-
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:05:52.34:sbRBEVxQ0
7月1日
梓「はははは……」
純「うっ、何1人で笑ってんの……薄気味悪いなぁ」
梓「純!!」
純「はい!?」
梓「前回の私は」
梓「甘かったよね」
純「前回?」
梓「平和ボケもいいところ……忘れたの?」
梓「明日だよ。ついに明日……!」
けいおん!!一番くじ! プレミアム ついに発売!

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【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?

韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:08:12.82:sbRBEVxQ0
純「あ、あー」
梓「前回はまさに勝負に負けて、試合に勝ったって感じ」
梓「でも今回は前の教訓を生かして頑張ろうと思うの!」
純「い、意気込みだけは確かだねっ」
梓「でもでも……聞いてー、純」
純「うん」
梓「はぁ、実は今回はくじだけじゃない」
梓「劇場版けいおん!前売り券第2弾の販売もあるの」
梓「しかものしかも、ムギ先輩のバースデーキャンペーン」
純「うわちゃー、そりゃ残念だったね」
純(ていうかそこは普通に先輩の誕生日優先しようぜ)
梓「残念? なに言ってるのよっ」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:11:24.07:sbRBEVxQ0
梓「この3つ! これらを制することで前回の失敗を取り戻す!」
純「あ、あんた! 前に満足みたいなこと言ったじゃん!?」
梓「そ、それは……それで、これは……これで……」モジモジ
純「欲望に従順なやつめ」
梓「あー! 体が3つ欲しい……コピーロボットが欲しいよぉ……」
純「梓」ポン
梓「んー……?」
純「私らがいるじゃないさ」フッ
梓「純?」
純「あんた、部長でしょ? 軽音部のさ」
梓「部長って……ま、まさか」
梓「無理無理無理! それって部のみんなに協力要請しろってことでしょ? そんなのダメだよっ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:14:32.36:sbRBEVxQ0
軽音部室
梓「おおお、お願いしますっ!」ペコペコ
純「おい」
菫「はぁ、くじ……ですか?」
憂「梓ちゃんほんとに好きだねー」
梓「くじだけなら私だけでもなんとかなるの。でも」
奥田「他に2つもあるとなると、ってことですね」
純「で、梓部長は我々にお助け要請してるってわけよ」
奥田「先輩……」
梓「や、やめて。悪いのはわかっているけどそんな目で見ないで……」
菫「それでその、梓先輩が言っているのっていつ頃にあるんでしょうか?」
梓「明日!」
菫・奥田「……」ポカーン
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:15:51.95:6xie8KSIO
梓「えっと、これより」
梓「来るべき多々買いに向けて、部内会議を開きます」
梓「いえ、開かせていただきます……」
奥田「これが軽音部……」
純「なんだかんだ言って梓も確実に去年までの軽音部に影響受けてるよね」
憂「それであずにゃん隊長。どうするの?」
梓「はい、憂! 私たちは全員合わせて5人います」
憂「3つのグループにわけるんだね」
梓「正解!」
菫「てことは、内1つのグループ……というか」
菫「1人単独の人ができちゃいませんか?」
純「そこはまぁ、梓のポジでいいでしょ。異議はー」
梓「あ、ありません」
梓(いい……! むしろ単独の方が動きやすいし、本気になれるし!)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:16:56.14:3v/6xwbv0
>>9
正直俺もよくわからない
純「私と憂が一番くじ担当。文句ないね」
奥田「じゃあ私と斎藤さんが前売り券担当、と」
憂「くじなら前回もなんとかなってるし、問題ないよ~」
菫「噂だけ聞いたことはあるんですけど」
菫「なんでも、こういうけいおん!のキャンペーン系は毎回戦争の様な光景が……って聞きました」
純「ああ……ザッツライト スミーレ」
菫「う、うう……」
梓「大丈夫、大したことないから!」
純「そう言ってるあんたが前回一番痛い目見たんでしょうが」
憂「そういえば、バースデーキャンペーンで思い出したんだけれど明日……」
梓「やるぞー!!」
菫・奥田「お、おー」
純「憂、あいつ聞いちゃいないよ」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:24:25.40:sbRBEVxQ0
・・・
紬「でも本当にいいの?」
律「いいも悪いも、いいに決まってるだろー」
澪「明日はムギの誕生日なんだから。そんなに遠慮しないでよ」
唯「メインは君だ! ムギちゃん!」
紬「み、みんなぁ~……」
唯「それに私たちも欲しいしね! くじに前売り券のやつ!」
律「アイマスクなぁ。こいつもまたランダムと来たもんだ」
澪「何が当たるかわからないってわけだな」
紬「私! 何が当たっても嬉しいわ。だってハズレなんてないんだもん」
唯「そう言ってもらえると嬉しいもんだ~」
唯「とにかく、夜のお誕生日パーティは楽しみに待っててね! ムギちゃんや」
紬「ほんと、何から何まで楽しみ~♪」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:29:22.26:sbRBEVxQ0
律「いいか、作戦はこうだ」
律「明日の朝の講義は……サボる!!」
唯「ぃよっし!!」グッ
澪「ばか!」
澪「あの授業は出席取るし、一度休んだら進み具合が」
律「じゃあ、澪。代わりに出席頼む。それとノート」
澪「お、お前……」
唯「大学生って色々大変だよねー。でもどうしよ」
唯「これじゃあ身動きとれないし、目的の品がゲットできない……!」
唯・律「う~ん」
澪「……」
澪「やむを得ない」
「!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:35:12.15:sbRBEVxQ0
澪「ノートは後でムギに見せてもらおう」
唯「出席は?」
澪「い、1度くらいなんだ……最悪、欠席届を後で出すこともできる」
律「おお……あの真面目な澪がサボろうだって……」
ポン
律「お前、成長したなぁ! 私は嬉しいよ、親友として!」
澪「うう、やめてくれ……」
澪「と、とにかく! それだけムギにいいプレゼントしてあげようという意気込みなんだ!」
澪「軽音部時代、お茶にお菓子にと色々もらったし」
唯「今思うと結構高そうなもんばっかだったよね。貰いものって言ってはいたけど」
律「ムギは私たちに無償で全てを与えてきてくれた!」
律「これはムギへの私たちからの恩返しでもある! みんなー! 明日はやるぞー!」
唯・澪「おー!」
唯「あ、明日あずにゃん来るかな~」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:39:32.75:sbRBEVxQ0
梓「~♪」ゴロゴロ
ブーブー、ブーブー…
梓「あ、メール」
梓「唯先輩からだ。何だろ」
『明日はムギちゃんのハッピ~バースデ~! あずにゃん、お誕生日会にて待ってるからね! ラブチュッチュー』
梓「ムギ先輩の誕生日……」
梓「あ、ああ!!」
梓「そうか! そりゃそうだよね! 明日、ムギ先輩の誕生日だ!」
梓(バースデーキャンペーンのことばっかり頭の中にあってすっかりだった……)
梓「うう、ごめんなさいごめんなさい。ムギ先輩大好きですっ……」
梓「そうなると……ムギ先輩に明日プレゼント買ってかなきゃかな。うん」
梓「お財布が薄くなっていくなぁ」ピラピラ
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:44:17.86:sbRBEVxQ0
7月2日 戦争、勃発
純「あーつーいー」
憂「梅雨明けするとすぐ暑いよね」
純「ちくしょー……梓に変な入れ知恵するんじゃなかった」
憂「今回は純ちゃんくじに興味ないの?」
純「あのね、憂」
憂「うん?」
純「もちろん私の分引くお金も持ってきましたー!」
憂「さすがの純ちゃん!」
純「へへー、でもそんな憂も実は持ってきてるんでしょ?」
憂「じ、実は……えへへ」
憂「デスデビルお姉ちゃん可愛いし、欲しいなぁって」キャストオフデキルミタイダシ
純「私は澪先輩かなぁ、やっぱり。とってもクール!」
純・憂「ねー♪」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:49:08.05:sbRBEVxQ0
ガヤガヤ ガヤガヤ
憂「すごい人……まだ朝なのに」
純「ここのコンビニ、前に憂が穴場って言ってたとこだよね?」
憂「うん」
純「どこから嗅ぎつけてきた、こいつらめ……」
純「……よしっ!」
純「あの時の臆病な私は死んだ! あんな奴らに負けてたまるかー!」
憂「じゅ、純ちゃん!」
憂「私もあの頃の自分を死んじゃったことにするね!」
純「あ、うん」ピロリ、ピロリ
店員(姫子ちゃん)「い、いらっしゃいませ~……」
ガヤガヤ ガヤガヤ ドヤードヤー
A「いける、今回は余裕に違いない。いけるぜー……」
B「功を焦るな、A」
純「立ち読みして時間稼ごう」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:55:13.66:sbRBEVxQ0
菫「……」ソワソワ
奥田「おーい」
菫「あ!」
奥田「遅れてごめん。それで……」
奥田「この、人の列なにかな」
ゾゾゾ ゾゾゾ ガヤガヤ
菫「おそらく、兵隊さん……!」
奥田「へ、兵隊?」
菫「戦争! 戦争ですこれは!」
菫「やっぱり早い時間から映画館前に来て正解だった」ホ
奥田「そう……だね……」
オー オー オー
菫「兵隊さんたちが歌を掲げています!」
奥田「や、やだぁ……何アレ」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:58:46.19:4DLWNiez0
菫「あ、私お茶とか持ってきたんですけど。いただきます?」
奥田「本当? それじゃあ遠慮なく」
菫「それじゃあ、よいしょ、よいしょ……」ゴソゴソ
奥田「そんなに大荷物持ってきたの!?」
菫「え、えっと! 兵隊さんたちの分のお茶も用意してきまして」
菫「それとおにぎりとか……余計だったかな」
奥田「あ、あー……いいと思うなぁ」
菫「あの、これよろしかったら……どうぞっ」ス
C「ぶ、ぶひいいいいいいいいい!!」
菫「が、頑張ってくださいね! 私、応援します!」
D「もう負ける気しない」
菫「奥田さん! 私、喜ばれました! ……てへへ」
奥田「一応言っておくけれど私たちも頑張る方だからね?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:07:50.09:sbRBEVxQ0
店員「しっかり後ろに並んでくださーい! 他のお客様のご迷惑になりますっ」
ガヤガヤガヤ…
純「これは予想以上……」
憂「ど、どうしよう純ちゃん……なんか怖くなってきちゃったよ」
純「あの時の私とは、違う!」パシパシッ
純「ここまで来たら獲得あるのみだよ。憂!」
憂「う、うんっ」
「げぇ! あいつ上位の賞ほとんど掻っ攫っていったぞ!」
「冗談じゃねぇよ……始まって間もないんだぜ……?」
純・憂「……」
純「落ち着こう、落ち着いてよく考えようね」
憂「う、うん」
純「ここは落ち着いて別の店へ急ぐんだ。それが得策」
純・憂「う、うわー!!」ピュー
店員「あ、ありがとうございましたぁ~!!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:10:40.42:sbRBEVxQ0
・・・
律「も、もう全滅!? 冗談は止して下さいよ……」
店員「すごい勢いで持ってかれちゃったんですよーまさにビックウェーブ」
律「あ、あー……もしもし、澪?」
澪『ダメだったか』
律「はい……」
澪『そうか、こっちもだよ』
律「あーっ、だから夜のうちに探し行ったほうがよかったんだよ!」
澪『そんなこと言ったってしょうがないだろ、寮の門限あるんだし』
律「だぁーっ!! もうっ」
律「唯の方はどうなんだろ……」
店員「お客さんゲキアツっすね。俺も乗るべきですか、このビックウェーブに」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:13:07.96:sbRBEVxQ0
唯「なーいーよー……」
唯「全くない。ほんとのほんとにマジでない」
唯「一体全体何がどうなってるの……」
律『ですよね』
律『今回は楽勝だと踏んでなきゃよかった』
唯・律「『もっと警戒するべきだった……うーむ』」
唯「あ、お兄さん。くじの景品譲ってくれませんかねぇ……」フラリフラリ
「無理無理ー! 冗談言っちゃいけないよお姉さん」
唯「そこをなんとか! お願いしますお願いしますっ」
「ダメだってば! 俺、これから勤務あるから。それじゃ」
唯「ううう……世の中なってないよぉ」
律『変な無茶だけはすんなよな』
唯「ううん! 私、ムギちゃんのためにがんばるよ!」
唯「……あれ、そういえば!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:17:47.02:sbRBEVxQ0
ドヨヨ~ン…ガヤガヤ…
梓「渦巻いてる渦巻いてる」
梓「欲望が、人々(萌えブヒ共)の欲望渦巻いている……」
梓(熱い……暑いとかじゃなくて熱い)
「ムギちゃんお誕生日おめでとうぶひ」
「おめでとう!」
「ハッピーバースディ!!」
梓「この人たちは本当にムギ先輩を祝う気があるのだろうか」
梓「ううん、そんなことはどうでもいいの!」
梓(先着702名限定でプレミアムバースデーカード)チラ
ガヤガヤ…オーオー…
梓(いける! この人数ならいけるよ。十分すぎるほど……!)
梓「後はくじ、前売り券……あっちがどう転ぶやら」
ガヤ…ガヤ…
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:24:43.32:sbRBEVxQ0
憂「ふぅ……3回でお願いしまーす」
店員「はい。ではどうぞ」ス
憂「……」ガサゴソ
憂(ここのお店で引ける回数は最大3回まで)
憂(これのおかげで上位の賞はまだまだ残ってる!)
憂「A賞こい、A賞こい、A賞こい、きてーきてー……」ガサゴソ
店員「あの、後詰まってるので早く」
憂「は、はい!」ヌポッ
憂(直感任せ。運で勝負……!)
店員「えー、Hが2つ」
憂「……」
店員「F1つ」
憂「わぁーーーーーっ!!」ガタンッ
憂「まだ……まだこれはいらなかったよ……」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:32:17.47:sbRBEVxQ0
「あれ、あれ見てよ」
「やぁー何してんのアレー」
A「うぐっ……」
純(怯むことない。怯むことないよ、私)
純「あれはカボチャ、あそこでジロジロ見てくるのはみんなカボチャ」
純「気にしたら……負け! 負け! 負け!」
B「おい、何当てたんだ?」
A「ダメだ。タオルばっかり」
B「おしいな、I賞当たらなかったんだ」
純(I賞……きゅんキャラ狙いかぁ)
純「あれ全部揃えるのは骨が折れるねー」
店員「次のお客様ー」
純「あ、はいっ」
純(これ! このくじを引ける瞬間……! まるでこのために生きてきたような錯覚……ひひひっ)
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:35:34.21:sbRBEVxQ0
純「……」
憂「ど、どうだった?」
純「コップとタオルのみっす」
憂「やっぱり難しいね」
憂「でも梓ちゃんのために何とか頑張ってあげたいよ」
純「あ、ああ……そういや梓のために引いてたんでもあったね!」
純「つい夢中になっちゃって忘れてた~……てへへっ」
憂「こらこら」
憂「他にあと引けるお店はー……ある?」
純「あるよ!」
純「あそこなら、あそこならまだある!」
憂「あそこ?」
純「商店街裏のホビーショップ! あそこ穴場なの!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:42:40.74:sbRBEVxQ0
唯「映画の前売り券! すっかり忘れて……るよね」
律・澪「……」ポカーン
律「くじのことしか頭になかった……」
澪「い、今何時!?」
律「無駄だって、もうこの時間なら完売確定だ」
唯「あきらめるにはまだ早いよ!」
律「早くねー! もう遅いんだよ! 買うのも気づくのも!」
澪「うう……ムギごめんな……」
唯「と、とにかく~! もうくじに専念しようよ! く・じ!」
唯「私走っちゃうよ!」スンッスンッ
律「ああ、車の免許とっときゃよかった」
澪「これならみんなでお金出しあって箱で買えばよかったなぁ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:48:11.96:sbRBEVxQ0
奥田「斎藤さん、斎藤さん」ユサユサ
菫「ん……」
奥田「ぐっすりだ……」
オーオーオ、オ、オ、オオッ……オー!!
奥田「ひっ、何!?」
E「始まった。始まったんだ、お嬢ちゃん」
E「俺たちの、戦がさ」
奥田「これが……」
菫「ふぁ~……いと」
奥田「斎藤さん! 起きてってば! 起きて!」
奥田(このままじゃ前売り券買えない! このままじゃ)
ポン
奥田「!」
E「さきに行け、お嬢ちゃん」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:53:53.66:sbRBEVxQ0
奥田「は!?」
E「この娘は俺に任せておけ。なぁに、獲って食うようなことはしない」
奥田「そんなこと言われても……怪しいです」
E「俺が信用できないと」
E「安心しろ。俺は約束を守る男だ」
E「今回の多々買い。俺は降りる……いや、引退さ」
E「俺ももういい歳。そろそろ安息を求めたいのさ」
奥田「はぁ……」
E「家に帰ればワイフと娘が待っている。もういいんだ」
菫「ぐぅ」
E「この娘を見ていて気づかされたんだよ。戦争の空しさにな」
E「君たちに俺から言えることはただ一つ」
E「転売はよくないことだ」
奥田「~……」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:59:28.75:LPR4d7GV0
ヒソヒソ
「おい……一番くじ」
「マジか……」
梓「うん?」
「やっぱり今回も随分捌けてるみたい」
「シークレットは純ちゃんだそうで」
梓「まさかの」
梓「てっきり憂か和さんあたりかと睨んでたのにまさかの純」
梓「これは是非欲しいところだよ……」
「おい! 開いたぞ!」
「「「「「「「わああああああああああああ」」」」」」」
梓「……あ、まずい! 出遅れた!?」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:02:56.15:sbRBEVxQ0
オーオー!オーオー!オーオー!
奥田「つっ、潰される! 人の波に押し潰される!」
店員「しっかり順番に販売しますのでっ、どうか押さないでくださーい!」
「だったらさっさと売れよ! おせぇよ!」
「こっちはいつから並んでると思ってんだよー!」
ワーワーワー
奥田「まるで人の悪意が見えるよう……」
C「ぶひ。君は中々わきまえてる様で」
奥田「あ、あなたは」
C「ああいう奴らがいるから俺たちのモラルが下がったと言われるんだ」
C「なんと嘆かわしいぶひか」
奥田「ところで何で皆さんこんなに必至なんですか?」
奥田「私、まだよくわからなくて」
C「は」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:05:38.07:sbRBEVxQ0
C「こぉれだからにわかはぁぁああ~」
奥田「な、何ですか。急に……」
C「あんたも何? 単にこのビックウェーブを楽しみに、笑いに来たタチ?」
C「あ~あぁ! あ~あぁ!」
奥田(すごいムカつく……)
C「ガッッッカリした! ぶひっ! ガッカリしたよ!」
店員「あの、お客様ー」
C「あ、けいおん!10枚ください」
店員「お一人3枚までで」
C「ふがっ!? うそ!?」
奥田「プークスクス」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:08:22.30:sbRBEVxQ0
奥田(あれ、でもよく考えたら私も3枚しか買えないじゃない)
奥田「これじゃあ5種類揃わないんじゃ」
菫「大丈夫です!」
奥田「あわわっ!?」
菫「そんなに驚かなくても……」シュン
奥田「あ、ああ。うん、ごめんなさい……でもなんでここに斎藤さんが?」
菫「だって梓先輩に命令されましたし、それに私も一兵士なんです! はい!」
奥田「へ、兵士っ」
菫「さ、買いましょう。私たち2人で6枚! 揃ったら素敵ですねっ」
奥田「お、おー……」
店員「後が詰まってますので、はやくしてくだしゃい!」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:12:37.51:sbRBEVxQ0
店員「B賞」
純・憂「きたぁーーーー!!」
店員「C賞」
純・憂「きゃあああぁーーーー!!」
店員「H賞」
純・憂「はい」
店員「C賞」
純・憂「あああぁぁぁーーーー」
店員「お姉ちゃんたち、うるせぇ(笑)」
純・憂「てへへ……」
店員「A賞」
純・憂「やったあああぁーーーー!!」
店員「よかったなぁ(笑)」
憂「」ウシッウシッ
純(わかりやすい喜び方)
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:15:34.43:sbRBEVxQ0
純「よしよし、いい感じに揃ってきた!」
憂「ねっ」
純「残る上位は……」
憂「DとEだけだよ」
純「私ら運いいんじゃないかな! うははは!」
「憂ー?」
憂「え?」
唯「うーいぃぃぃ!」
憂「お姉ちゃん!?」
純「唯先輩じゃないですかっ、ご無沙汰です」
唯「くじ……」
憂「くじ?」
唯「くじ引けなぁい……」ショボリ
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:18:26.06:sbRBEVxQ0
店員「1回分なら」
唯「い、1回!? うそぉー……」
純「ごめんなさい。私たちが先に引いちゃったから」
唯「いいの……引けるだけでも嬉しいからそれで……」シナシナ
憂「お姉ちゃぁん……」
唯「お願いします!」
店員「では、どうぞ」
唯「……んー、ん~」ガサゴソ
純(1つしか入ってないのにすごい時間かかってる)
唯「これ!」パッ
店員「これしか入ってませんもんね。えっと」
店員「I賞」
唯「一番下っぱ……」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:22:05.43:sbRBEVxQ0
純「ほ、ほら! 残り物には福がある!」
憂「そうだよ! だから落ち込まないでー……」
唯「ぐすんすん、ぐすんすんっ……」
純「それで中身は?」
唯「ん」パカ
唯「あ、純ちゃん」
純「私? てか私!?」
憂「し、しーくれっと」
憂「シークレットだよ! お姉ちゃんっ、やったよ!」
純「私シークレット!?」
唯「すごいの!? ムギちゃんよろこんでくれる!?」
パンパカパーン
唯・純「やっほーい!!」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:26:46.39:sbRBEVxQ0
梓「はぁ、はぁ……」
梓「はぁ……ふふふ」
梓「あはははは! なんでだろっ、すごい笑える! 楽しいー!」ケラケラ
梓「はははは、はぁ、はぁ、はぁー……はぁ」
梓「……むぷぷっ」ニコニコ
梓「ムギ先輩のバースデーカード、ムギ先輩のバースデーカードだよ♪」
梓「見て見て! これムギ先輩が飛び出す! 飛び出すんだよー!」
梓「わぁーい!」
ヒソヒソヒソ…
「……」「……」
「……」「……」
…ヒソヒソヒソ
梓「あ……///」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:30:19.16:sbRBEVxQ0
「ふふふ」
梓「うう……」
「胸が高まるその気持ち、わかりますよ」
「私も今すぐこの場で叫び出したい」
梓「あなたは」
「ああ、失礼。私は通りすがりの者です」
「この日のために鹿児島からはるばるやって来ました」
「今日はめでたい日だ。そうでしょう?」
梓「そうですね……そう思います」
「ふふ、それでは。私はこれからむぎゅをお祝いしなければいけませんので」
「失礼」ス
梓「紳士……あの人とっても紳士」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:35:29.88:sbRBEVxQ0
梓「ムギ先輩のバースデーカードは何とかなった」
梓「けど、他の4人はどうだろ。特にくじ」
梓「ううぅ……ここまで来たらなんとかなってほしい」
Prrr
梓「も、もしもし」
菫『やりました! やってやりましたよー!』
菫『勝利です! 勝利なのです!』
梓「……つまり?」
奥田『そういうことですよ』
奥田『梓先輩!』
梓「はぁぁぁ……っ!」
梓「ぃぃぃいやっほおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」ピョーン
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:39:50.26:sbRBEVxQ0
澪「唯が1回引けたみたい!」
律「マジ!? でも1回なの!?」
澪「引けただけでもいいだろぉ……」
澪「それより、私たちも唯に負けてられないよ」
澪「ムギも心待ちにしてるんだしな」
律「ムギぃー……前売り券ってかアイマスクごめんなぁ」
律「頑張ろう。ムギのために頑張ろう」
澪「恩返しでもあるし、お祝いでもあるんだもん」
澪「ここが正面どころ! ファイトだ!」
律・澪「おー!!」
・・・
律「やっぱどこにもねぇよ……」
澪「箱買いされてると腹立ってくる……」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:44:10.63:sbRBEVxQ0
梓「……」
梓「……あの」
菫「はい?」
梓「本当にこれで全部だよね? そうなの?」
菫「そうですよ、6つ! 購入規制があったから私と奥田さんで3つずつ買ったんです!」
菫「これで、いいんですよね?」
奥田「何か問題ありました?」
ソワソワソワ…
梓(買ってきてくれたのはとってもありがたい!)
梓(けど6個中4個がムギ先輩のアイマスクってどういうこと……!!)ムギューン
アイマスク獲得品 梓×1 澪×1 紬×4
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:50:19.43:sbRBEVxQ0
梓「逆にすごいよ、これ!」
奥田「同じの被っちゃいましたけど、ほら! 可愛いですよ」
菫「きっとお嬢様が今日お誕生日だからいっぱいゲットできたんですね~」
梓(ああ……)
梓「……そうだ!」
梓「交換! 交換すればいいんだよ!」ピッピッ
奥田・菫「?」
梓「けいおんグッズ交換スレ! これの存在を忘れていた」
梓「えーっと、ムギ先輩のアイマスクをあげますので、唯先輩のをください、と」
奥田「交換って……交換しちゃうんですか!?」
梓「そう! これはね、自分が欲しいものを確実にいただける素晴らしいことなの!」
梓「私も相手も得をする。誰も不幸にならない! みんなハッピー、えへへっ」
菫「そんな……簡単に手放しちゃうなんて。お嬢様のアイマスクたちが泣いていますよ……」
ムギマスク×4「ムギューン…」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:53:45.17:MsoYNurq0
奥田「先輩……」
菫「梓先輩……」
ムギマスク×4「ムギューン」
梓「うっ……やめてよ」
梓「そんなつぶらな瞳で見つめたって、ダメなんだから!」
梓「ダメなんだからぁ……」
梓「はぁ……」
梓「わかった、わかったよ」
梓「せっかく2人が頑張って手に入れてきてくれたものだもん、大事にしないと」
菫「あ、梓先輩ぃ」
奥田「さすが部長です! あ、ちょっとこれ試しにつけてみてくださいよ」サ
梓「……」←梓マスク装着
菫・奥田「すごい! ぴったり!」
梓「でしょうね」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:00:13.22:HAZDMHCv0
唯「~♪」
憂「よかったねお姉ちゃん。きっと紬さんも喜んでくれるよ」
唯「うん! あ、でもこれっぽっちってのも何か……」
純「ほら、大事なのは気持ちです! 質と量はおまけみたいなもんですよ」
唯「純ちゃぁん」
憂「それで、これからムギ先輩のお誕生日会するの?」
唯「うん。りっちゃんの部屋でするんだー」
唯「憂たちもくるー?」
純「あ、私はちょっと」
憂「私も今日はちょっと都合つかないかも」
唯「えー、2人ともだめ? 残念……」
…ブゥーン
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:08:09.61:sbRBEVxQ0
ブーン…
唯「ん?」
ブゥゥーーーンッ、パシッ
唯「ひゃっ!?」
ブゥゥーーーーンッッッ
純「ひ、引ったくりー!」
唯「あわわわっ……シークレット純ちゃんもってかれちった……」
憂「えぇっ!?」
唯「うそだー……」
純「す、すぐに警察に」
「おーい」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:12:27.18:sbRBEVxQ0
梓「憂、純! それに唯先輩じゃないですか」
憂「梓ちゃん……」
唯「はぁ……」
梓「何かあったの?」
純「シークレット私が引ったくられた、もといさらわれちゃったの」
梓「引ったくり!?」
梓「ど、どうするんですか?」
純「だから今警察に電話しようって」
唯「いいよ……」
唯「めんどっちいし、いい」
唯「私、もう寮に帰るから。ばいばい」
唯「ごめんねー……ムギちゃん……」トボトボ
憂「あ、ああ……お姉ちゃん」
梓「これは……」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:16:15.29:sbRBEVxQ0
梓「そういえば一番くじどうだった?」
純「ん、ほれ」ズイ
梓「おお……!!」
梓「スゴイ! スゴイ! 上位の賞がこんなに!」
梓「だ、大好きっー!! 憂も純も大好きー!!」ギュッ
純「はは、現金なやっちゃな」
憂「バースデーカードと前売り券のほうはどうだったの?」
梓「バースデーカードはバッチリ。でもアイマスクは」
梓「……何も言うまい、語るまい」パ
ムギマスク×4「ギュンギューン」
純「うおっ、目があった」
一番くじ獲得品 A×1 B×2 C×2 F×1 G×1 H×3 I×5
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:21:02.83:sbRBEVxQ0
梓「……うーん」
純「何だ急に唸って」
梓「こんなに色々ゲットしてきてくれたのは嬉しいんだけど」
梓「ここまで揃ってるなら、コンプしたいなって」
純「はぁ!?」
憂「梓ちゃんお金大丈夫なの!?」
梓「少ないけど、まだある……!」
ドド ドドド ド ド
梓「憂、純。私思うの」
梓「ここで引いたら、私じゃないってね」
あずにゃん、いざローソンへ
憂・純「待ってー」
お供その1、その2も後へ続く
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:26:49.39:sbRBEVxQ0
店員「らっしゃーせ……」
純「この店、店舗検索でヒットしなかったんだけど?」
梓「情報によると、ここはやるみたいだね。検索にひっかからないからって探さないなんてことはダメだよ」
憂「これならお姉ちゃんもここのお店に連れてきたらよかったなぁ……」
ゾロゾロゾロ アーアー…
梓(引けなかった亡者どもも最後のチャンスを狙いにきているわけか、恐れることないね)
A「ここで引けなかったらもうやめようぜ。金ないんだ」
B「金はなくとも愛があるだろ?」
梓(おっしゃる通り)
梓「愛は無敵だよ。憂、純!」
憂・純「え?」
梓「見ていて、私の多々買い……生き様!」
「くじがセットされたぞおおおおおおおおぉぉぉぉぉ」
「「「「「「ぶひいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ」」」」」」
あずにゃんVS一番くじ、始まる
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:32:14.26:sbRBEVxQ0
ガヤガヤ ガヤガヤ
梓(やった! 上手く前の列に並べた。ここまでは上出来)
梓(さて、狙いの賞は……D、E)
梓(それに加えてGのタオルの色違い、そしてこっちがまた辛い)
梓(Iのきゅんキャラ! 残るは律先輩に純、楽器セット)
きゅんキャラ所持 唯×2、澪×1、紬×1、梓×1
梓(合計……6)
梓(勝負にでようか……ううん、ここは余裕を持って引くべき。8回だ!)
梓(8回が限界……! これ以上は無理……!)
店員「A賞ですね」
A「っし!」
梓「知らない人に唯先輩が持っていかれる光景は見ているだけでつらい……」
A「お先~」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:38:11.38:sbRBEVxQ0
梓(情報によると上位の賞は3つずつあるらしい。つまり)
梓「引かれても……まだ冷や冷やすることはないよ」
店員「次のお客様ー」
梓(次! この人が終わって次!)
B「来い来い、来い来い。ムギちゃん来い」ガサゴソ、チョイ
店員「D賞、D賞。被っちゃいましたね」
梓「いっ!?」
B「いや~! ムギちゃんムチュチュー!!」
梓(こいつ……!)
店員「お次のー」
梓「は、ははは……8、8回……ででで……」
梓(ブルっちゃって舌が回らない……これで被ったりなんかしたら……私、私っ)
店員「ではどうぞー」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:42:24.77:sbRBEVxQ0
純「梓ー! ファイトー!」
憂「お姉ちゃんたちの分まで頑張ってー!」
梓「ええいっ、外野は黙って見ていろー!」
梓「下から、下から引くのがコツ……」
梓(箱が振られていない限り、下の方に上位賞が固まってたりする)
梓(感だけど……)
ガソゴソガサゴソ。チョイ
梓(まずは二枚。……どうかな)
店員「I賞が2つ」
梓「……ふーっ、ふーっ」
梓(いい! 別にいいの! Iは引きやすいんだから……)
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:47:51.24:sbRBEVxQ0
梓「次!」
ガサゴソガサゴソ
「……~、……~」
梓(引くのが遅いから後ろの列がイライラしてる。わかるよわかる)
梓(でも、急かさないでっ。これは私の一大勝負なの!)
ヌポッチョィ
店員「えー、E賞とG賞、I賞」
梓「あああぁぁぁーーーーー!! きてる! 私はいま来てるよー!」
店員「……コホン」
梓「あ、すみません……」
店員「……早く、早く」
「け……引け、早く引け、引け、引け……」
梓(プレッシャーに押しつぶされて負けてしまいそう……)
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:48:19.13:n5cyKvJh0
「早くー早くー」
ブーブー ブーブー
梓(やぁ……ダメ……急かさないでよ)
梓(ここで焦って引いてしまった券はきっとダメに決まってる)
梓(残り3回! これが最後! 最後です!)
店員「お客さん! 早く」
梓「わあああああああぁぁぁああああああああああああああああああ!!」
「!!」
ドヤドヤ…ドヤドヤ…
純「な、何!? 梓!?」
憂「どうしたのー!?」
梓「こっ、これは気合の雄叫びですっ!」
梓「中野梓、くじ3枚! 引かせていただきますッ!」
店員「……!」
店員「どうぞ」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:00:50.21:sbRBEVxQ0
梓「1枚! 2枚!」ビッビッ
…ビッ
梓「3枚!」
梓「これで8枚全部です……店員さん、確認お願いできますか」
店員「はい」
店員「I賞が一つ」
店員「G賞が一つ」
梓「……っ」
店員「あとD賞ですね」
梓「 」
梓「やった……」
梓「あははは……はは、ふふふ……」
梓「な、なんで……なんか、あれ、涙、涙でて……うっ」
梓「ううううううっっっ……!」ポロポロ
全財産を使い果たし、あずにゃん勝利
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:05:03.55:sbRBEVxQ0
純「早く、早く!」
梓「もう、急かさないでよ……疲れてるんだから」
憂「でもこれでI賞も揃えば、ほんとのほんとにコンプリートってこと?」
梓「……うん」
梓(実質、これが全部当たった事によって私の完全勝利)
パカ、パカ、パカ
梓「ムギ先輩、律先輩、純! よしっ」
純「お、おお……後は楽器セット」
梓「……えいっ」
パカ
梓「あ、あああ……澪先輩だった」
純・憂「はぁ……」
梓「おわった……おわってしまった……」
「あのー」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:10:08.95:sbRBEVxQ0
梓「は、はい?」
A「交換しませんか、I賞」
梓「交換!? はい!」
純「梓やったじゃん!」
憂「ね!」
梓「もちろんそちらは楽器セットですよね?」
A「あ、いえ、純ちゃんですよ」
梓「……は」
A「こちらの純ちゃんとあなたの澪を交換してくれないかなーって」
梓「純はいりません!! 純は!」
A「え、えー……そうですか……」トボトボ
梓「楽器セット、あきらめよう」キッパリ
純「何でだろ……私すっごいショック受けてるよ。誰か慰めて」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:16:01.03:sbRBEVxQ0
梓「……」
梓「これで、これで私の全財産は尽きたよ」
梓「絞りカスすら残っていない」
梓「えへ、えへへへ……満身創痍」
純「そういう意味かそれ」
純「でもあんたの情熱というか何というか」
純「すごいとしか言いようがない」
憂「どこからそんなにお金出てきたの?」
梓「お母さんから、これから貰えるお小遣い全部前借りした」
梓「そしてこの日のためにいらない物をオークションで売り払い」
梓「……思えば、これらを買わなければ私は大金持ちでした」
梓「飛んでいったお金は二度とお財布へは帰ってこない」
梓「……後悔は、ないの」
純・憂「……」
ヒュー
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:20:30.02:sbRBEVxQ0
・・・
律・澪「えー!?」
唯「ごめんなさい……」
澪「いいよ、唯が悪いわけじゃないんだ」
律「そうそう。プレゼントはまた別で用意したし」ヤスモノデモウシワケナイケド
澪「料理だって頑張って作ったんだ。ムギもよろこんでくれるよ」
唯「でも……ムギちゃん。アイマスクもくじの景品もとっても楽しみにしてたんだよ」
唯「がっかりさせちゃわないかなー……」
澪「しないしない。ほら、あとちょっとでムギが来るんだから準備しなきゃ」
ピンポーン
梓「ごめんくださーい」
律「お、梓来たじゃん」
唯「はぁ……」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:21:54.14:yyXY05xEO
梓「そうですか……先輩たちもやっぱり今回の戦争に」
律「結果は前回と比べて、惨敗って感じだけどな」
澪「甘く見てた私たちがバカだったよ」
梓「そんな、自分を責めないで」
律「にしても何だ、梓は……すごいな」
律「なんだその手に抱えた袋の量は!!」
梓「戦利品です」
唯「しゅごぉい……」
澪「な、なぁ……梓、それ」
梓「あ、あげませんよ! これは私の財産も同然なんですから!」
澪「そうか……」
梓(前回目の前で散々自慢されて悔しい思いしたんだもん!)
梓(今回は私が先輩たちの前で見せびらかしてニヤニヤしてやる……!)ニッ…
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:28:33.68:sbRBEVxQ0
唯「あずにゃんはあずにゃんで頑張ったんだもん」
唯「それなのに都合よくちょーだいだなんてあずにゃんに失礼だよね」
律「まぁ、な」
澪「ごめん、梓」
「……」
梓「うっ……」
律「さぁー! 湿っぽいのは無し! ここまで!」
律「後はムギがきたらパーティ始めるぞー!」
梓(見せびらかして喜ぶなんて……私、それって人として間違ってないかな?)
梓(そうだ……あの時の唯先輩のように、私も)
梓「ちょっと皆さん聞いてください!」
澪「梓?」
梓「ちょっぴり、ムギ先輩をビックリさせてあげませんか?」サ
ムギマスク×4
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:29:09.97:Q3MSE0BB0
・・・
ピンポーン
紬「ごめんくださーい」
シーン…
紬「みんなー?」
紬「いないの? でもお部屋の鍵開いてたし……」
スタスタ…ガチャリ
紬「みんなー」
ムギ(律)「あら、ムギちゃんいらっしゃい~」
ムギ(澪)「お、お茶淹れるからそこに座って待ってて~」
ムギ(唯)「お菓子もあるのよ~!」
ムギ(梓)「うふふーです」
紬「えっ」
ムギューン
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:38:30.06:sbRBEVxQ0
紬「私がいっぱいいる……」
紬「ううう……」
ムギ(律)「あ、あれ……なんか期待して反応と」
ムギ(梓)「やっぱり受けませんでしたかね……」
紬「みんなずるーい!」
「えっ」
紬「みんなばっかり楽しそうな事して、ずるいわ!」
紬「私も私ごっこしたいです!」
ムギ(澪)「む、ムギ……」
ムギ(唯)「じゃあ今からムギちゃんごっこゲームで、素がでた人が負けね!」
ムギ(律)「いや、誕生日会やろうっての」
紬「えへへっ」
梓(マスク、役に立ってよかったよ)
ムギマスク×4「ポワポワ」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:42:55.22:HAZDMHCv0
梓「む、ムギ先輩……」
紬「なぁに? 梓ちゃん」
梓「……あの、これ。私たち全員で協力して買ってきたんですけど」プルプル
梓「ぷぷぷっ、プレゼントです!! よければ貰ってくださいぃっ」ドッサリ
紬「これって……わぁ~!! すごーい!」
律「お、おい、梓いいのかっ」ヒソ
律「それってお前がゲットしてきたくじの景品とかだろ」
澪「全部あげちゃうって……」
唯「そ、それに私たち、別にあずにゃんのお手伝いなんてしてないよっ」
梓「……いいんです!!」
梓「だ、だって、皆さんはあっちこっち走り回って、ムギ先輩のために頑張ったんでしょう?」
梓「ほら、気持ちっていうか何というか……いいじゃないですか、これで!」
紬「~♪」ニコニコ
梓(こんなに可愛くてキラキラしてる笑顔が見れたんだから……いいんだよ)
「ハッピーバースデー! ムギー!」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:50:41.73:sbRBEVxQ0
次の日
純「え!? 全部あげちゃったのっ」
梓「あげるというか、えっと、ほら」
梓「みんなには言ってなかったけどあれは全部ムギ先輩のために買ったんだよ」
純「あんた……」
梓「べ、別にほら! 私はもうああいうグッズとかいらないしさ!」
梓「それに今回の事で大事なこと学べたんだー」
純「大事なこと?」
梓「うん。得をした人がいるだけ、損をする人もいる」
純「そんなの結局他人事じゃんか」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:52:30.42:zRvOKU7P0
梓「そうなんだけどさ。ほら」
梓「昨日はムギ先輩にとって特別な日だったんだから、損なんかしてほしくなかったんだよ」
純「……あ、梓さ。あんたちょっと背伸びた?」
世の中には2種類の人がいる。1つは多々買いを乗り越え、大きく成長する者。1つは多々買いを乗り越え、穢れを背負う者。
多々買え!中野梓! 再び訪れるであろう一番くじに向けて!
梓「……だけど全財産はさすがに痛いよっ」
純「ここはカッコよく締める場面だよっ」
梓「だってぇ……」
純「そういえばダブルチャンスのやつやった?」
梓「ダブルチャンス?」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:59:39.18:sbRBEVxQ0
梓「……すっかり忘れてた」
純「おいおい」
純「せっかくだからやってみようよ! もしかしたら当たるかもしんないよ~」
梓「へっ、あんなの都市伝説だよ……当たりっこない」
梓(とは言ったものの、ちょっと期待してるかも)
梓「確か、景品はA賞のデスデビ唯先輩、デスギー太持ちverだったね」
純「結構良さ気な感じしない!?」
梓「うぬぬ……」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:05:42.70:Dnuk4JMg0
ドサドサドサ…
純「うわぁ……」
梓「これ、くじ券全部だよ。さて」
純「ちょ、ちょっと……これ全部携帯で打ち込むの……?」
梓「ここまで来たら、やるしかない」
梓「それに勿体ないし、それに当たっちゃうかもだし……」ゴニョゴニョ
純「あんた結局期待してんじゃん」
梓「よーし、頑張って打ち込むぞー! どうか当たりますよーに」パンパン
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:04:33.31:x0fJgLSn0
>>137
上でも書かれてたが、再入荷したら探して引いてみるといいよ
さすがに800円も値張るだけあって景品のデキは個人的に見ていい方だと思う
30分経過~
梓「……」ポチポチ
純「ねー」
梓「……」ポチポチ
純「ねーったらー」
梓「……」ポチポチ
純「見て見て、スミーレの真似」
梓「純には無理」
純「は!?」
純「ていうか何さー! さっきから黙ってポチポチポチポチー!」
純「見てる方の身にもなってごらんよ!」
梓「じゃあ純も手伝えばいいでしょ!?」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:19:30.12:Dnuk4JMg0
また30分経過~
梓「……」ポチポチ
純「……」ポチポチ
純「……ねー」
梓「……うん」
純「まったく当たる気しないんだけど!」
梓「うるさい……」
純「ぶーぶー」
純「……仕方がない」
純「梓ー」
梓「今度はなに?」
純「実は私、当たってるんだよね」
純「ダブルアップの景品……!」
梓「……は?」
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:20:06.99:LFDTAZuR0
梓「冗談でしょ!?」
純「ふふーん、これが冗談じゃないんだなぁ!」
梓「あのたった100名にしか当たらないダブルチャンスだよ!? いやああぁぁっ」
純「いいだろうっ、羨ましかろう! 私を崇めなさーい!」
梓「ぐぬぬ……」
梓「何で、何で純が……純が……」
梓(ご、ごめんなさい。ムギ先輩……全財産失って私が得た物って……うぅ……)
純「やるよ」
梓「え……?」グスン
純「だ、だからあげるって言ってんのさっ」
梓「じゅ、純?」
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:26:35.78:Dnuk4JMg0
純「そんなことに真剣に頑張ってもらってても私としては暇なわけだし」
純「あ、あー……ていうかあれさ! ほら!」
純「あんたもさっき言ってたじゃない。得する人もいれば損する人もいるって」
梓「うん……」
純「あんたは今回ドン引きするぐらい頑張った。だから今回だけ特別にとっくべつにだよ!?」
純「得させてあげるよ、梓」
梓「純……」
純「あーあ、私が損する役割だねー。はははっ」
梓「あんた本当に純……?」
純「っ~! 全部台無しにした! その台詞でいま全部台無しにされたぁ~!!」
コソコソ
唯「へへ、今回はあずにゃんに平沢オリジナル一番くじは必要ないみたーい」
憂「じゃあ代わりに私引こうかな~……なんて。えへへっ」
憂「…………ダブルチャンスも、もちろんあるんだよね?」チラ
おわり!!
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:29:12.77:K11/Dmj7O
純「あ、あー」
梓「前回はまさに勝負に負けて、試合に勝ったって感じ」
梓「でも今回は前の教訓を生かして頑張ろうと思うの!」
純「い、意気込みだけは確かだねっ」
梓「でもでも……聞いてー、純」
純「うん」
梓「はぁ、実は今回はくじだけじゃない」
梓「劇場版けいおん!前売り券第2弾の販売もあるの」
梓「しかものしかも、ムギ先輩のバースデーキャンペーン」
純「うわちゃー、そりゃ残念だったね」
純(ていうかそこは普通に先輩の誕生日優先しようぜ)
梓「残念? なに言ってるのよっ」
梓「この3つ! これらを制することで前回の失敗を取り戻す!」
純「あ、あんた! 前に満足みたいなこと言ったじゃん!?」
梓「そ、それは……それで、これは……これで……」モジモジ
純「欲望に従順なやつめ」
梓「あー! 体が3つ欲しい……コピーロボットが欲しいよぉ……」
純「梓」ポン
梓「んー……?」
純「私らがいるじゃないさ」フッ
梓「純?」
純「あんた、部長でしょ? 軽音部のさ」
梓「部長って……ま、まさか」
梓「無理無理無理! それって部のみんなに協力要請しろってことでしょ? そんなのダメだよっ」
軽音部室
梓「おおお、お願いしますっ!」ペコペコ
純「おい」
菫「はぁ、くじ……ですか?」
憂「梓ちゃんほんとに好きだねー」
梓「くじだけなら私だけでもなんとかなるの。でも」
奥田「他に2つもあるとなると、ってことですね」
純「で、梓部長は我々にお助け要請してるってわけよ」
奥田「先輩……」
梓「や、やめて。悪いのはわかっているけどそんな目で見ないで……」
菫「それでその、梓先輩が言っているのっていつ頃にあるんでしょうか?」
梓「明日!」
菫・奥田「……」ポカーン
もはや恒例だな
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:17:45.33:sbRBEVxQ0梓「えっと、これより」
梓「来るべき多々買いに向けて、部内会議を開きます」
梓「いえ、開かせていただきます……」
奥田「これが軽音部……」
純「なんだかんだ言って梓も確実に去年までの軽音部に影響受けてるよね」
憂「それであずにゃん隊長。どうするの?」
梓「はい、憂! 私たちは全員合わせて5人います」
憂「3つのグループにわけるんだね」
梓「正解!」
菫「てことは、内1つのグループ……というか」
菫「1人単独の人ができちゃいませんか?」
純「そこはまぁ、梓のポジでいいでしょ。異議はー」
梓「あ、ありません」
梓(いい……! むしろ単独の方が動きやすいし、本気になれるし!)
奥田がわかんねぇ
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:21:04.31:sbRBEVxQ0>>9
正直俺もよくわからない
純「私と憂が一番くじ担当。文句ないね」
奥田「じゃあ私と斎藤さんが前売り券担当、と」
憂「くじなら前回もなんとかなってるし、問題ないよ~」
菫「噂だけ聞いたことはあるんですけど」
菫「なんでも、こういうけいおん!のキャンペーン系は毎回戦争の様な光景が……って聞きました」
純「ああ……ザッツライト スミーレ」
菫「う、うう……」
梓「大丈夫、大したことないから!」
純「そう言ってるあんたが前回一番痛い目見たんでしょうが」
憂「そういえば、バースデーキャンペーンで思い出したんだけれど明日……」
梓「やるぞー!!」
菫・奥田「お、おー」
純「憂、あいつ聞いちゃいないよ」
・・・
紬「でも本当にいいの?」
律「いいも悪いも、いいに決まってるだろー」
澪「明日はムギの誕生日なんだから。そんなに遠慮しないでよ」
唯「メインは君だ! ムギちゃん!」
紬「み、みんなぁ~……」
唯「それに私たちも欲しいしね! くじに前売り券のやつ!」
律「アイマスクなぁ。こいつもまたランダムと来たもんだ」
澪「何が当たるかわからないってわけだな」
紬「私! 何が当たっても嬉しいわ。だってハズレなんてないんだもん」
唯「そう言ってもらえると嬉しいもんだ~」
唯「とにかく、夜のお誕生日パーティは楽しみに待っててね! ムギちゃんや」
紬「ほんと、何から何まで楽しみ~♪」
律「いいか、作戦はこうだ」
律「明日の朝の講義は……サボる!!」
唯「ぃよっし!!」グッ
澪「ばか!」
澪「あの授業は出席取るし、一度休んだら進み具合が」
律「じゃあ、澪。代わりに出席頼む。それとノート」
澪「お、お前……」
唯「大学生って色々大変だよねー。でもどうしよ」
唯「これじゃあ身動きとれないし、目的の品がゲットできない……!」
唯・律「う~ん」
澪「……」
澪「やむを得ない」
「!」
澪「ノートは後でムギに見せてもらおう」
唯「出席は?」
澪「い、1度くらいなんだ……最悪、欠席届を後で出すこともできる」
律「おお……あの真面目な澪がサボろうだって……」
ポン
律「お前、成長したなぁ! 私は嬉しいよ、親友として!」
澪「うう、やめてくれ……」
澪「と、とにかく! それだけムギにいいプレゼントしてあげようという意気込みなんだ!」
澪「軽音部時代、お茶にお菓子にと色々もらったし」
唯「今思うと結構高そうなもんばっかだったよね。貰いものって言ってはいたけど」
律「ムギは私たちに無償で全てを与えてきてくれた!」
律「これはムギへの私たちからの恩返しでもある! みんなー! 明日はやるぞー!」
唯・澪「おー!」
唯「あ、明日あずにゃん来るかな~」
梓「~♪」ゴロゴロ
ブーブー、ブーブー…
梓「あ、メール」
梓「唯先輩からだ。何だろ」
『明日はムギちゃんのハッピ~バースデ~! あずにゃん、お誕生日会にて待ってるからね! ラブチュッチュー』
梓「ムギ先輩の誕生日……」
梓「あ、ああ!!」
梓「そうか! そりゃそうだよね! 明日、ムギ先輩の誕生日だ!」
梓(バースデーキャンペーンのことばっかり頭の中にあってすっかりだった……)
梓「うう、ごめんなさいごめんなさい。ムギ先輩大好きですっ……」
梓「そうなると……ムギ先輩に明日プレゼント買ってかなきゃかな。うん」
梓「お財布が薄くなっていくなぁ」ピラピラ
7月2日 戦争、勃発
純「あーつーいー」
憂「梅雨明けするとすぐ暑いよね」
純「ちくしょー……梓に変な入れ知恵するんじゃなかった」
憂「今回は純ちゃんくじに興味ないの?」
純「あのね、憂」
憂「うん?」
純「もちろん私の分引くお金も持ってきましたー!」
憂「さすがの純ちゃん!」
純「へへー、でもそんな憂も実は持ってきてるんでしょ?」
憂「じ、実は……えへへ」
憂「デスデビルお姉ちゃん可愛いし、欲しいなぁって」キャストオフデキルミタイダシ
純「私は澪先輩かなぁ、やっぱり。とってもクール!」
純・憂「ねー♪」
ガヤガヤ ガヤガヤ
憂「すごい人……まだ朝なのに」
純「ここのコンビニ、前に憂が穴場って言ってたとこだよね?」
憂「うん」
純「どこから嗅ぎつけてきた、こいつらめ……」
純「……よしっ!」
純「あの時の臆病な私は死んだ! あんな奴らに負けてたまるかー!」
憂「じゅ、純ちゃん!」
憂「私もあの頃の自分を死んじゃったことにするね!」
純「あ、うん」ピロリ、ピロリ
店員(姫子ちゃん)「い、いらっしゃいませ~……」
ガヤガヤ ガヤガヤ ドヤードヤー
A「いける、今回は余裕に違いない。いけるぜー……」
B「功を焦るな、A」
純「立ち読みして時間稼ごう」
菫「……」ソワソワ
奥田「おーい」
菫「あ!」
奥田「遅れてごめん。それで……」
奥田「この、人の列なにかな」
ゾゾゾ ゾゾゾ ガヤガヤ
菫「おそらく、兵隊さん……!」
奥田「へ、兵隊?」
菫「戦争! 戦争ですこれは!」
菫「やっぱり早い時間から映画館前に来て正解だった」ホ
奥田「そう……だね……」
オー オー オー
菫「兵隊さんたちが歌を掲げています!」
奥田「や、やだぁ……何アレ」
おくおくと菫の絡み本編ではやくないかな~
菫に人気集中してるけど、奥田さんもいいキャラだ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:02:33.55:sbRBEVxQ0菫に人気集中してるけど、奥田さんもいいキャラだ
菫「あ、私お茶とか持ってきたんですけど。いただきます?」
奥田「本当? それじゃあ遠慮なく」
菫「それじゃあ、よいしょ、よいしょ……」ゴソゴソ
奥田「そんなに大荷物持ってきたの!?」
菫「え、えっと! 兵隊さんたちの分のお茶も用意してきまして」
菫「それとおにぎりとか……余計だったかな」
奥田「あ、あー……いいと思うなぁ」
菫「あの、これよろしかったら……どうぞっ」ス
C「ぶ、ぶひいいいいいいいいい!!」
菫「が、頑張ってくださいね! 私、応援します!」
D「もう負ける気しない」
菫「奥田さん! 私、喜ばれました! ……てへへ」
奥田「一応言っておくけれど私たちも頑張る方だからね?」
店員「しっかり後ろに並んでくださーい! 他のお客様のご迷惑になりますっ」
ガヤガヤガヤ…
純「これは予想以上……」
憂「ど、どうしよう純ちゃん……なんか怖くなってきちゃったよ」
純「あの時の私とは、違う!」パシパシッ
純「ここまで来たら獲得あるのみだよ。憂!」
憂「う、うんっ」
「げぇ! あいつ上位の賞ほとんど掻っ攫っていったぞ!」
「冗談じゃねぇよ……始まって間もないんだぜ……?」
純・憂「……」
純「落ち着こう、落ち着いてよく考えようね」
憂「う、うん」
純「ここは落ち着いて別の店へ急ぐんだ。それが得策」
純・憂「う、うわー!!」ピュー
店員「あ、ありがとうございましたぁ~!!」
・・・
律「も、もう全滅!? 冗談は止して下さいよ……」
店員「すごい勢いで持ってかれちゃったんですよーまさにビックウェーブ」
律「あ、あー……もしもし、澪?」
澪『ダメだったか』
律「はい……」
澪『そうか、こっちもだよ』
律「あーっ、だから夜のうちに探し行ったほうがよかったんだよ!」
澪『そんなこと言ったってしょうがないだろ、寮の門限あるんだし』
律「だぁーっ!! もうっ」
律「唯の方はどうなんだろ……」
店員「お客さんゲキアツっすね。俺も乗るべきですか、このビックウェーブに」
唯「なーいーよー……」
唯「全くない。ほんとのほんとにマジでない」
唯「一体全体何がどうなってるの……」
律『ですよね』
律『今回は楽勝だと踏んでなきゃよかった』
唯・律「『もっと警戒するべきだった……うーむ』」
唯「あ、お兄さん。くじの景品譲ってくれませんかねぇ……」フラリフラリ
「無理無理ー! 冗談言っちゃいけないよお姉さん」
唯「そこをなんとか! お願いしますお願いしますっ」
「ダメだってば! 俺、これから勤務あるから。それじゃ」
唯「ううう……世の中なってないよぉ」
律『変な無茶だけはすんなよな』
唯「ううん! 私、ムギちゃんのためにがんばるよ!」
唯「……あれ、そういえば!」
ドヨヨ~ン…ガヤガヤ…
梓「渦巻いてる渦巻いてる」
梓「欲望が、人々(萌えブヒ共)の欲望渦巻いている……」
梓(熱い……暑いとかじゃなくて熱い)
「ムギちゃんお誕生日おめでとうぶひ」
「おめでとう!」
「ハッピーバースディ!!」
梓「この人たちは本当にムギ先輩を祝う気があるのだろうか」
梓「ううん、そんなことはどうでもいいの!」
梓(先着702名限定でプレミアムバースデーカード)チラ
ガヤガヤ…オーオー…
梓(いける! この人数ならいけるよ。十分すぎるほど……!)
梓「後はくじ、前売り券……あっちがどう転ぶやら」
ガヤ…ガヤ…
憂「ふぅ……3回でお願いしまーす」
店員「はい。ではどうぞ」ス
憂「……」ガサゴソ
憂(ここのお店で引ける回数は最大3回まで)
憂(これのおかげで上位の賞はまだまだ残ってる!)
憂「A賞こい、A賞こい、A賞こい、きてーきてー……」ガサゴソ
店員「あの、後詰まってるので早く」
憂「は、はい!」ヌポッ
憂(直感任せ。運で勝負……!)
店員「えー、Hが2つ」
憂「……」
店員「F1つ」
憂「わぁーーーーーっ!!」ガタンッ
憂「まだ……まだこれはいらなかったよ……」
「あれ、あれ見てよ」
「やぁー何してんのアレー」
A「うぐっ……」
純(怯むことない。怯むことないよ、私)
純「あれはカボチャ、あそこでジロジロ見てくるのはみんなカボチャ」
純「気にしたら……負け! 負け! 負け!」
B「おい、何当てたんだ?」
A「ダメだ。タオルばっかり」
B「おしいな、I賞当たらなかったんだ」
純(I賞……きゅんキャラ狙いかぁ)
純「あれ全部揃えるのは骨が折れるねー」
店員「次のお客様ー」
純「あ、はいっ」
純(これ! このくじを引ける瞬間……! まるでこのために生きてきたような錯覚……ひひひっ)
純「……」
憂「ど、どうだった?」
純「コップとタオルのみっす」
憂「やっぱり難しいね」
憂「でも梓ちゃんのために何とか頑張ってあげたいよ」
純「あ、ああ……そういや梓のために引いてたんでもあったね!」
純「つい夢中になっちゃって忘れてた~……てへへっ」
憂「こらこら」
憂「他にあと引けるお店はー……ある?」
純「あるよ!」
純「あそこなら、あそこならまだある!」
憂「あそこ?」
純「商店街裏のホビーショップ! あそこ穴場なの!」
唯「映画の前売り券! すっかり忘れて……るよね」
律・澪「……」ポカーン
律「くじのことしか頭になかった……」
澪「い、今何時!?」
律「無駄だって、もうこの時間なら完売確定だ」
唯「あきらめるにはまだ早いよ!」
律「早くねー! もう遅いんだよ! 買うのも気づくのも!」
澪「うう……ムギごめんな……」
唯「と、とにかく~! もうくじに専念しようよ! く・じ!」
唯「私走っちゃうよ!」スンッスンッ
律「ああ、車の免許とっときゃよかった」
澪「これならみんなでお金出しあって箱で買えばよかったなぁ」
奥田「斎藤さん、斎藤さん」ユサユサ
菫「ん……」
奥田「ぐっすりだ……」
オーオーオ、オ、オ、オオッ……オー!!
奥田「ひっ、何!?」
E「始まった。始まったんだ、お嬢ちゃん」
E「俺たちの、戦がさ」
奥田「これが……」
菫「ふぁ~……いと」
奥田「斎藤さん! 起きてってば! 起きて!」
奥田(このままじゃ前売り券買えない! このままじゃ)
ポン
奥田「!」
E「さきに行け、お嬢ちゃん」
奥田「は!?」
E「この娘は俺に任せておけ。なぁに、獲って食うようなことはしない」
奥田「そんなこと言われても……怪しいです」
E「俺が信用できないと」
E「安心しろ。俺は約束を守る男だ」
E「今回の多々買い。俺は降りる……いや、引退さ」
E「俺ももういい歳。そろそろ安息を求めたいのさ」
奥田「はぁ……」
E「家に帰ればワイフと娘が待っている。もういいんだ」
菫「ぐぅ」
E「この娘を見ていて気づかされたんだよ。戦争の空しさにな」
E「君たちに俺から言えることはただ一つ」
E「転売はよくないことだ」
奥田「~……」
ゲーセンとか穴場だよね
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:59:48.81:sbRBEVxQ0ヒソヒソ
「おい……一番くじ」
「マジか……」
梓「うん?」
「やっぱり今回も随分捌けてるみたい」
「シークレットは純ちゃんだそうで」
梓「まさかの」
梓「てっきり憂か和さんあたりかと睨んでたのにまさかの純」
梓「これは是非欲しいところだよ……」
「おい! 開いたぞ!」
「「「「「「「わああああああああああああ」」」」」」」
梓「……あ、まずい! 出遅れた!?」
オーオー!オーオー!オーオー!
奥田「つっ、潰される! 人の波に押し潰される!」
店員「しっかり順番に販売しますのでっ、どうか押さないでくださーい!」
「だったらさっさと売れよ! おせぇよ!」
「こっちはいつから並んでると思ってんだよー!」
ワーワーワー
奥田「まるで人の悪意が見えるよう……」
C「ぶひ。君は中々わきまえてる様で」
奥田「あ、あなたは」
C「ああいう奴らがいるから俺たちのモラルが下がったと言われるんだ」
C「なんと嘆かわしいぶひか」
奥田「ところで何で皆さんこんなに必至なんですか?」
奥田「私、まだよくわからなくて」
C「は」
C「こぉれだからにわかはぁぁああ~」
奥田「な、何ですか。急に……」
C「あんたも何? 単にこのビックウェーブを楽しみに、笑いに来たタチ?」
C「あ~あぁ! あ~あぁ!」
奥田(すごいムカつく……)
C「ガッッッカリした! ぶひっ! ガッカリしたよ!」
店員「あの、お客様ー」
C「あ、けいおん!10枚ください」
店員「お一人3枚までで」
C「ふがっ!? うそ!?」
奥田「プークスクス」
奥田(あれ、でもよく考えたら私も3枚しか買えないじゃない)
奥田「これじゃあ5種類揃わないんじゃ」
菫「大丈夫です!」
奥田「あわわっ!?」
菫「そんなに驚かなくても……」シュン
奥田「あ、ああ。うん、ごめんなさい……でもなんでここに斎藤さんが?」
菫「だって梓先輩に命令されましたし、それに私も一兵士なんです! はい!」
奥田「へ、兵士っ」
菫「さ、買いましょう。私たち2人で6枚! 揃ったら素敵ですねっ」
奥田「お、おー……」
店員「後が詰まってますので、はやくしてくだしゃい!」
店員「B賞」
純・憂「きたぁーーーー!!」
店員「C賞」
純・憂「きゃあああぁーーーー!!」
店員「H賞」
純・憂「はい」
店員「C賞」
純・憂「あああぁぁぁーーーー」
店員「お姉ちゃんたち、うるせぇ(笑)」
純・憂「てへへ……」
店員「A賞」
純・憂「やったあああぁーーーー!!」
店員「よかったなぁ(笑)」
憂「」ウシッウシッ
純(わかりやすい喜び方)
純「よしよし、いい感じに揃ってきた!」
憂「ねっ」
純「残る上位は……」
憂「DとEだけだよ」
純「私ら運いいんじゃないかな! うははは!」
「憂ー?」
憂「え?」
唯「うーいぃぃぃ!」
憂「お姉ちゃん!?」
純「唯先輩じゃないですかっ、ご無沙汰です」
唯「くじ……」
憂「くじ?」
唯「くじ引けなぁい……」ショボリ
店員「1回分なら」
唯「い、1回!? うそぉー……」
純「ごめんなさい。私たちが先に引いちゃったから」
唯「いいの……引けるだけでも嬉しいからそれで……」シナシナ
憂「お姉ちゃぁん……」
唯「お願いします!」
店員「では、どうぞ」
唯「……んー、ん~」ガサゴソ
純(1つしか入ってないのにすごい時間かかってる)
唯「これ!」パッ
店員「これしか入ってませんもんね。えっと」
店員「I賞」
唯「一番下っぱ……」
純「ほ、ほら! 残り物には福がある!」
憂「そうだよ! だから落ち込まないでー……」
唯「ぐすんすん、ぐすんすんっ……」
純「それで中身は?」
唯「ん」パカ
唯「あ、純ちゃん」
純「私? てか私!?」
憂「し、しーくれっと」
憂「シークレットだよ! お姉ちゃんっ、やったよ!」
純「私シークレット!?」
唯「すごいの!? ムギちゃんよろこんでくれる!?」
パンパカパーン
唯・純「やっほーい!!」
梓「はぁ、はぁ……」
梓「はぁ……ふふふ」
梓「あはははは! なんでだろっ、すごい笑える! 楽しいー!」ケラケラ
梓「はははは、はぁ、はぁ、はぁー……はぁ」
梓「……むぷぷっ」ニコニコ
梓「ムギ先輩のバースデーカード、ムギ先輩のバースデーカードだよ♪」
梓「見て見て! これムギ先輩が飛び出す! 飛び出すんだよー!」
梓「わぁーい!」
ヒソヒソヒソ…
「……」「……」
「……」「……」
…ヒソヒソヒソ
梓「あ……///」
「ふふふ」
梓「うう……」
「胸が高まるその気持ち、わかりますよ」
「私も今すぐこの場で叫び出したい」
梓「あなたは」
「ああ、失礼。私は通りすがりの者です」
「この日のために鹿児島からはるばるやって来ました」
「今日はめでたい日だ。そうでしょう?」
梓「そうですね……そう思います」
「ふふ、それでは。私はこれからむぎゅをお祝いしなければいけませんので」
「失礼」ス
梓「紳士……あの人とっても紳士」
梓「ムギ先輩のバースデーカードは何とかなった」
梓「けど、他の4人はどうだろ。特にくじ」
梓「ううぅ……ここまで来たらなんとかなってほしい」
Prrr
梓「も、もしもし」
菫『やりました! やってやりましたよー!』
菫『勝利です! 勝利なのです!』
梓「……つまり?」
奥田『そういうことですよ』
奥田『梓先輩!』
梓「はぁぁぁ……っ!」
梓「ぃぃぃいやっほおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」ピョーン
澪「唯が1回引けたみたい!」
律「マジ!? でも1回なの!?」
澪「引けただけでもいいだろぉ……」
澪「それより、私たちも唯に負けてられないよ」
澪「ムギも心待ちにしてるんだしな」
律「ムギぃー……前売り券ってかアイマスクごめんなぁ」
律「頑張ろう。ムギのために頑張ろう」
澪「恩返しでもあるし、お祝いでもあるんだもん」
澪「ここが正面どころ! ファイトだ!」
律・澪「おー!!」
・・・
律「やっぱどこにもねぇよ……」
澪「箱買いされてると腹立ってくる……」
梓「……」
梓「……あの」
菫「はい?」
梓「本当にこれで全部だよね? そうなの?」
菫「そうですよ、6つ! 購入規制があったから私と奥田さんで3つずつ買ったんです!」
菫「これで、いいんですよね?」
奥田「何か問題ありました?」
ソワソワソワ…
梓(買ってきてくれたのはとってもありがたい!)
梓(けど6個中4個がムギ先輩のアイマスクってどういうこと……!!)ムギューン
アイマスク獲得品 梓×1 澪×1 紬×4
梓「逆にすごいよ、これ!」
奥田「同じの被っちゃいましたけど、ほら! 可愛いですよ」
菫「きっとお嬢様が今日お誕生日だからいっぱいゲットできたんですね~」
梓(ああ……)
梓「……そうだ!」
梓「交換! 交換すればいいんだよ!」ピッピッ
奥田・菫「?」
梓「けいおんグッズ交換スレ! これの存在を忘れていた」
梓「えーっと、ムギ先輩のアイマスクをあげますので、唯先輩のをください、と」
奥田「交換って……交換しちゃうんですか!?」
梓「そう! これはね、自分が欲しいものを確実にいただける素晴らしいことなの!」
梓「私も相手も得をする。誰も不幸にならない! みんなハッピー、えへへっ」
菫「そんな……簡単に手放しちゃうなんて。お嬢様のアイマスクたちが泣いていますよ……」
ムギマスク×4「ムギューン…」
あのスレの盛況を見てるとそのうち為替レートが生まれるんじゃないかと思う
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:55:03.93:sbRBEVxQ0奥田「先輩……」
菫「梓先輩……」
ムギマスク×4「ムギューン」
梓「うっ……やめてよ」
梓「そんなつぶらな瞳で見つめたって、ダメなんだから!」
梓「ダメなんだからぁ……」
梓「はぁ……」
梓「わかった、わかったよ」
梓「せっかく2人が頑張って手に入れてきてくれたものだもん、大事にしないと」
菫「あ、梓先輩ぃ」
奥田「さすが部長です! あ、ちょっとこれ試しにつけてみてくださいよ」サ
梓「……」←梓マスク装着
菫・奥田「すごい! ぴったり!」
梓「でしょうね」
ムギューン
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:01:05.44:sbRBEVxQ0唯「~♪」
憂「よかったねお姉ちゃん。きっと紬さんも喜んでくれるよ」
唯「うん! あ、でもこれっぽっちってのも何か……」
純「ほら、大事なのは気持ちです! 質と量はおまけみたいなもんですよ」
唯「純ちゃぁん」
憂「それで、これからムギ先輩のお誕生日会するの?」
唯「うん。りっちゃんの部屋でするんだー」
唯「憂たちもくるー?」
純「あ、私はちょっと」
憂「私も今日はちょっと都合つかないかも」
唯「えー、2人ともだめ? 残念……」
…ブゥーン
ブーン…
唯「ん?」
ブゥゥーーーンッ、パシッ
唯「ひゃっ!?」
ブゥゥーーーーンッッッ
純「ひ、引ったくりー!」
唯「あわわわっ……シークレット純ちゃんもってかれちった……」
憂「えぇっ!?」
唯「うそだー……」
純「す、すぐに警察に」
「おーい」
梓「憂、純! それに唯先輩じゃないですか」
憂「梓ちゃん……」
唯「はぁ……」
梓「何かあったの?」
純「シークレット私が引ったくられた、もといさらわれちゃったの」
梓「引ったくり!?」
梓「ど、どうするんですか?」
純「だから今警察に電話しようって」
唯「いいよ……」
唯「めんどっちいし、いい」
唯「私、もう寮に帰るから。ばいばい」
唯「ごめんねー……ムギちゃん……」トボトボ
憂「あ、ああ……お姉ちゃん」
梓「これは……」
梓「そういえば一番くじどうだった?」
純「ん、ほれ」ズイ
梓「おお……!!」
梓「スゴイ! スゴイ! 上位の賞がこんなに!」
梓「だ、大好きっー!! 憂も純も大好きー!!」ギュッ
純「はは、現金なやっちゃな」
憂「バースデーカードと前売り券のほうはどうだったの?」
梓「バースデーカードはバッチリ。でもアイマスクは」
梓「……何も言うまい、語るまい」パ
ムギマスク×4「ギュンギューン」
純「うおっ、目があった」
一番くじ獲得品 A×1 B×2 C×2 F×1 G×1 H×3 I×5
梓「……うーん」
純「何だ急に唸って」
梓「こんなに色々ゲットしてきてくれたのは嬉しいんだけど」
梓「ここまで揃ってるなら、コンプしたいなって」
純「はぁ!?」
憂「梓ちゃんお金大丈夫なの!?」
梓「少ないけど、まだある……!」
ドド ドドド ド ド
梓「憂、純。私思うの」
梓「ここで引いたら、私じゃないってね」
あずにゃん、いざローソンへ
憂・純「待ってー」
お供その1、その2も後へ続く
店員「らっしゃーせ……」
純「この店、店舗検索でヒットしなかったんだけど?」
梓「情報によると、ここはやるみたいだね。検索にひっかからないからって探さないなんてことはダメだよ」
憂「これならお姉ちゃんもここのお店に連れてきたらよかったなぁ……」
ゾロゾロゾロ アーアー…
梓(引けなかった亡者どもも最後のチャンスを狙いにきているわけか、恐れることないね)
A「ここで引けなかったらもうやめようぜ。金ないんだ」
B「金はなくとも愛があるだろ?」
梓(おっしゃる通り)
梓「愛は無敵だよ。憂、純!」
憂・純「え?」
梓「見ていて、私の多々買い……生き様!」
「くじがセットされたぞおおおおおおおおぉぉぉぉぉ」
「「「「「「ぶひいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ」」」」」」
あずにゃんVS一番くじ、始まる
ガヤガヤ ガヤガヤ
梓(やった! 上手く前の列に並べた。ここまでは上出来)
梓(さて、狙いの賞は……D、E)
梓(それに加えてGのタオルの色違い、そしてこっちがまた辛い)
梓(Iのきゅんキャラ! 残るは律先輩に純、楽器セット)
きゅんキャラ所持 唯×2、澪×1、紬×1、梓×1
梓(合計……6)
梓(勝負にでようか……ううん、ここは余裕を持って引くべき。8回だ!)
梓(8回が限界……! これ以上は無理……!)
店員「A賞ですね」
A「っし!」
梓「知らない人に唯先輩が持っていかれる光景は見ているだけでつらい……」
A「お先~」
梓(情報によると上位の賞は3つずつあるらしい。つまり)
梓「引かれても……まだ冷や冷やすることはないよ」
店員「次のお客様ー」
梓(次! この人が終わって次!)
B「来い来い、来い来い。ムギちゃん来い」ガサゴソ、チョイ
店員「D賞、D賞。被っちゃいましたね」
梓「いっ!?」
B「いや~! ムギちゃんムチュチュー!!」
梓(こいつ……!)
店員「お次のー」
梓「は、ははは……8、8回……ででで……」
梓(ブルっちゃって舌が回らない……これで被ったりなんかしたら……私、私っ)
店員「ではどうぞー」
純「梓ー! ファイトー!」
憂「お姉ちゃんたちの分まで頑張ってー!」
梓「ええいっ、外野は黙って見ていろー!」
梓「下から、下から引くのがコツ……」
梓(箱が振られていない限り、下の方に上位賞が固まってたりする)
梓(感だけど……)
ガソゴソガサゴソ。チョイ
梓(まずは二枚。……どうかな)
店員「I賞が2つ」
梓「……ふーっ、ふーっ」
梓(いい! 別にいいの! Iは引きやすいんだから……)
梓「次!」
ガサゴソガサゴソ
「……~、……~」
梓(引くのが遅いから後ろの列がイライラしてる。わかるよわかる)
梓(でも、急かさないでっ。これは私の一大勝負なの!)
ヌポッチョィ
店員「えー、E賞とG賞、I賞」
梓「あああぁぁぁーーーーー!! きてる! 私はいま来てるよー!」
店員「……コホン」
梓「あ、すみません……」
店員「……早く、早く」
「け……引け、早く引け、引け、引け……」
梓(プレッシャーに押しつぶされて負けてしまいそう……)
鷲巣マージャンっぽいクジ引きw
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:54:13.55:sbRBEVxQ0「早くー早くー」
ブーブー ブーブー
梓(やぁ……ダメ……急かさないでよ)
梓(ここで焦って引いてしまった券はきっとダメに決まってる)
梓(残り3回! これが最後! 最後です!)
店員「お客さん! 早く」
梓「わあああああああぁぁぁああああああああああああああああああ!!」
「!!」
ドヤドヤ…ドヤドヤ…
純「な、何!? 梓!?」
憂「どうしたのー!?」
梓「こっ、これは気合の雄叫びですっ!」
梓「中野梓、くじ3枚! 引かせていただきますッ!」
店員「……!」
店員「どうぞ」
梓「1枚! 2枚!」ビッビッ
…ビッ
梓「3枚!」
梓「これで8枚全部です……店員さん、確認お願いできますか」
店員「はい」
店員「I賞が一つ」
店員「G賞が一つ」
梓「……っ」
店員「あとD賞ですね」
梓「 」
梓「やった……」
梓「あははは……はは、ふふふ……」
梓「な、なんで……なんか、あれ、涙、涙でて……うっ」
梓「ううううううっっっ……!」ポロポロ
全財産を使い果たし、あずにゃん勝利
純「早く、早く!」
梓「もう、急かさないでよ……疲れてるんだから」
憂「でもこれでI賞も揃えば、ほんとのほんとにコンプリートってこと?」
梓「……うん」
梓(実質、これが全部当たった事によって私の完全勝利)
パカ、パカ、パカ
梓「ムギ先輩、律先輩、純! よしっ」
純「お、おお……後は楽器セット」
梓「……えいっ」
パカ
梓「あ、あああ……澪先輩だった」
純・憂「はぁ……」
梓「おわった……おわってしまった……」
「あのー」
梓「は、はい?」
A「交換しませんか、I賞」
梓「交換!? はい!」
純「梓やったじゃん!」
憂「ね!」
梓「もちろんそちらは楽器セットですよね?」
A「あ、いえ、純ちゃんですよ」
梓「……は」
A「こちらの純ちゃんとあなたの澪を交換してくれないかなーって」
梓「純はいりません!! 純は!」
A「え、えー……そうですか……」トボトボ
梓「楽器セット、あきらめよう」キッパリ
純「何でだろ……私すっごいショック受けてるよ。誰か慰めて」
梓「……」
梓「これで、これで私の全財産は尽きたよ」
梓「絞りカスすら残っていない」
梓「えへ、えへへへ……満身創痍」
純「そういう意味かそれ」
純「でもあんたの情熱というか何というか」
純「すごいとしか言いようがない」
憂「どこからそんなにお金出てきたの?」
梓「お母さんから、これから貰えるお小遣い全部前借りした」
梓「そしてこの日のためにいらない物をオークションで売り払い」
梓「……思えば、これらを買わなければ私は大金持ちでした」
梓「飛んでいったお金は二度とお財布へは帰ってこない」
梓「……後悔は、ないの」
純・憂「……」
ヒュー
・・・
律・澪「えー!?」
唯「ごめんなさい……」
澪「いいよ、唯が悪いわけじゃないんだ」
律「そうそう。プレゼントはまた別で用意したし」ヤスモノデモウシワケナイケド
澪「料理だって頑張って作ったんだ。ムギもよろこんでくれるよ」
唯「でも……ムギちゃん。アイマスクもくじの景品もとっても楽しみにしてたんだよ」
唯「がっかりさせちゃわないかなー……」
澪「しないしない。ほら、あとちょっとでムギが来るんだから準備しなきゃ」
ピンポーン
梓「ごめんくださーい」
律「お、梓来たじゃん」
唯「はぁ……」
俺はシークレットの純ちゃん当てる為に19200円使ったよ!
封入率低杉wwww
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:23:30.26:sbRBEVxQ0封入率低杉wwww
梓「そうですか……先輩たちもやっぱり今回の戦争に」
律「結果は前回と比べて、惨敗って感じだけどな」
澪「甘く見てた私たちがバカだったよ」
梓「そんな、自分を責めないで」
律「にしても何だ、梓は……すごいな」
律「なんだその手に抱えた袋の量は!!」
梓「戦利品です」
唯「しゅごぉい……」
澪「な、なぁ……梓、それ」
梓「あ、あげませんよ! これは私の財産も同然なんですから!」
澪「そうか……」
梓(前回目の前で散々自慢されて悔しい思いしたんだもん!)
梓(今回は私が先輩たちの前で見せびらかしてニヤニヤしてやる……!)ニッ…
唯「あずにゃんはあずにゃんで頑張ったんだもん」
唯「それなのに都合よくちょーだいだなんてあずにゃんに失礼だよね」
律「まぁ、な」
澪「ごめん、梓」
「……」
梓「うっ……」
律「さぁー! 湿っぽいのは無し! ここまで!」
律「後はムギがきたらパーティ始めるぞー!」
梓(見せびらかして喜ぶなんて……私、それって人として間違ってないかな?)
梓(そうだ……あの時の唯先輩のように、私も)
梓「ちょっと皆さん聞いてください!」
澪「梓?」
梓「ちょっぴり、ムギ先輩をビックリさせてあげませんか?」サ
ムギマスク×4
俺も純ちゃん二つ当たったなぁ
二回目入荷っていつだっけ
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:29:54.18:01VTtAFn0二回目入荷っていつだっけ
>>120
速いところじゃ8日あたりらしいけど、それよりも速いところあるのかな?
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:33:23.79:sbRBEVxQ0速いところじゃ8日あたりらしいけど、それよりも速いところあるのかな?
・・・
ピンポーン
紬「ごめんくださーい」
シーン…
紬「みんなー?」
紬「いないの? でもお部屋の鍵開いてたし……」
スタスタ…ガチャリ
紬「みんなー」
ムギ(律)「あら、ムギちゃんいらっしゃい~」
ムギ(澪)「お、お茶淹れるからそこに座って待ってて~」
ムギ(唯)「お菓子もあるのよ~!」
ムギ(梓)「うふふーです」
紬「えっ」
ムギューン
紬「私がいっぱいいる……」
紬「ううう……」
ムギ(律)「あ、あれ……なんか期待して反応と」
ムギ(梓)「やっぱり受けませんでしたかね……」
紬「みんなずるーい!」
「えっ」
紬「みんなばっかり楽しそうな事して、ずるいわ!」
紬「私も私ごっこしたいです!」
ムギ(澪)「む、ムギ……」
ムギ(唯)「じゃあ今からムギちゃんごっこゲームで、素がでた人が負けね!」
ムギ(律)「いや、誕生日会やろうっての」
紬「えへへっ」
梓(マスク、役に立ってよかったよ)
ムギマスク×4「ポワポワ」
交換しなくてよかったな
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:43:39.37:sbRBEVxQ0梓「む、ムギ先輩……」
紬「なぁに? 梓ちゃん」
梓「……あの、これ。私たち全員で協力して買ってきたんですけど」プルプル
梓「ぷぷぷっ、プレゼントです!! よければ貰ってくださいぃっ」ドッサリ
紬「これって……わぁ~!! すごーい!」
律「お、おい、梓いいのかっ」ヒソ
律「それってお前がゲットしてきたくじの景品とかだろ」
澪「全部あげちゃうって……」
唯「そ、それに私たち、別にあずにゃんのお手伝いなんてしてないよっ」
梓「……いいんです!!」
梓「だ、だって、皆さんはあっちこっち走り回って、ムギ先輩のために頑張ったんでしょう?」
梓「ほら、気持ちっていうか何というか……いいじゃないですか、これで!」
紬「~♪」ニコニコ
梓(こんなに可愛くてキラキラしてる笑顔が見れたんだから……いいんだよ)
「ハッピーバースデー! ムギー!」
次の日
純「え!? 全部あげちゃったのっ」
梓「あげるというか、えっと、ほら」
梓「みんなには言ってなかったけどあれは全部ムギ先輩のために買ったんだよ」
純「あんた……」
梓「べ、別にほら! 私はもうああいうグッズとかいらないしさ!」
梓「それに今回の事で大事なこと学べたんだー」
純「大事なこと?」
梓「うん。得をした人がいるだけ、損をする人もいる」
純「そんなの結局他人事じゃんか」
あずにゃんええ子や…ええ子やけど
この複雑な気持ちは一体…
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 23:55:08.75:sbRBEVxQ0この複雑な気持ちは一体…
梓「そうなんだけどさ。ほら」
梓「昨日はムギ先輩にとって特別な日だったんだから、損なんかしてほしくなかったんだよ」
純「……あ、梓さ。あんたちょっと背伸びた?」
世の中には2種類の人がいる。1つは多々買いを乗り越え、大きく成長する者。1つは多々買いを乗り越え、穢れを背負う者。
多々買え!中野梓! 再び訪れるであろう一番くじに向けて!
梓「……だけど全財産はさすがに痛いよっ」
純「ここはカッコよく締める場面だよっ」
梓「だってぇ……」
純「そういえばダブルチャンスのやつやった?」
梓「ダブルチャンス?」
梓「……すっかり忘れてた」
純「おいおい」
純「せっかくだからやってみようよ! もしかしたら当たるかもしんないよ~」
梓「へっ、あんなの都市伝説だよ……当たりっこない」
梓(とは言ったものの、ちょっと期待してるかも)
梓「確か、景品はA賞のデスデビ唯先輩、デスギー太持ちverだったね」
純「結構良さ気な感じしない!?」
梓「うぬぬ……」
ドサドサドサ…
純「うわぁ……」
梓「これ、くじ券全部だよ。さて」
純「ちょ、ちょっと……これ全部携帯で打ち込むの……?」
梓「ここまで来たら、やるしかない」
梓「それに勿体ないし、それに当たっちゃうかもだし……」ゴニョゴニョ
純「あんた結局期待してんじゃん」
梓「よーし、頑張って打ち込むぞー! どうか当たりますよーに」パンパン
今回は参加しなかったけど
読んでたらまたやりたくなってきたな~
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:11:04.51:Dnuk4JMg0読んでたらまたやりたくなってきたな~
>>137
上でも書かれてたが、再入荷したら探して引いてみるといいよ
さすがに800円も値張るだけあって景品のデキは個人的に見ていい方だと思う
30分経過~
梓「……」ポチポチ
純「ねー」
梓「……」ポチポチ
純「ねーったらー」
梓「……」ポチポチ
純「見て見て、スミーレの真似」
梓「純には無理」
純「は!?」
純「ていうか何さー! さっきから黙ってポチポチポチポチー!」
純「見てる方の身にもなってごらんよ!」
梓「じゃあ純も手伝えばいいでしょ!?」
また30分経過~
梓「……」ポチポチ
純「……」ポチポチ
純「……ねー」
梓「……うん」
純「まったく当たる気しないんだけど!」
梓「うるさい……」
純「ぶーぶー」
純「……仕方がない」
純「梓ー」
梓「今度はなに?」
純「実は私、当たってるんだよね」
純「ダブルアップの景品……!」
梓「……は?」
なにィ!?
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:23:32.90:Dnuk4JMg0梓「冗談でしょ!?」
純「ふふーん、これが冗談じゃないんだなぁ!」
梓「あのたった100名にしか当たらないダブルチャンスだよ!? いやああぁぁっ」
純「いいだろうっ、羨ましかろう! 私を崇めなさーい!」
梓「ぐぬぬ……」
梓「何で、何で純が……純が……」
梓(ご、ごめんなさい。ムギ先輩……全財産失って私が得た物って……うぅ……)
純「やるよ」
梓「え……?」グスン
純「だ、だからあげるって言ってんのさっ」
梓「じゅ、純?」
純「そんなことに真剣に頑張ってもらってても私としては暇なわけだし」
純「あ、あー……ていうかあれさ! ほら!」
純「あんたもさっき言ってたじゃない。得する人もいれば損する人もいるって」
梓「うん……」
純「あんたは今回ドン引きするぐらい頑張った。だから今回だけ特別にとっくべつにだよ!?」
純「得させてあげるよ、梓」
梓「純……」
純「あーあ、私が損する役割だねー。はははっ」
梓「あんた本当に純……?」
純「っ~! 全部台無しにした! その台詞でいま全部台無しにされたぁ~!!」
コソコソ
唯「へへ、今回はあずにゃんに平沢オリジナル一番くじは必要ないみたーい」
憂「じゃあ代わりに私引こうかな~……なんて。えへへっ」
憂「…………ダブルチャンスも、もちろんあるんだよね?」チラ
おわり!!
おつ
僕にも平沢オリジナル一番くじ引かせてください
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:30:03.66:LFDTAZuR0僕にも平沢オリジナル一番くじ引かせてください
乙
今回は一段と良かった
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:31:18.14:Dnuk4JMg0今回は一段と良かった
終わり!
読んでくれた方ありがとうございました。
今回の戦争はマジで色々イベント被ってて大変だったなw
一番くじは頑張って10回ぐらい引いたんだが、ほとんどI賞って結果
でも可愛いから満足だよな!
あの時、D賞ムギとA賞唯ちゃんを交換してくれたお兄さん、ありがとう
唯ちゃん家宝にしますよー
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:37:40.24:OxzrAnN+0読んでくれた方ありがとうございました。
今回の戦争はマジで色々イベント被ってて大変だったなw
一番くじは頑張って10回ぐらい引いたんだが、ほとんどI賞って結果
でも可愛いから満足だよな!
あの時、D賞ムギとA賞唯ちゃんを交換してくれたお兄さん、ありがとう
唯ちゃん家宝にしますよー
乙、純いい奴だな
シクレ売り飛ばそうかと思ってたけどやめてケースに飾るよ
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/04(月) 00:53:45.67:ImPjyW500シクレ売り飛ばそうかと思ってたけどやめてケースに飾るよ
おつ!









































コメント 7
コメント一覧 (7)
岡田さんは知らないけど、菫・純ら後輩組ものびのび個性だしてていいなー
今回はあずにゃん補導されなかったね
自分達のグッズが発売されてるんだから、人気者なのけ?
まぁ、そんな頭を固くして見ることも無いんだろうけど
今回は5回引いてA唯、B澪、Fステージ、Gタオル、I律だった。
それから3時間後位に知り合いに頼まれて6回引いたけどDムギ、Gタオル、Hカップ、I3つと不甲斐無い結果に・・・
その時デスデビルフィギュアはBC以外はまだ残ってたから引いてあげたかったなぁ。
ま、ムギの誕生日にムギ引けたからいいよねw
てか平沢オリジナル一番くじはもうお馴染なのかw
それは気にしない、気にしないふり
ずっとムギスレにいたけど、勢い1万あったからな