梓「さあムギ先輩、その淫らな肉体で私を楽しませるです!」
梓「さあムギ先輩、その淫らな肉体で私を楽しませるです!」
梓「さあムギ先輩、その淫らな肉体で私を楽しませるです!」
梓「ふう...我ながらなかなかいかしたキメ台詞をおもいついたもんです」
梓「今日こそ...今日こそ私は」
梓「ムギ先輩を レ イ プ す る!」
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 14:28:58.90:LTikKeCP0
ギターを弾く私の指がいつになく滑らかに動く。私の気分が高揚しているからか、それともムギ先輩をレイプする機会を得たからか。
今日、唯先輩たちは、所用で部活に来れないらしい。これほどの好機はない。
もう限界だったのだ。毎日悩ましく私を誘っているムギ先輩の肉体。それを味わいたいと思わない女子高生はいないはずだ。
誰もそれを実行していないのは、みんな勇気が無いだけ。でも、今日の私は違う。
ギターをかき鳴らす。私の情欲の強さを表現するために。ムギ先輩へのレイプへの決意を強固なものにするために。
梓「フィニッシュです!」
私のレイプへの想い。それを表現しきった音たちは終焉を迎えた。
梓「万雷の拍手を送るです!世の中のカスども」
そう、時計の短針が9をさしていることにも気づかずに
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 14:36:44.00:LTikKeCP0
学校!
梓「ハァ…ハァ…」
純「お!梓ようやく来たの?梓にしては珍しいね~」
梓「う、うるさいです…ちょっと夢中になったでけです…」
梓「それより憂!」ガシ
憂「ど、どうしたの梓ちゃん」
梓「今日、唯先輩は部活に来れないんだよね?」
憂「う、うん。今日はお父さんたちが珍しく帰ってきて、みんなでご飯たべにいくの。ごめんね?家の事情で部活の邪魔して」
梓「ううん。むしろありがとうだよ。こんな絶好のレイプ日和にお出かけしてくれて!」
憂「えへへ……え?」
純「梓、今とんでもないこと口走んなかった?」
梓(おっと、つい口が滑っちゃった)
梓「なんでもないよ純ってば、モップが邪魔して耳が遠いんじゃないの?」
純「おい今なんつった」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 14:48:20.15:LTikKeCP0
そんなこんなで放課後になり、ついに私とムギ先輩の肉欲の宴が始まる時間となったです。
あ、律先輩と澪先輩は家庭の事情で「おじさん」と会ってくるんだそうです。
梓「ムギ先輩!」ガラッ
紬「ど、どうしたの梓ちゃん?今日はいつに無く気合入ってるね」
梓「どうしたもこうしたもないです!さあムギせ」
紬「あ、お菓子が楽しみだったのね。ふふ。今日はみんないないからお菓子独り占めできると思ったんでしょ」
梓「え!?えっと…そ、そうなんです!先輩たちがいないから、今日はお菓子、いっぱい食べれると思って!」
紬「ふふ。そんなに楽しみにしてくれるなんて、うれしい。今日は、モンブランを持ってきたの」
梓「うわぁ!とっても美味しそうです」パァァ
紬「じゃあ、ティータイムにしましょう」
梓「ハイ!」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 14:55:13.78:AtTg5fAXO
ムギ先輩との二人きりのティータイム。いつもとは違うけど。なんだかむずがゆくなるような、楽しい時間。
私は彼女との健やかで穏やかな時間を、美味しいケーキと紅茶と供にすごす。
梓(あれ?なにか忘れてるような気がする…)
ムギ先輩を見る、彼女のふくよかな胸、やわらかそうな金色の髪、透き通った声、ムギ先輩のすべてが私の欲望を刺激し、私は自身の目的を思い出した。
梓(そうだ!ムギ先輩をレイプしに来たんだった!)
紬「でね、そしたら唯ちゃんが」
梓「ムギ先輩!」
紬「ど、どうしたの梓ちゃん、そんな大声出して」
驚いたムギ先輩の目が丸くなる。その目がとても澄んでいて、汚れなんか知らなそうで、私はたまらなく、ムギ先輩を汚したくなった。
梓「……もう我慢できないんです」
紬「あ、あずさちゃん?…ひゃ」
ムギ先輩に後ろから近づいて肩を抱く。抱いたムギ先輩は存外華奢で、その事実も私の情欲を刺激するには充分だった。
紬「あ、梓ちゃんどうし」
ムギ先輩の耳元に口を近づけ、囁く。
梓「私、今、すっごいセックスしたいんです」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:15:45.06:DtFTP9Wq0
紬「…ぇ…」
梓「私、すっごく欲情してるんです。ムギ先輩に、ムギ先輩の身体に、声に、言葉に、前からずっと」
紬「じ、じょうだんよね…あずさちゃん…」
私の腕の中で真っ赤になったムギ先輩が泣きそうになりながら私に縋るようにたずねる。
そんなとこだって私を刺激するだけなのに…つくづくいやらしい人だ。
梓「冗談に聞こえますか?もう限界なんです。ムギ先輩のこと、汚したくてたまらないんです!」
紬「あ、ずさちゃん。おちつ…んっ」
唇を奪う。初めて味わったムギ先輩の唇はとてもやわらかくって、滑らかで、益々私の芯が刺激される。
紬「ん…んん…」
紬「や、やめて!」
ムギ先輩に突き飛ばされる。真っ赤になったムギ先輩は、私から逃げるように距離をとり、私を睨み付ける。
…そうこなくっちゃ。簡単に堕ちるなんて、つまんないもんね
梓「痛いですよ…。ムギ先輩」
紬「っ…梓ちゃん、どうしてこんなことするの…?私なにか、梓ちゃんの気に入らないこと、した?」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:34:37.00:LTikKeCP0
梓「なんにもしてないです」
紬「じゃあ、どうして…」
梓「さっきも言いましたよね?ムギ先輩の身体も声も、全部いやらしいんです。私を刺激して止まないんです」
紬「そんな…」
梓「ムギ先輩は悪くないんです。悪いのはムギ先輩のいやらしい肉体なんです」
ムギ先輩にじりじりと近づく。
紬「こないで!!」
先輩は私が近づいた分後ずさり、私は更に近づく。
やがてムギ先輩は壁際に到達し、私に追い詰められた。
紬「いや…あずさちゃん…いや…」
梓「ムギ先輩の悪い肉体、私が成敗してあげます。ムギ先輩は、何も心配せずに、私に身を任せていれば、いいんですよ?」
紬「いや…やぁ…」
再度唇を奪う。先ほどのただ唇と唇を合わせるだけのキスでなく、舌を彼女の中に入れる、いやらしいキス。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 16:13:45.87:iVCAFaffO
梓「ん…んんぅ…んぁ…」
紬「やめ…ふぁあ」
彼女の舌をからめとる、ムギ先輩は舌を引っ込め、私から逃げようとする、むっとした私は先輩の舌を諦め、頬の裏側を、彼女の歯茎をできるだけゆっくりと撫ぜる。
紬「んん…っぁ」
彼女が自分から私を放そうと肩を突き飛ばそうとする。ただ、その手に力はそこまでこもっておらず、弱弱しいものだった。
梓「ふ…ん…」
紬「やぁあ」
わざと大きな音を立てて、彼女の口腔を蹂躙する。もっともっとムギ先輩を貪りたい。もっと、もっと。
紬「ん…ふぅ・・・ん」
しばらくキスを続けると、彼女の手に力はもう込められておらず、私にされるがままになった。
そして私はムギ先輩の声にかすかに色が入り始めたことに気づく。…まだまだ、こんなことで堕ちないで。もっともっと、私を楽しませて。
わざと彼女の性感をこれ以上刺激しないよう、頃合を見計らって、私は唇を離した。
梓「…はぁ」
紬「…ふぁ」
梓「ふふ…あんなに嫌がってたのに、もしかしてちょっと感じてましたぁ?」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 16:52:38.20:LTikKeCP0
彼女を挑発する、彼女の理性を刺激するために、いやらしいことから逃避させるために。
快楽に飲み込まれかけていた彼女の目に理性の火が点る。そうこなくっちゃ。
紬「そ、そんな訳、あるわけないわ!それより、梓ちゃん、もうやめて?こんなことしたら、ダメよ」
梓「イヤです。私は、ムギ先輩のいやらしい肉体を懲らしめないといけないんですから」
紬「何言ってるの?私が気に入らなかったり、悪いことしたんだったら、言って?私、謝るから」
梓「謝罪なんかいらないです。ムギ先輩の身体に、謝っていただきますから」
紬「やめて!これ以上変なことしたら、大声だすよ?」
彼女の意思が強固なものとなり、再度手に力がこもる。
ムギ先輩の美点。素直だけど、しっかりとした意思を持って、私たちを引っ張ってくれることだってある。
そんな強固な意志でさえ私は今から踏みにじるのだ。愉悦が身体中を駆け巡り、私の熱が更に増す。
梓「いいですよ?叫んでください」
紬「…え?」
梓「ムギ先輩が誰かを呼ぶと、私は間違いなく捕まるし、この学校にもいられなくなります。
けいおん部だって今までのように仲良しクラブじゃいられないですよ?」
ムギ先輩が何よりも大切にしているもの、私を含めた仲良しの放課後ティータイム、それを壊してまでムギ先輩は
自身を優先できない、自惚れで無く、確信があった。
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 17:15:53.02:LTikKeCP0
ムギ先輩の身体が震え始める。ようやく状況を把握したのかな?
紬「ぁ…そんな…」
梓「ふふっ…どうしたんですかぁ?ムギ先輩?このままじゃ、私に犯されちゃいますよぉ?」
紬「っ」
彼女の手に力がこもる。それでも私を突き飛ばして逃げないのは、私を怪我させたくないから?
だったら、逃げるなんて選択肢が無いってことを、教えてあげなくちゃ。
梓「あぁ、ついでにいいますと、ムギ先輩が私から逃げた時は、私、大人しく自殺しますね」
紬「え…?」
梓「ムギ先輩に拒絶されたら私、生きてる意味なんて無いですから」
誰にも向けたことが無いとびっきりの笑顔を浮かべて、私はムギ先輩を脅す。
梓「自殺する前は泣きながら唯先輩に打ち明けてからにします。どうなるか、楽しみですねっ」
紬「ぁ…ぁ…」
ムギ先輩の目から力が無くなり、手から力が抜ける。ムギ先輩の心が折れるのが手に取るように分かる。
そして完全に逃げ場が無くなったムギ先輩は加害者の私の腕の中で涙を流すしかなくなった。
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 17:42:40.51:LTikKeCP0
梓「わかってくれたみたいですね。ムギ先輩!じゃあ、改めて、キスしましょう」
紬「う、うぅぅ…っ」
貪るように彼女を味わう。彼女の意思を、蹂躙した悦びもあってか、彼女とのキスは驚くほど甘美なもので、
私はキスだけで達してしまいそうになる。
梓「ふぁっ…んぁ」
紬「やぁ…ん…」
もう、なすがままにされているムギ先輩。私のキスに、大人しく従い、抵抗の意思なんてかけらも見えない。
…まだまだ。唇を合わせながら私は嗜虐の笑みを浮かべる。
梓(何もしないだけなんて、嵐が過ぎ去るのを待つだけなんて、そんなのゆるさない)
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 17:44:44.87:LTikKeCP0
彼女との長いキスを終える。お互い息をつく間もなくキスをしていたため、若干息が上がる。
梓「ふふっ…気持ちいいですね。先輩」
紬「…」
目に光を失ったムギ先輩は何の抵抗もしない代わりに、何の反応も見せなくなった。
ムギ先輩の意識を無理やり引き出すため、私は優しい声で先輩に話しかける。
梓「ムギ先輩?大丈夫ですかぁ」
紬「…」
梓「これから、ムギ先輩を犯しちゃいますね」
紬「…」
梓「…その前に」
梓「ムギ先輩。自分で、服を脱いで私にいやらしい身体、見せてください」
なすがままなんて、されるがままなんて、許さない。
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 20:51:29.43:LTikKeCP0
紬「ぇ…」
ムギ先輩の目に意思の光が戻る。反抗するかな?と思ったけど、ムギ先輩の心は完全に折れてしまったらしく
私に縋りつきながら許しを請うだけだった。
紬「おねがい…ゆるして、あずさちゃん…おねがい…」
なんでこの人は私の嗜虐心を刺激するようなことばかりできるんだろう。
私はそんなムギ先輩を愛おしく思って、母が子を慈しむような手つきで、先輩の頬を優しく撫でる。
梓「ふふ。そんなに怖がらなくても、大丈夫ですよ?」
紬「ぁ…あずさちゃん…あずさちゃん…」
彼女を優しく抱きしめる。私がムギ先輩をここまで追い詰めてるのに、私がムギ先輩にいやらしいことを強要しているのに
私以外に拠るものがないムギ先輩は、私に身体を預け、縋りつく。
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 20:53:32.81:LTikKeCP0
梓「ふふ。ムギ先輩、あまえんぼですね」
紬「あずさちゃ…」
彼女は安心しきったように私の名を呼ぶ。それはあたかも、何も知らずに母に抱かれる子供のように。
私はそんなムギ先輩がこれからどれだけ汚れていくのか、どんな表情をみせてくれるのか。
そう考えるだけで、悦びでどうにかなってしまいそうだった。
梓(そろそろいいかな?)
私は彼女を母のように優しく慈しみながら、自分の中で一番いいと思う笑顔で
梓「じゃあ、ムギ先輩!」
紬「ぁ…」
梓「ストリップ、おねがいしますね!」
最後のムギ先輩の退路を断った。
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:09:47.44:LTikKeCP0
紬「ぁ…」
彼女は呆然として私を見る。
梓「安心してください!先輩の裸は私だけの物です。誰にもみせたりしませんよ?」
紬「あ…う…」
声にならない声を発するムギ先輩。
そんなムギ先輩の絶望を痛いほど感じながら、私はとぼけたように残酷な現実をつきつける。
梓「ふふ。はやくしないと、下校時刻になって、見回りの先生が、ここに来るかもしれないですよ?」
どうあっても、あなたは自分の意思で私に裸を曝け出すしかないんです。と言外に含ませる。
頭のいいムギ先輩は、敏感にそれを感じ取り、絶望に包まれながら、理性を取り戻した。
梓「ムギ先輩?」
紬「わ…わかったわ」
梓「ありがとうございます。さあムギ先輩、その淫らな肉体で私を楽しませるです!」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:11:33.68:AtTg5fAXO
ようやく練習した決め台詞を言え、ムギ先輩自身の意思で、ストリップをしてくれることに私は満足し、
あくまでムギ先輩の意思であることを強調するように、彼女から離れ、長いすに腰掛けた。
梓「では、私の前で、お願いします」
紬「わ、わかったわ」
もはや意思を放棄することも叶わないムギ先輩は諦めきったように私の前に立ち、
羽織っていた上着、スカートを無造作に捨て去った。
梓「ダメですよ、先輩」
紬「…?」
梓「ぜんぜんやらしい脱ぎ方じゃないです。こんな脱ぎ方。
体育の前の着替えじゃないんですから、興ざめしちゃいます」
紬「ど、どんな脱ぎ方だって、裸になるんだから、同じじゃない」
梓「同じじゃないです。私が欲情しないような脱ぎ方だと、『不合格』ですよ」
紬「……」
不合格。あえて私は彼女に不合格だとどうなるか一切説明しなかった。不合格だとどうなるのか、聡い彼女は分かったはずだ。
それがどんなに自分の守ろうとしているものを脅かすのかも。
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:36:53.04:LTikKeCP0
紬「っ…」
一瞬の逡巡の後、ムギ先輩は意を決したのか、座っている私に跨り、ブラウスのみになった上半身を私の眼前に近づけた。
そうして、ひとつ、ふたつ、彼女の肉体を隠すボタンを外していく。
三つほどボタンをはずした後、先輩は前かがみになって、私にブラウスの下、ブラに包まれた豊満な胸を見せ付けた。
梓「っ…」
一瞬で私の体温は上昇する。彼女の胸を、唇を、体中を蹂躙したくなる。…まだだよ。まだ。
紬「っ」
彼女は私に胸を見せつけながら、ボタンを片手で器用にはずしていき、最後に私の目の前に胸を曝しながらブラウスを取り去り、
同時に後ろに手を回して、ブラジャーのホックを外した。
彼女の下着に押さえつけられていた豊満な胸が、私の前に姿を見せる。
私はできるだけ下品に笑いながら、彼女を罵倒する。
梓「やればできるじゃないですかぁ。ムギ先輩がこんなにいやらしいことができるなんて、とっても、意外です」
紬「っ…」
彼女の白い肌が私の視線に、言葉に焼かれ、赤みを帯びる。
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:54:57.46:LTikKeCP0
梓「しかも、なんだかストリップも手馴れてるみたいですね。ムギ先輩、とってもやらしいです」
紬「だ、だって、梓ちゃんが…梓ちゃんがこんな風に脱げって…」
梓「私はいやらしく。と言っただけです。どんな脱ぎ方をするかは、ムギ先輩が決める問題ですから」
紬「そ、そんな」
梓「さあ、ムギ先輩、まだ脱げる場所は、残っていますよ?」
紬「うぅぅ」
彼女は唸るが、どうしようもないと知っているので無駄な抵抗はしない。
ついに意思を決めたのか彼女は私に跨ったまま最後に自身を守っている砦に手をかける
あ、いいこと、思いついた。
梓「あ、待ってください」
紬「…?」
梓「ムギ先輩の、大事なところ、全部私に見せつけるように、お願いしますね?」
紬「あ、あずさちゃん。それだけは…」
梓「ふふ、ムギ先輩?」
紬「……」
抵抗なんか、無駄ですよ?
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 22:11:16.24:LTikKeCP0
躊躇しつつも、ムギ先輩は、私に背を向け、お尻をつきだす。
私の目と鼻の先。たった一枚の薄い布の先に誰にも見せたことが無いだろうムギ先輩の秘めやかな部分がある。
梓「さあ、ムギ先輩」
真っ赤になっているだろうムギ先輩に脱衣を促がす。
観念したのかムギ先輩は下着に手をかけた、ただ、指示を覚えていたのか一気に手を下ろすことはせず、
徐々に徐々に、ずりさげていった。
彼女の恐らく自分以外の誰も触ったことが無いであろう部分が、自分の意思で、同性で、後輩の私に、
絶対に晒さなかっただろう相手の前に晒された。
梓「きれい…」
思わず、感嘆してしまうほど、ムギ先輩のそこは綺麗だった。うそみたいな程薄い鮮やかな陰毛も、
色素の薄い唇も、すべてが美しく、私を欲情させるには充分だった。
紬「あ、あずさちゃん、もういい?もういいよね?」
ムギ先輩の懇願している声が、どうしようもなく見惚れていた私を現実へと引き戻す。
梓「…あぁ、もう、いいですよ、ありがとうございます。ムギ先輩」
そういうと、ムギ先輩はその場にへたり込む。
梓「ふふ…。合格ですよ。ムギ先輩」
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 22:42:13.97:LTikKeCP0
紬「ホント?もういい?もういいの?」
梓「ええ、とっても楽しませていただきましたから」
紬「あ…」
梓「ムギ先輩、裸でそんなとこに座ってたら風邪引いちゃいます。こっちにきてください」
ポンポンと、私は自分の隣を叩き、ムギ先輩を座らせる。
全裸のムギ先輩と制服を着たままの私。さぞかし滑稽なんだろうな。となんだか笑えてくるから不思議。
紬「梓ちゃん、もうやめよう?こんなこと、続けたら、だめだよ」
ムギ先輩が諭すようにわたしに語りかける。無駄だって散々思い知ったはずなのに。
…そして、自分だって快楽を享受しているのに。
梓「ふふ。やめませんよ」
紬「あずさちゃん。お願い」
さっきのムギ先輩の下着…
梓「ムギ先輩だって、感じてるでしょう?」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:00:15.26:LTikKeCP0
紬「うそ!」
彼女は強く否定する。否定は心地いい。彼女の理性の証拠だから。それを私は全部踏みにじりたいのだ。
梓「嘘だと思うんだったら、ムギ先輩自身の身体に、聞いてみますかぁ?」
紬「うそ…うそだよ…」
涙をこぼすムギ先輩。そんな彼女を見て昂ぶっていた私の理性ももう限界だった。
ムギ先輩に近づき、彼女を抱きしめる。熱い。熱いよ。
ムギ先輩の太ももに手を当て、いたわるように優しく撫ぜる。
紬「ふぁっ…ぁ」
太ももの内を執拗に撫ぜる、彼女のは必死に声を出さないよう口を噤んでいるけど漏れてくる声にはどんどん靄がかかり、肌が赤みを帯びる。
彼女の胸を、触るか触らないかのギリギリの距離で撫ぜる。同じように、腕を、首を、背中を。
そうしてしばらく経つとムギ先輩の息はすっかり上がり、目からは段々と理性の炎が消えていた。
紬「ぁあっ…!」
彼女の乳首は目に見えるほど硬くなっており、秘めた部分ももう洪水だろう。
ただ、私は先ほどから一切それらには触れなかった。彼女の最後の理性を、彼女の最後の人間性を蹂躙するために。
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:20:50.36:LTikKeCP0
紬「あずさちゃん…あずさちゃ…」
ムギ先輩は先ほどとは違う物を求めて私に縋りつく、キスを求め、快楽を求めている。
梓「ムギ先輩、ほしいですか?」
なにを、とは聞かない
紬「……」
ムギ先輩は、真っ赤な顔で私の目を、本能に支配された、濁った目で見る。
その目は雄弁に私からの快楽を求めている。
願っても無い彼女からの求めだけど、私はもっと、ムギ先輩で楽しみたいのだ。
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:24:30.08:LTikKeCP0
梓「ふふ。だーめです」
キスを求め、私に近づくムギ先輩から逃げる。
紬「…ぁ…」
梓「ムギ先輩、さっきまで嫌がってましたよね。散々嫌がってたのに、どうして今は、ほしがってるんです?」
紬「…ぅ…ぅう」
もう剥ぎ取ってしまった彼女の理性が再度首をもたげないよう、私はムギ先輩への愛撫を再開した。
紬「ふぁ…ぁあ…あずさちゃん…おねがい…」
梓「いーやーでーすー」
彼女の声は楽しい。いつまでも、いつまでも、聞いていたい。
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:26:37.86:LTikKeCP0
紬「っあ!…あずさひゃ…」
梓「ムギ先輩…。そんなに欲しいですか?」
私がそうたずねると、ムギ先輩は何度も頷いた。…まだだよ。ムギ先輩。
梓「分かりました。後輩として、ムギ先輩のお願い、かなえてあげましょう!」
ただし、
梓「私の前で、オナニー、してもいいですよっ」
まだ触ってなんか、あげないですよ?
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:30:06.90:O+USSl2I0
梓「私の目の前で、いやらしく、浅ましく、快楽だけを求めるオナニー、してくださいね」
紬「そん…な」
自身が自身の快楽のためだけに行う行為。誰もがそんなの、他人になんか見られたくない。
でも、私はムギ先輩の理性の最奥の、最も醜い部分を曝け出したいのだ。
梓「大丈夫です。ここには私しかいません。私だけが、ムギ先輩の一番いやらしい姿、見ててあげます」
紬「…」
梓「ね。ムギ先輩、今触ると、とっても気持ちいいですよぉ?もうきゅんってして我慢できないはずです」
紬「きもち…いいの…?」
もうちょっと。もう一押し。
梓「ええ!とっても気持ちいいです。ムギ先輩のオナニー、私、見たいなぁ」
命令でも、言外の強制でもない、私のただの願望。それに気づかないムギ先輩ではないはずだけど
快楽に支配されているムギ先輩には背中を押してくれる一言にすぎない。
紬「そう…そうだよね…」
ムギ先輩は自身の秘部にとうとう手を伸ばし、指の腹で、擦り始める。
紬「あぁっ!」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:54:20.74:LTikKeCP0
ムギ先輩は一際大きな声をあげ、私の腕の中で大きく仰け反る。
梓「ムギ先輩、気持ちいいの?」
紬「気持ちっ…きもちいいよぉ」
自分一人で完結するこの世で最も恥ずべき行為。
普段一番大人で、かと思ったら一番子供で、ある意味世間知らずなムギ先輩がオナニーをしているのは
たまらなく淫靡で、艶やかで、私の理性を簡単に貫いた。私の芯はもはや燃え上がり、下着はもう用途を為していない。
…まだ、もうちょっと
梓「ムギ先輩、答えてください」
彼女の行為の最中の手を掴み、強制的に自慰を中止させる。
紬「やぁあ、あずさちゃ…とめないでぇ」
梓「素直に答えてくれたら、オナニーさせてあげます。ちゃんと私の質問に答えられますか?」
紬「答える…こたえるからぁ」
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/12(土) 00:08:37.76:FByWl+LB0
梓「ありがとうございます。続けていいですよ」
紬「く…ぅう」
快楽に囚われているムギ先輩。
梓「じゃあ1問目です。ムギ先輩は週に何回くらいオナニーしてますか?」
紬「…え…?」
梓「はいストップです。答えるまで、再開させませんよ?」
彼女の手を止め、首筋を舐める、彼女は快楽を受け取ったようだけど、性器からくる快楽からは程遠いはずだ。
紬「あずさちゃ…あずさ」
梓「答えてくれないんですか?」
後輩の顔に戻り、小首を傾げながらムギ先輩に尋ねる。いやらしい私に慣れきっていたムギ先輩には
後輩に襲われているという事実を再認識させ、羞恥の念を増大させるには充分だったはずだ。
快楽と、羞恥。私は彼女の唯一残った羞恥という理性を取り去りたい。
彼女を愛撫し続ける、段々と彼女の快楽が羞恥に打ち勝っているのが分かる。
紬「…にかい…・くらい」
私はそれを聞き、あっさり彼女の手を開放する。
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/12(土) 00:20:09.22:FByWl+LB0
ムギ先輩は再び快楽を求め、行為を再開する。
梓「そうですか。ちなみに私は毎日してます。ムギ先輩の悪い肉体に、散々苛まれてましたから」
手を開放されたムギ先輩は先ほどよりも深く、快楽の虜になっていた。
紬「あぁぁっ」
質問に対する抵抗は、これでとれたかな?じゃあ、次です。
梓「じゃあ、次の課題です。今の状態を、具体的に、私に教えてください」
彼女は私の課題に少しの躊躇を見せたけれど、快楽にはもう勝てないのかぽつりぽつりと口を開き始めた。
紬「気持ちいいの…こすったら、こするだけ、きもちよくなるの…ふぁ」
彼女は自分の言葉にさえ快楽を見出したのか、どんどん饒舌になり、自身の状況を語り始める。
紬「こすったら、きもちいいの。どんどんあふれて、どんどんわかんなくなって、おなかもきゅんってなって」
紬「きもちいいの、とまんないよ、あずさちゃん、とまんないのぉ…」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/12(土) 00:38:46.67:FByWl+LB0
梓「そんなに…そんなに気持ちいいんですか?」
自身も彼女に引っ張られ、快楽に囚われているのを無視してムギ先輩を追い詰める。
彼女は自分の言葉に酔いしれ、自分で理性を羞恥を剥ぎ取り、快楽だけに囚われていた。
紬「うん…きもちい…どうしよう、あずさちゃん…んぁぁあ」
梓「…っ」
彼女が更に大きく喘ぎ始める。絶頂に向かって上り詰めようとしている。
もはや人間性の欠片も無くなったムギ先輩は醜いと同時にこの世のものとは思えないほど美しい。
…もう、我慢なんか、できないよ
そんな彼女の痴態を目の当たりにした私の理性はとうとう決壊し、いとも簡単に彼女と同じ場所に堕ちようとする。
…でも、最後、ホントの最後。ムギ先輩に答えてもらわなきゃ、ダメなんだ。
梓「ムギ先輩」
彼女の手を止めることなく、彼女を抱きしめながら今度は私が懇願する。
梓「私、ムギ先輩に触りたいです。ムギ先輩を気持ちよくしたいんです」
梓「誰にもムギ先輩を渡したくない!この世の誰にも!ムギ先輩自身にだって」
梓「私にムギ先輩を、ください」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/12(土) 01:09:07.63:FByWl+LB0
彼女を地の底に堕落させてでも、彼女の人間性をすべて否定してでも、私は彼女を手に入れたかった。
そんな私の身勝手で、独善的で、卑怯な想い。すべて壊してでも彼女を手に入れたかった。
でも、最後だけは、やっぱりどうしても最後だけは彼女の意思で、私を受け入れて欲しかった。
紬「…いいよ」
いつの間にか、自慰を止めた彼女が私に身体を向け私の耳元に口を寄せて囁く。
梓「…え」
紬「いいよ…私に触っても、私を快楽で支配しても」
紬「わたしのぜんぶ、あずさちゃんに、あげる」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 08:13:46.91:FByWl+LB0
紬「わるいのは全部私のいやらしい身体」
散々私が彼女を貶めるために放った台詞で、ムギ先輩は私の欲望を正当化しようとする。
紬「だから、ね?梓ちゃん、私に触って?私を懲らしめて?私を支配して?」
彼女はもはや昨日までの澄み切った汚れを知らない少女ではなく、私という毒に汚されきってしまって、地の底に堕した哀れな女。
堕ちきった彼女は、もはや自分の意思で、私の支配を受け入れる。
その声は、その言葉は、私が彼女に魅かれていた頃のように美しく、私を捕えて話さないけれど、
天使のようだった彼女の今の言葉は、私を同じ場所に堕落させようとする、悪魔の誘いだ。
以前の彼女では絶対みせなかった様ないやらしい、濁りきった微笑を浮かべて私を誘う。
紬「ね?梓ちゃん、」
…もう、いいよね?ムギ先輩。
紬「わたしを、もらってください」
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 08:36:56.57:FByWl+LB0
梓「せんぱいっ」
紬「ふぁっ」
彼女を押し倒して、唇を奪う。それは以前の、快楽を与えようとするキスでなく、彼女を貪りつくそうと、自分だけが快楽を得ようとする獣のような口付け。
彼女も私を求め、舌を積極的に絡ませる、私が彼女に侵入し、彼女が私に侵入する。
彼女の唾液も、彼女の舌も、何もかもが麻薬のように私を捕えて離さない。
そうして互いに互いを貪り合う。唾液が口から漏れ、椅子を汚すのにも構わず、私たちは、ただお互いを求めていた。
キスをしながら、彼女の胸に手を伸ばす。
ふくよかで、マシュマロみたいにやわらかい胸。そっと掴むと、まるで私を待っていたかのように、私の手に埋まる。
彼女の起ちきっている乳頭に初めて触れ、優しくなぜる。
紬「っ…ひぃ…んぁ」
梓「ぷぁっ」
大きく喘いで仰け反る彼女。私は彼女の唇が私から離れたことに若干の寂しさを覚えながら、彼女の首筋を、舌でなぞる。
紬「あぁっ」
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 08:47:02.70:FByWl+LB0
乳頭をこねくり、撫ぜながら、私は舌で彼女を愛撫する、鎖骨、肩、腕、わき腹。
紬「やぁ、あずさちゃんっ」
…わかってますよ。先輩。彼女の欲望に私は答える。
乳頭を口に含み、優しく、淡く、歯で刺激し、舌で愛撫する。
紬「いっ…っあ」
吸い上げ、撫ぜ、押す。
紬「ふぁぁあ」
彼女が私の後頭部に手を回し、私を抱きしめる、積極的に私を求める彼女。もっともっと応えてあげたい。
梓「ぷは」
紬「ふぁああぁ」
最後に大きく舐め上げて、彼女の乳首から口を離す。彼女の肉体の一番侵してはならない部分を犯すために。
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 08:52:44.91:FByWl+LB0
梓「もう…先輩。苦しいですよ。そんなに押し付けたら、わたし、窒息しちゃいます」
紬「ふぇ…ご、ごめんなさいあずさちゃん」
梓「ふふ。いいですよ。ムギ先輩はもう私の所有物なんですから。ムギ先輩が手に入ったことを思うと、このくらい、なんてことないです」
紬「ぁ…わたし、あずさちゃんの、しょゆうぶつ?」
梓「はい…そうですよね?」
紬「うん、わたし、あずさちゃんの」
彼女の白く、官能的に伸びている脚の付け根、だれも犯したことのない彼女の秘部。そこに私は手を伸ばす。
梓「だから、先輩、先輩がこれまで守ってきたもの、大好きな人に、大切な人にあげるもの、私に全部ください」
彼女の処女を、彼女の純潔を、彼女の最後の聖性を、私はこれから奪う。
紬「……」
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 09:03:50.16:FByWl+LB0
彼女の目に光が戻る。私に全て壊されたはずの彼女の目に。
彼女が口を開く。
紬「…いいよ」
先ほどまでの濁った声でも、快楽を求め、懇願する声でもない。ムギ先輩の、優しい声、優しく、私を包んでくれる声。
それが何を意味してるのか私は考えるまもなく、彼女の内部に指を挿入した。
紬「…ッぁ!」
彼女の純潔の証に到達する。もう少し、もう少し。
梓「ムギ先輩…大好き」
初めて自分の体内に異物が侵入し、しゃべる余裕なんかない彼女がこくこくと私の言葉に頷いた瞬間、私は指に力をこめた。
紬「…っ。いた…ぁっ」
梓「ムギ先輩…ムギ先輩…」
彼女の中は驚くほど熱く、私の指を包み込み、私を離すまいと。私を締め付ける。
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 09:20:03.04:FByWl+LB0
紬「くぅ…やぁぁぁ」
彼女が強く、大きく声を上げる。彼女の苦痛が痛いほど伝わってくるのに、私は指を動かし続ける。
梓「ムギ先輩…つむぎ…大好き…大好き」
私の頭にはもはや紬の事だけが頭に残り、彼女を求め続ける。
梓「つむぎ…すき…」
紬「あずさちゃ…っぁあ」
指を動かし続ける。最初は苦痛に満ちていた彼女の声が段々と悦びに濡れていく。
紬「っぁ…ひぃ…んぁあ」
梓「つむぎぃ…んぁ」
彼女の声が、快楽に濡れていくたび、さわってもいない私の身体も快楽を受ける。
彼女の中がうごめく度、私のそこも、気持ちよくなる。
彼女と共に墜した私は、彼女と共に上っていく。
彼女にもっともっと気持ちよくなって欲しい。もっともっときもちよくなりたい。
紬「ぁああッ」
彼女が上り詰めていく。
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 09:48:38.05:FByWl+LB0
紬「あずさ…わたし、いっちゃ…いっちゃうよぉ…」
梓「はい」
紬「いってもいい?いっても……あッ」
彼女の身体がぴくんぴくんと震え始める。私も、限界だった。
梓「はい。いいですよ紬は、身体も、心も、なにもかも私だけのものに、なったんですから」
紬「うん…わたし、あずさだけ。…ゃぁあ」
激しく彼女の中に進入した私を動かす。彼女を絶頂に導くために、彼女に私をしっかり刻み込むために。
紬「あずさぁ…あずさ…いっちゃ、いっちゃう…」
私もいっちゃいそうで、彼女と同時にいきたくて、彼女に触れながら、上り詰めたくて、彼女へ口付けた。
梓「ん…つむぎぃ…いって、いってぇ」
紬「んちゅ…あずさ…ふあ…あぁああ」
彼女の全身が痙攣し、腰をあげる。彼女の中から、ひときわ大きな熱が私におそいかかる。
梓「…ッ……」
ムギ先輩と同時に、私も達した。
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 10:04:09.62:FByWl+LB0
彼女はその後、びくびくと幾度か痙攣を繰り返して、動かなくなった。
私が余韻を楽しむために、何度か指を往復させるたび、彼女は軽く絶頂しているのか、彼女は痙攣し、口から喘ぎが漏れる。
彼女の中から指を引き抜くと、どろっとした、ムギ先輩の体液があふれる。彼女はその刺激でまたいってしまったみたい。
その後、精魂尽き果てたのか、彼女は目を閉じ、眠り始める。
梓「…」
乱れてしまった制服を直して、裸のまま眠ってしまった彼女を眺める。汚れてしまった彼女。私の物になった彼女。
彼女を汚してしまった若干の後悔が無かったと言えば嘘になるけど、彼女を蹂躙した悦び、彼女を征服した喜びに較べればそれは些少なものでしかなかった。
周囲りを見回すと、太陽は沈みかけ、一面が薄闇に覆われようとしている。…まずいな。ホントに先生きちゃうよ。
梓「ムギ先輩。ムギ先輩、起きてください~」
何も無かったかのような声、いつもの可愛い後輩である梓のように私は先輩を起こす。
紬「ぁ…ふぁ…あずさ…?」
先輩の意識は未だ先ほどの情事のままで留まっているのか、私を目に入れると、縋り付き、甘える。
紬「あずさ…あずさぁ」
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 10:16:29.07:FByWl+LB0
梓「ふふ…紬はあまえんぼうさんですね~」
ぎゅっと私の胸に頭を埋めるムギ先輩。可愛くて、愛しくて、めちゃくちゃにしてやりたくなるけど、今日は我慢。
梓「いろんなもので汚れちゃいましたね?拭いてあげますよ」
ウェットティッシュで汚れた彼女を、彼女の純潔の証を綺麗に彼女から拭き去る。彼女は私に身を任せ、安心しきっている。
私が貴女を汚したのに、私が貴女を壊したのに。
紬「ふぁっ」
さて、夢の時間はもう終わりです。
梓「先輩、こんな時間にそんな格好してたら先生にみつかっちゃいますよぉ?」
紬「ふぇ?」
梓「下校時刻、もうとっくに、過ぎてるんですから」
いやらしい笑みで私は先輩に告げる。裸なのは先輩だけで、先生に見つかったら、言い訳のしようがない。
紬「…っ」
ムギ先輩は慌てて着替え始める。
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 10:28:02.62:FByWl+LB0
ムギ先輩が着替え終わる。外見上ではいつもの私たち。一瞬何もかも、夢だったように思える。
紬「あ、あずさちゃん。これで、もう…」
彼女が最後の言葉を言うことを躊躇する。最後に続くのは、終わりよね?終わってしまうの?
どっちでもいい。彼女の言葉なんて、関係ない。だって彼女はもう、私の物なんだから。
梓「どうしたんですか、先輩?」
何もなかったかのように私は振舞う。彼女にしたことなんて、覚えていないかのように。
紬「…っ。な、なんでもないわ」
梓「変な先輩ですね。じゃあ、帰りましょう。先生に、叱られちゃいます」
紬「……うん」
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 10:50:29.54:FByWl+LB0
…
私たちは学校を離れ、帰宅の途についた。既に下校路には誰の姿も無く辺りは一面、夕闇の中で、私とムギ先輩だけが、無言で歩き続ける。
梓「ムギ先輩」
急に私に呼びかけられた彼女はびくっと震え、恐る恐る私に応える。
紬「な、なに?」
梓「手、繋いでくださいませんか?」
私は彼女にむけて、手を差し出す。ムギ先輩は少し顔を赤らめたものの私の手を取ってくれた。
一つになった影が私たちの背後に伸びる。心地よい時間。ムギ先輩と、今繋がっている実感がある。
ムギ先輩と、お別れするいつもの場所にたどり着く。ムギ先輩も、私も、帰る場所は別々なのに、なんだか手を離しがたい。
そうしてしばらく別れ道で立ち止まっていると、ムギ先輩が意を決したように私に話しかける。
紬「あ、あの。あずさちゃん?」
梓「はい」
私に尋ねたいことが、言いたいことが山のようにあるだろうに、彼女は喉に何かが詰まったように、何も言えないようだった。
紬「な、なんでもないわ」
梓「…そうですか」
紬「う、うん。それじゃあ、私、こっちだから」
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 11:02:59.54:FByWl+LB0
梓「…はい」
彼女の手を離す。
紬「…じゃあ、また、学校でね」
何かを求めているような、それでいて怖がっているような複雑な表情で、ムギ先輩は私に背を向ける。
その背に向かって、私は言葉を投げかけた。
梓「あぁ…そうだ。ねぇ、『つむぎ』」
先ほどまでの行われていた情事の時の様な、挑発的で、淫乱で、嗜虐に満ちた彼女の支配者の私が彼女を呼ぶ。
彼女はその呼びかけにびくりと反応し、こちらに向かって恐る恐る振り向く。
彼女の目に、私はどう映っているのか。恐怖の対象?それとも愛しい所有者?
梓「明日から…とっても楽しみだね。学校でも、部活でも、いつだって、どこだって悪い悪いつむぎを、私が懲らしめてあげるからね」
紬「あ…あぁ…」
梓「だから一緒に歩いていこうね。これから、卒業したって、大学に入ったって。ううん、その先も、ずっとずっと」
梓「だって、つむぎは私の所有物だもの。そうでしょ?」
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 11:19:00.23:FByWl+LB0
紬「あ…うぅ.…」
つむぎの目から光が消える。彼女は今、どう思ってるのかな?
これから先、ずっと私に蹂躙される事実に絶望してる?それとも歓喜に満ち溢れてる?
…どっちだっていいや、そんなのは。私がつむぎを所有してることに、なんら変わりは無いもんね。
梓「お返事は、つむぎ?」
紬「ぁ……はぃ…」
彼女に間違いなくあるのは服従で、隷従で、被虐で、快楽で、私はそれだけあれば、他は何もいらなかった。
梓「嬉しい!…じゃあ、今日からよろしくね!つむぎ」
つむぎを抱きしめ、彼女に口付ける。唇と唇を合わせるだけの、浅い、簡素なキス。
他人が見れば、女子高生同士の悪ふざけにしか見えないようなもの。
だけどそれは、結婚式で、新郎が新婦へと行う口づけなんかよりも重い、誓いなんて言葉ではおさまらない、契約の口付け。
私と彼女の所有契約。
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 11:36:25.59:FByWl+LB0
…
いつもの時間。いつもの放課後。当たり前だと思いながら、ちょっとしたことで一瞬で消え去るかもしれない日々。
私はこれまでのように、唯ちゃんの天真爛漫さに、りっちゃんの一見ガサツだけど、実は一番周囲を気遣っている優しさに、
澪ちゃんの臆病だけど、誰よりもひたむきに音楽を求めている積極さに囲まれて、幸せな学生生活をすごしている。
ただ、毎日のように、場所を選ばず行われる、梓ちゃんとの情事を除いて。
律「それでさぁ!おじさんに奢ってもらった焼肉がすげーうまくてさぁ!」
澪「あぁ、確かにとっても美味しかったな。だけど、律、もうちょっと遠慮しろ。おじさん最後は涙目になってたぞ」
律「だぁってぇ。ホントに美味しかったんだも~ん」
唯「いいなぁ~焼肉。私なんか、この前の食事会、フレンチレストランで、
こちら「前菜のナントカのナントカ和えです~」みたいなとこでさ!緊張しちゃって、味なんて全然わかんなかったよぉ」
律「うぇ。それはヤだな~」
唯「ムギちゃんなら、そんなの慣れてるんだろうけどさ。ね、ムギちゃん」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 11:49:48.06:FByWl+LB0
トイレで、教室で、部室で、帰り道で、時と場所を選ばず行われる彼女との行為。
幾度と無く繰り返され、何度も何度も絶頂に導かれ続けた私は、もう、梓ちゃんを見ただけで欲情するようになっていた。
…今日は、どこで、どうやって。
唯「ムーギーちゃん!」
唯ちゃんの私を呼ぶ声に私は現実へと引き戻される。
紬「ぁ、ご、ごめんなさい、唯ちゃん」
律「どしたムギ、調子悪いのか?」
りっちゃんの優しい声が今の私にはいたい。精一杯の笑みで、心配ないとアピールする。
紬「だいじょうぶ!ちょっとぼーっとしてただけだから」
澪「…なんだか、ムギ、最近そうなってること多いよな。…なんだか、恋、してるみたいだ」
唯・律「な、なにぃ!?」
澪ちゃんらしい。ロマンティックな推測に、りっちゃんと唯ちゃんが私に殺到して、詰問を始める。
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 12:16:31.46:FByWl+LB0
律「ム、ムギ、いつの間に恋なんかしてるんだ。…確かに最近なんだか色っぽくなったなって思ってたけど…
だけど、私たちのなかの誰にも!誰にも彼氏はいないはずなのにぃ」
唯「そ、そうだよ!私たちは仲間なんだよ?好きな人とか、恋人ができたなら言って!っていうか、どんな人?どんな人?」
律「ダメだダメだ!恋愛なんて許さん!お父さんはどこの馬の骨かわからんような奴に、大切なムギはやれんぞ!」
紬「わわわ…えっとね、そんなんじゃないの。違うから~」
あたふたと弁明をする私に、唯ちゃんとりっちゃんは益々怪しがり、とうとう尋問の体をなしてきた。
いつもはとめに入ってくれる澪ちゃんもこの話題は気になるのか、助け舟をだしてくれない。
そのとき、がらりと扉が開き、小さな身体に不釣合いな程大きなギターケースを背負った梓ちゃんが現れる。
彼女を目の当たりにするだけで、私の体温が上昇する。
梓「…騒がしいですね。何かあったんですか」
唯「あ、あずにゃん!あのね」
律「ムギの恋愛疑惑が発覚したんだ!静かになんかしていられるか!」
唯「そうそう!ロマンティックがとまんないんだよ!あずにゃん!」
梓「……」
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 12:25:20.78:FByWl+LB0
彼女の目が私を捕える。私だけに向けてくれる彼女の眼差し。
誰にも向けない、支配者の目。
その目を見るだけで、私は欲情し、頬に朱が散り、おなかの奥がきゅんとなる。
一瞬だけ、私を見た後、彼女は何時ものような口調で私を庇った。
梓「まぁ、ムギ先輩が違うって言ってるんだったら、違うんじゃないですか?」
唯「甘い。甘いよあずにゃん!恋は戦争なんだよ!?戦争は、情報が命なんだよ!?」
澪「…そういえば最近、梓もなんだか変わったよな。大人っぽくなったっていうか」
律「ま、まさか…」
唯「まさかあずにゃん…大人の階段を…」
澪ちゃんが我慢できなくなったのか、梓ちゃんに詰め寄る。
澪「あ、あずさ、もしかして、恋人、できたのか?」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 12:46:58.87:FByWl+LB0
梓ちゃんが、私以外誰も見たことの無いような蠱惑的な笑みを浮かべる。
梓「恋人なんか…。ただ、最近、とってもとっても、大切で、大事で、美しい物を手に入れただけです」
その笑みは誰もが惹きこまれそうになるもので、梓ちゃんのそんな顔を知らないみんなを困惑させる。
澪「あ、あずさ…」
律「やっぱり恋人いるんだ!後輩の癖に!このうらぎりものぉ」
唯「あずにゃんがおとなの階段をかけのぼっていっちゃったよ~」
3人の興味は私から梓ちゃんに移り、矢継ぎ早に彼女に質問を浴びせかける。
いつもは「あずにゃん」の仮面を完璧に被っている彼女が、なんでこの時だけ、こんなミスをしたのかと思ったけれど、
彼女が、私から自分に興味を移すためにそうしてくれたんだと、3人をあしらっている彼女が私を優しく見てくれたときに気付く。
彼女が私に向けているのは、私が彼女に向けているのは、所有欲?独占欲?性欲?被虐心?加虐心?…それとも、愛?
今の私にそれは分からないし、これからも分からないような気がする。
ただ私の熱は、胸の奥の苦しさは、情欲は、確実にそこにあるもので、
梓ちゃんが私に向ける眼差しも、愛撫も…最初に囁いてくれた愛の言葉も確かなものだ。
私と梓ちゃんの間にあるものは愛情なんかで語れない、もっと複雑で、もっと醜悪で、もっと重い。絆がそこにあるのだと。
私は彼女と見つめあいながら、今日の、明日の、これからの日々を思って更に身体を燃やし続けるのだった。
完
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県):2011/03/12(土) 12:49:06.77:dTWQxJj/0
ギターを弾く私の指がいつになく滑らかに動く。私の気分が高揚しているからか、それともムギ先輩をレイプする機会を得たからか。
今日、唯先輩たちは、所用で部活に来れないらしい。これほどの好機はない。
もう限界だったのだ。毎日悩ましく私を誘っているムギ先輩の肉体。それを味わいたいと思わない女子高生はいないはずだ。
誰もそれを実行していないのは、みんな勇気が無いだけ。でも、今日の私は違う。
ギターをかき鳴らす。私の情欲の強さを表現するために。ムギ先輩へのレイプへの決意を強固なものにするために。
梓「フィニッシュです!」
私のレイプへの想い。それを表現しきった音たちは終焉を迎えた。
梓「万雷の拍手を送るです!世の中のカスども」
そう、時計の短針が9をさしていることにも気づかずに
学校!
梓「ハァ…ハァ…」
純「お!梓ようやく来たの?梓にしては珍しいね~」
梓「う、うるさいです…ちょっと夢中になったでけです…」
梓「それより憂!」ガシ
憂「ど、どうしたの梓ちゃん」
梓「今日、唯先輩は部活に来れないんだよね?」
憂「う、うん。今日はお父さんたちが珍しく帰ってきて、みんなでご飯たべにいくの。ごめんね?家の事情で部活の邪魔して」
梓「ううん。むしろありがとうだよ。こんな絶好のレイプ日和にお出かけしてくれて!」
憂「えへへ……え?」
純「梓、今とんでもないこと口走んなかった?」
梓(おっと、つい口が滑っちゃった)
梓「なんでもないよ純ってば、モップが邪魔して耳が遠いんじゃないの?」
純「おい今なんつった」
そんなこんなで放課後になり、ついに私とムギ先輩の肉欲の宴が始まる時間となったです。
あ、律先輩と澪先輩は家庭の事情で「おじさん」と会ってくるんだそうです。
梓「ムギ先輩!」ガラッ
紬「ど、どうしたの梓ちゃん?今日はいつに無く気合入ってるね」
梓「どうしたもこうしたもないです!さあムギせ」
紬「あ、お菓子が楽しみだったのね。ふふ。今日はみんないないからお菓子独り占めできると思ったんでしょ」
梓「え!?えっと…そ、そうなんです!先輩たちがいないから、今日はお菓子、いっぱい食べれると思って!」
紬「ふふ。そんなに楽しみにしてくれるなんて、うれしい。今日は、モンブランを持ってきたの」
梓「うわぁ!とっても美味しそうです」パァァ
紬「じゃあ、ティータイムにしましょう」
梓「ハイ!」
律と澪に何があった
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:11:03.68:LTikKeCP0ムギ先輩との二人きりのティータイム。いつもとは違うけど。なんだかむずがゆくなるような、楽しい時間。
私は彼女との健やかで穏やかな時間を、美味しいケーキと紅茶と供にすごす。
梓(あれ?なにか忘れてるような気がする…)
ムギ先輩を見る、彼女のふくよかな胸、やわらかそうな金色の髪、透き通った声、ムギ先輩のすべてが私の欲望を刺激し、私は自身の目的を思い出した。
梓(そうだ!ムギ先輩をレイプしに来たんだった!)
紬「でね、そしたら唯ちゃんが」
梓「ムギ先輩!」
紬「ど、どうしたの梓ちゃん、そんな大声出して」
驚いたムギ先輩の目が丸くなる。その目がとても澄んでいて、汚れなんか知らなそうで、私はたまらなく、ムギ先輩を汚したくなった。
梓「……もう我慢できないんです」
紬「あ、あずさちゃん?…ひゃ」
ムギ先輩に後ろから近づいて肩を抱く。抱いたムギ先輩は存外華奢で、その事実も私の情欲を刺激するには充分だった。
紬「あ、梓ちゃんどうし」
ムギ先輩の耳元に口を近づけ、囁く。
梓「私、今、すっごいセックスしたいんです」
こんなスレ会社で見てたことがばれるんじゃないかと地震の中ひとりでスレ閉じに来たが
収まったからまた開いたze
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:30:59.84:LTikKeCP0収まったからまた開いたze
紬「…ぇ…」
梓「私、すっごく欲情してるんです。ムギ先輩に、ムギ先輩の身体に、声に、言葉に、前からずっと」
紬「じ、じょうだんよね…あずさちゃん…」
私の腕の中で真っ赤になったムギ先輩が泣きそうになりながら私に縋るようにたずねる。
そんなとこだって私を刺激するだけなのに…つくづくいやらしい人だ。
梓「冗談に聞こえますか?もう限界なんです。ムギ先輩のこと、汚したくてたまらないんです!」
紬「あ、ずさちゃん。おちつ…んっ」
唇を奪う。初めて味わったムギ先輩の唇はとてもやわらかくって、滑らかで、益々私の芯が刺激される。
紬「ん…んん…」
紬「や、やめて!」
ムギ先輩に突き飛ばされる。真っ赤になったムギ先輩は、私から逃げるように距離をとり、私を睨み付ける。
…そうこなくっちゃ。簡単に堕ちるなんて、つまんないもんね
梓「痛いですよ…。ムギ先輩」
紬「っ…梓ちゃん、どうしてこんなことするの…?私なにか、梓ちゃんの気に入らないこと、した?」
うわ、テレビつけたらめちゃめちゃやばいことになってる、そんなに揺れなかったのに。こんなときに何してんだ私w
皆様は、大丈夫でしたか?
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:36:04.84:AtTg5fAXO皆様は、大丈夫でしたか?
ヤバいけどこのスレ見て元気出す
頑張って
俺のテンションおかしいわw
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 15:45:49.45:LTikKeCP0頑張って
俺のテンションおかしいわw
梓「なんにもしてないです」
紬「じゃあ、どうして…」
梓「さっきも言いましたよね?ムギ先輩の身体も声も、全部いやらしいんです。私を刺激して止まないんです」
紬「そんな…」
梓「ムギ先輩は悪くないんです。悪いのはムギ先輩のいやらしい肉体なんです」
ムギ先輩にじりじりと近づく。
紬「こないで!!」
先輩は私が近づいた分後ずさり、私は更に近づく。
やがてムギ先輩は壁際に到達し、私に追い詰められた。
紬「いや…あずさちゃん…いや…」
梓「ムギ先輩の悪い肉体、私が成敗してあげます。ムギ先輩は、何も心配せずに、私に身を任せていれば、いいんですよ?」
紬「いや…やぁ…」
再度唇を奪う。先ほどのただ唇と唇を合わせるだけのキスでなく、舌を彼女の中に入れる、いやらしいキス。
ああまじもうやめろよ
紬はこんな事望んでないよふざけんなちくしょう誰も幸せになんかなれねぇよ俺も欲情してるよちくしょう
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 16:26:36.82:LTikKeCP0紬はこんな事望んでないよふざけんなちくしょう誰も幸せになんかなれねぇよ俺も欲情してるよちくしょう
梓「ん…んんぅ…んぁ…」
紬「やめ…ふぁあ」
彼女の舌をからめとる、ムギ先輩は舌を引っ込め、私から逃げようとする、むっとした私は先輩の舌を諦め、頬の裏側を、彼女の歯茎をできるだけゆっくりと撫ぜる。
紬「んん…っぁ」
彼女が自分から私を放そうと肩を突き飛ばそうとする。ただ、その手に力はそこまでこもっておらず、弱弱しいものだった。
梓「ふ…ん…」
紬「やぁあ」
わざと大きな音を立てて、彼女の口腔を蹂躙する。もっともっとムギ先輩を貪りたい。もっと、もっと。
紬「ん…ふぅ・・・ん」
しばらくキスを続けると、彼女の手に力はもう込められておらず、私にされるがままになった。
そして私はムギ先輩の声にかすかに色が入り始めたことに気づく。…まだまだ、こんなことで堕ちないで。もっともっと、私を楽しませて。
わざと彼女の性感をこれ以上刺激しないよう、頃合を見計らって、私は唇を離した。
梓「…はぁ」
紬「…ふぁ」
梓「ふふ…あんなに嫌がってたのに、もしかしてちょっと感じてましたぁ?」
彼女を挑発する、彼女の理性を刺激するために、いやらしいことから逃避させるために。
快楽に飲み込まれかけていた彼女の目に理性の火が点る。そうこなくっちゃ。
紬「そ、そんな訳、あるわけないわ!それより、梓ちゃん、もうやめて?こんなことしたら、ダメよ」
梓「イヤです。私は、ムギ先輩のいやらしい肉体を懲らしめないといけないんですから」
紬「何言ってるの?私が気に入らなかったり、悪いことしたんだったら、言って?私、謝るから」
梓「謝罪なんかいらないです。ムギ先輩の身体に、謝っていただきますから」
紬「やめて!これ以上変なことしたら、大声だすよ?」
彼女の意思が強固なものとなり、再度手に力がこもる。
ムギ先輩の美点。素直だけど、しっかりとした意思を持って、私たちを引っ張ってくれることだってある。
そんな強固な意志でさえ私は今から踏みにじるのだ。愉悦が身体中を駆け巡り、私の熱が更に増す。
梓「いいですよ?叫んでください」
紬「…え?」
梓「ムギ先輩が誰かを呼ぶと、私は間違いなく捕まるし、この学校にもいられなくなります。
けいおん部だって今までのように仲良しクラブじゃいられないですよ?」
ムギ先輩が何よりも大切にしているもの、私を含めた仲良しの放課後ティータイム、それを壊してまでムギ先輩は
自身を優先できない、自惚れで無く、確信があった。
ムギ先輩の身体が震え始める。ようやく状況を把握したのかな?
紬「ぁ…そんな…」
梓「ふふっ…どうしたんですかぁ?ムギ先輩?このままじゃ、私に犯されちゃいますよぉ?」
紬「っ」
彼女の手に力がこもる。それでも私を突き飛ばして逃げないのは、私を怪我させたくないから?
だったら、逃げるなんて選択肢が無いってことを、教えてあげなくちゃ。
梓「あぁ、ついでにいいますと、ムギ先輩が私から逃げた時は、私、大人しく自殺しますね」
紬「え…?」
梓「ムギ先輩に拒絶されたら私、生きてる意味なんて無いですから」
誰にも向けたことが無いとびっきりの笑顔を浮かべて、私はムギ先輩を脅す。
梓「自殺する前は泣きながら唯先輩に打ち明けてからにします。どうなるか、楽しみですねっ」
紬「ぁ…ぁ…」
ムギ先輩の目から力が無くなり、手から力が抜ける。ムギ先輩の心が折れるのが手に取るように分かる。
そして完全に逃げ場が無くなったムギ先輩は加害者の私の腕の中で涙を流すしかなくなった。
梓「わかってくれたみたいですね。ムギ先輩!じゃあ、改めて、キスしましょう」
紬「う、うぅぅ…っ」
貪るように彼女を味わう。彼女の意思を、蹂躙した悦びもあってか、彼女とのキスは驚くほど甘美なもので、
私はキスだけで達してしまいそうになる。
梓「ふぁっ…んぁ」
紬「やぁ…ん…」
もう、なすがままにされているムギ先輩。私のキスに、大人しく従い、抵抗の意思なんてかけらも見えない。
…まだまだ。唇を合わせながら私は嗜虐の笑みを浮かべる。
梓(何もしないだけなんて、嵐が過ぎ去るのを待つだけなんて、そんなのゆるさない)
彼女との長いキスを終える。お互い息をつく間もなくキスをしていたため、若干息が上がる。
梓「ふふっ…気持ちいいですね。先輩」
紬「…」
目に光を失ったムギ先輩は何の抵抗もしない代わりに、何の反応も見せなくなった。
ムギ先輩の意識を無理やり引き出すため、私は優しい声で先輩に話しかける。
梓「ムギ先輩?大丈夫ですかぁ」
紬「…」
梓「これから、ムギ先輩を犯しちゃいますね」
紬「…」
梓「…その前に」
梓「ムギ先輩。自分で、服を脱いで私にいやらしい身体、見せてください」
なすがままなんて、されるがままなんて、許さない。
紬「ぇ…」
ムギ先輩の目に意思の光が戻る。反抗するかな?と思ったけど、ムギ先輩の心は完全に折れてしまったらしく
私に縋りつきながら許しを請うだけだった。
紬「おねがい…ゆるして、あずさちゃん…おねがい…」
なんでこの人は私の嗜虐心を刺激するようなことばかりできるんだろう。
私はそんなムギ先輩を愛おしく思って、母が子を慈しむような手つきで、先輩の頬を優しく撫でる。
梓「ふふ。そんなに怖がらなくても、大丈夫ですよ?」
紬「ぁ…あずさちゃん…あずさちゃん…」
彼女を優しく抱きしめる。私がムギ先輩をここまで追い詰めてるのに、私がムギ先輩にいやらしいことを強要しているのに
私以外に拠るものがないムギ先輩は、私に身体を預け、縋りつく。
梓「ふふ。ムギ先輩、あまえんぼですね」
紬「あずさちゃ…」
彼女は安心しきったように私の名を呼ぶ。それはあたかも、何も知らずに母に抱かれる子供のように。
私はそんなムギ先輩がこれからどれだけ汚れていくのか、どんな表情をみせてくれるのか。
そう考えるだけで、悦びでどうにかなってしまいそうだった。
梓(そろそろいいかな?)
私は彼女を母のように優しく慈しみながら、自分の中で一番いいと思う笑顔で
梓「じゃあ、ムギ先輩!」
紬「ぁ…」
梓「ストリップ、おねがいしますね!」
最後のムギ先輩の退路を断った。
紬「ぁ…」
彼女は呆然として私を見る。
梓「安心してください!先輩の裸は私だけの物です。誰にもみせたりしませんよ?」
紬「あ…う…」
声にならない声を発するムギ先輩。
そんなムギ先輩の絶望を痛いほど感じながら、私はとぼけたように残酷な現実をつきつける。
梓「ふふ。はやくしないと、下校時刻になって、見回りの先生が、ここに来るかもしれないですよ?」
どうあっても、あなたは自分の意思で私に裸を曝け出すしかないんです。と言外に含ませる。
頭のいいムギ先輩は、敏感にそれを感じ取り、絶望に包まれながら、理性を取り戻した。
梓「ムギ先輩?」
紬「わ…わかったわ」
梓「ありがとうございます。さあムギ先輩、その淫らな肉体で私を楽しませるです!」
決めセリフ
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:12:04.73:xmDbCkwh0スレタイきた
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 21:22:22.17:LTikKeCP0ようやく練習した決め台詞を言え、ムギ先輩自身の意思で、ストリップをしてくれることに私は満足し、
あくまでムギ先輩の意思であることを強調するように、彼女から離れ、長いすに腰掛けた。
梓「では、私の前で、お願いします」
紬「わ、わかったわ」
もはや意思を放棄することも叶わないムギ先輩は諦めきったように私の前に立ち、
羽織っていた上着、スカートを無造作に捨て去った。
梓「ダメですよ、先輩」
紬「…?」
梓「ぜんぜんやらしい脱ぎ方じゃないです。こんな脱ぎ方。
体育の前の着替えじゃないんですから、興ざめしちゃいます」
紬「ど、どんな脱ぎ方だって、裸になるんだから、同じじゃない」
梓「同じじゃないです。私が欲情しないような脱ぎ方だと、『不合格』ですよ」
紬「……」
不合格。あえて私は彼女に不合格だとどうなるか一切説明しなかった。不合格だとどうなるのか、聡い彼女は分かったはずだ。
それがどんなに自分の守ろうとしているものを脅かすのかも。
紬「っ…」
一瞬の逡巡の後、ムギ先輩は意を決したのか、座っている私に跨り、ブラウスのみになった上半身を私の眼前に近づけた。
そうして、ひとつ、ふたつ、彼女の肉体を隠すボタンを外していく。
三つほどボタンをはずした後、先輩は前かがみになって、私にブラウスの下、ブラに包まれた豊満な胸を見せ付けた。
梓「っ…」
一瞬で私の体温は上昇する。彼女の胸を、唇を、体中を蹂躙したくなる。…まだだよ。まだ。
紬「っ」
彼女は私に胸を見せつけながら、ボタンを片手で器用にはずしていき、最後に私の目の前に胸を曝しながらブラウスを取り去り、
同時に後ろに手を回して、ブラジャーのホックを外した。
彼女の下着に押さえつけられていた豊満な胸が、私の前に姿を見せる。
私はできるだけ下品に笑いながら、彼女を罵倒する。
梓「やればできるじゃないですかぁ。ムギ先輩がこんなにいやらしいことができるなんて、とっても、意外です」
紬「っ…」
彼女の白い肌が私の視線に、言葉に焼かれ、赤みを帯びる。
梓「しかも、なんだかストリップも手馴れてるみたいですね。ムギ先輩、とってもやらしいです」
紬「だ、だって、梓ちゃんが…梓ちゃんがこんな風に脱げって…」
梓「私はいやらしく。と言っただけです。どんな脱ぎ方をするかは、ムギ先輩が決める問題ですから」
紬「そ、そんな」
梓「さあ、ムギ先輩、まだ脱げる場所は、残っていますよ?」
紬「うぅぅ」
彼女は唸るが、どうしようもないと知っているので無駄な抵抗はしない。
ついに意思を決めたのか彼女は私に跨ったまま最後に自身を守っている砦に手をかける
あ、いいこと、思いついた。
梓「あ、待ってください」
紬「…?」
梓「ムギ先輩の、大事なところ、全部私に見せつけるように、お願いしますね?」
紬「あ、あずさちゃん。それだけは…」
梓「ふふ、ムギ先輩?」
紬「……」
抵抗なんか、無駄ですよ?
躊躇しつつも、ムギ先輩は、私に背を向け、お尻をつきだす。
私の目と鼻の先。たった一枚の薄い布の先に誰にも見せたことが無いだろうムギ先輩の秘めやかな部分がある。
梓「さあ、ムギ先輩」
真っ赤になっているだろうムギ先輩に脱衣を促がす。
観念したのかムギ先輩は下着に手をかけた、ただ、指示を覚えていたのか一気に手を下ろすことはせず、
徐々に徐々に、ずりさげていった。
彼女の恐らく自分以外の誰も触ったことが無いであろう部分が、自分の意思で、同性で、後輩の私に、
絶対に晒さなかっただろう相手の前に晒された。
梓「きれい…」
思わず、感嘆してしまうほど、ムギ先輩のそこは綺麗だった。うそみたいな程薄い鮮やかな陰毛も、
色素の薄い唇も、すべてが美しく、私を欲情させるには充分だった。
紬「あ、あずさちゃん、もういい?もういいよね?」
ムギ先輩の懇願している声が、どうしようもなく見惚れていた私を現実へと引き戻す。
梓「…あぁ、もう、いいですよ、ありがとうございます。ムギ先輩」
そういうと、ムギ先輩はその場にへたり込む。
梓「ふふ…。合格ですよ。ムギ先輩」
紬「ホント?もういい?もういいの?」
梓「ええ、とっても楽しませていただきましたから」
紬「あ…」
梓「ムギ先輩、裸でそんなとこに座ってたら風邪引いちゃいます。こっちにきてください」
ポンポンと、私は自分の隣を叩き、ムギ先輩を座らせる。
全裸のムギ先輩と制服を着たままの私。さぞかし滑稽なんだろうな。となんだか笑えてくるから不思議。
紬「梓ちゃん、もうやめよう?こんなこと、続けたら、だめだよ」
ムギ先輩が諭すようにわたしに語りかける。無駄だって散々思い知ったはずなのに。
…そして、自分だって快楽を享受しているのに。
梓「ふふ。やめませんよ」
紬「あずさちゃん。お願い」
さっきのムギ先輩の下着…
梓「ムギ先輩だって、感じてるでしょう?」
紬「うそ!」
彼女は強く否定する。否定は心地いい。彼女の理性の証拠だから。それを私は全部踏みにじりたいのだ。
梓「嘘だと思うんだったら、ムギ先輩自身の身体に、聞いてみますかぁ?」
紬「うそ…うそだよ…」
涙をこぼすムギ先輩。そんな彼女を見て昂ぶっていた私の理性ももう限界だった。
ムギ先輩に近づき、彼女を抱きしめる。熱い。熱いよ。
ムギ先輩の太ももに手を当て、いたわるように優しく撫ぜる。
紬「ふぁっ…ぁ」
太ももの内を執拗に撫ぜる、彼女のは必死に声を出さないよう口を噤んでいるけど漏れてくる声にはどんどん靄がかかり、肌が赤みを帯びる。
彼女の胸を、触るか触らないかのギリギリの距離で撫ぜる。同じように、腕を、首を、背中を。
そうしてしばらく経つとムギ先輩の息はすっかり上がり、目からは段々と理性の炎が消えていた。
紬「ぁあっ…!」
彼女の乳首は目に見えるほど硬くなっており、秘めた部分ももう洪水だろう。
ただ、私は先ほどから一切それらには触れなかった。彼女の最後の理性を、彼女の最後の人間性を蹂躙するために。
紬「あずさちゃん…あずさちゃ…」
ムギ先輩は先ほどとは違う物を求めて私に縋りつく、キスを求め、快楽を求めている。
梓「ムギ先輩、ほしいですか?」
なにを、とは聞かない
紬「……」
ムギ先輩は、真っ赤な顔で私の目を、本能に支配された、濁った目で見る。
その目は雄弁に私からの快楽を求めている。
願っても無い彼女からの求めだけど、私はもっと、ムギ先輩で楽しみたいのだ。
梓「ふふ。だーめです」
キスを求め、私に近づくムギ先輩から逃げる。
紬「…ぁ…」
梓「ムギ先輩、さっきまで嫌がってましたよね。散々嫌がってたのに、どうして今は、ほしがってるんです?」
紬「…ぅ…ぅう」
もう剥ぎ取ってしまった彼女の理性が再度首をもたげないよう、私はムギ先輩への愛撫を再開した。
紬「ふぁ…ぁあ…あずさちゃん…おねがい…」
梓「いーやーでーすー」
彼女の声は楽しい。いつまでも、いつまでも、聞いていたい。
紬「っあ!…あずさひゃ…」
梓「ムギ先輩…。そんなに欲しいですか?」
私がそうたずねると、ムギ先輩は何度も頷いた。…まだだよ。ムギ先輩。
梓「分かりました。後輩として、ムギ先輩のお願い、かなえてあげましょう!」
ただし、
梓「私の前で、オナニー、してもいいですよっ」
まだ触ってなんか、あげないですよ?
このあずにゃん、できる
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/11(金) 23:43:07.96:LTikKeCP0梓「私の目の前で、いやらしく、浅ましく、快楽だけを求めるオナニー、してくださいね」
紬「そん…な」
自身が自身の快楽のためだけに行う行為。誰もがそんなの、他人になんか見られたくない。
でも、私はムギ先輩の理性の最奥の、最も醜い部分を曝け出したいのだ。
梓「大丈夫です。ここには私しかいません。私だけが、ムギ先輩の一番いやらしい姿、見ててあげます」
紬「…」
梓「ね。ムギ先輩、今触ると、とっても気持ちいいですよぉ?もうきゅんってして我慢できないはずです」
紬「きもち…いいの…?」
もうちょっと。もう一押し。
梓「ええ!とっても気持ちいいです。ムギ先輩のオナニー、私、見たいなぁ」
命令でも、言外の強制でもない、私のただの願望。それに気づかないムギ先輩ではないはずだけど
快楽に支配されているムギ先輩には背中を押してくれる一言にすぎない。
紬「そう…そうだよね…」
ムギ先輩は自身の秘部にとうとう手を伸ばし、指の腹で、擦り始める。
紬「あぁっ!」
ムギ先輩は一際大きな声をあげ、私の腕の中で大きく仰け反る。
梓「ムギ先輩、気持ちいいの?」
紬「気持ちっ…きもちいいよぉ」
自分一人で完結するこの世で最も恥ずべき行為。
普段一番大人で、かと思ったら一番子供で、ある意味世間知らずなムギ先輩がオナニーをしているのは
たまらなく淫靡で、艶やかで、私の理性を簡単に貫いた。私の芯はもはや燃え上がり、下着はもう用途を為していない。
…まだ、もうちょっと
梓「ムギ先輩、答えてください」
彼女の行為の最中の手を掴み、強制的に自慰を中止させる。
紬「やぁあ、あずさちゃ…とめないでぇ」
梓「素直に答えてくれたら、オナニーさせてあげます。ちゃんと私の質問に答えられますか?」
紬「答える…こたえるからぁ」
梓「ありがとうございます。続けていいですよ」
紬「く…ぅう」
快楽に囚われているムギ先輩。
梓「じゃあ1問目です。ムギ先輩は週に何回くらいオナニーしてますか?」
紬「…え…?」
梓「はいストップです。答えるまで、再開させませんよ?」
彼女の手を止め、首筋を舐める、彼女は快楽を受け取ったようだけど、性器からくる快楽からは程遠いはずだ。
紬「あずさちゃ…あずさ」
梓「答えてくれないんですか?」
後輩の顔に戻り、小首を傾げながらムギ先輩に尋ねる。いやらしい私に慣れきっていたムギ先輩には
後輩に襲われているという事実を再認識させ、羞恥の念を増大させるには充分だったはずだ。
快楽と、羞恥。私は彼女の唯一残った羞恥という理性を取り去りたい。
彼女を愛撫し続ける、段々と彼女の快楽が羞恥に打ち勝っているのが分かる。
紬「…にかい…・くらい」
私はそれを聞き、あっさり彼女の手を開放する。
ムギ先輩は再び快楽を求め、行為を再開する。
梓「そうですか。ちなみに私は毎日してます。ムギ先輩の悪い肉体に、散々苛まれてましたから」
手を開放されたムギ先輩は先ほどよりも深く、快楽の虜になっていた。
紬「あぁぁっ」
質問に対する抵抗は、これでとれたかな?じゃあ、次です。
梓「じゃあ、次の課題です。今の状態を、具体的に、私に教えてください」
彼女は私の課題に少しの躊躇を見せたけれど、快楽にはもう勝てないのかぽつりぽつりと口を開き始めた。
紬「気持ちいいの…こすったら、こするだけ、きもちよくなるの…ふぁ」
彼女は自分の言葉にさえ快楽を見出したのか、どんどん饒舌になり、自身の状況を語り始める。
紬「こすったら、きもちいいの。どんどんあふれて、どんどんわかんなくなって、おなかもきゅんってなって」
紬「きもちいいの、とまんないよ、あずさちゃん、とまんないのぉ…」
梓「そんなに…そんなに気持ちいいんですか?」
自身も彼女に引っ張られ、快楽に囚われているのを無視してムギ先輩を追い詰める。
彼女は自分の言葉に酔いしれ、自分で理性を羞恥を剥ぎ取り、快楽だけに囚われていた。
紬「うん…きもちい…どうしよう、あずさちゃん…んぁぁあ」
梓「…っ」
彼女が更に大きく喘ぎ始める。絶頂に向かって上り詰めようとしている。
もはや人間性の欠片も無くなったムギ先輩は醜いと同時にこの世のものとは思えないほど美しい。
…もう、我慢なんか、できないよ
そんな彼女の痴態を目の当たりにした私の理性はとうとう決壊し、いとも簡単に彼女と同じ場所に堕ちようとする。
…でも、最後、ホントの最後。ムギ先輩に答えてもらわなきゃ、ダメなんだ。
梓「ムギ先輩」
彼女の手を止めることなく、彼女を抱きしめながら今度は私が懇願する。
梓「私、ムギ先輩に触りたいです。ムギ先輩を気持ちよくしたいんです」
梓「誰にもムギ先輩を渡したくない!この世の誰にも!ムギ先輩自身にだって」
梓「私にムギ先輩を、ください」
彼女を地の底に堕落させてでも、彼女の人間性をすべて否定してでも、私は彼女を手に入れたかった。
そんな私の身勝手で、独善的で、卑怯な想い。すべて壊してでも彼女を手に入れたかった。
でも、最後だけは、やっぱりどうしても最後だけは彼女の意思で、私を受け入れて欲しかった。
紬「…いいよ」
いつの間にか、自慰を止めた彼女が私に身体を向け私の耳元に口を寄せて囁く。
梓「…え」
紬「いいよ…私に触っても、私を快楽で支配しても」
紬「わたしのぜんぶ、あずさちゃんに、あげる」
紬「わるいのは全部私のいやらしい身体」
散々私が彼女を貶めるために放った台詞で、ムギ先輩は私の欲望を正当化しようとする。
紬「だから、ね?梓ちゃん、私に触って?私を懲らしめて?私を支配して?」
彼女はもはや昨日までの澄み切った汚れを知らない少女ではなく、私という毒に汚されきってしまって、地の底に堕した哀れな女。
堕ちきった彼女は、もはや自分の意思で、私の支配を受け入れる。
その声は、その言葉は、私が彼女に魅かれていた頃のように美しく、私を捕えて話さないけれど、
天使のようだった彼女の今の言葉は、私を同じ場所に堕落させようとする、悪魔の誘いだ。
以前の彼女では絶対みせなかった様ないやらしい、濁りきった微笑を浮かべて私を誘う。
紬「ね?梓ちゃん、」
…もう、いいよね?ムギ先輩。
紬「わたしを、もらってください」
梓「せんぱいっ」
紬「ふぁっ」
彼女を押し倒して、唇を奪う。それは以前の、快楽を与えようとするキスでなく、彼女を貪りつくそうと、自分だけが快楽を得ようとする獣のような口付け。
彼女も私を求め、舌を積極的に絡ませる、私が彼女に侵入し、彼女が私に侵入する。
彼女の唾液も、彼女の舌も、何もかもが麻薬のように私を捕えて離さない。
そうして互いに互いを貪り合う。唾液が口から漏れ、椅子を汚すのにも構わず、私たちは、ただお互いを求めていた。
キスをしながら、彼女の胸に手を伸ばす。
ふくよかで、マシュマロみたいにやわらかい胸。そっと掴むと、まるで私を待っていたかのように、私の手に埋まる。
彼女の起ちきっている乳頭に初めて触れ、優しくなぜる。
紬「っ…ひぃ…んぁ」
梓「ぷぁっ」
大きく喘いで仰け反る彼女。私は彼女の唇が私から離れたことに若干の寂しさを覚えながら、彼女の首筋を、舌でなぞる。
紬「あぁっ」
乳頭をこねくり、撫ぜながら、私は舌で彼女を愛撫する、鎖骨、肩、腕、わき腹。
紬「やぁ、あずさちゃんっ」
…わかってますよ。先輩。彼女の欲望に私は答える。
乳頭を口に含み、優しく、淡く、歯で刺激し、舌で愛撫する。
紬「いっ…っあ」
吸い上げ、撫ぜ、押す。
紬「ふぁぁあ」
彼女が私の後頭部に手を回し、私を抱きしめる、積極的に私を求める彼女。もっともっと応えてあげたい。
梓「ぷは」
紬「ふぁああぁ」
最後に大きく舐め上げて、彼女の乳首から口を離す。彼女の肉体の一番侵してはならない部分を犯すために。
梓「もう…先輩。苦しいですよ。そんなに押し付けたら、わたし、窒息しちゃいます」
紬「ふぇ…ご、ごめんなさいあずさちゃん」
梓「ふふ。いいですよ。ムギ先輩はもう私の所有物なんですから。ムギ先輩が手に入ったことを思うと、このくらい、なんてことないです」
紬「ぁ…わたし、あずさちゃんの、しょゆうぶつ?」
梓「はい…そうですよね?」
紬「うん、わたし、あずさちゃんの」
彼女の白く、官能的に伸びている脚の付け根、だれも犯したことのない彼女の秘部。そこに私は手を伸ばす。
梓「だから、先輩、先輩がこれまで守ってきたもの、大好きな人に、大切な人にあげるもの、私に全部ください」
彼女の処女を、彼女の純潔を、彼女の最後の聖性を、私はこれから奪う。
紬「……」
彼女の目に光が戻る。私に全て壊されたはずの彼女の目に。
彼女が口を開く。
紬「…いいよ」
先ほどまでの濁った声でも、快楽を求め、懇願する声でもない。ムギ先輩の、優しい声、優しく、私を包んでくれる声。
それが何を意味してるのか私は考えるまもなく、彼女の内部に指を挿入した。
紬「…ッぁ!」
彼女の純潔の証に到達する。もう少し、もう少し。
梓「ムギ先輩…大好き」
初めて自分の体内に異物が侵入し、しゃべる余裕なんかない彼女がこくこくと私の言葉に頷いた瞬間、私は指に力をこめた。
紬「…っ。いた…ぁっ」
梓「ムギ先輩…ムギ先輩…」
彼女の中は驚くほど熱く、私の指を包み込み、私を離すまいと。私を締め付ける。
紬「くぅ…やぁぁぁ」
彼女が強く、大きく声を上げる。彼女の苦痛が痛いほど伝わってくるのに、私は指を動かし続ける。
梓「ムギ先輩…つむぎ…大好き…大好き」
私の頭にはもはや紬の事だけが頭に残り、彼女を求め続ける。
梓「つむぎ…すき…」
紬「あずさちゃ…っぁあ」
指を動かし続ける。最初は苦痛に満ちていた彼女の声が段々と悦びに濡れていく。
紬「っぁ…ひぃ…んぁあ」
梓「つむぎぃ…んぁ」
彼女の声が、快楽に濡れていくたび、さわってもいない私の身体も快楽を受ける。
彼女の中がうごめく度、私のそこも、気持ちよくなる。
彼女と共に墜した私は、彼女と共に上っていく。
彼女にもっともっと気持ちよくなって欲しい。もっともっときもちよくなりたい。
紬「ぁああッ」
彼女が上り詰めていく。
紬「あずさ…わたし、いっちゃ…いっちゃうよぉ…」
梓「はい」
紬「いってもいい?いっても……あッ」
彼女の身体がぴくんぴくんと震え始める。私も、限界だった。
梓「はい。いいですよ紬は、身体も、心も、なにもかも私だけのものに、なったんですから」
紬「うん…わたし、あずさだけ。…ゃぁあ」
激しく彼女の中に進入した私を動かす。彼女を絶頂に導くために、彼女に私をしっかり刻み込むために。
紬「あずさぁ…あずさ…いっちゃ、いっちゃう…」
私もいっちゃいそうで、彼女と同時にいきたくて、彼女に触れながら、上り詰めたくて、彼女へ口付けた。
梓「ん…つむぎぃ…いって、いってぇ」
紬「んちゅ…あずさ…ふあ…あぁああ」
彼女の全身が痙攣し、腰をあげる。彼女の中から、ひときわ大きな熱が私におそいかかる。
梓「…ッ……」
ムギ先輩と同時に、私も達した。
彼女はその後、びくびくと幾度か痙攣を繰り返して、動かなくなった。
私が余韻を楽しむために、何度か指を往復させるたび、彼女は軽く絶頂しているのか、彼女は痙攣し、口から喘ぎが漏れる。
彼女の中から指を引き抜くと、どろっとした、ムギ先輩の体液があふれる。彼女はその刺激でまたいってしまったみたい。
その後、精魂尽き果てたのか、彼女は目を閉じ、眠り始める。
梓「…」
乱れてしまった制服を直して、裸のまま眠ってしまった彼女を眺める。汚れてしまった彼女。私の物になった彼女。
彼女を汚してしまった若干の後悔が無かったと言えば嘘になるけど、彼女を蹂躙した悦び、彼女を征服した喜びに較べればそれは些少なものでしかなかった。
周囲りを見回すと、太陽は沈みかけ、一面が薄闇に覆われようとしている。…まずいな。ホントに先生きちゃうよ。
梓「ムギ先輩。ムギ先輩、起きてください~」
何も無かったかのような声、いつもの可愛い後輩である梓のように私は先輩を起こす。
紬「ぁ…ふぁ…あずさ…?」
先輩の意識は未だ先ほどの情事のままで留まっているのか、私を目に入れると、縋り付き、甘える。
紬「あずさ…あずさぁ」
梓「ふふ…紬はあまえんぼうさんですね~」
ぎゅっと私の胸に頭を埋めるムギ先輩。可愛くて、愛しくて、めちゃくちゃにしてやりたくなるけど、今日は我慢。
梓「いろんなもので汚れちゃいましたね?拭いてあげますよ」
ウェットティッシュで汚れた彼女を、彼女の純潔の証を綺麗に彼女から拭き去る。彼女は私に身を任せ、安心しきっている。
私が貴女を汚したのに、私が貴女を壊したのに。
紬「ふぁっ」
さて、夢の時間はもう終わりです。
梓「先輩、こんな時間にそんな格好してたら先生にみつかっちゃいますよぉ?」
紬「ふぇ?」
梓「下校時刻、もうとっくに、過ぎてるんですから」
いやらしい笑みで私は先輩に告げる。裸なのは先輩だけで、先生に見つかったら、言い訳のしようがない。
紬「…っ」
ムギ先輩は慌てて着替え始める。
ムギ先輩が着替え終わる。外見上ではいつもの私たち。一瞬何もかも、夢だったように思える。
紬「あ、あずさちゃん。これで、もう…」
彼女が最後の言葉を言うことを躊躇する。最後に続くのは、終わりよね?終わってしまうの?
どっちでもいい。彼女の言葉なんて、関係ない。だって彼女はもう、私の物なんだから。
梓「どうしたんですか、先輩?」
何もなかったかのように私は振舞う。彼女にしたことなんて、覚えていないかのように。
紬「…っ。な、なんでもないわ」
梓「変な先輩ですね。じゃあ、帰りましょう。先生に、叱られちゃいます」
紬「……うん」
…
私たちは学校を離れ、帰宅の途についた。既に下校路には誰の姿も無く辺りは一面、夕闇の中で、私とムギ先輩だけが、無言で歩き続ける。
梓「ムギ先輩」
急に私に呼びかけられた彼女はびくっと震え、恐る恐る私に応える。
紬「な、なに?」
梓「手、繋いでくださいませんか?」
私は彼女にむけて、手を差し出す。ムギ先輩は少し顔を赤らめたものの私の手を取ってくれた。
一つになった影が私たちの背後に伸びる。心地よい時間。ムギ先輩と、今繋がっている実感がある。
ムギ先輩と、お別れするいつもの場所にたどり着く。ムギ先輩も、私も、帰る場所は別々なのに、なんだか手を離しがたい。
そうしてしばらく別れ道で立ち止まっていると、ムギ先輩が意を決したように私に話しかける。
紬「あ、あの。あずさちゃん?」
梓「はい」
私に尋ねたいことが、言いたいことが山のようにあるだろうに、彼女は喉に何かが詰まったように、何も言えないようだった。
紬「な、なんでもないわ」
梓「…そうですか」
紬「う、うん。それじゃあ、私、こっちだから」
梓「…はい」
彼女の手を離す。
紬「…じゃあ、また、学校でね」
何かを求めているような、それでいて怖がっているような複雑な表情で、ムギ先輩は私に背を向ける。
その背に向かって、私は言葉を投げかけた。
梓「あぁ…そうだ。ねぇ、『つむぎ』」
先ほどまでの行われていた情事の時の様な、挑発的で、淫乱で、嗜虐に満ちた彼女の支配者の私が彼女を呼ぶ。
彼女はその呼びかけにびくりと反応し、こちらに向かって恐る恐る振り向く。
彼女の目に、私はどう映っているのか。恐怖の対象?それとも愛しい所有者?
梓「明日から…とっても楽しみだね。学校でも、部活でも、いつだって、どこだって悪い悪いつむぎを、私が懲らしめてあげるからね」
紬「あ…あぁ…」
梓「だから一緒に歩いていこうね。これから、卒業したって、大学に入ったって。ううん、その先も、ずっとずっと」
梓「だって、つむぎは私の所有物だもの。そうでしょ?」
紬「あ…うぅ.…」
つむぎの目から光が消える。彼女は今、どう思ってるのかな?
これから先、ずっと私に蹂躙される事実に絶望してる?それとも歓喜に満ち溢れてる?
…どっちだっていいや、そんなのは。私がつむぎを所有してることに、なんら変わりは無いもんね。
梓「お返事は、つむぎ?」
紬「ぁ……はぃ…」
彼女に間違いなくあるのは服従で、隷従で、被虐で、快楽で、私はそれだけあれば、他は何もいらなかった。
梓「嬉しい!…じゃあ、今日からよろしくね!つむぎ」
つむぎを抱きしめ、彼女に口付ける。唇と唇を合わせるだけの、浅い、簡素なキス。
他人が見れば、女子高生同士の悪ふざけにしか見えないようなもの。
だけどそれは、結婚式で、新郎が新婦へと行う口づけなんかよりも重い、誓いなんて言葉ではおさまらない、契約の口付け。
私と彼女の所有契約。
…
いつもの時間。いつもの放課後。当たり前だと思いながら、ちょっとしたことで一瞬で消え去るかもしれない日々。
私はこれまでのように、唯ちゃんの天真爛漫さに、りっちゃんの一見ガサツだけど、実は一番周囲を気遣っている優しさに、
澪ちゃんの臆病だけど、誰よりもひたむきに音楽を求めている積極さに囲まれて、幸せな学生生活をすごしている。
ただ、毎日のように、場所を選ばず行われる、梓ちゃんとの情事を除いて。
律「それでさぁ!おじさんに奢ってもらった焼肉がすげーうまくてさぁ!」
澪「あぁ、確かにとっても美味しかったな。だけど、律、もうちょっと遠慮しろ。おじさん最後は涙目になってたぞ」
律「だぁってぇ。ホントに美味しかったんだも~ん」
唯「いいなぁ~焼肉。私なんか、この前の食事会、フレンチレストランで、
こちら「前菜のナントカのナントカ和えです~」みたいなとこでさ!緊張しちゃって、味なんて全然わかんなかったよぉ」
律「うぇ。それはヤだな~」
唯「ムギちゃんなら、そんなの慣れてるんだろうけどさ。ね、ムギちゃん」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」
トイレで、教室で、部室で、帰り道で、時と場所を選ばず行われる彼女との行為。
幾度と無く繰り返され、何度も何度も絶頂に導かれ続けた私は、もう、梓ちゃんを見ただけで欲情するようになっていた。
…今日は、どこで、どうやって。
唯「ムーギーちゃん!」
唯ちゃんの私を呼ぶ声に私は現実へと引き戻される。
紬「ぁ、ご、ごめんなさい、唯ちゃん」
律「どしたムギ、調子悪いのか?」
りっちゃんの優しい声が今の私にはいたい。精一杯の笑みで、心配ないとアピールする。
紬「だいじょうぶ!ちょっとぼーっとしてただけだから」
澪「…なんだか、ムギ、最近そうなってること多いよな。…なんだか、恋、してるみたいだ」
唯・律「な、なにぃ!?」
澪ちゃんらしい。ロマンティックな推測に、りっちゃんと唯ちゃんが私に殺到して、詰問を始める。
律「ム、ムギ、いつの間に恋なんかしてるんだ。…確かに最近なんだか色っぽくなったなって思ってたけど…
だけど、私たちのなかの誰にも!誰にも彼氏はいないはずなのにぃ」
唯「そ、そうだよ!私たちは仲間なんだよ?好きな人とか、恋人ができたなら言って!っていうか、どんな人?どんな人?」
律「ダメだダメだ!恋愛なんて許さん!お父さんはどこの馬の骨かわからんような奴に、大切なムギはやれんぞ!」
紬「わわわ…えっとね、そんなんじゃないの。違うから~」
あたふたと弁明をする私に、唯ちゃんとりっちゃんは益々怪しがり、とうとう尋問の体をなしてきた。
いつもはとめに入ってくれる澪ちゃんもこの話題は気になるのか、助け舟をだしてくれない。
そのとき、がらりと扉が開き、小さな身体に不釣合いな程大きなギターケースを背負った梓ちゃんが現れる。
彼女を目の当たりにするだけで、私の体温が上昇する。
梓「…騒がしいですね。何かあったんですか」
唯「あ、あずにゃん!あのね」
律「ムギの恋愛疑惑が発覚したんだ!静かになんかしていられるか!」
唯「そうそう!ロマンティックがとまんないんだよ!あずにゃん!」
梓「……」
彼女の目が私を捕える。私だけに向けてくれる彼女の眼差し。
誰にも向けない、支配者の目。
その目を見るだけで、私は欲情し、頬に朱が散り、おなかの奥がきゅんとなる。
一瞬だけ、私を見た後、彼女は何時ものような口調で私を庇った。
梓「まぁ、ムギ先輩が違うって言ってるんだったら、違うんじゃないですか?」
唯「甘い。甘いよあずにゃん!恋は戦争なんだよ!?戦争は、情報が命なんだよ!?」
澪「…そういえば最近、梓もなんだか変わったよな。大人っぽくなったっていうか」
律「ま、まさか…」
唯「まさかあずにゃん…大人の階段を…」
澪ちゃんが我慢できなくなったのか、梓ちゃんに詰め寄る。
澪「あ、あずさ、もしかして、恋人、できたのか?」
梓ちゃんが、私以外誰も見たことの無いような蠱惑的な笑みを浮かべる。
梓「恋人なんか…。ただ、最近、とってもとっても、大切で、大事で、美しい物を手に入れただけです」
その笑みは誰もが惹きこまれそうになるもので、梓ちゃんのそんな顔を知らないみんなを困惑させる。
澪「あ、あずさ…」
律「やっぱり恋人いるんだ!後輩の癖に!このうらぎりものぉ」
唯「あずにゃんがおとなの階段をかけのぼっていっちゃったよ~」
3人の興味は私から梓ちゃんに移り、矢継ぎ早に彼女に質問を浴びせかける。
いつもは「あずにゃん」の仮面を完璧に被っている彼女が、なんでこの時だけ、こんなミスをしたのかと思ったけれど、
彼女が、私から自分に興味を移すためにそうしてくれたんだと、3人をあしらっている彼女が私を優しく見てくれたときに気付く。
彼女が私に向けているのは、私が彼女に向けているのは、所有欲?独占欲?性欲?被虐心?加虐心?…それとも、愛?
今の私にそれは分からないし、これからも分からないような気がする。
ただ私の熱は、胸の奥の苦しさは、情欲は、確実にそこにあるもので、
梓ちゃんが私に向ける眼差しも、愛撫も…最初に囁いてくれた愛の言葉も確かなものだ。
私と梓ちゃんの間にあるものは愛情なんかで語れない、もっと複雑で、もっと醜悪で、もっと重い。絆がそこにあるのだと。
私は彼女と見つめあいながら、今日の、明日の、これからの日々を思って更に身体を燃やし続けるのだった。
完
乙
エロかった
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越):2011/03/12(土) 12:52:20.70:HoAbnStTOエロかった
乙
BADENDの予感が
しかしいいものを見させてもらった
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広島県):2011/03/12(土) 12:55:23.84:FByWl+LB0BADENDの予感が
しかしいいものを見させてもらった
スレを見て、突発的に書き始めて、何のプランもないままここまで書き上げてしまいました。
えっちいSSは初めて書いたもので、拙い部分も多々あったかと思いますが、ご容赦ください。
スレを立てた人間ではないのですが、ここまで書いてしまいました。1さんがもし書いていたらならば、申し訳ありませんでした。
また、今回の東北地方太平洋沖地震で被災された方々、このスレッドにもいらっしゃるようでしたが、一日も早い復興を願っています。
それでは、ありがとうございました。
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2011/03/12(土) 13:21:54.83:Wwa3lPsF0えっちいSSは初めて書いたもので、拙い部分も多々あったかと思いますが、ご容赦ください。
スレを立てた人間ではないのですが、ここまで書いてしまいました。1さんがもし書いていたらならば、申し訳ありませんでした。
また、今回の東北地方太平洋沖地震で被災された方々、このスレッドにもいらっしゃるようでしたが、一日も早い復興を願っています。
それでは、ありがとうございました。
ふぅ・・・・・・乙
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/12(土) 14:11:14.40:fAGBMg780乙
いい堕ち方をした
ムギエロカワイすぎ
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/12(土) 16:04:48.24:Z0xw1Ji40いい堕ち方をした
ムギエロカワイすぎ
乙
くずにゃんめ
各ブログの震災情報を随時収集しています。 くずにゃんめ
コメント 19
コメント一覧 (19)
蹂躙されても健気さと優しさを失わないむぎゅ、
残酷で狡猾な猫っぽさが揺るがない梓の二人のうねる様な淫靡さが素晴らしい。
内容的に残り難いと思うが埋もれるには勿体ないSSだと思う。
以前あった紬「カンカンカンカン」と併せて読みたい作品。
内容の問題じゃなくてな
頭おかしいんじゃないの
ムギは天使
紬梓もっと増えてくれ
エロかったけど
ぞくぞくする
震災の大混乱の中何書いてやがるんだこの>>1は・・・