- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 23:43:53.75:+Q7is5u6O
レッド「ツタージャ!俺ツタージャがいい!」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 23:47:17.70:+Q7is5u6O
~ブラックの部屋~
ベル「……」
チェレン「……」
ブラック「……」
レッド「ツタージャがいい!」
ベル「えっと……」
チェレン「不審者に構わないでいいよベル」
ブラック「いや、知らない人が自分の部屋にいる状況結構きついんだけど……」
レッド「やっぱりツタージャだな、うん」
ベル「……」
チェレン「……」
ブラック「……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 23:53:17.74:+Q7is5u6O
ベル「ブ、ブラックの部屋に届いたんだからブラックから決めなよ」
ブラック「う、うん……えっと……」
レッド「ツタージャ!」
ブラック「っ!?ツ、ツタージャで!」ビクッ
ベル「じゃあ私はミジュマルでチェレンがポカブね」
チェレン「なんで僕のポケモンも勝手に決めるんだよ。まぁポカブが欲しかったから別にいいけど」
レッド「……?」
チェレン「それじゃ行こうか」
ベル「そうだね」
ブラック「え……放置するのこの人……」
チェレン「まずは研究所に行かないと」
ベル「待ってー」
ブラック「じゃ、じゃあ俺も……」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 23:55:03.53:+Q7is5u6O
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんという扱い……」
レッド「まぁいいや、俺も下に行くかな」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:23:32.28:+H4/T+olO
~1階~
ブラックの母「あら、君はブラックのお友達?」
レッド「な、なんという美女……!」
ブラックの母「あらあら」
レッド「ふふっ、俺は美しい花の香りに誘われた蝶です」
ブラックの母「面白い子ね、みんななら研究所に行ったわよ」
レッド「そんなことより俺とお話でもしましょう」
ブラックの母「だめよ、今日は旅立ちの日でしょ。君もそうじゃないの?」
レッド「……?」
ブラックの母「……?」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:33:45.48:+H4/T+olO
~1番道路:草むら~
レッド「なすがままに旅立たされてしまった……
どうしよう……ポケモン持ってないのに……」
ガサッ
レッド「っ!?ポケモン!?」
ガサッ ガサッ
レッド「……まずいな、ポケモンどころか道具すらない」
ガサッ ガサッ ガサッ
レッド「……でてこいよポケモン!」
ガサッ
シロナ「私だ!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……誰」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:38:16.51:+H4/T+olO
シロナ「え……嘘……それ本気?」
レッド「……?」
シロナ「史上最強のチャンピオンにして絶世の美女である私を知らないの?」
レッド「……?」
シロナ「世界が生んでしまった奇跡のような存在である私を知らない……?」
レッド「取り敢えずナルシストってことは分かった」
シロナ「なんと!」
レッド「えっと……チャンピオンってポケモンチャンピオン?」
シロナ「いえす、そして考古学者でもあるわ」
レッド「はぁ……」
シロナ「私はシンオウ地方チャンピオンシロナよ。よろしく」
レッド「シンオウ……ああ、あの端っこにあるとこか」
シロナ「っ!?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:43:59.19:+H4/T+olO
シロナ「ふふっ……今あなた……シンオウ地方をばかにしたわね!」
レッド「いや……ばかにはしてないけど……」
シロナ「あなたにはシンオウ地方の素晴らしさを教えてあげないといけない」
レッド「だからばかにしてるっていうか……」
シロナ「……?」
レッド「頭の片隅にしかなかっただけ」
シロナ「っ!?」
レッド「あれでしょ?なんか寒いとこ」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「決闘よ!」
レッド「っ!?」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:50:59.46:+H4/T+olO
シロナ「ふふっ……シンオウ地方を下に見るということは余程の場所出身みたいね……さぁ!あなたの出身地を言いなさい!」
レッド「どうしよう……このテンションについていけない」
シロナ「さぁ!」
レッド「えっと……俺は…………あれ?どこだっけ?」
シロナ「……?」
レッド「ていうかここどこだ?なんで俺こんなとこにいるんだろ……」
シロナ「ひょっとして……記憶喪失……?」
レッド「さぁ……」
シロナ「さぁって……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 00:55:40.99:+H4/T+olO
レッド「ああ……思い出した」
シロナ「本当?」
レッド「マサラ、マサラタウン」
シロナ「マサラ…………カントー地方の?」
レッド「うん」
シロナ「ぷぷっ、マサラって、マサラって!」
レッド「……」
シロナ「……?」
レッド「決闘だ!」
シロナ「望むところよ!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:02:31.87:+H4/T+olO
シロナ「いきなさいガブリアス!」
ガブリアス「ガァァァ!」
レッド「ガブリアスか……!なら……!」
シロナ「私のガブリアスは強いわよ!さぁ、なにでくる!」
レッド「いけっ……!レッド!」
レッド「れっどー!」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:02:58.28:BWVjMEO80
シロナ「え……なにこれ……?」
レッド「……」
シロナ「笑うとこ……?」
レッド「……」
シロナ「いやでも……マサラタウンの風習なのかもしれないし……」
レッド「……」
シロナ「どうしよう……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:09:32.82:+H4/T+olO
シロナ「あ、あの……」
レッド「……」
シロナ「レ、レッド君……?」
レッド「……」
シロナ「えっと……」
レッド「し、仕方ないじゃない!ポケモン持ってないんだから!」
シロナ「なんと!」
レッド「もういいよ!かかってこいよ!」
シロナ「いや……生身の人間に攻撃はさすがに……」
レッド「ふっ……」
シロナ「……っ!?」(く、空気が変わった……!)
レッド「お前……それでもポケモンチャンピオンか?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:13:42.25:+H4/T+olO
レッド「ポケモントレーナーならば、殺す覚悟も、殺される覚悟もあるはずだ」
シロナ「っ……」
レッド「お前は口だけの三流か?」
シロナ「……」
レッド「こい……気が向いた。本気で相手してやるよ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ガブリアス!げきりん!」
ガブリアス「ガァァァァァァァ!!」
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
命だけは!命だけはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:19:12.81:+H4/T+olO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「あの……本当……調子乗ってすいませんでした」
シロナ「うん、それで」
レッド「シンオウ地方は素晴らしいとこです」
シロナ「よし」
レッド「本当にすいませんでした」
シロナ「分かって貰えたのならもういいよレッド君、顔あげて」
レッド「シ、シロナさん……!」
シロナ「さぁ!一緒にシンオウ地方まで走りましょう!」
レッド「おう!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:20:46.69:+H4/T+olO
シロナ「あははははー」
レッド「あははー、待てー」
シロナ「捕まえてごらんなさいー」
レッド「よーし、捕まえてやるー」
―――――
――――
―――
――
―
~数時間後~
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:22:43.85:+H4/T+olO
シロナ「なんか……」
レッド「う、うん……」
シロナ「凄い恥ずかしいことしてた気がする……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「わ、忘れよう……」
シロナ「そ、そうね……」
レッド「あ、あはは……」
シロナ「あはは……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「死にたい……」ズーン
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:30:16.04:+H4/T+olO
シロナ「そういえばレッド君はなんでこんなとこにいるの」
レッド「さぁ……気が付いたらここにいて……」
シロナ「だってここイッシュ地方よ」
レッド「まじで!?」
シロナ「まじで」
レッド「知らない間に海外進出してたとは……」
シロナ「なにも持ってないんでしょ?」
レッド「うん」
シロナ「私の別荘に来る?一応食料とかはあるわよ」
レッド「どうしよう……貞操狙われてる」
シロナ「おい」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:36:30.43:+H4/T+olO
シロナ「あ……けど私の別荘色んな人がいるからなぁ……」
レッド「ありがとうシロナさん、でも大丈夫だよ、適当になんとかするから」
シロナ「でも……」
レッド「それにほら、これ」ピラッ
シロナ「なにこれ?雑誌?」
レッド「うん、さっきそこに落ちてたの拾った」
シロナ「なになに……ジムリーダー特集」
レッド「イッシュ地方のジムリーダー可愛い娘がたくさんいる!」
シロナ「っ!?」
レッド「正直ポケモンバトルとか微塵も興味ないけど、ジムに挑戦という名目でお近づきになれる」
シロナ「……」
レッド「カミツレさんにフウロさんか……どんな人かなぁ……」
シロナ「……」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:37:20.32:kvjeahMu0
レッド「アイリスちゃんも無邪気そうだなぁ……」
シロナ「……」
レッド「……?どうかした?」
シロナ「浮気!?まさかの浮気!?」
レッド「っ!?」
シロナ「そんな堂々と浮気を宣言するなんて!」
レッド「いや意味分からない!俺たちさっき初めて出会ったばっかりじゃん!
こわいよ!なんかこわいよ!」
シロナ「一緒に決闘して追い駆けっこした仲じゃない!」
レッド「重い……!なにこの人重いしこわい……!」
シロナ「あなたを殺して私も死ぬ!」
レッド「っ!?」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:45:32.19:+H4/T+olO
シロナ「うふふ……」
レッド「えっ……待って……なにそれ……なにその鋭利なもの……?」
シロナ「考古学者は発掘もするからね……」
レッド「ちょっ……」
シロナ「死んで!」
グサッ
レッド「ぎにゃー」ドサッ
シロナ「……」
シロナ「うふふ……」
レッド「――」
シロナ「あなたは私だけのもの……」
レッド「――」
シロナ「……」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:47:31.76:+H4/T+olO
シロナ「レッド……君?」
レッド「――」
シロナ「ねぇ……なんで返事してくれないの……ねぇ……」
レッド「――」
シロナ「……」
レッド「――」
シロナ「そっか……私が……殺しちゃっから……」
レッド「――」
シロナ「私も……今からそっちにいくね……」
グサッ
シロナ「うっ……これからは……ずっと……一緒……」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:48:47.55:+H4/T+olO
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「ねぇ……」
シロナ「なに」
レッド「さっきからなにやってるの……俺たち」
シロナ「さぁ……」
レッド「……」
シロナ「……」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:48:49.53:dEtWgL+gO
レッド「どうしよう……凄い恥ずかしい……なにこの気持ち」
シロナ「穴があったら入りたい……」
レッド「そ、それじゃ俺……適当にバッジでも集めるの……」
シロナ「う、うん……頑張ってね……」
レッド「あはは……」
シロナ「あはは……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:55:38.19:+H4/T+olO
~カラクサタウン~
レッド「また1人……」
レッド「シロナさんもどこかいっちゃったし……」
レッド「まぁいいや、まずはポケモンだな」
ガヤガヤ
レッド「……ん?」
レッド「広場でなにかやってるな」
―――――
――――
―――
――
―
ゲーチス「つまり、ポケモンは解放されるべきなのです」
レッド「公演か……なんか新興宗教みたいだな……」
レッド「まぁいいや、無視無視」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 10:57:33.02:+H4/T+olO
「君のポケモン、今話していたね」
レッド「……?」
「そうか君には聞こえないのか。かわいそうに」
レッド「初対面の人間にかわいそうって……」
N「僕の名前はN」
レッド「エム?」
N「僕もポケモントレーナーだけどいつも疑問に思うんだ。モンスターボールの中に閉じ込められて、ポケモンは幸せなのかってね」
レッド「どうしよう変態に絡まれた……」
N「さぁ、君のポケモンの声をもっと聞かせてもらおうか」
レッド「いやだから……」
N「いけ、チョロネコ」
チョロネコ「ニャー」
レッド「俺ポケモン持ってない」
N「…………え」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:05:09.78:+H4/T+olO
レッド「なんか俺のポケモンが話してるとか言ってたけどさ、俺ポケモン持ってない」
N「……」
レッド「キャラ作りかなにかは分からないけど人を巻き込むな」
N「いや……でも……確かに聞こえた気が……」
レッド「じゃあな、俺もう行くから」
N「チョロネコ、どこかにモンスターボールを隠し持ってるはずだ。探してくれ」
チョロネコ「ニャー」
レッド「にゃっ!」
チョロネコ「ッ!?」ビクッ
N「チョロネコが……威圧されている……?」
レッド「にゃん」
N「モンスターボールに閉じ込められている限り、ポケモンは完全な存在にはなれない。
僕はポケモンというトモダチのために世界を変える」
レッド「なんか捨て台詞吐きながら去っていた……こわいよあいつ……」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:14:16.31:7d13g8HQ0
~サンヨウシティ~
レッド「さて、1つ目のジムに挑戦するかな」
レッド「えっと……なになに…………男3人のジムリーダー」
レッド「なにこのやる気の起きないジム……」
レッド「うわぁ……どうしよう……凄いやだ……」
レッド「面倒くさいし寝込みでも襲おうかな」
ベル「……あ」
レッド「……あ」
ベル「えっと……」
レッド「ふふっ……俺はなんて幸福なんだ、こんな可憐な花と出会えるなんてね」
ベル「た、助けて!」
レッド「っ!?」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:23:35.16:+H4/T+olO
レッド「……?」
ベル「プラズマ団って人たちが……人からポケモンを奪ってくの」
レッド「えっと……大丈夫、大丈夫だから取り敢えず落ち着いて」
ベル「う、うん……」
レッド「いや!やっぱり落ち着かなくていい!」
ベル「っ!?」
レッド「……」(そ、そっちの方がどさくさにまぎれて体とか触れる気がする……うへへ……)
ベル「……?」
レッド「えっと、なにが起きてるか説明してもらえるかな」
ベル「えっと……」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「なるほど、取り敢えずプラズマ団だな」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:27:48.54:+H4/T+olO
~夢の跡地~
レッド「ここにプラズマ団とやらがいるわけか」
ベル「うん……ムンナってポケモンにひどいことをしてるの」
レッド「なんかカントー地方にもそんな感じの……なんとか団っていた気がするな……」
ベル「そうなんだ……その人たちもひどいことするの?」
レッド「いや、なんか俺記憶喪失らしくて記憶が曖昧なんだよね」
ベル「ご、ごめんなさい!」
レッド「いやいや、謝らなくてもいいよ」
ベル「でも……」
レッド「それより今はプラズマ団だ」
ベル「う、うん……」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:31:03.73:+H4/T+olO
ベル「でも、記憶喪失で困ってる時に……なんで助けてくれるの」
レッド「……」
ベル「……?」
レッド「君が泣いている。助ける理由はそれだけで十分さ」
ベル「っ……」
ガサッ!!
レッド「っ!?伏せて!」
ベル「う、うん!」
レッド「出てこい!」
ガサッ!!
シロナ「私だ!」
レッド「……」
ベル「……」
レッド「ベル、間違えた。あっちに行こう」
シロナ「懇親のギャグをスルーされた……
わざわざムンナの着ぐるみも着てきたのに……」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:35:02.44:+H4/T+olO
シロナ「ちょっと!無視ってどういうことよ!」
レッド「うるさい!折角今格好良いキャラ気取ってたのにお前のせいで台無しだよ!」
シロナ「っ!?この変態!」
レッド「コスプレ女に言われたくないわ!」
ベル「えっと……あの……」
レッド「折角この娘の前で格好つけてたのに!」
シロナ「ふふっ、残念だったわね!」
レッド「決闘だ!」
シロナ「望むところよ!いきなさいガブリアス!」
ガブリアス「ガァァ!」
レッド「ガブリアスか……ならば……いけっ!レッド!」
レッド「れっどー!」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:40:00.47:+H4/T+olO
ベル「や、やめて!」ムギュッ
レッド「っ!?」
ベル「ケンカは……だめだよ」
レッド「ご、ごめん……」
シロナ「え……なにあれ……なんでレッド君に抱きついてるの」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「っ!?」
レッド「ごめん……俺……」
シロナ「今笑った!今私に対して笑った!」
レッド「なに言ってんの……?」
ベル「レッド君……私のために……ありがと」
レッド「なに、気にするな」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「笑った!また笑った!見て!見て!」
レッド「どうしよう……シロナさんがついにぼけた……」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:47:32.77:+H4/T+olO
シロナ「ちょっと!レッド君から離れなさい!」
ベル「で、でも……怖くて……」
レッド「ひどいこと言わないでよシロナさん」
シロナ「レッド君騙されてる!」
ベル「ふぇぇぇ」
レッド「ほら、こんなに怯えてる」
シロナ「普通の人間はふぇぇぇなんて言わない!」
レッド「ジェネレーションギャップじゃない」
シロナ「っ!?」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「げ き り ん」
ガブリアス「ガァァァァァァァ!!」
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:06:01.58:+H4/T+olO
~サンヨウジム~
レッド「たのもー」
シロナ「たのもー」
レッド「なんでお前もいんだよ」
シロナ「付き添い的な」
レッド「いらない」
シロナ「相変わらず照れ隠しが下手ねレッド君は」
レッド「もういいや、取り敢えず早いとこホモ三人衆ぶっ飛ばすか」
シロナ「え……ここのジムリーダー同性愛者なの……」
レッド「俺の予想が正しければね」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:11:26.78:+H4/T+olO
―――――
――――
―――
――
―
ポッド「あいつ童貞だろ」
デント「童貞臭くてたまりませんね」
コーン「童貞臭い……換気してくる」
レッド「……」
ポッド「お前も処女だろ。処女くさいからばればれだぜ。もう腐ってんじゃねーの」
デント「なるほど、この2人が入ってきてからの悪臭はそれが原因ですか」
コーン「……換気が追い付かない」
シロナ「……」
ポッド「あいつらあの年齢で童貞と処女って」
デント「生き恥を晒しながらよくもまぁのうのうと……」
コーン「……存在そのものが終わってる」
レッド・シロナ「……」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:15:56.27:+H4/T+olO
―――――
――――
―――
――
―
~ポケモンセンター~
レッド「戦わずして負けた……」
シロナ「完全に心折られたわ……」
レッド「怖いよ……イッシュ地方の若者怖いよ……」
シロナ「これが噂の最近の若者ってやつね……」
レッド「バッジどうしよう……」
シロナ「正直もう心が持たない……」
レッド「……」
シロナ「……」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:24:37.44:+H4/T+olO
~深夜:サンヨウジム前~
レッド「よし、それじゃ行こうか」
シロナ「バッジは?」
レッド「ちゃんと貰ってきたよ、ほら」
シロナ「おー、よく勝てたね」
レッド「寝込み襲ってきたから」
シロナ「なんと」
レッド「腹いせに全裸にして夢の跡地の壁にはりつけてきた」
シロナ「えっ!?大丈夫なのそれ!?犯罪ぎりぎりじゃない!?」
レッド「ぎりぎり大丈夫」
シロナ「人としては完全にアウトだよね……」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:29:11.85:+H4/T+olO
~シッポウシティ~
レッド「アロエ……アロエ……アロエ……」
シロナ「さっきからなにぼそぼそ言ってんの」
レッド「次のジムリーダーの名前だよ」
シロナ「へー」
レッド「アロエという名で可愛くない娘はいないと断言しよう」
シロナ「あー……確かに……」
レッド「あー、早く会いたいなぁアロエさんに」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:31:37.47:+H4/T+olO
~シッポウジム~
アロエ「私がジムリーダーのアロエだよ」
レッド「……」
アロエ「よくあの仕掛けを越えてきたね」
レッド「……」
アロエ「早速だけどやるかい!?」
レッド「……」
アロエ「……?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんという美女……想像以上だ……」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 18:36:52.64:+H4/T+olO
レッド「なんて言うとでも思ったかこの野郎!」
アロエ「さっきから1人でなに言ってるんだいあんたは」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「詐欺だよ!」
シロナ「レッド君落ち着いて!なんか凄い失礼なこと言ってる!」
レッド「俺の気持ちを弄びやがって……」
アロエ「……?」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 20:11:15.72:+H4/T+olO
ワーワー キャーキャー
レッド「……ん?」
シロナ「なんか上が騒がしいわね」
研究員「アロエさん!」
アロエ「一体なにごとだい」
研究員「プラズマ団という連中に化石を!」
アロエ「なんだって!あんたたちも来なさい!」
レッド「いやだ」
シロナ「だるい」
アロエ「いいから早くきな!」
ドスッ
レッド「痛い!」
シロナ「遊んでる場合じゃなかった」
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 20:16:32.46:+H4/T+olO
アロエ「あんたたちはあっちを、私はここで待ってるわ」
レッド「……え」
アロエ「いいから早く行きな!」
レッド「な、なんて理不尽な……」
シロナ「レッド君、二手に別れましょう」
レッド「うん」
シロナ「それじゃまた後で」
レッド「了解!」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 20:20:59.47:+H4/T+olO
―――――
――――
―――
――
―
N「僕は誰にも見えないものが見たいんだ」
レッド「完全に逃げられたか……」
N「モンスターボールの中のポケモンの理想。トレーナーとしての在り方の真実」
レッド「あれだけ目立つ格好だしいたらすぐ気付くはずなんだけどな……」
N「そして、ポケモンが完全となった未来」
レッド「大体なんで俺が……」
N「君も見たいだろ?」
レッド「さて、これからどうしようかな……」
N「君も見たいだろ?」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 20:27:28.46:+H4/T+olO
レッド「……」
N「君も見たいだろ?」
レッド「……」イラッ
N「君も見たいだろ?」
レッド「うるせーよさっきから!別に見たくねーよ!」
N「ふぅん、期待外れだな……」
レッド「いきなり期待外れって……失礼すぎるだろ」
N「僕と僕のポケモンで、未来を見ることが出来るか君で確かめることにしよう」
レッド「もうやだなんなのこいつ」
N「いくんだ、マメパト」
マメパト「ピッー!」
レッド「……」
N「どうしたんだい、ポケモンを早く出すんだ」
レッド「だからポケモン持ってないって……」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 21:28:22.10:+H4/T+olO
レッド「ぴっー!」
マメパト「ピッ……」ビクッ
N「マメパトが……威圧されている……?」
レッド「俺忙しいから、じゃあな」
N「まだ未来は見えない……世界は未確定……」
レッド「取り敢えずカミツレさんに会いに行くかな」
N「今の僕と僕のトモダチでは世界を変えることはできない……
世界を変える数式は溶けない……」
レッド「ライモンシティか……凄い都会そうな場所か……」
N「必要な力は分かってる……イッシュ地方を英雄とともに建国した伝説のポケモン」
レッド「さて、出発するか」
N「僕は英雄になり…………君とトモダチになる!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……と、友達!?」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 21:31:16.47:+H4/T+olO
レッド「こ、こわいよ!なんだよお前!?ストーカー!?」
N「……」スタスタ
レッド「無視すんな!」
N「……」スタスタ
レッド「い、行っちゃった……」
レッド「なんなんだよあいつ……本当に……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……っ!」
レッド「俺に惚れてるホモだ……絶対……」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:01:52.56:+H4/T+olO
~ライモンジム~
レッド「ヒウンシティ凄かったな……あんな大都会初めてだったよ」
レッド「さて、カミツレさんは……と」
カミツレ「……」
レッド「あ、いた」
カミツレ「あなた、挑戦者?」
レッド「うん」
カミツレ「あまりのスピードにくらくらしてない?次は私のポケモンでくらくらさせちゃうけど」
レッド「おもしろい……!それはこっちのセリフだ!」
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:04:02.11:+H4/T+olO
カミツレ「いきなさい、エモンガ」
エモンガ「キュー」
レッド「初めて見るポケモンか……ならばまずは様子見だな」
カミツレ「あなたがポケモンを出す番よ」
レッド「そう急かすなよ、いわれなくとも……いけっ!レッド!」
レッド「れっどー!」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:06:58.20:fimouuL1P
カミツレ「ラ、ライモンポケモン強いもん」
レッド「っ!?」
カミツレ「ふふんっ」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「っ!?」
レッド「ふふんっ」
カミツレ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「……」
レッド・カミツレ「……」(こいつ…………できる!)
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:14:32.68:FGL5b7vW0
カミツレ「やるわね……」
レッド「そっちこそ」
カミツレ「あなた程の相手なら……本気でいかせてもらうわ」
レッド「お互い様だ」
カミツレ「さぁ、ポケモンを出して」
レッド「悪いな」
カミツレ「……?」
レッド「惚れた女には、己が体でぶつかるのが俺の流儀だ。このままいかせてもらうぜ」
カミツレ「……!」(なんてスタイリッシュ……!)
レッド「こい、相手をしてやる」
カミツレ「エモンガ!ボルトチェンジ!」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:28:03.10:+H4/T+olO
レッド「……」
カミツレ「……っ!無傷……!?」
レッド「その程度か、シャイニングビューティー」
カミツレ「っ!……な、なぜその名を……」
レッド「……赤き征裁、俺の二つ名だ」
カミツレ「……っ!?」
レッド「……」
カミツレ「あなたが……赤き征裁……」
ジムトレーナー「どうしよう……凄い痛々しいあの2人……」
ジムトレーナー「二つ名って……しかも赤き征裁って絶対なにかから引用してるよ……」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:37:23.26:+H4/T+olO
カミツレ「エモンガ!かみなり!」
エモンガ「キュー!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「……」
カミツレ「また……無傷……」
レッド「その程度か」
カミツレ「くっ……」
レッド「何故俺にお前の技効かないか、教えてやる」
カミツレ「……っ!」
レッド「何故なら、俺の心は既に……お前への愛の電流が流れているからだ!」
カミツレ「……」
カミツレ「……」
カミツレ「な、なんてシャイニングビューティーなの……」ポッ
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:45:50.87:+H4/T+olO
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」イチャイチャ
レッド「今さらマサラ」イチャイチャ
~物陰~
シロナ「な、なにあれ……」
シロナ「き、気持ち悪い……!」
シロナ「……っ!」
シロナ「もしかしてあれが今の流行りなの!?」
シロナ「なら……!」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
シロナ「にゃんにゃんしろにゃんしろにゃんにゃん」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:47:19.53:FGL5b7vW0
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:58:55.31:+H4/T+olO
レッド「遊園地にでも行こうか」
カミツレ「うん……」
シロナ「……」
レッド「俺遊園地とか初めて行くかも」
カミツレ「そうなんだ、素敵なところよ」
レッド「へー、楽しみだな」
カミツレ「観覧車がおすすめ」
シロナ「……」
レッド「いいね、1回乗ってみたかったんだあれ」
カミツレ「それじゃあ一緒に乗りましょう……」
レッド「ああ」
シロナ「……」
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 00:00:36.53:O+Cbfm/fO
―――――
――――
―――
――
―
~観覧車内~
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「どうしてこうなった……」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 00:07:38.72:O+Cbfm/fO
N「僕の正体はね」
レッド「うるさい黙れ死ね」
N「プラズマ団の王様さ」
レッド「……?」
N「僕は世界を変える」
ピッ ピッ ピッ プルルルル
レッド「あっ、もしもし」
N「……?」
レッド「ジュンサーさんですか?プラズマ団の幹部的な奴を捕獲しました」
N「ちょっとぉぉぉおおお!」
レッド「なんだようるさい黙れ死ね。ていうか急に騒ぐなよキャラ変わってんだよ死ね」
N「なに空気読まずに通報とかしてるんだよ!」
レッド「お前が空気読まずに俺に付きまとうからだろ」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 00:09:50.99:Nho+24GS0
N「僕と僕のトモダチを君で試させてもらう」
レッド「また唐突な……」
N「いくんだ、オタマロ」
オタマロ「……」ピチピチッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「き、気持ち悪っー!」
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:43:55.79:rDoUukgLO
レッド「えっ!?なにそれ!?ポケモン!?気持ち悪っ!」
N「……」
レッド「うわぁ……最早グロいよ……」
N「……」
タッタッタッタ
シロナ「まさかこの年で1人で観覧車に乗るはめになるとは……」
レッド「あ、シロナさん」
シロナ「またポケモンバト……」
オタマロ「……」ピチピチッ
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「き、気持ち悪っー!?」
324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:48:15.71:rDoUukgLO
N「……」
シロナ「えっ!?なにそれ!?ポケモン!?気持ち悪っ!」
N「……」
レッド「いや、分かんないけどあいつが急に出してきた……」
シロナ「うわぁ……」
レッド「あの顔絶対なめてるよ……」
シロナ「グロいわね……」
N「……」
N「……」
N「こ、これだからポケモントレーナーは……」
シロナ「なんか言ってるわよ」
レッド「別にいいよ興味ないし」
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:51:53.98:rDoUukgLO
N「伝説のポケモンの力を借りて、僕は世界を変えてみせる……」
レッド「また始まった」
シロナ「世界変えるって……」
レッド「いい年してなに言ってんだあいつ……絶対頭おかしいよ……」
N「そして…………」
シロナ「新興宗教かなにかかしら」
N「君とトモダチになる!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:53:16.94:rDoUukgLO
シロナ「あー……つまりレッド君と友達になりたいから世界変えると?」
レッド「……」
シロナ「良かったじゃんもてて」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「重いよ!!」
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:58:08.59:rDoUukgLO
カミツレ「どうかしたの……」
レッド「あっ、マイパートナーカミツレ」
シロナ「っ!?」
レッド「いやぁ、なんか変なホモ野郎に友達になる宣言されて……」
カミツレ「だめよ、あなたは私の」
シロナ「っ!?」
レッド「大丈夫だって、俺はカミツレ一筋だから」
カミツレ「私も……」
シロナ「えっ!?なに!?あなたたちさっき出会ったばっかりじゃないの!?」
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:59:04.91:rDoUukgLO
レッド「あー、実は俺たち……」
シロナ「う、うん……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド・カミツレ「コンビ組みました」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「な、なんだってー!」
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:03:38.87:rDoUukgLO
シロナ「わ、私というものがありながら!さっき出会ったばっかの女と結婚ってどういうことよ!」
レッド「いや、シロナさんともつい最近あったばっかじゃん」
シロナ「この浮気者!」
レッド「いや……ていうか……」
シロナ「言い訳は聞かないわよ!レッド君の持ち物に卑猥な単語書き綴ってやる!」
レッド「な、なんてえげつないことを!」
シロナ「まずはその帽子からやってやる!」
レッド「ちょっ!やめっ!」
シロナ「抵抗しないで!」
レッド「だから結婚じゃなくてお笑いのコンビだって!」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「…………え」
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:07:43.57:rDoUukgLO
レッド「嘘じゃないって、なっ、カミツレ」
カミツレ「うん……」
レッド「俺たちはお互いを認めあった仲なんだよ」
カミツレ「出会った瞬間にレッドのシャイニングビューティーと私のシャイニングビューティーが共鳴した」
シロナ「えっ、シャ……な、なに?」
レッド「まぁ俺たちのネタ見てくれよ。最初はシロナさんに見てもらいたかったからさ」
カミツレ「このネタで全国大会に出場する」
レッド「ではいきますー」
カミツレ「いきますー」
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:11:26.35:rDoUukgLO
レッド「どうもー、シャイニングビューティーレッドです」
カミツレ「シャイニングビューティーカミツレです」
レッド「カミツレはライモンシティ出身だよね」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
レッド「いえー」
カミツレ「レッドはマサラタウン」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「いえー」
レッド・カミツレ「どうもありがとうございましたー」
レッド「どうよ」
カミツレ「ふふんっ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「あ……うん……」
シロナ「い、いいと思う……」
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:12:53.87:IXIJfFe6P
レッド「あっ、そういえばカミツレ」
カミツレ「なに」
レッド「俺ホモドエシティに行きたいんだけど」
シロナ「ホモドエじゃなくてホドモエね」
カミツレ「ホモドエシティに行きたいなら私が橋を降ろすように手配しておく」
シロナ「だからホドモエだって」
レッド「ありがとうカミツレ」
カミツレ「相方の為なんだから……当然」
シロナ「ねぇ、さっきから無視してない?ねぇ、ちょっと」
レッド「それじゃあ行こうかな」
カミツレ「いってらっしゃい……待ってるから」
レッド「ああ」
シロナ「……」
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:30:55.44:rDoUukgLO
~ホドモエシティ~
レッド「へぇ……ここがホドモエシティ」
シロナ「ホドモエシティ」
タッタッタッタ
レッド「……ん?なんか可愛い天使が走ってく……」
ベル「ふぇぇっ」ドスッ
レッド「ぐへぇっ!?」ドサッ
シロナ「だ、抱きつきながら的確に鳩尾をついてきた……!?」
ベル「ふぇぇ、レッドくん……」
レッド「ど、どうかした……」
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:35:09.45:rDoUukgLO
ベル「助けてぇ……」
レッド「どうかしたの」
シロナ「なにあの喋り方絶対キャラ作っ」
ベル「……」ギロッ
シロナ「……」
ベル「蟻が大量発生してるの」
レッド「蟻?」
ベル「うん……私怖くて怖くて……」
レッド「虫が可愛いなんて可愛いな、いいぜ、俺に任せてくれ」
ベル「っ!?ありがとう!」ムギュッ
レッド「うへへ……」
シロナ「女の子……こわい……」
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:39:33.52:rDoUukgLO
ベル「それじゃあよろしくね。私は町で待ってるから……帰ってきてね」
レッド「ああ、任せろ」
―――――
――――
―――
――
―
~鉱山~
シロナ「蟻……?山にいるって範囲大きすぎない?」
レッド「まぁ言われてみれば。けど所詮蟻、俺が踏み潰してやるよ」
ガサッ
アイアント「……」
レッド「……」
シロナ「……」
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:42:33.66:rDoUukgLO
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「なんか物凄い大きいんだけど……」
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「なんか物凄い固そうなんだけど……」
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「ぱっと見ただけで1000匹はいるんだけど……」
レッド「……」
シロナ「……」
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:47:08.19:rDoUukgLO
シロナ「ガブリアス!」
ガブリアス「ガァァァッ!!」
レッド「っ!?」
シロナ「ガブリアス、いくわよ!」
レッド「この数相手に怯むどころか果敢に挑むだと……」
ガブリアス「ガァァァッ!」
レッド「シロナさんばっかに、格好つけさせるわけにはいかないな……」
シロナ「ふふっ……」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおお!!」
シロナ「ガブリアス!空を飛んで帰るわよ!」
ガブリアス「ガァァァッ!」
レッド「えっ!?」
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:51:55.93:rDoUukgLO
レッド「えぇっ!?ちょっと待って!どこ行くの!?」
シロナ「戸締まりしてきたか不安だから確認してくる!」
レッド「お前の家ホウエン地方だろ!」
シロナ「……」
レッド「無視すんな!」
ヒュッー
レッド「ほ、本当に飛んでいきやがった……!」
レッド「てかガブリアスって空飛べたのかよ!」
アイアント「……」
レッド「……」
アイアント「……」
レッド「……」
アイアント「……」
レッド「……」
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:00:17.96:rDoUukgLO
アイアント「――――!」
レッド「虫が、下等生物が人間様に楯突くとはな」
アイアント「――――!」
レッド「さて、シロナさんもいなくなった」
アイアント「――――!」
レッド「喜べ、本気で相手してやる」
アイアント「――――!」
レッド「こい……」
アイアント「――――!」
レッド「5分で終わらせてやる」
アイアント「――――!」
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:02:05.03:rDoUukgLO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁああああああ!」
アイアント「――――!」
レッド「痛い痛い痛い痛い!」
アイアント「――――!」
レッド「ごめんなさい!調子乗って本当にごめんなさい!」
アイアント「――――!」
レッド「いやぁ!誰か!誰助けてぇぇぇ!」
アイアント「――――!」
348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:11:08.17:rDoUukgLO
シロナ「レッド君!色々準備してきたから遅くなっちゃった!今行くわ!」
レッド「……っ!?帰ったんじゃ……!?」
シロナ「私があなたを見捨てるわけないでしょ」
レッド「し、しろにゃん……」
シロナ「しろにゃん言うな」
レッド「はっ!シロナさんが来たからには負けられないな」
シロナ「…………あれ」
レッド「シロナさん、降りてこないの?」
シロナ「なんか増えてない……?」
レッド「……?」
シロナ「空中から見ると10000はいるんだけど……」
レッド「何匹いようが関係ない!全部ぶっ殺すまでだ!」
シロナ「やばっ、洗濯物出しっぱなしだった、ちょっと見てくるわね」
ヒュッー
レッド「……」
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:17:18.21:rDoUukgLO
レッド「……」
「オノノクス!地震!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
アイアント「ギャッ!」
レッド「な、なにごと!?」
アイリス「流石に固いねアイアントは!オノノクス!地震!」
オノノクス「ガァァァ!!」
アイアント「グギャッ!」
レッド「な、なにごと!?」
アイリス「大丈夫お兄ちゃん?」
レッド「あ、ああ……ありがとう」
アイリス「オノノクスここに来る前にマックスまで竜舞積んできたから負けないよ、安心して」
レッド「えっ!?ずるくないそれ!?」
アイリス「野生ポケモンだからね!ルールは無用だよ!」
レッド「た、確かに!」
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:25:11.41:rDoUukgLO
アイリス「オノノクス!地震地震地震!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
アイリス「大丈夫だよお兄ちゃん、私がお兄ちゃんのボディーガードやってあげるから」
レッド「無邪気そうないい娘だね君は、ありがとう」
ジャッジ「今のところV持ちは1匹ですね」
アイリス「期待してないからいいよ。野生ポケモンなんてただの使えないゴミだし」
レッド「……」
ジャッジ「ふふっ、しかも特攻Vとか」
アイリス「あははっ!変態型でもやってればいいよ!」
レッド「……」
アイリス「オノノクス!皆殺しよ!」
ジャッジ「私着いてきた意味あるんですか」
アイリス「凄い数いるって聞いたからさもしかしたらって思ったけど……やっぱりゴミはゴミ。まぁ暇潰しにはなるよ」
ジャッジ「ははっ、確かに」
レッド「……」
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:27:47.12:PSBqci3t0
レッド「うん……無邪気……」
アイリス「お兄ちゃんのボディーガードー!」
レッド「ほらっ、やっぱりこんなに可愛い」
ジャッジ「ちょっ、特攻Vまたいましたよ」
アイリス「あははっ、本当にゴミは無駄なことしかやらないね!」
レッド「うん……こういうのがきっと無邪気っていうんだよ……」
アイリス「大量発生のポケモンの処理も私たちの仕事だけどさっ、ストレス解消になっていいよね」
ジャッジ「ストレスあるんですかあなたは」
アイリス「あはは、ないかも」
レッド「……」
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:36:11.94:rDoUukgLO
―――――
――――
―――
――
―
~ライモンシティ~
カミツレ「そう……そんなことが」
レッド「イッシュではあんな小さい子がジムリーダーなのか」
カミツレ「実力が全てだから……」
レッド「ポケモン協会はどこも一緒だな、俺たちに汚れ役を押しつける」
カミツレ「仕方ない……」
レッド「まぁな、きれいごとだけじゃポケモンとの共存なんて無理だ。あくまで人間が上位、そうじゃないと」
カミツレ「うん……」
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:38:18.52:rDoUukgLO
レッド「さて、気分転換になにかしたいな。ライモンシティ案内してくれよ」
カミツレ「バトルサブウェイ」
レッド「バトルサブウェイ……?」
カミツレ「ポケモンバトルが楽しめる」
レッド「えー……もっと面白いことがいいよ」
カミツレ「あなたのポケモンバトル、見てみたい……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「はぁ……分かったよ」
カミツレ「ありがと……」
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:42:39.68:rDoUukgLO
~バトルサブウェイ~
レッド「へー、ここがバトルサブウェイ」
女の子「うっ……ひっぐ……えっぐ……」
レッド「……ん?君、大丈夫、どうかしたの」
女の子「ひっぐ……私ね……今まで海外に住んでたの……」
レッド「ああ」
女の子「それで……そこで仲良くなったポケモンたちでスーパートレインに参加したら、凄いばかにされて」
レッド「ちなみにポケモンは……?」
女の子「この子たち……」
レッド「なるほどね……カミツレ、お望み通り見せてやるよ。ポケモンバトルを」
カミツレ「……?」
レッド「君のポケモン、俺に貸してくれないか」
女の子「……え?」
レッド「君のポケモンが強いってこと、俺が今ここで証明してやる」
女の子「……っ!うん!」
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:46:45.38:rDoUukgLO
~スーパートレイン:1戦目~
トレーナー「いくぞ」
レッド「ああ、いつでもいいぜ」
「はじめ!」
トレーナー「いけっ!ギャラドス!」
レッド「グラエナ!任せた!」
ギャラドス「ガァァァッ!」
グラエナ「ワンッ」
トレーナー「グラエナ……だと」
レッド「ギャラドスか……ありきたりだな、つまんねぇ」
トレーナー「……」(スーパートレインなめてるのかこいつ……)
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:00:38.64:rDoUukgLO
トレーナー「ギャラドス!竜の舞!」
レッド「やっぱりな……グラエナ!怒りの前歯!」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「ギャッ!」
カミツレ「レッド……グラエナじゃ不利」
レッド「いいから見てろ、次また積んでくるから」
トレーナー「竜の舞!」
カミツレ「っ!?」
レッド「あの手のタイプは種族値が下のポケモンを舐めてくるからな、取り敢えず積んでくるんだよ」
レッド「グラエナ!怒りの前歯!」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「グギャッ!」
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:02:58.71:rDoUukgLO
トレーナー「削られても問題ない!一撃で叩きつぶす!たきのぼり!」
レッド「ふいうち」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「グギャッ!!」
トレーナー「っ!?」
レッド「グラエナがふいうちを使わないわけないだろ。
お前は自分のポケモン以外の知識が圧倒的に足りないんだよ」
トレーナー「1匹倒したぐらいで偉そうに!ウインディ!」
レッド「全く……アドバイスぐらい素直に受け取れよな」
女の子「グラエナ格好良いー!」
カミツレ「相手が相手ね……馬鹿の一つ覚えみたいにおなじ戦略しか取らない……つまらない」
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:08:37.71:rDoUukgLO
トレーナー「ウインディ!フレアドライブ!」
ウインディ「ガァッ!」
グラエナ「グッ……!」
レッド「グラエナ、怒りの前歯」
グラエナ「ガァッ!」
ウインディ「グゥッ……!」
トレーナー「ウインディ!フレアドラ」
レッド「だからふいうちだって」
グラエナ「ガァッ!」
ウインディ「グギャッ!?」
トレーナー「っ……またっ……!」
レッド「反動、怒りの前歯、ふいうち、ウインディを倒すには十分だ」
トレーナー「くそっ……!くそっ!くそ!」
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:19:47.70:rDoUukgLO
トレーナー「いけ!ヨノワール!」
レッド「グラエナ、お疲れ。ムウマ、後は任せた」
ムウマ「ムー」
トレーナー「ヨノワール!かみなりパンチ!」
ムウマ「ムーッ」
レッド「気合いの襷だ、悪いけどこの試合、勝ちに拘らせてもらう」
トレーナー「ヨノワール!かみなりパンチ!」
レッド「ムウマ、道連れ」
ムウマ「ムッー!」
ヨノワール「グギャッ!」
トレーナー「そんな……」
レッド「まぁあれだ、色んなトレーナーと戦えば嫌でも覚える、経験あるのみ、うーん……まぁ頑張れ」
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:27:39.03:rDoUukgLO
レッド「どうだ、君のポケモン格好良かったろ」
女の子「うん!格好良かった!」
レッド「あくび、ふいうち、怒りの前歯、かみくだく……か。うん、個人的に好きな技構成だ」
女の子「本当に!?」
レッド「ああ、ポケモンは種族値が全てじゃない。君の好きなポケモンを使えばいいさ」
女の子「ありがとう!ねぇ!次も!次も戦って!」
レッド「なんと!」
カミツレ「私も見たいわ」
レッド「えぇー……もう疲れたよ……」
女の子「お願い!」
レッド「まぁ、これも先輩としてのつとめか」
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:30:45.04:rDoUukgLO
~2戦目~
エリートトレーナー「私のポケモンは、ハピナス、ガブリアス、メタグロスよ」
レッド「……」
エリートトレーナー「戦う前に全てを曝け出すのが私の流儀なの」
レッド「……」
エリートトレーナー「さぁ!いくわよ!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「無 理 で す」
女の子「っ!?」
カミツレ「っ!?」
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:43:37.88:rDoUukgLO
レッド「ポケモンは種族値が全てだねうん」
女の子「さっきと言ってること違う!?」
レッド「3350は運も絡むからな。種族値が低くて上手く立ち回れそうにないなら無理だ」
女の子「そんな……」
レッド「だが、世の中には常に例外が存在する」
女の子「……?」
レッド「俺なら勝てるってことさ」
女の子「……!」
レッド「この3匹を使って……カントー出身者が燃えないわけがない!」
エリートトレーナー「言ってくれるわね!」
レッド「俺の手持ちはピジョット!ラッタ!カメックスだ!いくぞ!」
エリートトレーナー「きなさい!」
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:57:42.92:rDoUukgLO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「たまごうみばっかすんなよぉぉぉおおお!」
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:01:15.90:87QQ5ZZoO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ありがとうカミツレ、気分転換になったよ」
カミツレ「よかった……」
レッド「疲れたけどな」
カミツレ「根性ラッタの空元気凄かった……」
レッド「はまればな、最悪何も出来ずにやられるだけだし。それじゃ、俺そろそろ行くよ」
カミツレ「そう……それじゃまた」
レッド「ああ、ありがとな」
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:31:37.45:87QQ5ZZoO
~フキヨセシティ~
レッド「ここにフウロさんがいるのか」
レッド「飛行機たくさんあるな……」
レッド「おっ、ジム発見」
レッド「たのもー!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「え……なにこれ……大砲に乗らないといけないの……?」
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:37:58.56:87QQ5ZZoO
―――――
――――
―――
――
―
フウロ「うふふ、お待ちしてました」
レッド「……」
フウロ「私自慢のフキヨセジム大砲で飛ぶのは楽しかった?」
レッド「……」
フウロ「……」
レッド「……」
フウロ「……?」
レッド「見たまんまだよ!」ボロッ
フウロ「大怪我してる!?」
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:43:35.07:87QQ5ZZoO
レッド「当り前だよ!」
フウロ「うわぁ……痛そうだね、大丈夫?」
レッド「人間を大砲の玉にするなんて無謀だよ……」
フウロ「でも楽しかったでしょ?」
レッド「楽しくねーよ!恐怖しかなかったよ!てか絶対に過去に死者出てるだろこれ!?」
フウロ「あはは」
レッド「……え、待って、なにその反応」
フウロ「次は私ももっと楽しいことしましょう」
レッド「うやむやにされた……」
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:53:57.63:87QQ5ZZoO
フウロ「君のことはカミツレちゃんから聞いてるよ」
レッド「……?」
フウロ「凄腕のポケモントレーナーなんだってね」
レッド「いや別に……」
フウロ「またまたー、謙遜しちゃって」ツンツン
レッド「いや本当に」
フウロ「もう!この謙遜上手!」ツンツン
レッド「ちょっ……」
フウロ「このこのー」ツンツン
レッド「な、なんだこいつ面倒くせぇ!そしてそれ以上に可愛い!」
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:00:41.14:87QQ5ZZoO
フウロ「まぁいいや、早速だけどポケモンバトルしよ」
レッド「……」
フウロ「……ん?どうかした」
レッド「全力でこい。ついてこれるのならな」
フウロ「……!面白いわね!いきなさいケンホロウ!」
レッド「ポケモンバトルの真髄……見せてやるよ!」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおお!!」
フウロ「っ!?」(こ、こっちに向かってきた……!?)
レッド「おっぱいもふもふ!おっぱいもふもふ!」モフモフ モフモフ
フウロ「っ!?」
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:03:40.50:87QQ5ZZoO
―――――
――――
―――
――
―
ピーポー ピーポー ピーポー
ジュンサーA「婦女暴行犯現行犯逮捕!」
ジュンサーB「急いで車に!」
ジュンサーC「通報ありがとうございます」
フキヨセジムトレーナー「いえ、こちらこそ助けていただいてありがとうございました」
ジュンサーD「さっさと歩きなさい」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「俺はどこでなにを間違えた……」
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:50:26.47:87QQ5ZZoO
ジュンサーE「大丈夫ですか、お怪我は?」
フウロ「いえ……えっと……だから」
ジュンサーF「もう大丈夫ですよ」
フウロ「別に婦女暴行を受けてたわけでは……」
ジュンサーG「もう犯人はいません。脅されて恐かったでしょう」
フウロ「いえ……だから……」
ジュンサーH「安心してくださいね」
フウロ「……」
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:53:42.68:87QQ5ZZoO
ジュンサーH「早く来いこの変態野郎」グイッ
レッド「痛い!」
「ちょっと待ったぁ!」
ジュンサーI「っ!?」
シロナ「その変態、私が引き取るわ」
ジュンサーJ「あ、あなたは……!」
シロナ「ふふんっ」
ジュンサーK「……」
ジュンサーL「……」
ジュンサーM「……」
ジュンサーズ「……だれ」
シロナ「……」
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:01:20.05:87QQ5ZZoO
フウロ「待ってください。私は別に婦女暴行を受けてたわけではないです」
ジュンサーO「……え」
フウロ「私のジムのトレーナーがご迷惑をおかけしてしまいすいません」
ジュンサーO「い、いえ……!こちらこそ早とちりをしてしまって」
レッド「よくも捕まえたな!」
ジュンサーP「お前は調子に乗るな変態!」ドスッ
レッド「ひぃんっ!」ドサァァァ
ジュンサーQ「この変態男!」ドスッ
レッド「横暴だ!」
ジュンサーR「黙れ!」ドスッ
レッド「きゃんっ!」
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:16:53.08:87QQ5ZZoO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ありがとうフウロ、フウロがいなかったら前科持ちになるとこだったよ」
フウロ「いえいえ」
レッド「はぁ、しかしイッシュの警察はこわいな……」
フウロ「あはは、鳥ポケモンをたくさん使わないから警察は無能なんだよ」
レッド「あはは、確か……………ん?」
フウロ「……ん?どうかした?」
レッド「いや、なんでもない」(聞き間違いか……?)
フウロ「あはは、無能なんだから少しは鳥ポケモンに頼ったらいいのに。あっ、無能だから鳥ポケモン使わないのか」
レッド「聞き間違いじゃなかった!」
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:22:25.04:87QQ5ZZoO
レッド「えっと……鳥ポケモン以外は使わないの?」
フウロ「あははっ、レッド君は面白いね」
レッド「……?」
フウロ「腐ったりんごと最高級りんごがあったら……選ぶまでもないでしょ?」
レッド「うん……」
フウロ「うふふ、レッド君なら分かってくれると思ってたよ」
レッド「鳥ポケモンは崇高だからな。無能な連中には理解出来ないんだよきっと」
フウロ「そっかー……そう聞くとかわいそうだなぁ……」
レッド「……」(取り敢えず話合わせとこう)
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:35:30.86:87QQ5ZZoO
フウロ「鳥ポケモンって本当に可愛いわよね。
まずあのくりっとした円らな瞳、舐め回したいぐらい。
そしてあの羽。寒い時に膨らんでる時も可愛いし暖かい時のシュッとしてる時も素敵。
どっちもどっちで肌触りが最高なのよ。
見た目だけじゃなくて行動も可愛いわよね。
あの歩き方。本当に本当に本当にたまらないわ。
匂いもたまらなく良いのよ。
一日中嗅いでいたいわ。
あっ、今嗅がせてあげようか。
きっと幸せな気持ちになれるわよ。
だって鳥は最高にして最強の生き物だもの。
人懐っこいし愛らしいしかと思えば大空を羽ばたく姿はたくましい。
鳥の素晴らしさを表現出来る言葉はこの世に存在しないわ」
レッド「……」
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:44:18.22:87QQ5ZZoO
レッド「フウロって本当に可愛いよね。
まずは分かりやすく見た目から入らせてもらうけど、端整な顔立ち。
見ていて抱き締めたくてしょうがなくなる愛らしさ。
今この時でさえ俺はフウロを押し倒すことを我慢してるくらいなんだぜ。
そして人間を玉にして大砲に詰めたり、そのお洒落な服。
無邪気で可愛いよ本当に。
君になら何度だって大砲の玉にされても構わない、だって君と一緒になにかを出来ること自体が幸せなんだから。
それにフウロはスタイルが素晴らしいよね。
出るとこは出て締まるところは締まってる。
最早芸術だよ。
フウロの可愛さを表現出来る言葉がこの世には存在しない。
だって君が可愛すぎるから」
フウロ「……」
463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:59:11.37:nibekW4XO
レッド「……」
フウロ「……」
ガシッ
レッド「ふふっ」
フウロ「ふふっ」
レッド「どうやら俺たちは」
フウロ「ええ」
レッド「進むべき道が同じようだな」
フウロ「そうみたいね」
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:29:00.42:87QQ5ZZoO
フウロ「レッド君……」
レッド「ああ、分かってる……」
フウロ「ありがとう……あなたに私の全力を受けてもらうわ!」
レッド「こい!」
フウロ「スワンナ!エアスラッシュ!」
スワンナ「――――!」
ザシュッ
レッド「……」
フウロ「……」
レッド「……」
フウロ「……」
468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:33:10.85:87QQ5ZZoO
レッド「お前の魂……しかと受けとめた」
フウロ「っ……っ……」
レッド「……?」
フウロ「っ!?」
レッド「どうかした?」
フウロ「べ、別に!レッド君の!男性の!大切なところなんて!取れてない!わよ!」
レッド「……?」
フウロ「下見ちゃだめ!」
レッド「っ?っ?」
フウロ「だ、大丈夫!きっとまた!はえてくる!から!…………多分」
レッド「……?」
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:35:22.94:ufeM9x+f0
―――――
――――
―――
――
―
~数日後~
フウロ「行くわよレッドちゃん」
レッド「あっ、はーい」
フウロ「これ運ぶの手伝ってもらえる?」
レッド「はい」
フウロ「流石レッドちゃん、力持ちね」
レッド「は、恥ずかしいですよ……」
フウロ「うふふ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「な、なんで女になってるの!?」
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:47:55.02:87QQ5ZZoO
レッド「あっ、シロナさん。もう、私をおいてどこ行ってたんですか」
シロナ「……」
レッド「シロナさん……?」
シロナ「……」
レッド「どうかしましたか?」
シロナ「き……」
レッド「……き?」
シロナ「気持ち悪っー!?」
レッド「っ!?」
シロナ「なんで女装してるのよ!?」
フウロ「レッドちゃんは立派な女の子ですよ」
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:51:23.24:ZFP059qf0
レッド「女装……?」
シロナ「どうしよう気持ち悪いどうしよう」
フウロ「こんなに可愛いじゃないですか」
レッド「そ、そんな私なんて」
シロナ「……」
レッド「シロナさん?」
シロナ「ちょっとあなた」
フウロ「はい」
シロナ「レッド君になにをしたのかしら」
フウロ「ぎくっ」
シロナ「はいてもらえるかしら」
フウロ「べ、別に、エアスラッシュ、撃ったら、レッド君の、大事なところが、切れた、わけじゃ、ないですよ」
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:23:15.37:0lkyyoZvO
シロナ「っ!?」
フウロ「あ、あは……あはは」
シロナ「レ、レッド君……?」
レッド「レッド君だなんて……私は女の子ですよ」
シロナ「もしかして……ついてない?」
レッド「……?なにがですか?」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「いいから脱ぎなさい!」ガバッ
レッド「っ!?きゃぁっ!」
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:27:44.26:0lkyyoZvO
レッド「シ、シロナさん……!一体なにを……!」
シロナ「じっとしてて!」
レッド「ぁ……!だめ……」
シロナ「これが下着ね……!覚悟!」
レッド「っ!?」
シロナ「てい!」
レッド「いやぁっ!」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ついてる……」
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:29:21.49:0lkyyoZvO
シロナ「どうしよう……」
レッド「……」
シロナ「見たくないものを見てしまったわ……」
レッド「……」
フウロ「えっ!?本当についてるの!?」
レッド「……」
フウロ「つ、ついてる……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……はっ!俺は一体今までなにを!?」
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:29:34.35:0YcrXXF80
レッド「っ!?な、なにこの状況!?なんで下半身裸で美女2人に囲まれてるの!?」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「貞操狙われてる!?」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「好きにしろ!」
シロナ「あの……」
フウロ「取り敢えず服……」
シロナ「着て……」
レッド「……ごめんなさい」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:46:04.90:0lkyyoZvO
レッド「危うく新しい世界に踏み込むとこだったぜ……」
シロナ「ちょっと見ないうちになにが起きてたのよ」
レッド「えっと……フウロに『私ともっと気持ち良いことしよ』って言われて……」
シロナ「っ!?」
レッド「えっと……そこから……」
シロナ「レッド君が女の子からそんなこと言われるわけないでしょ」
フウロ「あっ、言ったかも」
シロナ「まじでっ!?」
フウロ「私の決め台詞的な、あはは」
シロナ「こ、この淫乱女!」
フウロ「っ!?」
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:11:53.24:0lkyyoZvO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ちょっ……どこ行くんだよ」
シロナ「あんな淫乱女のとこにいたらレッド君まで駄目になっちゃう」
レッド「淫乱て……ただ服装が過激で『気持ち良いことしよ』って言ってきただけじゃん」
シロナ「それを淫乱と言わずになんという」
レッド「くそっ……もっとおっぱい揉みたかった」
シロナ「っ!?」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:21:28.01:0lkyyoZvO
女の子「助けてっ!」
レッド「っ!?」
シロナ「どうしたの?」
女の子「うっ……ひっぐ……プラズマ団って人たちが……えっぐ……」
レッド「プラズマ団……」
女の子「みんなからポケモンを取っていっちゃったの……うっ……」
シロナ「大丈夫、私たちが守ってあげるわ」
女の子「ありがとう……おばちゃん」
シロナ「……」
レッド「……」
女の子「うっ……ひっぐ……」
シロナ「……」
レッド「……」
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:26:43.58:0lkyyoZvO
~プラズマ団:拠点~
レッド「ここにプラズマ団がいるのか」
レッド「街の方はシロナさんに任せたから安心かな」
レッド「さてと……」
団員A「動くな!」
団員B「侵入者だ!迎え撃て!」
ドスッ
団員A「がっ……」ドサッ
団員B「っ!?」
レッド「どこにでもいるんだな、小さい女の子を泣かせる輩は」
団員C「貴様!死ね!」
ドスッ
団員C「あぐっ!」ドサッ
レッド「悪いが、本気でいかせてもらう」
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:29:06.54:0lkyyoZvO
女の子「ひっ……!」
レッド「君は……」
女の子「や、止めて……た、助けて……」
レッド「もう大丈夫、助けにきたよ」
女の子「ほ、本当に……?」
レッド「ああ、安心してくれ」
女の子「あり……がとう」ムギュッ
レッド「っ……」
女の子「恐かった……」
レッド「うん……もう大丈夫」
女の子「しばらく……こうさせて……」
レッド「ああ……」
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:31:36.62:0lkyyoZvO
女の子「あの……こっちにまだ皆が……」
レッド「ああ、教えてくれてありがとう。絶対に助けてくるよ」
女の子「一緒に……行きたい……」スッ
レッド「うっ……」
女の子「好き……大好き……私を助けてくれた王子様……」
レッド「そ、そんなに絡み付かれたら……」
女の子「一緒に……行きたいの……だめ?」
レッド「う、うん……分かった」
女の子「えへへ……」
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:32:36.41:0lkyyoZvO
―――――
――――
―――
――
―
~牢獄~
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「まさか罠だとは……」
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:34:01.84:t5rQ7LE70
女団員A「全く……あんなので騙されるなんて信じられない」
レッド「っ!」
女団員B「本当気持ち悪い……」
レッド「よくも……よくも青少年の心を弄んだな!」
女団員C「童貞必死すぎきもい」
レッド「くそっ……!あわよくばえっちなことが出来るんじゃないかと期待していたのに……!」
女団員A「さてと、お前は誰の差し金でここにきた」
レッド「まずはこの手足の鎖解いてくれ。このままじゃいやらしい気持ちになってしまう」
ベチンッ!!
レッド「いたっー!?」
女団員A「自分の立場を分かっていないようね」
レッド「鞭って……だから俺上半身裸なのね……」
女団員A「さて、拷問でもしようかしら」
レッド「鞭ってあまりの激痛でショック死するんだよ?知ってる?」
563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:55:34.56:0lkyyoZvO
ガチャッ
レッド「……ん?」
女団員「こんにちは、君が侵入者君ね」
レッド「どうもこんにちは」
女団員A「ではよろしくお願いします」
女団員B「早くはいた方が身の為だぞ。この人は拷問狂だからな」
女団員C「私たちはあまりのえげつなさに見ることを許されていない」
レッド「まじで……」
女団員「うふふ、照れちゃうな」
レッド「……」
564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:59:30.31:0lkyyoZvO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「あぁっ!もっと!もっと痛め付けて!」
女団員「……っ!」
ベチンッ!!
レッド「あぁん!」
ベチンッ!!
レッド「やぁん!」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「そんな……」
女団員「ひっ……一体どれ程ひどい訓練を受けたらこんなのになれるのよ……」
レッド「も、もっと……はぁ……はぁ……」
女団員「っ……!恐い……私はあなが恐い……」
565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:08:14.96:fYUoe1SJ0
女団員「あなた……一体どれ程過酷な人生を……」
レッド「も、もっと……うへへ……」
女団員「ひっ……わ、私はあなたという存在が恐い……
直視出来ないほどの恐怖よ……」
レッド「っ!さ、さてはこれが噂の放置プレイ!?」
女団員「あなた……今の自分の状況が分かってるの?」
レッド「……?」
女団員「皮が剥がれ落ちて、肉は裂け、抉りぐり取られている……骨が見える程ね……」
レッド「……?」
女団員「もう……どうしたらいいのよ……」
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:25:55.55:D7UrfB7G0
―――――
――――
―――
――
―
ガチャッ
女団員「こんにちは」
レッド「あっ、新しい人だ。さっきの人は?」
女団員「さぁね、なにも吐かせられない奴なんて使えないしどうでもいいわよ」
レッド「……?」
女団員「うっ……しかしあの女の後にやることになるとは……気分最悪ね。なにこのグロテスクな現場」
レッド「なにやるんだよ」
女団員「気持ち良いことに決まってるでしょ」
レッド「っ!」
女団員「色仕掛けてはかせるなんて、久々ね」
574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:33:22.38:0lkyyoZvO
女団員「今から服脱ぐわね」スルスル
レッド「っ!」
女団員「はい、ここまでね」
レッド「っ!?」
女団員「ここから先……見たいでしょ?」
レッド「み、見たいです!吐きます!なんでも吐くからえっちなことしてください!」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「ん……?あれ……?私なにか吐かせるようなことやったっけ……」
575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:37:35.34:0lkyyoZvO
女団員「あー……そっか罠か……こんなに簡単に吐くわけないものね」
レッド「はぁ……はぁ……」
女団員「ていうかあなたよくその傷で生きてるわね」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
女団員「っ!?な、なにこの揺れは!?」
シロナ「レッド君!助けにき…………レッド……君?」
女団員「っ!?ちっ、仲間か……」
シロナ「そんな……嘘……レッド君が……」
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:17:33.71:0lkyyoZvO
鼻を突く悪臭と陰惨な空気がシロナを取り囲む。
悪臭の正体、それを考える時間すら彼女には与えられることがなかった。
彼女の目の前、絶世の美少年レッド、その姿が全てを物語っているからだ。
あっ、絶世の美少年って言葉じゃ彼の美貌は表現出来ないな。
だって彼を形容する言葉は言葉はこの世にはないのだから仕方がない。
最早芸術だよな、いや芸術なんてものじゃすまない。
過去に彼程の美貌を持つ男はいなかったしこれから先も現れることはない、断言出来るね。
だって彼……」
女団員「ちょっと黙っててうるさいナレーションいらないから」
レッド「あっ、ごめんなさい」
シロナ「元気だった……」
580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:26:19.74:0lkyyoZvO
シロナ「いや、あの傷で元気なわけがない、生きてると分かっただけで」
女団員「あんた、こいつの仲間?」
シロナ「こっちは一刻を争うの。早く行きなさい」
女団員「……あ?」
シロナ「言ってることが分からない?見逃してあげる……そう言ってるのよ」
女団員「てめぇ……」
シロナ「……」
女団員「ふんっ、まぁいいさ、私はもともと戦闘要員じゃないし。じゃあな」
ガチャッ バタン
シロナ「レッド君、もう大丈夫だから」
レッド「しろにゃん……」
581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:32:15.51:0lkyyoZvO
レッド「お願いがあるんだけど……」
シロナ「うん……」
レッド「死ぬ前に……しろにゃんのおっぱい揉みたい」
シロナ「……っ、レッド君はまだ死なない!早くここから出るわよ」
レッド「シロナさん……」
シロナ「私が外に連れてくまで抱き抱えてるから、その間好きにしてていいから!だから……絶対に死んじゃだめよ」
レッド「シロナさん……今まで本当に……」
シロナ「……っ」
レッド「ありがとう……」
シロナ「っ!?」
レッド「――」
シロナ「レッド……君?レッド君?ねぇ、レッド君てば」
レッド「――」
シロナ「ぁ……ぁ……いやぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:35:55.11:0lkyyoZvO
――――
―――
――
―
~外~
シロナ「はぁ……はぁ……泣いてる暇なんてない!早く!早くレッド君を病院に……!」
レッド「えっ……病院行くの?」
シロナ「私はまだ諦めないわよ!レッド君ならきっと……!」
レッド「注射するかな……?」
シロナ「注射は分からな…………ん?」
レッド「……ん?」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「なんなのよもう!!」
レッド「っ!?」
583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:36:28.64:fYUoe1SJ0
シロナ「なんで治ってるのよ!?なんで肌ツルツルなのよ!?」
レッド「そんなこと言われても……」ツルツルテカテカ
シロナ「羨ましいわよ!なによその肌!」
レッド「しろにゃんのおっぱいに顔埋めてたら治ってたとしか言い様が……」
シロナ「……っ!?わ、私にそんな隠された力が……!?」
レッド「さて、プラズマ団を追わないとな」
シロナ「なんか1人で必死になってて恥ずかしい……」
レッド「まぁ気にするなよ」
シロナ「絶対に許さない」
587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:51:06.11:lG9XIMs0P
団員「あー、そこまでだ」
レッド「……?」
団員「悪いがこのまま帰すわけにはいかないな」
シロナ「凄い数いるわね……」
レッド「まぁ、支部とはいえ相手の拠点だしな」
団員「抵抗しないでくれよ。面倒だし」
レッド「下がっててしろにゃん」
シロナ「待って、こういう時の為にオーキド博士から預かってるものがあるの」
レッド「オーキド博士……?どこかで聞いた名前だな……」
シロナ「あー、記憶喪失だもんね」
レッド「で、なにそれ」
シロナ「秘伝の書」
レッド「……?」
588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:53:20.79:0lkyyoZvO
シロナ「今から私の言う通りにして」
レッド「ああ」
シロナ「右手を前につきだす」
レッド「うん」
シロナ「そして左手で右手首を掴む」
レッド「っ!?な、なんだこの格好良いポーズ!」
シロナ「そしてそのまま……」
レッド「そのまま……?」
シロナ「右手からなにか出しなさい!破壊光線的な!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「無理だよ!」
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:55:53.70:JM0uCBQnO
レッド「っ……」
シロナ「……?」
レッド「し、しろにゃん!なんかきた!なんか出そうだよ!」
シロナ「大丈夫、我慢しないでいいわよレッド君」
レッド「で、でも……」
シロナ「私が許してあげる。思い切り出しなさい」
レッド「わ、分かった……」
シロナ「今よ!」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!」
ラヴ キャノン
レッド「愛―― 砲!!」
591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:59:15.38:0lkyyoZvO
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:03:06.49:0lkyyoZvO
団員A「なにあれ……」
団員B「さぁ……」
団員C「きっと頭がおかしいんだろ……」
団員D「まぁそうとしか考えられないよな……」
団員E「漫画の読みすぎだな」
団員F「愛――砲ラヴキャノンって……」
団員G「出ると思ったんだろ」
団員H「気がふれた奴相手か……質が悪いな」
レッド「……」
593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:07:43.31:0lkyyoZvO
レッド「し、しろにゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁぁあああああああ!」タッタッタッタ
シロナ「えっ!?ちょっ!どこ行くの!?」
タッタッタッタ
シロナ「行っちゃった……」
団員「女1人か、楽な仕事だぜ」
シロナ「あら、私も舐められたものね」
団員「お前みたいな美人は好きぐぎゃっ!?」グチャッ
団員ズ「ぐぎゃっ!」グチャッ
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「団員が破裂した!?」
594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:08:07.66:047wnzqq0
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「っ……!」
シロナ「ラヴキャノンだこれ!」キュピーン!!
598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:15:21.78:0lkyyoZvO
シロナ「うわぁ……皆潰れちゃってるわねこれ……」
シロナ「仕事柄こういうのには慣れてるけど……この人数のはさすがに……」
レッド「……」
シロナ「あっ、レッド君、戻ってきたんだ」
レッド「……」
シロナ「……?」
レッド「……」
シロナ「どうかした?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ぐろいよ!」
シロナ「っ!?」
600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:19:31.76:0lkyyoZvO
シロナ「えっ!?ちょっ!これやったの私じゃない!」
レッド「シロナさん……現実を受けとめないといけませんよ」
シロナ「っ!?なんか距離感じるんだけど!?」
レッド「や、やだなぁ、距離なんてなにもないですよ」
シロナ「だって敬語じゃない!」
レッド「ひぃっ!こっち来た!」
シロナ「ちょっ!待ちなさい!なんで逃げるのよ!」
レッド「た、助けてー!目玉刳り貫かれて体ぐちゃぐちゃにされる!」
シロナ「だから話聞いて!」
601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:23:30.32:0lkyyoZvO
―――――
――――
―――
――
―
~夜~
シロナ「レッド君……だめ……」
レッド「もう、我慢出来ない」
シロナ「いたっ……や、優しくして……」
レッド「おさえられない……」
シロナ「ぁ……ぅぁ……レッド……君」
レッド「シロナさん……」
シロナ「痛い……痛いよレッド君……」
レッド「シロナさん……シロナさん……」
レッド「ぁ……っ……」
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:27:48.36:0lkyyoZvO
シロナ「ぁ……ぅぁ……痛い……痛いよレッド君……優しくして……」
レッド「シロナさん……シロナさん……」
シロナ「痛いって言ってるでしょうが!」
ドサッ
レッド「いたっ」
シロナ「さっきからなにしてるのよ!?」
レッド「もう我慢出来ないんだよ!なんなんだよその頭の飾り!?気になって仕方ないんだよ!」
シロナ「ふふっ、これを取らせるわけにはいかないわね!」
レッド「なら力ずくだ!」
シロナ「させるか!」
605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:29:34.25:jmjubaIm0
コンコン ガチャッ
カミツレ「こんばんは……」
レッド「カミツレ!」
シロナ「っ!?」
カミツレ「仕事で近くまで来たから……顔見せにきたわ」
レッド「よくここが分かったな」
カミツレ「あなたが近くにいたらシャイニングビューティーで分かる」
レッド「ああー、確かに」
シロナ「シャイ……えっ、なにそれ」
レッド「カミツレ、相変わらずのシャイニングビューティーだな」
カミツレ「前よりシャイニングビューティー強くなった」
レッド「ああ、凄い感じるよ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ちょっと外行ってきます……」
608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:44:07.53:0lkyyoZvO
カミツレ「レッド」
レッド「どうした」
カミツレ「会いたかった……」
レッド「カミツレ……」
レッド「好き……大好き……」
レッド「ああ、俺もだ……」
レッド「嬉しい……」
レッド「ふふっ」
レッド「抱き締めて……」
レッド「ああ」
レッド「もっと……」
レッド「好きだ、カミツレ」
レッド「私も……あなたが好き」
610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:52:09.19:OhcPdvPN0
カミツレ「……」
カミツレ「なにしてるの……?」
カミツレ「……っ!」
カミツレ「こ、こんな時にまでお笑いの練習を……!?」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
レッド「レッド……私初めてだから……」
レッド「ああ……」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
ガチャッ
シロナ「ただいまー」
レッド「優しく……して」
レッド「可愛いよ……カミツレ」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
シロナ「……」
シロナ「き、気持ち悪い!」
613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:56:45.76:D7UrfB7G0
~ソウリュウシティ~
レッド「さて、ここがバッジ8個目かな」
シロナ「え?でもバッジは?」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「1個も持ってなかった……」
シロナ「……」
777:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:14:06.29:M5UcyLkYO
レッド「取り敢えずジムに行くかな」
シロナ「ジム?なんでよ」
レッド「あの娘可愛かったし」
シロナ「ロリコン……」
レッド「可憐な花を愛でるのは当然だろ」
シロナ「まぁ私も年齢的にはまだまだ幼女だけどね」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「ごめん……」
レッド「うん……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:17:18.22:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
レッド「迷った……」
シロナ「なんで町にいたのに山にいるのよ……」
レッド「俺が聞きたい」
シロナ「……ん?」
レッド「なに、どうかした」
シロナ「なんか聞こえない?」
レッド「んー……特には……」
キューキュー キューキュー
シロナ「ほらっ、なんか鳴き声みたいなのが」
レッド「ついに耳までやられた……年には勝てな」
グサッ
レッド「ぎにゃー」ドサッ
780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:21:15.66:M5UcyLkYO
レッド「まさかその髪飾りにそんな機能があったなんて……」
シロナ「この髪飾りに貫けないものはないわ」
キューキュー キューキュー
レッド「…………?」
シロナ「音が大きく……」
キバコ「――――」
キバコ「――――」
キバコ「――――」
レッド「ぎゃぁぁぁあぁぁああああああああ!」
シロナ「へ、変な生き物がたくさんいる!?」
レッド「な、なにこれ!?何匹いるの!?千!?万!?」
シロナ「……ちょっと待って」
レッド「なんでこの状況で落ち着いてんだよ!」
シロナ「この子たち、仕切りで隔離されてる」
レッド「……あっ、本当だ」
782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:25:34.81:M5UcyLkYO
レッド「なにこれ……」
シロナ「さぁ……」
アイリス「あっ、お兄ちゃんだ」
レッド「アイリス!」
シロナ「幼女……!」
アイリス「どうしたのこんなとこで」
レッド「いや、道に迷っちゃって……それよりこれはなんなんだ」
アイリス「これ?これは処分待ちのキバコだよ」
レッド「……処分?」
アイリス「うん、弱いから殺すの」
レッド「っ!」
アイリス「逃がしたら大量発生の原因にもなっちゃうしさ。えへへ、私ったら偉いね」
シロナ「この子たちは一体」
アイリス「ここにあるのは才能のないゴミだから気にしなくていいよーあははっ」
783:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:29:52.23:Oq6QGJZUO
レッド「なにも殺さないでも他に使い道とかあるんじゃないのか」
アイリス「ないない、ソウリュウシティは小さいしね」
シロナ「要はいい個体のキバゴを厳選してたってことね」
アイリス「そう!そういうことー」
レッド「凄い量だな……」
アイリス「才能のない奴はなにもやっても駄目だからね。邪魔だしまとめて処分するんだ」
レッド「ポケモンジムの裏を見ちゃった気分だよ……」ズーン
シロナ「違うわレッド君、ジムリーダーはポケモンを大事にしている。この子が違うのよ」
レッド「まぁ、どうせそんなもんだろ。人間とポケモンの関係なんてさ」
シロナ「レッド君……」
レッド「ただ、無益な殺生はいただけないな、アイリス」
アイリス「無益なんてとんでもない、有益も有益、有益すぎて頭おかしくなっちゃうぐらいだよ。だってさ……」
レッド「……?」
アイリス「こいつらには処分されることぐらいしか取り柄がないからねっ。あははっ」
794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:49:26.92:M5UcyLkYO
レッド「ひぃっ、こわい……!なんて恐ろしい子なの……」
アイリス「だって逃がすわけにもいかないし仕方ないよー。
みんながどんどん生ませてどんどん逃がすから私たちが大量発生のポケモンたちを処分しに行かなくちゃいけないんだよ」
レッド「あー、なんか俺も大量発生のポケモン殺しに行かされた気がする」
アイリス「だからここで殺すの、私偉い?えへへ」
シロナ「あなた、一体ポケモンをなんだと思ってるの」
アイリス「ポケモン?ポケモンなんて人間の道具に決まってるよ。ねっ、お兄ちゃん」
レッド「まぁ……完璧な共存とかは無理だしな」
シロナ「ポケモンは物じゃない。レッド君」
レッド「なに」
シロナ「イッシュ地方のポケモン協会……どうなってるの。こんな小さい子に……」
レッド「えぇー……俺に聞かれても……」
796:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:58:21.21:M5UcyLkYO
アイリス「だいたいさー」
シロナ「……」
アイリス「ポケモンはトモダチ、とかポケモンと人間は助け合いながら生きてる、とか言ってる人たちいるけどさー」
レッド「あのロン毛金髪ホモ野郎か」
アイリス「そう言ってる人たちがポケモンを処分してるじゃん。大量発生したポケモンとかさ」
レッド「メガヤンマ大量発生した時はやだったなぁ……虫気持ち悪いし……」
アイリス「本気でそう思ってる人がいるのならさ、汚いとこを知らない……ううん、知ろうとしない無責任な人間だよ」
レッド「あっ、ミニスカートの子が下を歩いてる」
アイリス「……えへへっ、要は割り切ってポケモンと生きてこうってね」
レッド「ミニスカートの中に潜り込みたいなぁ……」
797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:00:50.98:uSw+6lD70
アイリス「お兄ちゃんたち道に迷ってたんだよね」
レッド「ミニスカートの中に潜り込んで……お尻に顔を埋めて……うへへ……」
アイリス「お兄ちゃん!」
レッド「ひぃっ!」ビクッ
アイリス「なに1人でぶつぶつ言ってるのー」
レッド「えへへ……ちょっと妄想を……」
アイリス「とぅっ!」ガバッ
レッド「うわっ!ちょっ!いきなり肩車は危なっ……!」
アイリス「道案内してあげる!いけっー!お兄ちゃん!」
レッド「了解っ!」
シロナ「……」
801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:09:37.01:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
アイリス「頑張ってー!もうそこを下に行けばソウリュウジムだよ」
レッド「はぁ……はぁ……太もも……太もも……」
アイリス「……ん?息あがってるけど大丈夫?」
レッド「はぁ……はぁ……幼女を肩車なんて幸せすぎて死にそう……」
アイリス「……?まぁ元気そうだね!いけっー!レッド号!ラストスパート!」
レッド「了解!」
アイリス「あははっ!」
レッド「乗り心地はどうだお姫様」
アイリス「速い速い!オノノクスより速いー!」
レッド「まだまだ!」
アイリス「きゃっー!もっとー!」
804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:11:13.87:M5UcyLkYO
~山奥~
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……っ!?」
シロナ「あれっ!?レッド君は!?」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「か、考え事してたらはぐれた……」ズーン
シロナ「大丈夫かなレッド君、無事ならいいけど……」
806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:19:09.09:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
~ソウリュウジム~
アイリス「お疲れー」
レッド「ふぅっ、いい汗かいた」
アイリス「私ちょっとシャワー浴びてくるよ。お兄ちゃんも一緒にどう?」
レッド「えっ!?まじで!?いいの!?」
ジムトレーナー「お帰りなさいませアイリス様。この汚らわしい男は一体」
レッド「初対面の人間になんということを……」
アイリス「うるさい、私が誰と一緒にいても勝手でしょ」
807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:20:27.64:M5UcyLkYO
ジムトレ「そうはいきません」
アイリス「お兄ちゃん!早くお風呂いこっ!」
ジムトレ「いけませんアイリス様」
アイリス「なによ」
ジムトレ「このような素性も分からぬ男、アイリス様とは格が違うのです。この男なら私にお任せください」
アイリス「分かったわよ……じゃあお兄ちゃん、また後でね」
レッド「あ、ああ……」
ジムトレ「……」ギロッ
レッド「なんなんだよ一体……」
ジムトレB「ゴミが……」
レッド「なんか悪口言われてる……」
808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:27:29.55:M5UcyLkYO
ジムトレC「アイリス様に近づかないでもらえるかしら」
レッド「な、なんかぞろぞろと出てきた」
ジムトレD「お帰りくださいませ、帰らぬというのであれば……」
レッド「なんなんだよお前ら初対面の人間に」
ジムトレE「我らドラゴンポケモン使い……生きて帰れぬと思え」
レッド「面白い……男にここまでばかにされて黙ってられるかよ、あっ、君はいいよ。女の子だし可愛いし」
ジムトレC「……」
レッド「どうさた、来いよ雑魚ども」
ジムトレF「……死ね」
パアンッ
レッド「…………え」
809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:29:08.86:M5UcyLkYO
レッド「なんだ……今の」
ジムトレF「腹部に命中」
ジムトレG「流石ね、あなたが銃を外したところなんて見たことないわ」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ポケモン使えよぉぉぉおおお!!」
810:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:30:05.07:o4xU53fT0
レッド「なんでだよ!今完全にドラゴンポケモン使う雰囲気だったじゃない!」
パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「ちょっ!痛い!痛いから!」
ジムトレF「しぶとい」
パアンッ
レッド「きゃんっ!」
ジムトレF「早く死ね……」
パアンッ
レッド「お前らポケモントレーナーだろぉぉぉおおお!!」
ジムトレF「一斉射撃……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「無視すんなっ!!」
813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:38:40.45:M5UcyLkYO
ジムトレA「馬鹿な……」
パアンッ パアンッ パアンッ
ジムトレB「何故倒れない……」
ジムトレC「そういう問題じゃないわ」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
ジムトレD「これだけの人数から一斉射撃され……何故死なない」
パアンッ パアンッ
レッド「やんっ!」
ジムトレF「頭部に当てる……」
パアンッ
レッド「はもっ!」
ジムトレF「命中……」
815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:42:42.23:M5UcyLkYO
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「いい加減鬱陶しいわ!!」
819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:51:41.59:M5UcyLkYO
レッド「これがイッシュ地方ね……レベル低いな」
ジムトレA「なんだと……」
レッド「命の危険を微塵も感じねぇ」
ジムトレB「ふざけんな、こっちは銃だぞ……」
レッド「温いんだよ、お前ら」
ジムトレC「っ……」
レッド「悪いが、遠距離戦には慣れてるんだ」
ジムトレD「構うな!撃て!撃ち続けろ!」
レッド「見せてやるよ………」
ジムトレF「今度こそ死ね……」
レッド「イシツブテ合戦、チャンピオンの力を……!!」
レッド「うぉぉぉおおお!!」
824:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:56:58.02:M5UcyLkYO
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「イシツブテなかった……」
828:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:01:53.52:M5UcyLkYO
レッド「こうなったら仕方ないな……」
パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「これでも俺はポケモントレーナーの端くれでね……」
ジムトレC「なんなのよ……あなた!」
レッド「いくぞ……」
ジムトレD「気を付けろ!ポケモンを出してくるぞ!」
ジムトレF「手を狙う……」
レッド「殴る!!」ドスッ
ジムトレF「ぐぎゃっ!?」グチャッ
レッド「おらぁっ!」ドスッ
ジムトレA「ぎゃっ!」グチャッ
829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:02:44.05:K00ZUSIHO
レッド「どけっ!お前らの相手してる暇はないんだよ!」ドスッ
ジムトレB「ぐぎゃっ!!」グチャッ
レッド「早くしないと!アイリスが風呂からあがってしまう!」
女ジムトレ「ひっ……」
レッド「後はお前だけだ……」
女ジムトレ「い、いや……」
レッド「どいてくれ」
女ジムトレ「あなたなんかに……あなたなんかにアイリス様は汚させない!」
レッド「じゃあな、俺は行く」
女ジムトレ「動かないで!!」
レッド「なんだそのでかい機械は……」
女ジムトレ「動いたら撃つわよ。これは、半永久的に液体を高威力で発射し続けるわ」
レッド「液体……?」
女ジムトレ「かかったら……あなたの体は溶けてなくなる」
レッド「その程度で怯むようじゃ、ポケモントレーナーはやれねぇよ」
834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:20:06.40:M5UcyLkYO
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「あばばばばばばばばばっ!」
女ジムトレ「な、なんで……なんで体が溶けないの……」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「ちょっ!強い!勢い強い!」
女ジムトレ「なんで……なんでよ……!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「簡単なことだ……!」
女ジムトレ「っ!?」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「俺の体は溶かせても、俺の心まではお前には溶かせない……!」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「いや意味分からない!」
836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:23:04.69:M5UcyLkYO
レッド「うぉぉぉおおお!!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
女ジムトレ「っ!?そ、そんな!液体を浴びながらなんで進んでこれるの!?」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「――――ない」
レッド「なんかじゃ――ない――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「幼女の入浴を覗きたいという気持ちは――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「決して――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「間違いなんかじゃ――――ないんだから!!」
女ジムトレ「っ!?」
840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:28:52.47:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
~風呂場前~
レッド「ついに、ここまで来たか……」
ガチャッ
レッド「覗くなんて真似はしない!一緒に洗いっこしてやるぜ!」
ジャガ「……」
レッド「……」
ジャガ「そ、そんな……洗いっこじゃなんて」ポッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんでこうなるんだよぉぉぉおおお!!」
843:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:36:56.89:M5UcyLkYO
~ポケモンリーグ~
レッド「よし、行くか」
シロナ「おー」
レッド「あれっ、いたんだ」
シロナ「うん……」
レッド「待ってろよ……カトレア!!」
シロナ「バッジは?」
レッド「あー、それならここに」
シロナ「っ!?いつの間に!」
レッド「いや、なんかカミツレとかフウロが用意しといてくれた」
シロナ「っ!」
846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:42:55.35:M5UcyLkYO
シロナ「レ、レッド君のくせに!」
レッド「この世の女は全員俺に貢ぐのが当たり前だし」
シロナ「調子に乗ってる!?」
レッド「まぁフウロとかはさ、こんなことがあったんだよ」
シロナ「……?」
―――――
――――
―――
――
―
~ある日~
レッド「このマメパト、飛べないのか」
フウロ「うん、そうなの。教えてはいるんだけど……」
マメパト「ピー……」
847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:45:58.04:M5UcyLkYO
レッド「俺に任せてくれ」
フウロ「っ……でも」
レッド「悲しんでるフウロを見たくないからな」
フウロ「レッド君…………あっ、今のセリフ……鳥ポケモンから言われてみたいなぁ……うへへ……」
レッド「ちょっ!鼻血!鼻血出てる!」
フウロ「あっ、ごめんね。鳥ポケモンのことを考えるとつい……えへへ」
レッド「マメパト、練習するか」
マメパト「ピー……」
848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:48:54.44:M5UcyLkYO
レッド「もっと!もっとだ!細胞を活性化させるんだ!」
マメパト「ピー!」
レッド「よし!今だ!」
マメパト「ピー!」
レッド「風に乗れ!」
マメパト「ピー!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「空を飛べるようになりました」
マメパト「ピー!ピー!」バサッ バサッ
フウロ「えっ!?まじで!?」
850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:51:05.73:k6dSeWUc0
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ということやらがあってね、バッジを集めといてくれたみたいなんだよ」
シロナ「へー……」
レッド「別に見返りなんていらなかったのに」
シロナ「ていうかそれ許されるの!?」
レッド「さぁ……」
シロナ「さぁって……」
853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:57:52.75:M5UcyLkYO
レッド「さて、カトレアちゃんのお部屋に行こうっと」
シロナ「私の友達よ」
レッド「えっ!?」
シロナ「言ってなかったっけ?」
レッド「初耳だよ!」
シロナ「あんまり失礼のないようにね」
レッド「大丈夫ちょっとおっぱい揉んだり全身舐め回すぐらいだから」
シロナ「うんそれくらいなら大丈夫ね」
レッド「よしっ、行くか」
シロナ「おー」
855:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:01:35.87:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
ゼクロム「……」
ゼクロム「……」
ゼクロム「……」
レッド「あれー……おかしいな……カトレアに会いに来たんだけど……」
シロナ「どうしよう……ちょっと見ないうちに凄い変わっちゃってる……」
ゼクロム「ババリバリッシュ!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「鳴き声気持ち悪っー!?」
858:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:05:40.09:M5UcyLkYO
N「やぁ、会いたかったよ」
レッド「…………誰だっけ」
N「……」
レッド「いや、悪いけど俺男に興味なくて」
N「僕は君とトモダチになるために……こんなに頑張ってきたのに」
レッド「えっ……なにあれ……ストーカー?」
シロナ「なんか怖いわね……」
N「もう一度だけ言わせてもらう」
レッド「なにをだよ……」
N「僕は世界を変え!君とトモダチになる!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「へ、変態だっー!」
860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:09:11.71:M5UcyLkYO
N「さぁ、早く君もゼクロムを仲間にするんだ」
レッド「いや……」
ゼクロム「……」
レッド「いらない……」
ゼクロム「ッ!?」
N「っ!?」
レッド「いらない……うん、本当に」
シロナ「レッド君、思い出したけどあれ確か伝説のポケモンよ」
レッド「別に興味ないかな……」
シロナ「なんと」
ゼクロム「……」
N「……」
ゼクロム「……」
N「……」
862:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:12:01.72:M5UcyLkYO
N「僕はトモダチと共に世界を変える!いくんだ!レシラム!」
レシラム「ンバーンニガガッ!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レシラム「モエルーワ」
レッド・シロナ「っ!?」
868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:20:39.80:M5UcyLkYO
N「さぁ!くるんだ!」
レッド「……」ドスッ
N「あぐっ……!?」
レッド「俺はさ、お前みたいな自分の考えを押しつけてくる奴が嫌いなんだよ」
N「な、なにを……」
レッド「なにをじゃねぇよ。お前、自分の考えが絶対だと思ってんだろ」
N「あ、当たり前だ!ポケモンは本当の姿に」
ドスッ
N「がはっ……」
レッド「正直、お前がなにをしようとどうでもいいけどさ、お前のせいで色んな人が辛い思いしてんだよ」
N「ポケモンは……もっと辛い思いをしてきた!」
レッド「俺は人間だ。人間だから人間の味方をする。ポケモンなんて二の次だ」
N「これだから……!これだからポケモントレーナーは!」
870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:28:39.57:M5UcyLkYO
レッド「お前みたいな奴が喚いてる中、ポケモンが大好きで仕方ない奴が大好きなポケモンを殺してるんだよ」
N「人間の都合で殺しているだけだ……」
レッド「当たり前だろ。俺たち人間に害をなすんだからな」
N「ポケモンは!人間なんかに殺される存在なんかじゃない!」
レッド「人間とポケモンの共存は無理だ」
N「ああ……ポケモンが上だ」
シロナ「……」(どうしよう……シリアスムードになってる……)
シロナ「……」(乗り遅れた……)
871:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:37:14.57:M5UcyLkYO
シロナ「……」(ど、どうにかして中に入らないと……!)
レッド「理想論ばっかり喚いてるんじゃねぇよ」
シロナ「そーだそーだ!」
N「理想論……?違う、あるべき姿に戻るだけだ」
レッド「まぁなんでもいいさ。取り敢えずお前みたいな奴がいると面倒だからな、死んでもらう」
シロナ「そーだそーだ!」
N「望むところだ」
シロナ「ふふんっ」
シロナ「流石私、違和感なく難なく中に入れたわね」
872:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:38:19.86:Fep177vnP
N「一緒に戦おう、僕のトモダチたち」
Nズポケモンズ「――――!」
レッド「こい……」
シロナ「……」(しまっ……!バトル展開に入ってまた取り残された……)
シロナ「こうなったら……あれを使うしかない」
シロナ「オーキド博士から授かった秘伝の書……」
シロナ「この必殺技を……!」
シロナ「私を見なさい!」
レッド「……?」
N「……」
シロナ「……」(猫の手を作り頭にのせる……そして!)
シロナ「にゃんにゃんしろにゃんしろにゃんにゃん」
874:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:47:33.18:TZwdvskj0
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:50:09.29:M5UcyLkYO
N「……」
Nズポケモンズ「……」
レッド「っ!」
シロナ「……」
レッド「す、凄いよしろにゃん!」
シロナ「……」
レッド「いい年した女がにゃんにゃんとかやったから相手ショックで完全に戦闘不能になってる!」
シロナ「……」
レッド「しろにゃん……?」
シロナ「……」
レッド「ああー……この技反動があるのか……」
シロナ「……」
882:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:54:22.66:M5UcyLkYO
ゲーチス「使えないな……」
レッド「……ん?なんか爺さんが出てきた」
ゲーチス「そいつを始末しておけ」
部下「はっ」
レッド「……誰」
ゲーチス「あいつは世界を手に入れるための駒にしか過ぎん」
レッド「うわぁ……なんかRPGのラスボスみたいなこと言ってる……」
シロナ「まぁ分かりやすいじゃない」
レッド「あっ、復活したんだ」
シロナ「復活しました」
883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:01:38.47:M5UcyLkYO
ゲーチス「邪魔しおって……サザンドラ、そいつらを始末しろ」
サザンドラ「ガァァァ!」
七賢人「我々もいますぞ」
レッド「またなんか出てきた」
シロナ「ガブリアス!いくわよ!」
ガブリアス「ガァァァ!」
「ライモンポケモン強いモン」
レッド「っ!?」
カミツレ「助けに来た……」
フウロ「私もねっ」
レッド「っ!」
886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:08:21.53:M5UcyLkYO
「オノノクス!逆鱗!」
レッド「っ!?アイリス!」
アイリス「助けに来たよ、お兄ちゃん!」
レッド「みんな……!」
ヤーコン「はっ!」
ハチク「……」
レッド「……誰あれ」
アロエ「あんたら!行くわよ!」
レッド「な、なんか凄い人数来た!」
888:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:16:32.21:M5UcyLkYO
―――――
――――
―――
――
―
~数日後~
レッド「それじゃ、そろそろ行くよ」
カミツレ「うん……」
フウロ「レッド君はカントー地方から来たんだっけ」
レッド「ああ、そうだよ」
カミツレ「ありがとう……あなたのおかげでイッシュは救われた」
レッド「そんな大げさな」
フウロ「で、結局レッド君は何者でなんで記憶喪失だったの」
レッド「いやー……それが」
889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:18:41.12:ue81pPWt0
―――――
――――
―――
――
―
~ある日~
レッド「男なら、一度は考えたことがあるだろう……」
レッド「ブラックホールの中に自分の息子を入れたら凄いことになるのではないかと」
レッド「そしてここに、小型ブラックホールを出せるポケモンがいる」
サーナイト「キュー」
レッド「頼む、サーナイト」
サーナイト「キュー!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
895:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:20:56.68:M5UcyLkYO
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「いざ……!」
ズプッ
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」
レッド「吸われるぅぅぅううう!」
レッド「あぁぁぁぁぁぁああああああ!!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「慣れた」
898:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:22:25.45:M5UcyLkYO
レッド「サーナイト、ありがとう。もう大丈夫だ、止めてくれ」
サーナイト「キュッ」
ツルッ
レッド「うわっ!」
ゴンッ
レッド「きゃんっ!」
サーナイト「キュッ!?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ココハドコワタシハダレ」
899:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:23:14.09:mnYZFm2k0
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ということが」
カミツレ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
902:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:28:05.38:M5UcyLkYO
フウロ「で、レッド君は一体何者だったの」
レッド「えっと……役職何ていうんだろ……」
カミツレ「笑いのプロ……?」
フウロ「鳥ポケモン専門のブリーダー?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「俺は……」
レッド「ポケモンチャンピオン、レッドだ」
お し ま い
903:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:28:42.40:LP0tTHcF0
~ブラックの部屋~
ベル「……」
チェレン「……」
ブラック「……」
レッド「ツタージャがいい!」
ベル「えっと……」
チェレン「不審者に構わないでいいよベル」
ブラック「いや、知らない人が自分の部屋にいる状況結構きついんだけど……」
レッド「やっぱりツタージャだな、うん」
ベル「……」
チェレン「……」
ブラック「……」
ベル「ブ、ブラックの部屋に届いたんだからブラックから決めなよ」
ブラック「う、うん……えっと……」
レッド「ツタージャ!」
ブラック「っ!?ツ、ツタージャで!」ビクッ
ベル「じゃあ私はミジュマルでチェレンがポカブね」
チェレン「なんで僕のポケモンも勝手に決めるんだよ。まぁポカブが欲しかったから別にいいけど」
レッド「……?」
チェレン「それじゃ行こうか」
ベル「そうだね」
ブラック「え……放置するのこの人……」
チェレン「まずは研究所に行かないと」
ベル「待ってー」
ブラック「じゃ、じゃあ俺も……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんという扱い……」
レッド「まぁいいや、俺も下に行くかな」
~1階~
ブラックの母「あら、君はブラックのお友達?」
レッド「な、なんという美女……!」
ブラックの母「あらあら」
レッド「ふふっ、俺は美しい花の香りに誘われた蝶です」
ブラックの母「面白い子ね、みんななら研究所に行ったわよ」
レッド「そんなことより俺とお話でもしましょう」
ブラックの母「だめよ、今日は旅立ちの日でしょ。君もそうじゃないの?」
レッド「……?」
ブラックの母「……?」
~1番道路:草むら~
レッド「なすがままに旅立たされてしまった……
どうしよう……ポケモン持ってないのに……」
ガサッ
レッド「っ!?ポケモン!?」
ガサッ ガサッ
レッド「……まずいな、ポケモンどころか道具すらない」
ガサッ ガサッ ガサッ
レッド「……でてこいよポケモン!」
ガサッ
シロナ「私だ!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……誰」
シロナ「え……嘘……それ本気?」
レッド「……?」
シロナ「史上最強のチャンピオンにして絶世の美女である私を知らないの?」
レッド「……?」
シロナ「世界が生んでしまった奇跡のような存在である私を知らない……?」
レッド「取り敢えずナルシストってことは分かった」
シロナ「なんと!」
レッド「えっと……チャンピオンってポケモンチャンピオン?」
シロナ「いえす、そして考古学者でもあるわ」
レッド「はぁ……」
シロナ「私はシンオウ地方チャンピオンシロナよ。よろしく」
レッド「シンオウ……ああ、あの端っこにあるとこか」
シロナ「っ!?」
シロナ「ふふっ……今あなた……シンオウ地方をばかにしたわね!」
レッド「いや……ばかにはしてないけど……」
シロナ「あなたにはシンオウ地方の素晴らしさを教えてあげないといけない」
レッド「だからばかにしてるっていうか……」
シロナ「……?」
レッド「頭の片隅にしかなかっただけ」
シロナ「っ!?」
レッド「あれでしょ?なんか寒いとこ」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「決闘よ!」
レッド「っ!?」
シロナ「ふふっ……シンオウ地方を下に見るということは余程の場所出身みたいね……さぁ!あなたの出身地を言いなさい!」
レッド「どうしよう……このテンションについていけない」
シロナ「さぁ!」
レッド「えっと……俺は…………あれ?どこだっけ?」
シロナ「……?」
レッド「ていうかここどこだ?なんで俺こんなとこにいるんだろ……」
シロナ「ひょっとして……記憶喪失……?」
レッド「さぁ……」
シロナ「さぁって……」
レッド「ああ……思い出した」
シロナ「本当?」
レッド「マサラ、マサラタウン」
シロナ「マサラ…………カントー地方の?」
レッド「うん」
シロナ「ぷぷっ、マサラって、マサラって!」
レッド「……」
シロナ「……?」
レッド「決闘だ!」
シロナ「望むところよ!」
シロナ「いきなさいガブリアス!」
ガブリアス「ガァァァ!」
レッド「ガブリアスか……!なら……!」
シロナ「私のガブリアスは強いわよ!さぁ、なにでくる!」
レッド「いけっ……!レッド!」
レッド「れっどー!」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
シロナ「……」
ガブリアス「……」
wwww
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:04:51.87:+H4/T+olOシロナ「え……なにこれ……?」
レッド「……」
シロナ「笑うとこ……?」
レッド「……」
シロナ「いやでも……マサラタウンの風習なのかもしれないし……」
レッド「……」
シロナ「どうしよう……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
シロナ「あ、あの……」
レッド「……」
シロナ「レ、レッド君……?」
レッド「……」
シロナ「えっと……」
レッド「し、仕方ないじゃない!ポケモン持ってないんだから!」
シロナ「なんと!」
レッド「もういいよ!かかってこいよ!」
シロナ「いや……生身の人間に攻撃はさすがに……」
レッド「ふっ……」
シロナ「……っ!?」(く、空気が変わった……!)
レッド「お前……それでもポケモンチャンピオンか?」
レッド「ポケモントレーナーならば、殺す覚悟も、殺される覚悟もあるはずだ」
シロナ「っ……」
レッド「お前は口だけの三流か?」
シロナ「……」
レッド「こい……気が向いた。本気で相手してやるよ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ガブリアス!げきりん!」
ガブリアス「ガァァァァァァァ!!」
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
命だけは!命だけはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「あの……本当……調子乗ってすいませんでした」
シロナ「うん、それで」
レッド「シンオウ地方は素晴らしいとこです」
シロナ「よし」
レッド「本当にすいませんでした」
シロナ「分かって貰えたのならもういいよレッド君、顔あげて」
レッド「シ、シロナさん……!」
シロナ「さぁ!一緒にシンオウ地方まで走りましょう!」
レッド「おう!」
シロナ「あははははー」
レッド「あははー、待てー」
シロナ「捕まえてごらんなさいー」
レッド「よーし、捕まえてやるー」
―――――
――――
―――
――
―
~数時間後~
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「なんか……」
レッド「う、うん……」
シロナ「凄い恥ずかしいことしてた気がする……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「わ、忘れよう……」
シロナ「そ、そうね……」
レッド「あ、あはは……」
シロナ「あはは……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「死にたい……」ズーン
シロナ「そういえばレッド君はなんでこんなとこにいるの」
レッド「さぁ……気が付いたらここにいて……」
シロナ「だってここイッシュ地方よ」
レッド「まじで!?」
シロナ「まじで」
レッド「知らない間に海外進出してたとは……」
シロナ「なにも持ってないんでしょ?」
レッド「うん」
シロナ「私の別荘に来る?一応食料とかはあるわよ」
レッド「どうしよう……貞操狙われてる」
シロナ「おい」
シロナ「あ……けど私の別荘色んな人がいるからなぁ……」
レッド「ありがとうシロナさん、でも大丈夫だよ、適当になんとかするから」
シロナ「でも……」
レッド「それにほら、これ」ピラッ
シロナ「なにこれ?雑誌?」
レッド「うん、さっきそこに落ちてたの拾った」
シロナ「なになに……ジムリーダー特集」
レッド「イッシュ地方のジムリーダー可愛い娘がたくさんいる!」
シロナ「っ!?」
レッド「正直ポケモンバトルとか微塵も興味ないけど、ジムに挑戦という名目でお近づきになれる」
シロナ「……」
レッド「カミツレさんにフウロさんか……どんな人かなぁ……」
シロナ「……」
目の前に美女がいるのに!
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:40:51.42:+H4/T+olOレッド「アイリスちゃんも無邪気そうだなぁ……」
シロナ「……」
レッド「……?どうかした?」
シロナ「浮気!?まさかの浮気!?」
レッド「っ!?」
シロナ「そんな堂々と浮気を宣言するなんて!」
レッド「いや意味分からない!俺たちさっき初めて出会ったばっかりじゃん!
こわいよ!なんかこわいよ!」
シロナ「一緒に決闘して追い駆けっこした仲じゃない!」
レッド「重い……!なにこの人重いしこわい……!」
シロナ「あなたを殺して私も死ぬ!」
レッド「っ!?」
シロナ「うふふ……」
レッド「えっ……待って……なにそれ……なにその鋭利なもの……?」
シロナ「考古学者は発掘もするからね……」
レッド「ちょっ……」
シロナ「死んで!」
グサッ
レッド「ぎにゃー」ドサッ
シロナ「……」
シロナ「うふふ……」
レッド「――」
シロナ「あなたは私だけのもの……」
レッド「――」
シロナ「……」
シロナ「レッド……君?」
レッド「――」
シロナ「ねぇ……なんで返事してくれないの……ねぇ……」
レッド「――」
シロナ「……」
レッド「――」
シロナ「そっか……私が……殺しちゃっから……」
レッド「――」
シロナ「私も……今からそっちにいくね……」
グサッ
シロナ「うっ……これからは……ずっと……一緒……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「ねぇ……」
シロナ「なに」
レッド「さっきからなにやってるの……俺たち」
シロナ「さぁ……」
レッド「……」
シロナ「……」
なんだこの茶番
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 01:51:42.91:+H4/T+olOレッド「どうしよう……凄い恥ずかしい……なにこの気持ち」
シロナ「穴があったら入りたい……」
レッド「そ、それじゃ俺……適当にバッジでも集めるの……」
シロナ「う、うん……頑張ってね……」
レッド「あはは……」
シロナ「あはは……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
~カラクサタウン~
レッド「また1人……」
レッド「シロナさんもどこかいっちゃったし……」
レッド「まぁいいや、まずはポケモンだな」
ガヤガヤ
レッド「……ん?」
レッド「広場でなにかやってるな」
―――――
――――
―――
――
―
ゲーチス「つまり、ポケモンは解放されるべきなのです」
レッド「公演か……なんか新興宗教みたいだな……」
レッド「まぁいいや、無視無視」
「君のポケモン、今話していたね」
レッド「……?」
「そうか君には聞こえないのか。かわいそうに」
レッド「初対面の人間にかわいそうって……」
N「僕の名前はN」
レッド「エム?」
N「僕もポケモントレーナーだけどいつも疑問に思うんだ。モンスターボールの中に閉じ込められて、ポケモンは幸せなのかってね」
レッド「どうしよう変態に絡まれた……」
N「さぁ、君のポケモンの声をもっと聞かせてもらおうか」
レッド「いやだから……」
N「いけ、チョロネコ」
チョロネコ「ニャー」
レッド「俺ポケモン持ってない」
N「…………え」
レッド「なんか俺のポケモンが話してるとか言ってたけどさ、俺ポケモン持ってない」
N「……」
レッド「キャラ作りかなにかは分からないけど人を巻き込むな」
N「いや……でも……確かに聞こえた気が……」
レッド「じゃあな、俺もう行くから」
N「チョロネコ、どこかにモンスターボールを隠し持ってるはずだ。探してくれ」
チョロネコ「ニャー」
レッド「にゃっ!」
チョロネコ「ッ!?」ビクッ
N「チョロネコが……威圧されている……?」
レッド「にゃん」
N「モンスターボールに閉じ込められている限り、ポケモンは完全な存在にはなれない。
僕はポケモンというトモダチのために世界を変える」
レッド「なんか捨て台詞吐きながら去っていた……こわいよあいつ……」
撃退したwww
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 11:14:57.19:+H4/T+olO~サンヨウシティ~
レッド「さて、1つ目のジムに挑戦するかな」
レッド「えっと……なになに…………男3人のジムリーダー」
レッド「なにこのやる気の起きないジム……」
レッド「うわぁ……どうしよう……凄いやだ……」
レッド「面倒くさいし寝込みでも襲おうかな」
ベル「……あ」
レッド「……あ」
ベル「えっと……」
レッド「ふふっ……俺はなんて幸福なんだ、こんな可憐な花と出会えるなんてね」
ベル「た、助けて!」
レッド「っ!?」
レッド「……?」
ベル「プラズマ団って人たちが……人からポケモンを奪ってくの」
レッド「えっと……大丈夫、大丈夫だから取り敢えず落ち着いて」
ベル「う、うん……」
レッド「いや!やっぱり落ち着かなくていい!」
ベル「っ!?」
レッド「……」(そ、そっちの方がどさくさにまぎれて体とか触れる気がする……うへへ……)
ベル「……?」
レッド「えっと、なにが起きてるか説明してもらえるかな」
ベル「えっと……」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「なるほど、取り敢えずプラズマ団だな」
~夢の跡地~
レッド「ここにプラズマ団とやらがいるわけか」
ベル「うん……ムンナってポケモンにひどいことをしてるの」
レッド「なんかカントー地方にもそんな感じの……なんとか団っていた気がするな……」
ベル「そうなんだ……その人たちもひどいことするの?」
レッド「いや、なんか俺記憶喪失らしくて記憶が曖昧なんだよね」
ベル「ご、ごめんなさい!」
レッド「いやいや、謝らなくてもいいよ」
ベル「でも……」
レッド「それより今はプラズマ団だ」
ベル「う、うん……」
ベル「でも、記憶喪失で困ってる時に……なんで助けてくれるの」
レッド「……」
ベル「……?」
レッド「君が泣いている。助ける理由はそれだけで十分さ」
ベル「っ……」
ガサッ!!
レッド「っ!?伏せて!」
ベル「う、うん!」
レッド「出てこい!」
ガサッ!!
シロナ「私だ!」
レッド「……」
ベル「……」
レッド「ベル、間違えた。あっちに行こう」
シロナ「懇親のギャグをスルーされた……
わざわざムンナの着ぐるみも着てきたのに……」
シロナ「ちょっと!無視ってどういうことよ!」
レッド「うるさい!折角今格好良いキャラ気取ってたのにお前のせいで台無しだよ!」
シロナ「っ!?この変態!」
レッド「コスプレ女に言われたくないわ!」
ベル「えっと……あの……」
レッド「折角この娘の前で格好つけてたのに!」
シロナ「ふふっ、残念だったわね!」
レッド「決闘だ!」
シロナ「望むところよ!いきなさいガブリアス!」
ガブリアス「ガァァ!」
レッド「ガブリアスか……ならば……いけっ!レッド!」
レッド「れっどー!」
ベル「や、やめて!」ムギュッ
レッド「っ!?」
ベル「ケンカは……だめだよ」
レッド「ご、ごめん……」
シロナ「え……なにあれ……なんでレッド君に抱きついてるの」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「っ!?」
レッド「ごめん……俺……」
シロナ「今笑った!今私に対して笑った!」
レッド「なに言ってんの……?」
ベル「レッド君……私のために……ありがと」
レッド「なに、気にするな」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「笑った!また笑った!見て!見て!」
レッド「どうしよう……シロナさんがついにぼけた……」
シロナ「ちょっと!レッド君から離れなさい!」
ベル「で、でも……怖くて……」
レッド「ひどいこと言わないでよシロナさん」
シロナ「レッド君騙されてる!」
ベル「ふぇぇぇ」
レッド「ほら、こんなに怯えてる」
シロナ「普通の人間はふぇぇぇなんて言わない!」
レッド「ジェネレーションギャップじゃない」
シロナ「っ!?」
ベル「……」ニヤッ
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「げ き り ん」
ガブリアス「ガァァァァァァァ!!」
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
~サンヨウジム~
レッド「たのもー」
シロナ「たのもー」
レッド「なんでお前もいんだよ」
シロナ「付き添い的な」
レッド「いらない」
シロナ「相変わらず照れ隠しが下手ねレッド君は」
レッド「もういいや、取り敢えず早いとこホモ三人衆ぶっ飛ばすか」
シロナ「え……ここのジムリーダー同性愛者なの……」
レッド「俺の予想が正しければね」
―――――
――――
―――
――
―
ポッド「あいつ童貞だろ」
デント「童貞臭くてたまりませんね」
コーン「童貞臭い……換気してくる」
レッド「……」
ポッド「お前も処女だろ。処女くさいからばればれだぜ。もう腐ってんじゃねーの」
デント「なるほど、この2人が入ってきてからの悪臭はそれが原因ですか」
コーン「……換気が追い付かない」
シロナ「……」
ポッド「あいつらあの年齢で童貞と処女って」
デント「生き恥を晒しながらよくもまぁのうのうと……」
コーン「……存在そのものが終わってる」
レッド・シロナ「……」
―――――
――――
―――
――
―
~ポケモンセンター~
レッド「戦わずして負けた……」
シロナ「完全に心折られたわ……」
レッド「怖いよ……イッシュ地方の若者怖いよ……」
シロナ「これが噂の最近の若者ってやつね……」
レッド「バッジどうしよう……」
シロナ「正直もう心が持たない……」
レッド「……」
シロナ「……」
~深夜:サンヨウジム前~
レッド「よし、それじゃ行こうか」
シロナ「バッジは?」
レッド「ちゃんと貰ってきたよ、ほら」
シロナ「おー、よく勝てたね」
レッド「寝込み襲ってきたから」
シロナ「なんと」
レッド「腹いせに全裸にして夢の跡地の壁にはりつけてきた」
シロナ「えっ!?大丈夫なのそれ!?犯罪ぎりぎりじゃない!?」
レッド「ぎりぎり大丈夫」
シロナ「人としては完全にアウトだよね……」
~シッポウシティ~
レッド「アロエ……アロエ……アロエ……」
シロナ「さっきからなにぼそぼそ言ってんの」
レッド「次のジムリーダーの名前だよ」
シロナ「へー」
レッド「アロエという名で可愛くない娘はいないと断言しよう」
シロナ「あー……確かに……」
レッド「あー、早く会いたいなぁアロエさんに」
~シッポウジム~
アロエ「私がジムリーダーのアロエだよ」
レッド「……」
アロエ「よくあの仕掛けを越えてきたね」
レッド「……」
アロエ「早速だけどやるかい!?」
レッド「……」
アロエ「……?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんという美女……想像以上だ……」
レッド「なんて言うとでも思ったかこの野郎!」
アロエ「さっきから1人でなに言ってるんだいあんたは」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「詐欺だよ!」
シロナ「レッド君落ち着いて!なんか凄い失礼なこと言ってる!」
レッド「俺の気持ちを弄びやがって……」
アロエ「……?」
ワーワー キャーキャー
レッド「……ん?」
シロナ「なんか上が騒がしいわね」
研究員「アロエさん!」
アロエ「一体なにごとだい」
研究員「プラズマ団という連中に化石を!」
アロエ「なんだって!あんたたちも来なさい!」
レッド「いやだ」
シロナ「だるい」
アロエ「いいから早くきな!」
ドスッ
レッド「痛い!」
シロナ「遊んでる場合じゃなかった」
アロエ「あんたたちはあっちを、私はここで待ってるわ」
レッド「……え」
アロエ「いいから早く行きな!」
レッド「な、なんて理不尽な……」
シロナ「レッド君、二手に別れましょう」
レッド「うん」
シロナ「それじゃまた後で」
レッド「了解!」
―――――
――――
―――
――
―
N「僕は誰にも見えないものが見たいんだ」
レッド「完全に逃げられたか……」
N「モンスターボールの中のポケモンの理想。トレーナーとしての在り方の真実」
レッド「あれだけ目立つ格好だしいたらすぐ気付くはずなんだけどな……」
N「そして、ポケモンが完全となった未来」
レッド「大体なんで俺が……」
N「君も見たいだろ?」
レッド「さて、これからどうしようかな……」
N「君も見たいだろ?」
レッド「……」
N「君も見たいだろ?」
レッド「……」イラッ
N「君も見たいだろ?」
レッド「うるせーよさっきから!別に見たくねーよ!」
N「ふぅん、期待外れだな……」
レッド「いきなり期待外れって……失礼すぎるだろ」
N「僕と僕のポケモンで、未来を見ることが出来るか君で確かめることにしよう」
レッド「もうやだなんなのこいつ」
N「いくんだ、マメパト」
マメパト「ピッー!」
レッド「……」
N「どうしたんだい、ポケモンを早く出すんだ」
レッド「だからポケモン持ってないって……」
レッド「ぴっー!」
マメパト「ピッ……」ビクッ
N「マメパトが……威圧されている……?」
レッド「俺忙しいから、じゃあな」
N「まだ未来は見えない……世界は未確定……」
レッド「取り敢えずカミツレさんに会いに行くかな」
N「今の僕と僕のトモダチでは世界を変えることはできない……
世界を変える数式は溶けない……」
レッド「ライモンシティか……凄い都会そうな場所か……」
N「必要な力は分かってる……イッシュ地方を英雄とともに建国した伝説のポケモン」
レッド「さて、出発するか」
N「僕は英雄になり…………君とトモダチになる!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……と、友達!?」
レッド「こ、こわいよ!なんだよお前!?ストーカー!?」
N「……」スタスタ
レッド「無視すんな!」
N「……」スタスタ
レッド「い、行っちゃった……」
レッド「なんなんだよあいつ……本当に……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……っ!」
レッド「俺に惚れてるホモだ……絶対……」
~ライモンジム~
レッド「ヒウンシティ凄かったな……あんな大都会初めてだったよ」
レッド「さて、カミツレさんは……と」
カミツレ「……」
レッド「あ、いた」
カミツレ「あなた、挑戦者?」
レッド「うん」
カミツレ「あまりのスピードにくらくらしてない?次は私のポケモンでくらくらさせちゃうけど」
レッド「おもしろい……!それはこっちのセリフだ!」
カミツレ「いきなさい、エモンガ」
エモンガ「キュー」
レッド「初めて見るポケモンか……ならばまずは様子見だな」
カミツレ「あなたがポケモンを出す番よ」
レッド「そう急かすなよ、いわれなくとも……いけっ!レッド!」
レッド「れっどー!」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
カミツレ「……」
エモンガ「……」
またやるのかこの流れwww
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:07:32.88:+H4/T+olOカミツレ「ラ、ライモンポケモン強いもん」
レッド「っ!?」
カミツレ「ふふんっ」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「っ!?」
レッド「ふふんっ」
カミツレ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「……」
レッド・カミツレ「……」(こいつ…………できる!)
ポケモンバトルじゃねえwwww
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:16:28.65:+H4/T+olOカミツレ「やるわね……」
レッド「そっちこそ」
カミツレ「あなた程の相手なら……本気でいかせてもらうわ」
レッド「お互い様だ」
カミツレ「さぁ、ポケモンを出して」
レッド「悪いな」
カミツレ「……?」
レッド「惚れた女には、己が体でぶつかるのが俺の流儀だ。このままいかせてもらうぜ」
カミツレ「……!」(なんてスタイリッシュ……!)
レッド「こい、相手をしてやる」
カミツレ「エモンガ!ボルトチェンジ!」
レッド「……」
カミツレ「……っ!無傷……!?」
レッド「その程度か、シャイニングビューティー」
カミツレ「っ!……な、なぜその名を……」
レッド「……赤き征裁、俺の二つ名だ」
カミツレ「……っ!?」
レッド「……」
カミツレ「あなたが……赤き征裁……」
ジムトレーナー「どうしよう……凄い痛々しいあの2人……」
ジムトレーナー「二つ名って……しかも赤き征裁って絶対なにかから引用してるよ……」
カミツレ「エモンガ!かみなり!」
エモンガ「キュー!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「……」
カミツレ「また……無傷……」
レッド「その程度か」
カミツレ「くっ……」
レッド「何故俺にお前の技効かないか、教えてやる」
カミツレ「……っ!」
レッド「何故なら、俺の心は既に……お前への愛の電流が流れているからだ!」
カミツレ「……」
カミツレ「……」
カミツレ「な、なんてシャイニングビューティーなの……」ポッ
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」イチャイチャ
レッド「今さらマサラ」イチャイチャ
~物陰~
シロナ「な、なにあれ……」
シロナ「き、気持ち悪い……!」
シロナ「……っ!」
シロナ「もしかしてあれが今の流行りなの!?」
シロナ「なら……!」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
シロナ「にゃんにゃんしろにゃんしろにゃんにゃん」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
シロナさん・・・
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/01(月) 23:49:06.52:+H4/T+olOレッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
シロナ「……」
レッド「遊園地にでも行こうか」
カミツレ「うん……」
シロナ「……」
レッド「俺遊園地とか初めて行くかも」
カミツレ「そうなんだ、素敵なところよ」
レッド「へー、楽しみだな」
カミツレ「観覧車がおすすめ」
シロナ「……」
レッド「いいね、1回乗ってみたかったんだあれ」
カミツレ「それじゃあ一緒に乗りましょう……」
レッド「ああ」
シロナ「……」
―――――
――――
―――
――
―
~観覧車内~
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「……」
N「……」
レッド「どうしてこうなった……」
N「僕の正体はね」
レッド「うるさい黙れ死ね」
N「プラズマ団の王様さ」
レッド「……?」
N「僕は世界を変える」
ピッ ピッ ピッ プルルルル
レッド「あっ、もしもし」
N「……?」
レッド「ジュンサーさんですか?プラズマ団の幹部的な奴を捕獲しました」
N「ちょっとぉぉぉおおお!」
レッド「なんだようるさい黙れ死ね。ていうか急に騒ぐなよキャラ変わってんだよ死ね」
N「なに空気読まずに通報とかしてるんだよ!」
レッド「お前が空気読まずに俺に付きまとうからだろ」
なぜいるしwwwww
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:40:58.59:rDoUukgLON「僕と僕のトモダチを君で試させてもらう」
レッド「また唐突な……」
N「いくんだ、オタマロ」
オタマロ「……」ピチピチッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「き、気持ち悪っー!」
レッド「えっ!?なにそれ!?ポケモン!?気持ち悪っ!」
N「……」
レッド「うわぁ……最早グロいよ……」
N「……」
タッタッタッタ
シロナ「まさかこの年で1人で観覧車に乗るはめになるとは……」
レッド「あ、シロナさん」
シロナ「またポケモンバト……」
オタマロ「……」ピチピチッ
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「き、気持ち悪っー!?」
N「……」
シロナ「えっ!?なにそれ!?ポケモン!?気持ち悪っ!」
N「……」
レッド「いや、分かんないけどあいつが急に出してきた……」
シロナ「うわぁ……」
レッド「あの顔絶対なめてるよ……」
シロナ「グロいわね……」
N「……」
N「……」
N「こ、これだからポケモントレーナーは……」
シロナ「なんか言ってるわよ」
レッド「別にいいよ興味ないし」
N「伝説のポケモンの力を借りて、僕は世界を変えてみせる……」
レッド「また始まった」
シロナ「世界変えるって……」
レッド「いい年してなに言ってんだあいつ……絶対頭おかしいよ……」
N「そして…………」
シロナ「新興宗教かなにかかしら」
N「君とトモダチになる!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
シロナ「あー……つまりレッド君と友達になりたいから世界変えると?」
レッド「……」
シロナ「良かったじゃんもてて」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「重いよ!!」
カミツレ「どうかしたの……」
レッド「あっ、マイパートナーカミツレ」
シロナ「っ!?」
レッド「いやぁ、なんか変なホモ野郎に友達になる宣言されて……」
カミツレ「だめよ、あなたは私の」
シロナ「っ!?」
レッド「大丈夫だって、俺はカミツレ一筋だから」
カミツレ「私も……」
シロナ「えっ!?なに!?あなたたちさっき出会ったばっかりじゃないの!?」
レッド「あー、実は俺たち……」
シロナ「う、うん……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド・カミツレ「コンビ組みました」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「な、なんだってー!」
シロナ「わ、私というものがありながら!さっき出会ったばっかの女と結婚ってどういうことよ!」
レッド「いや、シロナさんともつい最近あったばっかじゃん」
シロナ「この浮気者!」
レッド「いや……ていうか……」
シロナ「言い訳は聞かないわよ!レッド君の持ち物に卑猥な単語書き綴ってやる!」
レッド「な、なんてえげつないことを!」
シロナ「まずはその帽子からやってやる!」
レッド「ちょっ!やめっ!」
シロナ「抵抗しないで!」
レッド「だから結婚じゃなくてお笑いのコンビだって!」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「…………え」
レッド「嘘じゃないって、なっ、カミツレ」
カミツレ「うん……」
レッド「俺たちはお互いを認めあった仲なんだよ」
カミツレ「出会った瞬間にレッドのシャイニングビューティーと私のシャイニングビューティーが共鳴した」
シロナ「えっ、シャ……な、なに?」
レッド「まぁ俺たちのネタ見てくれよ。最初はシロナさんに見てもらいたかったからさ」
カミツレ「このネタで全国大会に出場する」
レッド「ではいきますー」
カミツレ「いきますー」
レッド「どうもー、シャイニングビューティーレッドです」
カミツレ「シャイニングビューティーカミツレです」
レッド「カミツレはライモンシティ出身だよね」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
レッド「いえー」
カミツレ「レッドはマサラタウン」
レッド「今さらマサラ」
カミツレ「いえー」
レッド・カミツレ「どうもありがとうございましたー」
レッド「どうよ」
カミツレ「ふふんっ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「あ……うん……」
シロナ「い、いいと思う……」
>カミツレ「ふふんっ」
かわいすぎるまさにシャイニングビューティー
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:26:24.90:rDoUukgLOかわいすぎるまさにシャイニングビューティー
レッド「あっ、そういえばカミツレ」
カミツレ「なに」
レッド「俺ホモドエシティに行きたいんだけど」
シロナ「ホモドエじゃなくてホドモエね」
カミツレ「ホモドエシティに行きたいなら私が橋を降ろすように手配しておく」
シロナ「だからホドモエだって」
レッド「ありがとうカミツレ」
カミツレ「相方の為なんだから……当然」
シロナ「ねぇ、さっきから無視してない?ねぇ、ちょっと」
レッド「それじゃあ行こうかな」
カミツレ「いってらっしゃい……待ってるから」
レッド「ああ」
シロナ「……」
~ホドモエシティ~
レッド「へぇ……ここがホドモエシティ」
シロナ「ホドモエシティ」
タッタッタッタ
レッド「……ん?なんか可愛い天使が走ってく……」
ベル「ふぇぇっ」ドスッ
レッド「ぐへぇっ!?」ドサッ
シロナ「だ、抱きつきながら的確に鳩尾をついてきた……!?」
ベル「ふぇぇ、レッドくん……」
レッド「ど、どうかした……」
ベル「助けてぇ……」
レッド「どうかしたの」
シロナ「なにあの喋り方絶対キャラ作っ」
ベル「……」ギロッ
シロナ「……」
ベル「蟻が大量発生してるの」
レッド「蟻?」
ベル「うん……私怖くて怖くて……」
レッド「虫が可愛いなんて可愛いな、いいぜ、俺に任せてくれ」
ベル「っ!?ありがとう!」ムギュッ
レッド「うへへ……」
シロナ「女の子……こわい……」
ベル「それじゃあよろしくね。私は町で待ってるから……帰ってきてね」
レッド「ああ、任せろ」
―――――
――――
―――
――
―
~鉱山~
シロナ「蟻……?山にいるって範囲大きすぎない?」
レッド「まぁ言われてみれば。けど所詮蟻、俺が踏み潰してやるよ」
ガサッ
アイアント「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「なんか物凄い大きいんだけど……」
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「なんか物凄い固そうなんだけど……」
レッド「……」
シロナ「ねぇ……」
レッド「……」
シロナ「ぱっと見ただけで1000匹はいるんだけど……」
レッド「……」
シロナ「……」
シロナ「ガブリアス!」
ガブリアス「ガァァァッ!!」
レッド「っ!?」
シロナ「ガブリアス、いくわよ!」
レッド「この数相手に怯むどころか果敢に挑むだと……」
ガブリアス「ガァァァッ!」
レッド「シロナさんばっかに、格好つけさせるわけにはいかないな……」
シロナ「ふふっ……」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおお!!」
シロナ「ガブリアス!空を飛んで帰るわよ!」
ガブリアス「ガァァァッ!」
レッド「えっ!?」
レッド「えぇっ!?ちょっと待って!どこ行くの!?」
シロナ「戸締まりしてきたか不安だから確認してくる!」
レッド「お前の家ホウエン地方だろ!」
シロナ「……」
レッド「無視すんな!」
ヒュッー
レッド「ほ、本当に飛んでいきやがった……!」
レッド「てかガブリアスって空飛べたのかよ!」
アイアント「……」
レッド「……」
アイアント「……」
レッド「……」
アイアント「……」
レッド「……」
アイアント「――――!」
レッド「虫が、下等生物が人間様に楯突くとはな」
アイアント「――――!」
レッド「さて、シロナさんもいなくなった」
アイアント「――――!」
レッド「喜べ、本気で相手してやる」
アイアント「――――!」
レッド「こい……」
アイアント「――――!」
レッド「5分で終わらせてやる」
アイアント「――――!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁああああああ!」
アイアント「――――!」
レッド「痛い痛い痛い痛い!」
アイアント「――――!」
レッド「ごめんなさい!調子乗って本当にごめんなさい!」
アイアント「――――!」
レッド「いやぁ!誰か!誰助けてぇぇぇ!」
アイアント「――――!」
シロナ「レッド君!色々準備してきたから遅くなっちゃった!今行くわ!」
レッド「……っ!?帰ったんじゃ……!?」
シロナ「私があなたを見捨てるわけないでしょ」
レッド「し、しろにゃん……」
シロナ「しろにゃん言うな」
レッド「はっ!シロナさんが来たからには負けられないな」
シロナ「…………あれ」
レッド「シロナさん、降りてこないの?」
シロナ「なんか増えてない……?」
レッド「……?」
シロナ「空中から見ると10000はいるんだけど……」
レッド「何匹いようが関係ない!全部ぶっ殺すまでだ!」
シロナ「やばっ、洗濯物出しっぱなしだった、ちょっと見てくるわね」
ヒュッー
レッド「……」
レッド「……」
「オノノクス!地震!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
アイアント「ギャッ!」
レッド「な、なにごと!?」
アイリス「流石に固いねアイアントは!オノノクス!地震!」
オノノクス「ガァァァ!!」
アイアント「グギャッ!」
レッド「な、なにごと!?」
アイリス「大丈夫お兄ちゃん?」
レッド「あ、ああ……ありがとう」
アイリス「オノノクスここに来る前にマックスまで竜舞積んできたから負けないよ、安心して」
レッド「えっ!?ずるくないそれ!?」
アイリス「野生ポケモンだからね!ルールは無用だよ!」
レッド「た、確かに!」
アイリス「オノノクス!地震地震地震!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
アイリス「大丈夫だよお兄ちゃん、私がお兄ちゃんのボディーガードやってあげるから」
レッド「無邪気そうないい娘だね君は、ありがとう」
ジャッジ「今のところV持ちは1匹ですね」
アイリス「期待してないからいいよ。野生ポケモンなんてただの使えないゴミだし」
レッド「……」
ジャッジ「ふふっ、しかも特攻Vとか」
アイリス「あははっ!変態型でもやってればいいよ!」
レッド「……」
アイリス「オノノクス!皆殺しよ!」
ジャッジ「私着いてきた意味あるんですか」
アイリス「凄い数いるって聞いたからさもしかしたらって思ったけど……やっぱりゴミはゴミ。まぁ暇潰しにはなるよ」
ジャッジ「ははっ、確かに」
レッド「……」
ひでえwww
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:31:02.68:rDoUukgLOレッド「うん……無邪気……」
アイリス「お兄ちゃんのボディーガードー!」
レッド「ほらっ、やっぱりこんなに可愛い」
ジャッジ「ちょっ、特攻Vまたいましたよ」
アイリス「あははっ、本当にゴミは無駄なことしかやらないね!」
レッド「うん……こういうのがきっと無邪気っていうんだよ……」
アイリス「大量発生のポケモンの処理も私たちの仕事だけどさっ、ストレス解消になっていいよね」
ジャッジ「ストレスあるんですかあなたは」
アイリス「あはは、ないかも」
レッド「……」
―――――
――――
―――
――
―
~ライモンシティ~
カミツレ「そう……そんなことが」
レッド「イッシュではあんな小さい子がジムリーダーなのか」
カミツレ「実力が全てだから……」
レッド「ポケモン協会はどこも一緒だな、俺たちに汚れ役を押しつける」
カミツレ「仕方ない……」
レッド「まぁな、きれいごとだけじゃポケモンとの共存なんて無理だ。あくまで人間が上位、そうじゃないと」
カミツレ「うん……」
レッド「さて、気分転換になにかしたいな。ライモンシティ案内してくれよ」
カミツレ「バトルサブウェイ」
レッド「バトルサブウェイ……?」
カミツレ「ポケモンバトルが楽しめる」
レッド「えー……もっと面白いことがいいよ」
カミツレ「あなたのポケモンバトル、見てみたい……」
レッド「……」
カミツレ「……」
レッド「はぁ……分かったよ」
カミツレ「ありがと……」
~バトルサブウェイ~
レッド「へー、ここがバトルサブウェイ」
女の子「うっ……ひっぐ……えっぐ……」
レッド「……ん?君、大丈夫、どうかしたの」
女の子「ひっぐ……私ね……今まで海外に住んでたの……」
レッド「ああ」
女の子「それで……そこで仲良くなったポケモンたちでスーパートレインに参加したら、凄いばかにされて」
レッド「ちなみにポケモンは……?」
女の子「この子たち……」
レッド「なるほどね……カミツレ、お望み通り見せてやるよ。ポケモンバトルを」
カミツレ「……?」
レッド「君のポケモン、俺に貸してくれないか」
女の子「……え?」
レッド「君のポケモンが強いってこと、俺が今ここで証明してやる」
女の子「……っ!うん!」
~スーパートレイン:1戦目~
トレーナー「いくぞ」
レッド「ああ、いつでもいいぜ」
「はじめ!」
トレーナー「いけっ!ギャラドス!」
レッド「グラエナ!任せた!」
ギャラドス「ガァァァッ!」
グラエナ「ワンッ」
トレーナー「グラエナ……だと」
レッド「ギャラドスか……ありきたりだな、つまんねぇ」
トレーナー「……」(スーパートレインなめてるのかこいつ……)
トレーナー「ギャラドス!竜の舞!」
レッド「やっぱりな……グラエナ!怒りの前歯!」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「ギャッ!」
カミツレ「レッド……グラエナじゃ不利」
レッド「いいから見てろ、次また積んでくるから」
トレーナー「竜の舞!」
カミツレ「っ!?」
レッド「あの手のタイプは種族値が下のポケモンを舐めてくるからな、取り敢えず積んでくるんだよ」
レッド「グラエナ!怒りの前歯!」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「グギャッ!」
トレーナー「削られても問題ない!一撃で叩きつぶす!たきのぼり!」
レッド「ふいうち」
グラエナ「ガァッ!」
ギャラドス「グギャッ!!」
トレーナー「っ!?」
レッド「グラエナがふいうちを使わないわけないだろ。
お前は自分のポケモン以外の知識が圧倒的に足りないんだよ」
トレーナー「1匹倒したぐらいで偉そうに!ウインディ!」
レッド「全く……アドバイスぐらい素直に受け取れよな」
女の子「グラエナ格好良いー!」
カミツレ「相手が相手ね……馬鹿の一つ覚えみたいにおなじ戦略しか取らない……つまらない」
トレーナー「ウインディ!フレアドライブ!」
ウインディ「ガァッ!」
グラエナ「グッ……!」
レッド「グラエナ、怒りの前歯」
グラエナ「ガァッ!」
ウインディ「グゥッ……!」
トレーナー「ウインディ!フレアドラ」
レッド「だからふいうちだって」
グラエナ「ガァッ!」
ウインディ「グギャッ!?」
トレーナー「っ……またっ……!」
レッド「反動、怒りの前歯、ふいうち、ウインディを倒すには十分だ」
トレーナー「くそっ……!くそっ!くそ!」
トレーナー「いけ!ヨノワール!」
レッド「グラエナ、お疲れ。ムウマ、後は任せた」
ムウマ「ムー」
トレーナー「ヨノワール!かみなりパンチ!」
ムウマ「ムーッ」
レッド「気合いの襷だ、悪いけどこの試合、勝ちに拘らせてもらう」
トレーナー「ヨノワール!かみなりパンチ!」
レッド「ムウマ、道連れ」
ムウマ「ムッー!」
ヨノワール「グギャッ!」
トレーナー「そんな……」
レッド「まぁあれだ、色んなトレーナーと戦えば嫌でも覚える、経験あるのみ、うーん……まぁ頑張れ」
レッド「どうだ、君のポケモン格好良かったろ」
女の子「うん!格好良かった!」
レッド「あくび、ふいうち、怒りの前歯、かみくだく……か。うん、個人的に好きな技構成だ」
女の子「本当に!?」
レッド「ああ、ポケモンは種族値が全てじゃない。君の好きなポケモンを使えばいいさ」
女の子「ありがとう!ねぇ!次も!次も戦って!」
レッド「なんと!」
カミツレ「私も見たいわ」
レッド「えぇー……もう疲れたよ……」
女の子「お願い!」
レッド「まぁ、これも先輩としてのつとめか」
~2戦目~
エリートトレーナー「私のポケモンは、ハピナス、ガブリアス、メタグロスよ」
レッド「……」
エリートトレーナー「戦う前に全てを曝け出すのが私の流儀なの」
レッド「……」
エリートトレーナー「さぁ!いくわよ!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「無 理 で す」
女の子「っ!?」
カミツレ「っ!?」
レッド「ポケモンは種族値が全てだねうん」
女の子「さっきと言ってること違う!?」
レッド「3350は運も絡むからな。種族値が低くて上手く立ち回れそうにないなら無理だ」
女の子「そんな……」
レッド「だが、世の中には常に例外が存在する」
女の子「……?」
レッド「俺なら勝てるってことさ」
女の子「……!」
レッド「この3匹を使って……カントー出身者が燃えないわけがない!」
エリートトレーナー「言ってくれるわね!」
レッド「俺の手持ちはピジョット!ラッタ!カメックスだ!いくぞ!」
エリートトレーナー「きなさい!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「……」
エリートトレーナー「たまごうみ!」
レッド「たまごうみばっかすんなよぉぉぉおおお!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ありがとうカミツレ、気分転換になったよ」
カミツレ「よかった……」
レッド「疲れたけどな」
カミツレ「根性ラッタの空元気凄かった……」
レッド「はまればな、最悪何も出来ずにやられるだけだし。それじゃ、俺そろそろ行くよ」
カミツレ「そう……それじゃまた」
レッド「ああ、ありがとな」
~フキヨセシティ~
レッド「ここにフウロさんがいるのか」
レッド「飛行機たくさんあるな……」
レッド「おっ、ジム発見」
レッド「たのもー!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「え……なにこれ……大砲に乗らないといけないの……?」
―――――
――――
―――
――
―
フウロ「うふふ、お待ちしてました」
レッド「……」
フウロ「私自慢のフキヨセジム大砲で飛ぶのは楽しかった?」
レッド「……」
フウロ「……」
レッド「……」
フウロ「……?」
レッド「見たまんまだよ!」ボロッ
フウロ「大怪我してる!?」
レッド「当り前だよ!」
フウロ「うわぁ……痛そうだね、大丈夫?」
レッド「人間を大砲の玉にするなんて無謀だよ……」
フウロ「でも楽しかったでしょ?」
レッド「楽しくねーよ!恐怖しかなかったよ!てか絶対に過去に死者出てるだろこれ!?」
フウロ「あはは」
レッド「……え、待って、なにその反応」
フウロ「次は私ももっと楽しいことしましょう」
レッド「うやむやにされた……」
フウロ「君のことはカミツレちゃんから聞いてるよ」
レッド「……?」
フウロ「凄腕のポケモントレーナーなんだってね」
レッド「いや別に……」
フウロ「またまたー、謙遜しちゃって」ツンツン
レッド「いや本当に」
フウロ「もう!この謙遜上手!」ツンツン
レッド「ちょっ……」
フウロ「このこのー」ツンツン
レッド「な、なんだこいつ面倒くせぇ!そしてそれ以上に可愛い!」
フウロ「まぁいいや、早速だけどポケモンバトルしよ」
レッド「……」
フウロ「……ん?どうかした」
レッド「全力でこい。ついてこれるのならな」
フウロ「……!面白いわね!いきなさいケンホロウ!」
レッド「ポケモンバトルの真髄……見せてやるよ!」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおお!!」
フウロ「っ!?」(こ、こっちに向かってきた……!?)
レッド「おっぱいもふもふ!おっぱいもふもふ!」モフモフ モフモフ
フウロ「っ!?」
―――――
――――
―――
――
―
ピーポー ピーポー ピーポー
ジュンサーA「婦女暴行犯現行犯逮捕!」
ジュンサーB「急いで車に!」
ジュンサーC「通報ありがとうございます」
フキヨセジムトレーナー「いえ、こちらこそ助けていただいてありがとうございました」
ジュンサーD「さっさと歩きなさい」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「俺はどこでなにを間違えた……」
ジュンサーE「大丈夫ですか、お怪我は?」
フウロ「いえ……えっと……だから」
ジュンサーF「もう大丈夫ですよ」
フウロ「別に婦女暴行を受けてたわけでは……」
ジュンサーG「もう犯人はいません。脅されて恐かったでしょう」
フウロ「いえ……だから……」
ジュンサーH「安心してくださいね」
フウロ「……」
ジュンサーH「早く来いこの変態野郎」グイッ
レッド「痛い!」
「ちょっと待ったぁ!」
ジュンサーI「っ!?」
シロナ「その変態、私が引き取るわ」
ジュンサーJ「あ、あなたは……!」
シロナ「ふふんっ」
ジュンサーK「……」
ジュンサーL「……」
ジュンサーM「……」
ジュンサーズ「……だれ」
シロナ「……」
フウロ「待ってください。私は別に婦女暴行を受けてたわけではないです」
ジュンサーO「……え」
フウロ「私のジムのトレーナーがご迷惑をおかけしてしまいすいません」
ジュンサーO「い、いえ……!こちらこそ早とちりをしてしまって」
レッド「よくも捕まえたな!」
ジュンサーP「お前は調子に乗るな変態!」ドスッ
レッド「ひぃんっ!」ドサァァァ
ジュンサーQ「この変態男!」ドスッ
レッド「横暴だ!」
ジュンサーR「黙れ!」ドスッ
レッド「きゃんっ!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ありがとうフウロ、フウロがいなかったら前科持ちになるとこだったよ」
フウロ「いえいえ」
レッド「はぁ、しかしイッシュの警察はこわいな……」
フウロ「あはは、鳥ポケモンをたくさん使わないから警察は無能なんだよ」
レッド「あはは、確か……………ん?」
フウロ「……ん?どうかした?」
レッド「いや、なんでもない」(聞き間違いか……?)
フウロ「あはは、無能なんだから少しは鳥ポケモンに頼ったらいいのに。あっ、無能だから鳥ポケモン使わないのか」
レッド「聞き間違いじゃなかった!」
レッド「えっと……鳥ポケモン以外は使わないの?」
フウロ「あははっ、レッド君は面白いね」
レッド「……?」
フウロ「腐ったりんごと最高級りんごがあったら……選ぶまでもないでしょ?」
レッド「うん……」
フウロ「うふふ、レッド君なら分かってくれると思ってたよ」
レッド「鳥ポケモンは崇高だからな。無能な連中には理解出来ないんだよきっと」
フウロ「そっかー……そう聞くとかわいそうだなぁ……」
レッド「……」(取り敢えず話合わせとこう)
フウロ「鳥ポケモンって本当に可愛いわよね。
まずあのくりっとした円らな瞳、舐め回したいぐらい。
そしてあの羽。寒い時に膨らんでる時も可愛いし暖かい時のシュッとしてる時も素敵。
どっちもどっちで肌触りが最高なのよ。
見た目だけじゃなくて行動も可愛いわよね。
あの歩き方。本当に本当に本当にたまらないわ。
匂いもたまらなく良いのよ。
一日中嗅いでいたいわ。
あっ、今嗅がせてあげようか。
きっと幸せな気持ちになれるわよ。
だって鳥は最高にして最強の生き物だもの。
人懐っこいし愛らしいしかと思えば大空を羽ばたく姿はたくましい。
鳥の素晴らしさを表現出来る言葉はこの世に存在しないわ」
レッド「……」
レッド「フウロって本当に可愛いよね。
まずは分かりやすく見た目から入らせてもらうけど、端整な顔立ち。
見ていて抱き締めたくてしょうがなくなる愛らしさ。
今この時でさえ俺はフウロを押し倒すことを我慢してるくらいなんだぜ。
そして人間を玉にして大砲に詰めたり、そのお洒落な服。
無邪気で可愛いよ本当に。
君になら何度だって大砲の玉にされても構わない、だって君と一緒になにかを出来ること自体が幸せなんだから。
それにフウロはスタイルが素晴らしいよね。
出るとこは出て締まるところは締まってる。
最早芸術だよ。
フウロの可愛さを表現出来る言葉がこの世には存在しない。
だって君が可愛すぎるから」
フウロ「……」
なぜ対抗したwww
466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:17:48.29:87QQ5ZZoOレッド「……」
フウロ「……」
ガシッ
レッド「ふふっ」
フウロ「ふふっ」
レッド「どうやら俺たちは」
フウロ「ええ」
レッド「進むべき道が同じようだな」
フウロ「そうみたいね」
フウロ「レッド君……」
レッド「ああ、分かってる……」
フウロ「ありがとう……あなたに私の全力を受けてもらうわ!」
レッド「こい!」
フウロ「スワンナ!エアスラッシュ!」
スワンナ「――――!」
ザシュッ
レッド「……」
フウロ「……」
レッド「……」
フウロ「……」
レッド「お前の魂……しかと受けとめた」
フウロ「っ……っ……」
レッド「……?」
フウロ「っ!?」
レッド「どうかした?」
フウロ「べ、別に!レッド君の!男性の!大切なところなんて!取れてない!わよ!」
レッド「……?」
フウロ「下見ちゃだめ!」
レッド「っ?っ?」
フウロ「だ、大丈夫!きっとまた!はえてくる!から!…………多分」
レッド「……?」
生えてこねぇよwww
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:40:48.48:87QQ5ZZoO―――――
――――
―――
――
―
~数日後~
フウロ「行くわよレッドちゃん」
レッド「あっ、はーい」
フウロ「これ運ぶの手伝ってもらえる?」
レッド「はい」
フウロ「流石レッドちゃん、力持ちね」
レッド「は、恥ずかしいですよ……」
フウロ「うふふ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「な、なんで女になってるの!?」
レッド「あっ、シロナさん。もう、私をおいてどこ行ってたんですか」
シロナ「……」
レッド「シロナさん……?」
シロナ「……」
レッド「どうかしましたか?」
シロナ「き……」
レッド「……き?」
シロナ「気持ち悪っー!?」
レッド「っ!?」
シロナ「なんで女装してるのよ!?」
フウロ「レッドちゃんは立派な女の子ですよ」
レッドwwwwww
ここからどうすんのwwwwww
483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:55:05.76:qhydn2Xs0ここからどうすんのwwwwww
だがこれで名実共にレッドのポケットモンスターはいなくなったわけだ。
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:19:43.27:0lkyyoZvOレッド「女装……?」
シロナ「どうしよう気持ち悪いどうしよう」
フウロ「こんなに可愛いじゃないですか」
レッド「そ、そんな私なんて」
シロナ「……」
レッド「シロナさん?」
シロナ「ちょっとあなた」
フウロ「はい」
シロナ「レッド君になにをしたのかしら」
フウロ「ぎくっ」
シロナ「はいてもらえるかしら」
フウロ「べ、別に、エアスラッシュ、撃ったら、レッド君の、大事なところが、切れた、わけじゃ、ないですよ」
シロナ「っ!?」
フウロ「あ、あは……あはは」
シロナ「レ、レッド君……?」
レッド「レッド君だなんて……私は女の子ですよ」
シロナ「もしかして……ついてない?」
レッド「……?なにがですか?」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……?」
シロナ「いいから脱ぎなさい!」ガバッ
レッド「っ!?きゃぁっ!」
レッド「シ、シロナさん……!一体なにを……!」
シロナ「じっとしてて!」
レッド「ぁ……!だめ……」
シロナ「これが下着ね……!覚悟!」
レッド「っ!?」
シロナ「てい!」
レッド「いやぁっ!」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ついてる……」
シロナ「どうしよう……」
レッド「……」
シロナ「見たくないものを見てしまったわ……」
レッド「……」
フウロ「えっ!?本当についてるの!?」
レッド「……」
フウロ「つ、ついてる……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……はっ!俺は一体今までなにを!?」
ついてるwwwwww
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:35:09.03:0lkyyoZvOレッド「っ!?な、なにこの状況!?なんで下半身裸で美女2人に囲まれてるの!?」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「貞操狙われてる!?」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「好きにしろ!」
シロナ「あの……」
フウロ「取り敢えず服……」
シロナ「着て……」
レッド「……ごめんなさい」
シロナ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
レッド「危うく新しい世界に踏み込むとこだったぜ……」
シロナ「ちょっと見ないうちになにが起きてたのよ」
レッド「えっと……フウロに『私ともっと気持ち良いことしよ』って言われて……」
シロナ「っ!?」
レッド「えっと……そこから……」
シロナ「レッド君が女の子からそんなこと言われるわけないでしょ」
フウロ「あっ、言ったかも」
シロナ「まじでっ!?」
フウロ「私の決め台詞的な、あはは」
シロナ「こ、この淫乱女!」
フウロ「っ!?」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「ちょっ……どこ行くんだよ」
シロナ「あんな淫乱女のとこにいたらレッド君まで駄目になっちゃう」
レッド「淫乱て……ただ服装が過激で『気持ち良いことしよ』って言ってきただけじゃん」
シロナ「それを淫乱と言わずになんという」
レッド「くそっ……もっとおっぱい揉みたかった」
シロナ「っ!?」
女の子「助けてっ!」
レッド「っ!?」
シロナ「どうしたの?」
女の子「うっ……ひっぐ……プラズマ団って人たちが……えっぐ……」
レッド「プラズマ団……」
女の子「みんなからポケモンを取っていっちゃったの……うっ……」
シロナ「大丈夫、私たちが守ってあげるわ」
女の子「ありがとう……おばちゃん」
シロナ「……」
レッド「……」
女の子「うっ……ひっぐ……」
シロナ「……」
レッド「……」
~プラズマ団:拠点~
レッド「ここにプラズマ団がいるのか」
レッド「街の方はシロナさんに任せたから安心かな」
レッド「さてと……」
団員A「動くな!」
団員B「侵入者だ!迎え撃て!」
ドスッ
団員A「がっ……」ドサッ
団員B「っ!?」
レッド「どこにでもいるんだな、小さい女の子を泣かせる輩は」
団員C「貴様!死ね!」
ドスッ
団員C「あぐっ!」ドサッ
レッド「悪いが、本気でいかせてもらう」
女の子「ひっ……!」
レッド「君は……」
女の子「や、止めて……た、助けて……」
レッド「もう大丈夫、助けにきたよ」
女の子「ほ、本当に……?」
レッド「ああ、安心してくれ」
女の子「あり……がとう」ムギュッ
レッド「っ……」
女の子「恐かった……」
レッド「うん……もう大丈夫」
女の子「しばらく……こうさせて……」
レッド「ああ……」
女の子「あの……こっちにまだ皆が……」
レッド「ああ、教えてくれてありがとう。絶対に助けてくるよ」
女の子「一緒に……行きたい……」スッ
レッド「うっ……」
女の子「好き……大好き……私を助けてくれた王子様……」
レッド「そ、そんなに絡み付かれたら……」
女の子「一緒に……行きたいの……だめ?」
レッド「う、うん……分かった」
女の子「えへへ……」
―――――
――――
―――
――
―
~牢獄~
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「まさか罠だとは……」
相変わらずだなwwwww
560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:44:41.85:0lkyyoZvO女団員A「全く……あんなので騙されるなんて信じられない」
レッド「っ!」
女団員B「本当気持ち悪い……」
レッド「よくも……よくも青少年の心を弄んだな!」
女団員C「童貞必死すぎきもい」
レッド「くそっ……!あわよくばえっちなことが出来るんじゃないかと期待していたのに……!」
女団員A「さてと、お前は誰の差し金でここにきた」
レッド「まずはこの手足の鎖解いてくれ。このままじゃいやらしい気持ちになってしまう」
ベチンッ!!
レッド「いたっー!?」
女団員A「自分の立場を分かっていないようね」
レッド「鞭って……だから俺上半身裸なのね……」
女団員A「さて、拷問でもしようかしら」
レッド「鞭ってあまりの激痛でショック死するんだよ?知ってる?」
ガチャッ
レッド「……ん?」
女団員「こんにちは、君が侵入者君ね」
レッド「どうもこんにちは」
女団員A「ではよろしくお願いします」
女団員B「早くはいた方が身の為だぞ。この人は拷問狂だからな」
女団員C「私たちはあまりのえげつなさに見ることを許されていない」
レッド「まじで……」
女団員「うふふ、照れちゃうな」
レッド「……」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「あぁっ!もっと!もっと痛め付けて!」
女団員「……っ!」
ベチンッ!!
レッド「あぁん!」
ベチンッ!!
レッド「やぁん!」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「そんな……」
女団員「ひっ……一体どれ程ひどい訓練を受けたらこんなのになれるのよ……」
レッド「も、もっと……はぁ……はぁ……」
女団員「っ……!恐い……私はあなが恐い……」
レッドwwww
567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:15:39.01:N5MtyVpI0あなが恐い・・・だと・・・
568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:21:24.76:0lkyyoZvO女団員「あなた……一体どれ程過酷な人生を……」
レッド「も、もっと……うへへ……」
女団員「ひっ……わ、私はあなたという存在が恐い……
直視出来ないほどの恐怖よ……」
レッド「っ!さ、さてはこれが噂の放置プレイ!?」
女団員「あなた……今の自分の状況が分かってるの?」
レッド「……?」
女団員「皮が剥がれ落ちて、肉は裂け、抉りぐり取られている……骨が見える程ね……」
レッド「……?」
女団員「もう……どうしたらいいのよ……」
確かに怖いwwww
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:28:51.62:0lkyyoZvO―――――
――――
―――
――
―
ガチャッ
女団員「こんにちは」
レッド「あっ、新しい人だ。さっきの人は?」
女団員「さぁね、なにも吐かせられない奴なんて使えないしどうでもいいわよ」
レッド「……?」
女団員「うっ……しかしあの女の後にやることになるとは……気分最悪ね。なにこのグロテスクな現場」
レッド「なにやるんだよ」
女団員「気持ち良いことに決まってるでしょ」
レッド「っ!」
女団員「色仕掛けてはかせるなんて、久々ね」
女団員「今から服脱ぐわね」スルスル
レッド「っ!」
女団員「はい、ここまでね」
レッド「っ!?」
女団員「ここから先……見たいでしょ?」
レッド「み、見たいです!吐きます!なんでも吐くからえっちなことしてください!」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「……」
女団員「ん……?あれ……?私なにか吐かせるようなことやったっけ……」
女団員「あー……そっか罠か……こんなに簡単に吐くわけないものね」
レッド「はぁ……はぁ……」
女団員「ていうかあなたよくその傷で生きてるわね」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
女団員「っ!?な、なにこの揺れは!?」
シロナ「レッド君!助けにき…………レッド……君?」
女団員「っ!?ちっ、仲間か……」
シロナ「そんな……嘘……レッド君が……」
鼻を突く悪臭と陰惨な空気がシロナを取り囲む。
悪臭の正体、それを考える時間すら彼女には与えられることがなかった。
彼女の目の前、絶世の美少年レッド、その姿が全てを物語っているからだ。
あっ、絶世の美少年って言葉じゃ彼の美貌は表現出来ないな。
だって彼を形容する言葉は言葉はこの世にはないのだから仕方がない。
最早芸術だよな、いや芸術なんてものじゃすまない。
過去に彼程の美貌を持つ男はいなかったしこれから先も現れることはない、断言出来るね。
だって彼……」
女団員「ちょっと黙っててうるさいナレーションいらないから」
レッド「あっ、ごめんなさい」
シロナ「元気だった……」
シロナ「いや、あの傷で元気なわけがない、生きてると分かっただけで」
女団員「あんた、こいつの仲間?」
シロナ「こっちは一刻を争うの。早く行きなさい」
女団員「……あ?」
シロナ「言ってることが分からない?見逃してあげる……そう言ってるのよ」
女団員「てめぇ……」
シロナ「……」
女団員「ふんっ、まぁいいさ、私はもともと戦闘要員じゃないし。じゃあな」
ガチャッ バタン
シロナ「レッド君、もう大丈夫だから」
レッド「しろにゃん……」
レッド「お願いがあるんだけど……」
シロナ「うん……」
レッド「死ぬ前に……しろにゃんのおっぱい揉みたい」
シロナ「……っ、レッド君はまだ死なない!早くここから出るわよ」
レッド「シロナさん……」
シロナ「私が外に連れてくまで抱き抱えてるから、その間好きにしてていいから!だから……絶対に死んじゃだめよ」
レッド「シロナさん……今まで本当に……」
シロナ「……っ」
レッド「ありがとう……」
シロナ「っ!?」
レッド「――」
シロナ「レッド……君?レッド君?ねぇ、レッド君てば」
レッド「――」
シロナ「ぁ……ぁ……いやぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
――――
―――
――
―
~外~
シロナ「はぁ……はぁ……泣いてる暇なんてない!早く!早くレッド君を病院に……!」
レッド「えっ……病院行くの?」
シロナ「私はまだ諦めないわよ!レッド君ならきっと……!」
レッド「注射するかな……?」
シロナ「注射は分からな…………ん?」
レッド「……ん?」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「なんなのよもう!!」
レッド「っ!?」
本当レッド不死身だなw
584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:42:04.47:0lkyyoZvOシロナ「なんで治ってるのよ!?なんで肌ツルツルなのよ!?」
レッド「そんなこと言われても……」ツルツルテカテカ
シロナ「羨ましいわよ!なによその肌!」
レッド「しろにゃんのおっぱいに顔埋めてたら治ってたとしか言い様が……」
シロナ「……っ!?わ、私にそんな隠された力が……!?」
レッド「さて、プラズマ団を追わないとな」
シロナ「なんか1人で必死になってて恥ずかしい……」
レッド「まぁ気にするなよ」
シロナ「絶対に許さない」
しろにゃんのおっぱいスゴイwwwww
585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:50:17.61:0lkyyoZvO団員「あー、そこまでだ」
レッド「……?」
団員「悪いがこのまま帰すわけにはいかないな」
シロナ「凄い数いるわね……」
レッド「まぁ、支部とはいえ相手の拠点だしな」
団員「抵抗しないでくれよ。面倒だし」
レッド「下がっててしろにゃん」
シロナ「待って、こういう時の為にオーキド博士から預かってるものがあるの」
レッド「オーキド博士……?どこかで聞いた名前だな……」
シロナ「あー、記憶喪失だもんね」
レッド「で、なにそれ」
シロナ「秘伝の書」
レッド「……?」
シロナ「今から私の言う通りにして」
レッド「ああ」
シロナ「右手を前につきだす」
レッド「うん」
シロナ「そして左手で右手首を掴む」
レッド「っ!?な、なんだこの格好良いポーズ!」
シロナ「そしてそのまま……」
レッド「そのまま……?」
シロナ「右手からなにか出しなさい!破壊光線的な!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「無理だよ!」
ですよねー
590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:57:46.51:0lkyyoZvOレッド「っ……」
シロナ「……?」
レッド「し、しろにゃん!なんかきた!なんか出そうだよ!」
シロナ「大丈夫、我慢しないでいいわよレッド君」
レッド「で、でも……」
シロナ「私が許してあげる。思い切り出しなさい」
レッド「わ、分かった……」
シロナ「今よ!」
レッド「うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!」
ラヴ キャノン
レッド「愛―― 砲!!」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
レッド「……」
シロナ「……」
団員「……」
団員A「なにあれ……」
団員B「さぁ……」
団員C「きっと頭がおかしいんだろ……」
団員D「まぁそうとしか考えられないよな……」
団員E「漫画の読みすぎだな」
団員F「愛――砲ラヴキャノンって……」
団員G「出ると思ったんだろ」
団員H「気がふれた奴相手か……質が悪いな」
レッド「……」
レッド「し、しろにゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁぁあああああああ!」タッタッタッタ
シロナ「えっ!?ちょっ!どこ行くの!?」
タッタッタッタ
シロナ「行っちゃった……」
団員「女1人か、楽な仕事だぜ」
シロナ「あら、私も舐められたものね」
団員「お前みたいな美人は好きぐぎゃっ!?」グチャッ
団員ズ「ぐぎゃっ!」グチャッ
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「団員が破裂した!?」
時間差で効果が出てくるんだ!
きっとそうだ!
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:10:37.98:0lkyyoZvOきっとそうだ!
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「っ……!」
シロナ「ラヴキャノンだこれ!」キュピーン!!
シロナ「うわぁ……皆潰れちゃってるわねこれ……」
シロナ「仕事柄こういうのには慣れてるけど……この人数のはさすがに……」
レッド「……」
シロナ「あっ、レッド君、戻ってきたんだ」
レッド「……」
シロナ「……?」
レッド「……」
シロナ「どうかした?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ぐろいよ!」
シロナ「っ!?」
シロナ「えっ!?ちょっ!これやったの私じゃない!」
レッド「シロナさん……現実を受けとめないといけませんよ」
シロナ「っ!?なんか距離感じるんだけど!?」
レッド「や、やだなぁ、距離なんてなにもないですよ」
シロナ「だって敬語じゃない!」
レッド「ひぃっ!こっち来た!」
シロナ「ちょっ!待ちなさい!なんで逃げるのよ!」
レッド「た、助けてー!目玉刳り貫かれて体ぐちゃぐちゃにされる!」
シロナ「だから話聞いて!」
―――――
――――
―――
――
―
~夜~
シロナ「レッド君……だめ……」
レッド「もう、我慢出来ない」
シロナ「いたっ……や、優しくして……」
レッド「おさえられない……」
シロナ「ぁ……ぅぁ……レッド……君」
レッド「シロナさん……」
シロナ「痛い……痛いよレッド君……」
レッド「シロナさん……シロナさん……」
レッド「ぁ……っ……」
シロナ「ぁ……ぅぁ……痛い……痛いよレッド君……優しくして……」
レッド「シロナさん……シロナさん……」
シロナ「痛いって言ってるでしょうが!」
ドサッ
レッド「いたっ」
シロナ「さっきからなにしてるのよ!?」
レッド「もう我慢出来ないんだよ!なんなんだよその頭の飾り!?気になって仕方ないんだよ!」
シロナ「ふふっ、これを取らせるわけにはいかないわね!」
レッド「なら力ずくだ!」
シロナ「させるか!」
分かってたさ…けど…グスン…
607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:41:25.97:0lkyyoZvOコンコン ガチャッ
カミツレ「こんばんは……」
レッド「カミツレ!」
シロナ「っ!?」
カミツレ「仕事で近くまで来たから……顔見せにきたわ」
レッド「よくここが分かったな」
カミツレ「あなたが近くにいたらシャイニングビューティーで分かる」
レッド「ああー、確かに」
シロナ「シャイ……えっ、なにそれ」
レッド「カミツレ、相変わらずのシャイニングビューティーだな」
カミツレ「前よりシャイニングビューティー強くなった」
レッド「ああ、凄い感じるよ」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「ちょっと外行ってきます……」
カミツレ「レッド」
レッド「どうした」
カミツレ「会いたかった……」
レッド「カミツレ……」
レッド「好き……大好き……」
レッド「ああ、俺もだ……」
レッド「嬉しい……」
レッド「ふふっ」
レッド「抱き締めて……」
レッド「ああ」
レッド「もっと……」
レッド「好きだ、カミツレ」
レッド「私も……あなたが好き」
本人の前でwww
611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:52:25.23:0lkyyoZvOカミツレ「……」
カミツレ「なにしてるの……?」
カミツレ「……っ!」
カミツレ「こ、こんな時にまでお笑いの練習を……!?」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
レッド「レッド……私初めてだから……」
レッド「ああ……」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
ガチャッ
シロナ「ただいまー」
レッド「優しく……して」
レッド「可愛いよ……カミツレ」
カミツレ「ライモンポケモン強いもん」
シロナ「……」
シロナ「き、気持ち悪い!」
カオスwwwwww
614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:02:32.21:0ddDtaMeO~ソウリュウシティ~
レッド「さて、ここがバッジ8個目かな」
シロナ「え?でもバッジは?」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「1個も持ってなかった……」
シロナ「……」
レッド「取り敢えずジムに行くかな」
シロナ「ジム?なんでよ」
レッド「あの娘可愛かったし」
シロナ「ロリコン……」
レッド「可憐な花を愛でるのは当然だろ」
シロナ「まぁ私も年齢的にはまだまだ幼女だけどね」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「ごめん……」
レッド「うん……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「迷った……」
シロナ「なんで町にいたのに山にいるのよ……」
レッド「俺が聞きたい」
シロナ「……ん?」
レッド「なに、どうかした」
シロナ「なんか聞こえない?」
レッド「んー……特には……」
キューキュー キューキュー
シロナ「ほらっ、なんか鳴き声みたいなのが」
レッド「ついに耳までやられた……年には勝てな」
グサッ
レッド「ぎにゃー」ドサッ
レッド「まさかその髪飾りにそんな機能があったなんて……」
シロナ「この髪飾りに貫けないものはないわ」
キューキュー キューキュー
レッド「…………?」
シロナ「音が大きく……」
キバコ「――――」
キバコ「――――」
キバコ「――――」
レッド「ぎゃぁぁぁあぁぁああああああああ!」
シロナ「へ、変な生き物がたくさんいる!?」
レッド「な、なにこれ!?何匹いるの!?千!?万!?」
シロナ「……ちょっと待って」
レッド「なんでこの状況で落ち着いてんだよ!」
シロナ「この子たち、仕切りで隔離されてる」
レッド「……あっ、本当だ」
レッド「なにこれ……」
シロナ「さぁ……」
アイリス「あっ、お兄ちゃんだ」
レッド「アイリス!」
シロナ「幼女……!」
アイリス「どうしたのこんなとこで」
レッド「いや、道に迷っちゃって……それよりこれはなんなんだ」
アイリス「これ?これは処分待ちのキバコだよ」
レッド「……処分?」
アイリス「うん、弱いから殺すの」
レッド「っ!」
アイリス「逃がしたら大量発生の原因にもなっちゃうしさ。えへへ、私ったら偉いね」
シロナ「この子たちは一体」
アイリス「ここにあるのは才能のないゴミだから気にしなくていいよーあははっ」
ひでぇwww
789:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 19:40:13.02:M5UcyLkYOレッド「なにも殺さないでも他に使い道とかあるんじゃないのか」
アイリス「ないない、ソウリュウシティは小さいしね」
シロナ「要はいい個体のキバゴを厳選してたってことね」
アイリス「そう!そういうことー」
レッド「凄い量だな……」
アイリス「才能のない奴はなにもやっても駄目だからね。邪魔だしまとめて処分するんだ」
レッド「ポケモンジムの裏を見ちゃった気分だよ……」ズーン
シロナ「違うわレッド君、ジムリーダーはポケモンを大事にしている。この子が違うのよ」
レッド「まぁ、どうせそんなもんだろ。人間とポケモンの関係なんてさ」
シロナ「レッド君……」
レッド「ただ、無益な殺生はいただけないな、アイリス」
アイリス「無益なんてとんでもない、有益も有益、有益すぎて頭おかしくなっちゃうぐらいだよ。だってさ……」
レッド「……?」
アイリス「こいつらには処分されることぐらいしか取り柄がないからねっ。あははっ」
レッド「ひぃっ、こわい……!なんて恐ろしい子なの……」
アイリス「だって逃がすわけにもいかないし仕方ないよー。
みんながどんどん生ませてどんどん逃がすから私たちが大量発生のポケモンたちを処分しに行かなくちゃいけないんだよ」
レッド「あー、なんか俺も大量発生のポケモン殺しに行かされた気がする」
アイリス「だからここで殺すの、私偉い?えへへ」
シロナ「あなた、一体ポケモンをなんだと思ってるの」
アイリス「ポケモン?ポケモンなんて人間の道具に決まってるよ。ねっ、お兄ちゃん」
レッド「まぁ……完璧な共存とかは無理だしな」
シロナ「ポケモンは物じゃない。レッド君」
レッド「なに」
シロナ「イッシュ地方のポケモン協会……どうなってるの。こんな小さい子に……」
レッド「えぇー……俺に聞かれても……」
アイリス「だいたいさー」
シロナ「……」
アイリス「ポケモンはトモダチ、とかポケモンと人間は助け合いながら生きてる、とか言ってる人たちいるけどさー」
レッド「あのロン毛金髪ホモ野郎か」
アイリス「そう言ってる人たちがポケモンを処分してるじゃん。大量発生したポケモンとかさ」
レッド「メガヤンマ大量発生した時はやだったなぁ……虫気持ち悪いし……」
アイリス「本気でそう思ってる人がいるのならさ、汚いとこを知らない……ううん、知ろうとしない無責任な人間だよ」
レッド「あっ、ミニスカートの子が下を歩いてる」
アイリス「……えへへっ、要は割り切ってポケモンと生きてこうってね」
レッド「ミニスカートの中に潜り込みたいなぁ……」
さすが、このレッドはぶれてないな
798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:03:24.05:M5UcyLkYOアイリス「お兄ちゃんたち道に迷ってたんだよね」
レッド「ミニスカートの中に潜り込んで……お尻に顔を埋めて……うへへ……」
アイリス「お兄ちゃん!」
レッド「ひぃっ!」ビクッ
アイリス「なに1人でぶつぶつ言ってるのー」
レッド「えへへ……ちょっと妄想を……」
アイリス「とぅっ!」ガバッ
レッド「うわっ!ちょっ!いきなり肩車は危なっ……!」
アイリス「道案内してあげる!いけっー!お兄ちゃん!」
レッド「了解っ!」
シロナ「……」
―――――
――――
―――
――
―
アイリス「頑張ってー!もうそこを下に行けばソウリュウジムだよ」
レッド「はぁ……はぁ……太もも……太もも……」
アイリス「……ん?息あがってるけど大丈夫?」
レッド「はぁ……はぁ……幼女を肩車なんて幸せすぎて死にそう……」
アイリス「……?まぁ元気そうだね!いけっー!レッド号!ラストスパート!」
レッド「了解!」
アイリス「あははっ!」
レッド「乗り心地はどうだお姫様」
アイリス「速い速い!オノノクスより速いー!」
レッド「まだまだ!」
アイリス「きゃっー!もっとー!」
~山奥~
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「……っ!?」
シロナ「あれっ!?レッド君は!?」
シロナ「……」
シロナ「……」
シロナ「か、考え事してたらはぐれた……」ズーン
シロナ「大丈夫かなレッド君、無事ならいいけど……」
―――――
――――
―――
――
―
~ソウリュウジム~
アイリス「お疲れー」
レッド「ふぅっ、いい汗かいた」
アイリス「私ちょっとシャワー浴びてくるよ。お兄ちゃんも一緒にどう?」
レッド「えっ!?まじで!?いいの!?」
ジムトレーナー「お帰りなさいませアイリス様。この汚らわしい男は一体」
レッド「初対面の人間になんということを……」
アイリス「うるさい、私が誰と一緒にいても勝手でしょ」
ジムトレ「そうはいきません」
アイリス「お兄ちゃん!早くお風呂いこっ!」
ジムトレ「いけませんアイリス様」
アイリス「なによ」
ジムトレ「このような素性も分からぬ男、アイリス様とは格が違うのです。この男なら私にお任せください」
アイリス「分かったわよ……じゃあお兄ちゃん、また後でね」
レッド「あ、ああ……」
ジムトレ「……」ギロッ
レッド「なんなんだよ一体……」
ジムトレB「ゴミが……」
レッド「なんか悪口言われてる……」
ジムトレC「アイリス様に近づかないでもらえるかしら」
レッド「な、なんかぞろぞろと出てきた」
ジムトレD「お帰りくださいませ、帰らぬというのであれば……」
レッド「なんなんだよお前ら初対面の人間に」
ジムトレE「我らドラゴンポケモン使い……生きて帰れぬと思え」
レッド「面白い……男にここまでばかにされて黙ってられるかよ、あっ、君はいいよ。女の子だし可愛いし」
ジムトレC「……」
レッド「どうさた、来いよ雑魚ども」
ジムトレF「……死ね」
パアンッ
レッド「…………え」
レッド「なんだ……今の」
ジムトレF「腹部に命中」
ジムトレG「流石ね、あなたが銃を外したところなんて見たことないわ」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ポケモン使えよぉぉぉおおお!!」
お前が言うな
812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 20:35:06.77:M5UcyLkYOレッド「なんでだよ!今完全にドラゴンポケモン使う雰囲気だったじゃない!」
パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「ちょっ!痛い!痛いから!」
ジムトレF「しぶとい」
パアンッ
レッド「きゃんっ!」
ジムトレF「早く死ね……」
パアンッ
レッド「お前らポケモントレーナーだろぉぉぉおおお!!」
ジムトレF「一斉射撃……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「無視すんなっ!!」
ジムトレA「馬鹿な……」
パアンッ パアンッ パアンッ
ジムトレB「何故倒れない……」
ジムトレC「そういう問題じゃないわ」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
ジムトレD「これだけの人数から一斉射撃され……何故死なない」
パアンッ パアンッ
レッド「やんっ!」
ジムトレF「頭部に当てる……」
パアンッ
レッド「はもっ!」
ジムトレF「命中……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「いい加減鬱陶しいわ!!」
レッド「これがイッシュ地方ね……レベル低いな」
ジムトレA「なんだと……」
レッド「命の危険を微塵も感じねぇ」
ジムトレB「ふざけんな、こっちは銃だぞ……」
レッド「温いんだよ、お前ら」
ジムトレC「っ……」
レッド「悪いが、遠距離戦には慣れてるんだ」
ジムトレD「構うな!撃て!撃ち続けろ!」
レッド「見せてやるよ………」
ジムトレF「今度こそ死ね……」
レッド「イシツブテ合戦、チャンピオンの力を……!!」
レッド「うぉぉぉおおお!!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「イシツブテなかった……」
レッド「こうなったら仕方ないな……」
パアンッ パアンッ パアンッ
レッド「これでも俺はポケモントレーナーの端くれでね……」
ジムトレC「なんなのよ……あなた!」
レッド「いくぞ……」
ジムトレD「気を付けろ!ポケモンを出してくるぞ!」
ジムトレF「手を狙う……」
レッド「殴る!!」ドスッ
ジムトレF「ぐぎゃっ!?」グチャッ
レッド「おらぁっ!」ドスッ
ジムトレA「ぎゃっ!」グチャッ
おい、ポケモンバトルしろよ
832:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:15:41.25:M5UcyLkYOレッド「どけっ!お前らの相手してる暇はないんだよ!」ドスッ
ジムトレB「ぐぎゃっ!!」グチャッ
レッド「早くしないと!アイリスが風呂からあがってしまう!」
女ジムトレ「ひっ……」
レッド「後はお前だけだ……」
女ジムトレ「い、いや……」
レッド「どいてくれ」
女ジムトレ「あなたなんかに……あなたなんかにアイリス様は汚させない!」
レッド「じゃあな、俺は行く」
女ジムトレ「動かないで!!」
レッド「なんだそのでかい機械は……」
女ジムトレ「動いたら撃つわよ。これは、半永久的に液体を高威力で発射し続けるわ」
レッド「液体……?」
女ジムトレ「かかったら……あなたの体は溶けてなくなる」
レッド「その程度で怯むようじゃ、ポケモントレーナーはやれねぇよ」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「あばばばばばばばばばっ!」
女ジムトレ「な、なんで……なんで体が溶けないの……」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「ちょっ!強い!勢い強い!」
女ジムトレ「なんで……なんでよ……!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「簡単なことだ……!」
女ジムトレ「っ!?」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「俺の体は溶かせても、俺の心まではお前には溶かせない……!」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「……」
女ジムトレ「いや意味分からない!」
レッド「うぉぉぉおおお!!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
女ジムトレ「っ!?そ、そんな!液体を浴びながらなんで進んでこれるの!?」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「――――ない」
レッド「なんかじゃ――ない――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「幼女の入浴を覗きたいという気持ちは――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「決して――」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「間違いなんかじゃ――――ないんだから!!」
女ジムトレ「っ!?」
―――――
――――
―――
――
―
~風呂場前~
レッド「ついに、ここまで来たか……」
ガチャッ
レッド「覗くなんて真似はしない!一緒に洗いっこしてやるぜ!」
ジャガ「……」
レッド「……」
ジャガ「そ、そんな……洗いっこじゃなんて」ポッ
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「なんでこうなるんだよぉぉぉおおお!!」
~ポケモンリーグ~
レッド「よし、行くか」
シロナ「おー」
レッド「あれっ、いたんだ」
シロナ「うん……」
レッド「待ってろよ……カトレア!!」
シロナ「バッジは?」
レッド「あー、それならここに」
シロナ「っ!?いつの間に!」
レッド「いや、なんかカミツレとかフウロが用意しといてくれた」
シロナ「っ!」
シロナ「レ、レッド君のくせに!」
レッド「この世の女は全員俺に貢ぐのが当たり前だし」
シロナ「調子に乗ってる!?」
レッド「まぁフウロとかはさ、こんなことがあったんだよ」
シロナ「……?」
―――――
――――
―――
――
―
~ある日~
レッド「このマメパト、飛べないのか」
フウロ「うん、そうなの。教えてはいるんだけど……」
マメパト「ピー……」
レッド「俺に任せてくれ」
フウロ「っ……でも」
レッド「悲しんでるフウロを見たくないからな」
フウロ「レッド君…………あっ、今のセリフ……鳥ポケモンから言われてみたいなぁ……うへへ……」
レッド「ちょっ!鼻血!鼻血出てる!」
フウロ「あっ、ごめんね。鳥ポケモンのことを考えるとつい……えへへ」
レッド「マメパト、練習するか」
マメパト「ピー……」
レッド「もっと!もっとだ!細胞を活性化させるんだ!」
マメパト「ピー!」
レッド「よし!今だ!」
マメパト「ピー!」
レッド「風に乗れ!」
マメパト「ピー!」
―――――
――――
―――
――
―
レッド「空を飛べるようになりました」
マメパト「ピー!ピー!」バサッ バサッ
フウロ「えっ!?まじで!?」
レッドさんって秘伝マシンだったのか…
851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 21:51:09.41:M5UcyLkYO―――――
――――
―――
――
―
レッド「ということやらがあってね、バッジを集めといてくれたみたいなんだよ」
シロナ「へー……」
レッド「別に見返りなんていらなかったのに」
シロナ「ていうかそれ許されるの!?」
レッド「さぁ……」
シロナ「さぁって……」
レッド「さて、カトレアちゃんのお部屋に行こうっと」
シロナ「私の友達よ」
レッド「えっ!?」
シロナ「言ってなかったっけ?」
レッド「初耳だよ!」
シロナ「あんまり失礼のないようにね」
レッド「大丈夫ちょっとおっぱい揉んだり全身舐め回すぐらいだから」
シロナ「うんそれくらいなら大丈夫ね」
レッド「よしっ、行くか」
シロナ「おー」
―――――
――――
―――
――
―
ゼクロム「……」
ゼクロム「……」
ゼクロム「……」
レッド「あれー……おかしいな……カトレアに会いに来たんだけど……」
シロナ「どうしよう……ちょっと見ないうちに凄い変わっちゃってる……」
ゼクロム「ババリバリッシュ!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「鳴き声気持ち悪っー!?」
N「やぁ、会いたかったよ」
レッド「…………誰だっけ」
N「……」
レッド「いや、悪いけど俺男に興味なくて」
N「僕は君とトモダチになるために……こんなに頑張ってきたのに」
レッド「えっ……なにあれ……ストーカー?」
シロナ「なんか怖いわね……」
N「もう一度だけ言わせてもらう」
レッド「なにをだよ……」
N「僕は世界を変え!君とトモダチになる!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド・シロナ「へ、変態だっー!」
N「さぁ、早く君もゼクロムを仲間にするんだ」
レッド「いや……」
ゼクロム「……」
レッド「いらない……」
ゼクロム「ッ!?」
N「っ!?」
レッド「いらない……うん、本当に」
シロナ「レッド君、思い出したけどあれ確か伝説のポケモンよ」
レッド「別に興味ないかな……」
シロナ「なんと」
ゼクロム「……」
N「……」
ゼクロム「……」
N「……」
N「僕はトモダチと共に世界を変える!いくんだ!レシラム!」
レシラム「ンバーンニガガッ!!」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レッド「……」
シロナ「……」
レシラム「モエルーワ」
レッド・シロナ「っ!?」
N「さぁ!くるんだ!」
レッド「……」ドスッ
N「あぐっ……!?」
レッド「俺はさ、お前みたいな自分の考えを押しつけてくる奴が嫌いなんだよ」
N「な、なにを……」
レッド「なにをじゃねぇよ。お前、自分の考えが絶対だと思ってんだろ」
N「あ、当たり前だ!ポケモンは本当の姿に」
ドスッ
N「がはっ……」
レッド「正直、お前がなにをしようとどうでもいいけどさ、お前のせいで色んな人が辛い思いしてんだよ」
N「ポケモンは……もっと辛い思いをしてきた!」
レッド「俺は人間だ。人間だから人間の味方をする。ポケモンなんて二の次だ」
N「これだから……!これだからポケモントレーナーは!」
レッド「お前みたいな奴が喚いてる中、ポケモンが大好きで仕方ない奴が大好きなポケモンを殺してるんだよ」
N「人間の都合で殺しているだけだ……」
レッド「当たり前だろ。俺たち人間に害をなすんだからな」
N「ポケモンは!人間なんかに殺される存在なんかじゃない!」
レッド「人間とポケモンの共存は無理だ」
N「ああ……ポケモンが上だ」
シロナ「……」(どうしよう……シリアスムードになってる……)
シロナ「……」(乗り遅れた……)
シロナ「……」(ど、どうにかして中に入らないと……!)
レッド「理想論ばっかり喚いてるんじゃねぇよ」
シロナ「そーだそーだ!」
N「理想論……?違う、あるべき姿に戻るだけだ」
レッド「まぁなんでもいいさ。取り敢えずお前みたいな奴がいると面倒だからな、死んでもらう」
シロナ「そーだそーだ!」
N「望むところだ」
シロナ「ふふんっ」
シロナ「流石私、違和感なく難なく中に入れたわね」
なにこのしろにゃんかわいい
873:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:46:41.11:M5UcyLkYON「一緒に戦おう、僕のトモダチたち」
Nズポケモンズ「――――!」
レッド「こい……」
シロナ「……」(しまっ……!バトル展開に入ってまた取り残された……)
シロナ「こうなったら……あれを使うしかない」
シロナ「オーキド博士から授かった秘伝の書……」
シロナ「この必殺技を……!」
シロナ「私を見なさい!」
レッド「……?」
N「……」
シロナ「……」(猫の手を作り頭にのせる……そして!)
シロナ「にゃんにゃんしろにゃんしろにゃんにゃん」
えっ
875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 22:47:49.16:M5UcyLkYOレッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
レッド「……」
N「……」
シロナ「……」
N「……」
Nズポケモンズ「……」
レッド「っ!」
シロナ「……」
レッド「す、凄いよしろにゃん!」
シロナ「……」
レッド「いい年した女がにゃんにゃんとかやったから相手ショックで完全に戦闘不能になってる!」
シロナ「……」
レッド「しろにゃん……?」
シロナ「……」
レッド「ああー……この技反動があるのか……」
シロナ「……」
ゲーチス「使えないな……」
レッド「……ん?なんか爺さんが出てきた」
ゲーチス「そいつを始末しておけ」
部下「はっ」
レッド「……誰」
ゲーチス「あいつは世界を手に入れるための駒にしか過ぎん」
レッド「うわぁ……なんかRPGのラスボスみたいなこと言ってる……」
シロナ「まぁ分かりやすいじゃない」
レッド「あっ、復活したんだ」
シロナ「復活しました」
ゲーチス「邪魔しおって……サザンドラ、そいつらを始末しろ」
サザンドラ「ガァァァ!」
七賢人「我々もいますぞ」
レッド「またなんか出てきた」
シロナ「ガブリアス!いくわよ!」
ガブリアス「ガァァァ!」
「ライモンポケモン強いモン」
レッド「っ!?」
カミツレ「助けに来た……」
フウロ「私もねっ」
レッド「っ!」
「オノノクス!逆鱗!」
レッド「っ!?アイリス!」
アイリス「助けに来たよ、お兄ちゃん!」
レッド「みんな……!」
ヤーコン「はっ!」
ハチク「……」
レッド「……誰あれ」
アロエ「あんたら!行くわよ!」
レッド「な、なんか凄い人数来た!」
―――――
――――
―――
――
―
~数日後~
レッド「それじゃ、そろそろ行くよ」
カミツレ「うん……」
フウロ「レッド君はカントー地方から来たんだっけ」
レッド「ああ、そうだよ」
カミツレ「ありがとう……あなたのおかげでイッシュは救われた」
レッド「そんな大げさな」
フウロ「で、結局レッド君は何者でなんで記憶喪失だったの」
レッド「いやー……それが」
省略したwwww
890:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:19:16.97:M5UcyLkYO―――――
――――
―――
――
―
~ある日~
レッド「男なら、一度は考えたことがあるだろう……」
レッド「ブラックホールの中に自分の息子を入れたら凄いことになるのではないかと」
レッド「そしてここに、小型ブラックホールを出せるポケモンがいる」
サーナイト「キュー」
レッド「頼む、サーナイト」
サーナイト「キュー!」
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「いざ……!」
ズプッ
ゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴ
レッド「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」
レッド「吸われるぅぅぅううう!」
レッド「あぁぁぁぁぁぁああああああ!!」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「慣れた」
レッド「サーナイト、ありがとう。もう大丈夫だ、止めてくれ」
サーナイト「キュッ」
ツルッ
レッド「うわっ!」
ゴンッ
レッド「きゃんっ!」
サーナイト「キュッ!?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「ココハドコワタシハダレ」
ブラックホールのくだりいらねえwww
900:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/07(日) 23:24:57.97:M5UcyLkYO―――――
――――
―――
――
―
レッド「ということが」
カミツレ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
カミツレ「……」
フウロ「……」
レッド「……」
フウロ「で、レッド君は一体何者だったの」
レッド「えっと……役職何ていうんだろ……」
カミツレ「笑いのプロ……?」
フウロ「鳥ポケモン専門のブリーダー?」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「……」
レッド「俺は……」
レッド「ポケモンチャンピオン、レッドだ」
お し ま い
変態だろ、変態
おつ
923:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/08(月) 00:06:16.23:SGunzy6TOおつ
乙
シロナが可愛かった
シロナが可愛かった
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