- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:51:27.13:aJlntY+/O
男「『ひ、ろ、っ、て、く、だ、さ、い。な、ま、え、は』……雨で段ボールが溶けてて読めん。」
力士「……」
男「全く、ひどい親方もいたもんだな。おまえ、八百長でもしたのか?」
力士「……」
男「まぁいっか、来いよ。こんな冬にこのままじゃ凍えるだろ」
力士「……!」
こうして、力士との生活が始まった。

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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:55:39.72:aJlntY+/O
男「ほらよ、牛乳」
力士「……」
男「お前のために温めたんだから遠慮すんなよ」
力士「……」ふるふる
男「だめか。そういえば力士って何食べるんだっけ」
[力士 えさ]検索 カチッ
男「ちゃんこか」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:57:00.91:aJlntY+/O
男「……できたぞ。」
力士「!」
男「っても、買ってきたのを温めただけなんだけどな」
力士「♪♪♪」ハムッハフハフッハフッ
男「うまそうに食いやがって……」
力士「♪♪……」ガツガツッグッ……ンググッ
男「ああもうがっつくから!水のめ水!!」
男「(今度、もっとちゃんとしたのを作ってやろう)」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:58:53.53:aJlntY+/O
力士「……」ふー
男「満足か?」
力士「……」こくん
男「さて、次は……」
力士「……りき」
男「?」
力士「りき!」
男「!! お前、話せたのか」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:00:03.20:aJlntY+/O
男「でも、何を言ってるのかは分からないな」
力士「りき……」
男「ありがとう、とかだったら嬉しいんだがな」
力士「!!りき!りき!りき!」
男「……もしかして、そうなのか?」
力士「りき!!りき!りき!」
男「力士、お前ってやつは……!」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:01:54.03:aJlntY+/O
男「しかし、力士だからって名前も『力士』のままじゃ味気ないよな」
力士「りき?」
男「本当の名前は箱に書いてあったやつなんだろうけど……でも、これからは俺が面倒見るんだからいいよな。よし!」
力士「?」
男「おまえの名前は……リッキー!力士のリッキーだ!」
力士「りき?りき!りきりき!」
男「なんだ、嬉しいのか?……あはははやめろよくすぐったい!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:04:41.84:aJlntY+/O
男「さて、リッキー。早速だが」
力士「りき?」
男「お前を風呂に入れなきゃならん」
力士「りきー!」
男「風呂は嫌いなのか?でも、雨に濡れたままじゃ風邪ひくからな」
力士「りきぃ……」
男「そんな目をしてもだめです!入りなさい!」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:08:13.76:aJlntY+/O
ザッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ダバーーーーー
男「……風呂にはった湯が……」
男「一瞬でなくなった……だと…………」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:12:11.65:aJlntY+/O
力士「……」しゅーん
男「リッキー、お前が悪いわけじゃないからな」
力士「りき……」
男「だから、謝らなくていいって。ほら、タオルやるから体拭きな」
力士「……りき」
男「しかし、どうしようかな。この辺り、力士OKの銭湯とかあったっけ」
[銭湯 力士可]検索 カチッ
男「おお、意外と出てきた。よし行くか。」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:16:12.05:aJlntY+/O
男「リッキー、お出かけだぞ」
力士「りき?りき!」
男「はは、はしゃぐなって。っと、お出かけの前に」
力士「り?」
男「さっきちゃんこと一緒に買っておいたんだ。リード。」
力士「りき……」
男「お前が逃げるとは思えないけどな。一応、マナーとして。力士苦手な奴も世の中にはいるからなぁ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:19:24.18:aJlntY+/O
力士「りき!りき!」
男「おいリッキー、動くなって」
力士「りき!りきぃ!」
男「別に痛くないから!大丈夫だから!……えーと、付け方は」
力士「りきー!」
男「……『最後に、まわしに取り付け用金具を装着します』……と」
力士「りき?」
男「ほらできた」
力士「……りき!りき!」
男「何だよ、つける前はあんなに嫌がってたくせに。現金な奴だな」
力士「りき♪りき♪」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:23:50.49:aJlntY+/O
男「さ、行こうかリッキー」
力士「りき!」
男「!しまった、リッキー、廊下ではちょっと静かにしてくれないか」
力士「りき?」
男「……さっきは衝動的にお前を連れて来ちまったが、よく考えたらこのアパート力士NGなんだよ。って訳でバレたら超まずい」
力士「りきー!?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:27:55.52:aJlntY+/O
男「すっかり忘れてたなぁ、いや困った」
力士「……りき……」
男「?なんだ、また捨てられると思ってるのか?大丈夫だよリッキー、今更お前をあんな雨の中に戻すもんか。」
力士「りき?」
男「俺はお前を捨てない。近いうちに大家にかけ合ってみるよ。だめなら、このアパートを出たっていい」
力士「りき……」
男「そんな顔すんなよ。お前が心配することじゃない。責任はちゃんと取るから、な。」
力士「りき……!」
男「さ、今度は濡れないように傘をさしていこう」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:30:45.19:aJlntY+/O
‐銭湯‐
番台「やや、力士連れのお客さんとは」
男「ここが力士可だと聞いて」
番台「あぁ、力士は大歓迎さ!いい歳になったからもう連れてないけどな、昔はうちにも、それはそれは立派な力士がいたんだよ」
男「はぁ」
番台「しかしまぁ、お前さんとこの力士もなかなかのもんだな。今はちと汚れてるが、綺麗に洗ってやりゃきっと見違えるぞ」
男「だといいですが」
番台「俺の目に狂いはねぇさ!しっかり洗ってやんな!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:32:09.16:aJlntY+/O
‐入浴後‐
男「ほんとだ、見違えた」
力士「りきー」
番台「いやー、こんな上物の力士めったにお目にかかれねぇよ」
力士「りき♪りき♪」
男「お前……もしかして大関とか横綱だったりしないよな……?」
力士「り?」
番台「冗談言うんじゃないよ兄ちゃん、俺らみたいな庶民が連れてけるのはよくって十両ぐらいなもんだよ」
男「はは、ですよねぇ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:33:23.07:P+oZQ0Iq0
番台「しかし十両にしたって、こいつがタダ者じゃねぇのは確かだしなぁ。…………よし!」
男「?」
番台「サービスだ。兄ちゃんとこは特別に、今日の分と、さらにこれからの湯代をずっと割引してやんよ」
男「ええ、いいんですか!」
番台「同じ力士好きとしちゃあ、こいつがろくな手入れもされずに放っとかれる方がよっぽど堪えられねぇ。ウチにちょくちょく顔見せてくれりゃ、兄ちゃんがちゃんと世話してっか見張れるしな」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:41:29.25:aJlntY+/O
男「そんな、ちゃんと世話は続けますよ」
番台「いーや、信用ならねぇ。あのなぁ、昔ウチにいた力士だって、元はと言えば倅が勝手に拾ってきた挙句飽きて放り出した奴だったんだ。最初はかわいくったって最後まで面倒見切れるとは限らねぇ」
男「子どもじゃあるまいし」
番台「いーや、俺から見りゃあ倅もお前もみんな子どもだ。とにかく、これからはマメに顔見せろよな。それから……分かんねぇ事があったら何でも聞くんだぞ」
男「ありがとうございます」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:47:39.20:aJlntY+/O
‐男宅‐
男「いい人だったな」
力士「りきー」
男「いざとなったら相談できる人間がいるってだけで、こうも安心できるもんなんだな。やっぱネットだけじゃ分からないこともあるしな」
力士「りきりき」
男「さて、そろそろ寝るか」
力士「りき」
男「……しまった、お前の体じゃスペアの布団しいてもはみ出ちまうな。」
力士「りき……」
男「しゃあねぇ、今日だけは布団つなげるか。リッキー、こっち寄りな」
力士「りきっ」
男「狭くて悪いな。明日は日曜だし、ちゃんと力士用の布団買ってやるからな」
zzz
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:56:19.00:aJlntY+/O
‐翌朝‐
サパァァァァンッ
サパァァァァンッ
男「……ん……?」
サパァァァァンッ
サパァァァァンッ
男「っうわあああ!何だこれ!」
力士「りきー♪」
男「部屋中が塩だらけだ……どういうことだよ……」
[力士 塩 困る]検索 カチッ
男「あ、これかな。『撒ーキング』」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:00:00.29:aJlntY+/O
男「力士の塩撒きは、縄張りの主張のためにしばしば行われる。力士は、自分の住処や散歩中の電柱に塩を撒くことで、他の力士がテリトリーに入ることを未然に防いでいる」
男「なるほど」
男「で、この撒ーキングを防ぐためには……ふむ、去勢かしつけのニ択か。しつけでどうにかなりそうなら、それに越したことはないが」
男「……なぁ、リッキー」
力士「りき?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:00:40.61:aJlntY+/O
男「お前がここを縄張り……つまり自分の家だと認めてくれたことは嬉しい。だが、このままじゃ掃除に困る」
力士「りき」
男「だから、撒ーキングの場所を一ヶ所に決めよう。な?」
力士「りき……」
男「『撒ーキングには、自分の匂いがついてる場所が特に適している』そうだから……リッキーが入ってた段ボール、使うか」
力士「りき!」
サパァァァァンッ
男「お、早速使い始めた」
男「(覚えが早い。やっぱり元々はランクの高い力士だったのかもしれないな)」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:13:55.20:aJlntY+/O
男「さてリッキー」
力士「りき?」
男「今日は近くのホームセンターまで買い物に行くぞ。お前の布団とか食器とか、色々必要だからな」
力士「りきー!」
男「(しかし、リッキーは車に入りきるだろうか……)」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:16:29.96:aJlntY+/O
‐ホームセンター‐
男「リッキー、窮屈だっただろ」
力士「りき?りきりき」
男「そんなことより、買い物が楽しみで仕方ないって顔だな。俺も連れてきた甲斐あるよ」
力士「りき!」
男「さて、まずはお前の布団だが」
力士「……りき!」
男「どうした?」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:20:30.61:aJlntY+/O
洋力士「SUMO!SUMO!」
男「おお、あれは力士の洋種じゃないか。本物は初めて見た。……って待てリッキー!」
力士「りき!りきりき!」
洋力士「SUMO?SUMO!SUMOSUMO!!」
力士「りっきー!!」
洋力士「SUMOOOO!!」
男「ああ!待てやめろ!こんな狭いところで取り組みなんて……」
?「フリーズ!!」
男「!?」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:24:58.63:aJlntY+/O
洋力士「SUMO!……SUMOSUMO」サッ
力士「りきりっ…………り?」スカッ
男「(取り組みが……止まっただと?)」
?「公共の場での取り組みは禁止だと言ったはずだ。ブル」
洋力士(ブル)「SUMO……」
男「(この人が洋力士の親方なのか。すげぇ、ごつい洋力士が一瞬で言うことを聞いたぞ)」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:27:39.83:aJlntY+/O
洋親方「すみません、うちの力士が」
男「あ、いえ今のはうちのが最初にふっかけたみたいなので……」
洋親方「うちの?そこにいる日本力士ですか?」
力士「りき!」
洋親方「これはなかなか。いい力士を連れてますね。」
男「えっ、いえいえ」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:29:40.11:aJlntY+/O
洋親方「近頃の日本力士にもまだこんな力士が残ってたんですね。早々に見限って外国産力士に手を出した自分が悔やまれますよ、なんて」
男「いやいや!お宅の力士も素晴らしいじゃないですか!体格もいいし、何より優しそうな顔をしていて」
洋親方「ふふふ、そこが外国力士の強みですからね。最近はハワイ系やモンゴル系が幅をきかせてますがね、私はもっぱら北欧系ですよ。かくいうこいつもブルガリア産でして」
ブル「SUMO!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:32:13.39:Tbvq8RXB0
男「そうなんですか。しかしその……ブル君ですっけ?よく言うことを聞いてるみたいで羨ましいです」
洋親方「しつけ次第ですよ。同じ外国力士でも、全くしつけのなってない奴だっていますからね」
男「ああ、そういえばそんな話も聞いたような」
洋親方「あなたのところも、ちゃんとしつけさえすれば野良試合なんてしなくなりますよ」
男「ですかねぇ。実は、撒ーキングの場所もやっと今朝覚えてくれたぐらいで」
洋親方「なんと。では、四股や立ち合いの作法もまだですか?」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:35:23.23:aJlntY+/O
男「四股?立ち合い?」
洋親方「しつけの初歩ですよ。力士のいる家は大体覚えさせているのではないでしょうか。できると楽しいですよ」
洋親方「ブル、四股!」
ブル「SUMOO!」ドスーン、ドスーン
男「すげぇ。地鳴りみたいな音が鳴ってる」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:36:56.35:aJlntY+/O
男「見事ですね」
洋親方「日頃の鍛錬の成果です。うちの稽古は厳しいですからwあなたのところの日本力士も、ちょっと鍛えればこれぐらいになりますよ」
男「そうでしょうか」
力士「りきりき♪」
洋親方「ところで、今日は何を買いに?」
男「それなんですが……実は、力士と暮らすのに何が必要なのかいまいち分かっていなくて。教えて頂いてもいいですか?」
洋親方「あぁ、そういうことならお安い御用ですよ!」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:39:15.62:aJlntY+/O
‐駐車場からの帰り‐
男「いっぱい買い込んじまった。行きよりさらに狭くなって悪かったなリッキー」
力士「りきりき」
男「さ、もうすぐアパートだから静かにしt」
大家「ちょっと!!あんた何連れてんだい!!!!」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:40:36.30:aJlntY+/O
男「しまっ……」
大家「あんた、うちは力士禁止だって前に言ったよねぇ?!どういうつもりなんだい!!」
男「ち、違っ、これは……捨ててあったから……!」
大家「あん?あんだってェ?『捨ててあったから』!!捨ててある力士なら力士禁止のアパートにも連れ込んじまってもいいってのかい?え!?」
男「そんなつもりは……」
大家「ああいやだいやだちゃんこ臭い!ちょっと、そこから近付かないでおくれ!」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:41:29.61:aJlntY+/O
男「…………」
力士「りき……」
大家「とにかく、とっとと捨てておしまい。何ならあたしが施設に持って行ってやろうか!」
力士「りきっ」
男「っそれだけは、勘弁してください!!」
大家「はんっ!じゃあとっとと出ていくんだね!いいかい?出ていく時は力士を家に置いてた罰金までしっかり置いていくんだよ!」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:42:38.99:aJlntY+/O
男「そんな……」
?「おやおや、なんぞ物騒な」
男「あなたは……!」
大家「番台!」
番台「大家や、まさかあんたがそんなことを言うようになるとはな」
男「?どういう……」
大家「黙んなクソジジイ!力士なんてな、力士なんてなぁ!!」
番台「あぁ、分かっとるよ。力士なんて、いつ何が理由で引き離されるか分からない。そんな不安定なものに愛情を注ぐのは馬鹿馬鹿しいと」
番台「兄ちゃんよ。大家はな……昔の自分のような思いをする奴を、もうこれ以上増やしたくないんじゃ」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:44:56.88:aJlntY+/O
男「!」
大家「チッ……」
番台「じゃがな、大家」
大家「ああそうだよ!あたしだって昔は力士と一緒だった!だけどな……だけどなぁ!」
大家「……野球賭博のせいで全部おしまいになっちまった……!うちの子がそんなことするはずがなかった、だがな、どこぞの馬の骨とも知らん野良力士にまんまと感染されちまったばっかりに……」
番台「大家、もういい」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:46:52.29:aJlntY+/O
大家「……ちくしょう……」
番台「大家よ、よく聞け。お前とて、もうそろそろ気付いていい頃じゃ。どんな力士にも、いずれは別れが訪れる。大事なのは離れるか離れないかじゃない、どれだけ愛情を注ぎ注がれ過ごせるかじゃと」
大家「……」
番台「同じ元親方として、これだけは言ってやれる。大家……お前の力士は、お前といられて確かに幸せだった。」
大家「っ!」
番台「そして、こやつらも……かつてのお前達のように懸命に幸せになろうとしておる。お前にそれを止める権利はあるか?」
大家「……」
番台「思い出せ、お前の力士が最期に言った言葉を……」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:49:47.28:aJlntY+/O
大家「……ち、分かったよ。だけど、もし変な騒ぎを起こしたらそれこそたっぷり罰金踏んだくって追い出してやるからな!」
男「え?……ってことは……!」
大家「ああもう、勝手にしな!あたしゃ知らないからね!!」
男「……あ、ありがとうございます!ありがとうございます!!」
大家「礼を言われる筋合いなんてありゃしないよ。いいからとっととあたしの目の前から失せなよね!鬱陶しい!」
番台「こりゃ、大家も素直じゃないのう。」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:51:23.19:aJlntY+/O
男「番台さんも、ありがとうございました。お陰様でこれからもこいつといられます」
番台「はは、礼には及ばんよ。気を抜かずこれからもちゃんと世話するんだぞ。たまには稽古も取ってやれ」
男「はい!」
‐男宅‐
男「何だか今日も色々あったなぁ。とりあえず、今日買ってきたちゃんこキットでうまいの作ってやるからな」
力士「りき!!」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:52:43.27:aJlntY+/O
【第一部・完】
帰ってきて残ってたら続き書く
では!
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 20:03:28.66:csmqDBCkO
男「ほらよ、牛乳」
力士「……」
男「お前のために温めたんだから遠慮すんなよ」
力士「……」ふるふる
男「だめか。そういえば力士って何食べるんだっけ」
[力士 えさ]検索 カチッ
男「ちゃんこか」
男「……できたぞ。」
力士「!」
男「っても、買ってきたのを温めただけなんだけどな」
力士「♪♪♪」ハムッハフハフッハフッ
男「うまそうに食いやがって……」
力士「♪♪……」ガツガツッグッ……ンググッ
男「ああもうがっつくから!水のめ水!!」
男「(今度、もっとちゃんとしたのを作ってやろう)」
力士「……」ふー
男「満足か?」
力士「……」こくん
男「さて、次は……」
力士「……りき」
男「?」
力士「りき!」
男「!! お前、話せたのか」
男「でも、何を言ってるのかは分からないな」
力士「りき……」
男「ありがとう、とかだったら嬉しいんだがな」
力士「!!りき!りき!りき!」
男「……もしかして、そうなのか?」
力士「りき!!りき!りき!」
男「力士、お前ってやつは……!」
男「しかし、力士だからって名前も『力士』のままじゃ味気ないよな」
力士「りき?」
男「本当の名前は箱に書いてあったやつなんだろうけど……でも、これからは俺が面倒見るんだからいいよな。よし!」
力士「?」
男「おまえの名前は……リッキー!力士のリッキーだ!」
力士「りき?りき!りきりき!」
男「なんだ、嬉しいのか?……あはははやめろよくすぐったい!」
男「さて、リッキー。早速だが」
力士「りき?」
男「お前を風呂に入れなきゃならん」
力士「りきー!」
男「風呂は嫌いなのか?でも、雨に濡れたままじゃ風邪ひくからな」
力士「りきぃ……」
男「そんな目をしてもだめです!入りなさい!」
ザッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ダバーーーーー
男「……風呂にはった湯が……」
男「一瞬でなくなった……だと…………」
力士「……」しゅーん
男「リッキー、お前が悪いわけじゃないからな」
力士「りき……」
男「だから、謝らなくていいって。ほら、タオルやるから体拭きな」
力士「……りき」
男「しかし、どうしようかな。この辺り、力士OKの銭湯とかあったっけ」
[銭湯 力士可]検索 カチッ
男「おお、意外と出てきた。よし行くか。」
男「リッキー、お出かけだぞ」
力士「りき?りき!」
男「はは、はしゃぐなって。っと、お出かけの前に」
力士「り?」
男「さっきちゃんこと一緒に買っておいたんだ。リード。」
力士「りき……」
男「お前が逃げるとは思えないけどな。一応、マナーとして。力士苦手な奴も世の中にはいるからなぁ」
力士「りき!りき!」
男「おいリッキー、動くなって」
力士「りき!りきぃ!」
男「別に痛くないから!大丈夫だから!……えーと、付け方は」
力士「りきー!」
男「……『最後に、まわしに取り付け用金具を装着します』……と」
力士「りき?」
男「ほらできた」
力士「……りき!りき!」
男「何だよ、つける前はあんなに嫌がってたくせに。現金な奴だな」
力士「りき♪りき♪」
男「さ、行こうかリッキー」
力士「りき!」
男「!しまった、リッキー、廊下ではちょっと静かにしてくれないか」
力士「りき?」
男「……さっきは衝動的にお前を連れて来ちまったが、よく考えたらこのアパート力士NGなんだよ。って訳でバレたら超まずい」
力士「りきー!?」
男「すっかり忘れてたなぁ、いや困った」
力士「……りき……」
男「?なんだ、また捨てられると思ってるのか?大丈夫だよリッキー、今更お前をあんな雨の中に戻すもんか。」
力士「りき?」
男「俺はお前を捨てない。近いうちに大家にかけ合ってみるよ。だめなら、このアパートを出たっていい」
力士「りき……」
男「そんな顔すんなよ。お前が心配することじゃない。責任はちゃんと取るから、な。」
力士「りき……!」
男「さ、今度は濡れないように傘をさしていこう」
‐銭湯‐
番台「やや、力士連れのお客さんとは」
男「ここが力士可だと聞いて」
番台「あぁ、力士は大歓迎さ!いい歳になったからもう連れてないけどな、昔はうちにも、それはそれは立派な力士がいたんだよ」
男「はぁ」
番台「しかしまぁ、お前さんとこの力士もなかなかのもんだな。今はちと汚れてるが、綺麗に洗ってやりゃきっと見違えるぞ」
男「だといいですが」
番台「俺の目に狂いはねぇさ!しっかり洗ってやんな!」
‐入浴後‐
男「ほんとだ、見違えた」
力士「りきー」
番台「いやー、こんな上物の力士めったにお目にかかれねぇよ」
力士「りき♪りき♪」
男「お前……もしかして大関とか横綱だったりしないよな……?」
力士「り?」
番台「冗談言うんじゃないよ兄ちゃん、俺らみたいな庶民が連れてけるのはよくって十両ぐらいなもんだよ」
男「はは、ですよねぇ」
いっぱいかわいがってあげろよ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:37:27.59:aJlntY+/O番台「しかし十両にしたって、こいつがタダ者じゃねぇのは確かだしなぁ。…………よし!」
男「?」
番台「サービスだ。兄ちゃんとこは特別に、今日の分と、さらにこれからの湯代をずっと割引してやんよ」
男「ええ、いいんですか!」
番台「同じ力士好きとしちゃあ、こいつがろくな手入れもされずに放っとかれる方がよっぽど堪えられねぇ。ウチにちょくちょく顔見せてくれりゃ、兄ちゃんがちゃんと世話してっか見張れるしな」
男「そんな、ちゃんと世話は続けますよ」
番台「いーや、信用ならねぇ。あのなぁ、昔ウチにいた力士だって、元はと言えば倅が勝手に拾ってきた挙句飽きて放り出した奴だったんだ。最初はかわいくったって最後まで面倒見切れるとは限らねぇ」
男「子どもじゃあるまいし」
番台「いーや、俺から見りゃあ倅もお前もみんな子どもだ。とにかく、これからはマメに顔見せろよな。それから……分かんねぇ事があったら何でも聞くんだぞ」
男「ありがとうございます」
‐男宅‐
男「いい人だったな」
力士「りきー」
男「いざとなったら相談できる人間がいるってだけで、こうも安心できるもんなんだな。やっぱネットだけじゃ分からないこともあるしな」
力士「りきりき」
男「さて、そろそろ寝るか」
力士「りき」
男「……しまった、お前の体じゃスペアの布団しいてもはみ出ちまうな。」
力士「りき……」
男「しゃあねぇ、今日だけは布団つなげるか。リッキー、こっち寄りな」
力士「りきっ」
男「狭くて悪いな。明日は日曜だし、ちゃんと力士用の布団買ってやるからな」
zzz
‐翌朝‐
サパァァァァンッ
サパァァァァンッ
男「……ん……?」
サパァァァァンッ
サパァァァァンッ
男「っうわあああ!何だこれ!」
力士「りきー♪」
男「部屋中が塩だらけだ……どういうことだよ……」
[力士 塩 困る]検索 カチッ
男「あ、これかな。『撒ーキング』」
男「力士の塩撒きは、縄張りの主張のためにしばしば行われる。力士は、自分の住処や散歩中の電柱に塩を撒くことで、他の力士がテリトリーに入ることを未然に防いでいる」
男「なるほど」
男「で、この撒ーキングを防ぐためには……ふむ、去勢かしつけのニ択か。しつけでどうにかなりそうなら、それに越したことはないが」
男「……なぁ、リッキー」
力士「りき?」
男「お前がここを縄張り……つまり自分の家だと認めてくれたことは嬉しい。だが、このままじゃ掃除に困る」
力士「りき」
男「だから、撒ーキングの場所を一ヶ所に決めよう。な?」
力士「りき……」
男「『撒ーキングには、自分の匂いがついてる場所が特に適している』そうだから……リッキーが入ってた段ボール、使うか」
力士「りき!」
サパァァァァンッ
男「お、早速使い始めた」
男「(覚えが早い。やっぱり元々はランクの高い力士だったのかもしれないな)」
男「さてリッキー」
力士「りき?」
男「今日は近くのホームセンターまで買い物に行くぞ。お前の布団とか食器とか、色々必要だからな」
力士「りきー!」
男「(しかし、リッキーは車に入りきるだろうか……)」
‐ホームセンター‐
男「リッキー、窮屈だっただろ」
力士「りき?りきりき」
男「そんなことより、買い物が楽しみで仕方ないって顔だな。俺も連れてきた甲斐あるよ」
力士「りき!」
男「さて、まずはお前の布団だが」
力士「……りき!」
男「どうした?」
洋力士「SUMO!SUMO!」
男「おお、あれは力士の洋種じゃないか。本物は初めて見た。……って待てリッキー!」
力士「りき!りきりき!」
洋力士「SUMO?SUMO!SUMOSUMO!!」
力士「りっきー!!」
洋力士「SUMOOOO!!」
男「ああ!待てやめろ!こんな狭いところで取り組みなんて……」
?「フリーズ!!」
男「!?」
洋力士「SUMO!……SUMOSUMO」サッ
力士「りきりっ…………り?」スカッ
男「(取り組みが……止まっただと?)」
?「公共の場での取り組みは禁止だと言ったはずだ。ブル」
洋力士(ブル)「SUMO……」
男「(この人が洋力士の親方なのか。すげぇ、ごつい洋力士が一瞬で言うことを聞いたぞ)」
洋親方「すみません、うちの力士が」
男「あ、いえ今のはうちのが最初にふっかけたみたいなので……」
洋親方「うちの?そこにいる日本力士ですか?」
力士「りき!」
洋親方「これはなかなか。いい力士を連れてますね。」
男「えっ、いえいえ」
洋親方「近頃の日本力士にもまだこんな力士が残ってたんですね。早々に見限って外国産力士に手を出した自分が悔やまれますよ、なんて」
男「いやいや!お宅の力士も素晴らしいじゃないですか!体格もいいし、何より優しそうな顔をしていて」
洋親方「ふふふ、そこが外国力士の強みですからね。最近はハワイ系やモンゴル系が幅をきかせてますがね、私はもっぱら北欧系ですよ。かくいうこいつもブルガリア産でして」
ブル「SUMO!」
どうしよう・・・面白く感じてきた
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:34:17.29:aJlntY+/O男「そうなんですか。しかしその……ブル君ですっけ?よく言うことを聞いてるみたいで羨ましいです」
洋親方「しつけ次第ですよ。同じ外国力士でも、全くしつけのなってない奴だっていますからね」
男「ああ、そういえばそんな話も聞いたような」
洋親方「あなたのところも、ちゃんとしつけさえすれば野良試合なんてしなくなりますよ」
男「ですかねぇ。実は、撒ーキングの場所もやっと今朝覚えてくれたぐらいで」
洋親方「なんと。では、四股や立ち合いの作法もまだですか?」
男「四股?立ち合い?」
洋親方「しつけの初歩ですよ。力士のいる家は大体覚えさせているのではないでしょうか。できると楽しいですよ」
洋親方「ブル、四股!」
ブル「SUMOO!」ドスーン、ドスーン
男「すげぇ。地鳴りみたいな音が鳴ってる」
男「見事ですね」
洋親方「日頃の鍛錬の成果です。うちの稽古は厳しいですからwあなたのところの日本力士も、ちょっと鍛えればこれぐらいになりますよ」
男「そうでしょうか」
力士「りきりき♪」
洋親方「ところで、今日は何を買いに?」
男「それなんですが……実は、力士と暮らすのに何が必要なのかいまいち分かっていなくて。教えて頂いてもいいですか?」
洋親方「あぁ、そういうことならお安い御用ですよ!」
‐駐車場からの帰り‐
男「いっぱい買い込んじまった。行きよりさらに狭くなって悪かったなリッキー」
力士「りきりき」
男「さ、もうすぐアパートだから静かにしt」
大家「ちょっと!!あんた何連れてんだい!!!!」
男「しまっ……」
大家「あんた、うちは力士禁止だって前に言ったよねぇ?!どういうつもりなんだい!!」
男「ち、違っ、これは……捨ててあったから……!」
大家「あん?あんだってェ?『捨ててあったから』!!捨ててある力士なら力士禁止のアパートにも連れ込んじまってもいいってのかい?え!?」
男「そんなつもりは……」
大家「ああいやだいやだちゃんこ臭い!ちょっと、そこから近付かないでおくれ!」
男「…………」
力士「りき……」
大家「とにかく、とっとと捨てておしまい。何ならあたしが施設に持って行ってやろうか!」
力士「りきっ」
男「っそれだけは、勘弁してください!!」
大家「はんっ!じゃあとっとと出ていくんだね!いいかい?出ていく時は力士を家に置いてた罰金までしっかり置いていくんだよ!」
男「そんな……」
?「おやおや、なんぞ物騒な」
男「あなたは……!」
大家「番台!」
番台「大家や、まさかあんたがそんなことを言うようになるとはな」
男「?どういう……」
大家「黙んなクソジジイ!力士なんてな、力士なんてなぁ!!」
番台「あぁ、分かっとるよ。力士なんて、いつ何が理由で引き離されるか分からない。そんな不安定なものに愛情を注ぐのは馬鹿馬鹿しいと」
番台「兄ちゃんよ。大家はな……昔の自分のような思いをする奴を、もうこれ以上増やしたくないんじゃ」
男「!」
大家「チッ……」
番台「じゃがな、大家」
大家「ああそうだよ!あたしだって昔は力士と一緒だった!だけどな……だけどなぁ!」
大家「……野球賭博のせいで全部おしまいになっちまった……!うちの子がそんなことするはずがなかった、だがな、どこぞの馬の骨とも知らん野良力士にまんまと感染されちまったばっかりに……」
番台「大家、もういい」
大家「……ちくしょう……」
番台「大家よ、よく聞け。お前とて、もうそろそろ気付いていい頃じゃ。どんな力士にも、いずれは別れが訪れる。大事なのは離れるか離れないかじゃない、どれだけ愛情を注ぎ注がれ過ごせるかじゃと」
大家「……」
番台「同じ元親方として、これだけは言ってやれる。大家……お前の力士は、お前といられて確かに幸せだった。」
大家「っ!」
番台「そして、こやつらも……かつてのお前達のように懸命に幸せになろうとしておる。お前にそれを止める権利はあるか?」
大家「……」
番台「思い出せ、お前の力士が最期に言った言葉を……」
大家「……ち、分かったよ。だけど、もし変な騒ぎを起こしたらそれこそたっぷり罰金踏んだくって追い出してやるからな!」
男「え?……ってことは……!」
大家「ああもう、勝手にしな!あたしゃ知らないからね!!」
男「……あ、ありがとうございます!ありがとうございます!!」
大家「礼を言われる筋合いなんてありゃしないよ。いいからとっととあたしの目の前から失せなよね!鬱陶しい!」
番台「こりゃ、大家も素直じゃないのう。」
男「番台さんも、ありがとうございました。お陰様でこれからもこいつといられます」
番台「はは、礼には及ばんよ。気を抜かずこれからもちゃんと世話するんだぞ。たまには稽古も取ってやれ」
男「はい!」
‐男宅‐
男「何だか今日も色々あったなぁ。とりあえず、今日買ってきたちゃんこキットでうまいの作ってやるからな」
力士「りき!!」
【第一部・完】
帰ってきて残ってたら続き書く
では!
素晴らしい
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 20:21:48.96:3vTxbN3DO実に面白い
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 21:11:39.24:YIfki1rI0風刺が効いてる
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:42:04.79:Cj+HOZ5G0野球賭博は病気みたいな扱いなのかww
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 21:14:12.64:FdKvkvc/O今追い付いた。
八百長への風刺と生命の貴さを同時に描き出すとは。
>>1と保守してきたますらお達に感謝。
そして続きに期待。
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 00:04:05.23:iDeV8qX9P八百長への風刺と生命の貴さを同時に描き出すとは。
>>1と保守してきたますらお達に感謝。
そして続きに期待。
>>1は規制にあったんだろうか
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 01:48:29.71:4/X+qGdEO>>218
そうかもなぁ
残念だ
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 13:55:28.18:pVkFFE5eOそうかもなぁ
残念だ
今北だが…
電車なのにニヤニヤが止まらん…
誰だこんなの書いたやつ
電車なのにニヤニヤが止まらん…
誰だこんなの書いたやつ
コメント 6
コメント一覧 (6)
良SSでした
撒ーキングでクスッときてしまったw不覚orz