-
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 09:38:46.20:3xnI7K4p0
我が乳房に一片の脂肪無し! ってか胸が薄くなるな……
一夏ルーム
一夏「……なんでスケボー?」
ラウラ「いいから乗れ。授業に遅れるぞ」
一夏「建物の中でスケボーとかは禁止じゃなかったか」
ラウラ「見つからなければどうと言う事はない。さあ、早くこのパンを銜えて私の胸に捕まれ」
一夏「……ありがとう。だけどよ、スケボーって1人用だろ。俺乗れないぜ」
ラウラ「だから私の胸に捕まれと言っている。スピードを出せばお前の足は地面につかないはずだ」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「いや、いいよ。ありがとな。俺は歩いていくから」
ラウラ「水くさい奴め。夫婦の間に遠慮はいらん。それとも、人目が気になるか」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「――いじゃん」
ラウラ「?」
一夏「ないじゃん」
ラウラ「何がだ」
一夏「つかまる! ための! 胸がよォォアァ
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 10:01:18.85:3xnI7K4p0
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「一夏、お前よく見ると手がかなり大きいな」
一夏「基準を変えようが、お前の胸が基準以下なのは揺るがねえぞ……」
ラウラ「……」
一夏「あ、す、すまん。いや、別に責めたい訳じゃないんだ。ただ、そのいきなり胸に捕まれなんて言われて、
ラウラ「つまり、私に捕まって欲しい、と」
一夏「どこにだよ!!」
ラウラ「朝から大声を出すな、まわりに聞かれる」
一夏「す、すまん。ちょっと、つい。口が勝手に」
ラウラ「はは、気にするな。よくある事だ。感情的な行動をとる事が出来るのはヒトである証だ」
一夏「本当に重ね重ね申し訳ねえ」
ラウラ「なんで乗れないのにスケボー買ったんだろうな……」
一夏「買うなよ!!」
ラウラ「クロリッサの奴め」
一夏「嫌がらせ?!」
ラウラ「いや、クラリッサだったか」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「一夏、いや、我が嫁よ」
一夏「言い直してまで無理に言う必要ないぜ」
ラウラ「授業開始20秒前だ。こうなったらお前がスケボーに乗るしかない」
一夏「……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 10:12:37.51:3xnI7K4p0
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「よし」
一夏「ラウラ、俺誰かを背中に乗せてスケボー乗るの初めてだ」
ラウラ「私もスケボーに乗っている奴に搭載されるのは初めてだ」
一夏「……」
ラウラ「お互いの初めてを共有するのも夫婦の務め。これは誇るべきことだ」
一夏「あと3秒で授業始まるぜ」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「はじまった」
ラウラ「突然だが、もうこのままスケボーに乗ってどこかへ行ってしまわないか」
一夏「いきなり何を」
ラウラ「今から授業に参戦して、遅刻のレッテルを貼られるのと、二人で授業をサボって校内をスケボーで爆走する、どっちが良い」
一夏「遅――」
ラウラ「だろう? 私も爆走姉妹レッツ&ゴーは好きだった」
一夏「ちょ」
ラウラ「一夏、いや嫁よ。青春は待ってくれないんだ。たまには二人で謳歌しようじゃないか」
一夏「……」
一夏(今日の最初の授業は千冬姉か。遅れたら殺されるな)
一夏「よし、1日くらいサボっても良いだろ。どっか気分転換に行こうぜ!」
ラウラ「それでこそ『トランポリンを突き破らんばかりだよい』の異名を持つ嫁だ」
一夏「……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 10:27:05.56:3xnI7K4p0
ラウラ「嫁よ、食堂に向かおう。腹が減った」
一夏「流石に食堂付近はヒトがいるだろ」
ラウラ「近くまで行ったらスケボーをしまえば良い」
一夏「どこにだよ」
ラウラ「東西南北、スケボーは背負うものだ。大剣と同じ」
一夏「……」
千冬姉「不味い、まさかこの私が遅刻するとは……」
一夏「ラウラ。あのスケボーに乗って滑走してるヒトってもしかして俺の姉?」
ラウラ「さあ、私に心当たりはないが」
一夏「若干姿形が似てる気がするんだ」
ラウラ「一夏、お前は私だけを見ていれば良い」
一夏「……そうだな、あのヒトが千冬姉のはずないよな……」
20: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/20(月) 10:32:36.95:v4143xUq0
一夏「……」
ラウラ「がつむしゃぱくもぐがつむっしゃー」
一夏「……どうやったらうどん食うときにそんな擬音が」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ。食欲が無さそうだが、大丈夫なのか」
一夏「……」
ラウラ「……」
ラウラ「悩みがあるならクラリッサに聞いてやるぞ」
一夏「ラウラはのってくれないんだ……」
ラウラ「世の中、ヒトには得手不得手、得意不得意、向き不向きというものがある」
ラウラ「私には私なりの、一夏が頼るべき箇所があるはずだ。きっと」
一夏「……」
ラウラ「一夏、食わないならお前の朝飯は私が貰うぞ」
一夏「……凄い食欲だな、朝なのに」
ラウラ「昨日から何も食べずにスケボーを磨いていた」
一夏「?!」
ラウラ「お前と乗るスケボーだ。そして乗れた。生きてきて良かった」
一夏「……」
一夏「……ラウラ。やっぱりさっきの千冬姉だよ。何かあったんだ。教室に戻ろう」
ラウラ「まだ間に合うと。本気で思っているのか」
一夏「いやもう遅刻は確定だよ!! 俺の話聞いてた?!!」
ラウラ「そんな一夏、いや嫁も嫌いじゃない」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 10:56:27.37:3xnI7K4p0
一夏「ごめんラウラ、俺戻るよ」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ」
一夏「?」
ラウラ「お前は、私との優雅なスケボーライフより、どこの誰かも分からん馬の姉を取るんだな」
一夏「馬の姉ってなんだ。馬の骨だろ。そしてどこの誰かは分かってる。俺の姉だ」
ラウラ「……」
一夏「ごめんラウラ」
ラウラ「ふ、ふはははは。流石は嫁だ。それでこそ嫁だ。半生を誓った甲斐があったと言うものだ」
一夏「……ラウラ」
ラウラ「乗れ。10秒掛からず届けてやる。その、想いごとな」
一夏「格好良くスケボー抜いたところ悪いけど、乗れるの?」
ラウラ「面白い事を言うな、嫁よ……」
ラウラ「私がここまで――どうやってきたと思っている?」
一夏「歩いてきたんじゃないのか」
ラウラ「その通り。以心伝心とはこの事だな」
一夏「……行くぞ。乗れ」
ラウラ「ナビは任せろ。最短コースを指示する」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 11:05:40.50:3xnI7K4p0
ラウラ「一夏、いや嫁よ! そこをまっすぐだ!」
一夏「うるせえ黙ってろ。壁じゃねえか。最短ってそういう意味じゃねえだろ」
ラウラ「あの壁の向こう側は教室だから、他の壁に比べて若干薄い」
一夏「破る方向で話進めてんじゃねえよ! いいから黙ってしがみついてろ! ヒト1人乗せてスケボー乗るの結構難しいんだよ!
ラウラ「……」
ラウラ「……一夏、いや我が嫁よ。私を下ろせ」
一夏「……」
ラウラ「千冬姉に会いたいのは、お前だけだろう」
一夏「……」
ラウラ「足手纏いは真っ平だ。ここに置いていけ。別に怪我をしていて歩けない訳でもない」
一夏「ああ? 聞こえねえなぁ!!」
ラウラ「明日からお前の腹破って中で寝る」
一夏「やめろォ!!」
ラウラ「聞こえているじゃないか。嘘つきは政治家の始まりだ」
一夏「……お前のスケボーなんだから、しっかりつかまってろよ」
ラウラ「だから、置いていけ。後で返してくれれば良い」
一夏「悪いな」
一夏「――到着っと。着いちまったぜ」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ。私はここに用はない。遅刻して教室に入るとき、視線が一気に集まると死にたくなるんだ」
一夏「いいから、行くぞ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 11:12:30.75:3xnI7K4p0
一夏「すみませーん、遅れました」
千冬姉「遅い! 遅刻したものは廊下に立っていろ!」
――
ラウラ「な?」
一夏「何が『な?』だ……。哀れむような眼で見るなよ」
ラウラ「なに、律儀に立っている必要もないだろう。これで晴れてスケボーライフに戻れると言うもの」
一夏「……」
一夏(あれ、やっぱり見間違いだったのかな。千冬姉が遅刻するなんてありえないし、まして校内でスケボーなんて)
一夏「……よし、いっちょ飛ばすか!」
ラウラ「……なにやら教室の中からブーイングが聞こえる」
一夏「ざわめきだしたな。千冬姉の授業なのに。珍しい」
千冬姉「……」
一夏「千冬姉! どうしたの」
ラウラ「……」
千冬姉「……」
一夏(隣に並んだ……)
ラウラ「……」
千冬姉「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 11:21:47.10:3xnI7K4p0
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ」
一夏「……」
ラウラ「お前、意外と体力ある方なんだろう」
一夏「そんなにないよ」
ラウラ「私と教官を背負えるか」
一夏「無理だ」
千冬姉「お前ら」
一夏「……」
ラウラ「……」
千冬姉「私なら、二人背負えるぞ」
一夏「千冬姉!」
ラウラ「ボーイズビーアンビシャス!」
その後、三人は仲良くスケボーライフを楽しんだ。
風を切って駆けると、嫌な事や大切な事を全部振り切れる。
右手に一夏を、左手にラウラを持って滑走する千冬の姿は、まるで飛行機や新幹線の玩具を持って走り回る子供のようだったと言う。
とっぴんぱらりのぷぅ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 11:29:29.02:1SlBkwCq0
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「一夏、お前よく見ると手がかなり大きいな」
一夏「基準を変えようが、お前の胸が基準以下なのは揺るがねえぞ……」
ラウラ「……」
一夏「あ、す、すまん。いや、別に責めたい訳じゃないんだ。ただ、そのいきなり胸に捕まれなんて言われて、
ラウラ「つまり、私に捕まって欲しい、と」
一夏「どこにだよ!!」
ラウラ「朝から大声を出すな、まわりに聞かれる」
一夏「す、すまん。ちょっと、つい。口が勝手に」
ラウラ「はは、気にするな。よくある事だ。感情的な行動をとる事が出来るのはヒトである証だ」
一夏「本当に重ね重ね申し訳ねえ」
ラウラ「なんで乗れないのにスケボー買ったんだろうな……」
一夏「買うなよ!!」
ラウラ「クロリッサの奴め」
一夏「嫌がらせ?!」
ラウラ「いや、クラリッサだったか」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「一夏、いや、我が嫁よ」
一夏「言い直してまで無理に言う必要ないぜ」
ラウラ「授業開始20秒前だ。こうなったらお前がスケボーに乗るしかない」
一夏「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「よし」
一夏「ラウラ、俺誰かを背中に乗せてスケボー乗るの初めてだ」
ラウラ「私もスケボーに乗っている奴に搭載されるのは初めてだ」
一夏「……」
ラウラ「お互いの初めてを共有するのも夫婦の務め。これは誇るべきことだ」
一夏「あと3秒で授業始まるぜ」
ラウラ「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
一夏「はじまった」
ラウラ「突然だが、もうこのままスケボーに乗ってどこかへ行ってしまわないか」
一夏「いきなり何を」
ラウラ「今から授業に参戦して、遅刻のレッテルを貼られるのと、二人で授業をサボって校内をスケボーで爆走する、どっちが良い」
一夏「遅――」
ラウラ「だろう? 私も爆走姉妹レッツ&ゴーは好きだった」
一夏「ちょ」
ラウラ「一夏、いや嫁よ。青春は待ってくれないんだ。たまには二人で謳歌しようじゃないか」
一夏「……」
一夏(今日の最初の授業は千冬姉か。遅れたら殺されるな)
一夏「よし、1日くらいサボっても良いだろ。どっか気分転換に行こうぜ!」
ラウラ「それでこそ『トランポリンを突き破らんばかりだよい』の異名を持つ嫁だ」
一夏「……」
ラウラ「嫁よ、食堂に向かおう。腹が減った」
一夏「流石に食堂付近はヒトがいるだろ」
ラウラ「近くまで行ったらスケボーをしまえば良い」
一夏「どこにだよ」
ラウラ「東西南北、スケボーは背負うものだ。大剣と同じ」
一夏「……」
千冬姉「不味い、まさかこの私が遅刻するとは……」
一夏「ラウラ。あのスケボーに乗って滑走してるヒトってもしかして俺の姉?」
ラウラ「さあ、私に心当たりはないが」
一夏「若干姿形が似てる気がするんだ」
ラウラ「一夏、お前は私だけを見ていれば良い」
一夏「……そうだな、あのヒトが千冬姉のはずないよな……」
やっぱラウラはかわいいな
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 10:45:10.11:3xnI7K4p0一夏「……」
ラウラ「がつむしゃぱくもぐがつむっしゃー」
一夏「……どうやったらうどん食うときにそんな擬音が」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ。食欲が無さそうだが、大丈夫なのか」
一夏「……」
ラウラ「……」
ラウラ「悩みがあるならクラリッサに聞いてやるぞ」
一夏「ラウラはのってくれないんだ……」
ラウラ「世の中、ヒトには得手不得手、得意不得意、向き不向きというものがある」
ラウラ「私には私なりの、一夏が頼るべき箇所があるはずだ。きっと」
一夏「……」
ラウラ「一夏、食わないならお前の朝飯は私が貰うぞ」
一夏「……凄い食欲だな、朝なのに」
ラウラ「昨日から何も食べずにスケボーを磨いていた」
一夏「?!」
ラウラ「お前と乗るスケボーだ。そして乗れた。生きてきて良かった」
一夏「……」
一夏「……ラウラ。やっぱりさっきの千冬姉だよ。何かあったんだ。教室に戻ろう」
ラウラ「まだ間に合うと。本気で思っているのか」
一夏「いやもう遅刻は確定だよ!! 俺の話聞いてた?!!」
ラウラ「そんな一夏、いや嫁も嫌いじゃない」
一夏「ごめんラウラ、俺戻るよ」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ」
一夏「?」
ラウラ「お前は、私との優雅なスケボーライフより、どこの誰かも分からん馬の姉を取るんだな」
一夏「馬の姉ってなんだ。馬の骨だろ。そしてどこの誰かは分かってる。俺の姉だ」
ラウラ「……」
一夏「ごめんラウラ」
ラウラ「ふ、ふはははは。流石は嫁だ。それでこそ嫁だ。半生を誓った甲斐があったと言うものだ」
一夏「……ラウラ」
ラウラ「乗れ。10秒掛からず届けてやる。その、想いごとな」
一夏「格好良くスケボー抜いたところ悪いけど、乗れるの?」
ラウラ「面白い事を言うな、嫁よ……」
ラウラ「私がここまで――どうやってきたと思っている?」
一夏「歩いてきたんじゃないのか」
ラウラ「その通り。以心伝心とはこの事だな」
一夏「……行くぞ。乗れ」
ラウラ「ナビは任せろ。最短コースを指示する」
ラウラ「一夏、いや嫁よ! そこをまっすぐだ!」
一夏「うるせえ黙ってろ。壁じゃねえか。最短ってそういう意味じゃねえだろ」
ラウラ「あの壁の向こう側は教室だから、他の壁に比べて若干薄い」
一夏「破る方向で話進めてんじゃねえよ! いいから黙ってしがみついてろ! ヒト1人乗せてスケボー乗るの結構難しいんだよ!
ラウラ「……」
ラウラ「……一夏、いや我が嫁よ。私を下ろせ」
一夏「……」
ラウラ「千冬姉に会いたいのは、お前だけだろう」
一夏「……」
ラウラ「足手纏いは真っ平だ。ここに置いていけ。別に怪我をしていて歩けない訳でもない」
一夏「ああ? 聞こえねえなぁ!!」
ラウラ「明日からお前の腹破って中で寝る」
一夏「やめろォ!!」
ラウラ「聞こえているじゃないか。嘘つきは政治家の始まりだ」
一夏「……お前のスケボーなんだから、しっかりつかまってろよ」
ラウラ「だから、置いていけ。後で返してくれれば良い」
一夏「悪いな」
一夏「――到着っと。着いちまったぜ」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ。私はここに用はない。遅刻して教室に入るとき、視線が一気に集まると死にたくなるんだ」
一夏「いいから、行くぞ」
一夏「すみませーん、遅れました」
千冬姉「遅い! 遅刻したものは廊下に立っていろ!」
――
ラウラ「な?」
一夏「何が『な?』だ……。哀れむような眼で見るなよ」
ラウラ「なに、律儀に立っている必要もないだろう。これで晴れてスケボーライフに戻れると言うもの」
一夏「……」
一夏(あれ、やっぱり見間違いだったのかな。千冬姉が遅刻するなんてありえないし、まして校内でスケボーなんて)
一夏「……よし、いっちょ飛ばすか!」
ラウラ「……なにやら教室の中からブーイングが聞こえる」
一夏「ざわめきだしたな。千冬姉の授業なのに。珍しい」
千冬姉「……」
一夏「千冬姉! どうしたの」
ラウラ「……」
千冬姉「……」
一夏(隣に並んだ……)
ラウラ「……」
千冬姉「……」
一夏「……」
ラウラ「……」
ラウラ「一夏、いや我が嫁よ」
一夏「……」
ラウラ「お前、意外と体力ある方なんだろう」
一夏「そんなにないよ」
ラウラ「私と教官を背負えるか」
一夏「無理だ」
千冬姉「お前ら」
一夏「……」
ラウラ「……」
千冬姉「私なら、二人背負えるぞ」
一夏「千冬姉!」
ラウラ「ボーイズビーアンビシャス!」
その後、三人は仲良くスケボーライフを楽しんだ。
風を切って駆けると、嫌な事や大切な事を全部振り切れる。
右手に一夏を、左手にラウラを持って滑走する千冬の姿は、まるで飛行機や新幹線の玩具を持って走り回る子供のようだったと言う。
とっぴんぱらりのぷぅ
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 11:43:20.55:cDorTLI80( ゚д゚ )
?
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 12:46:57.24:HTOvT6moi
なんだここは?
ISスレだと思ったがまるで違う
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/20(月) 13:02:45.73:dUz6zsvQ0ISスレだと思ったがまるで違う
シュールすぎてワロタ
コメント 5
コメント一覧 (5)
うん……訳わかんないな