- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 11:49:30.60:tnEbWkK1O
美琴「き、今日こそ私が勝ったらデートしてくださいねっ///」
上条「不幸…では無いな」
的なのを読みたい
ときめきインデックス
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:01:52.21:1c6Zid4x0とある魔術のメモリアル
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:08:04.63:o6D8EiFA0美琴「あぁん勝てないぃっ!」ビリビリ
上条「ここはわざと負けてやりたいところなんだがな……そういうわけにはいかねえ。
デートの相手よりは強くありたい。それがくだらねえ男心ってもんなんだよ」ガチョーン
美琴「か、上条先輩……私の負けです……っ///」
上条「そうか、じゃあ俺は行くよ。また会おうな、ときめき中学生」キリッ
美琴「上条先輩……」キュン
上条「不幸だ……この右手はときめく乙女の幻想をもぶち殺してしまう」
上条「俺に許された幸福は、ときめきの照れに赤らむ顔を遠くから眺めることだけ……か」ベチャ
上条「……ガム踏んじった」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:01:58.57:0u6e7iQJO
翌日
美琴「今日も勝負っ、してください!///」
上条「どんとこい。俺は逃げも隠れもしねえから」
美琴「いきますよ……ええぇいっ!」ビリビリ
上条「おいおい、お前の力はそんなもんか?」ガチョーン
上条(そうだ、勝負に負けて試合に勝つって感じにすればデートできるんじゃね?)
上条(お前の情熱に負けたぜ的な展開に持ち込めば面子も保てるってもんだ!)
美琴「私はまだまだ本気じゃありません、今日こそは勝つんですから絶対にいっ!」ビリビリ
上条(やったろーじゃねーか!)ガチョーン
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:46:02.45:xAYNTMHCO
上条「おらおらおらおらぁ!!」
美琴(せ、先輩がものすごい剣幕で向かってきたっ。どうしよう……怒らせちゃったかなぁ)ビリ...
上条(近づいて肩を抱き寄せ耳元で呟くんだ。「どうやら俺には、愛という名の幻想はぶち殺せねぇみたいだ。負けたよ……ふっ」となあっ!)
美琴(毎日しつこく追い回してたし……嫌われちゃった、かも……)ビ...リ...
上条(あれ、ビリビリが弱まってきたぞ?)
美琴「うっひぐっ、ううぅ……っ」ウルウル
上条(泣いたあーっ!?)
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:59:52.84:o6D8EiFA0
美琴「ひぐっ、ごめんなざっ……わだじもうあなだの前に現れないから、許じで……」ポロポロ
上条「へ? 何のことだよそりゃ。俺は別に怒ってるわけじゃ――」
美琴「今まで相手してくれて、ありがとう……ございました……ッ」タッタッタッタ
上条「っておいときめき!? ときめきいぃー!!」
上条「わけが分からない……不幸だ」
道行く学生「おい見ろよ、あいつ女の子泣かせたぜ」ヒソヒソ
道行く女学生「うっそー、じゃああいつ最低野郎(チョベリバ)って感じいぃっ?」オオゴエ
上条「とりあえず、帰ろう……」トホホ
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 13:07:02.78:OHW9eeo/O
一方通行「おォい三下ァ」
上条「あれ、一方通行じゃん。何か用?」
一方通行「あンなァ、そのなァ……俺と勝負してくンねェ?///」
上条「えー、上条さんはこれから肩をがっくり落として帰るところなんですよ? だからそんな暇はありません」
一方通行「あァ? 逃げンのかよ」
上条「ああそうだよ。上条さんはヨーロッパと札幌って語呂が似てるなぁと哲学的思想に思いを馳せながら逃げますよ」
一方通行「てことは俺の不戦勝ってことですかァ」カカカ
上条「面倒だからもうそれでいい。じゃあな」トボトボ
一方通行「じゃあデートすっぞォ!///」ガシッ
上条「!?」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 13:39:23.98:o6D8EiFA0
上条「なっ、おいこら腕を絡めんな! 変な誤解されるだろうが!」
一方通行「何言ってンだ。勝負に勝ったらデートしてくれるってルールだろォ?」
上条「はぁ!?」
一方通行「三下の腕、たくましいぜェ///」ギュウ
上条「きもっ。とにかく離せっ、もやしがうつる!」ジタバタ
一方通行「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかか――!」
道行く学生「おい見ろよ、あいつ男と腕組んでる」ヒソヒソ
道行く女学生「まさに素敵な愛(ボーイズラブ)って感じいぃっ?」オオゴエ
上条「道行く者ども聞いてくれ、俺はノーマルだあぁぁーっ!!」
一方通行「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」
上条「もう何なんだよお前!? 一体何がしたいんだよっ!?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 13:46:52.72:2IZAFduU0
公園
上条「殴って逃げました」
上条「一体全体どうなってんだっ。勝負に勝ったらデートって、それはときめきと交わした約束だろ!?」
上条「まさかあいつ、泣かされた腹いせにときめきが変なこと吹聴してるんじゃ……」
黒子「はーいみなさーん、注目してくださーい」
上条「ん? 広場のほうから何やら大声が……ってあいつ、ときめきの後輩じゃねぇか」
上条「そしてその回りに群がる筋肉野郎達(マッチョメン)……近づいてみるか」コソコソ
黒子「上条当麻という類人え……こほん。殿方が、好きですかー!?」
上条「!?」
筋肉野郎達「アーイアムキャプテーン」
黒子「準備はいいかねー!?」
筋肉野郎達「アーイアムキャプテーン」
黒子「ドゥルルルルッ(巻き舌)、ボロ部屋にぃ住んでぇるー!?」
筋肉野郎達「カーミジョーズボンは四角ー」
上条「四角くねぇよっ!!」ガビーン
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:15:23.33:o6D8EiFA0
上条(おいおい何なんだよあの集団。てか、俺のことが好きですかだと?)
黒子「えーみなさん静粛に。上条当麻についてある情報をつかみましたの!」
筋肉野郎達「おー」ワクワク
黒子「先着一名様限定! 上条当麻との果たし合いにて勝利をつかんだ者はなんとぉ……」
筋肉野郎達「な、なんと……?」ソワソワ
上条(不幸の予感しかしねぇ)ソワソワ
黒子「デートできまぁす!」
筋肉野郎達「うおおぉぉぉぉーっ!!」
上条「やっぱり犯人はあいつか! あの女なんてぇことを! てか野郎どもは何故俺にご執心!?」
いつの間にか背後に回っていた筋肉野郎「ま、掘らせてもらえるなら誰でもいいんですけどね」
上条「げっ」
ズボンのチャックがはちきれんばかりの筋肉野郎「さあ始めようか……二人きりで、な!」ズン!
上条「不幸だあぁー!!」ダダダダッ
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:31:12.47:o6D8EiFA0
上条「さすがジャッジメントと言ったところか……あんなガチホモ軍団を率いているなんて」
上条「あいつはきっと俺がときめきを泣かせたから怒ってあんなことをしてるんだな……」
上条「泣かせてしまった理由は分からない。だからとにかくときめきに謝って機嫌をとるしかない!」
上条「そのためにはまず何をしたらいいか、一緒に考えてくれ! インデックス!」
イン「考えてほしくば飯よこせなんだよ!」
上条「実は逃げてる最中に財布落としちまって、飯どころじゃないんだ……」
イン「甲斐性無しが女を泣かせるなんていいご身分かも」イライラ
上条「か、返す言葉もありません……」
イン「食べ物がないならせめて足でも舐めてご奉仕するべきなんだよ!」
上条「ううぅ……」
イン「ほら、惨めったらしく這いつくばって犬のように舐め回すんだよ!」
上条「そしたら……相談に乗ってくれますか?」
イン「もちろん。シスターは世界中の人々の幸福を祈ってるかも」フフン
上条「インデックス………………」ペロペロ
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:49:11.97:Rx3QmLk00
イン(――てな具合にして上手くとうまをいじめたいんだよ)
イン(でもとうまはMじゃないから難しいかも)
上条「ああ、俺はどうすればいいんだ……」
イン(そういえば勝負に勝てばデートしてくれるって噂なんだよ)
イン(勝負に勝つすなわち私>とうまの不等式が成り立つんだよ)
イン(私のほうが強いんだから、つまりとうまは私の下僕ってことになるかも!)
イン(さすが禁書目録! 私ってやっぱり天才かも!)
イン「というわけで、とりあえず私と勝負するんだよ!」
上条「はい?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:12:33.38:o6D8EiFA0
イン「じゃーんけーん」
上条「なんかよく分からんが、じゃーんけーん」
イン(運否天賦な要素が強いこのゲームで挑めば、とうまの不幸体質により当然私が……ふふふ)
イン上条「ぽんっ!」
イン「やった、勝っ――
――!!」
イン→グー
上条→パー
イン「なっ、なんで……!?」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:22:55.79:o6D8EiFA0
上条「よく見てみろよ。俺の出した手と、さらにもう一つの手を……」
イン「……とうまがじゃんけんで出した手は、左手なんだよ。右手は……――!」
上条「お前、前に言ったよな。俺の幻想殺しは幸運まで消しているのかもしれないと」
イン「私がじゃんけんに使わなかったほうの手を右手でさりげなく(そして優しく)握り締め、私の勝負運まで消してしまった……?」
上条「どのみちこれは賭けだった。成功するかどうか分からないし、成功したとしてもあとは運に身を任せるしかないからな」
上条「だが何だかんだで今まで生き残ってきた上条さんだ。肝心なところで運を逃すことは絶対にしない」
上条「運勝負なら勝てるとでも思ったか? 甘ったれんな」
上条「いいぜ。シスターのくせして迷える子羊(俺)の相談もまともに聞かず、そのうえ運命を思い通りにしようってんなら」
上条「まずはそのふざけ――」
筋肉野郎達「この部屋からカミジョーさんの臭いがー!!」バーン
上条「邪魔すんなあぁぁ――っ!!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:25:47.60:o6D8EiFA0
イン「とうまは一つ勘違いしてるんだよ」
上条「何だと……?」
イン「ここで私に負けておいたほうがよかったってこと。勝ってしまったとうまはそこの張り切る筋肉さんたちと戦わなければならない」
筋肉野郎達「ふんっ、ふんっ(ダンベル)」
上条「……はは、あははは」
イン「ベランダから逃げたほうが安全かも!」
上条「ちくしょおぉぉう!!」ダダダダダッ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:30:39.31:o6D8EiFA0
上条「飛び降りて逃げました」
上条「それにしても今日は特別に不幸だな……ときめきは泣かせるし、一方通行はキモいし、筋肉野郎達に至っては考えたくもない」
上条「誰か頼りになるやついねぇかな……」
上条「……お、あそこに歩いてるやつは!」
美琴「はぁ……」トボトボ
上条「ときめき!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:39:20.26:xshoRqsH0
美琴「あーあ、結局デートもできないままケンカ別れかぁ」ショボーン
上条「すごく落ち込んでる……そんなに俺とデートしたかったのか」
美琴「上条先輩、今ごろ何してるかなぁ」ショボーン
上条「ときめきめ、そんなに俺のことを……可愛いやつ」ウンウン
一方通行「そォでェす。三下とデートできなくて落ち込ンでる可愛いやつは俺でェす」ニュッ
上条「げっ、出やがったなガリホモ野郎!」
一方通行「そのガリってのはお寿司屋さンのあれか? 痩せ細ったやつを指して言うガリガリのガリか?」
上条「容赦なく後者だ馬鹿っ。俺は今必死にときめき中学生と仲直りする方法を考えてんだよ!」
一方通行「容赦なく後者……ようしゃなくこうしゃ……『ようしゃ』と『こうしゃ』の一文字違いってとこに目ェつけた駄洒落(スーパーギャグ)ってわけかァ! 面白ェ!!」クカキケコ
上条「帰れ!!」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:01:52.84:o6D8EiFA0
一方通行「そう冷たいこと言うなよ。俺ァもう三下との勝負に負けたンだしさァ」
上条「そう言えばそうだった」
一方通行「そもそも真剣勝負に勝ったらデートってのがおかしいンだよなァ」
一方通行「好きなら好きってはっきり言って、そンで思いが通じ合えば、勝負なんてしなくても好きなだけデートできンだろ?///」
上条「確かにそうだけどさ(あれ? 悪寒が……)」
一方通行「三下ァ……俺の思いの丈(ベクトル)は、いつでも一方通行なンだよ」
上条「あ、一方通行? 何なんですかその艶めかしい目つきはっ」
一方通行「好きだァ。三下と結婚することだけはどうしても諦めきれねェ///」
上条「何だとおぉっ!?」
美琴「聞いちゃった……」
上条「しまった!!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:15:44.94:o6D8EiFA0
美琴「お二人がそんな関係だったなんて……」ウルウル
上条「違うんだときめきっ。これは一方通行が一方的に俺のことをっ!」
一方通行「ハネムーンはどこにしますゥ?」
上条「何勝手に話進めてんだよ! 俺はお前なんかとは結婚どころかお付き合いだってしたくねえっつーの!!」
一方通行「そういうこった。三下はお前のことなンか好きでも何でもねェンだよ。分かったらとっとと失せろォ!」
上条「ばっ、違ぇよ俺はガリホモに言ってんだよ!?」
美琴「かみじょぉせんぱい……」ウルウル
上条「と、ときめき? あのな、本当に違うんだよ。さっきのは一方通行の馬鹿に向けた言葉で……」
美琴「私、もう二度とあなたの前には現れません。私のことなんか是非忘れてください……さようならっ」ダッ
上条「待ってくれえぇぇー!」
一方通行「ダァリィーン」ギュッ
上条「腕を絡めんなきめぇんだよ離せよガリホモ! てかダーリン言うなもやし野郎!」
一方通行「そンなに罵ンよ……照れンじゃねェか///」
上条「助けてえぇぇー!!」ジタバタ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:16:32.08:+mZr0PriO
公園のベンチ
美琴「ううぅ、ひっく……グスッ」ムシャコラムシャコラ
黒子「お姉さま、お気を確かに……いくらなんでもクレープ食べ過ぎですわよ?」
美琴「いいでしょ別に。上条先輩に嫌われちゃったんだから、我慢するのやめていっぱい太ってやるのよ……あ、クレープなくなった……不幸よ……」
黒子「えっとその……おやつにいもけんぴ買ったんですけど、食べます?(サツマイモのほうがお腹に優しいですし)」
美琴「……あーんして」ァー
黒子「!!」
黒子(まさか常盤台の女神たるお姉さまがわわわ私に対してその可愛らしいお口をお開けになられましたわ!? く、黒子はこの上なく幸せですのっ///)
黒子「どうぞ」
美琴「あむっ」パクッ
美琴「んむんむ……えへへ、美味しいね」ニコッ
黒子「あっはぁんっ!」ズッキューン
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:46:37.08:o6D8EiFA0
美琴「いもけんぴってさ、表面の甘いところをふにゃふにゃになるまで舐めたくなるわよね」
黒子(お姉様が棒状のものをぺろぺろ……)
黒子「ではお姉様、存分に舐め舐めしてくださいまし。黒子がちゃんと持ってますからっ」
美琴「いいの? ありがとっ」パク
美琴「はむはむ……ぺろぺろ」
黒子(目を閉じて頬を紅潮させ、切なそうに眉を歪めていもけんぴにしゃぶりつくその姿)
黒子(黒子は……黒子はもう、我慢なりませんのっ)
黒子「お姉様! これから寮に戻ってベッドの上でいちゃいちゃしませんこと!?」
美琴「あむぅ……黒子と、いちゃいちゃ?」
黒子「私なんかがあの殿方の代わりになれるとは思いません。ですが自分が役不足だとも思っておりませんっ」
黒子「お姉様を慰めるぐらいのことなら、私にだってっ」
美琴「黒子……」
黒子「お姉様……」
美琴「……私、下がいいな」
黒子「もちろんですの!」ヤッホォォォォイッ
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 17:25:18.92:o6D8EiFA0
一方通行「ヤる時は和風な感じで布団がいいぜェ。無論俺が上だァ!」
上条「知るかよヤダよ離せよ根暗もやしっ子!!」
打ち止め「あの人はどこかしらーってミサカはミサカはふらふらとそこら辺をほっつき歩いてみ……あぁー見つけたーってミサカはミサカは可愛らしくあの人のもとへ駆けつけてみたりぃっ!」
一方通行「けっ、邪魔が入ったかァ」
上条「ふぅ、助かったかぁ……」
打ち止め「ねえねえどうせなら三人で遊ぼうよってミサカはミサカはおやつを買ってくれることを期待してお誘いしてみる!」
一方通行「ガキは帰れェ。これから俺と三下は二人きりのパーティーナイトを過ごすンだァ」
上条「過ごさねえよ」
打ち止め「そっかーじゃあ邪魔できないねってミサカはミサカは事情を察した振りして落胆してみたり!」
上条「ああっおい待ってくれっ、こっちきたらお菓子やるぞ!」
打ち止め「ちっちっちっ、ナンパならもっと上手くやりなよってミサカはミサカは女の子なのにプレイボーイぶってみたり!」バイバーイ
上条「俺はロリコンじゃねえっ!」
一方通行「第三位といい打ち止めといい、節操ねェなァ。まっ、三下のそういうとこもまとめて好きになったンだがよ……///」
上条「ていっ」ソゲブパンチ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 17:35:52.69:o6D8EiFA0
上条「一方通行(ガリホモ)は倒した。これでときめきを探しに専念できるってもんだぜ!」
上条「さーてどこへ行ったのやら……」
上条「おーいときめき中学生ーっ、どこだー!」
ドコダー!
美琴「あ、先輩の声が聞こえる……」
黒子「お姉様を嫌うような見る目の無い男なんて気にしてはなりません。黒子と一緒に楽しいことをすることだけを考えてくださいましっ」ランラン
美琴「う、うん。そうだよんね……」
美琴(……先輩)
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 17:48:57.77:o6D8EiFA0
怪しい店
黒子「お姉様、まずは道具を充実させましょうっ」ワクワク
美琴「う、うん……」
美琴(先輩のことが気にならないと言えば嘘になる)
美琴(でもきっと黒子なら、私の胸のもやもやも消してくれるかも)
美琴(先輩の力でも消せないこの嫌な気持ちを、私を愛してくれる黒子なら……)
黒子「首輪は必須ですわね。あと縄(ロープ)と振動装置(バイブレータ)と口枷(ボールギャグ)と目隠し(アイマスク)と……」
美琴(……不安になってきた)
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 18:10:19.18:o6D8EiFA0
美琴「黒子って、変わった趣味してるのね……」
黒子「そうですか? ところでお姉様、考えてみれば寮で行為に及ぶのは危険ですの。ホテルへ行きましょう」
美琴「そ、それもそうね(何されるんだろう……)」
黒子「うふふふふ」
桃色世界(ラブホテル)の一室
黒子「お姉様、まずはお風呂で汗まみれの身体を清めましょう! 先に入っててくださいまし」
美琴「ふえっ? 一緒に入らないの……?」
黒子「んもう、お姉さまは寂しがり屋さんですわねっ。私はいろいろと準備があるので後で入りますのん!」
美琴「うん、分かった」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 18:34:14.36:o6D8EiFA0
上条「ときめきたちがラブホテルへ入っていところを目撃しました」
上条「やべーよやべーよ、寝込みを襲ったりするらしい白井のことだから何が起こるか分からねえ!」
上条「だけどここ、カップルじゃなきゃ入れないみたいだな。誰か適当な女の子を連れてくるっきゃない……
っておいおい、何だよこの看板。同性愛者(ホモセクシュアラー)専用ってお前なあ!」
一方通行「ここ俺たちにピッタシじゃね?」ニュッ
上条「また湧いてきやがったよこいつ」
一方通行「あのババアどもを追いかけたいならここは俺と組むしかないよなァ!」
上条「こいつとラブホなんか絶対嫌だ。だけど背に腹は代えられないのも事実」
上条「いいか一方通行、変なことしようなんて思うなよ。俺はときめきを追いかける目的で一緒に入るんだからな!」
一方通行「りょォかい。お任せあれってンだ」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 18:42:27.85:o6D8EiFA0
美琴「黒子、シャワー上がったわよー」
黒子「分かりましたのん。黒子は頑張ってお清めしますのん!」ビシッ
美琴(この子の口調こんなだったっけ)
美琴「あーあ、黒子もいなくなっちゃった。一人ぼっちは寂しいなーっ」
美琴「……誰も返事してくれない。これぞ孤独ね」
美琴「暇だから黒子のおもちゃでもいじって遊びましょう」ガサゴソ
美琴「あれ、この手錠なんかふわふわしてる……可愛いかも」
美琴「…………」カチャッカチャッ
美琴「後ろ手は拘束の基本よねぇ」ウットリ
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 18:53:06.18:o6D8EiFA0
上条「くそっ、ときめきはどの部屋だ!?」
一方通行(三下がたった今通り過ぎたあの部屋だろォなァ)
一方通行(黙っとこォ!)
上条「まさかひと部屋ひと部屋ノックするわけにはいかないし」
上条「ええいもう迷惑だろうとなんだろうと省みねえ。ときめきの安全が最優先だ!」ガチャッ
見知らぬ学生「アッー!」
見知らぬ女装学生「アッハッハッー!」
上条「ちいっ、じゃあ次はこっちだ!」ガチャッ
見知らぬ筋肉ども「キエーッ!!」
上条「どこなんだよおぉぉー!!」
一方通行「うええぇぇぇ、きもちわりぃ」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 19:00:57.01:xshoRqsH0
美琴「口枷ってのも面白そう。手錠はいったん外してっと……」カチャカチャ
美琴「黒子はボールギャグって言ってたわね。なんか穴だらけのボールがついてる」
美琴「これを咥えるのかしら……あむ」カチャカチャ
美琴「あう……あうぅー」
美琴(すごい、全然喋れなくなっちゃった)
美琴(えへへ、何だかいい感じかも)ウットリ
美琴(次は目隠しよ。なんかやけに大きいけどサイズ合うかしら)カチャカチャ
美琴(ベルトはぴったり……何にも見えなくなっちゃった。ただ目を瞑るよりも真っ暗)
美琴(……だめよ美琴。ここで手錠に手を出したら本格的に抜けられなくなる)
美琴(今はまともに演算できる精神状態じゃないし……黒子が暴走しても抵抗できないのよっ)ドキドキ
美琴「…………あうぅ///」カチャカチャ
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 19:16:38.63:o6D8EiFA0
上条「くそっ、どうしてこうもクジ運が悪いんだよ俺はっ!」
一方通行(ベクトル操作ベクトル操作……)
一方通行(どンなに轟音を奏でようと大丈夫。匠によってボロボロだったホテルの壁は完全吸音仕様となりましたァ)
上条「疲れてきた……」ガチャ
見知らぬ学生「アッー!」
見知らぬ女装学生「アッハッハッー!」
上条「あれ? さっき見たやつらだ。迷ってしまいそうなんで一度開けた扉はそのままにしといたはずなんだが……」
一方通行「あァ、開けっぱはよくねェから三下が開けたそばから閉じてンだ」バタン
上条「…………」
一方通行「偉いだろォ」
上条「ほら、受付で借りた部屋のカギだ」
上条「これ持って引っ込んでろ!!」
一方通行「お、おゥ……サンキュー///」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 19:37:30.83:o6D8EiFA0
黒子「シャワー上がりましたのーって、お姉様は既にお楽しみでしたのね」
美琴「あうっあうぅ///」カチャカチャ
黒子「あーあー、涎をこんなに垂らして。常盤台のエースともあろうお方が……」ペロ
美琴(ひうっ、黒子が私の口元舐めてきたぁ……)
黒子「お姉様、これからゆっくりと時間をかけてあなたを犯していきますの」
美琴「あうぅ?」
上条「嫌な予感がビンビンバリサンだ……」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 19:49:13.38:o6D8EiFA0
上条「くそう、また一から開け直しかよっ」ガチャガチャガチャガチャ
筋肉野郎A「カミジョーさんが見つからねえから筋肉同士でやろうかという話になったんだ」
筋肉野郎B「そんで行きつけのホテルに来たらカミジョーさんがいるではありませんか」
上条「げっ、よりによってこんなところで……!」
筋肉野郎A「さあ」
筋肉野郎B「我々で……」
筋肉野郎達「や ら な い か」
上条「…………」ヒヤアセダラダラ
筋肉野郎達「無言は承諾とみなす」ズン
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 20:03:11.14:o6D8EiFA0
上条「まっ待ってくれ、俺より締まりのいいケツをもった男を一人知ってるぜ!?」
筋肉野郎達「それはまことか!」
上条「ああっ。確かあそこの部屋に居るはずだ」
上条(ガリホモの一方通行がなっ)
筋肉野郎達「しからばレッツゴーッ!」ダダダダッ
上条「一方通行……お前は犠牲になったのだ」
一方通行「なンなンですかお前ェらは。勝手に人の部屋入ってくンじゃねェよマジでェ」
一方通行(うげェきもちわり。過度な筋肉は逆に萎えるわァ……)
筋肉野郎達「やらないか」
一方通行「……はァ? 何をだよっておいこら近づいてきてンじゃねェよ反射だ反射ァって全然利かねェ!?」
筋肉野郎A「筋肉に……」
筋肉野郎B「不可能はないのだ……」ズブッ
一方通行「アッー!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 20:20:00.47:o6D8EiFA0
上条「よぉし最後の扉だ。きっとこの奥にときめきと白井がいるはず……」ゼエハア
上条「もう手遅れなんだろうな。ここまでくるのに随分時間かかったし……」ズーン
上条「ええい落ち込んでいても仕方あるまい。とりあえずときめきを連れ出せばミッションコンプリートだ!」
上条「では早速……おーいときめきー、大丈夫かー?」ガチャ
美琴「はぅっうぅぅん……ひふぅっ!?」
黒子「貧乳であられるほうが感度がいいって本当ですの? やけに感じていらっしゃいますが……」サワサワ
美琴「んぅううぅぅぅっぁあんっ!」
黒子「イきたいのにイけないって顔してますの。お姉様は淫乱ですのねぇ」
黒子「もう少しお待ちください。ゆっくりと時間をかけて……焦らしに焦らしたうえでイくのが一番気持ちいいんですのよ?」サワサワ
美琴「あうぅぅ……」
上条「……」ムラムラ
上条「ケータイに撮って家で抜こう」パシャッパシャッ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 20:53:42.31:o6D8EiFA0
上条「おい白井っ、今すぐときめきから離れろ!」
黒子「ちっ。邪魔が入りましたの」
美琴「(上条先輩の声!?)あぅっあうぅあぁんっ」ジタバタ
黒子「あっこら、暴れないでくださいましっ」ガシッ
上条「てめえっ、いくらときめきが好きだからってやっていいことと悪いことがあんだろうが!
見てみろよ……ボロボロになった、お前がボロボロにしちまったときめきの姿を。
考えてみろ。抵抗する身体を無理やり抑えつけられ、淫らな拘束具で自由を奪われるときめきの気持ちを!
おま」
美琴「あぅっああぁぁぁ――――ッ!!」
上条「ときめき!? おのれ白井め……!」グッ
黒子「ちっ違いますのっ。お姉様はあなたの視姦で絶頂を迎えて――」
上条「うるせえ!!
お前、今自分が何をしようとしたか分かってんのか?
自分の罪に気づいた時、てめえは反省するでもなく逃げの一手として俺に罪をなすりつけようとした……
醜い心を隠すために、お前は人として失くしてはならねえ大事なもんを捨てちまったんだ!
いいぜ……あくまでも自分は悪くねえってんなら――
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
黒子「ひっ、握り拳をお収めくださいまひでぶぅっ!?」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 20:55:15.84:2y0wZ4dr0
上条「俺は気絶した白井にときめきの気持ちを分からせるため、
目隠しやら口枷やら手錠やらで拘束し筋肉部屋に放りこんでやった。いい気味だぜ」
美琴「あの、先輩……」
上条「ん? どうしたよ。早く帰ろうぜ」
美琴「えっと、その……」
美琴(黒子のことは誤解だってちゃんと説明しないと……)
上条「ほら、行くぞ」グイッ
美琴「あっ」
美琴(手を繋がれた……なんかこれ、先輩とデートしてるみたい)
美琴(ごめんね黒子。あとでちゃんと謝るから、今は手の平の幸せを堪能させて……?)
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 21:08:32.04:o6D8EiFA0
美琴「あのっ、先輩は……」
上条「ん?」
美琴「先輩は私のこと、嫌いなんですよね? だったら無理して面倒みてくれなくても……」
上条「ああ、それは全部誤解なんだ」
上条「お前みたいにひたむきな子、嫌いになるわけねえだろっ」
美琴「上条先輩……///」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 21:24:44.92:o6D8EiFA0
桃色空間に残された者たちの部屋
筋肉野郎達「ふぅ……さ、帰るか」
一方通行「き、筋肉……すげえ……」ピクピク
筋肉野郎B「ところでいつの間にか異性が侵入してきてるぜ」
黒子「んうっふうぅぅぅんっ!(筋肉さんとやら、助けてほしいですのっ)」クネクネ
筋肉野郎A「ほっとけよ。雌猫なんか興味ねえし」
黒子「あうぅっ!?(そんな……っ)」
筋肉野郎B「だなっ」
筋肉野郎達「はっはっはっは」
黒子(誰か助けてえぇぇ――っ!!)クネクネ
上条「よう、ときめき」美琴「あっ…上条先輩///」
おわり
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 21:26:44.93:o6D8EiFA0
ときめきってなんだよ!
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:31:12.89:o6D8EiFA0翌日
美琴「今日も勝負っ、してください!///」
上条「どんとこい。俺は逃げも隠れもしねえから」
美琴「いきますよ……ええぇいっ!」ビリビリ
上条「おいおい、お前の力はそんなもんか?」ガチョーン
上条(そうだ、勝負に負けて試合に勝つって感じにすればデートできるんじゃね?)
上条(お前の情熱に負けたぜ的な展開に持ち込めば面子も保てるってもんだ!)
美琴「私はまだまだ本気じゃありません、今日こそは勝つんですから絶対にいっ!」ビリビリ
上条(やったろーじゃねーか!)ガチョーン
ガチョーンやめろwww
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:52:13.79:o6D8EiFA0上条「おらおらおらおらぁ!!」
美琴(せ、先輩がものすごい剣幕で向かってきたっ。どうしよう……怒らせちゃったかなぁ)ビリ...
上条(近づいて肩を抱き寄せ耳元で呟くんだ。「どうやら俺には、愛という名の幻想はぶち殺せねぇみたいだ。負けたよ……ふっ」となあっ!)
美琴(毎日しつこく追い回してたし……嫌われちゃった、かも……)ビ...リ...
上条(あれ、ビリビリが弱まってきたぞ?)
美琴「うっひぐっ、ううぅ……っ」ウルウル
上条(泣いたあーっ!?)
美琴「ひぐっ、ごめんなざっ……わだじもうあなだの前に現れないから、許じで……」ポロポロ
上条「へ? 何のことだよそりゃ。俺は別に怒ってるわけじゃ――」
美琴「今まで相手してくれて、ありがとう……ございました……ッ」タッタッタッタ
上条「っておいときめき!? ときめきいぃー!!」
上条「わけが分からない……不幸だ」
道行く学生「おい見ろよ、あいつ女の子泣かせたぜ」ヒソヒソ
道行く女学生「うっそー、じゃああいつ最低野郎(チョベリバ)って感じいぃっ?」オオゴエ
上条「とりあえず、帰ろう……」トホホ
なんかツッコミ所満載だが面白いw
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 13:20:07.47:o6D8EiFA0一方通行「おォい三下ァ」
上条「あれ、一方通行じゃん。何か用?」
一方通行「あンなァ、そのなァ……俺と勝負してくンねェ?///」
上条「えー、上条さんはこれから肩をがっくり落として帰るところなんですよ? だからそんな暇はありません」
一方通行「あァ? 逃げンのかよ」
上条「ああそうだよ。上条さんはヨーロッパと札幌って語呂が似てるなぁと哲学的思想に思いを馳せながら逃げますよ」
一方通行「てことは俺の不戦勝ってことですかァ」カカカ
上条「面倒だからもうそれでいい。じゃあな」トボトボ
一方通行「じゃあデートすっぞォ!///」ガシッ
上条「!?」
上条「なっ、おいこら腕を絡めんな! 変な誤解されるだろうが!」
一方通行「何言ってンだ。勝負に勝ったらデートしてくれるってルールだろォ?」
上条「はぁ!?」
一方通行「三下の腕、たくましいぜェ///」ギュウ
上条「きもっ。とにかく離せっ、もやしがうつる!」ジタバタ
一方通行「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかか――!」
道行く学生「おい見ろよ、あいつ男と腕組んでる」ヒソヒソ
道行く女学生「まさに素敵な愛(ボーイズラブ)って感じいぃっ?」オオゴエ
上条「道行く者ども聞いてくれ、俺はノーマルだあぁぁーっ!!」
一方通行「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」
上条「もう何なんだよお前!? 一体何がしたいんだよっ!?」
一方さんwww
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:00:54.81:o6D8EiFA0公園
上条「殴って逃げました」
上条「一体全体どうなってんだっ。勝負に勝ったらデートって、それはときめきと交わした約束だろ!?」
上条「まさかあいつ、泣かされた腹いせにときめきが変なこと吹聴してるんじゃ……」
黒子「はーいみなさーん、注目してくださーい」
上条「ん? 広場のほうから何やら大声が……ってあいつ、ときめきの後輩じゃねぇか」
上条「そしてその回りに群がる筋肉野郎達(マッチョメン)……近づいてみるか」コソコソ
黒子「上条当麻という類人え……こほん。殿方が、好きですかー!?」
上条「!?」
筋肉野郎達「アーイアムキャプテーン」
黒子「準備はいいかねー!?」
筋肉野郎達「アーイアムキャプテーン」
黒子「ドゥルルルルッ(巻き舌)、ボロ部屋にぃ住んでぇるー!?」
筋肉野郎達「カーミジョーズボンは四角ー」
上条「四角くねぇよっ!!」ガビーン
上条(おいおい何なんだよあの集団。てか、俺のことが好きですかだと?)
黒子「えーみなさん静粛に。上条当麻についてある情報をつかみましたの!」
筋肉野郎達「おー」ワクワク
黒子「先着一名様限定! 上条当麻との果たし合いにて勝利をつかんだ者はなんとぉ……」
筋肉野郎達「な、なんと……?」ソワソワ
上条(不幸の予感しかしねぇ)ソワソワ
黒子「デートできまぁす!」
筋肉野郎達「うおおぉぉぉぉーっ!!」
上条「やっぱり犯人はあいつか! あの女なんてぇことを! てか野郎どもは何故俺にご執心!?」
いつの間にか背後に回っていた筋肉野郎「ま、掘らせてもらえるなら誰でもいいんですけどね」
上条「げっ」
ズボンのチャックがはちきれんばかりの筋肉野郎「さあ始めようか……二人きりで、な!」ズン!
上条「不幸だあぁー!!」ダダダダッ
上条「さすがジャッジメントと言ったところか……あんなガチホモ軍団を率いているなんて」
上条「あいつはきっと俺がときめきを泣かせたから怒ってあんなことをしてるんだな……」
上条「泣かせてしまった理由は分からない。だからとにかくときめきに謝って機嫌をとるしかない!」
上条「そのためにはまず何をしたらいいか、一緒に考えてくれ! インデックス!」
イン「考えてほしくば飯よこせなんだよ!」
上条「実は逃げてる最中に財布落としちまって、飯どころじゃないんだ……」
イン「甲斐性無しが女を泣かせるなんていいご身分かも」イライラ
上条「か、返す言葉もありません……」
イン「食べ物がないならせめて足でも舐めてご奉仕するべきなんだよ!」
上条「ううぅ……」
イン「ほら、惨めったらしく這いつくばって犬のように舐め回すんだよ!」
上条「そしたら……相談に乗ってくれますか?」
イン「もちろん。シスターは世界中の人々の幸福を祈ってるかも」フフン
上条「インデックス………………」ペロペロ
このノリは一体何なんだw
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:54:45.30:o6D8EiFA0イン(――てな具合にして上手くとうまをいじめたいんだよ)
イン(でもとうまはMじゃないから難しいかも)
上条「ああ、俺はどうすればいいんだ……」
イン(そういえば勝負に勝てばデートしてくれるって噂なんだよ)
イン(勝負に勝つすなわち私>とうまの不等式が成り立つんだよ)
イン(私のほうが強いんだから、つまりとうまは私の下僕ってことになるかも!)
イン(さすが禁書目録! 私ってやっぱり天才かも!)
イン「というわけで、とりあえず私と勝負するんだよ!」
上条「はい?」
イン「じゃーんけーん」
上条「なんかよく分からんが、じゃーんけーん」
イン(運否天賦な要素が強いこのゲームで挑めば、とうまの不幸体質により当然私が……ふふふ)
イン上条「ぽんっ!」
イン「やった、勝っ――
――!!」
イン→グー
上条→パー
イン「なっ、なんで……!?」
上条「よく見てみろよ。俺の出した手と、さらにもう一つの手を……」
イン「……とうまがじゃんけんで出した手は、左手なんだよ。右手は……――!」
上条「お前、前に言ったよな。俺の幻想殺しは幸運まで消しているのかもしれないと」
イン「私がじゃんけんに使わなかったほうの手を右手でさりげなく(そして優しく)握り締め、私の勝負運まで消してしまった……?」
上条「どのみちこれは賭けだった。成功するかどうか分からないし、成功したとしてもあとは運に身を任せるしかないからな」
上条「だが何だかんだで今まで生き残ってきた上条さんだ。肝心なところで運を逃すことは絶対にしない」
上条「運勝負なら勝てるとでも思ったか? 甘ったれんな」
上条「いいぜ。シスターのくせして迷える子羊(俺)の相談もまともに聞かず、そのうえ運命を思い通りにしようってんなら」
上条「まずはそのふざけ――」
筋肉野郎達「この部屋からカミジョーさんの臭いがー!!」バーン
上条「邪魔すんなあぁぁ――っ!!」
イン「とうまは一つ勘違いしてるんだよ」
上条「何だと……?」
イン「ここで私に負けておいたほうがよかったってこと。勝ってしまったとうまはそこの張り切る筋肉さんたちと戦わなければならない」
筋肉野郎達「ふんっ、ふんっ(ダンベル)」
上条「……はは、あははは」
イン「ベランダから逃げたほうが安全かも!」
上条「ちくしょおぉぉう!!」ダダダダダッ
上条「飛び降りて逃げました」
上条「それにしても今日は特別に不幸だな……ときめきは泣かせるし、一方通行はキモいし、筋肉野郎達に至っては考えたくもない」
上条「誰か頼りになるやついねぇかな……」
上条「……お、あそこに歩いてるやつは!」
美琴「はぁ……」トボトボ
上条「ときめき!」
真面目にときめきって言ってるのがじわじわくるな何か
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:44:57.58:o6D8EiFA0美琴「あーあ、結局デートもできないままケンカ別れかぁ」ショボーン
上条「すごく落ち込んでる……そんなに俺とデートしたかったのか」
美琴「上条先輩、今ごろ何してるかなぁ」ショボーン
上条「ときめきめ、そんなに俺のことを……可愛いやつ」ウンウン
一方通行「そォでェす。三下とデートできなくて落ち込ンでる可愛いやつは俺でェす」ニュッ
上条「げっ、出やがったなガリホモ野郎!」
一方通行「そのガリってのはお寿司屋さンのあれか? 痩せ細ったやつを指して言うガリガリのガリか?」
上条「容赦なく後者だ馬鹿っ。俺は今必死にときめき中学生と仲直りする方法を考えてんだよ!」
一方通行「容赦なく後者……ようしゃなくこうしゃ……『ようしゃ』と『こうしゃ』の一文字違いってとこに目ェつけた駄洒落(スーパーギャグ)ってわけかァ! 面白ェ!!」クカキケコ
上条「帰れ!!」
一方通行「そう冷たいこと言うなよ。俺ァもう三下との勝負に負けたンだしさァ」
上条「そう言えばそうだった」
一方通行「そもそも真剣勝負に勝ったらデートってのがおかしいンだよなァ」
一方通行「好きなら好きってはっきり言って、そンで思いが通じ合えば、勝負なんてしなくても好きなだけデートできンだろ?///」
上条「確かにそうだけどさ(あれ? 悪寒が……)」
一方通行「三下ァ……俺の思いの丈(ベクトル)は、いつでも一方通行なンだよ」
上条「あ、一方通行? 何なんですかその艶めかしい目つきはっ」
一方通行「好きだァ。三下と結婚することだけはどうしても諦めきれねェ///」
上条「何だとおぉっ!?」
美琴「聞いちゃった……」
上条「しまった!!」
美琴「お二人がそんな関係だったなんて……」ウルウル
上条「違うんだときめきっ。これは一方通行が一方的に俺のことをっ!」
一方通行「ハネムーンはどこにしますゥ?」
上条「何勝手に話進めてんだよ! 俺はお前なんかとは結婚どころかお付き合いだってしたくねえっつーの!!」
一方通行「そういうこった。三下はお前のことなンか好きでも何でもねェンだよ。分かったらとっとと失せろォ!」
上条「ばっ、違ぇよ俺はガリホモに言ってんだよ!?」
美琴「かみじょぉせんぱい……」ウルウル
上条「と、ときめき? あのな、本当に違うんだよ。さっきのは一方通行の馬鹿に向けた言葉で……」
美琴「私、もう二度とあなたの前には現れません。私のことなんか是非忘れてください……さようならっ」ダッ
上条「待ってくれえぇぇー!」
一方通行「ダァリィーン」ギュッ
上条「腕を絡めんなきめぇんだよ離せよガリホモ! てかダーリン言うなもやし野郎!」
一方通行「そンなに罵ンよ……照れンじゃねェか///」
上条「助けてえぇぇー!!」ジタバタ
いもけんぴはまだですか?
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:19:32.03:r51K08tV0>>41
おいそれだれだよ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:31:50.06:o6D8EiFA0おいそれだれだよ
公園のベンチ
美琴「ううぅ、ひっく……グスッ」ムシャコラムシャコラ
黒子「お姉さま、お気を確かに……いくらなんでもクレープ食べ過ぎですわよ?」
美琴「いいでしょ別に。上条先輩に嫌われちゃったんだから、我慢するのやめていっぱい太ってやるのよ……あ、クレープなくなった……不幸よ……」
黒子「えっとその……おやつにいもけんぴ買ったんですけど、食べます?(サツマイモのほうがお腹に優しいですし)」
美琴「……あーんして」ァー
黒子「!!」
黒子(まさか常盤台の女神たるお姉さまがわわわ私に対してその可愛らしいお口をお開けになられましたわ!? く、黒子はこの上なく幸せですのっ///)
黒子「どうぞ」
美琴「あむっ」パクッ
美琴「んむんむ……えへへ、美味しいね」ニコッ
黒子「あっはぁんっ!」ズッキューン
美琴「いもけんぴってさ、表面の甘いところをふにゃふにゃになるまで舐めたくなるわよね」
黒子(お姉様が棒状のものをぺろぺろ……)
黒子「ではお姉様、存分に舐め舐めしてくださいまし。黒子がちゃんと持ってますからっ」
美琴「いいの? ありがとっ」パク
美琴「はむはむ……ぺろぺろ」
黒子(目を閉じて頬を紅潮させ、切なそうに眉を歪めていもけんぴにしゃぶりつくその姿)
黒子(黒子は……黒子はもう、我慢なりませんのっ)
黒子「お姉様! これから寮に戻ってベッドの上でいちゃいちゃしませんこと!?」
美琴「あむぅ……黒子と、いちゃいちゃ?」
黒子「私なんかがあの殿方の代わりになれるとは思いません。ですが自分が役不足だとも思っておりませんっ」
黒子「お姉様を慰めるぐらいのことなら、私にだってっ」
美琴「黒子……」
黒子「お姉様……」
美琴「……私、下がいいな」
黒子「もちろんですの!」ヤッホォォォォイッ
一方通行「ヤる時は和風な感じで布団がいいぜェ。無論俺が上だァ!」
上条「知るかよヤダよ離せよ根暗もやしっ子!!」
打ち止め「あの人はどこかしらーってミサカはミサカはふらふらとそこら辺をほっつき歩いてみ……あぁー見つけたーってミサカはミサカは可愛らしくあの人のもとへ駆けつけてみたりぃっ!」
一方通行「けっ、邪魔が入ったかァ」
上条「ふぅ、助かったかぁ……」
打ち止め「ねえねえどうせなら三人で遊ぼうよってミサカはミサカはおやつを買ってくれることを期待してお誘いしてみる!」
一方通行「ガキは帰れェ。これから俺と三下は二人きりのパーティーナイトを過ごすンだァ」
上条「過ごさねえよ」
打ち止め「そっかーじゃあ邪魔できないねってミサカはミサカは事情を察した振りして落胆してみたり!」
上条「ああっおい待ってくれっ、こっちきたらお菓子やるぞ!」
打ち止め「ちっちっちっ、ナンパならもっと上手くやりなよってミサカはミサカは女の子なのにプレイボーイぶってみたり!」バイバーイ
上条「俺はロリコンじゃねえっ!」
一方通行「第三位といい打ち止めといい、節操ねェなァ。まっ、三下のそういうとこもまとめて好きになったンだがよ……///」
上条「ていっ」ソゲブパンチ
上条「一方通行(ガリホモ)は倒した。これでときめきを探しに専念できるってもんだぜ!」
上条「さーてどこへ行ったのやら……」
上条「おーいときめき中学生ーっ、どこだー!」
ドコダー!
美琴「あ、先輩の声が聞こえる……」
黒子「お姉様を嫌うような見る目の無い男なんて気にしてはなりません。黒子と一緒に楽しいことをすることだけを考えてくださいましっ」ランラン
美琴「う、うん。そうだよんね……」
美琴(……先輩)
怪しい店
黒子「お姉様、まずは道具を充実させましょうっ」ワクワク
美琴「う、うん……」
美琴(先輩のことが気にならないと言えば嘘になる)
美琴(でもきっと黒子なら、私の胸のもやもやも消してくれるかも)
美琴(先輩の力でも消せないこの嫌な気持ちを、私を愛してくれる黒子なら……)
黒子「首輪は必須ですわね。あと縄(ロープ)と振動装置(バイブレータ)と口枷(ボールギャグ)と目隠し(アイマスク)と……」
美琴(……不安になってきた)
美琴「黒子って、変わった趣味してるのね……」
黒子「そうですか? ところでお姉様、考えてみれば寮で行為に及ぶのは危険ですの。ホテルへ行きましょう」
美琴「そ、それもそうね(何されるんだろう……)」
黒子「うふふふふ」
桃色世界(ラブホテル)の一室
黒子「お姉様、まずはお風呂で汗まみれの身体を清めましょう! 先に入っててくださいまし」
美琴「ふえっ? 一緒に入らないの……?」
黒子「んもう、お姉さまは寂しがり屋さんですわねっ。私はいろいろと準備があるので後で入りますのん!」
美琴「うん、分かった」
上条「ときめきたちがラブホテルへ入っていところを目撃しました」
上条「やべーよやべーよ、寝込みを襲ったりするらしい白井のことだから何が起こるか分からねえ!」
上条「だけどここ、カップルじゃなきゃ入れないみたいだな。誰か適当な女の子を連れてくるっきゃない……
っておいおい、何だよこの看板。同性愛者(ホモセクシュアラー)専用ってお前なあ!」
一方通行「ここ俺たちにピッタシじゃね?」ニュッ
上条「また湧いてきやがったよこいつ」
一方通行「あのババアどもを追いかけたいならここは俺と組むしかないよなァ!」
上条「こいつとラブホなんか絶対嫌だ。だけど背に腹は代えられないのも事実」
上条「いいか一方通行、変なことしようなんて思うなよ。俺はときめきを追いかける目的で一緒に入るんだからな!」
一方通行「りょォかい。お任せあれってンだ」
美琴「黒子、シャワー上がったわよー」
黒子「分かりましたのん。黒子は頑張ってお清めしますのん!」ビシッ
美琴(この子の口調こんなだったっけ)
美琴「あーあ、黒子もいなくなっちゃった。一人ぼっちは寂しいなーっ」
美琴「……誰も返事してくれない。これぞ孤独ね」
美琴「暇だから黒子のおもちゃでもいじって遊びましょう」ガサゴソ
美琴「あれ、この手錠なんかふわふわしてる……可愛いかも」
美琴「…………」カチャッカチャッ
美琴「後ろ手は拘束の基本よねぇ」ウットリ
上条「くそっ、ときめきはどの部屋だ!?」
一方通行(三下がたった今通り過ぎたあの部屋だろォなァ)
一方通行(黙っとこォ!)
上条「まさかひと部屋ひと部屋ノックするわけにはいかないし」
上条「ええいもう迷惑だろうとなんだろうと省みねえ。ときめきの安全が最優先だ!」ガチャッ
見知らぬ学生「アッー!」
見知らぬ女装学生「アッハッハッー!」
上条「ちいっ、じゃあ次はこっちだ!」ガチャッ
見知らぬ筋肉ども「キエーッ!!」
上条「どこなんだよおぉぉー!!」
一方通行「うええぇぇぇ、きもちわりぃ」
大声で呼べばいいのに
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 19:04:02.83:o6D8EiFA0美琴「口枷ってのも面白そう。手錠はいったん外してっと……」カチャカチャ
美琴「黒子はボールギャグって言ってたわね。なんか穴だらけのボールがついてる」
美琴「これを咥えるのかしら……あむ」カチャカチャ
美琴「あう……あうぅー」
美琴(すごい、全然喋れなくなっちゃった)
美琴(えへへ、何だかいい感じかも)ウットリ
美琴(次は目隠しよ。なんかやけに大きいけどサイズ合うかしら)カチャカチャ
美琴(ベルトはぴったり……何にも見えなくなっちゃった。ただ目を瞑るよりも真っ暗)
美琴(……だめよ美琴。ここで手錠に手を出したら本格的に抜けられなくなる)
美琴(今はまともに演算できる精神状態じゃないし……黒子が暴走しても抵抗できないのよっ)ドキドキ
美琴「…………あうぅ///」カチャカチャ
上条「くそっ、どうしてこうもクジ運が悪いんだよ俺はっ!」
一方通行(ベクトル操作ベクトル操作……)
一方通行(どンなに轟音を奏でようと大丈夫。匠によってボロボロだったホテルの壁は完全吸音仕様となりましたァ)
上条「疲れてきた……」ガチャ
見知らぬ学生「アッー!」
見知らぬ女装学生「アッハッハッー!」
上条「あれ? さっき見たやつらだ。迷ってしまいそうなんで一度開けた扉はそのままにしといたはずなんだが……」
一方通行「あァ、開けっぱはよくねェから三下が開けたそばから閉じてンだ」バタン
上条「…………」
一方通行「偉いだろォ」
上条「ほら、受付で借りた部屋のカギだ」
上条「これ持って引っ込んでろ!!」
一方通行「お、おゥ……サンキュー///」
黒子「シャワー上がりましたのーって、お姉様は既にお楽しみでしたのね」
美琴「あうっあうぅ///」カチャカチャ
黒子「あーあー、涎をこんなに垂らして。常盤台のエースともあろうお方が……」ペロ
美琴(ひうっ、黒子が私の口元舐めてきたぁ……)
黒子「お姉様、これからゆっくりと時間をかけてあなたを犯していきますの」
美琴「あうぅ?」
上条「嫌な予感がビンビンバリサンだ……」
上条「くそう、また一から開け直しかよっ」ガチャガチャガチャガチャ
筋肉野郎A「カミジョーさんが見つからねえから筋肉同士でやろうかという話になったんだ」
筋肉野郎B「そんで行きつけのホテルに来たらカミジョーさんがいるではありませんか」
上条「げっ、よりによってこんなところで……!」
筋肉野郎A「さあ」
筋肉野郎B「我々で……」
筋肉野郎達「や ら な い か」
上条「…………」ヒヤアセダラダラ
筋肉野郎達「無言は承諾とみなす」ズン
上条「まっ待ってくれ、俺より締まりのいいケツをもった男を一人知ってるぜ!?」
筋肉野郎達「それはまことか!」
上条「ああっ。確かあそこの部屋に居るはずだ」
上条(ガリホモの一方通行がなっ)
筋肉野郎達「しからばレッツゴーッ!」ダダダダッ
上条「一方通行……お前は犠牲になったのだ」
一方通行「なンなンですかお前ェらは。勝手に人の部屋入ってくンじゃねェよマジでェ」
一方通行(うげェきもちわり。過度な筋肉は逆に萎えるわァ……)
筋肉野郎達「やらないか」
一方通行「……はァ? 何をだよっておいこら近づいてきてンじゃねェよ反射だ反射ァって全然利かねェ!?」
筋肉野郎A「筋肉に……」
筋肉野郎B「不可能はないのだ……」ズブッ
一方通行「アッー!」
上条「よぉし最後の扉だ。きっとこの奥にときめきと白井がいるはず……」ゼエハア
上条「もう手遅れなんだろうな。ここまでくるのに随分時間かかったし……」ズーン
上条「ええい落ち込んでいても仕方あるまい。とりあえずときめきを連れ出せばミッションコンプリートだ!」
上条「では早速……おーいときめきー、大丈夫かー?」ガチャ
美琴「はぅっうぅぅん……ひふぅっ!?」
黒子「貧乳であられるほうが感度がいいって本当ですの? やけに感じていらっしゃいますが……」サワサワ
美琴「んぅううぅぅぅっぁあんっ!」
黒子「イきたいのにイけないって顔してますの。お姉様は淫乱ですのねぇ」
黒子「もう少しお待ちください。ゆっくりと時間をかけて……焦らしに焦らしたうえでイくのが一番気持ちいいんですのよ?」サワサワ
美琴「あうぅぅ……」
上条「……」ムラムラ
上条「ケータイに撮って家で抜こう」パシャッパシャッ
上条「おい白井っ、今すぐときめきから離れろ!」
黒子「ちっ。邪魔が入りましたの」
美琴「(上条先輩の声!?)あぅっあうぅあぁんっ」ジタバタ
黒子「あっこら、暴れないでくださいましっ」ガシッ
上条「てめえっ、いくらときめきが好きだからってやっていいことと悪いことがあんだろうが!
見てみろよ……ボロボロになった、お前がボロボロにしちまったときめきの姿を。
考えてみろ。抵抗する身体を無理やり抑えつけられ、淫らな拘束具で自由を奪われるときめきの気持ちを!
おま」
美琴「あぅっああぁぁぁ――――ッ!!」
上条「ときめき!? おのれ白井め……!」グッ
黒子「ちっ違いますのっ。お姉様はあなたの視姦で絶頂を迎えて――」
上条「うるせえ!!
お前、今自分が何をしようとしたか分かってんのか?
自分の罪に気づいた時、てめえは反省するでもなく逃げの一手として俺に罪をなすりつけようとした……
醜い心を隠すために、お前は人として失くしてはならねえ大事なもんを捨てちまったんだ!
いいぜ……あくまでも自分は悪くねえってんなら――
まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」
黒子「ひっ、握り拳をお収めくださいまひでぶぅっ!?」
黒子あんまり悪くなくね?
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 21:00:07.96:o6D8EiFA0上条「俺は気絶した白井にときめきの気持ちを分からせるため、
目隠しやら口枷やら手錠やらで拘束し筋肉部屋に放りこんでやった。いい気味だぜ」
美琴「あの、先輩……」
上条「ん? どうしたよ。早く帰ろうぜ」
美琴「えっと、その……」
美琴(黒子のことは誤解だってちゃんと説明しないと……)
上条「ほら、行くぞ」グイッ
美琴「あっ」
美琴(手を繋がれた……なんかこれ、先輩とデートしてるみたい)
美琴(ごめんね黒子。あとでちゃんと謝るから、今は手の平の幸せを堪能させて……?)
美琴「あのっ、先輩は……」
上条「ん?」
美琴「先輩は私のこと、嫌いなんですよね? だったら無理して面倒みてくれなくても……」
上条「ああ、それは全部誤解なんだ」
上条「お前みたいにひたむきな子、嫌いになるわけねえだろっ」
美琴「上条先輩……///」
桃色空間に残された者たちの部屋
筋肉野郎達「ふぅ……さ、帰るか」
一方通行「き、筋肉……すげえ……」ピクピク
筋肉野郎B「ところでいつの間にか異性が侵入してきてるぜ」
黒子「んうっふうぅぅぅんっ!(筋肉さんとやら、助けてほしいですのっ)」クネクネ
筋肉野郎A「ほっとけよ。雌猫なんか興味ねえし」
黒子「あうぅっ!?(そんな……っ)」
筋肉野郎B「だなっ」
筋肉野郎達「はっはっはっは」
黒子(誰か助けてえぇぇ――っ!!)クネクネ
上条「よう、ときめき」美琴「あっ…上条先輩///」
おわり
すっげえ遅くてごめんちゃいっ参考画像なくてごめんちゃいっ
イカ娘の人にもごめんちゃいっソフトSM好きでごめんちゃいっ
読んでくれてありがとうございましたっ
誰か黒琴で美琴を縛りあげてくれたら嬉しいです
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 21:30:57.67:A1dP1+NYOイカ娘の人にもごめんちゃいっソフトSM好きでごめんちゃいっ
読んでくれてありがとうございましたっ
誰か黒琴で美琴を縛りあげてくれたら嬉しいです
乙、面白かった
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 22:14:06.47:xoq1/FYm0乙
何故か読んでしまった
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 00:45:40.39:AbplcX0AI何故か読んでしまった
ときめきってジワジワ来るわ
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お前ガチホモ筋肉軍団をけしかけられてからも同じことを言えるのか…?