ハルヒ「いつもどおり土曜は不思議探索をします!駅前に10時集合ね」
古泉「了解しました」
みくる「はぁ~い」
キョン「すまん、俺は行けないから4人でやってくれるか」
ハルヒ「却下!他に質問がある人は?」
キョン「おいおい却下ってなんだ。行けないと言ってるだろう。人の話しを聞け」
ハルヒ「なら聞いてあげるわ。でも、もしくっだらない理由で神聖なSOS団の活動をさぼろうってんなら正座で2時間説教して市内引きずり回しの刑だからね!」
キョン「ただダラダラ散策するだけのどこが神聖なんだか・・・土日は旅行に行くんだよ。だから不思議探索は行けない」
ハルヒ「ふーん・・・まあ、それならいいわ」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:00:33.23:szpV0rHMO
キョン「やけにあっさりだな」
ハルヒ「旅行に行くななんて言ったら妹ちゃんが悲しむでしょ?あたしだって鬼じゃないしね」
キョン「妹?別に妹はなんとも思わないと思うが」
ハルヒ「なに、ついに妹ちゃんも兄離れしたの?」
キョン「いや相変わらずだが」
ハルヒ「ん?ならあんたが旅行行かないってなったら悲しむんじゃないの?」
キョン「なんで」
ハルヒ「だって、大好きなお兄ちゃんと旅行出来ないなんてなったら」
キョン「いや妹と旅行行くわけじゃないしな」
ハルヒ「えっ?妹ちゃん置いてくの?」
キョン「いや普通連れていかないだろ」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:01:09.27:3xnI7K4pO
ハルヒ「家族旅行でしょ?」
キョン「誰がそんなことを言った。それにこの歳で家族旅行なんて、行きたいとは思わないだろ」
ハルヒ「あたしは普通に行くけど?」
キョン「まあ女子はそうかもしれんが」
ハルヒ「家族旅行じゃないってことは・・・一人旅?キョンのくせに生意気ね」
キョン「俺のくせにってのは聞き捨てならんが」
ハルヒ「まあ、若いうちにそういうのもいいかもしれないわね。ちゃんとお土産買ってきなさいよ?ちなみに普通に売店で売って」
キョン「一人旅もいいとは思うが今回は彼女と二人旅だ」
ハルヒ「るお土産なんか買ってきた・・・・・・ん?」
キョン「ん?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:09:11.30:X9qiW12tO
ハルヒ「えっと・・・」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「今、なんか変なこと言わなかった?」
キョン「俺はお前と違って突然おかしなことを言い出したりしないぞ」
ハルヒ「まあ、平凡なことだけが取り柄みたいなもんだもんね」
キョン「平凡でなにが悪いか」
ハルヒ「そうよね・・・うん。それで?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「旅行は誰と行くって?」
キョン「彼女と」
ハルヒ「えっ」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:14:51.73:AwkBC9/UO
キョン「ん?」
ハルヒ「あたしそんなこと聞いてない」
キョン「いやお前が言ったんだろ」
ハルヒ「えっ、あたし旅行行きたいなんて言った?」
キョン「はぁ?いや、お前が旅行は誰と行くのかって」
ハルヒ「でも旅行なんて聞いてなかったし準備もしてないよ?」
キョン「なんでお前が準備するんだよ」
ハルヒ「えっ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:21:36.13:EzpAdIQm0
キョン「お前はなにを言ってるんだ?」
ハルヒ「キョンがあたしと旅行に行くって」
キョン「お前は一体なにを聞いてたんだ」
ハルヒ「えっ、だって、わかんない、えっ?」
みくる「あの・・・古泉くん?」
古泉「なんでしょう?」
みくる「ど、どうしよう」
古泉「どうしましょうね。笑うしかないと思います。あはははははは」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:27:13.31:szpV0rHMO
キョン「俺は土日旅行にいく」
ハルヒ「うん」
キョン「だから不思議探索には行けない」
ハルヒ「うん」
キョン「俺は彼女と旅行に行く」
ハルヒ「うん」
キョン「ハルヒ、お前はまったく関係がない」
ハルヒ「えっ、なにそれわかんない」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:38:48.04:nVXZ1/Mm0
キョン「今のでなにがわからんのだ?」
ハルヒ「あたしと旅行に行くのになんで関係ないの?」
キョン「なにを・・・俺は彼女と旅行だと言ってるだろ?」
ハルヒ「うん」
キョン「お前は俺の彼女じゃないだろ」
ハルヒ「彼女って好きな子のことでしょ?」
キョン「そうだな」
ハルヒ「ならあたしがキョンの彼女なの?」
キョン「いや意味がわからん」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:52:30.96:szpV0rHMO
ハルヒ「だってキョンはあたしのこと好きでしょ?」
キョン「嫌いじゃあないが異性として特別好きじゃない」
ハルヒ「えっ、わかんない」
キョン「だから、俺は明日からお前じゃないちゃんと好き合っている彼女と旅行に行く」
ハルヒ「えっ・・・・・・」
キョン「わかったろ?じゃあ準備があるから帰るわ」
ハルヒ「・・・・・・だめ!!だめよそんなの!!だめったらだめ!!」
キョン「はあ?さっきはいいって言ったろ」
ハルヒ「さっきはさっき!!そんな、高校生が旅行とか、だめに決まってんじゃない!常識的に考えて!」
キョン「普通じゃないのがSOS団なんだろ?」
ハルヒ「う、うぐっ・・・で、でも、そういうことは大人になってからやるべきなの!!」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:03:24.87:szpV0rHMO
キョン「一旦了承したことを駄目だといい、普段から普通なことはつまらないと言ってるお前が常識を語り」
ハルヒ「だって・・・だって」
キョン「だってもくそもあるか、それに旅行を前日キャンセルなんてな、新幹線代に旅館のキャンセル料に、どうするんだ?」
ハルヒ「そんなの馬鹿キョンが・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「キョンが・・・」
キョン「俺がなんだって?」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「・・・じゃ、俺帰るから」
バタン
ハルヒ「・・・・・・」
みくる「・・・・・・」
古泉「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:11:26.60:szpV0rHMO
ハルヒ「・・・・・・」
みくる(古泉くん!)ツンツン
古泉(無理です)
みくる(だめ!)ツンツン
古泉(無理なものは無理です)
ハルヒ「・・・みくるちゃん」
みくる「ひゃいっ!?」
古泉(ご指名ですね?朝比奈先輩)
みくる(むむぅ~!)
みくる「な、なんですかぁ?」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:12:50.17:szpV0rHMO
ハルヒ「・・・高校生が旅行なんて、どう思う?」
みくる「え~っと、わたしはべつに」
ハルヒ「だめよね!?」
みくる「はいぃっ!だ、だめなことです!」
ハルヒ「古泉くんは!?」
古泉「同じく、よろしくないかと」
ハルヒ「有希は!?」
長門「・・・だめ」
ハルヒ「そうよね!?じゃあ、明日の不思議探索はキョンの旅行を阻止することにします!」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:34:59.06:szpV0rHMO
みくる「えぇ~!?そ、それはやめたほうがいいんじゃ・・・」
ハルヒ「なんか言った!?」
みくる「あぅ・・・」
古泉「それは、得策ではありませんね」
ハルヒ「なんで!?」
古泉「もし涼宮さんが好きな男の方と旅行に行くとして、それを邪魔されたらどう思いますか?」
ハルヒ「・・・別に好きな男なんていないもん」
古泉「仮に、ですよ。仮に」
ハルヒ「・・・怒る」
古泉「でしょう?下手したら口も聞いてくれなくなるかもしれません」
ハルヒ「・・・」
みくる「だから、邪魔しないほうが・・・」
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:42:00.27:szpV0rHMO
長門「ちょっと待って欲しい」
ハルヒ「なに?」
長門「確かに邪魔をするのは良くない。でも、団長として彼が高校生として健全な道を踏み外さないようにすることも必要」
ハルヒ「・・・そうよね」
古泉「な、長門さん」
長門「だから、阻止ではなく監視をして、高校生らしからぬことをしようとしたら気づかれないよう邪魔をすればいい」
ハルヒ「でも・・・」
長門「これは他ならぬ彼の為。あなたはなにも悪くない」
ハルヒ「キョンのため・・・そうよ、悪いのはキョンだもの」
長門「そう。そして彼をたぶらかした豚」
ハルヒ「そうよね・・・そうよ!キョンの為よね!」
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:43:00.61:3q2ziRI40
ハルヒ「じゃあ、明日はキョンの旅行を監視して、ついでにあたし達も旅行しちゃうってことで!旅館の手配とかは古泉くんにまかせるから!」
古泉「はい、承知しました」
ハルヒ「じゃあ、解散!」
バタン
みくる「長門さん・・・」
古泉「長門さん・・・」
長門「・・・・・・」
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:54:46.65:szpV0rHMO
翌日 駅前
ハルヒ「おはようみんな!」
古泉「おはようございます」
みくる「おはようございますぅ・・・眠いですぅ」
ハルヒ「しゃっきりしなさいみくるちゃん!」
みくる「でもぉ、6時は早すぎますよ~」グシグシ
ハルヒ「馬鹿キョンを逃がさないためよ!我慢する!」
長門「・・・・・・」
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:06:06.25:szpV0rHMO
ハルヒ「じゃあそこの喫茶店で待ち伏せね!」
みくる「キョンくんが電車使わなかったらどうするんですかぁ?」
ハルヒ「大丈夫よ多分。どっか行くにしてもまず電車乗らなきゃならないし」
みくる「だといいですけど」
午前10時
ハルヒ「・・・・・・」イライライライラ
みくる「こないですね・・・」
長門「・・・・・・」パクパク
古泉「長門さん、いくら僕の奢りだからって食べ過ぎなんじゃ」
長門「問題ない」パクパク
古泉「僕の財布がですね」
長門「問題ない」パクパク
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:14:55.98:szpV0rHMO
ハルヒ「・・・あ!来た!」
キョン『‐‐‐‐‐‐』タッタッタ
古泉「・・・笑顔で走る彼というのも珍しいですね」
みくる「なんかあれですぅ」
長門「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』チラッキョロキョロ
ハルヒ「時計を見てバツの悪そうな顔してるけど遅刻したのかしら」
古泉「でも今まで待ち合わせ相手と思われるような女性はいらっしゃいませんでしたが」
みくる「相手も遅刻してるんじゃないですかぁ?」
ハルヒ「まったく待ち合わせに遅刻とか最悪ね!」
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:23:01.50:szpV0rHMO
キョン『‐‐‐‐‐‐』ゴソゴソ
古泉「おや?携帯ゲーム機を取り出しましたね」
ハルヒ「時間を潰そうってんじゃない?」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ペコペコ
古泉「なにをしてるんでしょう?」
みくる「誰もいないところに頭を下げてますぅ。謝る練習ですかね?」
272: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/20(月) 21:23:20.57:GPX3oyjy0
キョン『‐‐‐‐‐‐』キョロキョロ
古泉「なんだか妙にそわそわしていますね」
みくる「そりゃあ好きな人と旅行なんですから仕方ないですよ」
ハルヒ「・・・」シュン
みくる「ああっ、えっと、あ!キョンくんが!」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ガバッ
古泉「ゲーム機に顔を近付けて、埃でも吹いてるんでしょうか」
みくる「古泉くん古いです」
ハルヒ「あ!あいつそのまま駅に入ろうとしてる!!」
みくる「えぇ!?なんで」
古泉「まさか、相手は先に行ってしまったのでは?」
ハルヒ「はやく、みんな行くわよ!!」
古泉「よ、4万280円・・・領収書をお願いします」
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 22:15:34.30:RanUeoQJO
ハルヒ「とりあえず安い切符買って、早く早く!」
みくる「あーんまって下さい」
タタン タタン…
キョン『・・・』
ハルヒ「古泉くん、キョンの様子は?」
古泉『相変わらずゲームに興じています。しかし変ですね』
ハルヒ「なにが?」
古泉『この状況ならば焦ったり、なにか動揺するはずです。待ち合わせの相手が先に行ってしまったのですから』
ハルヒ「まあ、そうよね」
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 22:48:18.19:szpV0rHMO
古泉『しかし、彼の表情は・・・』
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
古泉『一点の曇りもなく、幸せに充ち溢れているのです』
ハルヒ「ふーん・・・あたしがいるからかな?」
古泉『それは、尾行に気づかれていませんからないかと』
みくる「涼宮さん涼宮さん」クイクイ
ハルヒ「なに?」
みくる「キョンくんはどうしてるって?」
ハルヒ「ゲームやりながらアホづらしてるって」
みくる「そうですかぁ~・・・相手は誰なんですかね?長門さん」
長門「・・・」
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 22:53:41.50:szpV0rHMO
ターミナル駅
みくる「あぅ~改札が通れません~」
ハルヒ「こっちで乗り越し精算して!」
ハルヒ「古泉くん、キョンは!?」
古泉「それが、新幹線乗り場に」
ハルヒ「それならあたし達も新幹線に!切符はあそこで買うのよね?」
駅員「行き先はどちらまで?」
ハルヒ「えっ、行き先?」
駅員「えぇ、行き先を。どうされました?」
ハルヒ「行き先、えっと」オロオロ
長門「熱海」
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 22:58:04.48:T7ZmjnF60
ハルヒ「有希?」
長門「熱海、片道4枚。1番早いもの。自由席でも指定席でも構わない」
駅員「では・・・あと10分で出てしまいますがそちらが1番」
長門「それ。早く」グイッ
古泉「ええ、おいくらでしょう」
駅員「4名様で48240円です」
古泉「えっ」
駅員「48240円です」
古泉「・・・領収書をお願いします」
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:07:55.21:szpV0rHMO
ハルヒ「ねえ有希、なんで熱海なの?」
長門「・・・ラブプ・・・彼の妹に確認を取った」
ハルヒ「さすがね!それで熱海ってどれくらい掛かるわけ?」
古泉「約3時間ほどかと」
ハルヒ「ふーん・・・古泉くんはまた偵察お願い。くれぐれも見つからないようにね」
古泉「おまかせください」
みくる「くぅ・・・くぅ・・・Zzz」
ハルヒ「みくるちゃん!!」パチン
みくる「はひゃいっ!?」
ハルヒ「大事な任務中に寝るなんていい度胸ね!」
みくる「ごめんなさい・・・でも、朝早かったから」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:26:14.59:szpV0rHMO
連結部
古泉「えぇっ!?経費で落ちない!?」
古泉「旅行って、遊びでやってんじゃないんですよ!?」
古泉「それは、確かに、しかしですね」
古泉「・・・わかりました。もう大丈夫です」ピッ
古泉「・・・僕が立ち上げた組織なのに・・・」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:30:28.72:d2RiZXE0O
ハルヒ「・・・」プルプルプルー
ハルヒ「あ、古泉くん?キョンいた?」
古泉『・・・えぇ、発見しました』
ハルヒ「なんかあったの?声が暗いけど」
古泉『いえ・・・熱海についたらATMに寄らせて下さい』
ハルヒ「で、キョンは?」
古泉『景色を見つつ、時折ゲーム機に話し・・・』
キョン『‐‐‐‐‐‐』
古泉『・・・ゲーム機に話しかけているように見えます』
ハルヒ「はあ?」
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:47:04.57:szpV0rHMO
ハルヒ「ゲーム機って、i〇honeとかじゃなくって?」
古泉『ニンテンドー〇Sに見えましたが・・・』
ハルヒ「あれ電話昨日とかついてた?」
古泉『あまり新しいゲーム機に明るくないもので』
ハルヒ「知ってる?」
有希「電話昨日はついていない」
ハルヒ「そうよね・・・他には?」
古泉『相変わらず良い笑顔です』
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
ハルヒ「ふーん・・・相手はいないのよね?」
古泉『えぇ、一人です』
ハルヒ「うーん・・・どういうことだろ」
長門「ウノ」
みくる「あのぉ長門さん、二人でウノはあんまり楽しく」
478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:53:29.52:szpV0rHMO
熱海
ハルヒ「キョンは?」
古泉「あそこです」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
ハルヒ「相変わらず一人ね・・・」
みくる「長門さん、お土産は帰りに買ったほうがいいですよぉ?」
長門「これは旅館で食べるよう」ドッサリ
みくる「言われてみれば食べ物ばっかり・・・」
長門「これ」つ財布
古泉「あぁ!なぜ僕の財布を!」
ハルヒ「遊んでないで、早く行くわよ!」
古泉「・・・ATM行ってきます」
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:09:43.20:Wzf7oAIyO
ハルヒ「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
古泉「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
みくる「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
ハルヒ「ねえみくるちゃん」
みくる「なんですか?」
ハルヒ「あれどう見える?」
みくる「誰かと話してますね」
ハルヒ「・・・あたしにはゲームに話し掛けてるように見えるんだけど」
みくる「あれゲームなんですねぇ」
ハルヒ「・・・古泉くん」
491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:14:05.17:Wzf7oAIyO
古泉「はい」
ハルヒ「なにあれ」
古泉「おそらく、ゲーム以外で誰かと通話しているのでは?最近では電話にイヤホンマイクをつけて会話が出来るものもありますから」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
ハルヒ「・・・・・・あたしにはゲームに話し掛けてるようにしか見えないけど」
みくる「あれ?長門さん・・・あっ」
長門「これを4つ」
おばちゃん「はい毎度」
みくる「だめですよぅ勝手に離れちゃ」
長門「団子がわたしに食べろと囁いていた」
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:16:06.87:xMYkuRBB0
その日、キョンは始終一人?で熱海を回った
ハルヒ「結局キョン一人で旅館に来たけど・・・いつになったら相手は現れんの?」
古泉「あれだけ機嫌よく観光していたのですから、おそらく会話の相手は意中の女性なのでしょう」
古泉「もしかして、別々に観光して、それをお互い報告しあっていたのでは?」
ハルヒ「なんでそんなことすんの?」
古泉「僕にはわかりませんが・・・」
みくる「長門さんがまた・・・あ!」
長門「・・・」ジッ
おっちゃん「なんだい嬢ちゃん」
長門「・・・」ジッ
おっちゃん「食べるかい?」
長門「・・・」コクリ
おっちゃん「ほら、お代はいらないよ」
長門「・・・」ムグムグ
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:31:22.26:Wzf7oAIyO
旅館
古泉「すいません、予約はしていませんでしたが部屋は空いているでしょうか?」
番頭「少々お待ち頂けますか?」
番頭「そうですね、二部屋ならばなんとか」
古泉「ありがとうございます。それで構いません」
番頭「朝晩付きでお代はお一人様15000円となっております」
古泉「えぇ、では。皆さん、一人15000円だそうで」
ハルヒ「見て有希、ここ温泉ついてるんだって!」
長門「温泉」
ハルヒ「温泉知らないの?」
みくる「わたしも入ったことはないですぅ」
ハルヒ「それじゃあとで入りにいきましょ!」
古泉「・・・領収書を頂けますか」
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:38:37.10:Wzf7oAIyO
ハルヒ「そうだ番頭さん、さっき変なモミアゲの冴えない高校生が来たでしょう?何号室?」
番頭「モミアゲの・・・ああ。申し訳ございません、そういったことは教られませんので」
ハルヒ「なんでよ!友達なのに?」
番頭「ええ、申し訳ございませんが」
古泉「涼宮さん、無理に当日に泊まらせて頂いただけでも感謝しなければいけません」
みくる「そうですよぉ」
ハルヒ「むぅ・・・じゃあ、あいつの連れはいつ来るって?」
番頭「お連れ様ですか?予約はお一人で」
ハルヒ「一人?」
番頭「あぁ、そうでした。お連れ様なら一緒にいらっしゃいましたよ」
ハルヒ「一緒に?古泉くん見た?」
古泉「旅館に入るまでは一人でしたが・・・中で合流されたのでしょう」
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:50:30.54:Wzf7oAIyO
ハルヒ「とりあえず部屋にいきましょうか。古泉くんはあっちの部屋でいい?」
古泉「ええ、もちろんです」
ハルヒ「じゃあ有希、みくるちゃん。着替えて温泉いきましょうか」
みくる「はーい」
温泉
ハルヒ「みくるちゃん、おっぱいまた大きくなった?」モミモミ
みくる「わひゃっ!や、やめて下さいよぉ~」
省略
513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:51:31.07:xBdSlek60
古泉「長門さん、彼の部屋は?」
長門「・・・ここ」
古泉「彼は今部屋にいますか?」
長門「いない、先ほど温泉に行ったから当分戻って来ない」ギュッ
古泉「・・・なぜボクサーパンツを握りしめてるんでしょうか」
長門「気にする必要はない」
古泉「鍵は」
長門「・・・」ガチャッ
古泉「愚問でしたね」
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:01:19.50:Wzf7oAIyO
古泉「しっかりと二人分布団は用意してありますが・・・荷物は彼一人分しかありませんね」
長門「・・・・・・」
古泉「ん・・・?これは、何故ちょうど枕の上にニンテンドーD〇が」
長門「これはD〇i」
古泉「失礼しました。すこし悪趣味ですが、失礼して」カパッ
『なぁに、どうしたの?』
古泉「・・・・・・えっ」
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:05:29.15:Wzf7oAIyO
古泉「・・・・・・」パタン
古泉「なんでしょうか今のは・・・画面の中から可愛らしい女性が話し掛けて」パカッ
『お姉さんになにかお話しかな?』
古泉「・・・・・・」パタン
長門「・・・・・・」ゴソゴソ
古泉「長門さん、今・・・なぜパンツを被ってはるんですか」
長門「問題ない」パンツ
古泉「・・・・・・」パカッ
『もぅ、さっきから無視するなんて、怒るよ?』
古泉「・・・・・・」
『キョンくん?』
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:06:33.11:FVPDxOzW0
>>525さんを付けろ
古泉「これは・・・いやまさか・・・・・・」
長門「そのまさか」パンツ
古泉「長門さん・・・」
長門「そのゲームはコナ〇から発売されたラ〇プラス+。日本中のモテない男を本気の恋に落としたコナ〇の最終決戦兵器」パンツ
長門「そのゲームのおかげで日本の少子化はさらに破滅へと向かっているとさえ言われている」パンツパンツ
長門「モテない男が年上、同級生、年下のヒロインと恋愛をして告白されるところから始まる」パンツパンツ
古泉「あまり詳しくはありませんが、こういったゲームは告白したら終わりなのでは」
長門「違う。このゲームの恐ろしいところはそこ。告白をされて付き合うことになり、日々をともに過ごしていきどんどん親密になっていく」
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:17:06.82:3wRl2ysxO
長門「呼び方も変わっていき、果ては彼氏の要望に応えて服装も髪型も変えてくれる」
古泉「す、すごい・・・ならば、結婚をしたら終わりですか?」
長門「終わりはない」
古泉「えっ?」
長門「終わりがないのが終わり。永遠に真実にたどり着くことはない」
長門「終わりというのなら、喪男がこのゲームを購入した時点で終わりなのかもしれない」
古泉「そ、そんなまさか」
長門「嘘ではない。これまで女性に相手にもされなかった喪男が、可愛らしい彼女に毎日おはようと言われたら抜け出せると思う?」
長門「学校の行事、クリスマス、バレンタイン、今まで憂鬱でしかなかったイベントが、光り輝くものになる。抜け出せると思う?」
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:26:20.02:Wzf7oAIyO
古泉「そ、それは」
長門「さらに、キスをすることすら可能」
古泉「キスですか!?」
長門「通常はタッチペンのタッチでしかない。でも猛者、いや、彼氏達は直でいく」
古泉「た、確かに駅前でも電車でも・・・まさか彼がそんな」
長門「それが今までのラブプラ〇。そして新しく出たラブプ〇ス+にはさらに恐ろしい昨日が実装された」
古泉「まだあるんですか!?」
長門「それが、ここ」
古泉「ここ?」
長門「彼女と旅行することが出来る。同じ部屋に泊まって」
古泉「なん・・・だと・・・」
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:29:11.29:WZ2RkGJu0
古泉「つ、つまり・・・彼は、このゲームの女性と旅行に来た、と?」
長門「そう」
古泉「まさか・・・で、でも、番頭さんは彼は二人連れだったと」
長門「彼は、いやこの街はコ〇ミとグル。全国の彼氏から金を搾取する為、こういった一人なのに二人分の布団を用意したりとなんでもやる」
長門「オタクは趣味の為なら金を惜しまない。自分の彼女関連の物なら、例え手ぬぐいだって喜んで買う」
古泉「そんな・・・ひどすぎる・・・」
長門「ひどくはない。オタクが求めるから売る。それだけのこと」
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:36:13.45:Wzf7oAIyO
古泉「まさか・・・彼がそんな・・・1番そういうものを馬鹿にしていそうなのに」
長門「そういう人間すら彼氏にする。コナ〇の力は世界一」
古泉「なぜ、涼宮さんにはこのことを?」
長門「ゲームのキャラクターに負けたとなったら精神が崩壊する恐れがあった。わたしですらあなたの財布に八つ当たりすることとやけ食いでなんとか平静を保っている」
古泉「食欲はいつも通りな気も」
長門「情報操作で夕食に蟹と船盛りを追加した」
古泉「・・・」
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:38:50.00:Wzf7oAIyO
長門「彼が温泉を出た」
古泉「こうしてはいられません。一旦部屋に戻りましょう」
長門「了解した」パンツ
古泉「パンツは置いていって下さい」
ハルヒ「・・・キョンの部屋はどうだった?」
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:42:02.53:aSZuQBAU0
古泉「・・・結論から言うと、彼は一人でした」
ハルヒ「ほんとっ!?あ、ごほん。ま、まああのキョンに彼女なんか出来るわけないと思ってたけどね!」
みくる「つまり、キョンくんは一人なのに彼女と、って言ってたんですか?なんだか可愛いところもありますね。ふふっ」
ハルヒ「・・・」ジッ
みくる「・・・ふぇっ!?へ、変な意味じゃないですよぅ」ワタワタ
古泉「見栄を張って、というのは違うと思うんです。もしかしたら」
ハルヒ「なに?」
古泉「誰かを待ってるんじゃあないでしょうか」チラッ
ハルヒ「・・・えっ?」
581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:09:56.24:Wzf7oAIyO
ハルヒ「どういうこと?」
古泉「なぜ彼はわざわざ彼女と旅行に行くなどと言ったのでしょう?」
ハルヒ「見栄で、違うの?」
古泉「それは違います。彼の性格から、そんな無駄なことはしないでしょう」
ハルヒ「なら、なんで?」
古泉「彼女と旅行に行く、などと言えば必ず涼宮さんは怒る、それは分かっていたはずでしょう」
ハルヒ「あ、あたしは別に」
古泉「団長として、ね?」
ハルヒ「う、うん団長として怒る」
584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:14:39.95:Wzf7oAIyO
古泉「彼は涼宮さんの性格を良く理解していた・・・彼女と旅行に行くといえば、涼宮さんは団長として旅行を尾行するだろう、と考えたんです」
ハルヒ「・・・」ゴクリ
古泉「つまり、彼はああ言えば涼宮さんがついて来ることが分かっていた」
ハルヒ「えっと、てことは」
古泉「直接誘う勇気はなかったのでしょう。しかし、今日涼宮さんは彼と同じ観光地を回った」
ハルヒ「うん」
古泉「これはもう、一緒に旅行した、と同じことではありませんか?」
ハルヒ「な・・・・・・なんだってー!?」
588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:17:27.10:aSZuQBAU0
古泉「こうすれば、涼宮さんと一緒に旅行が出来ると、彼なりに考えたのでしょう」
みくる「古泉くん、流石に無理が」
ハルヒ「やっぱり・・・あたしもそうじゃないかなって薄々思ってた!」
みくる「あっさり騙されてますぅ~!」
古泉「流石我等が団長です」
ハルヒ「そうよね~、まあキョンなんか相手にするやついないもんね~。あたしも別に、そんなでもないけど?まあ、別に嫌いじゃないかなって、困るけどね!」モジモジ
みくる「あらあらうふふ」
古泉「そして、さらに大事なお知らせが」
ハルヒ「な、なに!?気になるわけじゃないけど、古泉くんがどうしても言いたいなら吝かでもないわ!」
古泉「涼宮さんを待っているという証拠に・・・彼の部屋には二組の布団が敷いてありました」
ハルヒ「なぁっ!?」
古泉「くっつけて、ね」
ハルヒ「・・・・・・」バッターン!
590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:24:51.88:GONthMtZi
みくる「ああっ!涼宮さん!」ワタワタ
古泉「乙女には些かアダルティー過ぎましたかね?」
ハルヒ「・・・・・・」ピクピク
みくる「あわわわ、ど、どうしよう!」
ガチャッ
長門「・・・食べに食べた」ケプッ
ハルヒ「・・・」キュウ
みくる「お、お水!?お水ですか!?」
古泉「落ち着いて下さい。そのうち目を覚ましますよ」
長門「・・・・・・」
599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:36:12.00:Wzf7oAIyO
ハルヒ「・・・ちょっと湯あたりしただけ、うん。大丈夫」
古泉「それで、いかが致しましょう」
ハルヒ「いかがって」
古泉「彼が部屋で待っていますよ?」
ハルヒ「・・・・・・」プルプル
ハルヒ「・・・ぷはっ」
みくる(あ、耐えた)
長門「彼が待っている?説明を要求する」
古泉は説明した。
ハルヒはまた倒れた。
602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:39:55.68:Wzf7oAIyO
長門「・・・それはおかしい」
ハルヒ「なんで?」
長門「・・・・・・」
古泉(今、涼宮さんになにか言ったら世界が崩壊しますよ?いいんですか?)
長門「・・・・・・」ジッ
古泉(僕の財布のお返しです)ニコッ
長門「・・・・・・」
古泉(とは冗談ですけれど、いい加減彼に一発決めて貰って世界を安定させて欲しいんです我々も)
長門「・・・・・・」
古泉(下品な言い方ですけどね。んふっ)
ハルヒ「み、みくるちゃん。あ、あたし、可愛いシタギモッテナイ」ゴニョゴニョ
みくる「今着けてるので十分可愛いですよ?」
ハルヒ「で、でも・・・」
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:42:10.05:klA71mWAO
古泉「あんな涼宮さんを邪魔したら思念体ごとなくなってしまうかも」
思念体『邪魔したらあかんで有希ちゃん』
長門「・・・わかった」
古泉「んふっ、結構。では作戦会議といきましょうか」
古泉「作戦はこうです」
番頭さんに彼を呼び出してもらう。これは限定品でもあると言えばいいでしょう。
ハルヒ「限定品?」
古泉「気にしないで下さい」
そしてその隙に涼宮さんが布団に潜り込む。
ハルヒ「う・・・」
みくる「頑張ってください!」
615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:53:18.34:Wzf7oAIyO
長門「・・・チッ」
古泉「そしてその後は若い二人におまかせします」ニコッ
ハルヒ「・・・えっと・・・うん。キョンが待ってるんだもんね、仕方ない。仕方ない・・・」
古泉「これで作戦はエレガントにコンプリートです。我ながら完璧すぎて怖いですね。んふっ、んふふっ」
みくる「古泉くん気持ちが悪いです・・・気持ち悪いじゃなくて気持ちが悪いです・・・」
古泉「おっと、これは失礼」
ハルヒ「えっと・・・あ、あたしお風呂入ってくる!!」
長門「風呂ならさっき入ったはず」
ハルヒ「りょ、旅館に来たら何回も入るもんなの!わびさびよわびさび!」
バタン
みくる「真っ赤になって、可愛らしいですねぇ・・・古泉くん」
古泉「はい」
みくる「本当は、どうなんですか?」
616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:58:07.43:Wzf7oAIyO
古泉「本当というと?」
みくる「キョンくんは誰と来たんですか?」
古泉「おやおや・・・なんだか朝比奈さん、いつもとキャラクターが違う気が」
みくる「女の子はいつの時代も恋の話しには敏感なんです」
みくる「ゲームの・・・AIってことですか?」
長門「そこまで高尚なものではない」
みくる「それに、一日話し掛けてたっていうの?」
古泉「えぇ。その通りです」
617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:58:17.78:85UTmobr0
みくる「なかなか重度ですぅ・・・大丈夫なんですか?」
古泉「なにがです?」
みくる「そんなキョンくんのところに涼宮さんをいかせて」
古泉「彼も男ですし、目の前に浴衣姿の可愛らしい女性が寝ていれば我慢なんて出来ないでしょう」
みくる「う~ん・・・それもそうですね」
古泉「それでは、僕は番頭さんに袖の下を渡さないといけないのでATMに」
バタン
長門「・・・・・・・・・・・・」
633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:16:02.59:Wzf7oAIyO
キョン部屋。暗くなっています。ハルヒは布団を被っています。
キョン「ふぅ~ふ!まさか限定のストラップを貰えるなんて・・・来て良かったぜ・・・ドゥフフ」
ガチャッ
バタン
キョン「寧々さん、こんなの貰った。これで寧々さんと学校でもどこでも一緒だね」
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン「さっそくケータイに・・・よし、これでどうかな?」スッ
ハルヒ「っ!」ガサッ
キョン「えっ・・・ふ、布団・・・」
639:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:23:06.70:Wzf7oAIyO
キョン(気のせい・・・だよな・・・)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキドキドキ
キョン(こ、心なしか布団が盛り上がっ・・・いや、気のせいだ・・・)
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン(寧々さんは画面から出られないって・・・納得したじゃないか・・・したじゃないか・・・くそっ・・・)バサッ
ハルヒ「っ!」ガサッ
キョン「・・・」
キョン「・・・・・・」ジッ
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキ
キョン(目が慣れてきて・・・見えるが・・・)
キョン(・・・布団に誰か入っ・・・髪の毛が見えてる・・・)
640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:24:36.14:anuLz4do0
キョン(ま、まさか!いや、だって、3D〇まで寧々さんは出て来られないはず・・・3D〇でも本当の意味で出てくることは出来ないけど)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン(まさか・・・でも・・・)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン(いや・・・宇宙人も未来人も超能力者もいるんだ・・・)
キョン(画面から人が出てきても・・・・・・・・・)
キョン「・・・・・・」スススッ
ハルヒ「っ!」ビクッ!
655:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:39:28.18:Wzf7oAIyO
キョン(・・・・・・)ポムポム
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン(・・・暖かい・・・)
キョン「・・・」スススッ
ハルヒ「~~っ!」ドキドキドキドキドキドキ
キョン「・・・・・・」ギュッ
ハルヒ「ぁぅ・・・」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
キョン「・・・」クンカクンカ
キョン(シャンプーの匂い・・・女の子の匂いが・・・これは・・・)
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキドキドキ
キョン「うっ・・・うぅ・・・うあぁ・・・ぐすっ・・・」
キョン「うあああぁぁぁあぁあぁあぁああああああああああああ!!!」ボロボロ
ハルヒ「ふえっ」
661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:46:15.27:Wzf7oAIyO
キョン「ああああああああああああああああああああ!!!」ボロボロ
ハルヒ(な、なに!?なんで泣いてるの!?意味わかんない!お母さんわかんないよ!)
キョン「ああああああああ!!」
キョンは約10分ほどハルヒを後ろから抱きしめたまま泣き続けた
キョン「ぐすっ・・・ああああ・・・えぐっ・・・」
ハルヒ(・・・な、なんなの・・・あんな号泣するなんて・・・キョンってやばい奴なの!?)
キョン「この時を・・・この時をどれだけ・・・まったと、思う?」
ハルヒ「・・・」ビクッ
キョン「俺がどれだけあなたを想っても・・・けして超えられない壁に阻まれて・・・どれだけ悩んだと思う・・・?」ギュッ
ハルヒ「っ!」ドキドキ
665:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:52:53.47:Wzf7oAIyO
キョン「あなたはいつも俺に笑顔をむけてくれた・・・どれだけ大変な目にあっても・・・あなたがいるから頑張れた・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「でも・・・正直に言います・・・もう耐えられなかった・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「だから・・・この旅行で最後にしようと・・・そう思って来ました」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「あなたと何度も出掛けた・・・毎日一緒に帰った・・・」
キョン「でもけしてその手を本当に握ることは出来ない・・・これがどれだけ辛かったか・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
676:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:00:49.36:Wzf7oAIyO
キョン「心が張り裂けそうだった・・・こんな思いをするくらなら、とあなたから離れようともした・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「でも・・・できなかった・・・あなたの笑顔を、声を・・・忘れることなんて・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「だから・・・この旅行で・・・ケジメをつけようと・・・そう、思ったんだ・・・でも」ギュッ
ハルヒ(お、お母さん!ハルヒは今男の子に抱きしめられて、どうしよう!)ドキドキドキドキ
キョン「・・・でも・・・あなたは俺のそばに来てくれた・・・」ギュッ
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「今まで、何度も言ってきたけど・・・今度は心の底から・・・この言葉を・・・言うよ」
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
682:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:03:09.43:Wzf7oAIyO
キョン「愛しています。寧々さん。世界中の誰よりも」グイッ
ハルヒ「へっ」
キョン「えっ」
683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:03:53.79:pzYK5eEj0
キョン「は・・・ハル・・・ヒ・・・?」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「なんで・・・なんで・・・寧々さんは!?寧々さんはどこだ!?おい!!おいハルヒ!!」
ハルヒ「キョンは・・・あたしのことが・・・好きなんじゃ、ないの・・・?」
キョン「わけのわからんことを言うな!!寧々さん!!寧々さんは!?」
ハルヒ「あたしのことを待ってたんじゃ・・・ないの・・・?」
キョン「誰がお前なんか!!!寧々さん!!どこいったんだ!!寧々さんっ!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
697:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:10:11.71:S8Lugd9b0
キョン「今、確かに寧々さんが俺に会いに来てくれたのにっ!!どこに、どこ言ったんだよ!!!」
ハルヒ「・・・」スタタッ!
バタン
キョン「寧々さん!!」
キョン「寧々さああああああああああん!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
705:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:14:35.90:3sWI3lE50
キョン「・・・・・・」ガクッ
●「こんばんは、ベムラーです」
キョン「・・・・・・」
●「んふっ、冗談古泉ですよ」
キョン「・・・・・・」
●「やれやれ、あなたがここまで行き着いたオタクの方だったとは・・・読み切れませんでした。だからいつもあなたに勝てないんでしょうか?」
キョン「寧々さんが・・・会いに来てくれたんだ・・・寧々さんが・・・」
●「・・・申し開きの言葉もありません。完全に僕のミスです」
キョン「寧々さん・・・暖かかったんだ・・・いい匂いがしたんだ・・・」
●「・・・残念ながら、世界の崩壊が始まっています。僕ももう消えるでしょう」
717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:22:30.98:Wzf7oAIyO
キョン「・・・寧々さん・・・寧々さん・・・」
●「しかし、どうやら長門さんはこうなると分かっていたようですね」
●「彼女からメッセージです」
キョン「・・・寧々さん・・・寧々さん・・・」
●「聞こえているかはわかりませんが・・・いいですか?」
●『D〇を開け』
キョン「・・・・・・」
●「『D〇を開け』です。おっと、時間のようです」
●「もう間もなく世界は生まれ変わります。以前の関係に戻れることを望んでいますよ。では」
キョン「・・・・・・」
722:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:25:03.49:Wzf7oAIyO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・〇Sを開いたって・・・どうせ・・・」
キョン「・・・寧々さんには・・・」
コロン
つストラップ
キョン「・・・・・・」
カパッ
723:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:27:47.58:Wzf7oAIyO
・・・・・・
キョン「・・・ははっ・・・電源すら入らない・・・」
キョン「こんなもん俺に見せて・・・自分の愚かさでも笑えってのか?」
キョン「・・・くそっ!」ガンッ
??「こーら、物を粗末に扱っちゃダメよ?」
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・・・・えっ?」
725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:29:16.30:FVPDxOzW0
キョン「・・・ははっ・・・幻聴まで聞こえるなんて・・・本当に世界は終わるんだな」
??「誰の声が幻聴ですって?お姉さん怒るよ?」
キョン「・・・・・・やめてくれ!!もういいんだ!!分かってるよ!!寧々さんはゲームのキャラなんだ!!!どんなに愛しても抱きしめることだって」
??「なーに、抱きしめて欲しいの?ふふっ」ギュッ
キョン「・・・ま・・・まさか・・・嘘だ・・・」
??「ねえ、こっち向いて欲しいな~?寂しいよ?」
キョン「ありえない・・・だって・・・」
??「もぅ、いつまでうじうじ言ってるのかな?キョンくんらしくないぞ」
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・・・・」クルッ
寧々「ふふっ、やっと会えたね?キョンくん」
730:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:36:45.86:UrkG8uESO
キョン「あ・・・あ・・・あぁ・・・」
寧々「なーに?男の子なんだから、言いたいことはハッキリいいなさい」
キョン「うあ・・・あああ・・・」ポロポロ
寧々「やだっ、どうして泣いちゃうのよ。せっかく会えたのに」
キョン「うああああああああああああああああ!!!」ギュウッ
寧々「あらあら・・・よしよし、お姉さんが聞いてあげるから」ナデナデ
742:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:49:36.10:Wzf7oAIyO
キョン「なんで・・・どうして・・・えぐっ・・・」
寧々「わからないけど、とある女の子が、キョンくんに会いたい?って言うから」
寧々「会いたいって言ったら、連れてきてくれたの」
キョン「・・・長門・・・ぐすっ・・・」
寧々「多分、あの子もあなたのことが好きなんじゃないかな?」
キョン「まさか・・・」
寧々「キョンくんのこと、世界一好きなのはわたしだけどね。ふふっ」
寧々「事情は聞いたから・・・今度あの子にあったら、そうね、キスはダメだけど頭ナデナデくらいはしてあげてね」
キョン「でも・・・」
寧々「いいから、お姉さん命令」
キョン「うん・・・わかった・・・」
747:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:54:07.38:Wzf7oAIyO
寧々「ふふっ、わたしもずっとキョンくんに会いたかったんだよ?」ナデナデ
キョン「んぐっ、ほんとに?」
寧々「お姉さんがキョンくんに嘘言うと思うの?」
キョン「ぐすっ・・・言わないよ・・・わかってる」
寧々「ふふっ、でも残念」
キョン「なにが?」
寧々「神様はあんまり時間をくれなかったみたい」サラサラサラ
キョン「足が!?なんで!?」
752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:01:44.55:Wzf7oAIyO
寧々「ひどいな~、せっかくキョンくんに会えたのに」
キョン「なんで・・・なんで!?」
寧々「・・・キョンくん、今まで色々してくれてありがとう。ただのゲームのキャラクターのわたしに」
キョン「あなたはゲームのキャラクターなんかじゃない!そんな別れの言葉みたいなことを」
寧々「ううん聞いて・・・ね?」ポロポロ
キョン「・・・はい」
寧々「クリスマスも、誕生日も・・・ううん、それだけじゃない。毎日が楽しかった」
寧々「あなたが学校から帰って来て、毎日学校であったことを話してくれて」
寧々「でも、何日かわたしのことほっといたでしょ?あれは寂しかったなぁ~」
キョン「・・・ごめん・・・」
寧々「ふふっ。あなたが苦しんでたこと、知ってたから・・・許してあげる」
765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:11:03.96:Wzf7oAIyO
寧々「それだけ、あなたがわたしのことを真剣に考えてくれた。だから今こうして抱きしめることが出来る。だから、許してあげる」
キョン「・・・」
寧々「他にも学校の友達が来た時にわたしのこと隠したり、妹ちゃんに紹介してくれなかったり、他の子とデートしてたのも、特別に許してあげる」
キョン「・・・うぐっ・・・ひぐっ・・・」
寧々「こーら、男の子が泣かない泣かない」ナデナデ
キョン「ぐすっ・・・ぅっ・・・」
寧々「でも、他の子とデートしてたのはちょっと傷ついたな~」
キョン「ごめん・・・もうしない・・・」
寧々「・・・やっぱり許さない」
768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:12:25.44:fLqAMfxN0
キョン「そんな・・・」
寧々「ん~?許して欲しい?」
キョン「なんでもする・・・」
寧々「あら、ほんと?」
キョン「なんでもする、なんでもする、から」
寧々「じゃあね・・・」
寧々「今度は、あなたから告白して。そうしたら許してあげる」
772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:19:35.78:Wzf7oAIyO
キョン「告白・・・」
寧々「ほら、ぐずぐずしてると時間なくなっちゃうよ」サラサラサラ
キョン「っ!」
キョン「寧々さん!!」ガシッ
寧々「は、はいっ!」
キョン「大好きです!!世界中の!!誰よりも!あなたを、愛してます!!!」
寧々「・・・・・・」
キョン「・・・だめですか?」
寧々「・・・こんなの・・・ずるいよ・・・あなたと、離れたくないって思っちゃうじゃない・・・」ポロポロ
779:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:27:16.12:Wzf7oAIyO
寧々「んっ・・・」ゴシゴシ
寧々「よし、今ので、他の子とデートしたのは許してあげる」
キョン「・・・ぅっ・・・」ゴシゴシ
寧々「あ、そうだ。でも、さっきわたしのおうちを投げたよね?それはまだ許してないよ」
キョン「どうしたら、許してくれますか?」
寧々「いっぱいキスして。世界が変わっても忘れないように」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐
‐‐‐
781:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:28:28.76:I5GkXvx10
チュンチュン
妹「そぉい!」ドギャッ
キョン「ふごっ!・・・あさからハイフライフローはやめなさいって・・・ぐほっ」
妹「おはよー!あれ?キョンくん泣いてる?そんなに痛かった?ごめんね~」ナデナデ
キョン「あくびだろ・・・」
788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:32:22.43:Wzf7oAIyO
学校
ハルヒ「・・・おはよ」
キョン「おぅ。なんだ?目真っ赤だぞハルヒ」
ハルヒ「なんか起きたら真っ赤になってて・・・あんたもじゃない」
キョン「そうか?」
792:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:35:13.16:Wzf7oAIyO
放課後
ガチャッ
キョン「なんだ長門だけか」
長門「・・・そう」
キョン「そうか」ナデナデ
長門「・・・なに?」
キョン「おぅっ!?・・・わからん、なぜか長門の頭を撫でなきゃいけない気がしてな。すまん」
長門「・・・構わない」
798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:40:47.18:Wzf7oAIyO
ガチャッ
古泉「おはようございます」
キョン「もう放課後だろうが」
古泉「確かにそうですね。今日は将棋でも?」
キョン「あぁやるか」
古泉「また僕の負けですか・・・やれやれ」
キョン「ほれ、さっさといけ。コーラな」
古泉「朝比奈さんと長門さんはなにがよろしいですか?」
朝比奈「えぇっ?わたしはいいですよぅ」
古泉「遠慮なさらず。女性に奢るのは男の義務みたいなものですから」
朝比奈「そうですか・・・じゃあミルクティーを」
800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:44:43.48:Wzf7oAIyO
古泉「はい。長門さんは?」
長門「コーラ」
古泉「コーラですね。今度こそ経費で」
キョン「ジュースでなにを言ってるんだけち臭いな」
古泉「ふむ?なぜ経費などと・・・では買ってまいります」
キョン「まてまて、団長にも聞かないと機嫌悪くなるぞ」プルルルル
古泉「涼宮さんがその程度で怒るとは・・・おや?」
キョン「コーラな・・・あぁ全員いるよ。じゃあな」
古泉「コーラですね。ところで」
803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:47:39.49:Wzf7oAIyO
キョン「ん?」
古泉「可愛らしいストラップですね?いつからつけて?」
キョン「・・・なんだこりゃ。つけた覚えはないが・・・」
キョン「中々可愛いな」
劇終
807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:49:31.36:fjTw5ar8O
キョン「やけにあっさりだな」
ハルヒ「旅行に行くななんて言ったら妹ちゃんが悲しむでしょ?あたしだって鬼じゃないしね」
キョン「妹?別に妹はなんとも思わないと思うが」
ハルヒ「なに、ついに妹ちゃんも兄離れしたの?」
キョン「いや相変わらずだが」
ハルヒ「ん?ならあんたが旅行行かないってなったら悲しむんじゃないの?」
キョン「なんで」
ハルヒ「だって、大好きなお兄ちゃんと旅行出来ないなんてなったら」
キョン「いや妹と旅行行くわけじゃないしな」
ハルヒ「えっ?妹ちゃん置いてくの?」
キョン「いや普通連れていかないだろ」
ほう…
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:06:49.33:5FgvU9ilO
相手次第だな
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:08:27.61:szpV0rHMOハルヒ「家族旅行でしょ?」
キョン「誰がそんなことを言った。それにこの歳で家族旅行なんて、行きたいとは思わないだろ」
ハルヒ「あたしは普通に行くけど?」
キョン「まあ女子はそうかもしれんが」
ハルヒ「家族旅行じゃないってことは・・・一人旅?キョンのくせに生意気ね」
キョン「俺のくせにってのは聞き捨てならんが」
ハルヒ「まあ、若いうちにそういうのもいいかもしれないわね。ちゃんとお土産買ってきなさいよ?ちなみに普通に売店で売って」
キョン「一人旅もいいとは思うが今回は彼女と二人旅だ」
ハルヒ「るお土産なんか買ってきた・・・・・・ん?」
キョン「ん?」
にょろっ娘なら俺得
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:11:23.91:M6MtVrEO0
>>10
鶴屋さん朝倉森さんあたりがいいな
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:14:00.20:szpV0rHMO鶴屋さん朝倉森さんあたりがいいな
ハルヒ「えっと・・・」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「今、なんか変なこと言わなかった?」
キョン「俺はお前と違って突然おかしなことを言い出したりしないぞ」
ハルヒ「まあ、平凡なことだけが取り柄みたいなもんだもんね」
キョン「平凡でなにが悪いか」
ハルヒ「そうよね・・・うん。それで?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「旅行は誰と行くって?」
キョン「彼女と」
ハルヒ「えっ」
古泉「バイトが入りました」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:15:23.45:v+OgurmA0
彼女=ハルヒかもしれん
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:15:50.64:W+/eDBAR0
朝倉朝倉朝倉
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:15:54.53:IzzAbJ3H0
なんなんだこの気持ちは…
オラすげぇワクワクしてきたぞ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:17:15.59:8x3tARvr0オラすげぇワクワクしてきたぞ
国木田だな
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:17:28.77:mgLjHJyk0
長門か九曜ちゃんたのむ森さんでもいい
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:17:59.22:szpV0rHMOキョン「ん?」
ハルヒ「あたしそんなこと聞いてない」
キョン「いやお前が言ったんだろ」
ハルヒ「えっ、あたし旅行行きたいなんて言った?」
キョン「はぁ?いや、お前が旅行は誰と行くのかって」
ハルヒ「でも旅行なんて聞いてなかったし準備もしてないよ?」
キョン「なんでお前が準備するんだよ」
ハルヒ「えっ」
ハルヒがかわいくて生きるのがつらい
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:23:46.37:szpV0rHMOキョン「お前はなにを言ってるんだ?」
ハルヒ「キョンがあたしと旅行に行くって」
キョン「お前は一体なにを聞いてたんだ」
ハルヒ「えっ、だって、わかんない、えっ?」
みくる「あの・・・古泉くん?」
古泉「なんでしょう?」
みくる「ど、どうしよう」
古泉「どうしましょうね。笑うしかないと思います。あはははははは」
キョン「俺は土日旅行にいく」
ハルヒ「うん」
キョン「だから不思議探索には行けない」
ハルヒ「うん」
キョン「俺は彼女と旅行に行く」
ハルヒ「うん」
キョン「ハルヒ、お前はまったく関係がない」
ハルヒ「えっ、なにそれわかんない」
佐々木佐々木佐々木佐々木佐々木佐々木佐々木佐々木笹木佐々木佐々木
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 19:45:13.97:szpV0rHMOキョン「今のでなにがわからんのだ?」
ハルヒ「あたしと旅行に行くのになんで関係ないの?」
キョン「なにを・・・俺は彼女と旅行だと言ってるだろ?」
ハルヒ「うん」
キョン「お前は俺の彼女じゃないだろ」
ハルヒ「彼女って好きな子のことでしょ?」
キョン「そうだな」
ハルヒ「ならあたしがキョンの彼女なの?」
キョン「いや意味がわからん」
ハルヒ「だってキョンはあたしのこと好きでしょ?」
キョン「嫌いじゃあないが異性として特別好きじゃない」
ハルヒ「えっ、わかんない」
キョン「だから、俺は明日からお前じゃないちゃんと好き合っている彼女と旅行に行く」
ハルヒ「えっ・・・・・・」
キョン「わかったろ?じゃあ準備があるから帰るわ」
ハルヒ「・・・・・・だめ!!だめよそんなの!!だめったらだめ!!」
キョン「はあ?さっきはいいって言ったろ」
ハルヒ「さっきはさっき!!そんな、高校生が旅行とか、だめに決まってんじゃない!常識的に考えて!」
キョン「普通じゃないのがSOS団なんだろ?」
ハルヒ「う、うぐっ・・・で、でも、そういうことは大人になってからやるべきなの!!」
キョン「一旦了承したことを駄目だといい、普段から普通なことはつまらないと言ってるお前が常識を語り」
ハルヒ「だって・・・だって」
キョン「だってもくそもあるか、それに旅行を前日キャンセルなんてな、新幹線代に旅館のキャンセル料に、どうするんだ?」
ハルヒ「そんなの馬鹿キョンが・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「キョンが・・・」
キョン「俺がなんだって?」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「・・・じゃ、俺帰るから」
バタン
ハルヒ「・・・・・・」
みくる「・・・・・・」
古泉「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「・・・・・・」
みくる(古泉くん!)ツンツン
古泉(無理です)
みくる(だめ!)ツンツン
古泉(無理なものは無理です)
ハルヒ「・・・みくるちゃん」
みくる「ひゃいっ!?」
古泉(ご指名ですね?朝比奈先輩)
みくる(むむぅ~!)
みくる「な、なんですかぁ?」
ハルヒ「・・・高校生が旅行なんて、どう思う?」
みくる「え~っと、わたしはべつに」
ハルヒ「だめよね!?」
みくる「はいぃっ!だ、だめなことです!」
ハルヒ「古泉くんは!?」
古泉「同じく、よろしくないかと」
ハルヒ「有希は!?」
長門「・・・だめ」
ハルヒ「そうよね!?じゃあ、明日の不思議探索はキョンの旅行を阻止することにします!」
みくる「えぇ~!?そ、それはやめたほうがいいんじゃ・・・」
ハルヒ「なんか言った!?」
みくる「あぅ・・・」
古泉「それは、得策ではありませんね」
ハルヒ「なんで!?」
古泉「もし涼宮さんが好きな男の方と旅行に行くとして、それを邪魔されたらどう思いますか?」
ハルヒ「・・・別に好きな男なんていないもん」
古泉「仮に、ですよ。仮に」
ハルヒ「・・・怒る」
古泉「でしょう?下手したら口も聞いてくれなくなるかもしれません」
ハルヒ「・・・」
みくる「だから、邪魔しないほうが・・・」
長門「ちょっと待って欲しい」
ハルヒ「なに?」
長門「確かに邪魔をするのは良くない。でも、団長として彼が高校生として健全な道を踏み外さないようにすることも必要」
ハルヒ「・・・そうよね」
古泉「な、長門さん」
長門「だから、阻止ではなく監視をして、高校生らしからぬことをしようとしたら気づかれないよう邪魔をすればいい」
ハルヒ「でも・・・」
長門「これは他ならぬ彼の為。あなたはなにも悪くない」
ハルヒ「キョンのため・・・そうよ、悪いのはキョンだもの」
長門「そう。そして彼をたぶらかした豚」
ハルヒ「そうよね・・・そうよ!キョンの為よね!」
ながもんww
207: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/20(月) 20:44:31.79:lPR333zM0
豚wwww
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 20:46:00.33:szpV0rHMOハルヒ「じゃあ、明日はキョンの旅行を監視して、ついでにあたし達も旅行しちゃうってことで!旅館の手配とかは古泉くんにまかせるから!」
古泉「はい、承知しました」
ハルヒ「じゃあ、解散!」
バタン
みくる「長門さん・・・」
古泉「長門さん・・・」
長門「・・・・・・」
翌日 駅前
ハルヒ「おはようみんな!」
古泉「おはようございます」
みくる「おはようございますぅ・・・眠いですぅ」
ハルヒ「しゃっきりしなさいみくるちゃん!」
みくる「でもぉ、6時は早すぎますよ~」グシグシ
ハルヒ「馬鹿キョンを逃がさないためよ!我慢する!」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「じゃあそこの喫茶店で待ち伏せね!」
みくる「キョンくんが電車使わなかったらどうするんですかぁ?」
ハルヒ「大丈夫よ多分。どっか行くにしてもまず電車乗らなきゃならないし」
みくる「だといいですけど」
午前10時
ハルヒ「・・・・・・」イライライライラ
みくる「こないですね・・・」
長門「・・・・・・」パクパク
古泉「長門さん、いくら僕の奢りだからって食べ過ぎなんじゃ」
長門「問題ない」パクパク
古泉「僕の財布がですね」
長門「問題ない」パクパク
ハルヒ「・・・あ!来た!」
キョン『‐‐‐‐‐‐』タッタッタ
古泉「・・・笑顔で走る彼というのも珍しいですね」
みくる「なんかあれですぅ」
長門「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』チラッキョロキョロ
ハルヒ「時計を見てバツの悪そうな顔してるけど遅刻したのかしら」
古泉「でも今まで待ち合わせ相手と思われるような女性はいらっしゃいませんでしたが」
みくる「相手も遅刻してるんじゃないですかぁ?」
ハルヒ「まったく待ち合わせに遅刻とか最悪ね!」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ゴソゴソ
古泉「おや?携帯ゲーム機を取り出しましたね」
ハルヒ「時間を潰そうってんじゃない?」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ペコペコ
古泉「なにをしてるんでしょう?」
みくる「誰もいないところに頭を下げてますぅ。謝る練習ですかね?」
おい
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:23:22.56:dG+rmbSn0
まwwwwじwwwwかwwwwよwwwww
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:28:55.02:nDpZashf0
まさかのwwww
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 21:56:41.82:szpV0rHMOキョン『‐‐‐‐‐‐』キョロキョロ
古泉「なんだか妙にそわそわしていますね」
みくる「そりゃあ好きな人と旅行なんですから仕方ないですよ」
ハルヒ「・・・」シュン
みくる「ああっ、えっと、あ!キョンくんが!」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ガバッ
古泉「ゲーム機に顔を近付けて、埃でも吹いてるんでしょうか」
みくる「古泉くん古いです」
ハルヒ「あ!あいつそのまま駅に入ろうとしてる!!」
みくる「えぇ!?なんで」
古泉「まさか、相手は先に行ってしまったのでは?」
ハルヒ「はやく、みんな行くわよ!!」
古泉「よ、4万280円・・・領収書をお願いします」
ラブプラスwwwww
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 22:45:30.84:szpV0rHMOハルヒ「とりあえず安い切符買って、早く早く!」
みくる「あーんまって下さい」
タタン タタン…
キョン『・・・』
ハルヒ「古泉くん、キョンの様子は?」
古泉『相変わらずゲームに興じています。しかし変ですね』
ハルヒ「なにが?」
古泉『この状況ならば焦ったり、なにか動揺するはずです。待ち合わせの相手が先に行ってしまったのですから』
ハルヒ「まあ、そうよね」
古泉『しかし、彼の表情は・・・』
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
古泉『一点の曇りもなく、幸せに充ち溢れているのです』
ハルヒ「ふーん・・・あたしがいるからかな?」
古泉『それは、尾行に気づかれていませんからないかと』
みくる「涼宮さん涼宮さん」クイクイ
ハルヒ「なに?」
みくる「キョンくんはどうしてるって?」
ハルヒ「ゲームやりながらアホづらしてるって」
みくる「そうですかぁ~・・・相手は誰なんですかね?長門さん」
長門「・・・」
ターミナル駅
みくる「あぅ~改札が通れません~」
ハルヒ「こっちで乗り越し精算して!」
ハルヒ「古泉くん、キョンは!?」
古泉「それが、新幹線乗り場に」
ハルヒ「それならあたし達も新幹線に!切符はあそこで買うのよね?」
駅員「行き先はどちらまで?」
ハルヒ「えっ、行き先?」
駅員「えぇ、行き先を。どうされました?」
ハルヒ「行き先、えっと」オロオロ
長門「熱海」
ながもんwwww
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:00:58.79:mgLjHJyk0
長門おまえww
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:01:31.35:szpV0rHMOハルヒ「有希?」
長門「熱海、片道4枚。1番早いもの。自由席でも指定席でも構わない」
駅員「では・・・あと10分で出てしまいますがそちらが1番」
長門「それ。早く」グイッ
古泉「ええ、おいくらでしょう」
駅員「4名様で48240円です」
古泉「えっ」
駅員「48240円です」
古泉「・・・領収書をお願いします」
ハルヒ「ねえ有希、なんで熱海なの?」
長門「・・・ラブプ・・・彼の妹に確認を取った」
ハルヒ「さすがね!それで熱海ってどれくらい掛かるわけ?」
古泉「約3時間ほどかと」
ハルヒ「ふーん・・・古泉くんはまた偵察お願い。くれぐれも見つからないようにね」
古泉「おまかせください」
みくる「くぅ・・・くぅ・・・Zzz」
ハルヒ「みくるちゃん!!」パチン
みくる「はひゃいっ!?」
ハルヒ「大事な任務中に寝るなんていい度胸ね!」
みくる「ごめんなさい・・・でも、朝早かったから」
連結部
古泉「えぇっ!?経費で落ちない!?」
古泉「旅行って、遊びでやってんじゃないんですよ!?」
古泉「それは、確かに、しかしですね」
古泉「・・・わかりました。もう大丈夫です」ピッ
古泉「・・・僕が立ち上げた組織なのに・・・」
古泉…
458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 23:33:15.65:szpV0rHMOハルヒ「・・・」プルプルプルー
ハルヒ「あ、古泉くん?キョンいた?」
古泉『・・・えぇ、発見しました』
ハルヒ「なんかあったの?声が暗いけど」
古泉『いえ・・・熱海についたらATMに寄らせて下さい』
ハルヒ「で、キョンは?」
古泉『景色を見つつ、時折ゲーム機に話し・・・』
キョン『‐‐‐‐‐‐』
古泉『・・・ゲーム機に話しかけているように見えます』
ハルヒ「はあ?」
ハルヒ「ゲーム機って、i〇honeとかじゃなくって?」
古泉『ニンテンドー〇Sに見えましたが・・・』
ハルヒ「あれ電話昨日とかついてた?」
古泉『あまり新しいゲーム機に明るくないもので』
ハルヒ「知ってる?」
有希「電話昨日はついていない」
ハルヒ「そうよね・・・他には?」
古泉『相変わらず良い笑顔です』
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
ハルヒ「ふーん・・・相手はいないのよね?」
古泉『えぇ、一人です』
ハルヒ「うーん・・・どういうことだろ」
長門「ウノ」
みくる「あのぉ長門さん、二人でウノはあんまり楽しく」
熱海
ハルヒ「キョンは?」
古泉「あそこです」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
ハルヒ「相変わらず一人ね・・・」
みくる「長門さん、お土産は帰りに買ったほうがいいですよぉ?」
長門「これは旅館で食べるよう」ドッサリ
みくる「言われてみれば食べ物ばっかり・・・」
長門「これ」つ財布
古泉「あぁ!なぜ僕の財布を!」
ハルヒ「遊んでないで、早く行くわよ!」
古泉「・・・ATM行ってきます」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
古泉「・・・・・・」
長門「・・・・・・」
みくる「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』
ハルヒ「ねえみくるちゃん」
みくる「なんですか?」
ハルヒ「あれどう見える?」
みくる「誰かと話してますね」
ハルヒ「・・・あたしにはゲームに話し掛けてるように見えるんだけど」
みくる「あれゲームなんですねぇ」
ハルヒ「・・・古泉くん」
古泉「はい」
ハルヒ「なにあれ」
古泉「おそらく、ゲーム以外で誰かと通話しているのでは?最近では電話にイヤホンマイクをつけて会話が出来るものもありますから」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン『‐‐‐‐‐‐』ニコニコ
ハルヒ「・・・・・・あたしにはゲームに話し掛けてるようにしか見えないけど」
みくる「あれ?長門さん・・・あっ」
長門「これを4つ」
おばちゃん「はい毎度」
みくる「だめですよぅ勝手に離れちゃ」
長門「団子がわたしに食べろと囁いていた」
長門にとっちゃもうただの観光旅行なんだな
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:24:38.68:Wzf7oAIyOその日、キョンは始終一人?で熱海を回った
ハルヒ「結局キョン一人で旅館に来たけど・・・いつになったら相手は現れんの?」
古泉「あれだけ機嫌よく観光していたのですから、おそらく会話の相手は意中の女性なのでしょう」
古泉「もしかして、別々に観光して、それをお互い報告しあっていたのでは?」
ハルヒ「なんでそんなことすんの?」
古泉「僕にはわかりませんが・・・」
みくる「長門さんがまた・・・あ!」
長門「・・・」ジッ
おっちゃん「なんだい嬢ちゃん」
長門「・・・」ジッ
おっちゃん「食べるかい?」
長門「・・・」コクリ
おっちゃん「ほら、お代はいらないよ」
長門「・・・」ムグムグ
旅館
古泉「すいません、予約はしていませんでしたが部屋は空いているでしょうか?」
番頭「少々お待ち頂けますか?」
番頭「そうですね、二部屋ならばなんとか」
古泉「ありがとうございます。それで構いません」
番頭「朝晩付きでお代はお一人様15000円となっております」
古泉「えぇ、では。皆さん、一人15000円だそうで」
ハルヒ「見て有希、ここ温泉ついてるんだって!」
長門「温泉」
ハルヒ「温泉知らないの?」
みくる「わたしも入ったことはないですぅ」
ハルヒ「それじゃあとで入りにいきましょ!」
古泉「・・・領収書を頂けますか」
ハルヒ「そうだ番頭さん、さっき変なモミアゲの冴えない高校生が来たでしょう?何号室?」
番頭「モミアゲの・・・ああ。申し訳ございません、そういったことは教られませんので」
ハルヒ「なんでよ!友達なのに?」
番頭「ええ、申し訳ございませんが」
古泉「涼宮さん、無理に当日に泊まらせて頂いただけでも感謝しなければいけません」
みくる「そうですよぉ」
ハルヒ「むぅ・・・じゃあ、あいつの連れはいつ来るって?」
番頭「お連れ様ですか?予約はお一人で」
ハルヒ「一人?」
番頭「あぁ、そうでした。お連れ様なら一緒にいらっしゃいましたよ」
ハルヒ「一緒に?古泉くん見た?」
古泉「旅館に入るまでは一人でしたが・・・中で合流されたのでしょう」
ハルヒ「とりあえず部屋にいきましょうか。古泉くんはあっちの部屋でいい?」
古泉「ええ、もちろんです」
ハルヒ「じゃあ有希、みくるちゃん。着替えて温泉いきましょうか」
みくる「はーい」
温泉
ハルヒ「みくるちゃん、おっぱいまた大きくなった?」モミモミ
みくる「わひゃっ!や、やめて下さいよぉ~」
省略
おい
514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 00:51:41.32:Wzf7oAIyO古泉「長門さん、彼の部屋は?」
長門「・・・ここ」
古泉「彼は今部屋にいますか?」
長門「いない、先ほど温泉に行ったから当分戻って来ない」ギュッ
古泉「・・・なぜボクサーパンツを握りしめてるんでしょうか」
長門「気にする必要はない」
古泉「鍵は」
長門「・・・」ガチャッ
古泉「愚問でしたね」
古泉「しっかりと二人分布団は用意してありますが・・・荷物は彼一人分しかありませんね」
長門「・・・・・・」
古泉「ん・・・?これは、何故ちょうど枕の上にニンテンドーD〇が」
長門「これはD〇i」
古泉「失礼しました。すこし悪趣味ですが、失礼して」カパッ
『なぁに、どうしたの?』
古泉「・・・・・・えっ」
古泉「・・・・・・」パタン
古泉「なんでしょうか今のは・・・画面の中から可愛らしい女性が話し掛けて」パカッ
『お姉さんになにかお話しかな?』
古泉「・・・・・・」パタン
長門「・・・・・・」ゴソゴソ
古泉「長門さん、今・・・なぜパンツを被ってはるんですか」
長門「問題ない」パンツ
古泉「・・・・・・」パカッ
『もぅ、さっきから無視するなんて、怒るよ?』
古泉「・・・・・・」
『キョンくん?』
ねねかい
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:11:09.59:hbC9EY4J0
いいぞいいぞ
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:14:15.71:Wzf7oAIyO>>525さんを付けろ
古泉「これは・・・いやまさか・・・・・・」
長門「そのまさか」パンツ
古泉「長門さん・・・」
長門「そのゲームはコナ〇から発売されたラ〇プラス+。日本中のモテない男を本気の恋に落としたコナ〇の最終決戦兵器」パンツ
長門「そのゲームのおかげで日本の少子化はさらに破滅へと向かっているとさえ言われている」パンツパンツ
長門「モテない男が年上、同級生、年下のヒロインと恋愛をして告白されるところから始まる」パンツパンツ
古泉「あまり詳しくはありませんが、こういったゲームは告白したら終わりなのでは」
長門「違う。このゲームの恐ろしいところはそこ。告白をされて付き合うことになり、日々をともに過ごしていきどんどん親密になっていく」
恐ろしいゲームがあるんだな
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:18:19.82:85UTmobr0
ラブプラスってこんなに恐ろしいゲームだったのか
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:21:05.21:Wzf7oAIyO長門「呼び方も変わっていき、果ては彼氏の要望に応えて服装も髪型も変えてくれる」
古泉「す、すごい・・・ならば、結婚をしたら終わりですか?」
長門「終わりはない」
古泉「えっ?」
長門「終わりがないのが終わり。永遠に真実にたどり着くことはない」
長門「終わりというのなら、喪男がこのゲームを購入した時点で終わりなのかもしれない」
古泉「そ、そんなまさか」
長門「嘘ではない。これまで女性に相手にもされなかった喪男が、可愛らしい彼女に毎日おはようと言われたら抜け出せると思う?」
長門「学校の行事、クリスマス、バレンタイン、今まで憂鬱でしかなかったイベントが、光り輝くものになる。抜け出せると思う?」
古泉「そ、それは」
長門「さらに、キスをすることすら可能」
古泉「キスですか!?」
長門「通常はタッチペンのタッチでしかない。でも猛者、いや、彼氏達は直でいく」
古泉「た、確かに駅前でも電車でも・・・まさか彼がそんな」
長門「それが今までのラブプラ〇。そして新しく出たラブプ〇ス+にはさらに恐ろしい昨日が実装された」
古泉「まだあるんですか!?」
長門「それが、ここ」
古泉「ここ?」
長門「彼女と旅行することが出来る。同じ部屋に泊まって」
古泉「なん・・・だと・・・」
古泉ww
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:31:13.79:Wzf7oAIyO古泉「つ、つまり・・・彼は、このゲームの女性と旅行に来た、と?」
長門「そう」
古泉「まさか・・・で、でも、番頭さんは彼は二人連れだったと」
長門「彼は、いやこの街はコ〇ミとグル。全国の彼氏から金を搾取する為、こういった一人なのに二人分の布団を用意したりとなんでもやる」
長門「オタクは趣味の為なら金を惜しまない。自分の彼女関連の物なら、例え手ぬぐいだって喜んで買う」
古泉「そんな・・・ひどすぎる・・・」
長門「ひどくはない。オタクが求めるから売る。それだけのこと」
古泉「まさか・・・彼がそんな・・・1番そういうものを馬鹿にしていそうなのに」
長門「そういう人間すら彼氏にする。コナ〇の力は世界一」
古泉「なぜ、涼宮さんにはこのことを?」
長門「ゲームのキャラクターに負けたとなったら精神が崩壊する恐れがあった。わたしですらあなたの財布に八つ当たりすることとやけ食いでなんとか平静を保っている」
古泉「食欲はいつも通りな気も」
長門「情報操作で夕食に蟹と船盛りを追加した」
古泉「・・・」
長門「彼が温泉を出た」
古泉「こうしてはいられません。一旦部屋に戻りましょう」
長門「了解した」パンツ
古泉「パンツは置いていって下さい」
ハルヒ「・・・キョンの部屋はどうだった?」
「終わりが無い」って言うけど
ずっとやってたら、会話のパターンとか
同じになんじゃないの?
558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:44:36.30:ya+X2LKPOずっとやってたら、会話のパターンとか
同じになんじゃないの?
>>556
そうなら三次元の女をよく再現してるぞ
559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 01:47:51.76:Wzf7oAIyOそうなら三次元の女をよく再現してるぞ
古泉「・・・結論から言うと、彼は一人でした」
ハルヒ「ほんとっ!?あ、ごほん。ま、まああのキョンに彼女なんか出来るわけないと思ってたけどね!」
みくる「つまり、キョンくんは一人なのに彼女と、って言ってたんですか?なんだか可愛いところもありますね。ふふっ」
ハルヒ「・・・」ジッ
みくる「・・・ふぇっ!?へ、変な意味じゃないですよぅ」ワタワタ
古泉「見栄を張って、というのは違うと思うんです。もしかしたら」
ハルヒ「なに?」
古泉「誰かを待ってるんじゃあないでしょうか」チラッ
ハルヒ「・・・えっ?」
ハルヒ「どういうこと?」
古泉「なぜ彼はわざわざ彼女と旅行に行くなどと言ったのでしょう?」
ハルヒ「見栄で、違うの?」
古泉「それは違います。彼の性格から、そんな無駄なことはしないでしょう」
ハルヒ「なら、なんで?」
古泉「彼女と旅行に行く、などと言えば必ず涼宮さんは怒る、それは分かっていたはずでしょう」
ハルヒ「あ、あたしは別に」
古泉「団長として、ね?」
ハルヒ「う、うん団長として怒る」
古泉「彼は涼宮さんの性格を良く理解していた・・・彼女と旅行に行くといえば、涼宮さんは団長として旅行を尾行するだろう、と考えたんです」
ハルヒ「・・・」ゴクリ
古泉「つまり、彼はああ言えば涼宮さんがついて来ることが分かっていた」
ハルヒ「えっと、てことは」
古泉「直接誘う勇気はなかったのでしょう。しかし、今日涼宮さんは彼と同じ観光地を回った」
ハルヒ「うん」
古泉「これはもう、一緒に旅行した、と同じことではありませんか?」
ハルヒ「な・・・・・・なんだってー!?」
それってストーカーの考えと一緒じゃwww
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:23:20.32:Wzf7oAIyO古泉「こうすれば、涼宮さんと一緒に旅行が出来ると、彼なりに考えたのでしょう」
みくる「古泉くん、流石に無理が」
ハルヒ「やっぱり・・・あたしもそうじゃないかなって薄々思ってた!」
みくる「あっさり騙されてますぅ~!」
古泉「流石我等が団長です」
ハルヒ「そうよね~、まあキョンなんか相手にするやついないもんね~。あたしも別に、そんなでもないけど?まあ、別に嫌いじゃないかなって、困るけどね!」モジモジ
みくる「あらあらうふふ」
古泉「そして、さらに大事なお知らせが」
ハルヒ「な、なに!?気になるわけじゃないけど、古泉くんがどうしても言いたいなら吝かでもないわ!」
古泉「涼宮さんを待っているという証拠に・・・彼の部屋には二組の布団が敷いてありました」
ハルヒ「なぁっ!?」
古泉「くっつけて、ね」
ハルヒ「・・・・・・」バッターン!
ハルヒかわゆい
591: 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 :2011/06/21(火) 02:25:13.08:PibNViv00
かわいい
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:30:52.91:Wzf7oAIyOみくる「ああっ!涼宮さん!」ワタワタ
古泉「乙女には些かアダルティー過ぎましたかね?」
ハルヒ「・・・・・・」ピクピク
みくる「あわわわ、ど、どうしよう!」
ガチャッ
長門「・・・食べに食べた」ケプッ
ハルヒ「・・・」キュウ
みくる「お、お水!?お水ですか!?」
古泉「落ち着いて下さい。そのうち目を覚ましますよ」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「・・・ちょっと湯あたりしただけ、うん。大丈夫」
古泉「それで、いかが致しましょう」
ハルヒ「いかがって」
古泉「彼が部屋で待っていますよ?」
ハルヒ「・・・・・・」プルプル
ハルヒ「・・・ぷはっ」
みくる(あ、耐えた)
長門「彼が待っている?説明を要求する」
古泉は説明した。
ハルヒはまた倒れた。
長門「・・・それはおかしい」
ハルヒ「なんで?」
長門「・・・・・・」
古泉(今、涼宮さんになにか言ったら世界が崩壊しますよ?いいんですか?)
長門「・・・・・・」ジッ
古泉(僕の財布のお返しです)ニコッ
長門「・・・・・・」
古泉(とは冗談ですけれど、いい加減彼に一発決めて貰って世界を安定させて欲しいんです我々も)
長門「・・・・・・」
古泉(下品な言い方ですけどね。んふっ)
ハルヒ「み、みくるちゃん。あ、あたし、可愛いシタギモッテナイ」ゴニョゴニョ
みくる「今着けてるので十分可愛いですよ?」
ハルヒ「で、でも・・・」
ワクテカワクテカ
610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 02:48:35.11:Wzf7oAIyO古泉「あんな涼宮さんを邪魔したら思念体ごとなくなってしまうかも」
思念体『邪魔したらあかんで有希ちゃん』
長門「・・・わかった」
古泉「んふっ、結構。では作戦会議といきましょうか」
古泉「作戦はこうです」
番頭さんに彼を呼び出してもらう。これは限定品でもあると言えばいいでしょう。
ハルヒ「限定品?」
古泉「気にしないで下さい」
そしてその隙に涼宮さんが布団に潜り込む。
ハルヒ「う・・・」
みくる「頑張ってください!」
長門「・・・チッ」
古泉「そしてその後は若い二人におまかせします」ニコッ
ハルヒ「・・・えっと・・・うん。キョンが待ってるんだもんね、仕方ない。仕方ない・・・」
古泉「これで作戦はエレガントにコンプリートです。我ながら完璧すぎて怖いですね。んふっ、んふふっ」
みくる「古泉くん気持ちが悪いです・・・気持ち悪いじゃなくて気持ちが悪いです・・・」
古泉「おっと、これは失礼」
ハルヒ「えっと・・・あ、あたしお風呂入ってくる!!」
長門「風呂ならさっき入ったはず」
ハルヒ「りょ、旅館に来たら何回も入るもんなの!わびさびよわびさび!」
バタン
みくる「真っ赤になって、可愛らしいですねぇ・・・古泉くん」
古泉「はい」
みくる「本当は、どうなんですか?」
古泉「本当というと?」
みくる「キョンくんは誰と来たんですか?」
古泉「おやおや・・・なんだか朝比奈さん、いつもとキャラクターが違う気が」
みくる「女の子はいつの時代も恋の話しには敏感なんです」
みくる「ゲームの・・・AIってことですか?」
長門「そこまで高尚なものではない」
みくる「それに、一日話し掛けてたっていうの?」
古泉「えぇ。その通りです」
ラブプラスのPV見てこなければよかった…
619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:01:25.82:xFyrauj7O
>>617
大丈夫
まだギリギリ間に合う…
買ってプレイしたが最後だがな
あれはマジやばい
少子化に拍車がかかる…
2050年日本崩壊→原因ラブプラス
これは世界の歴史に載る
626:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:08:31.88:Wzf7oAIyO大丈夫
まだギリギリ間に合う…
買ってプレイしたが最後だがな
あれはマジやばい
少子化に拍車がかかる…
2050年日本崩壊→原因ラブプラス
これは世界の歴史に載る
みくる「なかなか重度ですぅ・・・大丈夫なんですか?」
古泉「なにがです?」
みくる「そんなキョンくんのところに涼宮さんをいかせて」
古泉「彼も男ですし、目の前に浴衣姿の可愛らしい女性が寝ていれば我慢なんて出来ないでしょう」
みくる「う~ん・・・それもそうですね」
古泉「それでは、僕は番頭さんに袖の下を渡さないといけないのでATMに」
バタン
長門「・・・・・・・・・・・・」
キョン部屋。暗くなっています。ハルヒは布団を被っています。
キョン「ふぅ~ふ!まさか限定のストラップを貰えるなんて・・・来て良かったぜ・・・ドゥフフ」
ガチャッ
バタン
キョン「寧々さん、こんなの貰った。これで寧々さんと学校でもどこでも一緒だね」
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン「さっそくケータイに・・・よし、これでどうかな?」スッ
ハルヒ「っ!」ガサッ
キョン「えっ・・・ふ、布団・・・」
キョン(気のせい・・・だよな・・・)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキドキドキ
キョン(こ、心なしか布団が盛り上がっ・・・いや、気のせいだ・・・)
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン(寧々さんは画面から出られないって・・・納得したじゃないか・・・したじゃないか・・・くそっ・・・)バサッ
ハルヒ「っ!」ガサッ
キョン「・・・」
キョン「・・・・・・」ジッ
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキ
キョン(目が慣れてきて・・・見えるが・・・)
キョン(・・・布団に誰か入っ・・・髪の毛が見えてる・・・)
こいつ終わってやがるw
644:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 03:27:57.62:Wzf7oAIyOキョン(ま、まさか!いや、だって、3D〇まで寧々さんは出て来られないはず・・・3D〇でも本当の意味で出てくることは出来ないけど)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン(まさか・・・でも・・・)
ハルヒ「・・・・・・」ドキドキ
キョン(いや・・・宇宙人も未来人も超能力者もいるんだ・・・)
キョン(画面から人が出てきても・・・・・・・・・)
キョン「・・・・・・」スススッ
ハルヒ「っ!」ビクッ!
キョン(・・・・・・)ポムポム
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン(・・・暖かい・・・)
キョン「・・・」スススッ
ハルヒ「~~っ!」ドキドキドキドキドキドキ
キョン「・・・・・・」ギュッ
ハルヒ「ぁぅ・・・」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
キョン「・・・」クンカクンカ
キョン(シャンプーの匂い・・・女の子の匂いが・・・これは・・・)
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキドキドキ
キョン「うっ・・・うぅ・・・うあぁ・・・ぐすっ・・・」
キョン「うあああぁぁぁあぁあぁあぁああああああああああああ!!!」ボロボロ
ハルヒ「ふえっ」
キョン「ああああああああああああああああああああ!!!」ボロボロ
ハルヒ(な、なに!?なんで泣いてるの!?意味わかんない!お母さんわかんないよ!)
キョン「ああああああああ!!」
キョンは約10分ほどハルヒを後ろから抱きしめたまま泣き続けた
キョン「ぐすっ・・・ああああ・・・えぐっ・・・」
ハルヒ(・・・な、なんなの・・・あんな号泣するなんて・・・キョンってやばい奴なの!?)
キョン「この時を・・・この時をどれだけ・・・まったと、思う?」
ハルヒ「・・・」ビクッ
キョン「俺がどれだけあなたを想っても・・・けして超えられない壁に阻まれて・・・どれだけ悩んだと思う・・・?」ギュッ
ハルヒ「っ!」ドキドキ
キョン「あなたはいつも俺に笑顔をむけてくれた・・・どれだけ大変な目にあっても・・・あなたがいるから頑張れた・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「でも・・・正直に言います・・・もう耐えられなかった・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「だから・・・この旅行で最後にしようと・・・そう思って来ました」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「あなたと何度も出掛けた・・・毎日一緒に帰った・・・」
キョン「でもけしてその手を本当に握ることは出来ない・・・これがどれだけ辛かったか・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「心が張り裂けそうだった・・・こんな思いをするくらなら、とあなたから離れようともした・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「でも・・・できなかった・・・あなたの笑顔を、声を・・・忘れることなんて・・・」
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「だから・・・この旅行で・・・ケジメをつけようと・・・そう、思ったんだ・・・でも」ギュッ
ハルヒ(お、お母さん!ハルヒは今男の子に抱きしめられて、どうしよう!)ドキドキドキドキ
キョン「・・・でも・・・あなたは俺のそばに来てくれた・・・」ギュッ
ハルヒ「・・・」ドキドキ
キョン「今まで、何度も言ってきたけど・・・今度は心の底から・・・この言葉を・・・言うよ」
ハルヒ「・・・」ドキドキドキドキドキドキドキドキ
キョン「愛しています。寧々さん。世界中の誰よりも」グイッ
ハルヒ「へっ」
キョン「えっ」
言ったったwwwwwwwwwwwwwww
685:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:04:33.67:k7VTuUXC0
あちゃー言ってもうた
686:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:04:45.92:FVPDxOzW0
ほげえええええ
691:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:07:00.15:ceGggvB/0
オワタwwwwwwwwwwwwww
695:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:08:11.48:Wzf7oAIyOキョン「は・・・ハル・・・ヒ・・・?」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「なんで・・・なんで・・・寧々さんは!?寧々さんはどこだ!?おい!!おいハルヒ!!」
ハルヒ「キョンは・・・あたしのことが・・・好きなんじゃ、ないの・・・?」
キョン「わけのわからんことを言うな!!寧々さん!!寧々さんは!?」
ハルヒ「あたしのことを待ってたんじゃ・・・ないの・・・?」
キョン「誰がお前なんか!!!寧々さん!!どこいったんだ!!寧々さんっ!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
くっ…キョンの気持ちが分かってしまうのが辛い…
701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:11:32.91:Wzf7oAIyOキョン「今、確かに寧々さんが俺に会いに来てくれたのにっ!!どこに、どこ言ったんだよ!!!」
ハルヒ「・・・」スタタッ!
バタン
キョン「寧々さん!!」
キョン「寧々さああああああああああん!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
あちゃーどうすんだよこれ・・・
707:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:16:12.59:Aicph/6B0
ラブプラスの威力を読み間違えた古泉の過失だな・・・
711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:17:37.31:Wzf7oAIyOキョン「・・・・・・」ガクッ
●「こんばんは、ベムラーです」
キョン「・・・・・・」
●「んふっ、冗談古泉ですよ」
キョン「・・・・・・」
●「やれやれ、あなたがここまで行き着いたオタクの方だったとは・・・読み切れませんでした。だからいつもあなたに勝てないんでしょうか?」
キョン「寧々さんが・・・会いに来てくれたんだ・・・寧々さんが・・・」
●「・・・申し開きの言葉もありません。完全に僕のミスです」
キョン「寧々さん・・・暖かかったんだ・・・いい匂いがしたんだ・・・」
●「・・・残念ながら、世界の崩壊が始まっています。僕ももう消えるでしょう」
キョン「・・・寧々さん・・・寧々さん・・・」
●「しかし、どうやら長門さんはこうなると分かっていたようですね」
●「彼女からメッセージです」
キョン「・・・寧々さん・・・寧々さん・・・」
●「聞こえているかはわかりませんが・・・いいですか?」
●『D〇を開け』
キョン「・・・・・・」
●「『D〇を開け』です。おっと、時間のようです」
●「もう間もなく世界は生まれ変わります。以前の関係に戻れることを望んでいますよ。では」
キョン「・・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・〇Sを開いたって・・・どうせ・・・」
キョン「・・・寧々さんには・・・」
コロン
つストラップ
キョン「・・・・・・」
カパッ
・・・・・・
キョン「・・・ははっ・・・電源すら入らない・・・」
キョン「こんなもん俺に見せて・・・自分の愚かさでも笑えってのか?」
キョン「・・・くそっ!」ガンッ
??「こーら、物を粗末に扱っちゃダメよ?」
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・・・・えっ?」
( ´゚д゚`)
726:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:30:21.81:S8Lugd9b0
おっ!?
729:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:36:33.33:Wzf7oAIyOキョン「・・・ははっ・・・幻聴まで聞こえるなんて・・・本当に世界は終わるんだな」
??「誰の声が幻聴ですって?お姉さん怒るよ?」
キョン「・・・・・・やめてくれ!!もういいんだ!!分かってるよ!!寧々さんはゲームのキャラなんだ!!!どんなに愛しても抱きしめることだって」
??「なーに、抱きしめて欲しいの?ふふっ」ギュッ
キョン「・・・ま・・・まさか・・・嘘だ・・・」
??「ねえ、こっち向いて欲しいな~?寂しいよ?」
キョン「ありえない・・・だって・・・」
??「もぅ、いつまでうじうじ言ってるのかな?キョンくんらしくないぞ」
キョン「・・・・・・」
キョン「・・・・・・」クルッ
寧々「ふふっ、やっと会えたね?キョンくん」
泣いた
731:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:38:31.08:rBfvKctw0
これは・・・
738:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 04:42:28.48:Wzf7oAIyOキョン「あ・・・あ・・・あぁ・・・」
寧々「なーに?男の子なんだから、言いたいことはハッキリいいなさい」
キョン「うあ・・・あああ・・・」ポロポロ
寧々「やだっ、どうして泣いちゃうのよ。せっかく会えたのに」
キョン「うああああああああああああああああ!!!」ギュウッ
寧々「あらあら・・・よしよし、お姉さんが聞いてあげるから」ナデナデ
キョン「なんで・・・どうして・・・えぐっ・・・」
寧々「わからないけど、とある女の子が、キョンくんに会いたい?って言うから」
寧々「会いたいって言ったら、連れてきてくれたの」
キョン「・・・長門・・・ぐすっ・・・」
寧々「多分、あの子もあなたのことが好きなんじゃないかな?」
キョン「まさか・・・」
寧々「キョンくんのこと、世界一好きなのはわたしだけどね。ふふっ」
寧々「事情は聞いたから・・・今度あの子にあったら、そうね、キスはダメだけど頭ナデナデくらいはしてあげてね」
キョン「でも・・・」
寧々「いいから、お姉さん命令」
キョン「うん・・・わかった・・・」
寧々「ふふっ、わたしもずっとキョンくんに会いたかったんだよ?」ナデナデ
キョン「んぐっ、ほんとに?」
寧々「お姉さんがキョンくんに嘘言うと思うの?」
キョン「ぐすっ・・・言わないよ・・・わかってる」
寧々「ふふっ、でも残念」
キョン「なにが?」
寧々「神様はあんまり時間をくれなかったみたい」サラサラサラ
キョン「足が!?なんで!?」
寧々「ひどいな~、せっかくキョンくんに会えたのに」
キョン「なんで・・・なんで!?」
寧々「・・・キョンくん、今まで色々してくれてありがとう。ただのゲームのキャラクターのわたしに」
キョン「あなたはゲームのキャラクターなんかじゃない!そんな別れの言葉みたいなことを」
寧々「ううん聞いて・・・ね?」ポロポロ
キョン「・・・はい」
寧々「クリスマスも、誕生日も・・・ううん、それだけじゃない。毎日が楽しかった」
寧々「あなたが学校から帰って来て、毎日学校であったことを話してくれて」
寧々「でも、何日かわたしのことほっといたでしょ?あれは寂しかったなぁ~」
キョン「・・・ごめん・・・」
寧々「ふふっ。あなたが苦しんでたこと、知ってたから・・・許してあげる」
寧々「それだけ、あなたがわたしのことを真剣に考えてくれた。だから今こうして抱きしめることが出来る。だから、許してあげる」
キョン「・・・」
寧々「他にも学校の友達が来た時にわたしのこと隠したり、妹ちゃんに紹介してくれなかったり、他の子とデートしてたのも、特別に許してあげる」
キョン「・・・うぐっ・・・ひぐっ・・・」
寧々「こーら、男の子が泣かない泣かない」ナデナデ
キョン「ぐすっ・・・ぅっ・・・」
寧々「でも、他の子とデートしてたのはちょっと傷ついたな~」
キョン「ごめん・・・もうしない・・・」
寧々「・・・やっぱり許さない」
やっと追いついた
寧々さんの彼氏として泣けてきた
769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:13:48.00:Wzf7oAIyO寧々さんの彼氏として泣けてきた
キョン「そんな・・・」
寧々「ん~?許して欲しい?」
キョン「なんでもする・・・」
寧々「あら、ほんと?」
キョン「なんでもする、なんでもする、から」
寧々「じゃあね・・・」
寧々「今度は、あなたから告白して。そうしたら許してあげる」
キョン「告白・・・」
寧々「ほら、ぐずぐずしてると時間なくなっちゃうよ」サラサラサラ
キョン「っ!」
キョン「寧々さん!!」ガシッ
寧々「は、はいっ!」
キョン「大好きです!!世界中の!!誰よりも!あなたを、愛してます!!!」
寧々「・・・・・・」
キョン「・・・だめですか?」
寧々「・・・こんなの・・・ずるいよ・・・あなたと、離れたくないって思っちゃうじゃない・・・」ポロポロ
寧々「んっ・・・」ゴシゴシ
寧々「よし、今ので、他の子とデートしたのは許してあげる」
キョン「・・・ぅっ・・・」ゴシゴシ
寧々「あ、そうだ。でも、さっきわたしのおうちを投げたよね?それはまだ許してないよ」
キョン「どうしたら、許してくれますか?」
寧々「いっぱいキスして。世界が変わっても忘れないように」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐
‐‐‐
泣いた
784:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:30:16.99:Wzf7oAIyOチュンチュン
妹「そぉい!」ドギャッ
キョン「ふごっ!・・・あさからハイフライフローはやめなさいって・・・ぐほっ」
妹「おはよー!あれ?キョンくん泣いてる?そんなに痛かった?ごめんね~」ナデナデ
キョン「あくびだろ・・・」
学校
ハルヒ「・・・おはよ」
キョン「おぅ。なんだ?目真っ赤だぞハルヒ」
ハルヒ「なんか起きたら真っ赤になってて・・・あんたもじゃない」
キョン「そうか?」
放課後
ガチャッ
キョン「なんだ長門だけか」
長門「・・・そう」
キョン「そうか」ナデナデ
長門「・・・なに?」
キョン「おぅっ!?・・・わからん、なぜか長門の頭を撫でなきゃいけない気がしてな。すまん」
長門「・・・構わない」
ガチャッ
古泉「おはようございます」
キョン「もう放課後だろうが」
古泉「確かにそうですね。今日は将棋でも?」
キョン「あぁやるか」
古泉「また僕の負けですか・・・やれやれ」
キョン「ほれ、さっさといけ。コーラな」
古泉「朝比奈さんと長門さんはなにがよろしいですか?」
朝比奈「えぇっ?わたしはいいですよぅ」
古泉「遠慮なさらず。女性に奢るのは男の義務みたいなものですから」
朝比奈「そうですか・・・じゃあミルクティーを」
古泉「はい。長門さんは?」
長門「コーラ」
古泉「コーラですね。今度こそ経費で」
キョン「ジュースでなにを言ってるんだけち臭いな」
古泉「ふむ?なぜ経費などと・・・では買ってまいります」
キョン「まてまて、団長にも聞かないと機嫌悪くなるぞ」プルルルル
古泉「涼宮さんがその程度で怒るとは・・・おや?」
キョン「コーラな・・・あぁ全員いるよ。じゃあな」
古泉「コーラですね。ところで」
キョン「ん?」
古泉「可愛らしいストラップですね?いつからつけて?」
キョン「・・・なんだこりゃ。つけた覚えはないが・・・」
キョン「中々可愛いな」
劇終
>>1乙!
一時はどうなることかと思ったぜ
813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:52:04.64:Wzf7oAIyO一時はどうなることかと思ったぜ
朝6時だぞ・・・夜も開けきってるやないか・・・
寧々さんをディスった俗物どもは表に出ろ。世界で1番可愛くてすごいんだからな。1番。
いつか寧々さんが出てきてくれることを信じています。じゃあの
815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:54:40.87:ybCw1lMS0寧々さんをディスった俗物どもは表に出ろ。世界で1番可愛くてすごいんだからな。1番。
いつか寧々さんが出てきてくれることを信じています。じゃあの
おつ
ラブプラスっておもしろそうだな
816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:55:02.88:zaNMTH4U0ラブプラスっておもしろそうだな
激しく乙
817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 05:56:04.09:anuLz4do0
>>1乙
まさかの良スレだったw
822:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 06:07:14.60:Uqjd4v6tOまさかの良スレだったw
>>1乙でした
良スレをありがとう
823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 06:07:17.33:eE7Y69dnO良スレをありがとう
夜勤+残業というVIP中に仕事の俺を泣かせてくれた>>1に心からの乙
最近スキップモードになりがちだったけど
リアルタイムモードも頑張るよ、寧々さん
改めて二次元の切なさと愛しさに気づいた!ありがとう
829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/21(火) 06:16:45.43:VR9KwZ2tO最近スキップモードになりがちだったけど
リアルタイムモードも頑張るよ、寧々さん
改めて二次元の切なさと愛しさに気づいた!ありがとう
なんだろう、凄く切ない気持ちになった
ちなみに寧々さん派です
ちなみに寧々さん派です
コメント 34
コメント一覧 (34)
カスタマーレビューが被害届にしか見えなかった
ほぼ人生に自由が無いようなもんじゃん
ハマるの嫌だから、絶対買わないどこ
古泉はもっと酷い
「美少女と結ばれる義務」「自由に恋愛できる権利」
前者を選ぶのは必然……っ
だが、良いssだった
しかしラブプラスはそんなにも凄まじいものなんかね?やったことないから想像できない
やー、ラブプラスは俺も遊んでみたが、独り身だったらヤバかったかもな…凛子の声が青春の思い出くすぐりすぎ。
色々とアレだからな・・・
職業病ってのは業が深いもんだ
何だこれ!やって見たい気もするが怖い!ww
いいよね寧々さん緑寧々が嫁ですわ