- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:16:56.21:MoR8I0f50
春
純「そろそろどこに入部するか決めた?」
梓「ううん、まだ。純は?」
純「私はジャズ研かなー、憂は?」
憂「わ、私は家の手伝いとかあるから部活はちょっと」
梓「そっかー、どこにしようかなー」
純「あ! 梓はあそこでいいじゃんあそこ、にひひ」
梓「あそこ?」
純「廃部寸前のほら!」
梓「なんだっけ?」
憂「……」
純「前に一度みにいったじゃん! もう忘れたの?」
梓「んー、あー……ああ、あれか」
梓「思い出したよ。もしかしてセックス部のこと?」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:17:21.22:qLHRDDMr0
純「そうそう、セックス部」
梓「セックスかー、なにするところなんだろうね?」
憂「えっと……」
純「そりゃセックスするんじゃない? セックス部ってくらいだし」
梓「セックスするんだ……ところでさ」
純「ん?」
梓「セックスって何?」
純「……えーっと、憂、パス」
憂「えぇ!? あ、あのね、セックスっていうのはー……」
梓「サックスみたいな?」
憂「ううん、全然違う。どっちかっていうとスポーツみたいな感じかな」
梓「ラクロスみたいな?」
憂「ちがうよ。まぁ知らなくても仕方ないかもね」
梓「教えてくれないの?」
憂「ごめんね、話すと長くなるから今日のところは私帰るね」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:24:40.26:MoR8I0f50
梓「純ー」
純「わ、私は実はしらないんだーあはは……」
梓「えー、何それ」
純「気になってるなら体験入部してきたらいいじゃん」
梓「うーん……」
純「じゃあジャズ研いってきまーっす、ばいばーい」
梓「えー……私一人でー? もぉー」
梓「……はぁ、ならちょっとだけ覗いてみようかな。覗くだけ」
梓「きちゃった……ここがセックス部……怪しい匂いがプンプンするね」
梓「これ……勝手に入っていいのかな。まぁいっか」
カチャリ
梓「すいませーん……」
梓「あれ、誰もいないのかな」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:28:35.67:MoR8I0f50
……
梓「え、廃部したんですか」
先生「そうなのよ、去年いた先輩たちはみんなプロ入りしちゃってね」
梓「つ、つまり……」
先生「もう学校にも来てないの」
梓「強豪校なんですね!」
先生「そうね」
梓「失礼しました」
梓「廃部か……」
梓「あーあ、部活どうしよう。入らないと内申に響くらしいしなー」
梓「私も何かでプロ入りできたらそもそも学校なんて来ずにすむのに」
梓「みんなプロになるってくらいなんだからセックスって簡単なのかな」
梓「……よし、ちょっと調べてみよう」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:29:39.55:hasUBlK/0
テクテク
梓「どこへいけば調べられるんだろう」
梓「図書館かな?」
梓「いってみよう」
図書館
梓「んー、何処を探しても見つからない」
梓「すいませーん、セックスについて書かれた本ってありますかー?」
受付「ご、ごめんなさい、ウチには置いてないの」
梓「そうですか……あの、セックスについて調べたかったらどこへ行けばいいですか?」
受付「そうね、実際にセックスサロンとかセックスカフェに行ってみたらどうかな」
梓「セックスサロン? そんなのがあるんですか?」
受付「この街の裏通りにいくつかあったはず」
梓「そうなんですか、ありがとうございます」スタスタ
受付「でもあんまりおすすめは……あ、行っちゃった」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:39:22.01:MoR8I0f50
梓「裏通り裏通り……あ、ここかな?」
梓「うわー、なんか怪しげなトコにでちゃったぞ」
梓「……」キョロキョロ
梓「確かにここだよねー」
梓「うーん……パッと見それっぽいのがみつからない」
梓「今日のところは諦めようかな」
梓「……ん、あの後ろ姿は……憂だ!」
梓「ど、どこいくんだろう……家こっちじゃないよね」
梓「迷いもなく突き進んでいく……あ、見失わないようにしなきゃ」
梓「うわ、私いま探偵みたい!」
梓「……お」
梓「あれ、建物に……入っていっちゃった」
梓「おぉ、こ、ここは……!!」
梓「セックスサロン……平沢? あれ? 憂の家?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:43:15.40:MoR8I0f50
梓「お店っぽいけど入っていいのかな」
梓「……ええい、かまうもんか!」
トコトコ
カランカラン
憂「いらっしゃいませー……って、あぁー」
梓「憂! 働いてるの!?」
憂「やっぱり来ちゃったんだ」
梓「やっぱりって?」
憂「なんとなく予想はしてたよ、梓ちゃんがここにくるって」
梓「あの、憂。私、なにもしらないんだけど」
憂「知らなくても大丈夫だよ。とりあえずセックスしていく?」
梓「初心者なんだけど私にもできるの?」
憂「大丈夫だよ、ちゃんと教えてもらえるよ」
梓「ふーん、じゃあ試しに……あ、ここもしかしてお金いる?」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:47:18.00:Et/eQD8eO
憂「はじめてだからお代はいいよ、友達だし」
梓「ありがとう!」
憂「じゃあそこでお茶飲んで待ってて。対戦相手さがしてきてあげる」
梓「う、うん……」
梓「はー、セックスかー。一体どんなスポーツなんだろう」
梓「一対一でやるのかなー」
梓「なんかルールブックとか置いてないかな」ゴソゴソ
梓「お、あるじゃん」
梓「なになにー」
梓「セックスは、えっと、今の我々の社会では不要となったコミュニケーション手段の一つである」
梓「基本は一対一で行われ、先に相手を絶頂に導くことで勝利が決定する」
梓「この娯楽は原来、過去から未来へと歴史を紡ぐ高尚なものであったと言われているが」
梓「生命革命以来、人の世から徐々に姿を消していった」
梓「んあ? な、なんかよくわからないな。てかルールかいてないし!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:01:55.37:MoR8I0f50
憂「梓ちゃん、相手がみつかったよ」
梓「あ、ほんと?」
憂「ラッキーな相手だよ」
梓「え?」
唯「どもどもー憂の姉の唯で~す」
梓「ど、どもです。梓っていいます」
唯「おっけーかたくならないでいいよ。私がやさしく教えてあげるから」
憂「お姉ちゃんはね、プロのセックスファイターなんだよ!」
唯「ふふん」
梓「ぷ、プロ!? あ、もしかしてウチのセックス部の」
唯「うん! あずにゃんにとっては先輩だね! 唯先輩って呼んでいいよ」
梓「あの、すいませんはじめてなのにプロの方に教えていただけるなんて……恐縮です」
唯「いいよいいよ、かわいーもん。才能ありそう」
梓「可愛い? なにかかんけーあるんですか……?」
唯「とりあえず奥の部屋いこ?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:08:13.51:MoR8I0f50
プレイルーム
梓「あの……なんでベッドが」
唯「この上でやるんだよ」
梓「そうなんですか」
唯「じゃあ道具の説明するよ?」
梓「はい」
唯「まず一番大事なのはこれ」
梓「なんですかコレ。変な形」
唯「これはPENISって呼ばれてるセックスに使う道具だよ、どっちかっていうとパーツかな?」
梓「へぇー、これをどうやって使うんですか?」
唯「攻める側が装着するんだよ」
梓「装着?」
唯「まぁみてて」
スチャ
ウィーン ドウィーン
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:11:27.09:qLHRDDMr0
梓「わわっ! 色と大きさが変わった!!」
唯「中にDNA解析プログラムが組み込まれてて装着した人によって姿形が大きく変わるんだー」
梓「すごい……すごいおっきくなった……」ツンツン
唯「あっ、ちょ、ちょっとまって」
梓「え?」
唯「ダイレクトフィードバックシステムのおかげでまるでホントの自分の体のように感覚があるんだよ」
梓「触られてるのがわかるってことですか?」
唯「そういうことだね。それに普通の肌よりかなり敏感なんだよ」
梓「へぇー、時代は進歩したものですねー」
唯「まぁこんなの何百年も前からあるらしいけどね」
梓「私がしらなかっただけですか」
唯「セックスに興じる人もずいぶん減ったってことかな。寂しいね」
梓「憂のおねえさ……唯先輩はもうセックスをしはじめて長いんですか?」
唯「ううん、まだそんなに」
梓「でもプロなんですよね! すごいです!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:18:40.56:MoR8I0f50
唯「そうだね。まぁちょっと人より才能があったっていうか……ね?」
梓「きょ、今日はよろしくお願いいたします!」
唯「そんな腰低くしなくてもいいよー、いっぱいセックスを楽しも?」
梓「は、はい!」
唯「じゃあ説明つづけるね? あ、コレより後は実際にセックスしながらにしよっか」
梓「それがいいかもですね! わかりました! で、私はどうすれば」
唯「おっけー、まずは衣服を脱いで」
梓「え?」
唯「服を脱ぐんだよ」
梓「どうしてですか? ユニフォームに着替えるんですか?」
唯「裸になるの。裸がユニフォーム」
梓「へぇー……っていやです!」
唯「え? どうして?」
梓「それは……あれ? あ、別に嫌じゃありませんでした」
唯「びっくりしたよ。さぁ脱いで脱いで。私も脱ぐから」ヌギヌギ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:24:04.67:MoR8I0f50
梓「は、はい……」ヌギヌギ
梓(あれ? なんかおかしい……ッ……頭痛が……)
唯「どうしたの? 体調が悪かったらセックスはしないほうがいいけど大丈夫?」
梓「だ、大丈夫です」
梓(収まった……なんだろう)
梓(はじめてセックス部を知ったときと同じ痛み……)
梓「脱ぎました」
唯「うん、いい子だね。お肌もつるつるで可愛いよ」
梓「え、可愛いなんて人に対して失礼ですよ」
唯「ごめんごめん、でもこれ以外に形容する言葉がなくてさ」
梓「変なの」
唯「あれ、お腹怪我してる? バンソーコー……大丈夫」
梓「あぁ、そうなんです。ちょっと……」
唯「まぁいいや。さっそくそこのベッドに寝て!」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:29:03.84:Z5fW/cnM0
梓「なんだか妙な気分になりますね」
唯「うふふー、いまからすっごくいいことするんだよー」
梓「やっぱり相当楽しいんですか?」
唯「たのしいしー、きもちいしー、幸せだしー、最高だよー」
梓「そうですか」
唯「じゃあ私に体あずけて。うん、そんな感じ。えへへ、優しく教えてあげるから」
梓「は、はい……」
唯「そういえば、名前、なんて呼んだらいい?」
梓「なんでもいいですよ」
唯「うーん、じゃああずにゃんにしようね。なんだか機械猫っぽいし」
梓「わ、わかりました」
唯「あずにゃん……最初はチョコーっと痛い人もいるみたいだけど我慢してね?」
梓「はい……痛いんですか?」
唯「人によるかな」サワサワ
梓「ひゃっ!? な、なんてとこ触るんですか!! んっ、ちょっ、唯先輩!!」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:35:57.67:gQoORA5Ji
唯「ね、きもちいでしょ?」ムニムニ
梓「あ、だめっ……あのっ、そこは汚いですから」
唯「綺麗な色だね……可愛い、チュ」
梓「ちょっと! んぅ……あっ、あぁ、ふっ」
唯「わかる? きもちいでしょ?」
梓「あっ、あっ、ん……これがきもちい? ……あっ」
唯「そう、私たちが遥か過去に置き去りにしてきた感覚」
梓「あっ、あ、んぅ、やぁあ……」
唯「いまからあずにゃんは目覚めるよ」
唯「DNAに刻み込まれた、快楽への欲求と欲望が表にでてくるの」
梓「あぅ……んあ、はっ、ああぁ」
唯「私と思う存分セックスしようね。したくなるよ。そしてたくさん気持ちよくなろうね」
梓「んぅ、ああああっ、唯先ぱ……ああ」
唯「ほら、もっともっときもちよくなっちゃえ!」クリクリ
梓「ああああああっ!!!! んあぁあああ!! ああっ!!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:45:52.64:MoR8I0f50
梓「……はぁ、ハア……な、なに……これ」
唯「頭の中きもちよくなった?」
梓「……はぁ、はい……びっくりしました」
唯「自分の体に変化あるのわかる?」
梓「はい……すごく、火照ってるっていうか……なんか、変です」
唯「あずにゃん、いまのが絶頂って感覚だよ」
梓「ぜっちょ……あ、ってことはこれが負け……ってことですか?」
唯「まぁそうなるね。でも初めてだから仕方ないよ」
梓「そうですか……」
唯「相手を絶頂に導いたら勝ち! 私の勝ちー! えへへ」
梓「唯先輩もこんな風に気持ちよくなるんですか?」
唯「うん、なるよ。みんななれる」
梓「私、なんか……いま、幸せでいっぱいです」
唯「次はもっともっと気持ちよくなれるよ。やったねあずにゃん」
梓「そうなんですか……やったぁ……やったぁ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:53:52.42:MoR8I0f50
唯「えへへ、気に入ってくれて嬉しいな」
梓「こんなにいいものをいままで知らなかったなんて」
唯「だれもちゃんと教えてくれないからね」
梓「唯先輩に出会えて良かったです……」
唯「おっと、感謝されるのは嬉しいけどそのセリフはまだ早いんじゃない?」
唯「こっからがセックスの真髄だよ」
梓「……」ドキドキ
唯「これ、触ってみて」
梓「あっ……さっきよりずっと大きくなってます……」
唯「あったかいでしょ」
梓「ちょっと熱いくらいですね……なんか脈打ってておもしろいです」
唯「いまからこれをねあずにゃんが今気持ちよくなったとこにいれるの」
梓「……え?」
唯「私もあずにゃんもいっぺんにきもちよくなれる魔法だよ」
梓「それをいれるときもちいいんですか? 不思議です」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:59:02.72:MoR8I0f50
唯「とってもきもちいよ」
梓「わかりました……いれてください」
唯「うん、頼まれなくてもいれる。どっちみち我慢できないし」
梓「我慢?」
唯「こんなかわいいの前にして、いれずに勝ち逃げなんてありえないってことかな」
梓「ふぇ?」
唯「いっきま~っす」
梓「え、まってほんとにはいるんですか!?」
唯「だいじょぶだいじょぶ。ゆっくりするから」
梓「……んっ」
唯「優しくねー」
梓「あっ……ちょ、ちょっとまってくださ……あっ!?」
唯「力ぬいてー」
梓「あぁ……うぅ……」
唯「あずにゃんのここは小さいなー、まだ全然入ってないよ」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:05:11.09:MoR8I0f50
梓「え? もう入ってるんじゃないんですか?」
唯「ぜーんぜん」
梓「え? え? でももう、きもちい、ああっああっ!!」
唯「痛くないようにちょっとだけお薬ぬったからね」
梓「あっ、んぅ……」
唯「あずにゃん、私の顔みて?」
梓「うっ、うぅ……唯先輩」
唯「顔真っ赤にしちゃってもーかわいいなー」
梓「なんかっ、あっ、はずかしっ、っていうか……ああぁ」
唯「まだ全然はいってないのにそんなにきもちよくなっちゃって、ずるいなぁ」
梓「あっ、ゆ、唯先輩はきもちいんですか?」
唯「まぁまぁね、入り口あたりちょんちょんしてるだけだし」
梓「あっ、あっ……あああっやっ、きもちっ、んぅ」
唯「そろそろいっかな」
ズプリ
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:16:09.58:MoR8I0f50
梓「あああっ!!?」
唯「おっ、キツ……あっ!! ああっ!!?」
唯(な、なにこれなにこれなにこれ!!?)
唯(私が感じてる? 百戦錬磨の私が!?)
唯(嘘! 私はセックスの天才平沢唯だよ!?)
唯(遺伝子レベルで恵まれた才能をもってるんだよ!! なのに!!)
唯(この子のあそこは私の超がつくほどの名器すらを凌駕するっていうの!?)
唯(それじゃあまるで……神器だよォ!!)
梓「んぁああっ、はぁ、あああ、唯先ぱぁい!!」
唯「あっ、あずにゃ……あっ、きもちっ……」
梓「あつくておっきぃのがはいってます……ううぁう、あああ」
唯「あずにゃんのおま◯こきつきつだよぉ……あああっ、きもちいよおお」
梓「あああっ、きもちよくなってくだひゃい……あああぅ」
唯「あずにゃん! あずにゃあああん!!」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:23:16.24:MoR8I0f50
唯(才能、天才……これはそんな言葉ですましていいレベルじゃない……)
唯(憎らしいほどの気持ちよさ……)
唯(でもいまは考えないで……快楽に身をまかそう)
唯(こんな神器に出会えた奇跡を喜ぼう)
唯(神様……いや、マザーシステム様、あずにゃんをこの世に産んでくれてありがとう)
唯「あずにゃん!あずにゃん!ああああっ!!」
梓「にゃあああぅ! 唯先輩! わたひっ、またっ、おかしく、ああああっ」
唯「いっぱいきもちよくなって! きもちよくなっていいよ!!」
梓「やああああっ!!?」
唯「イッて! いいよ!! 早く!!」
唯(このままじゃ私がもたないよっ!)
梓「にゃあああう、あああん、やぁ、はぁああ」
唯「ん、ん、んあああっ」
梓「にゃああああああああああああ!!!」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:27:26.85:MoR8I0f50
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| _
,ィ´ `ヽ
从 ,ノjノヽハ
ゝ({ ゚ ヮ゚ノ \
| }iー'}) ギシギシ
U_,_,_U〉 アンアン
と__)__)__________ /
/
/
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:46:50.23:MoR8I0f50
唯「あっ、あずにゃんきもちいよ! 最高だよ!!」
梓「にゃ、みゃ、ああっ、は……あぁ」
唯「いったね! 私ももうすぐいくからおま◯こ貸してね」
梓「ひゃ、あっああああぁん、だめぇあああ」
唯「あずにゃっ、あっ、私、イク、ああっ」
梓「にゃ、にゃ、にゃ、あ、ああ、あ」
唯「イクっ、あ! ああああああっ……!!!」ドプドプ
唯「あ、はぁ、はぁ……はぁー、やばい、ああっ」
梓「な、なんかでてます……」
唯「きもち、よすぎ……あずにゃん……さいこー」
梓「なんか出しました? あついのが……中に」
唯「せーしっていうんだよ」
梓「せーし?」
唯「PENISをつけてるときにイッたら、あ、絶頂って意味ね」
唯「出ちゃうんだよ。それが敗北のサイン」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:53:54.16:MoR8I0f50
梓「ってことは私は唯先輩に勝ったんですか?」
唯「ううん、先にイッたからあずにゃんの負けー」
梓「そうなんですか、残念です」
唯「でもきもちよかったでしょ?」
梓「あ、はい……きもちよかったです。すごく」
唯「私もあずにゃんのおま◯こきもちよかったよー」
梓「おま◯こってなんですか?」
唯「って呼ぶんだよ。いま入れたとこ」
梓「お◯んこですか……変なの」
唯「あんまり人前で言っちゃだめだよ? セックスする人しかしらない単語だからね」
梓「わかりました」
唯「もっかいする?」
梓「え? セックスですか?」
唯「うん、次はあずにゃんがこれつけてみなよ」
梓「はい! つけてみたいです!」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:04:13.76:Gc6YU48F0
唯「ほい、どうぞ」
梓「えっと、これでいいんですか?」
唯「じゃあ横のスイッチ入れて」
梓「んと、はい」
ウィーン
ドウィーン
梓「わぁ! おっきくなりました! みてください!」
唯「す、すごぃ……」
梓「唯先輩のときよりおっきいですか?」
唯「あはは、やっぱこっちも神器なんだ……」
梓「え?」
唯「あずにゃんの小さい体にはずいぶん不釣合いだね」
梓「そうですか? 結構気に入りました。いまからこれを唯先輩のおま◯んこにいれていいんですよね?」
唯「うっ……」
梓「どうしました?」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:10:02.62:Gc6YU48F0
唯「いやぁ、随分と凶悪だなぁと思って」
梓「?」
唯「私プロだけどいれられるのはあんまり得意じゃないんだよね」
梓「……へぇー」ムクムク
唯「まだ大きくなるの!?」
梓「私、早く入れたいです! どんな感じなのか知りたいです!」
唯「わ、わかったよぉ、唯先輩のおま◯こで試してみなさい」
梓「えへへ、もちろんこっちでする時もきもちいんですよね?」
唯「きもちいよー」
梓「私もこの白い変な汁でますか?」
唯「せーしだよ、イケばでるよー」
梓「ああそうでした。せーしだしてみたいです」
唯「うん、じゃあしよっか。今度は私が下ね」
梓「はい! では失礼して」
唯「んー、そうそう、そんな感じで覆いかぶさって」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:50:04.17:BBxZijfhO
梓「ここであってますか?」チョンチョン
唯「んっ、んっ、あ、うん……」
梓「おもしろいですね」
唯「もうー、はやくいれちゃおうよ」
梓「はい」
唯「ゆっくりね」
梓「ゆっくり、ゆっくり、あ!」ヌルッ
ズブブ
唯「ああああっ!!! んあああっ」
梓「ああああっ、んぅ、はいっちゃいましたぁ」
唯「んっ、ちょ、ああぅ、おっき……あああん」
梓「す、すご……これが……おま……◯こ」
唯「い、いいよその……まま、私がきもちよくなるように」
梓「は、はい……でもぉ、ああっん、んああ」
唯「ふああっ、んぅ、よゆーなさそうだね」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:23:50.57:Gc6YU48F0
梓「だってぇ……んんっ、唯先輩のおま◯こきもち……あああ」
唯「あずにゃんのもおっきくて……かたくて……んぅ、あっ」
梓「も、もう限界です、わたし」
唯「えー、はやいよー」
梓「うううっ、ああっ、ごめ、なさ」
唯「あずにゃん、ちゅーしながらイッてごらん」
梓「ちゅー……?」
唯「私のここに、あずにゃんのくちびるを重ねるの」
梓「は、はい……んちゅ、ちゅむ、んっ」
唯「チュプ、チュ、んふ」
梓「んんぅ!! んあああっ!!」
唯「んぅ、ん、いいよ、中でビューしちゃって」
梓「にゃ、あ、あ……んにゃあああああっ!!」ビュクビュク
唯「んっ、ああ、あはは、えへ、いっぱい出てる……イッちゃったね」
梓「にゃふ、あふ……あぁ、ハァ……はぁ、きもひい」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:30:13.50:Gc6YU48F0
唯「はじめてにしてはいい感じだったねー。やっぱ才能あるよあずにゃん」
梓「ハァ……はぁ、そうなんです……か?」
唯「あずにゃんのおち◯ちんとってもきもちいよ!」
梓「おち◯ちんって?」
唯「PENISのことをおち◯ちんって呼んだりするんだよ」
梓「そうですか……」
唯「ねぇ、これでセックスのことわかったでしょ?」
梓「はい。ありがとうございます。勉強になりました」
唯「で、どうだった?」
梓「どうって…………さいこーでした」
唯「きもちよかったでしょ」
梓「…………はい、死ぬかと思いましたよ」
唯「うんうん! これで今日からあずにゃんもセックスファイターだよ」
梓「セックスファイター……嬉しいです」
唯「どんどんセックスして上手になっていこうね?」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:39:19.36:Gc6YU48F0
梓「はい! 私これから頑張ってセックスしていつか唯先輩に勝ってみせます」
唯「お、それってプロに対して言ってるのかな?」
梓「あ……す、すいません」
唯「ふむ……あ、そうだ。今度アマチュアセックスの大会があるんだけどでてみない?」
梓「大会? そんなのあるんですか?」
唯「プロ以外のセックスファイターが参加できる大会だよ」
梓「私なんかで大丈夫ですか? 超ビギナーなんですけど」
唯「うん! 参加に制限はないから」
梓「大会か……でも、ウチの学校セックス部潰れたんで、どこで練習したらいいか」
唯「ここへおいでよ! 私がいるときは優先的に相手してあげる」
梓「ほんとですか!? あ、でもプロ相手だとお金とか……」
唯「いいよお金なんて、憂の友達だし。それに私にとっても良い経験になるし」
梓「いい経験?」
唯「んー、あずにゃんのおま◯こはレアだからね。プロの世界でもここまでの名器を持ってる人はそうはいないよ」
梓「なら、お言葉に甘えて……」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:47:35.85:Gc6YU48F0
唯「おっと、私この後指導セックスの予約はいってるからまたね」
梓「あ、はい。今日は本当にありがとうございました」
唯「ファイトがある日はいなかったりするけど、私の予定なら憂に聞いてくれてもいいよ」
梓「わかりました」
唯「大会のエントリーについては憂に言ったらやってくれるから」
梓「はい」
唯「じゃあね、チュ」
梓「んぅ……さよならです」
憂「お、おつかれ~。初セックスどうだった?」
梓「う、うん。さいこーだったよ」
憂「でしょ~? 嬉しいな梓ちゃんもセックス仲間だなんて」
梓「憂はいつからやってるの?」
憂「お姉ちゃんのちょっと後だよ」
梓「このお店は?」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:55:54.58:Gc6YU48F0
憂「あぁ、このサロンはお姉ちゃんがプロ入りしたと同時に開店したの」
梓「プロセックスファイターもうかるんだ……こんな綺麗なお店……」
憂「勝ち続ければね」
梓「ってことは唯先輩って強いの?」
憂「うん、10年に一度の逸材っていわれてるよ」
梓「へぇー……」
憂「それにね聞いて聞いて! 去年度の新人王、新風杯、若葉杯、若手三冠なんだよ!」
憂「あ、前戯王トーナメント杯は準決勝で負けちゃったけどね」
梓「うわぁ、よくわからないけどすごいんだ!」
憂「セックス界について学びたかったらその辺の雑誌とか持って帰っていいよ」
梓「うん、ありがと。あ、それと今度アマチュアの大会があるって聞いたんだけど」
憂「あー、あるよ。来月のやつでしょ? でもね、あれ申し込み期限過ぎちゃったんだ」
梓「あ……そうなんだ」
憂「ごめんね? キャンセル枠がでたらすぐに教えるから」
梓「ありがとう。それじゃあ私もう帰るね」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:03:17.56:Gc6YU48F0
憂「また明日学校でね」
梓「うん、じゃあね。唯先輩によろしく」
梓「さて、帰って雑誌読もうかな」
梓「にしてもよかったな……セックスがあんなにいいものだなんて」
梓「えへへ、はやくまたセックスしたいー」
梓「唯先輩の言ったとおり、一度開いたこの欲求は抑えきれないよ」
梓「ああ……どうせなら唯先輩とセックスがしたい」
梓「気軽に大会出るって言ったけど、他の人とすることを考えたら……なんかヤかも」
梓「おっかしいなー、なんなんだろうこの気持ち」
梓「私ってほんとにセックスに向いてるのかなー……」
梓「あ……ッ、また……頭イタ……い」
梓「あ……イタタ、なんだろ……少し風が冷たくなってきたな。早く帰ろう」
セックスファイター梓~覚醒辺~ 【完】
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:59:37.88:Gc6YU48F0
【学生居住区―Cランク寮】
梓「ふーやっと帰ってきた。暖かい布団に入りたい」
梓「えっとカードキーどこだったっかな」ゴソゴソ
『プライベートカードをスリットしてください』
梓「わかってるって、待ってよ」
『プライベートカードをスリットしてください』
梓「うるさい! あ、あったあった」
梓「……」スッ
pipipi
『シリアルナンバー、音声認識モード』
梓「aZ-281111。帰宅処理」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:08:35.22:Gc6YU48F0
『おかえりなさいませaZ-281111。現在の時刻は21時17分22秒。現在の時刻は21時17分26秒』
『全消灯まで残り4時間42分29秒。外出の際は電子端末にてガイドラインに従い申請を―――』
梓「あーはいはい、いちいち言わなくてもいいようるさいなぁ」
ガチャリ バタン pi-
『ドアーをオートロックします。外出の際は電子端末にてガイドラインに従い申請を―――なお申請――』
梓「はぁー、疲れたー」
梓「せっかくいい気分だったのにうざったいアナウンスのせいで……あーもう!」イライラ
梓「ん、ちょっと腰がいたいな、よっこらしょっと」
梓「あー、あー……」
梓「…………えへ、初セックスしちゃったんだ……」
梓「夢のような時間だったなぁ」
梓「あ、そうだ、雑誌雑誌!」
梓「唯先輩のこと書いてあるのかな」
梓「ハウツー本も借りたし今日中に読めるトコまで読んでおこう」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:14:44.87:Gc6YU48F0
梓「っとその前に晩ご飯~」
『ポイント残高不足により購入制限がかかっています。スタンダードメニューから選んでください』
『なお電子端末による購入は23時30分までとなっておりますので――――』
梓「あれ、今月そんなにポイント使ったけ」
ピッピッ
梓「ふーん、なら今日はもうドリンク剤でいいや。そーしんっ!」ピッ
ガタン
梓「~♪」チューゴクゴク
梓「頑張って勉強していい点とらないとなー、ろくにポイント貯まりゃしないよ」
梓「成績優秀な憂はいまごろディナーセットAかな? あはは」
梓「あ、てかあの子お金稼いでるっぽいしお金でポイント買ってるのかな」
梓「ずっるー」
梓「~♪」チューゴクゴク
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:16:09.18:1qvB3GBF0
梓「ふう。さてと、どれから読もうかな」
梓「『週刊セックス倶楽部』『月刊PENIS』『現代のセックス事情』」
梓「やっぱこの『ビギナーズセックス』にしよ」
梓「なになに」
梓「…………」
梓「ふーん……大概しってるね。今日教えてもらったことばっかり」
梓「へー、で、結局セックスが元来なんの意味があるのかはわかってないんだ」
梓「学者たちももっと頑張ってよ!」
梓「つまりセックスもスポーツやボードゲームみたいな単なる娯楽の一つなんだよね」
梓「なんで廃れたのかはちょっと詳しく書いてないや」
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:29:53.03:Gc6YU48F0
梓「ええと、お、セックスファイター(通称SF)について!」
梓「……へー、やっぱセックスファイターってお金稼げるんだ!」
梓「プロとアマチュアがあって、プロはニッポンセックス協会からファイトマネーがもらえると、ふーん」
梓「アマチュアセックスファイターの登録には協会または最寄りのセックス協会加盟店よりライセンスを発行」
梓「発行? えっ、もらってないよー」
梓「ライセンス取得後、プロの登用には試験をうけるか、アマチュアの大会でファイトポイント(FP)を稼ぐかする、なるほどー」
梓「唯先輩はどっちでプロになったのかな」
梓「てか憂はアマチュアのセックスファイターなんだよね? 学校きてるし」
梓「よーし早速明日ライセンス登録してもらおーっと」
梓「登録料は無料、年間ライセンス維持費1000P、うわ、結構学生には厳しいな」
梓「100点10回もとらないとだめじゃん」
梓「でもライセンスなしでセックスしてもFPつかないみたいだし……」
梓「登録する価値はありそうだね!」
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:41:16.16:Gc6YU48F0
梓「よーし、あとは唯先輩の記事をさがそう」
梓「これかな、これかな?」ペラッペラッ
梓「お、新風杯についての記事だ。ちょっと古いけど」
梓「えっと、『今年度の新風杯を制したのは、まさにセックス界に新しい風を吹き込むにふさわしい大型新人であった』」
梓「おおお! 唯先輩のことだよね! すごい!」
梓「『名前は『平沢唯』プロ登用試験をぶっちぎりの成績で通過し、プロ入りしてからは破竹の勢いでトーナメントを勝ち進み、見事に新風のタイトルを獲得した』」
梓「『ちなみに彼女が一年で打ち立てた、『セックスファイト31連勝』という記録はセックス協会設立後はじめての快挙である』」
梓「『彼女の30連勝達成を記念して開かれたパーティにはセックス学の権威Dr.山中の顔もあったようだ』」
梓「『インタビュアーが彼女に来年度の抱負を聞いてみた』」
梓「『え~? 抱負~? じゃあファイトマネーいっぱい稼いでいっぱいいっぱいアイス食べたいなー豊富だけに!』」
梓「…………」
梓「でもすごいすごい! そんなにすごい人だったんだ! 人は見かけによらないなー」
梓「『最後に、彼女の快進撃を止める者が今後のセックス界に現れることを期待する』」
梓「なんかうずうずしてきた! セックスファイトって心も体も熱いじゃん!!」
梓「うわー! よし! 寝るまで一人でセックスのトレーニングしよう!」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:47:04.31:Gc6YU48F0
梓「んと、どうやればいいのかな」
梓「『ビギナーズセックス』にのってるのかな」
梓「……」ペラペラ
梓「……『忍耐力をつけましょう』」
梓「ん? あぁ、絶頂に達したら負けだもんね」
梓「でもあの凄まじい快楽を我慢するなんてなかなかできないよ」
梓「『快楽に負けずに相手を打ち負かしたらいい』って簡単に書いてあるけど」
梓「一度気持ちよくなったらとまらないよね」
梓「その辺がプロとアマの差なのかな」
梓「そういえば唯先輩はきもちいきもちい言いながらも結構冷静だったかも」
梓「かっこいいなー。私もあんな風にクールにセックスがしたい」
梓「よし! まずは我慢を覚えるとしよう」
梓「自分で触って、とにかく我慢!」
梓「あ、その前にパンツ脱がなきゃ」スルスル ストン
梓「い、いきま~っす……」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:54:04.75:Gc6YU48F0
梓「……」サワサワ
梓「……んっ」
梓「あっ……声でちゃう」
梓「隣に迷惑かな」
梓「まぁいっか。まだ全消灯じゃないし」
梓「んっ、んっ、あ、あう……」
梓「やぁ……ああっ、きもちい」
梓「一人セックスもきもちいよ……」
梓「んっ、あっ、あああ唯先輩っ」
梓「ん? あれ……おかしいな」
梓「一人セックスしてたら唯先輩の顔がどうしてもうかんできちゃう」
梓「なんだろうこの感じ……んっ、ああ」
梓「やっ、あ、唯っ、せん、ぱ……ああっ」
梓「はぁ……がまん……しなきゃ」スリスリ
梓「あああああっ!! だめえええ! い、い、ああっイクっ」
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:05:47.19:Gc6YU48F0
……
梓「はぁ……あれから10回くらいイっちゃった……」
梓「快感のコントロールって難しいな」
梓「一人でするぶんには手を弱めたらいいんだけどそれじゃ意味ないし」
梓「もし相手にされてるときにきもちよくなってきたらどうしたらいいんだろう」
梓「他のことを考えるとか? テスト、将来、宇宙」
梓「うーん、でも私の場合どうしてもセックスに集中してしまうような……」
梓「おま◯こにおちん◯んいれられたらきもちよすぎて頭変になっちゃうよ」
梓「あ、ちょっとまって、ということは。たしかこのページ」ペラペラ
梓「あった! 手淫! テクニック!」
梓「これでおま◯こに入れられる前に相手に快感ダメージを与えればいいんだよ!」
梓「えっと、相手のPENISを刺激する方法」
梓「え? 手でこするだけ? あ、舐めるとかもあるんだ」
梓「でもウチにはPENISないし……練習しようがない……イメトレだけして明日唯先輩相手に試してみようかな」
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:17:40.72:Gc6YU48F0
梓「というかなにか代わりになるものないかな」
梓「んー、細長い物ー」
キーン キーン
梓「あっ……」
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『おやすみなさい。本日はお疲れ様でした』
梓「あ、あー……どうりで眠いはずだ……」
梓「おやすみなさいマザー」
梓「明日も平和を。世界に安定を。星に健やかな眠りを」
梓「……zzz」
……
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:24:22.64:Gc6YU48F0
純「おっはよー梓!」
梓「うん、オハヨ!」
純「お、元気だね。なんかいいことでもあったー?」
梓「まぁね!」
純「もしかしてセックス部絡みとか? ねぇねぇどんな部だった!?」
梓「あー、セックス部は廃部になってた。けどセックスについてはいろいろ知ることができたよ」
純「へー! 教えてよセックス!」
梓「純はしってるような口ぶりだったじゃん」
純「てへー、ちょっと知ったかぶりしちゃったかなー」
梓「ふーん。セックス、純の嫌いなスポーツ系だったよ」
純「えっ、嘘! 結構激しい感じ?」
梓「まぁ、かなり激しいかな。へとへとになるし体のあちこち痛いし」
純「うわー……じゃあいいや。誘われても困るし遠慮しときまーっす。あんたセックスこれから始めるの?」
梓「うん! やるよセックス! でも学校ではやらない」
純「じゃあどこで? どっかあいてるグラウンドとかあるの?」
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:29:21.48:Gc6YU48F0
梓「ふっふーん! 実はねー裏路地になんと」
憂「ストーっプ!!」
梓「ふぇ?」
純「あ、憂おはよ。どしたのそんな慌てて」
憂「い、いやなんでもないよっ」
純「で、裏路地がなんだって?」
梓「え? あー、あのね」
憂「ほんとなんでもないよっ! なんでもっ!!!」
純「なんであんたが答えるのさ」
梓「……ちょっと純ここで待ってて。憂、こっち」
憂「うん……」
純「あ?」
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:34:05.75:Gc6YU48F0
憂「実はね……セックスサロンで働いてることは黙っててほしいの」
梓「え? でも就労届けだしてるんでしょ?」
憂「……」
梓「え? だしてないの? どうして」
憂「セックスは……アンダーグラウンドな娯楽だから」
梓「?」
憂「あまり人に言っちゃいけないの。認知度も低いし、人によっては心象も悪い」
梓「そうなの?」
憂「梓ちゃんも昨日の昨日まで知らなかったでしょ?」
梓「まぁそうだけど。素敵な事だと思うなーセックス」
憂「私もそう思う。でもね、聞いて。セックスはね、この世で唯一」
梓「? 唯一?」
憂「マザーに嫌われる娯楽なの」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:38:59.00:Gc6YU48F0
梓「……マザーに? なんで?」
憂「わからない……でもずっとそうだったから」
梓「それで廃れていったっていうの?」
憂「わからないよ」
梓「……あんなの楽しいしきもちいのに?」
憂「うーん……でもマザーに悪く思われたくないし」
梓「それであんな裏路地に」
憂「一応セックス協会自体は公認なんだけどね」
梓「よくわかんないよ。マザーが何をしたいのか」
憂「とにかく! あんまり人には言わないで!!」
梓「わかったよ。憂がそういうなら」
憂「で、梓ちゃん今日もサロンくる?」
梓「うん! いくいく! あ、そのときついでにライセンスを発行して欲しいんだけどできる?」
憂「うん! 電子端末もってきたら登録してあげる!」
梓「やった! これでちゃんとしたセックスファイターになれる!」
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:45:29.40:Gc6YU48F0
……
唯「やっほー! あずにゃ~ん! まってたよー」ギュウウ
梓「うわっ! 唯先輩待ち構えてたんですか!?」
唯「うん! あずにゃんとセックスできるのが楽しみでさ!」
梓「わ、私も楽しみでした!」
唯「早速しようよセックス!」
梓「はい! っとその前に」
憂「うん、ライセンスの登録だね。これしとかないとアマチュア大会にもエントリーできないからね」
梓「えっと、端末どうすればいいの?」
憂「プロフィールでデータ送信選んでくれればあとはこっちで処理するよ」
梓「おっけー」pipi
唯「ふむふむ、おー、あずにゃんって成績優秀なんだねー!」
梓「ちょ、勝手に人のデータベース見ないでください! てか憂のほうが成績いいですし」
唯「憂ー早く登録おわらせてよー。私もうずっとそわそわしちゃって、変な人みたいだよー」
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:49:15.25:Gc6YU48F0
憂「うん……いましてるんだけど、あれー」
唯「?」
憂「おっかしーなー」
梓「憂? どうしたの?」
憂「えっとね。エラーが……あれー?」
唯「エラー? 協会のほうが問題で?」
憂「ううん、一応協会に問い合せてみたけど、向こう側に異常はないみたい」
唯「じゃあどうして……」
憂「梓ちゃん。これちゃんとしたプロフィールだよね? シリアルナンバーも間違ってないよね?」
梓「うん。そうだけど……」
憂「おかしいな? いままでこんなことなかったよ」
梓「な、なんか不安になるんだけど……」
憂「ごめん。でも登録ができないとライセンスが発行できないよ」
梓「え~~!? じゃあ私セックスファイターになれないってこと?」
唯「憂~! あずにゃんの分なんとかしてよー!」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:54:14.74:Gc6YU48F0
憂「そういわれても……」
梓「……クスン」
唯「と、とりあえず今日はライセンス無しでやろうよ! どうせ指導セックスだから戦績つかないし!」
梓「そ、そうですね……」
憂「ごめんねー、私もう一度エラーの原因を探ってみる」
梓「うん、ありがと」
憂「それでどうしてもダメなら、めんどくさいと思うけど協会まで直接端末もっていってくれない?」
梓「わかった。どこにあるの?」
憂「マザーホームの近くに立ってる大きなビルだよ。後で地図データわたすね?」
梓「うん!」
唯「さ、奥の部屋行こあずにゃん! はやくセックス~~」グイグイ
梓「わかりましたから引っ張らないでください」
唯「今日はもっとたくさんのこと教えてあげる!」
梓「えへへ、私もちょうど試したいものがあるんですよ」
唯「へー楽しみだなーふふふ」
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:56:18.12:vIju1Bl40
……
クチュ クチュ
梓「……どうですか」
唯「………うーん」
キュ クチュ
梓「……こ、これは?」
唯「……うーん」
梓「……だめですか。イメトレの成果でませんでした」
唯「手淫はねー、やっぱ経験と鍛錬の賜物だからねー」
唯「一朝一夕じゃなかなかうまくならないよ」
梓「そうですか……すいません」
唯「澪ちゃ、あ、私の友達で現プロ☆(ホシ)3の澪ちゃんはうまいんだよー」
梓「へー、そういえば記事でみました! プロ試験で唯先輩と最後まで争いあったんですよね!」
唯「うん、かなりの強敵だよー、おっぱいも大きいし」
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:11:42.18:6M6MARj60
梓「おっぱい……」
唯「あずにゃんはちっこいねー」
梓「そうですね」
唯「武器にならないねー」
梓「……いいですよ」
唯「その分強力なおま◯こをもってるからトントンかなー」
梓「……はぁ、その私のおま◯こすごいすごいって言いますけど自分じゃわからないんですよ」
唯「すごいよー、たぶんね、相当な実力者じゃないと即ビューしちゃう」
梓「ビューってせーし出すことですか?」
唯「うん、多分あずにゃんのおま◯こに入れただけでみんなビューしちゃうね。あずにゃんの勝ち!」
梓「でも私、おそらく我慢ができないタイプだとおもいます。だから入れられるとこっちもすぐイッて負けちゃったり……」
唯「ほえ?」
梓「昨日一人セックスしててそう思ったんですよ」
唯「んー、忍耐力ってなかなかつかないからねー。敏感さんなんだねー」
唯「名器持ちは敏感ってよく言われるね。あずにゃんは神器だから超敏感なのかな? ふふふ」
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:19:20.05:6M6MARj60
梓「唯先輩も名器なんですよね?」
唯「あ、どっか書いてあった?」
梓「はい。まれに見る名器+セックステクニックと」
唯「んー、これといって意識はしてないけどね」
梓「すごいですね。どうやって鍛えたんですか?」
唯「わかんない。気づいたらセックスしてた」
梓「天才ですね」
唯「あずにゃんも天才だと思うよ」
梓「え?」
唯「初めてで私をあそこまで追い詰めたんだから。若手三冠王の私を」
梓「そ、それは……私のおま◯こがたまたま……」
唯「ううん、それだけじゃないよ。セックスに大事なのは興奮」
梓「興奮?」
唯「あずにゃんが可愛くて私が興奮しちゃったってこと。興奮したら感度があがってイキやすくなるからね」
梓「ま、また可愛いって! それ人間を形容する言葉じゃないですよ!」
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:23:42.90:6M6MARj60
唯「わかってるよごめん。でも他に言葉が見つからないの」
梓「……まぁいいですけどね。嫌な気はしませんし」
唯「ねぇあずにゃん。どうして私はあずにゃんとのセックスで興奮しちゃったのかな」
梓「え?」
唯「わからないんだ……この感覚がなんなのか」
梓「私もわかりません……昨日からずっと唯先輩の顔が頭から離れなくて」
唯「……うん、私も」
梓「頭からずっと……あっ、ッ……」
唯「あずにゃん?」
梓「い、いえ……頭が……また、あっ」
唯「大丈夫?」
梓「すいません……最近偏頭痛がひどくて」
唯「お薬のんでる?」ナデナデ
梓「どうしてもおさまらないんですよ。自分でも不思議なんです」
唯「メディカルセンターいく? 私車だすよ?」
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:31:46.82:6M6MARj60
梓「結構です。もう大丈夫なんで」
唯「心配だよ……セックスできそう?」
梓「はい! しましょうセックス!」
唯「う、うん! じゃあ今日はちゃんとしたルールに則ってセックスしようね」
梓「あ、ということは時計つかうんですね!」
唯「お、予習済みか~えらいえらい」ナデナデ
梓「はい! 昨日と今日でいっぱい勉強しました」
唯「じゃあジャッジリングもしってるよね?」
梓「イッたときにピーピーなるんでしょ? さっき憂に借りてきました」
唯「そうそう。これがあればイッたときの反応が薄い人でも正確な判定ができるよ」
梓「とりあえずつけます」
唯「じゃああずにゃんが先攻で、リバースまでは10分にしよう。それで時計セットしておくね」
梓「はい! 今日は一回くらいは勝ってみせます!」
唯「えへー生意気ー」
梓「いっぱい気持ちよくなってくださいね唯先輩!」
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:37:02.03:6M6MARj60
……
唯「あっ、いっ、あああぅ」
梓「んっ、んっ、んっ、あ」
唯「やば、やっぱきもちーや、あずにゃんのおま◯こ」
梓「にゃ、あっ、うあ、ああっ」
唯「き……っつ……あっ、キちゃう」
梓「はぁ……あっ、あああっ、やん」
唯「いいね、いい顔してるよあずにゃん」
梓「だめ、ああっ、いっ、あああっ」
唯「きのう、あずにゃんとセックス、ああっ、した、せいで……」
梓「にゃ、あっ、なんです、か? あっ」
唯「今日のファイト、つまんなかったよ、うっ」
梓「えっ? あっ、んぅ、あっ、それって、にゃふっ」
唯「なんか、ああっ、ものたりなくてっ、あああっ!」
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:38:24.18:wML+9K8U0
梓「にゃっ、でもっああああっああん、相手はっプロでしょ」
唯「うん、でもねっ、ああっ、ぜんぜん、だめ」
梓「えっ、うう、ああ」
唯「あずにゃんがいい、よすぎ!」
梓「うっ、あっ、あっ、あっ!」
唯「あはっ、もうすぐイッちゃうねあずにゃん、ピーピーいっちゃうね」
梓「うっ、にゃあっ……ああっ」
唯「それと、私、あずにゃん以外ではビューしたくないな」
梓「えっ? あっ、んっ、ん、ん、うぅ」
唯「あずにゃんの中でビューしたい。もう勝ち負けとかどうでもよくなっちゃう」
唯「それくらい心地いい。なんだか……とっても変な気持ち」
梓「ゆ、ゆいせんぱっ……あっあああああ!」
唯「一緒にイケたら、あっ、う、幸せかな? んっ、あっ……ね?」
梓「イクッ! あっあ、にゃあああっあああっ!!!!」
pi- pi- pi- pi-
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:50:39.29:6M6MARj60
唯「くぅ……んんっああああ」ビュクルビュクル
梓「うにゃあああっあああ、ああぅ……はぁ」
唯「はぁ……すご、ハァ……さいこー」
梓「わたしもです……さいこーでした」
唯「あずにゃんはやっぱり入れられるほうが好きみたいだね」
梓「はい……かもしれません」
唯「ねぇ、もう一回したい」
梓「え、プロがアマチュア相手におねだりなんて……バカですよ」
唯「いいよ……だってしたいんだもん、あずにゃんと。誰よりも」
梓「う……私も唯先輩ともっともっとセックスしたいです……けど」
唯「わーい、じゃあいいよね? えへへっ」
梓「プロ……に」
唯「え?」
梓「私もなれますか? 唯先輩を追い詰めるくらいの実力があれば私にも……」
唯「……うーん……それは」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:55:21.82:6M6MARj60
梓「……無理ですか?」
唯「……なれるとおもう。いや、なれる。確実に」
梓「そうですか! なら!」
唯「でも……」
梓「でも? あ、先にライセンス登録の件をなんとかしないとですね」
唯「それもあるけど。聞いて、私としてはね?」
梓「はい」
唯「あずにゃんにはプロになってほしくない」
梓「…………え?」
唯「才能はある、技量もこれからつく、若いし将来性も抜群。だけど」
唯「私はあずにゃんにはプロになってほしくない」
梓「はい? ちょっと何いってるのあk」
唯「あ、あ、ご、ごめんね。ほんと私何言ってるんだろ……おかしいな」
梓「唯先輩……?」
唯「おかしい……あずにゃんがプロになることを考えたらさ……なんか心臓の奥のほう?がギュウウってなって」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:05:31.54:6M6MARj60
唯「……変だね、これ」
梓「私もです……唯先輩が他の人とセックスしてることを考えたら……よくわかんない気持ちになります」
唯「なんでかな」
梓「なんででしょう」
唯「……あずにゃん。プロを目指すの?」
梓「当面の問題がクリアできて、なおかつ気持ちが整理できたら、本格的に考えてみます」
唯「そうだよね……天職だもんね。やっぱりそれがいいよ」
梓「はい。たくさんポイントを稼いで、お金もちになって、いまの寮を出てもっともっとマザーの近くに住みたいです」
唯「それが私たち人間の幸せ……」
梓「はい……マザーの御腕に抱かれて眠るのは幸せです。疑う余地もありません」
唯「だよね……そのためにみんな切磋琢磨しているんだもん。なのに……」
梓「……」
唯「ごめん、今日はもう帰っていいかな。疲れちゃった」
梓「はい。ありがとうございました。またセックスしたいです」
唯「うん。間違いなく約束するよ。じゃあまたねあずにゃん!」
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:13:44.04:6M6MARj60
梓「……マザー……か」
『一度退室すると自動でドアーロックが――再入室の際は―――』
梓「……」イラッ
梓「唯先輩……私、最近変です」
梓「なんで、マザーが…………いや、大丈夫。私は絶対外れたりしない」
梓「明日も平和を。世界に安定を。星に健やかな眠りを」ブツブツ
梓「この楽園から弾かれたら、私たちのような脆弱な者は生きていけないもの」
梓「……ッ、頭痛がひどいや……あはは」
憂「梓ちゃ~ん、おつかれー。お姉ちゃん先帰っちゃたー」
梓「あ、憂。ごめんまたタダでセックスルーム使わせてもらっちゃって」
憂「いいよ。それにしても今日は随分早かったね? あれ、どうしたの顔色悪いよ?」
梓「う、ううん。なんでもないの」
憂「あ、そうそうそれでね。やっぱり協会にいってほしいの。どうしても原因がわからなくて」
梓「そ、そっか……わかった。調べてくれてありがとう。明日学校が終わったらいってみるよ」
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:21:09.96:6M6MARj60
梓「プロ入りか……それっていろんな人とセックスするってことだよね」
梓「まぁもちろんアマチュアでもするんだろうけどさ……」
梓「なんかそれって変だよね。なにが変なのかはわからないけどそんな気がする」
梓「もしかしてマザーに嫌われる理由ってそこかも」
梓「……なんてね」
梓「さ、今日も帰ってご飯食べて、雑誌よんで、一人セックスして……また明日に備えて……」
梓「……なんで生きてるんだろう」
梓「あ、まただ……ヤダ」
梓「また……うん……消え入りたいような気分になる」
セックスファイター梓~困惑編~ 【完】
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:24:06.45:UBZX1Gvk0
「どうしてこんなことになったの!」
「だから―――言ったじゃない」
「でもこの子は――――じゃなくて―――希少な」
「あなた―――おこがましいの、これ以上は」
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね」
「ウエーン、うえーん」
『7時00分をおしらせします。みなさん今日も一日がんばりましょう』
『楽園のみなさまに良い目覚めと希望を』
梓「ん……ふぁ……朝か」
『7時00分をおしらせします。みなさん今日も一日がんばりましょう』
『楽園のみなさまに良い目覚めと希望を』
梓「今日は……セックス協会にいくんだっけ……ふぁ~あ」
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:48:54.83:6M6MARj60
梓「朝は……ドリンク剤でいっか……」
梓「ぐびぐび♪」
梓「ぷはっ」
梓「はー、昨日のもやもやは晴れないな……唯先輩どうしてあんなこと言ったんだろう」
梓「あの人は謎だ。謎」
梓「ん、あ、そっか……今日は……会えないんだ」
梓「なんかさみしーかも」
梓「協会いって時間があまったら一応セックスサロンに顔だそうかな」
梓「でも毎回ただで使わせてもらうのって憂に悪いような……」
梓「唯先輩怒られたりするのかなぁ」
梓「あ、っと。そろそろスクールに行かなきゃ」
梓「ちゃんと真面目に勉強してポイントためてそれでサロン代支払おう。そう決めた!」
梓「端末に今日の予定を入力。午後にテスト……よし!」
梓「今日も一日平和にすごせますように」
梓「マザー…………いいや、考えても仕方ない」
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:56:15.26:6M6MARj60
……
梓「んーっと、確かこの辺だったような」
梓「マザーの御下は建物がごちゃごちゃしててわからないよ」
梓「私みたいなちんちくりんな学生は滅多にこないしね」
梓「早く成人してマザーに挨拶したいなぁ」
梓「あ! このビルかな」
梓「ニッポンセックス……うん、ここだ!」
梓「入っていいのかな……」
『御用の方はシリアルナンバーを入力後、要件をタッチパネルから選んでください』
梓「「aZ-281111。要件は……なんだろ、ここで試合とかあるんだ、へー」
梓「問い合わせ? いや違うな。あ、ライセンス更新でいいのかな」
梓「いいや、えい」ピッ
『しばらくお待ちください』
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:01:13.51:6M6MARj60
ウィーン
『ようこそいらっしゃいませ。左奥カウンターにお進みください』
梓「お、開いた開いた」
梓「おじゃましまーす……」
和「こんにちは、ライセンスの更新?」
梓「こんにちは。あ、えっと、今日は登録で来ました」
和「登録? 最寄りのサロンかカフェでしなかったの?」
梓「あ、いえ、しようとしたらできなかったんです」
和「できなかった……もしかして平沢セックスサロンから?」
梓「は、はい。一応紹介状あります」
和「わかった。じゃあ確認してみるわね。端末貸して頂戴」
梓「お願いします」
和「……」カタカタ
梓「…………」
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:05:37.49:6M6MARj60
和「…………おかしいわね」
梓「あの……」
和「あなた過去に軽犯罪歴や記憶更新歴あったりする?」
梓「いえ! ないですないです!」
和「そうよね。あったら普通記載されるものね」
梓「……うぅ」
和「それにそんな悪い子にも見えないし」
梓「……あの、それで」
和「うーん。どうしても機械が受け付けてくれない。エラーばっかりはくのよ」
梓「それは一体……」
和「ちょっと待って。博士を呼んでくるわ。ちょうどここに来てるの」
梓「はい」
和「椅子にかけて待ってて」
梓「わかりました」
梓「…………登録できなかったらどうしよう」
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:14:51.59:6M6MARj60
梓「登録できなかったらアマチュアセックスファイターにすらなれないんだよね」
梓「公式記録がつかないから当然ポイントも稼げない……」
梓「そんなのやだよ」
梓「プロになって唯先輩と同じ土俵でセックスしたい」
梓「唯先輩に勝ちたい。もっと気持ちよくしてあげたい」
梓「あれ……なんで唯先輩のことばっか。関係ないのに」
梓「そりゃあ私にセックス教えてくれた恩人ではあるけど……」
梓「あれれ……ッ、うっ、あ、最近の偏頭痛はところかまわず……イタタ」
梓「唯先輩のことを考えると頭と心臓の奥のほうが痛くなる」
和「おまたせ」
さわ子「んもー、ちょっとめんどくさいことおしつけないでよーせっかくこれからお茶しようと思ってたのにぃー」
梓「あっ!」
さわ子「で、この子の登録がダメなんだっけ? この子であってる? ん? ……あっ」
梓「Dr.山中ですよね!? 雑誌でみました! 唯先輩のパーティの!!」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:25:26.27:6M6MARj60
さわ子「……あなたは」
和「この端末なんですが」
さわ子「……ふーん」
梓「えへへ、セックス学の権威にこんなとこで会えるなんて光栄です!」
和「まだアマチュアですらないのに随分と物知りね」
さわ子「……そう、大きくなったのね」ボソッ
梓「はい? すいません聞き取れませんでした」
さわ子「いやいやなんでもないのよー! さぁて、じゃあちょっと見てみましょっか」
梓「あ、お願いします!」ペコリ
和「先生、私一応中枢に連絡とってみましょうか?」
さわ子「いやー、いいわよ別に。もう問題はわかったから」
和「え? は、はやいですね。さすがです」
さわ子「この子の出生シリンダー単位でエラーが起きてたみたい。もう大丈夫。すぐに修正されたわ」
和「あ、確かにエラーはかなくなりましたね。にしてもラッキーでしたね、この子と同じシリンダーの人の更新がたまたまかぶらなくて」
さわ子「……うん、そうね。はい、私の役目終わり~! よし、お茶してこよっと」
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:31:37.61:6M6MARj60
梓「本当にありがとうございました!」
さわ子「……ま、がんばって頂戴」
梓「はい! いつか私もプロになって、パーティ開いて先生をお招きします!」
さわ子「うふふ、なにそれ」
和「唯の30連勝記念パーティの記事を読んだそうです」
さわ子「そうなんだ。唯ちゃんに憧れる子って今おおいのよね」
和「それでは先生。お疲れ様でした」
さわ子「はーい。まったねー」
梓「あ、それで登録についてなんですけど」
和「あぁ、ごめんなさい。いまからするわね」
「あ~ずにゃんっ!」ギュウウ
梓「うにゃっ!?」
「あずにゃ~ん、こんなところで会えるなんて~」スリスリ
梓「うわっ何何!? あ! 唯先輩!!」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:39:23.75:6M6MARj60
唯「んぅ~、何時間ぶりの抱き心地だろ~」
梓「やめてくださいこんなところで」
和「あら、二人とも知り合いだったの? ただのファンの子かと思ってたわ」
唯「もう何回かセックスした仲だよー。ねー?」
梓「はい、そうなんです」
和「へぇ、アマでもない子が唯とセックスできるなんてラッキーね」
唯「あずにゃんのおま◯こきもちいんだよー? あ、和ちゃんまだお仕事中?」
和「そうよ、いまからこの子のライセンスを登録するの」
梓「あれ、唯先輩とお知り合いなんですか?」
和「まぁね、スクール時代の同期よ。腐れ縁とも言うかしら」
唯「和ちゃんは秀才だったからね、推薦で働き場所が決まったんだよー」
和「それでもほんとは中枢にいきたかったのよ」
唯「えー? ちゅーすーは怖いとこだから行っちゃだめだよー」
梓「私も中枢で働いてみたいと思ってました。けど今はプロのセックスファイターになりたいです」
唯「セックスファイター……あっ! それで登録は?」
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:46:47.61:6M6MARj60
和「いましてるトコよ」カタカタ
梓「……わくわく」
唯「あずにゃんもこれでちゃんとしたセックスファイターかー」
梓「はい、やっとポイントがつきます!」
唯「いろんな人とセックスするんだよねー……」
梓「はい。いろんな人と……」
和「それじゃあ最後にシリアルナンバーを音声入力するわ。それが終わったらライセンス発行よ」
梓「いろんな……あっ、ツ、ああああっ!」
唯「あずにゃん!?」
和「え?」
梓「ああああっ、イタ、あっ、ツツ、頭が、割れちゃうっ」
唯「あずにゃん! 大丈夫!? また頭いたいの?」
梓「だ、だいじょう……うぐ、ああああっ!!!」
唯「和ちゃん! メディカルセンターに!」
和「ええ、わかったわ。すぐに!」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:56:13.93:6M6MARj60
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!!」
『だから―――なんてやめなさいって言ったじゃない』
「でもこの子は! ――――じゃなくて世界で―――希少な」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は!』
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。許しももらった」
「あなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね」
『それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる』
「これ以上悲しい思いはしてほしくないの」
『それで代わりに――されるなんて』
「ごめんね―――あとはよろしくね」
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:01:07.58:6M6MARj60
梓「あっ……あ……はっ!」
唯「おきた? あずにゃん」
梓「ここは……」
唯「協会で倒れちゃって、そのままメディカルセンターまで連れてきたよ」
梓「病室?」
唯「うん、とってもうなされてた。大丈夫?」
梓「はい……」
唯「……」ナデナデ
梓「私、どうしたんでしょうか。最近、すごい体が変」
唯「あずにゃん……」
梓「あと、それとは別に、怖い夢がどんどん近づいてくるんです」
唯「怖い夢?」
梓「はい……起きたらいつも忘れてしまってるんですが、すごく怖かったような」
唯「……マザーがいい夢をみせてくれないの? 夢情報はインプットされてるんでしょ?」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:08:07.17:6M6MARj60
梓「わかりません……わからないです」
唯「あずにゃん……」
梓「こんなこと話しても仕方ないかもしれませんが、私、昔っからちょっと変なんです」
唯「あずにゃんは変じゃないよ……変じゃない」
梓「変なんです。アナウンスにはいちいちイライラするし、運動にしても勉強にしても冴えないし」
唯「……?」
梓「外に出て、楽園の天井を見上げるだけで、気分が悪くなるんです」
唯「どうして?」
梓「わかりませんよ。みんなそういうもんだと思ってたら違うみたいですし」
唯「あずにゃん……私心配だよ。あの……さっきあずにゃんのこと変じゃないっていったけどさ」
梓「はい」
唯「少し変わってるなって思ったことはある」
梓「そうですか……」
唯「私いままで指導セックスで初めての子と何人かしてきたけど」
唯「あずにゃんだけみんなとは違う反応なんだよ。なんか、くすぐったいっていうか、うまく言えないけど」
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:13:17.00:6M6MARj60
梓「あ、そういえばライセンスの登録……できたんですかね」
唯「音声入力してないからできてないよ。端末は私がもってる。はい」
梓「そうですか、ありがとうございます……」
唯「もう一度ゆっくり考えようよ。あんまり急がなくてもプロの世界はどこかへ行ったりしないよ」
梓「……はい、ちょっと。考え直します」
唯「……ねぇ、あずにゃん。セックスは好き?」
梓「好きです……でもそれは、唯先輩とのセックスに限るかもしれません」
唯「私もね、あずにゃんとのセックスが好き……だから、今日」
梓「え?」
唯「はじめて、すっぽかしちゃった。セックスファイト」
梓「ええ!?」
唯「なんでだろうね。連勝記録もかかってたし、今期の成績も大事なはずなのにさ」
梓「なんてことを……」
唯「公式セックスルームに入ろうとしたら、あずにゃんの顔が浮かんできて」
唯「なんか、知らないうちに逃げだしてた。不戦敗だね。あはは」
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:18:01.37:6M6MARj60
梓「あははじゃないですよ。怒られませんか?」
唯「怒られると思う。怖いなぁ」
梓「ならどうして……」
唯「私もちょっと考えたいことがあるからさ。このまま休みとろっかな」
梓「休み? 試合をすっぽかし続けるってことですか?」
唯「うん、一応協会には連絡いれといてさ」
梓「……でもそれだと戦績が」
唯「いいよ。もともとそんなにこだわってなかったから」
唯「勝ち負けに執着したら、いいセックスはできないし」
梓「ありのままの唯先輩が強いってことですね」
唯「いまの調子で公式セックスファイトしても、惨めな結果になるよ。対戦相手にも失礼かも」
梓「……唯先輩」
唯「あずにゃん、突然だけどウチへこない?」
梓「唯先輩のおウチへ?」
唯「うん、あずにゃんといっぱいセックスして、鍛え直すよ」
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:26:25.67:6M6MARj60
梓「でも、私スクールとか……」
唯「車で送り迎えしてあげる」
梓「そうですか、それはありがたいですね。私外歩くの嫌いなので」
唯「だからーウチに来てよあずにゃん!」
梓「わかりました……荷物まとめていきます」
唯「うん! 楽しみだね!」
梓「唯先輩とセックス漬けの毎日が送れるんですよね」
唯「うん。毎日平沢プロ☆5が指導セックスしてあげよう」
梓「う、ま、まぁ……ありがとうございます」
唯「そうと決まれば! よし! 和ちゃんに連絡いれてくる」
梓「しばらく試合さぼりまーすって? やっぱそれ怒られますよ」
唯「修行っていったでしょ! 修行!」
梓「……」
唯「和ちゃんならきっとわかってくれるよ!」
梓「……ふふ、楽しみです」
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:33:18.20:6M6MARj60
唯「一日10回はあずにゃんイカせちゃうぞー!」
梓「わ、私はじゃあその間唯先輩を5回はイカせてみせます!」
唯「やってみろーアマチュア以下めー!」
梓「実力はプロに見劣りしないって言ってくれたじゃないですかぁ!」
唯「あははっ! 怒ってる怒ってる」
梓「もおー!」
唯「あずにゃんも一緒に超強くなっちゃおうね!」
梓「当然です!! やってやるです!」
梓(頭痛……おさまらないなぁ)
セックスファイター梓~決断編~ 【完】
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:03:37.69:i7NxcKNs0
梓「んっ、んっ、ああぅ、ああっ!」
梓「にゃ、はっ、ひゃあ、あああん」
梓「だめぇ、ああん、そこ、きもちい、あああっ……あっ」
梓「ゆい、ああっん、せんぱ……やぁん……んぅ」
梓「んっ……はぁ」
梓「んんっん……あう……ああっ」
梓「ひゃああん!! んんぅ!! あっ!?」
梓「んんぅ……ふ、あっ、あっ! だめイクっ!」
唯「いいよ、イッて」
梓「ああああ~~っ!!? あぁっ!?」
pi- pi- pi- pi-
唯「……クス、イッちゃったね。可愛い」ナデナデ
梓「う……あぁ……あ……ハァ、はぁ」
唯「これで私の30連勝。あーあ! あの一回がなければ50連勝くらいだったのに」
梓「あ、ひ……うぅ、くやし、ああっ、ん、ハァ、はぁ……」
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:27:50.69:d3ZmaS+p0
唯「でも良い線までいってるよ。手淫のレベルもあがってきたし」
梓「そ、そうですか……ハァ、はぁ」
唯「この二週間ほどでだいぶ強くなったね。もうプロの下位層なら蹴散らせるくらい」
梓「う、やったぁ……うれしいです」
唯「こんだけ強けりゃアマの大会なんて出ても意味ないねぇ、もし登録するんならすぐにプロ試験うけたほうがいいかも」
梓「でも……登録は……その」
唯「うん……登録しちゃったら否応でも誰かの相手しなきゃならないよ。どうする?」
梓「唯先輩は……もう気持ちの整理つきました?」
唯「ううん。やっぱり今でもあずにゃんとだけセックスしていたい。あずにゃんがいい」
梓「……」
唯「あずにゃんは?」
梓「たぶん……同じ気持ちです」
唯「そっかぁ…………ふー、じゃあもう少しここにいなよ」
梓「でも……唯先輩お仕事しないと」
唯「ファイトマネーもポイントもまだたんまりあるし、いまんところは大丈夫だよ」
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:38:16.82:6M6MARj60
梓「そうじゃなくって……唯先輩みたいな輝いてる人がこんなとこで学生ごときの相手をずっとしてるなんて」
唯「いいよー、あずにゃんがいいもん」
梓「……憂が怒っちゃう」
唯「憂は理解があるとおもうけどね」
梓「なんだか申し訳ないです」
唯「えへへ、いい子いい子」ナデナデ
梓「……あの、もっかいしませんか?」
唯「セックス? いいの? 疲れてない?」
梓「はい……したいです」
唯「そういうことなら喜んで! 私先攻でいい?」
梓「はい……いっぱい気持よくしてください」
唯「よし、じゃあ仰向けに寝てー」
梓「んっ……あ、あと……」
唯「ん?」
梓「ちゅーしてください……ちゅー……好きなんです」
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:42:16.27:6M6MARj60
唯「なんだか最近わがままさんだねぇ。はい、ちゅー」
梓「んっ……チュプ、ちゅ」
唯「ちゅー好きなんだー。私も好きだよー」
梓「はい……なんか、ちゅーすると体があったかくなるっていうか」
唯「うん、わかるよ」
梓「はい……」
唯「いれるね?」
梓「ど、どうぞ」
唯「ふふふー」
ツプ ズププ
梓「んっ、あっ」
唯「ん、入った。あはっ、何度いれてもきもちいなー」
梓「にゃっ、あっ、おっきいです……」
唯「あずにゃんのほうがおちんちんおっきいけどね。嫌味かな?」
梓「ち、ちがっ、ああっ、んっ、んぅ」
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:48:53.44:6M6MARj60
唯「動くよ?」
梓「ファイトなんですから……いちいち聞かなくても」
唯「うーん……ファイトかぁ……そうだよねー」
ズッチュ ズッチュ
梓「にゃ、ひっ、あ……あああん、にゃああん」
唯「どう、きもちい? チュ、ちゅぷ、んちゅ」
梓「んふぅ……んんっちゅ、あっ、ああっ、んんっ」
唯「あずにゃんとセックスしてると幸せだなー、今日もいい夢みれるかなー」
キーン キーン
梓「えっ、あっ、あっ」
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『おやすみなさい。本日はお疲れ様でした』
梓「あっ、うそっ、もうっ!?」
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:56:01.92:6M6MARj60
梓「あっ、唯先輩っ!」
唯「zzz」
梓「PENISがしぼんでいく……あぁ、またか……」
唯「zzz」
梓「電子供給の終了、強制睡眠、とっても……真っ暗」
梓「あは、真っ暗な世界で、またひとりぼっち……」
梓「何も買えない。窓も開かない。寝なきゃいけない」
梓「はじめて気づいたのは……あれ、スクールのお泊り会だったかな」
梓「みんな遅くまではしゃいで興奮してさ、寝るに寝れないって言ってたのに」
梓「消灯時間がきたらピターっと……あはは」
梓「どうして……どうして私だけ変なの」
梓「唯先輩……あなたの寝顔を見るたびに……」
梓「私、心臓がひっくりかえりそうになるくらい自分の事が怖くなります」
梓「私は誰……」
梓「マザーはなにも教えてくれない……唯先輩……助けて……怖いよぉ……」
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:05:25.47:6M6MARj60
……
唯「おはよーあずにゃん」
梓「あぁ、おはよーございます……」
唯「あんまり眠れなかった? やっぱ遅くまでセックスしちゃだめだねー」
梓「そうですね。ちょっとこれからは自重しましょうか」
唯「でもねーセックスしながら寝たら、あずにゃんの夢がみれた気がするよ」
梓「はぁ……そうですか」
唯「あずにゃん……夢のなかで……泣いてたような気がする」
梓「泣きませんよ」
唯「頭今日は痛くない?」
梓「はい。大丈夫です」
唯「よかった! じゃあ朝ごはんにしよっか!」
梓「あ、私ドリンク剤でいいですよ」
唯「えー、ちゃんと朝食セットたべようよー。私のポイントなんていくらつかってもいいからさー」
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:13:35.87:6M6MARj60
梓「もう二週間もお世話になってるんですから無理ですよー」
唯「気にしなくていいよー私のわがままに付き合ってくれてるんだからー」
梓「とはいっても」
唯「もう! はい、買っちゃった。食べてね」
梓「うぅ……勝手です」
唯「おいしいものを食べて元気になってね。早く偏頭痛治るといいね」
梓「はぁ……こればっかりはなーって気にもなってきますけどね」
唯「えー、あずにゃんはネガティブだねー」
梓「唯先輩みたいなカラっとした性格ならどれほど救われたか」
唯「そんなにカラっとしてるかな」
梓「仕事サボって平然とぶらぶらしてられるなんて、羨ましいくらいですよ」
唯「ひどい~」
梓「たまには憂のとこにも顔だしてあげてください。ひとりで店番なんてかわいそうじゃないですか」
唯「憂はしっかりしてるから大丈夫だよ」
梓「そういうことじゃなくてですね……はぁ」
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:19:38.57:6M6MARj60
唯「ねぇねぇまだ時間あるしさ」
梓「え?」
唯「朝セックスしない?」
梓「えー……間に合わなくなったらどうするんですか」
唯「すぐに終わらせて見せよう」
梓「そ、そんな簡単に負けませんし!!」
唯「じゃあする?」
梓「負けませんから!!」
唯「えへ~、挑発したらすぐのってくるんだから~いじっぱりー」
梓「なぁ~もう! 私の方こそすぐにイカせてあげます! ピーピー言わせちゃいます」
唯「でもその前に」
梓「……なんですか」
唯「ちゅー。したいでしょ?」
梓「……し、しますけど」
唯「うん!」
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:52:12.02:6M6MARj60
2ヶ月後
梓「うっ、と、アイタタ……はぁ」
梓「今日も頭いたいし、気持ち悪いし……最悪」
梓「唯先輩、そろそろ朝御飯たべますよ。席ついてください」
唯「う、うん……」
梓「どうしたんですか?」
唯「あの……あ、やっぱなんでも……」
梓「あ、『週刊セックス倶楽部』届いたんですね」
唯「えっと、これは……」
梓「読ましてください」
唯「……」
梓「どうしたんですか? また不戦敗についてグチグチ書かれてるんですか?」
唯「いやー……それもあるけど」
梓「いまさらでしょ? あの記者もこりませんね。こんなので唯先輩を挑発してもなにも変わらないのに」
唯「見ても怒らないでねー……はい、どうぞ」
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:00:11.04:6M6MARj60
梓「『平沢唯電撃引退、空白のタイトルは誰のものへ』」
梓「『原因は体調か、協会がだんまりの理由とは』……って」
梓「なんですかこれええええ!!!」
唯「ひいいいいっごめんなさーい!」
梓「謝るとかそんなのどうでもいいです! なんで勝手に引退してるんですか!」
唯「だってぇ……だって」
梓「私になにも言わずに……勝手に……うっ」
唯「だってあずにゃん……もうずっと体調わるいもん。ふらついたりしてるし」
梓「それとこれとは関係ありませんよ」
唯「だれか近くにいてあげないと……」
梓「だめですって……いまからでも復帰してください。唯先輩はプロのセックスファイターなんですから」
梓「セックスしてるときが一番輝いてるんですから!!」
唯「でもあずにゃんのほうが大事だもん!」
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:06:50.25:6M6MARj60
梓「お金稼がなきゃ生きていけませんよ」
唯「わかってるよぉ……でもまだ貯蓄あるし」
梓「サロンはどうなるんです! プロ名義じゃないと経営できないでしょ! 憂は!?」
唯「いまは澪ちゃんの名義で経営してる……」
梓「バカ!!」
唯「ひっ」
梓「大馬鹿なんですね。こんなつまんないことで人生棒にふる気ですか!?」
唯「だって……こんなことって……あずにゃんのことなのに」
梓「いいから今日は協会まわって関係者に謝ってきてください! 憂にも!」
唯「うーんでもでも……」
梓「こんなバカな人はじめてみました。もちろん悪い意味でですよ」
唯「うえーん……あずにゃん、私もうプロは……」
梓「弱気になってどうするんです。あー、やっぱりずっと籠らせてたのが失敗でした」
梓「ひきこもってるとプロの世界が怖くなるって気持ちはなんとなくわかります」
梓「けど修行の成果を見せる前に逃げ出してどうするんですか!」
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:11:33.06:6M6MARj60
梓「……」イラッ
唯「怒らないで……あずにゃんのそんな顔みたくてやめたわけじゃないもん」
梓「バカ……うっ、うく……ううっ、おおええええええ」
唯「あずにゃん!?」
梓「おえっ、うっぷ、あ、うえええええ」
梓「おええええっおへ、うぉおおえ」
唯「あ、あ、うああああ、大丈夫!? あずにゃん! 急いでメディカルセンターいかなきゃ!」
梓「だ、だいじょう……うへ、おえ、だいじょうぶです。いつものことですから」
唯「いつも……? いつも吐いてたの!? ねぇ!!」
梓「最近……ひどくて。きもちわる、う、ええ」
唯「もうだめ! 絶対今日こそメディカルセンターつれてくからね!」
梓「だ、だめ……協会、いって……」
唯「引退は取り消さない! あずにゃんが元気になるまで復帰もしない!!」
梓「うっく…………うう。とりあえずこれ片付けてから」
唯「あずにゃん……あずにゃん……側にいるから……大丈夫、絶対良くなるよ」ナデナデ
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:13:46.29:Biha4yXY0
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!!」
『だから生体実験なんてやめなさいって言ったじゃない』
「でもこの子は! シリンダー――じゃなくて世界で唯一母体から―――希少な」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は!』
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから。私が悪かった」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね。ほんとごめん。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。条件付きでマザーに許しももらったし」
「あなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね」
『条件……? それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる』
「これ以上悲しい思いはしてほしくないの、この子も生きているんだから」
『それで代わりに――されるなんて』
「ごめんね私の可愛い梓、そして―――あとはよろしくね」
361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:23:13.37:6M6MARj60
……
「熱い……熱いよぉ唯先輩……火が……」
「マザーが怒ってる。コワイヨォ、怖いよぉ」
「また怖い夢がおそってくる……」
「いやだ……私は、私は……」
「うえーん、ウエーン」
……
【マザーズベッドタウン―Aランク メディカルセンター:待合室】
唯「あずにゃん……大丈夫かなぁ」
唯「吐き気と頭痛……なんかの病気だったり」
唯「お薬で治るといいけど」
唯「もっと早く連れてきたらよかった」
唯「私のせいだ……最低……あずにゃんの体調、わかってるつもりになってた」
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:29:02.41:6M6MARj60
唯「……」
唯「あれ? なんか……ドタバタ、あわただしいな」
唯「なにかあったのかな……」
唯「あずにゃん……帰ったらおいしいものたべてゆっくりしよ」
唯「もうセックスはしばらくしないよ……だから、早く元気になってね」
唯「あずにゃん……私、あずにゃんのことが……あれ?」
唯「おかしーな……好きって言葉は……人に使っていい言葉じゃないのに……」
唯「そっか、最近、私も変なんだ……あはは」
唯「あずにゃんと出会ってからー……ずっと変だ……」
唯「頭のなか……ぐるぐるぐるぐる」
唯「ぐるぐるぐるぐる……」
ウィーン
和「結果がでたわ」
唯「あ、和ちゃん! あずにゃんは! あずにゃんは大丈夫!?」
和「簡潔に話すわね。シリアルナンバー『aZ-281111』の処刑が決まったわ」
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:38:41.24:6M6MARj60
唯「…………は?」
和「そして同罪であなた、『Y-271127』の更生プログラムの注入も決定したわ」
唯「ちょ……ちょっとまって……和ちゃん?」
和「『Y-271127』、期限までは3日あるわ。3日後、指定の時間に端末に表示された場所に向かって頂戴」
唯「まって! まってよ!!!」
和「残念よ。こんな形で同期を失うなんて。『Y-271127』」
唯「わからないよ……わからないよ……こんなのって!!」
和「「ごめんなさい。でも大丈夫。すぐに忘れるわ」
唯「ああ、ああああっ!!」
和「次会うときはあなたはどんな名前なのかしらね『Y-271127』」
唯「……ッ! あずにゃん!! あずにゃんに会わせて!! 処刑なんて!!! ふざけないでよ!!!」
和「わがままは言わないの。これはもう決定よ」
唯「……あ、あ、あ……」
和「それとも楽園から追放がお望み?」
唯「追、放……イヤ、それ、だけは……」
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:42:22.11:6M6MARj60
梓「はっ!」
梓「……また、病室だ」
梓「唯先輩は……」
梓「ここ、メディカルセンター?」
さわ子「そうよ」
梓「あ! Dr.山中!」
さわ子「みんなはさわちゃん先生とかさわ子先生って呼ぶわ」
梓「さ、さわ子先生……どうしてここに」
さわ子「ねぇ、梓ちゃん」
梓「あれ、私の名前……あ、そういえば前に端末みましたよね」
さわ子「……うん。ちょっと話したいことがあるの。それでふらりとね」
梓「え?」
さわ子「マザーについて」
梓「マザー……あぁ、そうですか……やっぱり私」
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:46:50.56:6M6MARj60
さわ子「その前に、ごめんなさい」
梓「え? どうして謝るんですか」
さわ子「あなたのこと、守れなかったなぁって……中枢まで行ってなにしてんだか」
梓「はい?」
さわ子「マザーと約束したのよ。マザーシステムじゃなくて、あなたのマザーと」
梓「私の……マザー?」
さわ子「うん、ちょっと歳は離れてるけど、仲の良い友達でね」
梓「はぁ」
さわ子「かっこ良かったし可愛かったし、でも、バカだった」
梓「……?」
さわ子「あまり残された時間もないし、簡潔にいうわ」
梓「え?」
さわ子「あなたのマザー、マザーに処刑されちゃったの。重い重い、この世界には重すぎる罪で」
梓「……え?」
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:52:36.97:6M6MARj60
さわ子「彼女にはそれしかなかったのよ。それしか……あなたを守るには」
梓「よくわかりません」
さわ子「わかるわよ。あなたは賢いもの」
梓「あの、さわ子先生。私って……一体」
さわ子「悲しいわね。私があなたの立場なら、とっくに自壊プログラムで自殺してるわ」
梓「……わけわかりませんよ」
梓「教えてください! もうこんなぐるぐるした思いをするのは嫌なんです!」
梓「それと、唯先輩!唯先輩に会いたい!」
さわ子「わかったわ。……もう全部、解放してあげる。きっとそれがホントの私の役目。ちょっと後ろむいてくれる?」
梓「はい……」
さわ子「……けっこう痛いかも、我慢してね」
梓「え? あっ、ツツ、うっ……あっ――――――ああああああああああああ!!
371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:58:02.49:6M6MARj60
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!! なにもかもめちゃくちゃじゃない! パーよ!」
「この子は神になるの! マザーを越える! 邪魔しないでよ!!」
『だから生体実験なんてやめなさいって言ったじゃない! マザーにバレないとでも!?』
「でもこの子は! シリンダー生まれじゃなくて世界で唯一母体から生まれた希少な……私の!!!」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は追放処分よ!』
「ウエーン、うえーん」
「……あぁ、梓ごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから。私が悪かった」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね梓。ほんとごめん。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。今、条件付きでマザーに許しももらったし」
「これであなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね。神様なんかにしようとしてごめんね」
『条件……? それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる……あんたバカよ』
「仕方ないわ。これ以上悲しい思いはしてほしくないの、この子も生きているんだから」
『それで代わりに処刑されるなんて! あなたは中枢の人間なんだからまだなんとか……!』
「ごめんね私の可愛い梓、そしてさわ子、あとはよろしくね……この子きっといい子になるから」
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:05:17.84:6M6MARj60
梓「あっ……あっ……私」
さわ子「三日後、私は中枢のマザーシステムを少しだけいじる」
梓「え?」
さわ子「うふふ、大停電よ。全てのロックがはずれて、ドームも少しだけ開く」
梓「あの……そんなことしたら」
さわ子「あなたはここにいてはだめ、禁忌の存在」
梓「さわ子先生……」
さわ子「行きなさい、生きるのよ。あなたは大丈夫」
梓「でも……私、唯先輩がいないと……グス」
さわ子「それは無理、唯ちゃん、いえ、私たちはマザーがないと生けていけないもの」
梓「……」
さわ子「あなたは唯一、楽園から追放されても生きていける人間」
梓「無理です……無理ですよ」
さわ子「マザーチップももうないわ、頭も軽いでしょ? ほら、立って」
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:14:58.96:6M6MARj60
梓「……唯先輩は……唯先輩」
さわ子「残念ながら、あの子はきっと今拘束されてるわ。会うことは叶わない」
梓「そんな……」
さわ子「お腹の子、大事にね」
梓「子供……うっく、無理です……無理ですよぉ」
さわ子「苦しいかもしれないけど。あなたは生きている、生きている以上は生を紡がないといけないの」
さわ子「私たちは機械も同然。マザーズチルドレン」
梓「うう、唯先輩…・…唯先輩……」
さわ子「さぁ、もうこのお腹のバンソーコーもいらないでしょ」
ペリペリ
梓「あっ……傷が」
さわ子「あの時から変わらない……ふふ、文献によるとね、へそっていうんだって」
梓「へそ……?」
さわ子「これはあなたが本当の人間である証、いままで隠してばっかりでずっと辛かったでしょ? ごめんね」
さわ子「梓ちゃん……こんな世界で……ごめんね……」
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:20:06.76:6M6MARj60
三日後
梓「あは、ほんとうに真っ暗だ。時刻は15時、5分前」
梓「楽園でただ一人……」
梓「私、ただ一人……」
梓「よしよし」ナデナデ
梓「一人じゃなかったね。お前がいるもんね」ナデナデ
梓「それじゃあ唯先輩……元気でね」
梓「楽しかったです……いままで、ずっと」
梓「ドームの最果てなんて初めてきたな」
梓「てかいままで、これがドームだったなんてしらなかった」
梓「マザーは偉大、いや、マザーをつくりあげた人類かな?」
梓「あはは、ドームの外にはなにがまってるんだろう」
梓「地獄かな? 恐怖かな?」
梓「それともほんとうの楽園かな……? なんてねー」
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:24:17.65:6M6MARj60
梓「うっぅ……唯先輩……唯先輩……」
梓「私、いきてみせます……唯先輩の子供、ちゃんと、育てて……」
梓「もうこんな悲しい思いしなくても……すむように……うっく、グス」
ギュ
梓「え?」
ギュウウウウウ
梓「え!?」
唯「あずにゃん……びっくりしちゃった」
梓「えっ!?」
唯「あずにゃん……大丈夫、私がいるよ」
梓「唯先ぱ……どうして!! 唯先輩!!!!」
唯「和ちゃんがここへ、この時間に来いっていうから……きたらさ、あは、あずにゃん……グスいたし、あは」
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:30:47.01:6M6MARj60
唯「あははっ! あずにゃん……私たち、処刑よりもっと厳しい処分だよ!」
梓「……はい!! 唯先輩と一生ふたりきりなんてめちゃくちゃ厳しいです!!」
唯「追放されたよ! 楽園から追放されたよ!!」
梓「……はい……!! 二人ともバカだから追放されました……」
唯「あずにゃん……」
梓「唯先輩……あ、でも電子供給が……」
唯「バッテリーは山ほどあるし、たぶん電気は大丈夫、あ!」
梓「え?」
唯「PENIS忘れちゃった」
梓「い、いりませんよ……そんなもの」
唯「え~、あずにゃんPENIS大好きなのにー」
梓「こんなときまでセックスのこと考えさせないでください」
唯「ぶー……」
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:38:02.26:6M6MARj60
梓「ふふ、相変わらずで安心しました。私の唯先輩のままです」
唯「そう? よし、じゃあ行こうか! 新天地!」
梓「はい……いきましょう」
唯「あずにゃん、この扉の先にどんな世界が待ち受けていても」
梓「はい。私たちは、ずっと、ずっと永遠に一緒です……」
唯「あ、そうだ……ねぇ、あずにゃん」
梓「はい?」
唯「今のこの気持ちを相手に伝えるにはどんな言葉を使えばいいの? 好き?とはなんか違うんだよね」
梓「えっと、うーん……そうですねぇ」
「『愛してる』がいいんじゃないでしょうか」
「おお! 愛してる! そんな使い方が!」
「いっぱい愛してるよ~あずにゃん!」
「ふふ……えぇ、私も愛してますよ。唯先輩」
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:39:07.51:6M6MARj60
セックスファイター梓~旅立ち編~ 【完】
唯「セックスファイトしようよあずにゃん」
お し ま い
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:40:17.36:jpDf8QTg0
どえらいスレに来ちまったみたいだな…
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:17:57.47:eWWVs0OD0レベルたけえな
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:20:48.42:MoR8I0f50純「そうそう、セックス部」
梓「セックスかー、なにするところなんだろうね?」
憂「えっと……」
純「そりゃセックスするんじゃない? セックス部ってくらいだし」
梓「セックスするんだ……ところでさ」
純「ん?」
梓「セックスって何?」
純「……えーっと、憂、パス」
憂「えぇ!? あ、あのね、セックスっていうのはー……」
梓「サックスみたいな?」
憂「ううん、全然違う。どっちかっていうとスポーツみたいな感じかな」
梓「ラクロスみたいな?」
憂「ちがうよ。まぁ知らなくても仕方ないかもね」
梓「教えてくれないの?」
憂「ごめんね、話すと長くなるから今日のところは私帰るね」
梓「純ー」
純「わ、私は実はしらないんだーあはは……」
梓「えー、何それ」
純「気になってるなら体験入部してきたらいいじゃん」
梓「うーん……」
純「じゃあジャズ研いってきまーっす、ばいばーい」
梓「えー……私一人でー? もぉー」
梓「……はぁ、ならちょっとだけ覗いてみようかな。覗くだけ」
梓「きちゃった……ここがセックス部……怪しい匂いがプンプンするね」
梓「これ……勝手に入っていいのかな。まぁいっか」
カチャリ
梓「すいませーん……」
梓「あれ、誰もいないのかな」
……
梓「え、廃部したんですか」
先生「そうなのよ、去年いた先輩たちはみんなプロ入りしちゃってね」
梓「つ、つまり……」
先生「もう学校にも来てないの」
梓「強豪校なんですね!」
先生「そうね」
梓「失礼しました」
梓「廃部か……」
梓「あーあ、部活どうしよう。入らないと内申に響くらしいしなー」
梓「私も何かでプロ入りできたらそもそも学校なんて来ずにすむのに」
梓「みんなプロになるってくらいなんだからセックスって簡単なのかな」
梓「……よし、ちょっと調べてみよう」
セックス部が廃部になるわけない
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:34:04.30:MoR8I0f50テクテク
梓「どこへいけば調べられるんだろう」
梓「図書館かな?」
梓「いってみよう」
図書館
梓「んー、何処を探しても見つからない」
梓「すいませーん、セックスについて書かれた本ってありますかー?」
受付「ご、ごめんなさい、ウチには置いてないの」
梓「そうですか……あの、セックスについて調べたかったらどこへ行けばいいですか?」
受付「そうね、実際にセックスサロンとかセックスカフェに行ってみたらどうかな」
梓「セックスサロン? そんなのがあるんですか?」
受付「この街の裏通りにいくつかあったはず」
梓「そうなんですか、ありがとうございます」スタスタ
受付「でもあんまりおすすめは……あ、行っちゃった」
梓「裏通り裏通り……あ、ここかな?」
梓「うわー、なんか怪しげなトコにでちゃったぞ」
梓「……」キョロキョロ
梓「確かにここだよねー」
梓「うーん……パッと見それっぽいのがみつからない」
梓「今日のところは諦めようかな」
梓「……ん、あの後ろ姿は……憂だ!」
梓「ど、どこいくんだろう……家こっちじゃないよね」
梓「迷いもなく突き進んでいく……あ、見失わないようにしなきゃ」
梓「うわ、私いま探偵みたい!」
梓「……お」
梓「あれ、建物に……入っていっちゃった」
梓「おぉ、こ、ここは……!!」
梓「セックスサロン……平沢? あれ? 憂の家?」
梓「お店っぽいけど入っていいのかな」
梓「……ええい、かまうもんか!」
トコトコ
カランカラン
憂「いらっしゃいませー……って、あぁー」
梓「憂! 働いてるの!?」
憂「やっぱり来ちゃったんだ」
梓「やっぱりって?」
憂「なんとなく予想はしてたよ、梓ちゃんがここにくるって」
梓「あの、憂。私、なにもしらないんだけど」
憂「知らなくても大丈夫だよ。とりあえずセックスしていく?」
梓「初心者なんだけど私にもできるの?」
憂「大丈夫だよ、ちゃんと教えてもらえるよ」
梓「ふーん、じゃあ試しに……あ、ここもしかしてお金いる?」
とりあえずセックスしていく?
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:51:59.86:MoR8I0f50憂「はじめてだからお代はいいよ、友達だし」
梓「ありがとう!」
憂「じゃあそこでお茶飲んで待ってて。対戦相手さがしてきてあげる」
梓「う、うん……」
梓「はー、セックスかー。一体どんなスポーツなんだろう」
梓「一対一でやるのかなー」
梓「なんかルールブックとか置いてないかな」ゴソゴソ
梓「お、あるじゃん」
梓「なになにー」
梓「セックスは、えっと、今の我々の社会では不要となったコミュニケーション手段の一つである」
梓「基本は一対一で行われ、先に相手を絶頂に導くことで勝利が決定する」
梓「この娯楽は原来、過去から未来へと歴史を紡ぐ高尚なものであったと言われているが」
梓「生命革命以来、人の世から徐々に姿を消していった」
梓「んあ? な、なんかよくわからないな。てかルールかいてないし!」
憂「梓ちゃん、相手がみつかったよ」
梓「あ、ほんと?」
憂「ラッキーな相手だよ」
梓「え?」
唯「どもどもー憂の姉の唯で~す」
梓「ど、どもです。梓っていいます」
唯「おっけーかたくならないでいいよ。私がやさしく教えてあげるから」
憂「お姉ちゃんはね、プロのセックスファイターなんだよ!」
唯「ふふん」
梓「ぷ、プロ!? あ、もしかしてウチのセックス部の」
唯「うん! あずにゃんにとっては先輩だね! 唯先輩って呼んでいいよ」
梓「あの、すいませんはじめてなのにプロの方に教えていただけるなんて……恐縮です」
唯「いいよいいよ、かわいーもん。才能ありそう」
梓「可愛い? なにかかんけーあるんですか……?」
唯「とりあえず奥の部屋いこ?」
プレイルーム
梓「あの……なんでベッドが」
唯「この上でやるんだよ」
梓「そうなんですか」
唯「じゃあ道具の説明するよ?」
梓「はい」
唯「まず一番大事なのはこれ」
梓「なんですかコレ。変な形」
唯「これはPENISって呼ばれてるセックスに使う道具だよ、どっちかっていうとパーツかな?」
梓「へぇー、これをどうやって使うんですか?」
唯「攻める側が装着するんだよ」
梓「装着?」
唯「まぁみてて」
スチャ
ウィーン ドウィーン
ドウィーン…?
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:14:01.65:MoR8I0f50梓「わわっ! 色と大きさが変わった!!」
唯「中にDNA解析プログラムが組み込まれてて装着した人によって姿形が大きく変わるんだー」
梓「すごい……すごいおっきくなった……」ツンツン
唯「あっ、ちょ、ちょっとまって」
梓「え?」
唯「ダイレクトフィードバックシステムのおかげでまるでホントの自分の体のように感覚があるんだよ」
梓「触られてるのがわかるってことですか?」
唯「そういうことだね。それに普通の肌よりかなり敏感なんだよ」
梓「へぇー、時代は進歩したものですねー」
唯「まぁこんなの何百年も前からあるらしいけどね」
梓「私がしらなかっただけですか」
唯「セックスに興じる人もずいぶん減ったってことかな。寂しいね」
梓「憂のおねえさ……唯先輩はもうセックスをしはじめて長いんですか?」
唯「ううん、まだそんなに」
梓「でもプロなんですよね! すごいです!」
唯「そうだね。まぁちょっと人より才能があったっていうか……ね?」
梓「きょ、今日はよろしくお願いいたします!」
唯「そんな腰低くしなくてもいいよー、いっぱいセックスを楽しも?」
梓「は、はい!」
唯「じゃあ説明つづけるね? あ、コレより後は実際にセックスしながらにしよっか」
梓「それがいいかもですね! わかりました! で、私はどうすれば」
唯「おっけー、まずは衣服を脱いで」
梓「え?」
唯「服を脱ぐんだよ」
梓「どうしてですか? ユニフォームに着替えるんですか?」
唯「裸になるの。裸がユニフォーム」
梓「へぇー……っていやです!」
唯「え? どうして?」
梓「それは……あれ? あ、別に嫌じゃありませんでした」
唯「びっくりしたよ。さぁ脱いで脱いで。私も脱ぐから」ヌギヌギ
梓「は、はい……」ヌギヌギ
梓(あれ? なんかおかしい……ッ……頭痛が……)
唯「どうしたの? 体調が悪かったらセックスはしないほうがいいけど大丈夫?」
梓「だ、大丈夫です」
梓(収まった……なんだろう)
梓(はじめてセックス部を知ったときと同じ痛み……)
梓「脱ぎました」
唯「うん、いい子だね。お肌もつるつるで可愛いよ」
梓「え、可愛いなんて人に対して失礼ですよ」
唯「ごめんごめん、でもこれ以外に形容する言葉がなくてさ」
梓「変なの」
唯「あれ、お腹怪我してる? バンソーコー……大丈夫」
梓「あぁ、そうなんです。ちょっと……」
唯「まぁいいや。さっそくそこのベッドに寝て!」
ゴクリ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:29:34.21:MoR8I0f50梓「なんだか妙な気分になりますね」
唯「うふふー、いまからすっごくいいことするんだよー」
梓「やっぱり相当楽しいんですか?」
唯「たのしいしー、きもちいしー、幸せだしー、最高だよー」
梓「そうですか」
唯「じゃあ私に体あずけて。うん、そんな感じ。えへへ、優しく教えてあげるから」
梓「は、はい……」
唯「そういえば、名前、なんて呼んだらいい?」
梓「なんでもいいですよ」
唯「うーん、じゃああずにゃんにしようね。なんだか機械猫っぽいし」
梓「わ、わかりました」
唯「あずにゃん……最初はチョコーっと痛い人もいるみたいだけど我慢してね?」
梓「はい……痛いんですか?」
唯「人によるかな」サワサワ
梓「ひゃっ!? な、なんてとこ触るんですか!! んっ、ちょっ、唯先輩!!」
これは良いSF
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:39:05.00:MoR8I0f50唯「ね、きもちいでしょ?」ムニムニ
梓「あ、だめっ……あのっ、そこは汚いですから」
唯「綺麗な色だね……可愛い、チュ」
梓「ちょっと! んぅ……あっ、あぁ、ふっ」
唯「わかる? きもちいでしょ?」
梓「あっ、あっ、ん……これがきもちい? ……あっ」
唯「そう、私たちが遥か過去に置き去りにしてきた感覚」
梓「あっ、あ、んぅ、やぁあ……」
唯「いまからあずにゃんは目覚めるよ」
唯「DNAに刻み込まれた、快楽への欲求と欲望が表にでてくるの」
梓「あぅ……んあ、はっ、ああぁ」
唯「私と思う存分セックスしようね。したくなるよ。そしてたくさん気持ちよくなろうね」
梓「んぅ、ああああっ、唯先ぱ……ああ」
唯「ほら、もっともっときもちよくなっちゃえ!」クリクリ
梓「ああああああっ!!!! んあぁあああ!! ああっ!!」
梓「……はぁ、ハア……な、なに……これ」
唯「頭の中きもちよくなった?」
梓「……はぁ、はい……びっくりしました」
唯「自分の体に変化あるのわかる?」
梓「はい……すごく、火照ってるっていうか……なんか、変です」
唯「あずにゃん、いまのが絶頂って感覚だよ」
梓「ぜっちょ……あ、ってことはこれが負け……ってことですか?」
唯「まぁそうなるね。でも初めてだから仕方ないよ」
梓「そうですか……」
唯「相手を絶頂に導いたら勝ち! 私の勝ちー! えへへ」
梓「唯先輩もこんな風に気持ちよくなるんですか?」
唯「うん、なるよ。みんななれる」
梓「私、なんか……いま、幸せでいっぱいです」
唯「次はもっともっと気持ちよくなれるよ。やったねあずにゃん」
梓「そうなんですか……やったぁ……やったぁ」
唯「えへへ、気に入ってくれて嬉しいな」
梓「こんなにいいものをいままで知らなかったなんて」
唯「だれもちゃんと教えてくれないからね」
梓「唯先輩に出会えて良かったです……」
唯「おっと、感謝されるのは嬉しいけどそのセリフはまだ早いんじゃない?」
唯「こっからがセックスの真髄だよ」
梓「……」ドキドキ
唯「これ、触ってみて」
梓「あっ……さっきよりずっと大きくなってます……」
唯「あったかいでしょ」
梓「ちょっと熱いくらいですね……なんか脈打ってておもしろいです」
唯「いまからこれをねあずにゃんが今気持ちよくなったとこにいれるの」
梓「……え?」
唯「私もあずにゃんもいっぺんにきもちよくなれる魔法だよ」
梓「それをいれるときもちいいんですか? 不思議です」
唯「とってもきもちいよ」
梓「わかりました……いれてください」
唯「うん、頼まれなくてもいれる。どっちみち我慢できないし」
梓「我慢?」
唯「こんなかわいいの前にして、いれずに勝ち逃げなんてありえないってことかな」
梓「ふぇ?」
唯「いっきま~っす」
梓「え、まってほんとにはいるんですか!?」
唯「だいじょぶだいじょぶ。ゆっくりするから」
梓「……んっ」
唯「優しくねー」
梓「あっ……ちょ、ちょっとまってくださ……あっ!?」
唯「力ぬいてー」
梓「あぁ……うぅ……」
唯「あずにゃんのここは小さいなー、まだ全然入ってないよ」
梓「え? もう入ってるんじゃないんですか?」
唯「ぜーんぜん」
梓「え? え? でももう、きもちい、ああっああっ!!」
唯「痛くないようにちょっとだけお薬ぬったからね」
梓「あっ、んぅ……」
唯「あずにゃん、私の顔みて?」
梓「うっ、うぅ……唯先輩」
唯「顔真っ赤にしちゃってもーかわいいなー」
梓「なんかっ、あっ、はずかしっ、っていうか……ああぁ」
唯「まだ全然はいってないのにそんなにきもちよくなっちゃって、ずるいなぁ」
梓「あっ、ゆ、唯先輩はきもちいんですか?」
唯「まぁまぁね、入り口あたりちょんちょんしてるだけだし」
梓「あっ、あっ……あああっやっ、きもちっ、んぅ」
唯「そろそろいっかな」
ズプリ
梓「あああっ!!?」
唯「おっ、キツ……あっ!! ああっ!!?」
唯(な、なにこれなにこれなにこれ!!?)
唯(私が感じてる? 百戦錬磨の私が!?)
唯(嘘! 私はセックスの天才平沢唯だよ!?)
唯(遺伝子レベルで恵まれた才能をもってるんだよ!! なのに!!)
唯(この子のあそこは私の超がつくほどの名器すらを凌駕するっていうの!?)
唯(それじゃあまるで……神器だよォ!!)
梓「んぁああっ、はぁ、あああ、唯先ぱぁい!!」
唯「あっ、あずにゃ……あっ、きもちっ……」
梓「あつくておっきぃのがはいってます……ううぁう、あああ」
唯「あずにゃんのおま◯こきつきつだよぉ……あああっ、きもちいよおお」
梓「あああっ、きもちよくなってくだひゃい……あああぅ」
唯「あずにゃん! あずにゃあああん!!」
唯(才能、天才……これはそんな言葉ですましていいレベルじゃない……)
唯(憎らしいほどの気持ちよさ……)
唯(でもいまは考えないで……快楽に身をまかそう)
唯(こんな神器に出会えた奇跡を喜ぼう)
唯(神様……いや、マザーシステム様、あずにゃんをこの世に産んでくれてありがとう)
唯「あずにゃん!あずにゃん!ああああっ!!」
梓「にゃあああぅ! 唯先輩! わたひっ、またっ、おかしく、ああああっ」
唯「いっぱいきもちよくなって! きもちよくなっていいよ!!」
梓「やああああっ!!?」
唯「イッて! いいよ!! 早く!!」
唯(このままじゃ私がもたないよっ!)
梓「にゃあああう、あああん、やぁ、はぁああ」
唯「ん、ん、んあああっ」
梓「にゃああああああああああああ!!!」
【速報】 眠 い
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:33:02.82:B9Dy64dA0>>57
いいからさっさと書け太郎
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:27:45.69:o+O9g6BK0いいからさっさと書け太郎
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,ィ´ `ヽ
从 ,ノjノヽハ
ゝ({ ゚ ヮ゚ノ \
| }iー'}) ギシギシ
U_,_,_U〉 アンアン
と__)__)__________ /
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唯「あっ、あずにゃんきもちいよ! 最高だよ!!」
梓「にゃ、みゃ、ああっ、は……あぁ」
唯「いったね! 私ももうすぐいくからおま◯こ貸してね」
梓「ひゃ、あっああああぁん、だめぇあああ」
唯「あずにゃっ、あっ、私、イク、ああっ」
梓「にゃ、にゃ、にゃ、あ、ああ、あ」
唯「イクっ、あ! ああああああっ……!!!」ドプドプ
唯「あ、はぁ、はぁ……はぁー、やばい、ああっ」
梓「な、なんかでてます……」
唯「きもち、よすぎ……あずにゃん……さいこー」
梓「なんか出しました? あついのが……中に」
唯「せーしっていうんだよ」
梓「せーし?」
唯「PENISをつけてるときにイッたら、あ、絶頂って意味ね」
唯「出ちゃうんだよ。それが敗北のサイン」
梓「ってことは私は唯先輩に勝ったんですか?」
唯「ううん、先にイッたからあずにゃんの負けー」
梓「そうなんですか、残念です」
唯「でもきもちよかったでしょ?」
梓「あ、はい……きもちよかったです。すごく」
唯「私もあずにゃんのおま◯こきもちよかったよー」
梓「おま◯こってなんですか?」
唯「って呼ぶんだよ。いま入れたとこ」
梓「お◯んこですか……変なの」
唯「あんまり人前で言っちゃだめだよ? セックスする人しかしらない単語だからね」
梓「わかりました」
唯「もっかいする?」
梓「え? セックスですか?」
唯「うん、次はあずにゃんがこれつけてみなよ」
梓「はい! つけてみたいです!」
唯「ほい、どうぞ」
梓「えっと、これでいいんですか?」
唯「じゃあ横のスイッチ入れて」
梓「んと、はい」
ウィーン
ドウィーン
梓「わぁ! おっきくなりました! みてください!」
唯「す、すごぃ……」
梓「唯先輩のときよりおっきいですか?」
唯「あはは、やっぱこっちも神器なんだ……」
梓「え?」
唯「あずにゃんの小さい体にはずいぶん不釣合いだね」
梓「そうですか? 結構気に入りました。いまからこれを唯先輩のおま◯んこにいれていいんですよね?」
唯「うっ……」
梓「どうしました?」
唯「いやぁ、随分と凶悪だなぁと思って」
梓「?」
唯「私プロだけどいれられるのはあんまり得意じゃないんだよね」
梓「……へぇー」ムクムク
唯「まだ大きくなるの!?」
梓「私、早く入れたいです! どんな感じなのか知りたいです!」
唯「わ、わかったよぉ、唯先輩のおま◯こで試してみなさい」
梓「えへへ、もちろんこっちでする時もきもちいんですよね?」
唯「きもちいよー」
梓「私もこの白い変な汁でますか?」
唯「せーしだよ、イケばでるよー」
梓「ああそうでした。せーしだしてみたいです」
唯「うん、じゃあしよっか。今度は私が下ね」
梓「はい! では失礼して」
唯「んー、そうそう、そんな感じで覆いかぶさって」
絶対に保守しなきゃいけないSSってのは確かにある
114: 冒険の書【Lv=1,xxxP】 :2011/02/21(月) 14:15:55.34:Gc6YU48F0梓「ここであってますか?」チョンチョン
唯「んっ、んっ、あ、うん……」
梓「おもしろいですね」
唯「もうー、はやくいれちゃおうよ」
梓「はい」
唯「ゆっくりね」
梓「ゆっくり、ゆっくり、あ!」ヌルッ
ズブブ
唯「ああああっ!!! んあああっ」
梓「ああああっ、んぅ、はいっちゃいましたぁ」
唯「んっ、ちょ、ああぅ、おっき……あああん」
梓「す、すご……これが……おま……◯こ」
唯「い、いいよその……まま、私がきもちよくなるように」
梓「は、はい……でもぉ、ああっん、んああ」
唯「ふああっ、んぅ、よゆーなさそうだね」
梓「だってぇ……んんっ、唯先輩のおま◯こきもち……あああ」
唯「あずにゃんのもおっきくて……かたくて……んぅ、あっ」
梓「も、もう限界です、わたし」
唯「えー、はやいよー」
梓「うううっ、ああっ、ごめ、なさ」
唯「あずにゃん、ちゅーしながらイッてごらん」
梓「ちゅー……?」
唯「私のここに、あずにゃんのくちびるを重ねるの」
梓「は、はい……んちゅ、ちゅむ、んっ」
唯「チュプ、チュ、んふ」
梓「んんぅ!! んあああっ!!」
唯「んぅ、ん、いいよ、中でビューしちゃって」
梓「にゃ、あ、あ……んにゃあああああっ!!」ビュクビュク
唯「んっ、ああ、あはは、えへ、いっぱい出てる……イッちゃったね」
梓「にゃふ、あふ……あぁ、ハァ……はぁ、きもひい」
唯「はじめてにしてはいい感じだったねー。やっぱ才能あるよあずにゃん」
梓「ハァ……はぁ、そうなんです……か?」
唯「あずにゃんのおち◯ちんとってもきもちいよ!」
梓「おち◯ちんって?」
唯「PENISのことをおち◯ちんって呼んだりするんだよ」
梓「そうですか……」
唯「ねぇ、これでセックスのことわかったでしょ?」
梓「はい。ありがとうございます。勉強になりました」
唯「で、どうだった?」
梓「どうって…………さいこーでした」
唯「きもちよかったでしょ」
梓「…………はい、死ぬかと思いましたよ」
唯「うんうん! これで今日からあずにゃんもセックスファイターだよ」
梓「セックスファイター……嬉しいです」
唯「どんどんセックスして上手になっていこうね?」
梓「はい! 私これから頑張ってセックスしていつか唯先輩に勝ってみせます」
唯「お、それってプロに対して言ってるのかな?」
梓「あ……す、すいません」
唯「ふむ……あ、そうだ。今度アマチュアセックスの大会があるんだけどでてみない?」
梓「大会? そんなのあるんですか?」
唯「プロ以外のセックスファイターが参加できる大会だよ」
梓「私なんかで大丈夫ですか? 超ビギナーなんですけど」
唯「うん! 参加に制限はないから」
梓「大会か……でも、ウチの学校セックス部潰れたんで、どこで練習したらいいか」
唯「ここへおいでよ! 私がいるときは優先的に相手してあげる」
梓「ほんとですか!? あ、でもプロ相手だとお金とか……」
唯「いいよお金なんて、憂の友達だし。それに私にとっても良い経験になるし」
梓「いい経験?」
唯「んー、あずにゃんのおま◯こはレアだからね。プロの世界でもここまでの名器を持ってる人はそうはいないよ」
梓「なら、お言葉に甘えて……」
唯「おっと、私この後指導セックスの予約はいってるからまたね」
梓「あ、はい。今日は本当にありがとうございました」
唯「ファイトがある日はいなかったりするけど、私の予定なら憂に聞いてくれてもいいよ」
梓「わかりました」
唯「大会のエントリーについては憂に言ったらやってくれるから」
梓「はい」
唯「じゃあね、チュ」
梓「んぅ……さよならです」
憂「お、おつかれ~。初セックスどうだった?」
梓「う、うん。さいこーだったよ」
憂「でしょ~? 嬉しいな梓ちゃんもセックス仲間だなんて」
梓「憂はいつからやってるの?」
憂「お姉ちゃんのちょっと後だよ」
梓「このお店は?」
憂「あぁ、このサロンはお姉ちゃんがプロ入りしたと同時に開店したの」
梓「プロセックスファイターもうかるんだ……こんな綺麗なお店……」
憂「勝ち続ければね」
梓「ってことは唯先輩って強いの?」
憂「うん、10年に一度の逸材っていわれてるよ」
梓「へぇー……」
憂「それにね聞いて聞いて! 去年度の新人王、新風杯、若葉杯、若手三冠なんだよ!」
憂「あ、前戯王トーナメント杯は準決勝で負けちゃったけどね」
梓「うわぁ、よくわからないけどすごいんだ!」
憂「セックス界について学びたかったらその辺の雑誌とか持って帰っていいよ」
梓「うん、ありがと。あ、それと今度アマチュアの大会があるって聞いたんだけど」
憂「あー、あるよ。来月のやつでしょ? でもね、あれ申し込み期限過ぎちゃったんだ」
梓「あ……そうなんだ」
憂「ごめんね? キャンセル枠がでたらすぐに教えるから」
梓「ありがとう。それじゃあ私もう帰るね」
憂「また明日学校でね」
梓「うん、じゃあね。唯先輩によろしく」
梓「さて、帰って雑誌読もうかな」
梓「にしてもよかったな……セックスがあんなにいいものだなんて」
梓「えへへ、はやくまたセックスしたいー」
梓「唯先輩の言ったとおり、一度開いたこの欲求は抑えきれないよ」
梓「ああ……どうせなら唯先輩とセックスがしたい」
梓「気軽に大会出るって言ったけど、他の人とすることを考えたら……なんかヤかも」
梓「おっかしいなー、なんなんだろうこの気持ち」
梓「私ってほんとにセックスに向いてるのかなー……」
梓「あ……ッ、また……頭イタ……い」
梓「あ……イタタ、なんだろ……少し風が冷たくなってきたな。早く帰ろう」
セックスファイター梓~覚醒辺~ 【完】
【学生居住区―Cランク寮】
梓「ふーやっと帰ってきた。暖かい布団に入りたい」
梓「えっとカードキーどこだったっかな」ゴソゴソ
『プライベートカードをスリットしてください』
梓「わかってるって、待ってよ」
『プライベートカードをスリットしてください』
梓「うるさい! あ、あったあった」
梓「……」スッ
pipipi
『シリアルナンバー、音声認識モード』
梓「aZ-281111。帰宅処理」
『おかえりなさいませaZ-281111。現在の時刻は21時17分22秒。現在の時刻は21時17分26秒』
『全消灯まで残り4時間42分29秒。外出の際は電子端末にてガイドラインに従い申請を―――』
梓「あーはいはい、いちいち言わなくてもいいようるさいなぁ」
ガチャリ バタン pi-
『ドアーをオートロックします。外出の際は電子端末にてガイドラインに従い申請を―――なお申請――』
梓「はぁー、疲れたー」
梓「せっかくいい気分だったのにうざったいアナウンスのせいで……あーもう!」イライラ
梓「ん、ちょっと腰がいたいな、よっこらしょっと」
梓「あー、あー……」
梓「…………えへ、初セックスしちゃったんだ……」
梓「夢のような時間だったなぁ」
梓「あ、そうだ、雑誌雑誌!」
梓「唯先輩のこと書いてあるのかな」
梓「ハウツー本も借りたし今日中に読めるトコまで読んでおこう」
梓「っとその前に晩ご飯~」
『ポイント残高不足により購入制限がかかっています。スタンダードメニューから選んでください』
『なお電子端末による購入は23時30分までとなっておりますので――――』
梓「あれ、今月そんなにポイント使ったけ」
ピッピッ
梓「ふーん、なら今日はもうドリンク剤でいいや。そーしんっ!」ピッ
ガタン
梓「~♪」チューゴクゴク
梓「頑張って勉強していい点とらないとなー、ろくにポイント貯まりゃしないよ」
梓「成績優秀な憂はいまごろディナーセットAかな? あはは」
梓「あ、てかあの子お金稼いでるっぽいしお金でポイント買ってるのかな」
梓「ずっるー」
梓「~♪」チューゴクゴク
何この近未来SF的なムード
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:22:52.97:Gc6YU48F0梓「ふう。さてと、どれから読もうかな」
梓「『週刊セックス倶楽部』『月刊PENIS』『現代のセックス事情』」
梓「やっぱこの『ビギナーズセックス』にしよ」
梓「なになに」
梓「…………」
梓「ふーん……大概しってるね。今日教えてもらったことばっかり」
梓「へー、で、結局セックスが元来なんの意味があるのかはわかってないんだ」
梓「学者たちももっと頑張ってよ!」
梓「つまりセックスもスポーツやボードゲームみたいな単なる娯楽の一つなんだよね」
梓「なんで廃れたのかはちょっと詳しく書いてないや」
梓「ええと、お、セックスファイター(通称SF)について!」
梓「……へー、やっぱセックスファイターってお金稼げるんだ!」
梓「プロとアマチュアがあって、プロはニッポンセックス協会からファイトマネーがもらえると、ふーん」
梓「アマチュアセックスファイターの登録には協会または最寄りのセックス協会加盟店よりライセンスを発行」
梓「発行? えっ、もらってないよー」
梓「ライセンス取得後、プロの登用には試験をうけるか、アマチュアの大会でファイトポイント(FP)を稼ぐかする、なるほどー」
梓「唯先輩はどっちでプロになったのかな」
梓「てか憂はアマチュアのセックスファイターなんだよね? 学校きてるし」
梓「よーし早速明日ライセンス登録してもらおーっと」
梓「登録料は無料、年間ライセンス維持費1000P、うわ、結構学生には厳しいな」
梓「100点10回もとらないとだめじゃん」
梓「でもライセンスなしでセックスしてもFPつかないみたいだし……」
梓「登録する価値はありそうだね!」
梓「よーし、あとは唯先輩の記事をさがそう」
梓「これかな、これかな?」ペラッペラッ
梓「お、新風杯についての記事だ。ちょっと古いけど」
梓「えっと、『今年度の新風杯を制したのは、まさにセックス界に新しい風を吹き込むにふさわしい大型新人であった』」
梓「おおお! 唯先輩のことだよね! すごい!」
梓「『名前は『平沢唯』プロ登用試験をぶっちぎりの成績で通過し、プロ入りしてからは破竹の勢いでトーナメントを勝ち進み、見事に新風のタイトルを獲得した』」
梓「『ちなみに彼女が一年で打ち立てた、『セックスファイト31連勝』という記録はセックス協会設立後はじめての快挙である』」
梓「『彼女の30連勝達成を記念して開かれたパーティにはセックス学の権威Dr.山中の顔もあったようだ』」
梓「『インタビュアーが彼女に来年度の抱負を聞いてみた』」
梓「『え~? 抱負~? じゃあファイトマネーいっぱい稼いでいっぱいいっぱいアイス食べたいなー豊富だけに!』」
梓「…………」
梓「でもすごいすごい! そんなにすごい人だったんだ! 人は見かけによらないなー」
梓「『最後に、彼女の快進撃を止める者が今後のセックス界に現れることを期待する』」
梓「なんかうずうずしてきた! セックスファイトって心も体も熱いじゃん!!」
梓「うわー! よし! 寝るまで一人でセックスのトレーニングしよう!」
梓「んと、どうやればいいのかな」
梓「『ビギナーズセックス』にのってるのかな」
梓「……」ペラペラ
梓「……『忍耐力をつけましょう』」
梓「ん? あぁ、絶頂に達したら負けだもんね」
梓「でもあの凄まじい快楽を我慢するなんてなかなかできないよ」
梓「『快楽に負けずに相手を打ち負かしたらいい』って簡単に書いてあるけど」
梓「一度気持ちよくなったらとまらないよね」
梓「その辺がプロとアマの差なのかな」
梓「そういえば唯先輩はきもちいきもちい言いながらも結構冷静だったかも」
梓「かっこいいなー。私もあんな風にクールにセックスがしたい」
梓「よし! まずは我慢を覚えるとしよう」
梓「自分で触って、とにかく我慢!」
梓「あ、その前にパンツ脱がなきゃ」スルスル ストン
梓「い、いきま~っす……」
梓「……」サワサワ
梓「……んっ」
梓「あっ……声でちゃう」
梓「隣に迷惑かな」
梓「まぁいっか。まだ全消灯じゃないし」
梓「んっ、んっ、あ、あう……」
梓「やぁ……ああっ、きもちい」
梓「一人セックスもきもちいよ……」
梓「んっ、あっ、あああ唯先輩っ」
梓「ん? あれ……おかしいな」
梓「一人セックスしてたら唯先輩の顔がどうしてもうかんできちゃう」
梓「なんだろうこの感じ……んっ、ああ」
梓「やっ、あ、唯っ、せん、ぱ……ああっ」
梓「はぁ……がまん……しなきゃ」スリスリ
梓「あああああっ!! だめえええ! い、い、ああっイクっ」
……
梓「はぁ……あれから10回くらいイっちゃった……」
梓「快感のコントロールって難しいな」
梓「一人でするぶんには手を弱めたらいいんだけどそれじゃ意味ないし」
梓「もし相手にされてるときにきもちよくなってきたらどうしたらいいんだろう」
梓「他のことを考えるとか? テスト、将来、宇宙」
梓「うーん、でも私の場合どうしてもセックスに集中してしまうような……」
梓「おま◯こにおちん◯んいれられたらきもちよすぎて頭変になっちゃうよ」
梓「あ、ちょっとまって、ということは。たしかこのページ」ペラペラ
梓「あった! 手淫! テクニック!」
梓「これでおま◯こに入れられる前に相手に快感ダメージを与えればいいんだよ!」
梓「えっと、相手のPENISを刺激する方法」
梓「え? 手でこするだけ? あ、舐めるとかもあるんだ」
梓「でもウチにはPENISないし……練習しようがない……イメトレだけして明日唯先輩相手に試してみようかな」
梓「というかなにか代わりになるものないかな」
梓「んー、細長い物ー」
キーン キーン
梓「あっ……」
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『おやすみなさい。本日はお疲れ様でした』
梓「あ、あー……どうりで眠いはずだ……」
梓「おやすみなさいマザー」
梓「明日も平和を。世界に安定を。星に健やかな眠りを」
梓「……zzz」
……
純「おっはよー梓!」
梓「うん、オハヨ!」
純「お、元気だね。なんかいいことでもあったー?」
梓「まぁね!」
純「もしかしてセックス部絡みとか? ねぇねぇどんな部だった!?」
梓「あー、セックス部は廃部になってた。けどセックスについてはいろいろ知ることができたよ」
純「へー! 教えてよセックス!」
梓「純はしってるような口ぶりだったじゃん」
純「てへー、ちょっと知ったかぶりしちゃったかなー」
梓「ふーん。セックス、純の嫌いなスポーツ系だったよ」
純「えっ、嘘! 結構激しい感じ?」
梓「まぁ、かなり激しいかな。へとへとになるし体のあちこち痛いし」
純「うわー……じゃあいいや。誘われても困るし遠慮しときまーっす。あんたセックスこれから始めるの?」
梓「うん! やるよセックス! でも学校ではやらない」
純「じゃあどこで? どっかあいてるグラウンドとかあるの?」
梓「ふっふーん! 実はねー裏路地になんと」
憂「ストーっプ!!」
梓「ふぇ?」
純「あ、憂おはよ。どしたのそんな慌てて」
憂「い、いやなんでもないよっ」
純「で、裏路地がなんだって?」
梓「え? あー、あのね」
憂「ほんとなんでもないよっ! なんでもっ!!!」
純「なんであんたが答えるのさ」
梓「……ちょっと純ここで待ってて。憂、こっち」
憂「うん……」
純「あ?」
憂「実はね……セックスサロンで働いてることは黙っててほしいの」
梓「え? でも就労届けだしてるんでしょ?」
憂「……」
梓「え? だしてないの? どうして」
憂「セックスは……アンダーグラウンドな娯楽だから」
梓「?」
憂「あまり人に言っちゃいけないの。認知度も低いし、人によっては心象も悪い」
梓「そうなの?」
憂「梓ちゃんも昨日の昨日まで知らなかったでしょ?」
梓「まぁそうだけど。素敵な事だと思うなーセックス」
憂「私もそう思う。でもね、聞いて。セックスはね、この世で唯一」
梓「? 唯一?」
憂「マザーに嫌われる娯楽なの」
梓「……マザーに? なんで?」
憂「わからない……でもずっとそうだったから」
梓「それで廃れていったっていうの?」
憂「わからないよ」
梓「……あんなの楽しいしきもちいのに?」
憂「うーん……でもマザーに悪く思われたくないし」
梓「それであんな裏路地に」
憂「一応セックス協会自体は公認なんだけどね」
梓「よくわかんないよ。マザーが何をしたいのか」
憂「とにかく! あんまり人には言わないで!!」
梓「わかったよ。憂がそういうなら」
憂「で、梓ちゃん今日もサロンくる?」
梓「うん! いくいく! あ、そのときついでにライセンスを発行して欲しいんだけどできる?」
憂「うん! 電子端末もってきたら登録してあげる!」
梓「やった! これでちゃんとしたセックスファイターになれる!」
……
唯「やっほー! あずにゃ~ん! まってたよー」ギュウウ
梓「うわっ! 唯先輩待ち構えてたんですか!?」
唯「うん! あずにゃんとセックスできるのが楽しみでさ!」
梓「わ、私も楽しみでした!」
唯「早速しようよセックス!」
梓「はい! っとその前に」
憂「うん、ライセンスの登録だね。これしとかないとアマチュア大会にもエントリーできないからね」
梓「えっと、端末どうすればいいの?」
憂「プロフィールでデータ送信選んでくれればあとはこっちで処理するよ」
梓「おっけー」pipi
唯「ふむふむ、おー、あずにゃんって成績優秀なんだねー!」
梓「ちょ、勝手に人のデータベース見ないでください! てか憂のほうが成績いいですし」
唯「憂ー早く登録おわらせてよー。私もうずっとそわそわしちゃって、変な人みたいだよー」
憂「うん……いましてるんだけど、あれー」
唯「?」
憂「おっかしーなー」
梓「憂? どうしたの?」
憂「えっとね。エラーが……あれー?」
唯「エラー? 協会のほうが問題で?」
憂「ううん、一応協会に問い合せてみたけど、向こう側に異常はないみたい」
唯「じゃあどうして……」
憂「梓ちゃん。これちゃんとしたプロフィールだよね? シリアルナンバーも間違ってないよね?」
梓「うん。そうだけど……」
憂「おかしいな? いままでこんなことなかったよ」
梓「な、なんか不安になるんだけど……」
憂「ごめん。でも登録ができないとライセンスが発行できないよ」
梓「え~~!? じゃあ私セックスファイターになれないってこと?」
唯「憂~! あずにゃんの分なんとかしてよー!」
憂「そういわれても……」
梓「……クスン」
唯「と、とりあえず今日はライセンス無しでやろうよ! どうせ指導セックスだから戦績つかないし!」
梓「そ、そうですね……」
憂「ごめんねー、私もう一度エラーの原因を探ってみる」
梓「うん、ありがと」
憂「それでどうしてもダメなら、めんどくさいと思うけど協会まで直接端末もっていってくれない?」
梓「わかった。どこにあるの?」
憂「マザーホームの近くに立ってる大きなビルだよ。後で地図データわたすね?」
梓「うん!」
唯「さ、奥の部屋行こあずにゃん! はやくセックス~~」グイグイ
梓「わかりましたから引っ張らないでください」
唯「今日はもっとたくさんのこと教えてあげる!」
梓「えへへ、私もちょうど試したいものがあるんですよ」
唯「へー楽しみだなーふふふ」
設定無駄に凝りすぎだろwwww
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:56:56.41:NS22+rQXOSF
×サイエンスフィクション
○セックスファイト
てかwwww
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:02:10.64:6M6MARj60×サイエンスフィクション
○セックスファイト
てかwwww
……
クチュ クチュ
梓「……どうですか」
唯「………うーん」
キュ クチュ
梓「……こ、これは?」
唯「……うーん」
梓「……だめですか。イメトレの成果でませんでした」
唯「手淫はねー、やっぱ経験と鍛錬の賜物だからねー」
唯「一朝一夕じゃなかなかうまくならないよ」
梓「そうですか……すいません」
唯「澪ちゃ、あ、私の友達で現プロ☆(ホシ)3の澪ちゃんはうまいんだよー」
梓「へー、そういえば記事でみました! プロ試験で唯先輩と最後まで争いあったんですよね!」
唯「うん、かなりの強敵だよー、おっぱいも大きいし」
梓「おっぱい……」
唯「あずにゃんはちっこいねー」
梓「そうですね」
唯「武器にならないねー」
梓「……いいですよ」
唯「その分強力なおま◯こをもってるからトントンかなー」
梓「……はぁ、その私のおま◯こすごいすごいって言いますけど自分じゃわからないんですよ」
唯「すごいよー、たぶんね、相当な実力者じゃないと即ビューしちゃう」
梓「ビューってせーし出すことですか?」
唯「うん、多分あずにゃんのおま◯こに入れただけでみんなビューしちゃうね。あずにゃんの勝ち!」
梓「でも私、おそらく我慢ができないタイプだとおもいます。だから入れられるとこっちもすぐイッて負けちゃったり……」
唯「ほえ?」
梓「昨日一人セックスしててそう思ったんですよ」
唯「んー、忍耐力ってなかなかつかないからねー。敏感さんなんだねー」
唯「名器持ちは敏感ってよく言われるね。あずにゃんは神器だから超敏感なのかな? ふふふ」
梓「唯先輩も名器なんですよね?」
唯「あ、どっか書いてあった?」
梓「はい。まれに見る名器+セックステクニックと」
唯「んー、これといって意識はしてないけどね」
梓「すごいですね。どうやって鍛えたんですか?」
唯「わかんない。気づいたらセックスしてた」
梓「天才ですね」
唯「あずにゃんも天才だと思うよ」
梓「え?」
唯「初めてで私をあそこまで追い詰めたんだから。若手三冠王の私を」
梓「そ、それは……私のおま◯こがたまたま……」
唯「ううん、それだけじゃないよ。セックスに大事なのは興奮」
梓「興奮?」
唯「あずにゃんが可愛くて私が興奮しちゃったってこと。興奮したら感度があがってイキやすくなるからね」
梓「ま、また可愛いって! それ人間を形容する言葉じゃないですよ!」
唯「わかってるよごめん。でも他に言葉が見つからないの」
梓「……まぁいいですけどね。嫌な気はしませんし」
唯「ねぇあずにゃん。どうして私はあずにゃんとのセックスで興奮しちゃったのかな」
梓「え?」
唯「わからないんだ……この感覚がなんなのか」
梓「私もわかりません……昨日からずっと唯先輩の顔が頭から離れなくて」
唯「……うん、私も」
梓「頭からずっと……あっ、ッ……」
唯「あずにゃん?」
梓「い、いえ……頭が……また、あっ」
唯「大丈夫?」
梓「すいません……最近偏頭痛がひどくて」
唯「お薬のんでる?」ナデナデ
梓「どうしてもおさまらないんですよ。自分でも不思議なんです」
唯「メディカルセンターいく? 私車だすよ?」
梓「結構です。もう大丈夫なんで」
唯「心配だよ……セックスできそう?」
梓「はい! しましょうセックス!」
唯「う、うん! じゃあ今日はちゃんとしたルールに則ってセックスしようね」
梓「あ、ということは時計つかうんですね!」
唯「お、予習済みか~えらいえらい」ナデナデ
梓「はい! 昨日と今日でいっぱい勉強しました」
唯「じゃあジャッジリングもしってるよね?」
梓「イッたときにピーピーなるんでしょ? さっき憂に借りてきました」
唯「そうそう。これがあればイッたときの反応が薄い人でも正確な判定ができるよ」
梓「とりあえずつけます」
唯「じゃああずにゃんが先攻で、リバースまでは10分にしよう。それで時計セットしておくね」
梓「はい! 今日は一回くらいは勝ってみせます!」
唯「えへー生意気ー」
梓「いっぱい気持ちよくなってくださいね唯先輩!」
……
唯「あっ、いっ、あああぅ」
梓「んっ、んっ、んっ、あ」
唯「やば、やっぱきもちーや、あずにゃんのおま◯こ」
梓「にゃ、あっ、うあ、ああっ」
唯「き……っつ……あっ、キちゃう」
梓「はぁ……あっ、あああっ、やん」
唯「いいね、いい顔してるよあずにゃん」
梓「だめ、ああっ、いっ、あああっ」
唯「きのう、あずにゃんとセックス、ああっ、した、せいで……」
梓「にゃ、あっ、なんです、か? あっ」
唯「今日のファイト、つまんなかったよ、うっ」
梓「えっ? あっ、んぅ、あっ、それって、にゃふっ」
唯「なんか、ああっ、ものたりなくてっ、あああっ!」
ぶっ飛んだ設定のエロのくせにちょっと面白いのが腹立つwww
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:45:07.10:6M6MARj60梓「にゃっ、でもっああああっああん、相手はっプロでしょ」
唯「うん、でもねっ、ああっ、ぜんぜん、だめ」
梓「えっ、うう、ああ」
唯「あずにゃんがいい、よすぎ!」
梓「うっ、あっ、あっ、あっ!」
唯「あはっ、もうすぐイッちゃうねあずにゃん、ピーピーいっちゃうね」
梓「うっ、にゃあっ……ああっ」
唯「それと、私、あずにゃん以外ではビューしたくないな」
梓「えっ? あっ、んっ、ん、ん、うぅ」
唯「あずにゃんの中でビューしたい。もう勝ち負けとかどうでもよくなっちゃう」
唯「それくらい心地いい。なんだか……とっても変な気持ち」
梓「ゆ、ゆいせんぱっ……あっあああああ!」
唯「一緒にイケたら、あっ、う、幸せかな? んっ、あっ……ね?」
梓「イクッ! あっあ、にゃあああっあああっ!!!!」
pi- pi- pi- pi-
唯「くぅ……んんっああああ」ビュクルビュクル
梓「うにゃあああっあああ、ああぅ……はぁ」
唯「はぁ……すご、ハァ……さいこー」
梓「わたしもです……さいこーでした」
唯「あずにゃんはやっぱり入れられるほうが好きみたいだね」
梓「はい……かもしれません」
唯「ねぇ、もう一回したい」
梓「え、プロがアマチュア相手におねだりなんて……バカですよ」
唯「いいよ……だってしたいんだもん、あずにゃんと。誰よりも」
梓「う……私も唯先輩ともっともっとセックスしたいです……けど」
唯「わーい、じゃあいいよね? えへへっ」
梓「プロ……に」
唯「え?」
梓「私もなれますか? 唯先輩を追い詰めるくらいの実力があれば私にも……」
唯「……うーん……それは」
梓「……無理ですか?」
唯「……なれるとおもう。いや、なれる。確実に」
梓「そうですか! なら!」
唯「でも……」
梓「でも? あ、先にライセンス登録の件をなんとかしないとですね」
唯「それもあるけど。聞いて、私としてはね?」
梓「はい」
唯「あずにゃんにはプロになってほしくない」
梓「…………え?」
唯「才能はある、技量もこれからつく、若いし将来性も抜群。だけど」
唯「私はあずにゃんにはプロになってほしくない」
梓「はい? ちょっと何いってるのあk」
唯「あ、あ、ご、ごめんね。ほんと私何言ってるんだろ……おかしいな」
梓「唯先輩……?」
唯「おかしい……あずにゃんがプロになることを考えたらさ……なんか心臓の奥のほう?がギュウウってなって」
唯「……変だね、これ」
梓「私もです……唯先輩が他の人とセックスしてることを考えたら……よくわかんない気持ちになります」
唯「なんでかな」
梓「なんででしょう」
唯「……あずにゃん。プロを目指すの?」
梓「当面の問題がクリアできて、なおかつ気持ちが整理できたら、本格的に考えてみます」
唯「そうだよね……天職だもんね。やっぱりそれがいいよ」
梓「はい。たくさんポイントを稼いで、お金もちになって、いまの寮を出てもっともっとマザーの近くに住みたいです」
唯「それが私たち人間の幸せ……」
梓「はい……マザーの御腕に抱かれて眠るのは幸せです。疑う余地もありません」
唯「だよね……そのためにみんな切磋琢磨しているんだもん。なのに……」
梓「……」
唯「ごめん、今日はもう帰っていいかな。疲れちゃった」
梓「はい。ありがとうございました。またセックスしたいです」
唯「うん。間違いなく約束するよ。じゃあまたねあずにゃん!」
梓「……マザー……か」
『一度退室すると自動でドアーロックが――再入室の際は―――』
梓「……」イラッ
梓「唯先輩……私、最近変です」
梓「なんで、マザーが…………いや、大丈夫。私は絶対外れたりしない」
梓「明日も平和を。世界に安定を。星に健やかな眠りを」ブツブツ
梓「この楽園から弾かれたら、私たちのような脆弱な者は生きていけないもの」
梓「……ッ、頭痛がひどいや……あはは」
憂「梓ちゃ~ん、おつかれー。お姉ちゃん先帰っちゃたー」
梓「あ、憂。ごめんまたタダでセックスルーム使わせてもらっちゃって」
憂「いいよ。それにしても今日は随分早かったね? あれ、どうしたの顔色悪いよ?」
梓「う、ううん。なんでもないの」
憂「あ、そうそうそれでね。やっぱり協会にいってほしいの。どうしても原因がわからなくて」
梓「そ、そっか……わかった。調べてくれてありがとう。明日学校が終わったらいってみるよ」
梓「プロ入りか……それっていろんな人とセックスするってことだよね」
梓「まぁもちろんアマチュアでもするんだろうけどさ……」
梓「なんかそれって変だよね。なにが変なのかはわからないけどそんな気がする」
梓「もしかしてマザーに嫌われる理由ってそこかも」
梓「……なんてね」
梓「さ、今日も帰ってご飯食べて、雑誌よんで、一人セックスして……また明日に備えて……」
梓「……なんで生きてるんだろう」
梓「あ、まただ……ヤダ」
梓「また……うん……消え入りたいような気分になる」
セックスファイター梓~困惑編~ 【完】
緩やかに狂気を孕んでる。おもしろい。
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:51:05.13:NpwH5El70これ良いな、面白い
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:59:14.82:vBVHw7jx0設定世界観が完璧なのはいいけどエロってところが憎い
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:41:41.38:6M6MARj60「どうしてこんなことになったの!」
「だから―――言ったじゃない」
「でもこの子は――――じゃなくて―――希少な」
「あなた―――おこがましいの、これ以上は」
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね」
「ウエーン、うえーん」
『7時00分をおしらせします。みなさん今日も一日がんばりましょう』
『楽園のみなさまに良い目覚めと希望を』
梓「ん……ふぁ……朝か」
『7時00分をおしらせします。みなさん今日も一日がんばりましょう』
『楽園のみなさまに良い目覚めと希望を』
梓「今日は……セックス協会にいくんだっけ……ふぁ~あ」
梓「朝は……ドリンク剤でいっか……」
梓「ぐびぐび♪」
梓「ぷはっ」
梓「はー、昨日のもやもやは晴れないな……唯先輩どうしてあんなこと言ったんだろう」
梓「あの人は謎だ。謎」
梓「ん、あ、そっか……今日は……会えないんだ」
梓「なんかさみしーかも」
梓「協会いって時間があまったら一応セックスサロンに顔だそうかな」
梓「でも毎回ただで使わせてもらうのって憂に悪いような……」
梓「唯先輩怒られたりするのかなぁ」
梓「あ、っと。そろそろスクールに行かなきゃ」
梓「ちゃんと真面目に勉強してポイントためてそれでサロン代支払おう。そう決めた!」
梓「端末に今日の予定を入力。午後にテスト……よし!」
梓「今日も一日平和にすごせますように」
梓「マザー…………いいや、考えても仕方ない」
……
梓「んーっと、確かこの辺だったような」
梓「マザーの御下は建物がごちゃごちゃしててわからないよ」
梓「私みたいなちんちくりんな学生は滅多にこないしね」
梓「早く成人してマザーに挨拶したいなぁ」
梓「あ! このビルかな」
梓「ニッポンセックス……うん、ここだ!」
梓「入っていいのかな……」
『御用の方はシリアルナンバーを入力後、要件をタッチパネルから選んでください』
梓「「aZ-281111。要件は……なんだろ、ここで試合とかあるんだ、へー」
梓「問い合わせ? いや違うな。あ、ライセンス更新でいいのかな」
梓「いいや、えい」ピッ
『しばらくお待ちください』
ウィーン
『ようこそいらっしゃいませ。左奥カウンターにお進みください』
梓「お、開いた開いた」
梓「おじゃましまーす……」
和「こんにちは、ライセンスの更新?」
梓「こんにちは。あ、えっと、今日は登録で来ました」
和「登録? 最寄りのサロンかカフェでしなかったの?」
梓「あ、いえ、しようとしたらできなかったんです」
和「できなかった……もしかして平沢セックスサロンから?」
梓「は、はい。一応紹介状あります」
和「わかった。じゃあ確認してみるわね。端末貸して頂戴」
梓「お願いします」
和「……」カタカタ
梓「…………」
和「…………おかしいわね」
梓「あの……」
和「あなた過去に軽犯罪歴や記憶更新歴あったりする?」
梓「いえ! ないですないです!」
和「そうよね。あったら普通記載されるものね」
梓「……うぅ」
和「それにそんな悪い子にも見えないし」
梓「……あの、それで」
和「うーん。どうしても機械が受け付けてくれない。エラーばっかりはくのよ」
梓「それは一体……」
和「ちょっと待って。博士を呼んでくるわ。ちょうどここに来てるの」
梓「はい」
和「椅子にかけて待ってて」
梓「わかりました」
梓「…………登録できなかったらどうしよう」
梓「登録できなかったらアマチュアセックスファイターにすらなれないんだよね」
梓「公式記録がつかないから当然ポイントも稼げない……」
梓「そんなのやだよ」
梓「プロになって唯先輩と同じ土俵でセックスしたい」
梓「唯先輩に勝ちたい。もっと気持ちよくしてあげたい」
梓「あれ……なんで唯先輩のことばっか。関係ないのに」
梓「そりゃあ私にセックス教えてくれた恩人ではあるけど……」
梓「あれれ……ッ、うっ、あ、最近の偏頭痛はところかまわず……イタタ」
梓「唯先輩のことを考えると頭と心臓の奥のほうが痛くなる」
和「おまたせ」
さわ子「んもー、ちょっとめんどくさいことおしつけないでよーせっかくこれからお茶しようと思ってたのにぃー」
梓「あっ!」
さわ子「で、この子の登録がダメなんだっけ? この子であってる? ん? ……あっ」
梓「Dr.山中ですよね!? 雑誌でみました! 唯先輩のパーティの!!」
さわ子「……あなたは」
和「この端末なんですが」
さわ子「……ふーん」
梓「えへへ、セックス学の権威にこんなとこで会えるなんて光栄です!」
和「まだアマチュアですらないのに随分と物知りね」
さわ子「……そう、大きくなったのね」ボソッ
梓「はい? すいません聞き取れませんでした」
さわ子「いやいやなんでもないのよー! さぁて、じゃあちょっと見てみましょっか」
梓「あ、お願いします!」ペコリ
和「先生、私一応中枢に連絡とってみましょうか?」
さわ子「いやー、いいわよ別に。もう問題はわかったから」
和「え? は、はやいですね。さすがです」
さわ子「この子の出生シリンダー単位でエラーが起きてたみたい。もう大丈夫。すぐに修正されたわ」
和「あ、確かにエラーはかなくなりましたね。にしてもラッキーでしたね、この子と同じシリンダーの人の更新がたまたまかぶらなくて」
さわ子「……うん、そうね。はい、私の役目終わり~! よし、お茶してこよっと」
梓「本当にありがとうございました!」
さわ子「……ま、がんばって頂戴」
梓「はい! いつか私もプロになって、パーティ開いて先生をお招きします!」
さわ子「うふふ、なにそれ」
和「唯の30連勝記念パーティの記事を読んだそうです」
さわ子「そうなんだ。唯ちゃんに憧れる子って今おおいのよね」
和「それでは先生。お疲れ様でした」
さわ子「はーい。まったねー」
梓「あ、それで登録についてなんですけど」
和「あぁ、ごめんなさい。いまからするわね」
「あ~ずにゃんっ!」ギュウウ
梓「うにゃっ!?」
「あずにゃ~ん、こんなところで会えるなんて~」スリスリ
梓「うわっ何何!? あ! 唯先輩!!」
唯「んぅ~、何時間ぶりの抱き心地だろ~」
梓「やめてくださいこんなところで」
和「あら、二人とも知り合いだったの? ただのファンの子かと思ってたわ」
唯「もう何回かセックスした仲だよー。ねー?」
梓「はい、そうなんです」
和「へぇ、アマでもない子が唯とセックスできるなんてラッキーね」
唯「あずにゃんのおま◯こきもちいんだよー? あ、和ちゃんまだお仕事中?」
和「そうよ、いまからこの子のライセンスを登録するの」
梓「あれ、唯先輩とお知り合いなんですか?」
和「まぁね、スクール時代の同期よ。腐れ縁とも言うかしら」
唯「和ちゃんは秀才だったからね、推薦で働き場所が決まったんだよー」
和「それでもほんとは中枢にいきたかったのよ」
唯「えー? ちゅーすーは怖いとこだから行っちゃだめだよー」
梓「私も中枢で働いてみたいと思ってました。けど今はプロのセックスファイターになりたいです」
唯「セックスファイター……あっ! それで登録は?」
和「いましてるトコよ」カタカタ
梓「……わくわく」
唯「あずにゃんもこれでちゃんとしたセックスファイターかー」
梓「はい、やっとポイントがつきます!」
唯「いろんな人とセックスするんだよねー……」
梓「はい。いろんな人と……」
和「それじゃあ最後にシリアルナンバーを音声入力するわ。それが終わったらライセンス発行よ」
梓「いろんな……あっ、ツ、ああああっ!」
唯「あずにゃん!?」
和「え?」
梓「ああああっ、イタ、あっ、ツツ、頭が、割れちゃうっ」
唯「あずにゃん! 大丈夫!? また頭いたいの?」
梓「だ、だいじょう……うぐ、ああああっ!!!」
唯「和ちゃん! メディカルセンターに!」
和「ええ、わかったわ。すぐに!」
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!!」
『だから―――なんてやめなさいって言ったじゃない』
「でもこの子は! ――――じゃなくて世界で―――希少な」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は!』
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。許しももらった」
「あなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね」
『それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる』
「これ以上悲しい思いはしてほしくないの」
『それで代わりに――されるなんて』
「ごめんね―――あとはよろしくね」
梓「あっ……あ……はっ!」
唯「おきた? あずにゃん」
梓「ここは……」
唯「協会で倒れちゃって、そのままメディカルセンターまで連れてきたよ」
梓「病室?」
唯「うん、とってもうなされてた。大丈夫?」
梓「はい……」
唯「……」ナデナデ
梓「私、どうしたんでしょうか。最近、すごい体が変」
唯「あずにゃん……」
梓「あと、それとは別に、怖い夢がどんどん近づいてくるんです」
唯「怖い夢?」
梓「はい……起きたらいつも忘れてしまってるんですが、すごく怖かったような」
唯「……マザーがいい夢をみせてくれないの? 夢情報はインプットされてるんでしょ?」
梓「わかりません……わからないです」
唯「あずにゃん……」
梓「こんなこと話しても仕方ないかもしれませんが、私、昔っからちょっと変なんです」
唯「あずにゃんは変じゃないよ……変じゃない」
梓「変なんです。アナウンスにはいちいちイライラするし、運動にしても勉強にしても冴えないし」
唯「……?」
梓「外に出て、楽園の天井を見上げるだけで、気分が悪くなるんです」
唯「どうして?」
梓「わかりませんよ。みんなそういうもんだと思ってたら違うみたいですし」
唯「あずにゃん……私心配だよ。あの……さっきあずにゃんのこと変じゃないっていったけどさ」
梓「はい」
唯「少し変わってるなって思ったことはある」
梓「そうですか……」
唯「私いままで指導セックスで初めての子と何人かしてきたけど」
唯「あずにゃんだけみんなとは違う反応なんだよ。なんか、くすぐったいっていうか、うまく言えないけど」
梓「あ、そういえばライセンスの登録……できたんですかね」
唯「音声入力してないからできてないよ。端末は私がもってる。はい」
梓「そうですか、ありがとうございます……」
唯「もう一度ゆっくり考えようよ。あんまり急がなくてもプロの世界はどこかへ行ったりしないよ」
梓「……はい、ちょっと。考え直します」
唯「……ねぇ、あずにゃん。セックスは好き?」
梓「好きです……でもそれは、唯先輩とのセックスに限るかもしれません」
唯「私もね、あずにゃんとのセックスが好き……だから、今日」
梓「え?」
唯「はじめて、すっぽかしちゃった。セックスファイト」
梓「ええ!?」
唯「なんでだろうね。連勝記録もかかってたし、今期の成績も大事なはずなのにさ」
梓「なんてことを……」
唯「公式セックスルームに入ろうとしたら、あずにゃんの顔が浮かんできて」
唯「なんか、知らないうちに逃げだしてた。不戦敗だね。あはは」
梓「あははじゃないですよ。怒られませんか?」
唯「怒られると思う。怖いなぁ」
梓「ならどうして……」
唯「私もちょっと考えたいことがあるからさ。このまま休みとろっかな」
梓「休み? 試合をすっぽかし続けるってことですか?」
唯「うん、一応協会には連絡いれといてさ」
梓「……でもそれだと戦績が」
唯「いいよ。もともとそんなにこだわってなかったから」
唯「勝ち負けに執着したら、いいセックスはできないし」
梓「ありのままの唯先輩が強いってことですね」
唯「いまの調子で公式セックスファイトしても、惨めな結果になるよ。対戦相手にも失礼かも」
梓「……唯先輩」
唯「あずにゃん、突然だけどウチへこない?」
梓「唯先輩のおウチへ?」
唯「うん、あずにゃんといっぱいセックスして、鍛え直すよ」
梓「でも、私スクールとか……」
唯「車で送り迎えしてあげる」
梓「そうですか、それはありがたいですね。私外歩くの嫌いなので」
唯「だからーウチに来てよあずにゃん!」
梓「わかりました……荷物まとめていきます」
唯「うん! 楽しみだね!」
梓「唯先輩とセックス漬けの毎日が送れるんですよね」
唯「うん。毎日平沢プロ☆5が指導セックスしてあげよう」
梓「う、ま、まぁ……ありがとうございます」
唯「そうと決まれば! よし! 和ちゃんに連絡いれてくる」
梓「しばらく試合さぼりまーすって? やっぱそれ怒られますよ」
唯「修行っていったでしょ! 修行!」
梓「……」
唯「和ちゃんならきっとわかってくれるよ!」
梓「……ふふ、楽しみです」
唯「一日10回はあずにゃんイカせちゃうぞー!」
梓「わ、私はじゃあその間唯先輩を5回はイカせてみせます!」
唯「やってみろーアマチュア以下めー!」
梓「実力はプロに見劣りしないって言ってくれたじゃないですかぁ!」
唯「あははっ! 怒ってる怒ってる」
梓「もおー!」
唯「あずにゃんも一緒に超強くなっちゃおうね!」
梓「当然です!! やってやるです!」
梓(頭痛……おさまらないなぁ)
セックスファイター梓~決断編~ 【完】
何でこの世界では「可愛い」ってのが人間を形容する言葉じゃ無いのかねえ
良い具合の謎加減。ワクワクするわ。
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:23:03.79:6M6MARj60良い具合の謎加減。ワクワクするわ。
梓「んっ、んっ、ああぅ、ああっ!」
梓「にゃ、はっ、ひゃあ、あああん」
梓「だめぇ、ああん、そこ、きもちい、あああっ……あっ」
梓「ゆい、ああっん、せんぱ……やぁん……んぅ」
梓「んっ……はぁ」
梓「んんっん……あう……ああっ」
梓「ひゃああん!! んんぅ!! あっ!?」
梓「んんぅ……ふ、あっ、あっ! だめイクっ!」
唯「いいよ、イッて」
梓「ああああ~~っ!!? あぁっ!?」
pi- pi- pi- pi-
唯「……クス、イッちゃったね。可愛い」ナデナデ
梓「う……あぁ……あ……ハァ、はぁ」
唯「これで私の30連勝。あーあ! あの一回がなければ50連勝くらいだったのに」
梓「あ、ひ……うぅ、くやし、ああっ、ん、ハァ、はぁ……」
どんだけやってんだwwwww
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:31:27.52:EKKK6QRuO>>312
スポーツですから
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:31:37.17:6M6MARj60スポーツですから
唯「でも良い線までいってるよ。手淫のレベルもあがってきたし」
梓「そ、そうですか……ハァ、はぁ」
唯「この二週間ほどでだいぶ強くなったね。もうプロの下位層なら蹴散らせるくらい」
梓「う、やったぁ……うれしいです」
唯「こんだけ強けりゃアマの大会なんて出ても意味ないねぇ、もし登録するんならすぐにプロ試験うけたほうがいいかも」
梓「でも……登録は……その」
唯「うん……登録しちゃったら否応でも誰かの相手しなきゃならないよ。どうする?」
梓「唯先輩は……もう気持ちの整理つきました?」
唯「ううん。やっぱり今でもあずにゃんとだけセックスしていたい。あずにゃんがいい」
梓「……」
唯「あずにゃんは?」
梓「たぶん……同じ気持ちです」
唯「そっかぁ…………ふー、じゃあもう少しここにいなよ」
梓「でも……唯先輩お仕事しないと」
唯「ファイトマネーもポイントもまだたんまりあるし、いまんところは大丈夫だよ」
梓「そうじゃなくって……唯先輩みたいな輝いてる人がこんなとこで学生ごときの相手をずっとしてるなんて」
唯「いいよー、あずにゃんがいいもん」
梓「……憂が怒っちゃう」
唯「憂は理解があるとおもうけどね」
梓「なんだか申し訳ないです」
唯「えへへ、いい子いい子」ナデナデ
梓「……あの、もっかいしませんか?」
唯「セックス? いいの? 疲れてない?」
梓「はい……したいです」
唯「そういうことなら喜んで! 私先攻でいい?」
梓「はい……いっぱい気持よくしてください」
唯「よし、じゃあ仰向けに寝てー」
梓「んっ……あ、あと……」
唯「ん?」
梓「ちゅーしてください……ちゅー……好きなんです」
唯「なんだか最近わがままさんだねぇ。はい、ちゅー」
梓「んっ……チュプ、ちゅ」
唯「ちゅー好きなんだー。私も好きだよー」
梓「はい……なんか、ちゅーすると体があったかくなるっていうか」
唯「うん、わかるよ」
梓「はい……」
唯「いれるね?」
梓「ど、どうぞ」
唯「ふふふー」
ツプ ズププ
梓「んっ、あっ」
唯「ん、入った。あはっ、何度いれてもきもちいなー」
梓「にゃっ、あっ、おっきいです……」
唯「あずにゃんのほうがおちんちんおっきいけどね。嫌味かな?」
梓「ち、ちがっ、ああっ、んっ、んぅ」
唯「動くよ?」
梓「ファイトなんですから……いちいち聞かなくても」
唯「うーん……ファイトかぁ……そうだよねー」
ズッチュ ズッチュ
梓「にゃ、ひっ、あ……あああん、にゃああん」
唯「どう、きもちい? チュ、ちゅぷ、んちゅ」
梓「んふぅ……んんっちゅ、あっ、ああっ、んんっ」
唯「あずにゃんとセックスしてると幸せだなー、今日もいい夢みれるかなー」
キーン キーン
梓「えっ、あっ、あっ」
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『全消灯時間になりました。楽園のみなさまに良い眠りと夢を』
『おやすみなさい。本日はお疲れ様でした』
梓「あっ、うそっ、もうっ!?」
梓「あっ、唯先輩っ!」
唯「zzz」
梓「PENISがしぼんでいく……あぁ、またか……」
唯「zzz」
梓「電子供給の終了、強制睡眠、とっても……真っ暗」
梓「あは、真っ暗な世界で、またひとりぼっち……」
梓「何も買えない。窓も開かない。寝なきゃいけない」
梓「はじめて気づいたのは……あれ、スクールのお泊り会だったかな」
梓「みんな遅くまではしゃいで興奮してさ、寝るに寝れないって言ってたのに」
梓「消灯時間がきたらピターっと……あはは」
梓「どうして……どうして私だけ変なの」
梓「唯先輩……あなたの寝顔を見るたびに……」
梓「私、心臓がひっくりかえりそうになるくらい自分の事が怖くなります」
梓「私は誰……」
梓「マザーはなにも教えてくれない……唯先輩……助けて……怖いよぉ……」
……
唯「おはよーあずにゃん」
梓「あぁ、おはよーございます……」
唯「あんまり眠れなかった? やっぱ遅くまでセックスしちゃだめだねー」
梓「そうですね。ちょっとこれからは自重しましょうか」
唯「でもねーセックスしながら寝たら、あずにゃんの夢がみれた気がするよ」
梓「はぁ……そうですか」
唯「あずにゃん……夢のなかで……泣いてたような気がする」
梓「泣きませんよ」
唯「頭今日は痛くない?」
梓「はい。大丈夫です」
唯「よかった! じゃあ朝ごはんにしよっか!」
梓「あ、私ドリンク剤でいいですよ」
唯「えー、ちゃんと朝食セットたべようよー。私のポイントなんていくらつかってもいいからさー」
梓「もう二週間もお世話になってるんですから無理ですよー」
唯「気にしなくていいよー私のわがままに付き合ってくれてるんだからー」
梓「とはいっても」
唯「もう! はい、買っちゃった。食べてね」
梓「うぅ……勝手です」
唯「おいしいものを食べて元気になってね。早く偏頭痛治るといいね」
梓「はぁ……こればっかりはなーって気にもなってきますけどね」
唯「えー、あずにゃんはネガティブだねー」
梓「唯先輩みたいなカラっとした性格ならどれほど救われたか」
唯「そんなにカラっとしてるかな」
梓「仕事サボって平然とぶらぶらしてられるなんて、羨ましいくらいですよ」
唯「ひどい~」
梓「たまには憂のとこにも顔だしてあげてください。ひとりで店番なんてかわいそうじゃないですか」
唯「憂はしっかりしてるから大丈夫だよ」
梓「そういうことじゃなくてですね……はぁ」
唯「ねぇねぇまだ時間あるしさ」
梓「え?」
唯「朝セックスしない?」
梓「えー……間に合わなくなったらどうするんですか」
唯「すぐに終わらせて見せよう」
梓「そ、そんな簡単に負けませんし!!」
唯「じゃあする?」
梓「負けませんから!!」
唯「えへ~、挑発したらすぐのってくるんだから~いじっぱりー」
梓「なぁ~もう! 私の方こそすぐにイカせてあげます! ピーピー言わせちゃいます」
唯「でもその前に」
梓「……なんですか」
唯「ちゅー。したいでしょ?」
梓「……し、しますけど」
唯「うん!」
2ヶ月後
梓「うっ、と、アイタタ……はぁ」
梓「今日も頭いたいし、気持ち悪いし……最悪」
梓「唯先輩、そろそろ朝御飯たべますよ。席ついてください」
唯「う、うん……」
梓「どうしたんですか?」
唯「あの……あ、やっぱなんでも……」
梓「あ、『週刊セックス倶楽部』届いたんですね」
唯「えっと、これは……」
梓「読ましてください」
唯「……」
梓「どうしたんですか? また不戦敗についてグチグチ書かれてるんですか?」
唯「いやー……それもあるけど」
梓「いまさらでしょ? あの記者もこりませんね。こんなので唯先輩を挑発してもなにも変わらないのに」
唯「見ても怒らないでねー……はい、どうぞ」
梓「『平沢唯電撃引退、空白のタイトルは誰のものへ』」
梓「『原因は体調か、協会がだんまりの理由とは』……って」
梓「なんですかこれええええ!!!」
唯「ひいいいいっごめんなさーい!」
梓「謝るとかそんなのどうでもいいです! なんで勝手に引退してるんですか!」
唯「だってぇ……だって」
梓「私になにも言わずに……勝手に……うっ」
唯「だってあずにゃん……もうずっと体調わるいもん。ふらついたりしてるし」
梓「それとこれとは関係ありませんよ」
唯「だれか近くにいてあげないと……」
梓「だめですって……いまからでも復帰してください。唯先輩はプロのセックスファイターなんですから」
梓「セックスしてるときが一番輝いてるんですから!!」
唯「でもあずにゃんのほうが大事だもん!」
梓「お金稼がなきゃ生きていけませんよ」
唯「わかってるよぉ……でもまだ貯蓄あるし」
梓「サロンはどうなるんです! プロ名義じゃないと経営できないでしょ! 憂は!?」
唯「いまは澪ちゃんの名義で経営してる……」
梓「バカ!!」
唯「ひっ」
梓「大馬鹿なんですね。こんなつまんないことで人生棒にふる気ですか!?」
唯「だって……こんなことって……あずにゃんのことなのに」
梓「いいから今日は協会まわって関係者に謝ってきてください! 憂にも!」
唯「うーんでもでも……」
梓「こんなバカな人はじめてみました。もちろん悪い意味でですよ」
唯「うえーん……あずにゃん、私もうプロは……」
梓「弱気になってどうするんです。あー、やっぱりずっと籠らせてたのが失敗でした」
梓「ひきこもってるとプロの世界が怖くなるって気持ちはなんとなくわかります」
梓「けど修行の成果を見せる前に逃げ出してどうするんですか!」
梓「……」イラッ
唯「怒らないで……あずにゃんのそんな顔みたくてやめたわけじゃないもん」
梓「バカ……うっ、うく……ううっ、おおええええええ」
唯「あずにゃん!?」
梓「おえっ、うっぷ、あ、うえええええ」
梓「おええええっおへ、うぉおおえ」
唯「あ、あ、うああああ、大丈夫!? あずにゃん! 急いでメディカルセンターいかなきゃ!」
梓「だ、だいじょう……うへ、おえ、だいじょうぶです。いつものことですから」
唯「いつも……? いつも吐いてたの!? ねぇ!!」
梓「最近……ひどくて。きもちわる、う、ええ」
唯「もうだめ! 絶対今日こそメディカルセンターつれてくからね!」
梓「だ、だめ……協会、いって……」
唯「引退は取り消さない! あずにゃんが元気になるまで復帰もしない!!」
梓「うっく…………うう。とりあえずこれ片付けてから」
唯「あずにゃん……あずにゃん……側にいるから……大丈夫、絶対良くなるよ」ナデナデ
まさか…にんs
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:16:35.94:oKmyQT6F0えっ
いやまさかな
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:17:23.81:6M6MARj60いやまさかな
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!!」
『だから生体実験なんてやめなさいって言ったじゃない』
「でもこの子は! シリンダー――じゃなくて世界で唯一母体から―――希少な」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は!』
「ウエーン、うえーん」
「あぁごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから。私が悪かった」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね。ほんとごめん。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。条件付きでマザーに許しももらったし」
「あなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね」
『条件……? それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる』
「これ以上悲しい思いはしてほしくないの、この子も生きているんだから」
『それで代わりに――されるなんて』
「ごめんね私の可愛い梓、そして―――あとはよろしくね」
……
「熱い……熱いよぉ唯先輩……火が……」
「マザーが怒ってる。コワイヨォ、怖いよぉ」
「また怖い夢がおそってくる……」
「いやだ……私は、私は……」
「うえーん、ウエーン」
……
【マザーズベッドタウン―Aランク メディカルセンター:待合室】
唯「あずにゃん……大丈夫かなぁ」
唯「吐き気と頭痛……なんかの病気だったり」
唯「お薬で治るといいけど」
唯「もっと早く連れてきたらよかった」
唯「私のせいだ……最低……あずにゃんの体調、わかってるつもりになってた」
唯「……」
唯「あれ? なんか……ドタバタ、あわただしいな」
唯「なにかあったのかな……」
唯「あずにゃん……帰ったらおいしいものたべてゆっくりしよ」
唯「もうセックスはしばらくしないよ……だから、早く元気になってね」
唯「あずにゃん……私、あずにゃんのことが……あれ?」
唯「おかしーな……好きって言葉は……人に使っていい言葉じゃないのに……」
唯「そっか、最近、私も変なんだ……あはは」
唯「あずにゃんと出会ってからー……ずっと変だ……」
唯「頭のなか……ぐるぐるぐるぐる」
唯「ぐるぐるぐるぐる……」
ウィーン
和「結果がでたわ」
唯「あ、和ちゃん! あずにゃんは! あずにゃんは大丈夫!?」
和「簡潔に話すわね。シリアルナンバー『aZ-281111』の処刑が決まったわ」
唯「…………は?」
和「そして同罪であなた、『Y-271127』の更生プログラムの注入も決定したわ」
唯「ちょ……ちょっとまって……和ちゃん?」
和「『Y-271127』、期限までは3日あるわ。3日後、指定の時間に端末に表示された場所に向かって頂戴」
唯「まって! まってよ!!!」
和「残念よ。こんな形で同期を失うなんて。『Y-271127』」
唯「わからないよ……わからないよ……こんなのって!!」
和「「ごめんなさい。でも大丈夫。すぐに忘れるわ」
唯「ああ、ああああっ!!」
和「次会うときはあなたはどんな名前なのかしらね『Y-271127』」
唯「……ッ! あずにゃん!! あずにゃんに会わせて!! 処刑なんて!!! ふざけないでよ!!!」
和「わがままは言わないの。これはもう決定よ」
唯「……あ、あ、あ……」
和「それとも楽園から追放がお望み?」
唯「追、放……イヤ、それ、だけは……」
梓「はっ!」
梓「……また、病室だ」
梓「唯先輩は……」
梓「ここ、メディカルセンター?」
さわ子「そうよ」
梓「あ! Dr.山中!」
さわ子「みんなはさわちゃん先生とかさわ子先生って呼ぶわ」
梓「さ、さわ子先生……どうしてここに」
さわ子「ねぇ、梓ちゃん」
梓「あれ、私の名前……あ、そういえば前に端末みましたよね」
さわ子「……うん。ちょっと話したいことがあるの。それでふらりとね」
梓「え?」
さわ子「マザーについて」
梓「マザー……あぁ、そうですか……やっぱり私」
さわ子「その前に、ごめんなさい」
梓「え? どうして謝るんですか」
さわ子「あなたのこと、守れなかったなぁって……中枢まで行ってなにしてんだか」
梓「はい?」
さわ子「マザーと約束したのよ。マザーシステムじゃなくて、あなたのマザーと」
梓「私の……マザー?」
さわ子「うん、ちょっと歳は離れてるけど、仲の良い友達でね」
梓「はぁ」
さわ子「かっこ良かったし可愛かったし、でも、バカだった」
梓「……?」
さわ子「あまり残された時間もないし、簡潔にいうわ」
梓「え?」
さわ子「あなたのマザー、マザーに処刑されちゃったの。重い重い、この世界には重すぎる罪で」
梓「……え?」
さわ子「彼女にはそれしかなかったのよ。それしか……あなたを守るには」
梓「よくわかりません」
さわ子「わかるわよ。あなたは賢いもの」
梓「あの、さわ子先生。私って……一体」
さわ子「悲しいわね。私があなたの立場なら、とっくに自壊プログラムで自殺してるわ」
梓「……わけわかりませんよ」
梓「教えてください! もうこんなぐるぐるした思いをするのは嫌なんです!」
梓「それと、唯先輩!唯先輩に会いたい!」
さわ子「わかったわ。……もう全部、解放してあげる。きっとそれがホントの私の役目。ちょっと後ろむいてくれる?」
梓「はい……」
さわ子「……けっこう痛いかも、我慢してね」
梓「え? あっ、ツツ、うっ……あっ――――――ああああああああああああ!!
……
「どうしてこんなことになったの! ひどい!! なにもかもめちゃくちゃじゃない! パーよ!」
「この子は神になるの! マザーを越える! 邪魔しないでよ!!」
『だから生体実験なんてやめなさいって言ったじゃない! マザーにバレないとでも!?』
「でもこの子は! シリンダー生まれじゃなくて世界で唯一母体から生まれた希少な……私の!!!」
『あなたたちのやってることはとってもおこがましいのよ、これ以上は追放処分よ!』
「ウエーン、うえーん」
「……あぁ、梓ごめんね、怖かったでしょごめんね。よしよしもうしないから。私が悪かった」
「ウエーン、うえーん」
「ごめんね梓。ほんとごめん。でも大丈夫。すぐに忘れるわ。今、条件付きでマザーに許しももらったし」
「これであなたもみんなの仲間になれるのよ。良かったね。神様なんかにしようとしてごめんね」
『条件……? それが、この子にとって幸せだっていうの? バカげてる……あんたバカよ』
「仕方ないわ。これ以上悲しい思いはしてほしくないの、この子も生きているんだから」
『それで代わりに処刑されるなんて! あなたは中枢の人間なんだからまだなんとか……!』
「ごめんね私の可愛い梓、そしてさわ子、あとはよろしくね……この子きっといい子になるから」
梓「あっ……あっ……私」
さわ子「三日後、私は中枢のマザーシステムを少しだけいじる」
梓「え?」
さわ子「うふふ、大停電よ。全てのロックがはずれて、ドームも少しだけ開く」
梓「あの……そんなことしたら」
さわ子「あなたはここにいてはだめ、禁忌の存在」
梓「さわ子先生……」
さわ子「行きなさい、生きるのよ。あなたは大丈夫」
梓「でも……私、唯先輩がいないと……グス」
さわ子「それは無理、唯ちゃん、いえ、私たちはマザーがないと生けていけないもの」
梓「……」
さわ子「あなたは唯一、楽園から追放されても生きていける人間」
梓「無理です……無理ですよ」
さわ子「マザーチップももうないわ、頭も軽いでしょ? ほら、立って」
梓「……唯先輩は……唯先輩」
さわ子「残念ながら、あの子はきっと今拘束されてるわ。会うことは叶わない」
梓「そんな……」
さわ子「お腹の子、大事にね」
梓「子供……うっく、無理です……無理ですよぉ」
さわ子「苦しいかもしれないけど。あなたは生きている、生きている以上は生を紡がないといけないの」
さわ子「私たちは機械も同然。マザーズチルドレン」
梓「うう、唯先輩…・…唯先輩……」
さわ子「さぁ、もうこのお腹のバンソーコーもいらないでしょ」
ペリペリ
梓「あっ……傷が」
さわ子「あの時から変わらない……ふふ、文献によるとね、へそっていうんだって」
梓「へそ……?」
さわ子「これはあなたが本当の人間である証、いままで隠してばっかりでずっと辛かったでしょ? ごめんね」
さわ子「梓ちゃん……こんな世界で……ごめんね……」
三日後
梓「あは、ほんとうに真っ暗だ。時刻は15時、5分前」
梓「楽園でただ一人……」
梓「私、ただ一人……」
梓「よしよし」ナデナデ
梓「一人じゃなかったね。お前がいるもんね」ナデナデ
梓「それじゃあ唯先輩……元気でね」
梓「楽しかったです……いままで、ずっと」
梓「ドームの最果てなんて初めてきたな」
梓「てかいままで、これがドームだったなんてしらなかった」
梓「マザーは偉大、いや、マザーをつくりあげた人類かな?」
梓「あはは、ドームの外にはなにがまってるんだろう」
梓「地獄かな? 恐怖かな?」
梓「それともほんとうの楽園かな……? なんてねー」
梓「うっぅ……唯先輩……唯先輩……」
梓「私、いきてみせます……唯先輩の子供、ちゃんと、育てて……」
梓「もうこんな悲しい思いしなくても……すむように……うっく、グス」
ギュ
梓「え?」
ギュウウウウウ
梓「え!?」
唯「あずにゃん……びっくりしちゃった」
梓「えっ!?」
唯「あずにゃん……大丈夫、私がいるよ」
梓「唯先ぱ……どうして!! 唯先輩!!!!」
唯「和ちゃんがここへ、この時間に来いっていうから……きたらさ、あは、あずにゃん……グスいたし、あは」
唯「あははっ! あずにゃん……私たち、処刑よりもっと厳しい処分だよ!」
梓「……はい!! 唯先輩と一生ふたりきりなんてめちゃくちゃ厳しいです!!」
唯「追放されたよ! 楽園から追放されたよ!!」
梓「……はい……!! 二人ともバカだから追放されました……」
唯「あずにゃん……」
梓「唯先輩……あ、でも電子供給が……」
唯「バッテリーは山ほどあるし、たぶん電気は大丈夫、あ!」
梓「え?」
唯「PENIS忘れちゃった」
梓「い、いりませんよ……そんなもの」
唯「え~、あずにゃんPENIS大好きなのにー」
梓「こんなときまでセックスのこと考えさせないでください」
唯「ぶー……」
梓「ふふ、相変わらずで安心しました。私の唯先輩のままです」
唯「そう? よし、じゃあ行こうか! 新天地!」
梓「はい……いきましょう」
唯「あずにゃん、この扉の先にどんな世界が待ち受けていても」
梓「はい。私たちは、ずっと、ずっと永遠に一緒です……」
唯「あ、そうだ……ねぇ、あずにゃん」
梓「はい?」
唯「今のこの気持ちを相手に伝えるにはどんな言葉を使えばいいの? 好き?とはなんか違うんだよね」
梓「えっと、うーん……そうですねぇ」
「『愛してる』がいいんじゃないでしょうか」
「おお! 愛してる! そんな使い方が!」
「いっぱい愛してるよ~あずにゃん!」
「ふふ……えぇ、私も愛してますよ。唯先輩」
セックスファイター梓~旅立ち編~ 【完】
唯「セックスファイトしようよあずにゃん」
お し ま い
乙。
聖書の中身をこれと差し替えて来てくれ
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:40:22.74:oKmyQT6F0聖書の中身をこれと差し替えて来てくれ
良かった
無事で良かった
一緒になれて良かった
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:41:13.46:PUxirgof0無事で良かった
一緒になれて良かった
子供もできたしハッピーエンドだな
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:44:16.11:BLAVFamPO少しでいいから解説編を頼む
舞台設定とか
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:46:55.79:6M6MARj60舞台設定とか
支援保守どうもありがと
解釈は自由で
じゃあ私バイトいくね
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:51:26.56:EKKK6QRuO解釈は自由で
じゃあ私バイトいくね
>>396
乙 面白かったぜ
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:51:59.37:Py5X8TWW0乙 面白かったぜ
ただのエロSSかとおもったら時代背景とか凝っていておもしろかった、乙
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:08:19.36:ALhXQS59O超乙
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:09:09.87:guUuSb8U0すげえよ
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:09:37.83:d3ZmaS+p0いい話だ・・・でもやっぱり「セックスファイター」という設定は見る度に吹く。
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:17:54.32:xwmUHJTWO乙
ただ一つ
憂ちゃんが報われなさすぎる
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:20:51.84:lLlyWZCX0ただ一つ
憂ちゃんが報われなさすぎる
誕生日なのに置いていかれる憂ちゃん…胸熱
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:34:55.64:zLN4jUd+0>>410
ワロタ
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:29:36.99:pjn8+FI0Oワロタ
乙
- 涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
- 谷川 流 いとう のいぢ
- 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-05-25
by G-Tools , 2011/02/22
コメント 24
コメント一覧 (24)
しかし人工のPENISの精子で受精までするんか・・・。
それにしても「けいおん!」カテゴリの最新記事の上二つが
唯「セックスファイトしようよあずにゃん」
梓「唯先輩だめぇ……赤ちゃんできちゃいますうう」
と、並んでてフイタw
これは続編出来るかな?
本当に面白かった
臓器移植の為にコピーが作られるやつ。
地球へ 火の鳥 あたりを綺麗に踏襲してる感じ
これは本格SF(セッry
ラストはちょっとうるっときてしまったわ
(´・∀・`)
そういうのって最高だよね。
ある意味エロだからこそこういった展開にできたのではなかろうか?
このSSでは結構エロ描写が重要だと思うぜ!俺はw