- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 21:59:37.75:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
律「お、唯」
唯「あ、あなたは誰?それに・・・私は誰?ここはどこ?」
律「私は田井中律。お前の友達だよ」
澪「私は秋山澪」
紬「琴吹紬よ。みんなにはムギって呼ばれてるの」
梓「あなたの後輩の中野梓です」
唯「ごめんなさい、私、自分のことも、みんなが誰だかもわからない」
律「しかたないよ。お前はある病気なんだ」
唯「病気?」
澪「落ち着いて良く聞いてくれ、唯」
唯「唯。それが私の名前なの?」
梓「そうです。あなたの名前は平沢唯。桜高の2年生で軽音部に入ってます」
澪「あ!まずい、もうそろそろ行数が限界だ!」
唯「え、なんの話?」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:00:35.48:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
澪「自己紹介に時間かけすぎて行数を消費しちゃったじゃないか」
律「しかたないだろー?私たちが誰だか言わないと話にならないし」
梓「言い争いしないでください!余計に行数を使ってしまいます!」
律「あ、ごめん」
梓「ちょっと!謝るだけで1行使わないでくださいよ!1レスは30行、台詞間の空白を抜くと台詞は15行しか言えないんですよ!?」
澪「って言ってる場合じゃないな。さっさと自己紹介と説明しないと」
唯「えぇーっと、あなたたちは誰?というか私は誰?さっきから何を話してるの?」
律「ごめんごめん、私は田井中律。お前の名前は平沢唯って言うんだ」
唯「唯・・・?」
梓「あ、あまりどうでもいいことは発言しない方がいいですよ」
唯「どういうこと?」
律「唯、お前はある病気になっちゃったんだ。記憶が1レスの間しか持たない病気にな」
唯「私の記憶が・・・1レスしか持たないの?」
梓「そうです。・・・あ!気付いたらもう行数の限界になっちゃいます!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:06:13.52:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
澪「またやり直しか」ハア
律「効率良く唯に事態を伝えるんだ!」
梓「そうですね。このままじゃ唯先輩に自分のことを理解してもらえません」
唯「ええと・・・ここはどこ?あなたたちは誰?」
律「私は律でこいつは澪とムギと梓!私たちは軽音部で唯は・・・」
澪「律、ストップ!唯がぽかんとしてる!」
唯「・・・」ポカーン
梓「ちょっと情報をまとめすぎたみたいですね」
唯「あの・・・ええと・・・え?」
律「うおーい!じゃあどうすればいいんだよ!」
紬「あと10行切ってるわ!」
澪「どうしようどうしよう!」アタフタ
律「お、おちつけみんな!」
梓「律先輩こそ落ち着いてください!」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:12:25.07:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
律「やっちまった」
澪「ごめん・・・」
紬「ううん、私が焦らせるから」
梓「で、ですから無駄な会話で行数を使っちゃだめです!」
唯「ええと、ここはどこ?あなたたちは・・・」
律(さっきはここでまくしたてたから失敗したんだよな・・・今度は丁寧に説明しよう!)
梓「心の中のセリフで行数使わないでください」
律「ごめんごめん。私は田井中律。唯の友達で軽音部の部長なんだ」
唯「唯・・・?軽音部・・・?」
律「で、こいつらがその他の軽音部員な」
澪「おい!」
梓「その他はあんまりです!」
律「しょ、しょうがないだろー?詳しく説明できないんだから!」
紬「あのー、行数が」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:20:42.25:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
澪「だったらせめて名前くらい言えばいいじゃないか!」
律「わかったよ!悪かったって!」
梓「お二人とも、そろそろいいですか?」
律「あっ」
澪「ああ!」
唯「えーっと、誰だかわからないけど喧嘩はだめだよ?」
律「唯の奴・・・記憶を失ってまで私たちのことを気遣ってくれるなんて」グスッ
澪「ごめんな唯、心配かけて。それに律も・・・ごめん!」
律「私こそごめん。澪」
紬「これはこれで非常によろしいんだけど、今のやり取りですごく行数が・・・」
澪「あああ!しまったああ!」
律「うわー!」
梓「2人とも叫び声で行数を使わないでください!」
唯「ええと・・・」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:26:00.05:fnuAfnNYO
唯「うーん・・・」
澪「とりあえず重大な問題点がわかった。何かしゃべると行数を使っちゃうのはもちろんだけど、それに対して注意しても行数を使っちゃうんだ」
律「そりゃそうだろ」
澪「単純なことだけど、言いたいことを言わずに黙るって言うのは大変なんだぞ」
梓「そうですね。台本形式のSSで発言しなかったらその場にいないも同然になりますから」
澪「だがムギはそれを察してか、さっきからほとんど発言していない」
律「た、確かに・・・さすがムギ。なんて美しい自己犠牲精神なんだ!」
紬「ありがとう///」カァー
梓「我慢できずに発言しちゃいましたね」
唯「ええと、あなたたちは・・・」
律「そうだ、唯のことを忘れてた!」
澪「こら!」
梓(こら!だけで一行使うのは駄目ですよって言いたい・・・!でも言うと私も行数使っちゃう!)
澪(やばい。こら!で一行使っちゃった・・・というか梓、考えるだけでも行数使っちゃうぞ)
律(お前もな)
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:40:22.12:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
律「これは思った以上にやばいな・・・」
梓「発言はもちろん、何か考えたり行動を起こすだけで行数使っちゃうんですからね」
カチャカチャ
澪「そうだな。気をつけないと・・・ん?」
コポコポコポ
律「そうそう、こういうふうに擬音を出すだけでも1行使っちゃうから・・・え?」
カチャッ カタッ
紬「お茶が入りましたよー♪」
律澪「擬音で3行も消費するな!!」
紬「あぅ・・・ごめんなさい」
唯「くんくん・・・いい匂いがする」
律「そうだ、毎日飲んでるムギのお茶を飲めば何か思い出すかも!」
梓「確かに!ナイスですムギ先輩!」
澪「無駄に擬音を出しただけのことはあるな!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:47:40.51:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
紬「唯ちゃん、とりあえずこのお茶を飲んで!」
唯「ほえ?えっとあなたはっていうかここは・・・」
紬「いいから!」
唯「わあ、いい匂い。じゃあちょっともらおうかな」
ゴク・・・
唯「おいしい!」
紬「ありがとう♪」
律「唯!何か思い出したか?」
唯「よくわからないけど、懐かしい味がする」
澪「だめ・・・か」
梓「でも、少しは良い影響ありますよきっと」
律「そうだな!」
唯「うん・・・おいしい」ポロポロ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:54:26.88:SRbKf8gH0
唯「うーん・・・」
律「ゆ、ゆい?」
唯「ええと、ここはどこ?あなたたちは・・・あれ、なんで私泣いてるの?」
紬「唯ちゃんは何も心配しなくていいのよ」ギュ
律「私たちがなんとかしてやるからな!」ガシッ
唯「えっと、どうなってるの?」
澪「みんな唯が大好きだからな!」
梓「そうです!」
律「おーおー2人とも珍しく言うね~?」
澪「なっ!いいだろ別に///」
梓「私だって唯先輩が心配なんです!」
律「わかってるって。みんなで唯を支えていこうな」
紬「うん!」
唯「みんな・・・誰だかわからないけど、なんかうれしい」
律「よし、作戦会議だ!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 23:27:51.67:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
澪「今のでまた忘れちゃったわけか・・・なんか切ないな」
律「しょうがないよ。私たちより唯の方がもっと辛いんだ」
紬「そうね・・・」
梓「でも、作戦会議ってどうするんですか?」
律「とりあえず、私たちが唯のために何をしたいのか考えよう」
澪「そう・・・だな。今まではとにかく唯に私たちのこととか今の状況を説明しようとしてたけど」
紬「事実を知らせることが、唯ちゃんにとって良いことじゃないかもしれない」
梓「毎回記憶が消えるなら、その度に説明しようとするよりも良いやり方があるってことですね」
律「そういうこと!」
唯「あの・・・あなたたちは誰?ていうか私は誰?」
梓「唯先輩は唯先輩ですよ」
唯「唯・・・私の名前?」
澪「そうだよ。でも名前なんて関係ない」
律「私たちにとって唯は唯だからな」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 23:42:05.68:plfOAK8K0
唯「うーん・・・」
澪「良く考えたら自己紹介なんて、いらないよな」
紬「私たちの仲だもんね」
律「そうだ!私たちは軽音部!何も話さなくても音楽があれば通じ合うのさ!」
梓「・・・!」
律「どうした梓。1行も使って何かひらめいたのか?」
梓「それですよ!音楽があれば通じ合う!」
澪「はっ!そうか!わかったぞ」
紬「なんで今まで気付かなかったのかしら」
唯「えっ?どうしたの?ていうかあなたたちは」
律「えっ・・・ああ!なるほど!私もわかった!」
澪「唯、ちょっと待ってて」
ドタドタドタ
唯「何やってるの・・・ていうかここはどこなの」
律「よし、準備OK!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:02:54.22:TxxXumRV0
唯「うーん・・・あれ、あなたたちは・・・?なんで楽器持ってるの?ええっと」
梓「とにかく私たちの演奏を聴いてください!」
律「1,2,3,4!」
ジャーン♪
唯「・・・・・・」
澪(演奏シーンも1行で終わるって、得したような損したような)
律「へへ、どうだった?」
唯「す、すごい!」パチパチパチパチ
紬「気に入ってくれたみたいね♪」
唯「私、あなたたちが誰なのか、そもそもここがどこで私が誰なのか知らないけど・・・演奏を聴いてると、体がうずうずしてすごく楽しい気分になったんだ!
なんでこんなこと思うのか自分でもわからないよ・・・でも、私もみんなと一緒に演奏したい!仲間に入れてほしいな!」
梓「まったく、何言ってるんですか」
唯「え?」
律「仲間にするも何も・・・」
澪「最初から唯は私たちの仲間だよ」
(完)
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:25:08.37:ZUoGN1MjO
唯「うーん・・・」
澪「自己紹介に時間かけすぎて行数を消費しちゃったじゃないか」
律「しかたないだろー?私たちが誰だか言わないと話にならないし」
梓「言い争いしないでください!余計に行数を使ってしまいます!」
律「あ、ごめん」
梓「ちょっと!謝るだけで1行使わないでくださいよ!1レスは30行、台詞間の空白を抜くと台詞は15行しか言えないんですよ!?」
澪「って言ってる場合じゃないな。さっさと自己紹介と説明しないと」
唯「えぇーっと、あなたたちは誰?というか私は誰?さっきから何を話してるの?」
律「ごめんごめん、私は田井中律。お前の名前は平沢唯って言うんだ」
唯「唯・・・?」
梓「あ、あまりどうでもいいことは発言しない方がいいですよ」
唯「どういうこと?」
律「唯、お前はある病気になっちゃったんだ。記憶が1レスの間しか持たない病気にな」
唯「私の記憶が・・・1レスしか持たないの?」
梓「そうです。・・・あ!気付いたらもう行数の限界になっちゃいます!」
唯「うーん・・・」
澪「またやり直しか」ハア
律「効率良く唯に事態を伝えるんだ!」
梓「そうですね。このままじゃ唯先輩に自分のことを理解してもらえません」
唯「ええと・・・ここはどこ?あなたたちは誰?」
律「私は律でこいつは澪とムギと梓!私たちは軽音部で唯は・・・」
澪「律、ストップ!唯がぽかんとしてる!」
唯「・・・」ポカーン
梓「ちょっと情報をまとめすぎたみたいですね」
唯「あの・・・ええと・・・え?」
律「うおーい!じゃあどうすればいいんだよ!」
紬「あと10行切ってるわ!」
澪「どうしようどうしよう!」アタフタ
律「お、おちつけみんな!」
梓「律先輩こそ落ち着いてください!」
唯「うーん・・・」
律「やっちまった」
澪「ごめん・・・」
紬「ううん、私が焦らせるから」
梓「で、ですから無駄な会話で行数を使っちゃだめです!」
唯「ええと、ここはどこ?あなたたちは・・・」
律(さっきはここでまくしたてたから失敗したんだよな・・・今度は丁寧に説明しよう!)
梓「心の中のセリフで行数使わないでください」
律「ごめんごめん。私は田井中律。唯の友達で軽音部の部長なんだ」
唯「唯・・・?軽音部・・・?」
律「で、こいつらがその他の軽音部員な」
澪「おい!」
梓「その他はあんまりです!」
律「しょ、しょうがないだろー?詳しく説明できないんだから!」
紬「あのー、行数が」
唯「うーん・・・」
澪「だったらせめて名前くらい言えばいいじゃないか!」
律「わかったよ!悪かったって!」
梓「お二人とも、そろそろいいですか?」
律「あっ」
澪「ああ!」
唯「えーっと、誰だかわからないけど喧嘩はだめだよ?」
律「唯の奴・・・記憶を失ってまで私たちのことを気遣ってくれるなんて」グスッ
澪「ごめんな唯、心配かけて。それに律も・・・ごめん!」
律「私こそごめん。澪」
紬「これはこれで非常によろしいんだけど、今のやり取りですごく行数が・・・」
澪「あああ!しまったああ!」
律「うわー!」
梓「2人とも叫び声で行数を使わないでください!」
唯「ええと・・・」
これは新しい
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:33:13.45:plfOAK8K0唯「うーん・・・」
澪「とりあえず重大な問題点がわかった。何かしゃべると行数を使っちゃうのはもちろんだけど、それに対して注意しても行数を使っちゃうんだ」
律「そりゃそうだろ」
澪「単純なことだけど、言いたいことを言わずに黙るって言うのは大変なんだぞ」
梓「そうですね。台本形式のSSで発言しなかったらその場にいないも同然になりますから」
澪「だがムギはそれを察してか、さっきからほとんど発言していない」
律「た、確かに・・・さすがムギ。なんて美しい自己犠牲精神なんだ!」
紬「ありがとう///」カァー
梓「我慢できずに発言しちゃいましたね」
唯「ええと、あなたたちは・・・」
律「そうだ、唯のことを忘れてた!」
澪「こら!」
梓(こら!だけで一行使うのは駄目ですよって言いたい・・・!でも言うと私も行数使っちゃう!)
澪(やばい。こら!で一行使っちゃった・・・というか梓、考えるだけでも行数使っちゃうぞ)
律(お前もな)
唯「うーん・・・」
律「これは思った以上にやばいな・・・」
梓「発言はもちろん、何か考えたり行動を起こすだけで行数使っちゃうんですからね」
カチャカチャ
澪「そうだな。気をつけないと・・・ん?」
コポコポコポ
律「そうそう、こういうふうに擬音を出すだけでも1行使っちゃうから・・・え?」
カチャッ カタッ
紬「お茶が入りましたよー♪」
律澪「擬音で3行も消費するな!!」
紬「あぅ・・・ごめんなさい」
唯「くんくん・・・いい匂いがする」
律「そうだ、毎日飲んでるムギのお茶を飲めば何か思い出すかも!」
梓「確かに!ナイスですムギ先輩!」
澪「無駄に擬音を出しただけのことはあるな!」
唯「うーん・・・」
紬「唯ちゃん、とりあえずこのお茶を飲んで!」
唯「ほえ?えっとあなたはっていうかここは・・・」
紬「いいから!」
唯「わあ、いい匂い。じゃあちょっともらおうかな」
ゴク・・・
唯「おいしい!」
紬「ありがとう♪」
律「唯!何か思い出したか?」
唯「よくわからないけど、懐かしい味がする」
澪「だめ・・・か」
梓「でも、少しは良い影響ありますよきっと」
律「そうだな!」
唯「うん・・・おいしい」ポロポロ
唯頑張れ超頑張れ
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 23:06:26.57:plfOAK8K0唯「うーん・・・」
律「ゆ、ゆい?」
唯「ええと、ここはどこ?あなたたちは・・・あれ、なんで私泣いてるの?」
紬「唯ちゃんは何も心配しなくていいのよ」ギュ
律「私たちがなんとかしてやるからな!」ガシッ
唯「えっと、どうなってるの?」
澪「みんな唯が大好きだからな!」
梓「そうです!」
律「おーおー2人とも珍しく言うね~?」
澪「なっ!いいだろ別に///」
梓「私だって唯先輩が心配なんです!」
律「わかってるって。みんなで唯を支えていこうな」
紬「うん!」
唯「みんな・・・誰だかわからないけど、なんかうれしい」
律「よし、作戦会議だ!」
唯「うーん・・・」
澪「今のでまた忘れちゃったわけか・・・なんか切ないな」
律「しょうがないよ。私たちより唯の方がもっと辛いんだ」
紬「そうね・・・」
梓「でも、作戦会議ってどうするんですか?」
律「とりあえず、私たちが唯のために何をしたいのか考えよう」
澪「そう・・・だな。今まではとにかく唯に私たちのこととか今の状況を説明しようとしてたけど」
紬「事実を知らせることが、唯ちゃんにとって良いことじゃないかもしれない」
梓「毎回記憶が消えるなら、その度に説明しようとするよりも良いやり方があるってことですね」
律「そういうこと!」
唯「あの・・・あなたたちは誰?ていうか私は誰?」
梓「唯先輩は唯先輩ですよ」
唯「唯・・・私の名前?」
澪「そうだよ。でも名前なんて関係ない」
律「私たちにとって唯は唯だからな」
唯「うーん・・・」
澪「良く考えたら自己紹介なんて、いらないよな」
紬「私たちの仲だもんね」
律「そうだ!私たちは軽音部!何も話さなくても音楽があれば通じ合うのさ!」
梓「・・・!」
律「どうした梓。1行も使って何かひらめいたのか?」
梓「それですよ!音楽があれば通じ合う!」
澪「はっ!そうか!わかったぞ」
紬「なんで今まで気付かなかったのかしら」
唯「えっ?どうしたの?ていうかあなたたちは」
律「えっ・・・ああ!なるほど!私もわかった!」
澪「唯、ちょっと待ってて」
ドタドタドタ
唯「何やってるの・・・ていうかここはどこなの」
律「よし、準備OK!」
唯「うーん・・・あれ、あなたたちは・・・?なんで楽器持ってるの?ええっと」
梓「とにかく私たちの演奏を聴いてください!」
律「1,2,3,4!」
ジャーン♪
唯「・・・・・・」
澪(演奏シーンも1行で終わるって、得したような損したような)
律「へへ、どうだった?」
唯「す、すごい!」パチパチパチパチ
紬「気に入ってくれたみたいね♪」
唯「私、あなたたちが誰なのか、そもそもここがどこで私が誰なのか知らないけど・・・演奏を聴いてると、体がうずうずしてすごく楽しい気分になったんだ!
なんでこんなこと思うのか自分でもわからないよ・・・でも、私もみんなと一緒に演奏したい!仲間に入れてほしいな!」
梓「まったく、何言ってるんですか」
唯「え?」
律「仲間にするも何も・・・」
澪「最初から唯は私たちの仲間だよ」
(完)
おつ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 02:46:46.02:Y0Tie4HZOメメントって映画がこんな感じだったな
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 06:13:09.13:p1RdXXjHO続きを書いてくださいこの野郎先生
コメント 5
コメント一覧 (5)
ただこの後も忘れてしまうと思うと、
あまり未来に希望の持てない終わり方っぽいのが残念だ