- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:30:11.02:FV+t1YfVO
梓「…………え? 」
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:38:23.10:FV+t1YfVO
憂「…えっと…純ちゃん?」
純「……」
梓「え ええっ!?あ いや ちょ…」
梓「……冗談だよね?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:41:28.00:FV+t1YfVO
純「………」
梓「な なんか言ってよ」
憂 「梓ちゃん、顔真っ赤」
純「………ぷっ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:50:10.63:FV+t1YfVO
純「ぷ…ふふ…あはははははっ!!」
憂梓「!」
純「あはは…冗談に決まってるじゃん」
梓「~~~~~///もう」
憂「だ だよね!び びっくりしたよ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:53:48.75:FV+t1YfVO
純「昔のドラマでこんなセリフがあったんだよ」
梓「し 知らないよ もう///」
純「ぷふ…でも顔真っ赤にして動揺する梓もかわいかったわ~」ニヤニヤ
梓「か……かわ……///」シュウ
憂(……)
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 18:59:19.04:FV+t1YfVO
純「あっ!」
梓「! こ 今度はなに!?」
純「梓ってさ…もしかして私に気があったりするの?」
梓「は はあ?」
憂(…純ちゃん…)
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 19:20:33.99:FV+t1YfVO
純「まあ 女の子同士ってのはアレだけど、梓だったら私いいかなーって」
梓「な …… な …… なな…」///
純「梓…」
梓「!」
憂(純ちゃん 顔近い 顔)
純「…幸せにするよ 梓」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 19:24:56.46:FV+t1YfVO
梓「………ば」
純「ば?」
パッチーン!!
純「痛っ!!」
憂「純ちゃん!」
梓「ば ばっかじゃないの!!純なんか憂のオマケじゃん!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 19:34:33.45:FV+t1YfVO
純「や やだなー そんなマジにならないでよねー」
梓「大体好き嫌い以前に、意識自体してないよ!純なんかオマケだし空気だよ!」
純「カチン ちょっと、流石に言い過ぎじゃない?梓頭固すぎ」
梓「言っていい冗談と悪い冗談がある事くらい分かりなよ!このタワシ頭!!」
純「何それ?ワケわかんないんだけど」
憂「ちょ 純ちゃん…梓ちゃんも…」オロオロ
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 19:42:17.58:FV+t1YfVO
梓「そっかー 今日初めてタワシさんの事意識したよ」
純「だから…」
梓「私は純の事が嫌い!大っ嫌い!!」
純「……」
ス
憂「あ 梓ちゃん?」
梓「…部活いくよ…またね憂」タタタ
純「……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 19:49:15.26:edYWTZ0n0
純「…ねえ…憂…」
憂「…梓ちゃん…怒っちゃったね」
純「……どうしょう」
憂「純ちゃん…」
純「ああああーっ!失敗した!失敗したよーっ!!」
憂「当たって砕けちゃったね」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:09:12.58:FV+t1YfVO
純「何がいけなかったのかな?何がいけなかったのかな?」
憂「『梓に告白する!』て相談された時はびっくりしたけど…あんなセリフで切り出すとは思わなかったよ」
純「だってだって!昨日ネットで見つけて「これだっ!!」て思ったんだもん!」
憂「梓ちゃん…照れながらどん引きだったね」
純「…かわいかったなぁ…ぽよぽよの頬が、みるみるピンク色になって…///)
憂「にやけてる場合じゃないよ…純ちゃん…」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:29:14.89:FV+t1YfVO
澪「ストップ!ちょっと待った」
律「うーん…ひどいな」
澪「梓」
梓「う すみません…」
唯「調子悪そうだね?来た時から元気なかったけど」
紬「ちょっと休憩しましょ」
律「だな」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:33:25.90:FV+t1YfVO
梓「だ 大丈夫です!次はちゃんと演りますから!」
律「そのセリフ何度目だ?明らかに絶不調だろ」
唯「あずにゃん 私たちでよかったら相談にのるよ?」
澪「梓…何かあったのか?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:43:16.34:FV+t1YfVO
律「よっ…と、とにかくムギ、休憩にしよう」
紬「はーい」パタパタ
梓「…すみません…今日は帰らせて貰っていいですか?」
澪「…ああ…それは構わないけど…」
唯「あずにゃん、何かあったら相談にのるよ?元気だして!ね?」
梓「ありがとうございます 唯先輩…すみません…失礼します」ペコリ
律「あずにゃん…」
紬「…梓ちゃんの分もお茶煎れちゃったんだけど…」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:50:05.88:FV+t1YfVO
梓(…純のせいだよ)
梓(上手に演奏できなかったのも)
梓(純があんな事言うから)
梓(……)
梓(…でも…)
梓(まさか純の方から言ってくれるなんて…)
梓(それも…あんなセリフ///)
梓…クス…「ホントにバカなんだよね」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:55:18.24:FV+t1YfVO
唯「うん…何か元気無くてね、途中で帰っちゃったの」
憂「ふーん そ そうなんだ」
唯「憂、今日あずにゃん何か変わった事あった?」
憂「どうだろうね 何も無かったと思うけど…」
唯「そっかー」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 21:08:01.15:FV+t1YfVO
憂(梓ちゃん、純ちゃんに告白されて、心底イヤだったのかな…)
憂(それとも…純ちゃんの告白にびっくりしてあんな事言っちゃったのかな…)
憂(どっちにしろ2人には仲良しでいてもらいたいよね)
憂「だって2人とも私の友達だもん!」
唯「わっ!いきなりどうしたの?」
憂「えっ!?あ ごめんね お姉ちゃん、なんでもないの」
唯「おかしな憂だね、私の話聞いてなかった?」
憂「ごめんなさい 何の話だっけ?」
唯「澪ちゃんが律ちゃんのオデコにね…」
……
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 21:13:40.29:FV+t1YfVO
憂「おはよう梓ちゃん」
梓「おはよう」
憂「……」キョロキョロ
梓「…どうしたの?」
憂「あのね…純ちゃんの事で話があるの」
梓「! な 何?」
憂「あのね…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 21:17:59.05:FV+t1YfVO
梓「うん…」
純「おはよう憂!……と あ ずさ」
憂「あ 純ちゃん おはよう…」
梓「……」
純「…誰かさんは朝の挨拶も言えないようで」
梓「!」
憂「じゅ 純ちゃん」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 21:22:33.13:FV+t1YfVO
梓「た タワシが喋ってるよ!憂 私怖いよ」
純「…また あとでね憂」
憂「う うん」
梓「…無視なんだ」
憂「あ 梓ちゃんも早く教室いこ」
梓「……」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 22:41:22.10:FV+t1YfVO
純「何話したの?」
憂「朝の事?」
純「そう 梓と話ししてたじゃん」
憂「うん 梓ちゃんにね、純ちゃんの気持ちを伝えようと思って…」
純「えっ!?」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 22:44:35.47:FV+t1YfVO
憂「純ちゃんも梓ちゃんも…お互い素直じゃないから…」
純「あぅ…」
憂「…純ちゃん、アプローチの仕方おかしいし…」
純「うそっ!?」
憂「ね?自覚ないでしょ」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 22:49:57.78:FV+t1YfVO
純「…でも…私 梓に嫌われちゃったかもしれないし…」グス
憂(こんな後悔するなら憎まれ口叩かなければいいのに)
憂(昔から素直じゃないけど、いい子なんだよね)
憂(ホント…梓ちゃんと似てるかも)クス
純「…グス…?何さ…」
憂「ううん 何にも」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 22:57:17.16:FV+t1YfVO
憂「だからね、私が梓ちゃんに誤解を解いて、それとなく純ちゃんの想いを伝えてあげる」
純「う うん」
憂「あとは…純ちゃん自身が直接梓ちゃんに想いを伝えれば、きっと大丈夫!」
純「うん…今度はちゃんと伝えるよ!別のセリフも決めてあるし」
憂「…ちなみにどんなの?」
純「梓が好きだから、私は死にません!って…」
憂「…」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 23:00:30.48:MbXfdfl6O
純(…今日の放課後、梓に伝えるっ憂言ってたけど…)
純(…どうしょう…胸がドキドキする…)
純(やっぱり、この間の事で嫌われいたらどうしょう…)
純(…今から、やっぱり無しって事に出来ないかな…)
『…あはは………クスクス……』
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 23:14:01.92:FV+t1YfVO
純(あれ?教室に誰かいる…?)
ヒョイ
純(同じクラスの…吉井さんと松本さんと…岡田さん?)
「あはは!マジやばいって」
純(!あれは)
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:10:01.11:M3scFuSCO
バン
純「何してんの!」
岡田「うわっ! なんだ鈴木さんか」
純「それ あずs 中野さんのギターだよね?」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:11:23.90:M3scFuSCO
松本「えー 知らなーい」
吉井「私たちが来た時こうなってたわよ」
純「あの娘が大事にしてるギターをそのまま放置してくワケないじゃん」
岡田「ウザ…知らないって言ってるのに」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:15:52.64:M3scFuSCO
吉井「もう行こうよ岡田」
岡田「そうだね 帰ろっか」
松本「チクらないでね 鈴木さん」
純「!…梓のギター」 タタタ
純「…弦が切られてる…岡田さん達がやったの?」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:21:03.08:M3scFuSCO
純(梓と岡田さん達て接点あったっけ?)
純「…弦切られただけみたい…これなら交換すれば大丈夫だよね」ホ
純「でも何でかな…多分梓も岡田さん達と話しもした事ないと思うけど」
純「うーん…」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:25:46.19:M3scFuSCO
憂「…と いうわけなの」
梓「純が…私の事を?…」
憂「うん」
梓「ま またまたあ~ 憂まで私の事からかってー…」
憂「からかってなんかいないよ!」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:32:19.61:M3scFuSCO
憂「…純ちゃんって昔から素直じゃなくて…見栄っ張りで…」
梓「…うん」
憂「ああいう性格だから…誤解されちゃうかもしれないけど」
梓「……」
憂「でも、純ちゃんは本気だよ。梓ちゃんの事好きだって」
梓「…~///」カァ
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:36:29.65:M3scFuSCO
梓「…純に対して理解あるよね 憂って」
憂「付き合い長いから」ニコ
梓「ずるいなあ…憂より早く純に会いたかったな」
憂「! じゃあ梓ちゃんも…!」パアァ
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:45:55.54:M3scFuSCO
梓「……うん……好き…」
憂(良かった…ここまで話すつもりなかったけど、やっぱり梓ちゃんも純ちゃんの事好きだったんだ)
梓「あっ でもね 一目惚れとか、そんなんじゃないんだから///」
憂「うん」ニコニコ
梓「最初は 気にもしてなかったけど、次第に目で追うようになって…意識して…」
憂「うんうん」ニコニコ
梓「…あぅ///」シュウ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 02:54:34.14:M3scFuSCO
憂「純ちゃん探しに行こうよ!まだ校内にいるはずだから!」
梓「えっ えっ 今日?」
憂「そうだよ!純ちゃんもきっと喜ぶよ」
梓「ま まって まだ心の準備が///」
梓(私は純の事が好き)
梓(…そして純も冗談じゃなく私の事///)シュウ
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:00:14.21:M3scFuSCO
純「…でも梓どうしたんだろ?大事なギターこんなところに忘れるなんて…」
ガラ
梓「あっ!純!」
純「えっ!?あ 梓?」
憂「あ 純ちゃん、教室にいたんだ」
純「憂も…じゃあ…梓に話して…」
憂「うん」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:15:26.46:M3scFuSCO
純「そ そうなんだ…」ドキドキ
純「あ あのね あ 梓…わたし…」ドキドキ
梓「……」
純「? 梓?」
梓「…それ……ギターの弦…」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:31:33.59:M3scFuSCO
純「え?…あっ!ち 違うよ!これは…」
梓「返して!!」バッ
純「あ…」
憂「梓ちゃん…」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:37:37.80:M3scFuSCO
純「違うよ梓!これは…」
梓「…ぃょ……ヒドいよっ!!」
純「梓…」
梓「私の事嫌いならハッキリそう言えばいいじゃん!からかったり、ギターにイタズラしたり…」
純「違う!私じゃない!それは岡田さん達が…」
憂(岡田さん?)
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:40:09.74:M3scFuSCO
梓「岡田さんて何?ほとんど話しもした事ない岡田さんがこんなことするわけないじゃん!」
純「し 信じてよ梓!」
梓「最低だよっ!!」
純「」ビク
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:46:13.86:M3scFuSCO
梓「グス…憂も…一緒になって…グス」
憂「えっ!?」
梓「純も 憂も…親友だって…純とはそれ以上になれるって思ってたのに…」
憂「梓ちゃん待って…」
梓「…嫌い…嫌い…」
純「あずさぁ…」
梓「2人とも 大っ嫌いっ!!!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 03:52:59.98:M3scFuSCO
純「…ううぅ…ぐずぐず…ひっぐ…く…」
憂「純ちゃんもう泣かないで…」
純「もう ぐす おじまいだああぁ…うええ…」
憂「鼻拭いて」
純「うええぇ…こんど…ごぞ ひっぐ…嫌わ、れちゃっ…うわあぁぁん」
憂「…純ちゃん…」グス
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:23:27.37:M3scFuSCO
純「グス…もう…いいよ憂…ありがとう…」
憂「純ちゃん?」
純「…梓の事は…ぐす…あきらめる…」
憂「そんな…」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:29:05.89:M3scFuSCO
純「…大嫌いて言われちゃったし…もう無理だよ」
純「…私ね…梓の事、最初は嫌いだったんだ」
憂「…うん」
純「…でもさ 梓って何でも一生懸命じゃん?」
憂「そうだね」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:34:21.30:M3scFuSCO
純「…たまにさ…空回って…『ああ…この子は誰かが支えなきゃ』って…」
純「…その誰かが…私だったらいいなって…」
憂「…うん」
憂「で でも…う ひぐ…も、もう…おしまい…嫌われちゃっ…た から うぐ…」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:40:49.51:M3scFuSCO
憂「ダメ!」
純「……」グス
憂「あきらめちゃダメだよ 純ちゃん!」
純「ぐす…もういいって 憂…」
憂「…このままだと梓ちゃんに誤解されたまま…嫌われたままだよ?」
純「……」
憂「純ちゃん…それでいいの?」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:47:11.12:M3scFuSCO
純「…いいわけ…ないじゃん…でも…」
憂「梓ちゃんの誤解を解こうよ!ね?」
純「…憂はさ」
憂「うん?」
純「…なんで協力的なの?」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 04:50:41.93:M3scFuSCO
憂「あは…そこなんだ」
純「…ごめん」
憂「私も一緒に梓ちゃんに誤解されちゃったのもあるけど…」
純「あ」
憂「やっぱり友達が困っているのを、ほっとけないよ」
97:すみません。空き時間に投下していきます。:2010/12/24(金) 17:38:45.37:M3scFuSCO
純「…憂」グス
憂「それでね…岡田さんに話し訊こうと思うの」
純「話し聞いてくれるかな?」
憂「まずは聞いてみて…ダメだったら別の方法考えよ」
純「憂」
憂「ん?」
純「ありがと」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 17:44:30.66:M3scFuSCO
憂「ねえ 岡田さん、ちょっといい?」
岡田「平沢さん?何かよう?」
純「この間、中野さんのギターの弦切ってたよね」
岡田「!」
憂「梓ちゃんに謝ってほしいの」
岡田「…知らないって言ったじゃない」
松本「岡田ー!帰ろー」
岡田「…それじゃ」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 17:49:13.02:M3scFuSCO
憂「…なかなか難しいかも」
純「せめて岡田さん達がなんで梓の弦切っていたのか分かればね」
憂「とにかくがんばろ!純ちゃんの恋のために」ニコ
純「…はずい///」
憂「えへ」///
純「梓との友情のためにもね」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 17:52:32.67:M3scFuSCO
唯「………」ジー
梓「………」
唯「………」ジー
梓「……な なんですかさっきから」
唯「あずにゃん …まだ悩み解決出来てないでしょ?」
梓「う」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 17:57:29.81:M3scFuSCO
律「演奏は技術でカバーしてみせてるって感じか?…それでも大したもんだけど」
澪「梓…私達じゃ頼りにならないか?」
紬「どうぞ」コト
紬「…どんな悩みでも、人に話すだけでも楽になると思うの」
梓「……ありがとうございます」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:01:57.74:M3scFuSCO
梓「…あ あの…」
澪「ん」
梓「澪先輩と律先輩て…その…ケンカした場合…」
律「なんだ?友達とケンカしたのか?」
唯「憂と?」
梓「いえ」
紬「じゃあ純ちゃんね?」
梓「はい…あ」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:06:27.25:M3scFuSCO
唯「純ちゃんとケンカしているんだ」
梓「ケンカというか…」
紬「仲直りの仕方がわからないのね」
梓「…お互い信じていたのに…裏切られたら…澪先輩と律先輩はどうしますか?」
律「澪が…私を裏切る?」
梓「…はい」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:08:39.30:M3scFuSCO
澪「……」
律「……」
梓(バカな事聞いちゃったかな…澪先輩も律先輩も困ってるじゃん!)
律「……ぷ」
澪「……ふ」
梓「!?」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:51:21.74:M3scFuSCO
律澪『あっははははははははは!』
梓「は はは」
律「あは あ 梓」
梓「は はい」
律「それはないだろ」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:57:45.16:M3scFuSCO
澪「はは まあ律はずる賢いからな…私を裏切る事もあるかもしれないけどな…」
律「ねーって」
ズイ
澪「う うわ!律!近い!近い///」
律「澪の事 大事に 思ってる ゼ!」
ゴチン
澪「ま まあそういう事だ…律みたいな奴でも親友なら信じるよ」
律「…言わせんなよ 恥ずかしい」
紬「…いいわねえ…」ホゥ
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:03:33.92:M3scFuSCO
梓「で でも…それでも許せない時は…」
律「んん?まあそん時は…」
澪「相手がちゃんと謝ってくるのを待つかな」
律「だな それまで信じて待っててやるよ…それが…まあ…なんだ///」
唯「それが親友っものだよ!あずにゃん!」
梓「…はあ…」
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:06:48.61:M3scFuSCO
トコトコ
梓(信じて…待ってあげる…か…)
梓(でも…ずっとずっと信じて待って…)
梓(…それで また 裏切られたら…)ゾッ
梓(…やだよ…)ギュ
??「あの!ちょっといい?」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:11:50.58:M3scFuSCO
梓「! はい?」
藤田「中野…梓ちゃんだよね?桜高の」
藤田「オレ藤田ていうんだけどさ」
梓「はぁ…」
藤田「あのさ オレと付き合わない?」
梓「へ?」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:17:26.91:M3scFuSCO
梓「あ あの…」
藤田「ちょい前の学祭でさ、梓ちゃんライブでギター弾いてたじゃん?」
梓「はあ…まあ」
藤田「オレそれ見に行っててさ、マジ一目惚れ?なんか来ちゃったワケ!」
梓「…」(怖い…)
藤田「あれ?オレ軽く見られちゃってる?大丈夫よ! オレ一途だし 全然フリー」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:23:28.02:M3scFuSCO
梓「あの 早く帰らないといけないから…」
藤田「へ?まだ19時前だし、いいじゃんいいじゃん!全然オッケーでしょ!」
梓「ホントにやめてください! やめ…」
藤田「困ってる顔も超カワイイwカラオケ行こうよ!カラオケ!まじ変な事しないからさ」グ
梓「やだ!やだっ!憂…純…!」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:27:51.87:M3scFuSCO
警察官「何してんるんだ?」
藤田「あ?」
梓「あ」
藤田「何でもないっすよ、ウチら彼氏彼女で内輪で揉めてただけなんで」
梓「う 嘘です!助けて下さい。」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:41:53.15:M3scFuSCO
警察官「………」
憂「…ウソですよ お巡りさん」
梓「あ…」
警察官「君は?」
梓「憂…」ホ
憂「平沢っていいます。この娘の友達です。」
警察官「………」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:44:58.51:M3scFuSCO
憂「梓ちゃんから、この男の人の話聞いた事ないですし、それに…」
警察官「…それに?」
憂「…それに 梓ちゃん、ちゃんと他に好きな人居ますから」
梓「憂…」
警察官「………」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:49:47.19:M3scFuSCO
警察官「…君たち」
憂梓『は はい』
警察官「女の子の独り歩きは物騒だから、なるべく明るい通り歩いて帰りなさい」
憂「わかりました。ありがとうございます」ペコ
梓「あ ありがとうございました!」ペコリ
警察官「そっちの君は、ちょっと話し聞かせてもらおうか」
藤田「チッ……うぜぇ」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:06:52.61:M3scFuSCO
憂「さっきのお巡りさん、顔怖かったけどいい人だったね」
梓「そうだね…」
憂「……」
梓「………憂」
憂「……ん」
梓「…ありがと…その…助けてくれて」
憂「うん」ニコ
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:10:08.92:M3scFuSCO
憂「…ねえ 梓ちゃん」
梓「…なに?」
憂「純ちゃんは…梓ちゃんが大事にしてる物を壊したりしないよ?」
梓「…うん…多分…わかってる…」
憂「じゃあ…」
梓「でも…」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:13:39.13:M3scFuSCO
梓「純はそんな事しない。 分かってても…怖いんだよ」
憂「そっか…」
梓「純を信じてあげられなくて…そんな自分も嫌で…でも、信じれなくて…
憂「……」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:16:58.96:M3scFuSCO
梓「純なんて 好きにならなければ良かったかなって…はは」
憂「はっきりしてるのは」
梓「?」
憂「純ちゃんは梓ちゃんのギターを切ったりしない」
梓「証明できないじゃん」
憂「…多分…できるよ。証明」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:20:37.80:M3scFuSCO
憂「…さっきの男の人なんだけど」
梓「?…関係あるの?」
憂「多分…」
梓「…純の知り合い…とか?」
憂「ううん…向こうは覚えてないようだったけど…」
梓「??わっかんないよ」
憂「私、あの人に会った事あるの」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:42:05.64:M3scFuSCO
梓「…憂」
憂「あ おはよう」
梓「…純は? まだ来てないの?」
憂「気になる?」クス
梓「べ べべ 別に… そんなんじゃない」フイ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:45:32.26:M3scFuSCO
憂「今日は純ちゃんお休みだよ」
梓「え」
憂「風邪だって、今朝メール着たの」
梓「そう なんだ」
憂「誰かが看病してあげないとね」ニコ
梓「か 看病…///」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:55:22.85:M3scFuSCO
憂「…すごい顔赤いけど…梓ちゃんエッチな想像とかしてる?」
梓「え…し してない!してないよ!」
憂「純の事心配だよね」
梓「もう!それより…」
憂「うん…帰りに岡田さんに話ししようと思うんだ。」
梓「うん」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:04:39.25:M3scFuSCO
―
―――
――――――
岡田「平沢さん!ちょっといい?」
憂「はい?」
岡田「彼氏来ててさぁ…ちょっとクラス出し物のローテ変わってくれない?」
憂「彼氏?」
藤田「おーい!早くしろっての…お!この子カワイイじゃん!一緒に学祭回らね?」
憂「あ あの お店番だから…」
岡田「ちょっかいださないの!あはは…ごめんね平沢さん…こいつ頭悪くて」
岡田「じゃ よろしくね」
憂「う うん…」
――――――
―――
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:07:23.05:M3scFuSCO
憂「岡田さん」
岡田「ん?平沢さん…と…中野…さん」
梓「……」
憂「岡田さん、藤田って人…彼氏さんだよね?岡田さんの」
岡田「!」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:11:01.28:M3scFuSCO
憂「ごめんね 帰り際呼び止めて」
岡田「…別にいいわ…それより何?人の男寝取っておいて」
梓「な…!」
憂「まって岡田さん…話しを聞いて欲しいの」
岡田「……何よ」
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:15:28.21:M3scFuSCO
憂「昨日の夜ね…梓ちゃん、岡田さんの彼氏さんに告白されたの」
梓(あれはナンパだよ…)
岡田「はあ?何で?中野さんとアイツって付き合ってんじゃないの?」
梓「知らないよ!昨日初めて会って…すごく怖かったんだから!」
憂「誤解…なんだよね?」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:23:30.17:M3scFuSCO
憂「…そうだったんだ」
岡田「…アイツ…『中野梓ってお前の学校の娘と付き合う事になったから』って…一方的に別れ話切り出してさ…」
憂「うん…」
岡田「よりによって同じクラスの娘に男とられてさ…なんか…悔しくさ…」グス
憂「……」
岡田「中野さん…マジごめん…ギター弁償するから…」
憂「梓ちゃん…」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:27:45.12:M3scFuSCO
梓「…ギターはいいよ…弦張り替えれば問題ないし」
岡田「…ごめん」
梓「…でも」
憂「梓ちゃん?」
梓「純に…謝ってよ…」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:32:51.46:M3scFuSCO
岡田「純て…鈴木さん?え…なんで」
梓「だって!岡田さんがあんな事しなければ!純の事信じてあげられた!傷つけずにすんだもん!」
憂「梓ちゃん!」
梓「純に…純に謝ってよぅ…」
憂「ごめんなさい岡田さん何でもないの。話してくれてありがとう それじゃ」
岡田「う うん…」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:34:55.71:M3scFuSCO
梓「うう…ぐす…」
憂「梓ちゃん」
梓「憂ぅ…」グス
憂「…梓ちゃん…あれはズルいよ」
梓「ぐす…ズルい?」
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:39:20.60:M3scFuSCO
憂「確かにきっかけは岡田さんの誤解からだけど…」
梓「…うん」
憂「純ちゃんを信じられなかったのは…梓ちゃんの弱さだよ」
梓「!」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:48:25.01:M3scFuSCO
梓「純を傷つけて…ぐす…私どうすれば…」
憂「あやまろ?純ちゃんもきっと…」
憂「信じて待ってるから」
梓「あ…」
澪『ま まあそういう事だ…律みたいな奴でも親友なら信じるよ』
律『…言わせんなよ 恥ずかしい』
律『んん?まあそん時は…』
澪『相手がちゃんと謝ってくるのを待つかな』
律『だな それまで信じて待っててやるよ…それが…まあ…なんだ///』
唯『それが親友っものだよ!あずにゃん!』
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:52:39.77:M3scFuSCO
梓「ぐす……ごめん…ごめんね純…」
憂「大丈夫だよ 純ちゃん 梓ちゃんの事大好きだから」
梓「う うわああぁぁぁあんっ!」
憂(純ちゃんの言うとおり…誰かが支えてあげなきゃね)
憂(…でも、その役は私じゃないよね?純ちゃん…)
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:02:36.53:VPwqWigvO
ピンポーン
純「zzzz…」
ピンポーン ピンポーン
純「zzzz…むにゃ…あず…」
ピンポン ピンポン ピンポン ピンポーン
純「……んあ?」
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:05:53.90:VPwqWigvO
純「んー…おかあさーん!誰かきたよー!?」
シーン…
純「…そっか…おかあさん主婦会の旅行で今日いないんだっけか」
ピンポーン
純「はーい 今でますよー!」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:10:34.86:VPwqWigvO
ガチャ
憂「こんばんは 純ちゃん」
梓「……」
純「憂 それに…梓も…どうして?」
憂「お見舞いに来たんだよ 純ちゃん…はい、これ今日の授業の内容まとめたノートとプリント」
梓「…元気そうじゃん」ボソ
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:17:33.41:VPwqWigvO
純「いっぱい寝たからね!朝はやばかったんだから」
憂「お家の人は?」
純「今日私しかいないんだ」
憂「そうなんだ」
純「上がる?何にもないけど」
憂「うん!実は食材も買ってきたの」
純「…用意いいね」
憂「おじゃまします」
梓「…おじゃま します」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:21:07.66:VPwqWigvO
純「…てわけなのよ」
憂「うふ おかしいね」
梓「……」
憂「……さてと、そろそろ帰ろっかな」
梓「あ もうこんな時間なんだ。そうだねそろそろ帰ろっか」
純「……」
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:24:31.08:VPwqWigvO
憂「梓ちゃんは帰っちゃダメ!」
梓「えっ!」
憂「純ちゃん病気なんだよ?お家の人いないし、誰が看病するの?」
梓「あぅ でも 純元気みたいだし、憂も帰るなら…」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:29:30.89:VPwqWigvO
憂(そうじゃないよ 梓ちゃん、純ちゃんに謝りにきたんでしょ?)コソ
梓(う でも 純と二人きりは…憂一緒にいてよ)コソ
憂(私がいたら梓ちゃんも、純ちゃんも、私としか話さないんだもの)コソ
梓「ううぅ…」
純「ねぇー 何二人して話してんのさー?」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:37:57.88:VPwqWigvO
憂「うん 私は帰るけど、梓ちゃん残るみたいだから!」
梓「う うん///」
純「あ そ そうなんだ///」
憂「じゃあね 純ちゃん 梓ちゃん」ニコ
憂(頑張ってね 二人とも)
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:41:40.72:VPwqWigvO
純「………」
梓「………」
純「………あのさ」
梓「ビク な 何!」
純「の 喉かわかないかなーって…」
梓「あ …烏龍茶を…」
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:53:52.07:VPwqWigvO
純「………」
梓「………」
純「あのさ…!」
梓「あの…!」
梓「な な 何?」
純「あ 梓の方こそ」
梓「…何でも ないよ」
純「…そっか」
梓(………あれ?)
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:00:12.70:VPwqWigvO
梓「………」コト
純「あ!それはダメ!」
梓(学祭の時の写真…私のところに…)
純「恥ずかしいから伏せてたのに…///」
梓「…純…この写真…」
純「あの…その…///」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:07:27.58:VPwqWigvO
純「…だって…」
梓「純…」
純「だって!だって梓の事好きになっちゃったんだから仕方ないじゃん!」
純「梓の事考えたら、胸が苦しくて!今だってほら!」グイ
梓「あ」
トクン トクン トクン トクン トクン トクン…
梓「…純」ギュ
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:14:35.04:VPwqWigvO
梓「…もう こんな時間だね」
純「そうだね…どうする?」
梓「どうする て 何が?」
純「泊まってく?」
梓「///」カァ
純「あ べ 別に 変な事考えてないよ!もう遅いし!危ないし!今日親居ないし…じゃなくて その…」
梓「……クス うん 家に電話しとく」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:19:37.52:VPwqWigvO
梓「純 お風呂あいたよ」
純「うん ごめんね そんなTシャツしかなくて…」
梓「ううん 私もこのアーチスト聞くし」
純「そっか」
梓「うん」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:24:52.26:VPwqWigvO
純「梓はベッド使って寝てね」
梓「純はどうするの?」
純「私は…床に寝るよ」
梓「だめだよ!純風邪ひいたんだから!純がベッド使いなよ」
純「でもなー お客さん床に寝かすのも…」
梓「………」
純「………」
梓「……一緒に…」ボソ
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:31:04.61:VPwqWigvO
純「え……いいの?」
梓「いいのって…純の部屋のベッドだし…純病人だし…純がそう言うなら…その…仕方ないじゃん…///」
純「う うん…仕方ないよね//」
梓「でも…エッチな事しちゃだめだから…」
純「しないって…」
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:34:11.98:VPwqWigvO
純「……静かだね」
梓「うん」
純「梓 寒くない?」
梓「うん 大丈夫 純は?」
純「うん…平気」ブル
梓「…嘘ばっかり ちゃんと布団入りなさい」ギュ
純「…うん…」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:37:59.04:VPwqWigvO
梓「…純 もう寝た?」
純「……ううん」
梓「…ごめんね…」
純「え!何が?」
梓「ギターの弦切られた時にね…純の言う事信じて上げられなかった…」
純「……」
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:44:17.37:VPwqWigvO
梓「…それで…純の事傷つけて…ごめん…ごめんね」
純「……ほんとだよ」
梓「……」
純「梓に嫌われたって思ったらさ…なんか色々どうでもよくなってさ…」
梓「……ごめん」
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:48:58.64:VPwqWigvO
純「…でもさ 憂がね 諦めちゃダメだ。誤解を解こうって…」
梓「憂…」
純「うん…そしたら梓が家に来てくれて、謝ってくれて…こうして同じ布団に入って…」
梓「……」
純「それだけで、諦めないでよかった て」
梓「憂に感謝だね」
純「うん」
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:54:11.17:VPwqWigvO
梓「…純はさ…澪先輩の事好きなんじゃないの?」
純「……気になる?」
梓「あ…別に そんなこと無いもん!//」
純「…澪先輩は…憧れの対象だけど…好きとは…ちょっと違うかな…」
梓「そうなんだ…」
純「…安心した?」
梓「む むー///」
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:59:55.16:VPwqWigvO
梓「…純はいつも告白した時のセリフみたいな事考えてるの?」
純「…私…告白したっけ?」
梓「……セックスしよっ て///」
純「ぷ あれかー」
梓「…正直嬉しかったけど…やっぱり引いたよ…恥ずかしかったし」
純「恥ずかしかったんだ…あはは…憂にも同じ事言われた」
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:04:01.89:VPwqWigvO
梓「……純」
純「…何?」
梓「……………キス しよっか……///」
純「!」 ズザ ゴロゴロ ドスン
梓「純 大丈夫?」
純「う うん 平気…うわ さぶい」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:08:01.16:VPwqWigvO
純「ふぅ あったかい…」
梓「うん」ギュ
純「……いいの?」ドキドキ
梓「…何が?」
純「 き キス」ドキドキ
梓「…うん」
純「…私 初めてなんだけど…」ドキドキ
梓「私もだよ」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:12:38.03:VPwqWigvO
梓「…恥ずかしいから…目つむってよ///」
純「う うん」ドキドキ
梓「…いくよ」
純「…うん」ドキドキ
DOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKI
純(…あれ?まだかな?)
純(………)
純(……梓?)チラ
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:16:53.58:VPwqWigvO
梓「……」ニマニマ
純「あ あれ?梓?」
梓「純かわいかったよ、フルフル震えちゃったりして」
純「あ ああ くわああ///」
梓「いつかのおかしだよ」
純「は はずかしいぃ///」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:21:06.33:VPwqWigvO
純「あーもう!もう寝る!おやすみ!」バフ
梓「純 怒った?」
純「知らないよ!」
梓「…ねえ 純…ごめん…」
純(う ん…)「別に本気で怒ったワケじゃ……」ガバ
チュ
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:29:10.10:VPwqWigvO
純「あ…」
梓「…えへへ…お互い初キスだね」
純「……梓」
梓「ん?」
純「このまま押し倒しいい?」
梓「純の事は好きだけど…私たちはまだ高校生です」
純「う うん」
梓「大丈夫 私 純の事信じてるし」
純「そうだね。私も」
梓「うん…そろそろ寝よっか」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:36:51.47:VPwqWigvO
純「……」
梓「純 寒い?」
純「ん 少し」
梓「…どう」キュ
純「うん 平気 ありがとう……」
梓「 おやすみ 純 」
純「…うん おやすみ あずさ z」
『大好きだよ』
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:48:07.01:VPwqWigvO
梓
そして…私たちの日常はいつもどおり流れていきます。純とは前より、グッと距離は縮まったけど、笑ったり、ケンカしたりして、それを憂がたしなめて…あまり変わらないです。
そんな一分一秒を…毎日を…純と、憂と三人で過ごしていけたら…いや きっとそうしていけますよね?
唯『それが親友ってものだよ!あずにゃん!』
おしまい
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:54:42.99:5q9ALcY30
憂「…えっと…純ちゃん?」
純「……」
梓「え ええっ!?あ いや ちょ…」
梓「……冗談だよね?」
純「………」
梓「な なんか言ってよ」
憂 「梓ちゃん、顔真っ赤」
純「………ぷっ」
純「ぷ…ふふ…あはははははっ!!」
憂梓「!」
純「あはは…冗談に決まってるじゃん」
梓「~~~~~///もう」
憂「だ だよね!び びっくりしたよ」
純「昔のドラマでこんなセリフがあったんだよ」
梓「し 知らないよ もう///」
純「ぷふ…でも顔真っ赤にして動揺する梓もかわいかったわ~」ニヤニヤ
梓「か……かわ……///」シュウ
憂(……)
純「あっ!」
梓「! こ 今度はなに!?」
純「梓ってさ…もしかして私に気があったりするの?」
梓「は はあ?」
憂(…純ちゃん…)
純「まあ 女の子同士ってのはアレだけど、梓だったら私いいかなーって」
梓「な …… な …… なな…」///
純「梓…」
梓「!」
憂(純ちゃん 顔近い 顔)
純「…幸せにするよ 梓」
梓「………ば」
純「ば?」
パッチーン!!
純「痛っ!!」
憂「純ちゃん!」
梓「ば ばっかじゃないの!!純なんか憂のオマケじゃん!」
純「や やだなー そんなマジにならないでよねー」
梓「大体好き嫌い以前に、意識自体してないよ!純なんかオマケだし空気だよ!」
純「カチン ちょっと、流石に言い過ぎじゃない?梓頭固すぎ」
梓「言っていい冗談と悪い冗談がある事くらい分かりなよ!このタワシ頭!!」
純「何それ?ワケわかんないんだけど」
憂「ちょ 純ちゃん…梓ちゃんも…」オロオロ
梓「そっかー 今日初めてタワシさんの事意識したよ」
純「だから…」
梓「私は純の事が嫌い!大っ嫌い!!」
純「……」
ス
憂「あ 梓ちゃん?」
梓「…部活いくよ…またね憂」タタタ
純「……」
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心だってばっちゃが言ってた
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 20:01:01.93:FV+t1YfVO純「…ねえ…憂…」
憂「…梓ちゃん…怒っちゃったね」
純「……どうしょう」
憂「純ちゃん…」
純「ああああーっ!失敗した!失敗したよーっ!!」
憂「当たって砕けちゃったね」
純「何がいけなかったのかな?何がいけなかったのかな?」
憂「『梓に告白する!』て相談された時はびっくりしたけど…あんなセリフで切り出すとは思わなかったよ」
純「だってだって!昨日ネットで見つけて「これだっ!!」て思ったんだもん!」
憂「梓ちゃん…照れながらどん引きだったね」
純「…かわいかったなぁ…ぽよぽよの頬が、みるみるピンク色になって…///)
憂「にやけてる場合じゃないよ…純ちゃん…」
澪「ストップ!ちょっと待った」
律「うーん…ひどいな」
澪「梓」
梓「う すみません…」
唯「調子悪そうだね?来た時から元気なかったけど」
紬「ちょっと休憩しましょ」
律「だな」
梓「だ 大丈夫です!次はちゃんと演りますから!」
律「そのセリフ何度目だ?明らかに絶不調だろ」
唯「あずにゃん 私たちでよかったら相談にのるよ?」
澪「梓…何かあったのか?」
律「よっ…と、とにかくムギ、休憩にしよう」
紬「はーい」パタパタ
梓「…すみません…今日は帰らせて貰っていいですか?」
澪「…ああ…それは構わないけど…」
唯「あずにゃん、何かあったら相談にのるよ?元気だして!ね?」
梓「ありがとうございます 唯先輩…すみません…失礼します」ペコリ
律「あずにゃん…」
紬「…梓ちゃんの分もお茶煎れちゃったんだけど…」
梓(…純のせいだよ)
梓(上手に演奏できなかったのも)
梓(純があんな事言うから)
梓(……)
梓(…でも…)
梓(まさか純の方から言ってくれるなんて…)
梓(それも…あんなセリフ///)
梓…クス…「ホントにバカなんだよね」
唯「うん…何か元気無くてね、途中で帰っちゃったの」
憂「ふーん そ そうなんだ」
唯「憂、今日あずにゃん何か変わった事あった?」
憂「どうだろうね 何も無かったと思うけど…」
唯「そっかー」
憂(梓ちゃん、純ちゃんに告白されて、心底イヤだったのかな…)
憂(それとも…純ちゃんの告白にびっくりしてあんな事言っちゃったのかな…)
憂(どっちにしろ2人には仲良しでいてもらいたいよね)
憂「だって2人とも私の友達だもん!」
唯「わっ!いきなりどうしたの?」
憂「えっ!?あ ごめんね お姉ちゃん、なんでもないの」
唯「おかしな憂だね、私の話聞いてなかった?」
憂「ごめんなさい 何の話だっけ?」
唯「澪ちゃんが律ちゃんのオデコにね…」
……
憂「おはよう梓ちゃん」
梓「おはよう」
憂「……」キョロキョロ
梓「…どうしたの?」
憂「あのね…純ちゃんの事で話があるの」
梓「! な 何?」
憂「あのね…」
梓「うん…」
純「おはよう憂!……と あ ずさ」
憂「あ 純ちゃん おはよう…」
梓「……」
純「…誰かさんは朝の挨拶も言えないようで」
梓「!」
憂「じゅ 純ちゃん」
梓「た タワシが喋ってるよ!憂 私怖いよ」
純「…また あとでね憂」
憂「う うん」
梓「…無視なんだ」
憂「あ 梓ちゃんも早く教室いこ」
梓「……」
純「何話したの?」
憂「朝の事?」
純「そう 梓と話ししてたじゃん」
憂「うん 梓ちゃんにね、純ちゃんの気持ちを伝えようと思って…」
純「えっ!?」
憂「純ちゃんも梓ちゃんも…お互い素直じゃないから…」
純「あぅ…」
憂「…純ちゃん、アプローチの仕方おかしいし…」
純「うそっ!?」
憂「ね?自覚ないでしょ」
純「…でも…私 梓に嫌われちゃったかもしれないし…」グス
憂(こんな後悔するなら憎まれ口叩かなければいいのに)
憂(昔から素直じゃないけど、いい子なんだよね)
憂(ホント…梓ちゃんと似てるかも)クス
純「…グス…?何さ…」
憂「ううん 何にも」
憂「だからね、私が梓ちゃんに誤解を解いて、それとなく純ちゃんの想いを伝えてあげる」
純「う うん」
憂「あとは…純ちゃん自身が直接梓ちゃんに想いを伝えれば、きっと大丈夫!」
純「うん…今度はちゃんと伝えるよ!別のセリフも決めてあるし」
憂「…ちなみにどんなの?」
純「梓が好きだから、私は死にません!って…」
憂「…」
純ちゃんバカすぎワロエナイ…
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/23(木) 23:04:24.89:FV+t1YfVO純(…今日の放課後、梓に伝えるっ憂言ってたけど…)
純(…どうしょう…胸がドキドキする…)
純(やっぱり、この間の事で嫌われいたらどうしょう…)
純(…今から、やっぱり無しって事に出来ないかな…)
『…あはは………クスクス……』
純(あれ?教室に誰かいる…?)
ヒョイ
純(同じクラスの…吉井さんと松本さんと…岡田さん?)
「あはは!マジやばいって」
純(!あれは)
バン
純「何してんの!」
岡田「うわっ! なんだ鈴木さんか」
純「それ あずs 中野さんのギターだよね?」
松本「えー 知らなーい」
吉井「私たちが来た時こうなってたわよ」
純「あの娘が大事にしてるギターをそのまま放置してくワケないじゃん」
岡田「ウザ…知らないって言ってるのに」
吉井「もう行こうよ岡田」
岡田「そうだね 帰ろっか」
松本「チクらないでね 鈴木さん」
純「!…梓のギター」 タタタ
純「…弦が切られてる…岡田さん達がやったの?」
純(梓と岡田さん達て接点あったっけ?)
純「…弦切られただけみたい…これなら交換すれば大丈夫だよね」ホ
純「でも何でかな…多分梓も岡田さん達と話しもした事ないと思うけど」
純「うーん…」
憂「…と いうわけなの」
梓「純が…私の事を?…」
憂「うん」
梓「ま またまたあ~ 憂まで私の事からかってー…」
憂「からかってなんかいないよ!」
憂「…純ちゃんって昔から素直じゃなくて…見栄っ張りで…」
梓「…うん」
憂「ああいう性格だから…誤解されちゃうかもしれないけど」
梓「……」
憂「でも、純ちゃんは本気だよ。梓ちゃんの事好きだって」
梓「…~///」カァ
梓「…純に対して理解あるよね 憂って」
憂「付き合い長いから」ニコ
梓「ずるいなあ…憂より早く純に会いたかったな」
憂「! じゃあ梓ちゃんも…!」パアァ
梓「……うん……好き…」
憂(良かった…ここまで話すつもりなかったけど、やっぱり梓ちゃんも純ちゃんの事好きだったんだ)
梓「あっ でもね 一目惚れとか、そんなんじゃないんだから///」
憂「うん」ニコニコ
梓「最初は 気にもしてなかったけど、次第に目で追うようになって…意識して…」
憂「うんうん」ニコニコ
梓「…あぅ///」シュウ
憂「純ちゃん探しに行こうよ!まだ校内にいるはずだから!」
梓「えっ えっ 今日?」
憂「そうだよ!純ちゃんもきっと喜ぶよ」
梓「ま まって まだ心の準備が///」
梓(私は純の事が好き)
梓(…そして純も冗談じゃなく私の事///)シュウ
純「…でも梓どうしたんだろ?大事なギターこんなところに忘れるなんて…」
ガラ
梓「あっ!純!」
純「えっ!?あ 梓?」
憂「あ 純ちゃん、教室にいたんだ」
純「憂も…じゃあ…梓に話して…」
憂「うん」
純「そ そうなんだ…」ドキドキ
純「あ あのね あ 梓…わたし…」ドキドキ
梓「……」
純「? 梓?」
梓「…それ……ギターの弦…」
純「え?…あっ!ち 違うよ!これは…」
梓「返して!!」バッ
純「あ…」
憂「梓ちゃん…」
純「違うよ梓!これは…」
梓「…ぃょ……ヒドいよっ!!」
純「梓…」
梓「私の事嫌いならハッキリそう言えばいいじゃん!からかったり、ギターにイタズラしたり…」
純「違う!私じゃない!それは岡田さん達が…」
憂(岡田さん?)
梓「岡田さんて何?ほとんど話しもした事ない岡田さんがこんなことするわけないじゃん!」
純「し 信じてよ梓!」
梓「最低だよっ!!」
純「」ビク
梓「グス…憂も…一緒になって…グス」
憂「えっ!?」
梓「純も 憂も…親友だって…純とはそれ以上になれるって思ってたのに…」
憂「梓ちゃん待って…」
梓「…嫌い…嫌い…」
純「あずさぁ…」
梓「2人とも 大っ嫌いっ!!!」
純「…ううぅ…ぐずぐず…ひっぐ…く…」
憂「純ちゃんもう泣かないで…」
純「もう ぐす おじまいだああぁ…うええ…」
憂「鼻拭いて」
純「うええぇ…こんど…ごぞ ひっぐ…嫌わ、れちゃっ…うわあぁぁん」
憂「…純ちゃん…」グス
純「グス…もう…いいよ憂…ありがとう…」
憂「純ちゃん?」
純「…梓の事は…ぐす…あきらめる…」
憂「そんな…」
純「…大嫌いて言われちゃったし…もう無理だよ」
純「…私ね…梓の事、最初は嫌いだったんだ」
憂「…うん」
純「…でもさ 梓って何でも一生懸命じゃん?」
憂「そうだね」
純「…たまにさ…空回って…『ああ…この子は誰かが支えなきゃ』って…」
純「…その誰かが…私だったらいいなって…」
憂「…うん」
憂「で でも…う ひぐ…も、もう…おしまい…嫌われちゃっ…た から うぐ…」
憂「ダメ!」
純「……」グス
憂「あきらめちゃダメだよ 純ちゃん!」
純「ぐす…もういいって 憂…」
憂「…このままだと梓ちゃんに誤解されたまま…嫌われたままだよ?」
純「……」
憂「純ちゃん…それでいいの?」
純「…いいわけ…ないじゃん…でも…」
憂「梓ちゃんの誤解を解こうよ!ね?」
純「…憂はさ」
憂「うん?」
純「…なんで協力的なの?」
憂「あは…そこなんだ」
純「…ごめん」
憂「私も一緒に梓ちゃんに誤解されちゃったのもあるけど…」
純「あ」
憂「やっぱり友達が困っているのを、ほっとけないよ」
純「…憂」グス
憂「それでね…岡田さんに話し訊こうと思うの」
純「話し聞いてくれるかな?」
憂「まずは聞いてみて…ダメだったら別の方法考えよ」
純「憂」
憂「ん?」
純「ありがと」
憂「ねえ 岡田さん、ちょっといい?」
岡田「平沢さん?何かよう?」
純「この間、中野さんのギターの弦切ってたよね」
岡田「!」
憂「梓ちゃんに謝ってほしいの」
岡田「…知らないって言ったじゃない」
松本「岡田ー!帰ろー」
岡田「…それじゃ」
憂「…なかなか難しいかも」
純「せめて岡田さん達がなんで梓の弦切っていたのか分かればね」
憂「とにかくがんばろ!純ちゃんの恋のために」ニコ
純「…はずい///」
憂「えへ」///
純「梓との友情のためにもね」
唯「………」ジー
梓「………」
唯「………」ジー
梓「……な なんですかさっきから」
唯「あずにゃん …まだ悩み解決出来てないでしょ?」
梓「う」
律「演奏は技術でカバーしてみせてるって感じか?…それでも大したもんだけど」
澪「梓…私達じゃ頼りにならないか?」
紬「どうぞ」コト
紬「…どんな悩みでも、人に話すだけでも楽になると思うの」
梓「……ありがとうございます」
梓「…あ あの…」
澪「ん」
梓「澪先輩と律先輩て…その…ケンカした場合…」
律「なんだ?友達とケンカしたのか?」
唯「憂と?」
梓「いえ」
紬「じゃあ純ちゃんね?」
梓「はい…あ」
唯「純ちゃんとケンカしているんだ」
梓「ケンカというか…」
紬「仲直りの仕方がわからないのね」
梓「…お互い信じていたのに…裏切られたら…澪先輩と律先輩はどうしますか?」
律「澪が…私を裏切る?」
梓「…はい」
澪「……」
律「……」
梓(バカな事聞いちゃったかな…澪先輩も律先輩も困ってるじゃん!)
律「……ぷ」
澪「……ふ」
梓「!?」
律澪『あっははははははははは!』
梓「は はは」
律「あは あ 梓」
梓「は はい」
律「それはないだろ」
澪「はは まあ律はずる賢いからな…私を裏切る事もあるかもしれないけどな…」
律「ねーって」
ズイ
澪「う うわ!律!近い!近い///」
律「澪の事 大事に 思ってる ゼ!」
ゴチン
澪「ま まあそういう事だ…律みたいな奴でも親友なら信じるよ」
律「…言わせんなよ 恥ずかしい」
紬「…いいわねえ…」ホゥ
梓「で でも…それでも許せない時は…」
律「んん?まあそん時は…」
澪「相手がちゃんと謝ってくるのを待つかな」
律「だな それまで信じて待っててやるよ…それが…まあ…なんだ///」
唯「それが親友っものだよ!あずにゃん!」
梓「…はあ…」
トコトコ
梓(信じて…待ってあげる…か…)
梓(でも…ずっとずっと信じて待って…)
梓(…それで また 裏切られたら…)ゾッ
梓(…やだよ…)ギュ
??「あの!ちょっといい?」
梓「! はい?」
藤田「中野…梓ちゃんだよね?桜高の」
藤田「オレ藤田ていうんだけどさ」
梓「はぁ…」
藤田「あのさ オレと付き合わない?」
梓「へ?」
梓「あ あの…」
藤田「ちょい前の学祭でさ、梓ちゃんライブでギター弾いてたじゃん?」
梓「はあ…まあ」
藤田「オレそれ見に行っててさ、マジ一目惚れ?なんか来ちゃったワケ!」
梓「…」(怖い…)
藤田「あれ?オレ軽く見られちゃってる?大丈夫よ! オレ一途だし 全然フリー」
梓「あの 早く帰らないといけないから…」
藤田「へ?まだ19時前だし、いいじゃんいいじゃん!全然オッケーでしょ!」
梓「ホントにやめてください! やめ…」
藤田「困ってる顔も超カワイイwカラオケ行こうよ!カラオケ!まじ変な事しないからさ」グ
梓「やだ!やだっ!憂…純…!」
警察官「何してんるんだ?」
藤田「あ?」
梓「あ」
藤田「何でもないっすよ、ウチら彼氏彼女で内輪で揉めてただけなんで」
梓「う 嘘です!助けて下さい。」
警察官「………」
憂「…ウソですよ お巡りさん」
梓「あ…」
警察官「君は?」
梓「憂…」ホ
憂「平沢っていいます。この娘の友達です。」
警察官「………」
憂「梓ちゃんから、この男の人の話聞いた事ないですし、それに…」
警察官「…それに?」
憂「…それに 梓ちゃん、ちゃんと他に好きな人居ますから」
梓「憂…」
警察官「………」
警察官「…君たち」
憂梓『は はい』
警察官「女の子の独り歩きは物騒だから、なるべく明るい通り歩いて帰りなさい」
憂「わかりました。ありがとうございます」ペコ
梓「あ ありがとうございました!」ペコリ
警察官「そっちの君は、ちょっと話し聞かせてもらおうか」
藤田「チッ……うぜぇ」
憂「さっきのお巡りさん、顔怖かったけどいい人だったね」
梓「そうだね…」
憂「……」
梓「………憂」
憂「……ん」
梓「…ありがと…その…助けてくれて」
憂「うん」ニコ
憂「…ねえ 梓ちゃん」
梓「…なに?」
憂「純ちゃんは…梓ちゃんが大事にしてる物を壊したりしないよ?」
梓「…うん…多分…わかってる…」
憂「じゃあ…」
梓「でも…」
梓「純はそんな事しない。 分かってても…怖いんだよ」
憂「そっか…」
梓「純を信じてあげられなくて…そんな自分も嫌で…でも、信じれなくて…
憂「……」
梓「純なんて 好きにならなければ良かったかなって…はは」
憂「はっきりしてるのは」
梓「?」
憂「純ちゃんは梓ちゃんのギターを切ったりしない」
梓「証明できないじゃん」
憂「…多分…できるよ。証明」
憂「…さっきの男の人なんだけど」
梓「?…関係あるの?」
憂「多分…」
梓「…純の知り合い…とか?」
憂「ううん…向こうは覚えてないようだったけど…」
梓「??わっかんないよ」
憂「私、あの人に会った事あるの」
梓「…憂」
憂「あ おはよう」
梓「…純は? まだ来てないの?」
憂「気になる?」クス
梓「べ べべ 別に… そんなんじゃない」フイ
憂「今日は純ちゃんお休みだよ」
梓「え」
憂「風邪だって、今朝メール着たの」
梓「そう なんだ」
憂「誰かが看病してあげないとね」ニコ
梓「か 看病…///」
憂「…すごい顔赤いけど…梓ちゃんエッチな想像とかしてる?」
梓「え…し してない!してないよ!」
憂「純の事心配だよね」
梓「もう!それより…」
憂「うん…帰りに岡田さんに話ししようと思うんだ。」
梓「うん」
―
―――
――――――
岡田「平沢さん!ちょっといい?」
憂「はい?」
岡田「彼氏来ててさぁ…ちょっとクラス出し物のローテ変わってくれない?」
憂「彼氏?」
藤田「おーい!早くしろっての…お!この子カワイイじゃん!一緒に学祭回らね?」
憂「あ あの お店番だから…」
岡田「ちょっかいださないの!あはは…ごめんね平沢さん…こいつ頭悪くて」
岡田「じゃ よろしくね」
憂「う うん…」
――――――
―――
憂「岡田さん」
岡田「ん?平沢さん…と…中野…さん」
梓「……」
憂「岡田さん、藤田って人…彼氏さんだよね?岡田さんの」
岡田「!」
憂「ごめんね 帰り際呼び止めて」
岡田「…別にいいわ…それより何?人の男寝取っておいて」
梓「な…!」
憂「まって岡田さん…話しを聞いて欲しいの」
岡田「……何よ」
憂「昨日の夜ね…梓ちゃん、岡田さんの彼氏さんに告白されたの」
梓(あれはナンパだよ…)
岡田「はあ?何で?中野さんとアイツって付き合ってんじゃないの?」
梓「知らないよ!昨日初めて会って…すごく怖かったんだから!」
憂「誤解…なんだよね?」
憂「…そうだったんだ」
岡田「…アイツ…『中野梓ってお前の学校の娘と付き合う事になったから』って…一方的に別れ話切り出してさ…」
憂「うん…」
岡田「よりによって同じクラスの娘に男とられてさ…なんか…悔しくさ…」グス
憂「……」
岡田「中野さん…マジごめん…ギター弁償するから…」
憂「梓ちゃん…」
梓「…ギターはいいよ…弦張り替えれば問題ないし」
岡田「…ごめん」
梓「…でも」
憂「梓ちゃん?」
梓「純に…謝ってよ…」
岡田「純て…鈴木さん?え…なんで」
梓「だって!岡田さんがあんな事しなければ!純の事信じてあげられた!傷つけずにすんだもん!」
憂「梓ちゃん!」
梓「純に…純に謝ってよぅ…」
憂「ごめんなさい岡田さん何でもないの。話してくれてありがとう それじゃ」
岡田「う うん…」
梓「うう…ぐす…」
憂「梓ちゃん」
梓「憂ぅ…」グス
憂「…梓ちゃん…あれはズルいよ」
梓「ぐす…ズルい?」
憂「確かにきっかけは岡田さんの誤解からだけど…」
梓「…うん」
憂「純ちゃんを信じられなかったのは…梓ちゃんの弱さだよ」
梓「!」
梓「純を傷つけて…ぐす…私どうすれば…」
憂「あやまろ?純ちゃんもきっと…」
憂「信じて待ってるから」
梓「あ…」
澪『ま まあそういう事だ…律みたいな奴でも親友なら信じるよ』
律『…言わせんなよ 恥ずかしい』
律『んん?まあそん時は…』
澪『相手がちゃんと謝ってくるのを待つかな』
律『だな それまで信じて待っててやるよ…それが…まあ…なんだ///』
唯『それが親友っものだよ!あずにゃん!』
梓「ぐす……ごめん…ごめんね純…」
憂「大丈夫だよ 純ちゃん 梓ちゃんの事大好きだから」
梓「う うわああぁぁぁあんっ!」
憂(純ちゃんの言うとおり…誰かが支えてあげなきゃね)
憂(…でも、その役は私じゃないよね?純ちゃん…)
ピンポーン
純「zzzz…」
ピンポーン ピンポーン
純「zzzz…むにゃ…あず…」
ピンポン ピンポン ピンポン ピンポーン
純「……んあ?」
純「んー…おかあさーん!誰かきたよー!?」
シーン…
純「…そっか…おかあさん主婦会の旅行で今日いないんだっけか」
ピンポーン
純「はーい 今でますよー!」
ガチャ
憂「こんばんは 純ちゃん」
梓「……」
純「憂 それに…梓も…どうして?」
憂「お見舞いに来たんだよ 純ちゃん…はい、これ今日の授業の内容まとめたノートとプリント」
梓「…元気そうじゃん」ボソ
純「いっぱい寝たからね!朝はやばかったんだから」
憂「お家の人は?」
純「今日私しかいないんだ」
憂「そうなんだ」
純「上がる?何にもないけど」
憂「うん!実は食材も買ってきたの」
純「…用意いいね」
憂「おじゃまします」
梓「…おじゃま します」
純「…てわけなのよ」
憂「うふ おかしいね」
梓「……」
憂「……さてと、そろそろ帰ろっかな」
梓「あ もうこんな時間なんだ。そうだねそろそろ帰ろっか」
純「……」
憂「梓ちゃんは帰っちゃダメ!」
梓「えっ!」
憂「純ちゃん病気なんだよ?お家の人いないし、誰が看病するの?」
梓「あぅ でも 純元気みたいだし、憂も帰るなら…」
憂(そうじゃないよ 梓ちゃん、純ちゃんに謝りにきたんでしょ?)コソ
梓(う でも 純と二人きりは…憂一緒にいてよ)コソ
憂(私がいたら梓ちゃんも、純ちゃんも、私としか話さないんだもの)コソ
梓「ううぅ…」
純「ねぇー 何二人して話してんのさー?」
憂「うん 私は帰るけど、梓ちゃん残るみたいだから!」
梓「う うん///」
純「あ そ そうなんだ///」
憂「じゃあね 純ちゃん 梓ちゃん」ニコ
憂(頑張ってね 二人とも)
純「………」
梓「………」
純「………あのさ」
梓「ビク な 何!」
純「の 喉かわかないかなーって…」
梓「あ …烏龍茶を…」
純「………」
梓「………」
純「あのさ…!」
梓「あの…!」
梓「な な 何?」
純「あ 梓の方こそ」
梓「…何でも ないよ」
純「…そっか」
梓(………あれ?)
梓「………」コト
純「あ!それはダメ!」
梓(学祭の時の写真…私のところに…)
純「恥ずかしいから伏せてたのに…///」
梓「…純…この写真…」
純「あの…その…///」
純「…だって…」
梓「純…」
純「だって!だって梓の事好きになっちゃったんだから仕方ないじゃん!」
純「梓の事考えたら、胸が苦しくて!今だってほら!」グイ
梓「あ」
トクン トクン トクン トクン トクン トクン…
梓「…純」ギュ
梓「…もう こんな時間だね」
純「そうだね…どうする?」
梓「どうする て 何が?」
純「泊まってく?」
梓「///」カァ
純「あ べ 別に 変な事考えてないよ!もう遅いし!危ないし!今日親居ないし…じゃなくて その…」
梓「……クス うん 家に電話しとく」
梓「純 お風呂あいたよ」
純「うん ごめんね そんなTシャツしかなくて…」
梓「ううん 私もこのアーチスト聞くし」
純「そっか」
梓「うん」
純「梓はベッド使って寝てね」
梓「純はどうするの?」
純「私は…床に寝るよ」
梓「だめだよ!純風邪ひいたんだから!純がベッド使いなよ」
純「でもなー お客さん床に寝かすのも…」
梓「………」
純「………」
梓「……一緒に…」ボソ
純「え……いいの?」
梓「いいのって…純の部屋のベッドだし…純病人だし…純がそう言うなら…その…仕方ないじゃん…///」
純「う うん…仕方ないよね//」
梓「でも…エッチな事しちゃだめだから…」
純「しないって…」
純「……静かだね」
梓「うん」
純「梓 寒くない?」
梓「うん 大丈夫 純は?」
純「うん…平気」ブル
梓「…嘘ばっかり ちゃんと布団入りなさい」ギュ
純「…うん…」
梓「…純 もう寝た?」
純「……ううん」
梓「…ごめんね…」
純「え!何が?」
梓「ギターの弦切られた時にね…純の言う事信じて上げられなかった…」
純「……」
梓「…それで…純の事傷つけて…ごめん…ごめんね」
純「……ほんとだよ」
梓「……」
純「梓に嫌われたって思ったらさ…なんか色々どうでもよくなってさ…」
梓「……ごめん」
純「…でもさ 憂がね 諦めちゃダメだ。誤解を解こうって…」
梓「憂…」
純「うん…そしたら梓が家に来てくれて、謝ってくれて…こうして同じ布団に入って…」
梓「……」
純「それだけで、諦めないでよかった て」
梓「憂に感謝だね」
純「うん」
梓「…純はさ…澪先輩の事好きなんじゃないの?」
純「……気になる?」
梓「あ…別に そんなこと無いもん!//」
純「…澪先輩は…憧れの対象だけど…好きとは…ちょっと違うかな…」
梓「そうなんだ…」
純「…安心した?」
梓「む むー///」
梓「…純はいつも告白した時のセリフみたいな事考えてるの?」
純「…私…告白したっけ?」
梓「……セックスしよっ て///」
純「ぷ あれかー」
梓「…正直嬉しかったけど…やっぱり引いたよ…恥ずかしかったし」
純「恥ずかしかったんだ…あはは…憂にも同じ事言われた」
梓「……純」
純「…何?」
梓「……………キス しよっか……///」
純「!」 ズザ ゴロゴロ ドスン
梓「純 大丈夫?」
純「う うん 平気…うわ さぶい」
純「ふぅ あったかい…」
梓「うん」ギュ
純「……いいの?」ドキドキ
梓「…何が?」
純「 き キス」ドキドキ
梓「…うん」
純「…私 初めてなんだけど…」ドキドキ
梓「私もだよ」
梓「…恥ずかしいから…目つむってよ///」
純「う うん」ドキドキ
梓「…いくよ」
純「…うん」ドキドキ
DOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKIDOKI
純(…あれ?まだかな?)
純(………)
純(……梓?)チラ
梓「……」ニマニマ
純「あ あれ?梓?」
梓「純かわいかったよ、フルフル震えちゃったりして」
純「あ ああ くわああ///」
梓「いつかのおかしだよ」
純「は はずかしいぃ///」
純「あーもう!もう寝る!おやすみ!」バフ
梓「純 怒った?」
純「知らないよ!」
梓「…ねえ 純…ごめん…」
純(う ん…)「別に本気で怒ったワケじゃ……」ガバ
チュ
純「あ…」
梓「…えへへ…お互い初キスだね」
純「……梓」
梓「ん?」
純「このまま押し倒しいい?」
梓「純の事は好きだけど…私たちはまだ高校生です」
純「う うん」
梓「大丈夫 私 純の事信じてるし」
純「そうだね。私も」
梓「うん…そろそろ寝よっか」
純「……」
梓「純 寒い?」
純「ん 少し」
梓「…どう」キュ
純「うん 平気 ありがとう……」
梓「 おやすみ 純 」
純「…うん おやすみ あずさ z」
『大好きだよ』
梓
そして…私たちの日常はいつもどおり流れていきます。純とは前より、グッと距離は縮まったけど、笑ったり、ケンカしたりして、それを憂がたしなめて…あまり変わらないです。
そんな一分一秒を…毎日を…純と、憂と三人で過ごしていけたら…いや きっとそうしていけますよね?
唯『それが親友ってものだよ!あずにゃん!』
おしまい
いい話だった
おつ!!
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:57:12.10:Z4xV6Vxl0おつ!!
乙
二年生トリオのssもっともっと増えろ
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 06:17:14.97:b6IAzptV0二年生トリオのssもっともっと増えろ
乙
ナイス純梓
ナイス純梓
- TVアニメ「けいおん!!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!!」イメージソング 鈴木純
- 鈴木純(永田依子)
- ポニーキャニオン 2011-01-19
by G-Tools , 2010/12/25
コメント 4
コメント一覧 (4)
だが本物の浩之ちゃんはすげー良いヤツだぜ。
このSSの様な奴じゃない。
アニメとコミックはマジ名作だから一度お前らも見てみろよ。
渡辺一久
ところで、純には弟がいるはずだが
どこにお泊まりしてたのかな?