- 3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:47:18.80:2EKn9nUo
憂「純ちゃんおはよう」
純「おはよう」
憂「寒いね」
純「うん、もう真冬だよね」
梓「あ、憂とmob。おはよう」

【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」

【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww

【東方】ルックス100点の文ちゃん

【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:48:13.04:2EKn9nUo
憂「おはよう」
純「ねえ梓」
梓「寒いねぇ」
憂「ほんとにね。梓ちゃんのマフラーあったかそうだね」
純「ねえ」
梓「ああ、これ?お気に入りなんだよ」
純「おい」
梓「どうしたのmob」
純「だからそのモブっての何なのよ!」
5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:49:06.60:2EKn9nUo
梓「えっ」
憂「mobはmobだよ…ね」
梓「うん」
純「憂まで!だから何で私がmobなの!?」
梓「純はmobだよね」
憂「うん」
純「そりゃないでしょ!」
憂「違うの?」
梓「じゃあmop」
純「私のヘアスタイルを汚す奴ァ誰であろうと許さん!」
6:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:49:38.50:2EKn9nUo
純「ところで梓」
梓「ん?」
純「澪先輩ってベース上手いしかっこいいよねぇ」
梓「あ?」
純「えっ」
梓「mopごときが澪先輩の名前を軽々しく口にするな!」
憂「教室掃除してろ!」
純「えっ……はい」
7:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:50:09.88:2EKn9nUo
純「掃除してきたよ」
憂「何も髪の毛で掃除しなくても…」
梓「別にそこまで求めてなかったよ」
純「で、話の続きだけどさ」
梓「澪先輩はベース上手くてかっこいいよ。憧れの先輩だよ。それがどうかしたの?」
純「あの人さ、弟子とか取らないのかなぁって」
梓「弟子?さあ、そんなの聞いたことないけど」
憂「まさか純ちゃん、澪さんの弟子になりたいとか馬鹿なこと言い出さないよね?」
純「言い出すつもりでした」
梓「ちょっとおこがましすぎるよ」
純「そんな…」
8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:50:50.42:2EKn9nUo
純「一応掛け合ってみてよ」
梓「澪先輩に?」
純「うん。『鈴木純っていう超かわいい子がいるんですけど舎弟にしてやってくれませんか?』って」
梓「廊下掃除してこい」
憂「一番あっちからそっちまでね」
純「あぅ」
10:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:51:54.25:2EKn9nUo
憂「澪さんじゃなきゃダメなの?ジャズ研の先輩でも別に…」
純「あー、だめだめ。まあそこそこ上手い先輩は何人かいるけど澪先輩に比べたらゴリラの鼻くそみたいなもんだから」
先輩A「おいモップ」
先輩B「聞いてたぞモップ」
純「うあぅ!違うんです!ゴリラの鼻くそって言うのは、その、あれです!そういうチョコレートがあるんです!」
先輩A「見苦しいわ!」
先輩B「ひんむけひんむけ」
純「ギニャー!」
憂「ホントにあるのにね」
梓「そうなんだ?」
11:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:53:14.61:2EKn9nUo
梓「お疲れ」
純「はい…」
憂「そんなに澪さんに弟子入りしたいんだね」
純「うん」
憂「梓ちゃん、一度頼んでみたら?」
梓「そうだね」
憂「聞えるか聞こえないか微妙なボリュームで」
梓「むしろモールス信号電信してみる」
純「出来れば普通に聞いてほしい」
梓「冗談だよ」
憂「梓ちゃんに任せておけば大丈夫だよもっちゃん」
純「もっちゃんって何だ?モップちゃんか!?」
12:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:53:43.29:2EKn9nUo
放課後
梓「こんにちは」ガチャッ
唯「あ、あずにゃ~ん」
律「あ、あずにゃ~ん」
唯「真似したなー」
紬「あ、あずにゃ~ん」
唯「ムギちゃんまで!」
梓「あ、あずにゃ~ん」
澪「えっ」
13:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:54:11.51:2EKn9nUo
梓「あ、そうだ澪先輩!」
澪「ん?」
梓「同じクラスにモブ…じゃなかった」
梓「モップ…でもない、あれ?純の名前何だっけ」
律「純じゃない?」
梓「あ、そうです!純ってのがいるんですけどね」
澪「うん。知ってる」
梓「今日自分の頭で教室と廊下掃除してたんですよ!」
紬「まあ、変な子ね」
梓「変なんです」
14:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:55:34.37:2EKn9nUo
ガチャッ
純「違ーーーーう!」
梓「あ、mop」
純「そうじゃないでしょ!もう!心配になって来てみたら案の定!」
唯「(あの髪の毛面白いなぁ)」
純「梓の馬鹿!」
澪「あの…話が全然見えないんだけど?」
梓「ごめんなさい…順を追ってお話します」
純「純だけに!ってね」
律「部室掃除しとけ」
純「うあぅ」
15:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:56:38.00:2EKn9nUo
梓「えっと、改めて紹介します」
梓「ジャズ研のBLITZKRIEG MOPです」
律「Hey! Ho! Let's Go!」
紬「Hey! Ho! Let's Go!」
唯「世界の果てに ボッサ!!!!」
澪「唯それ違うから」
16:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:57:24.16:2EKn9nUo
梓「で、このモップがふてぶてしくも澪先輩の弟子になりたいそうなんです」
澪「弟子ぃ!?」
紬「それはふてぶてしいわね」
澪「わっ私は弟子なんて取らないよ?」
純「お願いします!私、澪先輩のベーステクに憧れてるんです!」
唯「オーディオのメーカーでベステックってあるよね」
律「私が弟子にしてやってもいいぞ!」
純「あ?」
律「うあぅ」
18:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:58:07.56:2EKn9nUo
澪「さっきも言ったけど私は弟子なんて…」
純「何でもしますから!先輩のパンツもソックスも洗いますから!」
律「それは私の役目だ!失せろ!」
純「そんなぁ…」
唯「(陰毛みたいだなぁ)」
19:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:59:03.40:2EKn9nUo
梓「だから言ったでしょ?モブのくせに出しゃばりすぎなんだよ」
純「何で私ばっかりモブモブ言われるの?だったら山中先生や生徒会長さんや憂だってモブでいいじゃん!」
紬「純ちゃん。あなた勘違いしてるわ」
純「勘違い…ですか」
20:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 22:59:36.51:2EKn9nUo
紬「同じサブキャラでも憂ちゃんは唯ちゃんの妹、和ちゃんは私たちの友達、さわ子先生は私たちの先生なの」
律「でもお前は梓の友達」
澪「分かる?」
純「ちょっと分かりません」
唯「私も分かりません」
21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:00:56.58:2EKn9nUo
紬「メインキャラ…つまり唯ちゃん澪ちゃんりっちゃん私はAランクなの」
純「梓は違うんですか?」
澪「梓は1年下だからBランクだ」
律「同じく私たちの友人や教師や家族である和、さわちゃん、憂ちゃんもB」
紬「Bランクの梓ちゃんのお友達である純ちゃんは当然更に下のCランクになるの」
唯「分かりません」
紬「こういうこと」
A 唯澪律紬
B 梓(Aの後輩) 憂(Aの妹) 和(Aの友達) さわ子(Aの教師)
C モップ(Bの友達) 校長
22:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:01:24.36:2EKn9nUo
律「Cランクのお前がAランクの澪に弟子入りを乞うなんておかしいんだよ」
澪「Bになってから出直してくるんだな」
唯「この陪臣風情が!」
純「どうすればBに上がれますか?」
紬「一番手っ取り早いのは…Aランクの誰かと友達になっちゃうことじゃない?」
純「友達ですか」
23:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:02:55.13:2EKn9nUo
紬「ちなみに私は嫌だけど」
澪「私もいやだな」
律「絶対にお断り」
唯「ベトベトンと結婚する方がまし」
純「もう泣きたい」
25:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:03:54.76:2EKn9nUo
唯「どうしても昇格したいの?」
純「はい!何でもしますから!」
紬「そう…」
律「じゃあもうあれしか無いな」
純「アレとは?」
澪「…脱げ」
26:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:04:34.81:2EKn9nUo
純「はっ?脱…え!?」
唯「もう脱ぐしか無いよ」
律「覚悟を決めろ」
純「でも…そんなのおかしいじゃないですか」
梓「ここでチャンスを逃したら一生モップのままだよ純!」
唯「それでいいのか純!」
澪「純!」
律「純!」
紬「純!」
梓「純!」
純「純!」
27:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:06:26.81:2EKn9nUo
純「分かりました!私脱ぎます!」
はらり
唯「よっ!いい脱ぎっぷりだねぇ純ちゃん」
紬「いいよいいよいいよぉぉぉぉぉ!!」
律「Amazing!! (:-D)」
純「お願いします!弟子にしてください!」 ぽよんっ
澪「合格」
純「本当ですか!?」
澪「ああ」
律「心の広い澪師匠に感謝するんだぞ!」
紬「晴れて純ちゃんもBランクね」
28:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:07:21.69:2EKn9nUo
唯「あ、でもBランク定員オーバーっぽいよ?」
純「ガーン」
紬「今回はご縁がなかったということで」
純「脱ぎ損だよぉ……」
澪「それは流石に可哀想じゃないか?」
紬「それじゃあ梓ちゃんをCに降ろしましょう」
律「ナイスアイディア」
梓「うあぅ」
29:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:07:53.60:2EKn9nUo
梓「それはおかしいでしょ!?」
唯「ばいばいモブにゃん」
澪「もう二度と会うこともないだろう」
梓「私が消えたら放課後ティータイムはお終いじゃないですか!!」
律「何言ってんだ。お前、放課後ティータイムに何か貢献したことあったか?」
梓「私はサイドギターとして…」
唯「あ、前から思ってたんだけどギター私だけの方がやりやすいかも」
紬「さよなら梓ちゃん」
梓「ぬあーっ!!」
30:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:09:20.00:2EKn9nUo
梓「分かりました!私は消えます!放課後ティータイムの名前と一緒にね!」
律「何だよそれ」
梓「HTTの利権は全て私にありますから。もし先輩達がこれからもHTTの名でバンドを存続させるというのなら訴訟を起こします」
澪「それは困る!考え直してくれ!」
唯「あずにゃんごめんね。戻ってきて」
紬「この駄目モップを今すぐ立ち退かせるから!」
純「…せっかくいいとこまで行ったのに」
31:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:10:33.77:2EKn9nUo
梓「ありがとうございます。私の方こそ取り乱してしまい申し訳なかったです……」
紬「いいのよ。悪いのは全部このモジャモジャだから」
澪「リーマンショックも尖閣諸島問題も全部この清掃用具が原因なんだから」
純「そんな国際的に活動してませんよ!」
唯「うーん…純ちゃんも可哀想になってきちゃったな」
純「(よかった。唯先輩は少しまともみたいだ)」
律「別にいいじゃん。あいつ犬臭いし」
純「(こいつはゴミクズだ)」
32:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:11:18.62:2EKn9nUo
唯「純ちゃんとあずにゃんに勝負させるのはどうかな?」
澪「それなら後腐れ無くていいな」
梓「何の勝負ですか?別にどんな種目でもこれに負けるつもりは毛頭無いですけど」
純「とうとうコレ呼ばわりされちゃったい」
律「私たちは生粋のロッカーだ。ロック魂のある奴しか認めない」
純「成る程!ロック魂…つまり演奏で勝負ですね!」
紬「は?」
澪「馬鹿じゃないの?」
純「……」
33:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:11:44.53:2EKn9nUo
律「ロックって言ったらロックマンだよ」
唯「常識だよね」
純「あ、なんだ。いいですよ。私X100時間以上遊びました」
紬「あ?」
澪「本当にどうしようもない間抜けだなお前は」
律「ロックマンって言ったら無印に決まってるだろ?」
唯「常識だよね」
34:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:12:41.01:2EKn9nUo
澪「そこにファミコンあるから2人でプレイしろ」
唯「上手い方の勝ちだよ!」
梓「純先にどうぞ」
純「うん。負けないからね!」
ピコピコーン
テレレテレレテレレテレレテレレー
35:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:13:12.22:2EKn9nUo
純「最初はカットマンにしよう!」
テッテレッテー テッテレッテー テレッテ テレッテ テッテレレテレレー
純「ほい!えいっ!オウフ!」
唯「いるよね。いちいち動く度に喋る人」
澪「ちょっとアホっぽいよな」
純「あ゛っ」
ティウンティウンティウン
36:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:16:14.38:2EKn9nUo
律「だっせぇ!カットマンステージもクリアできないでやんの!」
紬「ぷっ…逆に才能よね…くくくくっ」
純「今度は行けます!」
純「あ゛っ!このプロペラが!プロペラ野郎が!」
ティウンティウンティウン…
純「今度こそ!」
ティウンティウンティウン……
純「ワンモアセッ!」
ティウンティウンティウン
GAME OVER
00000000
37:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:17:13.07:2EKn9nUo
純「……」
澪「じゃあ次梓、やってみな」
梓「はい」
梓「とりあえずイエローデビルのとこまで来ました」
唯「はやっ!?」
梓「ワイリー倒しました」
律「はやっ!?」
38:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:18:11.04:2EKn9nUo
紬「とりあえず梓ちゃんの圧勝ってことで」
梓「ワハハハハッ!力の差を思い知ったか!さぁ出ていけモップ!」
純「グスン……」
澪「(あ…)」
律「(泣き顔かわいいやばい)」
紬「えっと、さっきのは寝言。純ちゃんの勝ちってことで」
純「ホントですか!?」
澪「ああ」
唯「おめでとう純ちゃん!」
梓「こんなの納得いかないですーっ!」 プンスカ
澪「誰だよお前出てけよ」
39:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:19:02.60:2EKn9nUo
純「私を弟子にしてくれるんですね?」
澪「ああ。ついでにラマンにしてやろう」
律梓「待て待て待て待て!」
律梓「澪(先輩)のラマンは私だろ(でしょ)!?」
澪「だってお前ら可愛くないし……」
40:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:19:38.12:2EKn9nUo
律「酷いわっ」
梓「もう死んでやるぅ!」
ダダダダッ
唯「行っちゃったよ?」
澪「そうか」
紬「ドライなのね」
純「みーおせんぱ~い♪」 ケロッ
澪「(あれ、コイツ泣き止んだらあんまり可愛くない)」
41:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:30:14.57:2EKn9nUo
澪「りぃつーーー!あずさぁーっ!!」
ダダダダッ
唯「結局追いかけてっちゃったね」
純「私はどうなるんでしょうか」
紬「たぶん捨てられたわね」
42:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:30:54.94:2EKn9nUo
唯「ムギちゃん。お茶にしようよ」
紬「3人ほど欠けてるし余分なのが1人いるけどいいの?」
唯「こういうイレギュラーなのも楽しいじゃん」
紬「じゃあやっちゃおっか!」
純「私もいいんですか?」
唯「当たり前だよ!ムギちゃんってお茶淹れるのとっても上手いんだよ!」
紬「自分の家だと思ってくつろいでね」
純「さっき余分なのって言ってましたよね」
紬「忘れちゃったった」
唯「このうっかり屋さん!」
43:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:32:39.88:2EKn9nUo
純「本当に美味しいですね!」
紬「あら?純ちゃんのカップにはナメクジの体液入れといたハズだけど」
純「ええっ!?そんなことしたんですか!?でもこれ美味しいんだけどなぁ」
唯「ギャアアアア!クッソマズいいぃぃぃぃナメクジ味だぁぁぁぁぁあああ!!!」 ヌルヌルッ
紬「間違えちゃったみたい」
唯「このうっかり屋さん! …ブフェッ」
44:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:33:11.11:2EKn9nUo
ガチャッ
澪「ただ今」
唯「お帰り。りっちゃんとあずにゃんは?」
澪「遅かった…」
紬「えっ」
純「遅かったって……」
澪「お互いの心臓を冷たく光るアレで…」
唯「そ、それ以上聞きたくないよ!」
澪「ごめん…ごめんね」
紬「このことはもう忘れよ?ね!?」
45:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:36:33.62:2EKn9nUo
純「で、澪先輩。結局私の立場はどうなったんですか?」
澪「うん。もう面倒だから弟子でいいよ」
純「やったぁー!」
唯「よかったねー」
澪「私の指導は厳しいぞ!」
純「はい!」
澪「私のパンツ洗うんだぞ!」
純「はい!地獄の果てまで付いていきます!」
47:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:39:03.37:2EKn9nUo
律「次中野さん、どうぞー」
梓「はい」
律「今日はどうされました?」
梓「黒のロングヘアーとモップ頭の女の顔を思い出すと吐き気が止まらないんです」
律「そうですか。じゃあちょっと心臓に聴診器当てるんで胸はだけてください」
梓「はい」 はらり
律「んー、あれですね。癌です」
梓「そんなぁぁ!?」
48:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:39:34.97:2EKn9nUo
律「お医者さんごっこって楽しいな!」
梓「ですね!今度は律先輩が患者さんやってください」
律「あいよ」
梓「今日はどうされました?」
おわり
49:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/01(月) 23:56:49.29:K217kEAO
憂「おはよう」
純「ねえ梓」
梓「寒いねぇ」
憂「ほんとにね。梓ちゃんのマフラーあったかそうだね」
純「ねえ」
梓「ああ、これ?お気に入りなんだよ」
純「おい」
梓「どうしたのmob」
純「だからそのモブっての何なのよ!」
梓「えっ」
憂「mobはmobだよ…ね」
梓「うん」
純「憂まで!だから何で私がmobなの!?」
梓「純はmobだよね」
憂「うん」
純「そりゃないでしょ!」
憂「違うの?」
梓「じゃあmop」
純「私のヘアスタイルを汚す奴ァ誰であろうと許さん!」
純「ところで梓」
梓「ん?」
純「澪先輩ってベース上手いしかっこいいよねぇ」
梓「あ?」
純「えっ」
梓「mopごときが澪先輩の名前を軽々しく口にするな!」
憂「教室掃除してろ!」
純「えっ……はい」
純「掃除してきたよ」
憂「何も髪の毛で掃除しなくても…」
梓「別にそこまで求めてなかったよ」
純「で、話の続きだけどさ」
梓「澪先輩はベース上手くてかっこいいよ。憧れの先輩だよ。それがどうかしたの?」
純「あの人さ、弟子とか取らないのかなぁって」
梓「弟子?さあ、そんなの聞いたことないけど」
憂「まさか純ちゃん、澪さんの弟子になりたいとか馬鹿なこと言い出さないよね?」
純「言い出すつもりでした」
梓「ちょっとおこがましすぎるよ」
純「そんな…」
純「一応掛け合ってみてよ」
梓「澪先輩に?」
純「うん。『鈴木純っていう超かわいい子がいるんですけど舎弟にしてやってくれませんか?』って」
梓「廊下掃除してこい」
憂「一番あっちからそっちまでね」
純「あぅ」
憂「澪さんじゃなきゃダメなの?ジャズ研の先輩でも別に…」
純「あー、だめだめ。まあそこそこ上手い先輩は何人かいるけど澪先輩に比べたらゴリラの鼻くそみたいなもんだから」
先輩A「おいモップ」
先輩B「聞いてたぞモップ」
純「うあぅ!違うんです!ゴリラの鼻くそって言うのは、その、あれです!そういうチョコレートがあるんです!」
先輩A「見苦しいわ!」
先輩B「ひんむけひんむけ」
純「ギニャー!」
憂「ホントにあるのにね」
梓「そうなんだ?」
梓「お疲れ」
純「はい…」
憂「そんなに澪さんに弟子入りしたいんだね」
純「うん」
憂「梓ちゃん、一度頼んでみたら?」
梓「そうだね」
憂「聞えるか聞こえないか微妙なボリュームで」
梓「むしろモールス信号電信してみる」
純「出来れば普通に聞いてほしい」
梓「冗談だよ」
憂「梓ちゃんに任せておけば大丈夫だよもっちゃん」
純「もっちゃんって何だ?モップちゃんか!?」
放課後
梓「こんにちは」ガチャッ
唯「あ、あずにゃ~ん」
律「あ、あずにゃ~ん」
唯「真似したなー」
紬「あ、あずにゃ~ん」
唯「ムギちゃんまで!」
梓「あ、あずにゃ~ん」
澪「えっ」
梓「あ、そうだ澪先輩!」
澪「ん?」
梓「同じクラスにモブ…じゃなかった」
梓「モップ…でもない、あれ?純の名前何だっけ」
律「純じゃない?」
梓「あ、そうです!純ってのがいるんですけどね」
澪「うん。知ってる」
梓「今日自分の頭で教室と廊下掃除してたんですよ!」
紬「まあ、変な子ね」
梓「変なんです」
ガチャッ
純「違ーーーーう!」
梓「あ、mop」
純「そうじゃないでしょ!もう!心配になって来てみたら案の定!」
唯「(あの髪の毛面白いなぁ)」
純「梓の馬鹿!」
澪「あの…話が全然見えないんだけど?」
梓「ごめんなさい…順を追ってお話します」
純「純だけに!ってね」
律「部室掃除しとけ」
純「うあぅ」
梓「えっと、改めて紹介します」
梓「ジャズ研のBLITZKRIEG MOPです」
律「Hey! Ho! Let's Go!」
紬「Hey! Ho! Let's Go!」
唯「世界の果てに ボッサ!!!!」
澪「唯それ違うから」
梓「で、このモップがふてぶてしくも澪先輩の弟子になりたいそうなんです」
澪「弟子ぃ!?」
紬「それはふてぶてしいわね」
澪「わっ私は弟子なんて取らないよ?」
純「お願いします!私、澪先輩のベーステクに憧れてるんです!」
唯「オーディオのメーカーでベステックってあるよね」
律「私が弟子にしてやってもいいぞ!」
純「あ?」
律「うあぅ」
澪「さっきも言ったけど私は弟子なんて…」
純「何でもしますから!先輩のパンツもソックスも洗いますから!」
律「それは私の役目だ!失せろ!」
純「そんなぁ…」
唯「(陰毛みたいだなぁ)」
梓「だから言ったでしょ?モブのくせに出しゃばりすぎなんだよ」
純「何で私ばっかりモブモブ言われるの?だったら山中先生や生徒会長さんや憂だってモブでいいじゃん!」
紬「純ちゃん。あなた勘違いしてるわ」
純「勘違い…ですか」
紬「同じサブキャラでも憂ちゃんは唯ちゃんの妹、和ちゃんは私たちの友達、さわ子先生は私たちの先生なの」
律「でもお前は梓の友達」
澪「分かる?」
純「ちょっと分かりません」
唯「私も分かりません」
紬「メインキャラ…つまり唯ちゃん澪ちゃんりっちゃん私はAランクなの」
純「梓は違うんですか?」
澪「梓は1年下だからBランクだ」
律「同じく私たちの友人や教師や家族である和、さわちゃん、憂ちゃんもB」
紬「Bランクの梓ちゃんのお友達である純ちゃんは当然更に下のCランクになるの」
唯「分かりません」
紬「こういうこと」
A 唯澪律紬
B 梓(Aの後輩) 憂(Aの妹) 和(Aの友達) さわ子(Aの教師)
C モップ(Bの友達) 校長
律「Cランクのお前がAランクの澪に弟子入りを乞うなんておかしいんだよ」
澪「Bになってから出直してくるんだな」
唯「この陪臣風情が!」
純「どうすればBに上がれますか?」
紬「一番手っ取り早いのは…Aランクの誰かと友達になっちゃうことじゃない?」
純「友達ですか」
紬「ちなみに私は嫌だけど」
澪「私もいやだな」
律「絶対にお断り」
唯「ベトベトンと結婚する方がまし」
純「もう泣きたい」
唯「どうしても昇格したいの?」
純「はい!何でもしますから!」
紬「そう…」
律「じゃあもうあれしか無いな」
純「アレとは?」
澪「…脱げ」
純「はっ?脱…え!?」
唯「もう脱ぐしか無いよ」
律「覚悟を決めろ」
純「でも…そんなのおかしいじゃないですか」
梓「ここでチャンスを逃したら一生モップのままだよ純!」
唯「それでいいのか純!」
澪「純!」
律「純!」
紬「純!」
梓「純!」
純「純!」
純「分かりました!私脱ぎます!」
はらり
唯「よっ!いい脱ぎっぷりだねぇ純ちゃん」
紬「いいよいいよいいよぉぉぉぉぉ!!」
律「Amazing!! (:-D)」
純「お願いします!弟子にしてください!」 ぽよんっ
澪「合格」
純「本当ですか!?」
澪「ああ」
律「心の広い澪師匠に感謝するんだぞ!」
紬「晴れて純ちゃんもBランクね」
唯「あ、でもBランク定員オーバーっぽいよ?」
純「ガーン」
紬「今回はご縁がなかったということで」
純「脱ぎ損だよぉ……」
澪「それは流石に可哀想じゃないか?」
紬「それじゃあ梓ちゃんをCに降ろしましょう」
律「ナイスアイディア」
梓「うあぅ」
梓「それはおかしいでしょ!?」
唯「ばいばいモブにゃん」
澪「もう二度と会うこともないだろう」
梓「私が消えたら放課後ティータイムはお終いじゃないですか!!」
律「何言ってんだ。お前、放課後ティータイムに何か貢献したことあったか?」
梓「私はサイドギターとして…」
唯「あ、前から思ってたんだけどギター私だけの方がやりやすいかも」
紬「さよなら梓ちゃん」
梓「ぬあーっ!!」
梓「分かりました!私は消えます!放課後ティータイムの名前と一緒にね!」
律「何だよそれ」
梓「HTTの利権は全て私にありますから。もし先輩達がこれからもHTTの名でバンドを存続させるというのなら訴訟を起こします」
澪「それは困る!考え直してくれ!」
唯「あずにゃんごめんね。戻ってきて」
紬「この駄目モップを今すぐ立ち退かせるから!」
純「…せっかくいいとこまで行ったのに」
梓「ありがとうございます。私の方こそ取り乱してしまい申し訳なかったです……」
紬「いいのよ。悪いのは全部このモジャモジャだから」
澪「リーマンショックも尖閣諸島問題も全部この清掃用具が原因なんだから」
純「そんな国際的に活動してませんよ!」
唯「うーん…純ちゃんも可哀想になってきちゃったな」
純「(よかった。唯先輩は少しまともみたいだ)」
律「別にいいじゃん。あいつ犬臭いし」
純「(こいつはゴミクズだ)」
唯「純ちゃんとあずにゃんに勝負させるのはどうかな?」
澪「それなら後腐れ無くていいな」
梓「何の勝負ですか?別にどんな種目でもこれに負けるつもりは毛頭無いですけど」
純「とうとうコレ呼ばわりされちゃったい」
律「私たちは生粋のロッカーだ。ロック魂のある奴しか認めない」
純「成る程!ロック魂…つまり演奏で勝負ですね!」
紬「は?」
澪「馬鹿じゃないの?」
純「……」
律「ロックって言ったらロックマンだよ」
唯「常識だよね」
純「あ、なんだ。いいですよ。私X100時間以上遊びました」
紬「あ?」
澪「本当にどうしようもない間抜けだなお前は」
律「ロックマンって言ったら無印に決まってるだろ?」
唯「常識だよね」
澪「そこにファミコンあるから2人でプレイしろ」
唯「上手い方の勝ちだよ!」
梓「純先にどうぞ」
純「うん。負けないからね!」
ピコピコーン
テレレテレレテレレテレレテレレー
純「最初はカットマンにしよう!」
テッテレッテー テッテレッテー テレッテ テレッテ テッテレレテレレー
純「ほい!えいっ!オウフ!」
唯「いるよね。いちいち動く度に喋る人」
澪「ちょっとアホっぽいよな」
純「あ゛っ」
ティウンティウンティウン
律「だっせぇ!カットマンステージもクリアできないでやんの!」
紬「ぷっ…逆に才能よね…くくくくっ」
純「今度は行けます!」
純「あ゛っ!このプロペラが!プロペラ野郎が!」
ティウンティウンティウン…
純「今度こそ!」
ティウンティウンティウン……
純「ワンモアセッ!」
ティウンティウンティウン
GAME OVER
00000000
純「……」
澪「じゃあ次梓、やってみな」
梓「はい」
梓「とりあえずイエローデビルのとこまで来ました」
唯「はやっ!?」
梓「ワイリー倒しました」
律「はやっ!?」
紬「とりあえず梓ちゃんの圧勝ってことで」
梓「ワハハハハッ!力の差を思い知ったか!さぁ出ていけモップ!」
純「グスン……」
澪「(あ…)」
律「(泣き顔かわいいやばい)」
紬「えっと、さっきのは寝言。純ちゃんの勝ちってことで」
純「ホントですか!?」
澪「ああ」
唯「おめでとう純ちゃん!」
梓「こんなの納得いかないですーっ!」 プンスカ
澪「誰だよお前出てけよ」
純「私を弟子にしてくれるんですね?」
澪「ああ。ついでにラマンにしてやろう」
律梓「待て待て待て待て!」
律梓「澪(先輩)のラマンは私だろ(でしょ)!?」
澪「だってお前ら可愛くないし……」
律「酷いわっ」
梓「もう死んでやるぅ!」
ダダダダッ
唯「行っちゃったよ?」
澪「そうか」
紬「ドライなのね」
純「みーおせんぱ~い♪」 ケロッ
澪「(あれ、コイツ泣き止んだらあんまり可愛くない)」
澪「りぃつーーー!あずさぁーっ!!」
ダダダダッ
唯「結局追いかけてっちゃったね」
純「私はどうなるんでしょうか」
紬「たぶん捨てられたわね」
唯「ムギちゃん。お茶にしようよ」
紬「3人ほど欠けてるし余分なのが1人いるけどいいの?」
唯「こういうイレギュラーなのも楽しいじゃん」
紬「じゃあやっちゃおっか!」
純「私もいいんですか?」
唯「当たり前だよ!ムギちゃんってお茶淹れるのとっても上手いんだよ!」
紬「自分の家だと思ってくつろいでね」
純「さっき余分なのって言ってましたよね」
紬「忘れちゃったった」
唯「このうっかり屋さん!」
純「本当に美味しいですね!」
紬「あら?純ちゃんのカップにはナメクジの体液入れといたハズだけど」
純「ええっ!?そんなことしたんですか!?でもこれ美味しいんだけどなぁ」
唯「ギャアアアア!クッソマズいいぃぃぃぃナメクジ味だぁぁぁぁぁあああ!!!」 ヌルヌルッ
紬「間違えちゃったみたい」
唯「このうっかり屋さん! …ブフェッ」
ガチャッ
澪「ただ今」
唯「お帰り。りっちゃんとあずにゃんは?」
澪「遅かった…」
紬「えっ」
純「遅かったって……」
澪「お互いの心臓を冷たく光るアレで…」
唯「そ、それ以上聞きたくないよ!」
澪「ごめん…ごめんね」
紬「このことはもう忘れよ?ね!?」
純「で、澪先輩。結局私の立場はどうなったんですか?」
澪「うん。もう面倒だから弟子でいいよ」
純「やったぁー!」
唯「よかったねー」
澪「私の指導は厳しいぞ!」
純「はい!」
澪「私のパンツ洗うんだぞ!」
純「はい!地獄の果てまで付いていきます!」
律「次中野さん、どうぞー」
梓「はい」
律「今日はどうされました?」
梓「黒のロングヘアーとモップ頭の女の顔を思い出すと吐き気が止まらないんです」
律「そうですか。じゃあちょっと心臓に聴診器当てるんで胸はだけてください」
梓「はい」 はらり
律「んー、あれですね。癌です」
梓「そんなぁぁ!?」
律「お医者さんごっこって楽しいな!」
梓「ですね!今度は律先輩が患者さんやってください」
律「あいよ」
梓「今日はどうされました?」
おわり
結構おもしろかった
50:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/11/02(火) 00:04:55.48:Wa2JQEDOうん、面白かった。
ノリが好き
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- TVアニメ「けいおん!!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!!」イメージソング 鈴木純
- 鈴木純(永田依子)
- ポニーキャニオン 2011-01-19
by G-Tools , 2010/11/13
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面白かったんだからね