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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:12:48.37:qLDOJ7GM0
ガチャ
岡部「おお、助手ではないか。ん?その手に持っているものは──」
紅莉栖「!! づああああああいっ!!クロス☆アウッ」シュバッ
俺はその時、見た。
人が人ならざるものへ変貌するその時を──。
紅)(栖「私は超美麗天才美少女いわゆる貴様の助手などではないッ!!
人は私のことをこう呼ぶ──変態仮面!!」バアァァーーン
岡部「なん……だと……!?」
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:17:30.39:qLDOJ7GM0
岡部「いや、紅莉栖だろ?」
紅)(栖「」
岡部「とりあえず白衣を着ろ」
紅)(栖「あ、はい。すいません」シュルシュル
岡部「むう……裸に白衣か……顔に俺のパンツさえ被っていなければなかなか……」
紅)(栖「!!こ、このHENT」
岡部「HENTAIは貴様だーー!!」ビシィ
紅)(栖「あ、はい。はい。すいませんでした」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:17:32.79:CZdVSdgy0
岡部「さて……」
岡部「クリスティーナよ。一体全体なぜお前は俺のパンツなど顔に被っているのだ……?」
紅)(栖「いやその、顔さえ隠せば気づかれないかな、と、そう、思って。へ、へへ……」
岡部「だがしかし、お前がなぜ俺のパンツを取ったか──それはわかっている」
岡部「俺の体調を心配してのことだろう?」
紅)(栖「え?」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:25:06.42:qLDOJ7GM0
岡部「パンツ!それは着用者の香り・排泄物が一番染み付く被服」
岡部「それをよく観察すれば、おのずと着用者の健康問題が見えてくるのだ」
岡部「かくいう俺も、ラボメン全員のパンツは既に取得済みだ」
岡部「白衣の裏にいつも縫い付けてある」ズラァァッ
紅)(栖「!! そっそれ!!昨日私が履いてたパン……ツじゃない……の!!///」
岡部「案ずるな助ォォ手よ!!既に貴様のホテルの同じ場所には同じメーカー同じサイズ同じ品番の
下着を配置しておいた!!」
岡部「ラボメンの健康状況を管理するために必要とはいえ──そのために経済的負担を掛けさせるのは
お門違いというものだから、な!フゥーッハッハッハ!!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:29:23.95:qLDOJ7GM0
岡部「だいたい俺を含めてだが、ラボメン全員偏食が過ぎる」
岡部「炭酸飲料にインスタント食品、まゆりに至ってはバナナとから揚げしか食っていないことがわかった」
岡部「一体奴の体はどうなっているのだ……」
岡部「ところでクリスティーナよ。そのようなパンツチェックの方法はこの鳳凰院凶真でも思いつかなかったぞ!」
紅)(栖「!? あ、そう!そうなのよ!これで岡部の健康状態を調べてあげてたのよ!」
紅)(栖「そう!こうやって深呼吸をするとね」スーハースーハー
紅)(栖(!! ぐうううおおおおっ岡スメ岡スメに脳が犯されるううううう!!///)グラリ
紅)(栖「ぐむん///」ガクッ
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:31:40.91:qLDOJ7GM0
岡部「! だ、大丈夫かクリスティーナ!!まさか……機関が俺の体に何か細工を……!?」ゴクリ
紅)(栖「……いや……健康……そのもの……よ!!///」ムクリ
紅)(栖(ごっつぁんです)
岡部「そ、そうか……」
岡部「さて、それでは俺もその方法を試してみるとするか。クリスティーナよ、ここに落ちているパンツを貰うぞ!!」
紅)(栖「」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:33:54.84:qLDOJ7GM0
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……スーハー」
紅)(栖「!!……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:35:22.92:qLDOJ7GM0
ガチャッ
ラウンダー「動く……な……!?」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
ラウンダー「間違えました」
バタン
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:38:39.58:qLDOJ7GM0
ガチャッ
まゆり「トゥットゥ……ルー……!?」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
まゆり「間違えました」
バタン
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:40:07.34:qLDOJ7GM0
ガチャッ
まゆり「ほらダルくんちょっと先入ってみてみて」
ダル「ええー……どうせオカリンと牧瀬氏が固有結界張ってるだ……け……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
ダル「本当に張ってた」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:43:29.01:qLDOJ7GM0
ダル「なんぞこれ……なんぞこれ……」
まゆり「まゆしぃにも……わからないことだって……あるのです……」
ダル「あ、オカリンこれ白目剥いてる」
まゆり「あ、クリスちゃんもだ!」
ダル「オ、オカリン?おーいオカリン?オカ……リ……」
ダル「し、死んでる!!」
まゆり「あ、クリスちゃんもだ!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:44:19.25:nsoA4WFP0
ダル「おおお落ち着け……落ち着くんだ……素数を数えるんだ……10…9…8…7…」
まゆり「うーん、なんでオカリン女物のパンツかぶってるのかなー?
こんな死に様じゃかわいそうなのです」
まゆり「パンツをどけてあげよう」
岡部「どっはああああああああーーーーーー!!!くっせえええええええええーーーー!!!
なんだあの化学兵器はあああーーーーーーーーー!!!」ガバアッ
ダル「うおっおおおおお!!!岡部!!大丈夫なのかお!?」
岡部「いや……危ないところだった……向こう側にまゆりのおばあちゃんが見えた……
だがしかし!この俺、鳳凰院凶真……伊達にフェニックスを背負っておらん!!
フゥーッハッハッハッハッハ!!」バサッ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:52:46.65:qLDOJ7GM0
岡部「で、助手はどうした」
まゆり「なんだか、すっごく幸せそうな顔して死んでるのです」
岡部「そう……か」
なんだかんだで紅莉栖が死んだおかげでSERNもタイムマシンを開発することなく、
なんかうまいこといった。すごくよかった。
パンツなど被るものではない。
パンツは、履くものなのだから──
おわれ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:07:06.03:8Hg2SHMoP
岡部「いや、紅莉栖だろ?」
紅)(栖「」
岡部「とりあえず白衣を着ろ」
紅)(栖「あ、はい。すいません」シュルシュル
岡部「むう……裸に白衣か……顔に俺のパンツさえ被っていなければなかなか……」
紅)(栖「!!こ、このHENT」
岡部「HENTAIは貴様だーー!!」ビシィ
紅)(栖「あ、はい。はい。すいませんでした」
どうすんだよこのスレ
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:21:03.42:qLDOJ7GM0岡部「さて……」
岡部「クリスティーナよ。一体全体なぜお前は俺のパンツなど顔に被っているのだ……?」
紅)(栖「いやその、顔さえ隠せば気づかれないかな、と、そう、思って。へ、へへ……」
岡部「だがしかし、お前がなぜ俺のパンツを取ったか──それはわかっている」
岡部「俺の体調を心配してのことだろう?」
紅)(栖「え?」
岡部「パンツ!それは着用者の香り・排泄物が一番染み付く被服」
岡部「それをよく観察すれば、おのずと着用者の健康問題が見えてくるのだ」
岡部「かくいう俺も、ラボメン全員のパンツは既に取得済みだ」
岡部「白衣の裏にいつも縫い付けてある」ズラァァッ
紅)(栖「!! そっそれ!!昨日私が履いてたパン……ツじゃない……の!!///」
岡部「案ずるな助ォォ手よ!!既に貴様のホテルの同じ場所には同じメーカー同じサイズ同じ品番の
下着を配置しておいた!!」
岡部「ラボメンの健康状況を管理するために必要とはいえ──そのために経済的負担を掛けさせるのは
お門違いというものだから、な!フゥーッハッハッハ!!」
岡部「だいたい俺を含めてだが、ラボメン全員偏食が過ぎる」
岡部「炭酸飲料にインスタント食品、まゆりに至ってはバナナとから揚げしか食っていないことがわかった」
岡部「一体奴の体はどうなっているのだ……」
岡部「ところでクリスティーナよ。そのようなパンツチェックの方法はこの鳳凰院凶真でも思いつかなかったぞ!」
紅)(栖「!? あ、そう!そうなのよ!これで岡部の健康状態を調べてあげてたのよ!」
紅)(栖「そう!こうやって深呼吸をするとね」スーハースーハー
紅)(栖(!! ぐうううおおおおっ岡スメ岡スメに脳が犯されるううううう!!///)グラリ
紅)(栖「ぐむん///」ガクッ
岡部「! だ、大丈夫かクリスティーナ!!まさか……機関が俺の体に何か細工を……!?」ゴクリ
紅)(栖「……いや……健康……そのもの……よ!!///」ムクリ
紅)(栖(ごっつぁんです)
岡部「そ、そうか……」
岡部「さて、それでは俺もその方法を試してみるとするか。クリスティーナよ、ここに落ちているパンツを貰うぞ!!」
紅)(栖「」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
岡)(部「……スーハー」
紅)(栖「!!……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
ガチャッ
ラウンダー「動く……な……!?」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
ラウンダー「間違えました」
バタン
ガチャッ
まゆり「トゥットゥ……ルー……!?」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
まゆり「間違えました」
バタン
ガチャッ
まゆり「ほらダルくんちょっと先入ってみてみて」
ダル「ええー……どうせオカリンと牧瀬氏が固有結界張ってるだ……け……」
岡)(部「……」
紅)(栖「……」
ダル「本当に張ってた」
ダル「なんぞこれ……なんぞこれ……」
まゆり「まゆしぃにも……わからないことだって……あるのです……」
ダル「あ、オカリンこれ白目剥いてる」
まゆり「あ、クリスちゃんもだ!」
ダル「オ、オカリン?おーいオカリン?オカ……リ……」
ダル「し、死んでる!!」
まゆり「あ、クリスちゃんもだ!」
これは酷い
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 15:48:34.53:qLDOJ7GM0ダル「おおお落ち着け……落ち着くんだ……素数を数えるんだ……10…9…8…7…」
まゆり「うーん、なんでオカリン女物のパンツかぶってるのかなー?
こんな死に様じゃかわいそうなのです」
まゆり「パンツをどけてあげよう」
岡部「どっはああああああああーーーーーー!!!くっせえええええええええーーーー!!!
なんだあの化学兵器はあああーーーーーーーーー!!!」ガバアッ
ダル「うおっおおおおお!!!岡部!!大丈夫なのかお!?」
岡部「いや……危ないところだった……向こう側にまゆりのおばあちゃんが見えた……
だがしかし!この俺、鳳凰院凶真……伊達にフェニックスを背負っておらん!!
フゥーッハッハッハッハッハ!!」バサッ
岡部「で、助手はどうした」
まゆり「なんだか、すっごく幸せそうな顔して死んでるのです」
岡部「そう……か」
なんだかんだで紅莉栖が死んだおかげでSERNもタイムマシンを開発することなく、
なんかうまいこといった。すごくよかった。
パンツなど被るものではない。
パンツは、履くものなのだから──
おわれ
自分で言うなよww
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:11:40.40:ixehRgrU0
まさにショートショート
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 16:24:41.80:0RZpi5Ng0
清々しい読後感に今俺はおそわれている
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