- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:10:45.16:LayubBED0
男「キスってどんな味するんだろう」
女「知りたいか?」
男「え?」
女「ちょっと待ってろ」
男「釣り道具なんて持ってどこ行くんですか」
女「近くの海に」
男「……初めての鱚は塩味でした」
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:11:47.63:LayubBED0
男「恋に落ちたらどうなるんだろう」
女「知りたいか?」
男「え?」
女「ちょっと待ってろ」
男「エサなんて持ってどこ行くんですか」
女「中庭の溜池に」
男「鯉居たっけ?」
女「昨日入れた」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:12:35.19:LayubBED0
男「資格の試験に落ちました」
女「そうか」
男「こんな日は自棄酒でもしたいです」
女「ちょっと待ってろ」
男「え? 女さんお酒は……」
女「七輪あるから、火を起こす」
男「ですよね、鮭ですよね。まだ未成年ですもんねボクら」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:13:14.65:LayubBED0
男「……」
女「どうした?」
男「友達を待っているんだが、約束の時間を過ぎても全然連絡が来ない」
女「ふむ、鯱が明かんな」
男「ラチだから」
女「そうとも言う」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:13:58.05:LayubBED0
TV『マリナーズのイチローはこの日3打数5安打の活躍を見せ~~』
男「すごいなイチロー」
女「鱸だからな」
TV『なおマリナーズは3-5で~……』
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:14:40.01:MKwWtG8E0
男「ギョギョギョー」
女「?」
男「ギョギョギョー」
女「どうしたんだ?」
男「いや、なんでも」
女「そうか」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:18:37.15:LayubBED0
男「本当に魚好きですよね」
女「魚を食べると頭が良くなるからな」
男「そうなんですか」
女「君も食べると良い」
男「魚の頭を食べるといいの?」
女「目玉なんか特に美味しいぞ」
男「うへぇ……目玉か」
女「そう敬遠するな、今度焼いてやろう」
男「う~ん……、うん」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:24:08.44:LayubBED0
男「そういえばよくスーパーとかでさ」
女「うん?」
男「鯛のオカシラつき~とか宣伝してるけど、オカシラって何?」
女「尾と頭、シッポと頭だ」
男「シッポと頭?」
女「そもそも魚は古来から神への献供物の一つでな、神へのお供えだからシッポも頭もそのままの状態でお供えしていたんだそうだ」
男「へぇ」
女「そこから転じて、オカシラ付きの魚はエンギモノの一つとして認識されるようになった……らしい」
男「物知りだね、女さん」
女「私の母が教えてくれた」
男「一族で魚好きなんだね」
女「それほどでもない」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:25:27.05:LayubBED0
男「海の男ってなんだか憧れるね」
女「そうか?」
男「かっこいいじゃない」
女「マグロ」
男「ご期待ください」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:30:40.62:LayubBED0
男「ちょっと前のニュースでさ」
女「うん?」
男「マグロが食べられなくなるかもってあったじゃない?」
女「あったな」
男「あれって、結局どうなったの?」
女「マグロは全世界で約187万トンが漁獲されていて、日本は世界のマグロの1/4を消費している」
男「そんなにっ?」
女「結局、マグロが絶滅の危機だから日本にマグロを獲るのを辞めろ……という事」
男「うん」
女「他の国がマグロ食べられないから」
男「……ああ、なるほどね」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:32:58.66:LayubBED0
男「ところで女さん」
女「なんだ?」
男「俺も最近釣り、初めてみたんだけど」
女「へぇ」
男「リールって、何を選べばいいの? スピニングとかベイトリールとか色々あるじゃん?」
女「初心者は形から入らずに、魚の心を理解する方が良い。釣りとは結局、魚との対話」
男「な……なるほど……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:34:35.96:LayubBED0
女「例えば」
男「?」
女「あー、なんだか最近海が荒れてイライラするなー。今日は自棄食いでもしようかなー」
男「?!」
女「って魚が思っていたとする」
男「あ……あぁ、魚の話ね」
女「?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:36:17.31:LayubBED0
女「そんな時、魚がどんな行動をするのか……浅瀬に寄るのか潜るのか、群れをなすのか散るのか……」
男「なるほど、わかったよ」
女「うん」
男「女さん」
女「?」
男「今週、釣りでもどうかな」
女「……」
男「……?」
女「合格」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:41:55.45:LayubBED0
女「男くん」
男「はい?」
女「何を釣るの?」
男「えーっと」
女「?」
男「この時期だと、何がいるのかな?」
女「海? 渓流?」
男「琵琶湖でも行こうかと」
女「じゃあ、ブラックバス?」
男「おお、知ってる名前だ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:43:50.55:LayubBED0
女「バス釣りは……趣味じゃない」
男「そうなんだ」
女「大きいのを釣れたためしが無い」
男「そっか、じゃあムリに……」
女「でも行く」
男「え?」
女「君と一緒」
男「う、うん。わかったよ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:47:01.23:LayubBED0
友「どうしたの? なんかゲッソリしちゃってさ」
男「……ゲソ?」
友「は?」
男「いや、なんでもない」
友「週末は女さんとデートだったんだろ?」
男「いや、デートというか、ただの釣りだよ」
友「どうだった?」
男「結局女さんが5匹、俺0匹、とほほ」
友「あー……かっこわるいなー……」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:50:08.09:LayubBED0
友「でもあれだろ、一緒に行ったヤツで一人だけ釣れてないヤツが居たら’そのうち釣れるよ’みたいな心配りというか、そういうのあるよな」
男「……ひたすらみじめだったよ」
友「あちゃー……」
男「俺、釣りの才能ないみたい」
友「そもそもなぜに釣り?」
男「いや、そりゃなんでって」
友「あー……わかった、そうだったな。皆まで言うな、女さん魚好きだったんだよなそういえば」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:50:40.14:dBloS+6ZO
男「うん」
友「そして、趣味を合わせて自然と……って寸法だな、うわ、姑息な手段だなオイ」
男「お前のアドバイスだろ」
友「そうでした」
男「……いや、でも釣れなかったけどさ」
友「?」
男「けっこー、楽しかったよ。釣り」
友「そりゃそうだろ、釣れなくてもデート、釣れてもデートなんだから」
男「……あ」
友「?」
男「釣りだけして……帰ってきちゃった」
友「え? お前ら何しに釣りいったの?」
男「バス釣り」
友「……さいでっか」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:57:41.25:LayubBED0
女「男くん」
男「はい」
女「海老で鯛を釣る……という諺があるのだけれど」
男「わずかな元手や労力で利益を得ることの例えだね」
女「じゃあ漁夫の利は?」
男「ギョギョギョー」
女「?」
男「ごめん……なんだって?」
女「漁夫の利」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:04:01.03:LayubBED0
男「二者が争っている隙に第三者が利益を横取りする例え……だろ?」
女「そう、なぜか魚の諺には利益とかお金を意味する言葉が多いの……例えば、淵深くして魚生ず」
男「鯖を読む……とか?」
女「浅みに鯉、香餌の下必ず死魚あり、蛸配、猫に鰹節、鯊の鈎ではたやは釣れぬ……などなど」
男「半分もわからなかった……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:06:14.46:LayubBED0
女「ところで」
男「はい?」
女「アラを探すっていう諺があるのだけど」
男「よく使うよね、アラ探しって」
女「アラって何か知ってる?」
男「アラっていう魚がいるの?」
女「居ない」
男「う~ん?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:08:31.92:LayubBED0
女「……」
男「……」
女「はい、時間切れ」
男「うっそー! ヒントヒント!」
女「ヒント……?」
男「うん、ヒントがあれば正解できる……気がする」
女「料理?」
男「……、ごめん、さっぱりわからない」
女「鮟鱇の待ち食いね」
男「使い方あってる?」
女「場合による」
男「……そ、そう?」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:10:19.52:LayubBED0
女「魚を三枚におろすと、頭と骨が残る」
男「三枚おろしって良く言うよね」
女「それがアラ」
男「……へ?」
女「あらあら、困っちゃって」
男「……笑うとこ?」
女「お任せする」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:13:06.48:LayubBED0
男「な、なるほどね」
女「でも一つ、誤解がある」
男「なに?」
女「アラを煮詰めて作るアラ煮は、おいしい」
男「へぇ、アラ探しなんて言うからてっきり」
女「よければ今度、食べていくといい」
男「い、ぃぃい、いいの?」
女「いい」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:15:19.11:LayubBED0
男「水を得た魚」
女「流れる川に大魚なし」
男「蜆貝で海を量る」
女「る……る……」
男「俺の勝ち?」
女「「る」は反則、君の負けだ」
男「なん……だと……」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:19:19.72:LayubBED0
男「あの、それじゃあ、今から本当にお邪魔してもいいの?」
女「良い」
男「ご家族の人とかに迷惑にならない?」
女「ならない、みんな歓迎すると思う」
男「そうかな、アハハ……」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:22:04.56:LayubBED0
女「ただいま」
男「おじゃましまーす」
「おかえりー」
女「兄貴」
「あれ? どうしたの? お友達?」
女「うん、紹介する、同じクラスの……」
「はじめまして、この子の兄のさかなクンです」
男「ギョギョギョー!」
おわれ。
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:31:58.30:Oluwa3AL0
男「恋に落ちたらどうなるんだろう」
女「知りたいか?」
男「え?」
女「ちょっと待ってろ」
男「エサなんて持ってどこ行くんですか」
女「中庭の溜池に」
男「鯉居たっけ?」
女「昨日入れた」
男「資格の試験に落ちました」
女「そうか」
男「こんな日は自棄酒でもしたいです」
女「ちょっと待ってろ」
男「え? 女さんお酒は……」
女「七輪あるから、火を起こす」
男「ですよね、鮭ですよね。まだ未成年ですもんねボクら」
男「……」
女「どうした?」
男「友達を待っているんだが、約束の時間を過ぎても全然連絡が来ない」
女「ふむ、鯱が明かんな」
男「ラチだから」
女「そうとも言う」
TV『マリナーズのイチローはこの日3打数5安打の活躍を見せ~~』
男「すごいなイチロー」
女「鱸だからな」
TV『なおマリナーズは3-5で~……』
わりとこういうのすき
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:14:57.66:LayubBED0男「ギョギョギョー」
女「?」
男「ギョギョギョー」
女「どうしたんだ?」
男「いや、なんでも」
女「そうか」
男「本当に魚好きですよね」
女「魚を食べると頭が良くなるからな」
男「そうなんですか」
女「君も食べると良い」
男「魚の頭を食べるといいの?」
女「目玉なんか特に美味しいぞ」
男「うへぇ……目玉か」
女「そう敬遠するな、今度焼いてやろう」
男「う~ん……、うん」
男「そういえばよくスーパーとかでさ」
女「うん?」
男「鯛のオカシラつき~とか宣伝してるけど、オカシラって何?」
女「尾と頭、シッポと頭だ」
男「シッポと頭?」
女「そもそも魚は古来から神への献供物の一つでな、神へのお供えだからシッポも頭もそのままの状態でお供えしていたんだそうだ」
男「へぇ」
女「そこから転じて、オカシラ付きの魚はエンギモノの一つとして認識されるようになった……らしい」
男「物知りだね、女さん」
女「私の母が教えてくれた」
男「一族で魚好きなんだね」
女「それほどでもない」
男「海の男ってなんだか憧れるね」
女「そうか?」
男「かっこいいじゃない」
女「マグロ」
男「ご期待ください」
男「ちょっと前のニュースでさ」
女「うん?」
男「マグロが食べられなくなるかもってあったじゃない?」
女「あったな」
男「あれって、結局どうなったの?」
女「マグロは全世界で約187万トンが漁獲されていて、日本は世界のマグロの1/4を消費している」
男「そんなにっ?」
女「結局、マグロが絶滅の危機だから日本にマグロを獲るのを辞めろ……という事」
男「うん」
女「他の国がマグロ食べられないから」
男「……ああ、なるほどね」
男「ところで女さん」
女「なんだ?」
男「俺も最近釣り、初めてみたんだけど」
女「へぇ」
男「リールって、何を選べばいいの? スピニングとかベイトリールとか色々あるじゃん?」
女「初心者は形から入らずに、魚の心を理解する方が良い。釣りとは結局、魚との対話」
男「な……なるほど……」
女「例えば」
男「?」
女「あー、なんだか最近海が荒れてイライラするなー。今日は自棄食いでもしようかなー」
男「?!」
女「って魚が思っていたとする」
男「あ……あぁ、魚の話ね」
女「?」
女「そんな時、魚がどんな行動をするのか……浅瀬に寄るのか潜るのか、群れをなすのか散るのか……」
男「なるほど、わかったよ」
女「うん」
男「女さん」
女「?」
男「今週、釣りでもどうかな」
女「……」
男「……?」
女「合格」
女「男くん」
男「はい?」
女「何を釣るの?」
男「えーっと」
女「?」
男「この時期だと、何がいるのかな?」
女「海? 渓流?」
男「琵琶湖でも行こうかと」
女「じゃあ、ブラックバス?」
男「おお、知ってる名前だ」
女「バス釣りは……趣味じゃない」
男「そうなんだ」
女「大きいのを釣れたためしが無い」
男「そっか、じゃあムリに……」
女「でも行く」
男「え?」
女「君と一緒」
男「う、うん。わかったよ」
友「どうしたの? なんかゲッソリしちゃってさ」
男「……ゲソ?」
友「は?」
男「いや、なんでもない」
友「週末は女さんとデートだったんだろ?」
男「いや、デートというか、ただの釣りだよ」
友「どうだった?」
男「結局女さんが5匹、俺0匹、とほほ」
友「あー……かっこわるいなー……」
友「でもあれだろ、一緒に行ったヤツで一人だけ釣れてないヤツが居たら’そのうち釣れるよ’みたいな心配りというか、そういうのあるよな」
男「……ひたすらみじめだったよ」
友「あちゃー……」
男「俺、釣りの才能ないみたい」
友「そもそもなぜに釣り?」
男「いや、そりゃなんでって」
友「あー……わかった、そうだったな。皆まで言うな、女さん魚好きだったんだよなそういえば」
魚食べたくなってきた
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:53:32.51:LayubBED0男「うん」
友「そして、趣味を合わせて自然と……って寸法だな、うわ、姑息な手段だなオイ」
男「お前のアドバイスだろ」
友「そうでした」
男「……いや、でも釣れなかったけどさ」
友「?」
男「けっこー、楽しかったよ。釣り」
友「そりゃそうだろ、釣れなくてもデート、釣れてもデートなんだから」
男「……あ」
友「?」
男「釣りだけして……帰ってきちゃった」
友「え? お前ら何しに釣りいったの?」
男「バス釣り」
友「……さいでっか」
女「男くん」
男「はい」
女「海老で鯛を釣る……という諺があるのだけれど」
男「わずかな元手や労力で利益を得ることの例えだね」
女「じゃあ漁夫の利は?」
男「ギョギョギョー」
女「?」
男「ごめん……なんだって?」
女「漁夫の利」
男「二者が争っている隙に第三者が利益を横取りする例え……だろ?」
女「そう、なぜか魚の諺には利益とかお金を意味する言葉が多いの……例えば、淵深くして魚生ず」
男「鯖を読む……とか?」
女「浅みに鯉、香餌の下必ず死魚あり、蛸配、猫に鰹節、鯊の鈎ではたやは釣れぬ……などなど」
男「半分もわからなかった……」
女「ところで」
男「はい?」
女「アラを探すっていう諺があるのだけど」
男「よく使うよね、アラ探しって」
女「アラって何か知ってる?」
男「アラっていう魚がいるの?」
女「居ない」
男「う~ん?」
女「……」
男「……」
女「はい、時間切れ」
男「うっそー! ヒントヒント!」
女「ヒント……?」
男「うん、ヒントがあれば正解できる……気がする」
女「料理?」
男「……、ごめん、さっぱりわからない」
女「鮟鱇の待ち食いね」
男「使い方あってる?」
女「場合による」
男「……そ、そう?」
女「魚を三枚におろすと、頭と骨が残る」
男「三枚おろしって良く言うよね」
女「それがアラ」
男「……へ?」
女「あらあら、困っちゃって」
男「……笑うとこ?」
女「お任せする」
男「な、なるほどね」
女「でも一つ、誤解がある」
男「なに?」
女「アラを煮詰めて作るアラ煮は、おいしい」
男「へぇ、アラ探しなんて言うからてっきり」
女「よければ今度、食べていくといい」
男「い、ぃぃい、いいの?」
女「いい」
男「水を得た魚」
女「流れる川に大魚なし」
男「蜆貝で海を量る」
女「る……る……」
男「俺の勝ち?」
女「「る」は反則、君の負けだ」
男「なん……だと……」
男「あの、それじゃあ、今から本当にお邪魔してもいいの?」
女「良い」
男「ご家族の人とかに迷惑にならない?」
女「ならない、みんな歓迎すると思う」
男「そうかな、アハハ……」
女「ただいま」
男「おじゃましまーす」
「おかえりー」
女「兄貴」
「あれ? どうしたの? お友達?」
女「うん、紹介する、同じクラスの……」
「はじめまして、この子の兄のさかなクンです」
男「ギョギョギョー!」
おわれ。
ワロタ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:37:55.87:MKwWtG8E0えーもうおわりですかー
できればつづけてほいいのにー
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:40:31.12:cgHTDVQnOできればつづけてほいいのにー
あのAKB候補生出てきてもうだめだ
コメント 4
コメント一覧 (4)
よって…残念!
だから、釣りだろ?
vipは初めてか力抜けよ