- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:09:34.81:cCh42OsEO
とある日曜日
土御門「あ~ぁ、暇だにゃ~。何か楽しいことでもないかにゃー」
土御門「そうだ!こういう時は上ヤンの所に遊びに行くのに限るぜよ!」
土御門「そうと決まれば待ってろよ上ヤン!」

【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」

【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww

【東方】ルックス100点の文ちゃん

【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:12:36.28:cCh42OsEO
土御門「上ヤ~ン!遊びにきたぜい!」
土御門「ってあれ?留守か?鍵もかけぜに物騒だにゃー」
土御門「仕方ない帰ってくるまで待つとするか」
ガチャ
土御門「おっ?帰ってきたかにゃ?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:16:19.63:cCh42OsEO
美琴「………」
土御門『あれは超電磁砲?なんで超電磁砲が上ヤンの家に?』
美琴「……」
土御門『何だ?タンスの方に向かって行ったぞ?』
土御門『なっ!上ヤンの下着を物色し始めた!』
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:21:28.44:cCh42OsEO
美琴「えへへ~、当麻のパンツ~!」
土御門『な、何をしているんだ?しかし、これは止めなきゃいけねぇよな』
土御門「何をしているんだ?」
美琴「!?」
土御門「もう一度言う。何をしているか聞いてるんだにゃー」
美琴『にゃー?そういえば当麻はスフィンクスっていう猫を飼ってるって言ってたわね。という事は…』
美琴「……なんだ猫か」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:24:17.91:pTPT6zWqO
美琴「……」くんかくんか
土御門「(ちょ、なにしてるんにゃ、超電磁砲!)」
ガタッ
美琴「!」
土御門「(しまった!)」
土御門「に、にゃ~」
美琴「…」
美琴「なんだ猫か…」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:27:40.80:cCh42OsEO
土御門『えっ?こいつ今猫って言った?言ったよな?いやでも…よし!もう一度聞いてみよう』
土御門「お嬢ちゃん今なんて…」
美琴「!?」
美琴『今普通に喋ってなかった?もしかして猫じゃないの!?』
土御門「もしも~し。何か言ってくれにゃー」
美琴『あっ、やっぱり猫か』
土御門「おい!今目が合ったろ!何で何事もなかったかのように下着を物色してんだよ!おい、コラ!パンツを顔に当ててニヤニヤするんじゃない!おい!話しを聞くにゃー!」
美琴『それにしてもうるさい猫ね。二足歩行だし…変わった猫もいるもんね…』
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:32:34.44:cCh42OsEO
土御門『とうとう目も合わせてくれなくなった…』
土御門『持ってきてた鞄に上ヤンのパンツを入れてるし…』
土御門『あれ?今度は洗面所に行ったぞ?』
土御門『ゲェッ!最高の笑みを浮かべて歯を磨いてる!』
土御門『超電磁砲はそこまで上ヤンの事が好きなのか?』
土御門『でもあの歯ブラシがインデックスのだなんて口が裂けても言えない…』
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:33:20.96:U3vUT5x00
土御門『歯を磨き終えたと思ったら今度は上ヤンが使った食器を鞄に入れ始めた』
土御門『ここまでくると重症だにゃー』
土御門『あっ、上ヤンが使ったフォークを舐め始めた』
土御門『凄い嬉しいんだろうなぁ。顔が恵比須様みたくなってるにゃー』
上ヤン「ただいまー」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:39:14.77:pTPT6zWqO
土御門・美琴「!?」
上条「あれ?鍵が開いてる?」
土御門「お、お帰り上ヤン…」
上条「あれ?なんでお前がいんだよ?ってビリビリ!何でお前までいんだよ!」
美琴『やばい帰ってきちゃった…』
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:44:16.53:cCh42OsEO
上条「何でお前までいるんだ?」
土御門「まぁ、いいじゃねぇか。とりあえずお茶でも飲もうぜ」
上条「図々しい奴だなお前」
美琴『あれ?そういえばこの猫さっきから普通に喋ってない?もしかしてこいつ猫じゃないんじゃ…』
美琴「……猫」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:47:21.64:cCh42OsEO
上条・土御門「あぁ?」
美琴「あなた猫よね?」
上条「何を言ってるんだ?どう見ても人間だろ?」
美琴「あんたスフィンクスって猫を飼ってるって…」
上条「飼ってるぞ。お前これが猫に見えんのか?」
土御門「ずいぶん酷い言われようだな」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:50:32.45:cCh42OsEO
美琴『じゃ、じゃあこの人は私のあんな姿やこんな姿をずっと見てたんだ…』
美琴「うっ…うぇっ…」
上条・土御門「!?」
上条「どどどどうしたんだよ御坂!」
土御門「ななな何を泣いてるんだぜよ!」
美琴「だって…この人猫じゃ…ないって…」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:54:44.66:cCh42OsEO
上条「あ~あ!そういえばこいつ猫だった!」
土御門「!?」
美琴「さっきスフィンクスじゃないって…」
上条「俺もう一匹土御門っていう猫を飼ってるんだよ!」
土御門「えぇ!?」
美琴「嘘…」
上条「嘘じゃないって!なぁ?」
土御門「えっ…」
上条「なぁ!」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:57:04.42:r6KBaHAV0
土御門「そそそそうなんだにゃー。実は御主人様とドッキリを仕掛けていたんだにゃー!」
美琴「本当?」
土御門「本当だにゃー」
上条「見事に騙されたな」
美琴「えへへ。騙されちゃった」
上条・土御門『良かった泣き止んでくれた…』
黒子「見つけましたわよお姉様」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:03:53.94:cCh42OsEO
美琴「あっ、黒子!」
黒子「3人でやけに楽しそうでしたわね。何をしてらしたんですの?」
土御門・上条「!?」
美琴「3人?何言ってるの黒子?土御門は猫よ」
上条・土御門『やめろ…やめろ!』
黒子「はぁ?……どう見ても人間じゃありませんの」
土御門・上条『ノーーーー!!』
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:07:41.99:cCh42OsEO
美琴「うぅっ…」
美琴「うわぁぁぁん!!!」
黒子「お、お姉様どこに行きますの!待って下さいまし!」
上条「……ったく、なんだってんだよ一体…」
土御門「あっ!」
上条「どうした?」
土御門「あのお嬢ちゃんどさくさに紛れて上ヤンの下着持って帰ったぞ」
上条「えっ!」
終わり
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:12:39.85:r6KBaHAV0
おまけ
美琴「あっ!土御門土御門!」
土御門「んん?」
土御門「なんだお嬢ちゃんか。年上を呼び捨てにするのはあまり感心しな…」
美琴「これあげる!」
土御門「なんだ?」
美琴「どうせあいつの事だからちゃんとしたご飯くれないんでしょ?だからこれ!最高級キャットフード!いっぱい食べてね!」
土御門「………」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:27:08.78:cCh42OsEO
おまけ2
美琴「あっ!あんた!」
上条「ん?なんだビリビリか」
美琴「この前あんたの家に行った時猫の遊び道具全然なかったわよ!」
上条「あぁ、そういえばそうだな。それよりも俺のパンツ…」
美琴「だから猫じゃらしあげる!ちゃんと遊んであげなさいよ」
上条「おぉ、悪いなスフィンクスも喜ぶよ。」
上条「あれ?猫じゃらし2つあるけど…」
美琴「そんなの土御門にもあげないと可哀相じゃない」
上条「………」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:49:37.98:r6KBaHAV0
黒子「お姉様今日はどちらへ行かれますの?」
美琴「お買い物♪」
黒子「お買い物?」
美琴「そう。この前あいつの家に行ったら砂がなかったから買ってあげるの♪」
黒子「砂?何に使うんですの?」
美琴「土御門のトイレに決まってるじゃない」
黒子「………」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:58:32.19:Nw1OghFEO
土御門「待たせたなねーちん」
神裂「急に呼び出してどうしたんですか?」
土御門「それがちょっと厄介な事が起こっ」
美琴「あー!土御門じゃない!」
土御門「……」
美琴「こんな所で迷子にでもなったらどうするの?さっ、帰るわよ」
土御門「お嬢ちゃん今大事な話しをしてるんだ」
神裂「申し訳ありませんが後にしてもらえますか」
美琴「帰るわよ…」グスッ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 19:01:03.33:Nw1OghFEO
土御門・神裂「!」
土御門「そそそうだにゃー!御主人様も心配してるだろうからもう帰ろうかにゃー!」
神裂「そそそそうですね。もう4時過ぎてますしね!」
美琴「でしょ♪じゃあ一緒に帰りましょう♪」
土御門「じゃあねーちんまた今度にゃー!」
神裂「はーい」
神裂「はぁ…」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:06:27.11:IdyzkLgn0
++++++++++++++++++++++
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 04:18:43.22:9+dyvhq8O
上条「ハァ・・・不幸だ」
学園都市に暮らす高校生、上条当麻はいつものようにその言葉をつぶやき、街中を歩いていた。
しかしその目線はいつもよりもかなり低く、足の数は倍に増えて、体毛が濃くなっていた。
上条「朝起きたら猫になっているなんて、今までの不思議体験を遥かに越えていますよ・・・」
現状、彼は途方にくれて学園都市内をフラフラと四足歩行しているのだった。
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 04:36:29.79:9+dyvhq8O
上条「コレは何ですか?また魔術ですか?さすがの上条さんも対処ができません」
そんな誰も反応してくれない質問と愚痴を吐きながら歩いているとある光景に気付いた。
子猫二匹が大きな犬に怯えているのだ。猫達は壁と犬に挟まれているため、逃げられない状態にある。
それを目にした上条は迷わずを猫と犬の間に割って入る。
上条「オイ!止めろよ!」
自分が猫だろうと、助ける相手が猫だろうと、立ち向かう相手が犬だろうと、そこで迷わないのが上条当麻だ。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 04:52:29.52:9+dyvhq8O
犬「なんだテメェは?誰に向かってそんな口訊いてやがる?」
上条「誰って、ただの犬だろうが!弱い物イジメして楽しいか?」
犬「生意気なクソネコが!テメェからやってやるよ!」
そう吠えて、犬は上条に襲いかかる。
向かってくる犬に猫である上条は怯むことなく立ち向かう。
犬の牙に警戒しながら、顔へ跳びかかると同時に爪で目を引っ掻く。
とても今朝から猫デビューした物とは思えないスマートな動きで犬を撃退することに成功した。
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 05:07:10.34:9+dyvhq8O
上条「意外と上手くいくもんだな
大丈夫か?怪我とかしてない?」
子猫1「はい!助けてくれてありがとうございます!」
子猫2「ホントに助かりました」
上条「いえいえ、当然のことをしたまでだよ
じゃ、もう行くね」
子猫1・2((ヤダ…このオスネコかっこいい…///))
上条は人間の時と同じような言葉をかけ、同じように去っていき、同じようにフラグを建てていった。
まさにフラグ一級建築士と言われるだけはある。猫相手にもその能力は効くようだ。
そして、その様子を影から見て笑う者が少し離れた場所にいた。
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 05:27:33.17:9+dyvhq8O
上条はまた街中を歩き出す。あては無いが、現状を少しでも変えたかったのだ。
その上条にとある猫が話しかけてきた。
???「ヨッ!そこの色男……もとい、色オスネコ!」
その猫はとても奇妙な猫だった。
???「ちょっくら聞きたいことがある」
上条「?……なに?」
???「単刀直入に聞く、お前は何者だ?猫とは思えん!
この騒ぎの元凶だろ!?正体を現せ!」
上条「なんなのいきなり?
つーか、グラサンにネックレスに金の体毛の猫に言われたくねーよ!」
相手の猫の特徴を口に出して上条は気が着いた。
上条「…………土御門!?」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 05:45:03.07:9+dyvhq8O
土御門「上ヤン~気づくのが遅いニャー」
上条「土御門!お前も猫になったのか!?」
土御門「見てのとおりだぜい。二日前からこんな感じだニャー」
上条「マジでか!?」
上条は少しだけ安心した。知り合いに出会えたこと。同じ悩みを持つ者に出会えたことに。
しかし、不安も大きくなった。
土御門の話によると原因は一切不明。人を変身させる魔術に対する解術も試したが効果なし。
さらにもう二人が被害に遭っているらしい。
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 06:06:04.63:9+dyvhq8O
神裂「その二人のうち一人の神裂火織です
お久しぶりです、上条当麻」
ステイル「そしてステイル・マグヌスだよ」
上条「お前達だったのか…」
神裂「ところで上条当麻、お腹はすいていませんか?」
上条「ン?…確かに何も食べてないな」
神裂「わかりました。少し待っていて下さい」
神裂は空を見上げ、何かを探す。
しばらくすると力を溜めるように身体を小さくさせる。そして思いっきり身体を伸ばしジャンプする。
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 06:16:15.63:9+dyvhq8O
空中で神裂は叫ぶ。
神裂「Salere000!!」
魔法名を叫ぶと長い尻尾が光る。その尻尾を神裂は空高く飛んでいたカラスに叩きつけた。
必然的にカラスは地面に向かい墜落していく。
さらに、墜落していく先にはルーンを構えたステイルがいる。
ステイル「魔女狩りの王!!」
必殺料理人のカラスの丸焼きの出来上がりであった。
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:36:58.16:9+dyvhq8O
神裂「どうぞ、食べて下さい」
土御門「上ヤンは塩とタレのどっちがいいかニャー?」
上条「いや、野鳥なんて(健康的な意味で)怖くて食えねぇよ!
そして、調味料なんて何処からもってきたの?」
ステイル「なんだい?せっかく作ったのに食べないのかい?アッ、僕は塩で」
神裂「私はタレで」
土御門「オッケーだニャー」
上条「たった二日で立派に野良猫だな…いや、こんな猫いねぇな…」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:10:50.50:9+dyvhq8O
上条はタレを選択した。
結論から言うと、健康的には問題なかった。
しかし、一番苦手なレバーの部分にあたってしまった。
上条「ニガッ…不幸だ…」
神裂「よかったら、もう一度仕止めますか?この七天尻尾(しちてんしっぽう)で」
上条「何そのネーミング?完全に響きだけじゃん
てゆーか、あのジャンプ力なに?猫の限界越えてるじゃん」
神裂「聖人…いえ、聖猫ですから」
ステイル「せいびょう?」
土御門「性病?なんだ、ねーちん病気持ちなのかニャー
早めに直したほうがいいぜい」
この言葉の数秒後、土御門は七天尻尾の錆びと化した。
ちなみにステイルもやられた。
上条「不幸じゃなかった…」ガクブル
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:39:12.12:9+dyvhq8O
その後、彼らは現状把握の為の会議を開始した。
神裂「まず、この現状『子猫堕し(ニャンゼルフォール)』ですが…」
上条「ちょっと待て!そのネーミングはさすがにない!」
神裂「原因はまったくの不明。魔術的な対策は一通り打ちましたが効果なし
人間には言葉は通じず、動物にのみコミュニケーションが取れます」
上条「おい!スルーか?聞こえてないの?」
土御門「あきらめるニャー上ヤン。ツッコミは無駄だったぜい」
ステイル「とにかく、この四人で行動すべきだ。そしてリーダーを僕に決めよう」
上条「なんで最初からお前がリーダーなんだよ!意外と出たがりだな」
神裂「上条当麻の言うとおりです!まずリーダーを決める方法を決めましょう」
土御門「じゃ、リーダーを決める方法を決めるリーダーを俺にすべきニャー」
上条「キリがねぇから止めろ!」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 14:08:52.75:9+dyvhq8O
結局やる気満々だったステイルがリーダーを任された。
そして、リーダーの提案で街を散策することになった。新たな仲間や知り合いとの出会いに期待して。
上条「つーかよ、お前ら三人が探して二日でやっと俺が見つかったんだろ?他にいるのか?
知り合いに会えても人間だったら言葉通じないし」
ステイル「仕方ないだろ?手がかりが何もないのだから
それよりも僕は君がここに居ることが許せないよ。あの子が泣いていたら君のせいじゃないか…」
上条「なんだよいきなり?シリアスに言い掛かりつけるの止めろよ。腹立つなこいつ」
土御門「あの子ってあそこに居る子かニャー?」
禁書「まったく、トーマってば何処に行っちゃったのかな?」プンプン
スフィンクス「ニャー」(お前から夜逃げしたんじゃね?)
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:13:37.75:9+dyvhq8O
ステイル「第一目標発見!よし!みんな行くぞ!!第二目標はあの子に飼って貰うんだ!」ダッシュ
上条「おい!目的が変わってるぅ!!つーか、最終的に俺が大変じゃねぇか!!!」
神裂「お世話になります!上条当麻」ダッシュ
土御門「リーダー命令だニャー上ヤン。従うべきだぜい!」ダッシュ
上条「オイィィィィ!!マジですか!?」
ステイルを先頭にインデックスに駆けていく。嬉しそうな鳴き声をあげて。
しかし突然、ステイルが強烈な痛みを感じた。
スフィン「飼って貰うだと?そうはさせねぇ!!」
その痛みは上条家の飼い猫、スフィンクスの鋭い爪だった。
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:54:42.71:9+dyvhq8O
ステイル「なんだい君は?痛いじゃないか…」グスッ
上条(泣いてる!?)
スフィン「いきなり飼って貰うだなんて、非常識な猫だな!
はっきり言うが、我が家にそんな余裕ない!!
インスパアイヤ・ザ・ネクストって言う穀潰しがいるからな!!」
土御門(飼い猫にこんなこと言われちゃう女の人って……)
スフィン「これ以上我が家の大黒柱を苦しめる訳にはいかない!退け!」
ステイル「悪いが撤退はないね……
灰は灰に―塵は塵に―吸血殺しの紅十字!」ゴウッ
スフィン「いいぜ…どうしても退かないって言うなら…なんでも思い通りに出来るって言うなら…
先ずはそのふざくた幻想をぶち殺す!!」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:36:03.76:TRJtx9wQO
上条「元気出せよ、リーダー!頑張ったと思うぜ」
神裂「そうですよ…惜しかったじゃないですか」
この慰めの言葉の先にはステイルがいる。しかし少し外見が変わっている。
顔には見事な爪痕、乱れた赤い体毛、破られたルーン……彼は敗北してしまったのだ。
神裂「ステイルの力は拠点防衛に適したものですから仕方ないですよ!
次の機会は任せますよ!期待してます」
ステイル「………ウん」
土御門「野良猫に拠点防衛って、どうなんだろうなー」
ステイル「…………」涙ポロポロ
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:57:07.80:9+dyvhq8O
土御門「それにしても上ヤンの飼い猫は随分と上ヤンをしたっているみたいだニャー」
神裂「というか、大丈夫なんですか?猫に心配される家計なんて」
上条「あぁ…何とかやっているよ…」
ステイル「ホントに大丈夫なのかい?あの子にちゃんと食べさせといるのか?
服とか毎月買ってあげてるだろうな!?」
上条「テメェふざけんなよ!これ以上我が家のエンゲル係数上げるつもりか!?」
ステイル「何を言っているんだ君は…彼女の為の消費はエンジェル係数って言うんだよ」
上条「テメェ…その言葉をスフィンクスに言ってやろうか?」
ステイル「…………」ガクブル
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:21:44.38:9+dyvhq8O
そんな感じで言い争っているとまた見覚えのある人物を見つけた。
上条「ン?……あれは一方通行?」
土御門「また缶コーヒー大人買いしてるニャー……ヨシッ!行ってみるか」
上条「エッ!?なんでだよ?」
土御門「学園都市一番学力が高いからきっと猫の言葉も解決方法も知っているはずニャー!」
上条「何そのアホな理屈?」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:55:35.86:9+dyvhq8O
一方「アン?何ですかァこの猫どもは?
まさか人様のコーヒー狙ってンですかァ
せっかくのブラックコーヒーをやるわきゃねーだろ!」
上条「全然通じないんですけど!」
神裂(すごい独り言…)
ステイル(男?女?)
土御門「ア~あてが外れたニャー……」
そう言って一方通行は去って行った…
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 23:44:03.56:9+dyvhq8O
かと思いきや、一方通行は再び現れた。
大人買いの缶コーヒーが入った袋ともう一つの新たな袋を携えて。
一方「ほらよっ!ブラックコーヒーは苦ェからこれで我慢しな」
一方通行はブラックコーヒーと牛乳を皿の中で混ぜ合わせ猫達に差し出した。
神裂「意外と優しい方なのですね」
土御門「ツンデレだニャー」
上条「優しいけどなんか違くね?普通猫にはストレートに牛乳じゃん」
一方「アン?普通の牛乳のがイイのか?しゃーねェーな…ほらよ!」
上条「アレ!?伝わった?」
ステイル「なかなか美味しいけど少し苦いかな?砂糖は無いのかな?」ペロペロ
一方「砂糖かァ?あるぜ!」
上条「やっぱ分かるの!?」
一方「何だァ?騒がしいなオメェ…腹減ってンのか?これやるよ!」カラン
上条「何で削られてない鰹節丸々一本持ってるのぉ!?」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 00:04:26.10:iBjrGAW8O
試しに彼らは一方通行に状況を説明みた。
今朝突然猫に変わっていたこと、生まれて初めてカラスを食べたこと、ステイルが猫に敗北したことを。
その説明を聞いた一方通行は彼ら四匹を引き取ると言い出した
土御門「さすが学園都市第一位だニャー」
上条「ホントに理解してんのアイツ?」
一方通行の後をついていく四匹
そんな中、またまた知り合いに出会う
学園都市第三位の御坂美琴であった。
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 00:08:52.58:uMYBMy0zO
LEVEL5同士の突然の邂逅。緊張が走り、空気が張りつめていく…
一方「オリジナルかァ……」
美琴「アクセラレェェタァァァァァ!!!!」レールガン発射
一方「エェェェェェェェェェ!?」
音速の三倍のスピード、強烈な雷と衝撃を帯びたコインが一方通行に衝突する。
彼の細い身体が吹き飛ばされ、マンガのように星になって消えた…
上土神ス「「「「エェェェェェェェェェ!?」」」」
彼は夏のある日以来、能力に制限がかけられていた。そのため超電磁砲に反応できなかったのだ。
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 00:26:35.99:jrfCQIsR0
出来たばかりの飼い主を失った四匹は呆然とする。
悲しみはあまり感じない、ただ単に驚いている。
上条「オイ…どうするんだよ…さっそく理解者失ったぞ…」
土御門「仕方ない、今度はあの子に話してみるニャー」
神裂「彼女も高位能力者なのですか?」
ステイル「確か第三位だったから、期待出来ると思うよ」
上条「いや…止めたほうが……」
土御門「善は急げだニャー♪」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 01:03:21.66:iBjrGAW8O
猫となった魔術使三人が美琴に向かって駆けていく。その後を上条が追いかける。
だが、先頭の三人は突然身体中に痛みと痺れを感じた。
土御門「何コレ?イタイイタイイタイ!!」ビリビリ
神裂「クッ…ンッ!アッ!!」ビクンッビクンッ
ステイル「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」ビリビリ
電撃使いである御坂美琴の周りには微弱な電磁波が流れてる。
現在猫の身体である彼らはその電磁波を感じているのだ。
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 01:25:54.89:iBjrGAW8O
土御門「いたぁぁぁぁぁぁぁ」ビリビリ
上条「オイ!大丈夫か?だから止めたのに…」
ステイル「何で君は無事なんだい!?」ビリビリ
上条「幻想殺しのおかげかな?身体が小さいから効力が全体にみたいな?」
神裂「アフッ!…ッア!ダメ…///」ビクンビクン
上条「神裂さんンンン!?ホントに大丈夫なのぉ!?つーかそれ痛み?」
神裂「上条……当麻…あまり見ちゃあッア!!イヤッ……///」ビクンビクン
美琴「なんか騒がしいわね~~ンッ?
なんだ猫か……」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 01:58:38.97:iBjrGAW8O
御坂美琴は猫が好きである。
しかし、自分が発する電磁波が猫に嫌がられるのを分かっているためあまり自分から触れない。
美琴「ごめんね、みんな。私のせいでこんなに苦しんじゃって……」
少しだけ悲しい顔して猫達に謝る。そこで一匹の猫の様子がおかしいことに気づく。
いや、正確には通常通りなのだ。美琴の電磁波にまったくの無反応なのである。
仲間の三匹を気遣っているくらいだ。
美琴「あなた凄いわね~電気に強いのかしら?」ヒョイ
上条「なんでせうか?御坂さん」
美琴「アラ!おとなしい子ね~」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 02:35:19.04:iBjrGAW8O
土御門「上ヤン、俺たちはここから離れるニャー…後から合流しようぜい」フラフラ
上条「あぁ、分かったよ…」
その言葉を残して土御門達は電磁波からのがれた。
電磁波の原因である美琴は上条を抱えて、彼をずっと見つめている。
美琴「ン~~~~ン?」
美琴は初めてあったはずの猫になぜか見覚えがあった。
黒いツンツンの毛並、人がよさそうな少し気の抜けた表情。
猫のその特徴から美琴は自分の思い人を思い出した。
美琴「って無い無い!てゆーか、アイツはそんなんじゃないし!ただの宿敵よ…///」
上条(どしたのコイツ?)
頬を赤くして自分自身に彼女は言い訳をする
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 02:58:35.42:iBjrGAW8O
一方通行が流星となった現場から、上条と美琴は少し離れた場所にいた。
上条は美琴の腕にくるまれていた。ちなみに上条の背中は美琴の胸に密着していた。
上条(御坂の胸意外に柔らかいな………ってイカンイカン!
紳士な上条さんは中学生に欲情なんてしませんよ!)
上条(そういや、いつの間にか放課後になっていたんだな…また学校休んじまった…)
美琴「どうしたのかな~猫ちゃ~ん?お腹空いたの?」
上条(こんな御坂初めて見るな…)
そんな発見をしながら、猫となった上条は首を振って御坂の質問に答える。
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 03:14:08.03:iBjrGAW8O
一方通行が消えた現場からさらに離れて、美琴と上条はとある公園にいた。
その公園は二人(今は一人と一匹)が普段よくエンカウントする場所だ。
美琴はベンチに腰掛け、上条を自分の隣に置く。
美琴「猫ちゃ~ん♪何か飲み物飲む?ヤシの実サイダー買ってあげようか?」
上条「ニャオー」クビヨコフリ
上条はまたしても美琴の申し出を断る。
彼は先ほどのカフェオレと牛乳と鰹節で既にお腹イッパイなのだ。
美琴「そう、分かったわ。要らないのね?てゆーか猫ちゃん凄い賢い!
私の言葉が分かるの?」
上条(そりゃ人間ですから)クビタテフリ
美琴「すご~~い」パァ
上条は美琴の無邪気な笑顔を見て少し嬉しく感じた。
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 03:36:59.49:iBjrGAW8O
美琴「ウ~ン……やっぱ『猫ちゃん』じゃ長いかな?私が名前付けちゃおうかしら?
ねっ?いいかな?」
上条(どうぞ好きして下さい美琴センセー)クビタテフリ
上条のリアクションを見て、美琴は名前を考えはじめる。まぁ、一分もせずに名前は決まったらしい。
しかしなかなか上条に名付けない。何故か名前を口に出すのを躊躇っている。しかも少し照れている。
美琴「じゃ、あなたの名前は…………『トウマ』ね///」
上条「エッ!?まさか気付いたの?」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 16:58:15.62:iBjrGAW8O
美琴「フフフ♪……アイツを名前で呼ぶのは無理だけど、この子には良いわよね~」
上条(どゆことですか美琴センセー?私は猫にも劣る存在だということですか?)
上条のこの疑問は大きくハズレである。
美琴はただ単に照れ臭いだけなのだ。上条に面と向かって名前を呼ぶことが。だけど、名前で呼びたい。
だから上条の面影がある猫で練習するつもりなのだ。
美琴「イヤ~~ホントにおとなしい子ねトウマは!」ニコニコ
上条(まぁ別に構わないですけどね……つーか、コイツは何故公園に?」
美琴は用事がない日は良くこの公園にくる。登下校の通り道ということもあるが、ある目的がある。
上条に会うためである。会うといってもロマンチックな理由ではない。
vs上条戦での黒星を白星に変えるためなのだ。
しかし、美琴の上条に対する気持ちを知る者は皆思う『そんなドラゴンボールみたいなコミュニケーションは止めろ』と。
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 17:01:15.54:iBjrGAW8O
黒子「お姉さま~~~♪」トビツキ
美琴「アラ黒子じゃない!風紀委員はどうしたの?」電気ビリビリ
黒子「今日は早めに終わりましたの!///」ビリビリビクンビクン
上条(何?コイツラの挨拶?これが最近の中学生なのか)
黒子「?この黒猫はなんですの?」
上条「ニャオ!(よう白井!)」
美琴「あぁ、その子はトウマよ!なつかれたの」
上条(別に俺がなついた訳じゃない…)
黒子「トウマ?………って貴様あの類人猿かぁ!?」鉄矢テレポ
上条「エェェェェェェ!?いきなり何?確かに当たりだけど!俺何か悪いことした!?」ダッシュ
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 17:03:21.32:iBjrGAW8O
美琴「やめなさい!!」バチンッ
黒子「アフンッ!」ビクンビクン
美琴の電撃により上条はこと無きをえた。そして、黒子は美琴に説教された。
ここで話題は『この猫(上条)をどうするのか?』というものになった。
黒子「お姉さま、野良猫に名前まで付けてどうしますの?寮はペット禁止ですのよ」
美琴「そうなのよね~出来ることなら飼いたいんだけどね…」
黒子「あの寮監がなんと言うか…」
『あの寮監』とは美琴と黒子の暮らす、常盤台中学女子寮のトップのことだ。
その寮監はかなり規則に厳しく、門限に数秒でも遅れれば即座に罰則を与える。
さらにかなりの戦闘力をもち、LEVEL3以上の生徒達を簡単にあしらうことが出来るくらいだ。(一度だけ熱女に敗北してます。恋愛で)
美黒「……………」ガタブル
上条(………どしたの?)
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 17:05:31.80:iBjrGAW8O
怯えながらも、二人は上条を連れて女子寮に戻る。
門限にはまだ余裕はあるが不自然なほど静かに帰宅する。
上条(いつの間にか飼われることになっているな……アイツラは大丈夫…だな!)
上条は電磁波から逃れた三人を心配したが、カラスを仕止め調理した姿をおもいだし彼らを信じることにした。
というか、合流する場所も方法も決めてないため、半分あきらめたのだ。
そんなことを考えていると上条は目の前にある女性がいることに気付いた。
寮監「御坂、白井…珍しく早い帰宅だな…」メガネクイッ
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 17:38:00.66:iBjrGAW8O
黒子「寮監様ぁ!!只今帰りましたぁ!!!!」
美琴「第六天魔王寮監様ぁ!!ご機嫌いかがですかぁ!!!!」
寮監「いや、別に普段通り『寮監』で構わん」
上条(太鼓持ちが下手くそすぎる…)
黒子「本日のお仕事はいかがでしたか寮監(ルシフェル)様ぁ!」
寮監「読み方がおかしいぞ…」イラッ
美琴「本日もお綺麗ですね!リョーカン小暮閣下ぁ!!」
寮監「誰が10万と30ちょっと前だ…」ブチッ
上条(あっ…やばそう…)
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 18:25:52.41:iBjrGAW8O
結局彼女たちは寮監に怒られた。首をゴキッってされ、しばらく再起不能となった。
その後に連れてきた猫について説明をした。
寮監「なんだ…そんなことを気にしていたのか…
別に構わんぞ、飼っても」
美琴「エッ!?ほんとですか?」
黒子「何故?……」
寮監「知らんのか?数週間前から規則を変えてな、ペット」
黒子「いつの間に…」
寮監「私も猫を飼い始めたからな」
美琴(うわっ……なんか自己中…)
黒子(横暴ですの…)
上条(なんというご都合主義…)
寮監「アル!……新しい仲間だ仲良くしてやれ」
???「当然、主の命令なら従おう」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 19:45:53.63:iBjrGAW8O
寮監がよびだした猫は珍しい緑の猫だった。その顔は猫とは思えないほど凛々しいものだ。
というか猫じゃない…
上条「そのしゃべり方……お前まさかアルフォンス…………えっと……」
ヘタ錬「アウレオルス・イザード」
上条「そう!それ!!」ユビサシ
ヘタ錬「愕然、貴様はあの時の男」
上条「お前も猫になっていたのか……なんでここに?」
ヘタ錬「必然、ここならばJCの着替えやお風呂覗き放題、クンカクンカし放題である」
上条「お巡りさぁぁぁぁん!!ここに変態がいますぅ!!!!」
美琴「さっそく仲良くなっているわね~」
黒子「あの緑の猫から同じ匂いがしますの…」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 20:10:19.88:ATtCOCyVO
とりあえず、上条は新たな仲間にも『子猫堕し』のことを伝えた
上条「なんか知らないか?」
ヘタ錬「全然、知らないのである。私も困ってる」
上条「しゃべり方なんか間違ってない?」
ヘタ錬「だか、歓迎しよう上条当麻……これより歓迎の義を行う」
上条「マジで?なにやるの?」
ヘタ錬「当然、風呂覗きのベストポジションと女子生徒への上手な甘え方を教えよう」
上条「おい、やめろロリコン」
ヘタ錬「間然、一体いかなる思考において私の性癖に異を唱えるか」
上条「ウルセェよバーカ!開き直るな」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 20:50:02.52:iBjrGAW8O
アウレオルスに厳重な注意を行なった上条はその後、美琴と黒子の部屋へ連れていかれた。
上条「アイツやってないだろうな…」
美琴「さぁトウマ!今日からこの部屋がアナタの家よ♪」
黒子「あの、お姉さま?その名前変えません?」
美琴「やだ」ソクトウ
黒子(お姉さまがこんなに夢中になるなんて…憎たらしい猫ですの!
いや!全てはあの類人猿が元凶…次見かけたときは……)
黒子「フエッフエッフエッ………」
美琴「………黒子?」
上条「何コレ?笑ってる!?超怖い」
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:26:02.00:iBjrGAW8O
上条「ッ!?」ブルンッ
上条は突然、ある感覚に襲われた。
それは尿意と便意である。
今朝から一度も出してない上に、カラスやカフェオレや牛乳や鰹節を食べたため、限界を迎えていた。
美琴「どうしたのトウマ?まさかトイレ?」
上条「そうなんだよ。だからトイレのドアを開けてくれ」クビタテフリ
美琴「ちょっと待ってね~ちゃんと用意するから~」
上条「………用意?」
美琴「はい!どうぞ」
美琴が差し出したソレはペット用のトイレであった。
もちろん仕切りなどないのでソレを使えば美琴と黒子に丸見えだ。
上条「」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 21:37:09.53:iBjrGAW8O
上条はこの日、何か大切なものを失った。
いくら今の姿が猫だと言っても排便する姿を女子中学生に見られたのだ。
彼の心はボロボロになった…
美琴と黒子が食堂で夕食を食べている間、一人部屋ですすり泣くほど。
しかし傷を癒す暇もなく、新たな戦いが始まる。
美琴「トウマ~お風呂入るわよ~」
羞恥心との戦いの次は本能と理性の戦いである
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:09:48.42:iBjrGAW8O
美琴「さぁトウマ!お風呂できれいになろうね~
このアジエンスで世界が嫉妬する毛並を手に入れましょう!」ワシャワシャ
上条「いや…別にそんな素晴らしい毛並はいらない…
てゆーか正面から洗うのやめて!なんか見えてるから」ワシャワシャ
美琴「こーら!暴れないの!」
上条は完全に計算違いしてた。胸くらいなら自分の鋼の精神でなんとかなると思っていた。
まさか、全裸で正面からM字開脚で洗うとは思ってなかった。
つまり、上条は美琴の秘所をガン見してるのだ。
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:19:38.17:iBjrGAW8O
こうなるともはや、本能や理性などと言ってられなかった。
上条はただただ申し訳なかった。
美琴「気持ちいいでしょトウマ~体の隅々まで洗ってあげる」ワシャワシャ
上条「いや!ちょっと待て!そこは…」ビクッ
美琴「ん?……なにか固くなってきた?」ワシャワシャ
上条「ストップ!ストッ………おふっ!?」ドピュ
美琴「なにこれ?アジエンス?」ヌチャ
黒子「お姉さま……私も洗って下さいまし…」ハァハァ
ヘタ錬「美琴タンかわユス」ハァハァ
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:37:48.87:iBjrGAW8O
美琴「次はお湯に浸かろうか!初めてのシャンプーはどうだった?トウマ」
上条「正直気持ち良かった………」
美琴「トウマはホントに賢い猫ねー。こんな大人しくお湯に浸かるなんて
まるで人間みたいね!」
上条「その通りなんだけね……ばれたら殺されそうだな…」
美琴「トウマか……今日は会えなかったなアイツ…」
上条「?」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 22:57:20.07:iBjrGAW8O
美琴「フーいい湯だったわ…黒子、次入っていいわよ!」
黒子「わかりました……アラ?その猫もご一緒でしたの?」トボケテミル
美琴「そうよ。アジエンスで世界が嫉妬しそうでしょ?」
上条(このフレーズ気にいっているのかな)
黒子「アジエンスよりも椿を使うべきですの…世界よりも日本に目を向けるのが先にでは?」
美琴「なによ!トウマはアジエンスがいいわよねー?」
上条(変な会話してるなぁ……お嬢様ってこんな感じなの?)
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:18:15.55:iBjrGAW8O
食事、入浴がすめば後は寝るだけ。
就寝時間になり美琴と黒子はベッドに入った。上条は美琴と同じベッドだ。
上条「アレ?なんで?」
美琴「寝るときも一緒よ!トウマ!」
黒子「お姉さま、大丈夫ですの!?猫と言えども男!何か間違いが起きないかと心配で寝れませんの!」
美琴「私は猫相手にそんな発想が出来るアンタの頭が心配だわ」
黒子「しかし、心配ですの!ですので私がお姉さまと寝ますの!
その猫は私のベッド…
美琴「おやすみ黒子~また明日ね!」電気ショウトー
黒子「……お姉さま」グスッ
上条(まっすぐに変態なヤツだな…)
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 23:40:13.19:iBjrGAW8O
消灯してすぐに美琴は眠った。しかし上条は寝られない。
美琴の寝顔がすぐ目の前にあるからだ。
上条(落ち着かねぇ!疲れているのに寝れねぇ!
なんか御坂からいい匂いするし………って何考えてるんだ俺は!中学生だぞ)
美琴「ウ~~ン………とうま…」肉球ギュ
上条(どっち?どっちのとうま?当麻のこと?それともトウマ?)
軽いパニックになっていると、向かいベッドから何かが聞こえるのに気付く。
それは先ほどの美琴の寝言でスイッチの入った黒子の言葉だった。
黒子「上条当麻死ね!つーか殺す!!鉄矢を身体中にテレポさせてやるよ!
死体は山中か、コンクリで固めて深海だな」ブツブツ
上条「すっげぇ物騒なこと言っているんですけどぉ!?」
こうして、上条の猫生活一日目は終了した。
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:37:29.84:XXLQNR4QO
朝になり上条はさっそくため息をはいた。元に戻っていることを期待していたのだ。
その後、登校する美琴達を見送った後に街へでた。アウレオルスを連れて。
ヘタ錬「何故、わたしを連れて行く。今日は学舎の園で目の保養をする予定なのだが?」
上条「昨日言っただろ?他に三人、『子猫堕し』の被害者がいるって。
そいつらに会いに行くんだよ」
ヘタ錬「しかし私にはJCが……」
上条(コイツマジで気持ち悪いな…)
上条「そういや土御門が言ってたな…可愛い中学生が手がかりを知ってるから会いに行くって」デマカセ
ヘタ錬「当然、着いて行こう!!」パァ
上条はアウレオルスの無邪気な笑顔を見て不快に感じた。
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 00:53:42.33:XXLQNR4QO
土御門達は思いの外早く見つかった。
今日はスズメを串に刺して炭火で焼いていた。
土御門「よう上ヤン~昨日ぶりだニャー」
上条「お前らその調理器具どこから持ってきたの?」
神裂「そちらの方は?」
ヘタ錬「アウレオルス・イザードである」
上条「ロリコン錬金術師な」
ヘタ錬「早速、可愛いJCの元へ行こう!」
ステイル「ハ?」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:12:24.52:XXLQNR4QO
先ずは食事をしながら会議を始めることにした。
上条「スズメうめぇ!」
ヘタ錬「驚愕、美味である」
ステイル「ところで今日はどうするんだい?リーダー」
土御門「そうだニャー…」
上条「待って!いつリーダー変わったの?」
神裂「昨日別れた後、貴方の飼い猫に3連敗した後に辞退したんです」
上条(……弱いし、情けない)
土御門「一方通行を探そうと考えているニャー
アイツ、俺たちの言葉理解してたし」
ヘタ錬「アクセラレータ?JCか?」
上条「そうだよ、百合子って言うんだ」
ヘタ錬「俄然、早く行こう!」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:30:26.93:XXLQNR4QO
食事が終了した後、さっそく5人は移動を開始した。
ちなみに串と炭はちゃんとゴミ箱に捨てて、スズメの骨は埋葬した手を合わせて移動した。
上条「アイツ超電磁砲もろに喰らってたからな…生きてるなら病院だ」
土御門「ならきっと『あの病院』だニャー!上ヤンもよくお世話になっている」
その頃『あの病院』手術室では…
看護師「先生!心拍数が下がってます!」
看護師2「血圧も低下中です!」
医師「くそ!あの人はまだか!?」
一方「……………」コヒーコヒー
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 01:46:45.84:XXLQNR4QO
重大の患者…混迷を極める手術室…少しずつ小さくなってゆく命の灯火…
その場にいる誰もがあきらめかけたその瞬間
「よくここまで持たせたね」
その言葉とともに手術室の扉が開かれた。
瞬間的にその場に居る全ての者が理解した。
「この患者は助かる」と……
医師「貴方は……貴方達は…チーム・ゲコ太!」
ゴッドハンド、『冥土返し』の登場であった。
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:10:21.38:XXLQNR4QO
土御門「いやー偶然原付きが手に入って良かったニャー」ブーン
神裂「猫の身体では時間がかかり過ぎますもんね」
上条「てゆーかパクったよね!?なんかさっきの串でガチャガチャやってたよね!?」
土御門「一本だけ残していて良かったニャー」
ヘタ錬「JC!JC!JC!JC!JC!」ワクワク
ステイル「ねぇ!乗せてよ!ねぇ!!なんで僕だけダッシュなの!?」ダッダッダッ
神裂「まだステイルは14歳ですから、原付きは無理ですよ」
ステイル「別に運転は土御門がやってるじゃん!」ダッダッダッ
上条「スペースが無いんだ…すまない」
ステイル「全然乗れるよ!猫5匹くらい余裕だよ!!スペース余ってるじゃん!」ダッダッダッ
無茶な方法で彼らは病院へ進んでいく…
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:33:09.80:XXLQNR4QO
ある病院の一室。奇跡的に助かった一方通行はベッドで主治医と話していた。
冥土返し「なにかあったのかい?まるで音速の3倍のスピードのコインに衝突したような怪我だったけど」
一方「その通りだよ。オリジナルの野郎にやられたンだ」
冥土返し「フム…まぁ、案外元気そうだし安心だよ。一応保護者には連絡したから」
一方「アァ…」
冥土返しは死者蘇生とも言える大手術の後にも関わらず、涼しい顔をして病室をさった。
それから数分後、彼らがやってきた。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 02:57:27.06:XXLQNR4QO
土御門「やっと着いたニャー…随分時間がかかったニャー」
上条「お前が道間違えるから……」
神裂「仕方ないですよ…6つの翼の金髪の男に『原付返せ!』なんて言われて追いかけられたのですから」
一方「オォ?なンだ?昨日の猫どもじゃねェか!またコーヒー飲みにきたのか?」
ステイル「コーヒーよりもアクエリアスがいいね………」ハァハァハァハァ
一方「悪ィな!ポカリしかねェからこれで我慢しな」ポカリサシダシ
ヘタ錬「オォ!白い髪に白い肌…まさに『百合子』!」ハァハァ
一方「アン?この色は俺の能力でこンななっちまったンだぜ!」
上条「伝言度60%って感じだな…」
一方「オメェまた腹減ってンのか?ほらよ」カラン
上条「なんでコイツ鰹節常備してんの?」
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 00:09:29.99:HYQZp6vvO
彼らは自分達の望みを一方通行に伝えた。
一方「つーと、何だ?オメェらは人間になって恋がしたイってことかァ?」
上条「なんか要らない要素が付いているんですけど!!」
神裂「この人の言い方だと人間に『戻りたい』ではなく『なりたい』になるんじゃ…」
一方「そンなら任せろ!この病院には凄ェヤブ医者がいるからな!
手を一回合わせただけですぐ人間にしてくれるぜェ」
ステイル「それは人体錬成じゃ…」
ヘタ錬「やめろ百合子!ソレを行なって無事だった者は居ない!!」
土御門「世界観が違うニャー」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 00:18:45.41:HYQZp6vvO
そうして順調に(?)計画を練っているときに、病院に新たな来訪者が現れる。
美琴「確かこの病院よね?妹達が入院してるのは……」
ニャー
ソウカソウカ!ソンナニコーヒーガスキカ
ニャオー
美琴「ン?トウマの声?何処から……」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 00:19:45.75:gRBaSXNCO
美琴「トウマ~~そこの居るの?」ヒョコ
上条「ゲッ!?御坂?」
一方「!?」カチッバシュウガシャーン
土御門「オォ!一瞬でチョーカーのスイッチ入れて、
ベクトル操作した風に乗ってガラス突き破って逃げたニャー」
土御門「てゆーかイタイ!イタイ!イタイ!イタイ!」ビリビリ
神裂「アッ……イヤ!ダメ…………イック!」ビクンビクン
ステイル「グァァァァァァ!あれ?何で君は無事なの!?」ビリビリ
ヘタ錬「当然、JCに与えられる痛みは至高の快楽なり!」ハァハァ
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 00:55:46.04:HYQZp6vvO
美琴「トウマ!なんでここに居るの?どうやってきたの?」
上条「一方通行に会いに原付きで」
美琴「一方通行?」ピクッ
上条「アレ!?通じた?」
美琴「駄目よトウマ!あんな危険なヤツ!!殺されちゃうわ!」
美琴「トウマまでアイツに奪われたくない!……せっかくアイツが救ってくれたのに……」
上条「……御坂ごめんな…俺、お前のこと考えてなかった…軽率だった」
美琴「ウウン、いいの…分かってくれたなら…」
土御門「ごめん!外でやってくんない!?」ビリビリ
神裂「もっと…もっとください!!」ビクンビクン
ヘタ錬「もっと…もっとください!!」ハァハァ
ステイル「」ビリビリ
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 01:04:55.14:shAZwUs2O
その後、またしても電磁波から逃れるために2グループに分かれた。
上条はもちろん美琴と一緒に、土御門他3名は一方通行を追いかけることになった。
土御門「ジャ、早速出発だニャー」ブーン
ヘタ錬「百合子ォ!待っててねェ!!」
ステイル「だから乗せてよ!この件一回やったからもういいじゃん!」ダッダッダッ
土御門「スペースがないニャー。誰かに変わって貰って」
ステイル「上条当麻の分がまるまる空いてるって!」ダッダッダッ
神裂「ステイル……」
ステイル「何だい神裂?まさか変わってくれるの?」ダッダッダッ
神裂「原付きの横走っていると曲がるとき巻き込まれますよ?」
ステイル「後ろ走れってか!?排気ガスもろ受けるじゃん!」ダッダッダッ
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 02:09:55.82:HYQZp6vvO
一方その頃、美琴と上条はこの病院に入院中の御坂妹の病室にいた。
御坂妹「お姉さまも猫を飼い始めたのですかとミサカは確認します」
美琴「そうよ!なかなか賢い猫なの!名前は…………トウマ///」
御坂妹「エッ!?とミサカはあまりにも露骨なネーミングに若干引きます」
美琴「なによ……別にいいじゃない…ね~?トウマ///」
上条「露骨?なんで顔赤いの?」
御坂妹「ちなみにミサカの猫の名前はイヌですとミサカはお姉さまに伝えます」
御坂妹「猫なのにイヌ………クスッ……ブッヒャッヒャッヒャッワハハハ」
美琴「あら…こんなに笑って感情を表すなんて随分変わったわね」フフフ
上条「そんな微笑ましい感じの変化じゃねーだろこれ」
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 02:28:37.97:HYQZp6vvO
御坂妹のお見舞いが終わった後、美琴は何故かすぐに帰らずにとある病室へ向かう。
美琴「失礼しま~す…って誰も居ないか…」
上条(ここは俺が入院したとき使う病室?)
美琴「ここしばらく見かけないからもしかしてと思ったんだけど…」
美琴「って…落ち込むのはおかしいわよね!少なくとも病気も怪我してないってことだし!」
上条(御坂………)
上条は少し驚いた。確かに、猫の姿になる前から一週間程二人は会ってない。
しかしわざわざ、病院にまで探しにくるとは思わなかった。
上条(戦いを挑みたいとかじゃないよな…これは…)
上条(まさか昨日の公園も?)
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 02:37:49.09:HYQZp6vvO
美琴「アイツは何処に居るんだろうね~?」
上条「………」
美琴「そうだ!アイツはスーパーの特売が好きだったわね…」
上条(別に好きって訳じゃ…)
美琴「ちょっと行ってみようか……」
美琴「別に会いたいとかじゃなくて買いたい物があるだけだけど!///」
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 03:01:40.67:HYQZp6vvO
結局スーパーでも美琴は上条に会うことはできなかった。
当然だ。上条は現在、美琴の飼い猫となって美琴のそばにいるのだ。
しかしそんなこと知らない美琴はまだ上条を探し続ける。
上条(一週間以上会わないことなんて今までもあったじゃねぇか…
まさかその度にこんなことしてるのか?)
上条(でもそろそろ門限じゃねぇか…)
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 03:23:18.03:HYQZp6vvO
美琴はまだあきらめずに上条を探す。
しかし、日が沈み暗くなってゆくと学園都市であろうと外の街と同じように治安が悪くなる。
この時間になると美琴はガラの悪い学生によく声をかけらる。
不良1「ねぇ君、常盤台の子だよね?」
不良2「こんな時間にどうしたの?迷った?送ってあげようか?」
不良3「ちょっと遠回りになるかもね~」
美琴(そう言えば、アイツと初めて会ったのもこんな状況だったわね…)
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 14:28:56.65:HYQZp6vvO
不良1「そんじゃ、行こうか~」
手を肩に回そうとする不良学生
バシュ
不良1「痛ッ!?」
上条「御坂に触んじゃねぇ!!これはお前達の為にも言っているからな」シャキーン
不良2「なんだこの猫?SP気取りか」
不良3「邪魔」キック
上条「フニャ!…」
美琴「トウマ!…
あんたら…うちの子に何すんのよ!!」バチッバチッ
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 14:44:23.94:HYQZp6vvO
不良3「グアァァァァァァ」ビリビリ
不良1「ゲッ!?コイツ常盤台のレールガンだ!」
不良2「ヤベェ!逃げるぞ!!」ヒキズリ
不良3「…………」ヒキズラレ
美琴「トウマ!大丈夫!?」
上条「アァ…余裕だよ!」シッポフリフリ
美琴「よかった……
ありがとね、助けてくれて。ホントそっくりね…」
上条「本人だしね…」
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 19:22:29.57:HYQZp6vvO
美琴上条は寮へと帰っていった。
門限を過ぎてしまった美琴は、寮監に罰を下された。
ちなみに上条はちょっとした事情聴取を受けた。
寮監「アルは何処に行った?一緒に出ていっただろ?」
上条「原付きで人間になりにいった」
寮監「何!?原付きで真理の向こう側へ行っただと?」
上条「伝言度30%ってとこだな」
寮監「誰が30歳だ!」チョップ
上条「いや、違ぇよ!」イタイ
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 23:26:43.01:HYQZp6vvO
その頃土御門達は一方通行との再会に成功して、協力者を紹介して貰っていた。
一方「だからァ、コイツラを人間にして欲しインだよ!そして恋させてェンだよ」
冥土返し「うん、だからどゆうことなんだい?」
一方「分かンねェ野郎だなァ」
冥土返し「ホントに分かんないからね」
ステイル「伝えるだけでも時間かかりそうだね」
土御門「つーか、医者になんとか出来るのかニャー」
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 23:42:41.35:HYQZp6vvO
冥土返し「ちょっと待っててね、都合のいい道具があったから」
一方「オッ、やったなァオメェら!きっと賢者の石だぜェ」
ヘタ錬「驚愕、実際に存在していたのか」
神裂「きっと違うと思いますよ」
冥土返し「これだね?」カチャカチャ
土御門「ン?これは首輪かニャー」
冥土返し「そうだよ。学園都市最高の技術で作られた物だね」
土御門「言葉が通じている?」
冥土返し「そういう道具なんだよ」
ステイル「学園都市スゲー」
神裂「技術の無駄使いな気が…」
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 23:56:50.99:HYQZp6vvO
今度こそ順調に解決方法を模索し始めた彼ら。しかしもう暫く時間がかかることになる。
そうしている間、上条は美琴とともにいた。
また一方通行と遭遇するのを避けるため、電磁波から土御門達を守るため、
美琴を行動をうまく制限し見張るのが彼の役目なのだ。
つまり、猫生活二日目のように美琴の意外な行動や一面を見ることになるのだ。
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 00:51:03.35:PDZTpEFtO
シャーペンや消しゴムなどの文具にプリントされたカエルのキャラクター。
ピンクの花柄のファンシーなパジャマ、いつもは短パンで見えないお子様ブランドの下着。
まさにお嬢様といった感じで優雅にアフタヌーンティーに舌鼓をうつ様。
たくさんの発見を上条はした。
また、自分のイメージ通りの美琴の姿もたくさん見た。
ゲームセンターでパンチングマシーンの自己ベストに挑む姿。
ケーキやパフェを美味しそうに食べる姿。
不良に絡まれている女の子を助ける姿。
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 01:05:00.76:PDZTpEFtO
しかし、その中でも一番印象的だったのは猫生活二日目のように自分を探していることだ。
学校が終わった後すぐ街にくり出すこともあれば、友達と遊んだ後に探し始めることもある。
似たような背格好をした人物とすれ違うと振り向いたり。一度間違って声をかけたこともあった。
帰るのはいつも門限ギリギリだ。
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 01:22:24.76:PDZTpEFtO
そんな美琴の姿を見る猫生活が三日ほど続いた。
美琴「ア~ア…今日も見つからなかったわね…
つーか、何でこんなに必死になっているんだろ…」
上条(ホントなんでだよ…)
美琴「………もしかして、避けられてる?」
美琴「それは……すごいイヤだなぁ…」
上条(………)
美琴「やっぱり、アレなんだろうな私……」
美琴「アイツのこと好きなんだなぁ……」
上条(御坂…)
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 01:24:06.96:uznanOIp0
上条は8月31日<最後の日>に交わした約束を思い出した。
『御坂さんを守ってくれますか?』
上条(駄目だな俺…こんなんじゃ失望されちまう…)
その日の夜、美琴が寝静まった後に上条は行動を開始した。
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 01:45:31.04:PDZTpEFtO
上条は夜の学園都市を駆ける。小さな身体に詰まったエネルギーをフルに回転させて。
先ずは土御門達が一番いる可能性が高い一方通行の病室へ向かった。
上条「やっぱりどんな身体でも全速は疲れるな
つーかステイルすげぇな…原付きに並んでたもん」
今更ながら上条はステイルに悪く思った。
すると突然、声をかけられた。
土御門「オ~イ!上ヤン~」
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 02:03:11.28:PDZTpEFtO
上条「土御門!?ちょうどよかった!お前を探してたんだ」
土御門「それは奇遇だニャー。俺もそっちに向かうところだったんだぜい」
上条「それってつまり……」
土御門「オウ!戻れるぜ上ヤン!」
そう、彼らはついに見つけたのだ。
彼らが日常に戻る方法を見つけたのは数時間前である。
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 02:21:45.24:PDZTpEFtO
~数時間前~
土御門「AIM拡散力場の異常?」
冥土返し「ウン。AIM拡散力場の専門家から聞いた情報だからね、間違いないよ」
土御門「ちなみにどんな異常なのかニャー?」
冥土返し「彼女の話だと、第7学区のある一帯のAIM拡散力場が収束しリング状に姿を変えてるらしいんだ」
冥土返し「地図で表すとこんな感じかな?」カチカチ
土御門「ここは俺と上ヤンの寮がある場所?」
神裂「!!…ステイルこれは…」
ステイリ「あぁ、これはルーンだ!
建物や大通りの配置がリングと重なりルーンを成してる」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 02:37:22.26:PDZTpEFtO
ステイル「しかもこれは月と重なる時間にランダムにターゲットを選び発動する術式になってる…」
ヘタ錬「納得、私は猫になった時この場所にいた」
神裂「しかし何故、上条当麻にもこの術式が?」
土御門「幻想殺しはなんでもかんでも消せる訳じゃないニャー。
しかも今回は科学と魔術の複合…二つまとめて消せない性質が幻想殺しにはあるから…」
ステイル「そんなことはどうでもイイ…解決方法が分かったのだから」
神裂「本当ですか!?」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 02:43:16.07:PDZTpEFtO
冥土返し「どうやら何か掴めたようだね」
土御門「助かったニャー。でも何故、ここまで協力してくれたのかニャー?」
冥土返し「君たちは患者だからね。理由なんてそれだけで十分だろ?」
土御門「って訳だニャー。とりあえず、その術式の場所に向かうぜ!」ダッダッダッ
上条「オウ!」ダッダッダッ
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:06:34.67:PDZTpEFtO
二人は『子猫堕し』のルーンの中心に辿りついた。
そこには既にステイル、神裂、アウレオルスの三人が居た。
神裂「よかった、間に合いましたね」
上条「久しぶりだな…解決方法が分かったんだって?」
ステイル「もう準備は出来ているよ…後は時間を待つだけだ」
その準備とは、ルーン内で重要な要素を持つ建物の屋上に『反転』の力を持つ鏡を配置することだ。
鏡の力により、『子猫堕し』の力を『反転』して発動することで人間に戻るとステイルは説明する。
ステイル「本来ならもっと魔術的な力を持つ鏡を使いたかったんだけどね…」
後は月とルーン重なる時間を時間を待つだけで彼らは人間に戻れる。
しかし、彼らに迫る影があった…
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:19:55.50:PDZTpEFtO
犬「オウ!オウ!!オウ!!!猫ども!楽しそうじゃねぇか…おれらも混ぜてくれよ」
5人は多くの犬に囲まれていた
上条「お前は……」
犬「よう久しぶりだな」
その犬は猫になった日に上条が撃退した犬だった。
犬「ハッハッハッ!テメェにやられた傷の仮を返しにきたぜぇ
50匹の仲間で50倍で返すぜ!」
ヘタ錬「驚愕、学園都市にこんなに野良犬がいたとは…」
土御門「ここに住んでる俺もビックリだニャー」
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:34:14.18:PDZTpEFtO
神裂「しかし、マズイですね…時間までここから動く訳にはいかないのに…」
上条「クソッ!あと一歩なのに」
犬「かかれぇ!」
「魔術狩りの王!!」
その声とともに、巨大な火柱があがり野良犬達が吹き飛ばされる
上条「ステイル…お前…」
ステイル「何を驚いた顔をしてる、上条当麻……
この僕がこんな重要拠点に無防備な状態でいると思ったか?」
犬「な、なんだコリャ?」
ステイル「君たちに選ばせてやろう………塩とタレはどっちが好きだ?」
野良犬達は散り散りになり逃げていった…
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:43:57.67:PDZTpEFtO
静けさを取り戻したルーンの中心に月明かりが差し込む。
あたり一帯が輝き始める…
その輝きは彼らが日常へと戻れることを示していた。
神裂「やっと元に戻れますね」
土御門「ちょっと寂しい気もするニャー」
ヘタ錬「確かに女子寮は楽しかった…」
ステイル「僕はもうごめんだよ…こんなの」
上条「御坂………」ボソ
彼らは光に包まれた…
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:57:23.82:PDZTpEFtO
光が消える。
上条はゆっくりと目を開ける。先ずは自分の手を確認する。肉球ではなく人間の手のひらだ。
そして辺りを見回す。
ステイルと目を合わせる。彼も人間の姿になっていた。
ステイル「やぁ…」
次は神裂と…
神裂「この目線、随分久しぶりですね…」
土御門…
土御門「フゥ~成功だニャー」
アウレオルス…
ヘタ錬「ニャオー」
上条「」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 03:58:20.28:G4Nqkf0i0
上条「エェェェェェェェ!?なんで猫のまま!?」
ヘタ錬「ニャオ~ニャ!ニャフ~」
神裂「何言っているか分からないですね…」
ステイル「土御門、あの首輪は?」
土御門「今付けるニャー」カチヤカチャ
上条「何それ?」
土御門「ほんやくこんにゃくだニャー」
ヘタ錬「全然、理解できない!何故私だけ戻らないのか!?」
上条「ウワ!喋った!スゲー」
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:12:06.62:Kcy3lT/j0
神裂「まずは落ち着いてください。そしてゆっくり猫になった時のことを思い出してください」
ヘタ錬「ウッ………ウム…」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「まさかアレか?」
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:27:15.27:PDZTpEFtO
~回想~
その日私は、コンビニでエロ本を買った帰りにここの寮の裏で怪しげな男達の取引現場を目撃した。
男達の取引を見るのに夢中になっていた私は背後から近づいてくるもう一人の男に気が付かなかった。
黒服1「覗きはいけないぜ!!」ガツンッ
ヘタ錬「しまった…」フラ
黒服2「兄貴!そいつは?」
黒服1「他の組織の回しもんだろ。コイツで処分する…」
黒服2「組織が開発した毒薬ですか?」
黒服1「ほら、飲みな…」
黒服1「よし!行くぞ」
黒服2「ハイ」
ヘタ錬「体が………アツイ……グッ…」
そして朝目覚めると、体が猫になっていた…
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:31:11.96:mZ56oqqt0
土御門「それしかないニャー」
上条「お前だけまったくの別件じゃん!コナン的な事件に巻き込まれてるよ!!」
ステイル「てゆーか、コナンそのもの…」
神裂「私はこんなコナン認めません!」
ヘタ錬「………アレッ!?じゃこの後、幼なじみの家でエロイベント発生?」
上条「お前はコナンをどんな目で見てんだ!」
その後、アウレオルスは女子寮へ帰った。エロイベントを期待して……
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:55:38.40:PDZTpEFtO
次の日、無事人間に戻った上条は久しぶりに学校へ登校した。
もちろん猫生活中は無断欠席だったため、元から多かった補習が更に増え、放課後も居残りだった。
土御門も一緒だ。何故か青髪ピアスも補習が増えてた。
そんな久々の日常を不幸だとつぶやきつつも楽しんでいた。
そして補習終了後、『あの公園』へと向かった…
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 05:08:23.33:PDZTpEFtO
上条「御坂は居るかな……もう帰ってるかもな~」
そう呟きながら辺りを見回すと聞き慣れた声が響く
「ちょっと!アンタ!!」
その声のした方向を振り向くと、御坂美琴が立っていた
上条「オウ!御坂!!」
美琴「アンタ随分と久しぶりじゃない…どっか行ってたの?」
上条「ちょっとな……」
美琴「まぁいいわ!さっそくだけど勝負しなさい!!」
上条「いやいや、勝負よりも上条さんは御坂に話したいことがあるんですよ!」
美琴「はなし?」
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 05:21:08.82:PDZTpEFtO
近くのベンチに腰掛ける二人…
美琴「で、何よ?」
上条「ン…お前さ、昨日まで黒猫と住んでたろ?」
美琴「!?…なんで知っているのよ!」
上条「イヤ~あの猫、実は俺なんだ…」
美琴「…………ハァ?」
上条は美琴にここ数日、自分の身に起きた出来事を話始めた。
初めは疑いの眼差しを向けていた美琴だったが、トウマしか知らない事実を上条から聞き、少し焦り始めた。
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 05:36:02.30:PDZTpEFtO
美琴「ちょっと………何よそれ…」
上条「ごめんな御坂。伝える手段がなかったとはいえ、プライベートを覗いちまって…」
美琴「…………」
上条「でもさ、そのおかげで俺の知らない御坂を知ることができた」
上条「お子様趣味があったり、お嬢様らしかったり、焦ったり、笑ったり…」
上条「でもさ、俺のせいでその表情が曇ったりした…」
美琴「あっ、アレは別にアンタのせいじゃ………」
上条「その曇った表情を見て俺思ったんだ……御坂には少しも悲しい思いはして欲しくない」
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 05:51:12.06:PDZTpEFtO
上条「この御坂の笑顔を守りたいとも思った…」
美琴「…………///」
上条「エ~ト………つまりだな………」
上条「俺は御坂…いや、美琴のことが好きだ!好きになった!!」
美琴「…………///」
美琴「ズルいわよアンタは……私の気持ちを知った上で告白なんて……」
美琴「私は、アンタの気持ちも居場所すらも分かんなくて、スッゴい不安だったのに…」
上条「………スマン」
美琴「……だから、しかっり守ってよ…不安なんて感じないくらい」
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 06:05:01.06:PDZTpEFtO
上条「美琴!約束するよ!」
美琴「なんでいきなり下の名前なのよ!///」
上条「そりゃ、美琴が好きだからだろ…美琴も俺のこと名前で呼んでくれよ!」
美琴「ウッ…………カッ…上条クン…///」
上条「ウ~ン……悪くないけど、違うだろ?」
美琴「なによ!ここ数日ずっと『トウマ』って呼んでたじゃない~///」
上条「いやいや、アレは猫の『トウマ』だろ?人間の『当麻』がいいんだよ!」
美琴「…………分かったわよ///」
美琴「……スゥ」シンコキュウ
美琴「当麻!大好き!!」
~fin~
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 06:11:04.67:PDZTpEFtO
土御門「上ヤ~ン!遊びにきたぜい!」
土御門「ってあれ?留守か?鍵もかけぜに物騒だにゃー」
土御門「仕方ない帰ってくるまで待つとするか」
ガチャ
土御門「おっ?帰ってきたかにゃ?」
美琴「………」
土御門『あれは超電磁砲?なんで超電磁砲が上ヤンの家に?』
美琴「……」
土御門『何だ?タンスの方に向かって行ったぞ?』
土御門『なっ!上ヤンの下着を物色し始めた!』
美琴「えへへ~、当麻のパンツ~!」
土御門『な、何をしているんだ?しかし、これは止めなきゃいけねぇよな』
土御門「何をしているんだ?」
美琴「!?」
土御門「もう一度言う。何をしているか聞いてるんだにゃー」
美琴『にゃー?そういえば当麻はスフィンクスっていう猫を飼ってるって言ってたわね。という事は…』
美琴「……なんだ猫か」
美琴「……」くんかくんか
土御門「(ちょ、なにしてるんにゃ、超電磁砲!)」
ガタッ
美琴「!」
土御門「(しまった!)」
土御門「に、にゃ~」
美琴「…」
美琴「なんだ猫か…」
土御門『えっ?こいつ今猫って言った?言ったよな?いやでも…よし!もう一度聞いてみよう』
土御門「お嬢ちゃん今なんて…」
美琴「!?」
美琴『今普通に喋ってなかった?もしかして猫じゃないの!?』
土御門「もしも~し。何か言ってくれにゃー」
美琴『あっ、やっぱり猫か』
土御門「おい!今目が合ったろ!何で何事もなかったかのように下着を物色してんだよ!おい、コラ!パンツを顔に当ててニヤニヤするんじゃない!おい!話しを聞くにゃー!」
美琴『それにしてもうるさい猫ね。二足歩行だし…変わった猫もいるもんね…』
土御門『とうとう目も合わせてくれなくなった…』
土御門『持ってきてた鞄に上ヤンのパンツを入れてるし…』
土御門『あれ?今度は洗面所に行ったぞ?』
土御門『ゲェッ!最高の笑みを浮かべて歯を磨いてる!』
土御門『超電磁砲はそこまで上ヤンの事が好きなのか?』
土御門『でもあの歯ブラシがインデックスのだなんて口が裂けても言えない…』
>土御門『でもあの歯ブラシがインデックスのだなんて口が裂けても言えない…』
なぜ知ってる
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:37:29.95:cCh42OsEOなぜ知ってる
土御門『歯を磨き終えたと思ったら今度は上ヤンが使った食器を鞄に入れ始めた』
土御門『ここまでくると重症だにゃー』
土御門『あっ、上ヤンが使ったフォークを舐め始めた』
土御門『凄い嬉しいんだろうなぁ。顔が恵比須様みたくなってるにゃー』
上ヤン「ただいまー」
上ヤンって誰だよ
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:41:02.26:cCh42OsEO土御門・美琴「!?」
上条「あれ?鍵が開いてる?」
土御門「お、お帰り上ヤン…」
上条「あれ?なんでお前がいんだよ?ってビリビリ!何でお前までいんだよ!」
美琴『やばい帰ってきちゃった…』
上条「何でお前までいるんだ?」
土御門「まぁ、いいじゃねぇか。とりあえずお茶でも飲もうぜ」
上条「図々しい奴だなお前」
美琴『あれ?そういえばこの猫さっきから普通に喋ってない?もしかしてこいつ猫じゃないんじゃ…』
美琴「……猫」
上条・土御門「あぁ?」
美琴「あなた猫よね?」
上条「何を言ってるんだ?どう見ても人間だろ?」
美琴「あんたスフィンクスって猫を飼ってるって…」
上条「飼ってるぞ。お前これが猫に見えんのか?」
土御門「ずいぶん酷い言われようだな」
美琴『じゃ、じゃあこの人は私のあんな姿やこんな姿をずっと見てたんだ…』
美琴「うっ…うぇっ…」
上条・土御門「!?」
上条「どどどどうしたんだよ御坂!」
土御門「ななな何を泣いてるんだぜよ!」
美琴「だって…この人猫じゃ…ないって…」
上条「あ~あ!そういえばこいつ猫だった!」
土御門「!?」
美琴「さっきスフィンクスじゃないって…」
上条「俺もう一匹土御門っていう猫を飼ってるんだよ!」
土御門「えぇ!?」
美琴「嘘…」
上条「嘘じゃないって!なぁ?」
土御門「えっ…」
上条「なぁ!」
上やん・・・良いやつだな
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:59:09.57:cCh42OsEO土御門「そそそそうなんだにゃー。実は御主人様とドッキリを仕掛けていたんだにゃー!」
美琴「本当?」
土御門「本当だにゃー」
上条「見事に騙されたな」
美琴「えへへ。騙されちゃった」
上条・土御門『良かった泣き止んでくれた…』
黒子「見つけましたわよお姉様」
美琴「あっ、黒子!」
黒子「3人でやけに楽しそうでしたわね。何をしてらしたんですの?」
土御門・上条「!?」
美琴「3人?何言ってるの黒子?土御門は猫よ」
上条・土御門『やめろ…やめろ!』
黒子「はぁ?……どう見ても人間じゃありませんの」
土御門・上条『ノーーーー!!』
美琴「うぅっ…」
美琴「うわぁぁぁん!!!」
黒子「お、お姉様どこに行きますの!待って下さいまし!」
上条「……ったく、なんだってんだよ一体…」
土御門「あっ!」
上条「どうした?」
土御門「あのお嬢ちゃんどさくさに紛れて上ヤンの下着持って帰ったぞ」
上条「えっ!」
終わり
もっと読みたい
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:17:55.32:cCh42OsEOおまけ
美琴「あっ!土御門土御門!」
土御門「んん?」
土御門「なんだお嬢ちゃんか。年上を呼び捨てにするのはあまり感心しな…」
美琴「これあげる!」
土御門「なんだ?」
美琴「どうせあいつの事だからちゃんとしたご飯くれないんでしょ?だからこれ!最高級キャットフード!いっぱい食べてね!」
土御門「………」
おまけ2
美琴「あっ!あんた!」
上条「ん?なんだビリビリか」
美琴「この前あんたの家に行った時猫の遊び道具全然なかったわよ!」
上条「あぁ、そういえばそうだな。それよりも俺のパンツ…」
美琴「だから猫じゃらしあげる!ちゃんと遊んであげなさいよ」
上条「おぉ、悪いなスフィンクスも喜ぶよ。」
上条「あれ?猫じゃらし2つあるけど…」
美琴「そんなの土御門にもあげないと可哀相じゃない」
上条「………」
続きは・・・
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 09:29:51.46:Nw1OghFEO黒子「お姉様今日はどちらへ行かれますの?」
美琴「お買い物♪」
黒子「お買い物?」
美琴「そう。この前あいつの家に行ったら砂がなかったから買ってあげるの♪」
黒子「砂?何に使うんですの?」
美琴「土御門のトイレに決まってるじゃない」
黒子「………」
土御門「待たせたなねーちん」
神裂「急に呼び出してどうしたんですか?」
土御門「それがちょっと厄介な事が起こっ」
美琴「あー!土御門じゃない!」
土御門「……」
美琴「こんな所で迷子にでもなったらどうするの?さっ、帰るわよ」
土御門「お嬢ちゃん今大事な話しをしてるんだ」
神裂「申し訳ありませんが後にしてもらえますか」
美琴「帰るわよ…」グスッ
土御門・神裂「!」
土御門「そそそうだにゃー!御主人様も心配してるだろうからもう帰ろうかにゃー!」
神裂「そそそそうですね。もう4時過ぎてますしね!」
美琴「でしょ♪じゃあ一緒に帰りましょう♪」
土御門「じゃあねーちんまた今度にゃー!」
神裂「はーい」
神裂「はぁ…」
何このスレかわいい
++++++++++++++++++++++
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 04:18:43.22:9+dyvhq8O
上条「ハァ・・・不幸だ」
学園都市に暮らす高校生、上条当麻はいつものようにその言葉をつぶやき、街中を歩いていた。
しかしその目線はいつもよりもかなり低く、足の数は倍に増えて、体毛が濃くなっていた。
上条「朝起きたら猫になっているなんて、今までの不思議体験を遥かに越えていますよ・・・」
現状、彼は途方にくれて学園都市内をフラフラと四足歩行しているのだった。
上条「コレは何ですか?また魔術ですか?さすがの上条さんも対処ができません」
そんな誰も反応してくれない質問と愚痴を吐きながら歩いているとある光景に気付いた。
子猫二匹が大きな犬に怯えているのだ。猫達は壁と犬に挟まれているため、逃げられない状態にある。
それを目にした上条は迷わずを猫と犬の間に割って入る。
上条「オイ!止めろよ!」
自分が猫だろうと、助ける相手が猫だろうと、立ち向かう相手が犬だろうと、そこで迷わないのが上条当麻だ。
犬「なんだテメェは?誰に向かってそんな口訊いてやがる?」
上条「誰って、ただの犬だろうが!弱い物イジメして楽しいか?」
犬「生意気なクソネコが!テメェからやってやるよ!」
そう吠えて、犬は上条に襲いかかる。
向かってくる犬に猫である上条は怯むことなく立ち向かう。
犬の牙に警戒しながら、顔へ跳びかかると同時に爪で目を引っ掻く。
とても今朝から猫デビューした物とは思えないスマートな動きで犬を撃退することに成功した。
上条「意外と上手くいくもんだな
大丈夫か?怪我とかしてない?」
子猫1「はい!助けてくれてありがとうございます!」
子猫2「ホントに助かりました」
上条「いえいえ、当然のことをしたまでだよ
じゃ、もう行くね」
子猫1・2((ヤダ…このオスネコかっこいい…///))
上条は人間の時と同じような言葉をかけ、同じように去っていき、同じようにフラグを建てていった。
まさにフラグ一級建築士と言われるだけはある。猫相手にもその能力は効くようだ。
そして、その様子を影から見て笑う者が少し離れた場所にいた。
上条はまた街中を歩き出す。あては無いが、現状を少しでも変えたかったのだ。
その上条にとある猫が話しかけてきた。
???「ヨッ!そこの色男……もとい、色オスネコ!」
その猫はとても奇妙な猫だった。
???「ちょっくら聞きたいことがある」
上条「?……なに?」
???「単刀直入に聞く、お前は何者だ?猫とは思えん!
この騒ぎの元凶だろ!?正体を現せ!」
上条「なんなのいきなり?
つーか、グラサンにネックレスに金の体毛の猫に言われたくねーよ!」
相手の猫の特徴を口に出して上条は気が着いた。
上条「…………土御門!?」
土御門「上ヤン~気づくのが遅いニャー」
上条「土御門!お前も猫になったのか!?」
土御門「見てのとおりだぜい。二日前からこんな感じだニャー」
上条「マジでか!?」
上条は少しだけ安心した。知り合いに出会えたこと。同じ悩みを持つ者に出会えたことに。
しかし、不安も大きくなった。
土御門の話によると原因は一切不明。人を変身させる魔術に対する解術も試したが効果なし。
さらにもう二人が被害に遭っているらしい。
神裂「その二人のうち一人の神裂火織です
お久しぶりです、上条当麻」
ステイル「そしてステイル・マグヌスだよ」
上条「お前達だったのか…」
神裂「ところで上条当麻、お腹はすいていませんか?」
上条「ン?…確かに何も食べてないな」
神裂「わかりました。少し待っていて下さい」
神裂は空を見上げ、何かを探す。
しばらくすると力を溜めるように身体を小さくさせる。そして思いっきり身体を伸ばしジャンプする。
空中で神裂は叫ぶ。
神裂「Salere000!!」
魔法名を叫ぶと長い尻尾が光る。その尻尾を神裂は空高く飛んでいたカラスに叩きつけた。
必然的にカラスは地面に向かい墜落していく。
さらに、墜落していく先にはルーンを構えたステイルがいる。
ステイル「魔女狩りの王!!」
必殺料理人のカラスの丸焼きの出来上がりであった。
神裂「どうぞ、食べて下さい」
土御門「上ヤンは塩とタレのどっちがいいかニャー?」
上条「いや、野鳥なんて(健康的な意味で)怖くて食えねぇよ!
そして、調味料なんて何処からもってきたの?」
ステイル「なんだい?せっかく作ったのに食べないのかい?アッ、僕は塩で」
神裂「私はタレで」
土御門「オッケーだニャー」
上条「たった二日で立派に野良猫だな…いや、こんな猫いねぇな…」
上条はタレを選択した。
結論から言うと、健康的には問題なかった。
しかし、一番苦手なレバーの部分にあたってしまった。
上条「ニガッ…不幸だ…」
神裂「よかったら、もう一度仕止めますか?この七天尻尾(しちてんしっぽう)で」
上条「何そのネーミング?完全に響きだけじゃん
てゆーか、あのジャンプ力なに?猫の限界越えてるじゃん」
神裂「聖人…いえ、聖猫ですから」
ステイル「せいびょう?」
土御門「性病?なんだ、ねーちん病気持ちなのかニャー
早めに直したほうがいいぜい」
この言葉の数秒後、土御門は七天尻尾の錆びと化した。
ちなみにステイルもやられた。
上条「不幸じゃなかった…」ガクブル
その後、彼らは現状把握の為の会議を開始した。
神裂「まず、この現状『子猫堕し(ニャンゼルフォール)』ですが…」
上条「ちょっと待て!そのネーミングはさすがにない!」
神裂「原因はまったくの不明。魔術的な対策は一通り打ちましたが効果なし
人間には言葉は通じず、動物にのみコミュニケーションが取れます」
上条「おい!スルーか?聞こえてないの?」
土御門「あきらめるニャー上ヤン。ツッコミは無駄だったぜい」
ステイル「とにかく、この四人で行動すべきだ。そしてリーダーを僕に決めよう」
上条「なんで最初からお前がリーダーなんだよ!意外と出たがりだな」
神裂「上条当麻の言うとおりです!まずリーダーを決める方法を決めましょう」
土御門「じゃ、リーダーを決める方法を決めるリーダーを俺にすべきニャー」
上条「キリがねぇから止めろ!」
結局やる気満々だったステイルがリーダーを任された。
そして、リーダーの提案で街を散策することになった。新たな仲間や知り合いとの出会いに期待して。
上条「つーかよ、お前ら三人が探して二日でやっと俺が見つかったんだろ?他にいるのか?
知り合いに会えても人間だったら言葉通じないし」
ステイル「仕方ないだろ?手がかりが何もないのだから
それよりも僕は君がここに居ることが許せないよ。あの子が泣いていたら君のせいじゃないか…」
上条「なんだよいきなり?シリアスに言い掛かりつけるの止めろよ。腹立つなこいつ」
土御門「あの子ってあそこに居る子かニャー?」
禁書「まったく、トーマってば何処に行っちゃったのかな?」プンプン
スフィンクス「ニャー」(お前から夜逃げしたんじゃね?)
ステイル「第一目標発見!よし!みんな行くぞ!!第二目標はあの子に飼って貰うんだ!」ダッシュ
上条「おい!目的が変わってるぅ!!つーか、最終的に俺が大変じゃねぇか!!!」
神裂「お世話になります!上条当麻」ダッシュ
土御門「リーダー命令だニャー上ヤン。従うべきだぜい!」ダッシュ
上条「オイィィィィ!!マジですか!?」
ステイルを先頭にインデックスに駆けていく。嬉しそうな鳴き声をあげて。
しかし突然、ステイルが強烈な痛みを感じた。
スフィン「飼って貰うだと?そうはさせねぇ!!」
その痛みは上条家の飼い猫、スフィンクスの鋭い爪だった。
ステイル「なんだい君は?痛いじゃないか…」グスッ
上条(泣いてる!?)
スフィン「いきなり飼って貰うだなんて、非常識な猫だな!
はっきり言うが、我が家にそんな余裕ない!!
インスパアイヤ・ザ・ネクストって言う穀潰しがいるからな!!」
土御門(飼い猫にこんなこと言われちゃう女の人って……)
スフィン「これ以上我が家の大黒柱を苦しめる訳にはいかない!退け!」
ステイル「悪いが撤退はないね……
灰は灰に―塵は塵に―吸血殺しの紅十字!」ゴウッ
スフィン「いいぜ…どうしても退かないって言うなら…なんでも思い通りに出来るって言うなら…
先ずはそのふざくた幻想をぶち殺す!!」
スフィンクスwww
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:43:11.68:jJhsF7j+O忠猫www
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:40:06.95:9+dyvhq8O上条「元気出せよ、リーダー!頑張ったと思うぜ」
神裂「そうですよ…惜しかったじゃないですか」
この慰めの言葉の先にはステイルがいる。しかし少し外見が変わっている。
顔には見事な爪痕、乱れた赤い体毛、破られたルーン……彼は敗北してしまったのだ。
神裂「ステイルの力は拠点防衛に適したものですから仕方ないですよ!
次の機会は任せますよ!期待してます」
ステイル「………ウん」
土御門「野良猫に拠点防衛って、どうなんだろうなー」
ステイル「…………」涙ポロポロ
土御門「それにしても上ヤンの飼い猫は随分と上ヤンをしたっているみたいだニャー」
神裂「というか、大丈夫なんですか?猫に心配される家計なんて」
上条「あぁ…何とかやっているよ…」
ステイル「ホントに大丈夫なのかい?あの子にちゃんと食べさせといるのか?
服とか毎月買ってあげてるだろうな!?」
上条「テメェふざけんなよ!これ以上我が家のエンゲル係数上げるつもりか!?」
ステイル「何を言っているんだ君は…彼女の為の消費はエンジェル係数って言うんだよ」
上条「テメェ…その言葉をスフィンクスに言ってやろうか?」
ステイル「…………」ガクブル
そんな感じで言い争っているとまた見覚えのある人物を見つけた。
上条「ン?……あれは一方通行?」
土御門「また缶コーヒー大人買いしてるニャー……ヨシッ!行ってみるか」
上条「エッ!?なんでだよ?」
土御門「学園都市一番学力が高いからきっと猫の言葉も解決方法も知っているはずニャー!」
上条「何そのアホな理屈?」
一方「アン?何ですかァこの猫どもは?
まさか人様のコーヒー狙ってンですかァ
せっかくのブラックコーヒーをやるわきゃねーだろ!」
上条「全然通じないんですけど!」
神裂(すごい独り言…)
ステイル(男?女?)
土御門「ア~あてが外れたニャー……」
そう言って一方通行は去って行った…
かと思いきや、一方通行は再び現れた。
大人買いの缶コーヒーが入った袋ともう一つの新たな袋を携えて。
一方「ほらよっ!ブラックコーヒーは苦ェからこれで我慢しな」
一方通行はブラックコーヒーと牛乳を皿の中で混ぜ合わせ猫達に差し出した。
神裂「意外と優しい方なのですね」
土御門「ツンデレだニャー」
上条「優しいけどなんか違くね?普通猫にはストレートに牛乳じゃん」
一方「アン?普通の牛乳のがイイのか?しゃーねェーな…ほらよ!」
上条「アレ!?伝わった?」
ステイル「なかなか美味しいけど少し苦いかな?砂糖は無いのかな?」ペロペロ
一方「砂糖かァ?あるぜ!」
上条「やっぱ分かるの!?」
一方「何だァ?騒がしいなオメェ…腹減ってンのか?これやるよ!」カラン
上条「何で削られてない鰹節丸々一本持ってるのぉ!?」
試しに彼らは一方通行に状況を説明みた。
今朝突然猫に変わっていたこと、生まれて初めてカラスを食べたこと、ステイルが猫に敗北したことを。
その説明を聞いた一方通行は彼ら四匹を引き取ると言い出した
土御門「さすが学園都市第一位だニャー」
上条「ホントに理解してんのアイツ?」
一方通行の後をついていく四匹
そんな中、またまた知り合いに出会う
学園都市第三位の御坂美琴であった。
来やがったか
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 00:25:56.69:iBjrGAW8OLEVEL5同士の突然の邂逅。緊張が走り、空気が張りつめていく…
一方「オリジナルかァ……」
美琴「アクセラレェェタァァァァァ!!!!」レールガン発射
一方「エェェェェェェェェェ!?」
音速の三倍のスピード、強烈な雷と衝撃を帯びたコインが一方通行に衝突する。
彼の細い身体が吹き飛ばされ、マンガのように星になって消えた…
上土神ス「「「「エェェェェェェェェェ!?」」」」
彼は夏のある日以来、能力に制限がかけられていた。そのため超電磁砲に反応できなかったのだ。
しんだwwww
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 00:44:42.38:iBjrGAW8O出来たばかりの飼い主を失った四匹は呆然とする。
悲しみはあまり感じない、ただ単に驚いている。
上条「オイ…どうするんだよ…さっそく理解者失ったぞ…」
土御門「仕方ない、今度はあの子に話してみるニャー」
神裂「彼女も高位能力者なのですか?」
ステイル「確か第三位だったから、期待出来ると思うよ」
上条「いや…止めたほうが……」
土御門「善は急げだニャー♪」
猫となった魔術使三人が美琴に向かって駆けていく。その後を上条が追いかける。
だが、先頭の三人は突然身体中に痛みと痺れを感じた。
土御門「何コレ?イタイイタイイタイ!!」ビリビリ
神裂「クッ…ンッ!アッ!!」ビクンッビクンッ
ステイル「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」ビリビリ
電撃使いである御坂美琴の周りには微弱な電磁波が流れてる。
現在猫の身体である彼らはその電磁波を感じているのだ。
土御門「いたぁぁぁぁぁぁぁ」ビリビリ
上条「オイ!大丈夫か?だから止めたのに…」
ステイル「何で君は無事なんだい!?」ビリビリ
上条「幻想殺しのおかげかな?身体が小さいから効力が全体にみたいな?」
神裂「アフッ!…ッア!ダメ…///」ビクンビクン
上条「神裂さんンンン!?ホントに大丈夫なのぉ!?つーかそれ痛み?」
神裂「上条……当麻…あまり見ちゃあッア!!イヤッ……///」ビクンビクン
美琴「なんか騒がしいわね~~ンッ?
なんだ猫か……」
御坂美琴は猫が好きである。
しかし、自分が発する電磁波が猫に嫌がられるのを分かっているためあまり自分から触れない。
美琴「ごめんね、みんな。私のせいでこんなに苦しんじゃって……」
少しだけ悲しい顔して猫達に謝る。そこで一匹の猫の様子がおかしいことに気づく。
いや、正確には通常通りなのだ。美琴の電磁波にまったくの無反応なのである。
仲間の三匹を気遣っているくらいだ。
美琴「あなた凄いわね~電気に強いのかしら?」ヒョイ
上条「なんでせうか?御坂さん」
美琴「アラ!おとなしい子ね~」
土御門「上ヤン、俺たちはここから離れるニャー…後から合流しようぜい」フラフラ
上条「あぁ、分かったよ…」
その言葉を残して土御門達は電磁波からのがれた。
電磁波の原因である美琴は上条を抱えて、彼をずっと見つめている。
美琴「ン~~~~ン?」
美琴は初めてあったはずの猫になぜか見覚えがあった。
黒いツンツンの毛並、人がよさそうな少し気の抜けた表情。
猫のその特徴から美琴は自分の思い人を思い出した。
美琴「って無い無い!てゆーか、アイツはそんなんじゃないし!ただの宿敵よ…///」
上条(どしたのコイツ?)
頬を赤くして自分自身に彼女は言い訳をする
一方通行が流星となった現場から、上条と美琴は少し離れた場所にいた。
上条は美琴の腕にくるまれていた。ちなみに上条の背中は美琴の胸に密着していた。
上条(御坂の胸意外に柔らかいな………ってイカンイカン!
紳士な上条さんは中学生に欲情なんてしませんよ!)
上条(そういや、いつの間にか放課後になっていたんだな…また学校休んじまった…)
美琴「どうしたのかな~猫ちゃ~ん?お腹空いたの?」
上条(こんな御坂初めて見るな…)
そんな発見をしながら、猫となった上条は首を振って御坂の質問に答える。
一方通行が消えた現場からさらに離れて、美琴と上条はとある公園にいた。
その公園は二人(今は一人と一匹)が普段よくエンカウントする場所だ。
美琴はベンチに腰掛け、上条を自分の隣に置く。
美琴「猫ちゃ~ん♪何か飲み物飲む?ヤシの実サイダー買ってあげようか?」
上条「ニャオー」クビヨコフリ
上条はまたしても美琴の申し出を断る。
彼は先ほどのカフェオレと牛乳と鰹節で既にお腹イッパイなのだ。
美琴「そう、分かったわ。要らないのね?てゆーか猫ちゃん凄い賢い!
私の言葉が分かるの?」
上条(そりゃ人間ですから)クビタテフリ
美琴「すご~~い」パァ
上条は美琴の無邪気な笑顔を見て少し嬉しく感じた。
美琴「ウ~ン……やっぱ『猫ちゃん』じゃ長いかな?私が名前付けちゃおうかしら?
ねっ?いいかな?」
上条(どうぞ好きして下さい美琴センセー)クビタテフリ
上条のリアクションを見て、美琴は名前を考えはじめる。まぁ、一分もせずに名前は決まったらしい。
しかしなかなか上条に名付けない。何故か名前を口に出すのを躊躇っている。しかも少し照れている。
美琴「じゃ、あなたの名前は…………『トウマ』ね///」
上条「エッ!?まさか気付いたの?」
美琴「フフフ♪……アイツを名前で呼ぶのは無理だけど、この子には良いわよね~」
上条(どゆことですか美琴センセー?私は猫にも劣る存在だということですか?)
上条のこの疑問は大きくハズレである。
美琴はただ単に照れ臭いだけなのだ。上条に面と向かって名前を呼ぶことが。だけど、名前で呼びたい。
だから上条の面影がある猫で練習するつもりなのだ。
美琴「イヤ~~ホントにおとなしい子ねトウマは!」ニコニコ
上条(まぁ別に構わないですけどね……つーか、コイツは何故公園に?」
美琴は用事がない日は良くこの公園にくる。登下校の通り道ということもあるが、ある目的がある。
上条に会うためである。会うといってもロマンチックな理由ではない。
vs上条戦での黒星を白星に変えるためなのだ。
しかし、美琴の上条に対する気持ちを知る者は皆思う『そんなドラゴンボールみたいなコミュニケーションは止めろ』と。
黒子「お姉さま~~~♪」トビツキ
美琴「アラ黒子じゃない!風紀委員はどうしたの?」電気ビリビリ
黒子「今日は早めに終わりましたの!///」ビリビリビクンビクン
上条(何?コイツラの挨拶?これが最近の中学生なのか)
黒子「?この黒猫はなんですの?」
上条「ニャオ!(よう白井!)」
美琴「あぁ、その子はトウマよ!なつかれたの」
上条(別に俺がなついた訳じゃない…)
黒子「トウマ?………って貴様あの類人猿かぁ!?」鉄矢テレポ
上条「エェェェェェェ!?いきなり何?確かに当たりだけど!俺何か悪いことした!?」ダッシュ
美琴「やめなさい!!」バチンッ
黒子「アフンッ!」ビクンビクン
美琴の電撃により上条はこと無きをえた。そして、黒子は美琴に説教された。
ここで話題は『この猫(上条)をどうするのか?』というものになった。
黒子「お姉さま、野良猫に名前まで付けてどうしますの?寮はペット禁止ですのよ」
美琴「そうなのよね~出来ることなら飼いたいんだけどね…」
黒子「あの寮監がなんと言うか…」
『あの寮監』とは美琴と黒子の暮らす、常盤台中学女子寮のトップのことだ。
その寮監はかなり規則に厳しく、門限に数秒でも遅れれば即座に罰則を与える。
さらにかなりの戦闘力をもち、LEVEL3以上の生徒達を簡単にあしらうことが出来るくらいだ。(一度だけ熱女に敗北してます。恋愛で)
美黒「……………」ガタブル
上条(………どしたの?)
怯えながらも、二人は上条を連れて女子寮に戻る。
門限にはまだ余裕はあるが不自然なほど静かに帰宅する。
上条(いつの間にか飼われることになっているな……アイツラは大丈夫…だな!)
上条は電磁波から逃れた三人を心配したが、カラスを仕止め調理した姿をおもいだし彼らを信じることにした。
というか、合流する場所も方法も決めてないため、半分あきらめたのだ。
そんなことを考えていると上条は目の前にある女性がいることに気付いた。
寮監「御坂、白井…珍しく早い帰宅だな…」メガネクイッ
黒子「寮監様ぁ!!只今帰りましたぁ!!!!」
美琴「第六天魔王寮監様ぁ!!ご機嫌いかがですかぁ!!!!」
寮監「いや、別に普段通り『寮監』で構わん」
上条(太鼓持ちが下手くそすぎる…)
黒子「本日のお仕事はいかがでしたか寮監(ルシフェル)様ぁ!」
寮監「読み方がおかしいぞ…」イラッ
美琴「本日もお綺麗ですね!リョーカン小暮閣下ぁ!!」
寮監「誰が10万と30ちょっと前だ…」ブチッ
上条(あっ…やばそう…)
結局彼女たちは寮監に怒られた。首をゴキッってされ、しばらく再起不能となった。
その後に連れてきた猫について説明をした。
寮監「なんだ…そんなことを気にしていたのか…
別に構わんぞ、飼っても」
美琴「エッ!?ほんとですか?」
黒子「何故?……」
寮監「知らんのか?数週間前から規則を変えてな、ペット」
黒子「いつの間に…」
寮監「私も猫を飼い始めたからな」
美琴(うわっ……なんか自己中…)
黒子(横暴ですの…)
上条(なんというご都合主義…)
寮監「アル!……新しい仲間だ仲良くしてやれ」
???「当然、主の命令なら従おう」
寮監がよびだした猫は珍しい緑の猫だった。その顔は猫とは思えないほど凛々しいものだ。
というか猫じゃない…
上条「そのしゃべり方……お前まさかアルフォンス…………えっと……」
ヘタ錬「アウレオルス・イザード」
上条「そう!それ!!」ユビサシ
ヘタ錬「愕然、貴様はあの時の男」
上条「お前も猫になっていたのか……なんでここに?」
ヘタ錬「必然、ここならばJCの着替えやお風呂覗き放題、クンカクンカし放題である」
上条「お巡りさぁぁぁぁん!!ここに変態がいますぅ!!!!」
美琴「さっそく仲良くなっているわね~」
黒子「あの緑の猫から同じ匂いがしますの…」
あいつ記憶消されてなかったっけ
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 20:15:50.68:uMYBMy0zOついでに顔は焼かれて新しくなったな
まぁニャンゼルフォールの影響で復活だな
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 20:35:25.13:iBjrGAW8Oまぁニャンゼルフォールの影響で復活だな
とりあえず、上条は新たな仲間にも『子猫堕し』のことを伝えた
上条「なんか知らないか?」
ヘタ錬「全然、知らないのである。私も困ってる」
上条「しゃべり方なんか間違ってない?」
ヘタ錬「だか、歓迎しよう上条当麻……これより歓迎の義を行う」
上条「マジで?なにやるの?」
ヘタ錬「当然、風呂覗きのベストポジションと女子生徒への上手な甘え方を教えよう」
上条「おい、やめろロリコン」
ヘタ錬「間然、一体いかなる思考において私の性癖に異を唱えるか」
上条「ウルセェよバーカ!開き直るな」
アウレオルスに厳重な注意を行なった上条はその後、美琴と黒子の部屋へ連れていかれた。
上条「アイツやってないだろうな…」
美琴「さぁトウマ!今日からこの部屋がアナタの家よ♪」
黒子「あの、お姉さま?その名前変えません?」
美琴「やだ」ソクトウ
黒子(お姉さまがこんなに夢中になるなんて…憎たらしい猫ですの!
いや!全てはあの類人猿が元凶…次見かけたときは……)
黒子「フエッフエッフエッ………」
美琴「………黒子?」
上条「何コレ?笑ってる!?超怖い」
上条「ッ!?」ブルンッ
上条は突然、ある感覚に襲われた。
それは尿意と便意である。
今朝から一度も出してない上に、カラスやカフェオレや牛乳や鰹節を食べたため、限界を迎えていた。
美琴「どうしたのトウマ?まさかトイレ?」
上条「そうなんだよ。だからトイレのドアを開けてくれ」クビタテフリ
美琴「ちょっと待ってね~ちゃんと用意するから~」
上条「………用意?」
美琴「はい!どうぞ」
美琴が差し出したソレはペット用のトイレであった。
もちろん仕切りなどないのでソレを使えば美琴と黒子に丸見えだ。
上条「」
上条はこの日、何か大切なものを失った。
いくら今の姿が猫だと言っても排便する姿を女子中学生に見られたのだ。
彼の心はボロボロになった…
美琴と黒子が食堂で夕食を食べている間、一人部屋ですすり泣くほど。
しかし傷を癒す暇もなく、新たな戦いが始まる。
美琴「トウマ~お風呂入るわよ~」
羞恥心との戦いの次は本能と理性の戦いである
美琴「さぁトウマ!お風呂できれいになろうね~
このアジエンスで世界が嫉妬する毛並を手に入れましょう!」ワシャワシャ
上条「いや…別にそんな素晴らしい毛並はいらない…
てゆーか正面から洗うのやめて!なんか見えてるから」ワシャワシャ
美琴「こーら!暴れないの!」
上条は完全に計算違いしてた。胸くらいなら自分の鋼の精神でなんとかなると思っていた。
まさか、全裸で正面からM字開脚で洗うとは思ってなかった。
つまり、上条は美琴の秘所をガン見してるのだ。
こうなるともはや、本能や理性などと言ってられなかった。
上条はただただ申し訳なかった。
美琴「気持ちいいでしょトウマ~体の隅々まで洗ってあげる」ワシャワシャ
上条「いや!ちょっと待て!そこは…」ビクッ
美琴「ん?……なにか固くなってきた?」ワシャワシャ
上条「ストップ!ストッ………おふっ!?」ドピュ
美琴「なにこれ?アジエンス?」ヌチャ
黒子「お姉さま……私も洗って下さいまし…」ハァハァ
ヘタ錬「美琴タンかわユス」ハァハァ
美琴「次はお湯に浸かろうか!初めてのシャンプーはどうだった?トウマ」
上条「正直気持ち良かった………」
美琴「トウマはホントに賢い猫ねー。こんな大人しくお湯に浸かるなんて
まるで人間みたいね!」
上条「その通りなんだけね……ばれたら殺されそうだな…」
美琴「トウマか……今日は会えなかったなアイツ…」
上条「?」
美琴「フーいい湯だったわ…黒子、次入っていいわよ!」
黒子「わかりました……アラ?その猫もご一緒でしたの?」トボケテミル
美琴「そうよ。アジエンスで世界が嫉妬しそうでしょ?」
上条(このフレーズ気にいっているのかな)
黒子「アジエンスよりも椿を使うべきですの…世界よりも日本に目を向けるのが先にでは?」
美琴「なによ!トウマはアジエンスがいいわよねー?」
上条(変な会話してるなぁ……お嬢様ってこんな感じなの?)
食事、入浴がすめば後は寝るだけ。
就寝時間になり美琴と黒子はベッドに入った。上条は美琴と同じベッドだ。
上条「アレ?なんで?」
美琴「寝るときも一緒よ!トウマ!」
黒子「お姉さま、大丈夫ですの!?猫と言えども男!何か間違いが起きないかと心配で寝れませんの!」
美琴「私は猫相手にそんな発想が出来るアンタの頭が心配だわ」
黒子「しかし、心配ですの!ですので私がお姉さまと寝ますの!
その猫は私のベッド…
美琴「おやすみ黒子~また明日ね!」電気ショウトー
黒子「……お姉さま」グスッ
上条(まっすぐに変態なヤツだな…)
消灯してすぐに美琴は眠った。しかし上条は寝られない。
美琴の寝顔がすぐ目の前にあるからだ。
上条(落ち着かねぇ!疲れているのに寝れねぇ!
なんか御坂からいい匂いするし………って何考えてるんだ俺は!中学生だぞ)
美琴「ウ~~ン………とうま…」肉球ギュ
上条(どっち?どっちのとうま?当麻のこと?それともトウマ?)
軽いパニックになっていると、向かいベッドから何かが聞こえるのに気付く。
それは先ほどの美琴の寝言でスイッチの入った黒子の言葉だった。
黒子「上条当麻死ね!つーか殺す!!鉄矢を身体中にテレポさせてやるよ!
死体は山中か、コンクリで固めて深海だな」ブツブツ
上条「すっげぇ物騒なこと言っているんですけどぉ!?」
こうして、上条の猫生活一日目は終了した。
朝になり上条はさっそくため息をはいた。元に戻っていることを期待していたのだ。
その後、登校する美琴達を見送った後に街へでた。アウレオルスを連れて。
ヘタ錬「何故、わたしを連れて行く。今日は学舎の園で目の保養をする予定なのだが?」
上条「昨日言っただろ?他に三人、『子猫堕し』の被害者がいるって。
そいつらに会いに行くんだよ」
ヘタ錬「しかし私にはJCが……」
上条(コイツマジで気持ち悪いな…)
上条「そういや土御門が言ってたな…可愛い中学生が手がかりを知ってるから会いに行くって」デマカセ
ヘタ錬「当然、着いて行こう!!」パァ
上条はアウレオルスの無邪気な笑顔を見て不快に感じた。
土御門達は思いの外早く見つかった。
今日はスズメを串に刺して炭火で焼いていた。
土御門「よう上ヤン~昨日ぶりだニャー」
上条「お前らその調理器具どこから持ってきたの?」
神裂「そちらの方は?」
ヘタ錬「アウレオルス・イザードである」
上条「ロリコン錬金術師な」
ヘタ錬「早速、可愛いJCの元へ行こう!」
ステイル「ハ?」
先ずは食事をしながら会議を始めることにした。
上条「スズメうめぇ!」
ヘタ錬「驚愕、美味である」
ステイル「ところで今日はどうするんだい?リーダー」
土御門「そうだニャー…」
上条「待って!いつリーダー変わったの?」
神裂「昨日別れた後、貴方の飼い猫に3連敗した後に辞退したんです」
上条(……弱いし、情けない)
土御門「一方通行を探そうと考えているニャー
アイツ、俺たちの言葉理解してたし」
ヘタ錬「アクセラレータ?JCか?」
上条「そうだよ、百合子って言うんだ」
ヘタ錬「俄然、早く行こう!」
食事が終了した後、さっそく5人は移動を開始した。
ちなみに串と炭はちゃんとゴミ箱に捨てて、スズメの骨は埋葬した手を合わせて移動した。
上条「アイツ超電磁砲もろに喰らってたからな…生きてるなら病院だ」
土御門「ならきっと『あの病院』だニャー!上ヤンもよくお世話になっている」
その頃『あの病院』手術室では…
看護師「先生!心拍数が下がってます!」
看護師2「血圧も低下中です!」
医師「くそ!あの人はまだか!?」
一方「……………」コヒーコヒー
重大の患者…混迷を極める手術室…少しずつ小さくなってゆく命の灯火…
その場にいる誰もがあきらめかけたその瞬間
「よくここまで持たせたね」
その言葉とともに手術室の扉が開かれた。
瞬間的にその場に居る全ての者が理解した。
「この患者は助かる」と……
医師「貴方は……貴方達は…チーム・ゲコ太!」
ゴッドハンド、『冥土返し』の登場であった。
土御門「いやー偶然原付きが手に入って良かったニャー」ブーン
神裂「猫の身体では時間がかかり過ぎますもんね」
上条「てゆーかパクったよね!?なんかさっきの串でガチャガチャやってたよね!?」
土御門「一本だけ残していて良かったニャー」
ヘタ錬「JC!JC!JC!JC!JC!」ワクワク
ステイル「ねぇ!乗せてよ!ねぇ!!なんで僕だけダッシュなの!?」ダッダッダッ
神裂「まだステイルは14歳ですから、原付きは無理ですよ」
ステイル「別に運転は土御門がやってるじゃん!」ダッダッダッ
上条「スペースが無いんだ…すまない」
ステイル「全然乗れるよ!猫5匹くらい余裕だよ!!スペース余ってるじゃん!」ダッダッダッ
無茶な方法で彼らは病院へ進んでいく…
ある病院の一室。奇跡的に助かった一方通行はベッドで主治医と話していた。
冥土返し「なにかあったのかい?まるで音速の3倍のスピードのコインに衝突したような怪我だったけど」
一方「その通りだよ。オリジナルの野郎にやられたンだ」
冥土返し「フム…まぁ、案外元気そうだし安心だよ。一応保護者には連絡したから」
一方「アァ…」
冥土返しは死者蘇生とも言える大手術の後にも関わらず、涼しい顔をして病室をさった。
それから数分後、彼らがやってきた。
土御門「やっと着いたニャー…随分時間がかかったニャー」
上条「お前が道間違えるから……」
神裂「仕方ないですよ…6つの翼の金髪の男に『原付返せ!』なんて言われて追いかけられたのですから」
一方「オォ?なンだ?昨日の猫どもじゃねェか!またコーヒー飲みにきたのか?」
ステイル「コーヒーよりもアクエリアスがいいね………」ハァハァハァハァ
一方「悪ィな!ポカリしかねェからこれで我慢しな」ポカリサシダシ
ヘタ錬「オォ!白い髪に白い肌…まさに『百合子』!」ハァハァ
一方「アン?この色は俺の能力でこンななっちまったンだぜ!」
上条「伝言度60%って感じだな…」
一方「オメェまた腹減ってンのか?ほらよ」カラン
上条「なんでコイツ鰹節常備してんの?」
彼らは自分達の望みを一方通行に伝えた。
一方「つーと、何だ?オメェらは人間になって恋がしたイってことかァ?」
上条「なんか要らない要素が付いているんですけど!!」
神裂「この人の言い方だと人間に『戻りたい』ではなく『なりたい』になるんじゃ…」
一方「そンなら任せろ!この病院には凄ェヤブ医者がいるからな!
手を一回合わせただけですぐ人間にしてくれるぜェ」
ステイル「それは人体錬成じゃ…」
ヘタ錬「やめろ百合子!ソレを行なって無事だった者は居ない!!」
土御門「世界観が違うニャー」
そうして順調に(?)計画を練っているときに、病院に新たな来訪者が現れる。
美琴「確かこの病院よね?妹達が入院してるのは……」
ニャー
ソウカソウカ!ソンナニコーヒーガスキカ
ニャオー
美琴「ン?トウマの声?何処から……」
聞き分けられんだww
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 00:37:54.17:HYQZp6vvO美琴「トウマ~~そこの居るの?」ヒョコ
上条「ゲッ!?御坂?」
一方「!?」カチッバシュウガシャーン
土御門「オォ!一瞬でチョーカーのスイッチ入れて、
ベクトル操作した風に乗ってガラス突き破って逃げたニャー」
土御門「てゆーかイタイ!イタイ!イタイ!イタイ!」ビリビリ
神裂「アッ……イヤ!ダメ…………イック!」ビクンビクン
ステイル「グァァァァァァ!あれ?何で君は無事なの!?」ビリビリ
ヘタ錬「当然、JCに与えられる痛みは至高の快楽なり!」ハァハァ
美琴「トウマ!なんでここに居るの?どうやってきたの?」
上条「一方通行に会いに原付きで」
美琴「一方通行?」ピクッ
上条「アレ!?通じた?」
美琴「駄目よトウマ!あんな危険なヤツ!!殺されちゃうわ!」
美琴「トウマまでアイツに奪われたくない!……せっかくアイツが救ってくれたのに……」
上条「……御坂ごめんな…俺、お前のこと考えてなかった…軽率だった」
美琴「ウウン、いいの…分かってくれたなら…」
土御門「ごめん!外でやってくんない!?」ビリビリ
神裂「もっと…もっとください!!」ビクンビクン
ヘタ錬「もっと…もっとください!!」ハァハァ
ステイル「」ビリビリ
通じ合っとるww
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/12(日) 01:39:32.95:HYQZp6vvOその後、またしても電磁波から逃れるために2グループに分かれた。
上条はもちろん美琴と一緒に、土御門他3名は一方通行を追いかけることになった。
土御門「ジャ、早速出発だニャー」ブーン
ヘタ錬「百合子ォ!待っててねェ!!」
ステイル「だから乗せてよ!この件一回やったからもういいじゃん!」ダッダッダッ
土御門「スペースがないニャー。誰かに変わって貰って」
ステイル「上条当麻の分がまるまる空いてるって!」ダッダッダッ
神裂「ステイル……」
ステイル「何だい神裂?まさか変わってくれるの?」ダッダッダッ
神裂「原付きの横走っていると曲がるとき巻き込まれますよ?」
ステイル「後ろ走れってか!?排気ガスもろ受けるじゃん!」ダッダッダッ
一方その頃、美琴と上条はこの病院に入院中の御坂妹の病室にいた。
御坂妹「お姉さまも猫を飼い始めたのですかとミサカは確認します」
美琴「そうよ!なかなか賢い猫なの!名前は…………トウマ///」
御坂妹「エッ!?とミサカはあまりにも露骨なネーミングに若干引きます」
美琴「なによ……別にいいじゃない…ね~?トウマ///」
上条「露骨?なんで顔赤いの?」
御坂妹「ちなみにミサカの猫の名前はイヌですとミサカはお姉さまに伝えます」
御坂妹「猫なのにイヌ………クスッ……ブッヒャッヒャッヒャッワハハハ」
美琴「あら…こんなに笑って感情を表すなんて随分変わったわね」フフフ
上条「そんな微笑ましい感じの変化じゃねーだろこれ」
御坂妹のお見舞いが終わった後、美琴は何故かすぐに帰らずにとある病室へ向かう。
美琴「失礼しま~す…って誰も居ないか…」
上条(ここは俺が入院したとき使う病室?)
美琴「ここしばらく見かけないからもしかしてと思ったんだけど…」
美琴「って…落ち込むのはおかしいわよね!少なくとも病気も怪我してないってことだし!」
上条(御坂………)
上条は少し驚いた。確かに、猫の姿になる前から一週間程二人は会ってない。
しかしわざわざ、病院にまで探しにくるとは思わなかった。
上条(戦いを挑みたいとかじゃないよな…これは…)
上条(まさか昨日の公園も?)
美琴「アイツは何処に居るんだろうね~?」
上条「………」
美琴「そうだ!アイツはスーパーの特売が好きだったわね…」
上条(別に好きって訳じゃ…)
美琴「ちょっと行ってみようか……」
美琴「別に会いたいとかじゃなくて買いたい物があるだけだけど!///」
結局スーパーでも美琴は上条に会うことはできなかった。
当然だ。上条は現在、美琴の飼い猫となって美琴のそばにいるのだ。
しかしそんなこと知らない美琴はまだ上条を探し続ける。
上条(一週間以上会わないことなんて今までもあったじゃねぇか…
まさかその度にこんなことしてるのか?)
上条(でもそろそろ門限じゃねぇか…)
美琴はまだあきらめずに上条を探す。
しかし、日が沈み暗くなってゆくと学園都市であろうと外の街と同じように治安が悪くなる。
この時間になると美琴はガラの悪い学生によく声をかけらる。
不良1「ねぇ君、常盤台の子だよね?」
不良2「こんな時間にどうしたの?迷った?送ってあげようか?」
不良3「ちょっと遠回りになるかもね~」
美琴(そう言えば、アイツと初めて会ったのもこんな状況だったわね…)
不良1「そんじゃ、行こうか~」
手を肩に回そうとする不良学生
バシュ
不良1「痛ッ!?」
上条「御坂に触んじゃねぇ!!これはお前達の為にも言っているからな」シャキーン
不良2「なんだこの猫?SP気取りか」
不良3「邪魔」キック
上条「フニャ!…」
美琴「トウマ!…
あんたら…うちの子に何すんのよ!!」バチッバチッ
不良3「グアァァァァァァ」ビリビリ
不良1「ゲッ!?コイツ常盤台のレールガンだ!」
不良2「ヤベェ!逃げるぞ!!」ヒキズリ
不良3「…………」ヒキズラレ
美琴「トウマ!大丈夫!?」
上条「アァ…余裕だよ!」シッポフリフリ
美琴「よかった……
ありがとね、助けてくれて。ホントそっくりね…」
上条「本人だしね…」
美琴上条は寮へと帰っていった。
門限を過ぎてしまった美琴は、寮監に罰を下された。
ちなみに上条はちょっとした事情聴取を受けた。
寮監「アルは何処に行った?一緒に出ていっただろ?」
上条「原付きで人間になりにいった」
寮監「何!?原付きで真理の向こう側へ行っただと?」
上条「伝言度30%ってとこだな」
寮監「誰が30歳だ!」チョップ
上条「いや、違ぇよ!」イタイ
その頃土御門達は一方通行との再会に成功して、協力者を紹介して貰っていた。
一方「だからァ、コイツラを人間にして欲しインだよ!そして恋させてェンだよ」
冥土返し「うん、だからどゆうことなんだい?」
一方「分かンねェ野郎だなァ」
冥土返し「ホントに分かんないからね」
ステイル「伝えるだけでも時間かかりそうだね」
土御門「つーか、医者になんとか出来るのかニャー」
冥土返し「ちょっと待っててね、都合のいい道具があったから」
一方「オッ、やったなァオメェら!きっと賢者の石だぜェ」
ヘタ錬「驚愕、実際に存在していたのか」
神裂「きっと違うと思いますよ」
冥土返し「これだね?」カチャカチャ
土御門「ン?これは首輪かニャー」
冥土返し「そうだよ。学園都市最高の技術で作られた物だね」
土御門「言葉が通じている?」
冥土返し「そういう道具なんだよ」
ステイル「学園都市スゲー」
神裂「技術の無駄使いな気が…」
今度こそ順調に解決方法を模索し始めた彼ら。しかしもう暫く時間がかかることになる。
そうしている間、上条は美琴とともにいた。
また一方通行と遭遇するのを避けるため、電磁波から土御門達を守るため、
美琴を行動をうまく制限し見張るのが彼の役目なのだ。
つまり、猫生活二日目のように美琴の意外な行動や一面を見ることになるのだ。
シャーペンや消しゴムなどの文具にプリントされたカエルのキャラクター。
ピンクの花柄のファンシーなパジャマ、いつもは短パンで見えないお子様ブランドの下着。
まさにお嬢様といった感じで優雅にアフタヌーンティーに舌鼓をうつ様。
たくさんの発見を上条はした。
また、自分のイメージ通りの美琴の姿もたくさん見た。
ゲームセンターでパンチングマシーンの自己ベストに挑む姿。
ケーキやパフェを美味しそうに食べる姿。
不良に絡まれている女の子を助ける姿。
しかし、その中でも一番印象的だったのは猫生活二日目のように自分を探していることだ。
学校が終わった後すぐ街にくり出すこともあれば、友達と遊んだ後に探し始めることもある。
似たような背格好をした人物とすれ違うと振り向いたり。一度間違って声をかけたこともあった。
帰るのはいつも門限ギリギリだ。
そんな美琴の姿を見る猫生活が三日ほど続いた。
美琴「ア~ア…今日も見つからなかったわね…
つーか、何でこんなに必死になっているんだろ…」
上条(ホントなんでだよ…)
美琴「………もしかして、避けられてる?」
美琴「それは……すごいイヤだなぁ…」
上条(………)
美琴「やっぱり、アレなんだろうな私……」
美琴「アイツのこと好きなんだなぁ……」
上条(御坂…)
せつねぇなぁ
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 01:33:50.97:PDZTpEFtO上条は8月31日<最後の日>に交わした約束を思い出した。
『御坂さんを守ってくれますか?』
上条(駄目だな俺…こんなんじゃ失望されちまう…)
その日の夜、美琴が寝静まった後に上条は行動を開始した。
上条は夜の学園都市を駆ける。小さな身体に詰まったエネルギーをフルに回転させて。
先ずは土御門達が一番いる可能性が高い一方通行の病室へ向かった。
上条「やっぱりどんな身体でも全速は疲れるな
つーかステイルすげぇな…原付きに並んでたもん」
今更ながら上条はステイルに悪く思った。
すると突然、声をかけられた。
土御門「オ~イ!上ヤン~」
上条「土御門!?ちょうどよかった!お前を探してたんだ」
土御門「それは奇遇だニャー。俺もそっちに向かうところだったんだぜい」
上条「それってつまり……」
土御門「オウ!戻れるぜ上ヤン!」
そう、彼らはついに見つけたのだ。
彼らが日常に戻る方法を見つけたのは数時間前である。
~数時間前~
土御門「AIM拡散力場の異常?」
冥土返し「ウン。AIM拡散力場の専門家から聞いた情報だからね、間違いないよ」
土御門「ちなみにどんな異常なのかニャー?」
冥土返し「彼女の話だと、第7学区のある一帯のAIM拡散力場が収束しリング状に姿を変えてるらしいんだ」
冥土返し「地図で表すとこんな感じかな?」カチカチ
土御門「ここは俺と上ヤンの寮がある場所?」
神裂「!!…ステイルこれは…」
ステイリ「あぁ、これはルーンだ!
建物や大通りの配置がリングと重なりルーンを成してる」
ステイル「しかもこれは月と重なる時間にランダムにターゲットを選び発動する術式になってる…」
ヘタ錬「納得、私は猫になった時この場所にいた」
神裂「しかし何故、上条当麻にもこの術式が?」
土御門「幻想殺しはなんでもかんでも消せる訳じゃないニャー。
しかも今回は科学と魔術の複合…二つまとめて消せない性質が幻想殺しにはあるから…」
ステイル「そんなことはどうでもイイ…解決方法が分かったのだから」
神裂「本当ですか!?」
冥土返し「どうやら何か掴めたようだね」
土御門「助かったニャー。でも何故、ここまで協力してくれたのかニャー?」
冥土返し「君たちは患者だからね。理由なんてそれだけで十分だろ?」
土御門「って訳だニャー。とりあえず、その術式の場所に向かうぜ!」ダッダッダッ
上条「オウ!」ダッダッダッ
二人は『子猫堕し』のルーンの中心に辿りついた。
そこには既にステイル、神裂、アウレオルスの三人が居た。
神裂「よかった、間に合いましたね」
上条「久しぶりだな…解決方法が分かったんだって?」
ステイル「もう準備は出来ているよ…後は時間を待つだけだ」
その準備とは、ルーン内で重要な要素を持つ建物の屋上に『反転』の力を持つ鏡を配置することだ。
鏡の力により、『子猫堕し』の力を『反転』して発動することで人間に戻るとステイルは説明する。
ステイル「本来ならもっと魔術的な力を持つ鏡を使いたかったんだけどね…」
後は月とルーン重なる時間を時間を待つだけで彼らは人間に戻れる。
しかし、彼らに迫る影があった…
犬「オウ!オウ!!オウ!!!猫ども!楽しそうじゃねぇか…おれらも混ぜてくれよ」
5人は多くの犬に囲まれていた
上条「お前は……」
犬「よう久しぶりだな」
その犬は猫になった日に上条が撃退した犬だった。
犬「ハッハッハッ!テメェにやられた傷の仮を返しにきたぜぇ
50匹の仲間で50倍で返すぜ!」
ヘタ錬「驚愕、学園都市にこんなに野良犬がいたとは…」
土御門「ここに住んでる俺もビックリだニャー」
神裂「しかし、マズイですね…時間までここから動く訳にはいかないのに…」
上条「クソッ!あと一歩なのに」
犬「かかれぇ!」
「魔術狩りの王!!」
その声とともに、巨大な火柱があがり野良犬達が吹き飛ばされる
上条「ステイル…お前…」
ステイル「何を驚いた顔をしてる、上条当麻……
この僕がこんな重要拠点に無防備な状態でいると思ったか?」
犬「な、なんだコリャ?」
ステイル「君たちに選ばせてやろう………塩とタレはどっちが好きだ?」
野良犬達は散り散りになり逃げていった…
静けさを取り戻したルーンの中心に月明かりが差し込む。
あたり一帯が輝き始める…
その輝きは彼らが日常へと戻れることを示していた。
神裂「やっと元に戻れますね」
土御門「ちょっと寂しい気もするニャー」
ヘタ錬「確かに女子寮は楽しかった…」
ステイル「僕はもうごめんだよ…こんなの」
上条「御坂………」ボソ
彼らは光に包まれた…
光が消える。
上条はゆっくりと目を開ける。先ずは自分の手を確認する。肉球ではなく人間の手のひらだ。
そして辺りを見回す。
ステイルと目を合わせる。彼も人間の姿になっていた。
ステイル「やぁ…」
次は神裂と…
神裂「この目線、随分久しぶりですね…」
土御門…
土御門「フゥ~成功だニャー」
アウレオルス…
ヘタ錬「ニャオー」
上条「」
この上琴はコナンと蘭姉ちゃんみたいなかんじだな
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:07:51.56:PDZTpEFtO上条「エェェェェェェェ!?なんで猫のまま!?」
ヘタ錬「ニャオ~ニャ!ニャフ~」
神裂「何言っているか分からないですね…」
ステイル「土御門、あの首輪は?」
土御門「今付けるニャー」カチヤカチャ
上条「何それ?」
土御門「ほんやくこんにゃくだニャー」
ヘタ錬「全然、理解できない!何故私だけ戻らないのか!?」
上条「ウワ!喋った!スゲー」
このロリコンの場合そのままの方が幸せそうだがな
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:13:06.75:PDZTpEFtO神裂「まずは落ち着いてください。そしてゆっくり猫になった時のことを思い出してください」
ヘタ錬「ウッ………ウム…」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「………………」
ヘタ錬「まさかアレか?」
~回想~
その日私は、コンビニでエロ本を買った帰りにここの寮の裏で怪しげな男達の取引現場を目撃した。
男達の取引を見るのに夢中になっていた私は背後から近づいてくるもう一人の男に気が付かなかった。
黒服1「覗きはいけないぜ!!」ガツンッ
ヘタ錬「しまった…」フラ
黒服2「兄貴!そいつは?」
黒服1「他の組織の回しもんだろ。コイツで処分する…」
黒服2「組織が開発した毒薬ですか?」
黒服1「ほら、飲みな…」
黒服1「よし!行くぞ」
黒服2「ハイ」
ヘタ錬「体が………アツイ……グッ…」
そして朝目覚めると、体が猫になっていた…
バーローwwwwwwwwwwwww
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 04:37:08.13:PDZTpEFtO土御門「それしかないニャー」
上条「お前だけまったくの別件じゃん!コナン的な事件に巻き込まれてるよ!!」
ステイル「てゆーか、コナンそのもの…」
神裂「私はこんなコナン認めません!」
ヘタ錬「………アレッ!?じゃこの後、幼なじみの家でエロイベント発生?」
上条「お前はコナンをどんな目で見てんだ!」
その後、アウレオルスは女子寮へ帰った。エロイベントを期待して……
次の日、無事人間に戻った上条は久しぶりに学校へ登校した。
もちろん猫生活中は無断欠席だったため、元から多かった補習が更に増え、放課後も居残りだった。
土御門も一緒だ。何故か青髪ピアスも補習が増えてた。
そんな久々の日常を不幸だとつぶやきつつも楽しんでいた。
そして補習終了後、『あの公園』へと向かった…
上条「御坂は居るかな……もう帰ってるかもな~」
そう呟きながら辺りを見回すと聞き慣れた声が響く
「ちょっと!アンタ!!」
その声のした方向を振り向くと、御坂美琴が立っていた
上条「オウ!御坂!!」
美琴「アンタ随分と久しぶりじゃない…どっか行ってたの?」
上条「ちょっとな……」
美琴「まぁいいわ!さっそくだけど勝負しなさい!!」
上条「いやいや、勝負よりも上条さんは御坂に話したいことがあるんですよ!」
美琴「はなし?」
近くのベンチに腰掛ける二人…
美琴「で、何よ?」
上条「ン…お前さ、昨日まで黒猫と住んでたろ?」
美琴「!?…なんで知っているのよ!」
上条「イヤ~あの猫、実は俺なんだ…」
美琴「…………ハァ?」
上条は美琴にここ数日、自分の身に起きた出来事を話始めた。
初めは疑いの眼差しを向けていた美琴だったが、トウマしか知らない事実を上条から聞き、少し焦り始めた。
美琴「ちょっと………何よそれ…」
上条「ごめんな御坂。伝える手段がなかったとはいえ、プライベートを覗いちまって…」
美琴「…………」
上条「でもさ、そのおかげで俺の知らない御坂を知ることができた」
上条「お子様趣味があったり、お嬢様らしかったり、焦ったり、笑ったり…」
上条「でもさ、俺のせいでその表情が曇ったりした…」
美琴「あっ、アレは別にアンタのせいじゃ………」
上条「その曇った表情を見て俺思ったんだ……御坂には少しも悲しい思いはして欲しくない」
上条「この御坂の笑顔を守りたいとも思った…」
美琴「…………///」
上条「エ~ト………つまりだな………」
上条「俺は御坂…いや、美琴のことが好きだ!好きになった!!」
美琴「…………///」
美琴「ズルいわよアンタは……私の気持ちを知った上で告白なんて……」
美琴「私は、アンタの気持ちも居場所すらも分かんなくて、スッゴい不安だったのに…」
上条「………スマン」
美琴「……だから、しかっり守ってよ…不安なんて感じないくらい」
上条「美琴!約束するよ!」
美琴「なんでいきなり下の名前なのよ!///」
上条「そりゃ、美琴が好きだからだろ…美琴も俺のこと名前で呼んでくれよ!」
美琴「ウッ…………カッ…上条クン…///」
上条「ウ~ン……悪くないけど、違うだろ?」
美琴「なによ!ここ数日ずっと『トウマ』って呼んでたじゃない~///」
上条「いやいや、アレは猫の『トウマ』だろ?人間の『当麻』がいいんだよ!」
美琴「…………分かったわよ///」
美琴「……スゥ」シンコキュウ
美琴「当麻!大好き!!」
~fin~
はい!コレで終了です。
少ないと思いますが最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
保守してくれた方々もありがとうございました。
誤字脱字矛盾だらけで語彙力不足ですが最後まで出来てよかったです。
一応最初に描いた終わり方にできました。
では、失礼します。
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/13(月) 11:52:05.65:IVhEOTo80少ないと思いますが最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
保守してくれた方々もありがとうございました。
誤字脱字矛盾だらけで語彙力不足ですが最後まで出来てよかったです。
一応最初に描いた終わり方にできました。
では、失礼します。
乙!!










































コメント 8
コメント一覧 (8)
ばかじゃないの
ラノベなんてこんなもん?
しねばいいのに
イカ娘のSSまとめろ
金とってる訳でもなし…
縦
読
み
な‥なるほど
orz…
教えて頂き有難うございます。m(__)m
一番不幸なのは一方さん、幸福なのはアウレオルスさんだな
縦読みツンデレくんにマジレスすんなw
すいませんm(__;)m