岡部「…………は?」
紅莉栖「……キスしかしてくれなかった」
岡部「おい、助手。貴様なにを言って」
紅莉栖「キスしか……してくれなかった」
岡部「ま、まさかあの世界線の記憶を思い出したのか!?」
紅莉栖「二人っきりのラボで、告白までしてきたくせに」
岡部「いや待て、キスだけだと言ったのはお前だろうが!」
紅莉栖「……キスしか、してくれなかった」グス
岡部「………」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
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2: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/04(水) 20:31:42.93:jBv0yeX20
岡部「いや、な?紅莉栖よ、まずは落ち着け。そもそもあの時の俺は発狂寸前で余裕がなくてだな……」
紅莉栖「何回も何回もちゅっちゅしたのに……」
岡部「き、キスだけでも俺はお前に救われたんだ。あの時の俺はそれだけで十分過ぎるほど刺激的だった訳で」
紅莉栖「岡部の方から……何回も何回もちゅっちゅしたのに」グス
岡部「あ、あれは!お前の事を忘れたくなかったからであって」
紅莉栖「忘れたくないなら、キスよりもっと刺激的な事をすればいいじゃない……はい、論破」グス
岡部「いや、だからお前がキスだけって」
紅莉栖「……」グス
岡部「………」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:39:18.83:+XG/yolo0
参考画像
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:40:03.99:PydWUSP+0
岡部「ら、ラボはラブホではないのだ!そんなけしからん事、許される訳が」
紅莉栖「漆原くんのルートじゃ小作りしたくせに……」グス
岡部「なっ!?」
紅莉栖「フェイリスさんのルートでもセクロスねだられてたし……」グス
岡部「お、おい!お前なにを!」
紅莉栖「まゆりとも恋人になって……あの後ちゅっちゅ以上の事するんですね、わかります………うぅ」グス
岡部「いや、それは……」
紅莉栖「阿万音さんと二人っきりで過去に戻って……どうせその後、ちゅっちゅ以上の事するんだろ?」
岡部「だ、だからそれは……」
紅莉栖「なのに、……私だけキスしかしてくれなかった」グス
岡部「………」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:47:21.63:PydWUSP+0
岡部「だ、だがそれらは全て違う世界線の事であって、俺たちには関係ない!」
紅莉栖「でも、結局岡部が私にキスしかしてくれなかった事には変わりないじゃない」
岡部「そ、それは……だな」
紅莉栖「……普通、キス以上の事するだろjk」グス
岡部「俺はお前からのこ、告白の返事を聞いていないのだ!き、キス以上の事なんて出来る訳が」
紅莉栖「ドラマCDでちゃんと返事したもん」
岡部「……えっ?」
紅莉栖「……告白の返事、したもん」グス
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:00:31.49:c/mZcxdy0
岡部「そ、そんなのはノーカンだ!ノーカン!大体、それだってラボでキスした時ではないではないか!」
紅莉栖「……じゃあ、ラボで返事してたらキス以上の事、してくれたの?」
岡部「いや、そういう問題ではなくてだな、ラボはそういう行為をするのが」
紅莉栖「なら私のホテルですればよかったじゃない」
岡部「はっ………?」
紅莉栖「私のホテルですれば」
岡部「に、二回も言うな!お前には恥じらいがないのか!このHENTAI天才処女め」
紅莉栖「岡部のせいで今も処女のまま……うぅ」グス
岡部「………」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:12:40.15:ptw7ngkY0
岡部「か、仮に、仮にだぞ!……あの時、俺とお前がそのキス以上の事を」
紅莉栖「セクロスですね」
岡部「黙れHENTAI!……その、そういう行為をしたとしてだ」
紅莉栖「岡部と……えへへ」
岡部「……話を続けるぞ?そういう行為をしたとしても、この世界線でお前が処女だという事に変わりはない」
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「納得したか?」
紅莉栖「その、初めてだから優しく、ね……?えへへ」
岡部「………ダメだ、こいつ。早くなんとかしないと」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:26:07.13:ptw7ngkY0
紅莉栖「やっぱり、してくれないの……?」
岡部「だ、だからさっきのは仮の話だと言っただろう!」
紅莉栖「……」グス
岡部「………その、まあ、いずれ、な」ボソ
紅莉栖「ふぇ?い、いまなんて」
岡部「な、なんでもない!ただの戯れ言だ」
紅莉栖「ふふっ、戯れ言、ね。そういう事にしておく」
岡部「ああ、そういう事にしておけ」
紅莉栖「ふふっ」ニコニコ
岡部(くっ……そんなにニコニコするな!は、恥ずかしいではないか)
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:36:06.25:ptw7ngkY0
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「な、なんだ、クリスティーナ」
紅莉栖「呼んでみただけよっ……ふふ」
岡部「そうか……」
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「なんだ」
紅莉栖「えへへ、また呼んでみただけ」
岡部「そ、そうか……」
紅莉栖「ふふっ」ニコニコ
岡部(全く、さっきからなんなんだ……)
紅莉栖「ねえ、倫太郎」
岡部「なんだ、また呼んでみただけとかじゃ……」
岡部「………」
紅莉栖「ふふ……」ニコニコ
岡部「はあっ!?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:50:53.03:ptw7ngkY0
岡部「な、な、な、何を言い出すんだ!?」
紅莉栖「よくよく考えれば、あんたの周りで倫太郎って呼ぶ人いないでしょ?」
岡部「そ、そ、それがどうしたと言うのだ」
紅莉栖「まゆりと橋田はオカリン、フェイリスさんと漆原くんは凶真、阿万音さんはフルネームで、天王寺さんや桐生さんは名字」
岡部「……何が言いたい?」
紅莉栖「一人くらいは名前で呼ぶ人がいてもいいかなって思って」
岡部「いや、別にいなくても構わんが……」
紅莉栖「それに」
岡部「まだ何かあるのか?」
紅莉栖「しょ、将来を考えると何時までも岡部って呼んでられないじゃない……えへへ」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:09:14.22:ptw7ngkY0
岡部「将来?将来……なっ!お、おい!気が早すぎるぞ!」
紅莉栖「岡部紅莉栖かぁ……ふふっ」
岡部「こ、この世界線ではまだ付き合ってもないのだぞ!?」
紅莉栖「『まだ』付き合ってない、ね……えへへ」
岡部「こ、告白もまだ……」
紅莉栖「それなら前の世界線であんたがしてくれた」
岡部「だ、だが返事が……」
紅莉栖「今更、必要……?」
岡部「……いや、不要だな」
紅莉栖「だろ?」
岡部「ああ、そうだな」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:15:24.26:ptw7ngkY0
岡部「なあ、紅莉栖」
紅莉栖「なに、倫太郎?」
岡部「……で、出来れば今まで通り岡部で頼む」
紅莉栖「だが断る」
岡部「くっ!……もういい、好きに呼べ」
紅莉栖「言われなくてもそうするわよ。今まであんなに好き放題呼ばれてたんだし、お返しよ」
岡部「……話を戻すぞ。その、確認はするが記憶が戻ったんだな?」
紅莉栖「……岡部がキスしかしてくれなかった」
岡部「その話題はもういい!」
紅莉栖「ふふっ」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:22:53.62:ptw7ngkY0
岡部「その……記憶が戻ったのなら、あの時の約束は覚えているな?」
紅莉栖「約束って……もしかして青森行きのこと?」
岡部「ああ……」
紅莉栖「うん、覚えてる。あんな事になっちゃったから結局、約束は果たせそうにないけど」
岡部「その、だな……もし、良ければ」
紅莉栖「……?」
岡部「俺を紅莉栖の青森の家に連れて行ってほしい」
紅莉栖「えっ?それって……」
岡部「当初の目的は果たせないが……二人で青森に行く、という約束は果たせるだろう?か、勘違いするなよ、ラボメンとの約束は絶対だからであって、別にお前と二人で旅行に行きたい訳では」
紅莉栖「あんたって、結構ツンデレよね」
岡部「お前が言うな」
紅莉栖「私は岡部にデレデレよ。はい、論破」
岡部「ぐぬぬ」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:30:01.51:ptw7ngkY0
紅莉栖「もちろん、行くわよ。一緒に」
岡部「本当か!」
紅莉栖「約束だもの、あんたが嫌って言っても一緒に行くからな」
岡部「そうだ、約束、だからな……」
紅莉栖「うん……その、覚えていてくれたんだね。あんなに大変な事が起きたのに」
岡部「あの世界線の出来事は何一つ忘れるな、なかった事にするなと言われたからな」
紅莉栖「えっ……だれに?」
岡部「……秘密だ」
紅莉栖「そう、まあいいわ。でも本当に全部覚えているの?」
岡部「む、無論だ」
紅莉栖「じゃあ、問題。私が一番欲しかったものは?」
岡部「ふっ、簡単だな。マイフォークだろ?」
紅莉栖「ぶっぶー残念、不正確」
岡部「な、なに!?」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:37:13.97:ptw7ngkY0
岡部「ば、馬鹿な!お前は確かにマイフォークが欲しいと」
ぎゅっ
岡部「!?」
紅莉栖「確かにマイフォークも欲しかったけど……私が本当に欲しかったのは岡部、あんた」
岡部「お、おい!そんなの反則だぞ!?」
紅莉栖「……反則じゃないし。事実だから問題ない」
岡部「くっ……」
紅莉栖「さて、外したんだし罰が必要よね」
岡部「な、なに?」
紅莉栖「当然でしょ、そういう事だから……目を瞑れ」
岡部「なっ、おまっ、まさか」
紅莉栖「ほら、いいから目を瞑れ!」
岡部「あ、ああ」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:39:20.64:cbuox2EX0
紅莉栖「……んっ」
岡部「んむ……」
紅莉栖「んっ、あっ、……はむっ」クチュクチュ
岡部「んっ、んむ、……ぷはっ」
紅莉栖「はあ、はあ……ふふっ」
岡部「……もう、二度と忘れない為だ。もう一度、『罰』が必要だと思うのだが、お前はどう思う?紅莉栖」
紅莉栖「異論はないわ」
岡部「そうか、ならもう一度……」
紅莉栖「待って!」
岡部「なんだ?まさか今更、嫌になったか?」
紅莉栖「そ、そうじゃない……その」
岡部「……?」
紅莉栖「今度は、キスだけじゃダメだからなっ!」
岡部「ふっ、無論だ!」
おわり
93: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/04(水) 22:46:25.01:CqJ0PYx80
か、かわいい
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:39:16.24:ptw7ngkY0岡部「いや、な?紅莉栖よ、まずは落ち着け。そもそもあの時の俺は発狂寸前で余裕がなくてだな……」
紅莉栖「何回も何回もちゅっちゅしたのに……」
岡部「き、キスだけでも俺はお前に救われたんだ。あの時の俺はそれだけで十分過ぎるほど刺激的だった訳で」
紅莉栖「岡部の方から……何回も何回もちゅっちゅしたのに」グス
岡部「あ、あれは!お前の事を忘れたくなかったからであって」
紅莉栖「忘れたくないなら、キスよりもっと刺激的な事をすればいいじゃない……はい、論破」グス
岡部「いや、だからお前がキスだけって」
紅莉栖「……」グス
岡部「………」
参考画像
おい助手かわいすぎんだろこれ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:46:30.57:ptw7ngkY0岡部「ら、ラボはラブホではないのだ!そんなけしからん事、許される訳が」
紅莉栖「漆原くんのルートじゃ小作りしたくせに……」グス
岡部「なっ!?」
紅莉栖「フェイリスさんのルートでもセクロスねだられてたし……」グス
岡部「お、おい!お前なにを!」
紅莉栖「まゆりとも恋人になって……あの後ちゅっちゅ以上の事するんですね、わかります………うぅ」グス
岡部「いや、それは……」
紅莉栖「阿万音さんと二人っきりで過去に戻って……どうせその後、ちゅっちゅ以上の事するんだろ?」
岡部「だ、だからそれは……」
紅莉栖「なのに、……私だけキスしかしてくれなかった」グス
岡部「………」
これほどニヤニヤするSSは久しぶりだな
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 20:54:06.29:ptw7ngkY0岡部「だ、だがそれらは全て違う世界線の事であって、俺たちには関係ない!」
紅莉栖「でも、結局岡部が私にキスしかしてくれなかった事には変わりないじゃない」
岡部「そ、それは……だな」
紅莉栖「……普通、キス以上の事するだろjk」グス
岡部「俺はお前からのこ、告白の返事を聞いていないのだ!き、キス以上の事なんて出来る訳が」
紅莉栖「ドラマCDでちゃんと返事したもん」
岡部「……えっ?」
紅莉栖「……告白の返事、したもん」グス
メタ発言www
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:04:30.17:ptw7ngkY0岡部「そ、そんなのはノーカンだ!ノーカン!大体、それだってラボでキスした時ではないではないか!」
紅莉栖「……じゃあ、ラボで返事してたらキス以上の事、してくれたの?」
岡部「いや、そういう問題ではなくてだな、ラボはそういう行為をするのが」
紅莉栖「なら私のホテルですればよかったじゃない」
岡部「はっ………?」
紅莉栖「私のホテルですれば」
岡部「に、二回も言うな!お前には恥じらいがないのか!このHENTAI天才処女め」
紅莉栖「岡部のせいで今も処女のまま……うぅ」グス
岡部「………」
岡部「か、仮に、仮にだぞ!……あの時、俺とお前がそのキス以上の事を」
紅莉栖「セクロスですね」
岡部「黙れHENTAI!……その、そういう行為をしたとしてだ」
紅莉栖「岡部と……えへへ」
岡部「……話を続けるぞ?そういう行為をしたとしても、この世界線でお前が処女だという事に変わりはない」
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「納得したか?」
紅莉栖「その、初めてだから優しく、ね……?えへへ」
岡部「………ダメだ、こいつ。早くなんとかしないと」
紅莉栖「やっぱり、してくれないの……?」
岡部「だ、だからさっきのは仮の話だと言っただろう!」
紅莉栖「……」グス
岡部「………その、まあ、いずれ、な」ボソ
紅莉栖「ふぇ?い、いまなんて」
岡部「な、なんでもない!ただの戯れ言だ」
紅莉栖「ふふっ、戯れ言、ね。そういう事にしておく」
岡部「ああ、そういう事にしておけ」
紅莉栖「ふふっ」ニコニコ
岡部(くっ……そんなにニコニコするな!は、恥ずかしいではないか)
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「な、なんだ、クリスティーナ」
紅莉栖「呼んでみただけよっ……ふふ」
岡部「そうか……」
紅莉栖「ねえ、岡部」
岡部「なんだ」
紅莉栖「えへへ、また呼んでみただけ」
岡部「そ、そうか……」
紅莉栖「ふふっ」ニコニコ
岡部(全く、さっきからなんなんだ……)
紅莉栖「ねえ、倫太郎」
岡部「なんだ、また呼んでみただけとかじゃ……」
岡部「………」
紅莉栖「ふふ……」ニコニコ
岡部「はあっ!?」
岡部「な、な、な、何を言い出すんだ!?」
紅莉栖「よくよく考えれば、あんたの周りで倫太郎って呼ぶ人いないでしょ?」
岡部「そ、そ、それがどうしたと言うのだ」
紅莉栖「まゆりと橋田はオカリン、フェイリスさんと漆原くんは凶真、阿万音さんはフルネームで、天王寺さんや桐生さんは名字」
岡部「……何が言いたい?」
紅莉栖「一人くらいは名前で呼ぶ人がいてもいいかなって思って」
岡部「いや、別にいなくても構わんが……」
紅莉栖「それに」
岡部「まだ何かあるのか?」
紅莉栖「しょ、将来を考えると何時までも岡部って呼んでられないじゃない……えへへ」
岡部「将来?将来……なっ!お、おい!気が早すぎるぞ!」
紅莉栖「岡部紅莉栖かぁ……ふふっ」
岡部「こ、この世界線ではまだ付き合ってもないのだぞ!?」
紅莉栖「『まだ』付き合ってない、ね……えへへ」
岡部「こ、告白もまだ……」
紅莉栖「それなら前の世界線であんたがしてくれた」
岡部「だ、だが返事が……」
紅莉栖「今更、必要……?」
岡部「……いや、不要だな」
紅莉栖「だろ?」
岡部「ああ、そうだな」
岡部「なあ、紅莉栖」
紅莉栖「なに、倫太郎?」
岡部「……で、出来れば今まで通り岡部で頼む」
紅莉栖「だが断る」
岡部「くっ!……もういい、好きに呼べ」
紅莉栖「言われなくてもそうするわよ。今まであんなに好き放題呼ばれてたんだし、お返しよ」
岡部「……話を戻すぞ。その、確認はするが記憶が戻ったんだな?」
紅莉栖「……岡部がキスしかしてくれなかった」
岡部「その話題はもういい!」
紅莉栖「ふふっ」
岡部「その……記憶が戻ったのなら、あの時の約束は覚えているな?」
紅莉栖「約束って……もしかして青森行きのこと?」
岡部「ああ……」
紅莉栖「うん、覚えてる。あんな事になっちゃったから結局、約束は果たせそうにないけど」
岡部「その、だな……もし、良ければ」
紅莉栖「……?」
岡部「俺を紅莉栖の青森の家に連れて行ってほしい」
紅莉栖「えっ?それって……」
岡部「当初の目的は果たせないが……二人で青森に行く、という約束は果たせるだろう?か、勘違いするなよ、ラボメンとの約束は絶対だからであって、別にお前と二人で旅行に行きたい訳では」
紅莉栖「あんたって、結構ツンデレよね」
岡部「お前が言うな」
紅莉栖「私は岡部にデレデレよ。はい、論破」
岡部「ぐぬぬ」
紅莉栖「もちろん、行くわよ。一緒に」
岡部「本当か!」
紅莉栖「約束だもの、あんたが嫌って言っても一緒に行くからな」
岡部「そうだ、約束、だからな……」
紅莉栖「うん……その、覚えていてくれたんだね。あんなに大変な事が起きたのに」
岡部「あの世界線の出来事は何一つ忘れるな、なかった事にするなと言われたからな」
紅莉栖「えっ……だれに?」
岡部「……秘密だ」
紅莉栖「そう、まあいいわ。でも本当に全部覚えているの?」
岡部「む、無論だ」
紅莉栖「じゃあ、問題。私が一番欲しかったものは?」
岡部「ふっ、簡単だな。マイフォークだろ?」
紅莉栖「ぶっぶー残念、不正確」
岡部「な、なに!?」
岡部「ば、馬鹿な!お前は確かにマイフォークが欲しいと」
ぎゅっ
岡部「!?」
紅莉栖「確かにマイフォークも欲しかったけど……私が本当に欲しかったのは岡部、あんた」
岡部「お、おい!そんなの反則だぞ!?」
紅莉栖「……反則じゃないし。事実だから問題ない」
岡部「くっ……」
紅莉栖「さて、外したんだし罰が必要よね」
岡部「な、なに?」
紅莉栖「当然でしょ、そういう事だから……目を瞑れ」
岡部「なっ、おまっ、まさか」
紅莉栖「ほら、いいから目を瞑れ!」
岡部「あ、ああ」
ここで目にフォークぶっさすんですねわかります
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:44:34.35:ptw7ngkY0紅莉栖「……んっ」
岡部「んむ……」
紅莉栖「んっ、あっ、……はむっ」クチュクチュ
岡部「んっ、んむ、……ぷはっ」
紅莉栖「はあ、はあ……ふふっ」
岡部「……もう、二度と忘れない為だ。もう一度、『罰』が必要だと思うのだが、お前はどう思う?紅莉栖」
紅莉栖「異論はないわ」
岡部「そうか、ならもう一度……」
紅莉栖「待って!」
岡部「なんだ?まさか今更、嫌になったか?」
紅莉栖「そ、そうじゃない……その」
岡部「……?」
紅莉栖「今度は、キスだけじゃダメだからなっ!」
岡部「ふっ、無論だ!」
おわり
最後の一行は
見えませんよね、皆さん
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:47:51.89:hSnOsBjh0見えませんよね、皆さん
んんん?
きこえんなあ??
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:51:02.09:ptw7ngkY0きこえんなあ??
とりあえずここまで。シュタゲSSの需要がまだあるみたいでよかった。近いうちにちょっと長いの書く
呼んでくれた人、ありがとニャンニャン
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:54:20.97:Y6EIo+Vs0呼んでくれた人、ありがとニャンニャン
紅莉栖は至高
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