- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:33:58.48:PJ81Ig2k0
ゆいのへや!
唯「あれ?消しゴムどこやったかなあ?」ゴソゴソ
唯「…見つかんないや。もう、人が珍しく勉強してやろうと思ったのに!」プンスカ
唯「まあいいや。憂のを借りよう」
唯「ういー、消しゴム借りてくよー」
憂「わかったよー。終わったらちゃんと返してねー」
唯「は~い」タタタッ

【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」

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【東方】ルックス100点の文ちゃん

【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:36:03.56:PJ81Ig2k0
ういのへや!
唯「消しゴム消しゴム~、っと♪」ゴソゴソ
唯「お、あったあったー」
唯「そうだ、ついでに…」ゴソゴソ
唯「やっぱりあった。もう、憂ったらまた人のパンツ勝手に持ち出して…」プンプン
唯「全部返してもらおう」ゴソゴソ
唯「あれ?クローゼットの奥に何かある…」
唯「なんだろ…?」ゴソゴソ
唯「…」
唯「なんと」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:38:59.91:PJ81Ig2k0
マックスバーガー!
唯「というわけで、憂の部屋からペニパンが出てきました!」チューチュー
律「へー」モグモグ
唯「なのでりっちゃん助けてください!」チューチュー
律「憂ちゃん唯のパンツなんか持ってって何に使うんだろうなぁ」モグモグ
唯「むー、真面目に聞いてよ!私は本当に困ってるんだよ!」チューチュー
律「真面目に聞いた上でそこが一番気になったんだけど。あと真面目な話ならシェイク吸いながら言うなよ」
唯「いちご味だよ!」フンス
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:41:49.39:PJ81Ig2k0
律「もしかして何かと見間違えたんじゃないの?私には憂ちゃんが…、その…」
唯「ペニパンのこと?」
律「大きい声で言うな!と、とにかく憂ちゃんがそんなの持ってるなんて信じらんないよ」
唯「見間違いじゃないよ!だってこの前もムギちゃんの家で同じの見たもん!」ムスッ
律「ムギさん何してはるんすか」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:44:25.02:PJ81Ig2k0
唯「この前ムギちゃんが風邪ひいて、家までプリントを届けに行った時の話なんだけどね」
律「そういやそんなこともあったな」
唯「応接間に案内されて待ってたら、全裸にペニパン姿のムギちゃんが扉を開けて入ってきたの」
唯「『私、友達をレイプするのが夢だったの~』って言ってさ」
律「される側にとっては悪い夢以外の何物でもないな」
唯「さすがに私も怖くなったから急いで逃げて帰ったよ」
律「うんうん、唯は賢い子だな」ナデナデ
唯「えへへ~」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:47:13.39:PJ81Ig2k0
律「まあムギの奇行はいつものことだから置いといて…、憂ちゃんはなんでそんなもの持ってたんだろうな?」
唯「だからそんなものじゃなくてペニパンだってば」
律「だから大声でそんなこと言うなって言ってるだろ!少しは恥じらえよ女子高生!」
唯「きっと憂はペニパンを使って私をレイプするつもりなんだよ!」
律「もういいや」
唯「人のパンツを勝手に取っていくし、部屋の壁には私の写真がびっしり貼ってあるし」
唯「最近は何かと理由をつけてさわさわペロペロしてくるし、この前なんか晩ご飯に媚薬が入ってたんだよ!」
律「それは酷いな…、てか唯はそんなの盛られて大丈夫なの?」
唯「全然平気だったよ!おまたがすごいムズムズしたけど」フンス
律「だめじゃん」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:47:20.57:gF4Pbn6p0
唯「とにかく憂は私のことを狙ってるんだよ!これでりっちゃんも私のピンチっぷりがわかったでしょ?」
律「わかったようなわからんような…」
唯「というわけで、今晩りっちゃんの家に泊めてください」ペコリ
律「話を聞け。まあ別にいいけどさ」
唯「やったー!それでこそりっちゃんだよ!」バンザーイ
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:53:56.36:PJ81Ig2k0
律「でもさ、今日はうちに泊まってくとして…、明日からはどうするんだ?」
唯「へ?」
律「唯は憂ちゃんと会いたくないから私の家に泊まるんだろ?」
唯「うん。出来ればしばらくは憂と離れていたいよ」
律「学校はどうするんだよ」
唯「あ」
律「連絡なしで家に帰らなかったら憂ちゃんも心配してきっとクラスまで会いに来るぞ」
唯「それは…ずっとりっちゃんの家に引きこもってれば…」
律「うちの親や弟になんて説明すればいいんだよ…」
唯「あぅ…」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:57:11.75:PJ81Ig2k0
律「それにずっと唯を家に泊め続けるってわけにもいかないし」
律「他の誰かの家に泊まったとしても、そのうち憂ちゃんの耳に入ってくると思う」
律「やっぱり憂ちゃんから逃げるんじゃなくて話し合って解決しないと…」
唯「どうしようりっちゃん。私こんなこと初めてだから全然思いつかないよ…」
律「私もこんなアホみたいな相談初めてだよ…」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:00:14.76:PJ81Ig2k0
唯律「うーん……」
唯「…なにも思いつかないね」
律「やっぱり誰か呼んで一緒に考えてもらった方がいいな」
唯「だね」
律「澪…はあんまり役に立たなさそうだしなぁ」
唯「ムギちゃん…も今回はやめたほうがいいよね」
律「だな、どっちかって言うと憂ちゃんに味方しそうだ」
唯「おちんちんが生える薬とか持ってきて余計ややこしくなりそうだしね」
律「さすがにそれはないだろ。うーん…あっ!和なんてどうだ?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:03:07.48:PJ81Ig2k0
唯「和ちゃん?やめとこうよ」
律「どうして?」
唯「前に和ちゃんの家に泊まりに行った時の話なんだけどね」
唯「私がお風呂に入ってたら全裸にペニバン姿の和ちゃんが乱入してきたの」
律「またペニバンか。で、どうなったの?」
唯「ギリギリ窓から逃げられたよ。裸のまま泣きながら家に帰った。悲しい思い出だよ」
律「憂ちゃんにムギに和か…。唯はモテモテだな」ワハハ
唯「りっちゃんも澪ちゃんにレイプされてしまえばいいのに」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:06:03.88:PJ81Ig2k0
律「あと頼りになりそうなのは…、梓くらいか?」
梓「呼びました?」
律「うわぁ!?びっくりした!?」
唯「あ~、あずにゃんだ~!」ダキッ
梓「に゙ゃっ!?こ、こんなところでやめてください!!」ジタバタ
律「おっす梓。今日はどうしたんだ?」
梓「どうしたんだって…、お昼を買いに来ただけですよ。それよりお2人は何を話してたんですか?」
律「ちょうどよかった。実は…」
説明中!
梓「なるほど、つまり憂がやばいわけですね」
唯「あずにゃん助けてー」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:09:07.96:PJ81Ig2k0
律「梓はそんなに驚かないんだな」
梓「まぁ、クラスでいつも憂を見てますし…」
唯「あずにゃんは憂と同じクラスだもんねー」
律「なあ梓、憂ちゃんって普段はどんな感じなの?」
梓「それって学校で、ってことですか?」
律「そうそう。もしかしたら何か参考になるかなー、って思ってさ」
唯「そういえば私も学校での憂の様子はわからないかも」
梓「そういうことでしたら話しますけど…。唯先輩、怒らないでくださいね?」
唯「?どういうこと?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:11:55.25:PJ81Ig2k0
梓「えーっとですね…、学校での憂は基本的に唯先輩のことばっかり考えてます」
梓「携帯で唯先輩の写メを見てニヤニヤしたり、『お姉ちゃんお姉ちゃん』て呟いてニヤニヤしたり…」
唯「そこはいつもと変わらないね。普通だよ」
律「普通って一体何なんだろうな」
梓「あとは唯先輩のアルバムとかビデオとかを持ってきてクラスの友達に見せて回ったりとか…」
律「うわぁ…」
梓「とりあえず唯先輩のことばかり話してますね。昨日何味のアイス食べたとか、ごはんを何杯お代わりしたかとか…」
律「うーん、憂ちゃんのシスコンっぷりは伝わったけど、あまり解決策には結び付きそうにはないな…」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:14:44.66:PJ81Ig2k0
梓「あ、あと…」
唯「あと?」
梓「その…、唯先輩が今日何色のパンツ履いてるかとか、昨日1人で何回してたかとか…///」
唯「」
梓「それをクラスメイト全員に…///」
唯「」
梓「…唯先輩、1人でするなとは言わないですけど、その…、程々にした方が…///」
唯「こ、このエロにゃん!///」
梓「わ、私は聞きたくなかったんですよ!でも憂が耳元でタコが出来るくらいずっと言ってくるから…」
唯「タコにゃん!クズにゃん!ゴキにゃんにゃん!」
梓「あ、あんまりです!うえ~ん」ポロポロ
律「あんまりいじめてやるなよ…」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:17:35.18:PJ81Ig2k0
梓「……グスン。ところで今日は澪先輩とムギ先輩はいないんですか?」
唯「澪ちゃんは置いてきた。はっきり言ってこの戦いにはついてこれそうもない」
律「何の戦いだよ。ムギは前科持ちだから呼ばなかったよ。ついでに和もな」
梓「前科って…、2人は何をやらかしたんですか?」
唯「えっとね…」
説明中!
梓「強烈ですね」
唯「でしょー?たった2回だけど、おかげで私のハートはズタボロだよ」プンスカ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:20:22.98:PJ81Ig2k0
律「あれ?唯が襲われたのって2回だけなの?」
唯「うん、そうだよ。言わなかったっけ?」
律「なんというか…、2人ともやけにあっさりしてるなって思って…」
梓「それっておかしいですよね。2人とも1回ずつだけ襲って、あとはそれっきりなんですよ?」
律「和なんて近所に住んでるんだし、何度でも仕掛けてきそうなんだけど…」
唯「ムギちゃんも金に物を言わせてあの手この手で攻めてきそうだよね」
律「ひょっとして唯が気付いてないだけで、もう何度も夜這いを仕掛けてるとか…」
唯「さすがにそんなことされたら私だって気付くよー」
律「ですよねー」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:23:38.63:PJ81Ig2k0
梓「そうですよ。それにそんなことしてたら流石に憂も気付きますよ…(憂も…、憂…)」
唯「もしかして諦めたのかな?」
律「だったらなんで…」
梓「あっ!?」
唯「どうしたのあずにゃん?いきなり大きな声出して?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:26:20.94:PJ81Ig2k0
梓「唯先輩、2人に襲われたことって憂に話しました!?」
唯「うーん…、そういえばご飯食べてる時に話したかも…」
律「飯時に何話してるんだよ」
梓「やっぱり…。唯先輩、もしかしたらそのペニバン憂のじゃないのかもしれませんよ」
唯「?どういうこと?わざわざ誰かから借りてきたってこと?」
梓「違いますよ。とりあえず私の話を聞いてください」
唯「う、うん…」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:29:49.70:PJ81Ig2k0
梓「話を聞くところよると、ムギ先輩も和先輩もかなりの変態です」
律「今友達やめようか真剣に考えてるところだよ」
梓「おそらく最初の1回以外にも何度もレイp…コホン、襲撃を試みてると思います」
唯「ふぇ!?で、でも私そんなことされた覚えはないよ!?」
梓「そりゃそうです。何故ならそれらは全て失敗してるんですから」
律「それってどういう……あっ!」
梓「律先輩も気づいたようですね」
唯「ねえ、どういうことなの?早く教えてよ?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:32:52.96:PJ81Ig2k0
梓「通学路で、学校で、唯先輩の家で…。おそらく2人はいろんな場所で襲撃しようとしてきたのでしょう」
梓「しかしそれらが成功することはありませんでした。唯先輩のすぐ傍にいる、ある人物に邪魔されて…」
唯「…それってもしかして」
律「憂ちゃんだよ」
唯「あ…」
梓「憂は2人から唯先輩のことを守ってたんですよ。唯先輩を心配させないよう、気付かれないようにこっそりと」
梓「たぶんその時に2人からペニバンを没収したんでしょう。もう悪さをしないように」
律「そしてそれを見た唯は憂ちゃんの物だと勘違いしててしまった、と…」
唯「そうだったんだ…。ごめんね憂、私誤解してたよ…」グスッ
唯「ひどいお姉ちゃんだよね…、ほんとにごめんね…、うい…」ポロポロ
梓「大丈夫ですよ唯先輩。憂ならきっと許してくれます」
唯「そうだよね…。あずにゃんもさっきはごめんね」グスッ
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:37:15.63:PJ81Ig2k0
律「それにしても名推理だったな。さすがは次期部長!」
唯「まさに軽音部の頭脳!」パチパチパチ
梓「えっへん。とはいっても全部憶測ですから、真相は憂に聞かないとわからないんですけどね」
唯「きっとそれが正解だよー。ていうか正解じゃないと私が困る」
律「ところで名探偵」
梓「はい?」
律「水を差すようで悪いんだけど、どれじゃあ憂ちゃんの普段の変態っぷりはどう説明するのかなー、って…」
梓「あ…」
律「…」
唯「…」
梓「…」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:40:58.81:PJ81Ig2k0
梓「と、とりあえず憂に真相を聞いてみましょう!」
律「おい逃げんな」
梓「唯先輩、ちょっと憂の携帯にかけてもらっていいですか?」
唯「う、うん。いいよ」ピッピッピッ
p
憂『もしもし、お姉ちゃん?』ピッ
律「速っ!」
憂『お部屋に飲み物持っていったらいないんだもん。心配したんだよ』
唯「あのね、憂…」
憂『なあにお姉ちゃん?』
唯「実は…」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:44:55.95:PJ81Ig2k0
説明中!
憂『…やっぱりお姉ちゃん見ちゃったんだね』
唯「ご、ごめんね憂…、それでね…」
唯「本当のことを教えて欲しいんだけど…、いいかな…?」
憂『…』
憂『…梓ちゃんの言う通り、2人を追い払ったことは何度かあるよ』
憂『一昨日も和さんがペニバン履いてお姉ちゃんの部屋の窓に張り付いてたし』
憂『お姉ちゃんに心配かけたくなくってずっと黙ってたんだけど…』
律「和ってヤモリか何かなの?」
梓「軽くホラーですね」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:47:13.49:gF4Pbn6p0
唯「今の話、本当…?」
憂『うん、本当だよ。だから安心して』
唯「…グスッ、よかったー!」ポロポロ
憂『お姉ちゃん?!大丈夫?!』
唯「うわーんうわーん」ポロポロ
律「ほら唯、憂ちゃん困ってるぞ?ちょっと電話貸して」
唯「うん…」グスッ
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:51:12.04:PJ81Ig2k0
律「もしもし憂ちゃん?」
憂『あ、律さんこんにちは』
律「実はかくかくしかじかで…、唯からいきなり憂ちゃんにレイプされるー、って相談されてさ」
憂『そうだったんですか…。もう、いくらなんでもそんなことするわけないですよ』
律「あはは、ごめんごめん…、だってさ唯」
唯「うえ~ん」ポロポロ
梓「よかったですね唯先輩」ナデナデ
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:55:24.17:PJ81Ig2k0
憂『あのペニバンはお姉ちゃんに履いてもらうんですよ』
唯律梓「……はい?」
憂『ほら、私ずっと前からお姉ちゃんとひとつになりたいって言ってたじゃないですか』
梓「いや、ほらって言われても…」
憂『そんな時に屋根裏に潜んでたムギさんにペニバンの話を教えてもらって、これだ!って思ったんです』
憂『ムギさんは『姉妹仲良しが一番だから』って言ってお姉ちゃんに手を出さないと約束してくれましたし…』
憂『私たちがもっと仲良くなれるよう協力するとも言ってくれたんです』
律「ムギさん仕事しすぎだろ」
憂『それに私たちのために特製のペニバンまで用意してくれたんですよ。よかったねお姉ちゃん!』
唯「ちっともよくないです」
憂『でもお姉ちゃんって痛いの嫌いじゃないですか』
憂『だから代わりにお姉ちゃんに私を貫いてもらうことにしたんです!』フンス
憂『お姉ちゃんと同じベッドでお姉ちゃんのぬくもりを感じながらお姉ちゃんのお姉ちゃんをお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんおね以下略」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:57:57.13:gF4Pbn6p0
唯「…りっちゃん、ちょっと代わって」
律「…うん」
唯「……うい」
憂『どうしたのお姉ちゃん?』
唯「今までお世話になりました」ピッ
律「…」
梓「…」
唯「…」
律「…とりあえず私の家に行こうか?」
唯「…うん」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:03:55.89:Wx6Lr1A70
たいなかけ!
律「ただいま…」
唯梓「おじゃまします…」
聡「あ、姉ちゃんお帰り…、ってなんでみんな揃って暗い顔してんの?葬式?」
律「まあ、ある意味葬式かな…」
唯「私の知ってる憂は死んだ!何故だ!」
梓「シスコンだからさ…」
律「聡、私ら部屋で話してるから…」
聡「う、うん…」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:06:18.81:Wx6Lr1A70
りつのへや!
律「さて、唯の貞操が憂ちゃんによってマジでやばいわけで…」
梓「あのままハッピーエンドで終わってたらどんなによかったことか…」
唯「もう駄目だよ、憂は狂ってるんだよ。だって本当はクレイジーだよ」
唯「ていうかあずにゃんの推理全然違うじゃん!何が軽音部の頭脳だよ!」
梓「うう…、すみません…」
唯「なんであんなへっぽこな推理をしたの!」
梓「私も最初はこれは違うかも、って思ってたんです。でも推理してみたら結構辻褄があってて…」グスッ
梓「先輩たちもなんか納得してくれて…、そしたら自分が名探偵になったような気がして…」ヒック
梓「それで私かっこいいかも、ってなって…、舞い上がっちゃって…、気付いたら普段の憂はそっちのけで…」ポロポロ
唯「このばかにゃん!アホにゃん!ダメにゃんにゃん!」
梓「私も澪先輩みたいにクールビューティーって呼ばれたかったんですー」ウワーン
律「だから梓を泣かすなってば…」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:09:41.26:YCPhmdpN0
聡「姉ちゃん、ちょっといい?」コンコン ガチャ
律「なんだ聡?今忙しいんだ、飴ちゃんやるからあっちいけ」シッシッ
聡「いらないよそんなの…。じゃなくてお客さんだよ」
律「お客?」
憂「どうも」ペコリ
唯「うわああああああああああああああ!!??」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:10:54.97:YCPhmdpN0
梓「唯先輩!?」
唯「もうやだぁぁあああああああ!!!妹に犯されるぅぅうううううう!!!」
憂「お姉ちゃん落ち着いて!」
梓「憂はまずその右手のペニバンを早くどうにかして!!」
聡「姉ちゃん、ペニバンって何?」
憂「ペニバンっていうのはね…」
律「お願いだからお前らうちの弟に変なこと教えないで!」
梓「そ、そうですね!とりあえず外に…」
律「それもやめて!近所の人に田井中さんの娘さんには碌な友達がいないって思われちゃう!」
唯「ひどいよりっちゃん!」
憂「そうですよ!」
律「ならペニバン言うな!持ってくんな!あと聡は部屋から出てけ!」
聡「う、うん…」ガチャ
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:17:24.76:Wx6Lr1A70
律「はあ…はあ…」
唯「りっちゃん落ち着いた?」
律「ああ、てか唯も落ち着いたんだな」
唯「えへへ、思いっきり叫んだらなんかすっきりしちゃった」
憂「お姉ちゃん…」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:21:34.85:Wx6Lr1A70
唯「う、憂!?一体何の用なの!?」
憂「お姉ちゃん!私の話を聞いて!」
唯「い、嫌だよ!憂の言うことなんか聞けないよ!」
梓「唯先輩ちょっとくらい聞いてあげても…」
唯「絶対聞くもんか!そうやって隙を作ってその硬く鋭いそれでズブリと貫くつもりなんでしょ!」
憂「これが悪いんだね…。だったらこんなもの…、えいっ!!」パリーン
唯「ペニバンを…投げ捨てた…?!」
律「割れたガラスは誰が片付けるんだろう。あとご近所さんへの説明も」
梓「道路の真ん中にペニバンってかなりシュールですね」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:23:03.48:YCPhmdpN0
憂「ふぅ…。お姉ちゃん、これで話を聞いてくれる?」
唯「でも憂…、あのペニバン捨てちゃってもよかったの?」
憂「うん、だってあれはもう必要ないから…」
律「ていうかそれムギのじゃん」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:27:40.79:Wx6Lr1A70
憂「…今までずっとお姉ちゃんと一緒に暮らしてて、何をするのもお姉ちゃんと一緒で…」
憂「好きなことも嫌いなことも、考えてることも一緒で」
憂「私お姉ちゃんのことならなんでもわかってるつもりだったんだ。私とお姉ちゃんは全部一緒だったから」
憂「だから今回のことも勘違いしてたんだと思う」
憂「私はお姉ちゃんがこんなに好きなんだから、お姉ちゃんも同じくらい私を好きなはずだって…」
憂「でも本当は一方的に私の気持ちを押し付けてるだけで、お姉ちゃんのことなんか全然考えてなくて」
憂「お姉ちゃんはそんなこと望んでなかったんだよね」
唯「うん…」
憂「さっきの電話の後で気づいたんだ。大切なのはペニバンなんかでの繋がりなんかじゃない」
憂「今までのような姉妹で心で繋がりあえるような関係なんだって」
唯「うい…」
憂「本当にごめんねお姉ちゃん!許されることじゃないと思うけど謝らせて!」ペコリ
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:30:38.99:Wx6Lr1A70
唯「…私は料理も勉強も全然ダメで…、何をするにも憂に助けられてばっかりで…」
唯「お姉ちゃんとしては最低なのに、それでも憂はいつも優しくしてくれて…」
唯「私やっぱり憂のお姉ちゃんでいたいよ!憂と一緒がいい!」ポロポロ
憂「お姉ちゃん…」ウルウル
唯「ういー!」ダキッ
憂「お姉ちゃーん!」ダキッ
梓「一件落着みたいですね」
律「まあ色々あったけど仲直り出来てよかったよ」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:31:57.51:6dPWRsF7P
ひらさわけ!
唯「おお~、今晩はごちそうだね~」
憂「お姉ちゃんとの仲直りの記念だもん。たくさん作っちゃった」
唯「どれどれ…、うまい!」テーレッテレー
憂「お姉ちゃん、これも食べて」アーン
唯「モグモグ…う~ん、美味しいものがいっぱいで幸せだよー」
憂「よかったねお姉ちゃん!」
唯「えへへ~………」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:34:42.25:qeM6fExLP
唯「………はっ!」
唯「いつの間にか寝てた…」
唯「…なんで私縛られてるんだろう?」
憂「お姉ちゃん入るよー」コンコン
唯「あ、憂!なんで私縛られてるn……なんで憂におちんちんが生えてるの?」
憂「ムギさんにもらった薬を飲んだんだよ」
憂「だから言ってたでしょ?ペニバンなんか必要ないって」
唯「話が見えない」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:37:03.71:+82DZ5e+0
憂「ムギさんに電話した時に教えてもらったんだ」
憂「お姉ちゃんの望みは心と体の繋がりだって」
憂「だからペニバンなんかよりこっちのほうが喜ぶはずだって」
唯「なんてこったい」
憂「…これでやっとひとつになれるね、お姉ちゃん…」
唯「や、ちょ、待っ………、アッー!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:41:19.14:Wx6Lr1A70
みおのへや!
律「……てな感じで大変だったんだよ。私の部屋の窓も割れたまんまだしさー」
澪「それでうちに泊まりに来たのか…」
律「そうそう♪今夜はよろしくねん♪」
澪「はいはい。あ、何か飲み物でもでも持ってくるよ」
律「お、気がきくねー。きっと澪はいいお嫁さんになるぞー!」
澪「茶化すな」ポカッ
律「イテテ…さて、澪も行ったことだし、久しぶりに澪ちゃんのお部屋の探索でもして遊びますかね」ゴソゴソ
律「ん…?うわこれ私のパンツじゃん!合宿の時にでも混ざったのかなあ?」
律「あれ?まだ奥に何かある…」ゴソゴソ
律「…」
律「なんと」
紬「おしまい!」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:43:11.11:jwwTH9pd0
ういのへや!
唯「消しゴム消しゴム~、っと♪」ゴソゴソ
唯「お、あったあったー」
唯「そうだ、ついでに…」ゴソゴソ
唯「やっぱりあった。もう、憂ったらまた人のパンツ勝手に持ち出して…」プンプン
唯「全部返してもらおう」ゴソゴソ
唯「あれ?クローゼットの奥に何かある…」
唯「なんだろ…?」ゴソゴソ
唯「…」
唯「なんと」
マックスバーガー!
唯「というわけで、憂の部屋からペニパンが出てきました!」チューチュー
律「へー」モグモグ
唯「なのでりっちゃん助けてください!」チューチュー
律「憂ちゃん唯のパンツなんか持ってって何に使うんだろうなぁ」モグモグ
唯「むー、真面目に聞いてよ!私は本当に困ってるんだよ!」チューチュー
律「真面目に聞いた上でそこが一番気になったんだけど。あと真面目な話ならシェイク吸いながら言うなよ」
唯「いちご味だよ!」フンス
律「もしかして何かと見間違えたんじゃないの?私には憂ちゃんが…、その…」
唯「ペニパンのこと?」
律「大きい声で言うな!と、とにかく憂ちゃんがそんなの持ってるなんて信じらんないよ」
唯「見間違いじゃないよ!だってこの前もムギちゃんの家で同じの見たもん!」ムスッ
律「ムギさん何してはるんすか」
唯「この前ムギちゃんが風邪ひいて、家までプリントを届けに行った時の話なんだけどね」
律「そういやそんなこともあったな」
唯「応接間に案内されて待ってたら、全裸にペニパン姿のムギちゃんが扉を開けて入ってきたの」
唯「『私、友達をレイプするのが夢だったの~』って言ってさ」
律「される側にとっては悪い夢以外の何物でもないな」
唯「さすがに私も怖くなったから急いで逃げて帰ったよ」
律「うんうん、唯は賢い子だな」ナデナデ
唯「えへへ~」
律「まあムギの奇行はいつものことだから置いといて…、憂ちゃんはなんでそんなもの持ってたんだろうな?」
唯「だからそんなものじゃなくてペニパンだってば」
律「だから大声でそんなこと言うなって言ってるだろ!少しは恥じらえよ女子高生!」
唯「きっと憂はペニパンを使って私をレイプするつもりなんだよ!」
律「もういいや」
唯「人のパンツを勝手に取っていくし、部屋の壁には私の写真がびっしり貼ってあるし」
唯「最近は何かと理由をつけてさわさわペロペロしてくるし、この前なんか晩ご飯に媚薬が入ってたんだよ!」
律「それは酷いな…、てか唯はそんなの盛られて大丈夫なの?」
唯「全然平気だったよ!おまたがすごいムズムズしたけど」フンス
律「だめじゃん」
ムギさんは夢がたくさんありますな
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 22:50:23.41:PJ81Ig2k0唯「とにかく憂は私のことを狙ってるんだよ!これでりっちゃんも私のピンチっぷりがわかったでしょ?」
律「わかったようなわからんような…」
唯「というわけで、今晩りっちゃんの家に泊めてください」ペコリ
律「話を聞け。まあ別にいいけどさ」
唯「やったー!それでこそりっちゃんだよ!」バンザーイ
律「でもさ、今日はうちに泊まってくとして…、明日からはどうするんだ?」
唯「へ?」
律「唯は憂ちゃんと会いたくないから私の家に泊まるんだろ?」
唯「うん。出来ればしばらくは憂と離れていたいよ」
律「学校はどうするんだよ」
唯「あ」
律「連絡なしで家に帰らなかったら憂ちゃんも心配してきっとクラスまで会いに来るぞ」
唯「それは…ずっとりっちゃんの家に引きこもってれば…」
律「うちの親や弟になんて説明すればいいんだよ…」
唯「あぅ…」
律「それにずっと唯を家に泊め続けるってわけにもいかないし」
律「他の誰かの家に泊まったとしても、そのうち憂ちゃんの耳に入ってくると思う」
律「やっぱり憂ちゃんから逃げるんじゃなくて話し合って解決しないと…」
唯「どうしようりっちゃん。私こんなこと初めてだから全然思いつかないよ…」
律「私もこんなアホみたいな相談初めてだよ…」
唯律「うーん……」
唯「…なにも思いつかないね」
律「やっぱり誰か呼んで一緒に考えてもらった方がいいな」
唯「だね」
律「澪…はあんまり役に立たなさそうだしなぁ」
唯「ムギちゃん…も今回はやめたほうがいいよね」
律「だな、どっちかって言うと憂ちゃんに味方しそうだ」
唯「おちんちんが生える薬とか持ってきて余計ややこしくなりそうだしね」
律「さすがにそれはないだろ。うーん…あっ!和なんてどうだ?」
唯「和ちゃん?やめとこうよ」
律「どうして?」
唯「前に和ちゃんの家に泊まりに行った時の話なんだけどね」
唯「私がお風呂に入ってたら全裸にペニバン姿の和ちゃんが乱入してきたの」
律「またペニバンか。で、どうなったの?」
唯「ギリギリ窓から逃げられたよ。裸のまま泣きながら家に帰った。悲しい思い出だよ」
律「憂ちゃんにムギに和か…。唯はモテモテだな」ワハハ
唯「りっちゃんも澪ちゃんにレイプされてしまえばいいのに」
律「あと頼りになりそうなのは…、梓くらいか?」
梓「呼びました?」
律「うわぁ!?びっくりした!?」
唯「あ~、あずにゃんだ~!」ダキッ
梓「に゙ゃっ!?こ、こんなところでやめてください!!」ジタバタ
律「おっす梓。今日はどうしたんだ?」
梓「どうしたんだって…、お昼を買いに来ただけですよ。それよりお2人は何を話してたんですか?」
律「ちょうどよかった。実は…」
説明中!
梓「なるほど、つまり憂がやばいわけですね」
唯「あずにゃん助けてー」
律「梓はそんなに驚かないんだな」
梓「まぁ、クラスでいつも憂を見てますし…」
唯「あずにゃんは憂と同じクラスだもんねー」
律「なあ梓、憂ちゃんって普段はどんな感じなの?」
梓「それって学校で、ってことですか?」
律「そうそう。もしかしたら何か参考になるかなー、って思ってさ」
唯「そういえば私も学校での憂の様子はわからないかも」
梓「そういうことでしたら話しますけど…。唯先輩、怒らないでくださいね?」
唯「?どういうこと?」
梓「えーっとですね…、学校での憂は基本的に唯先輩のことばっかり考えてます」
梓「携帯で唯先輩の写メを見てニヤニヤしたり、『お姉ちゃんお姉ちゃん』て呟いてニヤニヤしたり…」
唯「そこはいつもと変わらないね。普通だよ」
律「普通って一体何なんだろうな」
梓「あとは唯先輩のアルバムとかビデオとかを持ってきてクラスの友達に見せて回ったりとか…」
律「うわぁ…」
梓「とりあえず唯先輩のことばかり話してますね。昨日何味のアイス食べたとか、ごはんを何杯お代わりしたかとか…」
律「うーん、憂ちゃんのシスコンっぷりは伝わったけど、あまり解決策には結び付きそうにはないな…」
梓「あ、あと…」
唯「あと?」
梓「その…、唯先輩が今日何色のパンツ履いてるかとか、昨日1人で何回してたかとか…///」
唯「」
梓「それをクラスメイト全員に…///」
唯「」
梓「…唯先輩、1人でするなとは言わないですけど、その…、程々にした方が…///」
唯「こ、このエロにゃん!///」
梓「わ、私は聞きたくなかったんですよ!でも憂が耳元でタコが出来るくらいずっと言ってくるから…」
唯「タコにゃん!クズにゃん!ゴキにゃんにゃん!」
梓「あ、あんまりです!うえ~ん」ポロポロ
律「あんまりいじめてやるなよ…」
梓「……グスン。ところで今日は澪先輩とムギ先輩はいないんですか?」
唯「澪ちゃんは置いてきた。はっきり言ってこの戦いにはついてこれそうもない」
律「何の戦いだよ。ムギは前科持ちだから呼ばなかったよ。ついでに和もな」
梓「前科って…、2人は何をやらかしたんですか?」
唯「えっとね…」
説明中!
梓「強烈ですね」
唯「でしょー?たった2回だけど、おかげで私のハートはズタボロだよ」プンスカ
律「あれ?唯が襲われたのって2回だけなの?」
唯「うん、そうだよ。言わなかったっけ?」
律「なんというか…、2人ともやけにあっさりしてるなって思って…」
梓「それっておかしいですよね。2人とも1回ずつだけ襲って、あとはそれっきりなんですよ?」
律「和なんて近所に住んでるんだし、何度でも仕掛けてきそうなんだけど…」
唯「ムギちゃんも金に物を言わせてあの手この手で攻めてきそうだよね」
律「ひょっとして唯が気付いてないだけで、もう何度も夜這いを仕掛けてるとか…」
唯「さすがにそんなことされたら私だって気付くよー」
律「ですよねー」
梓「そうですよ。それにそんなことしてたら流石に憂も気付きますよ…(憂も…、憂…)」
唯「もしかして諦めたのかな?」
律「だったらなんで…」
梓「あっ!?」
唯「どうしたのあずにゃん?いきなり大きな声出して?」
梓「唯先輩、2人に襲われたことって憂に話しました!?」
唯「うーん…、そういえばご飯食べてる時に話したかも…」
律「飯時に何話してるんだよ」
梓「やっぱり…。唯先輩、もしかしたらそのペニバン憂のじゃないのかもしれませんよ」
唯「?どういうこと?わざわざ誰かから借りてきたってこと?」
梓「違いますよ。とりあえず私の話を聞いてください」
唯「う、うん…」
梓「話を聞くところよると、ムギ先輩も和先輩もかなりの変態です」
律「今友達やめようか真剣に考えてるところだよ」
梓「おそらく最初の1回以外にも何度もレイp…コホン、襲撃を試みてると思います」
唯「ふぇ!?で、でも私そんなことされた覚えはないよ!?」
梓「そりゃそうです。何故ならそれらは全て失敗してるんですから」
律「それってどういう……あっ!」
梓「律先輩も気づいたようですね」
唯「ねえ、どういうことなの?早く教えてよ?」
梓「通学路で、学校で、唯先輩の家で…。おそらく2人はいろんな場所で襲撃しようとしてきたのでしょう」
梓「しかしそれらが成功することはありませんでした。唯先輩のすぐ傍にいる、ある人物に邪魔されて…」
唯「…それってもしかして」
律「憂ちゃんだよ」
唯「あ…」
梓「憂は2人から唯先輩のことを守ってたんですよ。唯先輩を心配させないよう、気付かれないようにこっそりと」
梓「たぶんその時に2人からペニバンを没収したんでしょう。もう悪さをしないように」
律「そしてそれを見た唯は憂ちゃんの物だと勘違いしててしまった、と…」
唯「そうだったんだ…。ごめんね憂、私誤解してたよ…」グスッ
唯「ひどいお姉ちゃんだよね…、ほんとにごめんね…、うい…」ポロポロ
梓「大丈夫ですよ唯先輩。憂ならきっと許してくれます」
唯「そうだよね…。あずにゃんもさっきはごめんね」グスッ
律「それにしても名推理だったな。さすがは次期部長!」
唯「まさに軽音部の頭脳!」パチパチパチ
梓「えっへん。とはいっても全部憶測ですから、真相は憂に聞かないとわからないんですけどね」
唯「きっとそれが正解だよー。ていうか正解じゃないと私が困る」
律「ところで名探偵」
梓「はい?」
律「水を差すようで悪いんだけど、どれじゃあ憂ちゃんの普段の変態っぷりはどう説明するのかなー、って…」
梓「あ…」
律「…」
唯「…」
梓「…」
梓「と、とりあえず憂に真相を聞いてみましょう!」
律「おい逃げんな」
梓「唯先輩、ちょっと憂の携帯にかけてもらっていいですか?」
唯「う、うん。いいよ」ピッピッピッ
p
憂『もしもし、お姉ちゃん?』ピッ
律「速っ!」
憂『お部屋に飲み物持っていったらいないんだもん。心配したんだよ』
唯「あのね、憂…」
憂『なあにお姉ちゃん?』
唯「実は…」
説明中!
憂『…やっぱりお姉ちゃん見ちゃったんだね』
唯「ご、ごめんね憂…、それでね…」
唯「本当のことを教えて欲しいんだけど…、いいかな…?」
憂『…』
憂『…梓ちゃんの言う通り、2人を追い払ったことは何度かあるよ』
憂『一昨日も和さんがペニバン履いてお姉ちゃんの部屋の窓に張り付いてたし』
憂『お姉ちゃんに心配かけたくなくってずっと黙ってたんだけど…』
律「和ってヤモリか何かなの?」
梓「軽くホラーですね」
和ちゃん…こわい
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:48:09.85:PJ81Ig2k0唯「今の話、本当…?」
憂『うん、本当だよ。だから安心して』
唯「…グスッ、よかったー!」ポロポロ
憂『お姉ちゃん?!大丈夫?!』
唯「うわーんうわーん」ポロポロ
律「ほら唯、憂ちゃん困ってるぞ?ちょっと電話貸して」
唯「うん…」グスッ
律「もしもし憂ちゃん?」
憂『あ、律さんこんにちは』
律「実はかくかくしかじかで…、唯からいきなり憂ちゃんにレイプされるー、って相談されてさ」
憂『そうだったんですか…。もう、いくらなんでもそんなことするわけないですよ』
律「あはは、ごめんごめん…、だってさ唯」
唯「うえ~ん」ポロポロ
梓「よかったですね唯先輩」ナデナデ
憂『あのペニバンはお姉ちゃんに履いてもらうんですよ』
唯律梓「……はい?」
憂『ほら、私ずっと前からお姉ちゃんとひとつになりたいって言ってたじゃないですか』
梓「いや、ほらって言われても…」
憂『そんな時に屋根裏に潜んでたムギさんにペニバンの話を教えてもらって、これだ!って思ったんです』
憂『ムギさんは『姉妹仲良しが一番だから』って言ってお姉ちゃんに手を出さないと約束してくれましたし…』
憂『私たちがもっと仲良くなれるよう協力するとも言ってくれたんです』
律「ムギさん仕事しすぎだろ」
憂『それに私たちのために特製のペニバンまで用意してくれたんですよ。よかったねお姉ちゃん!』
唯「ちっともよくないです」
憂『でもお姉ちゃんって痛いの嫌いじゃないですか』
憂『だから代わりにお姉ちゃんに私を貫いてもらうことにしたんです!』フンス
憂『お姉ちゃんと同じベッドでお姉ちゃんのぬくもりを感じながらお姉ちゃんのお姉ちゃんをお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんおね以下略」
屋根裏に潜んでたムギさん
(゜Д゜)
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:58:41.39:zVz8Jper0(゜Д゜)
それを見つけた憂ww
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:59:06.36:PJ81Ig2k0唯「…りっちゃん、ちょっと代わって」
律「…うん」
唯「……うい」
憂『どうしたのお姉ちゃん?』
唯「今までお世話になりました」ピッ
律「…」
梓「…」
唯「…」
律「…とりあえず私の家に行こうか?」
唯「…うん」
たいなかけ!
律「ただいま…」
唯梓「おじゃまします…」
聡「あ、姉ちゃんお帰り…、ってなんでみんな揃って暗い顔してんの?葬式?」
律「まあ、ある意味葬式かな…」
唯「私の知ってる憂は死んだ!何故だ!」
梓「シスコンだからさ…」
律「聡、私ら部屋で話してるから…」
聡「う、うん…」
りつのへや!
律「さて、唯の貞操が憂ちゃんによってマジでやばいわけで…」
梓「あのままハッピーエンドで終わってたらどんなによかったことか…」
唯「もう駄目だよ、憂は狂ってるんだよ。だって本当はクレイジーだよ」
唯「ていうかあずにゃんの推理全然違うじゃん!何が軽音部の頭脳だよ!」
梓「うう…、すみません…」
唯「なんであんなへっぽこな推理をしたの!」
梓「私も最初はこれは違うかも、って思ってたんです。でも推理してみたら結構辻褄があってて…」グスッ
梓「先輩たちもなんか納得してくれて…、そしたら自分が名探偵になったような気がして…」ヒック
梓「それで私かっこいいかも、ってなって…、舞い上がっちゃって…、気付いたら普段の憂はそっちのけで…」ポロポロ
唯「このばかにゃん!アホにゃん!ダメにゃんにゃん!」
梓「私も澪先輩みたいにクールビューティーって呼ばれたかったんですー」ウワーン
律「だから梓を泣かすなってば…」
ダメにゃんにゃん!
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:10:05.14:Wx6Lr1A70聡「姉ちゃん、ちょっといい?」コンコン ガチャ
律「なんだ聡?今忙しいんだ、飴ちゃんやるからあっちいけ」シッシッ
聡「いらないよそんなの…。じゃなくてお客さんだよ」
律「お客?」
憂「どうも」ペコリ
唯「うわああああああああああああああ!!??」
うあぁぁぁぁぁ
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:14:13.62:Wx6Lr1A70梓「唯先輩!?」
唯「もうやだぁぁあああああああ!!!妹に犯されるぅぅうううううう!!!」
憂「お姉ちゃん落ち着いて!」
梓「憂はまずその右手のペニバンを早くどうにかして!!」
聡「姉ちゃん、ペニバンって何?」
憂「ペニバンっていうのはね…」
律「お願いだからお前らうちの弟に変なこと教えないで!」
梓「そ、そうですね!とりあえず外に…」
律「それもやめて!近所の人に田井中さんの娘さんには碌な友達がいないって思われちゃう!」
唯「ひどいよりっちゃん!」
憂「そうですよ!」
律「ならペニバン言うな!持ってくんな!あと聡は部屋から出てけ!」
聡「う、うん…」ガチャ
律「はあ…はあ…」
唯「りっちゃん落ち着いた?」
律「ああ、てか唯も落ち着いたんだな」
唯「えへへ、思いっきり叫んだらなんかすっきりしちゃった」
憂「お姉ちゃん…」
唯「う、憂!?一体何の用なの!?」
憂「お姉ちゃん!私の話を聞いて!」
唯「い、嫌だよ!憂の言うことなんか聞けないよ!」
梓「唯先輩ちょっとくらい聞いてあげても…」
唯「絶対聞くもんか!そうやって隙を作ってその硬く鋭いそれでズブリと貫くつもりなんでしょ!」
憂「これが悪いんだね…。だったらこんなもの…、えいっ!!」パリーン
唯「ペニバンを…投げ捨てた…?!」
律「割れたガラスは誰が片付けるんだろう。あとご近所さんへの説明も」
梓「道路の真ん中にペニバンってかなりシュールですね」
道端に佇むぺニバン……
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:24:32.77:Wx6Lr1A70憂「ふぅ…。お姉ちゃん、これで話を聞いてくれる?」
唯「でも憂…、あのペニバン捨てちゃってもよかったの?」
憂「うん、だってあれはもう必要ないから…」
律「ていうかそれムギのじゃん」
憂「…今までずっとお姉ちゃんと一緒に暮らしてて、何をするのもお姉ちゃんと一緒で…」
憂「好きなことも嫌いなことも、考えてることも一緒で」
憂「私お姉ちゃんのことならなんでもわかってるつもりだったんだ。私とお姉ちゃんは全部一緒だったから」
憂「だから今回のことも勘違いしてたんだと思う」
憂「私はお姉ちゃんがこんなに好きなんだから、お姉ちゃんも同じくらい私を好きなはずだって…」
憂「でも本当は一方的に私の気持ちを押し付けてるだけで、お姉ちゃんのことなんか全然考えてなくて」
憂「お姉ちゃんはそんなこと望んでなかったんだよね」
唯「うん…」
憂「さっきの電話の後で気づいたんだ。大切なのはペニバンなんかでの繋がりなんかじゃない」
憂「今までのような姉妹で心で繋がりあえるような関係なんだって」
唯「うい…」
憂「本当にごめんねお姉ちゃん!許されることじゃないと思うけど謝らせて!」ペコリ
唯「…私は料理も勉強も全然ダメで…、何をするにも憂に助けられてばっかりで…」
唯「お姉ちゃんとしては最低なのに、それでも憂はいつも優しくしてくれて…」
唯「私やっぱり憂のお姉ちゃんでいたいよ!憂と一緒がいい!」ポロポロ
憂「お姉ちゃん…」ウルウル
唯「ういー!」ダキッ
憂「お姉ちゃーん!」ダキッ
梓「一件落着みたいですね」
律「まあ色々あったけど仲直り出来てよかったよ」
なんだろう
水戸黄門を見終わった後の感覚
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:34:01.28:Wx6Lr1A70水戸黄門を見終わった後の感覚
ひらさわけ!
唯「おお~、今晩はごちそうだね~」
憂「お姉ちゃんとの仲直りの記念だもん。たくさん作っちゃった」
唯「どれどれ…、うまい!」テーレッテレー
憂「お姉ちゃん、これも食べて」アーン
唯「モグモグ…う~ん、美味しいものがいっぱいで幸せだよー」
憂「よかったねお姉ちゃん!」
唯「えへへ~………」
はたして本当にこれで終わりだろうか…
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:36:42.11:Wx6Lr1A70唯「………はっ!」
唯「いつの間にか寝てた…」
唯「…なんで私縛られてるんだろう?」
憂「お姉ちゃん入るよー」コンコン
唯「あ、憂!なんで私縛られてるn……なんで憂におちんちんが生えてるの?」
憂「ムギさんにもらった薬を飲んだんだよ」
憂「だから言ってたでしょ?ペニバンなんか必要ないって」
唯「話が見えない」
うわぁ
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:38:53.42:Wx6Lr1A70憂「ムギさんに電話した時に教えてもらったんだ」
憂「お姉ちゃんの望みは心と体の繋がりだって」
憂「だからペニバンなんかよりこっちのほうが喜ぶはずだって」
唯「なんてこったい」
憂「…これでやっとひとつになれるね、お姉ちゃん…」
唯「や、ちょ、待っ………、アッー!」
みおのへや!
律「……てな感じで大変だったんだよ。私の部屋の窓も割れたまんまだしさー」
澪「それでうちに泊まりに来たのか…」
律「そうそう♪今夜はよろしくねん♪」
澪「はいはい。あ、何か飲み物でもでも持ってくるよ」
律「お、気がきくねー。きっと澪はいいお嫁さんになるぞー!」
澪「茶化すな」ポカッ
律「イテテ…さて、澪も行ったことだし、久しぶりに澪ちゃんのお部屋の探索でもして遊びますかね」ゴソゴソ
律「ん…?うわこれ私のパンツじゃん!合宿の時にでも混ざったのかなあ?」
律「あれ?まだ奥に何かある…」ゴソゴソ
律「…」
律「なんと」
紬「おしまい!」
みおしゃん・・・
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:43:16.34:WXBnC3wTO乙www
いいテンポで面白かったwww
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/23(火) 00:45:37.60:I9lW8piX0いいテンポで面白かったwww
乙
久しぶりに良いエロコメだった
久しぶりに良いエロコメだった
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ズブリッ
かと思った