- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:17:48.29:4VYj1TI/0
唯「……」
澪「……」
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「海の中ってそんなに青くないんだね」
澪「うん、私もそう思った」
唯「青いどころか若干ドス黒くて周りがよく見えないね」
澪「あぁ、砂とかプランクトンとかで何がなんだか分からないよ」
唯「うん、そうだね」
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「私達、何でヒラメになっちゃったの…?」
澪「知らん」

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【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:22:08.50:4VYj1TI/0
唯「あ、澪ちゃん」
澪「何?」
唯「ほら、あれってもしかしてハマグリじゃない?」
澪「ん~…あ、ホントだ」
唯「波で流されてきちゃったのかな?」
澪「さぁ…」
唯「あ、タコに食べられた」
澪「うわなにあれぐろい」
唯「貝殻はちゃんと吐き出すんだね」
澪「器用だなアイツ」
唯「あ、こっちに気づいたみたいだよ」
澪「よし逃げよう」フヨフヨ
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:27:00.27:4VYj1TI/0
澪「あ」
唯「どうしたの澪ちゃん?」
澪「いや、ふと思ったんだけど」
澪「私達って、何食べればいいんだっけ?」
唯「えっ?うーん…小魚とかじゃないの?」
澪「泳いでる小魚を?生で?」
唯「しかも踊り食いだよ。凄く豪華だね」
澪「いやその発想おかしくない?」
唯「えっ?何で?」
澪「いや、何でって聞かれても…」
唯「だって私しらすの踊り食いなんて食べたことないもん。これは滅多にできない体験だと思うよ」
澪「いや別にしらす限定とは限らないから」
唯「えっ!?他の魚を踊り食いするの!?澪ちゃん意外とワイルドなんだね!」
澪「何この子めんどくさい」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:32:06.88:4VYj1TI/0
唯「うーん」
澪「どうした唯?」
唯「あの魚、誰かに似てるんだよねぇ…」
澪「えっ?どれ?」
唯「ほら、あの大きな魚」
澪「……マンボウ?」
唯「あっ!分かった!」
澪「ちょっと待て唯」
唯「えっ?」
澪「よく見ろ、アレには眉毛がないだろ」
唯「あっ…」
澪「まったく、友達とマンボウが似てるなんて失礼な事思うなよ」
唯「ごめんなさい…」
澪「分かればいいんだ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:39:12.46:4VYj1TI/0
唯「お腹すいたね…」
澪「うん…」
唯「やっぱり踊り食いでもいいから何か食べないといけないね」
澪「そうだな…私達って何食べればいいんだろう?」
唯「うーん…」
澪「うーん…」
「あっ!澪先輩!唯先輩!」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:42:29.55:4VYj1TI/0
唯「……」
澪「……」
梓「よかったぁ…唯先輩達も魚介類になってたんですね!」
梓「私なんて気がついたら帆立になってたんですよ!もうびっくりしました!」
梓「もしこのまま私一人だったらどうしようかって……先輩?」
唯澪「」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:47:18.15:4VYj1TI/0
唯「げふっ。あー美味しかった!」
澪「うん。やっぱり普段から食べ慣れてる食材が一番安心できるな」
唯「あっ、殻が残っちゃったけどどうしよう」
澪「あ、それはそのままでいいよ」
唯「えっ?放っておいて大丈夫なの?」
澪「あぁ。そのままにしておけば私達より小さい魚やプランクトン達の餌になるからな」
唯「そっか、小さい生き物は大きな生き物の死骸を食べて生きるんだっけ」
澪「自然界の摂理はそうやって成り立ってるんだ」
澪「循環性を保てなくなったら、私達生物は絶滅してしまう」
澪「そうならないためにも、こうやって弱い生き物にもちゃんと餌を摂取させてあげる事が必要だ」
澪「自己中心的な生物はどんな世界でだって生きる事ができない。私達人間だってな」
唯「そうだね。私も気をつけるよ」
唯(私達が魚だってツッコミは今しないほうがいいよね)
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:52:34.91:lKyaVvgB0
唯「うー」
澪「どうした?いきなり唸って」
唯「砂がじゃりじゃりしてて痛い」
唯「澪ちゃんだっこ」
澪「へっ?」
唯「どーん!」ベシャア
澪「ぶぉ!?がばっ!馬鹿っ!降りろっ!」
唯「あぁ~ぬめぬめで気持ちいい~」
澪「ごぼっ!ちょっ!エラ!エラが押さえっ!ぶぼっ!」ジタバタ
澪「呼吸…でき…」
澪「」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:54:59.77:4VYj1TI/0
澪「…まったく、死ぬかと思った」
唯「ごめんね澪ちゃん。私全然魚のこと知らないから…」
澪「いや、そもそも何で私の上に乗るなんて発想が浮かぶのさ」
唯「だって…砂はじゃりじゃりしてるから居心地悪くて」
澪「もう…魚なんだから慣れないと駄目だろ」
唯「うん…」
唯「でもね澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「澪ちゃんの皮、すごく気持ちよかったよ」
澪「そ、そうか…?///」
唯「うん。まるで全身油塗りたくったみたいな感触ですごく気持ち良かった」
澪「おい」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:02:01.23:4VYj1TI/0
澪「はぁー…暇だな」
唯「うん、暇だね」
澪「元に戻る気配もないしなぁ」
唯「これから私達どうなっちゃうんだろう」
澪「心配する事はないと思う」
唯「えっ?何で?」
澪「ヒラメになってもこうやって唯と話せてるんだ」
澪「きっと私達が完全に魚になってない証拠だよ」
唯「でも、もし完全に魚になっちゃったら…」
澪「その時は…その時に考えよう」
唯「うん…」
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「完全にヒラメになっても、私達友達だよね?」
澪「うん。友達だ」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:07:05.59:4VYj1TI/0
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「私ね、海がこんなにも広くて大きいなんて知らなかったんだ」
澪「?そんなの誰だって知ってると思うけど…」
唯「ううん、そういう事じゃなくて」
唯「実際に海に潜った事は何回もあるけど、こんなに深い所から海を見たのは初めて」
唯「だから、こんなにも下から見る海の景色が暗いだなんて知らなかった」
澪「…うん、そうだな」
唯「これって、私が人間だったら一生見えなかったのかな?」
澪「そんな事はないよ。本気を出せば人間だって海の深い所までもぐる事ができるはずだ」
澪「大事なのはそれをするかしないのかの差だよ」
唯「そっか…そうだよね」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:10:29.73:4VYj1TI/0
澪「でも…」
唯「?」
澪「努力をしたって見れない事もあるかもしれないな」
唯「どういうこと?」
澪「ほら、例えば何らかの障害があったらどうだろう?」
澪「手足が自由に利かなかったり、水に入ることで持病が起きてしまうとか」
唯「あっ、うん…そうだね」
唯「だとしたら、私達って贅沢な事してるのかな?」
澪「さぁね。私はこんな景色見てもあまり楽しくないし…」
澪「でも、『海の中』を知らない人にとっては、凄く羨ましい事なんだと思う」
唯「そっか…」
澪「本当に欲しい物に限って自分で手に入れる事ができない、人が欲しい物は簡単に手に入れる事ができる」
澪「皮肉なものだよ…人生なんて」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:14:17.92:4VYj1TI/0
唯「ねぇ、それって恋とかにも言えるのかな?」
澪「…そうだな。実際、恋愛物の小説や漫画はそんなものばっかりだ」
唯「そっか~。でもおかしいね」
澪「何がだ?」
唯「だって欲しい物が手に入らないなんて嫌でしょ?」
唯「だったらなんでそんな漫画や小説ばっかりが売れてるんだろう?」
澪「…クスッ」
唯「えっ?澪ちゃん今笑った?」
澪「まったく…唯は子供だな」
唯「あーっ!馬鹿にしたっ!澪ちゃん今私を馬鹿にしたっ!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:20:28.87:4VYj1TI/0
澪「ほらほら怒るな。みっともないだろ」
唯「うー」
澪「ふふ…じゃあ教えてやるよ」
唯「?」
澪「何故自分には価値の分からない物が手に入りやすく、本当に欲しい物が手に入らない物語が好まれるのか」
澪「それはね…」
唯「…うん」
澪「その『価値観』の違いの相互が、人生そのもので面白いからな」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:25:17.62:4VYj1TI/0
唯「あっ!澪ちゃん見て!」
澪「なんだよ…?丁度今から昼寝しようと思ってたのに」
唯「それどころじゃないってば!ほらアレ!」
澪「んん~」
澪「っ!?」
唯「あれって漁師さんとかが使う網だよね…?」
澪「あぁ…あれは網引きだ」
澪「きっと船で漁をしにきたんだ」
唯「でも私達は地面に這ってるから大丈夫だよね」
澪「何言ってるんだ、あの網もしかしたら地面まで届いてるかもしれないんだぞ?」
唯「えっ!?どっどうしよう…」アセアセ
澪「とにかく逃げるぞ。ついて来い」スイスイ
唯「うんっ!」スイスイ
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:30:12.60:4VYj1TI/0
澪「…何とか逃げ切れたな」
唯「はぁはぁ…私もう泳げない…」
澪「よし、ここら辺で一休みしていくか」
唯「あうう~」
唯「…ねぇ澪ちゃん」
澪「私達って、いつになったら人間に戻れるんだろう…?」
澪「…さぁ、分からない」
唯「そんな!このまま魚として人生を歩まなきゃいけないの!?」
唯「憂にも会えないし…りっちゃんやムギちゃんとも一生演奏できないし…」
唯「それに…あずにゃんにだって会いたいよっ!!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:31:52.85:ie2l+wPnO
澪「…落ち着け、唯」
唯「だって…だってぇ…」
澪「……」
唯「……ううっ」ジワァ
澪「!?おい唯!自分の体見てみろ!」
唯「…えっ?」
唯「あっ…」
澪「お腹に…足が一本だけ生えてる!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:41:27.08:4VYj1TI/0
唯「やったよ澪ちゃん!私人間に戻れるみたい!」
澪「あぁ…良かったな、唯」
唯「きっと澪ちゃんも同じように人間に戻れるよ!」
唯「これでまた軽音部のみんなで一緒に…」
澪「……」
唯「…澪ちゃん?」
澪「…唯」
唯「澪ちゃんどうしたの?嬉しくないの?」
澪「……」
澪「ごめん、唯」
澪「私はきっと、戻れそうにない」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:47:24.47:4VYj1TI/0
唯「えっ…?」
澪「ごめんね…」
唯「何で…どうして…?」
唯「何でそんな事分かるの!?」
澪「…これはもう、決まってる事なんだと思う」
唯「そんなことないっ!澪ちゃんは私と同じヒラメなんだよ!」
唯「私だけ人間に戻れて澪ちゃんが戻ることができないなんて…っ!」
唯「そんなの絶対おかしいよ!」
澪「ごめん…唯」
唯「あきらめちゃ駄目だよ!まだ時間はいっぱい…」
澪「違う…違うんだ唯」
唯「何が違うの!?はっきり言ってよ澪ちゃん!」
澪「……」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:48:02.25:4VYj1TI/0
「…私は、ヒラメじゃない。カレイだ」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:00:25.24:4VYj1TI/0
唯「…えっ」
澪「……」
唯「そ…そんな、嘘…だよね?」
澪「…私の目を見てみろ。お前の目とは逆だ」
唯「あ…あぁ…」
澪「なぁ唯、私がさっき言ったこと、憶えてる?」
澪「循環性を保てなくなったら、生物は生きていく事ができない」
澪「だから私はそれに従う。それが正しい事だと思うから」
唯「嫌だ…そんなの…やだよ…」
澪「馬鹿、泣くなよ。せっかく人間に戻れるってのに」
唯「私だけ戻ったって意味ないよ!」
唯「放課後ティータイムは五人揃って初めて完成するんだよ!?」
唯「なのに…澪ちゃんがいないだなんて…そんなのっ!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:07:11.77:4VYj1TI/0
澪「唯…」
唯「澪ちゃんがカレイだったなら私もカレイになりたかった!」
唯「そうすれば澪ちゃんと一緒に…ずっと…最後まで…」
澪「…あぁ、私も同じだ」
澪「私はヒラメになりたかった」
澪「ヒラメになれば、唯達と一緒にまた部室で楽しく過ごす事ができたのにね」
唯「だから…ヒッグ、私、が…カレイに…」
澪「…本当に欲しい物に限って自分で手に入れる事ができない、人が欲しい物は簡単に手に入れる事ができる」
澪「まったく…上手くいかないね。人生って」
唯「ヒック…み、澪…ちゃ…エグッ」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:14:17.16:4VYj1TI/0
澪「…そろそろお別れみたいだ」
唯「ヒック…え…今なんて」
澪「大丈夫だ、唯」
澪「目を閉じたら、きっと唯は人間に戻ってる筈だ」
澪「頑張って皆で文化祭を盛り上げてくれ」
澪「私は、先に上で見守っているから」
唯「嫌だ!澪ちゃん!澪ちゃんっ!!!!」
グサッ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:15:19.50:4VYj1TI/0
「みおちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!!!!!!!!!!!!!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:21:18.45:4VYj1TI/0
律「唯~。おーいゆーいー」
唯「ふみゅ…ぐー…すかー」
律「アカン。こいつ爆睡してるわ」
梓「きっと遊び疲れて寝ちゃったんでしょう…ほら唯先輩。起きないと日が暮れちゃいますよ」
唯「すーぴー」
紬「うふふ、唯ちゃんすっごく気持ちよさそう」
澪「きっと夢でも見てるんだろう…はぁ」
澪「おい、いい加減起きないとご飯抜きだぞ」
唯「うぅ~ん…」
唯「…んぁ」
律「あ、やっと起きた」
梓「唯先輩、早く別荘に帰る準備してください。夜の練習ができなくなるじゃないですか」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:26:10.39:4VYj1TI/0
唯「…あれ、澪ちゃん。ヒラメは?」
澪「平目?何言ってんだよ」
唯「……」
唯「うーん…」
澪「ほーら、早く立て。それだけ寝たんだから体力も戻ってる筈だろ?」
唯「…ま、いっか」
澪「?何なんださっきから…」
唯「ううんっ、何でもないよ」
律「あっ、ヒラメで思い出した」
律「ほら見てみろよ唯!さっきムギん家のボートで沖まで言ってきたんだけどさぁ」
律「よいしょ!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:33:20.97:4VYj1TI/0
唯「おおっ!ヒラメだ!」
律「どうだ!すごいだろ~」
梓「あの…これって律先輩が釣ってきたんですか?」
律「いや?素潜りして銛で刺した」
梓「えっ」
澪「ムギの家の私物を勝手に拝借したらしい…このばか」
律「えぇ~いいじゃんかよ~今日のおかずが一品増えたんだからさぁ~」
紬「うふふ。でもねりっちゃん、それはヒラメじゃないよ」
律「えっ?ヒラメじゃないの?」
紬「うんっ。それはカレイだね。ほら、目が右にあるから…」
律「そうなの?じゃあ今夜はカレイの煮付けだー!」
唯「やったー!」
梓「カレーとカレイの煮付け…」
澪「明らかに狙ってるって思われるメニューだな…」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:39:20.38:4VYj1TI/0
律「じゃあさっそく調理しにいこうぜー。いっくぞー唯!」ダッタッタ
唯「おうっ!がってん承知であります隊長!」ダッタッタ
梓「ちょ、ちょっと先輩!?そっち海ですよ!?何してるんですか!?」ダッタッタ
澪「おーい!走って転ぶなよー!」
紬「みんな楽しそうだねー」
澪「まったく…」
唯「あっ、澪ちゃん!」
澪「ん?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:40:51.25:4VYj1TI/0
「これからもずっと一緒にいようね!約束だよ!」
「へっ?あ、あぁ…うん。約束だ」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 03:42:29.97:4VYj1TI/0
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ry!.:::r=‐、:::Y::::::::::ト、;:::::;::ノ !| (::::ノ し' r::::.、 (::::::::::::::::::::`<ニ三三/ , <ニ三三三三l
ノリ人::ゝ=イ.:人::::::ノ リ _ ,. -=ニ二三三ヽ、 人::::::ヽ ):::::::r‐ 、::::::::::>―く_,.イ=ニニニ二三三三|
r;{^ー':.r, ` '' ´r=;、 -‐=ァ .:::/rヘ >く-=ニ二二三三>、 ):::ノ /::::::::::| ):::::( 人=ニニニ三三三三|
ゝ、ヽ、 人::::ヽ <::::::://:::::} く::::::::::::::Y==ニニ二三三>、 (::::::::::::::l (::::::::ノ ノ:::::::)=ニニ三三三三!
(⌒丶丶、 ヽ:::) .:::ヽ,/ .::::::ノ し'⌒):::|-=≡ニニ二三三三>、 ヽ:::::::ノ ノ::::( (::::::, く=ニ二三三三三l
` ー 、 ヽ、_ ,イ .: .: ( (::ノ=≡ニ二三三三三三>,. -===ニニ=- 、――-くーニニ二三三三三リ
` ー--= ニ二 ノ__:.:... lチミミ=ニニ二二三三= '´‐くミミミミミミ=ニ二三三l `<ニ三三三三/
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 05:13:44.06:vetegS6hO
唯「あ、澪ちゃん」
澪「何?」
唯「ほら、あれってもしかしてハマグリじゃない?」
澪「ん~…あ、ホントだ」
唯「波で流されてきちゃったのかな?」
澪「さぁ…」
唯「あ、タコに食べられた」
澪「うわなにあれぐろい」
唯「貝殻はちゃんと吐き出すんだね」
澪「器用だなアイツ」
唯「あ、こっちに気づいたみたいだよ」
澪「よし逃げよう」フヨフヨ
澪「あ」
唯「どうしたの澪ちゃん?」
澪「いや、ふと思ったんだけど」
澪「私達って、何食べればいいんだっけ?」
唯「えっ?うーん…小魚とかじゃないの?」
澪「泳いでる小魚を?生で?」
唯「しかも踊り食いだよ。凄く豪華だね」
澪「いやその発想おかしくない?」
唯「えっ?何で?」
澪「いや、何でって聞かれても…」
唯「だって私しらすの踊り食いなんて食べたことないもん。これは滅多にできない体験だと思うよ」
澪「いや別にしらす限定とは限らないから」
唯「えっ!?他の魚を踊り食いするの!?澪ちゃん意外とワイルドなんだね!」
澪「何この子めんどくさい」
唯「うーん」
澪「どうした唯?」
唯「あの魚、誰かに似てるんだよねぇ…」
澪「えっ?どれ?」
唯「ほら、あの大きな魚」
澪「……マンボウ?」
唯「あっ!分かった!」
澪「ちょっと待て唯」
唯「えっ?」
澪「よく見ろ、アレには眉毛がないだろ」
唯「あっ…」
澪「まったく、友達とマンボウが似てるなんて失礼な事思うなよ」
唯「ごめんなさい…」
澪「分かればいいんだ」
唯「お腹すいたね…」
澪「うん…」
唯「やっぱり踊り食いでもいいから何か食べないといけないね」
澪「そうだな…私達って何食べればいいんだろう?」
唯「うーん…」
澪「うーん…」
「あっ!澪先輩!唯先輩!」
唯「……」
澪「……」
梓「よかったぁ…唯先輩達も魚介類になってたんですね!」
梓「私なんて気がついたら帆立になってたんですよ!もうびっくりしました!」
梓「もしこのまま私一人だったらどうしようかって……先輩?」
唯澪「」
唯「げふっ。あー美味しかった!」
澪「うん。やっぱり普段から食べ慣れてる食材が一番安心できるな」
唯「あっ、殻が残っちゃったけどどうしよう」
澪「あ、それはそのままでいいよ」
唯「えっ?放っておいて大丈夫なの?」
澪「あぁ。そのままにしておけば私達より小さい魚やプランクトン達の餌になるからな」
唯「そっか、小さい生き物は大きな生き物の死骸を食べて生きるんだっけ」
澪「自然界の摂理はそうやって成り立ってるんだ」
澪「循環性を保てなくなったら、私達生物は絶滅してしまう」
澪「そうならないためにも、こうやって弱い生き物にもちゃんと餌を摂取させてあげる事が必要だ」
澪「自己中心的な生物はどんな世界でだって生きる事ができない。私達人間だってな」
唯「そうだね。私も気をつけるよ」
唯(私達が魚だってツッコミは今しないほうがいいよね)
おいw
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 01:53:44.11:4VYj1TI/0唯「うー」
澪「どうした?いきなり唸って」
唯「砂がじゃりじゃりしてて痛い」
唯「澪ちゃんだっこ」
澪「へっ?」
唯「どーん!」ベシャア
澪「ぶぉ!?がばっ!馬鹿っ!降りろっ!」
唯「あぁ~ぬめぬめで気持ちいい~」
澪「ごぼっ!ちょっ!エラ!エラが押さえっ!ぶぼっ!」ジタバタ
澪「呼吸…でき…」
澪「」
澪「…まったく、死ぬかと思った」
唯「ごめんね澪ちゃん。私全然魚のこと知らないから…」
澪「いや、そもそも何で私の上に乗るなんて発想が浮かぶのさ」
唯「だって…砂はじゃりじゃりしてるから居心地悪くて」
澪「もう…魚なんだから慣れないと駄目だろ」
唯「うん…」
唯「でもね澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「澪ちゃんの皮、すごく気持ちよかったよ」
澪「そ、そうか…?///」
唯「うん。まるで全身油塗りたくったみたいな感触ですごく気持ち良かった」
澪「おい」
澪「はぁー…暇だな」
唯「うん、暇だね」
澪「元に戻る気配もないしなぁ」
唯「これから私達どうなっちゃうんだろう」
澪「心配する事はないと思う」
唯「えっ?何で?」
澪「ヒラメになってもこうやって唯と話せてるんだ」
澪「きっと私達が完全に魚になってない証拠だよ」
唯「でも、もし完全に魚になっちゃったら…」
澪「その時は…その時に考えよう」
唯「うん…」
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「完全にヒラメになっても、私達友達だよね?」
澪「うん。友達だ」
唯「ねぇ澪ちゃん」
澪「何だ?」
唯「私ね、海がこんなにも広くて大きいなんて知らなかったんだ」
澪「?そんなの誰だって知ってると思うけど…」
唯「ううん、そういう事じゃなくて」
唯「実際に海に潜った事は何回もあるけど、こんなに深い所から海を見たのは初めて」
唯「だから、こんなにも下から見る海の景色が暗いだなんて知らなかった」
澪「…うん、そうだな」
唯「これって、私が人間だったら一生見えなかったのかな?」
澪「そんな事はないよ。本気を出せば人間だって海の深い所までもぐる事ができるはずだ」
澪「大事なのはそれをするかしないのかの差だよ」
唯「そっか…そうだよね」
澪「でも…」
唯「?」
澪「努力をしたって見れない事もあるかもしれないな」
唯「どういうこと?」
澪「ほら、例えば何らかの障害があったらどうだろう?」
澪「手足が自由に利かなかったり、水に入ることで持病が起きてしまうとか」
唯「あっ、うん…そうだね」
唯「だとしたら、私達って贅沢な事してるのかな?」
澪「さぁね。私はこんな景色見てもあまり楽しくないし…」
澪「でも、『海の中』を知らない人にとっては、凄く羨ましい事なんだと思う」
唯「そっか…」
澪「本当に欲しい物に限って自分で手に入れる事ができない、人が欲しい物は簡単に手に入れる事ができる」
澪「皮肉なものだよ…人生なんて」
唯「ねぇ、それって恋とかにも言えるのかな?」
澪「…そうだな。実際、恋愛物の小説や漫画はそんなものばっかりだ」
唯「そっか~。でもおかしいね」
澪「何がだ?」
唯「だって欲しい物が手に入らないなんて嫌でしょ?」
唯「だったらなんでそんな漫画や小説ばっかりが売れてるんだろう?」
澪「…クスッ」
唯「えっ?澪ちゃん今笑った?」
澪「まったく…唯は子供だな」
唯「あーっ!馬鹿にしたっ!澪ちゃん今私を馬鹿にしたっ!」
澪「ほらほら怒るな。みっともないだろ」
唯「うー」
澪「ふふ…じゃあ教えてやるよ」
唯「?」
澪「何故自分には価値の分からない物が手に入りやすく、本当に欲しい物が手に入らない物語が好まれるのか」
澪「それはね…」
唯「…うん」
澪「その『価値観』の違いの相互が、人生そのもので面白いからな」
唯「あっ!澪ちゃん見て!」
澪「なんだよ…?丁度今から昼寝しようと思ってたのに」
唯「それどころじゃないってば!ほらアレ!」
澪「んん~」
澪「っ!?」
唯「あれって漁師さんとかが使う網だよね…?」
澪「あぁ…あれは網引きだ」
澪「きっと船で漁をしにきたんだ」
唯「でも私達は地面に這ってるから大丈夫だよね」
澪「何言ってるんだ、あの網もしかしたら地面まで届いてるかもしれないんだぞ?」
唯「えっ!?どっどうしよう…」アセアセ
澪「とにかく逃げるぞ。ついて来い」スイスイ
唯「うんっ!」スイスイ
澪「…何とか逃げ切れたな」
唯「はぁはぁ…私もう泳げない…」
澪「よし、ここら辺で一休みしていくか」
唯「あうう~」
唯「…ねぇ澪ちゃん」
澪「私達って、いつになったら人間に戻れるんだろう…?」
澪「…さぁ、分からない」
唯「そんな!このまま魚として人生を歩まなきゃいけないの!?」
唯「憂にも会えないし…りっちゃんやムギちゃんとも一生演奏できないし…」
唯「それに…あずにゃんにだって会いたいよっ!!」
支援
あずにゃんに会いたい?
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/14(木) 02:34:35.19:4VYj1TI/0あずにゃんに会いたい?
澪「…落ち着け、唯」
唯「だって…だってぇ…」
澪「……」
唯「……ううっ」ジワァ
澪「!?おい唯!自分の体見てみろ!」
唯「…えっ?」
唯「あっ…」
澪「お腹に…足が一本だけ生えてる!」
唯「やったよ澪ちゃん!私人間に戻れるみたい!」
澪「あぁ…良かったな、唯」
唯「きっと澪ちゃんも同じように人間に戻れるよ!」
唯「これでまた軽音部のみんなで一緒に…」
澪「……」
唯「…澪ちゃん?」
澪「…唯」
唯「澪ちゃんどうしたの?嬉しくないの?」
澪「……」
澪「ごめん、唯」
澪「私はきっと、戻れそうにない」
唯「えっ…?」
澪「ごめんね…」
唯「何で…どうして…?」
唯「何でそんな事分かるの!?」
澪「…これはもう、決まってる事なんだと思う」
唯「そんなことないっ!澪ちゃんは私と同じヒラメなんだよ!」
唯「私だけ人間に戻れて澪ちゃんが戻ることができないなんて…っ!」
唯「そんなの絶対おかしいよ!」
澪「ごめん…唯」
唯「あきらめちゃ駄目だよ!まだ時間はいっぱい…」
澪「違う…違うんだ唯」
唯「何が違うの!?はっきり言ってよ澪ちゃん!」
澪「……」
「…私は、ヒラメじゃない。カレイだ」
唯「…えっ」
澪「……」
唯「そ…そんな、嘘…だよね?」
澪「…私の目を見てみろ。お前の目とは逆だ」
唯「あ…あぁ…」
澪「なぁ唯、私がさっき言ったこと、憶えてる?」
澪「循環性を保てなくなったら、生物は生きていく事ができない」
澪「だから私はそれに従う。それが正しい事だと思うから」
唯「嫌だ…そんなの…やだよ…」
澪「馬鹿、泣くなよ。せっかく人間に戻れるってのに」
唯「私だけ戻ったって意味ないよ!」
唯「放課後ティータイムは五人揃って初めて完成するんだよ!?」
唯「なのに…澪ちゃんがいないだなんて…そんなのっ!」
澪「唯…」
唯「澪ちゃんがカレイだったなら私もカレイになりたかった!」
唯「そうすれば澪ちゃんと一緒に…ずっと…最後まで…」
澪「…あぁ、私も同じだ」
澪「私はヒラメになりたかった」
澪「ヒラメになれば、唯達と一緒にまた部室で楽しく過ごす事ができたのにね」
唯「だから…ヒッグ、私、が…カレイに…」
澪「…本当に欲しい物に限って自分で手に入れる事ができない、人が欲しい物は簡単に手に入れる事ができる」
澪「まったく…上手くいかないね。人生って」
唯「ヒック…み、澪…ちゃ…エグッ」
澪「…そろそろお別れみたいだ」
唯「ヒック…え…今なんて」
澪「大丈夫だ、唯」
澪「目を閉じたら、きっと唯は人間に戻ってる筈だ」
澪「頑張って皆で文化祭を盛り上げてくれ」
澪「私は、先に上で見守っているから」
唯「嫌だ!澪ちゃん!澪ちゃんっ!!!!」
グサッ
「みおちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!!!!!!!!!!!!!」
律「唯~。おーいゆーいー」
唯「ふみゅ…ぐー…すかー」
律「アカン。こいつ爆睡してるわ」
梓「きっと遊び疲れて寝ちゃったんでしょう…ほら唯先輩。起きないと日が暮れちゃいますよ」
唯「すーぴー」
紬「うふふ、唯ちゃんすっごく気持ちよさそう」
澪「きっと夢でも見てるんだろう…はぁ」
澪「おい、いい加減起きないとご飯抜きだぞ」
唯「うぅ~ん…」
唯「…んぁ」
律「あ、やっと起きた」
梓「唯先輩、早く別荘に帰る準備してください。夜の練習ができなくなるじゃないですか」
唯「…あれ、澪ちゃん。ヒラメは?」
澪「平目?何言ってんだよ」
唯「……」
唯「うーん…」
澪「ほーら、早く立て。それだけ寝たんだから体力も戻ってる筈だろ?」
唯「…ま、いっか」
澪「?何なんださっきから…」
唯「ううんっ、何でもないよ」
律「あっ、ヒラメで思い出した」
律「ほら見てみろよ唯!さっきムギん家のボートで沖まで言ってきたんだけどさぁ」
律「よいしょ!」
唯「おおっ!ヒラメだ!」
律「どうだ!すごいだろ~」
梓「あの…これって律先輩が釣ってきたんですか?」
律「いや?素潜りして銛で刺した」
梓「えっ」
澪「ムギの家の私物を勝手に拝借したらしい…このばか」
律「えぇ~いいじゃんかよ~今日のおかずが一品増えたんだからさぁ~」
紬「うふふ。でもねりっちゃん、それはヒラメじゃないよ」
律「えっ?ヒラメじゃないの?」
紬「うんっ。それはカレイだね。ほら、目が右にあるから…」
律「そうなの?じゃあ今夜はカレイの煮付けだー!」
唯「やったー!」
梓「カレーとカレイの煮付け…」
澪「明らかに狙ってるって思われるメニューだな…」
律「じゃあさっそく調理しにいこうぜー。いっくぞー唯!」ダッタッタ
唯「おうっ!がってん承知であります隊長!」ダッタッタ
梓「ちょ、ちょっと先輩!?そっち海ですよ!?何してるんですか!?」ダッタッタ
澪「おーい!走って転ぶなよー!」
紬「みんな楽しそうだねー」
澪「まったく…」
唯「あっ、澪ちゃん!」
澪「ん?」
「これからもずっと一緒にいようね!約束だよ!」
「へっ?あ、あぁ…うん。約束だ」
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` ー--= ニ二 ノ__:.:... lチミミ=ニニ二二三三= '´‐くミミミミミミ=ニ二三三l `<ニ三三三三/
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
ギャグとシリアスが共存するなんて思わなかった

コメント 5
コメント一覧 (5)
唯澪らしい優しさが垣間見える良い作品だと思う。
それにしても、猫梓は仕方が無いとして、※3の言われる通りで
澪は他の皆と比ぶれば人以外の何者かになっている事が多い気がする。