- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:39:52.99:vUon2g0oO
ステイル「ふっ戻ってきたのかね、でも君にはイノケンティウスは倒せないよ」
上条「あぁ…確かにオレじゃあソイツは倒せない」
上条「だが…これを見ろ!」
ステイル「なっ!それは!」
梓「ちょっとどこですかここ!離してくださいっ!」
上条「あぁ…中野梓さ…てめえら魔術師がインデックスから手を引かないって言うなら!」
上条「俺はこのふざけたツインテールをぶち殺す!!」
上条「あずにゃんブレイカアアア!!」
ドゴオオオ!!
梓「ぎゃあああ!!」
ステイル「な、なんて酷い事を!!」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:41:35.81:XWN2VrPU0
上条「あずにゃんブレイク!ブロークン!!」
ドゴッ!ベキッ!
梓「ぶごっ!ぎゃぶっ!!」
ステイル「や、やめろ!止めてくれ!」
ステイル「あずにゃんを殺さないでくれえええ!!!」
上条「…」
上条「じゃあインデックスから手を引くんだな」
ステイル「わ、わかった…だから…あずにゃんを離してやって…くれ」ガクッ
上条「二度とインデックスの周りうろつくんじゃねぇぞ!!」
梓「…」ぐたー
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:49:42.21:vUon2g0oO
神裂「貴方が上条当麻ですね」
上条「なんだアンタ?」
神裂「ステイルが何も言わずに憔悴しきってイギリスに帰国したので一体どんな人間を相手にしたかと思えば」
神裂「ただの一般人ではないですか…」
上条「その一般人になんのようだよ?」
神裂「インデックス引き渡して欲しいのですが」
上条「!」
上条「チッ!また魔術師か!!」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:56:07.16:vUon2g0oO
上条「インデックスは俺が守るって決めたんだ!てめえらには渡さねーぞ!」
神裂「実力行使しかないようですね…」
神裂「七閃!!」
シュゴオオオ!!
ドゴオオオン!!
神裂「これでわかってくれました…か?」
神裂「なっ!!」
上条「そんな攻撃防ぐのは簡単だぜっ!!」
梓「…」ぐたー
神裂「お、女の子を盾にするなんて…なんて奴!」ギリッ
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:02:24.83:vUon2g0oO
上条「さあ!攻撃出来るものならしてみやがれ!!」
梓「…」ぐたー
神裂「くっ…しかし最初は女の子の存在に気がつかなかったとは言え今なら女の子を避けて上条当麻に攻撃すれば…」
神裂「七閃!!」
シュゴオオオ!ドゴオオオン!
梓「ぎゃあああ!!」
神裂「なっ!!」
神裂「ば、バカな!女の子を自在に操って七閃を完璧に防いだ!?」
上条「けっ!てめえの能力はそんなものか!!」
上条「じゃあ次はこっちの番だな!!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:06:53.06:vUon2g0oO
上条「おらあああっ!!あずにゃんブレイカアアア!!」
ブンッ!
梓「…」ひゅーん
神裂「あずにゃんをこちらに放り投げた!!」
上条「かわせば中野梓はコンクリート直撃だぜっ!!」
神裂「くっ!一旦あずにゃんはキャッチしないと!!」
ガシッ!
神裂「よし!キャッチした!!」
上条「ははっ!それは計算済みだぜっ!!」
ダッ!!
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:10:32.68:vUon2g0oO
神裂「私が抱き止めたあずにゃんの後ろに回ってどうするつもりだ!」
上条「こうするんだよっ!!」
神裂「なっ!あずにゃんごと馬乗りに!!」
【注:こういう状況です】
上条
梓
神裂
地面
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:16:41.53:vUon2g0oO
神裂「馬乗りになったくらいで勝ったつもりか!接近戦なら私に分があります!」
上条「見せてやるぜ魔術師!あずにゃんブレイカーの力を!」
神裂「あずにゃんの手を二人羽織りの要領で!掴んだ!まさか!!」
上条「そうさ!中野梓の手で思いっきり殴ってやるのさ!!」
上条「かわせば中野梓の拳はコンクリートに思いっきりぶつかるぜええ!!」
神裂「ひ、卑怯な!」
上条「おらあああ!あずにゃんブレイカアアア!!」
ブンッ!バキッ!
神裂「ぐあっ!わ、私の顔で受け止めるしかないっ!!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:21:26.06:vUon2g0oO
上条「あずにゃんブレイカアアア!!ヒャハハ!」
ベキッ!ベシッ!
神裂「ぐっ!やめ…ぎゃっ!」
上条「ほらああ!壊れろ壊れろ!壊れろ!壊れろおおお!!!」
ベコッ!パコッ!
神裂「やめ…やめて…ぐす…参りました…」
上条「…」
スッ
上条「もうインデックスには手ぇ出さないか?」
神裂「は、はい…わかりました…」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:33:06.55:vUon2g0oO
上条「さっさとイギリスにでも帰るんだな!」
梓「…」ぐたー
神裂「ぐ…か、上条当麻…」
上条「なんだよ?まだ何かあんのかよ?」
神裂「インデックスの記憶は一年しか持ちません…明日記憶消去を行わないと…」
上条「…」
上条「ふーん、まぁそんなにインデックスが気になるなら明日、家にきてみなよ」
神裂「えっ?」
上条「中野梓を使ってインデックスの記憶を消さなくていいようにしてみせてやるよ」
神裂「ば、バカな!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:55:03.82:vUon2g0oO
翌日
神裂「約束通りきてみましたが…一体どうするつもりなんですか?」
インデックス「ハァハァ…」
上条「インデックス…すぐに助けてやるからなっ…」ぐすっ
神裂「確かにインデックスに対する愛情はあるようですから何か策はあるとは思いますが…」
梓「…」ぐたー
神裂「昨日からこっちはほったらかしなんですね…」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:01:20.15:vUon2g0oO
神裂「上条当麻、そろそろ策があるなら開始しないとインデックスが…」
上条「あぁ…わかってる」
上条「だがこれは俺にとっても賭けなんだ」
神裂「賭け?一体どんな方法で…」
上条「お前らの中野梓に対する反応…それを見てこの方法を考えついたんだ」
上条「俺はお前らの中野梓への想いを信じてるぜっ!」
神裂「な!何か嫌な予感しかしませんっ!」
上条「うおおお!あずにゃんブレイカアアア!!」
ドゴオオオ!!!
神裂「やっぱりあずにゃんを殴ったあああ!!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:05:24.51:vUon2g0oO
神裂「や、やめてください上条当麻!あずにゃんを殴ってもインデックスが治る訳ありません!!」
上条「うおおお!!くたばれええ!!」
ベキッ!バコンッ!
梓「ぶべっ!ぎゃぶん!!」
神裂「誰か!誰か上条当麻を止めてください!!」
上条「うおおお!!」
神裂「だれかあああ!!」
―――警告、中野梓の破壊を確認。破壊者上条当麻を排除します―――
神裂「な!こ、これは!?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:11:13.95:vUon2g0oO
上条「やっぱりおいでなすったな!!」
神裂「ど、どういう事ですか!?これは!!」
上条「簡単な事だぜっ!!」
上条「まず記憶が貯まり過ぎて脳がパンクするなんて有り得ねえ!!」
上条「だったら一年周期で記憶を消さなきゃならねーなんて嘘に決まってる!」
神裂「!!」
神裂「わ、私達は騙されてたというの…」
上条「あぁそういう事になるな!!」
上条「騙していたのはイギリス聖教の上層部!つまり魔術師!」
上条「ならインデックスの禁書目録を守る為なんらかの魔術を仕掛けたってのは想像出来る!」
神裂「な、なるほど!!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:13:10.72:Y0hD2EbU0
上条「そっから言わなくてもわかるな!」
神裂「い、いえ!あずにゃんを殴った所がよくわかりません!」
上条「ちっ、じゃあ説明してやるよ!」
上条「イギリス聖教の連中は中野梓に対して異常な程の愛情を注いでやがる!」
上条「それは俺がステイルの前で中野梓をボコボコにしたのを見て明らかだ!!」
上条「なら万が一インデックスの目の前で中野梓を同じ用にボコボコにしたら…」
神裂「そうか!イギリス聖教上層部が仕掛けた魔術にあずにゃん保護プログラムがあるかもしれない!!その可能性に賭けたって言うのか!!」
上条「あぁ予想は大正解だったみたいだぜえええ!!!」
梓「…」ぐたー
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:28:26.34:vUon2g0oO
―――上条当麻を敵性と判別直ちに攻撃します―――
神裂「いけない!強大な魔力を感じます!逃げてくださいっ!」
上条「けっ!こうするまでよ!!」
―――攻撃!!―――
バシューーン!!
上条「あずにゃんブレイカアアア!!!」
―――くっ…!―――
神裂「上手いっ!あずにゃんを盾にして攻撃させないのか!!」
上条「さぁ!撃ってこいよ!中野梓がどうなってもいいならよお!!」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:33:58.63:vUon2g0oO
上条「…」ジリッ
神裂「上条当麻もインデックスを傷つける事が出来ないし…」
―――ぐっ……―――
神裂「インデックスにかけられたら魔術的なアレもあずにゃんを攻撃出来ない…」
神裂「つまり…」
神裂「どちらも攻撃したら負けっ!」
神裂「一体この戦い…どうなるというの…?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:34:19.45:vUon2g0oO
上条「…」ジリッ
―――……―――ジリッ
神裂「膠着状態ね…」
上条「ふっ…やめようか…」
―――なにっ?―――
上条「俺はインデックスを傷つけたくはない」
上条「そして、お前は中野梓を傷つけたくはないのだろ?」
―――むぅ…―――
上条「お互いに得になる取引といこうじゃないか」
神裂「確かにこのままでは埒があかない、悪くない判断のようね」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:46:52.91:vUon2g0oO
―――取引…とは…―――
上条「まずはお前はインデックスの完全なる解放…つまり」
上条「お前自身の消去だ」
神裂「なっ!なんてむちゃくちゃな!そんなこと!」
―――無理、それは受け入れられない―――
上条「ふんっ、まぁ最後まで聞くんだな」
―――なにっ?―――
上条「自分自身の消去なんてふざけた条件を出すんだ。こっちだってそれなりの代償は払うさ」
神裂「い、一体なにを…」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:54:02.54:vUon2g0oO
上条「こちらの出す代償はこれだ…」
スッ
梓「…」ぐたー
―――!!―――
上条「こちらが差し出すのは見ての通り中野梓だ」
上条「お前が消える前におもう存分、中野梓を味わえばいい」
上条「クンクンしようがペロペロしようが構わねえ。消えちまうんだから存分にやれよ。俺は一切の邪魔はしねぇ」
上条「大好きな中野梓を自由に出来るんだ、これ以上の条件はないだろ?」
―――くっ……―――
神裂「まさか…そんな条件を相手がのむわけ…」
―――わ、わかった…―――
神裂「のんじゃったあああ!!!」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:58:18.37:vUon2g0oO
上条「ははっ思った通り物分かりがいいじゃねえか」
上条「さぁとっととこっちきて中野梓を好きにしなよ」
上条「ちょっと怪我してるがな、お前が癒やしてやりな」
―――あ、あずにゃん…―――
スッ
神裂「インデックスが近いてくる」
―――あずにゃん…あずにゃん、あずにゃん!!―――
上条「かかったあ!!!」
神裂「えっ!!」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:05:47.25:B0L3VY+ZO
上条「おらあああ!!イマジンブレイカアアア!!!」
バシューーン!!
神裂「なに!?なにが起きたの!?」
―――結界の貫通を…確認…再生…不能…―――
上条「ふんっ、中野梓を殴るのは俺の能力じゃあねぇんだよ」
神裂「上条当麻…貴方の能力とは一体!?」
上条「俺の能力は幻想殺し(イマジンブレイカー)異能の力なら何でもかき消しちまう事が出来るんだよ」
上条「ちなみに中野梓を殴るのはただの趣味さ」
―――あ、あずにゃん…あず…にゃん…ペロペロ…した…かっ―――
バシューーン
上条「切り札ってのは最後まで隠しておくもんなんだせ」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:09:22.64:i/PH8aAXO
インデックス「…」ドサッ
上条「インデックス!!」
上条「インデックスしっかりしろ!インデックス!」
パアアア―
上条「ん?なんだ?空から羽のようなものが…」
神裂「いけない!それはドラゴンブレス!少しでも触れたら危険です!」
―――神さま…
上条「なんだって!くそ!こういうときは!!」
―――お願いです…このふざけた虐待を…
神裂「あぁっ!あずにゃんを縦に持って!」
―――今すぐ止めてくださいですっ!
上条「空からの攻撃はこれで対処するんだぜっ!」
上条「いっけえええ!!あずアンブレラあああ!!!」
神裂「あずにゃんを回転させてまるでツインテールが傘のように!!降り注ぐ羽を全て防御しているっ!!」
梓「ぎゃああああ!!!」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:47:00.69:B0L3VY+ZO
カエル顔「酷い状態だったけどなんとか息を吹き返したよ」
上条「そうですか…」
カエル顔「まったく一体なにがあったんだね?あんな状態になるなんて常識では考えられないよ」
上条「…」
カエル顔「まぁ深くは詮索しないけどね…ちゃんと守ってあげるんだよ」
上条「…」
上条「はい…」
ガチャ
インデックス「とうま!あずさが気がついたんだよ!」
カエル顔「行ってやりなさい、彼女の為に」
上条「はいっ」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:47:38.64:f2IQtnE30
みなさんこんにちはっ中野梓ですっ!
と、言うか私は中野梓と言うらしいです
なんで自分の名前が曖昧かと言うと…実は私、記憶喪失になっちゃったらしいんです!えへへっ
何か事件に巻き込まれて記憶喪失になったらしいんですけど…その辺はよく思い出せないんです…
インデックスさんが言うには上条さんが悪い魔術師から助けてくれたとか…魔術師って一体なんなんだろう?記憶が戻ったらわかるのかな?
でもまぁ、私には事件に巻き込まれた私を助けてくれて病院にまで連れて行ってくれた優しい上条さんとインデックスさんがいてくれますし、なんとかなるんじゃないかと思ってます
上条さんには同居までさせてもらって…記憶喪失になった見ず知らずの私にそこまでしてくれるなんて感謝してもしきれませんね
いつか恩返し出来たらいいんですけど…
上条「おーい、梓。姫神助けに行くからちょっとついてこいよ」
あっ!上条さんが呼んでるので行かなくちゃ。今日は何をするのかなぁ?
とりあえず、この辺にしときますねっ
じゃあみなさんお元気でっ!
おしまい
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 09:51:34.45:1J+kMPSD0
どうすんのこれ
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:44:31.79:vUon2g0oO上条「あずにゃんブレイク!ブロークン!!」
ドゴッ!ベキッ!
梓「ぶごっ!ぎゃぶっ!!」
ステイル「や、やめろ!止めてくれ!」
ステイル「あずにゃんを殺さないでくれえええ!!!」
上条「…」
上条「じゃあインデックスから手を引くんだな」
ステイル「わ、わかった…だから…あずにゃんを離してやって…くれ」ガクッ
上条「二度とインデックスの周りうろつくんじゃねぇぞ!!」
梓「…」ぐたー
神裂「貴方が上条当麻ですね」
上条「なんだアンタ?」
神裂「ステイルが何も言わずに憔悴しきってイギリスに帰国したので一体どんな人間を相手にしたかと思えば」
神裂「ただの一般人ではないですか…」
上条「その一般人になんのようだよ?」
神裂「インデックス引き渡して欲しいのですが」
上条「!」
上条「チッ!また魔術師か!!」
上条「インデックスは俺が守るって決めたんだ!てめえらには渡さねーぞ!」
神裂「実力行使しかないようですね…」
神裂「七閃!!」
シュゴオオオ!!
ドゴオオオン!!
神裂「これでわかってくれました…か?」
神裂「なっ!!」
上条「そんな攻撃防ぐのは簡単だぜっ!!」
梓「…」ぐたー
神裂「お、女の子を盾にするなんて…なんて奴!」ギリッ
上条「さあ!攻撃出来るものならしてみやがれ!!」
梓「…」ぐたー
神裂「くっ…しかし最初は女の子の存在に気がつかなかったとは言え今なら女の子を避けて上条当麻に攻撃すれば…」
神裂「七閃!!」
シュゴオオオ!ドゴオオオン!
梓「ぎゃあああ!!」
神裂「なっ!!」
神裂「ば、バカな!女の子を自在に操って七閃を完璧に防いだ!?」
上条「けっ!てめえの能力はそんなものか!!」
上条「じゃあ次はこっちの番だな!!」
上条「おらあああっ!!あずにゃんブレイカアアア!!」
ブンッ!
梓「…」ひゅーん
神裂「あずにゃんをこちらに放り投げた!!」
上条「かわせば中野梓はコンクリート直撃だぜっ!!」
神裂「くっ!一旦あずにゃんはキャッチしないと!!」
ガシッ!
神裂「よし!キャッチした!!」
上条「ははっ!それは計算済みだぜっ!!」
ダッ!!
神裂「私が抱き止めたあずにゃんの後ろに回ってどうするつもりだ!」
上条「こうするんだよっ!!」
神裂「なっ!あずにゃんごと馬乗りに!!」
【注:こういう状況です】
上条
梓
神裂
地面
神裂「馬乗りになったくらいで勝ったつもりか!接近戦なら私に分があります!」
上条「見せてやるぜ魔術師!あずにゃんブレイカーの力を!」
神裂「あずにゃんの手を二人羽織りの要領で!掴んだ!まさか!!」
上条「そうさ!中野梓の手で思いっきり殴ってやるのさ!!」
上条「かわせば中野梓の拳はコンクリートに思いっきりぶつかるぜええ!!」
神裂「ひ、卑怯な!」
上条「おらあああ!あずにゃんブレイカアアア!!」
ブンッ!バキッ!
神裂「ぐあっ!わ、私の顔で受け止めるしかないっ!!」
上条「あずにゃんブレイカアアア!!ヒャハハ!」
ベキッ!ベシッ!
神裂「ぐっ!やめ…ぎゃっ!」
上条「ほらああ!壊れろ壊れろ!壊れろ!壊れろおおお!!!」
ベコッ!パコッ!
神裂「やめ…やめて…ぐす…参りました…」
上条「…」
スッ
上条「もうインデックスには手ぇ出さないか?」
神裂「は、はい…わかりました…」
上条「さっさとイギリスにでも帰るんだな!」
梓「…」ぐたー
神裂「ぐ…か、上条当麻…」
上条「なんだよ?まだ何かあんのかよ?」
神裂「インデックスの記憶は一年しか持ちません…明日記憶消去を行わないと…」
上条「…」
上条「ふーん、まぁそんなにインデックスが気になるなら明日、家にきてみなよ」
神裂「えっ?」
上条「中野梓を使ってインデックスの記憶を消さなくていいようにしてみせてやるよ」
神裂「ば、バカな!」
翌日
神裂「約束通りきてみましたが…一体どうするつもりなんですか?」
インデックス「ハァハァ…」
上条「インデックス…すぐに助けてやるからなっ…」ぐすっ
神裂「確かにインデックスに対する愛情はあるようですから何か策はあるとは思いますが…」
梓「…」ぐたー
神裂「昨日からこっちはほったらかしなんですね…」
神裂「上条当麻、そろそろ策があるなら開始しないとインデックスが…」
上条「あぁ…わかってる」
上条「だがこれは俺にとっても賭けなんだ」
神裂「賭け?一体どんな方法で…」
上条「お前らの中野梓に対する反応…それを見てこの方法を考えついたんだ」
上条「俺はお前らの中野梓への想いを信じてるぜっ!」
神裂「な!何か嫌な予感しかしませんっ!」
上条「うおおお!あずにゃんブレイカアアア!!」
ドゴオオオ!!!
神裂「やっぱりあずにゃんを殴ったあああ!!」
神裂「や、やめてください上条当麻!あずにゃんを殴ってもインデックスが治る訳ありません!!」
上条「うおおお!!くたばれええ!!」
ベキッ!バコンッ!
梓「ぶべっ!ぎゃぶん!!」
神裂「誰か!誰か上条当麻を止めてください!!」
上条「うおおお!!」
神裂「だれかあああ!!」
―――警告、中野梓の破壊を確認。破壊者上条当麻を排除します―――
神裂「な!こ、これは!?」
上条「やっぱりおいでなすったな!!」
神裂「ど、どういう事ですか!?これは!!」
上条「簡単な事だぜっ!!」
上条「まず記憶が貯まり過ぎて脳がパンクするなんて有り得ねえ!!」
上条「だったら一年周期で記憶を消さなきゃならねーなんて嘘に決まってる!」
神裂「!!」
神裂「わ、私達は騙されてたというの…」
上条「あぁそういう事になるな!!」
上条「騙していたのはイギリス聖教の上層部!つまり魔術師!」
上条「ならインデックスの禁書目録を守る為なんらかの魔術を仕掛けたってのは想像出来る!」
神裂「な、なるほど!!」
あずにゃん嫌いなヤツだったら詰むよな
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:21:48.37:vUon2g0oO>>35いるわけないじゃないですか
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:20:33.47:vUon2g0oO上条「そっから言わなくてもわかるな!」
神裂「い、いえ!あずにゃんを殴った所がよくわかりません!」
上条「ちっ、じゃあ説明してやるよ!」
上条「イギリス聖教の連中は中野梓に対して異常な程の愛情を注いでやがる!」
上条「それは俺がステイルの前で中野梓をボコボコにしたのを見て明らかだ!!」
上条「なら万が一インデックスの目の前で中野梓を同じ用にボコボコにしたら…」
神裂「そうか!イギリス聖教上層部が仕掛けた魔術にあずにゃん保護プログラムがあるかもしれない!!その可能性に賭けたって言うのか!!」
上条「あぁ予想は大正解だったみたいだぜえええ!!!」
梓「…」ぐたー
―――上条当麻を敵性と判別直ちに攻撃します―――
神裂「いけない!強大な魔力を感じます!逃げてくださいっ!」
上条「けっ!こうするまでよ!!」
―――攻撃!!―――
バシューーン!!
上条「あずにゃんブレイカアアア!!!」
―――くっ…!―――
神裂「上手いっ!あずにゃんを盾にして攻撃させないのか!!」
上条「さぁ!撃ってこいよ!中野梓がどうなってもいいならよお!!」
上条「…」ジリッ
神裂「上条当麻もインデックスを傷つける事が出来ないし…」
―――ぐっ……―――
神裂「インデックスにかけられたら魔術的なアレもあずにゃんを攻撃出来ない…」
神裂「つまり…」
神裂「どちらも攻撃したら負けっ!」
神裂「一体この戦い…どうなるというの…?」
上条「…」ジリッ
―――……―――ジリッ
神裂「膠着状態ね…」
上条「ふっ…やめようか…」
―――なにっ?―――
上条「俺はインデックスを傷つけたくはない」
上条「そして、お前は中野梓を傷つけたくはないのだろ?」
―――むぅ…―――
上条「お互いに得になる取引といこうじゃないか」
神裂「確かにこのままでは埒があかない、悪くない判断のようね」
―――取引…とは…―――
上条「まずはお前はインデックスの完全なる解放…つまり」
上条「お前自身の消去だ」
神裂「なっ!なんてむちゃくちゃな!そんなこと!」
―――無理、それは受け入れられない―――
上条「ふんっ、まぁ最後まで聞くんだな」
―――なにっ?―――
上条「自分自身の消去なんてふざけた条件を出すんだ。こっちだってそれなりの代償は払うさ」
神裂「い、一体なにを…」
上条「こちらの出す代償はこれだ…」
スッ
梓「…」ぐたー
―――!!―――
上条「こちらが差し出すのは見ての通り中野梓だ」
上条「お前が消える前におもう存分、中野梓を味わえばいい」
上条「クンクンしようがペロペロしようが構わねえ。消えちまうんだから存分にやれよ。俺は一切の邪魔はしねぇ」
上条「大好きな中野梓を自由に出来るんだ、これ以上の条件はないだろ?」
―――くっ……―――
神裂「まさか…そんな条件を相手がのむわけ…」
―――わ、わかった…―――
神裂「のんじゃったあああ!!!」
上条「ははっ思った通り物分かりがいいじゃねえか」
上条「さぁとっととこっちきて中野梓を好きにしなよ」
上条「ちょっと怪我してるがな、お前が癒やしてやりな」
―――あ、あずにゃん…―――
スッ
神裂「インデックスが近いてくる」
―――あずにゃん…あずにゃん、あずにゃん!!―――
上条「かかったあ!!!」
神裂「えっ!!」
上条「おらあああ!!イマジンブレイカアアア!!!」
バシューーン!!
神裂「なに!?なにが起きたの!?」
―――結界の貫通を…確認…再生…不能…―――
上条「ふんっ、中野梓を殴るのは俺の能力じゃあねぇんだよ」
神裂「上条当麻…貴方の能力とは一体!?」
上条「俺の能力は幻想殺し(イマジンブレイカー)異能の力なら何でもかき消しちまう事が出来るんだよ」
上条「ちなみに中野梓を殴るのはただの趣味さ」
―――あ、あずにゃん…あず…にゃん…ペロペロ…した…かっ―――
バシューーン
上条「切り札ってのは最後まで隠しておくもんなんだせ」
使 え た の か
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:25:00.81:B0L3VY+ZOインデックス「…」ドサッ
上条「インデックス!!」
上条「インデックスしっかりしろ!インデックス!」
パアアア―
上条「ん?なんだ?空から羽のようなものが…」
神裂「いけない!それはドラゴンブレス!少しでも触れたら危険です!」
―――神さま…
上条「なんだって!くそ!こういうときは!!」
―――お願いです…このふざけた虐待を…
神裂「あぁっ!あずにゃんを縦に持って!」
―――今すぐ止めてくださいですっ!
上条「空からの攻撃はこれで対処するんだぜっ!」
上条「いっけえええ!!あずアンブレラあああ!!!」
神裂「あずにゃんを回転させてまるでツインテールが傘のように!!降り注ぐ羽を全て防御しているっ!!」
梓「ぎゃああああ!!!」
カエル顔「酷い状態だったけどなんとか息を吹き返したよ」
上条「そうですか…」
カエル顔「まったく一体なにがあったんだね?あんな状態になるなんて常識では考えられないよ」
上条「…」
カエル顔「まぁ深くは詮索しないけどね…ちゃんと守ってあげるんだよ」
上条「…」
上条「はい…」
ガチャ
インデックス「とうま!あずさが気がついたんだよ!」
カエル顔「行ってやりなさい、彼女の為に」
上条「はいっ」
いい返事だなおい
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 09:48:12.61:B0L3VY+ZOみなさんこんにちはっ中野梓ですっ!
と、言うか私は中野梓と言うらしいです
なんで自分の名前が曖昧かと言うと…実は私、記憶喪失になっちゃったらしいんです!えへへっ
何か事件に巻き込まれて記憶喪失になったらしいんですけど…その辺はよく思い出せないんです…
インデックスさんが言うには上条さんが悪い魔術師から助けてくれたとか…魔術師って一体なんなんだろう?記憶が戻ったらわかるのかな?
でもまぁ、私には事件に巻き込まれた私を助けてくれて病院にまで連れて行ってくれた優しい上条さんとインデックスさんがいてくれますし、なんとかなるんじゃないかと思ってます
上条さんには同居までさせてもらって…記憶喪失になった見ず知らずの私にそこまでしてくれるなんて感謝してもしきれませんね
いつか恩返し出来たらいいんですけど…
上条「おーい、梓。姫神助けに行くからちょっとついてこいよ」
あっ!上条さんが呼んでるので行かなくちゃ。今日は何をするのかなぁ?
とりあえず、この辺にしときますねっ
じゃあみなさんお元気でっ!
おしまい
どうしてあずにゃんブレイカーを使えるようになったのかが知りたくなるな・・・
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 10:29:33.15:f2IQtnE30乙!
…鬼じゃ鬼がおるぞ
…鬼じゃ鬼がおるぞ
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いいぞ、もっとやれ!
うん、オワタ\(^O^)/
梓消えないかな(^O^)