- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:24:28.92:E75hSxHl0
キーンコーンカーンコーン
キョン「はぁ、ようやく昼か」ガサゴソ、パカッ
国木田「なんかキョンのおにぎり不格好だね。今日の弁当は自分で作ったの?」
キョン「いや、おにぎりは妹だ。弁当の中身は親が作ったがな」
国木田「あ、そうだったんだ。ごめん」
谷口「けっ、女の手作りおにぎりかよ。うらやましいぜ」
キョン「谷口、お前は妹と言う単語の意味を知らないようだな」
谷口「知ってるよ。血がつながってなくてそこそこの歳になったら兄に告白してくる可愛い女の子の事だろ」
国木田「でもなんで妹さんに作ってもらったの?」
キョン「あぁ、あいつが作りたいって言いだしてな」モグモグ
谷口「『俺たち兄妹なんだぞ?』なんてことになったりしてな」
キョン「そしてこのサランラップでご飯を包んで丸めただけの味の付いてないご飯の塊が出来上がったわけだ」モキュモキュ
国木田「あはは、その言い方はちょっとひどいんじゃないかな」バリバリ
谷口「・・・俺の扱いのほうがひでぇよ」
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:31:42.82:E75hSxHl0
国木田「ごちそうさま」
谷口「喰った喰った。ゲッフゥゥ」
キョン「ふぅ、帰ったら文句言ってやらんとな。塩忘れてんじゃねーよって」
国木田「でも食べれたんでしょ?別にいいじゃない」
キョン「こういうことはしっかり言ってやった方が本人の為になるだろ」
国木田「まぁそれもそうだね。なんだかんだ言ってキョンは良いお兄さんだね」
キョン「なにいってやがる。そんなんじゃねーよ」
キョン「・・・・・・・・おにぎりねぇ」ボソッ
国木田「キョン?どうしたの、ぼーっとして」
キョン「ん?あぁちょっと考え事をな・・・」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:41:44.23:E75hSxHl0
SOS団部室
キョン「うーっす」ガチャ
キョン「ん?ハルヒ達は?」
古泉「まだ来ていませんよ」
キョン「そうか」
古泉「皆さんが来るまで何かゲームでもしますか?」
キョン「あぁ、じゃあオセロでもやるか」
古泉「では準備しますね」
キョン「・・・・」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:49:42.84:E75hSxHl0
古泉「そうきましたか。じゃあこっちを取りましょう」パチ
キョン「・・・」パチ
古泉「ふむ、ではここを」パチ
キョン「・・・」
キョン「・・・・・・」
古泉「あの・・・あなたの番ですよ?」
キョン「ん、悪い悪い。ちょっと考えててな」
古泉「そこまでゲームに集中してたのですか」
キョン「いや、考えてたのはオセロの事じゃ無くてな」
古泉「はぁ、そうでしたか。いったい何を考えてたんですか?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:02:45.17:E75hSxHl0
キョン「今日妹におにぎりを作ってもらってな」
古泉「妹さんにですか」
キョン「あぁ。あいつラップを使っておにぎりを作ってたんだよ」
古泉「ラップを使えば手が汚れないので便利ですよね」
キョン「まぁ彼女に作ってもらうときは素手で握ってしっかり手のひら成分を付けてほしいところだがな」
古泉「えぇそうですね。ですが今回は妹さんでしょう?そこまで考えるようなことでもないんじゃ」
キョン「いや、考え事はこのことでもなくてな」
古泉「ふむ、では何を?」
キョン「もし至高のおにぎりを作るとしたらどうするかって事を考えてたんだ」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:18:17.06:E75hSxHl0
古泉「至高のおにぎりですか?中の具によるんじゃないですか?」
キョン「具はなしの方向で考えてくれ」
古泉「具はなしですか・・・そういわれるとシンプルな食べ物だけに中々難しいですね」
キョン「だがおそらく考えていくと一つの答えにたどりつくはずだ」
古泉「ということはあなたは既に答えにたどりついているのですね」
キョン「ああ、今日だけじゃなく昔からずっと考えてようやくたどり着いたよ」
古泉「では教えてもらえませんか」
キョン「さっきは素手がいいと言ったがな、やはり至高のおにぎりを作るには包んで握るしかないんだ」
古泉「その包むものが鍵になるんですね?」
キョン「あぁそうだ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:34:39.64:E75hSxHl0
古泉「いったい何で包むんですか?」
キョン「女子の脱ぎたて使用済みパンツだ」
古泉「ふむ、なるほど」
キョン「クロッチの部分でご飯を握れば女の子の股間成分で塩分控えめの程良い天然塩味が得られる」
古泉「えぇ」
キョン「そして更に脱ぎたてならご飯の温かさを損なうことなく美味しいおにぎりが作れると思うんだ」
古泉「確かにそうですね」
キョン「お前はどう思う、長門」
長門「たしかにそれなら至高のおにぎりになるかもしれない」
キョン「だろ?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:53:29.76:oSuDNUo10
キョン「しかし今まで言ったのはすべて考察。実際に試してみたくないか?」
古泉「ですがどうするんですか?使用済み、それも脱ぎたてパンツなんてそうそう得られるものではありませんよ」
キョン「無理矢理うばいとるしかないな」
古泉「いいんですか?かなりのリスクが生じますが」
キョン「かまわん。至高のおにぎりのためだ。古泉、お前はどうする?」
古泉「むろん僕もお付き合いしますよ。ところで何か考えはあるんですか?」
キョン「あぁ、考えてある。長門、ちょっといいか?」
長門「?」
キョン「これから脱ぎたてパンツを奪いに行くにあたって頼みたいことがあるんだ」
長門「・・・なに?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:16:15.21:E75hSxHl0
キョン「さすがにばれて退学何て事になりたくないからな。姿を隠したいんだ」
長門「・・・そう、なら二人を他の人が認識できないように」
キョン「いや、それは古泉だけでいい」
古泉「ではあなたはどうするんですか?」
キョン「俺はもう少し慎重に行きたいからな長門のパンツを被る」
古泉「なるほど。それならただの変質者にしか見えませんね」
キョン「あぁ、というわけだ。頼む長門パンツを貸してくれ」
長門「・・・・・分かった」ガタッスルスル
長門「・・・はい」
キョン「ありがとな長門」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:28:59.35:E75hSxHl0
古泉「長門さん、僕の方もお願いします」
長門「了解」
キョン「ふむこれが長門のパンツか」カブリ
キョン「なかなかいいフィット感だな。まるでここにあるのが当たり前みたいな気がする程だ」
古泉「こっちは終わりましたよ。それでは行きますか」
キョン「ちょっと待ってくれ。長門、こっちを向いてくれ」
長門「なに」
キョン「スウゥゥゥゥゥハアァァァァァスウゥゥゥゥハアァァァァ」
長門「・・・」
キョン「クンクンペロペロスーハスーハー」
長門「・・・・・・・」
キョン「ふぅ、なかなか良いパンツだったぜ長門。さぁいくぞ古泉。まずは朝比奈さんからだ」
古泉「ええ」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:38:15.34:E75hSxHl0
廊下
古泉「いましたよ!」
キョン「朝比奈さーん!!」
みくる「へ?」クルッ
みくる「きゃあぁぁぁぁ変態ーーーーー!!」
キョン「ちょっ落ち着いてください」
みくる「いやぁぁぁこないでええぇぇぇ!」
キョン「だから落ち着いてくださいってば。ほら俺ですよ俺」
みくる「え?あ、この声・・・もしかしてキョン君?」
キョン「ええ、そうですよ」
みくる「もぅびっくりしましたよぉ。変質者かと思っちゃいました」
キョン「すいません朝比奈さん驚かせてしまって」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:45:27.12:E75hSxHl0
キョン「ほら古泉。お前も謝っとけ」
古泉「すいません朝比奈さん」
みくる「あ、古泉君もいたんですか。気付かなかったです」
古泉「長門さんの力で他人に認識されるのをON、OFF出来るようにしてもらったんですよ」
みくる「そうだったんですか。でもなんでキョン君はそんな恰好をしてるんですか?」
キョン「使用済みパンツを奪うためですよ」
みくる「え?なんでそんなことを」
キョン「使用済みパンツでおにぎりを作るためですよ。というわけで朝比奈さんのパンツください」
みくる「なっ!そ、そんな変なお願い聞けるわけないじゃないですか!なにいってるんですかぁ!」
キョン「変ってそんな、俺はただ朝比奈さんの脱ぎたてパンツでおにぎりを作りたいだけなんです」
みくる「なんだ、そうだったんですかぁ。ちょっとまってて」スルスル
みくる「はいキョン君。私の脱ぎたてパンツです。使って」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:52:38.62:4+ZR1i1R0
キョン「古泉!ごはんだ!」
古泉「どうぞ」
キョン「よし、これで至高のおにぎりが作れるはずだ」ニギニギ
古泉「楽しみですね」
キョン「出来た!さぁ食べるぞ古泉!」
古泉「ええいただきましょう」
キョン「パクパク」
古泉「モグモグ」
古泉「おや、この毛は朝比奈さんの・・・」
キョン「!!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:01:00.00:Sv+7hnjg0
キョン「おいっばか!その毛を食べようとするな古泉!」
古泉「はぁ何故です?」
キョン「言っただろ。今回は具なしおにぎりだ。だから陰毛は駄目だ」
古泉「そうでしたね」
キョン「朝比奈さんの毛はこっちに渡せ」
古泉「どうぞ」
キョン「ぱくっ」モグモグ
古泉「ちょっなにしてるんですか!!」
キョン「おっこれはなかなか」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:08:26.22:Sv+7hnjg0
古泉「さっき食べるなって言ったじゃないですか!」
キョン「お前がおにぎりと一緒に食べようとしたからだ。陰毛単体なら問題ないだろう」
古泉「くっそういうことですか」
みくる「そ、それよりおにぎりのほうはどうなんですか?」
キョン「その・・・味が薄いです。朝比奈さん今日は体育はなかったんですか?」
みくる「なかったですよ」
キョン「そうですか。体育で汗をかいていればパンツがもっと熟成して味が出たんですけどね」
みくる「うぅぅ力になれなくてごめんなさい」
キョン「気にしないでください。悪いのは体育の無い時間割なんですから」
みくる「キョン君・・・///」
古泉「さぁ気を取り直して次に行きましょうか」
キョン「次は・・・そうだな長門にでも頼むか」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:19:56.42:Sv+7hnjg0
キョン「もしもし長門、俺だ」
長門『なに』
キョン「朝倉を復活させてくれ」
長門『・・・なぜ?』
キョン「さっき部室で話を聞いていただろ?もちろんおにぎりの為だ」
長門『・・・分かった』
キョン「それと復活させる時は炎天下の中持久走をしたっていう設定で頼む」
長門『・・・チッ・・・了解』
キョン「頼むぞ長門」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:28:38.24:Sv+7hnjg0
キョン「さて教室行くか。そこに復活させたみたいだ」
古泉「ちょっとまってください。あれは・・・」
キョン「鶴屋さんだ!よし先に鶴屋さんのほうを味見しとくか」
キョン「鶴屋さーん!!」
鶴屋「ん?おわあぁぁなんか変なのがいるにょろーーー!!」
キョン「俺ですよ俺。キョンです」
鶴屋「ってなんだキョン君かい」
古泉「僕もいますよ」
キョン「鶴屋さんにお願いがあります。今履いているパンツもらえませんか?」
鶴屋「・・・え?」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:35:08.44:Sv+7hnjg0
キョン「実は女の子の脱ぎたてパンツでおにぎりを作りたいんですよ」
鶴屋「何だそういうことかい。今日はナプキンつけてるけどそれでもいいならあげるっさ」
キョン「マイガッ!!」
古泉「ナプキン・・・ですか。それもいいかもしれませんね」
キョン「いや駄目だ。ナプキンで作ったものはうまくない」
古泉「既に試していたのですか」
キョン「あぁ女子トイレにある箱の中に使用済みナプキンがかなり置いてあったからな。それを拝借してな」
古泉「そうだったんですか」
キョン「というわけで今回はやめておきます」
鶴屋「悪かったね、役に立てなくて」
キョン「いえ、気にしないでくださ。さぁ教室に行くぞ古泉」
古泉「次は朝倉さんの番ですか」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:43:37.85:Sv+7hnjg0
教室
ガラガラ
キョン「よう、久しぶりだな朝倉」
朝倉「はぁ。で、いったい何の用?」
キョン「脱ぎたてパンツ。これだけ言えば分かるだろ?」
朝倉「ふっ、いいわ今日はちゃんと殺してあげる」
キョン「おっおい、よせっ!じゃあこれでどうだ脱ぎたてパンツ、おにぎりこれなら分かるだろ?」
朝倉「分かるわけないでしょ?馬鹿じゃないの!だいたい何なのよその格好は?目に映った瞬間刺し殺そうかと思ったじゃない」
キョン「物分かりの悪い奴だな。お前の使用済みパンツでご飯を握っておいしいおにぎりが作りたいだけだよ」
朝倉「うわぁ、あーもうホント殺したい」
キョン「やめとけ俺のバックには長門がいるぜ。すぐにこっちに来れるぞ」
朝倉「ちっ」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:47:48.37:Sv+7hnjg0
キョン「というわけでちょっとパンティらせてくれ」
朝倉「嫌に決まってるじゃない」
キョン「な・・・おい・・・嘘だろ?俺はただパンティりたいだけなんだぞ?」
朝倉「ねぇ、パンティと言う単語に動詞としての意味なんてないからね?何なのよさっきから」
キョン「パンティるってのは普通に使うだろ。お前のパンツの匂いを確かめたいって意味だぞ?」
朝倉「どこの国の言葉なのよ!っていうかさっきおにぎりを作るって言ってなかった?目的が変わってるじゃない」
キョン「まぁまぁ。そういうわけだからさ。な?」
朝倉「な?じゃないわよ。絶対にいや」
キョン「もしもし長門俺だ。朝倉を動かないようにしてくれ」
長門『了解』
朝倉「ちょ、なにいってるのよ!!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:57:10.04:Sv+7hnjg0
朝倉「うぅ、動けない。覚えてなさいよ」
キョン「そう言われてもなぁ。これが済んだらまた長門に消してもらうし」
朝倉「ひどっなによそれ」
キョン「お前の態度次第では考えてやってもいいがな」
朝倉「うわ、あなたに従うぐらいなら消えたほうがましね」
キョン「けっ言ってろ。俺は目的さえ果たせればいいからな。じゃあ脱がせるぞ」スルスル
朝倉「くぅっ」
キョン「ふむ今日の朝倉は白パンツか。良いパンツだ。そして、中もいい感じに黄ばんでるな」
キョン「くんくん・・・おほぉ匂いもなかなか強烈で良い感じだぜ」
朝倉「いちいち声に出して言わないでよ」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:04:30.86:Sv+7hnjg0
キョン「さてご飯ご飯と」
古泉「どうぞ」
キョン「ふへへ楽しみだぜ」ニギニギ
古泉「ええそうですね」
キョン「できたぞ、ほらよ」
古泉「おぉなかなかいい香りがしますね」
キョン「味のほうはどうかな」パクッ
古泉「いただきます」パク
キョン「おぉ、これだよこれ、この味なんだよ。俺が求めていたものは」
古泉「香りといい塩加減といいまさに至高のおにぎりですね」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:12:22.47:Sv+7hnjg0
キョン「・・・しかし何か足りないような気もする」
古泉「そうですか?僕は十分だと思いますが」
キョン「やはり俺の考えだと本命であるハルヒのおにぎりが至高だと思うんだ」
古泉「まぁそこらへんは個人差でしょうね。僕は朝倉さんので満足ですよ」
キョン「そうか。とりあえず俺はハルヒを探してみるぜ」
古泉「手伝いましょうか?」
キョン「いや、いいよ。十分手伝ってもらった。ここからは一人でやるさ」
古泉「そうですか頑張ってください」
キョン「ああ。とりあえず外から探してみるか」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:19:48.29:Sv+7hnjg0
外
キョン「うーんハルヒは見つからんな。やっぱり外には出てないか」キョロキョロ
キョン「ん、あれは!佐々木だ!あいつのも味わっておくか」
佐々木「ん?」
キョン「よう佐々木」
佐々木「へっ変態ーー!・・・って今の声、もしかしてキョンかい?」
キョン「おう俺だ」
橘「まったく、びっくりしましたよ。変態かと思ったじゃないですか」
藤原「ふん」
九曜「・・・」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:26:30.89:Sv+7hnjg0
佐々木「で、キョンはなんでそんなかっこをしているんだ。何かの罰ゲームかい?」
キョン「いや俺だと気づかれずにハルヒから下着を奪うためだ」
佐々木「そうか。ねぇキョン、良い病院を紹介しようか?」
キョン「は?なんでだよ。まぁいいやとりあえずお前の穿いているパンツもらうぞ」
藤原「何を言っている。お前正気か?」
橘「させると思いますか?」
キョン「佐々木の使用済みパンツでおにぎりを作りたいんだ。頼むよ」
藤原「そういうことか。なら仕方ないな」
橘「ですね」
佐々木「いや、おかしいだろ!なんで納得しているんだ!?」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:33:37.34:Sv+7hnjg0
キョン「というわけでお前のパンツもらうぞ」
佐々木「なにがというわけでなんだ」
キョン「まあまあ」
佐々木「ちょっスカートをつかむなっ!」ガシッ
キョン「おい、手を離せ」
佐々木「離したら脱がせようとするだろう?」
キョン「当たり前だろ何言ってるんだ」
佐々木「もう!いい加減にしろっ!」パシン
キョン「痛っ。叩くことないだろ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:42:39.58:Sv+7hnjg0
佐々木「見損なったよキョン。まさか君がこんな奴だったなんて」
キョン「あぁそうかよ。けどなお前が俺を見損なったように俺もパンツをくれないお前に失望してるんだぜ」
佐々木「え・・・あぁうん。勝手にしてくれ。行くよ皆」
藤原「がっかりだ。一人でいってくれ」
橘「呆れましたよ佐々木さん」
九曜「Fuck」
佐々木「・・・あれ?僕のほうが正しいでしょ・・・え?」
キョン「じゃあな佐々木。もう二度と会うことはないだろうが」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:49:48.17:Sv+7hnjg0
佐々木「ちょ、ちょっとまって!!」
キョン「ん?なんだよ」
佐々木「二度と会わないなんてそんなこと言わないでよ」
佐々木「ほ、ほらパンツ渡せばいいんだろう?今脱ぐから」
キョン「いや、もういいよ」
佐々木「え・・・」
キョン「お前にはもう期待してないから。じゃあな」
佐々木「そんな・・・キョン・・・」
佐々木「・・・・・あ、そういえば今日パンツ穿いてきてなかったや」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:56:47.26:Sv+7hnjg0
校内
キョン「よく考えたらさすがに校外にはいかないか」
キョン「もしかしたらもう部室にいるかもしれん」
キョン「一度戻ってみるか」
ハルヒ「あっあんたなにやってるのよ!!」
キョン「!!」
ハルヒ「なんて恰好してるのよキョン」
キョン「なっなんで俺だと気づいたんだ!」
ハルヒ「・・・ねぇあんたホントどうしたの?頭でも打った?」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:06:19.68:Sv+7hnjg0
キョン「俺の偽装は完ぺきだったはずだ!」
ハルヒ「はぁ?見て分かるじゃない」
キョン「くそ、さすがハルヒ。頭がいいだけの事はある」
ハルヒ「いや、頭の良さとか関係ないから。逆になんで気付かれないと思ったのか聞きたいわ」
キョン「なんでもなにもパンツで顔を覆っちまったら誰だか分からないだろ」
ハルヒ「本気でそう思ってるのなら一回死んだ方がいいわね」
キョン「実際今まで自分から言うまで気づかれなかったからな」
ハルヒ「そんなわけないでしょ。一目見て分かるじゃない」
キョン「それが事実なんだよ」
ハルヒ「・・・まぁいいわ。で、なんであんたはそんな恰好してるのよ?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:10:49.01:Sv+7hnjg0
キョン「実はだな、今お前が穿いてるパンツを奪うためにこんな恰好をしているんだ」
ハルヒ「うん、ごめんよく聞こえなかったわ。もう一回言ってくれる?」
キョン「お前が今履いているパンツがほしいんだよ」
ハルヒ「・・・ねぇキョン、あんたホントにどうしたの?何かあった?」
キョン「いやこれは」
ハルヒ「いじめ?誰かにやらされてるの?だったらもういいわそんなことしなくて、あんたは私が守ってあげる」
キョン「違う、これは俺の意思だ!お前のパンツがほしいんだよ!」
ハルヒ「なっ何言ってるのよバカキョン!・・・なんで私のパンツなんか///」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:16:46.34:Sv+7hnjg0
キョン「そういうわけだから」
ハルヒ「ちょっ待って。だ、だいたいパンツなんてどうするのよ」
キョン「ああそれはだな」
ハルヒ「わ、私のパンツで・・・そっその、いかがわしいこと///」
キョン「もちろんそういうこともしたい」
ハルヒ「な、なにいってるのよ///」カァー
キョン「でも今回は違うんだ」
ハルヒ「・・・へ?」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:24:50.19:Sv+7hnjg0
キョン「お前のパンツでおにぎりを作りたい、ただそれだけだ」
ハルヒ「」
キョン「おい、どうしたハルヒ?」
ハルヒ「こ・・・」
キョン「こ?」
ハルヒ「この変態!!なに考えてるのよバカキョン!!頭湧いてるんじゃないの!?」
キョン「いや、まってくれ俺はただお前の股間成分たっぷりのおにぎりが食べたいだけなんだ」
ハルヒ「私の・・・こ、股間って///さっきからなんなのよもう///」
キョン「駄目かハルヒ?」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:31:12.33:ctKPo/jNO
ハルヒ「そんなの無理に決まってるでしょ」
キョン「なぜだハルヒ」
ハルヒ「恥ずかしいからに決まってるじゃない」
キョン「頼むよ、そこをなんとか」
ハルヒ「だいたいパンツでおにぎりを作りたいとか頭がおかしいとしか思えないわ」
キョン「でももしお前の好きな人のパンツで作るとしたらどうだ?」
ハルヒ「それは・・・・・・///」
ハルヒ「・・・ま、まぁいいわ。あげてもいいけどそのかわり交換よ」
キョン「俺のパンツとか?」
ハルヒ「そ、そうよ、だって、その、ほっほら私ノーパンになっちゃうじゃない!」
キョン「まぁそれもそうだな」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:43:57.73:Sv+7hnjg0
ハルヒ「でもどうしてパンツなのよ。直じゃ駄目なわけ?」
キョン「将を射んと欲すれば先ず馬を射よって言うだろ」
ハルヒ「なにそれ、馬がパンツってわけ?・・・え、あれ、それじゃ将って・・・あ///」
キョン「そう・・・そういうことだ」
ハルヒ「あ、あんた私の事///」
キョン「いや待てハルヒ。それ以上は言うな」
ハルヒ「だ、だって」
キョン「言っただろ?将を射んと欲すれば先ず馬を射よって。まずはパンツを落としてからだ」
ハルヒ「じゃあそのあとは私よ?待ってるからね。約束よ?」
キョン「あぁ約束するよ」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:53:03.84:Sv+7hnjg0
こうして俺はハルヒのパンツと付き合い始めた
当初の目的のおにぎりも食べた。やはり俺の予想通り至高のおにぎりだった
デーモもしたりした。遊園地でジェットコースターに乗った時はハルヒPが飛ばされそうになって焦ったぜ
キョン「なぁハルピー次の休みはどこに行きたい?」
ハルP「・・・」
キョン「そうか、家でごろごろするのも悪くないよな」
ただ全てが順調だったわけじゃない喧嘩だって当然した
間違えて洗濯しそうになった時は四日間も口をきいてくれなかった
海に行った時は防水対策を忘れて泳げなかったハルPの機嫌を直すために尽力していた
何度も障害を乗り越えてようやく今の関係になった
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:05:47.06:Sv+7hnjg0
もうそろそろいいはずだ
ハルP「・・・」
キョン「ん?どうしたんだよ急に甘えてきて」
ハルP「・・・」
キョン「はは、まったく。こいつめ」
そろそろ俺は次のステージに進んでもいいはずだ
キョン「なあハルピー話があるんだ」
ハルP「・・・」
キョン「結婚しよう」
ハルP「・・・」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:13:55.53:Sv+7hnjg0
部室
キョン「というわけで俺はハルヒのパンツと結婚する」
古泉「そうですか、おめでとうございます」パチパチ
みくる「おめでとうキョン君」パチパチ
長門「・・・」パチパチ
ハルヒ「なんでそうなるのよ!?おかしいでしょ!」
キョン「頼む認めてくれ!娘さんを俺に下さい!幸せにするから!」
ハルヒ「っていうかあの時の約束はどうしたのよ!」
キョン「あの日の約束は守れない。けど今度は守る!!だから認めてくれ!」
ハルヒ「あ、あんたねぇ!」
鶴屋「やっほーみくるいるかいっ?」ガチャリ
鶴屋さんが入ってきたその時、室内と廊下の窓が開いていたため風が部室内を通り抜けた
そして・・・
ハルヒのパンツが宙を舞った
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:19:23.31:Sv+7hnjg0
キョン「くそ、ハルピーが外に出ちまった」
古泉「長門さんなんとかできませんか!」
長門「できない」
みくる「どうするんですか?この高さから落ちたらきっと助からないですよ」
ハルヒ「助かるも何もただの布で――」
キョン「うおぉぉぉぉぉぉ!!こうなったら俺が助けてやるぜ!!」
そう言って部室の窓からパンツに向かって―――
―――跳んだ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:30:28.18:Sv+7hnjg0
キョン「おりゃあ!」ガシッ
キョン「もう離さないからな。ハルピー」ヒュウゥゥゥ
キョン「さて、一か八か」ヒュウゥゥゥ
キョン「はっ」ゴテンチャクチッ
キョン「ふぅなんとかなるもんだな」
ハルヒ「キョ―ン!!」
キョン「おっハルヒ。もう降りてきたのか早いな」
ハルヒ「はぁはぁ、あんた大丈夫?怪我とかしてない?」
キョン「ああ、無事だぜ。そしてこいつもな」
ハルP「・・・」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:38:25.35:Sv+7hnjg0
ハルヒ「はぁ、あんたってホント馬鹿ね。どんだけ私のパンツが好きなのよ」
ハルヒ「ったく、もういいわ認めてあげるわよ」
キョン「え?なんだって?」
ハルヒ「だから私のパンツとの結婚を認めてあげるって言ってるの!」
キョン「い、いいのか!」
ハルヒ「そのかわり絶対に幸せにしなさいよねっ!」
ハルヒに認めてもらった俺たちはすぐに結婚した
これから俺たちの幸せライフが始まるんだ
後日
キョン「セックスしたらハルピーが破れて死んだ」
ハルヒ「おい」
―おわり―
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 03:54:50.68:s+3CZzyd0
国木田「ごちそうさま」
谷口「喰った喰った。ゲッフゥゥ」
キョン「ふぅ、帰ったら文句言ってやらんとな。塩忘れてんじゃねーよって」
国木田「でも食べれたんでしょ?別にいいじゃない」
キョン「こういうことはしっかり言ってやった方が本人の為になるだろ」
国木田「まぁそれもそうだね。なんだかんだ言ってキョンは良いお兄さんだね」
キョン「なにいってやがる。そんなんじゃねーよ」
キョン「・・・・・・・・おにぎりねぇ」ボソッ
国木田「キョン?どうしたの、ぼーっとして」
キョン「ん?あぁちょっと考え事をな・・・」
SOS団部室
キョン「うーっす」ガチャ
キョン「ん?ハルヒ達は?」
古泉「まだ来ていませんよ」
キョン「そうか」
古泉「皆さんが来るまで何かゲームでもしますか?」
キョン「あぁ、じゃあオセロでもやるか」
古泉「では準備しますね」
キョン「・・・・」
古泉「そうきましたか。じゃあこっちを取りましょう」パチ
キョン「・・・」パチ
古泉「ふむ、ではここを」パチ
キョン「・・・」
キョン「・・・・・・」
古泉「あの・・・あなたの番ですよ?」
キョン「ん、悪い悪い。ちょっと考えててな」
古泉「そこまでゲームに集中してたのですか」
キョン「いや、考えてたのはオセロの事じゃ無くてな」
古泉「はぁ、そうでしたか。いったい何を考えてたんですか?」
キョン「今日妹におにぎりを作ってもらってな」
古泉「妹さんにですか」
キョン「あぁ。あいつラップを使っておにぎりを作ってたんだよ」
古泉「ラップを使えば手が汚れないので便利ですよね」
キョン「まぁ彼女に作ってもらうときは素手で握ってしっかり手のひら成分を付けてほしいところだがな」
古泉「えぇそうですね。ですが今回は妹さんでしょう?そこまで考えるようなことでもないんじゃ」
キョン「いや、考え事はこのことでもなくてな」
古泉「ふむ、では何を?」
キョン「もし至高のおにぎりを作るとしたらどうするかって事を考えてたんだ」
古泉「至高のおにぎりですか?中の具によるんじゃないですか?」
キョン「具はなしの方向で考えてくれ」
古泉「具はなしですか・・・そういわれるとシンプルな食べ物だけに中々難しいですね」
キョン「だがおそらく考えていくと一つの答えにたどりつくはずだ」
古泉「ということはあなたは既に答えにたどりついているのですね」
キョン「ああ、今日だけじゃなく昔からずっと考えてようやくたどり着いたよ」
古泉「では教えてもらえませんか」
キョン「さっきは素手がいいと言ったがな、やはり至高のおにぎりを作るには包んで握るしかないんだ」
古泉「その包むものが鍵になるんですね?」
キョン「あぁそうだ」
古泉「いったい何で包むんですか?」
キョン「女子の脱ぎたて使用済みパンツだ」
古泉「ふむ、なるほど」
キョン「クロッチの部分でご飯を握れば女の子の股間成分で塩分控えめの程良い天然塩味が得られる」
古泉「えぇ」
キョン「そして更に脱ぎたてならご飯の温かさを損なうことなく美味しいおにぎりが作れると思うんだ」
古泉「確かにそうですね」
キョン「お前はどう思う、長門」
長門「たしかにそれなら至高のおにぎりになるかもしれない」
キョン「だろ?」
どうしてこうなった
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:59:31.25:E75hSxHl0キョン「しかし今まで言ったのはすべて考察。実際に試してみたくないか?」
古泉「ですがどうするんですか?使用済み、それも脱ぎたてパンツなんてそうそう得られるものではありませんよ」
キョン「無理矢理うばいとるしかないな」
古泉「いいんですか?かなりのリスクが生じますが」
キョン「かまわん。至高のおにぎりのためだ。古泉、お前はどうする?」
古泉「むろん僕もお付き合いしますよ。ところで何か考えはあるんですか?」
キョン「あぁ、考えてある。長門、ちょっといいか?」
長門「?」
キョン「これから脱ぎたてパンツを奪いに行くにあたって頼みたいことがあるんだ」
長門「・・・なに?」
キョン「さすがにばれて退学何て事になりたくないからな。姿を隠したいんだ」
長門「・・・そう、なら二人を他の人が認識できないように」
キョン「いや、それは古泉だけでいい」
古泉「ではあなたはどうするんですか?」
キョン「俺はもう少し慎重に行きたいからな長門のパンツを被る」
古泉「なるほど。それならただの変質者にしか見えませんね」
キョン「あぁ、というわけだ。頼む長門パンツを貸してくれ」
長門「・・・・・分かった」ガタッスルスル
長門「・・・はい」
キョン「ありがとな長門」
古泉「長門さん、僕の方もお願いします」
長門「了解」
キョン「ふむこれが長門のパンツか」カブリ
キョン「なかなかいいフィット感だな。まるでここにあるのが当たり前みたいな気がする程だ」
古泉「こっちは終わりましたよ。それでは行きますか」
キョン「ちょっと待ってくれ。長門、こっちを向いてくれ」
長門「なに」
キョン「スウゥゥゥゥゥハアァァァァァスウゥゥゥゥハアァァァァ」
長門「・・・」
キョン「クンクンペロペロスーハスーハー」
長門「・・・・・・・」
キョン「ふぅ、なかなか良いパンツだったぜ長門。さぁいくぞ古泉。まずは朝比奈さんからだ」
古泉「ええ」
廊下
古泉「いましたよ!」
キョン「朝比奈さーん!!」
みくる「へ?」クルッ
みくる「きゃあぁぁぁぁ変態ーーーーー!!」
キョン「ちょっ落ち着いてください」
みくる「いやぁぁぁこないでええぇぇぇ!」
キョン「だから落ち着いてくださいってば。ほら俺ですよ俺」
みくる「え?あ、この声・・・もしかしてキョン君?」
キョン「ええ、そうですよ」
みくる「もぅびっくりしましたよぉ。変質者かと思っちゃいました」
キョン「すいません朝比奈さん驚かせてしまって」
キョン「ほら古泉。お前も謝っとけ」
古泉「すいません朝比奈さん」
みくる「あ、古泉君もいたんですか。気付かなかったです」
古泉「長門さんの力で他人に認識されるのをON、OFF出来るようにしてもらったんですよ」
みくる「そうだったんですか。でもなんでキョン君はそんな恰好をしてるんですか?」
キョン「使用済みパンツを奪うためですよ」
みくる「え?なんでそんなことを」
キョン「使用済みパンツでおにぎりを作るためですよ。というわけで朝比奈さんのパンツください」
みくる「なっ!そ、そんな変なお願い聞けるわけないじゃないですか!なにいってるんですかぁ!」
キョン「変ってそんな、俺はただ朝比奈さんの脱ぎたてパンツでおにぎりを作りたいだけなんです」
みくる「なんだ、そうだったんですかぁ。ちょっとまってて」スルスル
みくる「はいキョン君。私の脱ぎたてパンツです。使って」
スレタイからは全く予想もつかない展開だ・・・
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:55:31.15:E75hSxHl0キョン「古泉!ごはんだ!」
古泉「どうぞ」
キョン「よし、これで至高のおにぎりが作れるはずだ」ニギニギ
古泉「楽しみですね」
キョン「出来た!さぁ食べるぞ古泉!」
古泉「ええいただきましょう」
キョン「パクパク」
古泉「モグモグ」
古泉「おや、この毛は朝比奈さんの・・・」
キョン「!!」
キョン「おいっばか!その毛を食べようとするな古泉!」
古泉「はぁ何故です?」
キョン「言っただろ。今回は具なしおにぎりだ。だから陰毛は駄目だ」
古泉「そうでしたね」
キョン「朝比奈さんの毛はこっちに渡せ」
古泉「どうぞ」
キョン「ぱくっ」モグモグ
古泉「ちょっなにしてるんですか!!」
キョン「おっこれはなかなか」
古泉「さっき食べるなって言ったじゃないですか!」
キョン「お前がおにぎりと一緒に食べようとしたからだ。陰毛単体なら問題ないだろう」
古泉「くっそういうことですか」
みくる「そ、それよりおにぎりのほうはどうなんですか?」
キョン「その・・・味が薄いです。朝比奈さん今日は体育はなかったんですか?」
みくる「なかったですよ」
キョン「そうですか。体育で汗をかいていればパンツがもっと熟成して味が出たんですけどね」
みくる「うぅぅ力になれなくてごめんなさい」
キョン「気にしないでください。悪いのは体育の無い時間割なんですから」
みくる「キョン君・・・///」
古泉「さぁ気を取り直して次に行きましょうか」
キョン「次は・・・そうだな長門にでも頼むか」
キョン「もしもし長門、俺だ」
長門『なに』
キョン「朝倉を復活させてくれ」
長門『・・・なぜ?』
キョン「さっき部室で話を聞いていただろ?もちろんおにぎりの為だ」
長門『・・・分かった』
キョン「それと復活させる時は炎天下の中持久走をしたっていう設定で頼む」
長門『・・・チッ・・・了解』
キョン「頼むぞ長門」
キョン「さて教室行くか。そこに復活させたみたいだ」
古泉「ちょっとまってください。あれは・・・」
キョン「鶴屋さんだ!よし先に鶴屋さんのほうを味見しとくか」
キョン「鶴屋さーん!!」
鶴屋「ん?おわあぁぁなんか変なのがいるにょろーーー!!」
キョン「俺ですよ俺。キョンです」
鶴屋「ってなんだキョン君かい」
古泉「僕もいますよ」
キョン「鶴屋さんにお願いがあります。今履いているパンツもらえませんか?」
鶴屋「・・・え?」
キョン「実は女の子の脱ぎたてパンツでおにぎりを作りたいんですよ」
鶴屋「何だそういうことかい。今日はナプキンつけてるけどそれでもいいならあげるっさ」
キョン「マイガッ!!」
古泉「ナプキン・・・ですか。それもいいかもしれませんね」
キョン「いや駄目だ。ナプキンで作ったものはうまくない」
古泉「既に試していたのですか」
キョン「あぁ女子トイレにある箱の中に使用済みナプキンがかなり置いてあったからな。それを拝借してな」
古泉「そうだったんですか」
キョン「というわけで今回はやめておきます」
鶴屋「悪かったね、役に立てなくて」
キョン「いえ、気にしないでくださ。さぁ教室に行くぞ古泉」
古泉「次は朝倉さんの番ですか」
教室
ガラガラ
キョン「よう、久しぶりだな朝倉」
朝倉「はぁ。で、いったい何の用?」
キョン「脱ぎたてパンツ。これだけ言えば分かるだろ?」
朝倉「ふっ、いいわ今日はちゃんと殺してあげる」
キョン「おっおい、よせっ!じゃあこれでどうだ脱ぎたてパンツ、おにぎりこれなら分かるだろ?」
朝倉「分かるわけないでしょ?馬鹿じゃないの!だいたい何なのよその格好は?目に映った瞬間刺し殺そうかと思ったじゃない」
キョン「物分かりの悪い奴だな。お前の使用済みパンツでご飯を握っておいしいおにぎりが作りたいだけだよ」
朝倉「うわぁ、あーもうホント殺したい」
キョン「やめとけ俺のバックには長門がいるぜ。すぐにこっちに来れるぞ」
朝倉「ちっ」
キョン「というわけでちょっとパンティらせてくれ」
朝倉「嫌に決まってるじゃない」
キョン「な・・・おい・・・嘘だろ?俺はただパンティりたいだけなんだぞ?」
朝倉「ねぇ、パンティと言う単語に動詞としての意味なんてないからね?何なのよさっきから」
キョン「パンティるってのは普通に使うだろ。お前のパンツの匂いを確かめたいって意味だぞ?」
朝倉「どこの国の言葉なのよ!っていうかさっきおにぎりを作るって言ってなかった?目的が変わってるじゃない」
キョン「まぁまぁ。そういうわけだからさ。な?」
朝倉「な?じゃないわよ。絶対にいや」
キョン「もしもし長門俺だ。朝倉を動かないようにしてくれ」
長門『了解』
朝倉「ちょ、なにいってるのよ!!」
朝倉「うぅ、動けない。覚えてなさいよ」
キョン「そう言われてもなぁ。これが済んだらまた長門に消してもらうし」
朝倉「ひどっなによそれ」
キョン「お前の態度次第では考えてやってもいいがな」
朝倉「うわ、あなたに従うぐらいなら消えたほうがましね」
キョン「けっ言ってろ。俺は目的さえ果たせればいいからな。じゃあ脱がせるぞ」スルスル
朝倉「くぅっ」
キョン「ふむ今日の朝倉は白パンツか。良いパンツだ。そして、中もいい感じに黄ばんでるな」
キョン「くんくん・・・おほぉ匂いもなかなか強烈で良い感じだぜ」
朝倉「いちいち声に出して言わないでよ」
キョン「さてご飯ご飯と」
古泉「どうぞ」
キョン「ふへへ楽しみだぜ」ニギニギ
古泉「ええそうですね」
キョン「できたぞ、ほらよ」
古泉「おぉなかなかいい香りがしますね」
キョン「味のほうはどうかな」パクッ
古泉「いただきます」パク
キョン「おぉ、これだよこれ、この味なんだよ。俺が求めていたものは」
古泉「香りといい塩加減といいまさに至高のおにぎりですね」
キョン「・・・しかし何か足りないような気もする」
古泉「そうですか?僕は十分だと思いますが」
キョン「やはり俺の考えだと本命であるハルヒのおにぎりが至高だと思うんだ」
古泉「まぁそこらへんは個人差でしょうね。僕は朝倉さんので満足ですよ」
キョン「そうか。とりあえず俺はハルヒを探してみるぜ」
古泉「手伝いましょうか?」
キョン「いや、いいよ。十分手伝ってもらった。ここからは一人でやるさ」
古泉「そうですか頑張ってください」
キョン「ああ。とりあえず外から探してみるか」
外
キョン「うーんハルヒは見つからんな。やっぱり外には出てないか」キョロキョロ
キョン「ん、あれは!佐々木だ!あいつのも味わっておくか」
佐々木「ん?」
キョン「よう佐々木」
佐々木「へっ変態ーー!・・・って今の声、もしかしてキョンかい?」
キョン「おう俺だ」
橘「まったく、びっくりしましたよ。変態かと思ったじゃないですか」
藤原「ふん」
九曜「・・・」
佐々木「で、キョンはなんでそんなかっこをしているんだ。何かの罰ゲームかい?」
キョン「いや俺だと気づかれずにハルヒから下着を奪うためだ」
佐々木「そうか。ねぇキョン、良い病院を紹介しようか?」
キョン「は?なんでだよ。まぁいいやとりあえずお前の穿いているパンツもらうぞ」
藤原「何を言っている。お前正気か?」
橘「させると思いますか?」
キョン「佐々木の使用済みパンツでおにぎりを作りたいんだ。頼むよ」
藤原「そういうことか。なら仕方ないな」
橘「ですね」
佐々木「いや、おかしいだろ!なんで納得しているんだ!?」
キョン「というわけでお前のパンツもらうぞ」
佐々木「なにがというわけでなんだ」
キョン「まあまあ」
佐々木「ちょっスカートをつかむなっ!」ガシッ
キョン「おい、手を離せ」
佐々木「離したら脱がせようとするだろう?」
キョン「当たり前だろ何言ってるんだ」
佐々木「もう!いい加減にしろっ!」パシン
キョン「痛っ。叩くことないだろ」
佐々木「見損なったよキョン。まさか君がこんな奴だったなんて」
キョン「あぁそうかよ。けどなお前が俺を見損なったように俺もパンツをくれないお前に失望してるんだぜ」
佐々木「え・・・あぁうん。勝手にしてくれ。行くよ皆」
藤原「がっかりだ。一人でいってくれ」
橘「呆れましたよ佐々木さん」
九曜「Fuck」
佐々木「・・・あれ?僕のほうが正しいでしょ・・・え?」
キョン「じゃあな佐々木。もう二度と会うことはないだろうが」
佐々木「ちょ、ちょっとまって!!」
キョン「ん?なんだよ」
佐々木「二度と会わないなんてそんなこと言わないでよ」
佐々木「ほ、ほらパンツ渡せばいいんだろう?今脱ぐから」
キョン「いや、もういいよ」
佐々木「え・・・」
キョン「お前にはもう期待してないから。じゃあな」
佐々木「そんな・・・キョン・・・」
佐々木「・・・・・あ、そういえば今日パンツ穿いてきてなかったや」
校内
キョン「よく考えたらさすがに校外にはいかないか」
キョン「もしかしたらもう部室にいるかもしれん」
キョン「一度戻ってみるか」
ハルヒ「あっあんたなにやってるのよ!!」
キョン「!!」
ハルヒ「なんて恰好してるのよキョン」
キョン「なっなんで俺だと気づいたんだ!」
ハルヒ「・・・ねぇあんたホントどうしたの?頭でも打った?」
キョン「俺の偽装は完ぺきだったはずだ!」
ハルヒ「はぁ?見て分かるじゃない」
キョン「くそ、さすがハルヒ。頭がいいだけの事はある」
ハルヒ「いや、頭の良さとか関係ないから。逆になんで気付かれないと思ったのか聞きたいわ」
キョン「なんでもなにもパンツで顔を覆っちまったら誰だか分からないだろ」
ハルヒ「本気でそう思ってるのなら一回死んだ方がいいわね」
キョン「実際今まで自分から言うまで気づかれなかったからな」
ハルヒ「そんなわけないでしょ。一目見て分かるじゃない」
キョン「それが事実なんだよ」
ハルヒ「・・・まぁいいわ。で、なんであんたはそんな恰好してるのよ?」
キョン「実はだな、今お前が穿いてるパンツを奪うためにこんな恰好をしているんだ」
ハルヒ「うん、ごめんよく聞こえなかったわ。もう一回言ってくれる?」
キョン「お前が今履いているパンツがほしいんだよ」
ハルヒ「・・・ねぇキョン、あんたホントにどうしたの?何かあった?」
キョン「いやこれは」
ハルヒ「いじめ?誰かにやらされてるの?だったらもういいわそんなことしなくて、あんたは私が守ってあげる」
キョン「違う、これは俺の意思だ!お前のパンツがほしいんだよ!」
ハルヒ「なっ何言ってるのよバカキョン!・・・なんで私のパンツなんか///」
キョン「そういうわけだから」
ハルヒ「ちょっ待って。だ、だいたいパンツなんてどうするのよ」
キョン「ああそれはだな」
ハルヒ「わ、私のパンツで・・・そっその、いかがわしいこと///」
キョン「もちろんそういうこともしたい」
ハルヒ「な、なにいってるのよ///」カァー
キョン「でも今回は違うんだ」
ハルヒ「・・・へ?」
キョン「お前のパンツでおにぎりを作りたい、ただそれだけだ」
ハルヒ「」
キョン「おい、どうしたハルヒ?」
ハルヒ「こ・・・」
キョン「こ?」
ハルヒ「この変態!!なに考えてるのよバカキョン!!頭湧いてるんじゃないの!?」
キョン「いや、まってくれ俺はただお前の股間成分たっぷりのおにぎりが食べたいだけなんだ」
ハルヒ「私の・・・こ、股間って///さっきからなんなのよもう///」
キョン「駄目かハルヒ?」
ハルヒかわいい
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:32:50.56:Sv+7hnjg0ハルヒ「そんなの無理に決まってるでしょ」
キョン「なぜだハルヒ」
ハルヒ「恥ずかしいからに決まってるじゃない」
キョン「頼むよ、そこをなんとか」
ハルヒ「だいたいパンツでおにぎりを作りたいとか頭がおかしいとしか思えないわ」
キョン「でももしお前の好きな人のパンツで作るとしたらどうだ?」
ハルヒ「それは・・・・・・///」
ハルヒ「・・・ま、まぁいいわ。あげてもいいけどそのかわり交換よ」
キョン「俺のパンツとか?」
ハルヒ「そ、そうよ、だって、その、ほっほら私ノーパンになっちゃうじゃない!」
キョン「まぁそれもそうだな」
ハルヒ「でもどうしてパンツなのよ。直じゃ駄目なわけ?」
キョン「将を射んと欲すれば先ず馬を射よって言うだろ」
ハルヒ「なにそれ、馬がパンツってわけ?・・・え、あれ、それじゃ将って・・・あ///」
キョン「そう・・・そういうことだ」
ハルヒ「あ、あんた私の事///」
キョン「いや待てハルヒ。それ以上は言うな」
ハルヒ「だ、だって」
キョン「言っただろ?将を射んと欲すれば先ず馬を射よって。まずはパンツを落としてからだ」
ハルヒ「じゃあそのあとは私よ?待ってるからね。約束よ?」
キョン「あぁ約束するよ」
こうして俺はハルヒのパンツと付き合い始めた
当初の目的のおにぎりも食べた。やはり俺の予想通り至高のおにぎりだった
デーモもしたりした。遊園地でジェットコースターに乗った時はハルヒPが飛ばされそうになって焦ったぜ
キョン「なぁハルピー次の休みはどこに行きたい?」
ハルP「・・・」
キョン「そうか、家でごろごろするのも悪くないよな」
ただ全てが順調だったわけじゃない喧嘩だって当然した
間違えて洗濯しそうになった時は四日間も口をきいてくれなかった
海に行った時は防水対策を忘れて泳げなかったハルPの機嫌を直すために尽力していた
何度も障害を乗り越えてようやく今の関係になった
もうそろそろいいはずだ
ハルP「・・・」
キョン「ん?どうしたんだよ急に甘えてきて」
ハルP「・・・」
キョン「はは、まったく。こいつめ」
そろそろ俺は次のステージに進んでもいいはずだ
キョン「なあハルピー話があるんだ」
ハルP「・・・」
キョン「結婚しよう」
ハルP「・・・」
部室
キョン「というわけで俺はハルヒのパンツと結婚する」
古泉「そうですか、おめでとうございます」パチパチ
みくる「おめでとうキョン君」パチパチ
長門「・・・」パチパチ
ハルヒ「なんでそうなるのよ!?おかしいでしょ!」
キョン「頼む認めてくれ!娘さんを俺に下さい!幸せにするから!」
ハルヒ「っていうかあの時の約束はどうしたのよ!」
キョン「あの日の約束は守れない。けど今度は守る!!だから認めてくれ!」
ハルヒ「あ、あんたねぇ!」
鶴屋「やっほーみくるいるかいっ?」ガチャリ
鶴屋さんが入ってきたその時、室内と廊下の窓が開いていたため風が部室内を通り抜けた
そして・・・
ハルヒのパンツが宙を舞った
キョン「くそ、ハルピーが外に出ちまった」
古泉「長門さんなんとかできませんか!」
長門「できない」
みくる「どうするんですか?この高さから落ちたらきっと助からないですよ」
ハルヒ「助かるも何もただの布で――」
キョン「うおぉぉぉぉぉぉ!!こうなったら俺が助けてやるぜ!!」
そう言って部室の窓からパンツに向かって―――
―――跳んだ
キョン「おりゃあ!」ガシッ
キョン「もう離さないからな。ハルピー」ヒュウゥゥゥ
キョン「さて、一か八か」ヒュウゥゥゥ
キョン「はっ」ゴテンチャクチッ
キョン「ふぅなんとかなるもんだな」
ハルヒ「キョ―ン!!」
キョン「おっハルヒ。もう降りてきたのか早いな」
ハルヒ「はぁはぁ、あんた大丈夫?怪我とかしてない?」
キョン「ああ、無事だぜ。そしてこいつもな」
ハルP「・・・」
ハルヒ「はぁ、あんたってホント馬鹿ね。どんだけ私のパンツが好きなのよ」
ハルヒ「ったく、もういいわ認めてあげるわよ」
キョン「え?なんだって?」
ハルヒ「だから私のパンツとの結婚を認めてあげるって言ってるの!」
キョン「い、いいのか!」
ハルヒ「そのかわり絶対に幸せにしなさいよねっ!」
ハルヒに認めてもらった俺たちはすぐに結婚した
これから俺たちの幸せライフが始まるんだ
後日
キョン「セックスしたらハルピーが破れて死んだ」
ハルヒ「おい」
―おわり―
乙
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