- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:43:18.89:P5PztuxL0
澪「ふぇ?な、なんだよいきなり」
律「にしし、確かになー」
紬「凶器よねー♪」 キラキラ
澪「ちょっ!そ、そんな目でみるな!」
梓「凶器……」 ジーッ
澪「こっちも!?ゆ、唯!いきなり何言い出すんだよっ」
唯「えー、だって澪ちゃん敵の顔をおっぱいにうずめて窒息死とかさせそうじゃん」
澪「えっ」

【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」

【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww

【東方】ルックス100点の文ちゃん

【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:46:47.94:P5PztuxL0
澪「そっちの凶器か……いや、どういう凶器だよ!!」
律「あー」
澪「あーってなんだ!あーって!」
紬「あー」
澪「ムギまで!?」
唯「ね、なんかそういうヒロインとかなりそうだよね」
梓「まあ、そう言われてみればなんとなく……」
澪「なんとなくない!なんとなくないから!戻って来い梓!!」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:50:56.80:P5PztuxL0
唯「ね、だから澪ちゃんはそういうヒロインなんだよ」
梓「すごいです、澪先輩!」 キラキラ
澪「洗脳完了!?」
唯「もー、澪ちゃんも認めちゃいなよー♪」
澪「違うから!なんか事実として扱われてるけど違うから!」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:51:57.51:P5PztuxL0
紬「そうよ、唯ちゃん。澪ちゃんを追い詰めちゃだめ」
唯「ムギちゃん?」
澪「ムギ……」 ジーン
紬「ヒロインが正体を明かしたら変身できなくなっちゃうのよ」 ボソボソ
唯「なるほど!」 ポン
澪「納得するなー!」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:58:19.77:P5PztuxL0
澪「もう、なんなんだよこれ……」 ゲッソリ
律「なんだよ澪、ノリわるいなー」
澪「どんなノリを求められてるんだ、これ」
ガチャ
純「おじゃましまーす」
梓「あ、純」
唯「」 キュピーン
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:03:11.74:P5PztuxL0
純「梓、これ机の中に残ってたよ。明日提出でしょ?」
梓「あ!ごめん、ありがと!」
唯「澪ちゃん澪ちゃん!」
澪「ん?」
純「?」
唯「ほら見て、怪人が出たよ!倒さないと!!」
純「えっ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:08:28.56:P5PztuxL0
澪「おい唯、おまえな……」
唯「ほら見てよあれ!モッ………ふさふさ怪人だよ!倒さないと!」
律(モップって言った)
梓(モップって言おうとしてあんまりだと思って言い直した)
唯「さあいけ澪ちゃん!学園の平和をまもるんだ!!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:11:10.30:P5PztuxL0
純「えーと……私はどうすればいいんでしょう、これ」
澪「ほら、純ちゃんも困ってるだろ。謝れ、唯」
唯「えっ」
純「……」
唯「…困っ……ちゃった?」
純「がおー」
唯「やっぱり怪人だー!」 キャーキャー
澪「ノリがいい!?」 ガビーン
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:14:19.31:P5PztuxL0
梓「ごめんね、つき合わせて」
純「いやー、なんか楽しそうだし。がおー」
唯「キャーキャー!」
紬「キャーキャー!」
澪「なんだこれ」
律「なにやってるんだ!」
澪「うわっ。びっくりした」
律「善良な市民が怪獣に襲われるのを黙ってみてるなんて、それでもヒロインかっ!」
澪「いやヒロインじゃないから!」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:19:00.55:P5PztuxL0
律「あまったれるなー!」 ペチーン
澪「こそばい」
律「あなたがそんないくじなしだとは思わなかったわ!あなたなんてヒロインじゃない!」
澪「だからヒロインじゃ」
律「怖いならそこで見てればいいのよ!あんなやつわたしがやっつけてやるんだから!!」
澪「……どんなキャラ設定だよ」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:20:27.42:P5PztuxL0
律「いくわよ!うおおおおおおおおおっ!!」 トテテテテ
純「あ、ども」
律「……」
純「……」
律「……」
純「えい」 ペチ
律「ぎゃああああああああああああああっ!!!!!!!!!」 ドタバターン!
唯「ああっ、りっちゃんが!」
紬「りっちゃーーーーーーん!!!!!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:26:31.48:P5PztuxL0
律「う、うう……、やっぱり生身で怪人に立ち向かうのは…むり…だった……ぜ」 ゲ゙ホッゲホ
唯「しゃべっちゃだめだよ、りっちゃん!」
紬「生身の体で怪人の攻撃を受けるなんて……りっちゃん…っ」
律「……へへ、だ、だれか……が、まもらなきゃいけないんだ、だれかが……みんな……を」 チラッチラッ
紬「りっちゃん!ああ、なんて優しい!そして悲しい人!」 チラッチラッ
唯「だいじょうぶ!きっとヒロインが!きっと、ヒロインが助けにきてくれるよ!!」 チラッチラッ
澪「…………」
梓「澪先輩……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:29:24.56:P5PztuxL0
澪「やんないからな」
唯紬「「えーーーっ!」」
唯「ぶーぶー、みおちゃんノリわるーい」
紬「しゅーん」
律「だ、だいじょうぶ……だ……」
唯「りっちゃん?」
律「二人とも、あたしの手を……」
紬「え、ええ!」 ギュッ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:33:09.64:P5PztuxL0
律「いまからあたしの魂を……二人に預ける」
唯「ええっ?」
律「澪を……いや、ヒロインを!助けてやってくれ!」
紬「でも、でも!そんなことをしたら律ちゃんが!」
律「どっちにしろこの傷じゃあ助からないさ……それなら」
唯「でもでも、実際どうすればいいの?」
律「……始めてやるゲームには、チュートリアルが必要だろ?」 ニヤリ
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:34:35.22:P5PztuxL0
純(ほったらかしだなあ……)
唯「うわー、りっちゃんの魂のちからで私とムギちゃんの体がひかりかがやくー!」
紬「ものすごい力がながれこんでくるわー」
純(あ、なんかはじまった)
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:35:37.43:P5PztuxL0
澪「なにやってんだ……」
唯「ぽよぽよぽよー、わたしはおっぱいの精霊、ぽよぽよー」
澪「わっ、なんかこっちにくる」
唯「ぽよ!」 ガシッ
澪「えっ、なに!?」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:37:34.75:P5PztuxL0
紬「ぽよぽよー♪わたしもおっぱいの精霊ぽよー♪」
純「えっ、こっちも!?」
紬「ぽよ♪」 ガシッ
純「えっ?ていうかおっぱい?なんでおっぱい!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:42:07.88:P5PztuxL0
唯「ぽよ♪」 ズイッ
澪「わ、おすな!」
紬「ぽよー♪」 ズズズィッ
純「え、なに?なにが始まるの!?」
唯「ぽよー♪」
紬「ぽよよー♪」
澪「わわわっ!近い近い近いっ!」
純「ちょ、ぶつかっちゃいますよっ!」
紬「ぽよ♪」 ヒザ
純「えっ」 カックン
唯「ぽよー!」 グイッ
澪「わっ!」
ポニュン
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:47:06.44:P5PztuxL0
澪「ひっ、ひゃわわぁ」
純「もがが!?も?」
律「きまったあああああああ!!ヒロインの必殺技、おっぱい殺しだー!!!」
梓「死んだんじゃなかったんですか律先輩」
律「わたしは田井中律の霊魂よ!すぴりちゅある!」
梓「スピリチュアルをこんにちわ的な意味で使わないでください」
律「これからはピンチの時に現れてヒロインを支えるの!おっぱいと共にあらんことを!!」
梓「そこはせめて英語にしてください」
律「バストと共にあらんことを」
梓「Good」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:51:00.75:P5PztuxL0
純(わ、私の顔に澪先輩のおっぱいが?なんで?なんで!?)
澪「や、やめろ唯、こらっ」
唯「ぽよー♪」 グリングリン
紬「ぽよよー♪」 グリリン
澪「やあっ //// か、回転くわえるなぁ……」
純「ふおおぁぁぁ」 モゴモゴ
澪「や、喋っちゃ……熱い息が…… //// 」
純(もうなんでもいいや、楽しもう!!)
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:56:20.94:P5PztuxL0
純「ふもふも!」
澪「やんやん」
梓「……でも冷静に考えて」
律「うん?」
梓「しないですよね、窒息」
律「したらしたで大変だぞ」
梓「ですよね」
律「えー、コホン。ヒロインはそのおっぱいに敵の顔を埋めることで窒息する必殺技をもっていたがー!」
唯「ぽよ?」紬「よ?」
律「おっぱいの精霊の力により5分間おっぱいに埋めることで敵を倒せるようになったのだ!!」
唯「ぽよー」紬「了解ぽよー」
純(冗談じゃあないッッッッッ!!!!!!!)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:00:44.71:P5PztuxL0
純「ふも!ふもももも!!」 グリングリン
澪「やっ!ちょ、どうしたん…あっ!」 ビクンビクン
律「うおお!怪人が苦しみのた打ち回っているぞー!」
梓「あと1分でーす」
純(なんだって!?早い!早すぎるよッッ!!!)
純「もももー!」 ギリュンリュンリュン
澪「やーっ!!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:06:31.37:P5PztuxL0
純「もっもっもっ」 グリグリグリ
澪「あっ、んっ!」 ビクン
梓「十秒ー。9、8、7……」
純「もーっ!!!」 ググググッ
澪「や、ちょ!つぶれる!つぶれるっ」
梓「3、2、1」
唯『エクスプロージョン!』 パッ
紬「えっ?あ、ろ、ろーじょん!」 パッ
澪「…解放された」
純「もっもっもっ」
梓「おわりだよー」
純「やーん、もっとー」
律「ぐだぐだだなぁ」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:12:30.93:P5PztuxL0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
純「ということで!澪先輩のおっぱいで改心して良い子になりました」
唯「よかったね、純ちゃん!!」
梓「いや、時間切れになってもむしゃぶりついたままだったじゃん」
純「そ、それはー……」
紬「まあまあ、梓ちゃん。昔からいうじゃない?」
紬「“おっぱいが好きな人に悪い人はいない”……ってね!」
梓「いや、なんか綺麗にまとまりそうな雰囲気で言われても」
唯「そうそう、街を破壊する怪人が澪ちゃんのおっぱいのおかげで善良なおっぱい好きに生まれ変わったんだから」
梓「善良っていうんですか、それ」
紬「澪ちゃんのおっぱいには暴力性をおっぱい好きに還元する力があるのよ♪」
梓「なるほどそれはスゴイデスネー」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:17:06.75:P5PztuxL0
澪「モウ オヨメニ イケナイ」
唯「ほら澪ちゃん、そんなとこでまるまってないで!」
紬「そうよ!澪ちゃんのおっぱいに秘められた力があかされたんだから!」
澪「もうほっといてくれぇーっ」
唯「もう!そんなこといったらテキと戦えないよっ」
澪「だれと戦わせる気だ、だれとっ!」
唯「………」
唯「だれだろ?」 キョトン
澪「ハァ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~ドア~~~~~~
ファンクラブ会員A「これは」
ファンクラブ会員B「いいこと聞いちゃった!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:26:15.17:P5PztuxL0
会員A「5分よ5分!澪先輩のおっぱいを5分間堪能できるの!」
会員B「5分もあればあんなこともこんなことも……キャー!!」
会員A「キャー!キャー!」
会員B「キャー!!!」
???「……なにやってるの?」
会員AB「!!!」 ビクーーン
~~~~~ドア~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「だからさー、純ちゃんみたいな怪人が」
澪「誰がやってくれるんだよ、そんなの……」
純「私が言うのもなんですけど、こんな馬鹿っぽいことに乗ってくれる人ってそうそう……」
キャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!
澪「!?」
唯「悲鳴だよ、澪ちゃん!!!」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:30:25.94:P5PztuxL0
ガチャン
会員A「キャーッ!」
会員B「か、怪人ですーっ」
澪「ええっ!?」
唯「やっぱりいたんだよ!」
紬「一匹見れば20匹っていうものね!」
純「えっ」
唯「さ、どんな怪人が……!」
曜子「」 チョコン
澪「え」
曜子「が、がお」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:34:39.01:P5PztuxL0
澪「佐々木さん!?」
唯「佐々木曜子ちゃん!」
紬「澪ちゃんファンクラブの会員で第7話のお茶会に参加した佐々木曜子さん!!」
曜子「えへー」
澪「な、なんで?」
曜子「えーと」
曜子「……」
曜子「や、やっぱり恥ずかしい //// 」 カァ
会員A「先輩!」
会員B「順番譲ったのにそりゃないっすよ先輩!!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:50:34.46:P5PztuxL0
曜子「そ、そうね!がんばらないと」 グッ
曜子「がおーっ」
唯「曜子ちゃんが怪人になっちゃった!どうしよう!」
律「助けてやれよ、澪」
澪「やだっ」
紬「だめよ、澪ちゃん!一度怪人になってしまったら、元に戻る方法は澪ちゃんのおっぱいだけ!」
澪「そ、そんなこといわれても」
曜子「がおー、がおー」
紬「このままだと佐々木さんは家に帰っても怪人のままで家族に心配されてしまうわ!!」
曜子「えっ」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:58:50.18:P5PztuxL0
純「…怪人になるって恐ろしいことだったんですね」
紬「そうよ!怪人になっても見た目は変わらないから単なる頭の弱い子だと思われてしまうのよ!!」
曜子「がおー!そんなのいやー!秋山さん助けてーっ」
澪「そ、そんなこといわれてもっ」
曜子「うう、おねがいよぉ、秋山さん……私が昨日お風呂洗うの忘れたから、今日のお母さん機嫌悪いの……」
澪「で、でも……でも」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:59:14.11:P5PztuxL0
紬「助けてあげて、澪ちゃん!」
唯「けっこうリアルなピンチだよ!澪ちゃん!!」
律「クラスメートの家庭のピンチを見捨てるのか!澪ーーーっ!!」
澪「う、うう……っ!」
曜子「秋山さん……おねがい。たすけて……」 ホロリ
澪「佐々木さん…、っく……!」
モニュン
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:19:15.10:P5PztuxL0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すうじつご!
ガチャ
梓「おはようございまー」
梓「あれ?澪先輩、どうしたんですか?机につっぷして」
澪「もう……いや」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会員G「ガオー!」
澪「わー!」
会員H「ガオー!」
澪「きゃー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:20:14.34:P5PztuxL0
梓「あれからずっとですか」
澪「どうしてこんなことに……」
律「どうやら澪ちゃんファンクラブに情報が出回ったみたいでなー」
唯「澪ちゃん大活躍だね!」 ふんす
紬「うふふふ♪」
梓「べつに付き合わなくてもいいのに」
澪「だって、私がやらなきゃみんな家に帰ってもあのままだし……」
梓(まだ引きずってるんだ、あの設定…)
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:23:55.39:P5PztuxL0
唯「怪人も沢山出てきて盛り上がってきたね!」 フンス
紬「そろそろボス的存在が現れる頃よね!」 キラキラ
澪「ううう……」
???「ふふふふふ」
律「その声は!?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:30:58.26:P5PztuxL0
バーン
曽我部「真打ち登場よ!!」
澪「曽我部先輩ッッッ!?」
梓「うわあ」
唯「うおおおお!怪人スーツだ!かっこいいーー!!」
曽我部「ふふふ、このスーツを作るのに手間取って出遅れてしまったわ」
律「でもそのぶん作りは完璧!さすが曽我部先輩、情熱が違うぜ!!」
紬「すてき!」
曽我部「おほほほほ、あ、じゃなくてガオー、ガホホホホ」
梓「うわあ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:36:25.03:P5PztuxL0
唯「さ、澪ちゃん!」
澪「ええっ!?でも知ってる人相手だと、なんか!なんか!」
紬「そんなこと言ってちゃだめよ!曽我部先輩は大学生なのよ!?」
澪「えっ」
紬「澪ちゃんがしっかりしないと、先輩はあの怪人スーツのままキャンバスライフを過ごすことになるのよ!」
曽我部「ふ……ふふふふ、おっぱいのためなら、その程度のリスクぅぅぅぅっ!」 ギリギリギリ
律「平気なわけがない……!曽我部先輩は、命をかけているんだ!」
紬「全ては澪ちゃんと、戦うために……っ。ああ、なんてかなしい物語なの!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:40:47.78:P5PztuxL0
曽我部「さあ!私の人間としての意識が残っているうちに!」
澪「そ、そんなこと言われてもっ」
唯「澪ちゃん!」
律「澪!」
紬「澪ちゃん!!」
梓「ケーキうめぇ」
『ちょっとまったああああああああああああ!!!』
ガチャバターン
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:45:02.09:P5PztuxL0
さわ子「そこまでよッッ!」 バーン
澪「さわ子先生!!」
律「さわちゃん!……ってぎゃああああ!!」
梓「なんてカッコしてるんですか!その歳でセーラー服は犯罪です!!!」
紬「いえアリよ!アリアリアリアリ!!!」
さわ子「ふっ、さわ子?いいえ、私はセーラーさわ子!澪ちゃんのピンチを助けにきたの!」 キラッ☆
唯「うわあ」
さわ子「いやちょっと唯ちゃんに引かれるとわりとマジでヘコむからやめて」
唯「あ、ごめんね。でもうわあ」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:47:27.05:P5PztuxL0
さわ子「ということで曽我部さん!私が相手よ!」
曽我部「ええっ!?ちょ、誰が得するんですかそれ!」
さわ子「ああっ、でもこのままだとパワーが足りなくて戦えないわっ!!」
曽我部「!?」
さわ子「澪ちゃん、いますぐパフパフパワーを補給よ!!」
澪「えーーーっ!?」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:52:59.23:P5PztuxL0
さわ子「パフパフ!パフパフ!」
澪「ちょ、ちょっとまってください!落ち着いて!」
さわ子「澪ちゃんのパフパフ前にして落ち着いてられますかー!」 ドカーン
曽我部「同感です先生!」 ドカーン
律「共闘した!?」
さわ子「だめ!共闘しちゃだめよ!私が澪ちゃんからパフパフパワーもらって倒すんだから!」
曽我部「お言葉ですが先生!暴力では何も解決しません!あくまで澪たんのおっぱいで浄化してもらわないと!!」
さわ子「ウェP式なの!?くっ、さすがにウェディングドレスは用意してないわっ」
ガチャ
和「律?あなたまた書類の提……出」
曽我部「」
さわ子「」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:00:04.49:AwMPox2A0
和「……何してるんですか」
曽我部「え、えーと……あ、あは、あはははは」
さわ子(ちょ、ちょっと!あなたがここで戦意喪失したら私の澪ちゃんのおっぱいがパーになるじゃない!) ボソボソ
曽我部「はっ、そうか!わ、わたしは怪人になったのよ!ガオーガオー」
和「……やっぱり、最近のファンクラブの騒ぎは曽我部先輩の仕業でしたか」
曽我部「うっ」
和「いますぐ止めてください。FCの子たちにも止めるように言ってください」
曽我部「……ううう」
さわ子「そこでヘコんでどうするの!後戻りできないのよ、私たちは!」
曽我部「そ、そうね!怪人になったら澪たんのおっぱいじゃないと元に戻れないのよ!ガオー!」
和「……はぁ。わかりました。出直してきます」
ガチャ バタン
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:09:36.25:AwMPox2A0
曽我部「……勝った」
さわ子「ふっ、口ほどにもないわね、生徒会長」
律「忘れてるかもしれないけどさわちゃんは善玉だぞー」
さわ子「お、覚えてるわよっ!さあ、正義のために澪ちゃんのおっぱいちゅっちゅよ!!」
澪「ぎゃー!!」
曽我部「だめです!私が澪たんのおっぱいで癒されるんです!!」
澪「ひゃあああ!!!」
さわ子「おっぱい!」 曽我部「おっぱああい!!!」
ガチャ
和「こちらです」
曽我部母「 」
曽我部「え」
さわ子「 」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:12:01.45:3dNsUU8wP
曽我部母「あ、あんた…………」
曽我部「あ、いや、これ……は」
曽我部母「あんたなにやってんのおおおおおおおおおおお!!!!」 ドカーン
曽我部「ごめんなさいお母さん!ごめんなさいいいっ!!!」
曽我部母「ほんとにあんた、いい歳して!こんな格好して恥ずかしいと思わないのっ!!!」
さわ子「うぐっ」
曽我部母「恥ずかしいよ!お母さんは恥ずかしい!もう、なんでこんなふうに育っちゃったのか……」 グスッグスッ
さわ子「ぐぐっ」
曽我部「うううううう」
律「……核兵器を持ってきやがった」
和「犯罪者の説得に母親を連れてくるのは常套手段でしょ?」
梓「にしても、見てるこっちが不憫です」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:20:30.64:AwMPox2A0
曽我部母「先生!」 クルッ
さわ子「は、ひゃいっ!」
曽我部母「本当に申し訳ありません、この子にはちゃんと言って聞かせますので、ほら、謝りなさいあんたも!」
曽我部「ううう、申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ」 グスングスン
さわ子「い、いえ、いいんですのよ、その本人も反省しているようですから……」
曽我部母「本当にもうこの子は、卒業してからもこんな迷惑かけて……」
紬「さわ子先生の服にはあえて触れない……」
梓「でもセーラー服の教師が父兄と深刻な話してる絵面って」
律「確実に噂が近所を駆け巡るな……曽我部先輩の実家って確か学校からそれほど遠くな」
さわ子「あはははははは」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:31:10.87:AwMPox2A0
戦いは終わった……。
真鍋和が使用した最終兵器"父兄召喚"により、第一次みおぱい戦争は幕を閉じた。
怪人の首領、曽我部恵は立ち直れない精神的なダメージを受け、戦線復帰は絶望的と見られている。
正義のヒロインセーラーさわ子は、今もご近所の冷たい視線に耐えながら日常生活を送っているという。
戦いに犠牲はつきものなのである。ファンクラブには怪人禁止令が出された。
怪人になったが最後、生徒会に連行され父母召喚の儀が行われるという厳しいものである。
これにより、二度と今回の悲劇は繰り返されないものと和は確信している。
だが、本当にそうだろうか?
秋山澪のおっぱいがあるところに、争いあり。これは歴史が示す事実である。
いまこの瞬間も、我々の知らぬところで、みおぱいを狙う第三勢力が
虎視眈々と戦力を蓄えている可能性は、決して否定できるものではないのだ。
『がおー』
完
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:32:12.77:3dNsUU8wP
澪「そっちの凶器か……いや、どういう凶器だよ!!」
律「あー」
澪「あーってなんだ!あーって!」
紬「あー」
澪「ムギまで!?」
唯「ね、なんかそういうヒロインとかなりそうだよね」
梓「まあ、そう言われてみればなんとなく……」
澪「なんとなくない!なんとなくないから!戻って来い梓!!」
唯「ね、だから澪ちゃんはそういうヒロインなんだよ」
梓「すごいです、澪先輩!」 キラキラ
澪「洗脳完了!?」
唯「もー、澪ちゃんも認めちゃいなよー♪」
澪「違うから!なんか事実として扱われてるけど違うから!」
紬「そうよ、唯ちゃん。澪ちゃんを追い詰めちゃだめ」
唯「ムギちゃん?」
澪「ムギ……」 ジーン
紬「ヒロインが正体を明かしたら変身できなくなっちゃうのよ」 ボソボソ
唯「なるほど!」 ポン
澪「納得するなー!」
澪「もう、なんなんだよこれ……」 ゲッソリ
律「なんだよ澪、ノリわるいなー」
澪「どんなノリを求められてるんだ、これ」
ガチャ
純「おじゃましまーす」
梓「あ、純」
唯「」 キュピーン
純「梓、これ机の中に残ってたよ。明日提出でしょ?」
梓「あ!ごめん、ありがと!」
唯「澪ちゃん澪ちゃん!」
澪「ん?」
純「?」
唯「ほら見て、怪人が出たよ!倒さないと!!」
純「えっ」
澪「おい唯、おまえな……」
唯「ほら見てよあれ!モッ………ふさふさ怪人だよ!倒さないと!」
律(モップって言った)
梓(モップって言おうとしてあんまりだと思って言い直した)
唯「さあいけ澪ちゃん!学園の平和をまもるんだ!!」
純「えーと……私はどうすればいいんでしょう、これ」
澪「ほら、純ちゃんも困ってるだろ。謝れ、唯」
唯「えっ」
純「……」
唯「…困っ……ちゃった?」
純「がおー」
唯「やっぱり怪人だー!」 キャーキャー
澪「ノリがいい!?」 ガビーン
梓「ごめんね、つき合わせて」
純「いやー、なんか楽しそうだし。がおー」
唯「キャーキャー!」
紬「キャーキャー!」
澪「なんだこれ」
律「なにやってるんだ!」
澪「うわっ。びっくりした」
律「善良な市民が怪獣に襲われるのを黙ってみてるなんて、それでもヒロインかっ!」
澪「いやヒロインじゃないから!」
律「あまったれるなー!」 ペチーン
澪「こそばい」
律「あなたがそんないくじなしだとは思わなかったわ!あなたなんてヒロインじゃない!」
澪「だからヒロインじゃ」
律「怖いならそこで見てればいいのよ!あんなやつわたしがやっつけてやるんだから!!」
澪「……どんなキャラ設定だよ」
律「いくわよ!うおおおおおおおおおっ!!」 トテテテテ
純「あ、ども」
律「……」
純「……」
律「……」
純「えい」 ペチ
律「ぎゃああああああああああああああっ!!!!!!!!!」 ドタバターン!
唯「ああっ、りっちゃんが!」
紬「りっちゃーーーーーーん!!!!!」
律「う、うう……、やっぱり生身で怪人に立ち向かうのは…むり…だった……ぜ」 ゲ゙ホッゲホ
唯「しゃべっちゃだめだよ、りっちゃん!」
紬「生身の体で怪人の攻撃を受けるなんて……りっちゃん…っ」
律「……へへ、だ、だれか……が、まもらなきゃいけないんだ、だれかが……みんな……を」 チラッチラッ
紬「りっちゃん!ああ、なんて優しい!そして悲しい人!」 チラッチラッ
唯「だいじょうぶ!きっとヒロインが!きっと、ヒロインが助けにきてくれるよ!!」 チラッチラッ
澪「…………」
梓「澪先輩……」
澪「やんないからな」
唯紬「「えーーーっ!」」
唯「ぶーぶー、みおちゃんノリわるーい」
紬「しゅーん」
律「だ、だいじょうぶ……だ……」
唯「りっちゃん?」
律「二人とも、あたしの手を……」
紬「え、ええ!」 ギュッ
律「いまからあたしの魂を……二人に預ける」
唯「ええっ?」
律「澪を……いや、ヒロインを!助けてやってくれ!」
紬「でも、でも!そんなことをしたら律ちゃんが!」
律「どっちにしろこの傷じゃあ助からないさ……それなら」
唯「でもでも、実際どうすればいいの?」
律「……始めてやるゲームには、チュートリアルが必要だろ?」 ニヤリ
純(ほったらかしだなあ……)
唯「うわー、りっちゃんの魂のちからで私とムギちゃんの体がひかりかがやくー!」
紬「ものすごい力がながれこんでくるわー」
純(あ、なんかはじまった)
澪「なにやってんだ……」
唯「ぽよぽよぽよー、わたしはおっぱいの精霊、ぽよぽよー」
澪「わっ、なんかこっちにくる」
唯「ぽよ!」 ガシッ
澪「えっ、なに!?」
紬「ぽよぽよー♪わたしもおっぱいの精霊ぽよー♪」
純「えっ、こっちも!?」
紬「ぽよ♪」 ガシッ
純「えっ?ていうかおっぱい?なんでおっぱい!?」
唯「ぽよ♪」 ズイッ
澪「わ、おすな!」
紬「ぽよー♪」 ズズズィッ
純「え、なに?なにが始まるの!?」
唯「ぽよー♪」
紬「ぽよよー♪」
澪「わわわっ!近い近い近いっ!」
純「ちょ、ぶつかっちゃいますよっ!」
紬「ぽよ♪」 ヒザ
純「えっ」 カックン
唯「ぽよー!」 グイッ
澪「わっ!」
ポニュン
澪「ひっ、ひゃわわぁ」
純「もがが!?も?」
律「きまったあああああああ!!ヒロインの必殺技、おっぱい殺しだー!!!」
梓「死んだんじゃなかったんですか律先輩」
律「わたしは田井中律の霊魂よ!すぴりちゅある!」
梓「スピリチュアルをこんにちわ的な意味で使わないでください」
律「これからはピンチの時に現れてヒロインを支えるの!おっぱいと共にあらんことを!!」
梓「そこはせめて英語にしてください」
律「バストと共にあらんことを」
梓「Good」
純(わ、私の顔に澪先輩のおっぱいが?なんで?なんで!?)
澪「や、やめろ唯、こらっ」
唯「ぽよー♪」 グリングリン
紬「ぽよよー♪」 グリリン
澪「やあっ //// か、回転くわえるなぁ……」
純「ふおおぁぁぁ」 モゴモゴ
澪「や、喋っちゃ……熱い息が…… //// 」
純(もうなんでもいいや、楽しもう!!)
純「ふもふも!」
澪「やんやん」
梓「……でも冷静に考えて」
律「うん?」
梓「しないですよね、窒息」
律「したらしたで大変だぞ」
梓「ですよね」
律「えー、コホン。ヒロインはそのおっぱいに敵の顔を埋めることで窒息する必殺技をもっていたがー!」
唯「ぽよ?」紬「よ?」
律「おっぱいの精霊の力により5分間おっぱいに埋めることで敵を倒せるようになったのだ!!」
唯「ぽよー」紬「了解ぽよー」
純(冗談じゃあないッッッッッ!!!!!!!)
純「ふも!ふもももも!!」 グリングリン
澪「やっ!ちょ、どうしたん…あっ!」 ビクンビクン
律「うおお!怪人が苦しみのた打ち回っているぞー!」
梓「あと1分でーす」
純(なんだって!?早い!早すぎるよッッ!!!)
純「もももー!」 ギリュンリュンリュン
澪「やーっ!!」
純「もっもっもっ」 グリグリグリ
澪「あっ、んっ!」 ビクン
梓「十秒ー。9、8、7……」
純「もーっ!!!」 ググググッ
澪「や、ちょ!つぶれる!つぶれるっ」
梓「3、2、1」
唯『エクスプロージョン!』 パッ
紬「えっ?あ、ろ、ろーじょん!」 パッ
澪「…解放された」
純「もっもっもっ」
梓「おわりだよー」
純「やーん、もっとー」
律「ぐだぐだだなぁ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
純「ということで!澪先輩のおっぱいで改心して良い子になりました」
唯「よかったね、純ちゃん!!」
梓「いや、時間切れになってもむしゃぶりついたままだったじゃん」
純「そ、それはー……」
紬「まあまあ、梓ちゃん。昔からいうじゃない?」
紬「“おっぱいが好きな人に悪い人はいない”……ってね!」
梓「いや、なんか綺麗にまとまりそうな雰囲気で言われても」
唯「そうそう、街を破壊する怪人が澪ちゃんのおっぱいのおかげで善良なおっぱい好きに生まれ変わったんだから」
梓「善良っていうんですか、それ」
紬「澪ちゃんのおっぱいには暴力性をおっぱい好きに還元する力があるのよ♪」
梓「なるほどそれはスゴイデスネー」
澪「モウ オヨメニ イケナイ」
唯「ほら澪ちゃん、そんなとこでまるまってないで!」
紬「そうよ!澪ちゃんのおっぱいに秘められた力があかされたんだから!」
澪「もうほっといてくれぇーっ」
唯「もう!そんなこといったらテキと戦えないよっ」
澪「だれと戦わせる気だ、だれとっ!」
唯「………」
唯「だれだろ?」 キョトン
澪「ハァ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~ドア~~~~~~
ファンクラブ会員A「これは」
ファンクラブ会員B「いいこと聞いちゃった!」
会員A「5分よ5分!澪先輩のおっぱいを5分間堪能できるの!」
会員B「5分もあればあんなこともこんなことも……キャー!!」
会員A「キャー!キャー!」
会員B「キャー!!!」
???「……なにやってるの?」
会員AB「!!!」 ビクーーン
~~~~~ドア~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「だからさー、純ちゃんみたいな怪人が」
澪「誰がやってくれるんだよ、そんなの……」
純「私が言うのもなんですけど、こんな馬鹿っぽいことに乗ってくれる人ってそうそう……」
キャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!
澪「!?」
唯「悲鳴だよ、澪ちゃん!!!」
ガチャン
会員A「キャーッ!」
会員B「か、怪人ですーっ」
澪「ええっ!?」
唯「やっぱりいたんだよ!」
紬「一匹見れば20匹っていうものね!」
純「えっ」
唯「さ、どんな怪人が……!」
曜子「」 チョコン
澪「え」
曜子「が、がお」
澪「佐々木さん!?」
唯「佐々木曜子ちゃん!」
紬「澪ちゃんファンクラブの会員で第7話のお茶会に参加した佐々木曜子さん!!」
曜子「えへー」
澪「な、なんで?」
曜子「えーと」
曜子「……」
曜子「や、やっぱり恥ずかしい //// 」 カァ
会員A「先輩!」
会員B「順番譲ったのにそりゃないっすよ先輩!!」
曜子「そ、そうね!がんばらないと」 グッ
曜子「がおーっ」
唯「曜子ちゃんが怪人になっちゃった!どうしよう!」
律「助けてやれよ、澪」
澪「やだっ」
紬「だめよ、澪ちゃん!一度怪人になってしまったら、元に戻る方法は澪ちゃんのおっぱいだけ!」
澪「そ、そんなこといわれても」
曜子「がおー、がおー」
紬「このままだと佐々木さんは家に帰っても怪人のままで家族に心配されてしまうわ!!」
曜子「えっ」
純「…怪人になるって恐ろしいことだったんですね」
紬「そうよ!怪人になっても見た目は変わらないから単なる頭の弱い子だと思われてしまうのよ!!」
曜子「がおー!そんなのいやー!秋山さん助けてーっ」
澪「そ、そんなこといわれてもっ」
曜子「うう、おねがいよぉ、秋山さん……私が昨日お風呂洗うの忘れたから、今日のお母さん機嫌悪いの……」
澪「で、でも……でも」
紬「助けてあげて、澪ちゃん!」
唯「けっこうリアルなピンチだよ!澪ちゃん!!」
律「クラスメートの家庭のピンチを見捨てるのか!澪ーーーっ!!」
澪「う、うう……っ!」
曜子「秋山さん……おねがい。たすけて……」 ホロリ
澪「佐々木さん…、っく……!」
モニュン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すうじつご!
ガチャ
梓「おはようございまー」
梓「あれ?澪先輩、どうしたんですか?机につっぷして」
澪「もう……いや」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会員G「ガオー!」
澪「わー!」
会員H「ガオー!」
澪「きゃー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「あれからずっとですか」
澪「どうしてこんなことに……」
律「どうやら澪ちゃんファンクラブに情報が出回ったみたいでなー」
唯「澪ちゃん大活躍だね!」 ふんす
紬「うふふふ♪」
梓「べつに付き合わなくてもいいのに」
澪「だって、私がやらなきゃみんな家に帰ってもあのままだし……」
梓(まだ引きずってるんだ、あの設定…)
唯「怪人も沢山出てきて盛り上がってきたね!」 フンス
紬「そろそろボス的存在が現れる頃よね!」 キラキラ
澪「ううう……」
???「ふふふふふ」
律「その声は!?」
バーン
曽我部「真打ち登場よ!!」
澪「曽我部先輩ッッッ!?」
梓「うわあ」
唯「うおおおお!怪人スーツだ!かっこいいーー!!」
曽我部「ふふふ、このスーツを作るのに手間取って出遅れてしまったわ」
律「でもそのぶん作りは完璧!さすが曽我部先輩、情熱が違うぜ!!」
紬「すてき!」
曽我部「おほほほほ、あ、じゃなくてガオー、ガホホホホ」
梓「うわあ」
唯「さ、澪ちゃん!」
澪「ええっ!?でも知ってる人相手だと、なんか!なんか!」
紬「そんなこと言ってちゃだめよ!曽我部先輩は大学生なのよ!?」
澪「えっ」
紬「澪ちゃんがしっかりしないと、先輩はあの怪人スーツのままキャンバスライフを過ごすことになるのよ!」
曽我部「ふ……ふふふふ、おっぱいのためなら、その程度のリスクぅぅぅぅっ!」 ギリギリギリ
律「平気なわけがない……!曽我部先輩は、命をかけているんだ!」
紬「全ては澪ちゃんと、戦うために……っ。ああ、なんてかなしい物語なの!」
曽我部「さあ!私の人間としての意識が残っているうちに!」
澪「そ、そんなこと言われてもっ」
唯「澪ちゃん!」
律「澪!」
紬「澪ちゃん!!」
梓「ケーキうめぇ」
『ちょっとまったああああああああああああ!!!』
ガチャバターン
さわ子「そこまでよッッ!」 バーン
澪「さわ子先生!!」
律「さわちゃん!……ってぎゃああああ!!」
梓「なんてカッコしてるんですか!その歳でセーラー服は犯罪です!!!」
紬「いえアリよ!アリアリアリアリ!!!」
さわ子「ふっ、さわ子?いいえ、私はセーラーさわ子!澪ちゃんのピンチを助けにきたの!」 キラッ☆
唯「うわあ」
さわ子「いやちょっと唯ちゃんに引かれるとわりとマジでヘコむからやめて」
唯「あ、ごめんね。でもうわあ」
さわ子「ということで曽我部さん!私が相手よ!」
曽我部「ええっ!?ちょ、誰が得するんですかそれ!」
さわ子「ああっ、でもこのままだとパワーが足りなくて戦えないわっ!!」
曽我部「!?」
さわ子「澪ちゃん、いますぐパフパフパワーを補給よ!!」
澪「えーーーっ!?」
さわ子「パフパフ!パフパフ!」
澪「ちょ、ちょっとまってください!落ち着いて!」
さわ子「澪ちゃんのパフパフ前にして落ち着いてられますかー!」 ドカーン
曽我部「同感です先生!」 ドカーン
律「共闘した!?」
さわ子「だめ!共闘しちゃだめよ!私が澪ちゃんからパフパフパワーもらって倒すんだから!」
曽我部「お言葉ですが先生!暴力では何も解決しません!あくまで澪たんのおっぱいで浄化してもらわないと!!」
さわ子「ウェP式なの!?くっ、さすがにウェディングドレスは用意してないわっ」
ガチャ
和「律?あなたまた書類の提……出」
曽我部「」
さわ子「」
和「……何してるんですか」
曽我部「え、えーと……あ、あは、あはははは」
さわ子(ちょ、ちょっと!あなたがここで戦意喪失したら私の澪ちゃんのおっぱいがパーになるじゃない!) ボソボソ
曽我部「はっ、そうか!わ、わたしは怪人になったのよ!ガオーガオー」
和「……やっぱり、最近のファンクラブの騒ぎは曽我部先輩の仕業でしたか」
曽我部「うっ」
和「いますぐ止めてください。FCの子たちにも止めるように言ってください」
曽我部「……ううう」
さわ子「そこでヘコんでどうするの!後戻りできないのよ、私たちは!」
曽我部「そ、そうね!怪人になったら澪たんのおっぱいじゃないと元に戻れないのよ!ガオー!」
和「……はぁ。わかりました。出直してきます」
ガチャ バタン
曽我部「……勝った」
さわ子「ふっ、口ほどにもないわね、生徒会長」
律「忘れてるかもしれないけどさわちゃんは善玉だぞー」
さわ子「お、覚えてるわよっ!さあ、正義のために澪ちゃんのおっぱいちゅっちゅよ!!」
澪「ぎゃー!!」
曽我部「だめです!私が澪たんのおっぱいで癒されるんです!!」
澪「ひゃあああ!!!」
さわ子「おっぱい!」 曽我部「おっぱああい!!!」
ガチャ
和「こちらです」
曽我部母「 」
曽我部「え」
さわ子「 」
死ねるww
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:12:55.33:JL9opuBIP和ちゃん、鬼畜すぎ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:14:52.30:AwMPox2A0曽我部母「あ、あんた…………」
曽我部「あ、いや、これ……は」
曽我部母「あんたなにやってんのおおおおおおおおおおお!!!!」 ドカーン
曽我部「ごめんなさいお母さん!ごめんなさいいいっ!!!」
曽我部母「ほんとにあんた、いい歳して!こんな格好して恥ずかしいと思わないのっ!!!」
さわ子「うぐっ」
曽我部母「恥ずかしいよ!お母さんは恥ずかしい!もう、なんでこんなふうに育っちゃったのか……」 グスッグスッ
さわ子「ぐぐっ」
曽我部「うううううう」
律「……核兵器を持ってきやがった」
和「犯罪者の説得に母親を連れてくるのは常套手段でしょ?」
梓「にしても、見てるこっちが不憫です」
曽我部母「先生!」 クルッ
さわ子「は、ひゃいっ!」
曽我部母「本当に申し訳ありません、この子にはちゃんと言って聞かせますので、ほら、謝りなさいあんたも!」
曽我部「ううう、申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ」 グスングスン
さわ子「い、いえ、いいんですのよ、その本人も反省しているようですから……」
曽我部母「本当にもうこの子は、卒業してからもこんな迷惑かけて……」
紬「さわ子先生の服にはあえて触れない……」
梓「でもセーラー服の教師が父兄と深刻な話してる絵面って」
律「確実に噂が近所を駆け巡るな……曽我部先輩の実家って確か学校からそれほど遠くな」
さわ子「あはははははは」
戦いは終わった……。
真鍋和が使用した最終兵器"父兄召喚"により、第一次みおぱい戦争は幕を閉じた。
怪人の首領、曽我部恵は立ち直れない精神的なダメージを受け、戦線復帰は絶望的と見られている。
正義のヒロインセーラーさわ子は、今もご近所の冷たい視線に耐えながら日常生活を送っているという。
戦いに犠牲はつきものなのである。ファンクラブには怪人禁止令が出された。
怪人になったが最後、生徒会に連行され父母召喚の儀が行われるという厳しいものである。
これにより、二度と今回の悲劇は繰り返されないものと和は確信している。
だが、本当にそうだろうか?
秋山澪のおっぱいがあるところに、争いあり。これは歴史が示す事実である。
いまこの瞬間も、我々の知らぬところで、みおぱいを狙う第三勢力が
虎視眈々と戦力を蓄えている可能性は、決して否定できるものではないのだ。
『がおー』
完
乙
面白かった怪獣の佐々木さん可愛いな
面白かった怪獣の佐々木さん可愛いな
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例えば俺とかな……
わちゃんマジ鬼畜
和むわー
ガオーガオー
電車の中なのに、不振人物になっちまったWWW