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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 00:53:24.42:cNI5b3To0
PC ピピガッガピピー
男「うおぁ!? 画面から人が?」
貞子「キエェエエエエエエ!!」
男「うわぁああああああああ!」
貞子「ェエエエエ! きゃっ!?」ビーダン
男「……」
貞子「……」
貞子「つ…次こそ殺してやるんだからっ!
覚えてなさいよっ!」
ヒュン
男「あ…消えた…」
男「…疲れてるんだな、寝よう…」
その日俺のPCのCドライブに「貞子の家」なるフォルダが作られていたが俺は見なかったことにして寝たのであった
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:08:15.93:YrCvWmpm0
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 00:56:08.46:cNI5b3To0
ーーー朝 チュンチュン
男「実に清々しい朝だ!
今日は良いことがある気がするぜ!」
貞子「……」
男「」
貞子「……」
男「…」ゴシゴシ
貞子「……」
男「……ああ、あれか夢中夢ってやつか」
貞子「……」
男「……」
貞子「……包丁」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 00:57:26.90:cNI5b3To0
男「……えっ?」
貞子「……私の包丁捨てたでしょ」
男「……ああ、そういえば捨てたな」
(だって血とかついてんだもんよ…)
貞子「うぅ…アレがないとあなたのこと殺せないじゃない、どうしてくれるのよぉ…」
男「いや、知らねえよ」
貞子「うぅ……グスン」
男「…泣くなよ」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:04:12.80:cNI5b3To0
貞子「うううぅ…」
男「…」
男「…分かったよ、包丁くらい俺の使ってるやつやるから」
貞子「……本当?」
男「ああ、だからとりあえず泣き止め」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:06:08.64:cNI5b3To0
男「えーっと、ああ、あった ほら」ポン
貞子「……ありがとう」
男「どーいたしまして」
貞子「つ…次は絶対殺すからね」
男「ああ、またな」
ヒュン
男「…俺は何をしてるんだ?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:14:32.54:cNI5b3To0
PCドドドドドドドド
男「ん?」モグモグ
貞子「キエェエエエエエエ!」
男「ああ、また来たのか… で?今日は何の用?」
貞子「ちょっとは怖がりなさいよ!
あなたを殺しにきたのよっ!」
男「そうカリカリすんなって 今ちょうど晩飯だから食ってけよ」
貞子「要らないわよっ!」グゥ~
貞子「……」
男「…ベッタベタだな」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:20:17.47:cNI5b3To0
男「えーと、ああ…そういえばまだ名前も聞いてなかったな 俺は男」
貞子「…貞子」
男「貞子ねぇ…まあ見た目だけは確かに似てなくもないけど…」
男「ところでさっきから手から血でてるけど痛くないのそれ?」
貞子「痛いけど…こっちの方が怖いと思って…」
男「今更だな」
貞子「余計なお世話よっ!」
男「ちょっと待ってろ、いま救急箱とってくるから」
貞子「えっ?、ちょっ、ちょっと!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:29:50.68:cNI5b3To0
男「あー…けっこう深くきってんな」
貞子「……」ドキドキ
男「ちょっとしみるぞ、大丈夫か?」
貞子「う…うん」ドキドキ
男「よし!これでいいだろ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:43:22.81:cNI5b3To0
貞子「あ…ありがとう」ドキドキ
男「…あんまり緊張すると、また出血するぞ」
貞子「き、緊張なんてしてないわよっ!」
男「顔が赤い」
貞子「う、うるさいわねっ! 覚えてなさいよ! 次は絶対殺してやるんだからっ!」
ヒュン
男「…ふぅ」
男「お前も連れてくるならもっと美少女連れてこいよな…」ポンポン
PCピピガッガピピー カタカタカタカタ
男「ん?」
PCビショウジョジャナクテワルカッタナ!
男「…笑えねえぞ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:55:02.53:cNI5b3To0
ヒュン
男「おっ、来たか」
貞子「……お腹へった」
男「ちょっと待ってな、今作るから」
男「あ?あー…食材がないぞ
そうだな…毎日2人分もつくってれば当たり前か…
しょうがない今日は外食にしよう」
男「しかし…」
貞子「?」
男「その格好で外歩くのもあれだなぁ
ちょっと準備するか」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 01:58:54.16:cNI5b3To0
貞子「準備って?」
男「化粧とか髪まとめるとか」
貞子「えっ!?」
男「なんだよ?嫌か?」
貞子「別に…嫌じゃないけど 、私可愛くないし…髪型とかかえたら、貞子の設定とかもはや残らないし…そんな事したって別に…」
男「照れながらメタ発言をするな」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:04:10.05:cNI5b3To0
男ボフボフ
貞子「…なんで一人暮らしで化粧なんて持ってるのよ」
男「俺に女装癖があるからだ」
貞子「いまサラッとすごいこと言わなかった?」
男「しょうがないだろう、俺の脳みそじゃ男の一人暮らしに化粧品がある設定の理由なんてコレくらいしか思い浮かばなかったんだ」
貞子「……」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:08:42.25:cNI5b3To0
男「…おおぅ」
貞子「何よ…似合ってないならハッキリ言えばいいでしょ」
男「…いや、俺はいまなんだか申し訳ない気持ちだよ 済まないここまでベタで来といてまたベタだ」
貞子「え?」
男「正直、ここまで可愛くなるとは思わなかった」
貞子「な、何言ってんのよ、お世辞なんて別に…//」
男「いや、本当だよ、いわゆる美少女だ」
貞子「…ホントに可愛い?」
男「ああ、ちょっとビックリだ」
貞子「……///」ボンッ
男「うわぁ!? 傷が開いた」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:17:19.46:cNI5b3To0
男「ただいま」
貞子「あ、おかえり
男「ああ、来てたのか
ところで、でんこくん」
貞子「…貞子よ」
男「そうだ、君は貞子だ、ただの電子生命体じゃない、いわゆる幽霊というやつだ」
貞子「…どうしたの?」
男「そこでだ、君はヤンデレの属性をつけるべきであると僕は考えるわけだ」
貞子「……」
男「今までの調査の結果、君からはツンデレに近い属性値が計測されたがやはり君は幽霊だし包丁も持っているしヤンデレであるべきだと僕は思うのだ」
貞子「…もしかして、酔ってる?」
男「いやいや大真面目だ、これは君のアイデンティティに関わる問題だ」
貞子「…ヤンデレって具体的に何をすればヤンデレなのよ?」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:18:08.60:YVv8QnGD0
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:23:46.64:cNI5b3To0
男「そうだなぁ…とりあえず
「ウフフ…みんなみんな殺しちゃった…
だってあなたに他の女なんて必要ないでしょ? 愛してるわ男永遠に私の側を離さない」
とか言ってみればいいんじゃないか?」
貞子「ふーん…怖がらせればいいの?そういうのだったら得意かも」
男「よし、とりあえず言ってみてくれ」
貞子「ウフフ…みんなみんな殺しちゃった…だってあなたに他の女なんて必要ないでしょ?」
男「おお! いい感じじゃないか」
貞子「あ…あい…愛してる…//」
男「……」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:28:08.38:cNI5b3To0
貞子「ず、ずっと私の…」
男「いや、ゴメン俺が悪かった
君にヤンデレは無理だ、 済まない酷なことを言った」
貞子「だったら最初からやらせるなっ!」
貞子「私は…あなたがやれっていったからやっただけ……って」
男スースー
貞子「寝てるし…」
貞子「……もうっ!」
男スースー
貞子「風邪ひいたら誰がご飯つくるのよっ!」ファサァ
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:34:37.09:cNI5b3To0
男「なんかPCから異音がする…」
男「おい、貞子」カチッカチッ
貞子「…うわぁ、すごい」
男「…おい何をしてるんだ」
貞子「あなたがPCに隠しておいた いかがわしいゲームよ」
男「今すぐやめろ」
貞子「ふぅん…こういうのが好きなんだー」
男「やめて下さいお願いします」
貞子「どうしよっかなぁ、あぁ…スゴい足で…」
男「くっ…何が望みだ」
貞子「そうだなー今日の晩ごはんハンバーグにしてくれたら許してあげる」
男「…了解」
貞子「ウフフ、やった!」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:40:48.60:cNI5b3To0
貞子「何みてんの?」
男「ん? ああ貞子か リングだよ
見るか?」
貞子「そうね、ちょうど暇だし」
男「いつもだろ…」
ーーーーーーーーーーー
クルーキットクルー
男「おい、あんまりくっつくなよ」
貞子「べ、別にくっついてないわよっ!」
クルー
貞子「きゃあああ!」ギュ
男「……」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:43:33.06:cNI5b3To0
男「ふぅん…まぁ評判ほど怖くは…」
貞子ビクビク
男「…」
男「…おい、大丈夫か?」
貞子「きゃっ! えっ! あ…ああ、全然大丈夫よ!余裕よ!」
男「……」
貞子「な…なによっ!」
男「うわぁ!?幽霊が!」
貞子「きゃあああああああ!」ギュ
貞子「ううぅ…いないじゃない」
男「俺の目の前にいるだろ」
貞子「うぅ…絶対殺してやるぅ」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:47:28.48:cNI5b3To0
ーーーーー夜
男「……うーん?」
貞子「……」
男「貞子か…こんな夜中になんだよ?
また俺を殺しに来たのか?」
貞子「そっ…そうよ! だから…あなたは殺されないように…もうちょっと、起きてなさい…」
男「…まさか、まだ怖がってんの?」
貞子「そ、そんなわけないでしょ!」
男「そーですか…でも俺は明日仕事なんで
もう寝ます」
貞子「ううぅ……」
男「…だから、怖いんならここで寝ろ」
貞子「ふぇぇ!?」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:50:24.75:cNI5b3To0
貞子「な、なんて提案するのよっ!」
男「女の子と同じ布団で寝るなんて男なら誰もが一度は夢見るシュチュエーションだろ 俺は欲望の赴くままにいきる人間なんだ」
貞子「うぅ…分かった」
男「……」ドキドキ
貞子「……」ドキドキ
男「…冷たいなお前」
貞子「悪かったわね…」
男「いや、冷たくて気持ちいいって意味だよ 抱きしめたいくらいだね」
貞子「……やってみなさいよ」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:53:38.44:cNI5b3To0
男「さすがに幽霊をだく度胸はないよ」
貞子「…意気地なし」
男「感謝しろよ 俺が小心者なおかげで
お前の貞操は守られるんだぜ」
貞子「……ねぇ、男?」
男「…ん?」
貞子「その…あの…なんていうかさ」
男「…なんだよ?」
貞子「わ、私のこと…好き…?」
男「…さあ?どうだろうな?」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:57:25.07:cNI5b3To0
貞子「じゃあ…わ、私を好きになりなさい
特別に私を好きになる呪いをかけてあげるっ!」
男「呪いねぇ…信じられるのか?」
貞子「幽霊の私が言うんだから…間違いないわ」
男「そうかい、じゃあかけてもらおうかな」
貞子「い…いくわよ」
男「ああ」
貞子「んっ!」チュッ
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:00:39.11:cNI5b3To0
男「参ったな…呪われたよ
好きだ、愛してる世界中の誰よりも」
貞子「じゃ、じゃあ…キスして」
男「んっ…」
貞子「あむっ…んっ…んんっ」
貞子「…はぁはぁ わ、私はそうでもないんだけど、あなたがすごく私のことが好きみたいだから、しょ、しょうがなくずっと一緒にいてあげるわっ!」
男「ああ…よろしく頼むよ」
ーーーーーーーーーーー
路地
占い師「ムムッ!お主憑かれておるぞ!
強い呪いがかかっておる」
男「ええ、恋の呪いにかけられましてね」
おわり
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:02:08.02:YVv8QnGD0
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:05:52.76:DNSCBp4X0
ーーー朝 チュンチュン
男「実に清々しい朝だ!
今日は良いことがある気がするぜ!」
貞子「……」
男「」
貞子「……」
男「…」ゴシゴシ
貞子「……」
男「……ああ、あれか夢中夢ってやつか」
貞子「……」
男「……」
貞子「……包丁」
男「……えっ?」
貞子「……私の包丁捨てたでしょ」
男「……ああ、そういえば捨てたな」
(だって血とかついてんだもんよ…)
貞子「うぅ…アレがないとあなたのこと殺せないじゃない、どうしてくれるのよぉ…」
男「いや、知らねえよ」
貞子「うぅ……グスン」
男「…泣くなよ」
貞子「うううぅ…」
男「…」
男「…分かったよ、包丁くらい俺の使ってるやつやるから」
貞子「……本当?」
男「ああ、だからとりあえず泣き止め」
男「えーっと、ああ、あった ほら」ポン
貞子「……ありがとう」
男「どーいたしまして」
貞子「つ…次は絶対殺すからね」
男「ああ、またな」
ヒュン
男「…俺は何をしてるんだ?」
PCドドドドドドドド
男「ん?」モグモグ
貞子「キエェエエエエエエ!」
男「ああ、また来たのか… で?今日は何の用?」
貞子「ちょっとは怖がりなさいよ!
あなたを殺しにきたのよっ!」
男「そうカリカリすんなって 今ちょうど晩飯だから食ってけよ」
貞子「要らないわよっ!」グゥ~
貞子「……」
男「…ベッタベタだな」
男「えーと、ああ…そういえばまだ名前も聞いてなかったな 俺は男」
貞子「…貞子」
男「貞子ねぇ…まあ見た目だけは確かに似てなくもないけど…」
男「ところでさっきから手から血でてるけど痛くないのそれ?」
貞子「痛いけど…こっちの方が怖いと思って…」
男「今更だな」
貞子「余計なお世話よっ!」
男「ちょっと待ってろ、いま救急箱とってくるから」
貞子「えっ?、ちょっ、ちょっと!」
男「あー…けっこう深くきってんな」
貞子「……」ドキドキ
男「ちょっとしみるぞ、大丈夫か?」
貞子「う…うん」ドキドキ
男「よし!これでいいだろ」
貞子「あ…ありがとう」ドキドキ
男「…あんまり緊張すると、また出血するぞ」
貞子「き、緊張なんてしてないわよっ!」
男「顔が赤い」
貞子「う、うるさいわねっ! 覚えてなさいよ! 次は絶対殺してやるんだからっ!」
ヒュン
男「…ふぅ」
男「お前も連れてくるならもっと美少女連れてこいよな…」ポンポン
PCピピガッガピピー カタカタカタカタ
男「ん?」
PCビショウジョジャナクテワルカッタナ!
男「…笑えねえぞ」
ヒュン
男「おっ、来たか」
貞子「……お腹へった」
男「ちょっと待ってな、今作るから」
男「あ?あー…食材がないぞ
そうだな…毎日2人分もつくってれば当たり前か…
しょうがない今日は外食にしよう」
男「しかし…」
貞子「?」
男「その格好で外歩くのもあれだなぁ
ちょっと準備するか」
貞子「準備って?」
男「化粧とか髪まとめるとか」
貞子「えっ!?」
男「なんだよ?嫌か?」
貞子「別に…嫌じゃないけど 、私可愛くないし…髪型とかかえたら、貞子の設定とかもはや残らないし…そんな事したって別に…」
男「照れながらメタ発言をするな」
男ボフボフ
貞子「…なんで一人暮らしで化粧なんて持ってるのよ」
男「俺に女装癖があるからだ」
貞子「いまサラッとすごいこと言わなかった?」
男「しょうがないだろう、俺の脳みそじゃ男の一人暮らしに化粧品がある設定の理由なんてコレくらいしか思い浮かばなかったんだ」
貞子「……」
男「…おおぅ」
貞子「何よ…似合ってないならハッキリ言えばいいでしょ」
男「…いや、俺はいまなんだか申し訳ない気持ちだよ 済まないここまでベタで来といてまたベタだ」
貞子「え?」
男「正直、ここまで可愛くなるとは思わなかった」
貞子「な、何言ってんのよ、お世辞なんて別に…//」
男「いや、本当だよ、いわゆる美少女だ」
貞子「…ホントに可愛い?」
男「ああ、ちょっとビックリだ」
貞子「……///」ボンッ
男「うわぁ!? 傷が開いた」
男「ただいま」
貞子「あ、おかえり
男「ああ、来てたのか
ところで、でんこくん」
貞子「…貞子よ」
男「そうだ、君は貞子だ、ただの電子生命体じゃない、いわゆる幽霊というやつだ」
貞子「…どうしたの?」
男「そこでだ、君はヤンデレの属性をつけるべきであると僕は考えるわけだ」
貞子「……」
男「今までの調査の結果、君からはツンデレに近い属性値が計測されたがやはり君は幽霊だし包丁も持っているしヤンデレであるべきだと僕は思うのだ」
貞子「…もしかして、酔ってる?」
男「いやいや大真面目だ、これは君のアイデンティティに関わる問題だ」
貞子「…ヤンデレって具体的に何をすればヤンデレなのよ?」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 02:23:46.64:cNI5b3To0
男「そうだなぁ…とりあえず
「ウフフ…みんなみんな殺しちゃった…
だってあなたに他の女なんて必要ないでしょ? 愛してるわ男永遠に私の側を離さない」
とか言ってみればいいんじゃないか?」
貞子「ふーん…怖がらせればいいの?そういうのだったら得意かも」
男「よし、とりあえず言ってみてくれ」
貞子「ウフフ…みんなみんな殺しちゃった…だってあなたに他の女なんて必要ないでしょ?」
男「おお! いい感じじゃないか」
貞子「あ…あい…愛してる…//」
男「……」
貞子「ず、ずっと私の…」
男「いや、ゴメン俺が悪かった
君にヤンデレは無理だ、 済まない酷なことを言った」
貞子「だったら最初からやらせるなっ!」
貞子「私は…あなたがやれっていったからやっただけ……って」
男スースー
貞子「寝てるし…」
貞子「……もうっ!」
男スースー
貞子「風邪ひいたら誰がご飯つくるのよっ!」ファサァ
男「なんかPCから異音がする…」
男「おい、貞子」カチッカチッ
貞子「…うわぁ、すごい」
男「…おい何をしてるんだ」
貞子「あなたがPCに隠しておいた いかがわしいゲームよ」
男「今すぐやめろ」
貞子「ふぅん…こういうのが好きなんだー」
男「やめて下さいお願いします」
貞子「どうしよっかなぁ、あぁ…スゴい足で…」
男「くっ…何が望みだ」
貞子「そうだなー今日の晩ごはんハンバーグにしてくれたら許してあげる」
男「…了解」
貞子「ウフフ、やった!」
貞子「何みてんの?」
男「ん? ああ貞子か リングだよ
見るか?」
貞子「そうね、ちょうど暇だし」
男「いつもだろ…」
ーーーーーーーーーーー
クルーキットクルー
男「おい、あんまりくっつくなよ」
貞子「べ、別にくっついてないわよっ!」
クルー
貞子「きゃあああ!」ギュ
男「……」
男「ふぅん…まぁ評判ほど怖くは…」
貞子ビクビク
男「…」
男「…おい、大丈夫か?」
貞子「きゃっ! えっ! あ…ああ、全然大丈夫よ!余裕よ!」
男「……」
貞子「な…なによっ!」
男「うわぁ!?幽霊が!」
貞子「きゃあああああああ!」ギュ
貞子「ううぅ…いないじゃない」
男「俺の目の前にいるだろ」
貞子「うぅ…絶対殺してやるぅ」
ーーーーー夜
男「……うーん?」
貞子「……」
男「貞子か…こんな夜中になんだよ?
また俺を殺しに来たのか?」
貞子「そっ…そうよ! だから…あなたは殺されないように…もうちょっと、起きてなさい…」
男「…まさか、まだ怖がってんの?」
貞子「そ、そんなわけないでしょ!」
男「そーですか…でも俺は明日仕事なんで
もう寝ます」
貞子「ううぅ……」
男「…だから、怖いんならここで寝ろ」
貞子「ふぇぇ!?」
貞子「な、なんて提案するのよっ!」
男「女の子と同じ布団で寝るなんて男なら誰もが一度は夢見るシュチュエーションだろ 俺は欲望の赴くままにいきる人間なんだ」
貞子「うぅ…分かった」
男「……」ドキドキ
貞子「……」ドキドキ
男「…冷たいなお前」
貞子「悪かったわね…」
男「いや、冷たくて気持ちいいって意味だよ 抱きしめたいくらいだね」
貞子「……やってみなさいよ」
男「さすがに幽霊をだく度胸はないよ」
貞子「…意気地なし」
男「感謝しろよ 俺が小心者なおかげで
お前の貞操は守られるんだぜ」
貞子「……ねぇ、男?」
男「…ん?」
貞子「その…あの…なんていうかさ」
男「…なんだよ?」
貞子「わ、私のこと…好き…?」
男「…さあ?どうだろうな?」
貞子「じゃあ…わ、私を好きになりなさい
特別に私を好きになる呪いをかけてあげるっ!」
男「呪いねぇ…信じられるのか?」
貞子「幽霊の私が言うんだから…間違いないわ」
男「そうかい、じゃあかけてもらおうかな」
貞子「い…いくわよ」
男「ああ」
貞子「んっ!」チュッ
男「参ったな…呪われたよ
好きだ、愛してる世界中の誰よりも」
貞子「じゃ、じゃあ…キスして」
男「んっ…」
貞子「あむっ…んっ…んんっ」
貞子「…はぁはぁ わ、私はそうでもないんだけど、あなたがすごく私のことが好きみたいだから、しょ、しょうがなくずっと一緒にいてあげるわっ!」
男「ああ…よろしく頼むよ」
ーーーーーーーーーーー
路地
占い師「ムムッ!お主憑かれておるぞ!
強い呪いがかかっておる」
男「ええ、恋の呪いにかけられましてね」
おわり
クサいな。果てしなくクサい
面白かった乙
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:05:01.98:cNI5b3To0面白かった乙
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:05:52.76:DNSCBp4X0
良いSSだったよ
画像も可愛い
今日は良い日だった
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:22:40.71:9zDsOsNn0画像も可愛い
今日は良い日だった
乙
おもしろかった
おもしろかった
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コメント一覧 (7)
俺の脳内ではMEIMU画なので、更にパーフェクト
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