- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:07:24.40:Qj4d7TpS0
アジアカップ決勝トーナメントの初戦をひかえ、選手達は各々自由に休憩をとっていた。
自室で仮眠をとる、持参したゲームでリラックスする、など思い思いに時間を過ごす選手達。
キャプテンである長谷部は自室にて精神集中を行っていたのだが、隣から嬉々とした声が聞こえてきた。
長谷部「ん…?」
長谷部「随分盛り上がってるみたいだな…」
長谷部「隣に行ってみるか」
長谷部はゆっくりと立ち上がり隣室の遠藤の部屋へと向かった。
反対の隣室である内田の部屋からも少し物音がしていたのだが、彼はそれに気付けないでいた。

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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:11:41.58:iBbYxUC2O
ガチヤ…
長谷部が部屋に入ると、中では遠藤と岡崎、長友がなにやらテレビに視線を集めていた。大方ゲームでもしているのだろう。
「ゲームでもやってるのか?」
と、長谷部が画面を覗き込もうとすると、
岡崎「あっ!!ヤ、ヤットさん!」
遠藤「おおっ!?」
突然プチン、とテレビの電源は遠藤に落とされてしまった。
見ると、下にはDVDプレーヤーが。
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:13:50.12:iBbYxUC2O
長谷部「なんだよ、水くさいな…見られるとマズイものでも見てたのか?」
日本代表とはいえ彼らも健全な男性、そういった類の物だと考えるのが妥当であろう。
にやけ顔で話しかける長谷部に対し、三人は九死に一生を得たような顔つきであった。
長友「あ~、えっと…」
ガチャ
スタッフ「皆さん、食事です」
長谷部「ん?ああ、ありがとう」
長谷部「じゃあ飯らしいから行こう」
岡崎「そ、そうっすね」
長谷部「……?」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:16:01.38:aGz/WKkH0
午前の内にコンディション調整も終わり、普段とは異なるゆったりとした雰囲気の中昼食をとる代表メンバー。
長谷部自身も昼食を楽しもうとする一方で、選手達のケアにも気をつかう。
長谷部「ケイスケ、前いいか?」
本田「勿論」
それにしても中々どうして上品な食事である、ここ数年で自分に対する環境がすっかり変わった事をやはり自覚せずにはいられない。
長谷部「…緊張は?」
本田「あらへんよ、むしろワクワクしてる」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:20:09.17:iBbYxUC2O
長谷部「ほほう」
ワールドカップの時と違う重圧がアジアカップにはある。
それは『当然』の感覚である。ワールドカップで久々のベスト16という言葉は日本のサポーター達の期待感を盛り上げると同時にアジアでは敵無しといった感覚すら作ってしまう。
実際のところ、今大会はギリギリのところで決勝トーナメントに駒を進めており、決して楽とは言い難い。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:25:13.40:iBbYxUC2O
長谷部「ははっ、どういう心臓してるんd……?」
長谷部が本田から少し視線を外すと先程の三人がなにやらこっそりと話をしている姿が見えた。
長谷部「…」
長谷部「ケイスケすまん、ちょっとトイレ」
本田「?」
長谷部は思い立ったように動き出した。
しかし、長谷部は見逃してしまう。異質な雰囲気を放っていたのはその三人だけで無いことに。
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:26:07.42:o3TER+4eP
やはり気になる、三人の表情は普段のチームメイトとじゃれあうような雰囲気ではなくどことなく緊張したそれであった。
遠藤の部屋に着いた長谷部。
長谷部「三人には悪いが…」
ガチャ
スタスタ
長谷部「…このプレーヤーの中身、やっぱり確認しておくか」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:31:28.94:iBbYxUC2O
カパッ
長谷部「…」
長谷部「な……!!」
長谷部が見たもの、それは。
長谷部「…けいおん?」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:32:55.44:XDpgJRHz0
ガチャ
岡崎「あ~~!!ほら、ヤットさん!やっぱりバレちゃいましたよ」
長友「まぁまぁ、ザキ、折角だから見せようぜ」
遠藤「あ~これはしょうがないな」
長谷部「これは…どういう?」
長友「ザキが持ってきたんすよ、ザキが」
岡崎「ちょ、ちょって待て!お前が持ってこいって…」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:35:56.17:iBbYxUC2O
長谷部「これは…アニメかなんか?」
遠藤「そうそう、『けいおん!』って言うんだけど、意外と面白いんだこれが」
長谷部「そう…なのか」
呆れたような安心したような気持ちがしたのは当然であろう。いきなり30代の男にこのアニメが面白い、と言われてすぐに納得できる方が不自然である。
長友「ヤットさん、今から見ますか?」
遠藤「そうだな、そうしよう」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:40:38.81:iBbYxUC2O
岡崎「折角だから内田も呼びません?」
岡崎「あいつ意外とこういうの好きそうだし」
長友「それいいな。ヤットさんそれでもいいっすか?」
遠藤「ああ、いいんじゃないか?こういうのは大勢いた方がいいしな」
三人にとっては普通の会話だろうが長谷部にとってはまさしく異次元の会話である。
しかしここで誘いを断るようではキャプテンの名折れ、受けざるをえない。
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:44:01.20:iBbYxUC2O
それでも彼に与えたダメージは大きい。
長谷部「あ~、俺が誘ってくるよ」
長谷部「キャプテンの誘いって箔がある方が内田も来やすいだろうし」
岡崎「すいません長谷部さん、じゃあこっちは準備しときますんで」
バタン
長谷部「……」
長谷部「とりあえず内田の部屋に行こう…」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:46:17.37:B3L728Wx0
長谷部「(落ち着け落ち着け…)」
長谷部「(今まで急な事態なんていくらでもあったじゃないか…)」
長谷部「(今は、そう。吉田が退場してしまったようなもの、そう考えよう)」
長谷部が色々と思考の渦から抜け出すとちょうど内田の部屋の前まで来ていた。
コンコン
長谷部「内田~いるか~?」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:53:53.86:iBbYxUC2O
しかし、長谷部がなんどノックをしても返事はない。
まだ食事をとっているのだろうか?それとも岡崎達のように違う部屋に集まっているのだろうか?
長谷部「(闇雲にさがしてもしょうがないしな…一度部屋に戻ろう)」
そう思い、踵を返して再び遠藤の部屋へ向かおうとした時、
前田「長谷部さん、どうかしたんですか?」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:04:07.99:iBbYxUC2O
声の主は前田であった。
今回が正式に代表に入ったようなものと本人は考えているらしく、長谷部は一度前田から選手間のコミュニケーションの相談を受けた事がある。
長谷部「…内田を見てませんか?」
前田「いや…見てないっすね」
長谷部「そうか…」
長谷部「前田さんもどうです?今からヤットさんのところで何か見るらしいですよ」
前田「そうなんすか、じゃあ俺も行こうかな…」
内心長谷部は自分が受けてもいないファールを演出したような気分になっていたが、自分がこの後入っていく世界にはどうしても道連れが必要なのも事実であった。
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:44:49.61:iBbYxUC2O
ガチャ
長友「長谷部さんありがとうございます」
長谷部「いや、大丈夫大丈夫」
岡崎「あれ?前田さんも来てくれたんですか?」
前田「あぁ…まずかったかな?」
長友「とんでもないっすよ!おいザキ前田さんに失礼な事言うなよ」
岡崎「ごめんごめん、ちょっとテンション上がっちゃって」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:46:47.07:iBbYxUC2O
遠藤「お~い、準備できたぞ~」
見るとなにやら先程の状態とはうってかわっており、テレビではなくプロジェクター、暗くて良く見えないがわたあめのような菓子類まで揃っていた。一体どこからこんな物を。
長谷部「こ…これは凄いな…」
長友「じゃあいきますよ~」
・
・・
・・・
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:49:02.84:iBbYxUC2O
Cagayake! Girls!
ヂャヂャヂャ ヂャヂャ~
最後にアニメを見たのは一体何年前だろうか、あまり覚えていないがこういった顔つきをしたキャラクターが映るアニメは見たことがないと思う。
事前に話を聞かずに見始めた前田さんはどうだろう、と一瞬横に目をやると…
前田「……………」
完全に虚を衝かれている様子だ、無理もないだろう。
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:50:17.85:iBbYxUC2O
長友「いやあ、やっぱり憂ちゃんはかわいいな~!!」
岡崎「何言ってるんだ、どう考えてもりっちゃんだろ。常識的に考えてもあんな妹はいない」
遠藤「………和ちゃんだよね、やっぱり」
所々何を言っているのか分からないが恐らく登場人物の名前であろう。
前田「あ~、この人いいかな…」
見ると、眼鏡をかけた女性が映っている。
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:51:38.52:TCx5ZpjE0
一瞬しか映らなかったので分かりにくいが物腰の柔らかそうな女性に見えた。
すると、
長友「あ~さわちゃんも良いですよね!大人の魅力っていうか…」
岡崎「うんうん」
長友「応援してくれたら何時間でもダッシュできるよ俺!!」
前田さんも嬉しそうだ。なぜ。
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:56:20.28:iBbYxUC2O
唯『とりあえず、軽音部ってところに~』
長友「あぁあ、やっぱり唯ちゃんもかわいいなチキショウ!!」
岡崎「浮気性なやつだな」
遠藤「浮気は良くないな、うん」
長谷部「確かに」
前田「ザキ、これどんな名前のアニメなの?」
岡崎「これは『けいおん!』ってやつです」
岡崎「それで『けいおん!!』ってのもあるんですk」
遠藤「ザキ!和ちゃんのセリフが聞こえないから後!」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:57:02.12:vNTd4RJk0
岡崎「あ、すいません」
ピッチの時よりも熱を帯びた声だった。まがりなりにも日本代表として共に戦い皆の性格は把握できたと思っていたが…
岡崎「あ!りっちゃああああん!」
大きな間違いだったと言うほかない。
・・・
・・
・
長友「いやぁ、やっぱり何回見てもいいっすね。けいおん!は」
岡崎「やっぱり持ってきて正解だったな」
前田「次見よう、次」
遠藤「ノッてきたな~、よし次~」
長友「うん!!」
長谷部以外「たん!!」
頭痛がしてきた。
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:59:46.54:7BCMG5XZ0
長谷部「…」
長谷部「ちょっとトイレ行ってくるよ」
遠藤「おぉ、じゃあ先見てるわ」
長谷部「はい」
前田「このわたあめ唯ちゃん達写ってる!」
長友「あぁ、これはザキが買ってきたやつです」
岡崎「ローソンで期間限定で売ってたんですよ」
遠藤「こういうとき海外組は厳しいよな~」
長谷部「……」
ガチャン
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:06:19.41:ZqPD+ZUy0
長谷部「(正直予想外だったな…)」
長谷部「(ひょっとしたらヤットさん達以外にも俺の知らない秘密があるのかも…)」
直近レス
①:一度部屋に戻ろう
②:そういえば内田はどうしてるだろうか
③:ケイスケのところにでも行こうか…
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:10:56.85:7BCMG5XZ0
長谷部「(そういえば、内田はどうしてるだろうか)」
長谷部「戻ってるかも知れないしな…」
スタスタ…
長谷部「ん…?」
川島「あ、長谷部さん」
なぜだか知らないが川島は自室の前で仁王立ちしていた。さながらボールを拒む守護神である。
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:23:07.29:iBbYxUC2O
長谷部「内田がここを通らなかったか?」
川島「いや、ウッt…内田はちょっと見てないっすね…」
長谷部「そうか」
なにか川島の言葉に引っ掛かるものはあったが深くは気にしない事にした。
そうこうしてる間に内田の部屋に着いた。
コンコン
………
やはり戻ってはいないようだ。隣の部屋に行っているんじゃないだろうか?
隣の部屋は香川、年齢も近いので話し込んでいるのではないだろうか。
長谷部「よし…入ってみるか」
コンコン
長谷部「香川、いるか?」
香川「あ、はい」
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:26:03.92:XqHT5T+90
長谷部「部屋に入ってもいいか?」
香川「あ~ちょっと待ってて下さい」
香川「ちょっと散らかってるんで」
ガサゴソガサ
普段の自分だったら片付けをあまりしていないだけ。と思えるが…今の自分の判断力を長谷部は信じられずにいた。
香川も自分の知らない世界をもっているのだろうか…
ガチャ
香川「お待たせしました、どうぞ」
長谷部「あ、ああ」
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:31:31.45:rRqO40740
部屋に入ってみるとそこには……
細貝がいた。
実際こんなに驚く事ではない筈だが、どうしても身構えてしまう。
長谷部「お、細貝もいたのか…」
細貝「どもっす」
香川「それで、長谷部さんどうかしたんですか?」
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:35:50.48:5gKUeX4a0
長谷部「いや、ちょっと試合前日に1人ずつ腹を割って話そうかと思ってな」
香川「腹を割って、ですか」
長谷部「そんなに深く考えなくても大丈夫、雑談みたいなものさ」
細貝「………」ソワソワ
今までの経験が伝えている。
細貝がどこかおかしい。
これは間違いなく最初の岡崎達と同じ反応。
長谷部「細貝、どうかしたか?」
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:43:28.83:iBbYxUC2O
細貝「あ、いえ、何でもないっす。」
長谷部は疑問ではなく好奇の心がふつふつと沸き始めていることを自覚した。
それとなく探りを入れる。
長谷部「最近の調子はどうだ?二人とも具合は悪くないか?」
つつ、と。さりげなく長谷部はベッドの方に近付き手をさりげなく泳がせた。
香川「……!!」
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:47:41.87:iBbYxUC2O
もはや“さりげなく”だらけのオンパレードであり、とても自然な動きとは言えなかったが、何かが長谷部を強くつき動かしていた。
そしてベッドの下の方で少し手を潜らせてみたところ…
細貝「あ、ちょ……長谷部さん!」
コツン
何かが手に触れた。
ラバーの感触であった。
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:47:55.69:qUrU9dKZO
それを手にとり引っ張りだすと…
陰茎の形に合うように作られ、空洞のあるものだった。
細貝「…………んああ」
長谷部「……ん?」
香川「あっちゃ~」
香川「長谷部さん、これは黙っといてくれませんか?」
香川「それ、細貝に買ってきたヤツなんです」
細貝「……」
長谷部「そうか、わかった。」
香川「どうも」
長谷部「…ところで」
香川「はい」
長谷部「これは何に使うんだ?」
長谷部以外「は?」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:54:53.82:yo7J9mQD0
どうして細貝がああも慌てていたのかはついぞ分からなかったが、長谷部は香川の頼みを承諾し部屋を出た。
長谷部「(さて…次はどうしようかな…)」
①:ケイスケの所へ行こう、てっきり忘れていた。
②:ケイスケと明日の試合について話し合おうかな。
③:ケイスケに会いに行こう。あいつも秘密を持ってるかも知れないしな。
直近レス
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:02:21.07:YNRgInzp0
長谷部「(ケイスケに会いに行こう。あいつにも秘密があるのかも知れないしな。)」
先程別れた場所かそれとも本田の部屋へいくのか悩んだが、結局本田の部屋へ向かう事にした。
コンコン
長谷部「ケイスケ、いるか?」
本田「あぁ、いるよ」
長谷部「入るぞ…」
ガチャ…
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:13:20.49:EGTASZemO
長谷部は愕然とした。
今までの予想、いや経験を覆す光景が広がっていたからである。
部屋に流れるBGMがわりの音楽はに透き通るような高い歌声。
まるで本当の本田の部屋のように秩序だてて貼られているポスター
本田が持参しているパソコンからはラジオの音源が流れている。
それらのポスターの下には……
田村ゆかり、と書かれていた。
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:14:08.29:ImVSiRim0
長谷部「ケイスケ…これは…」
本田「俺は、大きなゆかりんのポスターしか見てない。」
長谷部「し…しかしお前には嫁さんが」
本田「誰が嫁は1人って決めたん?」
長谷部「(なっ……)」
何を言っているのか、長谷部には皆目検討がつかなかった。今まで本田がテレビで出したようなビッグマウスのように聞こえたが、それよりもさらに自信に満ちた声であった。
長谷部「それが常識だろう、普通は」
本田「それはごもっともだけど俺の考えは違った。」
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:24:17.96:YDldFNkRO
長谷部「ケイスケはそれでいいんだな?」
本田「自信がなけりゃ、やっていられないでしょ」
長谷部「周りの目は厳しいかも知れないぞ?」
本田「何で他人が俺の道を決めんねん。自分の道は、自分で決める」
長谷部「………そうか」
改めて気付いた、本田は自分よりもずっと先を見据えているのだと。自分にわがままな性格を初めてうらやましいと感じた。
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:34:31.25:QnrYYl1F0
本田の部屋を出た後、長谷部は直感した。
内田の部屋にいくべきである、と。
長谷部の足は自然と内田篤人の部屋へと向かった。
コンコン
長谷部「内田…入れるぞ」
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:35:55.14:ZNJk20mQO
内田「スースー」
長谷部「……」
内田はぐっすりと眠りに落ちていた。まるで薬を飲んだかのように。
ウッチー「スースー」
長谷部「練習の疲れか…起こすのは無粋だな」
内田きゅん「スースー」
内田の寝顔を見ていたらなぜか気がフッと軽くなった気がした。これが内田が人を惹き付ける魅力なのだろう。
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:45:15.08:cs1n51pa0
そろそろ部屋を出ようと長谷部が立ち上がったその時
ガチャ
長谷部「……!?」
今野「長谷部…?」
今野「ま、まさか……!!!!」
長谷部「いや、俺は何も…」
バタン
逃げ出すように部屋を出た。得たいの知れない威圧感があの時今野にはあった。
そもそも今野は内田の部屋に…?
しかもあの“まさか”とはなんだったのだろうか。
長谷部「……気のせいか。部屋に戻ろう」
ドアが閉じた時今野と内田の声が長谷部に届く事は、なかった。
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:59:03.90:EGTASZemO
長谷部が自室に戻る途中、藤本と吉田がなにやらじゃれあっていたが、特筆すべきことはなかった。
長谷部「ふぅ、今日は練習が無かったのに大分疲れたな…」
長谷部「……ん?」
さっきはいたはずの川島が扉の前にいない。それどころか扉が微妙に空いてさえいる。
長谷部「……」
長谷部「入って…みるか」
ガチャ
325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:01:23.92:AsjwX83T0
長谷部がドアを開けると、そこには
岩政
本田(拓)
川島
人類の宇宙が、そこには広がっていた。
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:03:32.89:MRrrFGgS0
長谷部は思わず目を背けた。
これはまだ自分、いや人類には早すぎる。
最初のアニメのキャラクターが恋しいとまで思うようになってしまった。
それほど長谷部は意識が錯乱していたのだ。
ドンッ
長谷部「うっ……」
長谷部は背中を強く押され、完全に部屋の中に入ってしまった。
長谷部が振り返ると、そこには。
李「ヒーローに…なりたくないか?」
そして長谷部は宇宙(コスモス)を知った。
340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:09:52.96:CP/ZjqhR0
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:10:12.57:4a9JtAG20
岡崎「いや~『けいおん!』全部見ちゃいましたね」
遠藤「『けいおん!』は見ると止まらないからなぁ!!」
長友「今度はいつ『けいおん!!』見ます?」
前田「ワールドカップに見るか!!」
岡崎「いいっすね!」
前田「それにしてもあずにゃん…可愛かったなぁ」
前田「さっさと優勝してあずにゃんのキャラソン買いにいかないと…」
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:14:46.30:4a9JtAG20
後にザッケローニ監督はこう語った。
ザック「トーナメント前日にチームの士気が一段と上がった。今回の優勝はあのとき決まっていたと思う」と。
そしてそのチームを支えた長谷部の貢献は日本中に知れ渡るのである。
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:21:24.06:jrpxSf35i
ガチヤ…
長谷部が部屋に入ると、中では遠藤と岡崎、長友がなにやらテレビに視線を集めていた。大方ゲームでもしているのだろう。
「ゲームでもやってるのか?」
と、長谷部が画面を覗き込もうとすると、
岡崎「あっ!!ヤ、ヤットさん!」
遠藤「おおっ!?」
突然プチン、とテレビの電源は遠藤に落とされてしまった。
見ると、下にはDVDプレーヤーが。
長谷部「なんだよ、水くさいな…見られるとマズイものでも見てたのか?」
日本代表とはいえ彼らも健全な男性、そういった類の物だと考えるのが妥当であろう。
にやけ顔で話しかける長谷部に対し、三人は九死に一生を得たような顔つきであった。
長友「あ~、えっと…」
ガチャ
スタッフ「皆さん、食事です」
長谷部「ん?ああ、ありがとう」
長谷部「じゃあ飯らしいから行こう」
岡崎「そ、そうっすね」
長谷部「……?」
早くもチンポがバキバキにおっ勃ッちまってるんだが
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:16:17.09:iBbYxUC2O午前の内にコンディション調整も終わり、普段とは異なるゆったりとした雰囲気の中昼食をとる代表メンバー。
長谷部自身も昼食を楽しもうとする一方で、選手達のケアにも気をつかう。
長谷部「ケイスケ、前いいか?」
本田「勿論」
それにしても中々どうして上品な食事である、ここ数年で自分に対する環境がすっかり変わった事をやはり自覚せずにはいられない。
長谷部「…緊張は?」
本田「あらへんよ、むしろワクワクしてる」
長谷部「ほほう」
ワールドカップの時と違う重圧がアジアカップにはある。
それは『当然』の感覚である。ワールドカップで久々のベスト16という言葉は日本のサポーター達の期待感を盛り上げると同時にアジアでは敵無しといった感覚すら作ってしまう。
実際のところ、今大会はギリギリのところで決勝トーナメントに駒を進めており、決して楽とは言い難い。
長谷部「ははっ、どういう心臓してるんd……?」
長谷部が本田から少し視線を外すと先程の三人がなにやらこっそりと話をしている姿が見えた。
長谷部「…」
長谷部「ケイスケすまん、ちょっとトイレ」
本田「?」
長谷部は思い立ったように動き出した。
しかし、長谷部は見逃してしまう。異質な雰囲気を放っていたのはその三人だけで無いことに。
長谷部主人公www
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:29:02.67:iBbYxUC2Oやはり気になる、三人の表情は普段のチームメイトとじゃれあうような雰囲気ではなくどことなく緊張したそれであった。
遠藤の部屋に着いた長谷部。
長谷部「三人には悪いが…」
ガチャ
スタスタ
長谷部「…このプレーヤーの中身、やっぱり確認しておくか」
カパッ
長谷部「…」
長谷部「な……!!」
長谷部が見たもの、それは。
長谷部「…けいおん?」
またこのパターンか…続けろ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:34:13.59:iBbYxUC2Oガチャ
岡崎「あ~~!!ほら、ヤットさん!やっぱりバレちゃいましたよ」
長友「まぁまぁ、ザキ、折角だから見せようぜ」
遠藤「あ~これはしょうがないな」
長谷部「これは…どういう?」
長友「ザキが持ってきたんすよ、ザキが」
岡崎「ちょ、ちょって待て!お前が持ってこいって…」
長谷部「これは…アニメかなんか?」
遠藤「そうそう、『けいおん!』って言うんだけど、意外と面白いんだこれが」
長谷部「そう…なのか」
呆れたような安心したような気持ちがしたのは当然であろう。いきなり30代の男にこのアニメが面白い、と言われてすぐに納得できる方が不自然である。
長友「ヤットさん、今から見ますか?」
遠藤「そうだな、そうしよう」
岡崎「折角だから内田も呼びません?」
岡崎「あいつ意外とこういうの好きそうだし」
長友「それいいな。ヤットさんそれでもいいっすか?」
遠藤「ああ、いいんじゃないか?こういうのは大勢いた方がいいしな」
三人にとっては普通の会話だろうが長谷部にとってはまさしく異次元の会話である。
しかしここで誘いを断るようではキャプテンの名折れ、受けざるをえない。
それでも彼に与えたダメージは大きい。
長谷部「あ~、俺が誘ってくるよ」
長谷部「キャプテンの誘いって箔がある方が内田も来やすいだろうし」
岡崎「すいません長谷部さん、じゃあこっちは準備しときますんで」
バタン
長谷部「……」
長谷部「とりあえず内田の部屋に行こう…」
見せてくれ内田
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:49:45.22:iBbYxUC2O長谷部「(落ち着け落ち着け…)」
長谷部「(今まで急な事態なんていくらでもあったじゃないか…)」
長谷部「(今は、そう。吉田が退場してしまったようなもの、そう考えよう)」
長谷部が色々と思考の渦から抜け出すとちょうど内田の部屋の前まで来ていた。
コンコン
長谷部「内田~いるか~?」
しかし、長谷部がなんどノックをしても返事はない。
まだ食事をとっているのだろうか?それとも岡崎達のように違う部屋に集まっているのだろうか?
長谷部「(闇雲にさがしてもしょうがないしな…一度部屋に戻ろう)」
そう思い、踵を返して再び遠藤の部屋へ向かおうとした時、
前田「長谷部さん、どうかしたんですか?」
声の主は前田であった。
今回が正式に代表に入ったようなものと本人は考えているらしく、長谷部は一度前田から選手間のコミュニケーションの相談を受けた事がある。
長谷部「…内田を見てませんか?」
前田「いや…見てないっすね」
長谷部「そうか…」
長谷部「前田さんもどうです?今からヤットさんのところで何か見るらしいですよ」
前田「そうなんすか、じゃあ俺も行こうかな…」
内心長谷部は自分が受けてもいないファールを演出したような気分になっていたが、自分がこの後入っていく世界にはどうしても道連れが必要なのも事実であった。
ガチャ
長友「長谷部さんありがとうございます」
長谷部「いや、大丈夫大丈夫」
岡崎「あれ?前田さんも来てくれたんですか?」
前田「あぁ…まずかったかな?」
長友「とんでもないっすよ!おいザキ前田さんに失礼な事言うなよ」
岡崎「ごめんごめん、ちょっとテンション上がっちゃって」
遠藤「お~い、準備できたぞ~」
見るとなにやら先程の状態とはうってかわっており、テレビではなくプロジェクター、暗くて良く見えないがわたあめのような菓子類まで揃っていた。一体どこからこんな物を。
長谷部「こ…これは凄いな…」
長友「じゃあいきますよ~」
・
・・
・・・
Cagayake! Girls!
ヂャヂャヂャ ヂャヂャ~
最後にアニメを見たのは一体何年前だろうか、あまり覚えていないがこういった顔つきをしたキャラクターが映るアニメは見たことがないと思う。
事前に話を聞かずに見始めた前田さんはどうだろう、と一瞬横に目をやると…
前田「……………」
完全に虚を衝かれている様子だ、無理もないだろう。
長友「いやあ、やっぱり憂ちゃんはかわいいな~!!」
岡崎「何言ってるんだ、どう考えてもりっちゃんだろ。常識的に考えてもあんな妹はいない」
遠藤「………和ちゃんだよね、やっぱり」
所々何を言っているのか分からないが恐らく登場人物の名前であろう。
前田「あ~、この人いいかな…」
見ると、眼鏡をかけた女性が映っている。
長谷部は巨根だってなんかで読んでからそういう目でしか見られなくなった
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:54:05.03:iBbYxUC2O一瞬しか映らなかったので分かりにくいが物腰の柔らかそうな女性に見えた。
すると、
長友「あ~さわちゃんも良いですよね!大人の魅力っていうか…」
岡崎「うんうん」
長友「応援してくれたら何時間でもダッシュできるよ俺!!」
前田さんも嬉しそうだ。なぜ。
唯『とりあえず、軽音部ってところに~』
長友「あぁあ、やっぱり唯ちゃんもかわいいなチキショウ!!」
岡崎「浮気性なやつだな」
遠藤「浮気は良くないな、うん」
長谷部「確かに」
前田「ザキ、これどんな名前のアニメなの?」
岡崎「これは『けいおん!』ってやつです」
岡崎「それで『けいおん!!』ってのもあるんですk」
遠藤「ザキ!和ちゃんのセリフが聞こえないから後!」
こんな遠藤見たくねえwwwww
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 22:58:56.91:iBbYxUC2O岡崎「あ、すいません」
ピッチの時よりも熱を帯びた声だった。まがりなりにも日本代表として共に戦い皆の性格は把握できたと思っていたが…
岡崎「あ!りっちゃああああん!」
大きな間違いだったと言うほかない。
・・・
・・
・
長友「いやぁ、やっぱり何回見てもいいっすね。けいおん!は」
岡崎「やっぱり持ってきて正解だったな」
前田「次見よう、次」
遠藤「ノッてきたな~、よし次~」
長友「うん!!」
長谷部以外「たん!!」
頭痛がしてきた。
前田は確実にピッチにいるときよりアグレシッブだな
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:00:22.44:0jQRv4QP0長谷部以外って前田もかwwwww
順応早すぎwwww
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:04:59.04:iBbYxUC2O順応早すぎwwww
長谷部「…」
長谷部「ちょっとトイレ行ってくるよ」
遠藤「おぉ、じゃあ先見てるわ」
長谷部「はい」
前田「このわたあめ唯ちゃん達写ってる!」
長友「あぁ、これはザキが買ってきたやつです」
岡崎「ローソンで期間限定で売ってたんですよ」
遠藤「こういうとき海外組は厳しいよな~」
長谷部「……」
ガチャン
川島ははまったらキャラが喋るたびに叫びそうだな
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:10:16.93:iBbYxUC2O長谷部「(正直予想外だったな…)」
長谷部「(ひょっとしたらヤットさん達以外にも俺の知らない秘密があるのかも…)」
直近レス
①:一度部屋に戻ろう
②:そういえば内田はどうしてるだろうか
③:ケイスケのところにでも行こうか…
2
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:13:39.43:3nycOVjDPええい、川島×内田はまだか
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:15:12.72:xKPTTb+80おまえらウッチー大好きだなwwww
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:19:19.99:iBbYxUC2O長谷部「(そういえば、内田はどうしてるだろうか)」
長谷部「戻ってるかも知れないしな…」
スタスタ…
長谷部「ん…?」
川島「あ、長谷部さん」
なぜだか知らないが川島は自室の前で仁王立ちしていた。さながらボールを拒む守護神である。
長谷部「内田がここを通らなかったか?」
川島「いや、ウッt…内田はちょっと見てないっすね…」
長谷部「そうか」
なにか川島の言葉に引っ掛かるものはあったが深くは気にしない事にした。
そうこうしてる間に内田の部屋に着いた。
コンコン
………
やはり戻ってはいないようだ。隣の部屋に行っているんじゃないだろうか?
隣の部屋は香川、年齢も近いので話し込んでいるのではないだろうか。
長谷部「よし…入ってみるか」
コンコン
長谷部「香川、いるか?」
香川「あ、はい」
内田どこにいったんだ?
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:29:51.10:iBbYxUC2O長谷部「部屋に入ってもいいか?」
香川「あ~ちょっと待ってて下さい」
香川「ちょっと散らかってるんで」
ガサゴソガサ
普段の自分だったら片付けをあまりしていないだけ。と思えるが…今の自分の判断力を長谷部は信じられずにいた。
香川も自分の知らない世界をもっているのだろうか…
ガチャ
香川「お待たせしました、どうぞ」
長谷部「あ、ああ」
wktk
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:33:57.46:iBbYxUC2O部屋に入ってみるとそこには……
細貝がいた。
実際こんなに驚く事ではない筈だが、どうしても身構えてしまう。
長谷部「お、細貝もいたのか…」
細貝「どもっす」
香川「それで、長谷部さんどうかしたんですか?」
なんかギャルゲーみたいだな
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:37:40.78:iBbYxUC2O長谷部「いや、ちょっと試合前日に1人ずつ腹を割って話そうかと思ってな」
香川「腹を割って、ですか」
長谷部「そんなに深く考えなくても大丈夫、雑談みたいなものさ」
細貝「………」ソワソワ
今までの経験が伝えている。
細貝がどこかおかしい。
これは間違いなく最初の岡崎達と同じ反応。
長谷部「細貝、どうかしたか?」
細貝「あ、いえ、何でもないっす。」
長谷部は疑問ではなく好奇の心がふつふつと沸き始めていることを自覚した。
それとなく探りを入れる。
長谷部「最近の調子はどうだ?二人とも具合は悪くないか?」
つつ、と。さりげなく長谷部はベッドの方に近付き手をさりげなく泳がせた。
香川「……!!」
もはや“さりげなく”だらけのオンパレードであり、とても自然な動きとは言えなかったが、何かが長谷部を強くつき動かしていた。
そしてベッドの下の方で少し手を潜らせてみたところ…
細貝「あ、ちょ……長谷部さん!」
コツン
何かが手に触れた。
ラバーの感触であった。
なんだ このトキメキ
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:48:36.10:M5+/kskw0ゴクリ・・・
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 23:54:22.18:iBbYxUC2Oそれを手にとり引っ張りだすと…
陰茎の形に合うように作られ、空洞のあるものだった。
細貝「…………んああ」
長谷部「……ん?」
香川「あっちゃ~」
香川「長谷部さん、これは黙っといてくれませんか?」
香川「それ、細貝に買ってきたヤツなんです」
細貝「……」
長谷部「そうか、わかった。」
香川「どうも」
長谷部「…ところで」
香川「はい」
長谷部「これは何に使うんだ?」
長谷部以外「は?」
ウブい長谷部さんきたー
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:01:31.63:EGTASZemOどうして細貝がああも慌てていたのかはついぞ分からなかったが、長谷部は香川の頼みを承諾し部屋を出た。
長谷部「(さて…次はどうしようかな…)」
①:ケイスケの所へ行こう、てっきり忘れていた。
②:ケイスケと明日の試合について話し合おうかな。
③:ケイスケに会いに行こう。あいつも秘密を持ってるかも知れないしな。
直近レス
さん
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:02:28.88:Qt/MhIhx0△以外ないじゃんwwwww
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:07:34.42:EGTASZemO長谷部「(ケイスケに会いに行こう。あいつにも秘密があるのかも知れないしな。)」
先程別れた場所かそれとも本田の部屋へいくのか悩んだが、結局本田の部屋へ向かう事にした。
コンコン
長谷部「ケイスケ、いるか?」
本田「あぁ、いるよ」
長谷部「入るぞ…」
ガチャ…
長谷部は愕然とした。
今までの予想、いや経験を覆す光景が広がっていたからである。
部屋に流れるBGMがわりの音楽はに透き通るような高い歌声。
まるで本当の本田の部屋のように秩序だてて貼られているポスター
本田が持参しているパソコンからはラジオの音源が流れている。
それらのポスターの下には……
田村ゆかり、と書かれていた。
>>253
本田「世界一かわいいよおおおおおおおおおお!!」
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:13:54.62:YNRgInzp0本田「世界一かわいいよおおおおおおおおおお!!」
世界一可愛いよっ!
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:14:27.62:HCAye2UA0<ドウモアリガトッ
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:22:56.83:EGTASZemO長谷部「ケイスケ…これは…」
本田「俺は、大きなゆかりんのポスターしか見てない。」
長谷部「し…しかしお前には嫁さんが」
本田「誰が嫁は1人って決めたん?」
長谷部「(なっ……)」
何を言っているのか、長谷部には皆目検討がつかなかった。今まで本田がテレビで出したようなビッグマウスのように聞こえたが、それよりもさらに自信に満ちた声であった。
長谷部「それが常識だろう、普通は」
本田「それはごもっともだけど俺の考えは違った。」
やっぱり本田の破壊力はすごい
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:31:07.44:EGTASZemO長谷部「ケイスケはそれでいいんだな?」
本田「自信がなけりゃ、やっていられないでしょ」
長谷部「周りの目は厳しいかも知れないぞ?」
本田「何で他人が俺の道を決めんねん。自分の道は、自分で決める」
長谷部「………そうか」
改めて気付いた、本田は自分よりもずっと先を見据えているのだと。自分にわがままな性格を初めてうらやましいと感じた。
本田の名言濫用すんなwwww
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:47:03.23:j+Z30Wlk0本田語録
「挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ」
「何で他人が俺の進む道を決めんねん、自分の道は、自分が決める」
「誰が時計は片腕って決めたん?」
「サッカーで緊張したことはない」
「自信がなけりゃ、やっていられないでしょ」
「おれは大きな将来しか見てない」
それはごもっともだけど、俺の考えは違った」
「ボールを持ったら、とりあえず俺を見ておけ」
「覚悟を決めました」
「おれは“特別な存在”になる」
「やっぱり最後は個人の力。シュートを打つのは人なので」
「自分の完全な世界に入っていました」
「俺はチャンピオンになりたい。それが分かっていない選手には厳しく言いたい。」
「俺はリスクを背負えるポジションが合う」
「基本的に小さいころからサッカーは倒れたら負けというつもりでやってきた。あそこはうまく倒れて、PKをもらう選手がうまい選手だとしたら、おれはいい選手ではない」
「おれはゴール前だったら絶対パスは出さない。悪いけど、カラブロがフリーであろうがなんだろうが、前が空いていたらシュートを打つ」
「本田圭佑のストーリーは始まったばかり。今後の筋書きは、自分自身で決めることだと思う」
「代表は誇りだし、どんなタイトな日程でも呼ばれたらどこでも駆けつけるのが当然」
「打開しないと上にはいけない」
「どこでプレーしてもオレの成長はあるわけで」
「(サッカー教室で子供達に)君らもファン・デル・サールやスナイデルになれるんやで」
「全部取られたんですよ。最後におっさんが寄ってきて、お前のパンツもくれと。いやいや、パンツはいるやろと」
「誰もとめられない所まで1年で突入したい」
「レアルマドリードで活躍するイメージしかない」
「少々マークに付かれていてもボールを出してもらえればオレはやれる」
「試合中にフリーでいるとちょっとイラっとする。別に危ない選手と思われていないような感じになりますから」
「Depend on(me)」(オレに頼れ!)
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:34:17.18:EGTASZemO「挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ」
「何で他人が俺の進む道を決めんねん、自分の道は、自分が決める」
「誰が時計は片腕って決めたん?」
「サッカーで緊張したことはない」
「自信がなけりゃ、やっていられないでしょ」
「おれは大きな将来しか見てない」
それはごもっともだけど、俺の考えは違った」
「ボールを持ったら、とりあえず俺を見ておけ」
「覚悟を決めました」
「おれは“特別な存在”になる」
「やっぱり最後は個人の力。シュートを打つのは人なので」
「自分の完全な世界に入っていました」
「俺はチャンピオンになりたい。それが分かっていない選手には厳しく言いたい。」
「俺はリスクを背負えるポジションが合う」
「基本的に小さいころからサッカーは倒れたら負けというつもりでやってきた。あそこはうまく倒れて、PKをもらう選手がうまい選手だとしたら、おれはいい選手ではない」
「おれはゴール前だったら絶対パスは出さない。悪いけど、カラブロがフリーであろうがなんだろうが、前が空いていたらシュートを打つ」
「本田圭佑のストーリーは始まったばかり。今後の筋書きは、自分自身で決めることだと思う」
「代表は誇りだし、どんなタイトな日程でも呼ばれたらどこでも駆けつけるのが当然」
「打開しないと上にはいけない」
「どこでプレーしてもオレの成長はあるわけで」
「(サッカー教室で子供達に)君らもファン・デル・サールやスナイデルになれるんやで」
「全部取られたんですよ。最後におっさんが寄ってきて、お前のパンツもくれと。いやいや、パンツはいるやろと」
「誰もとめられない所まで1年で突入したい」
「レアルマドリードで活躍するイメージしかない」
「少々マークに付かれていてもボールを出してもらえればオレはやれる」
「試合中にフリーでいるとちょっとイラっとする。別に危ない選手と思われていないような感じになりますから」
「Depend on(me)」(オレに頼れ!)
本田の部屋を出た後、長谷部は直感した。
内田の部屋にいくべきである、と。
長谷部の足は自然と内田篤人の部屋へと向かった。
コンコン
長谷部「内田…入れるぞ」
入れんなよwwww
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:36:01.32:YNRgInzp0おいwww
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:36:10.29:EGTASZemO間違えた。
×入れるぞ
○入るぞ
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:36:37.50:QnrYYl1F0×入れるぞ
○入るぞ
>>287
素かよww
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:44:13.05:EGTASZemO素かよww
内田「スースー」
長谷部「……」
内田はぐっすりと眠りに落ちていた。まるで薬を飲んだかのように。
ウッチー「スースー」
長谷部「練習の疲れか…起こすのは無粋だな」
内田きゅん「スースー」
内田の寝顔を見ていたらなぜか気がフッと軽くなった気がした。これが内田が人を惹き付ける魅力なのだろう。
>>299
きゅんwww
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:44:54.31:9exBmm360きゅんwww
きゅん…?
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 00:52:10.90:EGTASZemOそろそろ部屋を出ようと長谷部が立ち上がったその時
ガチャ
長谷部「……!?」
今野「長谷部…?」
今野「ま、まさか……!!!!」
長谷部「いや、俺は何も…」
バタン
逃げ出すように部屋を出た。得たいの知れない威圧感があの時今野にはあった。
そもそも今野は内田の部屋に…?
しかもあの“まさか”とはなんだったのだろうか。
長谷部「……気のせいか。部屋に戻ろう」
ドアが閉じた時今野と内田の声が長谷部に届く事は、なかった。
長谷部が自室に戻る途中、藤本と吉田がなにやらじゃれあっていたが、特筆すべきことはなかった。
長谷部「ふぅ、今日は練習が無かったのに大分疲れたな…」
長谷部「……ん?」
さっきはいたはずの川島が扉の前にいない。それどころか扉が微妙に空いてさえいる。
長谷部「……」
長谷部「入って…みるか」
ガチャ
何だこのアドベンチャーゲーム的な行動力は
328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:02:29.09:EGTASZemO長谷部がドアを開けると、そこには
岩政
本田(拓)
川島
人類の宇宙が、そこには広がっていた。
宇宙wwwwwwww
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:08:41.02:EGTASZemO長谷部は思わず目を背けた。
これはまだ自分、いや人類には早すぎる。
最初のアニメのキャラクターが恋しいとまで思うようになってしまった。
それほど長谷部は意識が錯乱していたのだ。
ドンッ
長谷部「うっ……」
長谷部は背中を強く押され、完全に部屋の中に入ってしまった。
長谷部が振り返ると、そこには。
李「ヒーローに…なりたくないか?」
そして長谷部は宇宙(コスモス)を知った。
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 ̄~"'''‐-,.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡⊂二⊃::::::::::::::::::::::
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ノ::::/ ;:::::+::::。:::::::::::::::::::::::::::::
|::::| i::::::::::::::::::::::::::::::::::::・:::::
お前飽きただろwwww
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:13:42.48:EGTASZemO岡崎「いや~『けいおん!』全部見ちゃいましたね」
遠藤「『けいおん!』は見ると止まらないからなぁ!!」
長友「今度はいつ『けいおん!!』見ます?」
前田「ワールドカップに見るか!!」
岡崎「いいっすね!」
前田「それにしてもあずにゃん…可愛かったなぁ」
前田「さっさと優勝してあずにゃんのキャラソン買いにいかないと…」
軌道修正wwww
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:15:03.98:XLySM8uZ0前田wwwもうだめだwww
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:19:05.30:EGTASZemO後にザッケローニ監督はこう語った。
ザック「トーナメント前日にチームの士気が一段と上がった。今回の優勝はあのとき決まっていたと思う」と。
そしてそのチームを支えた長谷部の貢献は日本中に知れ渡るのである。
おい
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:21:24.53:EGTASZemOねみぃ…こんな長引くとは…
最後グダッてごめんなさい。
でも長谷部を存分に書けてよかった。
日本代表改めておめでとう!!
寝る
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:24:01.31:R26afNOp0最後グダッてごめんなさい。
でも長谷部を存分に書けてよかった。
日本代表改めておめでとう!!
寝る
乙
前田も宇宙見せてもらったらいいな
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 01:33:08.72:bDeE858hO前田も宇宙見せてもらったらいいな
乙
あの二人はSSでも出番なしか…
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 02:09:48.00:1tAo8wmoOあの二人はSSでも出番なしか…
乙!楽しませてもらったわ次回作に期待
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 02:25:31.47:OwSC2xWc0乙。マジでまた書いてくれwww
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 11:48:16.07:zHychGBzO楽しかったぜ!乙
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/01(火) 13:51:14.50:EGTASZemO忘れてた…
※この話はフィクションであり、実際の団体、個人とは一切無関係です。
※この話はフィクションであり、実際の団体、個人とは一切無関係です。










































コメント 6
コメント一覧 (6)
フィクションなの?
一人一人訪ねようとする時、何が起こるのかワクワクしながら読んでた
サッカー×二次元SSは需要あるだろ
もっとふえろ