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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:49:12.55:9wCl7YRV0
兄「おいコラ」
妹「どういう事なの?」
母「お父さん…」
父「……」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:51:01.59:9wCl7YRV0
兄「ちょっと説明してもらえませんかね?」
妹「お兄ちゃん、こわい…」
母「あんたはこっち来なさい」スッ
妹「…うん」
父「……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:52:31.87:9wCl7YRV0
兄「なんでこんな事したの?みんな何事かと思ってるよ?」
兄「たぶん幼女スレだと思ってwktkした人もいると思うけど、思わず
スレタイ見直したと思うよ?」
父「……」
兄「ねえ、なんで?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:53:58.30:9wCl7YRV0
父「ふ…」
兄「ふ?」
父「ふえぇぇぇぇ……息子がいじめるよぅ…」
兄「……」イラッ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:56:17.56:9wCl7YRV0
妹「……ねえお母さん」ヒソヒソ
母「なに?」ヒソヒソ
妹「お父さん、どっか具合でも悪いの?」ヒソヒソ
母「こないだの健康診断の結果じゃ、どこも悪くなかった
んだけどねぇ…」ヒソヒソ
妹「ふ~~~ん」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 19:59:35.65:9wCl7YRV0
兄「父さん、言っちゃなんだけど、いい加減にその変な喋り方
やめないと怒るよ?」
父「そ、そんなこと言ったってぇ…ふえぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
兄「イラッ」イラッ
妹「お、お兄ちゃん…」
母「今のは仕方ないわ。母さんも思わず口から出そうだったもの」
妹「実はあたしも…」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:02:29.50:9wCl7YRV0
兄「父さん、家族とまともに話し合う気があるなら今すぐその喋り方を
やめて。ないならそのままで良いけどさ」
父「ふえぇぇぇぇぇ……分かりまちたぁ。ちゃんとお話しますぅ」
兄「イラッ」
母「イラッ」
妹「イラッ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:05:54.46:9wCl7YRV0
兄「分かった。父さんの考えはとても良く分かった」
妹「お兄ちゃん…」
兄「母さん、この家にはもう父さんはいない」
兄「金だけ家に入れる変なおっさんが居る、そういう認識でいいね?」
母「良いんじゃないかしら?」
父「ふえぇぇぇぇ…それはあんまりですぅ!」
兄「イラッ」
母「イラッ」
妹「イラッ」
父「あうあう…」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:07:56.77:9wCl7YRV0
兄「じゃ、そういう事で解散」スッ
妹「お疲れっしたー」ガタッ
母「はあ、やれやれ…」ガチャ
父「……」
シーーーーーン
父「ふ、ふえぇぇぇぇぇ…」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:11:26.95:9wCl7YRV0
翌日!
父「……ふぅ」ムクリ
母「あら、お父さん早いですね。もう起きたんですか?」
父「うんっ!」
母「!?」
父「おはようですぅ」パァァァァ
母「イラッ」
父「!?」ビクッ
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:14:18.34:9wCl7YRV0
母「なんか朝ごはん作る気がなくなったので、そのまま
会社行ってください」
母「わたしは二度寝します」クルッ
父「……」
母「おやすみなさい」
父「ふ、ふえぇぇぇぇぇぇ…」
母「イラッ」
父「……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:18:30.47:9wCl7YRV0
会社
父「おはようですぅ」ペコリ
上司「ああ、おはよう」スッ
部下「おはようございます!今日は早いですね!」ペコリ
父「……うん」
部下「どうしたんですか?元気なさげですけど…」
父「ちょっとね……息子に虐められちゃったんですよぅ…」
部下「あらら」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:21:24.58:9wCl7YRV0
父「それでね、えっとね…」
部下「焦らずゆっくりどうぞ」
父「うんっ!ありがと!」パァァァァ
部下「いえいえ」キュン
父「それでね、えっとね……このお話のしかたがね」
部下「ふんふん」
父「き、気持ち悪いって……ふ…ふぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
部下「なんと!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:23:04.04:abMYTA9g0
父「そんなにダメかな、かな?」ウルウル
部下「そんな事ありませんよ!せっかく家族と打ち解けるために堅物な
話し方とおさらばしたんじゃないですか!」
部下「今の方が絶対良いッス!」
父「ほ、ほんとぉ?」ウルウル
部下「はいっス!」ブンブン
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:29:35.53:9wCl7YRV0
父「あ、ありがと…ございましゅ///」
部下「はうっ!?」キュンキュンキュン
父「どうしまちたか?」
部下「いえ、なんでもありません」ダラダラダラ
父「そうでしゅかぁ?」
部下「それよりワタクシ、少しお手洗いに用が出来ましたのでこれで
失礼します」ガタッ
父「はいっ!がんばってくだちゃいね?」
部下「イエス、マイロード!」ダッ
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:33:20.22:9wCl7YRV0
昼休み!
父「ふんふふーん♪」
上司「おや、いやに上機嫌じゃないか」
父「あっ、どうもです~」ペコリ
上司「ああ、そのままで良いよ」
父「はいですー」
上司「フヒヒヒッ」ゾクゾクゾク
父「?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:37:10.17:9wCl7YRV0
上司「おっと、いかんいかん」
上司「つい口元が緩んで…フヒヒヒヒヒッ」
父「……」
上司「ところで少し小耳に挟んだんだが、その喋り方が原因で家族と
喧嘩したそうだね?」
父「はいー」シュン
上司「そうかそうか、うんうん…なるほどな」ウンウン
父「?」
上司「よし分かった!今日からわたしの家に泊まりに来なさい」
父「ほえっ!?」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:41:02.31:9wCl7YRV0
上司「きっとキミの家族は急なキミの変化に戸惑ってるんだよ」
上司「だからキミという存在がいかに大切なものであるかを家族に
知らしめる良いチャンスなんだよ、これは!」ズイッ
父「そ、そうなんですかぁ?」
上司「もちろん!」
上司「いままでわたしがキミに間違ったことを言ったかな?」チラッ
父「ないですぅ…」
上司「だろう?」フンス
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:45:17.78:9wCl7YRV0
上司「だったら良いじゃないか、なっ、なっ?」
父「で、でもぉ…」
部下「あ~~~!二人でコソコソ何してんすかぁ?」バッ
上司「っち!」
部下「まさか俺がトイレでしてる間にたぶらかして、家に誘いこもう
としてたりしませんよねぇ?」ズイッ
上司「ふんっ!わたしがそんな事するハズ…」
部下「ホントッスかぁ?」コソコソ
父「えっとね、じつはね…」コソコソ
上司「やめんかぁ!!!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:45:37.34:xHNRjfO/Q
部下「ふっ、やっぱ聞かれて不味い内容だったんスね?」
部下「自分家に誘い込む算段だったんスね?この色魔!」
上司「ふん!トイレで何してんのか分からんお前に言われたくはないわ!」
部下「なにを~~~?」
上司「やんのかコラ?上司に刃向うとか分かってやってるんだろうな?」
部下「そっちこそ社長にアレばらされても良いんスね?」
上司「ぐっ、ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…」
部下「ふむむむむむむむむ…」
父「あうあうあう…」オロオロオロ
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:53:20.50:Ka49J0HU0
パコッ ボコッ
上司「あだっ!?」
部下「いてっ!?」
秘書「あなた達、いい加減にしてくださいよ?ここはあなた方の家では
ないんですよ」
上司「あっ…」
秘書「それと、さっきからうるさくて仕事に集中できないと苦情が僕の
ところまで寄せられています」
部下「す、すみません」
上司「……」
秘書「……」ギロッ
上司「申し訳ない…」
秘書「やれやれ…」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:02:47.59:9wCl7YRV0
秘書「とにかく!二人とも持ち場に戻ってください」
秘書「じゃないと、残業代の一切つかない残業サービスがたっぷりと
提供されますからね!分かりましたか?」
上司「はっ、はいっ!」ビシッ
部下「謹んで、仕事に戻らせていただきます」サササッ
父「あうー…」
秘書「それと、あなた」
父「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
秘書「社長がお呼びです。ついて来てください」
父「ひゃいっ!」ビシッ
秘書「ふふふふふふっ…」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:05:47.72:9wCl7YRV0
社長室!
コンコン
社長「入りたまえ」
秘書「失礼します」ヌッ
父「し、しちゅれいしましゅ!」アセアセ
社長「ほう、彼が…」
秘書「はい。いま社内でうわさの…」
父「あうあう…」ビクビク オドオド
社長「ふふふ…なるほどな…」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:10:06.41:9wCl7YRV0
秘書「いかがしましょう?」
社長「そうだな……まずは社長室に入ったんだから持ち物検査せんとな」
社長「凶器でも持ち込まれてたらたまらんからな!」
秘書「確かに…おい!」
父「ひゃ、ひゃい!」ビクッ
秘書「持ち物検査だ。危険物がないか確認する。服を脱ぎなさい」
父「ふ、ふえぇぇぇぇ!?」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:14:28.22:9wCl7YRV0
ダッ!
秘書「無駄です!」ササッ
父「!?」
秘書「ふふふふふ…」ジリジリジリ
父「ふえぇぇぇぇぇ…」
秘書「大人しく自分から脱ぐか、それとも無理矢理脱がされるか
好きな方を選びなさい」
社長「だが、自分から脱がないということは即ち、わたしの命令
に逆らうことだと思うんだな」
社長「つまり……キミがこの先もこの会社で働けるかどうかはキミ
しだいというワケだ」
父「ふえぇぇぇぇぇん…」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:20:51.75:9wCl7YRV0
社長「大切な家族がいるんだろう?」
父「うぅぅぅ…」
社長「まあ、無理にとは言わんがね」
秘書「社長は慈悲深いお方……あなたに選択肢をお与え下さいました」
秘書「脱ぐか、辞めるか。どうします?決めるのはあなたですよ」
父「………う、うぅぅぅぅぅ」
秘書「さあ、どっち!?」
父「ぬ、脱ぎましゅ…脱ぎましゅから…ここでまだ働かせてくだしゃい!」ブルブルブル
社長「ふふふふふふ……やはり家族は見捨てられぬか」
秘書「そうですか……では脱いだものはこちらの籠へどうぞ」カラカラカラ
父「は、はぃぃ…」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:27:26.22:9wCl7YRV0
父「ヒック…ウック……グスングスン」ヌギヌギ
社長「ふふふふふ…」
秘書「むふふふふ…」
父「ウッ…ウッ……」ヌギヌギ
社長「……むっ?」
秘書「社長、どうされましたか?」
社長「あんなに隠しながら脱がれたのではよく見えんな」
秘書「確かに…おいっ!」
父「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
秘書「もっとこっちにしっかり見せながら脱ぎなさい」
父「ふえぇぇぇぇ…」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:37:18.31:9wCl7YRV0
それから彼は、社長と秘書に近づき目の前で衣服を脱ぎ始めた。
距離にして50センチもない。
一歩でも足を進めれば容易に触れる事の出来る距離である。
無論、
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「ふひひひひひひひひひ…」
社長と秘書の生温かい吐息が、彼の身体に掛かるのは言うまでもない。
しかしそれでも!
「うっ、うっ……」
育ち盛りの息子と娘、そして愛する妻の為にもこんなところで職を
失うワケにはいかない。
涙を流しながらも、一枚一枚、目の前のケダモノ達に良く見える
ように彼は脱いでいく。
その光景は、さながらうら若き乙女が夢見る幻想へ誘われている
かの如く、神聖で神々しいものであった。
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:39:03.29:uvyV0nPr0
「これで……いいでしゅか?」
最後の一枚を彼は脱ぎ棄てる。
「お、おぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「おっほ!?」
二人の視線は最早釘付け。
その身体に対して口を挟める者など、この場のどこにもいなかった。
ただただ……
「ごきゅ……」
生唾を飲み込む音が聞こえるばかりである。
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:46:15.85:9wCl7YRV0
「分かってるね?」
社長の、妙に甲高い声が部屋に響き渡る。
「……」
コクンと、彼が小さく頷く。
それが合図だった……。
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:48:29.91:9wCl7YRV0
で!
父「ただいま」ガラッ
母「あら、お帰りなさい。遅かったわね?」
父「少し残業があってな」
母「そう……あら?」
父「ん?」
母「お父さん、話し方元に戻したのね」
父「ん……まあ、な」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:51:05.81:9wCl7YRV0
母「結局あれってなんだったの?」
父「なんだと聞かれると少し困るが……家族とのコミュニケーションが
ちゃんと取れてるか不安があったんでな」
母「ふふっ、相変わらずそういうの真面目に考えすぎ」
父「そうかもな…」
ドタバタドタ
父「む?」
兄「あっ、父さん…」
父「おう、ただいま」
妹「も、戻ってる~♪」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:52:34.07:Vbl7U4RiO
父「ははは、心配かけたようだがもう大丈夫だ」
父「すまなかったな」
妹「良いって、良いって!元のお父さんが戻ってきてくれただけで
十分だよ~」
妹「ねっ、お兄ちゃん♪」
兄「あ、ああ…」
父「そうか…」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:55:28.10:9wCl7YRV0
兄「父さん…」
父「なんだ?」
兄「おかえりなさい!」
父「あぁっ!ただいま」
母「うふふふ…じゃ皆、お父さん帰ったからご飯にしましょっか?」
兄「うん!」
妹「あたしお腹ぺこぺこ~」
母「ふふふふふっ」
父「……」
ウイィィィィン
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:59:50.45:9wCl7YRV0
母「あらっ、何の音かしら?」
父「気にする事ない。空耳だよ」
母「そうかしら?」
父「ああ、そうだよ」
母「……そうね!じゃ、ご飯にしましょっ!」タタタタタタ
カチッ ブルルルルルルルルルル
父「ふえぇぇぇぇぇ……もう逃げられないよぅ……どうしよぉ…」
おわり
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 22:01:29.70:abMYTA9g0
兄「ちょっと説明してもらえませんかね?」
妹「お兄ちゃん、こわい…」
母「あんたはこっち来なさい」スッ
妹「…うん」
父「……」
兄「なんでこんな事したの?みんな何事かと思ってるよ?」
兄「たぶん幼女スレだと思ってwktkした人もいると思うけど、思わず
スレタイ見直したと思うよ?」
父「……」
兄「ねえ、なんで?」
父「ふ…」
兄「ふ?」
父「ふえぇぇぇぇ……息子がいじめるよぅ…」
兄「……」イラッ
妹「……ねえお母さん」ヒソヒソ
母「なに?」ヒソヒソ
妹「お父さん、どっか具合でも悪いの?」ヒソヒソ
母「こないだの健康診断の結果じゃ、どこも悪くなかった
んだけどねぇ…」ヒソヒソ
妹「ふ~~~ん」
兄「父さん、言っちゃなんだけど、いい加減にその変な喋り方
やめないと怒るよ?」
父「そ、そんなこと言ったってぇ…ふえぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
兄「イラッ」イラッ
妹「お、お兄ちゃん…」
母「今のは仕方ないわ。母さんも思わず口から出そうだったもの」
妹「実はあたしも…」
兄「父さん、家族とまともに話し合う気があるなら今すぐその喋り方を
やめて。ないならそのままで良いけどさ」
父「ふえぇぇぇぇぇ……分かりまちたぁ。ちゃんとお話しますぅ」
兄「イラッ」
母「イラッ」
妹「イラッ」
兄「分かった。父さんの考えはとても良く分かった」
妹「お兄ちゃん…」
兄「母さん、この家にはもう父さんはいない」
兄「金だけ家に入れる変なおっさんが居る、そういう認識でいいね?」
母「良いんじゃないかしら?」
父「ふえぇぇぇぇ…それはあんまりですぅ!」
兄「イラッ」
母「イラッ」
妹「イラッ」
父「あうあう…」
兄「じゃ、そういう事で解散」スッ
妹「お疲れっしたー」ガタッ
母「はあ、やれやれ…」ガチャ
父「……」
シーーーーーン
父「ふ、ふえぇぇぇぇぇ…」
翌日!
父「……ふぅ」ムクリ
母「あら、お父さん早いですね。もう起きたんですか?」
父「うんっ!」
母「!?」
父「おはようですぅ」パァァァァ
母「イラッ」
父「!?」ビクッ
母「なんか朝ごはん作る気がなくなったので、そのまま
会社行ってください」
母「わたしは二度寝します」クルッ
父「……」
母「おやすみなさい」
父「ふ、ふえぇぇぇぇぇぇ…」
母「イラッ」
父「……」
会社
父「おはようですぅ」ペコリ
上司「ああ、おはよう」スッ
部下「おはようございます!今日は早いですね!」ペコリ
父「……うん」
部下「どうしたんですか?元気なさげですけど…」
父「ちょっとね……息子に虐められちゃったんですよぅ…」
部下「あらら」
父「それでね、えっとね…」
部下「焦らずゆっくりどうぞ」
父「うんっ!ありがと!」パァァァァ
部下「いえいえ」キュン
父「それでね、えっとね……このお話のしかたがね」
部下「ふんふん」
父「き、気持ち悪いって……ふ…ふぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
部下「なんと!」
なんだと
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:24:31.26:NDeRk8pN0
ひどい家族だな
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:25:04.12:9wCl7YRV0父「そんなにダメかな、かな?」ウルウル
部下「そんな事ありませんよ!せっかく家族と打ち解けるために堅物な
話し方とおさらばしたんじゃないですか!」
部下「今の方が絶対良いッス!」
父「ほ、ほんとぉ?」ウルウル
部下「はいっス!」ブンブン
父「あ、ありがと…ございましゅ///」
部下「はうっ!?」キュンキュンキュン
父「どうしまちたか?」
部下「いえ、なんでもありません」ダラダラダラ
父「そうでしゅかぁ?」
部下「それよりワタクシ、少しお手洗いに用が出来ましたのでこれで
失礼します」ガタッ
父「はいっ!がんばってくだちゃいね?」
部下「イエス、マイロード!」ダッ
昼休み!
父「ふんふふーん♪」
上司「おや、いやに上機嫌じゃないか」
父「あっ、どうもです~」ペコリ
上司「ああ、そのままで良いよ」
父「はいですー」
上司「フヒヒヒッ」ゾクゾクゾク
父「?」
上司「おっと、いかんいかん」
上司「つい口元が緩んで…フヒヒヒヒヒッ」
父「……」
上司「ところで少し小耳に挟んだんだが、その喋り方が原因で家族と
喧嘩したそうだね?」
父「はいー」シュン
上司「そうかそうか、うんうん…なるほどな」ウンウン
父「?」
上司「よし分かった!今日からわたしの家に泊まりに来なさい」
父「ほえっ!?」
上司「きっとキミの家族は急なキミの変化に戸惑ってるんだよ」
上司「だからキミという存在がいかに大切なものであるかを家族に
知らしめる良いチャンスなんだよ、これは!」ズイッ
父「そ、そうなんですかぁ?」
上司「もちろん!」
上司「いままでわたしがキミに間違ったことを言ったかな?」チラッ
父「ないですぅ…」
上司「だろう?」フンス
上司「だったら良いじゃないか、なっ、なっ?」
父「で、でもぉ…」
部下「あ~~~!二人でコソコソ何してんすかぁ?」バッ
上司「っち!」
部下「まさか俺がトイレでしてる間にたぶらかして、家に誘いこもう
としてたりしませんよねぇ?」ズイッ
上司「ふんっ!わたしがそんな事するハズ…」
部下「ホントッスかぁ?」コソコソ
父「えっとね、じつはね…」コソコソ
上司「やめんかぁ!!!」
新しすぎて置いてかれた
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:49:20.09:XIRAB6xO0
これ父は堅物っぽい見た目のオッサンなんだよな?
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:50:23.92:9wCl7YRV0部下「ふっ、やっぱ聞かれて不味い内容だったんスね?」
部下「自分家に誘い込む算段だったんスね?この色魔!」
上司「ふん!トイレで何してんのか分からんお前に言われたくはないわ!」
部下「なにを~~~?」
上司「やんのかコラ?上司に刃向うとか分かってやってるんだろうな?」
部下「そっちこそ社長にアレばらされても良いんスね?」
上司「ぐっ、ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…」
部下「ふむむむむむむむむ…」
父「あうあうあう…」オロオロオロ
誰得なんだこれは
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 20:57:48.25:9wCl7YRV0パコッ ボコッ
上司「あだっ!?」
部下「いてっ!?」
秘書「あなた達、いい加減にしてくださいよ?ここはあなた方の家では
ないんですよ」
上司「あっ…」
秘書「それと、さっきからうるさくて仕事に集中できないと苦情が僕の
ところまで寄せられています」
部下「す、すみません」
上司「……」
秘書「……」ギロッ
上司「申し訳ない…」
秘書「やれやれ…」
秘書「とにかく!二人とも持ち場に戻ってください」
秘書「じゃないと、残業代の一切つかない残業サービスがたっぷりと
提供されますからね!分かりましたか?」
上司「はっ、はいっ!」ビシッ
部下「謹んで、仕事に戻らせていただきます」サササッ
父「あうー…」
秘書「それと、あなた」
父「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
秘書「社長がお呼びです。ついて来てください」
父「ひゃいっ!」ビシッ
秘書「ふふふふふふっ…」
社長室!
コンコン
社長「入りたまえ」
秘書「失礼します」ヌッ
父「し、しちゅれいしましゅ!」アセアセ
社長「ほう、彼が…」
秘書「はい。いま社内でうわさの…」
父「あうあう…」ビクビク オドオド
社長「ふふふ…なるほどな…」
秘書「いかがしましょう?」
社長「そうだな……まずは社長室に入ったんだから持ち物検査せんとな」
社長「凶器でも持ち込まれてたらたまらんからな!」
秘書「確かに…おい!」
父「ひゃ、ひゃい!」ビクッ
秘書「持ち物検査だ。危険物がないか確認する。服を脱ぎなさい」
父「ふ、ふえぇぇぇぇ!?」
ダッ!
秘書「無駄です!」ササッ
父「!?」
秘書「ふふふふふ…」ジリジリジリ
父「ふえぇぇぇぇぇ…」
秘書「大人しく自分から脱ぐか、それとも無理矢理脱がされるか
好きな方を選びなさい」
社長「だが、自分から脱がないということは即ち、わたしの命令
に逆らうことだと思うんだな」
社長「つまり……キミがこの先もこの会社で働けるかどうかはキミ
しだいというワケだ」
父「ふえぇぇぇぇぇん…」
社長「大切な家族がいるんだろう?」
父「うぅぅぅ…」
社長「まあ、無理にとは言わんがね」
秘書「社長は慈悲深いお方……あなたに選択肢をお与え下さいました」
秘書「脱ぐか、辞めるか。どうします?決めるのはあなたですよ」
父「………う、うぅぅぅぅぅ」
秘書「さあ、どっち!?」
父「ぬ、脱ぎましゅ…脱ぎましゅから…ここでまだ働かせてくだしゃい!」ブルブルブル
社長「ふふふふふふ……やはり家族は見捨てられぬか」
秘書「そうですか……では脱いだものはこちらの籠へどうぞ」カラカラカラ
父「は、はぃぃ…」
父「ヒック…ウック……グスングスン」ヌギヌギ
社長「ふふふふふ…」
秘書「むふふふふ…」
父「ウッ…ウッ……」ヌギヌギ
社長「……むっ?」
秘書「社長、どうされましたか?」
社長「あんなに隠しながら脱がれたのではよく見えんな」
秘書「確かに…おいっ!」
父「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
秘書「もっとこっちにしっかり見せながら脱ぎなさい」
父「ふえぇぇぇぇ…」
それから彼は、社長と秘書に近づき目の前で衣服を脱ぎ始めた。
距離にして50センチもない。
一歩でも足を進めれば容易に触れる事の出来る距離である。
無論、
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「ふひひひひひひひひひ…」
社長と秘書の生温かい吐息が、彼の身体に掛かるのは言うまでもない。
しかしそれでも!
「うっ、うっ……」
育ち盛りの息子と娘、そして愛する妻の為にもこんなところで職を
失うワケにはいかない。
涙を流しながらも、一枚一枚、目の前のケダモノ達に良く見える
ように彼は脱いでいく。
その光景は、さながらうら若き乙女が夢見る幻想へ誘われている
かの如く、神聖で神々しいものであった。
笑ったけど自分の親父を想像した瞬間吐きそうになった
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:43:30.32:9wCl7YRV0「これで……いいでしゅか?」
最後の一枚を彼は脱ぎ棄てる。
「お、おぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「おっほ!?」
二人の視線は最早釘付け。
その身体に対して口を挟める者など、この場のどこにもいなかった。
ただただ……
「ごきゅ……」
生唾を飲み込む音が聞こえるばかりである。
「分かってるね?」
社長の、妙に甲高い声が部屋に響き渡る。
「……」
コクンと、彼が小さく頷く。
それが合図だった……。
で!
父「ただいま」ガラッ
母「あら、お帰りなさい。遅かったわね?」
父「少し残業があってな」
母「そう……あら?」
父「ん?」
母「お父さん、話し方元に戻したのね」
父「ん……まあ、な」
母「結局あれってなんだったの?」
父「なんだと聞かれると少し困るが……家族とのコミュニケーションが
ちゃんと取れてるか不安があったんでな」
母「ふふっ、相変わらずそういうの真面目に考えすぎ」
父「そうかもな…」
ドタバタドタ
父「む?」
兄「あっ、父さん…」
父「おう、ただいま」
妹「も、戻ってる~♪」
父ペロペロ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 21:52:53.37:9wCl7YRV0父「ははは、心配かけたようだがもう大丈夫だ」
父「すまなかったな」
妹「良いって、良いって!元のお父さんが戻ってきてくれただけで
十分だよ~」
妹「ねっ、お兄ちゃん♪」
兄「あ、ああ…」
父「そうか…」
兄「父さん…」
父「なんだ?」
兄「おかえりなさい!」
父「あぁっ!ただいま」
母「うふふふ…じゃ皆、お父さん帰ったからご飯にしましょっか?」
兄「うん!」
妹「あたしお腹ぺこぺこ~」
母「ふふふふふっ」
父「……」
ウイィィィィン
母「あらっ、何の音かしら?」
父「気にする事ない。空耳だよ」
母「そうかしら?」
父「ああ、そうだよ」
母「……そうね!じゃ、ご飯にしましょっ!」タタタタタタ
カチッ ブルルルルルルルルルル
父「ふえぇぇぇぇぇ……もう逃げられないよぅ……どうしよぉ…」
おわり
まさにやおい
乙でした
乙でした
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でも嫌いじゃないww
自分にはよくわからなかった
(´・ω・`)
ヒント:ケツ穴にバイブを挿してる
思いっきり答えで草