- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 18:54:40.34:+eYGbJgk0
思念体 -長門有希、最近の感想はどうだね?-
長門「涼宮ハルヒは最近、安定した状態を保っていると言える。
突出した情報改編の起こる頻度は無く、小規模の改編の回数も少ない
というデータがそれを示している」
思念体 -そう…で、ユキリンはどう思うのよ-
長門「私の仕事は観察。感想を持つ、またはそれを述べるという行為は無意味」
思念体 -もう、相変わらず固いんだから、ストレス溜めるとこの前みたいになるよ-
長門「……」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:04:31.45:+eYGbJgk0
思念体 -正直さ、退屈なわけよ-
長門「…そう」
思念体 -それでさ、ちょっと介入したいわけよ-
長門「介入とは?」
思念体 -涼子ちゃんみたいなことするのは流石にひくけどさ、
ちょっと鍵にイタズラしようと思って-
長門「…それが良策とはおもえない」
思念体 -いいのいいの。楽しければさ-
長門「…」
思念体 -そのためにも今回のユキリンをアップデートは大幅なものになるよ-
長門「了解した」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:14:39.97:+eYGbJgk0
思念体 -じゃあ、いきまーす。むんっ-
パァァッ
思念体 -うん、いい感じ-
長門「…胸が重たい」
思念体 -ちょっと盛って見ました。あと、やっぱりユキリンは眼鏡が似合うよ-
長門「…何故、ワンピースを?」
思念体 -そりゃ一応、女の子として君を作ったんだからさ、
学校以外ではお洒落を楽しみなさいよ-
長門「…髪が伸びている」
思念体 -うふふ、これあげる-
長門「これは…髪留め?」
思念体 -早く!ポニテにしちゃいなさいよ-
長門「…」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:21:27.42:+eYGbJgk0
思念体 -あ、あと性格もいじっといたから、たまに予想外の行動をとっちゃうこともあるけど、
ビックリしないでね-
長門「…了解した」
思念体 -あと、反省してるみたいだしさ、涼子ちゃんを復活させようと思うんだけど-
長門「必要ない」
思念体 -そう?でもきっと役に立つから。ね?-
長門「…了解した」
思念体 -むんっ!-
パァァ
朝倉「お久しぶりね、長門さん」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:24:13.69:h5FaIEKzi
長門「…」
朝倉「つれないなぁ、安心して。私には厳重なロックが施されているから」
思念体 -そうそう。ナイフ、拳銃の類を握ったら彼女は消滅しちゃうプログラム
しこんどいたから。まあ、台所で包丁使うぐらいはできるようにしといたけど-
朝倉「料理は私が作るから、楽しみにしといてね」
思念体 -それじゃあ、またあっちで頑張ってね。次の更新日はそのうち連絡するから-
朝倉「じゃあ行きましょう長門さん」
長門「う、うん。本当に大丈夫かなぁ」
思念体(ほほう、さっそく効果が出だしたな)
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:40:45.41:+eYGbJgk0
翌日・不思議探索
キョン(どうせ今日もビリだから、ゆっくりでいいや)
(ほら、やっぱり全員揃って…え、え?まだ長門が来てないじゃないか!
よっしゃー!)
「おーす、おはようハルヒ♪」
ハルヒ「き、キョン。またアンタビリよ。お茶代出しなさいよ。ね」
キョン「はあ?まだ長門が来てないじゃないか。それにお前、なんか元気ないな」
ハルヒ「…有希なら、来てるじゃない」
長門「あ、あの、おはよう」
みくる「…」
古泉「んっふ」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:46:57.79:+eYGbJgk0
キョン「え、お前、長門」
長門「…うん」
キョン「イメチェンしたのか?」
長門「…変、かな?」
キョン「いや、似合ってると思うぞ。特にポニテとか」(おっぱいも)
長門「…本当?」
キョン「ああ、本当だ」
長門「…よかった」ニッコリ
キョン・古泉・みくる「!!!」
ハルヒ「ほら、こんなとこ突っ立てないで喫茶店行くわよ!」イライラ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:55:26.10:+eYGbJgk0
~喫茶店~
ハルヒ「じゃあ午前中は、あたし・古泉君・みくるちゃんグループと
有希・キョングループね」イライラ
キョン「長門、よろしくな」
長門「うん…頑張ろうね」
ハルヒ「ちょっとキョン!いくら有希がイメチェンして可愛くなったからって
なんかしたら死刑に処すわよ」
キョン「馬鹿!誰がそん…な…こと」
長門「…」カァァ
ハルヒ「まあいいわ。行きましょ、古泉君、みくるちゃん」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 20:04:12.39:+eYGbJgk0
キョン「行っちまったな。じゃあ俺達も行くか」
長門「うん!」
キョン「長門はどこ行きたい?図書館か」
長門「今日は、いい。キョン君が決めて」
キョン「俺が決めるといってもなぁ。大して行きたい所は…
長門。今、何て言った?」
長門「え?えーっと、今日は、いい。かな」
キョン「違う!その後だよ」
長門「キョン君が決めて…かな?」
キョン(長門が、キョン君?)
長門「何かマズイ事言ったかな?」
キョン「いや、全然言ってないぞ。とりあえず河原でも歩いてみるか」
長門「うん。そうだね」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 20:14:36.53:+eYGbJgk0
キョン「しかし、河原まで来てみたけど寒いな」
長門「…うん、でもここの景色好きかも」
キョン(駄目だ、長門と話してる気がしない)
「なあ、長門。お前なんかあったのか?何かあるなら俺に話してくれないか」
長門「…やっぱり変かな?」
キョン「変というか、いきなりだったから」
長門「実はね、お願いしたの。情報統合思念体に」
キョン「何をだ?」
長門「キョン達ともっと一緒に、笑ったりできる女の子になりたいって」
キョン「そ、そうか」
思念体 -ユキリンの奴、嘘つきやがったwwでも可愛いじゃないの!-
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 20:50:46.48:+eYGbJgk0
キョン「お前が望んだんだったらいいことだよな。
いや、あまりにも変わったからビックリしちゃって」
長門「ごめんね、心配させちゃって」
キョン「いや、あっ長門、足元に石が」
長門「え?きゃあっ」グラッ
キョン「危ない!」ガシッ
長門「あ、ありがとう」ドキドキ
キョン「ギリギリセーフだ」
長門「あ、あの…」
キョン「どうした?足くじいたか」
長門「…もう少しこのまま」
キョン「…」ドキドキ
長門「キョン、くん」
prrrr prrrr
キョン「ごめん、電話だ」
長門「…うん」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 20:56:31.15:+eYGbJgk0
キョン「はい、なんだ?」
-キョン!ちょっと早いけどお昼にするから戻ってきなさい!-
キョン「わかったよ。じゃあな」
長門「……」
キョン「長門、ちょっと早いけど昼飯だとさ。戻ろうか」
長門「…うん、痛っ!」
キョン「どうしたんだ?」
長門「さっきので足痛めちゃったみたいで」
キョン「マジかよ。病院行くか?」
長門「そこまではひどくないみたい。ただ歩くのがちょっと今は」
キョン「しょがないな。ほれ」
長門「…そんな、いいよ」
キョン「いいから、おんぶしてやる」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:01:05.49:+eYGbJgk0
長門「…じゃあ」ギュッ
キョン「やっぱり長門は軽いな」(おっぱいは柔らかいな)
長門「ごめんね」
キョン「何言ってんだよ。長門にはいつも助けられてるんだから、
これくらいはするさ」
長門「…あったかい。キョン君の背中」
キョン「それにさ、前に朝比奈さんもおんぶしたこともあるんだぜ。
こういうのには慣れっこだ」
長門「…そう」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:07:54.69:+eYGbJgk0
~喫茶店~
ハルヒ「ふーん。それで足挫いちゃったから、おんぶしてたわけ」
キョン「そうだ」
ハルヒ「あたしはてっきり、キョンがやましいことでもしょうとしてるのかと
思ったわ」
キョン「断じて違う!なあ長門」
長門「…うん」
ハルヒ「まあいいわ。今日は大事をとって有希は帰りなさい。
古泉君とみくるちゃん、有希を家まで送ってあげて」
長門「そんな、私は大丈夫」
ハルヒ「いいから!おんぶされるくらいのケガなら今日は無理でしょ」
キョン「俺は?」
ハルヒ「あんたは居残りであたしと探索よ!いいわね」
キョン「へいへい」
ハルヒ「じゃあ行きましょ!有希、安静にしとくのよ。古泉君しっかりおぶってやってね」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:11:34.93:+eYGbJgk0
古泉「行ってしまいましたね。じゃあ長門さんどうぞ僕の背中に」
みくる「あの、長門さん、大丈夫ですか?」
長門「…うるさい」
みくる「…え、何かいいましたか?」
長門「あなた達は先に帰ってて。私は行くところがあるから」
タッタッタッ
古泉「…走ってますね」
みくる「…走ってます」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:20:02.27:+eYGbJgk0
ハルヒ「ほら、キョン見て!このいかにもインチキ臭い露店。
呪われた指輪とか売ってるかもしれないわ」
キョン「お前、店の人の前でそんなこと言うなよ」
ハルヒ「せっかくだから、何か買いましょうよ。値段も安いしあたしが奢ってあげる」
キョン「…いいよ別に」
ハルヒ「いいから!ほら、これなんかよくない?あたしがこの赤いガラスが入ってるので、
あんたがこの青いのが入ってるのにしましょうよ」
キョン(結構いいかもな)
ハルヒ「今、ちょっと欲しいって思ったでしょ?」
キョン「う…まあ否定はせん」
ハルヒ「じゃあ決定!これくださーい」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:26:24.82:+eYGbJgk0
ハルヒ「ほら、キョン他にも色々見て回るわよ!」
キョン「はいはい、わかったわかった」
露店商(ったく、イチャイチャしやがって)
「お!お姉ちゃん何か欲しいのがあるのかい?」
長門「…同じのを」
露店商「同じのって?」
長門「さっき二人が買ったのと同じのを!」
露店商「ひぃ!わ、わかりましたよ。これね」
長門「…これお代」
タッタッタッ
露店商「一万円札…おつりいいのかよ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:40:38.59:+eYGbJgk0
ハルヒ「キョン!プリクラ撮りましょうよ」
キョン「いいよ、何かこっぱずかしいし」
ハルヒ「青春とはこっぱずかしい物なの!ほら早く」
キョン「やれやれ」
-フレームを選んでね-
ハルヒ「ほら、キョンどれにする?」
キョン「お前が決めろ」(ん、なんか気配が)
長門「……」
キョン「おい、ハルヒ。早く決めろ。後ろに誰か並んでるぞ」
ハルヒ「足が二本しか見えてないじゃない。一人でプリクラ撮るつもりかしら」
キョン「しっ、聞こえるぞ」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 21:47:43.12:+eYGbJgk0
-それじゃあいくよ。はい、チーズ-
パシャ パシャ
ハルヒ「見てよキョン!あんたまで美白になってる」
キョン「ほら、早く出るぞ」
「…あれ?誰もいない」
ハルヒ「並んでたんじゃなくて、たまたま突っ立ってただけじゃないの」
キョン「…そうか」
ハルヒ「ほら、キョン半分あげる」
キョン「別にいいよ」
ハルヒ「ちょっとキョン、携帯貸して」
キョン「なんだよ、ほれ」
ハルヒ「おりゃー」ペタペタ
キョン「おい!勝手に貼るな」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:24:25.49:+eYGbJgk0
ハルヒ「じゃあね、キョン」
キョン「ああ、また学校で」
ハルヒ「携帯のプリクラ、剥いだらだめよ。…あたしも貼っとくから」
キョン「わかったよ。じゃあな」
ハルヒ「じゃあ学校でまた!」
キョン(ったく、ハルヒの奴は本当に…でも楽しかったな)
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:30:06.17:+eYGbJgk0
ハルヒ「~♪」
長門「…」
ハルヒ「あれ?有希。こんなところで何してるのよ。安静にしてなきゃ駄目じゃない」
長門「何を、してたの」
ハルヒ「何って、キョンと不思議探索してたのよ」
長門「…嘘つき」
ハルヒ「え?あんたどうかしたの?」
長門「彼は、私のもの」
ハルヒ「はあ?彼って…キョンのこと?駄目よ有希、あいつはあたしの雑用係なんだから。
有希にはもっといい男がいるわ」
長門「…そう」
「じゃあ死んで!」
ハルヒ「ちょっと有希なんなのよ。そんなナイフなんか取り出して」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:34:33.86:+eYGbJgk0
長門「彼は私のもの、彼は私のもの」
ダダダ
ハルヒ「ちょっと有希やめなさい!笑えないわよ」
「ひっ!」
-やめなさい。長門有希-
長門「!!!」
ハルヒ「やめて!…あれ、誰もいない。…幻覚でも見てたのかしら?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:41:27.56:+eYGbJgk0
思念体 -やはりあなたは壊れていたようですね-
長門「……」
思念体 -私が更新したプログラムでは、本来はあのような過激な行動には出ないはずなのに-
長門「…私は処分されるの?」
思念体 -残念ながら。彼らの記憶からも抹消します-
長門「…そう」
思念体 -後任は朝倉涼子。あなたです-
朝倉「ふふ、ごめんね長門さん」
思念体 -では、あなたの情報結合を解除します。むんっ-
パァァ
思念体 -では、あとは頼みましたよ。朝倉涼子-
朝倉「はいっ!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:46:16.76:+eYGbJgk0
~学校~
岡部「今日から転校してきた朝倉涼子さんだ」
朝倉「よろしくお願いします」
岡部「じゃあ席は、あそこで」
朝倉「ハイ」
キョン(こいつどこかでみたことあるような)
朝倉「よろしくね」
キョン「ああ、よろしく。…あれ、その指輪」
朝倉「これがどうしたの?」
キョン「俺も似たようなの持っててさ」
朝倉「…そう」ニヤリ
完
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:47:34.69:M0UHAMbk0
思念体 -正直さ、退屈なわけよ-
長門「…そう」
思念体 -それでさ、ちょっと介入したいわけよ-
長門「介入とは?」
思念体 -涼子ちゃんみたいなことするのは流石にひくけどさ、
ちょっと鍵にイタズラしようと思って-
長門「…それが良策とはおもえない」
思念体 -いいのいいの。楽しければさ-
長門「…」
思念体 -そのためにも今回のユキリンをアップデートは大幅なものになるよ-
長門「了解した」
思念体 -じゃあ、いきまーす。むんっ-
パァァッ
思念体 -うん、いい感じ-
長門「…胸が重たい」
思念体 -ちょっと盛って見ました。あと、やっぱりユキリンは眼鏡が似合うよ-
長門「…何故、ワンピースを?」
思念体 -そりゃ一応、女の子として君を作ったんだからさ、
学校以外ではお洒落を楽しみなさいよ-
長門「…髪が伸びている」
思念体 -うふふ、これあげる-
長門「これは…髪留め?」
思念体 -早く!ポニテにしちゃいなさいよ-
長門「…」
思念体 -あ、あと性格もいじっといたから、たまに予想外の行動をとっちゃうこともあるけど、
ビックリしないでね-
長門「…了解した」
思念体 -あと、反省してるみたいだしさ、涼子ちゃんを復活させようと思うんだけど-
長門「必要ない」
思念体 -そう?でもきっと役に立つから。ね?-
長門「…了解した」
思念体 -むんっ!-
パァァ
朝倉「お久しぶりね、長門さん」
情報統合思念体はおネエ言葉なのか
デラックスみたいな感じでいいのか?
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 19:31:51.19:+eYGbJgk0デラックスみたいな感じでいいのか?
長門「…」
朝倉「つれないなぁ、安心して。私には厳重なロックが施されているから」
思念体 -そうそう。ナイフ、拳銃の類を握ったら彼女は消滅しちゃうプログラム
しこんどいたから。まあ、台所で包丁使うぐらいはできるようにしといたけど-
朝倉「料理は私が作るから、楽しみにしといてね」
思念体 -それじゃあ、またあっちで頑張ってね。次の更新日はそのうち連絡するから-
朝倉「じゃあ行きましょう長門さん」
長門「う、うん。本当に大丈夫かなぁ」
思念体(ほほう、さっそく効果が出だしたな)
翌日・不思議探索
キョン(どうせ今日もビリだから、ゆっくりでいいや)
(ほら、やっぱり全員揃って…え、え?まだ長門が来てないじゃないか!
よっしゃー!)
「おーす、おはようハルヒ♪」
ハルヒ「き、キョン。またアンタビリよ。お茶代出しなさいよ。ね」
キョン「はあ?まだ長門が来てないじゃないか。それにお前、なんか元気ないな」
ハルヒ「…有希なら、来てるじゃない」
長門「あ、あの、おはよう」
みくる「…」
古泉「んっふ」
キョン「え、お前、長門」
長門「…うん」
キョン「イメチェンしたのか?」
長門「…変、かな?」
キョン「いや、似合ってると思うぞ。特にポニテとか」(おっぱいも)
長門「…本当?」
キョン「ああ、本当だ」
長門「…よかった」ニッコリ
キョン・古泉・みくる「!!!」
ハルヒ「ほら、こんなとこ突っ立てないで喫茶店行くわよ!」イライラ
~喫茶店~
ハルヒ「じゃあ午前中は、あたし・古泉君・みくるちゃんグループと
有希・キョングループね」イライラ
キョン「長門、よろしくな」
長門「うん…頑張ろうね」
ハルヒ「ちょっとキョン!いくら有希がイメチェンして可愛くなったからって
なんかしたら死刑に処すわよ」
キョン「馬鹿!誰がそん…な…こと」
長門「…」カァァ
ハルヒ「まあいいわ。行きましょ、古泉君、みくるちゃん」
キョン「行っちまったな。じゃあ俺達も行くか」
長門「うん!」
キョン「長門はどこ行きたい?図書館か」
長門「今日は、いい。キョン君が決めて」
キョン「俺が決めるといってもなぁ。大して行きたい所は…
長門。今、何て言った?」
長門「え?えーっと、今日は、いい。かな」
キョン「違う!その後だよ」
長門「キョン君が決めて…かな?」
キョン(長門が、キョン君?)
長門「何かマズイ事言ったかな?」
キョン「いや、全然言ってないぞ。とりあえず河原でも歩いてみるか」
長門「うん。そうだね」
キョン「しかし、河原まで来てみたけど寒いな」
長門「…うん、でもここの景色好きかも」
キョン(駄目だ、長門と話してる気がしない)
「なあ、長門。お前なんかあったのか?何かあるなら俺に話してくれないか」
長門「…やっぱり変かな?」
キョン「変というか、いきなりだったから」
長門「実はね、お願いしたの。情報統合思念体に」
キョン「何をだ?」
長門「キョン達ともっと一緒に、笑ったりできる女の子になりたいって」
キョン「そ、そうか」
思念体 -ユキリンの奴、嘘つきやがったwwでも可愛いじゃないの!-
キョン「お前が望んだんだったらいいことだよな。
いや、あまりにも変わったからビックリしちゃって」
長門「ごめんね、心配させちゃって」
キョン「いや、あっ長門、足元に石が」
長門「え?きゃあっ」グラッ
キョン「危ない!」ガシッ
長門「あ、ありがとう」ドキドキ
キョン「ギリギリセーフだ」
長門「あ、あの…」
キョン「どうした?足くじいたか」
長門「…もう少しこのまま」
キョン「…」ドキドキ
長門「キョン、くん」
prrrr prrrr
キョン「ごめん、電話だ」
長門「…うん」
キョン「はい、なんだ?」
-キョン!ちょっと早いけどお昼にするから戻ってきなさい!-
キョン「わかったよ。じゃあな」
長門「……」
キョン「長門、ちょっと早いけど昼飯だとさ。戻ろうか」
長門「…うん、痛っ!」
キョン「どうしたんだ?」
長門「さっきので足痛めちゃったみたいで」
キョン「マジかよ。病院行くか?」
長門「そこまではひどくないみたい。ただ歩くのがちょっと今は」
キョン「しょがないな。ほれ」
長門「…そんな、いいよ」
キョン「いいから、おんぶしてやる」
長門「…じゃあ」ギュッ
キョン「やっぱり長門は軽いな」(おっぱいは柔らかいな)
長門「ごめんね」
キョン「何言ってんだよ。長門にはいつも助けられてるんだから、
これくらいはするさ」
長門「…あったかい。キョン君の背中」
キョン「それにさ、前に朝比奈さんもおんぶしたこともあるんだぜ。
こういうのには慣れっこだ」
長門「…そう」
~喫茶店~
ハルヒ「ふーん。それで足挫いちゃったから、おんぶしてたわけ」
キョン「そうだ」
ハルヒ「あたしはてっきり、キョンがやましいことでもしょうとしてるのかと
思ったわ」
キョン「断じて違う!なあ長門」
長門「…うん」
ハルヒ「まあいいわ。今日は大事をとって有希は帰りなさい。
古泉君とみくるちゃん、有希を家まで送ってあげて」
長門「そんな、私は大丈夫」
ハルヒ「いいから!おんぶされるくらいのケガなら今日は無理でしょ」
キョン「俺は?」
ハルヒ「あんたは居残りであたしと探索よ!いいわね」
キョン「へいへい」
ハルヒ「じゃあ行きましょ!有希、安静にしとくのよ。古泉君しっかりおぶってやってね」
古泉「行ってしまいましたね。じゃあ長門さんどうぞ僕の背中に」
みくる「あの、長門さん、大丈夫ですか?」
長門「…うるさい」
みくる「…え、何かいいましたか?」
長門「あなた達は先に帰ってて。私は行くところがあるから」
タッタッタッ
古泉「…走ってますね」
みくる「…走ってます」
ハルヒ「ほら、キョン見て!このいかにもインチキ臭い露店。
呪われた指輪とか売ってるかもしれないわ」
キョン「お前、店の人の前でそんなこと言うなよ」
ハルヒ「せっかくだから、何か買いましょうよ。値段も安いしあたしが奢ってあげる」
キョン「…いいよ別に」
ハルヒ「いいから!ほら、これなんかよくない?あたしがこの赤いガラスが入ってるので、
あんたがこの青いのが入ってるのにしましょうよ」
キョン(結構いいかもな)
ハルヒ「今、ちょっと欲しいって思ったでしょ?」
キョン「う…まあ否定はせん」
ハルヒ「じゃあ決定!これくださーい」
ハルヒ「ほら、キョン他にも色々見て回るわよ!」
キョン「はいはい、わかったわかった」
露店商(ったく、イチャイチャしやがって)
「お!お姉ちゃん何か欲しいのがあるのかい?」
長門「…同じのを」
露店商「同じのって?」
長門「さっき二人が買ったのと同じのを!」
露店商「ひぃ!わ、わかりましたよ。これね」
長門「…これお代」
タッタッタッ
露店商「一万円札…おつりいいのかよ」
ハルヒ「キョン!プリクラ撮りましょうよ」
キョン「いいよ、何かこっぱずかしいし」
ハルヒ「青春とはこっぱずかしい物なの!ほら早く」
キョン「やれやれ」
-フレームを選んでね-
ハルヒ「ほら、キョンどれにする?」
キョン「お前が決めろ」(ん、なんか気配が)
長門「……」
キョン「おい、ハルヒ。早く決めろ。後ろに誰か並んでるぞ」
ハルヒ「足が二本しか見えてないじゃない。一人でプリクラ撮るつもりかしら」
キョン「しっ、聞こえるぞ」
-それじゃあいくよ。はい、チーズ-
パシャ パシャ
ハルヒ「見てよキョン!あんたまで美白になってる」
キョン「ほら、早く出るぞ」
「…あれ?誰もいない」
ハルヒ「並んでたんじゃなくて、たまたま突っ立ってただけじゃないの」
キョン「…そうか」
ハルヒ「ほら、キョン半分あげる」
キョン「別にいいよ」
ハルヒ「ちょっとキョン、携帯貸して」
キョン「なんだよ、ほれ」
ハルヒ「おりゃー」ペタペタ
キョン「おい!勝手に貼るな」
ハルヒ「じゃあね、キョン」
キョン「ああ、また学校で」
ハルヒ「携帯のプリクラ、剥いだらだめよ。…あたしも貼っとくから」
キョン「わかったよ。じゃあな」
ハルヒ「じゃあ学校でまた!」
キョン(ったく、ハルヒの奴は本当に…でも楽しかったな)
ハルヒ「~♪」
長門「…」
ハルヒ「あれ?有希。こんなところで何してるのよ。安静にしてなきゃ駄目じゃない」
長門「何を、してたの」
ハルヒ「何って、キョンと不思議探索してたのよ」
長門「…嘘つき」
ハルヒ「え?あんたどうかしたの?」
長門「彼は、私のもの」
ハルヒ「はあ?彼って…キョンのこと?駄目よ有希、あいつはあたしの雑用係なんだから。
有希にはもっといい男がいるわ」
長門「…そう」
「じゃあ死んで!」
ハルヒ「ちょっと有希なんなのよ。そんなナイフなんか取り出して」
長門「彼は私のもの、彼は私のもの」
ダダダ
ハルヒ「ちょっと有希やめなさい!笑えないわよ」
「ひっ!」
-やめなさい。長門有希-
長門「!!!」
ハルヒ「やめて!…あれ、誰もいない。…幻覚でも見てたのかしら?」
思念体 -やはりあなたは壊れていたようですね-
長門「……」
思念体 -私が更新したプログラムでは、本来はあのような過激な行動には出ないはずなのに-
長門「…私は処分されるの?」
思念体 -残念ながら。彼らの記憶からも抹消します-
長門「…そう」
思念体 -後任は朝倉涼子。あなたです-
朝倉「ふふ、ごめんね長門さん」
思念体 -では、あなたの情報結合を解除します。むんっ-
パァァ
思念体 -では、あとは頼みましたよ。朝倉涼子-
朝倉「はいっ!」
~学校~
岡部「今日から転校してきた朝倉涼子さんだ」
朝倉「よろしくお願いします」
岡部「じゃあ席は、あそこで」
朝倉「ハイ」
キョン(こいつどこかでみたことあるような)
朝倉「よろしくね」
キョン「ああ、よろしく。…あれ、その指輪」
朝倉「これがどうしたの?」
キョン「俺も似たようなの持っててさ」
朝倉「…そう」ニヤリ
完
え?
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/12(水) 22:51:36.19:L5Y25l6A0ん?
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/13(木) 00:01:18.85:3ELUssiV0朝倉に長門が乗り移ったってオチか。ようやく気付いた
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/13(木) 00:11:46.60:TZVZ5oU10>>56
ゾクっとした
ゾクっとした
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俺の長門になにしやがる!!