- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:33:22.82:Jo9bo6Zp0
古泉「お昼休みにこうして踏ん張っていると、嫌な事など全て忘れてしまいますよ」
カサカサ モグ モグ
古泉「おや? なにやら美味しそうな匂いがしますね」
?「!」
古泉「ふんもっふ!」
ブリリリリリリッ ブリッ プスー
古泉「まさかこのような場所で昼食をとる人などいないでしょうが」
カララララ ジャバー
古泉「確 か め て み ま す か」
?「……っ!」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:38:38.40:Jo9bo6Zp0
古泉「匂いの出所はこの個室ですね」
?「……」
古泉「人の気配がします。決定的ですね」
コンコン
古泉「もしもし? ここは排便を楽しむところであって、食事を楽しむところではありませんよ?」
?「……」
シーン
古泉「やれやれ。困ったお人だ。そうだ、雑巾でも投げ入れてみましょうか?」
?「……!」
古泉「それともホースで上から水でも浴びせて差し上げましょうか?」
?「……やめて。出て行くから」
カチャ
古泉「ほう、貴方だったとは……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:43:59.84:Jo9bo6Zp0
鶴屋「……酷いさ、一樹くん」
古泉「ここは男子トイレなのですが」
鶴屋「あはは……鶴屋さん、間違えちゃったみたいだねぇ……」
古泉「手にもっている袋の中身はパンですか?」
鶴屋「あはは……」
古泉「……もしかして、いわゆる便所飯、というやつでしょうか」
鶴屋「……あ……うん」
古泉「鶴屋さんが、何故便所飯を? 朝比奈さんとはお弁当を食べたりしないのですか?」
鶴屋「みくるは、さ……何だかんだいって、友達、多いから……」
古泉「鶴屋さんだって、ご友人はいますでしょうに?」
鶴屋「……」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:52:08.32:Jo9bo6Zp0
鶴屋「……知ってるかい? お金持ちって、何かと差別を受けるのさ」
古泉「まさか……いじめに遭っているとでも?」
鶴屋「そこまでは……。挨拶しても無視されたり、机に菊の花が飾ってあるくらいさ」
古泉「充分にいじめだと思いますが」
鶴屋「中学時代に比べれば、たいした事ないよ」
古泉「それは少し興味がありますね。話していただけますか?」
鶴屋「あんまり思い出したくないんだけどね」
古泉「僕の好奇心を満たしては頂けませんか?」
鶴屋「……画鋲、上靴、腐った牛乳、猫の死体、無くなった机と椅子」
古泉「なるほどなるほど。僕だったら自殺してしまいそうですね」
鶴屋「鶴屋さんも何度かしたけど、親に『世間体が悪い』って怒られてさ……」
古泉「四面楚歌ですね」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:01:59.25:Jo9bo6Zp0
鶴屋「……一番酷かったのは、酷かったのはっ! あっ! ああああああっ!」
古泉「落ち着いてください鶴屋さん! 一番酷かったいじめは何だったのですか!?」
鶴屋「おっ、男の子たちにっ、体育倉庫でっ、無理やりにっ!」
古泉「ちょっと個室で用を足してきます。気持ちを落ち着かせておいて下さい」
ハァハァ レイプ! レイプ! シコシコシコ ドビュッ!
古泉「ふぅ……落ち着きましたか、鶴屋さん」
鶴屋「うん。……一樹くんは、私がいじめられてるのを聞いても、何とも思わないんだね」
古泉「そんな事は。しかし、何をするにも情報は大切です。……お聞かせ下さい」
鶴屋「優しいね、一樹くんは。……高校に入ってからは、直接的ないじめは無くなったさ」
古泉「無視や机に花も相当だと思いますが」
鶴屋「そんなの気にはならないよ、でも」
古泉「でも?」
鶴屋「教室ではみくるにまで無視されるのが、少し辛いかな」
古泉「朝比奈さんが、無視を……信じられませんね」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:07:38.13:t2Oy9fQ30
鶴屋「無視しなかったら、自分が無視される。そういう事なのさ」
古泉「……もしかすると、逆なのかもしれませんよ?」
鶴屋「え?」
古泉「朝比奈さんが音頭をとり、貴方へのいじめを行っているとしたら?」
鶴屋「あっ、ありえないよ! 教室の外では、何も無かったように話しかけてくれるんだよ!」
古泉「それも彼女の作戦だとしたら? 味方のいない中で唯一、語りかける人物が、諸悪の根源である可能性は充分あります」
鶴屋「そんなっ、そんなっ!」
キョン「トイレトイレ~排便は人類が産み出した文化の極み、っと……って古泉に鶴屋さん? 何してんだここで?」
古泉「僕は排便を楽しんでいたのですが、鶴屋さんはいじめにあっていたのです」
鶴屋「ははっ、便所飯ってやつだよキョンくん」
キョン「そんな……鶴屋さんが便所飯を行う立場だったなんて」
ピッピッピッ
古泉「何を?」
キョン「ん? 『鶴屋さんは便所飯がお気に入りだったなう』ってな」
古泉「ツイッターですか。便利な世の中ですよね」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:18:59.26:Jo9bo6Zp0
キョン「しかし、朝比奈さんはどうしたんですか?」
古泉「朝比奈さんこそが、鶴屋さんをいじめている張本人だったのですよ」
キョン「何だって! 許せねえ!」
古泉「ええ、全くです」
キョン「放課後の団活で、レイプしてやる!」
古泉「レイプ……失礼、少し用を足してきます」
ハァハァ レイプ! レイプ! シコシコシコ ドビュッ!
鶴屋「でも、みくるは、みくるは悪気があったわけじゃないと思うんだよ」
キョン「悪気がなければ鶴屋さんに便所飯を食べさせてもいいっていうんですか!?」
鶴屋「それはっ」
キョン「親友? なら、昼食を一緒に食べるくらいするはずだ! 朝比奈さんの本性はアバズレなんですよ!」
古泉「ふぅ……。しかし、アバズレなら団室でレイプしても堪えないと思われますが」
キョン「確かに……悦ばせるだけかもしれないな」
古泉「ここは視点を変えた解決方法を考えなければなりませんね」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:27:24.43:Jo9bo6Zp0
キョン「……閃いた。鶴屋さんがモテモテになってるのを見せ付けるってのはどうだ?」
古泉「ふぅむ……それは良いかもしれません」
キョン「具体的には俺とお前で鶴屋さんを前から後ろから突くんだが」
古泉「ナイスアイディーア、ですね。これ以上の妙案は出ないでしょう」
鶴屋「二人とも……私の為に、ありがとう」
キョン「しかし、朝比奈さんが乱入してくるかも知れんな」
古泉「あのアバズレの事ですからほぼ間違いないでしょう。しかし、手はあります」
キョン「どんな手だ?」
古泉「殺しましょう」
キョン「……お前の発想には毎度毎度驚かせられるよ」
古泉「恐縮です」
キョン「しかし、死体はどうするかだ。人一人の死体はおいそれとは隠せんぞ」
古泉「ふふ、頼りになる人の存在をお忘れですか?」
キョン「そうか! 長門に死体を食べてもらえばいいんだ!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:28:48.58:YUowZWw70
鶴屋「ちょ、ちょっと待つさ! いくらなんでも有希っこにそんな辛い役目を押し付けられないさ!」
キョン「大丈夫ですよ、鶴屋さん。長門は案外、大食いですから」
古泉「それより、今から始めませんか? 善は急げと言いますし」
キョン「そうだな。鶴屋さん、パンツ脱いで下さい」
鶴屋「う、うん……」
シュルシュルシュル
古泉「ふんどしでしたか」
キョン「鶴屋さんチは古風だからな。……俺は前を担当する」
古泉「では僕は後ろを」
ズブリッ ズブリッ
キョン「失礼ですが鶴屋さん。ガッバガバですね」
鶴屋「ごめんよキョンくん。中学の時のっ、れっ、れっれえええっ!」
古泉「おっと、トラウマがフラッシュバックしてるようです。ちなみに後ろもガッバガバです」
鶴屋「いやあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:42:37.00:Jo9bo6Zp0
ガチャ
ハルヒ「うるっさいわね! のんびりお弁当も食べられないじゃない!」
キョン「ハ、ハルヒ!?」
古泉「何故、涼宮さんが男子トイレに!?」
ハルヒ「便所飯に決まってるじゃない! というかさっきから聞いてれば、何なのあんたたちは! 正座しなさい!」
キョン「今、鶴屋さんに前から後ろからハメてる最中なんだが」
古泉「団長命令です。何とか座りましょう」
ハルヒ「……鶴屋さんの事を考えてやった行動かもしれないけど、あんたたち間違ってるわ!」
キョン「じゃあ、どうすれば良かったって言うんだ!?」
古泉「あっあっあっ、出ます出ます……うっ! ……ふぅ」
ハルヒ「問題は鶴屋さん本人が解決しなきゃならないの!」
キョン「という事は……そうか!」
古泉「鶴屋さんが朝比奈さんを殺し、食べる……ですね?」
ハルヒ「さすが早漏副団長! キョンも見習いなさい!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:49:42.48:erp4tFz4O
キョン「じゃあ、朝比奈さんを呼ばないといけないな。だが少し待ってくれ」
ハルヒ「何でよ?」
キョン「俺はまだ出してないんだ。中途半端は嫌だからな」
スパンッ スパンッ スパンッ
ハルヒ「あんたは遅漏なのね」
キョン「持久力が高いと言ってくれ」
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
ハルヒ「遅い! 遅すぎるわ!」
キョン「だってガッバガバだからしょうがないだろう」
鶴屋「うう……ゴメンにょろ~」
古泉「早漏でも数多くこなせれば、そのほうが良いんですよ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:54:32.70:xVP8Kkzb0
キョン「ああ~、出るぅ、出るぅ、おちんぽみるく、出ちゃうぅ~!」
ドプッ ドドプッ
キョン「ふぅ……帰るか」
ハルヒ「って馬鹿! みくるちゃんを殺さないと鶴屋さんがいじめられ続けるのよ!」
キョン「何だって!?」
古泉「それは大変な事ですね」
ハルヒ「鶴屋さん、みくるちゃんを呼び出して!」
鶴屋「う、うん」
プルルルル コノデンワワ オキャクサマノゴキボウニヨリ オツナギデキマセン
鶴屋「着信拒否されてるよ……」
ハルヒ「ならあたしが!」
プルルルル
アンナコットイイナー デキタライイナー
ハルヒ「何でトイレの個室からみくるちゃんの着信音が聞こえてくるの?」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:03:04.26:uXvQhec50
ガチャ
みくる「ああああの、なんて言ったらいいのか……」
ハルヒ「その袋! みくるちゃんも便所飯ね!」
みくる「はいぃ……」
鶴屋「何で!? みくるは私をいじめてたんじゃないのかい!?」
みくる「……実は、鶴屋さんをいじめないと殺すと脅されてたんですぅ」
キョン「そんな! 朝比奈さんも被害者だったんんて!」
古泉「これは……思ったよりも根が深いですね。単純に朝比奈さんを殺害しても、収まりそうにありません」
キョン「畜生、畜生! 俺たちは、誰を殺せばいい!? 教えてくれ古泉、便器は何も答えてくれない!」
古泉「朝比奈さん。あなたに鶴屋さんいじめをやらせた人を、お教え願えませんか?」
みくる「それは……」
キョン「もうやめようぜ! こんなのもう御免だ! ここで堪えれば、誰も傷つかなくて済む! なあ!」
みくる「それは――キョンくんです」
キョン「この雌豚がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:20:58.84:Jo9bo6Zp0
ハルヒ「キョン……あんた、何でこんな事を……」
キョン「俺は……俺は鶴屋さんが好きだった。中学の頃に街で見かけて、一目惚れだった。
でも彼女は良家のお嬢様。俺なんかを相手にするはずがない。
だから俺は、鶴屋さんの心の隙間につけ込む事にした。
鶴屋さんの中学のクラスメイトに金をばら撒き、いじめさせたのも俺だ。
心身ともにボロボロになった鶴屋さんを優しく包み込む……そういう計画だったんだ!」
古泉「成るほど……愛ゆえに、ですね」
キョン「そうだ。俺の鶴屋さんへの愛は、そんじょそこらの愛じゃない。
年がら年中、尾行したり写真を撮ったり使用済みのティッシュやストローを収集したり。
それほど愛しているんだ!」
ハルヒ「キョン……そうだったの……」
鶴屋「キョンくんが私の事をそんなにも想ってくれたなんて……」
キョン「鶴屋さん。ここで言います。俺の肉便器になってください!」
ハルヒ「……」
古泉「……」
鶴屋「うんっ、お安いご用さ!」
キョン「やったぁ! 今から俺の事は御主人様と呼んでくださいね!」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:31:10.98:Jo9bo6Zp0
鶴屋「えへへ。でも、キョンくんなら最初から言ってくれれば肉便器になったのに」
ガゴッ
キョン「御主人様と呼べって言っただろう?
……それに、いじめという環境を乗り越えた後の美少女を肉便器にするのが夢だったんだよ!」
古泉「ふふっ、雨降って地固まるってやつですか」
ハルヒ「あーあ。鶴屋さんはもう、便所飯を食べる事はないのよね。同じ境遇の仲間がいなくなるのは寂しいわ」
古泉「そうですね。便所で食事をするにしても、プレイの一環になりでしょうし。
あの、涼宮さん?」
ハルヒ「何?」
古泉「良かったら、これからは僕と昼食を食べませんか。……団室ででも」
ハルヒ「えっ……でも、あたしでいいの?」
古泉「僕も一人で排便しながらの便所飯には飽き飽きしてたところなんです。ご迷惑でなければ」
ハルヒ「SOS団の団長と副団長が、一緒にご飯食べてても変じゃないわね! いいわよ!」
キーンコーンカーンコーン
キョン「昼休みが終わっちまったか。おい肉便器、放課後、調教を始めるから二秒で来いよ!」
古泉「僕らも授業に戻りますか」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:33:19.36:UOww6KZq0
キャッキャッ ウフフ キャッキャッ ウフフ
キィ
長門「……うるさかった。まさか、このトイレにSOS団全員+αまで集まっていたとは」
長門「これから、また別の誰もいないトイレを探さないとならない」
長門「便所飯。それは心安らぐ空間で誰にも妨げられる事無い、一人きりの食事」
長門「あのように騒がしい人たちは便所飯の何たるかを、まるで分かっていない」
長門「……まあ良い。そろそろ私も授業に戻る」
テクテク
女生徒A「あ、長門さん! またトイレでお弁当食べてたの!?」
長門「そう」
女生徒B「いっつもいってるでしょ、わたしたちと食べようって!」
長門「……前向きに検討しておく」
女生徒C「明日は首に縄つけてでも一緒にご飯食べるからね!」
長門(……鬱陶しい人たち)
- 完 -
63:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2011/02/25(金) 02:46:37.81:Jo9bo6Zp0
― エピローグ ―
みくる「……みんなも長門さんもわたしの事、忘れていっちゃった」
みくる「……」
みくる「とりあえずお弁当の残り食べよう」
みくる「ハグハグッ、ハグッハグッ」
みくる「ゴリゴリボリボリ」
みくる「あれえ、今日もお弁当、しょっぱいや……」
みくる「……何か臭いし」
みくる「あ、古泉君の個室……流してない……」
みくる「えへへ、何でだろ、目から汗が出ちゃう」
みくる「えへ、えへ、ぐすっ、はぁ、ん」
- 真・完 -
みくる忘れてた♪
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:59:45.33:UOww6KZq0
古泉「匂いの出所はこの個室ですね」
?「……」
古泉「人の気配がします。決定的ですね」
コンコン
古泉「もしもし? ここは排便を楽しむところであって、食事を楽しむところではありませんよ?」
?「……」
シーン
古泉「やれやれ。困ったお人だ。そうだ、雑巾でも投げ入れてみましょうか?」
?「……!」
古泉「それともホースで上から水でも浴びせて差し上げましょうか?」
?「……やめて。出て行くから」
カチャ
古泉「ほう、貴方だったとは……」
鶴屋「……酷いさ、一樹くん」
古泉「ここは男子トイレなのですが」
鶴屋「あはは……鶴屋さん、間違えちゃったみたいだねぇ……」
古泉「手にもっている袋の中身はパンですか?」
鶴屋「あはは……」
古泉「……もしかして、いわゆる便所飯、というやつでしょうか」
鶴屋「……あ……うん」
古泉「鶴屋さんが、何故便所飯を? 朝比奈さんとはお弁当を食べたりしないのですか?」
鶴屋「みくるは、さ……何だかんだいって、友達、多いから……」
古泉「鶴屋さんだって、ご友人はいますでしょうに?」
鶴屋「……」
鶴屋「……知ってるかい? お金持ちって、何かと差別を受けるのさ」
古泉「まさか……いじめに遭っているとでも?」
鶴屋「そこまでは……。挨拶しても無視されたり、机に菊の花が飾ってあるくらいさ」
古泉「充分にいじめだと思いますが」
鶴屋「中学時代に比べれば、たいした事ないよ」
古泉「それは少し興味がありますね。話していただけますか?」
鶴屋「あんまり思い出したくないんだけどね」
古泉「僕の好奇心を満たしては頂けませんか?」
鶴屋「……画鋲、上靴、腐った牛乳、猫の死体、無くなった机と椅子」
古泉「なるほどなるほど。僕だったら自殺してしまいそうですね」
鶴屋「鶴屋さんも何度かしたけど、親に『世間体が悪い』って怒られてさ……」
古泉「四面楚歌ですね」
鶴屋「……一番酷かったのは、酷かったのはっ! あっ! ああああああっ!」
古泉「落ち着いてください鶴屋さん! 一番酷かったいじめは何だったのですか!?」
鶴屋「おっ、男の子たちにっ、体育倉庫でっ、無理やりにっ!」
古泉「ちょっと個室で用を足してきます。気持ちを落ち着かせておいて下さい」
ハァハァ レイプ! レイプ! シコシコシコ ドビュッ!
古泉「ふぅ……落ち着きましたか、鶴屋さん」
鶴屋「うん。……一樹くんは、私がいじめられてるのを聞いても、何とも思わないんだね」
古泉「そんな事は。しかし、何をするにも情報は大切です。……お聞かせ下さい」
鶴屋「優しいね、一樹くんは。……高校に入ってからは、直接的ないじめは無くなったさ」
古泉「無視や机に花も相当だと思いますが」
鶴屋「そんなの気にはならないよ、でも」
古泉「でも?」
鶴屋「教室ではみくるにまで無視されるのが、少し辛いかな」
古泉「朝比奈さんが、無視を……信じられませんね」
古泉はなんでいつもウンコしてるの?
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:09:56.54:zXSGTUhi0南…
うん
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:11:22.26:Jo9bo6Zp0うん
鶴屋「無視しなかったら、自分が無視される。そういう事なのさ」
古泉「……もしかすると、逆なのかもしれませんよ?」
鶴屋「え?」
古泉「朝比奈さんが音頭をとり、貴方へのいじめを行っているとしたら?」
鶴屋「あっ、ありえないよ! 教室の外では、何も無かったように話しかけてくれるんだよ!」
古泉「それも彼女の作戦だとしたら? 味方のいない中で唯一、語りかける人物が、諸悪の根源である可能性は充分あります」
鶴屋「そんなっ、そんなっ!」
キョン「トイレトイレ~排便は人類が産み出した文化の極み、っと……って古泉に鶴屋さん? 何してんだここで?」
古泉「僕は排便を楽しんでいたのですが、鶴屋さんはいじめにあっていたのです」
鶴屋「ははっ、便所飯ってやつだよキョンくん」
キョン「そんな……鶴屋さんが便所飯を行う立場だったなんて」
ピッピッピッ
古泉「何を?」
キョン「ん? 『鶴屋さんは便所飯がお気に入りだったなう』ってな」
古泉「ツイッターですか。便利な世の中ですよね」
キョン「しかし、朝比奈さんはどうしたんですか?」
古泉「朝比奈さんこそが、鶴屋さんをいじめている張本人だったのですよ」
キョン「何だって! 許せねえ!」
古泉「ええ、全くです」
キョン「放課後の団活で、レイプしてやる!」
古泉「レイプ……失礼、少し用を足してきます」
ハァハァ レイプ! レイプ! シコシコシコ ドビュッ!
鶴屋「でも、みくるは、みくるは悪気があったわけじゃないと思うんだよ」
キョン「悪気がなければ鶴屋さんに便所飯を食べさせてもいいっていうんですか!?」
鶴屋「それはっ」
キョン「親友? なら、昼食を一緒に食べるくらいするはずだ! 朝比奈さんの本性はアバズレなんですよ!」
古泉「ふぅ……。しかし、アバズレなら団室でレイプしても堪えないと思われますが」
キョン「確かに……悦ばせるだけかもしれないな」
古泉「ここは視点を変えた解決方法を考えなければなりませんね」
キョン「……閃いた。鶴屋さんがモテモテになってるのを見せ付けるってのはどうだ?」
古泉「ふぅむ……それは良いかもしれません」
キョン「具体的には俺とお前で鶴屋さんを前から後ろから突くんだが」
古泉「ナイスアイディーア、ですね。これ以上の妙案は出ないでしょう」
鶴屋「二人とも……私の為に、ありがとう」
キョン「しかし、朝比奈さんが乱入してくるかも知れんな」
古泉「あのアバズレの事ですからほぼ間違いないでしょう。しかし、手はあります」
キョン「どんな手だ?」
古泉「殺しましょう」
キョン「……お前の発想には毎度毎度驚かせられるよ」
古泉「恐縮です」
キョン「しかし、死体はどうするかだ。人一人の死体はおいそれとは隠せんぞ」
古泉「ふふ、頼りになる人の存在をお忘れですか?」
キョン「そうか! 長門に死体を食べてもらえばいいんだ!」
なぜそうなる
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:35:27.25:Jo9bo6Zp0鶴屋「ちょ、ちょっと待つさ! いくらなんでも有希っこにそんな辛い役目を押し付けられないさ!」
キョン「大丈夫ですよ、鶴屋さん。長門は案外、大食いですから」
古泉「それより、今から始めませんか? 善は急げと言いますし」
キョン「そうだな。鶴屋さん、パンツ脱いで下さい」
鶴屋「う、うん……」
シュルシュルシュル
古泉「ふんどしでしたか」
キョン「鶴屋さんチは古風だからな。……俺は前を担当する」
古泉「では僕は後ろを」
ズブリッ ズブリッ
キョン「失礼ですが鶴屋さん。ガッバガバですね」
鶴屋「ごめんよキョンくん。中学の時のっ、れっ、れっれえええっ!」
古泉「おっと、トラウマがフラッシュバックしてるようです。ちなみに後ろもガッバガバです」
鶴屋「いやあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
ガチャ
ハルヒ「うるっさいわね! のんびりお弁当も食べられないじゃない!」
キョン「ハ、ハルヒ!?」
古泉「何故、涼宮さんが男子トイレに!?」
ハルヒ「便所飯に決まってるじゃない! というかさっきから聞いてれば、何なのあんたたちは! 正座しなさい!」
キョン「今、鶴屋さんに前から後ろからハメてる最中なんだが」
古泉「団長命令です。何とか座りましょう」
ハルヒ「……鶴屋さんの事を考えてやった行動かもしれないけど、あんたたち間違ってるわ!」
キョン「じゃあ、どうすれば良かったって言うんだ!?」
古泉「あっあっあっ、出ます出ます……うっ! ……ふぅ」
ハルヒ「問題は鶴屋さん本人が解決しなきゃならないの!」
キョン「という事は……そうか!」
古泉「鶴屋さんが朝比奈さんを殺し、食べる……ですね?」
ハルヒ「さすが早漏副団長! キョンも見習いなさい!」
ハルヒはなんで男子トイレで便所飯してんだよwww
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:54:28.96:Jo9bo6Zp0キョン「じゃあ、朝比奈さんを呼ばないといけないな。だが少し待ってくれ」
ハルヒ「何でよ?」
キョン「俺はまだ出してないんだ。中途半端は嫌だからな」
スパンッ スパンッ スパンッ
ハルヒ「あんたは遅漏なのね」
キョン「持久力が高いと言ってくれ」
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
スパンッ スパンッ スパンッ
ハルヒ「遅い! 遅すぎるわ!」
キョン「だってガッバガバだからしょうがないだろう」
鶴屋「うう……ゴメンにょろ~」
古泉「早漏でも数多くこなせれば、そのほうが良いんですよ」
南部なの?
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:01:37.18:Jo9bo6Zp0キョン「ああ~、出るぅ、出るぅ、おちんぽみるく、出ちゃうぅ~!」
ドプッ ドドプッ
キョン「ふぅ……帰るか」
ハルヒ「って馬鹿! みくるちゃんを殺さないと鶴屋さんがいじめられ続けるのよ!」
キョン「何だって!?」
古泉「それは大変な事ですね」
ハルヒ「鶴屋さん、みくるちゃんを呼び出して!」
鶴屋「う、うん」
プルルルル コノデンワワ オキャクサマノゴキボウニヨリ オツナギデキマセン
鶴屋「着信拒否されてるよ……」
ハルヒ「ならあたしが!」
プルルルル
アンナコットイイナー デキタライイナー
ハルヒ「何でトイレの個室からみくるちゃんの着信音が聞こえてくるの?」
なんだとwwww
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:10:30.71:Jo9bo6Zp0ガチャ
みくる「ああああの、なんて言ったらいいのか……」
ハルヒ「その袋! みくるちゃんも便所飯ね!」
みくる「はいぃ……」
鶴屋「何で!? みくるは私をいじめてたんじゃないのかい!?」
みくる「……実は、鶴屋さんをいじめないと殺すと脅されてたんですぅ」
キョン「そんな! 朝比奈さんも被害者だったんんて!」
古泉「これは……思ったよりも根が深いですね。単純に朝比奈さんを殺害しても、収まりそうにありません」
キョン「畜生、畜生! 俺たちは、誰を殺せばいい!? 教えてくれ古泉、便器は何も答えてくれない!」
古泉「朝比奈さん。あなたに鶴屋さんいじめをやらせた人を、お教え願えませんか?」
みくる「それは……」
キョン「もうやめようぜ! こんなのもう御免だ! ここで堪えれば、誰も傷つかなくて済む! なあ!」
みくる「それは――キョンくんです」
キョン「この雌豚がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ハルヒ「キョン……あんた、何でこんな事を……」
キョン「俺は……俺は鶴屋さんが好きだった。中学の頃に街で見かけて、一目惚れだった。
でも彼女は良家のお嬢様。俺なんかを相手にするはずがない。
だから俺は、鶴屋さんの心の隙間につけ込む事にした。
鶴屋さんの中学のクラスメイトに金をばら撒き、いじめさせたのも俺だ。
心身ともにボロボロになった鶴屋さんを優しく包み込む……そういう計画だったんだ!」
古泉「成るほど……愛ゆえに、ですね」
キョン「そうだ。俺の鶴屋さんへの愛は、そんじょそこらの愛じゃない。
年がら年中、尾行したり写真を撮ったり使用済みのティッシュやストローを収集したり。
それほど愛しているんだ!」
ハルヒ「キョン……そうだったの……」
鶴屋「キョンくんが私の事をそんなにも想ってくれたなんて……」
キョン「鶴屋さん。ここで言います。俺の肉便器になってください!」
ハルヒ「……」
古泉「……」
鶴屋「うんっ、お安いご用さ!」
キョン「やったぁ! 今から俺の事は御主人様と呼んでくださいね!」
鶴屋「えへへ。でも、キョンくんなら最初から言ってくれれば肉便器になったのに」
ガゴッ
キョン「御主人様と呼べって言っただろう?
……それに、いじめという環境を乗り越えた後の美少女を肉便器にするのが夢だったんだよ!」
古泉「ふふっ、雨降って地固まるってやつですか」
ハルヒ「あーあ。鶴屋さんはもう、便所飯を食べる事はないのよね。同じ境遇の仲間がいなくなるのは寂しいわ」
古泉「そうですね。便所で食事をするにしても、プレイの一環になりでしょうし。
あの、涼宮さん?」
ハルヒ「何?」
古泉「良かったら、これからは僕と昼食を食べませんか。……団室ででも」
ハルヒ「えっ……でも、あたしでいいの?」
古泉「僕も一人で排便しながらの便所飯には飽き飽きしてたところなんです。ご迷惑でなければ」
ハルヒ「SOS団の団長と副団長が、一緒にご飯食べてても変じゃないわね! いいわよ!」
キーンコーンカーンコーン
キョン「昼休みが終わっちまったか。おい肉便器、放課後、調教を始めるから二秒で来いよ!」
古泉「僕らも授業に戻りますか」
あれ・・・結構ハッピーエンド?
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:45:54.66:Jo9bo6Zp0キャッキャッ ウフフ キャッキャッ ウフフ
キィ
長門「……うるさかった。まさか、このトイレにSOS団全員+αまで集まっていたとは」
長門「これから、また別の誰もいないトイレを探さないとならない」
長門「便所飯。それは心安らぐ空間で誰にも妨げられる事無い、一人きりの食事」
長門「あのように騒がしい人たちは便所飯の何たるかを、まるで分かっていない」
長門「……まあ良い。そろそろ私も授業に戻る」
テクテク
女生徒A「あ、長門さん! またトイレでお弁当食べてたの!?」
長門「そう」
女生徒B「いっつもいってるでしょ、わたしたちと食べようって!」
長門「……前向きに検討しておく」
女生徒C「明日は首に縄つけてでも一緒にご飯食べるからね!」
長門(……鬱陶しい人たち)
- 完 -
久しぶりに書いたので支離滅裂だなぁ、と思ったけど、
思い返してみると今までとたいして変わらなかったので良かったと胸を撫で下ろしました。
驚愕予約したので早く五月になればいいなと。
具体的には三月と四月を国が無くせば良いと思います。
では。
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:47:14.31:uXvQhec50思い返してみると今までとたいして変わらなかったので良かったと胸を撫で下ろしました。
驚愕予約したので早く五月になればいいなと。
具体的には三月と四月を国が無くせば良いと思います。
では。
いやホント支離滅裂だよ何言ってんだ
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:47:49.84:zXSGTUhi0シリメツなのはいつものこと乙
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:57:37.58:Jo9bo6Zp0― エピローグ ―
みくる「……みんなも長門さんもわたしの事、忘れていっちゃった」
みくる「……」
みくる「とりあえずお弁当の残り食べよう」
みくる「ハグハグッ、ハグッハグッ」
みくる「ゴリゴリボリボリ」
みくる「あれえ、今日もお弁当、しょっぱいや……」
みくる「……何か臭いし」
みくる「あ、古泉君の個室……流してない……」
みくる「えへへ、何でだろ、目から汗が出ちゃう」
みくる「えへ、えへ、ぐすっ、はぁ、ん」
- 真・完 -
みくる忘れてた♪
( ;∀;) イイハナシダナー
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:14:43.21:b9iNW5vd0ひどすぎた
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:30:57.39:sKU2WnYM0ひどすぎるのに笑ってしまった。
便所飯してくる。
便所飯してくる。
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