- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:42:42.24:1E+Eb0r/0
梓「今日の相談者は、まゆ……むぎ先輩です」
紬「今、眉毛って言おうとした?」
梓「何かお悩みがあるんですか?」
紬「えっと……」
梓「?」
紬「梓ちゃん、笑わないでね?」
梓「笑います」
紬「帰るね」
梓「まぁまぁ」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:45:58.68:1E+Eb0r/0
梓「で、何かあったんですか?」
紬「うん、最近ある事で悩んでるの……」
梓「眉毛の形ですか……」
紬「違うわよ」
梓「それ以上に悩むような事があるんですか?」
紬「何かこの梓ちゃん嫌い」
梓「私は自分が好きですよ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:48:28.56:1E+Eb0r/0
紬「それより早く相談に乗ってもらいたいんだけど……」
梓「あぁ、どうぞ」
紬「えっとね……」
梓「はい」
紬「梓ちゃんに、恋の相談に乗ってもらいたいの」
梓「」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:52:45.40:1E+Eb0r/0
梓「恋……ですか?」
紬「うん」
梓「私に?」
紬「うん」
梓「眉毛が?」
紬「うん……え?」
梓「なんでもないです」
紬「いや、でもさっき」
梓「なんでもないです」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:56:57.11:1E+Eb0r/0
紬「好きな人が出来たの」
梓「好きな人ですか?」
紬「うん」
紬「で、その好きな人って言うのが問題で……」
梓「なるほど、女の子を好きになっちゃったんですね」
紬「何で分かるの?!」
梓「隠してるつもりだったんですか?」
紬「うん」
梓「えっ」
紬「えっ」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:02:04.32:1E+Eb0r/0
梓「で、誰が好きなんですか?」
紬「……」
梓「誰が好きなんですか?」
紬「梓ちゃんの」
梓「え、私?」
紬「え?」
梓「ごめんなさい、無理です」
紬「」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:04:27.60:1E+Eb0r/0
梓「いや、むぎ先輩の事は好きですけどそういう風には見れないんです」
紬「いや、その」
梓「まじでごめん、無理」
紬「私、梓ちゃんのお友達が好きって言おうと思ったんだけど……」
梓「」
紬「名前が思い出せなくて……」
梓「で、ですよねー 分かってましたよ」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:09:29.38:1E+Eb0r/0
梓「何か特徴はありますか?」
紬「特徴…… 確かジャズ研に居るって聞いたわ」
梓「頭がたわし……、純ですね」
紬「私、そんな事言ってない」
梓「気にしたら負けですよ」
紬「でも確か、その純って子よ」
梓「本当に純だったのか……」
紬「えぇ」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:13:46.54:1E+Eb0r/0
梓「……無理ですね」
紬「」
梓「純は澪先輩にほの字ですし」
紬「……そう」シュン
梓「でも、むぎ先輩の頑張り次第で変わるかもしれませんよ」
紬「え……? それって」
梓「えぇ、悪い方向に」
紬「」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:19:25.58:1E+Eb0r/0
梓「じゃあそういう事で、頑張ってくださいね!」
紬「」
梓「あー、良い事した後は気持ちがいいなー!」
紬「そ、そうね……」
梓「あ、じゃあ帰りますね」
紬「うん……」
梓「お先に失礼します」
紬「ばいばい」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:24:24.92:1E+Eb0r/0
梓「昨日のむぎ先輩の相談には吃驚しましたね」
梓「まさかたわしに恋をするなんて」
純「おいこら」
梓「たわしが喋った……だと……?!」
純「私の扱い酷くない?」
梓「何しにきたの?」
純「悩みがあるから相談しにきた」
梓「金」
純「」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:30:08.62:1E+Eb0r/0
純「こ、ここお金とるの?!」
梓「頭がたわしの人限定ね」
純「私の頭はたわしじゃないもん!」
梓「本体がたわしなんですね」
純「そんなに私の相談に乗りたくないのか梓は……」
梓「うん」
純「」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:34:46.89:1E+Eb0r/0
梓「で、悩みって何?」
純「何だかんだで聞いてくれる梓が大好き」
梓「金は後払いでいいよ」
純「最近、私の私物がどんどんなくなっていくんだよね」
梓「ギクッ」
純「ん?」
梓「いや、何でもないよ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:38:49.41:1E+Eb0r/0
梓「で、その私物って具体的に言うと何なの?」
純「えっと、靴下とかリップクリームとか」
梓「それだけ?」
純「この前は体育終わった後、ブラがなくなってたかな……」
梓「じゃあまさか」
純「その時は大変だったよ……」
梓「ノーブラだったの?」
純「うん」
梓「ブフォwwwwwwwww」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:40:40.36:5HheEqY40
梓「すいません、取り乱しました」
純「うん」
梓「で、それが悩みなんだね?」
純「うん、何でなくなってると思う?」
梓「これはあれですね」
純「あれ?」
梓「いじめ」
純「」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:45:21.26:1E+Eb0r/0
純「私、いじめられるような事したかな……?」
梓「いじめは些細な事で起きるんだよ」
純「でも私、心当たりないし……」
梓「純に心当たりがなくても、相手にとってはとても嫌な事があったのかも」
純「そうだったのかな……」
梓「大丈夫、憂と……! ……憂は純の味方だよ」
純「梓は?!」
梓「私、いじめられるの嫌だもん」
純「」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:50:53.22:1E+Eb0r/0
梓「まぁそういう事だから頑張ってね、純」
純「いやいやいや、何にも解決してないからね?!」
梓「えー、もういいじゃん純がいじめられてるって事でー」
純「せめてもうちょっと悩んでくれてもいいじゃん」
梓「あ、もうこんな時間だ! プリキュアが始まるよ!」
純「え……プリキュア?」
梓「ほら! 終わりにしよう!」
純「えぇ?! ちょ、ちょっと!」
梓「はい、お疲れ様でしたー」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:55:06.32:1E+Eb0r/0
梓「危うく純の私物奪ってる事ばれる所でしたね」
梓「危ない危ない」
律「え、奪ってる?」
梓「なんでもないですよ」
律「でも今」
梓「はい、じゃあ悩みを聞いていきましょう」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:00:10.13:YE+c4m020
梓「で、デコの後退が気になるんでしたっけ?」
律「殴って良い?」
梓「冗談ですよ」
律「で、悩みなんだけど……」
梓「はい」
律「最近誰かにストーカーされてる気がするんだ」
梓「えぇ……気のせいだと思いますよ 律先輩をストーカーするとか誰得ですか」
律「やっぱり1回殴らせろ」
梓「ジョークですよ 律先輩はとってもキュートです」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:07:36.26:YE+c4m020
律「で、梓に助けてほしいんだ」
梓「大体想像はつきますけどね」
律「教えてくれ!」
梓「えー……、どうしようかなー」クルクル
律「……」
梓「何か教えるのは勿体無いっていうかー」
律「……」
梓「超説明がめんどくさいんですけどー」スパー
律「教えろ」
梓「はい」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:14:51.91:YE+c4m020
梓「多分、澪先輩だと思いますよ」
律「そんな証拠ないだろ?」
梓「この前、律先輩の体操服クンカクンカしてましたよ」
律「」
梓「それにいつも律先輩を舐め回すような目で見てますし」
律「」
梓「まぁ全部嘘なんですけどね」
律「ちょっと殴らせろ」バキッ
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:21:07.59:YE+c4m020
梓「調子に乗ってすいませんでした」ボロボロ
律「分かればいいんだ」
梓「でも、澪先輩の可能性は高いと思いますよ」
律「なんでだ?」
梓「だって、律先輩の事を好きになる人なんて澪先輩しか居ないじゃないですか」
律「さり気なく酷い事言ってないか?」
梓「言ってますけど何か?」
律「殺す」
梓「じょ、冗談ですよ! やめてください!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:25:04.79:YE+c4m020
梓「でも律先輩をストーカーするなんて変な人ですね」
律「まぁ私くらいの容姿だったら男の一人や二人……」
梓「え? そのストーカーって男なんですか?」
律「違うのか?」
梓「もし男だとしたらその人はホモなんですね」
律「……」
梓「……」
律「中野おおおおおおおおお!」
梓「ご、ごめんなさあああい!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:26:29.68:zx+zAwDgO
律「これでも真剣に悩んでるんだぞ」
梓「あ、妄想じゃなかったんですね」
律「……」
梓「まぁ落ち着いてください、解決策ならもう用意してありますよ」
律「え? 本当か?!」
梓「はい! 任せといてください!」
律「期待してるぞ、梓」
梓「律先輩が全裸で外に出ればいいんですよ」
律「じゃあ手本としてお前がやれ」
梓「嫌ですよ恥ずかしいじゃないですか」
律「おい」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:41:10.70:YE+c4m020
梓「まぁ簡単に言えば解決策はないって事ですね」
律「ここまで引っ張っといてそれか」
梓「お役に立てなくてすいません」
律「本当に役にたたなかったぞ……」
梓「相談に乗ってあげたのに何様のつもりですか」
律「もうお前の事は無視する事にした」
梓「わー、かなしいなー」
律「……」
梓「あ、もう終わる時間ですね」
梓「じゃあお疲れ様でした!」
律「あ、うん、お疲れ……」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:44:27.80:YE+c4m020
梓「デコ先輩の相手は相変わらず疲れますね」
梓「さて今日の相談相手は誰でしょう?」
唯「あーずにゃん!」ギュッ
梓「ゆ、唯先輩?!」
唯「相談に来たよー」スリスリ
梓「ほっぺをくっつけないでください!」
唯「ぶー」
梓「ほら、離れてあそこに座ってください」
唯「はーい」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:48:35.70:YE+c4m020
梓「何にも考えてなさそうな唯先輩に悩みなんてあるんですか?」
唯「あずにゃんしどい!」
梓「唯先輩の悩み…… 憂と喧嘩でもしました?」
唯「違うよー」
梓「じゃあ何があったんですか?」
唯「えっとね」
梓「はい」
唯「悩みがないの」
梓「は?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:49:19.02:47nIPUoZ0
唯「だから、悩みがないことが悩みなんだよねー」
梓「帰れ」
唯「えぇ?!」
梓「やっぱり唯先輩に悩みなんてなかったんですね」
唯「必死に考えてたけど何にも思い浮かばなかったんだー」
梓「唯先輩の性格が羨ましいです」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:56:22.45:YE+c4m020
唯「えへへ、私もあずにゃんの性格好きだよー」
梓「皮肉のつもりだったのに……」
唯「?」
梓「くっ……、勝てる気がしない……」
唯「やっぱり来ちゃ駄目だったかな?」
梓「そ、そんな事ないですよ!」
唯「そう? 良かったー」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:59:42.53:YE+c4m020
梓「じゃあ唯先輩の悩みを一緒に考えましょう」
唯「わーい!」
梓「えっと、最近嫌な出来事とかありました?」
唯「ないよー」
梓「じゃあ怒った事とか……」
唯「んー、ないかな?」
梓「不満とかは……」
唯「とくにないよ!」
梓「」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:07:36.64:YE+c4m020
唯「あずにゃんは悩みとかないのー?」
梓「そうですね……、私みたいな完璧超人にはそんなものありませんよ」
唯「そっかー」
梓「まぁ一つ挙げるとしたら完璧すぎるところですかね」
唯「確かにあずにゃんは可愛いしギターも上手だもんね!」
梓「は、はい……」
唯「私もあずにゃんみたいにギター弾けるようになりたいなぁ……」
梓「! 唯先輩! それ悩みですよ!」
唯「は! そうだね! 私にも悩み見つかった!」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:07:50.12:zx+zAwDgO
唯「やったよあずにゃん!」
梓「はい! 見つかったので早く帰ってください!」
唯「えっ」
梓「えっ」
唯「帰らないといけないの?」
梓「はい」
唯「……」
梓「ま、また今度相手してあげますから!」
唯「うん、じゃあ今日は帰る!」
梓「はい、それじゃ一緒に帰りましょう」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:21:40.07:YE+c4m020
梓「ふぅ、唯先輩の相手は疲れますね」
和「そうね、私も最初は大変だったわ」
梓「私の知人以外は帰ってくれないでしょうか」
和「私の事分からない?」
梓「えぇ、分かりません」
和「……」
梓「お帰りはあちらになりまーす」
和「えぇ、邪魔しちゃったみたいでごめんね」
梓「謝罪はいいから早く帰ってください」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:25:29.93:zx+zAwDgO
梓「まさか不審者が入ってくるとは……」
澪「ふ、不審者?!」
梓「そんなに叫んだらまた禿げますよ」
澪「またってどういう意味だ?!」
梓「だってほら、禿げてますよ おでこ」
澪「それは律だろ」
梓「そうでしたね」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:30:27.18:YE+c4m020
梓「それにしても、澪先輩まで悩みあるんですか?」
澪「あぁ」
梓「悩み当ててあげましょうか」
澪「え? 分かるのか?」
梓「澪先輩は分かりやすいですから」
澪「じゃあ当ててみてくれ」
梓「『律をストーカーしてたらバレた!』みたいな感じの悩みですよね」
澪「まだバレてないから」
梓「なら違いますね」
澪「そんなのよりもっと重大な悩みなんだ」
梓「分かりました、聞くだけ聞きましょう」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:39:43.06:YE+c4m020
澪「実はさ……」
梓「……」ゴクリ
澪「最近律が5人に増えて私を襲ってくるんだ」
梓「何言ってんだこの人」
澪「夢の中で」
梓「あちゃー、夢の中だったかー」
澪「……どうすればいいと思う?」
梓「何が?!」
澪「いや、これが私の真剣な悩みなんだけど……」
梓「米青 ネ申 禾斗 ( こ 彳〒 ιナ」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:45:12.18:YE+c4m020
澪「そんなのとっくに試したさ」
梓「何て言われたんですか?」
澪「『既に手遅れです』」
梓「じゃあ私なんかが解決出来るような問題じゃないですよ」
澪「そこをなんとか」
梓「無理です」
澪「……」
梓「……」
澪「鈴木さんの下着でどうだ」
梓「その話、乗った」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:46:15.73:r73a4nEQ0
澪「で、どうしたらいいかな」
梓「そりゃもうあれしかないですよ」
澪「あれ?」
梓「律先輩を襲っちゃうんですよ」
澪「」
梓「きっと澪先輩は欲求不満なんです 律先輩に解消してもらえば……」
澪「な、なるほど……」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:54:42.58:YE+c4m020
梓「で、その方法なんですけど」
澪「うん」
梓「まず澪先輩が律先輩の家に行きます」
澪「ん……、いきなり突撃か」
梓「次に服を全部脱ぎます」
澪「だ、大胆だな……///」
梓「そして、律先輩にお尻を突き出して……」
澪「……!」
梓「自分のお尻を叩きます」
澪「ふむ……、SMプレイか」
梓「そして白目を剥いてこう言いましょう」
梓「びっくりするほどユートピア!」
澪「」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:57:47.65:YE+c4m020
梓「これで律先輩もイチコロですね」
澪「そ、そうかな……」
梓「私も純に試したら大成功でしたよ!」
澪「……ほ、本当?!」
梓「はい!」
澪「じゃあやってみようかな……!」
梓「頑張ってください」
澪「うん、相談に乗ってくれてありがとな」
梓「礼には及びませんよ 純の下着さえくれれば」
澪「じゃあ明日にでも持ってくるよ」
梓「ありがとうございます」
澪「それじゃ、またな!」
梓「お疲れ様でしたー」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:02:15.26:YE+c4m020
梓「澪先輩も、これで欲求不満が解消されますね」
梓「じゃあ次の相談者は……」
憂「私だよー」
梓「……」
憂「……」
梓「次の相談者は……?!」
憂「私だよ、梓ちゃん」
梓「……」
憂「……」
梓「憂かー……」
憂「何でそんな嫌そうな顔してるの?!」ガーン
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:03:39.92:r73a4nEQ0
梓「べ、別にそんな顔してないよ?」
憂「……本当に?」
梓「う、うん!」
憂「じゃあいっか!」
梓「で、相談があってここに来たんだよね?」
憂「うん!」
梓「その内容は?」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:10:43.17:YE+c4m020
憂「お姉ちゃんへの愛が止まらないの」
梓「流石だね憂」
憂「この前はお姉ちゃんのトイレとお風呂と寝顔を盗撮しちゃったし」
梓「……」
憂「今日だって、鞄の中にはお姉ちゃんの脱ぎたてパンツしかないし」
梓「……」
憂「あ、ごめん梓ちゃん 私の悩みはこんなどうでも良い事じゃなかったよ!」
梓「これ以上の出来事が何かあるの?!」
憂「うん、最近困ってる事があって……」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:17:50.99:YE+c4m020
梓「その内容は……?」
憂「うん、あのね」
梓「……」
憂「名前は可哀相だから言わないけど」
梓「うん」
憂「私の友達Aちゃんが、私の友達Jちゃんの下着とか靴下を盗んでるんだよね」
梓「」
憂「私は最初から気付いてたからいつでも言えたんだけど、タイミングが掴めなくて……」
梓「へ、へぇ……」
憂「でも私が言わなかったせいで、友達Jちゃんが凄く困ってるの」
梓「……」
憂「どうすればいいかな?」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:23:40.75:YE+c4m020
梓「そ、それは難しい相談だなー……」
憂「でしょ? だから梓ちゃんに相談しようかなーって思ったの」
梓「……」
憂「どうしたの? 梓ちゃん」
梓「……ご、ごめんなさああああい!」
憂「何が?」
梓「何度でも謝ります! 許してください!」
憂「……」
梓「ゆ、許してくれないよね……、あはは」
憂「私には許す許さないを決める権利はないよ」
梓「え?」
憂「ちゃんと純ちゃんに謝ってこないと!」
梓「……うん、ありがと憂」
憂「えへへ、頑張ってね!」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:27:13.01:lHCmvnIlO
こうして憂に脅された私は、純に事情を説明しにいきました
話した結果、毎週日曜日に、純のパンツを貰える事になりました
盗まなくても最初から頼めばよかったんだな、と後悔しています
Fin
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 04:06:51.64:Oy9fOMjNO
梓「で、何かあったんですか?」
紬「うん、最近ある事で悩んでるの……」
梓「眉毛の形ですか……」
紬「違うわよ」
梓「それ以上に悩むような事があるんですか?」
紬「何かこの梓ちゃん嫌い」
梓「私は自分が好きですよ」
紬「それより早く相談に乗ってもらいたいんだけど……」
梓「あぁ、どうぞ」
紬「えっとね……」
梓「はい」
紬「梓ちゃんに、恋の相談に乗ってもらいたいの」
梓「」
梓「恋……ですか?」
紬「うん」
梓「私に?」
紬「うん」
梓「眉毛が?」
紬「うん……え?」
梓「なんでもないです」
紬「いや、でもさっき」
梓「なんでもないです」
紬「好きな人が出来たの」
梓「好きな人ですか?」
紬「うん」
紬「で、その好きな人って言うのが問題で……」
梓「なるほど、女の子を好きになっちゃったんですね」
紬「何で分かるの?!」
梓「隠してるつもりだったんですか?」
紬「うん」
梓「えっ」
紬「えっ」
梓「で、誰が好きなんですか?」
紬「……」
梓「誰が好きなんですか?」
紬「梓ちゃんの」
梓「え、私?」
紬「え?」
梓「ごめんなさい、無理です」
紬「」
梓「いや、むぎ先輩の事は好きですけどそういう風には見れないんです」
紬「いや、その」
梓「まじでごめん、無理」
紬「私、梓ちゃんのお友達が好きって言おうと思ったんだけど……」
梓「」
紬「名前が思い出せなくて……」
梓「で、ですよねー 分かってましたよ」
梓「何か特徴はありますか?」
紬「特徴…… 確かジャズ研に居るって聞いたわ」
梓「頭がたわし……、純ですね」
紬「私、そんな事言ってない」
梓「気にしたら負けですよ」
紬「でも確か、その純って子よ」
梓「本当に純だったのか……」
紬「えぇ」
梓「……無理ですね」
紬「」
梓「純は澪先輩にほの字ですし」
紬「……そう」シュン
梓「でも、むぎ先輩の頑張り次第で変わるかもしれませんよ」
紬「え……? それって」
梓「えぇ、悪い方向に」
紬「」
梓「じゃあそういう事で、頑張ってくださいね!」
紬「」
梓「あー、良い事した後は気持ちがいいなー!」
紬「そ、そうね……」
梓「あ、じゃあ帰りますね」
紬「うん……」
梓「お先に失礼します」
紬「ばいばい」
梓「昨日のむぎ先輩の相談には吃驚しましたね」
梓「まさかたわしに恋をするなんて」
純「おいこら」
梓「たわしが喋った……だと……?!」
純「私の扱い酷くない?」
梓「何しにきたの?」
純「悩みがあるから相談しにきた」
梓「金」
純「」
純「こ、ここお金とるの?!」
梓「頭がたわしの人限定ね」
純「私の頭はたわしじゃないもん!」
梓「本体がたわしなんですね」
純「そんなに私の相談に乗りたくないのか梓は……」
梓「うん」
純「」
梓「で、悩みって何?」
純「何だかんだで聞いてくれる梓が大好き」
梓「金は後払いでいいよ」
純「最近、私の私物がどんどんなくなっていくんだよね」
梓「ギクッ」
純「ん?」
梓「いや、何でもないよ」
梓「で、その私物って具体的に言うと何なの?」
純「えっと、靴下とかリップクリームとか」
梓「それだけ?」
純「この前は体育終わった後、ブラがなくなってたかな……」
梓「じゃあまさか」
純「その時は大変だったよ……」
梓「ノーブラだったの?」
純「うん」
梓「ブフォwwwwwwwww」
犯人特定した
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:41:53.57:1E+Eb0r/0梓「すいません、取り乱しました」
純「うん」
梓「で、それが悩みなんだね?」
純「うん、何でなくなってると思う?」
梓「これはあれですね」
純「あれ?」
梓「いじめ」
純「」
純「私、いじめられるような事したかな……?」
梓「いじめは些細な事で起きるんだよ」
純「でも私、心当たりないし……」
梓「純に心当たりがなくても、相手にとってはとても嫌な事があったのかも」
純「そうだったのかな……」
梓「大丈夫、憂と……! ……憂は純の味方だよ」
純「梓は?!」
梓「私、いじめられるの嫌だもん」
純「」
梓「まぁそういう事だから頑張ってね、純」
純「いやいやいや、何にも解決してないからね?!」
梓「えー、もういいじゃん純がいじめられてるって事でー」
純「せめてもうちょっと悩んでくれてもいいじゃん」
梓「あ、もうこんな時間だ! プリキュアが始まるよ!」
純「え……プリキュア?」
梓「ほら! 終わりにしよう!」
純「えぇ?! ちょ、ちょっと!」
梓「はい、お疲れ様でしたー」
梓「危うく純の私物奪ってる事ばれる所でしたね」
梓「危ない危ない」
律「え、奪ってる?」
梓「なんでもないですよ」
律「でも今」
梓「はい、じゃあ悩みを聞いていきましょう」
梓「で、デコの後退が気になるんでしたっけ?」
律「殴って良い?」
梓「冗談ですよ」
律「で、悩みなんだけど……」
梓「はい」
律「最近誰かにストーカーされてる気がするんだ」
梓「えぇ……気のせいだと思いますよ 律先輩をストーカーするとか誰得ですか」
律「やっぱり1回殴らせろ」
梓「ジョークですよ 律先輩はとってもキュートです」
律「で、梓に助けてほしいんだ」
梓「大体想像はつきますけどね」
律「教えてくれ!」
梓「えー……、どうしようかなー」クルクル
律「……」
梓「何か教えるのは勿体無いっていうかー」
律「……」
梓「超説明がめんどくさいんですけどー」スパー
律「教えろ」
梓「はい」
梓「多分、澪先輩だと思いますよ」
律「そんな証拠ないだろ?」
梓「この前、律先輩の体操服クンカクンカしてましたよ」
律「」
梓「それにいつも律先輩を舐め回すような目で見てますし」
律「」
梓「まぁ全部嘘なんですけどね」
律「ちょっと殴らせろ」バキッ
梓「調子に乗ってすいませんでした」ボロボロ
律「分かればいいんだ」
梓「でも、澪先輩の可能性は高いと思いますよ」
律「なんでだ?」
梓「だって、律先輩の事を好きになる人なんて澪先輩しか居ないじゃないですか」
律「さり気なく酷い事言ってないか?」
梓「言ってますけど何か?」
律「殺す」
梓「じょ、冗談ですよ! やめてください!」
梓「でも律先輩をストーカーするなんて変な人ですね」
律「まぁ私くらいの容姿だったら男の一人や二人……」
梓「え? そのストーカーって男なんですか?」
律「違うのか?」
梓「もし男だとしたらその人はホモなんですね」
律「……」
梓「……」
律「中野おおおおおおおおお!」
梓「ご、ごめんなさあああい!」
これはいいあずにゃんwwwwww
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:35:21.45:YE+c4m020律「これでも真剣に悩んでるんだぞ」
梓「あ、妄想じゃなかったんですね」
律「……」
梓「まぁ落ち着いてください、解決策ならもう用意してありますよ」
律「え? 本当か?!」
梓「はい! 任せといてください!」
律「期待してるぞ、梓」
梓「律先輩が全裸で外に出ればいいんですよ」
律「じゃあ手本としてお前がやれ」
梓「嫌ですよ恥ずかしいじゃないですか」
律「おい」
梓「まぁ簡単に言えば解決策はないって事ですね」
律「ここまで引っ張っといてそれか」
梓「お役に立てなくてすいません」
律「本当に役にたたなかったぞ……」
梓「相談に乗ってあげたのに何様のつもりですか」
律「もうお前の事は無視する事にした」
梓「わー、かなしいなー」
律「……」
梓「あ、もう終わる時間ですね」
梓「じゃあお疲れ様でした!」
律「あ、うん、お疲れ……」
梓「デコ先輩の相手は相変わらず疲れますね」
梓「さて今日の相談相手は誰でしょう?」
唯「あーずにゃん!」ギュッ
梓「ゆ、唯先輩?!」
唯「相談に来たよー」スリスリ
梓「ほっぺをくっつけないでください!」
唯「ぶー」
梓「ほら、離れてあそこに座ってください」
唯「はーい」
梓「何にも考えてなさそうな唯先輩に悩みなんてあるんですか?」
唯「あずにゃんしどい!」
梓「唯先輩の悩み…… 憂と喧嘩でもしました?」
唯「違うよー」
梓「じゃあ何があったんですか?」
唯「えっとね」
梓「はい」
唯「悩みがないの」
梓「は?」
これは強敵だw
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:51:46.15:YE+c4m020唯「だから、悩みがないことが悩みなんだよねー」
梓「帰れ」
唯「えぇ?!」
梓「やっぱり唯先輩に悩みなんてなかったんですね」
唯「必死に考えてたけど何にも思い浮かばなかったんだー」
梓「唯先輩の性格が羨ましいです」
唯「えへへ、私もあずにゃんの性格好きだよー」
梓「皮肉のつもりだったのに……」
唯「?」
梓「くっ……、勝てる気がしない……」
唯「やっぱり来ちゃ駄目だったかな?」
梓「そ、そんな事ないですよ!」
唯「そう? 良かったー」
梓「じゃあ唯先輩の悩みを一緒に考えましょう」
唯「わーい!」
梓「えっと、最近嫌な出来事とかありました?」
唯「ないよー」
梓「じゃあ怒った事とか……」
唯「んー、ないかな?」
梓「不満とかは……」
唯「とくにないよ!」
梓「」
唯「あずにゃんは悩みとかないのー?」
梓「そうですね……、私みたいな完璧超人にはそんなものありませんよ」
唯「そっかー」
梓「まぁ一つ挙げるとしたら完璧すぎるところですかね」
唯「確かにあずにゃんは可愛いしギターも上手だもんね!」
梓「は、はい……」
唯「私もあずにゃんみたいにギター弾けるようになりたいなぁ……」
梓「! 唯先輩! それ悩みですよ!」
唯「は! そうだね! 私にも悩み見つかった!」
唯には甘いなwww
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:13:49.44:YE+c4m020唯「やったよあずにゃん!」
梓「はい! 見つかったので早く帰ってください!」
唯「えっ」
梓「えっ」
唯「帰らないといけないの?」
梓「はい」
唯「……」
梓「ま、また今度相手してあげますから!」
唯「うん、じゃあ今日は帰る!」
梓「はい、それじゃ一緒に帰りましょう」
梓「ふぅ、唯先輩の相手は疲れますね」
和「そうね、私も最初は大変だったわ」
梓「私の知人以外は帰ってくれないでしょうか」
和「私の事分からない?」
梓「えぇ、分かりません」
和「……」
梓「お帰りはあちらになりまーす」
和「えぇ、邪魔しちゃったみたいでごめんね」
梓「謝罪はいいから早く帰ってください」
ひでぇwwwwww
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:26:01.86:YE+c4m020梓「まさか不審者が入ってくるとは……」
澪「ふ、不審者?!」
梓「そんなに叫んだらまた禿げますよ」
澪「またってどういう意味だ?!」
梓「だってほら、禿げてますよ おでこ」
澪「それは律だろ」
梓「そうでしたね」
梓「それにしても、澪先輩まで悩みあるんですか?」
澪「あぁ」
梓「悩み当ててあげましょうか」
澪「え? 分かるのか?」
梓「澪先輩は分かりやすいですから」
澪「じゃあ当ててみてくれ」
梓「『律をストーカーしてたらバレた!』みたいな感じの悩みですよね」
澪「まだバレてないから」
梓「なら違いますね」
澪「そんなのよりもっと重大な悩みなんだ」
梓「分かりました、聞くだけ聞きましょう」
澪「実はさ……」
梓「……」ゴクリ
澪「最近律が5人に増えて私を襲ってくるんだ」
梓「何言ってんだこの人」
澪「夢の中で」
梓「あちゃー、夢の中だったかー」
澪「……どうすればいいと思う?」
梓「何が?!」
澪「いや、これが私の真剣な悩みなんだけど……」
梓「米青 ネ申 禾斗 ( こ 彳〒 ιナ」
澪「そんなのとっくに試したさ」
梓「何て言われたんですか?」
澪「『既に手遅れです』」
梓「じゃあ私なんかが解決出来るような問題じゃないですよ」
澪「そこをなんとか」
梓「無理です」
澪「……」
梓「……」
澪「鈴木さんの下着でどうだ」
梓「その話、乗った」
変態だー
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:49:24.25:YE+c4m020澪「で、どうしたらいいかな」
梓「そりゃもうあれしかないですよ」
澪「あれ?」
梓「律先輩を襲っちゃうんですよ」
澪「」
梓「きっと澪先輩は欲求不満なんです 律先輩に解消してもらえば……」
澪「な、なるほど……」
梓「で、その方法なんですけど」
澪「うん」
梓「まず澪先輩が律先輩の家に行きます」
澪「ん……、いきなり突撃か」
梓「次に服を全部脱ぎます」
澪「だ、大胆だな……///」
梓「そして、律先輩にお尻を突き出して……」
澪「……!」
梓「自分のお尻を叩きます」
澪「ふむ……、SMプレイか」
梓「そして白目を剥いてこう言いましょう」
梓「びっくりするほどユートピア!」
澪「」
梓「これで律先輩もイチコロですね」
澪「そ、そうかな……」
梓「私も純に試したら大成功でしたよ!」
澪「……ほ、本当?!」
梓「はい!」
澪「じゃあやってみようかな……!」
梓「頑張ってください」
澪「うん、相談に乗ってくれてありがとな」
梓「礼には及びませんよ 純の下着さえくれれば」
澪「じゃあ明日にでも持ってくるよ」
梓「ありがとうございます」
澪「それじゃ、またな!」
梓「お疲れ様でしたー」
梓「澪先輩も、これで欲求不満が解消されますね」
梓「じゃあ次の相談者は……」
憂「私だよー」
梓「……」
憂「……」
梓「次の相談者は……?!」
憂「私だよ、梓ちゃん」
梓「……」
憂「……」
梓「憂かー……」
憂「何でそんな嫌そうな顔してるの?!」ガーン
憂ちゃん可愛い
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:04:40.29:YE+c4m020梓「べ、別にそんな顔してないよ?」
憂「……本当に?」
梓「う、うん!」
憂「じゃあいっか!」
梓「で、相談があってここに来たんだよね?」
憂「うん!」
梓「その内容は?」
憂「お姉ちゃんへの愛が止まらないの」
梓「流石だね憂」
憂「この前はお姉ちゃんのトイレとお風呂と寝顔を盗撮しちゃったし」
梓「……」
憂「今日だって、鞄の中にはお姉ちゃんの脱ぎたてパンツしかないし」
梓「……」
憂「あ、ごめん梓ちゃん 私の悩みはこんなどうでも良い事じゃなかったよ!」
梓「これ以上の出来事が何かあるの?!」
憂「うん、最近困ってる事があって……」
梓「その内容は……?」
憂「うん、あのね」
梓「……」
憂「名前は可哀相だから言わないけど」
梓「うん」
憂「私の友達Aちゃんが、私の友達Jちゃんの下着とか靴下を盗んでるんだよね」
梓「」
憂「私は最初から気付いてたからいつでも言えたんだけど、タイミングが掴めなくて……」
梓「へ、へぇ……」
憂「でも私が言わなかったせいで、友達Jちゃんが凄く困ってるの」
梓「……」
憂「どうすればいいかな?」
梓「そ、それは難しい相談だなー……」
憂「でしょ? だから梓ちゃんに相談しようかなーって思ったの」
梓「……」
憂「どうしたの? 梓ちゃん」
梓「……ご、ごめんなさああああい!」
憂「何が?」
梓「何度でも謝ります! 許してください!」
憂「……」
梓「ゆ、許してくれないよね……、あはは」
憂「私には許す許さないを決める権利はないよ」
梓「え?」
憂「ちゃんと純ちゃんに謝ってこないと!」
梓「……うん、ありがと憂」
憂「えへへ、頑張ってね!」
なんて出来た子だ…
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:28:00.61:TSTr+vwl0変態だけどな
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:29:32.37:YE+c4m020こうして憂に脅された私は、純に事情を説明しにいきました
話した結果、毎週日曜日に、純のパンツを貰える事になりました
盗まなくても最初から頼めばよかったんだな、と後悔しています
Fin
乙
この空気凄く好きだ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:14:08.07:U1nDJtiP0この空気凄く好きだ
いいSSだった
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澪は逮捕だな