ忍者の、一対一の決闘ぞ?」
「そこに割って入るとなど、言語道断!」
みくる「でも! おまんこ侍さんはネバネバで動けないじゃありませんか!」
おまんこ侍「ふむ……既に粘液は乾いておるよ。おぬしらが時間を稼いでくれたお陰だ」
ハルヒ「おまんこ侍……! みんな、おまんこ侍に任せましょう!」
みくる「で、でも!」
ハルヒ「分からないの!? おまんこ侍は……あたしたちの為に戦うんじゃないの!」
「そう……自分の限界を乗り越えるために戦っているのよ!」
おまんこ侍「ふふ……なかなか良い目をしておる」
古泉「うわああああ!」
ザシュッ!
おまんこ侍「ぬうっ!」
ハルヒ「古泉君!? 何で全裸で、おまんこ侍に攻撃するの!?」
古泉「か、身体が……勝手に……」
おちんぽ忍者「ふふ……おちんぽ忍法! おちんぽ傀儡の術……!」
長門「あれは……周囲のおちんぽを自在に操る技……!」
ハルヒ「卑怯よ、おちんぽ忍者! 古泉君を操るなんて!」
おちんぽ忍者「忍者に卑怯は褒め言葉!」
みくる「そんな……!」
おまんこ侍「戦い方は違えど、全力で戦うのは当然の事! 傀儡もろとも切り捨ててくれるわ!」
ザシュッ!
古泉「あ……あ……」
おまんこ侍「安心致せ、峰打ちじゃ」
ハルヒ「流石は、おまんこ侍ね……」
斬られる時の音が明らかに
峰打ちじゃないだろwwww
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:40:57.80:uqYu7kYY0峰打ちじゃないだろwwww
安心しろ切られたのはチンポだけだこれでもう操られん
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:41:57.20:RNqKv7Fm0おちんぽ忍者「ふん……傀儡はあくまで傀儡よ」
「真の忍者は、戦う前から勝っておるのだ!」
おまんこ侍「何を言っておる?」
おちんぽ忍者「この少女に見覚えはあるかな?」
ハルヒ「あれは! 妹ちゃん!」
おまんこ侍「くっ……卑怯な!」
おちんぽ忍者「ここまできて卑怯とな? くつくつ、笑わしてくれる」
ブヒヒヒィン!
おまんこ侍「おめこ号!?」
おちんぽ忍者「何? 馬が!?」
ザシュ!
おまんこ侍「何と……この幼子を取り戻すために!」
「おめこ号ーーーーっ!」
古泉「何という戦い……神人との戦闘とは比べ物にならない……!」
ハルヒ「おめこ号……あんた、格好良すぎるわよ……!」
おちんぽ忍者「しかし、その幼子……毒を盛ってある事に気づいておるか?」
おまんこ侍「何!? ではこの幼子の49℃の高熱は!」
おちんぽ忍者「くつくつくつ! 我が毒薬の効果よ! 解毒したければ……」
おまんこ侍「おぬしを倒し、解毒剤を奪うのみ、か!」
「はああああっ! おまんこ剣術奥義! 羅目絵剣!」
ズシュッ!
おちんぽ忍者「くっ……らめぇ……!」
おまんこ侍「また浅かったか!」
おちんぽ忍者「おちんぽ忍法! 自慰見せつけの術!」
シコシコシコシコ……!
おまんこ侍「ぬ……目が腐る!」
ハルヒ「おまんこ侍、よく見て! あれ、本物のおちんぽじゃないわ!」
おまんこ侍「何……? 張形とな!?」
おちんぽ忍者「しまった!」
キィン! ザシュウウッ!
おちんぽ忍者「くつくつ……まさか偽のおちんぽだとばれるとは、な……」
おまんこ侍「何ゆえ、このような事を?」
おちんぽ忍者「おちんぽを愛するがゆえに。それだけの事よ……」
「さあ、とどめを刺すがいい……」
おまんこ侍「……とどめなど、刺さぬ」
おちんぽ忍者「! 貴様、愚弄するか!」
おまんこ侍「逆よ……おぬしがおちんぽを愛すると同様、拙者もおまんこを愛しておる」
「精進せい。腕を上げたなら、また戦おうぞ!」
おちんぽ忍者「くっ……甘い、甘いぞおまんこ侍!」
「……解毒剤は、この張形の中だ。幼子に飲ませれば、すぐに回復するだろう」
ダッ タタタ……
ハルヒ「おまんこ侍! おちんぽ忍者を追わないの?」
おまんこ侍「これで良い……あやつも、人の心はあると分かった」
みくる「妹ちゃんに解毒剤を飲ませないと!」
古泉「僕が飲ませましょう。張形の扱いには慣れてますから」
妹「ハア……ハア……」ゴクリ
「スゥ……スゥ……」
おまんこ侍「これで万事解決よな」
ハルヒ「おまんこ侍……あんた、一体、何者なの?」
おまんこ侍「おまんこを愛する、一人の人間……それでいいではないか」
ブルルル……
おまんこ侍「おお! おめこ号! 生きておったか!」
「歩けるようじゃな……では、いざさらば」
長門「おまんこ侍、是非、握手を」
みくる「わたしはサインがほしいです!」
おまんこ侍「いかん、いかん。拙者のような奇人に関わりを持っては、いかん」
古泉「おまんこ侍……また、会えるでしょうか?」
おまんこ侍「さあて、な。世に吹く風は、分からぬものよ。縁があれば、あいまみえん事も無し」
パカラッ パカラッ パカラッ
ハルヒ「さようなら……おまんこ侍……」
古泉「嵐のようなお人でしたね」
みくる「……妹ちゃんをキョンくんの家に連れて行かないと」
長門「……そう」
― 翌日・団室 ―
キョン「済まなかったな、昨日は」
ハルヒ「いいのよ。妹ちゃんの様子は?」
キョン「張形を口から離さないのを除けば、もう心配なさそうだ」
みくる「良かった……」
古泉「しかし、おちんぽ忍者は許せませんね。何の関係も無い妹さんを……!」
長門「おまんこ侍のお陰で助かった」
ハルヒ「キョン! おまんこ侍にお礼を言いなさいよ!」
キョン「ああ。……会えたら、な」
キョン(おちんぽ忍者……次に会うときは更に強くなってるだろうな……)
― 別の場所で ―
佐々木「全く忌々しい……おまんこ侍め……」
橘「どうしたのですか?」
佐々木「いや。何でもないよ。何でもね……くつくつ……」
― 劇終 ―
ふう、精神的に気持ち良かったです。
ジューヌ・ヴェルヌの「月世界へ行く」を読んでいて急に書きたくなりました。
古典ジュブナイルは面白いですね。
今回は少し小脳を使って書いたので眠いです。
どうもありがとうございました。おやすみなさい。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:22:05.18:xulmpuOy0ジューヌ・ヴェルヌの「月世界へ行く」を読んでいて急に書きたくなりました。
古典ジュブナイルは面白いですね。
今回は少し小脳を使って書いたので眠いです。
どうもありがとうございました。おやすみなさい。
おめこ号は普通に馬なのか…どこに繋いでんだよ…
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:24:09.06:R+PikYle0初めて南部に生遭遇した。うれしい。
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 03:10:24.61:swjtavo60おもしろかったよ。
マジキチだと思うときもあるけど、ハルヒSS書いてくれるだけで嬉しい。
いつか真面目なの書いてほしいな。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 06:05:40.66:8iCseRcv0マジキチだと思うときもあるけど、ハルヒSS書いてくれるだけで嬉しい。
いつか真面目なの書いてほしいな。
南部はごくまれに真面目なのを書いてしまう時がある(朝キョンだったっけか)
コテ晒ししなかったがセリフ回しでピンときて
同じIDで時間ずらしてヤバイの書いてたので分かった(さすがにID被りじゃないだろうし)
こいつは普通と違う意味での恥ずかしがり屋だと思う
コテ晒ししなかったがセリフ回しでピンときて
同じIDで時間ずらしてヤバイの書いてたので分かった(さすがにID被りじゃないだろうし)
こいつは普通と違う意味での恥ずかしがり屋だと思う
コメント 7
コメント一覧 (7)