- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:07:13.84:CZa/tZQk0
梓「あっ・・・」
唯「あずにゃん、あったかい・・・」
梓「すっ、すいません・・・なっ、なんていうか、ぜんぜん小さいですけど・・・」
唯「そんなことないよ・・・あずにゃん」
唯先輩が頬を寄せてくる。唯先輩の右手は私のブレザーの中
薄暗い公園で人の気配はないけど、こんなとこ誰かに見られたら。
唯「どうしたの?あずにゃん、浮かない顔して」

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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:11:24.42:CZa/tZQk0
梓「い、いえ・・・なんでもないです。ゆ、唯先輩、もういちど・・・」
言い終えるより先に唯先輩の唇が私の唇に重なってくる。
梓「な、なんか、見透かされてるみたいですね」
唯「えへへ、あずにゃんのことならわかるよ」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:12:30.99:CZa/tZQk0
梓「わ、私、あの、ゆ、唯先輩のもさわってみたいな、って・・・」
唯「あずにゃんてばぁ・・・赤くなってるよ」
梓「へ?へ、そ、そんな・・・」
唯「もう、照れちゃって。いいよ、あずにゃん」
梓「・・・そっ、それじゃあ・・・」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:14:45.84:CZa/tZQk0
律「なぁ、澪。最近、唯と梓、なんか変じゃないか?」
遠くから聞こえて来る声。私と唯先輩は慌てて木陰に隠れた。
澪「そうか?よくわからないけど、どこらへんが?」
律「どこらへんがって言われると困るんだけど。あいつら最近、仲よすぎじゃないか?」
澪「うーん、それは前からじゃないか?」
律「いや、唯は前からだけど。梓が唯をぜんぜん拒否しなくなったつーか」
澪「考えすぎだろ。梓もいい加減慣れたっていうか・・・拒否するの面倒臭くなったんだろ」
律「そうかなー」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:15:59.69:CZa/tZQk0
二人の話し声が遠ざかっていく
唯「はぁーっ、びっくりした・・・」
梓「私もです。心臓が飛び出るかと」
唯「はぁーっ、帰ろうか。今度からは場所を考えないと」
梓「そ、そうですね・・・」
唯「肩を落としてどうしたの?あずにゃん。今度さわらせてあげるから」
梓「そっ、そんなんじゃ・・・」
唯「・・・」
梓「も、もういち・・・んっ」
また見透かされてる。
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:17:02.97:CZa/tZQk0
唯「旅行?」
憂「うん、お父さんとお母さんが12月イタリアに行くからついて行こうかなって。お姉ちゃんも行くでしょ?久しぶりに家族4人で行こうよ!」
唯「う、うーん・・・」
憂「やっぱり、受験勉強忙しい?」
唯「そうだねえ・・・」
憂「じゃ、じゃあ私も行かない。ごめんね、お姉ちゃん。やっぱり大事な時期だもんね」
唯「イタリア行きたいって言ってなかった?。私はいいから行ってきなよ憂!」
憂「う、ううん。いいの。やっぱりお姉ちゃんと家に居る」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:17:54.75:CZa/tZQk0
純「あずさーどうしたの?ボーッとして」
梓「あ、え?な、なんでもない」
純「ちょっとー、なんかあたしの胸ばっか見てない?」
更衣室。3時間目は体育。
梓「み、見てないって」
純「梓の胸はぜんぜん成長しないね」
梓「・・・やっぱり。そうかな」
純「えっえっ?やだなー、気にしてた?な、なんかいつもと違うよ梓。ね、ねえ?憂」
憂「う、うん。梓ちゃん体調でも悪いの?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:19:22.48:CZa/tZQk0
梓「はぁ・・・」
純「こ、今度は憂の胸見てるし」
梓「いいなあ・・・」
憂「あっ、梓ちゃんも着痩せするタイプだし結構あると思うよ?」
純「そうかなあ?」
憂「ちょっ、ちょっと純ちゃん!」
純「ごめんごめん、ひょっとして梓、彼氏でもできた?」
梓「はぁ・・・」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:21:30.59:CZa/tZQk0
(数ヶ月前)
梓「おばあちゃん、喜んでましたね」
唯「あずにゃんのおかげだよ。ありがとう」
梓「ちょ、ちょっと抱きつかないでくださいよ」
唯「あずにゃん。ちょっとお話してこうよ」
二人で練習した河原だった。
梓「え、もう遅いですし・・・」
唯「えぇ~じゃあ5分だけ、ね?あずにゃん」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:22:50.50:CZa/tZQk0
唯「なにを話そっか?あずにゃん」
梓「なにって・・・先輩が言い出したんじゃないですか。なにもないなら帰りますよ」
唯「あーずにゃん」
梓「もう」
唯「あずにゃんの髪いいにおい」
梓「そ、そうですか・・・ちょっと嗅がないでくださいよ」
唯「シャンプーなに使ってんの?」
梓「ふ、普通のやつですよ。それより唯先輩、そろそろ離してくださいよ」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:25:29.97:CZa/tZQk0
唯「あずにゃんのケチ。じゃあじゃあ、手、繋ぐ?」
梓「え、え?」
唯「いいじゃん。はい」
梓「な、なんか照れますけど・・・」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:26:29.89:CZa/tZQk0
唯「・・・あずにゃんの手、小さい」
梓「もう!何度もさわったことあるじゃないですか」
唯「だって、こんな風にちゃんと繋いだことなかったよね」
梓「そ、そうですね。逆に照れます」
唯「そう言わずに、もっとこっち来なよ、あずにゃん」
梓「はっ、はい・・・」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:27:14.19:CZa/tZQk0
唯「あずにゃんて好きな男の子とかいるの?」
梓「どうしたんですか?突然」
唯「私、もう高3だけど、ぜんぜん恋愛とかわからないんだよ。あずにゃん」
梓「なんか、唯先輩らしからぬ真面目な話ですね」
唯「うーん、私って変なんなのかなあ・・・」
梓「そんなことないと思いますよ。私も、その、なんていうか、そういうのよくわから
ないですし・・・」
唯「憂とかはあるのかなあ・・・」
梓「どうですかね・・・私は聞いたことないですけど」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:28:22.52:CZa/tZQk0
唯「そっかあ」
梓「あ、でも、純とかはドラマに出てる俳優が好きとか言ってましたよ」
唯「おお!さすが純ちゃんはおませだなあ」
梓「おませって・・・私たちが遅れてるだけですよ」
唯「ねぇ、あずにゃん。いつか、その・・・彼氏とかできたらキスとかするんだよね?」
梓「なっ、何の話ですか?そ、そりゃ、恋人同士だったらそういう事もすると思いますけど・・・」
唯「私、心配なんだよ。ちゃんとできるか」
梓「何言ってるんですか、唯先輩。そういう心配は彼氏ができてからしてください」
唯「う~ん。でも、不安だし。あずにゃん練習してみない?」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:29:02.60:CZa/tZQk0
梓「あ?へ?むっ、無理ですよ。わ、私、女ですよ!」
唯「う~ん、やっぱり無理か」
梓「無理に決まってるじゃないですか!それより唯先輩、顔近いです」
唯「ただの練習だよ」
梓「むっ、無理です」
唯「ちぇっ、あずにゃんはつれないんだから」
梓「・・・」
唯「どうしたの?あずにゃん。赤くなってるよ」
梓「それは・・・唯先輩が変なこと言い出すから!」
唯「ただの練習だって」
梓「練習?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:31:16.31:CZa/tZQk0
唯「そう。あずにゃんだって将来彼氏ができたら、緊張せずにできるの?」
梓「だ、大丈夫ですよ・・・」
唯「私が相手でもそんな緊張してるのに?」
梓「なっ、なんか唯先輩に指摘されると悔しいですね。たっ、ただの練習ですもんね?」
唯「そうだよ、あずにゃん。ただの練習なんだから、力を抜いて」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:32:02.88:CZa/tZQk0
梓「で、わ、私はどうすれば・・・」
唯「そうだなぁ・・・私が映画で見たのは目をつぶってた」
梓「そ、それじゃあ・・・目をつぶったらいいですか?」
唯「うん、あずにゃんは目を閉じて。体を私にまかせなさい!」
梓「な、なんか不安だなあ・・・こ、こうですか?」
唯「じゃ、じゃあ、いくよ」
梓「はっ、はい・・・」
唯「ちょっとあずにゃん、首が仰け反ってる」
梓「ゆ、唯先輩!緊張するからはや・・・んっ、」
唯「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:33:26.52:CZa/tZQk0
唯「あずにゃん」
梓「す、すいません・・・へんなあじしませんでしたか?」
唯「大丈夫だよ。とっても柔らかかったよ」
梓「そ、そうですか・・・な、ならよかったですけど」
唯「ねぇ、あずにゃんはどんな感じがした」
梓「あ、えっと・・・緊張でよく・・・」
唯「もう一回、目をつぶって」
梓「え、は・・・はい」
唯「キスするよ?」
梓「も、もう、今更訊かなくていいから早くしてくださいよ」
唯「あずにゃん・・・」
梓「んっ・・・ゆ・・先輩・・ぁ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:34:18.73:CZa/tZQk0
(現在)
唯「どうしたの?あずにゃん」
梓「いえ・・・ちょっと前のことを思い出してて」
唯「なんのこと?」
梓「唯先輩と、その・・・初めてキスした時のことです」
唯「エヘヘ・・・どうしたの?あずにゃん、急に」
梓「ここに、この河原に来ると・・・あの時のことを思い出すっていうか」
唯「あずにゃんてばあ~」
梓「思い出の場所ですから。唯先輩との初キスの場所」
唯「ほれ、もっとこっちへおいで」
唯先輩の肩にもたれかかる。とても落ち着く。
梓「私、唯先輩ともっとたくさん思い出作りたいです」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:34:59.42:CZa/tZQk0
唯「私もだよ。あずにゃん。あ、そういえば、来週の土曜と日曜なんだけど」
梓「ああ、憂がイタリアへ旅行に行くんですよね。で、唯先輩は受験勉強で残るんですよね?私、何か食べ物差し入れしますよ」
唯「ほんと?あずにゃん大好き!」
梓「わ、私も大好きです・・・」
唯「土曜日、泊まる?」
梓「え、え、でも・・・」
唯「だめ?あずにゃんが来てくれないと寂しくて勉強が手につかないよ」
梓「そ、そういうことなら、し、仕方ないですよね?」
唯「うふふ、そうだよ。あずにゃん」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:35:49.75:CZa/tZQk0
(土曜日)
憂「今日の夕食が冷蔵庫の上の段、下の段が明日の夕食だよ。お昼はコンビニで買ってきてね。それから―」
唯「大丈夫だよ。憂」
憂「でも・・・」
唯「ほら、もう行かないと飛行機の時間に間に合わないよ」
憂「な、なにかあったらすぐ電話してね。イタリアでも携帯大丈夫みたいだから」
唯「うん。いってらっしゃい」
憂「いってきます!おみやげ買ってくるからね」
父「じゃあ、あとはたのんだぞ」
唯「はーい」
母「じゃあね、いってきます」
唯「いってらっしゃーい!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:36:47.70:CZa/tZQk0
唯「これがあずにゃんの分のタオルで・・・あれ、歯ブラシはあずにゃん持ってくるのかなあ?」
唯「あ、もしもしあずにゃん?うん、歯ブラシはいる?うん、わかった。
じゃあ寝巻は?うん、うん。わかった、じゃあ4時くらいね。うん、あずにゃん、楽しみだね。
じゃあ、あとでね」
唯「あれ?布団はどうしよう?うーん、一緒のベットでいいよね。
あずにゃん小さいし。枕はどうしよう・・・えーっと、枕、枕」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:37:53.55:CZa/tZQk0
梓「着替え、着替えっと・・・うっ、どうしよう。どんな下着を持っていけば・・・って、べっ、別に見られるわけじゃないんだし、
なに考えてるんだろ私ってば」
梓「あ、電話・・・・・・はっ、はい。あっ、唯先輩。は、歯ブラシですか?あ、はい、持って行きます。
寝巻?ですか、はい、それも・・・はい、えーっとですね、4時くらいには唯先輩の家に行けると思います。
はっ、はい。私もです。はい。あとで」
梓「でも待てよ・・・唯先輩が一緒にお風呂入ろうとか言い出したら・・・う、うーん、白?
子供っぽいかな・・・水色?ピンク?どうしよう、なんかドキドキしてきた」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:38:45.95:CZa/tZQk0
(夕方)
唯「あずにゃん遅いなあ」
ピンポーン
唯「おっ!あずにゃーん」
ガチャ
梓「あ、お、遅くなってすみません・・・唯先輩に食べてもらおうと思ってサンドイッチ作ってたら時間かかってしまって」
唯「わぁ、ありがとう!あずにゃん」
梓「ちょ・・・誰かに見られますよ」
唯「うーん、やっぱりあずにゃんいいにおい。さぁ上がって上がって」
梓「は、はい。お、お邪魔します・・・」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:40:04.94:CZa/tZQk0
唯の部屋。
梓「あ、唯先輩。ちゃんと勉強してたんだ」
唯「うん、あずにゃんが来る前に終わらせようと思ったんだけど、ぜんぜん進まなかったんだよ」
梓「そ、そうですか・・・」
唯「あずにゃんがお泊りに来てくれるって考えたら集中できなかったんだよ」
梓「なっ、なに言ってるんですか。だ、駄目じゃないですかちゃんと勉強しないと」
唯「まあまあ、あずにゃん、コートかして」
梓「あっありがとうございます・・・どうしたんですか、今日の唯先輩気がききますね」
唯「え~いつもそうだよ~ここにかけとくね。あ、あずにゃんかわいい服着てる」
梓「そうですか・・・普段セーターとかあんま着ないんですけど、ってまた抱きつかないで下さいよ」
唯「だってかわいいんだもん。誰も見てないよ?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:42:20.36:CZa/tZQk0
梓「そ・・・そうですけど。抱きつくならちゃ、ちゃんと後ろからじゃなくて・・・」
唯「これでいい?」
梓「はっ、いや・・・ほんとにやられるとドキドキします」
唯「・・・あずにゃん」
梓「す、すみません。勉強の邪魔しに来た訳じゃないのに」
唯「・・・」
梓「・・・」
唯「こっち向いてよ、あずにゃん」
梓「はっ、恥ずかしいですよ・・・」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:44:15.99:CZa/tZQk0
唯「今日のあずにゃんはなにあじかなあ」
梓「なっ、なんですかそれ・・・んっ」
唯「あれ?いちご味だ」
梓「あ、ああ・・・さ、さっき飴食べてたから、そ、そのせいかと・・・」
唯「ちゅっ」
梓「んっ、あっ・・・せん・・ぱい」
唯「あずにゃん、かわいい」
梓「ゆ、唯先輩もか、かわいいです」
唯「ほんと?」
梓「は、はい。唯先輩の顔も声も全部好きです」
唯「あずにゃん、よしよし」
梓「ちょっ、子供みたいにしないでくださいよ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:46:12.62:CZa/tZQk0
18:00
梓「唯先輩、唯先輩!ちょっと起きてくださいよ!」
唯「あ・・・アレ?あずにゃん、なんでウチに」
梓「ちょっと、何寝ぼけてるんですか?勉強中ですよ!」
唯「あ、そうだった・・・へへへ」
梓「さぁ、はやく問題集の続きをやってください。唯先輩には大学に合格してもらわないといけないんですから!」
唯「へ?なんで?あずにゃん、私が卒業しても寂しくないんだあ、うわあ~ん」
梓「さ、寂しいに決まってるじゃないですか・・・」
唯「じゃあ、私、もう一回三年生やろうかな。あずにゃんも、憂も純ちゃんもいるし、みんなで修学旅行行きたいね」
梓「もう!怒りますよ?」
唯「えへ・・・冗談冗談。ごめん、あずにゃん」
梓「唯先輩は受験に合格して、先に大学行っててください・・・
一年後、私も必ず唯先輩と同じ大学に行きますから!」
唯「うん・・・はやくあずにゃんと一緒に大学行けるようになりたいなあ」
梓「だったら、はやく勉強してください」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:47:20.77:CZa/tZQk0
19:30
梓「せ、先輩、手伝いましょうか?」
唯「まあまあ、あずにゃんはお客さんなんだから、コタツで待ってて」
梓(不安だなあ・・・)
唯「実は憂がほとんど用意してくれてるんだ♪あとはレンジで温め・・・アレ?どのボタン押せば・・・」
梓「あ、あの、やっぱり私手伝・・・」
唯「大丈夫、大丈夫!もうちょっとでできるからね、あずにゃん♪」
梓「は、はい・・・」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:48:37.59:CZa/tZQk0
唯「おまたせ、あずにゃん」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「さぁ、食べて食べて」
梓「はい。いただきます」
唯「ねぇ、このスープは私が作ったんだよ。お湯に溶かしただけだけどね!」
梓「は、はぁ・・・」
唯「ねぇ、どう?」
梓「そ、そうですね・・・ちょっと味が薄いけど、おいしいです」
唯「ほんとぉ?」
梓「す、すごいドヤ顔ですね・・・でも、唯先輩が作ってくれたスープおいしいです。唯先輩の味がします」
唯「あらあら、そんなに褒めてくれちゃって。あずにゃんてば」
梓「唯先輩の手料理だもん・・・」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:50:01.73:CZa/tZQk0
唯「憂が作ったハンバーグもお食べよ。あずにゃんが来ること内緒だから一人分しかないんだ。半分こするね?」
梓「そんな、悪いですよ。唯先輩が食べてください」
唯「いいんだよ。あずにゃんが作ってくれたサンドイッチもあるし」
梓「あ・・・あまり料理はしないので味に自信はないですけど」
唯「おいしそうだよ、あずにゃん。せっかくだから、あずにゃんの隣で食ーべよっと」
梓「え?え?隣ですか」
唯「よいしょっと。ちょっと狭いかなあ?」
梓「あ、いえ、私はぜんぜん・・・こ、この方が落ち着くっていうか」
唯「じゃあ、食べさせてあげる。はい、あずにゃん、あーんして」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:51:53.23:CZa/tZQk0
梓「て、照れますよ・・・あ、あーん、ですか」
唯「はい、お食べ」
梓「んっ・・・おいしいです」
唯「でしょ?唯のハンバーグはおいしいんだ」
梓「わ、私のサンドイッチも食べてみてください」
唯「うん、じゃあ、あーん」
梓「ゆ、唯先輩もですか・・・お、お口に合うかわかりませんけど」
唯「うーん!おいしいよお!!あずにゃん!」
梓「そ、そうですか?よかったです。練習したかいがありました・・・」
唯「練習したの?」
梓「あ、練習って程じゃないんですけど。家庭科の時間に憂に教えてもらって・・・
私も唯先輩に料理作ってあげれるようになりたいなって」
唯「ありがとう、とってもおいしいよ。あずにゃん」
唯先輩がさらに体を寄せてくる
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:53:00.60:CZa/tZQk0
20:30
夕食を食べたあと、また唯先輩の部屋で勉強
梓「ふぁ~~っ」
唯「あずにゃん、おねむなの?」
梓「あっ、すみません。唯先輩が勉強してるのに、私・・・」
唯「いいんだよ。こっちへおいで、あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
唯先輩の方へまわると、唯先輩がポンポンと自分の膝を叩いた
梓「え?あの・・・これは」
唯「膝枕だよ!あずにゃん」
梓「いや、そんな・・・先輩勉強中だし」
唯「もう~あずにゃんてば水くさいんだから。おいでおいで」
唯先輩に手を引かれる。唯先輩の膝のうえに頭を乗せる
梓「こ、こうですか」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:55:01.26:CZa/tZQk0
唯「あずにゃん、硬いよ、リラックスしなきゃ膝枕の意味ないよ!」
梓「や、やっぱり、勉強の邪魔じゃ―」
唯「あずにゃんがそこにいてくれた方がはかどるよ」
梓「ほ、本当ですかぁ?ん、あ、すみません、膝枕ってどこ向いたらいいかわかりませんね」
唯「そうだねぇ、膝枕の時ってどっち向くのが正解なのかなあ?私のお腹の方向いてみてよ」
梓「い、いや・・・唯先輩、スカートだし。。ぱ、パンツ見えちゃいますよ」
唯「そ、そうかぁ。ま、別にいいけど」
梓「だ、駄目ですよ」
唯「う~ん、じゃあ、上向いてみて。私の顔の方」
梓「こうですか?」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 22:55:58.34:CZa/tZQk0
唯「うん」
梓「な、なんか・・・顔見られてて勉強しにくくないですか?」
唯「平気だよお、あずにゃん」
梓「な、なんか、私が緊張しますよ。やっぱりこっち向くのが正解ですよ」
唯「え~、あずにゃん見守っててよ」
唯先輩のお腹と逆の方を向く
梓「もう!なに言ってるんですか。はやく勉強進めてください」
唯「あずにゃん、かわいい。猫みたい」
梓「なっ、撫でないでくださいよぉ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:00:02.47:CZa/tZQk0
21:50
梓(はっ、ほんとに寝ちゃった・・・って、唯先輩も寝ちゃってるし。
それにしても唯先輩の膝ってあったかい。起こした方がいいかな?
でも、もうちょっとこうしてたい。あっ、何も考えずに寝返りうっちゃった、どうしよう・・・)
唯「うーん・・・あずにゃんてばあ、もう食べれないよお、」
梓(びっくりした・・・寝言かぁ。あ、唯先輩のパンツ・・・見えちゃった。
ピンクだ・・・って、なにやってんだろ、私)
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:00:53.76:CZa/tZQk0
22:10
梓「あれ?私、また寝ちゃ・・・」
唯「あずにゃん、おはよう」
唯先輩が私の頭を撫でていた。
唯「あずにゃんの髪、サラサラ」
梓「すみません、いっぱい寝ちゃったみたいで」
起き上がろうとすると、唯先輩に止められた
唯「そのままでいいよ。あずにゃん」
梓「でも・・・」
唯「ねぇあずにゃん、一人エッチってしたことある?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:03:28.46:CZa/tZQk0
梓「は?へ?い、いきなりな、なんですか?」
唯「いや、あずにゃんはそういう経験あるのかなあって―」
梓「そ、そ、そ、そうですね、ゆ、唯先輩は?唯先輩はなんていうか・・・そ、その、し、したことありますか?」
唯「え~あずにゃんが先に答えてよ」
梓「な、なんでですか、唯先輩が言い出したんじゃないですか」
唯「あずにゃん、こういう時は、後輩が率先して答えるものなのだよ」
梓「い、いや意味わからないですし・・・」
唯「あずにゃんは一人エッチしたことある?」
梓「そ、そうですね・・・そ、そりゃ、す、少しくらいなら、あ、ありますけど」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:04:18.72:CZa/tZQk0
唯「少し?」
梓「は、ひゃっ、なっ、なんていうか、で、出来心というか・・・」
唯「もう、あずにゃんてば、照れちゃって。恥ずかしがることじゃないよ」
梓「そ、そうですか?」
唯「そうだよ~で、どんな風にするの?あずにゃんは?」
梓「そ、そこ掘り下げるんですか・・・」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:06:20.60:CZa/tZQk0
梓「そ、その、胸を服の上からさわったり・・・」
唯「それだけぇ?」
梓「ぱ、パンツの上からさわったりもします」
唯「それから、それから?」
梓「あ、私、な、なんか熱くなってきました」
起き上がると後ろから唯先輩に抱きしめられた
唯「こんな感じで?」
唯先輩の手が後ろから私の胸に触れる
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:08:35.28:CZa/tZQk0
梓「そ、そうですね、ってか先輩、くすぐったいです」
唯「そっかあ、じゃあ・・」
梓「あっ」
間一髪、下に伸びてきた唯先輩の手をつかんだ
梓「ゆ、唯先輩そこはちょっと・・・」
唯「さわってみたいよ、あずにゃん。ねぇ、だめ?」
梓「いや、だ、駄目っていうか、今はちょっと・・・あ、やめ」
唯「ねぇ、あずにゃん」
梓「す、すみません」
唯「びちょびちょだよ」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:13:19.42:CZa/tZQk0
梓「あ、あの、そ、それは、変な意味じゃなくて、どうしよう・・・」
唯「恥ずかしがらなくていいよ」
梓「だって!唯先輩が変な話させるから!」
唯「もっとさわっていい?」
梓「はっ、へっ、・・・・・・ぱっ、パンツの上からなら」
唯「あずにゃんのパンツ水玉だ」
梓「は、はい、子供っぽいのしか持ってなくて・・・んっ、あ、ぁっ」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:24:40.11:CZa/tZQk0
唯「すごいよ、あずにゃん。いっぱい濡れてるよ」
梓「はっ、んっ、はい、ちょ、ちょっと待って、待ってください」
唯先輩の手が止まる
唯「痛かった?」
梓「い、いえ・・・そんなことないですけど。恥ずかしくて」
唯「キスしよう?あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:25:29.55:CZa/tZQk0
唯「パンツだいぶ濡れちゃったね」
梓「は、はい・・・って唯先輩が―」
唯「着替えある?」
梓「あ、はい。ちゃんと準備してきましたから」
唯「じゃあ、お風呂にしよっか?」
梓「はい。あ・・・あの」
唯「一緒に入ろうね♪あずにゃん」
梓「はいっ」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:26:59.36:CZa/tZQk0
22:25
唯先輩が私の髪をほどく
唯「はい、あずにゃん次はばんざーいして」
梓「はっ、はい・・・ゆ、唯先輩も」
私も唯先輩の上着を脱がせてあげる
梓「唯先輩のブラ可愛いですね」
唯「でしょ?でも、あずにゃんのも可愛いよ」
梓「も、もうちょっと大人っぽいの持ってたらよかったんですけど」
唯「似合ってるから大丈夫だよ。あずにゃん、後ろ向いて」
唯先輩の手がホックを外す
梓「ひゃっ、そ、そうですかね。じゃあ、ゆ、唯先輩も」
唯先輩のブラを外す
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:28:40.20:CZa/tZQk0
唯「へへへ。なんか脱がしあいこみたいだね。はい」
梓「はっ、ひぃ、ぱ、パンツは自分で脱ぎますから!」
言い終える前に唯先輩の手が私のパンツを脱がしてしまった
唯「駄目だよ!私がやるんだから」
梓「た、大変恥ずかしいです・・・つ、次は唯先輩です」
唯「お願いします」
梓「そんな、仁王立ちされても・・・ぜんぜん恥ずかしがらないんですね。は、はい」
唯「ありがとう!あずにゃん!」
梓「わ、わかりましたから・・早く入りましょうよ」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:29:34.21:CZa/tZQk0
22:30
唯「あずにゃん、パンツ私が洗ったげるよ。私のせいだし」
湯船から唯先輩が話しかけてくる。
梓「い、いえ、そんな、自分で洗えますから」
唯「あずにゃん、洗うのは後でいいから、こっちおいで。風邪引くよ」
梓「はっ、はい。し、失礼します」
唯「もっとこっちへおいでよ」
梓「・・・はい」
唯「あずにゃん、キスしたいよ」
梓「あ、あの、唯先輩・・・待って」
唯「えー、ここにきて拒否なんてひどいよぉ、あずにゃん」
梓「そ、そうじゃなくて・・・あ、あの、な、名前て呼んでくれたら、う、嬉しいかなって」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:30:18.98:CZa/tZQk0
唯「わ、わかったよ、あずにゃん♪ちゅっ」
梓「んっ・・だ、あずにゃんて言ってるし」
唯「うーん、あ、あずさ・・・なんか慣れてないから難しいよお」
梓「そ、そうですよね・・・なんか変なこと言ってすいません」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:31:26.52:CZa/tZQk0
唯「あずにゃん、座って。体洗ったげる」
梓「はい・・・」
唯「あずにゃんの腕は細いね」
梓「そ、そうですか・・・」
唯「次は背中だよ、髪押さえてて」
梓「あ、すみません」
唯「あずにゃんの背中は小さくて可愛いね」
梓「もう、いちいち感想言わないでいいですよ」
唯「次は前だよ、こっち向いて」
梓「ま、前は自分で・・・」
唯「駄目だよ。隠したら洗えないよ、あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:32:39.14:CZa/tZQk0
唯「あずにゃんの胸は―」
梓「ど、どうせ小さいですから・・・」
唯「可愛くて、やわらかくて―」
梓「は、はぁ」
唯「私の手にぴったりなんだよ」
梓「それ、なぐさめですか・・?」
唯「ちがうよ!あずにゃん。あずにゃんの胸は私のものってことだよ」
梓「唯先輩のもの・・・って、なんでですか!」
唯「えぇ~違うの?」
梓「ま、まぁ、いいですけど・・・さわらせたことあるの唯先輩だけですし」
唯「えへへ」
梓「ゆ、唯先輩!次は私が洗ってあげます」
唯「おぉ!ありがとう。あずにゃん」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:33:34.49:CZa/tZQk0
梓「唯先輩の胸もすごくやわらかいですね」
唯「もう、あずにゃんてばエッチなんだから」
梓「あ、あ、私ってばすみません。このくらいの強さでいいですか?い、痛かったら言ってくださいね」
唯「ううん、あずにゃんが洗ってくれると気持ちいい」
梓「こ、こんな感じですかね?洗い残しはありませんか?」
唯「大丈夫だよ。綺麗にしてくれてありがと。あ・ず・さ」
梓「あ、え、えーっと、は、は、はい・・・」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:34:28.59:CZa/tZQk0
唯「髪濡らすよー。熱くない?」
梓「あっ、はい。ちょうどいいです」
唯「かゆいとこはありませんか?」
梓「なっ、美容院ですか ?・・・ないですよ」
唯「ねぇ、あずにゃん。シャンプーは私と同じのでいい?」
梓「は、はい。・・・唯先輩と同じのがいいです」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:36:25.71:CZa/tZQk0
唯「あずにゃんの髪は綺麗でいいなぁ。私も伸ばそうかなぁ」
梓「意外と不便ですよ」
唯「うーん、でも、私、あずにゃんのこのサラサラの髪が好きなんだぁ」
梓「よ、よかったらいつでもさわってください・・・って、なに言ってんだろ私」
唯「ほんとぉ、太っ腹だなぁ、あずにゃんは」
梓「な、なんですかそれ。お、終わったら、私も唯先輩の髪洗いますね」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:37:58.26:CZa/tZQk0
唯「ふぅ~いいお湯だったー」
梓「唯先輩!体拭かないと風邪ひきますよ。拭いてあげますから、こっちきてください」
唯「ふふふ、ありがとう。あずにゃん。色々やってくれて、憂みたい」
梓「・・・・・・」
唯「ん・・・あ、あずにゃん?ご、ごめんよ、そ、そういう意味じゃないんだよ」
梓「ぃ、ぃえ・・・大丈夫ですから」
唯「泣かないであずにゃん・・・」
梓「うっ、ういは、ゆいせんぱいの家族ですから、わ、私と唯先輩とは比べられないくらい長い時間、
い、一緒にいるわけですから」
唯「あずにゃん・・・」
梓「・・・・・・」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:38:58.90:CZa/tZQk0
23:22
唯「これでよしっと」
私の洗ったパンツを部屋の隅に干す唯先輩
梓「な、なにもここに干さなくても・・・」
唯「他のトコに干して、忘れて帰っちゃったら大変だよ」
梓「そ、そんなことしないですよ・・・唯先輩じゃないんだから」
唯「まあまあ」
唯先輩が電気を間接照明にかえてベッドの前に座る。隣をポンポンと叩く
唯「あずにゃん、おいでよ。お話しよう」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:40:05.16:CZa/tZQk0
唯「あずにゃん・・・さっきはごめんね」
梓「い、いえ・・・私こそ、泣いたりしちゃって―」
唯「あ、あずにゃん。パジャマのボタンが外れてるよ」
唯先輩がボタンをとめてくれる
梓「あ、ありがとうございます」
唯「このパジャマ可愛いね!新品なの?」
梓「は、はい。ちょっと前にお父さんに買ってもらったんですけど、今日おろしたいなって思って、
唯先輩に見て欲しかったから―」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:40:52.84:CZa/tZQk0
唯「すごく可愛いよ」
梓「よ、よかったです」
唯「手、繋ごう」
梓「は、はい」
唯「あーずにゃん」
梓「どうしたんですか?先輩」
唯「何でもないよ!」
梓「もう!・・・それにしても静かですね」
唯「誰もいないからね」
梓「ふ、二人っきりですもんね」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:42:03.37:CZa/tZQk0
唯「ねぇ、あずにゃん。私はあずにゃんのことすごく大事に思ってるよ」
梓「わ、私もです」
唯「あずにゃん、目を閉じて」
梓「は、はい・・・」
唯「ほらほら、こっち向いてくれないと。いいことできないよ」
梓「は、はい・・・こうでいいですか?」
唯先輩がくちびるを重ねてくる
唯「あずにゃん、これが今の私の気持ちだよ」
そう言って今度は長く激しく
梓「ゆ、唯先輩・・・んぅ、あっ・・・」
唯「ぁずにゃん・・、ぅんっ」
梓「・・・ぁんっ、・・・・・・ゅ唯先輩」
唯「ねぇ、あずにゃん」
梓「は・・・はい」
唯「エッチしよう?」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:45:03.58:CZa/tZQk0
梓「・・・・・・はぃ」
ベッドへ。唯先輩が手を引いてくれる
唯「って、言ってもやりかた全然わかんないんだ、へへへ」
梓「わ、私も・・・は、初めてで」
唯先輩と向い合ってベッドに横になる。唯先輩が両手を握ってくる
唯「震えているよ。あずにゃん」
梓「すいません、初めての相手が唯先輩で嬉しいはずなのに、私ったらどうしたんだろう・・・」
唯「初めてだもん。怖くて当然だよ。私もドキドキしてるよ」
唯先輩が繋いだ私の手を自分の胸元に
梓「・・・本当だ」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:47:07.89:CZa/tZQk0
唯「あずにゃんの初めて、私にくれる?」
梓「はっ、はい。もらってください。私、唯先輩のこと大好きです」
唯「ありがとう。あずにゃんも私の初めてもらってくれる?」
梓「もちろんです。上手くできるかわからないですけど、わ、私がんばります」
唯「へへへ」
梓「な、なんか変ですよね」
唯「あずにゃん」
梓「こ、今度は私からき、キスしますね」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:48:36.11:CZa/tZQk0
唯「うん」
目を閉じる唯先輩。
梓「緊張しますね・・・え、えっと、い、いきますね」
唯「大丈夫だよ、あずにゃん。あずにゃんのタイミングでいいよ」
梓「ん・・・ぁ、あれ、ん・・・・・・」
唯「ぁん、あずにゃんっ」
梓「へ、下手ですよね・・・」
唯「ううん、すごく感じるよ。もっと続けて」
梓「っん・・・っん・・・」
唯「あっ・・・はぁ、・・・・っん」
体をぴったりとくっつけて頭が真っ白になるくらいキスした
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:49:54.75:CZa/tZQk0
梓「はぁ・・・はぁ」
唯「はぁはぁ・・・」
梓「・・・唯先輩」
唯「あずにゃん・・・体が熱くなってきたよ」
梓「脱・・・がせてもいいですか?」
唯「うん、脱がせて、あずにゃん」
私は体を起こして、唯先輩の上着と肌着を脱がせた
梓「あ・・・し、下も脱がせたほうがいいんですかね?すみません、よく分からなくて」
唯「その前にあずにゃんも脱がないとね」
今度は唯先輩が起き上がり、私がベッドに寝かされた
梓「あ、え?し、下から?」
唯先輩の手がパジャマのズボンに伸びてくる
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:51:15.48:CZa/tZQk0
唯「またパンツ濡らしたら大変でしょ」
梓「で、でも・・・順序が変じゃ―」
唯「あずにゃん、腰あげて」
梓「・・・・・・は、はい」
ズボンが下げられる
唯「はい、パンツも」
梓「は、はい・・・」
唯「ん?ちょっと濡れちゃったね」
梓「も、もう!言わないでくださいよ!」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:53:07.05:CZa/tZQk0
唯「ねぇ?このあとどうするのかなあ?」
梓「へっ、知らないですよ!そこで止まらないでくださいよ!しっ下だけ裸という大変恥ずかしい状態なんですけど・・・」
唯「・・・」
梓「あ、あんまり直視しないでくださいよ!」
唯「もう、あずにゃん、足閉じないで」
梓「はっ、恥ずかしいですよ!」
唯「さわるよ・・・?」
梓「は、はい・・・」
唯「すごい」
梓「あぁ・・・っん・・・はっ・・・あっん」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:54:33.82:CZa/tZQk0
唯「あずにゃん、感じる?」
梓「ぁぁん・・っん・・・っん・・・・んっ・・・ぁ」
唯「いっぱい濡れてる」
梓「んっ・・・はぁ、はぁんっ・・・」
唯先輩が手を止め聞いてくる
唯「あずにゃんはここが感じるんだね」
梓「はぁ、はぁ・・・はい・・・」
唯「かわいい、あずにゃん」
左手で頭を撫でられ、右手がまたふれてくる
梓「ぁんっ・・・あんっ、あんっ」
唯「腰が動いてるよ、あずにゃん」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:55:59.93:CZa/tZQk0
梓「っ・・・ゆ・・・せんぱぃ・・・」
唯「なーに?あずにゃん」
梓「・・・・・・大好き」
唯「あずさっ」
キスをする
唯「今日いっぱいキスしたね。もう何回目かな?」
梓「はぁ・・はぁ・・・わ、わたし・・・」
唯「気持ちいい?」
梓「っん・・・はっ・・・はいっ」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:57:35.96:CZa/tZQk0
唯「指、入れてもいい?」
唯先輩が手を止める
梓「はぁ・・は、はい」
唯「じゃぁ、入れてみるよ、あずにゃん。痛かったら言ってね」
梓「っん・・・・・・・ぃ・・っ」
唯「ごめんよ、あずにゃん。痛かった?」
離そうとした唯先輩の手を止める
梓「ぃ、いえ、や、止めないでください・・・大丈夫です・・から」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:58:52.46:CZa/tZQk0
唯「ほんとに?」
梓「はい・・・唯先輩にやってほしいから」
唯「あずにゃん、でも、涙でてるよ」
梓「うっ、これは嬉し泣きですよっ、は、はやくしてください。怖くなっちゃうから」
唯「梓。可愛い」
梓「ちょっ、涙舐めないでくださいよ。おいしくないですよ、あ・・・ああっんっっ」
その瞬間、唯先輩の指が入ってくる
唯「・・・入った」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 23:59:54.13:CZa/tZQk0
梓「んんっ・・・ゆ・い先輩?」
唯先輩が動揺してる
唯「ぁ・・あ・・・あずにゃんや・・・」
梓「はっ・・・はい、どうしました・?」
唯「ち・・血が・・・」
唯先輩の指先が少し赤くなっていた
梓「あっ・・・」
唯「あずにゃん、やっぱりすごく痛かったんじゃ-」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:01:11.00:zny0Kc2y0
梓「い、いえ。ちょっとだけ痛かったですけど・・・」
唯「ティッシュ、ティッシュ」
梓「す、すみません。シーツ汚しちゃったんじゃ-」
唯「ううん、血はそんなに出てないから大丈夫だよ・・・今、拭いてあげるからね」
梓「ひゃっ、じっ、自分で-」
唯「動かないで、あずにゃん。よく我慢したね」
梓「はっ、恥ずかしぃ」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:02:05.17:zny0Kc2y0
唯「あずにゃん、えらい、えらい」
唯先輩がほっぺたにキスしてくる
梓「もう!子供扱いしないでくださいよ。はい」
唯「うん?」
梓「寝てください。つ、次は唯先輩の番です」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:03:33.53:zny0Kc2y0
唯「ふんふん♪」
梓「なんですか、もう」
唯「ううん♪あずにゃんはどうするのかなぁと思って」
梓「もう!馬鹿にして。わ、私もできるんですから」
唯「ふふふ」
梓「え。えーっとですね、ブ、ブラを外しますね」
唯「はーい」
梓「し、失礼します・・・」
ホックを外す。
唯「あずにゃん、次は?」
梓「さ、さわります・・・」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:04:48.47:zny0Kc2y0
唯「・・・・・・ん?」
梓「ど、どうしよう・・・こ、こうかな・・」
唯「っ・・・くっ・・あ、あずにゃん、くすぐった・・」
梓「あっ、え、ええ?そんな・・・おかしいな」
唯「あずにゃ・・ん・・・・ぁんっ」
梓「こ、ここ、き、気持ちいいですか?」
唯「っん・・・はぁん・・・・うん」
梓「強さはこ、このくらいで大丈夫ですか?」
唯「うん・・ぁんっ・・・あずにゃん・・きもちぃいよ」
梓「そ、そうですか?な、なら、よかったですけど。・・・ぁ、あの、ええと」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:06:15.17:zny0Kc2y0
唯「っん、あずにゃん?・・・舐めてくれるの?」
梓「はっ、はい。へ、下手だったら言ってください・・・じゃ、じゃあ―」
唯「あんっ!・・・はぁ・・んっ・・ぁっ・・ぁん!」
唯先輩が私の髪に振れてくる
唯「あずにゃんの舌やわらかい・・ぁん、・・・んっ」
どさくさに紛れて唯先輩のパンツにふれてみる
梓「ぬれてる」
唯「あーずーにゃん!」
梓「うわっ」
隙を付かれて、唯先輩に逆にベッドに押し倒されてしまった
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:07:19.21:zny0Kc2y0
唯「うふふ、あずにゃんも上脱いで」
唯先輩の手がパジャマのボタンに伸びてくる
梓「嫌ですよ」
唯「あずにゃんの意地悪」
梓「か、顔近いです」
唯「あーずさ」
梓「・・・はぃ」
唯「今度は、あずにゃんが唯って呼んでみて」
梓「もう、あずにゃんて言ってるし・・・ゆ・・・ゅい」
唯「ふふふ」
梓「や、やっぱり無理ですよ!先輩だし」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:08:32.43:zny0Kc2y0
唯「恋人同士みたいだったでしょ?」
梓「は・・・はい」
唯「あーずさ」
梓「ぬ、脱がせてください」
唯「うん」
そのあと、二人とも完全に裸になって、わからないなりに絡み合った
唯先輩も痛がったけど。唯先輩の中はあたたかかった
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:09:54.08:zny0Kc2y0
01:50
梓「あ、あれ?」
唯「ごめん、あずにゃん。起こしちゃった?」
梓「え?」
唯「あずにゃんの寝顔が可愛いから、なでなでしてたんだ」
梓「もう!唯先輩ったら」
唯「へへへ、ごめん」
梓「ずっと・・・しててください」
唯「・・・よしよし。あずにゃん♪」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:11:37.54:zny0Kc2y0
05:25
梓「さっ・・・さむぃ」
唯「むにゃ、むにゃ」
梓(そういえば、裸だし・・・布団もはがれてる)
はがれていた布団を戻す
梓「唯先輩・・・あったかい」
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 00:13:36.46:zny0Kc2y0
11:00
(ピピピッピピピッ)
梓「あ・・・唯先輩の携帯だ」
唯「うーん、ちがうよぉ・・・トンちゃんの背中は4人までしか乗れないんだょ
・・むにゃむにゃ」
梓「唯先輩!唯先輩!起きてください。携帯鳴ってますよ」
唯「んっ?あれ?あずにゃんだぁ・・・来てたの?」
梓「ちょっと!寝ぼけてないで、電話ですよ」
唯「あ・・・もしもし、あ、憂ぃ?うん・・・大丈夫だよ・・・うーーん、
うーーん、はーい」
そのまま、またバタンと寝てしまった
梓「もう・・・」
唯「でね・・・トンちゃんの背中は・・・」
梓「・・・唯先輩の背中あったかい」
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:02:52.71:zny0Kc2y0
12:20
梓「ん・・・わ、あっ」
唯「ふふふ」
梓「な、なにやってるんですか」
唯「おはようのちゅうだよ」
梓「っん・・・」
唯「あずにゃん、おはよう」
梓「お、おはようございます。って、私たち裸のまま・・・」
唯「昨日の夜は激しかったよ、あずにゃん」
梓「もう!なに言ってるんですか」
唯「シャワー浴びよう」
梓「は、はい・・・」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:05:59.71:zny0Kc2y0
12:30
唯「あずにゃん、大丈夫?もう痛くない?」
梓「はっ、はい・・・って自分で洗えますから」
唯「駄目だよ、私が洗ってあげるんだから。はい、次は背中」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「ふん♪ふんふん♪」
梓「ゆ、唯先輩・・・」
唯「なーに?あずにゃん」
梓「あの・・・あ、なんでもないです」
唯「ええ?あずにゃん、気になるよぉ」
梓「あ、え、えっと・・・ゆ、唯先輩の彼女になれないかなって」
唯「ぁ、あずにゃんてばぁ」
梓「い、あ、あ、じょ、冗談です。すっ、変なこと言ってすみません」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:08:03.88:zny0Kc2y0
16:30
梓「じゃ、じゃあ、お邪魔しました」
唯「あずにゃん、楽しかったよ!サンドイッチもおいしかったし、いっぱいお話したり、一緒にお風呂入ったり、本当に楽しかったよ」
梓「わ、私もすごく楽しかったです。唯先輩とずっと一緒に過ごせて・・・」
唯「あずにゃん?」
梓「・・・夢みたいでした」
唯「夢じゃないよ」
そう言って、唯先輩は玄関で私を抱きしめキスをしてくれた
唯「梓」
梓「唯先輩大好き」
唯「おうちまで送って行くよ。でも、玄関を出たら梓は後輩のあずにゃんに戻ってしまうよ」
梓「わ、わかってます・・・だから、も、もう少しだけ、こうしてたいです」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:10:52.24:zny0Kc2y0
16:45
帰り道、言葉も出なくて、でも何かを話してないと涙がこぼれそうだった
唯先輩はしりとりをして寂しさを紛らわせてくれた
唯「インコ。こ、だよ。あずにゃん」
梓「こ、こ、こ・・・」
唯「あずにゃん、この河原でギターの練習したね」
梓「唯先輩、ここ通る度に言ってますね」
唯「だって、あずにゃんとの思い出の場所だもん」
梓「そ、そうですね。ココア。あ、ですよ。唯先輩」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:12:24.25:zny0Kc2y0
唯「あ、うーーん、あずにゃん」
梓「もう、ん、がついてるし・・・」
唯「じゃあ、梓」
梓「ま、まぁいいですけど・・・さ、ですか。それなら私は、さわ子先生。です」
唯「い、い、いつまでも」
梓「もう!なんですかそれ。も、モノレール」
唯「ずっと」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:13:29.63:zny0Kc2y0
梓「もう、しりとりになってないじゃないですか!と、トマト!」
唯「一緒に」
涙がぽろぽろとこぼれてくる
梓「トマト、と、ですよ。次はズルしちゃ駄目ですよ?」
唯「いようね」
(おしまい)
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:16:05.83:lgQtcOFk0
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 07:35:24.40:m/mF4Qp30
梓「い、いえ・・・なんでもないです。ゆ、唯先輩、もういちど・・・」
言い終えるより先に唯先輩の唇が私の唇に重なってくる。
梓「な、なんか、見透かされてるみたいですね」
唯「えへへ、あずにゃんのことならわかるよ」
梓「わ、私、あの、ゆ、唯先輩のもさわってみたいな、って・・・」
唯「あずにゃんてばぁ・・・赤くなってるよ」
梓「へ?へ、そ、そんな・・・」
唯「もう、照れちゃって。いいよ、あずにゃん」
梓「・・・そっ、それじゃあ・・・」
律「なぁ、澪。最近、唯と梓、なんか変じゃないか?」
遠くから聞こえて来る声。私と唯先輩は慌てて木陰に隠れた。
澪「そうか?よくわからないけど、どこらへんが?」
律「どこらへんがって言われると困るんだけど。あいつら最近、仲よすぎじゃないか?」
澪「うーん、それは前からじゃないか?」
律「いや、唯は前からだけど。梓が唯をぜんぜん拒否しなくなったつーか」
澪「考えすぎだろ。梓もいい加減慣れたっていうか・・・拒否するの面倒臭くなったんだろ」
律「そうかなー」
二人の話し声が遠ざかっていく
唯「はぁーっ、びっくりした・・・」
梓「私もです。心臓が飛び出るかと」
唯「はぁーっ、帰ろうか。今度からは場所を考えないと」
梓「そ、そうですね・・・」
唯「肩を落としてどうしたの?あずにゃん。今度さわらせてあげるから」
梓「そっ、そんなんじゃ・・・」
唯「・・・」
梓「も、もういち・・・んっ」
また見透かされてる。
唯「旅行?」
憂「うん、お父さんとお母さんが12月イタリアに行くからついて行こうかなって。お姉ちゃんも行くでしょ?久しぶりに家族4人で行こうよ!」
唯「う、うーん・・・」
憂「やっぱり、受験勉強忙しい?」
唯「そうだねえ・・・」
憂「じゃ、じゃあ私も行かない。ごめんね、お姉ちゃん。やっぱり大事な時期だもんね」
唯「イタリア行きたいって言ってなかった?。私はいいから行ってきなよ憂!」
憂「う、ううん。いいの。やっぱりお姉ちゃんと家に居る」
純「あずさーどうしたの?ボーッとして」
梓「あ、え?な、なんでもない」
純「ちょっとー、なんかあたしの胸ばっか見てない?」
更衣室。3時間目は体育。
梓「み、見てないって」
純「梓の胸はぜんぜん成長しないね」
梓「・・・やっぱり。そうかな」
純「えっえっ?やだなー、気にしてた?な、なんかいつもと違うよ梓。ね、ねえ?憂」
憂「う、うん。梓ちゃん体調でも悪いの?」
梓「はぁ・・・」
純「こ、今度は憂の胸見てるし」
梓「いいなあ・・・」
憂「あっ、梓ちゃんも着痩せするタイプだし結構あると思うよ?」
純「そうかなあ?」
憂「ちょっ、ちょっと純ちゃん!」
純「ごめんごめん、ひょっとして梓、彼氏でもできた?」
梓「はぁ・・・」
(数ヶ月前)
梓「おばあちゃん、喜んでましたね」
唯「あずにゃんのおかげだよ。ありがとう」
梓「ちょ、ちょっと抱きつかないでくださいよ」
唯「あずにゃん。ちょっとお話してこうよ」
二人で練習した河原だった。
梓「え、もう遅いですし・・・」
唯「えぇ~じゃあ5分だけ、ね?あずにゃん」
唯「なにを話そっか?あずにゃん」
梓「なにって・・・先輩が言い出したんじゃないですか。なにもないなら帰りますよ」
唯「あーずにゃん」
梓「もう」
唯「あずにゃんの髪いいにおい」
梓「そ、そうですか・・・ちょっと嗅がないでくださいよ」
唯「シャンプーなに使ってんの?」
梓「ふ、普通のやつですよ。それより唯先輩、そろそろ離してくださいよ」
唯「あずにゃんのケチ。じゃあじゃあ、手、繋ぐ?」
梓「え、え?」
唯「いいじゃん。はい」
梓「な、なんか照れますけど・・・」
唯「・・・あずにゃんの手、小さい」
梓「もう!何度もさわったことあるじゃないですか」
唯「だって、こんな風にちゃんと繋いだことなかったよね」
梓「そ、そうですね。逆に照れます」
唯「そう言わずに、もっとこっち来なよ、あずにゃん」
梓「はっ、はい・・・」
唯「あずにゃんて好きな男の子とかいるの?」
梓「どうしたんですか?突然」
唯「私、もう高3だけど、ぜんぜん恋愛とかわからないんだよ。あずにゃん」
梓「なんか、唯先輩らしからぬ真面目な話ですね」
唯「うーん、私って変なんなのかなあ・・・」
梓「そんなことないと思いますよ。私も、その、なんていうか、そういうのよくわから
ないですし・・・」
唯「憂とかはあるのかなあ・・・」
梓「どうですかね・・・私は聞いたことないですけど」
唯「そっかあ」
梓「あ、でも、純とかはドラマに出てる俳優が好きとか言ってましたよ」
唯「おお!さすが純ちゃんはおませだなあ」
梓「おませって・・・私たちが遅れてるだけですよ」
唯「ねぇ、あずにゃん。いつか、その・・・彼氏とかできたらキスとかするんだよね?」
梓「なっ、何の話ですか?そ、そりゃ、恋人同士だったらそういう事もすると思いますけど・・・」
唯「私、心配なんだよ。ちゃんとできるか」
梓「何言ってるんですか、唯先輩。そういう心配は彼氏ができてからしてください」
唯「う~ん。でも、不安だし。あずにゃん練習してみない?」
梓「あ?へ?むっ、無理ですよ。わ、私、女ですよ!」
唯「う~ん、やっぱり無理か」
梓「無理に決まってるじゃないですか!それより唯先輩、顔近いです」
唯「ただの練習だよ」
梓「むっ、無理です」
唯「ちぇっ、あずにゃんはつれないんだから」
梓「・・・」
唯「どうしたの?あずにゃん。赤くなってるよ」
梓「それは・・・唯先輩が変なこと言い出すから!」
唯「ただの練習だって」
梓「練習?」
唯「そう。あずにゃんだって将来彼氏ができたら、緊張せずにできるの?」
梓「だ、大丈夫ですよ・・・」
唯「私が相手でもそんな緊張してるのに?」
梓「なっ、なんか唯先輩に指摘されると悔しいですね。たっ、ただの練習ですもんね?」
唯「そうだよ、あずにゃん。ただの練習なんだから、力を抜いて」
梓「で、わ、私はどうすれば・・・」
唯「そうだなぁ・・・私が映画で見たのは目をつぶってた」
梓「そ、それじゃあ・・・目をつぶったらいいですか?」
唯「うん、あずにゃんは目を閉じて。体を私にまかせなさい!」
梓「な、なんか不安だなあ・・・こ、こうですか?」
唯「じゃ、じゃあ、いくよ」
梓「はっ、はい・・・」
唯「ちょっとあずにゃん、首が仰け反ってる」
梓「ゆ、唯先輩!緊張するからはや・・・んっ、」
唯「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
唯「あずにゃん」
梓「す、すいません・・・へんなあじしませんでしたか?」
唯「大丈夫だよ。とっても柔らかかったよ」
梓「そ、そうですか・・・な、ならよかったですけど」
唯「ねぇ、あずにゃんはどんな感じがした」
梓「あ、えっと・・・緊張でよく・・・」
唯「もう一回、目をつぶって」
梓「え、は・・・はい」
唯「キスするよ?」
梓「も、もう、今更訊かなくていいから早くしてくださいよ」
唯「あずにゃん・・・」
梓「んっ・・・ゆ・・先輩・・ぁ」
(現在)
唯「どうしたの?あずにゃん」
梓「いえ・・・ちょっと前のことを思い出してて」
唯「なんのこと?」
梓「唯先輩と、その・・・初めてキスした時のことです」
唯「エヘヘ・・・どうしたの?あずにゃん、急に」
梓「ここに、この河原に来ると・・・あの時のことを思い出すっていうか」
唯「あずにゃんてばあ~」
梓「思い出の場所ですから。唯先輩との初キスの場所」
唯「ほれ、もっとこっちへおいで」
唯先輩の肩にもたれかかる。とても落ち着く。
梓「私、唯先輩ともっとたくさん思い出作りたいです」
唯「私もだよ。あずにゃん。あ、そういえば、来週の土曜と日曜なんだけど」
梓「ああ、憂がイタリアへ旅行に行くんですよね。で、唯先輩は受験勉強で残るんですよね?私、何か食べ物差し入れしますよ」
唯「ほんと?あずにゃん大好き!」
梓「わ、私も大好きです・・・」
唯「土曜日、泊まる?」
梓「え、え、でも・・・」
唯「だめ?あずにゃんが来てくれないと寂しくて勉強が手につかないよ」
梓「そ、そういうことなら、し、仕方ないですよね?」
唯「うふふ、そうだよ。あずにゃん」
(土曜日)
憂「今日の夕食が冷蔵庫の上の段、下の段が明日の夕食だよ。お昼はコンビニで買ってきてね。それから―」
唯「大丈夫だよ。憂」
憂「でも・・・」
唯「ほら、もう行かないと飛行機の時間に間に合わないよ」
憂「な、なにかあったらすぐ電話してね。イタリアでも携帯大丈夫みたいだから」
唯「うん。いってらっしゃい」
憂「いってきます!おみやげ買ってくるからね」
父「じゃあ、あとはたのんだぞ」
唯「はーい」
母「じゃあね、いってきます」
唯「いってらっしゃーい!」
唯「これがあずにゃんの分のタオルで・・・あれ、歯ブラシはあずにゃん持ってくるのかなあ?」
唯「あ、もしもしあずにゃん?うん、歯ブラシはいる?うん、わかった。
じゃあ寝巻は?うん、うん。わかった、じゃあ4時くらいね。うん、あずにゃん、楽しみだね。
じゃあ、あとでね」
唯「あれ?布団はどうしよう?うーん、一緒のベットでいいよね。
あずにゃん小さいし。枕はどうしよう・・・えーっと、枕、枕」
梓「着替え、着替えっと・・・うっ、どうしよう。どんな下着を持っていけば・・・って、べっ、別に見られるわけじゃないんだし、
なに考えてるんだろ私ってば」
梓「あ、電話・・・・・・はっ、はい。あっ、唯先輩。は、歯ブラシですか?あ、はい、持って行きます。
寝巻?ですか、はい、それも・・・はい、えーっとですね、4時くらいには唯先輩の家に行けると思います。
はっ、はい。私もです。はい。あとで」
梓「でも待てよ・・・唯先輩が一緒にお風呂入ろうとか言い出したら・・・う、うーん、白?
子供っぽいかな・・・水色?ピンク?どうしよう、なんかドキドキしてきた」
(夕方)
唯「あずにゃん遅いなあ」
ピンポーン
唯「おっ!あずにゃーん」
ガチャ
梓「あ、お、遅くなってすみません・・・唯先輩に食べてもらおうと思ってサンドイッチ作ってたら時間かかってしまって」
唯「わぁ、ありがとう!あずにゃん」
梓「ちょ・・・誰かに見られますよ」
唯「うーん、やっぱりあずにゃんいいにおい。さぁ上がって上がって」
梓「は、はい。お、お邪魔します・・・」
唯の部屋。
梓「あ、唯先輩。ちゃんと勉強してたんだ」
唯「うん、あずにゃんが来る前に終わらせようと思ったんだけど、ぜんぜん進まなかったんだよ」
梓「そ、そうですか・・・」
唯「あずにゃんがお泊りに来てくれるって考えたら集中できなかったんだよ」
梓「なっ、なに言ってるんですか。だ、駄目じゃないですかちゃんと勉強しないと」
唯「まあまあ、あずにゃん、コートかして」
梓「あっありがとうございます・・・どうしたんですか、今日の唯先輩気がききますね」
唯「え~いつもそうだよ~ここにかけとくね。あ、あずにゃんかわいい服着てる」
梓「そうですか・・・普段セーターとかあんま着ないんですけど、ってまた抱きつかないで下さいよ」
唯「だってかわいいんだもん。誰も見てないよ?」
梓「そ・・・そうですけど。抱きつくならちゃ、ちゃんと後ろからじゃなくて・・・」
唯「これでいい?」
梓「はっ、いや・・・ほんとにやられるとドキドキします」
唯「・・・あずにゃん」
梓「す、すみません。勉強の邪魔しに来た訳じゃないのに」
唯「・・・」
梓「・・・」
唯「こっち向いてよ、あずにゃん」
梓「はっ、恥ずかしいですよ・・・」
唯「今日のあずにゃんはなにあじかなあ」
梓「なっ、なんですかそれ・・・んっ」
唯「あれ?いちご味だ」
梓「あ、ああ・・・さ、さっき飴食べてたから、そ、そのせいかと・・・」
唯「ちゅっ」
梓「んっ、あっ・・・せん・・ぱい」
唯「あずにゃん、かわいい」
梓「ゆ、唯先輩もか、かわいいです」
唯「ほんと?」
梓「は、はい。唯先輩の顔も声も全部好きです」
唯「あずにゃん、よしよし」
梓「ちょっ、子供みたいにしないでくださいよ」
18:00
梓「唯先輩、唯先輩!ちょっと起きてくださいよ!」
唯「あ・・・アレ?あずにゃん、なんでウチに」
梓「ちょっと、何寝ぼけてるんですか?勉強中ですよ!」
唯「あ、そうだった・・・へへへ」
梓「さぁ、はやく問題集の続きをやってください。唯先輩には大学に合格してもらわないといけないんですから!」
唯「へ?なんで?あずにゃん、私が卒業しても寂しくないんだあ、うわあ~ん」
梓「さ、寂しいに決まってるじゃないですか・・・」
唯「じゃあ、私、もう一回三年生やろうかな。あずにゃんも、憂も純ちゃんもいるし、みんなで修学旅行行きたいね」
梓「もう!怒りますよ?」
唯「えへ・・・冗談冗談。ごめん、あずにゃん」
梓「唯先輩は受験に合格して、先に大学行っててください・・・
一年後、私も必ず唯先輩と同じ大学に行きますから!」
唯「うん・・・はやくあずにゃんと一緒に大学行けるようになりたいなあ」
梓「だったら、はやく勉強してください」
19:30
梓「せ、先輩、手伝いましょうか?」
唯「まあまあ、あずにゃんはお客さんなんだから、コタツで待ってて」
梓(不安だなあ・・・)
唯「実は憂がほとんど用意してくれてるんだ♪あとはレンジで温め・・・アレ?どのボタン押せば・・・」
梓「あ、あの、やっぱり私手伝・・・」
唯「大丈夫、大丈夫!もうちょっとでできるからね、あずにゃん♪」
梓「は、はい・・・」
唯「おまたせ、あずにゃん」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「さぁ、食べて食べて」
梓「はい。いただきます」
唯「ねぇ、このスープは私が作ったんだよ。お湯に溶かしただけだけどね!」
梓「は、はぁ・・・」
唯「ねぇ、どう?」
梓「そ、そうですね・・・ちょっと味が薄いけど、おいしいです」
唯「ほんとぉ?」
梓「す、すごいドヤ顔ですね・・・でも、唯先輩が作ってくれたスープおいしいです。唯先輩の味がします」
唯「あらあら、そんなに褒めてくれちゃって。あずにゃんてば」
梓「唯先輩の手料理だもん・・・」
唯「憂が作ったハンバーグもお食べよ。あずにゃんが来ること内緒だから一人分しかないんだ。半分こするね?」
梓「そんな、悪いですよ。唯先輩が食べてください」
唯「いいんだよ。あずにゃんが作ってくれたサンドイッチもあるし」
梓「あ・・・あまり料理はしないので味に自信はないですけど」
唯「おいしそうだよ、あずにゃん。せっかくだから、あずにゃんの隣で食ーべよっと」
梓「え?え?隣ですか」
唯「よいしょっと。ちょっと狭いかなあ?」
梓「あ、いえ、私はぜんぜん・・・こ、この方が落ち着くっていうか」
唯「じゃあ、食べさせてあげる。はい、あずにゃん、あーんして」
梓「て、照れますよ・・・あ、あーん、ですか」
唯「はい、お食べ」
梓「んっ・・・おいしいです」
唯「でしょ?唯のハンバーグはおいしいんだ」
梓「わ、私のサンドイッチも食べてみてください」
唯「うん、じゃあ、あーん」
梓「ゆ、唯先輩もですか・・・お、お口に合うかわかりませんけど」
唯「うーん!おいしいよお!!あずにゃん!」
梓「そ、そうですか?よかったです。練習したかいがありました・・・」
唯「練習したの?」
梓「あ、練習って程じゃないんですけど。家庭科の時間に憂に教えてもらって・・・
私も唯先輩に料理作ってあげれるようになりたいなって」
唯「ありがとう、とってもおいしいよ。あずにゃん」
唯先輩がさらに体を寄せてくる
20:30
夕食を食べたあと、また唯先輩の部屋で勉強
梓「ふぁ~~っ」
唯「あずにゃん、おねむなの?」
梓「あっ、すみません。唯先輩が勉強してるのに、私・・・」
唯「いいんだよ。こっちへおいで、あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
唯先輩の方へまわると、唯先輩がポンポンと自分の膝を叩いた
梓「え?あの・・・これは」
唯「膝枕だよ!あずにゃん」
梓「いや、そんな・・・先輩勉強中だし」
唯「もう~あずにゃんてば水くさいんだから。おいでおいで」
唯先輩に手を引かれる。唯先輩の膝のうえに頭を乗せる
梓「こ、こうですか」
唯「あずにゃん、硬いよ、リラックスしなきゃ膝枕の意味ないよ!」
梓「や、やっぱり、勉強の邪魔じゃ―」
唯「あずにゃんがそこにいてくれた方がはかどるよ」
梓「ほ、本当ですかぁ?ん、あ、すみません、膝枕ってどこ向いたらいいかわかりませんね」
唯「そうだねぇ、膝枕の時ってどっち向くのが正解なのかなあ?私のお腹の方向いてみてよ」
梓「い、いや・・・唯先輩、スカートだし。。ぱ、パンツ見えちゃいますよ」
唯「そ、そうかぁ。ま、別にいいけど」
梓「だ、駄目ですよ」
唯「う~ん、じゃあ、上向いてみて。私の顔の方」
梓「こうですか?」
唯「うん」
梓「な、なんか・・・顔見られてて勉強しにくくないですか?」
唯「平気だよお、あずにゃん」
梓「な、なんか、私が緊張しますよ。やっぱりこっち向くのが正解ですよ」
唯「え~、あずにゃん見守っててよ」
唯先輩のお腹と逆の方を向く
梓「もう!なに言ってるんですか。はやく勉強進めてください」
唯「あずにゃん、かわいい。猫みたい」
梓「なっ、撫でないでくださいよぉ」
21:50
梓(はっ、ほんとに寝ちゃった・・・って、唯先輩も寝ちゃってるし。
それにしても唯先輩の膝ってあったかい。起こした方がいいかな?
でも、もうちょっとこうしてたい。あっ、何も考えずに寝返りうっちゃった、どうしよう・・・)
唯「うーん・・・あずにゃんてばあ、もう食べれないよお、」
梓(びっくりした・・・寝言かぁ。あ、唯先輩のパンツ・・・見えちゃった。
ピンクだ・・・って、なにやってんだろ、私)
22:10
梓「あれ?私、また寝ちゃ・・・」
唯「あずにゃん、おはよう」
唯先輩が私の頭を撫でていた。
唯「あずにゃんの髪、サラサラ」
梓「すみません、いっぱい寝ちゃったみたいで」
起き上がろうとすると、唯先輩に止められた
唯「そのままでいいよ。あずにゃん」
梓「でも・・・」
唯「ねぇあずにゃん、一人エッチってしたことある?」
梓「は?へ?い、いきなりな、なんですか?」
唯「いや、あずにゃんはそういう経験あるのかなあって―」
梓「そ、そ、そ、そうですね、ゆ、唯先輩は?唯先輩はなんていうか・・・そ、その、し、したことありますか?」
唯「え~あずにゃんが先に答えてよ」
梓「な、なんでですか、唯先輩が言い出したんじゃないですか」
唯「あずにゃん、こういう時は、後輩が率先して答えるものなのだよ」
梓「い、いや意味わからないですし・・・」
唯「あずにゃんは一人エッチしたことある?」
梓「そ、そうですね・・・そ、そりゃ、す、少しくらいなら、あ、ありますけど」
唯「少し?」
梓「は、ひゃっ、なっ、なんていうか、で、出来心というか・・・」
唯「もう、あずにゃんてば、照れちゃって。恥ずかしがることじゃないよ」
梓「そ、そうですか?」
唯「そうだよ~で、どんな風にするの?あずにゃんは?」
梓「そ、そこ掘り下げるんですか・・・」
梓「そ、その、胸を服の上からさわったり・・・」
唯「それだけぇ?」
梓「ぱ、パンツの上からさわったりもします」
唯「それから、それから?」
梓「あ、私、な、なんか熱くなってきました」
起き上がると後ろから唯先輩に抱きしめられた
唯「こんな感じで?」
唯先輩の手が後ろから私の胸に触れる
梓「そ、そうですね、ってか先輩、くすぐったいです」
唯「そっかあ、じゃあ・・」
梓「あっ」
間一髪、下に伸びてきた唯先輩の手をつかんだ
梓「ゆ、唯先輩そこはちょっと・・・」
唯「さわってみたいよ、あずにゃん。ねぇ、だめ?」
梓「いや、だ、駄目っていうか、今はちょっと・・・あ、やめ」
唯「ねぇ、あずにゃん」
梓「す、すみません」
唯「びちょびちょだよ」
梓「あ、あの、そ、それは、変な意味じゃなくて、どうしよう・・・」
唯「恥ずかしがらなくていいよ」
梓「だって!唯先輩が変な話させるから!」
唯「もっとさわっていい?」
梓「はっ、へっ、・・・・・・ぱっ、パンツの上からなら」
唯「あずにゃんのパンツ水玉だ」
梓「は、はい、子供っぽいのしか持ってなくて・・・んっ、あ、ぁっ」
唯「すごいよ、あずにゃん。いっぱい濡れてるよ」
梓「はっ、んっ、はい、ちょ、ちょっと待って、待ってください」
唯先輩の手が止まる
唯「痛かった?」
梓「い、いえ・・・そんなことないですけど。恥ずかしくて」
唯「キスしよう?あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
唯「パンツだいぶ濡れちゃったね」
梓「は、はい・・・って唯先輩が―」
唯「着替えある?」
梓「あ、はい。ちゃんと準備してきましたから」
唯「じゃあ、お風呂にしよっか?」
梓「はい。あ・・・あの」
唯「一緒に入ろうね♪あずにゃん」
梓「はいっ」
22:25
唯先輩が私の髪をほどく
唯「はい、あずにゃん次はばんざーいして」
梓「はっ、はい・・・ゆ、唯先輩も」
私も唯先輩の上着を脱がせてあげる
梓「唯先輩のブラ可愛いですね」
唯「でしょ?でも、あずにゃんのも可愛いよ」
梓「も、もうちょっと大人っぽいの持ってたらよかったんですけど」
唯「似合ってるから大丈夫だよ。あずにゃん、後ろ向いて」
唯先輩の手がホックを外す
梓「ひゃっ、そ、そうですかね。じゃあ、ゆ、唯先輩も」
唯先輩のブラを外す
唯「へへへ。なんか脱がしあいこみたいだね。はい」
梓「はっ、ひぃ、ぱ、パンツは自分で脱ぎますから!」
言い終える前に唯先輩の手が私のパンツを脱がしてしまった
唯「駄目だよ!私がやるんだから」
梓「た、大変恥ずかしいです・・・つ、次は唯先輩です」
唯「お願いします」
梓「そんな、仁王立ちされても・・・ぜんぜん恥ずかしがらないんですね。は、はい」
唯「ありがとう!あずにゃん!」
梓「わ、わかりましたから・・早く入りましょうよ」
22:30
唯「あずにゃん、パンツ私が洗ったげるよ。私のせいだし」
湯船から唯先輩が話しかけてくる。
梓「い、いえ、そんな、自分で洗えますから」
唯「あずにゃん、洗うのは後でいいから、こっちおいで。風邪引くよ」
梓「はっ、はい。し、失礼します」
唯「もっとこっちへおいでよ」
梓「・・・はい」
唯「あずにゃん、キスしたいよ」
梓「あ、あの、唯先輩・・・待って」
唯「えー、ここにきて拒否なんてひどいよぉ、あずにゃん」
梓「そ、そうじゃなくて・・・あ、あの、な、名前て呼んでくれたら、う、嬉しいかなって」
唯「わ、わかったよ、あずにゃん♪ちゅっ」
梓「んっ・・だ、あずにゃんて言ってるし」
唯「うーん、あ、あずさ・・・なんか慣れてないから難しいよお」
梓「そ、そうですよね・・・なんか変なこと言ってすいません」
唯「あずにゃん、座って。体洗ったげる」
梓「はい・・・」
唯「あずにゃんの腕は細いね」
梓「そ、そうですか・・・」
唯「次は背中だよ、髪押さえてて」
梓「あ、すみません」
唯「あずにゃんの背中は小さくて可愛いね」
梓「もう、いちいち感想言わないでいいですよ」
唯「次は前だよ、こっち向いて」
梓「ま、前は自分で・・・」
唯「駄目だよ。隠したら洗えないよ、あずにゃん」
梓「は、はい・・・」
唯「あずにゃんの胸は―」
梓「ど、どうせ小さいですから・・・」
唯「可愛くて、やわらかくて―」
梓「は、はぁ」
唯「私の手にぴったりなんだよ」
梓「それ、なぐさめですか・・?」
唯「ちがうよ!あずにゃん。あずにゃんの胸は私のものってことだよ」
梓「唯先輩のもの・・・って、なんでですか!」
唯「えぇ~違うの?」
梓「ま、まぁ、いいですけど・・・さわらせたことあるの唯先輩だけですし」
唯「えへへ」
梓「ゆ、唯先輩!次は私が洗ってあげます」
唯「おぉ!ありがとう。あずにゃん」
梓「唯先輩の胸もすごくやわらかいですね」
唯「もう、あずにゃんてばエッチなんだから」
梓「あ、あ、私ってばすみません。このくらいの強さでいいですか?い、痛かったら言ってくださいね」
唯「ううん、あずにゃんが洗ってくれると気持ちいい」
梓「こ、こんな感じですかね?洗い残しはありませんか?」
唯「大丈夫だよ。綺麗にしてくれてありがと。あ・ず・さ」
梓「あ、え、えーっと、は、は、はい・・・」
唯「髪濡らすよー。熱くない?」
梓「あっ、はい。ちょうどいいです」
唯「かゆいとこはありませんか?」
梓「なっ、美容院ですか ?・・・ないですよ」
唯「ねぇ、あずにゃん。シャンプーは私と同じのでいい?」
梓「は、はい。・・・唯先輩と同じのがいいです」
唯「あずにゃんの髪は綺麗でいいなぁ。私も伸ばそうかなぁ」
梓「意外と不便ですよ」
唯「うーん、でも、私、あずにゃんのこのサラサラの髪が好きなんだぁ」
梓「よ、よかったらいつでもさわってください・・・って、なに言ってんだろ私」
唯「ほんとぉ、太っ腹だなぁ、あずにゃんは」
梓「な、なんですかそれ。お、終わったら、私も唯先輩の髪洗いますね」
唯「ふぅ~いいお湯だったー」
梓「唯先輩!体拭かないと風邪ひきますよ。拭いてあげますから、こっちきてください」
唯「ふふふ、ありがとう。あずにゃん。色々やってくれて、憂みたい」
梓「・・・・・・」
唯「ん・・・あ、あずにゃん?ご、ごめんよ、そ、そういう意味じゃないんだよ」
梓「ぃ、ぃえ・・・大丈夫ですから」
唯「泣かないであずにゃん・・・」
梓「うっ、ういは、ゆいせんぱいの家族ですから、わ、私と唯先輩とは比べられないくらい長い時間、
い、一緒にいるわけですから」
唯「あずにゃん・・・」
梓「・・・・・・」
23:22
唯「これでよしっと」
私の洗ったパンツを部屋の隅に干す唯先輩
梓「な、なにもここに干さなくても・・・」
唯「他のトコに干して、忘れて帰っちゃったら大変だよ」
梓「そ、そんなことしないですよ・・・唯先輩じゃないんだから」
唯「まあまあ」
唯先輩が電気を間接照明にかえてベッドの前に座る。隣をポンポンと叩く
唯「あずにゃん、おいでよ。お話しよう」
唯「あずにゃん・・・さっきはごめんね」
梓「い、いえ・・・私こそ、泣いたりしちゃって―」
唯「あ、あずにゃん。パジャマのボタンが外れてるよ」
唯先輩がボタンをとめてくれる
梓「あ、ありがとうございます」
唯「このパジャマ可愛いね!新品なの?」
梓「は、はい。ちょっと前にお父さんに買ってもらったんですけど、今日おろしたいなって思って、
唯先輩に見て欲しかったから―」
唯「すごく可愛いよ」
梓「よ、よかったです」
唯「手、繋ごう」
梓「は、はい」
唯「あーずにゃん」
梓「どうしたんですか?先輩」
唯「何でもないよ!」
梓「もう!・・・それにしても静かですね」
唯「誰もいないからね」
梓「ふ、二人っきりですもんね」
唯「ねぇ、あずにゃん。私はあずにゃんのことすごく大事に思ってるよ」
梓「わ、私もです」
唯「あずにゃん、目を閉じて」
梓「は、はい・・・」
唯「ほらほら、こっち向いてくれないと。いいことできないよ」
梓「は、はい・・・こうでいいですか?」
唯先輩がくちびるを重ねてくる
唯「あずにゃん、これが今の私の気持ちだよ」
そう言って今度は長く激しく
梓「ゆ、唯先輩・・・んぅ、あっ・・・」
唯「ぁずにゃん・・、ぅんっ」
梓「・・・ぁんっ、・・・・・・ゅ唯先輩」
唯「ねぇ、あずにゃん」
梓「は・・・はい」
唯「エッチしよう?」
梓「・・・・・・はぃ」
ベッドへ。唯先輩が手を引いてくれる
唯「って、言ってもやりかた全然わかんないんだ、へへへ」
梓「わ、私も・・・は、初めてで」
唯先輩と向い合ってベッドに横になる。唯先輩が両手を握ってくる
唯「震えているよ。あずにゃん」
梓「すいません、初めての相手が唯先輩で嬉しいはずなのに、私ったらどうしたんだろう・・・」
唯「初めてだもん。怖くて当然だよ。私もドキドキしてるよ」
唯先輩が繋いだ私の手を自分の胸元に
梓「・・・本当だ」
唯「あずにゃんの初めて、私にくれる?」
梓「はっ、はい。もらってください。私、唯先輩のこと大好きです」
唯「ありがとう。あずにゃんも私の初めてもらってくれる?」
梓「もちろんです。上手くできるかわからないですけど、わ、私がんばります」
唯「へへへ」
梓「な、なんか変ですよね」
唯「あずにゃん」
梓「こ、今度は私からき、キスしますね」
唯「うん」
目を閉じる唯先輩。
梓「緊張しますね・・・え、えっと、い、いきますね」
唯「大丈夫だよ、あずにゃん。あずにゃんのタイミングでいいよ」
梓「ん・・・ぁ、あれ、ん・・・・・・」
唯「ぁん、あずにゃんっ」
梓「へ、下手ですよね・・・」
唯「ううん、すごく感じるよ。もっと続けて」
梓「っん・・・っん・・・」
唯「あっ・・・はぁ、・・・・っん」
体をぴったりとくっつけて頭が真っ白になるくらいキスした
梓「はぁ・・・はぁ」
唯「はぁはぁ・・・」
梓「・・・唯先輩」
唯「あずにゃん・・・体が熱くなってきたよ」
梓「脱・・・がせてもいいですか?」
唯「うん、脱がせて、あずにゃん」
私は体を起こして、唯先輩の上着と肌着を脱がせた
梓「あ・・・し、下も脱がせたほうがいいんですかね?すみません、よく分からなくて」
唯「その前にあずにゃんも脱がないとね」
今度は唯先輩が起き上がり、私がベッドに寝かされた
梓「あ、え?し、下から?」
唯先輩の手がパジャマのズボンに伸びてくる
唯「またパンツ濡らしたら大変でしょ」
梓「で、でも・・・順序が変じゃ―」
唯「あずにゃん、腰あげて」
梓「・・・・・・は、はい」
ズボンが下げられる
唯「はい、パンツも」
梓「は、はい・・・」
唯「ん?ちょっと濡れちゃったね」
梓「も、もう!言わないでくださいよ!」
唯「ねぇ?このあとどうするのかなあ?」
梓「へっ、知らないですよ!そこで止まらないでくださいよ!しっ下だけ裸という大変恥ずかしい状態なんですけど・・・」
唯「・・・」
梓「あ、あんまり直視しないでくださいよ!」
唯「もう、あずにゃん、足閉じないで」
梓「はっ、恥ずかしいですよ!」
唯「さわるよ・・・?」
梓「は、はい・・・」
唯「すごい」
梓「あぁ・・・っん・・・はっ・・・あっん」
唯「あずにゃん、感じる?」
梓「ぁぁん・・っん・・・っん・・・・んっ・・・ぁ」
唯「いっぱい濡れてる」
梓「んっ・・・はぁ、はぁんっ・・・」
唯先輩が手を止め聞いてくる
唯「あずにゃんはここが感じるんだね」
梓「はぁ、はぁ・・・はい・・・」
唯「かわいい、あずにゃん」
左手で頭を撫でられ、右手がまたふれてくる
梓「ぁんっ・・・あんっ、あんっ」
唯「腰が動いてるよ、あずにゃん」
梓「っ・・・ゆ・・・せんぱぃ・・・」
唯「なーに?あずにゃん」
梓「・・・・・・大好き」
唯「あずさっ」
キスをする
唯「今日いっぱいキスしたね。もう何回目かな?」
梓「はぁ・・はぁ・・・わ、わたし・・・」
唯「気持ちいい?」
梓「っん・・・はっ・・・はいっ」
唯「指、入れてもいい?」
唯先輩が手を止める
梓「はぁ・・は、はい」
唯「じゃぁ、入れてみるよ、あずにゃん。痛かったら言ってね」
梓「っん・・・・・・・ぃ・・っ」
唯「ごめんよ、あずにゃん。痛かった?」
離そうとした唯先輩の手を止める
梓「ぃ、いえ、や、止めないでください・・・大丈夫です・・から」
唯「ほんとに?」
梓「はい・・・唯先輩にやってほしいから」
唯「あずにゃん、でも、涙でてるよ」
梓「うっ、これは嬉し泣きですよっ、は、はやくしてください。怖くなっちゃうから」
唯「梓。可愛い」
梓「ちょっ、涙舐めないでくださいよ。おいしくないですよ、あ・・・ああっんっっ」
その瞬間、唯先輩の指が入ってくる
唯「・・・入った」
梓「んんっ・・・ゆ・い先輩?」
唯先輩が動揺してる
唯「ぁ・・あ・・・あずにゃんや・・・」
梓「はっ・・・はい、どうしました・?」
唯「ち・・血が・・・」
唯先輩の指先が少し赤くなっていた
梓「あっ・・・」
唯「あずにゃん、やっぱりすごく痛かったんじゃ-」
梓「い、いえ。ちょっとだけ痛かったですけど・・・」
唯「ティッシュ、ティッシュ」
梓「す、すみません。シーツ汚しちゃったんじゃ-」
唯「ううん、血はそんなに出てないから大丈夫だよ・・・今、拭いてあげるからね」
梓「ひゃっ、じっ、自分で-」
唯「動かないで、あずにゃん。よく我慢したね」
梓「はっ、恥ずかしぃ」
唯「あずにゃん、えらい、えらい」
唯先輩がほっぺたにキスしてくる
梓「もう!子供扱いしないでくださいよ。はい」
唯「うん?」
梓「寝てください。つ、次は唯先輩の番です」
唯「ふんふん♪」
梓「なんですか、もう」
唯「ううん♪あずにゃんはどうするのかなぁと思って」
梓「もう!馬鹿にして。わ、私もできるんですから」
唯「ふふふ」
梓「え。えーっとですね、ブ、ブラを外しますね」
唯「はーい」
梓「し、失礼します・・・」
ホックを外す。
唯「あずにゃん、次は?」
梓「さ、さわります・・・」
唯「・・・・・・ん?」
梓「ど、どうしよう・・・こ、こうかな・・」
唯「っ・・・くっ・・あ、あずにゃん、くすぐった・・」
梓「あっ、え、ええ?そんな・・・おかしいな」
唯「あずにゃ・・ん・・・・ぁんっ」
梓「こ、ここ、き、気持ちいいですか?」
唯「っん・・・はぁん・・・・うん」
梓「強さはこ、このくらいで大丈夫ですか?」
唯「うん・・ぁんっ・・・あずにゃん・・きもちぃいよ」
梓「そ、そうですか?な、なら、よかったですけど。・・・ぁ、あの、ええと」
唯「っん、あずにゃん?・・・舐めてくれるの?」
梓「はっ、はい。へ、下手だったら言ってください・・・じゃ、じゃあ―」
唯「あんっ!・・・はぁ・・んっ・・ぁっ・・ぁん!」
唯先輩が私の髪に振れてくる
唯「あずにゃんの舌やわらかい・・ぁん、・・・んっ」
どさくさに紛れて唯先輩のパンツにふれてみる
梓「ぬれてる」
唯「あーずーにゃん!」
梓「うわっ」
隙を付かれて、唯先輩に逆にベッドに押し倒されてしまった
唯「うふふ、あずにゃんも上脱いで」
唯先輩の手がパジャマのボタンに伸びてくる
梓「嫌ですよ」
唯「あずにゃんの意地悪」
梓「か、顔近いです」
唯「あーずさ」
梓「・・・はぃ」
唯「今度は、あずにゃんが唯って呼んでみて」
梓「もう、あずにゃんて言ってるし・・・ゆ・・・ゅい」
唯「ふふふ」
梓「や、やっぱり無理ですよ!先輩だし」
唯「恋人同士みたいだったでしょ?」
梓「は・・・はい」
唯「あーずさ」
梓「ぬ、脱がせてください」
唯「うん」
そのあと、二人とも完全に裸になって、わからないなりに絡み合った
唯先輩も痛がったけど。唯先輩の中はあたたかかった
01:50
梓「あ、あれ?」
唯「ごめん、あずにゃん。起こしちゃった?」
梓「え?」
唯「あずにゃんの寝顔が可愛いから、なでなでしてたんだ」
梓「もう!唯先輩ったら」
唯「へへへ、ごめん」
梓「ずっと・・・しててください」
唯「・・・よしよし。あずにゃん♪」
05:25
梓「さっ・・・さむぃ」
唯「むにゃ、むにゃ」
梓(そういえば、裸だし・・・布団もはがれてる)
はがれていた布団を戻す
梓「唯先輩・・・あったかい」
11:00
(ピピピッピピピッ)
梓「あ・・・唯先輩の携帯だ」
唯「うーん、ちがうよぉ・・・トンちゃんの背中は4人までしか乗れないんだょ
・・むにゃむにゃ」
梓「唯先輩!唯先輩!起きてください。携帯鳴ってますよ」
唯「んっ?あれ?あずにゃんだぁ・・・来てたの?」
梓「ちょっと!寝ぼけてないで、電話ですよ」
唯「あ・・・もしもし、あ、憂ぃ?うん・・・大丈夫だよ・・・うーーん、
うーーん、はーい」
そのまま、またバタンと寝てしまった
梓「もう・・・」
唯「でね・・・トンちゃんの背中は・・・」
梓「・・・唯先輩の背中あったかい」
12:20
梓「ん・・・わ、あっ」
唯「ふふふ」
梓「な、なにやってるんですか」
唯「おはようのちゅうだよ」
梓「っん・・・」
唯「あずにゃん、おはよう」
梓「お、おはようございます。って、私たち裸のまま・・・」
唯「昨日の夜は激しかったよ、あずにゃん」
梓「もう!なに言ってるんですか」
唯「シャワー浴びよう」
梓「は、はい・・・」
12:30
唯「あずにゃん、大丈夫?もう痛くない?」
梓「はっ、はい・・・って自分で洗えますから」
唯「駄目だよ、私が洗ってあげるんだから。はい、次は背中」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「ふん♪ふんふん♪」
梓「ゆ、唯先輩・・・」
唯「なーに?あずにゃん」
梓「あの・・・あ、なんでもないです」
唯「ええ?あずにゃん、気になるよぉ」
梓「あ、え、えっと・・・ゆ、唯先輩の彼女になれないかなって」
唯「ぁ、あずにゃんてばぁ」
梓「い、あ、あ、じょ、冗談です。すっ、変なこと言ってすみません」
16:30
梓「じゃ、じゃあ、お邪魔しました」
唯「あずにゃん、楽しかったよ!サンドイッチもおいしかったし、いっぱいお話したり、一緒にお風呂入ったり、本当に楽しかったよ」
梓「わ、私もすごく楽しかったです。唯先輩とずっと一緒に過ごせて・・・」
唯「あずにゃん?」
梓「・・・夢みたいでした」
唯「夢じゃないよ」
そう言って、唯先輩は玄関で私を抱きしめキスをしてくれた
唯「梓」
梓「唯先輩大好き」
唯「おうちまで送って行くよ。でも、玄関を出たら梓は後輩のあずにゃんに戻ってしまうよ」
梓「わ、わかってます・・・だから、も、もう少しだけ、こうしてたいです」
16:45
帰り道、言葉も出なくて、でも何かを話してないと涙がこぼれそうだった
唯先輩はしりとりをして寂しさを紛らわせてくれた
唯「インコ。こ、だよ。あずにゃん」
梓「こ、こ、こ・・・」
唯「あずにゃん、この河原でギターの練習したね」
梓「唯先輩、ここ通る度に言ってますね」
唯「だって、あずにゃんとの思い出の場所だもん」
梓「そ、そうですね。ココア。あ、ですよ。唯先輩」
唯「あ、うーーん、あずにゃん」
梓「もう、ん、がついてるし・・・」
唯「じゃあ、梓」
梓「ま、まぁいいですけど・・・さ、ですか。それなら私は、さわ子先生。です」
唯「い、い、いつまでも」
梓「もう!なんですかそれ。も、モノレール」
唯「ずっと」
梓「もう、しりとりになってないじゃないですか!と、トマト!」
唯「一緒に」
涙がぽろぽろとこぼれてくる
梓「トマト、と、ですよ。次はズルしちゃ駄目ですよ?」
唯「いようね」
(おしまい)
乙
よかった
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:25:29.62:zny0Kc2y0よかった
どうもお付き合い頂いた方ありがとう。2つもスレが止まってしまってすまぬ。
次回作は考えてないけど、やるときはまたブログでもやるので気長にチェックしてください。
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:28:10.80:WWf7ispB0次回作は考えてないけど、やるときはまたブログでもやるので気長にチェックしてください。
ブログどこだよ
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 01:30:24.58:zny0Kc2y0135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 07:35:24.40:m/mF4Qp30
乙
あずなんと唯ちゃんは付き合わないのか…(´・ω・`)
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/08(土) 07:43:54.66:tmCDuE5E0あずなんと唯ちゃんは付き合わないのか…(´・ω・`)
この調子だったら2人は離れられないと思うし付き合うのも時間の問題だと思うなぁ

コメント 9
コメント一覧 (9)
やめろ!
もう一回見直したら、確かに超どもってるね。
良い話なのに、なんか冷めちゃったよ…
これこそ俺が求めていた唯梓だ…
これが人間の…唯梓の力なのか…!?