- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:13:34.31:UpQahqWBO
キョン「!?」
キョン「なんだって長門、もう一回言ってくれないか?耳の調子がおかしいのかな……」
長門「抱いて」
キョン「ちょっと待ったぁ!」
キョン「どうしたんだ長門、疲れが溜まってるんじゃないか?」
長門「抱いてくれないの?」
キョン「口に手を当てて身をよじりながらそんな事言うんじゃありません」
長門「チッ」
長門「エタ……」
古泉「やぁ、早いですね」
長門「チッ」
キョン「よ、よぉ古泉!」
古泉「…何かお邪魔でしたか?」
キョン「そんな事ないぞ!多分!」
長門(帰れ!帰れ!!)
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:16:33.00:UpQahqWBO
長門「」パタン
ハルヒ「今日の団活は終了!」
長門「」クイクイ
キョン「な、なんだ?長門……」
長門「話がある。私のマンションまで来て」
キョン(まさか、続き、じゃないよな…)
長門「来て」
キョン「わ、わかった」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:26:18.66:UpQahqWBO
キョン「おじゃまします」
長門「話がある」
キョン「はい、どぉぞぉ!」
長門「私は、新しい力を手に入れた」
キョン「…新しい力?」
長門「永遠の終焉、出口の無い明けの明星。」
キョン(出口の無い明けの明星…?)
長門「ゆきりんのゆきりんが世界を一変させ」
長門「その凍土は地球はおろか全宇宙を包み込む恐怖の絶対零度」
キョン「長門…さん?」
長門「やがてエデンをも巻き込む凍えた津波は」
キョン「長門?長門!?」
長門「神デウスさえ氷結の彼方、黄泉を彷徨う…!」
キョン「長門!?」
長門「喰らえ、狂暴なる氷の精霊!!エターナルフォースブリザードォォォォ!!!!!!」
キョン「長門さぁぁぁぁん!!!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:31:57.61:UpQahqWBO
キョン「か、体があぁっ!」
長門「寒い?」
キョン「な、長門…なな、何をしたっっ!!」ガタガタ
長門「エターナルフォースブリザード」
長門「相手は死ぬ」
キョン「!」
長門「しかしゆきりんのエターナルフォースブリザードはゆきりんエディション」
長門「私が愛情を寄せる対象にゆきりんエディションのエターナルフォースブリザードを放った場合」
長門「対象は『ゆきりん』と愛情深く言えば、一時的に寒さから逃れられる」
キョン「馬鹿なッッ!!」
長門「ものは試し。言ってみて」
長門「愛情深く『ゆきりん』。さあ」
長門「さん、はい」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:35:29.25:UpQahqWBO
キョン「バカ野郎!ふざけてないで早く元に戻してくれっ!!!」ガタガタガタガタ
キョン「さぶぐで死ぬ……」ガタガタ
長門「……」
長門「さん、はい」
キョン「……ゅきりん……」
長門「そう、その調子」
キョン「…ゆきりん」ホカホカ
長門「もっと」
キョン「ゆ、ゆきりん……」ポカポカ
キョン「あ、暖かい……」
長門「ぽかぽかするでしょ?」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:38:24.00:UpQahqWBO
長門「ふふ……」
キョン「な、長門も笑うんだな……」
長門「ゆきりん」
キョン「ば、馬鹿!」
キョン「う、また寒くなってきた」ブルッ
長門「ほら、言う」
キョン「ううっ」
キョン「ゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんっっ!!!!」
長門「」ジーン
キョン「あ、ぽかぽかする……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:41:10.02:T8zVJwlK0
長門「しかし、ゆきりんではゆきりんエディションエターナルフォースブリザードを破る事はできない」
長門「私の凍えた子宮にあなたの暖かいモノを注ぎ込んでこそゆきりんエディションエターナルフォースブリザードは破られる」
長門「そう、わたしの処女膜とともに」フッ
キョン「何言ってんですか長門さん!?うっ、また寒くなってきた!ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
キョン「ふうっ、いいか長門!そんな事は言わずにこの術を解け!何でこんな……」
長門「…抱いて?」
キョン「……あああ!あああ!ああああああぁ!!」ダダダッ
長門「チッ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:53:03.54:UpQahqWBO
夜キョン宅
キョン「zzz」
キョン「zzz」
キョン「zzz」ブルッ
キョン「ああっ!ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
キョン「くっ、まともに眠れん……」
キョン「zzz」
キョン「zzz」ブルッ
キョン「ゆきりん!ゆきりんっ!!!」ホカホカ
キョン妹(キョンくん発情期~///)
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:59:37.00:UpQahqWBO
キョン「くそ、マトモに寝れなかったぜ……」ブルッ
キョン「くっ、ゆきりんっ!」
キョン妹(キョン君が朝起きてる!?いや、朝までゆきりんタイムだったの!?)
キョン「くそぉ長門っ!なんで俺をこんな目に!」
キョン「なんとか今日中に元に戻してもらわなくては俺の体がもたん……」
キョン「長門に早目に学校に来るように連絡しよう……」ピッピッ
キョン妹(キョン君……)
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:09:06.06:UpQahqWBO
長門「///」ソワソワ
キョン「…なんだ、その態度は?」
長門「愛しの彼に呼び出されて何があるのか何をされるのか何をされちゃうのかそんな期待する乙女のポーズ///」
キョン(くっ、可愛い!って違うッッ!!!)
キョン「なが…」ブルッ
キョン「ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
長門「なあに、キョン君」
キョン(キョン君!?いや、違うッッッッ!!!)
キョン「長門っ!俺の体を元に戻せ!!今すぐにだッッ!!!!」
長門「わ、わかった///」
そう言ってスカートをまくりあげ、こちらにお尻をつきだす長門。そして、その指で薄いブルーのパンツから長門の長門を覗かせようとする長門
キョン「ちょっとまったああぁぁぁあっ!!!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:14:44.74:UpQahqWBO
長門「心配ない、遮蔽フィールドは展開している。誰にも見られはしない///」
キョン「そういう問題じゃない!」
長門「しかしオーガズムという未経験の状況下において遮蔽フィールドを展開しきれるかは不明///」
長門「でも、ゆきりんがんばる。出来るだけ遮蔽フィールドを維持するから……///」
キョン「もう一度言います。そういう問題じゃないッッ!!」
長門「さぁ早く。あなたの術を解いてあげる……」
キョン「ああああああ!!!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:18:11.72:UpQahqWBO
キーンコーンカーンコーン
ハルヒ「おはようキョン!珍しいわね~、アンタが早く来てるなんて!」
キョン「ちょっとな……」
ハルヒ「そうそう、今度の不思議探索ね……」
キョン「」ブルッ
キョン「」ガタガタ
ハルヒ「ど、どうしたのキョン!?」
キョン「と、トイレだ!」ガタッ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:24:20.23:UpQahqWBO
長門(>>34その通り。ここでこの書き手の書きたいことは終わった。しかしわたしという個体の望みは……)
ガチャッ
長門「来た」
キョン「……」
キョン「あの、ここ男子便所なんですけど……」
長門「ゆきりんに不可能は無い」
キョン「意味わからないです」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:33:24.04:UpQahqWBO
キョン「くっ…いい加減……」ブルブルッ
キョン「ゆ、ゆきりん!ゆきりんっ!!」ホカホカ
長門「意地を張らないで」
キョン「ケツを出すな!!」
長門「チッ」
長門「一つ言い忘れた事がある」
キョン「?」
長門「『ゆきりん』の効果は徐々に薄くなる」
キョン「なん…だと…!?」
長門「あなたは明日の太陽を拝めない。今日中にあなたは死ぬことになる」
キョン「そ、そんな……」
長門「団活後、時間を取っておく」
長門「それまでに身の振り方を考えて」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:40:19.99:UpQahqWBO
ハルヒ「ちょっとキョン!!」
ハルヒ「あんた授業中小声で何言ってんのよ!!!」
キョン「う、うるせぇっ」ガタガタ
ハルヒ「…ゆ、ゆきりんって、まさか有希の事じゃ無いでしょうね!!!」
キョン「馬鹿、違う!」
ハルヒ「うっさいバカキョン!キモいのよゆきりんゆきりんってブルブル震えながら繰り返し繰り返し…」
キョン「そ、それは……!」
ハルヒ「……それは?…何よ?言ってごらんなさいよ、ホラぁ!!!」
キョン「う、うるせぇっ!!」
ハルヒ「何よバカキョン!!!不愉快だわ!!!」
バンッ!!
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:45:48.04:UpQahqWBO
その瞬間、教室はハルヒと俺だけになった。あたりはどんよりとした灰色、グレー。
ハルヒ「……あんたなんか嫌いよ!!!」ダッ
キョン「ま、まてっ!!ハルヒィ!!」
ハルヒを追いかけ教室を出る。すると窓ガラスの向こう、運動場に神人はいた
神人「エターナルフォースブリザードォォォォ!!!」
ハルヒ「いやあああああ!!!」
キョン「ハルヒィィィィ!!!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:53:09.68:UpQahqWBO
ハルヒ「ああっ!キョン、あたし!!」ガタガタ
キョン「エターナルフォースブリザードだ…」
キョン「相手は死ぬ」
ハルヒ「えっ!?」
神人「その通り」
神人「しかししんちゃんのエターナルフォースブリザードはしんちゃんエディション」
神人「我が愛情を寄せる対象にしんちゃんエディションのエターナルフォースブリザードを放った場合」
神人「対象は『しんちゃん』と愛情深く言えば、一時的に寒さから逃れられるのだ!」
キョン「デジャブッッ!!」
神人「ものは試し。言ってみるがよい」
神人「愛情深く『しんちゃん』。さあ」
神人「さん、はい!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 10:56:56.06:UpQahqWBO
ハルヒ「だ、だれがアンタなんか!!!」ガタガタ
ハルヒ「!」ブルルッ
キョン「ハルヒ、言え!」
ハルヒ「嫌よ!」ブルッ
キョン「言わなきゃ凍え死ぬぞ!!!」
ハルヒ「絶対に言わないわ!!」ブルブルブルブル
ハルヒ「舐めないでよね、わたしだって戦えるわ……」
キョン「!?」
ハルヒ「来たれ、唐揚げの力!!!」
キョン「……!?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:00:49.59:uTQlCzgf0
ハルヒ「平野綾、バーサス、唐揚げ」
ハルヒ「そこにあるマヨネーズとレモンと胡椒」
ハルヒ「油の回った冷えきった唐揚げもまた良し」
ハルヒ「行くわよ!本唱詠!!」
ハルヒ「私さ、この手のスレ(平野vsからあげ)でひとつ思うことがあるのよね。
それは、スレタイに“唐揚げ”と書いてるスレと“鳥から”と書いてあるスレとの二種類があるんだけど……
鳥からと書いてるスレの唐揚げは鳥のからあげであることは言うまでもないわ。
問題は、ただ“唐揚げ”としか書いてないスレなのよ
このからあげ、何の“唐揚げ”なのか?不思議よね!
『因みにこのスレは“唐揚げ”としか書いていないタイプのスレであり、なんのからあげなのかは明記されていない!』
にもかかわらず、スレタイの唐揚げは何の唐揚げなのか?という当然の疑問もなければ質問も無いままに、多くの者が唐揚げを選んでいる現状がある!
そして、この唐揚げを選んでいる者のおそらく殆ど全員が、アタマの中に “鳥のからあげ” をイメージし、チョイスしている物と思われるわ!
でも、冷静になってほしい。
今、貴方が選んだ唐揚げが“鳥から”である保証は何処にも無い!!!
今、あなたが選んだ“何の唐揚げかわからないその “唐揚げ” は、『平野vsからあげ』の平野綾よりも
本当に貴方が欲しかった からあげ ですか?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:13:38.43:UpQahqWBO
ハルヒ「ダークネス唐揚げフィンガーショット!!!」ズドドドド
キョン「おおお、ハルヒの指先から唐揚げが時速300キロの高速で射出されてゆく!」
神人「ぐわああぁぁぁぁぁ!!!」
キョン「効いてる!効いてるぞ、ハルヒッッ!!!」
ハルヒ「どぉだあ!!!」
ハルヒ「これでもっ!」
ハルヒ「これでも唐揚げを選ぶかあぁぁぁ!!!」ズドドドド
キョン(今2ちゃんねるで平野綾支持層は事実上壊滅してんだがなぁ……)
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:17:48.62:UpQahqWBO
神人「ぐはあッッ!!!」
ず、ずうううん……
キョン「た、倒したッッ!!!」
ハルヒ「キョン!見てた!?」
キョン「ああ!!」
ハルヒ「……」
キョン「凄かったじゃないかハルヒ!」
ハルヒ「……わかったの……」
キョン「え?」
ハルヒ「本当はすっごく怖かったのよバカキョンッッ!!!」ガシッ
ハルヒはそう叫びながら、俺に抱きついたんだ。
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:21:28.00:UpQahqWBO
キョン「あ、は、ハルヒ……」ブルブル
ハルヒ「黙って抱き締めなさい。男でしょ…///」
キョン「ぁ……」ブルブル
キョン(寒さが限界だ……)ブルブル
キョン「…ゅきりん……」
ハルヒ「えっ、何よ!?今何て!?」
キョン「いや、違う!!!」ポカポカ
ハルヒ「やだ、結婚しようなんて……」
キョン「へ?」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:27:22.30:UpQahqWBO
ハルヒが神人を唐揚げで倒した
そして、その恐怖の反動のせいかいつもより素直になったハルヒは俺に抱きついてきた
そのショックのせいか、俺まで素直になっちまったみたいだ。「結婚しよう」。言ってしまった。ずっと胸に秘めてたその言葉を
ハルヒ「嬉しい……」
キョン「え?え?」
キョン「なにこれ?」
ハルヒ「わたしもずっと愛してたの」
ハルヒ「俺君の事っ!!」ギュー
俺「よせよ、ハルヒ。……青空が僕たちを見ている……」
ハルヒ「俺君……///」
キョン「」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:32:53.83:kZgQ+yym0
キョン「」
長門「二人は幸せになる」
長門「そろそろ時間」
長門「…抱いてくれる?」
そんな会話をする二人を尻目に幸せな未来へ歩き出す俺とハルヒ。きっと君は僕を世界で一番幸せにしてくれる。
だからハルヒ、俺もお前を世界で一番幸せにするからな……
愛してるぜ、ハルヒ!!!
キョン「」
キョン「」
長門「…抱いて」
キョン「OK!!!」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:35:11.95:hhD2eIkvO
長門「…抱いて」
完
俺とハルヒの幸せなそのあと書こうか?よければ書くよ。いや、お前らだって見たいだろ?遠慮すんなヨ!!
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:37:52.68:UpQahqWBO
長門「」パタン
ハルヒ「今日の団活は終了!」
長門「」クイクイ
キョン「な、なんだ?長門……」
長門「話がある。私のマンションまで来て」
キョン(まさか、続き、じゃないよな…)
長門「来て」
キョン「わ、わかった」
キョン「おじゃまします」
長門「話がある」
キョン「はい、どぉぞぉ!」
長門「私は、新しい力を手に入れた」
キョン「…新しい力?」
長門「永遠の終焉、出口の無い明けの明星。」
キョン(出口の無い明けの明星…?)
長門「ゆきりんのゆきりんが世界を一変させ」
長門「その凍土は地球はおろか全宇宙を包み込む恐怖の絶対零度」
キョン「長門…さん?」
長門「やがてエデンをも巻き込む凍えた津波は」
キョン「長門?長門!?」
長門「神デウスさえ氷結の彼方、黄泉を彷徨う…!」
キョン「長門!?」
長門「喰らえ、狂暴なる氷の精霊!!エターナルフォースブリザードォォォォ!!!!!!」
キョン「長門さぁぁぁぁん!!!?」
キョン「か、体があぁっ!」
長門「寒い?」
キョン「な、長門…なな、何をしたっっ!!」ガタガタ
長門「エターナルフォースブリザード」
長門「相手は死ぬ」
キョン「!」
長門「しかしゆきりんのエターナルフォースブリザードはゆきりんエディション」
長門「私が愛情を寄せる対象にゆきりんエディションのエターナルフォースブリザードを放った場合」
長門「対象は『ゆきりん』と愛情深く言えば、一時的に寒さから逃れられる」
キョン「馬鹿なッッ!!」
長門「ものは試し。言ってみて」
長門「愛情深く『ゆきりん』。さあ」
長門「さん、はい」
キョン「バカ野郎!ふざけてないで早く元に戻してくれっ!!!」ガタガタガタガタ
キョン「さぶぐで死ぬ……」ガタガタ
長門「……」
長門「さん、はい」
キョン「……ゅきりん……」
長門「そう、その調子」
キョン「…ゆきりん」ホカホカ
長門「もっと」
キョン「ゆ、ゆきりん……」ポカポカ
キョン「あ、暖かい……」
長門「ぽかぽかするでしょ?」
長門「ふふ……」
キョン「な、長門も笑うんだな……」
長門「ゆきりん」
キョン「ば、馬鹿!」
キョン「う、また寒くなってきた」ブルッ
長門「ほら、言う」
キョン「ううっ」
キョン「ゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんゆきりんっっ!!!!」
長門「」ジーン
キョン「あ、ぽかぽかする……」
ポカポカ言いたかっただけちゃうんかと
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 09:49:01.40:UpQahqWBO長門「しかし、ゆきりんではゆきりんエディションエターナルフォースブリザードを破る事はできない」
長門「私の凍えた子宮にあなたの暖かいモノを注ぎ込んでこそゆきりんエディションエターナルフォースブリザードは破られる」
長門「そう、わたしの処女膜とともに」フッ
キョン「何言ってんですか長門さん!?うっ、また寒くなってきた!ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
キョン「ふうっ、いいか長門!そんな事は言わずにこの術を解け!何でこんな……」
長門「…抱いて?」
キョン「……あああ!あああ!ああああああぁ!!」ダダダッ
長門「チッ」
夜キョン宅
キョン「zzz」
キョン「zzz」
キョン「zzz」ブルッ
キョン「ああっ!ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
キョン「くっ、まともに眠れん……」
キョン「zzz」
キョン「zzz」ブルッ
キョン「ゆきりん!ゆきりんっ!!!」ホカホカ
キョン妹(キョンくん発情期~///)
キョン「くそ、マトモに寝れなかったぜ……」ブルッ
キョン「くっ、ゆきりんっ!」
キョン妹(キョン君が朝起きてる!?いや、朝までゆきりんタイムだったの!?)
キョン「くそぉ長門っ!なんで俺をこんな目に!」
キョン「なんとか今日中に元に戻してもらわなくては俺の体がもたん……」
キョン「長門に早目に学校に来るように連絡しよう……」ピッピッ
キョン妹(キョン君……)
長門「///」ソワソワ
キョン「…なんだ、その態度は?」
長門「愛しの彼に呼び出されて何があるのか何をされるのか何をされちゃうのかそんな期待する乙女のポーズ///」
キョン(くっ、可愛い!って違うッッ!!!)
キョン「なが…」ブルッ
キョン「ゆきりん!ゆきりん!」ホカホカ
長門「なあに、キョン君」
キョン(キョン君!?いや、違うッッッッ!!!)
キョン「長門っ!俺の体を元に戻せ!!今すぐにだッッ!!!!」
長門「わ、わかった///」
そう言ってスカートをまくりあげ、こちらにお尻をつきだす長門。そして、その指で薄いブルーのパンツから長門の長門を覗かせようとする長門
キョン「ちょっとまったああぁぁぁあっ!!!」
長門「心配ない、遮蔽フィールドは展開している。誰にも見られはしない///」
キョン「そういう問題じゃない!」
長門「しかしオーガズムという未経験の状況下において遮蔽フィールドを展開しきれるかは不明///」
長門「でも、ゆきりんがんばる。出来るだけ遮蔽フィールドを維持するから……///」
キョン「もう一度言います。そういう問題じゃないッッ!!」
長門「さぁ早く。あなたの術を解いてあげる……」
キョン「ああああああ!!!」
キーンコーンカーンコーン
ハルヒ「おはようキョン!珍しいわね~、アンタが早く来てるなんて!」
キョン「ちょっとな……」
ハルヒ「そうそう、今度の不思議探索ね……」
キョン「」ブルッ
キョン「」ガタガタ
ハルヒ「ど、どうしたのキョン!?」
キョン「と、トイレだ!」ガタッ
長門(>>34その通り。ここでこの書き手の書きたいことは終わった。しかしわたしという個体の望みは……)
ガチャッ
長門「来た」
キョン「……」
キョン「あの、ここ男子便所なんですけど……」
長門「ゆきりんに不可能は無い」
キョン「意味わからないです」
キョン「くっ…いい加減……」ブルブルッ
キョン「ゆ、ゆきりん!ゆきりんっ!!」ホカホカ
長門「意地を張らないで」
キョン「ケツを出すな!!」
長門「チッ」
長門「一つ言い忘れた事がある」
キョン「?」
長門「『ゆきりん』の効果は徐々に薄くなる」
キョン「なん…だと…!?」
長門「あなたは明日の太陽を拝めない。今日中にあなたは死ぬことになる」
キョン「そ、そんな……」
長門「団活後、時間を取っておく」
長門「それまでに身の振り方を考えて」
ハルヒ「ちょっとキョン!!」
ハルヒ「あんた授業中小声で何言ってんのよ!!!」
キョン「う、うるせぇっ」ガタガタ
ハルヒ「…ゆ、ゆきりんって、まさか有希の事じゃ無いでしょうね!!!」
キョン「馬鹿、違う!」
ハルヒ「うっさいバカキョン!キモいのよゆきりんゆきりんってブルブル震えながら繰り返し繰り返し…」
キョン「そ、それは……!」
ハルヒ「……それは?…何よ?言ってごらんなさいよ、ホラぁ!!!」
キョン「う、うるせぇっ!!」
ハルヒ「何よバカキョン!!!不愉快だわ!!!」
バンッ!!
その瞬間、教室はハルヒと俺だけになった。あたりはどんよりとした灰色、グレー。
ハルヒ「……あんたなんか嫌いよ!!!」ダッ
キョン「ま、まてっ!!ハルヒィ!!」
ハルヒを追いかけ教室を出る。すると窓ガラスの向こう、運動場に神人はいた
神人「エターナルフォースブリザードォォォォ!!!」
ハルヒ「いやあああああ!!!」
キョン「ハルヒィィィィ!!!」
ハルヒ「ああっ!キョン、あたし!!」ガタガタ
キョン「エターナルフォースブリザードだ…」
キョン「相手は死ぬ」
ハルヒ「えっ!?」
神人「その通り」
神人「しかししんちゃんのエターナルフォースブリザードはしんちゃんエディション」
神人「我が愛情を寄せる対象にしんちゃんエディションのエターナルフォースブリザードを放った場合」
神人「対象は『しんちゃん』と愛情深く言えば、一時的に寒さから逃れられるのだ!」
キョン「デジャブッッ!!」
神人「ものは試し。言ってみるがよい」
神人「愛情深く『しんちゃん』。さあ」
神人「さん、はい!」
ハルヒ「だ、だれがアンタなんか!!!」ガタガタ
ハルヒ「!」ブルルッ
キョン「ハルヒ、言え!」
ハルヒ「嫌よ!」ブルッ
キョン「言わなきゃ凍え死ぬぞ!!!」
ハルヒ「絶対に言わないわ!!」ブルブルブルブル
ハルヒ「舐めないでよね、わたしだって戦えるわ……」
キョン「!?」
ハルヒ「来たれ、唐揚げの力!!!」
キョン「……!?」
無限唐揚げキター
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:07:03.35:UpQahqWBOハルヒ「平野綾、バーサス、唐揚げ」
ハルヒ「そこにあるマヨネーズとレモンと胡椒」
ハルヒ「油の回った冷えきった唐揚げもまた良し」
ハルヒ「行くわよ!本唱詠!!」
ハルヒ「私さ、この手のスレ(平野vsからあげ)でひとつ思うことがあるのよね。
それは、スレタイに“唐揚げ”と書いてるスレと“鳥から”と書いてあるスレとの二種類があるんだけど……
鳥からと書いてるスレの唐揚げは鳥のからあげであることは言うまでもないわ。
問題は、ただ“唐揚げ”としか書いてないスレなのよ
このからあげ、何の“唐揚げ”なのか?不思議よね!
『因みにこのスレは“唐揚げ”としか書いていないタイプのスレであり、なんのからあげなのかは明記されていない!』
にもかかわらず、スレタイの唐揚げは何の唐揚げなのか?という当然の疑問もなければ質問も無いままに、多くの者が唐揚げを選んでいる現状がある!
そして、この唐揚げを選んでいる者のおそらく殆ど全員が、アタマの中に “鳥のからあげ” をイメージし、チョイスしている物と思われるわ!
でも、冷静になってほしい。
今、貴方が選んだ唐揚げが“鳥から”である保証は何処にも無い!!!
今、あなたが選んだ“何の唐揚げかわからないその “唐揚げ” は、『平野vsからあげ』の平野綾よりも
本当に貴方が欲しかった からあげ ですか?」
ハルヒ「ダークネス唐揚げフィンガーショット!!!」ズドドドド
キョン「おおお、ハルヒの指先から唐揚げが時速300キロの高速で射出されてゆく!」
神人「ぐわああぁぁぁぁぁ!!!」
キョン「効いてる!効いてるぞ、ハルヒッッ!!!」
ハルヒ「どぉだあ!!!」
ハルヒ「これでもっ!」
ハルヒ「これでも唐揚げを選ぶかあぁぁぁ!!!」ズドドドド
キョン(今2ちゃんねるで平野綾支持層は事実上壊滅してんだがなぁ……)
神人「ぐはあッッ!!!」
ず、ずうううん……
キョン「た、倒したッッ!!!」
ハルヒ「キョン!見てた!?」
キョン「ああ!!」
ハルヒ「……」
キョン「凄かったじゃないかハルヒ!」
ハルヒ「……わかったの……」
キョン「え?」
ハルヒ「本当はすっごく怖かったのよバカキョンッッ!!!」ガシッ
ハルヒはそう叫びながら、俺に抱きついたんだ。
キョン「あ、は、ハルヒ……」ブルブル
ハルヒ「黙って抱き締めなさい。男でしょ…///」
キョン「ぁ……」ブルブル
キョン(寒さが限界だ……)ブルブル
キョン「…ゅきりん……」
ハルヒ「えっ、何よ!?今何て!?」
キョン「いや、違う!!!」ポカポカ
ハルヒ「やだ、結婚しようなんて……」
キョン「へ?」
ハルヒが神人を唐揚げで倒した
そして、その恐怖の反動のせいかいつもより素直になったハルヒは俺に抱きついてきた
そのショックのせいか、俺まで素直になっちまったみたいだ。「結婚しよう」。言ってしまった。ずっと胸に秘めてたその言葉を
ハルヒ「嬉しい……」
キョン「え?え?」
キョン「なにこれ?」
ハルヒ「わたしもずっと愛してたの」
ハルヒ「俺君の事っ!!」ギュー
俺「よせよ、ハルヒ。……青空が僕たちを見ている……」
ハルヒ「俺君……///」
キョン「」
俺「なにこれ?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:34:00.91:UpQahqWBOキョン「」
長門「二人は幸せになる」
長門「そろそろ時間」
長門「…抱いてくれる?」
そんな会話をする二人を尻目に幸せな未来へ歩き出す俺とハルヒ。きっと君は僕を世界で一番幸せにしてくれる。
だからハルヒ、俺もお前を世界で一番幸せにするからな……
愛してるぜ、ハルヒ!!!
キョン「」
キョン「」
長門「…抱いて」
キョン「OK!!!」
唐揚げ食べ放題な嫁か…
コレステロール値が上がるな…
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 11:36:18.82:UpQahqWBOコレステロール値が上がるな…
長門「…抱いて」
完
俺とハルヒの幸せなそのあと書こうか?よければ書くよ。いや、お前らだって見たいだろ?遠慮すんなヨ!!
見てくれてありがとうな。
愛してるぜお前ら!!!
愛してるぜお前ら!!!
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