月「たまには国語辞典でも読むか」
パラッ。
【童貞(どう-てい)】
まだ異性と肉体関係をもったことがないこと。
また、その人。ふつう蔑称に用いられる。
月「!!!」
これはまさしく僕のことではないか……!
完璧人間の僕が、まさか童貞だったなんて……。
くそっ……一刻でも早く卒業しないと……!
月「とりあえず彼女を作ろう」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:18:32.77:QgFus0fm0
リューク「彼女ってお前、そう簡単にはいかねーぞ?」
月「大丈夫だよリューク。 僕はモテるんだぞ?」
リューク「そうなのか? まぁ確かに携帯のアドレス帳は女だらけだったけど」
月「フフフ……ってあれ? 何でリュークがそんなこと知ってるんだ!?」
リューク「昨日ライトが寝てる間に見たからな。 ケータイ」
月「!!!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:20:04.61:QgFus0fm0
月「おい! 変なことしてないだろうな!?」
リューク「するわけないだろ。操作方法分かんねーしよ」
月「だといいが……ん?」
リューク「どうしたライト?」
月「……アドレス帳の名前が全て “夜神総一郎” になってる……」プルプル
リューク「あ、それは……」
月「どうしてくれるんだ! このままじゃ全ての連絡が父さんからになるではないか!!」
リューク「お、オレは知らねーぞ! 適当に弄ってたら 突然 そうなったんだ!」
月「アドレス帳全部が 突然 父さんになるわけないだろ! どんなプログラムだよ!」
携帯<You've got a mail.
月「!!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:22:41.48:QgFus0fm0
【From】夜神総一郎
【本文】明日ライトとデートしたいな(ハート)
月「おええええええええええ」
リューク「ん? デートの誘いか? 良かったじゃんかよ」
月「黙れ! これじゃ気持ち悪くて返信できないだろ!」
リューク「でもよ。せっかくの脱童貞チャンスなんだぜ? OKしろよ」
月「くっ……そうだよな……まぁ冷静に考えて相手が父さんなわけないし……」
リューク「当たり前だろ」
月「よし、分かった。OKメール出しとくよ」
【返信】いいよ。明日の10時にバス停でいいかな?
月「送信っと……」
携帯<You've got a mail.
月「おっ。早いな返信」
【From】夜神総一郎
【本文】かまわんぞ
月「おい……」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:24:50.34:QgFus0fm0
月「この言葉遣い……まさか本当に父さんなんじゃ……」ガクガク
リューク「ククク……」
月「!? おいリュークッ!! まさか知ってたのか!?」
リューク「ああ。総一朗がお前の携帯を弄るところをオレは見てたからな」
月「な、何!? じゃあアドレス帳を書き換えたのは父さん自身なのか!?」
リューク「その通りだ。 総一朗はそこまでして、お前とデートしたいのだろう」ククク
月「こ、この野郎! よくも嘘をつきやがったな!!」
リューク「ククク。楽しみにしてるぜ? 親父とのデート」
月「くそっ! この裏切り者め!!」
僕は家を飛び出した。
向かうは父さんのいるキラ事件捜査本部。
直接会って、デートの約束をキャンセルしないとっ!
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:26:53.93:QgFus0fm0
◆キラ事件捜査本部◆
ガチャ!!
月「とーさん!!!」
総一朗「ライト……」
総一朗「……男に二言はないからな?」
月「!!」
月「だからそれは誤解……って、そもそもてめぇが悪いんだろが!!」
総一朗「なんだとっ!? 親になんて口を聞くんだ!」
月「黙れ! お前なんか親じゃない!!」
総一朗「何を!? 親じゃなかったら恋人だっていうのか!?」
月「何でだよ!! つーかそもそも何でだよ!!」
総一朗「そんなの決まってるだろう。 私はお前とセッ○スしたいのさ」
月「はぁーん!?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:29:04.54:QgFus0fm0
総一朗「実を言うと、私は 童貞 なのだ」
月「え……?」
総一朗「かれこれ50年生きてるが、一度も射精をしたことがない」
ワタリ「本当ですよ。夜神さんはオ○ニーどころか夢精すらしたことがないんです」
月「お前はすっこんでろ! 童貞 ってどういうことだよ父さん!」
総一朗「いやぁ。どのように射精しようか迷ってるうちにこの年になってしまってな。 ハハハ」
月「そんなことを聞いてるんじゃない! ああ! 突っ込みどころが多すぎてイライラする!!」
総一朗「あ。 さてはお前も童貞だな? ハハハ。 童貞の子は童貞ってか」
月「……まじめに答えろ……僕と粧裕はお前の子じゃないのか?」
総一朗「!!」
総一朗「……いつから気づいていた?」
月「馬鹿だろお前」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:30:25.94:VCpbuvrd0
総一朗「そうだ。お前と粧裕は幸子(母)の子供だ。オレはその再婚相手に過ぎない」
月「……そう……だったのか……」
総一朗「すまん。隠してたわけじゃないんだ」
月「いや、謝らなくていいよ。普通に嬉しいからさ」
総一朗「それは、私との恋愛関係に法的な壁がなくなるからか?」
月「いや、違うよ。お前と血がつながってなくて良かったな、って意味だよ」
総一朗「それは、私とお前の子供に奇形児が生まれにくくなるからか?」
月「生まれねーよ。てかお前は母さんと一度もセッ○スをしてないのか?」
総一朗「当たり前だ。50年も溜めた精子なんだぞ。普通に出してはつまらんだろう」
月「普通ではつまらない―――それで僕が選ばれたと?」
総一朗「ああ。50年物の精子を子供、それも男に射精するなんて、ギネス級だろ?」
月「そうだな。ギネス級のキチガイだ。あと、精子をワインみたいに言うな」
ワタリ「私のは70年物ですがね」
月「もうお前らでやってろよ。僕は帰る」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:35:31.52:QgFus0fm0
◆帰り道◆
月「くそっ! やられたッ!!」ガンッ
リューク「ど、どうしたんだライト?」
月「デートを断れなかった! まさかあそこまで話が通じないとは!!」
リューク「別にドタキャンすればいいだけの話だろ?」
月「いや、残念ながらドタキャンはできないよ」
リューク「ん? 何でだ?」
月「向こうにはメールという物的証拠があるんだぞ?」
リューク「!!!」
リューク「……なるほど、そういうことか」
月「そうだ。 ドタキャンして訴えられれば、まず僕は有罪になるだろう」
リューク「そして場合によっては死刑になる……」ゴクリ
月「ああ、その通りだ。 だからデートをドタキャンすることはできない」
月「いい手だ。 やられたよ……」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:36:12.12:iWBQodJw0
リューク「ってことはライト。 お前は総一朗で童貞を卒業するのか?」
月「いや、厳密に言うと喪失するのは処女の方だろう」
リューク「あ、そうか。 50年物の精子を中出しされるんだもんな」
月「だが何としてでも回避したい……はっ、そうだ!」
リューク「ん? 何かいい考えでも浮かんだか?」
月「奴をデスノートで裁けばいいんだ!!」
リューク「あん? 無理に決まってるだろ」
月「なっ!? どうしてだよリューク」
リューク「総一朗は殺させない。もし殺したら、オレがお前を殺すぞ」
月「え……!? まさか、お前……」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:41:58.04:QgFus0fm0
リューク「そうだ。 オレは総一朗に 恋 をしている」
月「な、なんてこった……」
リューク「だからオレは携帯の件で総一朗にこっそり味方したんだよ」
月「そうだったのか……いや、ちょっと待て」
リューク「何だよ。どこかおかしいか?」
月「奴のことが好きなら、どうしてデートの約束を手助けするようなマネをしたんだ!?」
リューク「……うるさい……お前に、片思いの複雑な気持ちが分かってたまるかよ!!」
月「はぁーん!? んなもん知るかよ! バ~~~~~~~カ!」
リューク「な、何だとこの野郎! もう罰として、デスノートの所有権を剥奪だっ!」
月「うわあああああああああああああああああああああ」
僕はデスノートの所有権と、ノートに関する記憶を失った。
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:44:30.79:+Ym8aHxJ0
◆その頃、キラ事件捜査本部では◆
L「今から会議を始めます。夜神さん、会議のテーマをお願いします」
総一朗「オホン。今日の議題はセッ○スをせずとも童貞を捨てる方法についてだ」
松田「前回に引き続き、というわけですね」
総一朗「そうだ。前回では、模木君が実にいい案を出してくれたな」
模木「恐縮です。では“模木セッ○ス”について、再び概要を説明させて―――」
L「その必要はありません。 “模木セッ○ス”など、所詮はマガイモノですよ」
相沢「おい、何言ってるんだよL? お前だって前回は“模木セッ○ス”に賛成だっただろ!?」
L「確かに前回まではそうでした。しかし私は遂に、“神のオ○ニー”を発見したのです」
相沢「か、“神のオ○ニー”だと? バカな! 見つかりっこない、見つかるはずがないッ!!」
松田「ちょっと相沢さん。 あなたは結婚して、童貞の心まで失ってしまったのですか?」
相沢「何だと松田! そういうお前こそ、本当は信じてないんじゃないのか!?」
総一朗「慎め相沢!! 自分が今どれだけ不適切な発言をしているか分からないのか!!」
相沢「くッ……!!」
松田「……相沢さん……僕は信じてますよ。 “神のオ○ニー”の存在を……」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:50:33.03:QgFus0fm0
総一朗「ふっ。 ダテに25年間、童貞やってないな。 松田」
松田「いえいえ。 僕なんて、局長の足元にも及びませんよ」
ワタリ「オホン。それでは、“神のオ○ニー”とは何か、私から説明させていただきます」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
セッ○スにあって、オ○ニーにないもの。
その最大要素として“射精後の満足感”が挙げられますが、
“神のオ○ニー”は、この常識を大きく覆すことからそう呼ばれています。
そう。“神のオ○ニー”では、いわゆる“賢者モード”の訪れはなく、
射精後に“まるでセッ○スをしたかのような”幸福感が得られるのです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
模木「素晴らしいな。 しかしL。 お前は本当に発見したのか?」
L「ええ、本当です。 今からその方法を発表します。 ワタリ、パワーポイントの準備を」
ワタリ「分かりました」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:55:44.87:QgFus0fm0
◆一方、夜神家◆
リューク「あー、勢いでライトから所有権奪っちまったよ……暇だなァ……」
リューク「はっ、そうだ! 今度はノートを総一朗にやればいいんじゃね?」
リューク「そしたら総一朗はオレに干渉できるようになり――さらに!」
リューク「オレは四六時中、総一朗に付きまとうことができるじゃないか!」
リューク「うほっ! オレって天才! ……そうと決まれば早速実行だ!」
リューク「えーっと……ライトはノートを机の引き出しにしまってたよな……」
ガラガラ。
リューク「そうそう。 確かこの二重底の隙間に隠してたはずだ」
リューク「えーっと、取り出す際に何か注意事項があった気がするが……何だっけ?」
リューク「……ま、いっか♪ とりゃっ」
ガタッ。
『ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
リューク「うわっ、あちっ! 何だよコレ! 急に火がついたぞ!?」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:59:44.76:QgFus0fm0
リューク「危うくノートが燃えるところだったじゃねーか! まったく!」
パタパタパタ。
リュークはノートを手に取り、燃えたぎる夜神家を後にした。
そして意気揚々と、キラ事件捜査本部に向かう。
初恋の人との“初めての出会い”を交わすために……。
◆その頃、都内某所◆
月(くっ……頭が痛い。 今、僕に何が起こったんだ……?)
月(まぁいい。 とにかく急いで童貞を卒業しないと……)
粧裕「あ、お兄ちゃんだ♪ 何してるのこんなところで」
月(粧裕じゃないか……てかこんなに身長高かったっけ?)
月「ああ、ちょっと散歩してただけだよ。 そっちは学校の帰りかい?」
粧裕「そうだよ。 お兄ちゃんも一緒に帰ろっ?」
月「……」
ここで家に帰ってしまえば、セッ○スできる確率は激減してしまう……。
月「いや、僕はもう少しブラブラしてから帰るよ」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:02:24.25:QgFus0fm0
粧裕「ふーん。 じゃあ粧裕もついてく♪」
月「え!? あ、いや、ついてきたって何にも面白くないぞ?」
粧裕「そんなのいいよ♪ 粧裕はお兄ちゃんと一緒にいたいだけだもんっ!///」ギュッ
月「お、おいくっつくなって……はぁ~、参ったな……」
粧裕「むむ。 そんなに嫌がるとは……さてはナンパにでも行くつもりだったな?」ジトッ
月「ギクッ」
粧裕「ああっ! 図星だ! この浮気者ぉ!!」ギューーーーッ
月「イタタタタ! 違う! 違うって! 今から父さんのところに行くんだよ!」
粧裕「あれ? そうなの……?」キョトン
月「本当だって。 だから粧裕は先に帰ってて」
粧裕「そういうことなら……あ、でも捜査本部まではついてくからねっ」
月「えっ……いや、その必要は……」
粧裕「だってお兄ちゃん、嘘ついてるかもしれないもん///」プクッ
月「はぁ……分かったよ……」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:03:51.49:mLr9PppH0
◆一方、キラ事件捜査本部◆
L「ところで皆さんはオ○ニーを“いつ”しますか?」
総一朗「ん~。私はしたことないから分からんな」
ワタリ「私もです。しかし興味はあります」
松田「局長と長老は流石ですね。 僕はやっぱり“寝る前”かなぁ」
模木「私も松田に同じく“夜”だ。相沢さんもそうでしょう?」
相沢「そうだな。嫁とセッ○スするのは晩だし」
総一朗「カチン! セッ○スだと!? このナス男がっ!!」ピキピキッ
ワタリ「君はどうしてこの捜査本部に参加しているのかな?」ピキピキッ
相沢「なっ! 非童貞も本部に必要とおっしゃったのはお二方じゃありませんか!」
L「しかし、その発言は耳に余りますよ。 あなたも宇生田さんのようになりたいですか?」
相沢「ッ!!」
L「この会議に参加してる以上、童貞をバカにする発言は控えてください」
相沢「分かった……オレも宇生田のようにはなりたくないしな」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:09:27.14:QgFus0fm0
L「話が若干逸れましたが、どうやらみなさんは“夜”にオ○ニーをするようですね」
模木「ああ。 まさか、それが間違いだというのか?」
L「その通りです。 このままでは、到底、神のオ○ニーには及ばないでしょう」
相沢「でもよ、だったらいつ、オ○ニーをすればいいんだ?」
L「いい質問ですね。 それでは皆さん、次の図をご覧ください」
総一朗「“時間帯別ムラムラ指数”……なんだこれは?」
L「このグラフは、人間が“いつ”、最もオ○ニーをすべきかを表したものです」
ワタリ「ほほう、これは興味深い結果が出ていますね」
L「そう。 我々は普通、夜にオ○ニーをしますが、本当は“朝”にすべきだったのです!」
松田「“朝”だとっ!? でも言われてみれば、男は朝起ちとかしますもんね!」
模木「なるほど。 我々は今まで、“惰性”で、夜にオ○ニーをしていたのかもしれないな……」
L「そして我々人間は4次元上の生き物。 “時間”の問題が解決した今――」
総一朗「――次に直面する問題は、“場所”ということか」
L「その通りです。 適切な時間に、適切な場所でオ○ニーをすれば――」
ワタリ「――それはより一層、神のオ○ニーに近づく、というわけですね」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:13:26.16:QgFus0fm0
相沢「“適切な場所”か……自宅ではないのは確かだな」
模木「ええ。 そんな身近に神のオ○ニーが存在するとは思えないです」
総一朗「もしかして、公共の場、とかだろうか?」
L「おお! 素晴らしいです夜神さん! いい線を行っています」
ワタリ「オ○ニーからかけ離れている場所ほど、よさそうですねぇ」
L「んんっ! いいぞワタリ! そうやって思考を巡らし、人は真実を追い求めていくんだ!」
松田「……“通勤中の電車”……とかでしょうか」
L「!!!!!!!!」
相沢「おい! どうしたL!?」
L「……し、信じられない……こんなに早く真実に辿りつくなんて……」
模木「通勤中の電車だと……すごい……すごすぎる……」プルプル
総一朗「松田……お前はどれだけ可能性を秘めているんだ……」プルプル
ワタリ「こんな怪物ルーキー……ワイミーズハウスですら見たことがありません……」プルプル
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:15:07.65:cF99Pzj80
松田「オカズはもちろん……“妄想”ですね」
L「!!!」
松田「オナホール? ありえません。 絶対に“右手”です」
総一朗「!!!!!」
ワタリ「……あわわわわ」
相沢「ん? みんな何を驚いてるんだ?」
L「分からないんですか相沢さん!! こんな身近に、神がいたんですよ!?」
総一朗「はっ! こうしちゃいられない! 今すぐ長官に連絡しなければっ!!」
PRRRRRR♪PRRRRRR♪
長官『何の用だ? 夜神』
総一朗「早急に松田桃太刑事の昇格と昇給を手配してください!! 今すぐにですっ!!!」
長官『は? 何を言ってるんだ君は?』
総一朗「馬鹿野郎! ちんたらしてたら他所に持っていかれるぞ!!」
総一朗「彼がどんだけ大物か分かってるのか! このうんk――」
長官『おい!! 上官に向かって、なんて口の聞き方だ! もうお前クビ!!』
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:20:10.24:QgFus0fm0
◆5分後◆
ワタリ「落ち着きました?」
総一朗「ああ、取り乱してすまなかった」
模木「でも仕方ないですよ、神がこんな近くにいたんですから」
松田「そんな、神だなんて、恐れ多いです……」
L「いや、あなたは神ですよ。 まさかたった数秒で真実に辿り着くなんて」
松田「すると、“神のオ○ニー”の正体は……」
L「はい。 “神のオ○ニー”というのは……」
朝、通勤中の電車(快速 or 新快速)の中で、
周りを見渡しながら凄くエロい妄想をし、
はち切れそうなくらい勃起したところで、
車内の簡易トイレに駆け込み、
妄想全開でシュッシュシュッシュし、
便器の中に白濁液を放出したら、
パンツとズボンを履き、座席に腰を下ろし、
窓から気持ちの良い朝日を浴びること
なんです。
L「とにかく物凄い満足感ですよ。セッ○ス以上です」
※本当です。
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:22:25.30:QvwqOx5e0
総一朗「これは試してみたいかもしれん……」
ワタリ「な、何を言ってるんですか! あなたは50年、我慢してきたんですよ!?」
総一朗「むむぅ……ちょっと一人で考えさせてくれ」
◆総一朗の部屋(捜査本部)◆
ガチャ。
総一朗「はぁ……どうしたものか」
総一朗「確かにいくら神のオ○ニーといえど、50年物の精子を使うのはなぁ……」
バサッ。
総一朗「ん? このノートは……! だが、どこから落ちて――」
リューク「よぉ」
総一朗「!!!!!!!」
総一朗「だ、誰だお前はっっっっ!?」
1分後。
総一朗「なるほど、お前がリュークか」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:27:30.71:QgFus0fm0
リューク「でも総一朗は警察官だし、こんなノート、使いたくないだろ?」
総一朗「いや、私は既に警察官ではない。先程クビにされたからな」
リューク「ああ、そういえばそうだったな。 じゃあ使うのか?」
総一朗「もちろんさ。 私は以前から、この世界に疑問を感じていたのだよ」
リューク「てことはお前も、犯罪者を裁くとか、そんなノリなわけ?」
総一朗「いや、私は“キラ”にはならない。 私は“非童貞”を始末したいだけだ」
リューク「非童貞を? どういうことだ?」
総一朗「説明しよう」
今日、世間には童貞を馬鹿にする風潮が存在している。
たかが性交渉を一度もしたことがないというだけで、
童貞は人権に反した、とても不憫な生活を送っているのだ。
ヤリチンからはいじられ、ヤリマンからは気持ち悪いと言われる。
そこで私は思った。
童貞を馬鹿にする、こういった風潮をなくすためには、
この世を、童貞、及び処女だけにしてしまえばよいのではないか、と。
一度でもセッ○スをしたことがある人間は全員始末すればよいのではないか、と。
お前もそう思うだろ、リューク?
リューク「ああ。総一朗は正しいよ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:31:33.26:QgFus0fm0
総一朗「手始めに相沢を裁くとしよう」
リューク「なぁ、その前に聞いていいか?」
総一朗「ん? なんだ?」
リューク「非童貞を非難するなら、お前は明日、ライトとセッ○スしないよな?」
総一朗「何を言ってるんだ? ライトとはセッ○スするに決まっるだろ」
総一朗「まさかお前、ホモセッ○スで非童貞になるとでも思ってるのか? >>1を見てみろ」
リューク「……(´・ω・`)」
総一朗「ん? どうしたリューク? 残念そうな顔して」
リューク「う、うるせー。何でもねーよ。バカ」
総一朗「変な奴だな。 まぁほっといて、ノートに名前を書くか」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
相沢周市
「セッ○スをしてすみません」と言い、心臓麻痺で死亡(以下これがデフォルト)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:35:18.37:QgFus0fm0
◆その頃、会議室◆
模木「それにしても松田。 お前は凄いな」
松田「アハハ、そうっすかね?」
ワタリ「ちなみに松田さん。 一番エロいアルファベットはなんだと思いますか?」
松田「それはもちろん、“D”でしょう」
L「流石ですね。宇生田さんとは違います」
松田「宇生田さんは何て答えたんですか?」
ワタリ「彼は“H”と答えて、そのエロレベルの低さを露呈してしまいました」
模木「ああ、そうだったな。 それが理由で、例の任務を命じられたんだっけか」
L「もういいですよ模木さん。雑魚の話は」
相沢「それにしても宇生田は馬鹿だよなぁ。“H”って小学生かよ。ハハハ」
L「相沢さんも、エロレベルに関しては、あんまり人のこと言えませんよ?」
相沢「ハハハ。 オレは大丈b……セッ○スをしてすみません」バタッ
松田「相沢さん? どうしたんですかっ!? しっかりしてください!!」
L「クソッ! キラか! 一体どうして相沢さんが!」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:40:02.09:QgFus0fm0
総一朗「みんなwwww どうしたwwwww」
ワタリ「相沢さんがキラにやられました」
総一朗「な、なんだってwwwww」
模木「相沢さん……くそっ、キラめ……」
総一朗「ほんとなwwww キラはほんともうwwwww」
松田「……?」
夜神総一郎はとても素直な人間だった。
L「夜神さん、なんか嬉しそうですね?」
総一朗「ば、ば、馬鹿を言うな! そんなこというならもう帰るぞ!!」
L「何でそうなるんですか」
総一朗「うるさい! 帰るったら帰るっ!!」
L「ちょっと夜神さ――」
ガチャン!
L(本当に帰ってしまった……もしかしてライト君でなく、彼が“キラ”なのか……?)
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:43:52.26:QgFus0fm0
◆外◆
総一朗(クックック。 “デスノート”、本物だ!!)
総一朗(ムフフ。 これから非童貞・非処女裁きで忙しくなるぞ!)
月「あ」
総一朗「あ」
粧裕「お父さん、今帰るとこ?」
総一朗「オホン。 ああ、そうだ。 粧裕たちもか?」
粧裕「うん! だから、3人で帰ろうよ!」
粧裕「お兄ちゃんも、お父さんが帰るんだから今日はもういいでしょ?」
月「え……あ、あぁ。 じゃあ僕も帰ることにしようかな」
粧裕「ん? なんか2人ともギクシャクしてない? ケンカでもしたの?」
月「いや、そういうわけじゃ……」
粧裕「もう。 2人ともいい大人なんだから、仲直りしなきゃダメだよ?」
粧裕「ほら、手つないでつないで!」
総一朗「ニヤリ」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:46:46.17:QgFus0fm0
僕らは3人仲良く手を繋いで帰った。
\(粧裕)/\(僕)/\(奴)/
左手はとても優しく暖かったが、
右手は汗まみれの加齢臭で汚された。
それだけでなく右は勃起していた。
僕はこいつがホモであると再認識し、
血が繋がってなくてよかったと、改めて肩をなで下ろした。
が、そのなで下ろした肩にまでヤツの手の感覚が伝わってくる。
もう嫌すぎて死にそうになり、むしろ逆に楽しくなってきた。
僕らはスキップを始めた。よく考えれば3人で帰るなんて久しぶりだもんな。
トトロの散歩の歌を歌いながら、僕らは歩みを刻む。向かうはマイホームだ。
母さんもそろそろパートから帰るころだろうし、久しぶりに4人で食卓を囲もう。
そこにはきっと暖かい我が家が……
暖かい我が家が……暖かい……
……暑い……あっつい!!
月「うわああああああああああああああ」
そこには全焼した我が家があった。
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:50:11.46:MqFWo6mcO
総一朗「私の家が……」
粧裕「どういうことなの……」
幸子「うぅ……あなた……どうしましょ……」
総一朗「幸子、これは一体どういうことだ!」
幸子「私にも分からないわよ。 ここに着いたときには既に家が燃えてたわ」
総一朗「くそっ! なんてこった! まだローンも残っているというのに……」
幸子「これから地道に頑張るしかないわね……あなたもお仕事頑張って」
総一朗「すまん、実はクビになったんだ」
幸子「は? 何が?」
総一朗「いや、だから警察をクビになったんだ。 今日付けで」
幸子「はぁあああ!? 公務員の癖にクビ!? どういうことよ!!!」
総一朗「すまん……バイトでも始めるから、そんなに怒らないでくれ」
幸子「……頭痛くなってきたわ……」フラフラ
総一朗(おのれ……下手に出てりゃ調子こきやがって……)
総一朗(そういえばコイツも非処女だったな……始末するか)
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:53:12.28:QgFus0fm0
粧裕「お兄ちゃん……どうしよう……」
月「大丈夫だよ。 粧裕は僕が守るから」
粧裕「お兄ちゃん……///」
月「だから心配しないで」
とは言ったものの、マジどうすんだコレ。
僕は童貞を卒業しなきゃいけないんだぞ?
こんなことに気を取られてる場合じゃ―――
幸子「セッ○スをしてすみません!」バタッ
月「!?」
粧裕「お、お母さん……?」
総一朗「駄目だ、心臓麻痺で死んでる」
粧裕「いやああああああああああああああ!!」
総一朗「これはキラだな」
月「母さん!! 何で……うぅっ……そんな……」
月「おのれ、キラめ!! 絶対に許さない!!!」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:55:21.01:QgFus0fm0
◆2時間後◆
L「夜神さんの嫁が死んだと聞いて」
ワタリ「やはり、キラですか?」
総一朗「ああ、今日はとんだ災難日だよ」
L「というか、本当はアナタがキラでしょ?」
総一朗「!!」
総一朗「ど、どうして分かった!?」
L「簡単ですよ。この2時間でキラによる犠牲者が分かっているだけで30人……」
L「いずれもアナタと関係があり、非童貞、非処女の人物です……」
総一朗「そうか。私はやりすぎてしまったようだな……」
L「いや、そんなことはありません」
総一朗「!?」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:57:27.04:QgFus0fm0
L「夜神さん。あなたは、非童貞、非処女を撲滅したいのですよね?」
総一朗「ああ、その通りだが……」
L「そういうことであれば、我々はあなた、すなわちキラに協力します」
総一朗「ど、どういうことだ!? キラである私を、拘束しないのか!?」
松田「拘束なんてしませんよ」(童貞歴25年)
模木「我々の気持ちはあなたと一緒です」(童貞歴30年)
ワタリ「一緒に非童貞どもを駆逐しましょう」(童貞歴70年)
L「そこには、きっと正しい世界がありますから」(童貞歴25年)
総一朗「みんな……本当にありがとう……!」(童貞歴50年)
ここに童貞歴合計200年の、
“チーム・キラ”が誕生した。
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:58:51.10:HMvW6A7m0
◆翌日◆
家が跡形もなく全焼し、
借金まみれの父親が職を失い、
加えて優しかった母さんが死んでしまった今、
僕と粧裕が父の元に残る理由はなかった。
月「ここまでくれば、奴も追ってこまい」
粧裕「何でお父さんに黙って逃げるの?」
月「奴は本当の父親じゃないし、僕の処女を狙ってるんだぞ!?」
粧裕「え? それってどういう――」
月「いや、何でもない。とにかくしばらくは2人で暮らそう」
粧裕「うん! 粧裕ね、ずっとお兄ちゃんと同棲してみたかったの♪」
月「ハハ、何だそれ。今までずっと一緒に暮らしてきただろ?」
粧裕「今までは2人っきりじゃなかったもん!」
月「まったく、お前はいつまでたっても甘えん坊だな――ん?」
街頭テレビ『――現在、サクラテレビより、緊急生放送でお送りしております』
月「……何かあったのか?」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:03:58.47:QgFus0fm0
TV『――繰り返します、我々サクラテレビはキラに脅迫されています』
TV『このビデオテープの内容を全国に流さなければ、我々の命はないとのことです』
粧裕「なんか大変なことになってるね……」
月「くそっ! キラめ! こんなことをして一体何のつもりだ!」
TV『それでは、指示された時刻になりましたので、ビデオを放映させていただきます』
ザザーッ。
≪(おちんちんロゴ)≫
≪我らはチーム・キラ。この世の非童貞と非処女を憎む組織だ≫
月「非童貞と非処女だと? キラは犯罪者を憎むのではないのか? それに組織って……」
≪今日は皆に、とある義務を命じたく思い、この場を借りさせてもらった≫
月「義務……だと?」
≪これからは、全世界の人々を対象に――≫
≪自身の性行為経験人数を記したシールを、常に身につけてもらう≫
月「な、なんだって!?」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:06:36.00:QgFus0fm0
≪もちろんシールを貼っていなければ殺すし、そこに嘘を記した場合も殺す≫
月「そのシールで童貞か非童貞か判断するってことか……何て馬鹿げてるんだ」
≪来週までに用意してもらおうか。媒体はシールでなくても、ワッペンなどで構わない≫
月「気が狂ってるとしか思えない……」
粧裕「どういうことなの……」
≪さて、そろそろお別れ時間だ。 最後に一つだけ、個人的なメッセージを……オホン≫
月「……?」
≪ライト、約束を破ったな。警察は今、お前を全力で追っているぞ≫
≪視聴者の皆は、コイツを見つけ次第、110に通報してくれ≫
≪懸賞金は10億円だ。ウッフッフ。君たちの活躍を祈る……≫
ザーッ。
粧裕「お兄ちゃん……?」
月「粧裕、フードで顔を隠せ……このまま走って逃げるぞ……」
粧裕「えっ、どういうこと? お兄ちゃん、何か悪いことしたの?」
月「説明は後だ。 あの裏路地を通って町を出よう」
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:08:28.95:QgFus0fm0
月(くそっ、まさか奴がキラだったなんて……!!)
月(いや、とにかく今は逃げることを考えよう。てか懸賞金10億ってどんな犯罪だよ)
月(たかがデートの約束を破ったくらいなのに……もう警察はダメだな……)
月(脅されたか、もしくは裏取引によって、キラの傘下に落ちたとみて間違いない……)
粧裕「うぅ……。 お兄ちゃん、荷物が重いよぅ……」
月「ごめんな粧裕。 僕のせいでこんな迷惑かけて……」
粧裕「んーん。 粧裕、お兄ちゃんが味方なら、みんなが敵でも平気だよ」
月「ぐすん……粧裕は優しいな……」
子供「あっ! 10億円だぁあああああああ!!」
月「!!」
男「え? 嘘? うわっ! 本当だああああああ!! みんな捕まえろぉおおおお!!」
月「ちっ! 見つかったかっ! 粧裕、急ごう!」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:11:47.90:QgFus0fm0
月「はぁはぁ……くそっ……なんて数だっ」
粧裕「……はぁはぁ……この坂道、きついね……」ヘタヘタ
月(くっ……粧裕のスピードが落ちてきたな……このままじゃ……)
粧裕「お兄ちゃん! 先に行って!!」
月「バ、バカッ! たった一人の家族を、置いていけるわけないだろ!」
粧裕「だって追われてるのはお兄ちゃんなんだよ! 粧裕を巻き込まないでよ!!」
月「!!!」
粧裕「お兄ちゃんなんか大っキライ!! ついてきて損したよっ!!!」
月「……わ、分かったよ……お前がそこまで言うなら、置いて行くからな!!」
粧裕「ッ! い、いいもん! 清々するもん! もう顔も見たくないもんッ!!!」
月「くっ……勝手にしろ!!」
タタタタタタッ。
粧裕(……これでいいんだ……お兄ちゃん、逃げて……!)グスン
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:15:34.31:QgFus0fm0
男1「おらおら~! そこの小娘邪魔だぞぉおおおお!!」ドタドタ
粧裕「むっ! 小娘じゃないもん!!」グスン
男2「早くどかないと、この大群に踏み潰されるぞぉおお!!」ドタドタ
男3「おいお前らぁああ! 絶対10億円を逃がすなよぉお!!」ドタドタ
粧裕「うるさーい!! お兄ちゃんを困らすなーッ!!!」
粧裕「くらえ! 非常食の缶詰転がしッ!」
カランコロンカランコロンカランコロンッ!
男1「スリップ!」男2「スリップ!」男3「スリップ!」バタバタバタ
その他「うあああああああああああああああ」バタバタバタバタバタ
粧裕「よしっ♪ 将棋倒し大成功! えへへ、荷物も軽くなった♪」
月「まったく……下手糞な演技しやがって」
粧裕「お兄ちゃん!? どうして戻ってきたの!?」
月「粧裕を置いていくなんて、ありえないよっと!」
粧裕「わわっ!/// 降ろしてよっ! 一人で走れるってば///」
月「だめ。 このまま逃げるよ!(意外と粧裕って重いんだな……)」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:18:36.16:QgFus0fm0
◆数時間後、キラ事件捜査本部◆
松田「いやぁ、それにしても、シールは妙案でしたね」
ワタリ「ええ。あのシールのお陰で、童貞はバカにされなくなります」
模木「非童貞はキラを恐れ、嘘をついてでも“0”と書かれたシールを身につける――」
模木「これにより、童貞・非童貞のステータスによる差別はなくなり、さらに非童貞は――」
模木「嘘であることを隠すために、童貞を馬鹿にすることができなくなる、というわけだな」
L「はい模木さん正解。 しかし、この策は試験段階にすぎません」
総一朗「その通りだ。もっと監視を徹底しないと、全くもって意味を持たない」
松田「確かに……キラのいないところでは悪口言い放題ですもんね……」
ワタリ「しかし、その応急措置としてキラの組織化を世間に知らしめたのでしょう?」
模木「そうですよ。身近にキラの仲間がいるかもしれない恐怖は、十分抑止力に繋がります」
L「ですが匿名掲示板などでは、その効果も期待できませんよ?」
総一朗「Lの言うとおりだ。より理想に近づくためには、現状で満足してはいけない」
松田「あの、じゃあ宗教とかはどうですか? 非童貞を内面からじわじわと支配するんです」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:22:39.38:iTcLpU2J0
総一朗「宗教か。それはいい考えかもしれない」
L「キラの存在により、外的ストレスを与えつつ、宗教で内的にも支配するということか……」
模木「オレも賛成だ。 あと最初は“反キラ組織”として売名して信者を増やした方がいいな」
松田「ですね。“我々はキラと同等の能力がある”、とでも言えば非童貞はたくさん釣れます」
ワタリ「恐怖政治で弱りきっている非童貞に、見せかけの救いの手を伸ばすってわけですね」
総一朗「なるほど。そして信者が増えてきたところで、徐々に洗脳していく方針か」
模木「ええ。 しかし信者がいくらアホでも、その異変には流石に気づくかと思いますが……」
L「別に大した問題ではありませんよ。 たとえ洗脳に失敗して暴動が起こったとしても……」
総一朗「非童貞である信者を全員裁けば、世に対する効果的な見せしめになる、と」
ガチャ!!
月「随分と面白そうな話をしてるじゃないか」
総一朗「ラ、ライト!?」
月「まさかお前がキラだったとはな」
総一朗「なっ!? どうして分かった!?」
月「馬鹿だろお前」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:24:54.59:yF09QLMD0
総一朗「ふん。馬鹿なのはお前だ! わざわざ犯されにきたとはな」
総一郎 の ちんちん は ギンギン になった!
ワタリ の ちんちん は ギンギン になった!
松田 の ちんちん は ギンギン になった!
模木 の ちんちん は ギンギン になった!
エル の ちんちん は ギンギン になった!
月「ふん。まさかお前ら全員がホモだったとはな……」
総一朗「我々がホモだと? お前は何か勘違いをしてるな」
月「僕が勘違いを? どういうことだ!?」
ワタリ「我々はただ単に、守備範囲が広いだけですよ」
月「守備範囲が広い……だと?」
松田「エロレベルが高いってことだよ。ライト君」
月「お前らは、何を言ってるんだ……?」
模木「全ての性癖をものにしている、と言ったら分かりやすいかな?」
月「は!? ばかを言うな!! そんな人間がこの世にいるはずがないだろ!!!」
L「おやおや、その程度で驚くようじゃ、あなたのレベルは相沢さん並ですかね」
ワタリ「ちなみにライト君。 一番エロい数字は何だと思いますか?」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:34:55.91:QgFus0fm0
月「そ、そんなもの……“6”とかだろ」
L「これは驚きました。 ここまでレベルが低いとは……宇生田さん並ですね」
月「何!? “シックス”だぞ!? どこがエロくないんだよ!!」
ワタリ「呆れてものも言えませんね。松田さん、手本を見せてあげてください」
松田「んー……強いていうなら“5”ですかね」
総一朗「うむ。やはり君は素晴らしい。若いのに安定感もある」
模木「ええ。安心して聞いていられます」
月「この基地外どもめ!」
総一朗「さて、そろそろ余興も終わりにしよう。もう我慢汁がトロトロだ」
月(我慢汁が黒いだとッ!? コイツ、いままでどれだけ我慢してきたんだ!!)
総一朗「ククク。もう我慢できないぞ。いきなり挿入――」
リューク「らめえええええええええええええええええええええええ」
突如、総一朗のチンコを頬張ったリューク。
そして舌と内頬を巧みに駆使し、肉棒を刺激し始める。
総一朗「おいリュークやめろ!! あぁ痛キモチィ! 痛キモチィッ!!」
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:39:13.86:QgFus0fm0
総一朗以外の人間にしてみれば、
その光景はただの基地外現象である。
月「お前、何やってるんだ? 空中オ○ニーか?」
総一朗「違う! リュークが勝手に……!!」
月「リューク? 何だそれは?」
リューク(ククク。 そういえば、今のライトにはオレが見えないんだな)
総一朗「ああ、駄目だ……もう逝く……逝くッ!!」
ワタリ「夜神さん! 空中オ○ニーで射精なんて、私は許しませんよ!!」
総一朗「ワタリ……私はもうダメだ……もう……これ以上……」
ワタリ「何弱気になってるんですか! 50年間溜めてきた精子なんですよ!?」
総一朗「でもしかし……しかし……!! 本当に……やばいんだ……!!」
ワタリ「私を裏切るつもりですか! あなたがもし射精するというのなら……!!」
ワタリ「私は……あなたを躊躇なく殺しますよ!!!」
長老はポケットからライフルを取り出した。
総一朗「!!!!!!!!!」
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:40:57.79:QgFus0fm0
総一朗「おい! ワタリやめろっ!!」
ワタリ「やめるのはあなたです! 本当に撃ちますよ!!」
総一朗(くっ……デスノートは今手元にない……どうすれば……)
ワタリ「どうやらやめる気はないようですね……」
総一朗「ち、違うんだ! 何度も言うが、これはリュークが……!」
ワタリ「訳の分からないことを言わないでください!!」
総一朗「くっ……!!! このわからず屋めっ!!」
ワタリ「……残念ながら、時間切れです。 さらばです、夜神総一郎!!」
総一朗「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ドクン!!!
ワタリ「ッッッッッッッッ!! 心臓がッ……どう……して……」
バタッ!!
リューク「総一朗を殺そうとする奴は許さない……」ハァハァ
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:43:04.06:QgFus0fm0
月「何だ!? 黒いノートが浮いてるぞ!?」
松田「本当だ! あれは一体なんなんだ!?」
総一朗「でかしたぞ。 リューク」
リューク「うほっ……総一朗に褒められた……やった……」
シュゥウウウウウウウウ。
総一朗「!? おい! リューク! 体が溶け始めてるぞ!?」
リューク「いいんだ総一朗。 これは好きな人を助けた証だからよ……」
総一朗「どういうことだ! 聞いてないぞリューク!!」
リューク「悪いが説明してる時間はないようだ……」
総一朗「そんな……私を助けたばっかりに……」
リューク「ごめんな……下手なフェラでチンコを血まみれにしちまって……」
総一朗「馬鹿……いいんだよ……そんなこと……」
リューク「じゃあな総一朗……出会った時からずっと好きだったぜ……」
シュゥウウウウウウウウウ。
総一朗「うわあああああああリューークーーーーーー!!!!!」
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:44:13.25:WHwkSMQZ0
総一朗「うぅ……リュークが死んでしまった……私はこれからどうすれば……」
L(さっきからコイツ、何一人で喋ってるんだ?)
月「それにしても、この黒いノート……一体どこから出てきたんだろう?」
ピタッ。
月「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!」
ライトは再び、デスノートを手に取った!!
そして失われた記憶が、今、目を覚ますッ!!!
月「クククク……」
模木「?」
月「フゥーハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!」
松田「ラ、ライト君!?」
月「 計 画 通 り !!!!」
L「な、なんだって!?」
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:47:27.79:ogEZctrq0
記憶の戻ったライトはすかさず、
デスノートに名前を刻んだ!!
その名は……
夜 神 総 一 郎 !!!
そして40秒後!!
総一朗「あああああああああああああ!!」
総一朗は死んだ!!
そう、全てはライトの計画通りだった!!!
全ては総一朗を殺すための、ライトの作戦だったのだ!!!
月「ククク。 随分と遠回りをしたが、無事抹殺完了だ!」
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:49:12.73:S039xhq/0
①総一朗を殺すためには、リュークの存在が邪魔だった。
②そこでまず、“わざと”リュークを怒らせ、ノートの所有権を剥奪させる。
③総一朗に恋をしているリュークは、次にノートを彼に渡すだろう。
④もちろんその際に家が火事になるのも想定済み。
⑤住居を失った総一朗は高確率で捜査本部に住みつくことになる。
⑥それはつまり、近くにワタリがいるということだ。
⑦一方、僕は処女喪失を避けるため全力で総一朗から逃げるだろう。
⑧だが、逃亡にもすぐに限界がくるはず。なんたって相手はキラだからな。
⑨そうなったら捜査本部に向かい、総一朗と決着をつけにいく。
⑩奴のことだ、きっと性に飢えているに違いない。すぐにホモセッ○スが始まるだろう。
⑫セッ○スをするからには、総一朗に射精直前の瞬間が訪れるのは必然。
⑬すると未射精経験仲間のワタリが黙っていないはず。必ず奴を殺しにかかるだろう。
⑭そしてリュークはそれを阻止するためワタリを殺す。同時にリュークも死亡。
⑮最後に僕がリュークのノートに触れて、記憶を取り戻し、総一朗を裁けば完了。
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:50:18.01:e6aVlKgu0
月「クックック……」
L「この野郎! よくも夜神さんを――」
月「……」
L「ん? どうしたんですかライト君?」
粧裕「……お兄ちゃんは、もう人を殺したくなかったんだよね?」
月「!!! な、何を言ってるんだよ粧裕……」
粧裕「だからデスノートの所有権をリュークに破棄させたんでしょ?」
月「ち、違う!! 所有権を破棄したのは、奴を殺すためだ!!!」
粧裕「でもお父さんを殺すプロセスに、所有権を破棄する必要性はどこにもないよ?」
月「くっ……!!」
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:54:12.29:QgFus0fm0
粧裕「お兄ちゃんはキラとして暗躍する一方で、人を殺す重圧に苦しんでいた……」
粧裕「だから童貞を卒業するとか適当なこと言ってキラの仕事をサボり――」
粧裕「挙句の果てには、所有権を破棄して殺人の記憶を消そうと考えた」
粧裕「それも自らのプライドを保つために、“リュークに破棄させる”という形で」
月「!!!」
粧裕「そして、殺人の記憶が不本意ながら蘇ってしまった今」
粧裕「自分がその重圧から逃げ出していたことを認めたくないがために」
粧裕「“お父さんを殺すために”所有権を放棄したって、言い訳したんだよね?」
月「違う! 逃げてなんかないし、全ては僕のシナリオ通りなんだっ!!」
粧裕「嘘つかないで……本当は“計画失敗”なんでしょ?」
月「くっ……! てかそもそも何で粧裕が知ってるんだよ! 僕がキラだってことを!!」
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:57:52.44:QgFus0fm0
粧裕「ふふっ。だって粧裕は、お兄ちゃんの彼女だもん♪」
月「え……?」
粧裕「お兄ちゃんの腕時計には盗聴器をつけてるし……」
粧裕「部屋には20個も小型カメラをしかけてるからね」
粧裕「だからお兄ちゃんがキラだってことは前から知ってたの」
月「(|||゚Д゚)」
粧裕「あとね、いつか言おうと思ってたんだけど……お兄ちゃんったら」
粧裕「カメラを仕掛けてから平均50回/日もオ○ニーをしてるんだよ?」
粧裕「これからは絶対にオ○ニー禁止。したら死刑だからね?」
月「((((;゚Д゚))))」
粧裕「お兄ちゃん、童貞を捨てたいならオ○ニーじゃなくて……エッチをしなきゃ……」モゾモゾ
月「え……?」
粧裕「粧裕でよければ……好きなときに使っていいんだからね……?///」
月「( д)=゚ ゚ 」
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:58:37.03:P4/bI7Ko0
月「な、何言ってるんだよ粧裕!」
粧裕「……お兄ちゃんは粧裕のこと嫌い?」
月「そうじゃないって! 僕が言ってるのは兄妹の間でそんな――」
粧裕「そんなの分かってるもん!!! お兄ちゃんのバカッ!!!」グスン
月「!!」
粧裕「……わかってたから……変になっちゃったんだよぉ……」グスン
月「粧裕……?」
粧裕「盗撮とか盗聴する女の子なんて……気持ち悪いよね……」グスン
月「それは……」
粧裕「自分でも分かってたの。こんなことしても嫌われるだけだって……」グスン
粧裕「でも好きなのに、好きって言えないんだもん……そんなの辛すぎるよ……」グスン
月「……ごめん。 粧裕がそこまで悩んでるとは知らなかった……」
粧裕「ううん。謝るのは粧裕の方だよ。 だからもう―――」グスン
月「違うよ、粧裕は勘違いしてる。 ヤンデレは可愛ければいいんだ」
粧裕「ッ!?///」
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:01:42.49:QgFus0fm0
月「粧裕は可愛い。 だから僕は、絶対に粧裕を嫌いにならない」
粧裕「お兄ちゃん……ありがと……」グスン
月「粧裕……エッチ……しようか……」
粧裕「……うん……///」
月(粧裕って結構おっぱいあるんだな)
月「じゃあ……触るよ」
ムニュ。
粧裕「んんっ……///」
月(おお、程良い弾力……おっぱいってこんな感じなのか……)
粧裕「はぁはぁ……///」
ムクムク。
月(ん? 粧裕って結構おちんちんあるんだな……)
月「え? おちんちん? ま、まさか……!!」
粧裕「ニヤリ」
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:02:21.33:P4/bI7Ko0
ビリビリッ!!
宇生田「残念wwwwwww オレでしたwwwwwwwwww」
月「えええええええええええええええええええええええええ!!!」
L・松田・模木「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」
月「なっ、え!? ちょ、何何? これどういうことっ!?」
L・松田・模木・宇生田「「「「 せ ー の っ 」」」」
『 ド ッ キ リ 大 成 功 wwwwwwwwwwwwwwwww 』
月「マジかよwwwwwwww ちょ、やめろよお前らこういうのwwwwwwwwwwwwwwwwww」
L「いやぁ、宇生田さんが部屋に入ってきてから笑いをこらえるのが大変でしたよwwwwwwwwwww」
松田「もうみんな、宇生田さんの迫真の演技に呑まれて、セリフ忘れてましたもんねwwwwww」
宇生田「ハハハッwwwwww 我ながら最悪の役をよくやりきったと思うぜwwwwwwwwww」
模木「アッハッハッハwwwwwww 見たかよ皆wwwwwww ライト君の驚いたあの顔wwwwwww」
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:05:41.88:YGB+II660
月「くっそwwwwww違和感はあったんだけどなぁwwwwwww」
月「まず身長がおかしかったしwwwwwwwwそれに何か重かったしwwwwwwww」
月「第一、粧裕の声が、ずっと宇生田さんの声そっくりでしたもんwwwwwwwww」
宇生田「いっけねwwwwwwwwwww声変え忘れてたwwwwwwwwwwwwwww」
模木「よくバレなかったなwwwwwwwwライト君アホスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
月「え? 何何?wwwwじゃあ父さんが死んだのも脚本通りってわけ?wwwwww」
L「その通りですwwwwwwwwwwwwwwしかも脚本も全て夜神さんですよwwwwwwwwwwww」
月「自分の脚本で自分殺すとかwwwwwwwドッキリに命賭けすぎワロタwwwwwwwwwwwww」
松田「テラコント職人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
L「ちなみに、これが夜神さんの遺書ですよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
宇生田「ぶwwwwwww字汚すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
月「どれどれwwwwwwwえーっとwwwwwwwwwwwww」
328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:09:23.41:2TlSgV2LI
ライトへ
まず、私はお前に謝らなければならないだろう。
私はお前の部屋に監視カメラを仕掛けていたからな。
それに東大合格祝いに買ってやった腕時計にも盗聴器を仕込ませていた。
だが、これらには理由がある。良ければ聞いて欲しい。
ライト、お前はここ1年、笑うことが少なくなったな。
私はお前のことをたった一人の息子だと思っている。
血が繋がっていようが、なかろうが、関係ない。
だからとても心配だったのだ。
そして盗撮、盗聴を繰り返しているうちに、お前がキラだということが分かった。
凶器がデスノート、とかいう悪魔の黒いノートだってことも、
お前が笑わなくなったのは、人を殺す重圧に苦しんでいるからだ、ということも。
だから私はお前を笑わせたかった。
そこで考えたのが今回のドッキリだ。
捜査本部のみんなにも協力してもらってな。
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:14:47.18:QgFus0fm0
エロレベルの一番低い宇生田を、
罰として一番しんどい役にしたが、
奴にあの役は務まっただろうか?
私の考えたシナリオ通りに上手くいけばいいが、
おそらく私はそれを確認できずに死ぬだろう。
それもお前に殺されてな。
なんたって、
あのメールから始まった一連の私の言動は、
お前に私を殺させるための作戦だったのだから。
だが気にしなくていいぞ。
お前がキラになってしまったのは、
私の育て方が悪かったからなのだからな。
まったくもって、親失格だ。
できればこれを機に犯罪者を裁くのはやめてほしい。
私はお前にこれ以上苦しんで欲しくないし、
それはこのドッキリの失敗を意味するのだから。
だが、非童貞を裁くっていうなら話は別だがな。
あいつらは害虫だ。私がキラだったら奴らを絶滅させると思う。
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:15:36.73:j72GKybM0
随分と長くなってしまったな。
最後にひとつだけ言わせてくれ。
そしてこれを別れの言葉にしたいと思う。
ずっと黙っていたんだが、実は―――
お 前 の 本 当 の 名 前 は レ フ ト だ !!!
平成○○年 ○月○日 夜神総一郎
L「……遺書はここで終わっています」
松田「ほんと。 ワタリが死んだこと以外は、おおよそ脚本通りでしたね」
模木「ああ。 それにしても、子想いの良い父親ではないか、ライト君」
宇生田「そうだぞ。 局長が死んでまで伝えたかったことは何か、じっくり考えるんだな」
月「もう分かったから、ひとつだけ言わしてくれよ」
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:18:35.82:VpJdTn/t0
早 /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ 駄
.く /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::', 目
な. /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::! だ
ん ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
と /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l こ
か !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li| い
し j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l ! つ
な l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ ら
い !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l! :
と ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\ `" ̄"´ |::!:l::! j:ll:! :
: !::、::::i l u |:::/lj/l:!リ
: ヾト、:!u j!/ j|:::リ
ヾ! ヽ ‐ u /イ´lハ/
}ト.、 -、ー-- 、__ /' !:://
リl::l゛、 `二¨´ / |/:/
rー''"´ト!::i{\ / / !:/
/ ^ヽ ヾ! ヽ _,,、'´ / j/
~完~
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:20:59.18:oaPsWlqm0
リューク「彼女ってお前、そう簡単にはいかねーぞ?」
月「大丈夫だよリューク。 僕はモテるんだぞ?」
リューク「そうなのか? まぁ確かに携帯のアドレス帳は女だらけだったけど」
月「フフフ……ってあれ? 何でリュークがそんなこと知ってるんだ!?」
リューク「昨日ライトが寝てる間に見たからな。 ケータイ」
月「!!!」
月「おい! 変なことしてないだろうな!?」
リューク「するわけないだろ。操作方法分かんねーしよ」
月「だといいが……ん?」
リューク「どうしたライト?」
月「……アドレス帳の名前が全て “夜神総一郎” になってる……」プルプル
リューク「あ、それは……」
月「どうしてくれるんだ! このままじゃ全ての連絡が父さんからになるではないか!!」
リューク「お、オレは知らねーぞ! 適当に弄ってたら 突然 そうなったんだ!」
月「アドレス帳全部が 突然 父さんになるわけないだろ! どんなプログラムだよ!」
携帯<You've got a mail.
月「!!」
【From】夜神総一郎
【本文】明日ライトとデートしたいな(ハート)
月「おええええええええええ」
リューク「ん? デートの誘いか? 良かったじゃんかよ」
月「黙れ! これじゃ気持ち悪くて返信できないだろ!」
リューク「でもよ。せっかくの脱童貞チャンスなんだぜ? OKしろよ」
月「くっ……そうだよな……まぁ冷静に考えて相手が父さんなわけないし……」
リューク「当たり前だろ」
月「よし、分かった。OKメール出しとくよ」
【返信】いいよ。明日の10時にバス停でいいかな?
月「送信っと……」
携帯<You've got a mail.
月「おっ。早いな返信」
【From】夜神総一郎
【本文】かまわんぞ
月「おい……」
月「この言葉遣い……まさか本当に父さんなんじゃ……」ガクガク
リューク「ククク……」
月「!? おいリュークッ!! まさか知ってたのか!?」
リューク「ああ。総一朗がお前の携帯を弄るところをオレは見てたからな」
月「な、何!? じゃあアドレス帳を書き換えたのは父さん自身なのか!?」
リューク「その通りだ。 総一朗はそこまでして、お前とデートしたいのだろう」ククク
月「こ、この野郎! よくも嘘をつきやがったな!!」
リューク「ククク。楽しみにしてるぜ? 親父とのデート」
月「くそっ! この裏切り者め!!」
僕は家を飛び出した。
向かうは父さんのいるキラ事件捜査本部。
直接会って、デートの約束をキャンセルしないとっ!
◆キラ事件捜査本部◆
ガチャ!!
月「とーさん!!!」
総一朗「ライト……」
総一朗「……男に二言はないからな?」
月「!!」
月「だからそれは誤解……って、そもそもてめぇが悪いんだろが!!」
総一朗「なんだとっ!? 親になんて口を聞くんだ!」
月「黙れ! お前なんか親じゃない!!」
総一朗「何を!? 親じゃなかったら恋人だっていうのか!?」
月「何でだよ!! つーかそもそも何でだよ!!」
総一朗「そんなの決まってるだろう。 私はお前とセッ○スしたいのさ」
月「はぁーん!?」
総一朗「実を言うと、私は 童貞 なのだ」
月「え……?」
総一朗「かれこれ50年生きてるが、一度も射精をしたことがない」
ワタリ「本当ですよ。夜神さんはオ○ニーどころか夢精すらしたことがないんです」
月「お前はすっこんでろ! 童貞 ってどういうことだよ父さん!」
総一朗「いやぁ。どのように射精しようか迷ってるうちにこの年になってしまってな。 ハハハ」
月「そんなことを聞いてるんじゃない! ああ! 突っ込みどころが多すぎてイライラする!!」
総一朗「あ。 さてはお前も童貞だな? ハハハ。 童貞の子は童貞ってか」
月「……まじめに答えろ……僕と粧裕はお前の子じゃないのか?」
総一朗「!!」
総一朗「……いつから気づいていた?」
月「馬鹿だろお前」
童貞の子は童貞wwwwww
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:32:05.72:QgFus0fm0総一朗「そうだ。お前と粧裕は幸子(母)の子供だ。オレはその再婚相手に過ぎない」
月「……そう……だったのか……」
総一朗「すまん。隠してたわけじゃないんだ」
月「いや、謝らなくていいよ。普通に嬉しいからさ」
総一朗「それは、私との恋愛関係に法的な壁がなくなるからか?」
月「いや、違うよ。お前と血がつながってなくて良かったな、って意味だよ」
総一朗「それは、私とお前の子供に奇形児が生まれにくくなるからか?」
月「生まれねーよ。てかお前は母さんと一度もセッ○スをしてないのか?」
総一朗「当たり前だ。50年も溜めた精子なんだぞ。普通に出してはつまらんだろう」
月「普通ではつまらない―――それで僕が選ばれたと?」
総一朗「ああ。50年物の精子を子供、それも男に射精するなんて、ギネス級だろ?」
月「そうだな。ギネス級のキチガイだ。あと、精子をワインみたいに言うな」
ワタリ「私のは70年物ですがね」
月「もうお前らでやってろよ。僕は帰る」
◆帰り道◆
月「くそっ! やられたッ!!」ガンッ
リューク「ど、どうしたんだライト?」
月「デートを断れなかった! まさかあそこまで話が通じないとは!!」
リューク「別にドタキャンすればいいだけの話だろ?」
月「いや、残念ながらドタキャンはできないよ」
リューク「ん? 何でだ?」
月「向こうにはメールという物的証拠があるんだぞ?」
リューク「!!!」
リューク「……なるほど、そういうことか」
月「そうだ。 ドタキャンして訴えられれば、まず僕は有罪になるだろう」
リューク「そして場合によっては死刑になる……」ゴクリ
月「ああ、その通りだ。 だからデートをドタキャンすることはできない」
月「いい手だ。 やられたよ……」
死刑wwwwwwwwww
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:37:11.97:6QTMm7eP0
厳しい世界だなwwwww
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:38:43.72:QgFus0fm0リューク「ってことはライト。 お前は総一朗で童貞を卒業するのか?」
月「いや、厳密に言うと喪失するのは処女の方だろう」
リューク「あ、そうか。 50年物の精子を中出しされるんだもんな」
月「だが何としてでも回避したい……はっ、そうだ!」
リューク「ん? 何かいい考えでも浮かんだか?」
月「奴をデスノートで裁けばいいんだ!!」
リューク「あん? 無理に決まってるだろ」
月「なっ!? どうしてだよリューク」
リューク「総一朗は殺させない。もし殺したら、オレがお前を殺すぞ」
月「え……!? まさか、お前……」
リューク「そうだ。 オレは総一朗に 恋 をしている」
月「な、なんてこった……」
リューク「だからオレは携帯の件で総一朗にこっそり味方したんだよ」
月「そうだったのか……いや、ちょっと待て」
リューク「何だよ。どこかおかしいか?」
月「奴のことが好きなら、どうしてデートの約束を手助けするようなマネをしたんだ!?」
リューク「……うるさい……お前に、片思いの複雑な気持ちが分かってたまるかよ!!」
月「はぁーん!? んなもん知るかよ! バ~~~~~~~カ!」
リューク「な、何だとこの野郎! もう罰として、デスノートの所有権を剥奪だっ!」
月「うわあああああああああああああああああああああ」
僕はデスノートの所有権と、ノートに関する記憶を失った。
何が起きてるんだww
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 17:45:38.82:QgFus0fm0◆その頃、キラ事件捜査本部では◆
L「今から会議を始めます。夜神さん、会議のテーマをお願いします」
総一朗「オホン。今日の議題はセッ○スをせずとも童貞を捨てる方法についてだ」
松田「前回に引き続き、というわけですね」
総一朗「そうだ。前回では、模木君が実にいい案を出してくれたな」
模木「恐縮です。では“模木セッ○ス”について、再び概要を説明させて―――」
L「その必要はありません。 “模木セッ○ス”など、所詮はマガイモノですよ」
相沢「おい、何言ってるんだよL? お前だって前回は“模木セッ○ス”に賛成だっただろ!?」
L「確かに前回まではそうでした。しかし私は遂に、“神のオ○ニー”を発見したのです」
相沢「か、“神のオ○ニー”だと? バカな! 見つかりっこない、見つかるはずがないッ!!」
松田「ちょっと相沢さん。 あなたは結婚して、童貞の心まで失ってしまったのですか?」
相沢「何だと松田! そういうお前こそ、本当は信じてないんじゃないのか!?」
総一朗「慎め相沢!! 自分が今どれだけ不適切な発言をしているか分からないのか!!」
相沢「くッ……!!」
松田「……相沢さん……僕は信じてますよ。 “神のオ○ニー”の存在を……」
総一朗「ふっ。 ダテに25年間、童貞やってないな。 松田」
松田「いえいえ。 僕なんて、局長の足元にも及びませんよ」
ワタリ「オホン。それでは、“神のオ○ニー”とは何か、私から説明させていただきます」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
セッ○スにあって、オ○ニーにないもの。
その最大要素として“射精後の満足感”が挙げられますが、
“神のオ○ニー”は、この常識を大きく覆すことからそう呼ばれています。
そう。“神のオ○ニー”では、いわゆる“賢者モード”の訪れはなく、
射精後に“まるでセッ○スをしたかのような”幸福感が得られるのです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
模木「素晴らしいな。 しかしL。 お前は本当に発見したのか?」
L「ええ、本当です。 今からその方法を発表します。 ワタリ、パワーポイントの準備を」
ワタリ「分かりました」
◆一方、夜神家◆
リューク「あー、勢いでライトから所有権奪っちまったよ……暇だなァ……」
リューク「はっ、そうだ! 今度はノートを総一朗にやればいいんじゃね?」
リューク「そしたら総一朗はオレに干渉できるようになり――さらに!」
リューク「オレは四六時中、総一朗に付きまとうことができるじゃないか!」
リューク「うほっ! オレって天才! ……そうと決まれば早速実行だ!」
リューク「えーっと……ライトはノートを机の引き出しにしまってたよな……」
ガラガラ。
リューク「そうそう。 確かこの二重底の隙間に隠してたはずだ」
リューク「えーっと、取り出す際に何か注意事項があった気がするが……何だっけ?」
リューク「……ま、いっか♪ とりゃっ」
ガタッ。
『ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』
リューク「うわっ、あちっ! 何だよコレ! 急に火がついたぞ!?」
リューク「危うくノートが燃えるところだったじゃねーか! まったく!」
パタパタパタ。
リュークはノートを手に取り、燃えたぎる夜神家を後にした。
そして意気揚々と、キラ事件捜査本部に向かう。
初恋の人との“初めての出会い”を交わすために……。
◆その頃、都内某所◆
月(くっ……頭が痛い。 今、僕に何が起こったんだ……?)
月(まぁいい。 とにかく急いで童貞を卒業しないと……)
粧裕「あ、お兄ちゃんだ♪ 何してるのこんなところで」
月(粧裕じゃないか……てかこんなに身長高かったっけ?)
月「ああ、ちょっと散歩してただけだよ。 そっちは学校の帰りかい?」
粧裕「そうだよ。 お兄ちゃんも一緒に帰ろっ?」
月「……」
ここで家に帰ってしまえば、セッ○スできる確率は激減してしまう……。
月「いや、僕はもう少しブラブラしてから帰るよ」
粧裕「ふーん。 じゃあ粧裕もついてく♪」
月「え!? あ、いや、ついてきたって何にも面白くないぞ?」
粧裕「そんなのいいよ♪ 粧裕はお兄ちゃんと一緒にいたいだけだもんっ!///」ギュッ
月「お、おいくっつくなって……はぁ~、参ったな……」
粧裕「むむ。 そんなに嫌がるとは……さてはナンパにでも行くつもりだったな?」ジトッ
月「ギクッ」
粧裕「ああっ! 図星だ! この浮気者ぉ!!」ギューーーーッ
月「イタタタタ! 違う! 違うって! 今から父さんのところに行くんだよ!」
粧裕「あれ? そうなの……?」キョトン
月「本当だって。 だから粧裕は先に帰ってて」
粧裕「そういうことなら……あ、でも捜査本部まではついてくからねっ」
月「えっ……いや、その必要は……」
粧裕「だってお兄ちゃん、嘘ついてるかもしれないもん///」プクッ
月「はぁ……分かったよ……」
かわいいなおい
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:05:39.25:QgFus0fm0◆一方、キラ事件捜査本部◆
L「ところで皆さんはオ○ニーを“いつ”しますか?」
総一朗「ん~。私はしたことないから分からんな」
ワタリ「私もです。しかし興味はあります」
松田「局長と長老は流石ですね。 僕はやっぱり“寝る前”かなぁ」
模木「私も松田に同じく“夜”だ。相沢さんもそうでしょう?」
相沢「そうだな。嫁とセッ○スするのは晩だし」
総一朗「カチン! セッ○スだと!? このナス男がっ!!」ピキピキッ
ワタリ「君はどうしてこの捜査本部に参加しているのかな?」ピキピキッ
相沢「なっ! 非童貞も本部に必要とおっしゃったのはお二方じゃありませんか!」
L「しかし、その発言は耳に余りますよ。 あなたも宇生田さんのようになりたいですか?」
相沢「ッ!!」
L「この会議に参加してる以上、童貞をバカにする発言は控えてください」
相沢「分かった……オレも宇生田のようにはなりたくないしな」
L「話が若干逸れましたが、どうやらみなさんは“夜”にオ○ニーをするようですね」
模木「ああ。 まさか、それが間違いだというのか?」
L「その通りです。 このままでは、到底、神のオ○ニーには及ばないでしょう」
相沢「でもよ、だったらいつ、オ○ニーをすればいいんだ?」
L「いい質問ですね。 それでは皆さん、次の図をご覧ください」
総一朗「“時間帯別ムラムラ指数”……なんだこれは?」
L「このグラフは、人間が“いつ”、最もオ○ニーをすべきかを表したものです」
ワタリ「ほほう、これは興味深い結果が出ていますね」
L「そう。 我々は普通、夜にオ○ニーをしますが、本当は“朝”にすべきだったのです!」
松田「“朝”だとっ!? でも言われてみれば、男は朝起ちとかしますもんね!」
模木「なるほど。 我々は今まで、“惰性”で、夜にオ○ニーをしていたのかもしれないな……」
L「そして我々人間は4次元上の生き物。 “時間”の問題が解決した今――」
総一朗「――次に直面する問題は、“場所”ということか」
L「その通りです。 適切な時間に、適切な場所でオ○ニーをすれば――」
ワタリ「――それはより一層、神のオ○ニーに近づく、というわけですね」
相沢「“適切な場所”か……自宅ではないのは確かだな」
模木「ええ。 そんな身近に神のオ○ニーが存在するとは思えないです」
総一朗「もしかして、公共の場、とかだろうか?」
L「おお! 素晴らしいです夜神さん! いい線を行っています」
ワタリ「オ○ニーからかけ離れている場所ほど、よさそうですねぇ」
L「んんっ! いいぞワタリ! そうやって思考を巡らし、人は真実を追い求めていくんだ!」
松田「……“通勤中の電車”……とかでしょうか」
L「!!!!!!!!」
相沢「おい! どうしたL!?」
L「……し、信じられない……こんなに早く真実に辿りつくなんて……」
模木「通勤中の電車だと……すごい……すごすぎる……」プルプル
総一朗「松田……お前はどれだけ可能性を秘めているんだ……」プルプル
ワタリ「こんな怪物ルーキー……ワイミーズハウスですら見たことがありません……」プルプル
松田wwww
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:17:04.43:QgFus0fm0松田「オカズはもちろん……“妄想”ですね」
L「!!!」
松田「オナホール? ありえません。 絶対に“右手”です」
総一朗「!!!!!」
ワタリ「……あわわわわ」
相沢「ん? みんな何を驚いてるんだ?」
L「分からないんですか相沢さん!! こんな身近に、神がいたんですよ!?」
総一朗「はっ! こうしちゃいられない! 今すぐ長官に連絡しなければっ!!」
PRRRRRR♪PRRRRRR♪
長官『何の用だ? 夜神』
総一朗「早急に松田桃太刑事の昇格と昇給を手配してください!! 今すぐにですっ!!!」
長官『は? 何を言ってるんだ君は?』
総一朗「馬鹿野郎! ちんたらしてたら他所に持っていかれるぞ!!」
総一朗「彼がどんだけ大物か分かってるのか! このうんk――」
長官『おい!! 上官に向かって、なんて口の聞き方だ! もうお前クビ!!』
◆5分後◆
ワタリ「落ち着きました?」
総一朗「ああ、取り乱してすまなかった」
模木「でも仕方ないですよ、神がこんな近くにいたんですから」
松田「そんな、神だなんて、恐れ多いです……」
L「いや、あなたは神ですよ。 まさかたった数秒で真実に辿り着くなんて」
松田「すると、“神のオ○ニー”の正体は……」
L「はい。 “神のオ○ニー”というのは……」
朝、通勤中の電車(快速 or 新快速)の中で、
周りを見渡しながら凄くエロい妄想をし、
はち切れそうなくらい勃起したところで、
車内の簡易トイレに駆け込み、
妄想全開でシュッシュシュッシュし、
便器の中に白濁液を放出したら、
パンツとズボンを履き、座席に腰を下ろし、
窓から気持ちの良い朝日を浴びること
なんです。
L「とにかく物凄い満足感ですよ。セッ○ス以上です」
※本当です。
えっ
114: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/13(日) 18:23:04.07:gs/QPk/U0
やったのかよwwwwwwww
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:24:57.16:FrOiuAG50
本当です
じゃねーよww
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:23:08.65:QgFus0fm0じゃねーよww
総一朗「これは試してみたいかもしれん……」
ワタリ「な、何を言ってるんですか! あなたは50年、我慢してきたんですよ!?」
総一朗「むむぅ……ちょっと一人で考えさせてくれ」
◆総一朗の部屋(捜査本部)◆
ガチャ。
総一朗「はぁ……どうしたものか」
総一朗「確かにいくら神のオ○ニーといえど、50年物の精子を使うのはなぁ……」
バサッ。
総一朗「ん? このノートは……! だが、どこから落ちて――」
リューク「よぉ」
総一朗「!!!!!!!」
総一朗「だ、誰だお前はっっっっ!?」
1分後。
総一朗「なるほど、お前がリュークか」
リューク「でも総一朗は警察官だし、こんなノート、使いたくないだろ?」
総一朗「いや、私は既に警察官ではない。先程クビにされたからな」
リューク「ああ、そういえばそうだったな。 じゃあ使うのか?」
総一朗「もちろんさ。 私は以前から、この世界に疑問を感じていたのだよ」
リューク「てことはお前も、犯罪者を裁くとか、そんなノリなわけ?」
総一朗「いや、私は“キラ”にはならない。 私は“非童貞”を始末したいだけだ」
リューク「非童貞を? どういうことだ?」
総一朗「説明しよう」
今日、世間には童貞を馬鹿にする風潮が存在している。
たかが性交渉を一度もしたことがないというだけで、
童貞は人権に反した、とても不憫な生活を送っているのだ。
ヤリチンからはいじられ、ヤリマンからは気持ち悪いと言われる。
そこで私は思った。
童貞を馬鹿にする、こういった風潮をなくすためには、
この世を、童貞、及び処女だけにしてしまえばよいのではないか、と。
一度でもセッ○スをしたことがある人間は全員始末すればよいのではないか、と。
お前もそう思うだろ、リューク?
リューク「ああ。総一朗は正しいよ」
総一朗「手始めに相沢を裁くとしよう」
リューク「なぁ、その前に聞いていいか?」
総一朗「ん? なんだ?」
リューク「非童貞を非難するなら、お前は明日、ライトとセッ○スしないよな?」
総一朗「何を言ってるんだ? ライトとはセッ○スするに決まっるだろ」
総一朗「まさかお前、ホモセッ○スで非童貞になるとでも思ってるのか? >>1を見てみろ」
リューク「……(´・ω・`)」
総一朗「ん? どうしたリューク? 残念そうな顔して」
リューク「う、うるせー。何でもねーよ。バカ」
総一朗「変な奴だな。 まぁほっといて、ノートに名前を書くか」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
相沢周市
「セッ○スをしてすみません」と言い、心臓麻痺で死亡(以下これがデフォルト)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆その頃、会議室◆
模木「それにしても松田。 お前は凄いな」
松田「アハハ、そうっすかね?」
ワタリ「ちなみに松田さん。 一番エロいアルファベットはなんだと思いますか?」
松田「それはもちろん、“D”でしょう」
L「流石ですね。宇生田さんとは違います」
松田「宇生田さんは何て答えたんですか?」
ワタリ「彼は“H”と答えて、そのエロレベルの低さを露呈してしまいました」
模木「ああ、そうだったな。 それが理由で、例の任務を命じられたんだっけか」
L「もういいですよ模木さん。雑魚の話は」
相沢「それにしても宇生田は馬鹿だよなぁ。“H”って小学生かよ。ハハハ」
L「相沢さんも、エロレベルに関しては、あんまり人のこと言えませんよ?」
相沢「ハハハ。 オレは大丈b……セッ○スをしてすみません」バタッ
松田「相沢さん? どうしたんですかっ!? しっかりしてください!!」
L「クソッ! キラか! 一体どうして相沢さんが!」
総一朗「みんなwwww どうしたwwwww」
ワタリ「相沢さんがキラにやられました」
総一朗「な、なんだってwwwww」
模木「相沢さん……くそっ、キラめ……」
総一朗「ほんとなwwww キラはほんともうwwwww」
松田「……?」
夜神総一郎はとても素直な人間だった。
L「夜神さん、なんか嬉しそうですね?」
総一朗「ば、ば、馬鹿を言うな! そんなこというならもう帰るぞ!!」
L「何でそうなるんですか」
総一朗「うるさい! 帰るったら帰るっ!!」
L「ちょっと夜神さ――」
ガチャン!
L(本当に帰ってしまった……もしかしてライト君でなく、彼が“キラ”なのか……?)
◆外◆
総一朗(クックック。 “デスノート”、本物だ!!)
総一朗(ムフフ。 これから非童貞・非処女裁きで忙しくなるぞ!)
月「あ」
総一朗「あ」
粧裕「お父さん、今帰るとこ?」
総一朗「オホン。 ああ、そうだ。 粧裕たちもか?」
粧裕「うん! だから、3人で帰ろうよ!」
粧裕「お兄ちゃんも、お父さんが帰るんだから今日はもういいでしょ?」
月「え……あ、あぁ。 じゃあ僕も帰ることにしようかな」
粧裕「ん? なんか2人ともギクシャクしてない? ケンカでもしたの?」
月「いや、そういうわけじゃ……」
粧裕「もう。 2人ともいい大人なんだから、仲直りしなきゃダメだよ?」
粧裕「ほら、手つないでつないで!」
総一朗「ニヤリ」
僕らは3人仲良く手を繋いで帰った。
\(粧裕)/\(僕)/\(奴)/
左手はとても優しく暖かったが、
右手は汗まみれの加齢臭で汚された。
それだけでなく右は勃起していた。
僕はこいつがホモであると再認識し、
血が繋がってなくてよかったと、改めて肩をなで下ろした。
が、そのなで下ろした肩にまでヤツの手の感覚が伝わってくる。
もう嫌すぎて死にそうになり、むしろ逆に楽しくなってきた。
僕らはスキップを始めた。よく考えれば3人で帰るなんて久しぶりだもんな。
トトロの散歩の歌を歌いながら、僕らは歩みを刻む。向かうはマイホームだ。
母さんもそろそろパートから帰るころだろうし、久しぶりに4人で食卓を囲もう。
そこにはきっと暖かい我が家が……
暖かい我が家が……暖かい……
……暑い……あっつい!!
月「うわああああああああああああああ」
そこには全焼した我が家があった。
( ;∀;)イイハナシダナー
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:50:25.43:QgFus0fm0総一朗「私の家が……」
粧裕「どういうことなの……」
幸子「うぅ……あなた……どうしましょ……」
総一朗「幸子、これは一体どういうことだ!」
幸子「私にも分からないわよ。 ここに着いたときには既に家が燃えてたわ」
総一朗「くそっ! なんてこった! まだローンも残っているというのに……」
幸子「これから地道に頑張るしかないわね……あなたもお仕事頑張って」
総一朗「すまん、実はクビになったんだ」
幸子「は? 何が?」
総一朗「いや、だから警察をクビになったんだ。 今日付けで」
幸子「はぁあああ!? 公務員の癖にクビ!? どういうことよ!!!」
総一朗「すまん……バイトでも始めるから、そんなに怒らないでくれ」
幸子「……頭痛くなってきたわ……」フラフラ
総一朗(おのれ……下手に出てりゃ調子こきやがって……)
総一朗(そういえばコイツも非処女だったな……始末するか)
粧裕「お兄ちゃん……どうしよう……」
月「大丈夫だよ。 粧裕は僕が守るから」
粧裕「お兄ちゃん……///」
月「だから心配しないで」
とは言ったものの、マジどうすんだコレ。
僕は童貞を卒業しなきゃいけないんだぞ?
こんなことに気を取られてる場合じゃ―――
幸子「セッ○スをしてすみません!」バタッ
月「!?」
粧裕「お、お母さん……?」
総一朗「駄目だ、心臓麻痺で死んでる」
粧裕「いやああああああああああああああ!!」
総一朗「これはキラだな」
月「母さん!! 何で……うぅっ……そんな……」
月「おのれ、キラめ!! 絶対に許さない!!!」
◆2時間後◆
L「夜神さんの嫁が死んだと聞いて」
ワタリ「やはり、キラですか?」
総一朗「ああ、今日はとんだ災難日だよ」
L「というか、本当はアナタがキラでしょ?」
総一朗「!!」
総一朗「ど、どうして分かった!?」
L「簡単ですよ。この2時間でキラによる犠牲者が分かっているだけで30人……」
L「いずれもアナタと関係があり、非童貞、非処女の人物です……」
総一朗「そうか。私はやりすぎてしまったようだな……」
L「いや、そんなことはありません」
総一朗「!?」
L「夜神さん。あなたは、非童貞、非処女を撲滅したいのですよね?」
総一朗「ああ、その通りだが……」
L「そういうことであれば、我々はあなた、すなわちキラに協力します」
総一朗「ど、どういうことだ!? キラである私を、拘束しないのか!?」
松田「拘束なんてしませんよ」(童貞歴25年)
模木「我々の気持ちはあなたと一緒です」(童貞歴30年)
ワタリ「一緒に非童貞どもを駆逐しましょう」(童貞歴70年)
L「そこには、きっと正しい世界がありますから」(童貞歴25年)
総一朗「みんな……本当にありがとう……!」(童貞歴50年)
ここに童貞歴合計200年の、
“チーム・キラ”が誕生した。
二世紀モノwww
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:59:16.32:bnBr+gp00
チーム・キラwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 18:59:44.79:QgFus0fm0◆翌日◆
家が跡形もなく全焼し、
借金まみれの父親が職を失い、
加えて優しかった母さんが死んでしまった今、
僕と粧裕が父の元に残る理由はなかった。
月「ここまでくれば、奴も追ってこまい」
粧裕「何でお父さんに黙って逃げるの?」
月「奴は本当の父親じゃないし、僕の処女を狙ってるんだぞ!?」
粧裕「え? それってどういう――」
月「いや、何でもない。とにかくしばらくは2人で暮らそう」
粧裕「うん! 粧裕ね、ずっとお兄ちゃんと同棲してみたかったの♪」
月「ハハ、何だそれ。今までずっと一緒に暮らしてきただろ?」
粧裕「今までは2人っきりじゃなかったもん!」
月「まったく、お前はいつまでたっても甘えん坊だな――ん?」
街頭テレビ『――現在、サクラテレビより、緊急生放送でお送りしております』
月「……何かあったのか?」
TV『――繰り返します、我々サクラテレビはキラに脅迫されています』
TV『このビデオテープの内容を全国に流さなければ、我々の命はないとのことです』
粧裕「なんか大変なことになってるね……」
月「くそっ! キラめ! こんなことをして一体何のつもりだ!」
TV『それでは、指示された時刻になりましたので、ビデオを放映させていただきます』
ザザーッ。
≪(おちんちんロゴ)≫
≪我らはチーム・キラ。この世の非童貞と非処女を憎む組織だ≫
月「非童貞と非処女だと? キラは犯罪者を憎むのではないのか? それに組織って……」
≪今日は皆に、とある義務を命じたく思い、この場を借りさせてもらった≫
月「義務……だと?」
≪これからは、全世界の人々を対象に――≫
≪自身の性行為経験人数を記したシールを、常に身につけてもらう≫
月「な、なんだって!?」
≪もちろんシールを貼っていなければ殺すし、そこに嘘を記した場合も殺す≫
月「そのシールで童貞か非童貞か判断するってことか……何て馬鹿げてるんだ」
≪来週までに用意してもらおうか。媒体はシールでなくても、ワッペンなどで構わない≫
月「気が狂ってるとしか思えない……」
粧裕「どういうことなの……」
≪さて、そろそろお別れ時間だ。 最後に一つだけ、個人的なメッセージを……オホン≫
月「……?」
≪ライト、約束を破ったな。警察は今、お前を全力で追っているぞ≫
≪視聴者の皆は、コイツを見つけ次第、110に通報してくれ≫
≪懸賞金は10億円だ。ウッフッフ。君たちの活躍を祈る……≫
ザーッ。
粧裕「お兄ちゃん……?」
月「粧裕、フードで顔を隠せ……このまま走って逃げるぞ……」
粧裕「えっ、どういうこと? お兄ちゃん、何か悪いことしたの?」
月「説明は後だ。 あの裏路地を通って町を出よう」
月(くそっ、まさか奴がキラだったなんて……!!)
月(いや、とにかく今は逃げることを考えよう。てか懸賞金10億ってどんな犯罪だよ)
月(たかがデートの約束を破ったくらいなのに……もう警察はダメだな……)
月(脅されたか、もしくは裏取引によって、キラの傘下に落ちたとみて間違いない……)
粧裕「うぅ……。 お兄ちゃん、荷物が重いよぅ……」
月「ごめんな粧裕。 僕のせいでこんな迷惑かけて……」
粧裕「んーん。 粧裕、お兄ちゃんが味方なら、みんなが敵でも平気だよ」
月「ぐすん……粧裕は優しいな……」
子供「あっ! 10億円だぁあああああああ!!」
月「!!」
男「え? 嘘? うわっ! 本当だああああああ!! みんな捕まえろぉおおおお!!」
月「ちっ! 見つかったかっ! 粧裕、急ごう!」
月「はぁはぁ……くそっ……なんて数だっ」
粧裕「……はぁはぁ……この坂道、きついね……」ヘタヘタ
月(くっ……粧裕のスピードが落ちてきたな……このままじゃ……)
粧裕「お兄ちゃん! 先に行って!!」
月「バ、バカッ! たった一人の家族を、置いていけるわけないだろ!」
粧裕「だって追われてるのはお兄ちゃんなんだよ! 粧裕を巻き込まないでよ!!」
月「!!!」
粧裕「お兄ちゃんなんか大っキライ!! ついてきて損したよっ!!!」
月「……わ、分かったよ……お前がそこまで言うなら、置いて行くからな!!」
粧裕「ッ! い、いいもん! 清々するもん! もう顔も見たくないもんッ!!!」
月「くっ……勝手にしろ!!」
タタタタタタッ。
粧裕(……これでいいんだ……お兄ちゃん、逃げて……!)グスン
男1「おらおら~! そこの小娘邪魔だぞぉおおおお!!」ドタドタ
粧裕「むっ! 小娘じゃないもん!!」グスン
男2「早くどかないと、この大群に踏み潰されるぞぉおお!!」ドタドタ
男3「おいお前らぁああ! 絶対10億円を逃がすなよぉお!!」ドタドタ
粧裕「うるさーい!! お兄ちゃんを困らすなーッ!!!」
粧裕「くらえ! 非常食の缶詰転がしッ!」
カランコロンカランコロンカランコロンッ!
男1「スリップ!」男2「スリップ!」男3「スリップ!」バタバタバタ
その他「うあああああああああああああああ」バタバタバタバタバタ
粧裕「よしっ♪ 将棋倒し大成功! えへへ、荷物も軽くなった♪」
月「まったく……下手糞な演技しやがって」
粧裕「お兄ちゃん!? どうして戻ってきたの!?」
月「粧裕を置いていくなんて、ありえないよっと!」
粧裕「わわっ!/// 降ろしてよっ! 一人で走れるってば///」
月「だめ。 このまま逃げるよ!(意外と粧裕って重いんだな……)」
◆数時間後、キラ事件捜査本部◆
松田「いやぁ、それにしても、シールは妙案でしたね」
ワタリ「ええ。あのシールのお陰で、童貞はバカにされなくなります」
模木「非童貞はキラを恐れ、嘘をついてでも“0”と書かれたシールを身につける――」
模木「これにより、童貞・非童貞のステータスによる差別はなくなり、さらに非童貞は――」
模木「嘘であることを隠すために、童貞を馬鹿にすることができなくなる、というわけだな」
L「はい模木さん正解。 しかし、この策は試験段階にすぎません」
総一朗「その通りだ。もっと監視を徹底しないと、全くもって意味を持たない」
松田「確かに……キラのいないところでは悪口言い放題ですもんね……」
ワタリ「しかし、その応急措置としてキラの組織化を世間に知らしめたのでしょう?」
模木「そうですよ。身近にキラの仲間がいるかもしれない恐怖は、十分抑止力に繋がります」
L「ですが匿名掲示板などでは、その効果も期待できませんよ?」
総一朗「Lの言うとおりだ。より理想に近づくためには、現状で満足してはいけない」
松田「あの、じゃあ宗教とかはどうですか? 非童貞を内面からじわじわと支配するんです」
wktk
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:23:12.95:QgFus0fm0総一朗「宗教か。それはいい考えかもしれない」
L「キラの存在により、外的ストレスを与えつつ、宗教で内的にも支配するということか……」
模木「オレも賛成だ。 あと最初は“反キラ組織”として売名して信者を増やした方がいいな」
松田「ですね。“我々はキラと同等の能力がある”、とでも言えば非童貞はたくさん釣れます」
ワタリ「恐怖政治で弱りきっている非童貞に、見せかけの救いの手を伸ばすってわけですね」
総一朗「なるほど。そして信者が増えてきたところで、徐々に洗脳していく方針か」
模木「ええ。 しかし信者がいくらアホでも、その異変には流石に気づくかと思いますが……」
L「別に大した問題ではありませんよ。 たとえ洗脳に失敗して暴動が起こったとしても……」
総一朗「非童貞である信者を全員裁けば、世に対する効果的な見せしめになる、と」
ガチャ!!
月「随分と面白そうな話をしてるじゃないか」
総一朗「ラ、ライト!?」
月「まさかお前がキラだったとはな」
総一朗「なっ!? どうして分かった!?」
月「馬鹿だろお前」
みんな馬鹿www
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:29:38.58:QgFus0fm0総一朗「ふん。馬鹿なのはお前だ! わざわざ犯されにきたとはな」
総一郎 の ちんちん は ギンギン になった!
ワタリ の ちんちん は ギンギン になった!
松田 の ちんちん は ギンギン になった!
模木 の ちんちん は ギンギン になった!
エル の ちんちん は ギンギン になった!
月「ふん。まさかお前ら全員がホモだったとはな……」
総一朗「我々がホモだと? お前は何か勘違いをしてるな」
月「僕が勘違いを? どういうことだ!?」
ワタリ「我々はただ単に、守備範囲が広いだけですよ」
月「守備範囲が広い……だと?」
松田「エロレベルが高いってことだよ。ライト君」
月「お前らは、何を言ってるんだ……?」
模木「全ての性癖をものにしている、と言ったら分かりやすいかな?」
月「は!? ばかを言うな!! そんな人間がこの世にいるはずがないだろ!!!」
L「おやおや、その程度で驚くようじゃ、あなたのレベルは相沢さん並ですかね」
ワタリ「ちなみにライト君。 一番エロい数字は何だと思いますか?」
月「そ、そんなもの……“6”とかだろ」
L「これは驚きました。 ここまでレベルが低いとは……宇生田さん並ですね」
月「何!? “シックス”だぞ!? どこがエロくないんだよ!!」
ワタリ「呆れてものも言えませんね。松田さん、手本を見せてあげてください」
松田「んー……強いていうなら“5”ですかね」
総一朗「うむ。やはり君は素晴らしい。若いのに安定感もある」
模木「ええ。安心して聞いていられます」
月「この基地外どもめ!」
総一朗「さて、そろそろ余興も終わりにしよう。もう我慢汁がトロトロだ」
月(我慢汁が黒いだとッ!? コイツ、いままでどれだけ我慢してきたんだ!!)
総一朗「ククク。もう我慢できないぞ。いきなり挿入――」
リューク「らめえええええええええええええええええええええええ」
突如、総一朗のチンコを頬張ったリューク。
そして舌と内頬を巧みに駆使し、肉棒を刺激し始める。
総一朗「おいリュークやめろ!! あぁ痛キモチィ! 痛キモチィッ!!」
総一朗以外の人間にしてみれば、
その光景はただの基地外現象である。
月「お前、何やってるんだ? 空中オ○ニーか?」
総一朗「違う! リュークが勝手に……!!」
月「リューク? 何だそれは?」
リューク(ククク。 そういえば、今のライトにはオレが見えないんだな)
総一朗「ああ、駄目だ……もう逝く……逝くッ!!」
ワタリ「夜神さん! 空中オ○ニーで射精なんて、私は許しませんよ!!」
総一朗「ワタリ……私はもうダメだ……もう……これ以上……」
ワタリ「何弱気になってるんですか! 50年間溜めてきた精子なんですよ!?」
総一朗「でもしかし……しかし……!! 本当に……やばいんだ……!!」
ワタリ「私を裏切るつもりですか! あなたがもし射精するというのなら……!!」
ワタリ「私は……あなたを躊躇なく殺しますよ!!!」
長老はポケットからライフルを取り出した。
総一朗「!!!!!!!!!」
総一朗「おい! ワタリやめろっ!!」
ワタリ「やめるのはあなたです! 本当に撃ちますよ!!」
総一朗(くっ……デスノートは今手元にない……どうすれば……)
ワタリ「どうやらやめる気はないようですね……」
総一朗「ち、違うんだ! 何度も言うが、これはリュークが……!」
ワタリ「訳の分からないことを言わないでください!!」
総一朗「くっ……!!! このわからず屋めっ!!」
ワタリ「……残念ながら、時間切れです。 さらばです、夜神総一郎!!」
総一朗「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ドクン!!!
ワタリ「ッッッッッッッッ!! 心臓がッ……どう……して……」
バタッ!!
リューク「総一朗を殺そうとする奴は許さない……」ハァハァ
月「何だ!? 黒いノートが浮いてるぞ!?」
松田「本当だ! あれは一体なんなんだ!?」
総一朗「でかしたぞ。 リューク」
リューク「うほっ……総一朗に褒められた……やった……」
シュゥウウウウウウウウ。
総一朗「!? おい! リューク! 体が溶け始めてるぞ!?」
リューク「いいんだ総一朗。 これは好きな人を助けた証だからよ……」
総一朗「どういうことだ! 聞いてないぞリューク!!」
リューク「悪いが説明してる時間はないようだ……」
総一朗「そんな……私を助けたばっかりに……」
リューク「ごめんな……下手なフェラでチンコを血まみれにしちまって……」
総一朗「馬鹿……いいんだよ……そんなこと……」
リューク「じゃあな総一朗……出会った時からずっと好きだったぜ……」
シュゥウウウウウウウウウ。
総一朗「うわあああああああリューークーーーーーー!!!!!」
血まみれwww
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:46:49.39:QgFus0fm0総一朗「うぅ……リュークが死んでしまった……私はこれからどうすれば……」
L(さっきからコイツ、何一人で喋ってるんだ?)
月「それにしても、この黒いノート……一体どこから出てきたんだろう?」
ピタッ。
月「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!」
ライトは再び、デスノートを手に取った!!
そして失われた記憶が、今、目を覚ますッ!!!
月「クククク……」
模木「?」
月「フゥーハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!」
松田「ラ、ライト君!?」
月「 計 画 通 り !!!!」
L「な、なんだって!?」
おいおいおいww
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:48:38.50:QgFus0fm0記憶の戻ったライトはすかさず、
デスノートに名前を刻んだ!!
その名は……
夜 神 総 一 郎 !!!
そして40秒後!!
総一朗「あああああああああああああ!!」
総一朗は死んだ!!
そう、全てはライトの計画通りだった!!!
全ては総一朗を殺すための、ライトの作戦だったのだ!!!
月「ククク。 随分と遠回りをしたが、無事抹殺完了だ!」
死んだwww
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:49:19.67:QgFus0fm0①総一朗を殺すためには、リュークの存在が邪魔だった。
②そこでまず、“わざと”リュークを怒らせ、ノートの所有権を剥奪させる。
③総一朗に恋をしているリュークは、次にノートを彼に渡すだろう。
④もちろんその際に家が火事になるのも想定済み。
⑤住居を失った総一朗は高確率で捜査本部に住みつくことになる。
⑥それはつまり、近くにワタリがいるということだ。
⑦一方、僕は処女喪失を避けるため全力で総一朗から逃げるだろう。
⑧だが、逃亡にもすぐに限界がくるはず。なんたって相手はキラだからな。
⑨そうなったら捜査本部に向かい、総一朗と決着をつけにいく。
⑩奴のことだ、きっと性に飢えているに違いない。すぐにホモセッ○スが始まるだろう。
⑫セッ○スをするからには、総一朗に射精直前の瞬間が訪れるのは必然。
⑬すると未射精経験仲間のワタリが黙っていないはず。必ず奴を殺しにかかるだろう。
⑭そしてリュークはそれを阻止するためワタリを殺す。同時にリュークも死亡。
⑮最後に僕がリュークのノートに触れて、記憶を取り戻し、総一朗を裁けば完了。
>>268
さすがライトさんやで
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:50:36.51:4bFYtNUg0さすがライトさんやで
未射精経験仲間wwww
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 19:51:09.53:QgFus0fm0月「クックック……」
L「この野郎! よくも夜神さんを――」
月「……」
L「ん? どうしたんですかライト君?」
粧裕「……お兄ちゃんは、もう人を殺したくなかったんだよね?」
月「!!! な、何を言ってるんだよ粧裕……」
粧裕「だからデスノートの所有権をリュークに破棄させたんでしょ?」
月「ち、違う!! 所有権を破棄したのは、奴を殺すためだ!!!」
粧裕「でもお父さんを殺すプロセスに、所有権を破棄する必要性はどこにもないよ?」
月「くっ……!!」
粧裕「お兄ちゃんはキラとして暗躍する一方で、人を殺す重圧に苦しんでいた……」
粧裕「だから童貞を卒業するとか適当なこと言ってキラの仕事をサボり――」
粧裕「挙句の果てには、所有権を破棄して殺人の記憶を消そうと考えた」
粧裕「それも自らのプライドを保つために、“リュークに破棄させる”という形で」
月「!!!」
粧裕「そして、殺人の記憶が不本意ながら蘇ってしまった今」
粧裕「自分がその重圧から逃げ出していたことを認めたくないがために」
粧裕「“お父さんを殺すために”所有権を放棄したって、言い訳したんだよね?」
月「違う! 逃げてなんかないし、全ては僕のシナリオ通りなんだっ!!」
粧裕「嘘つかないで……本当は“計画失敗”なんでしょ?」
月「くっ……! てかそもそも何で粧裕が知ってるんだよ! 僕がキラだってことを!!」
粧裕「ふふっ。だって粧裕は、お兄ちゃんの彼女だもん♪」
月「え……?」
粧裕「お兄ちゃんの腕時計には盗聴器をつけてるし……」
粧裕「部屋には20個も小型カメラをしかけてるからね」
粧裕「だからお兄ちゃんがキラだってことは前から知ってたの」
月「(|||゚Д゚)」
粧裕「あとね、いつか言おうと思ってたんだけど……お兄ちゃんったら」
粧裕「カメラを仕掛けてから平均50回/日もオ○ニーをしてるんだよ?」
粧裕「これからは絶対にオ○ニー禁止。したら死刑だからね?」
月「((((;゚Д゚))))」
粧裕「お兄ちゃん、童貞を捨てたいならオ○ニーじゃなくて……エッチをしなきゃ……」モゾモゾ
月「え……?」
粧裕「粧裕でよければ……好きなときに使っていいんだからね……?///」
月「( д)=゚ ゚ 」
あらあら
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:00:04.45:QgFus0fm0月「な、何言ってるんだよ粧裕!」
粧裕「……お兄ちゃんは粧裕のこと嫌い?」
月「そうじゃないって! 僕が言ってるのは兄妹の間でそんな――」
粧裕「そんなの分かってるもん!!! お兄ちゃんのバカッ!!!」グスン
月「!!」
粧裕「……わかってたから……変になっちゃったんだよぉ……」グスン
月「粧裕……?」
粧裕「盗撮とか盗聴する女の子なんて……気持ち悪いよね……」グスン
月「それは……」
粧裕「自分でも分かってたの。こんなことしても嫌われるだけだって……」グスン
粧裕「でも好きなのに、好きって言えないんだもん……そんなの辛すぎるよ……」グスン
月「……ごめん。 粧裕がそこまで悩んでるとは知らなかった……」
粧裕「ううん。謝るのは粧裕の方だよ。 だからもう―――」グスン
月「違うよ、粧裕は勘違いしてる。 ヤンデレは可愛ければいいんだ」
粧裕「ッ!?///」
月「粧裕は可愛い。 だから僕は、絶対に粧裕を嫌いにならない」
粧裕「お兄ちゃん……ありがと……」グスン
月「粧裕……エッチ……しようか……」
粧裕「……うん……///」
月(粧裕って結構おっぱいあるんだな)
月「じゃあ……触るよ」
ムニュ。
粧裕「んんっ……///」
月(おお、程良い弾力……おっぱいってこんな感じなのか……)
粧裕「はぁはぁ……///」
ムクムク。
月(ん? 粧裕って結構おちんちんあるんだな……)
月「え? おちんちん? ま、まさか……!!」
粧裕「ニヤリ」
この野郎wwwwww
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:04:52.32:QgFus0fm0ビリビリッ!!
宇生田「残念wwwwwww オレでしたwwwwwwwwww」
月「えええええええええええええええええええええええええ!!!」
L・松田・模木「「「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」」」
月「なっ、え!? ちょ、何何? これどういうことっ!?」
L・松田・模木・宇生田「「「「 せ ー の っ 」」」」
『 ド ッ キ リ 大 成 功 wwwwwwwwwwwwwwwww 』
月「マジかよwwwwwwww ちょ、やめろよお前らこういうのwwwwwwwwwwwwwwwwww」
L「いやぁ、宇生田さんが部屋に入ってきてから笑いをこらえるのが大変でしたよwwwwwwwwwww」
松田「もうみんな、宇生田さんの迫真の演技に呑まれて、セリフ忘れてましたもんねwwwwww」
宇生田「ハハハッwwwwww 我ながら最悪の役をよくやりきったと思うぜwwwwwwwwww」
模木「アッハッハッハwwwwwww 見たかよ皆wwwwwww ライト君の驚いたあの顔wwwwwww」
仲いいなこいつらwwwwwww
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:05:59.06:QnOhfWfL0
(゚Д゚)
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:08:13.44:QgFus0fm0月「くっそwwwwww違和感はあったんだけどなぁwwwwwww」
月「まず身長がおかしかったしwwwwwwwwそれに何か重かったしwwwwwwww」
月「第一、粧裕の声が、ずっと宇生田さんの声そっくりでしたもんwwwwwwwww」
宇生田「いっけねwwwwwwwwwww声変え忘れてたwwwwwwwwwwwwwww」
模木「よくバレなかったなwwwwwwwwライト君アホスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
月「え? 何何?wwwwじゃあ父さんが死んだのも脚本通りってわけ?wwwwww」
L「その通りですwwwwwwwwwwwwwwしかも脚本も全て夜神さんですよwwwwwwwwwwww」
月「自分の脚本で自分殺すとかwwwwwwwドッキリに命賭けすぎワロタwwwwwwwwwwwww」
松田「テラコント職人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
L「ちなみに、これが夜神さんの遺書ですよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
宇生田「ぶwwwwwww字汚すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
月「どれどれwwwwwwwえーっとwwwwwwwwwwwww」
ひでぇwww
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:10:42.71:QgFus0fm0ライトへ
まず、私はお前に謝らなければならないだろう。
私はお前の部屋に監視カメラを仕掛けていたからな。
それに東大合格祝いに買ってやった腕時計にも盗聴器を仕込ませていた。
だが、これらには理由がある。良ければ聞いて欲しい。
ライト、お前はここ1年、笑うことが少なくなったな。
私はお前のことをたった一人の息子だと思っている。
血が繋がっていようが、なかろうが、関係ない。
だからとても心配だったのだ。
そして盗撮、盗聴を繰り返しているうちに、お前がキラだということが分かった。
凶器がデスノート、とかいう悪魔の黒いノートだってことも、
お前が笑わなくなったのは、人を殺す重圧に苦しんでいるからだ、ということも。
だから私はお前を笑わせたかった。
そこで考えたのが今回のドッキリだ。
捜査本部のみんなにも協力してもらってな。
エロレベルの一番低い宇生田を、
罰として一番しんどい役にしたが、
奴にあの役は務まっただろうか?
私の考えたシナリオ通りに上手くいけばいいが、
おそらく私はそれを確認できずに死ぬだろう。
それもお前に殺されてな。
なんたって、
あのメールから始まった一連の私の言動は、
お前に私を殺させるための作戦だったのだから。
だが気にしなくていいぞ。
お前がキラになってしまったのは、
私の育て方が悪かったからなのだからな。
まったくもって、親失格だ。
できればこれを機に犯罪者を裁くのはやめてほしい。
私はお前にこれ以上苦しんで欲しくないし、
それはこのドッキリの失敗を意味するのだから。
だが、非童貞を裁くっていうなら話は別だがな。
あいつらは害虫だ。私がキラだったら奴らを絶滅させると思う。
非童貞はいいのかwwwwwwwwww
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:18:14.34:QgFus0fm0随分と長くなってしまったな。
最後にひとつだけ言わせてくれ。
そしてこれを別れの言葉にしたいと思う。
ずっと黙っていたんだが、実は―――
お 前 の 本 当 の 名 前 は レ フ ト だ !!!
平成○○年 ○月○日 夜神総一郎
L「……遺書はここで終わっています」
松田「ほんと。 ワタリが死んだこと以外は、おおよそ脚本通りでしたね」
模木「ああ。 それにしても、子想いの良い父親ではないか、ライト君」
宇生田「そうだぞ。 局長が死んでまで伝えたかったことは何か、じっくり考えるんだな」
月「もう分かったから、ひとつだけ言わしてくれよ」
レフトwwwwwwwwwwww
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:20:17.29:QgFus0fm0早 /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ 駄
.く /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::', 目
な. /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::! だ
ん ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
と /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l こ
か !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li| い
し j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l ! つ
な l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ ら
い !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l! :
と ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\ `" ̄"´ |::!:l::! j:ll:! :
: !::、::::i l u |:::/lj/l:!リ
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}ト.、 -、ー-- 、__ /' !:://
リl::l゛、 `二¨´ / |/:/
rー''"´ト!::i{\ / / !:/
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~完~
>>1
乙!!!
久しぶりに良スレを見た
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:21:02.56:4el0/SJA0乙!!!
久しぶりに良スレを見た
楽しかった乙
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:21:18.34:VpJdTn/t0
こんな笑ったのは久しぶりだ
ほんと>>1乙
また思いついたらなんか書いてくれよ
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:21:58.32:nuQrodbg0ほんと>>1乙
また思いついたらなんか書いてくれよ
>>1乙!
面白かったぜ!
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:24:57.84:DI0Zd0t/0面白かったぜ!
すごいスレだった
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:26:12.02:QgFus0fm0
こんなクソスレ見てくれてありがとう
先週の金曜日に神のオ○ニーを発見して
あまりにも感動したから立てたんだ
ほんとやってみてくれよマジで
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:28:48.63:YI/VlslB0先週の金曜日に神のオ○ニーを発見して
あまりにも感動したから立てたんだ
ほんとやってみてくれよマジで
神のオ○ニーがきっかけでよくここまで書いたなwwwww
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:31:39.63:PjfxJBsw0
乙
久々にすごくよかった
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:40:17.59:3JhoXUrv0久々にすごくよかった
最高だったwwwwwww
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:57:25.37:GUWIGm1h0
糞ワロタwwwwwww
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:02:22.62:WeL54ftN0
>>1乙
面白かった!!
面白かった!!
コメント 10
コメント一覧 (10)
長老はポケットからライフルを取り出した。
ポケットからライフル・・・だと?
突っ込みどころ満載だろwwwwwwwwwwww
何故?
常人には理解できないってことだろ?
お茶吹きこぼすほど笑ってしまった。
平然とキスしたりしてるから実際は童貞じゃないんだろうけどね