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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:08:30.64:HR5SQQbG0
梓「うわあああああ助けてえええええ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「きゃっ、ちょっ、あずにゃん! こっち向かないでぇ」
梓「止めてくださいいい!!!」ビュルビュルビュル
ベチャベチャベチャベチャベチャベチャ
唯「もー! 制服も髪の毛もドロドロギトギトになっちゃうよぉ」
梓「うぐぅうううっああああっ」ビュルビュルビュル
律「な、なんとかしろ唯!」
唯「えぇ!? 私がっ!?」
澪「このままじゃ部室がダメになるだろ! うわ……楽器がすでに……」
紬「がんばって唯ちゃん!」
梓「たしゅけてえええええええ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:12:00.17:HR5SQQbG0
唯「あずにゃんおさまってよぉ……いい子いい子」
梓「……」ピタッ
澪「お、おさまった……?」
唯「ふぅ、よかったね。これで一安心」
梓「あ……あぐ……あぁ……っ」
唯「ふふ、じゃあお茶しよっか」
律「お、おい唯だめだ! 離すな!」
唯「えっ? 何?」パッ
梓「あああああ!! に゙ぎゃああああああああああ!!」
ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
ドピュドピュドピュドピュドピュドピュ
ビュクリビュクリビュクリ
紬「きゃっ、先よりすごい勢い!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:15:30.14:HR5SQQbG0
澪「ばっ、バカ! こっち向くな梓!」
梓「でもおおおおおお!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「こ、こっち向くなぁあ!!」
梓「じゃあどうしゅればあああああ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
紬「きゃー梓ちゃんやめてぇ……」
梓「私は悪くないですううううううう!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「ま、窓にむかって! ほらはやく!!」
梓「にゃ、にゃるほどおおおおおおおおイッグぅうううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「ま、まて!! それは!!」
<ウワーナニコレ
<アメ? ナンカネトネトシテルー
唯「あわわわわわわわ外練してる人たちに……」
澪「だから言ったのに」
梓「とめてくださいいいいいいいいいいいい!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:19:18.75:z8aJnAJvO
律「そ、そうだ! なにかかぶせよう!」
澪「な、なにかって……何を」
紬「……風船とか?」
唯「何何? 何の話? はやくしないとどんどん私たちドロドロになっていくよ」
梓「たしゅけてええええええええっ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「とりあえず風船じゃだめだ。ほらみろあのバケツ。三十秒足らずでいっぱいになるんだぞ」
唯「そ、そうだね……」
澪「わ、わかったぞ! やっぱり私は天才だ!」
紬「どうしたの澪ちゃん」
澪「あのな……」ヒソヒソ
唯「うんうん」
唯「えっ/// そんな……///」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:26:27.17:HR5SQQbG0
梓「にゃんでもいいからはやくしてくだしゃいいいいいいいいい」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
ビュルルンビュルルルン ビュービュービュー
律「くはっ、くっせぇ……早くしろ唯!」
澪「はやく! 早くしないと他の人とか先生に見つかるぞ!」
紬「唯ちゃん!!」
唯「わ、わかったよぅ……しかたないもんね……」
梓「うぅ……にゃにするんでしゅかああああああああああ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「ごめんねあずにゃん……こんな事しちゃってごめんね」
梓「にゃあああああああっ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「いまあずにゃんのやんちゃなコレを封印してあげるからね……///」
梓「えっ/// えっ///」ビュービュービュー
唯「裏庭に埋めてきたよ」
澪「そうか。よくやった」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:31:19.17:HR5SQQbG0
梓「……」
梓「……」
純「あんたなんでそんなとこ顔だけだして埋まってるの?」
梓「……はぁん/// らめぇ……いくうううううう!!」
純「……ん? なんだろう……なんか地面がぐにょぐにょしてる。雨でも降ったかな」
梓「に゙ゃあああああああああああああ!!」
純「ひっ」ビクッ
梓「もうだめでしゅうううううううううう!!!」
純「こ、怖いよ梓。なんなの!?」
梓「あーーー!! あーーーーー!! ああああああああああ!!」
瞬間――ビシリと嫌な音がし、純の足元の大地から、間欠泉のように精子が吹き出した。
純「うわあああああああああ!!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:33:34.68:TEAKjQto0
梓「ごめん純ごめんねえええええ!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
純「うわああああ! 私とんでるぅうううう!!!」
梓「にゃああああああ!! やばい止まれない止まらないでしゅううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
部室
律「おい唯いいいいい!!」ガシッ
唯「ちょ、やめてりっちゃんくるし……」
律「全然とまってねーじゃねーかあああああ!!」ユッサユッサ
唯「しらないよぉ……」
澪「見ろよ、桜が丘名物梓の湯温泉が開業できそうだぞ……うふふふ」
紬「澪ちゃん! 現実がから目をそむけちゃだめ!!」
唯「と、とにかくもうこうなった以上なりふりかまってられないよ!」
律「あぁ。そうだな。なんとしてでも梓の大迷惑精子をとめないと」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:41:49.93:HR5SQQbG0
梓「にゃあああああああああああ!!」ビュルビュルビュル
和「生徒会よ! とまりなさっ、ちょっ、やめっ……眼鏡が……っやめなさい!!」
下級生「会長! 勢いとまりません!」
和「このままでは桜高が精子の海に没してしまうわ……」
さわ子「んもぅ……イカ臭いとおもったらまたけいおん部の仕業なのね」
梓「にゃっふううううううううううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
さわ子「ちょっと唯ちゃん澪ちゃんりっちゃんムギちゃん! あなたたちの後輩でしょ!」
唯「だってぇ……」
澪「止める方法がみつからないんです」
律「いっそ切断……」
梓「いやああああああああ!!それだけはああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
紬「りっちゃんがそんなこというから余計勢いが強くなっちゃったぁ……」
梓「切断は嫌ぁああああああああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:42:15.17:0HJW1MsnO
唯「大丈夫だよ! 切断なんてしないよ!」
梓「ほんとでしゅかああああああああああ!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「お前自分の意思ではとめられないのか!?」
梓「そんなことできたらとっくにやってますうううううううううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「さっき唯がいい子いい子したときは少しだけとまってたよな!」
紬「唯ちゃん! もう一度よ!」
唯「えぇ……近づきたくないよぉ……」
梓「にゃあああああああああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「そんな事言ってる場合か!」
律「決死隊だ決死隊! 可愛い後輩だろ!!」
唯「うーん……しかたないなぁ……」
梓「はやくとめてぇえええええええええええ!! 頭おかしくなっちゃいましゅうううう!!!」ビュルビュルビュル
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:49:16.19:HR5SQQbG0
唯「あずにゃ~んいい子いい子……」ナデナデ
梓「ほっ……」
澪「と、とまった!」
律「よ、よーし唯! そのままだ……そのまま待機」
唯「こ、これホントにとまってるの?」
紬「え?」
梓「にゃ……にゃが……あが……」プルプル
唯「なんか、小刻みに……震えてるんですけど……」
梓「…………に゙ゃ……もう、だめ……」
律「………逃げるぞ。さわちゃん。車だして」
さわ子「4人乗りだからちょうどいいわね」
唯「ま、まってよぉ……私どうしたらいいのぉ……」
澪「きけ、唯。お前はいまホースの先っぽを無理やり抑えてるような状態なんだ」
唯「え…………それって……危なくない?」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:54:45.41:HR5SQQbG0
紬「ごめんね唯ちゃん」
澪「わるかった唯。私が軽はずみな提案なんてしたばっかりに」
律「すまん……ほんとにごめん唯!!」
唯「そんなぁ……今生の別れみたいな言い方しないでよぉ」
梓「……」プルプルプルプル
さわ子「出るわよみんな! シートベルトしなさい!」
唯「ま、まってみんな……まって……」ホロリ
梓「……だいじょうぶですよ唯先輩」プルプル
唯「あ、あずにゃん……」
梓「私が……ずっと側にいますから……ね?」ニコリ
唯「あず……にゃ……あ――――――――
\に゙ゃあああああああ/
チュドーン
律(すまねぇ……すまねぇ唯、梓……頼りない部長でごめんなぁ……っ)
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:33:18.60:WnLGCXBN0
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:34:55.62:Rg603oeP0
……
「だいじょうぶですか! だいじょうぶですか!」
唯「う。うーん……いたた」
純「先輩! 生きてますか!」
唯「はっ! 純ちゃん!」
純「よかった! 無事なんですね」
唯「ここは……」
辺りを見渡し、私は目を疑った……まるで爆心地の中央に立っているようだった。
私のまわりには半径1km程度の巨大なクレーターが広がり、強烈なイカ臭さと建物の残骸が散らばっているだけだった。
唯「……あずにゃんは……?」
純「……うっ、梓……梓ぁ……」ポロッ
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:07:04.50:COlrf+aA0
唯「うそ……だよね……」
純「梓は……唯先輩を守ったんです……覚えてないんですか?」
唯「えっ」
純「私、間欠泉で打ち上げられたあと、上空から見てました」
純「梓が、あなたを精子のベールでつつみこむところを……」
唯「あっ……」
『もう限界です……ごめんなさい』
「えっ、やだよあずにゃん……やだぁ……」
『ほら唯先輩。まっすぐたって』ヌチャヌチャ
「これは……? なんで臭いの塗るの?」
『この精子が、あなたを守ってくれます。精子の繭です』
「あずにゃん! 嫌だよ! 私だけ助かるなんて……っ! だしてよぉ!」ドンドン
『さようなら……さようなら……』
「あずにゃーーーん!!!!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:12:14.79:Ee+l46AsO
純「ずっと渦巻く驚異から耐えていたんでしょう。その後、梓は大きく膨張し、轟音とともに炸裂しました」
唯「……グスッ」
純「しっかりしてください!」
唯「えっ」
純「あなたが泣いてると! 梓も悲しみます!!」
唯「……そう、だね」
純「それに梓は死にましたが、梓の意思は残っています」
唯「意思……?」
純「聞こえませんか? 梓の声が……梓の残した命の産声が……」
唯「え」
『唯先輩ー』 『唯せんぱ~い』 『おーい、おーい』
唯「なっ、何……? なんなの? どこ!?」
純「梓は桜が丘を滅ぼしたわけではありません」
純「街一つ。孕ませたんですよ……アズサクラガオカの誕生です……」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:21:10.34:HR5SQQbG0
唯「アズサクラガオカ!」
純「見てください……この不毛の大地にも命の記憶はしっかりと刻まれているんです……」
唯「うわー! うわあ!」
ニョキニョキ ニャンニャン ニョキニョキ ニャンニャン
唯「草木が……山が……帰って……いや、生まれて……あずにゃん!!」
木「唯先輩!!」
山「唯先輩!!!」
川「唯先輩だー! あと純」
純「建物は綺麗になくなりましたが……」
唯「あずにゃーん! うふふふ、あずにゃんだぁ! みんなあずにゃんだぁ!!!」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:23:21.20:BqbrYg930
純「これが梓の、いえ、地球の意思だったのでしょう」
唯「どういうこと?」
澪「なるほどな」
唯「澪ちゃん! りっちゃん! ムギちゃん!」
律「無事だったか。涙をかえせよ」
紬「よかったわね唯ちゃん!」
唯「みんな……またあえて嬉しいよ」
純「この星は、梓を通して行き過ぎた文明をリセットしようとしたんではないでしょうか」
唯「そっか……」
澪「これは人間への警告なんだよ」
律「私たちが繰り返す大量消費で地球はとっくに疲弊していた」
紬「そうね。致し方なかったのよ」
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:27:38.54:ROvSpoZE0
唯「私……この地で生きて行くよ」
澪「コンビニもないぞ、ガスも電気も、テレビも」
唯「うん……でもここには……あずにゃんがいる」
木「えへへ」
山「もうっ、照れちゃいます」
川「共に生きていきましょう」
唯「木が、山が、川が歌っている……大自然の中に、あずにゃんの意思が……根づいている」
唯「あずにゃんは、自然とひとつになったんだよ!」
澪「それが地球に選ばれし者の末路なら、なんだか少し悲しいかもな」
律「あぁ、もうギターをひくこともできやしねぇ」
紬「それでも、命の営みを奏でることはできるわ」
唯「うん……あずにゃんはここにいる……ずっと、ずっと側に……」
『私が……ずっと側にいますから……ね?』ニコリ
唯「約束したもん!」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:33:38.23:04qkZgZL0
アズサクラガオカの奇跡。
数年前日本の都心でおきた忌まわしい中野梓暴走事故(通称サクラガオカクライシス)を発端として始まった
大自然革命により、人類の生活は一変した。
武器を捨て、機械を壊し、人は自然のまま、あずにゃんの導きのままに暮らすようになった。
唯「今日もいい天気だねぇあずにゃん」
唯「風がきもちいよ」
唯「洗濯物もすぐに乾きそうだね」
唯「いい子いい子♪」
地球の子でありながらも、母のような慈しみの目をもって
唯は梓の風を優しくなで続けた。
おわり。
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:43:28.19:4JQGA0Bo0
唯「あずにゃんおさまってよぉ……いい子いい子」
梓「……」ピタッ
澪「お、おさまった……?」
唯「ふぅ、よかったね。これで一安心」
梓「あ……あぐ……あぁ……っ」
唯「ふふ、じゃあお茶しよっか」
律「お、おい唯だめだ! 離すな!」
唯「えっ? 何?」パッ
梓「あああああ!! に゙ぎゃああああああああああ!!」
ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
ドピュドピュドピュドピュドピュドピュ
ビュクリビュクリビュクリ
紬「きゃっ、先よりすごい勢い!」
澪「ばっ、バカ! こっち向くな梓!」
梓「でもおおおおおお!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「こ、こっち向くなぁあ!!」
梓「じゃあどうしゅればあああああ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
紬「きゃー梓ちゃんやめてぇ……」
梓「私は悪くないですううううううう!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「ま、窓にむかって! ほらはやく!!」
梓「にゃ、にゃるほどおおおおおおおおイッグぅうううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「ま、まて!! それは!!」
<ウワーナニコレ
<アメ? ナンカネトネトシテルー
唯「あわわわわわわわ外練してる人たちに……」
澪「だから言ったのに」
梓「とめてくださいいいいいいいいいいいい!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
空から精子降ってきたとか怖すぎる
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:21:27.41:HR5SQQbG0律「そ、そうだ! なにかかぶせよう!」
澪「な、なにかって……何を」
紬「……風船とか?」
唯「何何? 何の話? はやくしないとどんどん私たちドロドロになっていくよ」
梓「たしゅけてええええええええっ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「とりあえず風船じゃだめだ。ほらみろあのバケツ。三十秒足らずでいっぱいになるんだぞ」
唯「そ、そうだね……」
澪「わ、わかったぞ! やっぱり私は天才だ!」
紬「どうしたの澪ちゃん」
澪「あのな……」ヒソヒソ
唯「うんうん」
唯「えっ/// そんな……///」
梓「にゃんでもいいからはやくしてくだしゃいいいいいいいいい」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
ビュルルンビュルルルン ビュービュービュー
律「くはっ、くっせぇ……早くしろ唯!」
澪「はやく! 早くしないと他の人とか先生に見つかるぞ!」
紬「唯ちゃん!!」
唯「わ、わかったよぅ……しかたないもんね……」
梓「うぅ……にゃにするんでしゅかああああああああああ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「ごめんねあずにゃん……こんな事しちゃってごめんね」
梓「にゃあああああああっ」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
唯「いまあずにゃんのやんちゃなコレを封印してあげるからね……///」
梓「えっ/// えっ///」ビュービュービュー
唯「裏庭に埋めてきたよ」
澪「そうか。よくやった」
梓「……」
梓「……」
純「あんたなんでそんなとこ顔だけだして埋まってるの?」
梓「……はぁん/// らめぇ……いくうううううう!!」
純「……ん? なんだろう……なんか地面がぐにょぐにょしてる。雨でも降ったかな」
梓「に゙ゃあああああああああああああ!!」
純「ひっ」ビクッ
梓「もうだめでしゅうううううううううう!!!」
純「こ、怖いよ梓。なんなの!?」
梓「あーーー!! あーーーーー!! ああああああああああ!!」
瞬間――ビシリと嫌な音がし、純の足元の大地から、間欠泉のように精子が吹き出した。
純「うわあああああああああ!!」
ひでぇwwwww
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:37:14.43:HR5SQQbG0梓「ごめん純ごめんねえええええ!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
純「うわああああ! 私とんでるぅうううう!!!」
梓「にゃああああああ!! やばい止まれない止まらないでしゅううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
部室
律「おい唯いいいいい!!」ガシッ
唯「ちょ、やめてりっちゃんくるし……」
律「全然とまってねーじゃねーかあああああ!!」ユッサユッサ
唯「しらないよぉ……」
澪「見ろよ、桜が丘名物梓の湯温泉が開業できそうだぞ……うふふふ」
紬「澪ちゃん! 現実がから目をそむけちゃだめ!!」
唯「と、とにかくもうこうなった以上なりふりかまってられないよ!」
律「あぁ。そうだな。なんとしてでも梓の大迷惑精子をとめないと」
梓「にゃあああああああああああ!!」ビュルビュルビュル
和「生徒会よ! とまりなさっ、ちょっ、やめっ……眼鏡が……っやめなさい!!」
下級生「会長! 勢いとまりません!」
和「このままでは桜高が精子の海に没してしまうわ……」
さわ子「んもぅ……イカ臭いとおもったらまたけいおん部の仕業なのね」
梓「にゃっふううううううううううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
さわ子「ちょっと唯ちゃん澪ちゃんりっちゃんムギちゃん! あなたたちの後輩でしょ!」
唯「だってぇ……」
澪「止める方法がみつからないんです」
律「いっそ切断……」
梓「いやああああああああ!!それだけはああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
紬「りっちゃんがそんなこというから余計勢いが強くなっちゃったぁ……」
梓「切断は嫌ぁああああああああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュルビュル
梓は何から精液を作り出してんだ・・・
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:45:03.24:HR5SQQbG0唯「大丈夫だよ! 切断なんてしないよ!」
梓「ほんとでしゅかああああああああああ!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
律「お前自分の意思ではとめられないのか!?」
梓「そんなことできたらとっくにやってますうううううううううううう!!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「さっき唯がいい子いい子したときは少しだけとまってたよな!」
紬「唯ちゃん! もう一度よ!」
唯「えぇ……近づきたくないよぉ……」
梓「にゃあああああああああああああああ!!」ビュルビュルビュルビュルビュルビュル
澪「そんな事言ってる場合か!」
律「決死隊だ決死隊! 可愛い後輩だろ!!」
唯「うーん……しかたないなぁ……」
梓「はやくとめてぇえええええええええええ!! 頭おかしくなっちゃいましゅうううう!!!」ビュルビュルビュル
唯「あずにゃ~んいい子いい子……」ナデナデ
梓「ほっ……」
澪「と、とまった!」
律「よ、よーし唯! そのままだ……そのまま待機」
唯「こ、これホントにとまってるの?」
紬「え?」
梓「にゃ……にゃが……あが……」プルプル
唯「なんか、小刻みに……震えてるんですけど……」
梓「…………に゙ゃ……もう、だめ……」
律「………逃げるぞ。さわちゃん。車だして」
さわ子「4人乗りだからちょうどいいわね」
唯「ま、まってよぉ……私どうしたらいいのぉ……」
澪「きけ、唯。お前はいまホースの先っぽを無理やり抑えてるような状態なんだ」
唯「え…………それって……危なくない?」
紬「ごめんね唯ちゃん」
澪「わるかった唯。私が軽はずみな提案なんてしたばっかりに」
律「すまん……ほんとにごめん唯!!」
唯「そんなぁ……今生の別れみたいな言い方しないでよぉ」
梓「……」プルプルプルプル
さわ子「出るわよみんな! シートベルトしなさい!」
唯「ま、まってみんな……まって……」ホロリ
梓「……だいじょうぶですよ唯先輩」プルプル
唯「あ、あずにゃん……」
梓「私が……ずっと側にいますから……ね?」ニコリ
唯「あず……にゃ……あ――――――――
\に゙ゃあああああああ/
チュドーン
律(すまねぇ……すまねぇ唯、梓……頼りない部長でごめんなぁ……っ)
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:34:55.62:Rg603oeP0
>>155
お前今描いただろwww
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:35:15.57:JmmrDQG60お前今描いただろwww
>>155
狂気を感じる
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:36:18.18:kS9X0Uomi狂気を感じる
>>155
なんで海沿いなんだよwww
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:36:18.97:MNZ4ioVx0なんで海沿いなんだよwww
>>155
なんだよこれww
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 15:55:46.81:COlrf+aA0なんだよこれww
クソワロタwwwwww
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:02:34.00:1v8bSUa60
俺も将来はこうなりたいなぁ・・・
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:04:47.98:HR5SQQbG0……
「だいじょうぶですか! だいじょうぶですか!」
唯「う。うーん……いたた」
純「先輩! 生きてますか!」
唯「はっ! 純ちゃん!」
純「よかった! 無事なんですね」
唯「ここは……」
辺りを見渡し、私は目を疑った……まるで爆心地の中央に立っているようだった。
私のまわりには半径1km程度の巨大なクレーターが広がり、強烈なイカ臭さと建物の残骸が散らばっているだけだった。
唯「……あずにゃんは……?」
純「……うっ、梓……梓ぁ……」ポロッ
半径1kmwwwwwww
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:10:17.72:HR5SQQbG0唯「うそ……だよね……」
純「梓は……唯先輩を守ったんです……覚えてないんですか?」
唯「えっ」
純「私、間欠泉で打ち上げられたあと、上空から見てました」
純「梓が、あなたを精子のベールでつつみこむところを……」
唯「あっ……」
『もう限界です……ごめんなさい』
「えっ、やだよあずにゃん……やだぁ……」
『ほら唯先輩。まっすぐたって』ヌチャヌチャ
「これは……? なんで臭いの塗るの?」
『この精子が、あなたを守ってくれます。精子の繭です』
「あずにゃん! 嫌だよ! 私だけ助かるなんて……っ! だしてよぉ!」ドンドン
『さようなら……さようなら……』
「あずにゃーーーん!!!!」
いつの間にか力を使いこなしてやがる
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:15:47.72:HR5SQQbG0純「ずっと渦巻く驚異から耐えていたんでしょう。その後、梓は大きく膨張し、轟音とともに炸裂しました」
唯「……グスッ」
純「しっかりしてください!」
唯「えっ」
純「あなたが泣いてると! 梓も悲しみます!!」
唯「……そう、だね」
純「それに梓は死にましたが、梓の意思は残っています」
唯「意思……?」
純「聞こえませんか? 梓の声が……梓の残した命の産声が……」
唯「え」
『唯先輩ー』 『唯せんぱ~い』 『おーい、おーい』
唯「なっ、何……? なんなの? どこ!?」
純「梓は桜が丘を滅ぼしたわけではありません」
純「街一つ。孕ませたんですよ……アズサクラガオカの誕生です……」
唯「アズサクラガオカ!」
純「見てください……この不毛の大地にも命の記憶はしっかりと刻まれているんです……」
唯「うわー! うわあ!」
ニョキニョキ ニャンニャン ニョキニョキ ニャンニャン
唯「草木が……山が……帰って……いや、生まれて……あずにゃん!!」
木「唯先輩!!」
山「唯先輩!!!」
川「唯先輩だー! あと純」
純「建物は綺麗になくなりましたが……」
唯「あずにゃーん! うふふふ、あずにゃんだぁ! みんなあずにゃんだぁ!!!」
わけがわからないよ・・・
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:24:15.90:zOqQEb1pO
最近暑かったからなぁ
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:24:56.82:+HjwQnMeO
海に投げ込めばよかったんじゃね?
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:26:04.99:pktke1pV0
>>134
第二のカンブリア爆発が起きるぞ
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:26:31.63:HR5SQQbG0第二のカンブリア爆発が起きるぞ
純「これが梓の、いえ、地球の意思だったのでしょう」
唯「どういうこと?」
澪「なるほどな」
唯「澪ちゃん! りっちゃん! ムギちゃん!」
律「無事だったか。涙をかえせよ」
紬「よかったわね唯ちゃん!」
唯「みんな……またあえて嬉しいよ」
純「この星は、梓を通して行き過ぎた文明をリセットしようとしたんではないでしょうか」
唯「そっか……」
澪「これは人間への警告なんだよ」
律「私たちが繰り返す大量消費で地球はとっくに疲弊していた」
紬「そうね。致し方なかったのよ」
そ、そうきたか…
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:29:05.34:yZpQqngL0
お、おう
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:31:34.09:HR5SQQbG0唯「私……この地で生きて行くよ」
澪「コンビニもないぞ、ガスも電気も、テレビも」
唯「うん……でもここには……あずにゃんがいる」
木「えへへ」
山「もうっ、照れちゃいます」
川「共に生きていきましょう」
唯「木が、山が、川が歌っている……大自然の中に、あずにゃんの意思が……根づいている」
唯「あずにゃんは、自然とひとつになったんだよ!」
澪「それが地球に選ばれし者の末路なら、なんだか少し悲しいかもな」
律「あぁ、もうギターをひくこともできやしねぇ」
紬「それでも、命の営みを奏でることはできるわ」
唯「うん……あずにゃんはここにいる……ずっと、ずっと側に……」
『私が……ずっと側にいますから……ね?』ニコリ
唯「約束したもん!」
唯がいいならそれでいいや!
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:41:23.98:HR5SQQbG0アズサクラガオカの奇跡。
数年前日本の都心でおきた忌まわしい中野梓暴走事故(通称サクラガオカクライシス)を発端として始まった
大自然革命により、人類の生活は一変した。
武器を捨て、機械を壊し、人は自然のまま、あずにゃんの導きのままに暮らすようになった。
唯「今日もいい天気だねぇあずにゃん」
唯「風がきもちいよ」
唯「洗濯物もすぐに乾きそうだね」
唯「いい子いい子♪」
地球の子でありながらも、母のような慈しみの目をもって
唯は梓の風を優しくなで続けた。
おわり。
結局なんでちんこ生えたんだよ! 乙!
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:43:56.02:LrLZfEcb0
イイハナシ・・・ダッタノカナー?
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:44:30.19:ZD4Sfng80
クソワロタwwwwww
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:45:43.97:RHFt/OeH0
オワッタwwwwwwwおつ!
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:52:35.20:qR5OVii+0
こういうの大好きだわ
1乙
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 16:52:54.33:SnjMY1PF01乙
勃起と感動を同時に体感したぞ
乙!
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 17:42:07.50:fxSXvemq0乙!
人間暑すぎるとどうかなっちまうんだな。
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最近見かけないけど
VIPでは
読んじまったよ。
そしてクソワロタWWW
わかる