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25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 22:02:05.27:vbwarQnm0
古泉「鶴屋さんって結構軽いんですね」
鶴屋「そ、そんな事ないよっ! 古泉君が力持ちなだけっさ///」
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 23:14:22.89:vbwarQnm0
キョン「おい古泉、お前は部室で一体何をしているんだ」
古泉「だっこ……ですかね」
キョン「そんな事は見りゃわかんだよ! 俺が言ってるのは何でお前が鶴屋さんをだっこしているかだ!!」
古泉「彼女がだっこを所望されていましたのでご希望に沿っただけですよ」
キョン「鶴屋さん本当ですか?」
鶴屋「ほ、ホントにょろ/// で、でももう下りるっさ!」
キョン「なるほど……」
キョン「古泉」
古泉「なんでしょう?」
キョン「ちょっと俺にも鶴屋さんをだっこさせてくれないか?」
古泉「ふふっ、構いませんよ」
鶴屋「えっ? えっ?」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 23:25:36.49:vbwarQnm0
古泉「どうですか? 鶴屋さんの抱き心地は?」
キョン「うむ。長門ほどの細身でも無く、朝比奈さんの様な豊満さもないが……」
古泉「はい」
キョン「……かなりいいな」
古泉「そうでしょう」
キョン「……」スーハースーハー
鶴屋「キ、キョン君そろそろ……///」
キョン「あっすいません。あまりの心地よさに意識が飛んでました」
古泉「では鶴屋さんは返してもらいますね」
鶴屋「えっ?」
キョン「ああ。ありがとよ古泉」
鶴屋「ちょっと待つっさ!」
古泉「なんですか?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 23:33:06.28:vbwarQnm0
鶴屋「も、もう十分にょろっ! 後はもう自分の足でしっかり地面を踏みしめるよっ!」
キョン「鶴屋さん……」
古泉「それは……」
古キ「「ダメですよ」」
鶴屋「えぇっ!?」
古泉「大体鶴屋さんがだっこしてって言いだしたんじゃないですか」
鶴屋「そ、それは……///」
キョン「そうですよ鶴屋さん。自分で言ったんですから」
キョン「ほら、古泉。渡すから落とすなよ」ヨイッ
古泉「大丈夫ですよ」ショッ
鶴屋「えぇーー!? えぇーー!?」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 23:44:10.31:vbwarQnm0
キョン「……」
古泉「どうしました?」
キョン「なんか、鶴屋さんはお前にだっこされてる方が納まりがいいな」
古泉「そうですか? ありがとうございます」
鶴屋「おろしてーっ、おろしてーっ!」
古泉「暴れないでください。危ないですよ」
鶴屋「だいじょうぶっさー!」ジタバタ
キョン「やれやれ」
古泉「困りましたね」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/26(木) 23:58:16.06:vbwarQnm0
鶴屋(結局、古泉君にだっこされたままオセロが始まっちゃったにょろ)
キョン「相変わらず弱いな」パチ
古泉「まだまだココからですよ」パチ
鶴屋(みくる達が来たらなんて言おう)
キョン「いってろ」パチ
古泉「困りましたね……」
鶴屋「あ、古泉君ココの角とれるよっ」
古泉「これはこれは。気がつきませんでしたね」パチ
キョン「いつから二対一になったんだよ」パチ
古泉「まぁそう仰らずに」
鶴屋「次はこっちっさ」パチ
キョン(目に見えて形成が逆転していく……)
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:13:53.98:vmiMFYz50
キョン「……あの状況から負けた…」
鶴屋「古泉君、勝ったにょろっ!」
古泉「さすが鶴屋さんですね」
鶴屋「そんな事ないっさ! 古泉君が先に置いてた石のおかげだよっ!」
キョン「くっそー」
古泉「初勝利ですね」
キョン「やかましいわ」
ドン!
ハルヒ「おっはよーっす!! 皆揃ってる!?」
鶴屋(わっ、ハルにゃん!!)
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:29:20.55:vmiMFYz50
古泉「おはようございます。涼宮さん」
キョン「今、夕方だぞ」
ハルヒ「うっさいわね、どうだっていいでしょ! ……あら、鶴屋さんも来てたの」
鶴屋「お、おはようっさハルにゃん」
鶴屋(猛烈に恥ずかしいにょろ……)
ハルヒ「なんで古泉君にだっこされてるの?」
鶴屋「あ、遊びっさ! 今下りるところっさ!」ヨッコイ
キョン「それは」ガシ
古泉「ダメですよ」ガシ
鶴屋「なんでにょろー!? ハルにゃんからも言ってやっておくれっ!!」
ハルヒ「……古泉君」
古泉「はい」
ハルヒ「ちょっと、私にも鶴屋さんだっこさせてくれない?」
鶴屋「えっ」
古泉「もちろん構いませんよ」ニコ
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:44:49.77:AyPOR1Kj0
ハルヒ「うん……うん……」
鶴屋(なんでこんな事に……)
鶴屋(ちょっと古泉君にだっこされてみたいなーなんて思ったのがダメだったのかな?)
ハルヒ「かなり良いわね!!」
キョン「そりゃそうだろう」
ハルヒ「なんかもうずっとだっこしてたいわ!!」
キョン「ハルヒ、そろそろ古泉に鶴屋さんを返してやれ」
ハルヒ「そうね!ありがとっ古泉君!!」
古泉「いえいえ」
鶴屋(ああ、また古泉君の腕の中に……)
ハルヒ「なんかアレね、古泉君と鶴屋さんは二人で一つみたいにフィットしてるわ!」
キョン「悔しいが同感だ」
鶴屋「にょろっ!?」
古泉「恐縮です」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 00:55:35.59:AyPOR1Kj0
鶴屋「もももももぅダメにょろ! 恥ずかしさMAXっさ!!」ジタバタ
ハルヒ「大丈夫よ鶴屋さん! カワイイもの!!」
キョン「ええ。ハルヒの言う通りですよ」
鶴屋「そんな事無いっさ! 私なんかよりハルにゃんがだっこしてもらった方がっ!!」
キョン「あり得ないですよ」
ハルヒ「なんか腹立つわね」
古泉「カワイイですよ。鶴屋さん」
鶴屋「ぬぬぬぬぬぬぬ///」
カチャ
長門「……」
キョン「おっす、長門」
長門「……」チラ
鶴屋(ゆきっこに見られたーー!!)
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:02:29.06:AyPOR1Kj0
ハルヒ「見て見て有希! 古泉君にだっこされてる鶴屋さん超可愛くない!?」
長門「……」ジー
鶴屋(穴があったら入りたいっさっ!!)
長門「……」コクン
キョン「長門から見ても凄くカワイイみたいですよ」
鶴屋(恥ずかしくてもう死にたい……)
長門「……」ジー
鶴屋(ゆきっこにめがっさ見られてるっさーー!!///)
古泉「長門さんもだっこしてみますか?」
鶴屋「えっ」
長門「……する」
鶴屋「えっ!?」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:21:09.45:AyPOR1Kj0
キョン「鶴屋さん落としちゃダメだぞ?」
長門「問題ない」ダキ
ハルヒ「有希のだっこの仕方カワイイわね」
古泉「そうですね。何かこう、小さい子が大きいぬいぐるみを後ろからはがい締めしてる感じです」
キョン「なんか二人まとめてギュッてしたい」
ハルヒ「色目使うなエロキョン!!」バシッ
キョン「いって!!」
長門「古泉一樹」
古泉「もうよろしいのですか?」
長門「堪能した」
古泉「それは良かった」
鶴屋(何で皆当り前のように古泉君に私を返すんだろう……)
鶴屋(て言うか何時になったら解放されるにょろ?)
――廊下――
みくる(みんな何やってるんだろう……)
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:35:58.91:AyPOR1Kj0
ハルヒ「それにしてもみくるちゃん遅いわねー」
みくる(あっ、行かなきゃ)
みくる「こんにt……
ハルヒ「今日は重大発表があるって言うのに」
みくる「」ビクッ
ハルヒ「あっ! みくるちゃん良いとこに来たわ!!」グリグリグリ
みくる「ふぇぇー、頭グリグリしないでくださいぃ」
キョン「やめなさい」
古泉「重大発表と言うのは?」
長門「……」パラ
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:44:55.35:AyPOR1Kj0
ハルヒ「ん、そうね。みんな耳の穴かっぽじって聞きなさい!」
ハルヒ「去年は野球だったけど」
キョン(げ、マジかよ)
ハルヒ「今年はバスケの大会に出ます!!」
みくる「ふぇぇぇ」
鶴屋(なんか普通に団活始まっちゃったにょろ)
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:51:58.88:AyPOR1Kj0
みくる「なんでバスケットなんですかぁぁ」
ハルヒ「面白そうだからよ!」
みくる「なんで鶴屋さんは古泉君にだっこされてるんですかぁぁ」
ハルヒ「カワイイからよ!」
古泉「朝比奈さんもだっこしますか?」
鶴屋(これはチャンスにょろ! みくるなら暴れたらだっこから脱出できるっさ!)
みくる「やめときますぅぅ。鶴屋さんを落としちゃいそうだし」
鶴屋(みーくーるーー!!)
キョン「朝比奈さんもどっちかと言うとだっこされる側ですもんね」
ハルヒ「エロキョン!!」バッシィ
キョン「なんで!?」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 01:59:01.37:AyPOR1Kj0
古泉「いつなんですか? そのバスケットの大会は?」
ハルヒ「土曜!」
キョン「明日じゃねぇか!!」
ハルヒ「そうよ! だから今から練習しにいくわ!」
キョン「どこに……ってまぁ聞かなくても分かるけどな」
ハルヒ「私は今からバスケ部退けに行くからキョンはあと二人ぐらいメンバー集めといて! 30秒以内ね!」ダダダダ
キョン「やれやれ……谷口と国木田辺りに電話すっかな」
古泉「では、僕達は先に体育館に行ってますね」
キョン「ああ」
鶴屋「ち、ちょっと待つっさ!」
古泉「?」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 02:09:36.92:AyPOR1Kj0
鶴屋「だっこのまま校舎を移動するにょろ!?」
キョン「……? そりゃそうでしょう」
古泉「何か問題でも?」
鶴屋「ダメ! お姉さんの学園生活にとんでもない変化がおこるっさ!」
長門「大丈夫。かわいい」
鶴屋「ゆきっこ!?」
キョン「それに鶴屋さんが言いだしたんですし」
鶴屋「そ、それはぁ!」
みくる「ふぇぇ」
古泉「さて、行きましょうか。涼宮さんを待たせるのも悪いですしね」
鶴屋「ちょっとぉ!」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 02:23:25.12:AyPOR1Kj0
――体育館――
鶴屋「うぅ……めがっさ見られたにょろ……」
ハルヒ「ちょっとキョン! あとのメンバーは!?」
キョン「一応、谷口と国木田は捕まったけど今日はもう家に帰ってるってさ」
ハルヒ「引きずってでも連れてきなさい! 大会は明日なのよ!?」
キョン「いいじゃないか。明日は来るって言ってるんだし」
ハルヒ「あっまい!! アメリカの子供向けお菓子より甘いわ!!」
キョン「知らん」
ハルヒ「まぁいいわ、アイツらは明日とっちめるとして、さっさと練習始めるわよ! 時間は無いんだから!!」
キョン「ならもっと前に言えっての」
ハルヒ「グダグダ言わない!!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 02:31:52.77:AyPOR1Kj0
ハルヒ「それじゃ、先にスタメンとポジション決めとくわよ!」
G 長門
SG ハルヒ
SF キョン
PF 谷口
C 古泉&鶴屋
マネージャー みくる
ベンチウォーマー 国木田
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 02:41:02.45:AyPOR1Kj0
キョン「今回はなんかまともだな」
ハルヒ「とーぜんっ! 優勝狙ってるんだからね!!」
鶴屋「ストーップ! ハルにゃんもキョン君もストップ!!」
キョン「どうしたんですか? いきなり大声あげて」
鶴屋「C 古泉&鶴屋っておかしいっさ!」
ハルヒ「なにが?」
キョン「?」
鶴屋「バスケは五人でやるものだからこれじゃ人数オーバーにょろ! っていうかなんで普通に古泉君と私がセットなんだい!?」
長門「大丈夫」
鶴屋「へ?」
長門「あなた達は二人で一つ」
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 02:55:00.17:AyPOR1Kj0
鶴屋「いや、ゆきっこ。そう言うことじゃなくて」
みくる「でも確かに足と手が四本っていうのはフェアじゃないかもですね」
鶴屋「みくるも大概ズレてるにょろ」
ハルヒ「うーん、確かにみくるちゃんの言う事も一理あるわね」
キョン「肩車……すれば良いんじゃないか?」
鶴屋「その理屈はおかしいっさ!」
古泉「ほぅ。なかなかいい案ですね」
ハルヒ「キョンの案採用!!」
鶴屋「えぇ!?」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 03:08:52.60:AyPOR1Kj0
古泉「では早速やってみましょうか」
キョン「じゃあ、鶴屋さん持っとくからしゃがめ」ヒョイ
鶴屋「えっ、えっ」
古泉「はい、いつでもよろしいですよ」
キョン「ほい」トス
鶴屋「ちょっとキョン君! スカートがっ///」
古泉「はっはっ、これは不思議ですね。鶴屋さんを肩車したら周りが真っ暗になってしまいましたよ」
長門「こうすればいい」
みくる「ふぇぇぇぇ」
鶴屋「スカート捲るのは反則っさ!」
キョン「スカートの裾を押さえる鶴屋さんカワイイな」
ハルヒ「そうね。でも女の子のパンツ見てんじゃないわよ」バッキィ
古泉「視界良好!!!!」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:20:27.69:AyPOR1Kj0
キョン「あ゛ぁーー疲れた……」
ハルヒ「だらしないわね」
鶴屋(古泉君が走り回るからお股が……)
キョン「お前と一緒にすんな」
ハルヒ「まぁいいわ。明日は九時に市民体育館に集合だから遅れない様にね! 解散!!」
鶴屋(やった! これで数時間ぶりに地面に下りれるにょろっ!!)
古泉「さて、では帰りましょうか」
鶴屋(明日はハルにゃんには悪いけど風邪をひいた事にするっさ)
古泉「鶴屋さん」
鶴屋「へ?」
キョン「なに驚いてるんですか?」
鶴屋「えっ?」
長門「あなたは古泉一樹と離れられない。一心同体」
鶴屋「えっ?」
みくる「皆さんお疲れさまですぅ」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:28:31.72:AyPOR1Kj0
鶴屋(まただっこされたにょろ……。周りの目がすっごい気になったっさ。それに……)
古泉「どうぞ、ここが僕の家です」
鶴屋(意味わかんないにょろ)
古泉「ご飯にしますか? それとも汗を掻きましたし先にお風呂にしますか?」
鶴屋(お風呂! お風呂なら流石に古泉君も入ってこないはずっさ! そろそろマジで大地を踏みしめたいにょろ)
鶴屋「お風呂にするっさ!」
古泉「そうですか。では制服を脱がなくてはいけませんね」
古泉「僕は自分の両手が塞がっているので、申し訳ありませんが鶴屋さん、脱がして頂けませんか?」
鶴屋「こ、古泉君」
古泉「なにか?」
鶴屋「そ、それは流石に冗談じゃすまないっさ」
古泉「まぁ、本気で言っているので冗談ではないですよ」
鶴屋「にょろーん」
142: 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2011/05/27(金) 04:29:32.39:JyXY2gCB0
カポーン
鶴屋(ほ、ホントに一緒にお風呂に入っちゃったにょろ)
古泉「……」
鶴屋(湯船でもだっこのままだし……)
鶴屋(なんかもうココまで来ると逆に開き直ってこの状況を楽しめる余裕まで出てきたっさ)
古泉「やはりと言いますか」
鶴屋「ん?」
古泉「鶴屋さんの肌は綺麗ですね」
鶴屋「へへっ、そっかい?」
古泉「ええ。透き通るようにきめ細かく雪のように白いです」
鶴屋「そんな事言われたのは初めてっさ! なんだかお姉さんはうれしいね!」
古泉「それに触ったらどこまでも沈んでいきそうなほど柔らかいです。全体的に……」
鶴屋「…………古泉君は……硬いね」
古泉「///」
鶴屋「そんで短い」
古泉「んなっ!」ザバァ!!
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:37:51.51:AyPOR1Kj0
鶴屋「あははっ! 冗談っさ! 今日一日だっこされ続けた仕返しっさ!」
古泉「やられましたね」
鶴屋「それに私は短いとか長いとか分からないっさ。古泉君のしか知らないからね」
古泉「それは意外ですね。鶴屋さんなら引く手数多でしょう」
鶴屋「またまたぁ、古泉君は上手いねぇ」
古泉「本心ですよ」
鶴屋「一個聞いてもいいっかな?」
古泉「なんでしょう?」
鶴屋「古泉君は私の事好き?」
古泉「ブッフォ!」
鶴屋「鼻水!!」
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:39:27.71:AyPOR1Kj0
古泉「まぁ……端的に申しますと好意を抱いています。友人としても女性としてもね」
鶴屋「そっか。じゃあ好きな子の服ひん剥いちゃってしかも一緒にお風呂入ってるんだね」
古泉「そうですね」
鶴屋「鬼畜だねっ!」
古泉「全くです。鶴屋さんはどうですか?」
古泉「鬼畜な僕の事をどう思われてますか?」
鶴屋「……」
鶴屋「古泉君の心音聞くと凄く安心できる」
鶴屋「古泉君にだっこされたいなって思ったのも本心」
鶴屋「この腕の中にずっといたいとも思うっさ」
鶴屋「……でもそう言う訳にもいかないにょろ」
古泉「機関と鶴屋家との取り決めがあるから……」
鶴屋「ホントはきっとココでこんな事してるのなんか絶対ダメにょろ」
古泉「そうでしょうね。僕も恐らく明日には始末書書かされますよ」
古泉「今現在のこの状況がすでに不思議ですからね」
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:40:21.00:AyPOR1Kj0
鶴屋「お互い大変にょろ」
古泉「ええ」
鶴屋「だから、今日だけは」
鶴屋「こうして二人でいられた今日だけはいいのかなって思うよ」
古泉「……」
鶴屋「……」
古泉「キスしてもいいですか?」
鶴屋「いちいち、聞かなk……んっ」
古泉「……」
鶴屋「……んぁ」
古泉「今日だけは……」
鶴屋「うん。今日だけっさ」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:41:12.56:AyPOR1Kj0
ハルヒ「さぁ! あんた達本気出しなさいよ!! 優勝するんだからね! 優勝!!」
キョン「分かってるっての。朝から大声出すな」
谷口「ったく、俺たちゃSOS団じゃねいってーの! なぁ国木田!!」
国木田「ねぇキョン」
キョン「なんだ?」
国木田「なんで古泉君は鶴屋さんをだっこしてるの?」ギリギリ
キョン「カワイイからだ」
国木田「そっか」ギリギリ
谷口「かぁーー!! 見せつけてんじゃねぇぇぇぇぇ!!」
キョン「頼めばお前らもだっこ出来ると思うぞ? 昨日もそうだったし」
国木田「ほほほほほほほほホントに!?」
キョン「何テンパってんだよ? ウソだと思うなら言ってみろ」
国木田「うううううううん!!」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:42:03.16:AyPOR1Kj0
国木田「つつつつつつつるやしゃん!」
鶴屋「なんだい? えーっと、国木田君?」
国木田「ぼぼぼぼぼ僕にもだっこさささささせてくくれましぇんかぁ!?」
鶴屋「んー、えーっと」チラ
古泉「ダメですよ」
国木田「ええ!?」
古泉「ダメです」
谷口「じゃあオr
古泉「ダメです」
谷口「最後までいわs
古泉「ダメです」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:42:58.60:AyPOR1Kj0
ハルヒ「あんた達何してんの!! 試合だっつてんでしょうが!!せいれーーつ!!」
キョン「あー、もう、はいはい」
みくる「長門さん、なに読んでるんですかぁ?」
長門「るーるぶっく」
谷口「今!?」
国木田「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
鶴屋「古泉君、私たちもいくっさ!」
古泉「ええ」
鶴屋「あっ、でも肩車じゃなくてだっこしてほしいっさ、なんて……わっ//」
古泉「さて、行きましょうか」
鶴屋「///」
試合は当たり前だけど不戦敗になった
おわり
SSは書くもんじゃないね。見てる方がおもしろいわ。
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 08:08:45.35:jOrXKU9NO
キョン「おい古泉、お前は部室で一体何をしているんだ」
古泉「だっこ……ですかね」
キョン「そんな事は見りゃわかんだよ! 俺が言ってるのは何でお前が鶴屋さんをだっこしているかだ!!」
古泉「彼女がだっこを所望されていましたのでご希望に沿っただけですよ」
キョン「鶴屋さん本当ですか?」
鶴屋「ほ、ホントにょろ/// で、でももう下りるっさ!」
キョン「なるほど……」
キョン「古泉」
古泉「なんでしょう?」
キョン「ちょっと俺にも鶴屋さんをだっこさせてくれないか?」
古泉「ふふっ、構いませんよ」
鶴屋「えっ? えっ?」
古泉「どうですか? 鶴屋さんの抱き心地は?」
キョン「うむ。長門ほどの細身でも無く、朝比奈さんの様な豊満さもないが……」
古泉「はい」
キョン「……かなりいいな」
古泉「そうでしょう」
キョン「……」スーハースーハー
鶴屋「キ、キョン君そろそろ……///」
キョン「あっすいません。あまりの心地よさに意識が飛んでました」
古泉「では鶴屋さんは返してもらいますね」
鶴屋「えっ?」
キョン「ああ。ありがとよ古泉」
鶴屋「ちょっと待つっさ!」
古泉「なんですか?」
鶴屋「も、もう十分にょろっ! 後はもう自分の足でしっかり地面を踏みしめるよっ!」
キョン「鶴屋さん……」
古泉「それは……」
古キ「「ダメですよ」」
鶴屋「えぇっ!?」
古泉「大体鶴屋さんがだっこしてって言いだしたんじゃないですか」
鶴屋「そ、それは……///」
キョン「そうですよ鶴屋さん。自分で言ったんですから」
キョン「ほら、古泉。渡すから落とすなよ」ヨイッ
古泉「大丈夫ですよ」ショッ
鶴屋「えぇーー!? えぇーー!?」
キョン「……」
古泉「どうしました?」
キョン「なんか、鶴屋さんはお前にだっこされてる方が納まりがいいな」
古泉「そうですか? ありがとうございます」
鶴屋「おろしてーっ、おろしてーっ!」
古泉「暴れないでください。危ないですよ」
鶴屋「だいじょうぶっさー!」ジタバタ
キョン「やれやれ」
古泉「困りましたね」
鶴屋(結局、古泉君にだっこされたままオセロが始まっちゃったにょろ)
キョン「相変わらず弱いな」パチ
古泉「まだまだココからですよ」パチ
鶴屋(みくる達が来たらなんて言おう)
キョン「いってろ」パチ
古泉「困りましたね……」
鶴屋「あ、古泉君ココの角とれるよっ」
古泉「これはこれは。気がつきませんでしたね」パチ
キョン「いつから二対一になったんだよ」パチ
古泉「まぁそう仰らずに」
鶴屋「次はこっちっさ」パチ
キョン(目に見えて形成が逆転していく……)
キョン「……あの状況から負けた…」
鶴屋「古泉君、勝ったにょろっ!」
古泉「さすが鶴屋さんですね」
鶴屋「そんな事ないっさ! 古泉君が先に置いてた石のおかげだよっ!」
キョン「くっそー」
古泉「初勝利ですね」
キョン「やかましいわ」
ドン!
ハルヒ「おっはよーっす!! 皆揃ってる!?」
鶴屋(わっ、ハルにゃん!!)
古泉「おはようございます。涼宮さん」
キョン「今、夕方だぞ」
ハルヒ「うっさいわね、どうだっていいでしょ! ……あら、鶴屋さんも来てたの」
鶴屋「お、おはようっさハルにゃん」
鶴屋(猛烈に恥ずかしいにょろ……)
ハルヒ「なんで古泉君にだっこされてるの?」
鶴屋「あ、遊びっさ! 今下りるところっさ!」ヨッコイ
キョン「それは」ガシ
古泉「ダメですよ」ガシ
鶴屋「なんでにょろー!? ハルにゃんからも言ってやっておくれっ!!」
ハルヒ「……古泉君」
古泉「はい」
ハルヒ「ちょっと、私にも鶴屋さんだっこさせてくれない?」
鶴屋「えっ」
古泉「もちろん構いませんよ」ニコ
ハルヒ「うん……うん……」
鶴屋(なんでこんな事に……)
鶴屋(ちょっと古泉君にだっこされてみたいなーなんて思ったのがダメだったのかな?)
ハルヒ「かなり良いわね!!」
キョン「そりゃそうだろう」
ハルヒ「なんかもうずっとだっこしてたいわ!!」
キョン「ハルヒ、そろそろ古泉に鶴屋さんを返してやれ」
ハルヒ「そうね!ありがとっ古泉君!!」
古泉「いえいえ」
鶴屋(ああ、また古泉君の腕の中に……)
ハルヒ「なんかアレね、古泉君と鶴屋さんは二人で一つみたいにフィットしてるわ!」
キョン「悔しいが同感だ」
鶴屋「にょろっ!?」
古泉「恐縮です」
鶴屋「もももももぅダメにょろ! 恥ずかしさMAXっさ!!」ジタバタ
ハルヒ「大丈夫よ鶴屋さん! カワイイもの!!」
キョン「ええ。ハルヒの言う通りですよ」
鶴屋「そんな事無いっさ! 私なんかよりハルにゃんがだっこしてもらった方がっ!!」
キョン「あり得ないですよ」
ハルヒ「なんか腹立つわね」
古泉「カワイイですよ。鶴屋さん」
鶴屋「ぬぬぬぬぬぬぬ///」
カチャ
長門「……」
キョン「おっす、長門」
長門「……」チラ
鶴屋(ゆきっこに見られたーー!!)
ハルヒ「見て見て有希! 古泉君にだっこされてる鶴屋さん超可愛くない!?」
長門「……」ジー
鶴屋(穴があったら入りたいっさっ!!)
長門「……」コクン
キョン「長門から見ても凄くカワイイみたいですよ」
鶴屋(恥ずかしくてもう死にたい……)
長門「……」ジー
鶴屋(ゆきっこにめがっさ見られてるっさーー!!///)
古泉「長門さんもだっこしてみますか?」
鶴屋「えっ」
長門「……する」
鶴屋「えっ!?」
キョン「鶴屋さん落としちゃダメだぞ?」
長門「問題ない」ダキ
ハルヒ「有希のだっこの仕方カワイイわね」
古泉「そうですね。何かこう、小さい子が大きいぬいぐるみを後ろからはがい締めしてる感じです」
キョン「なんか二人まとめてギュッてしたい」
ハルヒ「色目使うなエロキョン!!」バシッ
キョン「いって!!」
長門「古泉一樹」
古泉「もうよろしいのですか?」
長門「堪能した」
古泉「それは良かった」
鶴屋(何で皆当り前のように古泉君に私を返すんだろう……)
鶴屋(て言うか何時になったら解放されるにょろ?)
――廊下――
みくる(みんな何やってるんだろう……)
ハルヒ「それにしてもみくるちゃん遅いわねー」
みくる(あっ、行かなきゃ)
みくる「こんにt……
ハルヒ「今日は重大発表があるって言うのに」
みくる「」ビクッ
ハルヒ「あっ! みくるちゃん良いとこに来たわ!!」グリグリグリ
みくる「ふぇぇー、頭グリグリしないでくださいぃ」
キョン「やめなさい」
古泉「重大発表と言うのは?」
長門「……」パラ
ハルヒ「ん、そうね。みんな耳の穴かっぽじって聞きなさい!」
ハルヒ「去年は野球だったけど」
キョン(げ、マジかよ)
ハルヒ「今年はバスケの大会に出ます!!」
みくる「ふぇぇぇ」
鶴屋(なんか普通に団活始まっちゃったにょろ)
みくる「なんでバスケットなんですかぁぁ」
ハルヒ「面白そうだからよ!」
みくる「なんで鶴屋さんは古泉君にだっこされてるんですかぁぁ」
ハルヒ「カワイイからよ!」
古泉「朝比奈さんもだっこしますか?」
鶴屋(これはチャンスにょろ! みくるなら暴れたらだっこから脱出できるっさ!)
みくる「やめときますぅぅ。鶴屋さんを落としちゃいそうだし」
鶴屋(みーくーるーー!!)
キョン「朝比奈さんもどっちかと言うとだっこされる側ですもんね」
ハルヒ「エロキョン!!」バッシィ
キョン「なんで!?」
古泉「いつなんですか? そのバスケットの大会は?」
ハルヒ「土曜!」
キョン「明日じゃねぇか!!」
ハルヒ「そうよ! だから今から練習しにいくわ!」
キョン「どこに……ってまぁ聞かなくても分かるけどな」
ハルヒ「私は今からバスケ部退けに行くからキョンはあと二人ぐらいメンバー集めといて! 30秒以内ね!」ダダダダ
キョン「やれやれ……谷口と国木田辺りに電話すっかな」
古泉「では、僕達は先に体育館に行ってますね」
キョン「ああ」
鶴屋「ち、ちょっと待つっさ!」
古泉「?」
鶴屋「だっこのまま校舎を移動するにょろ!?」
キョン「……? そりゃそうでしょう」
古泉「何か問題でも?」
鶴屋「ダメ! お姉さんの学園生活にとんでもない変化がおこるっさ!」
長門「大丈夫。かわいい」
鶴屋「ゆきっこ!?」
キョン「それに鶴屋さんが言いだしたんですし」
鶴屋「そ、それはぁ!」
みくる「ふぇぇ」
古泉「さて、行きましょうか。涼宮さんを待たせるのも悪いですしね」
鶴屋「ちょっとぉ!」
――体育館――
鶴屋「うぅ……めがっさ見られたにょろ……」
ハルヒ「ちょっとキョン! あとのメンバーは!?」
キョン「一応、谷口と国木田は捕まったけど今日はもう家に帰ってるってさ」
ハルヒ「引きずってでも連れてきなさい! 大会は明日なのよ!?」
キョン「いいじゃないか。明日は来るって言ってるんだし」
ハルヒ「あっまい!! アメリカの子供向けお菓子より甘いわ!!」
キョン「知らん」
ハルヒ「まぁいいわ、アイツらは明日とっちめるとして、さっさと練習始めるわよ! 時間は無いんだから!!」
キョン「ならもっと前に言えっての」
ハルヒ「グダグダ言わない!!」
ハルヒ「それじゃ、先にスタメンとポジション決めとくわよ!」
G 長門
SG ハルヒ
SF キョン
PF 谷口
C 古泉&鶴屋
マネージャー みくる
ベンチウォーマー 国木田
キョン「今回はなんかまともだな」
ハルヒ「とーぜんっ! 優勝狙ってるんだからね!!」
鶴屋「ストーップ! ハルにゃんもキョン君もストップ!!」
キョン「どうしたんですか? いきなり大声あげて」
鶴屋「C 古泉&鶴屋っておかしいっさ!」
ハルヒ「なにが?」
キョン「?」
鶴屋「バスケは五人でやるものだからこれじゃ人数オーバーにょろ! っていうかなんで普通に古泉君と私がセットなんだい!?」
長門「大丈夫」
鶴屋「へ?」
長門「あなた達は二人で一つ」
鶴屋「いや、ゆきっこ。そう言うことじゃなくて」
みくる「でも確かに足と手が四本っていうのはフェアじゃないかもですね」
鶴屋「みくるも大概ズレてるにょろ」
ハルヒ「うーん、確かにみくるちゃんの言う事も一理あるわね」
キョン「肩車……すれば良いんじゃないか?」
鶴屋「その理屈はおかしいっさ!」
古泉「ほぅ。なかなかいい案ですね」
ハルヒ「キョンの案採用!!」
鶴屋「えぇ!?」
古泉「では早速やってみましょうか」
キョン「じゃあ、鶴屋さん持っとくからしゃがめ」ヒョイ
鶴屋「えっ、えっ」
古泉「はい、いつでもよろしいですよ」
キョン「ほい」トス
鶴屋「ちょっとキョン君! スカートがっ///」
古泉「はっはっ、これは不思議ですね。鶴屋さんを肩車したら周りが真っ暗になってしまいましたよ」
長門「こうすればいい」
みくる「ふぇぇぇぇ」
鶴屋「スカート捲るのは反則っさ!」
キョン「スカートの裾を押さえる鶴屋さんカワイイな」
ハルヒ「そうね。でも女の子のパンツ見てんじゃないわよ」バッキィ
古泉「視界良好!!!!」
キョン「あ゛ぁーー疲れた……」
ハルヒ「だらしないわね」
鶴屋(古泉君が走り回るからお股が……)
キョン「お前と一緒にすんな」
ハルヒ「まぁいいわ。明日は九時に市民体育館に集合だから遅れない様にね! 解散!!」
鶴屋(やった! これで数時間ぶりに地面に下りれるにょろっ!!)
古泉「さて、では帰りましょうか」
鶴屋(明日はハルにゃんには悪いけど風邪をひいた事にするっさ)
古泉「鶴屋さん」
鶴屋「へ?」
キョン「なに驚いてるんですか?」
鶴屋「えっ?」
長門「あなたは古泉一樹と離れられない。一心同体」
鶴屋「えっ?」
みくる「皆さんお疲れさまですぅ」
鶴屋(まただっこされたにょろ……。周りの目がすっごい気になったっさ。それに……)
古泉「どうぞ、ここが僕の家です」
鶴屋(意味わかんないにょろ)
古泉「ご飯にしますか? それとも汗を掻きましたし先にお風呂にしますか?」
鶴屋(お風呂! お風呂なら流石に古泉君も入ってこないはずっさ! そろそろマジで大地を踏みしめたいにょろ)
鶴屋「お風呂にするっさ!」
古泉「そうですか。では制服を脱がなくてはいけませんね」
古泉「僕は自分の両手が塞がっているので、申し訳ありませんが鶴屋さん、脱がして頂けませんか?」
鶴屋「こ、古泉君」
古泉「なにか?」
鶴屋「そ、それは流石に冗談じゃすまないっさ」
古泉「まぁ、本気で言っているので冗談ではないですよ」
鶴屋「にょろーん」
にょろーん
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/27(金) 04:36:37.28:AyPOR1Kj0カポーン
鶴屋(ほ、ホントに一緒にお風呂に入っちゃったにょろ)
古泉「……」
鶴屋(湯船でもだっこのままだし……)
鶴屋(なんかもうココまで来ると逆に開き直ってこの状況を楽しめる余裕まで出てきたっさ)
古泉「やはりと言いますか」
鶴屋「ん?」
古泉「鶴屋さんの肌は綺麗ですね」
鶴屋「へへっ、そっかい?」
古泉「ええ。透き通るようにきめ細かく雪のように白いです」
鶴屋「そんな事言われたのは初めてっさ! なんだかお姉さんはうれしいね!」
古泉「それに触ったらどこまでも沈んでいきそうなほど柔らかいです。全体的に……」
鶴屋「…………古泉君は……硬いね」
古泉「///」
鶴屋「そんで短い」
古泉「んなっ!」ザバァ!!
鶴屋「あははっ! 冗談っさ! 今日一日だっこされ続けた仕返しっさ!」
古泉「やられましたね」
鶴屋「それに私は短いとか長いとか分からないっさ。古泉君のしか知らないからね」
古泉「それは意外ですね。鶴屋さんなら引く手数多でしょう」
鶴屋「またまたぁ、古泉君は上手いねぇ」
古泉「本心ですよ」
鶴屋「一個聞いてもいいっかな?」
古泉「なんでしょう?」
鶴屋「古泉君は私の事好き?」
古泉「ブッフォ!」
鶴屋「鼻水!!」
古泉「まぁ……端的に申しますと好意を抱いています。友人としても女性としてもね」
鶴屋「そっか。じゃあ好きな子の服ひん剥いちゃってしかも一緒にお風呂入ってるんだね」
古泉「そうですね」
鶴屋「鬼畜だねっ!」
古泉「全くです。鶴屋さんはどうですか?」
古泉「鬼畜な僕の事をどう思われてますか?」
鶴屋「……」
鶴屋「古泉君の心音聞くと凄く安心できる」
鶴屋「古泉君にだっこされたいなって思ったのも本心」
鶴屋「この腕の中にずっといたいとも思うっさ」
鶴屋「……でもそう言う訳にもいかないにょろ」
古泉「機関と鶴屋家との取り決めがあるから……」
鶴屋「ホントはきっとココでこんな事してるのなんか絶対ダメにょろ」
古泉「そうでしょうね。僕も恐らく明日には始末書書かされますよ」
古泉「今現在のこの状況がすでに不思議ですからね」
鶴屋「お互い大変にょろ」
古泉「ええ」
鶴屋「だから、今日だけは」
鶴屋「こうして二人でいられた今日だけはいいのかなって思うよ」
古泉「……」
鶴屋「……」
古泉「キスしてもいいですか?」
鶴屋「いちいち、聞かなk……んっ」
古泉「……」
鶴屋「……んぁ」
古泉「今日だけは……」
鶴屋「うん。今日だけっさ」
ハルヒ「さぁ! あんた達本気出しなさいよ!! 優勝するんだからね! 優勝!!」
キョン「分かってるっての。朝から大声出すな」
谷口「ったく、俺たちゃSOS団じゃねいってーの! なぁ国木田!!」
国木田「ねぇキョン」
キョン「なんだ?」
国木田「なんで古泉君は鶴屋さんをだっこしてるの?」ギリギリ
キョン「カワイイからだ」
国木田「そっか」ギリギリ
谷口「かぁーー!! 見せつけてんじゃねぇぇぇぇぇ!!」
キョン「頼めばお前らもだっこ出来ると思うぞ? 昨日もそうだったし」
国木田「ほほほほほほほほホントに!?」
キョン「何テンパってんだよ? ウソだと思うなら言ってみろ」
国木田「うううううううん!!」
国木田「つつつつつつつるやしゃん!」
鶴屋「なんだい? えーっと、国木田君?」
国木田「ぼぼぼぼぼ僕にもだっこさささささせてくくれましぇんかぁ!?」
鶴屋「んー、えーっと」チラ
古泉「ダメですよ」
国木田「ええ!?」
古泉「ダメです」
谷口「じゃあオr
古泉「ダメです」
谷口「最後までいわs
古泉「ダメです」
ハルヒ「あんた達何してんの!! 試合だっつてんでしょうが!!せいれーーつ!!」
キョン「あー、もう、はいはい」
みくる「長門さん、なに読んでるんですかぁ?」
長門「るーるぶっく」
谷口「今!?」
国木田「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
鶴屋「古泉君、私たちもいくっさ!」
古泉「ええ」
鶴屋「あっ、でも肩車じゃなくてだっこしてほしいっさ、なんて……わっ//」
古泉「さて、行きましょうか」
鶴屋「///」
試合は当たり前だけど不戦敗になった
おわり
SSは書くもんじゃないね。見てる方がおもしろいわ。
>>153
おつ!良かった
おつ!良かった
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