女戦士「おっ、勇者。美味そうなもん持ってるじゃん」
勇者「あっ‥‥戦士さん‥‥」
女戦士「なぁ、半分くれよ?あたしも腹減ってるからよ」
勇者「えっ‥‥?」
女戦士「なぁ~、いいだろ~?」
勇者「でも、これは僕のお小遣いで買ったやつだから‥‥」
女戦士「いいじゃんいいじゃん。今度、何かおごってやるって」グイッ
勇者「あっ‥‥」
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 16:49:26.63:7VyXBPAfO
女戦士「いや、美味いな~、うんめぇな、コレ」ズルズル
勇者「半分だよ‥‥?ねぇ、半分だよ‥‥?」
女戦士「わかってるって、大丈夫だって」ズルズル
勇者「もう、半分だよ!もう半分食べたよ!」
女戦士「もうちょい、もうちょい‥‥」ズルズル
勇者「あっ‥‥!」
女戦士「いや~、美味いな、コレ」ズルズル
勇者「うぅぅ‥‥」グスッ
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 16:54:14.26:7VyXBPAfO
女戦士「いや~、食った食った。ごちそうさん~」
勇者「僕のカップ焼そば‥‥」
女戦士「ん~、勇者どうした~?」
勇者「全部、食べちゃった‥‥」
女戦士「あぁ、悪ぃ悪ぃ。明日何かオゴってやるよ」
勇者「うぅ‥‥」
女戦士「さて、寝るか~。勇者、ちゃんと歯磨けよ~」
勇者「うぅぅ‥‥」グスッ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 16:55:21.60:VxKsN/H3O
翌日
カキンッ、カキンッ
女戦士「おいっ、勇者!回復してくれっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女戦士「勇者っ!勇者ってばっ!」
勇者「‥‥」プイッ
女魔法使い「勇者ちゃん、回復お願いっ!」
勇者「えいっ!」
女戦士「勇者っ、こっちもこっちも!‥‥マジでヤバいっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶「?」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:05:24.98:7VyXBPAfO
女魔法使い「勇者ちゃん、機嫌悪かったね。あなた、何かしたの?」
女戦士「ん~、わかんね」
女僧侶「でも、戦士さんに対して、何か怒ってる感じでしたよ‥‥?」
女戦士「ん~、まぁ、明日になれば機嫌直ってるんじゃね?」
女魔法「そんな楽観的な‥‥」
女戦士「とにかく、今日はもう休もうぜ。今日はいつも以上に疲れたよ」
女魔法「私は普通だけど?」
女戦士「前衛は大変なんだって‥‥」
女僧侶「あれ‥‥?そういえば、勇者様は‥‥?」キョロキョロ
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:08:41.11:7VyXBPAfO
カキン、カキン
勇者「とりゃ、とりゃ!」ポコッ
魔物「ピィィー!」ペポッ
勇者「あいたっ」
魔物「ピキィィー」ポコッ
勇者「うぅ‥‥たぁ~っ!」ペチッ
魔物「プキュ~」バタッ
勇者「えへへ‥‥カップ焼そば買おうっと‥‥」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:09:51.99:/rMw6eQ+0
村
女戦士「あ~、疲れた‥‥早く宿屋で休もうぜ~」
女魔法使い「先に買い物しなきゃ?」
女戦士「後でいいじゃん‥‥こっちは疲れてんだよ‥‥」
女僧侶「でも、もうすぐ武器屋も道具屋も閉まってしまいますよ?」
女戦士「じゃあ、僧侶と勇者で行ってこいよ。俺と魔法使いで宿屋の受付しておくから」
勇者「」ワクワク
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:18:52.17:7VyXBPAfO
女僧侶「え~っと‥‥これとこれと‥‥薬草は10個ぐらいでいいかな?」
勇者「おじさん、カップ焼そば下さいっ!」ワクワク
店主「あいよ、100Gね」
女僧侶「あっ‥‥勇者様、無駄遣いはいけませんよ‥‥?」
勇者「僕のお小遣いから出すもん!」
女僧侶「あれ?そんなお金、いつの間に?」
勇者「一人でモンスターやっつけた!」キリッ
女僧侶「もう‥‥危ない事はしちゃいけませんよ?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:22:33.52:7VyXBPAfO
女僧侶「じゃあ、これとこれと‥‥後、そのカップ焼そばも下さい‥‥」
店主「あいよ」
勇者「」ワクワク
女僧侶「‥‥カップ焼そばの事は、戦士さんと魔法使いさんには内緒ですよ?」
勇者「?」
女僧侶「無駄遣いするなって、怒られちゃいますから」
勇者「僕のお小遣いで買ったよ?」
女僧侶「そしたら、危ない事はするなって怒られちゃいます」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:28:07.13:7VyXBPAfO
宿屋
女僧侶「ただいま帰りました」
勇者「ただいま~」
女魔法使い「あっ、お帰り~」
女戦士「おぅ、お帰り!なぁ、武器買ってくれた?」
女僧侶「武器は予算が足りなかったので、見送りましたが、防具なら買いましたよ?」
女戦士「なぁ~んだ、防具かよ‥‥どれどれ‥‥」ガサゴソ
女魔法使い「あっ、私の武器もある‥‥って、何コレ‥‥?」
勇者「あっ‥‥!」
女魔法使い「‥‥何で、こんな無駄遣いするの?」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:32:37.55:7VyXBPAfO
女戦士「まぁまぁ、魔法使い、たまにはいいじゃん。皆の分、あるんだろ?」
女魔法使い「コレ、一つだけ。‥‥というか、何でこんな無駄遣いするの?」
勇者「うぅ‥‥」
女僧侶「あのっ、それは‥‥」オロオロ
女魔法使い「何?」
女僧侶「私の‥‥お夜食に‥‥」
女魔法使い「お夜食?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
女魔法使い「没収ね」
女僧侶「‥‥はい」
勇者「うぅ‥‥」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:37:49.90:7VyXBPAfO
夜
女戦士「Zzz‥‥」
女魔法使い「Zzz‥‥」
女僧侶「Zzz‥‥」
勇者「‥‥」ムクッ
勇者「‥‥」キョロキョロ
勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」カチャカチャ
勇者「80‥‥85‥‥86円‥‥」カチャカチャ
勇者「うぅ‥‥カップ焼そば‥‥」グスッ
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:38:45.45:9Ijt+x650
翌日
カキン、カキン
女魔法使い「勇者ちゃん!回復お願いっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女魔法使い「勇者ちゃんっ!ちょっと、勇者ちゃん!」
勇者「‥‥」プイッ
女戦士「勇者っ!回復頼むっ!」
勇者「えいっ」
女魔法使い「勇者ちゃん、こっちも!こっちも回復っ!」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶(私のせいだ‥‥)
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:42:28.15:a/CJIWVz0
女魔法使い「勇者ちゃん、今日は私に機嫌悪いわね?どうしたのかしら?」
女戦士「俺にはちゃんと回復してくれたから、まぁ、俺には関係ない話だな」ニヤニヤ
女魔法使い「ちょっと!そういう言い方はないでしょ!」
女戦士「ハハハ、冗談だよ!順番だよ順番。明日は僧侶が冷たくされる番!」
女魔法使い「順番って‥‥あれ、僧侶は?」
女戦士「勇者もいないぞ?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:50:14.48:7VyXBPAfO
勇者「怖くないぞ‥‥怖くないぞ‥‥」ブルブル
勇者「弱いヤツでいいんだ‥‥ちっちゃいヤツと戦えばいいんだ‥‥」ブルブル
勇者「出てこいモンスター‥‥僕がやっつけてやる‥‥」ブルブル
女僧侶「コラッ」
勇者「わっ、わわっ、わぁっ‥‥!」ビクッ
女僧侶「‥‥はぁ」
勇者「あっ‥‥あれ、僧侶さん‥‥?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:55:20.25:7VyXBPAfO
女僧侶「また、一人で危ない事しようとしてましたね?」
勇者「‥‥危なくないもん」
女僧侶「強いモンスターが出てきたらどうするんです!」
勇者「‥‥後、14Gだからちっちゃいヤツと戦うもん」
女僧侶「‥‥カップ焼そばですか?」
勇者「‥‥うん」
女僧侶「‥‥はぁ」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:01:06.86:7VyXBPAfO
街
女戦士「うわぁ~、でかい街だな。カジノまであるや」
女魔法使い「無駄遣いは許さないわよ?」
女戦士「わ~ってるよ‥‥んじゃ、宿屋受付にでも行くか?」
女僧侶「あっ、あの‥‥」
女戦士「ん~、どうした?」
女僧侶「宿屋の受付は、お二人でしてきて下さい‥‥私は勇者様と買い物してから行きます」
女戦士「‥‥とか言って、カジノとか行くんじゃねぇだろなぁ?」
女僧侶「いえっ‥‥!そんな事は‥‥!」
女魔法「昨日みたいな無駄遣いはやめてよね?まぁ、今日は私、疲れてるから先に宿屋で休ませてもらうわ」
女僧侶「はいっ!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:03:55.40:7VyXBPAfO
女僧侶「勇者様、後14Gでしたよね?」テクテク
勇者「‥‥うん」
女僧侶「‥‥私が出してあげます」
勇者「えっ!」
女僧侶「だから、もう、あんな危険な事は止めて下さいね?」
勇者「うんっ!」
女僧侶「じゃあ、道具屋さんに行きましょうか?」
勇者「うんっ!」ワクワク
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:08:21.66:7VyXBPAfO
女僧侶「え~っと‥‥」キョロキョロ
勇者「ねぇ!」
女僧侶「道具屋さんは~っと‥‥」
勇者「ここ、さっきも来たよ?」
女僧侶「えっ‥‥?あれ、あれっ?そうでしたっけ‥‥?」
勇者「うん!あっちが宿屋で、あっちが教会だよ?」
女僧侶「え~っと‥‥じゃあ、こっちに行ってみましょうか‥‥?」
勇者「そっちは教会だよ!」
女僧侶「確か、教会の手前に脇道があった気がするんですけど‥‥」
勇者「うぅ‥‥」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:09:07.86:PnR5Yfwn0
宿屋
僧侶「‥‥ただいま戻りました」
勇者「‥‥」ツーン
女戦士「遅かったな?どうしたんだ、心配したんだぞ?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
女魔法使い「‥‥まさか、カジノで遊んでたんじゃないでしょうね?」
女僧侶「‥‥いえ」
勇者「僧侶さんがね!迷子になったの!」
女僧侶「!」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:14:56.64:7VyXBPAfO
勇者「ずっと、街の中グルグルしてたの!」
女戦士「あ~、僧侶は方向音痴だからなぁ~」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
勇者「道具屋さんも、閉まってたから、お買い物も出来なかったの!」
女僧侶「えっ‥‥?あんた、薬草の補充もしてないの?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:17:54.52:7VyXBPAfO
翌日
カキン、カキン
女戦士「勇者、回復頼むっ!」
勇者「えいっ」
女魔法使い「勇者ちゃん、こっちもお願いっ!」
勇者「えいっ」
女僧侶「あの‥‥勇者様‥‥?回復、お願いしてもよろしいですか‥‥?」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶「あの‥‥回復‥‥」
勇者「‥‥」プイッ
女僧侶(‥‥やっぱりか)
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:22:58.50:7VyXBPAfO
女魔法使い「やっぱり、今日は僧侶だったわね」
女戦士「なぁ、言っただろ?順番だよ順番!」
女僧侶「‥‥はい」
女魔法使い「じゃあ、明日はあんたに戻るわけだ?」
女戦士「おっ‥‥?そうだな、順番からしたら、また俺の番か。今のうちに勇者の機嫌とっておこうかな‥‥って、あれ?」
女魔法使い「また、勇者ちゃんがいないわね?この辺りの魔物は強いから危ないわよ?皆で探しに行く?」
女僧侶「‥‥いえ、今日は大丈夫だと思います」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:25:50.77:7VyXBPAfO
勇者「えへへ‥‥50‥‥60‥‥70‥‥」
勇者「80‥‥90‥‥ふふっ‥‥」
勇者「100‥‥えへへ、カップ焼そば‥‥」
勇者「えへへ‥‥」
勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:28:25.62:7VyXBPAfO
夜
女戦士「Zzz‥‥」
女魔法使い「Zzz‥‥」
女僧侶「Zzz‥‥」
勇者「‥‥」ムクッ
勇者「‥‥」キョロキョロ
勇者「‥‥」ガサゴソ
勇者「!」
勇者「えへへ‥‥カップ焼そば‥‥」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:30:34.31:7VyXBPAfO
勇者「‥‥」ジョボジョボ
勇者「えへへ」
勇者「三分‥‥三分‥‥」
勇者「よし‥‥」ジョー
ボコン
勇者「‥‥あっ、あっああっ!」
デローン
勇者「‥‥うぅぅ」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:33:50.31:7VyXBPAfO
翌日
カキン、カキン
女戦士「‥‥くっ!こいつは手強いな」
女魔法使い「勇者ちゃん!回復回復!」
勇者「‥‥えい」
女魔法使い「違うわよ!私じゃなくて、自分を回復しなさいっ!」
勇者「‥‥」ボー
女戦士「おいっ、勇者回復しろって!」
勇者「‥‥えい」
女戦士「いや、だから自分をだって!」
勇者「‥‥」ボー
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:37:23.55:7VyXBPAfO
女戦士「おいっ、僧侶!勇者を援護しろっ!」
女僧侶「ですが‥‥こっちも、手におえなくて‥‥」カキン、カキン
魔物「ガアァァァァ!」
女戦士「勇者、きたぞ!」
女魔法使い「勇者ちゃん、避けて!」
女僧侶「勇者様っ!」
魔法「ガアァァァァ!」
勇者「‥‥カップ焼そば?」
グサッ
おわり
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:39:11.14:Oc45Mkwm0
女戦士「いや、美味いな~、うんめぇな、コレ」ズルズル
勇者「半分だよ‥‥?ねぇ、半分だよ‥‥?」
女戦士「わかってるって、大丈夫だって」ズルズル
勇者「もう、半分だよ!もう半分食べたよ!」
女戦士「もうちょい、もうちょい‥‥」ズルズル
勇者「あっ‥‥!」
女戦士「いや~、美味いな、コレ」ズルズル
勇者「うぅぅ‥‥」グスッ
女戦士「いや~、食った食った。ごちそうさん~」
勇者「僕のカップ焼そば‥‥」
女戦士「ん~、勇者どうした~?」
勇者「全部、食べちゃった‥‥」
女戦士「あぁ、悪ぃ悪ぃ。明日何かオゴってやるよ」
勇者「うぅ‥‥」
女戦士「さて、寝るか~。勇者、ちゃんと歯磨けよ~」
勇者「うぅぅ‥‥」グスッ
まさに外道
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 16:58:21.49:7VyXBPAfO翌日
カキンッ、カキンッ
女戦士「おいっ、勇者!回復してくれっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女戦士「勇者っ!勇者ってばっ!」
勇者「‥‥」プイッ
女魔法使い「勇者ちゃん、回復お願いっ!」
勇者「えいっ!」
女戦士「勇者っ、こっちもこっちも!‥‥マジでヤバいっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶「?」
女魔法使い「勇者ちゃん、機嫌悪かったね。あなた、何かしたの?」
女戦士「ん~、わかんね」
女僧侶「でも、戦士さんに対して、何か怒ってる感じでしたよ‥‥?」
女戦士「ん~、まぁ、明日になれば機嫌直ってるんじゃね?」
女魔法「そんな楽観的な‥‥」
女戦士「とにかく、今日はもう休もうぜ。今日はいつも以上に疲れたよ」
女魔法「私は普通だけど?」
女戦士「前衛は大変なんだって‥‥」
女僧侶「あれ‥‥?そういえば、勇者様は‥‥?」キョロキョロ
カキン、カキン
勇者「とりゃ、とりゃ!」ポコッ
魔物「ピィィー!」ペポッ
勇者「あいたっ」
魔物「ピキィィー」ポコッ
勇者「うぅ‥‥たぁ~っ!」ペチッ
魔物「プキュ~」バタッ
勇者「えへへ‥‥カップ焼そば買おうっと‥‥」
なにこのかわいい子
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:10:22.67:Gm8WaROj0
PT全部女で固めてるのか
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:11:47.19:/rMw6eQ+0
女パーティーに勇者がつかまったんじゃないの
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:13:19.55:7VyXBPAfO村
女戦士「あ~、疲れた‥‥早く宿屋で休もうぜ~」
女魔法使い「先に買い物しなきゃ?」
女戦士「後でいいじゃん‥‥こっちは疲れてんだよ‥‥」
女僧侶「でも、もうすぐ武器屋も道具屋も閉まってしまいますよ?」
女戦士「じゃあ、僧侶と勇者で行ってこいよ。俺と魔法使いで宿屋の受付しておくから」
勇者「」ワクワク
女僧侶「え~っと‥‥これとこれと‥‥薬草は10個ぐらいでいいかな?」
勇者「おじさん、カップ焼そば下さいっ!」ワクワク
店主「あいよ、100Gね」
女僧侶「あっ‥‥勇者様、無駄遣いはいけませんよ‥‥?」
勇者「僕のお小遣いから出すもん!」
女僧侶「あれ?そんなお金、いつの間に?」
勇者「一人でモンスターやっつけた!」キリッ
女僧侶「もう‥‥危ない事はしちゃいけませんよ?」
女僧侶「じゃあ、これとこれと‥‥後、そのカップ焼そばも下さい‥‥」
店主「あいよ」
勇者「」ワクワク
女僧侶「‥‥カップ焼そばの事は、戦士さんと魔法使いさんには内緒ですよ?」
勇者「?」
女僧侶「無駄遣いするなって、怒られちゃいますから」
勇者「僕のお小遣いで買ったよ?」
女僧侶「そしたら、危ない事はするなって怒られちゃいます」
宿屋
女僧侶「ただいま帰りました」
勇者「ただいま~」
女魔法使い「あっ、お帰り~」
女戦士「おぅ、お帰り!なぁ、武器買ってくれた?」
女僧侶「武器は予算が足りなかったので、見送りましたが、防具なら買いましたよ?」
女戦士「なぁ~んだ、防具かよ‥‥どれどれ‥‥」ガサゴソ
女魔法使い「あっ、私の武器もある‥‥って、何コレ‥‥?」
勇者「あっ‥‥!」
女魔法使い「‥‥何で、こんな無駄遣いするの?」
女戦士「まぁまぁ、魔法使い、たまにはいいじゃん。皆の分、あるんだろ?」
女魔法使い「コレ、一つだけ。‥‥というか、何でこんな無駄遣いするの?」
勇者「うぅ‥‥」
女僧侶「あのっ、それは‥‥」オロオロ
女魔法使い「何?」
女僧侶「私の‥‥お夜食に‥‥」
女魔法使い「お夜食?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
女魔法使い「没収ね」
女僧侶「‥‥はい」
勇者「うぅ‥‥」
夜
女戦士「Zzz‥‥」
女魔法使い「Zzz‥‥」
女僧侶「Zzz‥‥」
勇者「‥‥」ムクッ
勇者「‥‥」キョロキョロ
勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」カチャカチャ
勇者「80‥‥85‥‥86円‥‥」カチャカチャ
勇者「うぅ‥‥カップ焼そば‥‥」グスッ
円wwwwww
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:41:23.58:7VyXBPAfO翌日
カキン、カキン
女魔法使い「勇者ちゃん!回復お願いっ!」
勇者「‥‥」ツーン
女魔法使い「勇者ちゃんっ!ちょっと、勇者ちゃん!」
勇者「‥‥」プイッ
女戦士「勇者っ!回復頼むっ!」
勇者「えいっ」
女魔法使い「勇者ちゃん、こっちも!こっちも回復っ!」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶(私のせいだ‥‥)
戦士はもういいのかwww
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:42:50.49:Cf7Ezp2U0
勇者が怒りをむけられるのは一人までなの?
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:43:27.61:Gm8WaROj0
女戦士は許された
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 17:45:37.93:7VyXBPAfO女魔法使い「勇者ちゃん、今日は私に機嫌悪いわね?どうしたのかしら?」
女戦士「俺にはちゃんと回復してくれたから、まぁ、俺には関係ない話だな」ニヤニヤ
女魔法使い「ちょっと!そういう言い方はないでしょ!」
女戦士「ハハハ、冗談だよ!順番だよ順番。明日は僧侶が冷たくされる番!」
女魔法使い「順番って‥‥あれ、僧侶は?」
女戦士「勇者もいないぞ?」
勇者「怖くないぞ‥‥怖くないぞ‥‥」ブルブル
勇者「弱いヤツでいいんだ‥‥ちっちゃいヤツと戦えばいいんだ‥‥」ブルブル
勇者「出てこいモンスター‥‥僕がやっつけてやる‥‥」ブルブル
女僧侶「コラッ」
勇者「わっ、わわっ、わぁっ‥‥!」ビクッ
女僧侶「‥‥はぁ」
勇者「あっ‥‥あれ、僧侶さん‥‥?」
女僧侶「また、一人で危ない事しようとしてましたね?」
勇者「‥‥危なくないもん」
女僧侶「強いモンスターが出てきたらどうするんです!」
勇者「‥‥後、14Gだからちっちゃいヤツと戦うもん」
女僧侶「‥‥カップ焼そばですか?」
勇者「‥‥うん」
女僧侶「‥‥はぁ」
街
女戦士「うわぁ~、でかい街だな。カジノまであるや」
女魔法使い「無駄遣いは許さないわよ?」
女戦士「わ~ってるよ‥‥んじゃ、宿屋受付にでも行くか?」
女僧侶「あっ、あの‥‥」
女戦士「ん~、どうした?」
女僧侶「宿屋の受付は、お二人でしてきて下さい‥‥私は勇者様と買い物してから行きます」
女戦士「‥‥とか言って、カジノとか行くんじゃねぇだろなぁ?」
女僧侶「いえっ‥‥!そんな事は‥‥!」
女魔法「昨日みたいな無駄遣いはやめてよね?まぁ、今日は私、疲れてるから先に宿屋で休ませてもらうわ」
女僧侶「はいっ!」
女僧侶「勇者様、後14Gでしたよね?」テクテク
勇者「‥‥うん」
女僧侶「‥‥私が出してあげます」
勇者「えっ!」
女僧侶「だから、もう、あんな危険な事は止めて下さいね?」
勇者「うんっ!」
女僧侶「じゃあ、道具屋さんに行きましょうか?」
勇者「うんっ!」ワクワク
女僧侶「え~っと‥‥」キョロキョロ
勇者「ねぇ!」
女僧侶「道具屋さんは~っと‥‥」
勇者「ここ、さっきも来たよ?」
女僧侶「えっ‥‥?あれ、あれっ?そうでしたっけ‥‥?」
勇者「うん!あっちが宿屋で、あっちが教会だよ?」
女僧侶「え~っと‥‥じゃあ、こっちに行ってみましょうか‥‥?」
勇者「そっちは教会だよ!」
女僧侶「確か、教会の手前に脇道があった気がするんですけど‥‥」
勇者「うぅ‥‥」
カップ焼きそば食いたくなってきた
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:11:49.95:7VyXBPAfO宿屋
僧侶「‥‥ただいま戻りました」
勇者「‥‥」ツーン
女戦士「遅かったな?どうしたんだ、心配したんだぞ?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
女魔法使い「‥‥まさか、カジノで遊んでたんじゃないでしょうね?」
女僧侶「‥‥いえ」
勇者「僧侶さんがね!迷子になったの!」
女僧侶「!」
勇者「ずっと、街の中グルグルしてたの!」
女戦士「あ~、僧侶は方向音痴だからなぁ~」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
勇者「道具屋さんも、閉まってたから、お買い物も出来なかったの!」
女僧侶「えっ‥‥?あんた、薬草の補充もしてないの?」
女僧侶「‥‥申し訳ありません」
翌日
カキン、カキン
女戦士「勇者、回復頼むっ!」
勇者「えいっ」
女魔法使い「勇者ちゃん、こっちもお願いっ!」
勇者「えいっ」
女僧侶「あの‥‥勇者様‥‥?回復、お願いしてもよろしいですか‥‥?」
勇者「‥‥」ツーン
女僧侶「あの‥‥回復‥‥」
勇者「‥‥」プイッ
女僧侶(‥‥やっぱりか)
女魔法使い「やっぱり、今日は僧侶だったわね」
女戦士「なぁ、言っただろ?順番だよ順番!」
女僧侶「‥‥はい」
女魔法使い「じゃあ、明日はあんたに戻るわけだ?」
女戦士「おっ‥‥?そうだな、順番からしたら、また俺の番か。今のうちに勇者の機嫌とっておこうかな‥‥って、あれ?」
女魔法使い「また、勇者ちゃんがいないわね?この辺りの魔物は強いから危ないわよ?皆で探しに行く?」
女僧侶「‥‥いえ、今日は大丈夫だと思います」
勇者「えへへ‥‥50‥‥60‥‥70‥‥」
勇者「80‥‥90‥‥ふふっ‥‥」
勇者「100‥‥えへへ、カップ焼そば‥‥」
勇者「えへへ‥‥」
勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」
夜
女戦士「Zzz‥‥」
女魔法使い「Zzz‥‥」
女僧侶「Zzz‥‥」
勇者「‥‥」ムクッ
勇者「‥‥」キョロキョロ
勇者「‥‥」ガサゴソ
勇者「!」
勇者「えへへ‥‥カップ焼そば‥‥」
勇者「‥‥」ジョボジョボ
勇者「えへへ」
勇者「三分‥‥三分‥‥」
勇者「よし‥‥」ジョー
ボコン
勇者「‥‥あっ、あっああっ!」
デローン
勇者「‥‥うぅぅ」
翌日
カキン、カキン
女戦士「‥‥くっ!こいつは手強いな」
女魔法使い「勇者ちゃん!回復回復!」
勇者「‥‥えい」
女魔法使い「違うわよ!私じゃなくて、自分を回復しなさいっ!」
勇者「‥‥」ボー
女戦士「おいっ、勇者回復しろって!」
勇者「‥‥えい」
女戦士「いや、だから自分をだって!」
勇者「‥‥」ボー
女戦士「おいっ、僧侶!勇者を援護しろっ!」
女僧侶「ですが‥‥こっちも、手におえなくて‥‥」カキン、カキン
魔物「ガアァァァァ!」
女戦士「勇者、きたぞ!」
女魔法使い「勇者ちゃん、避けて!」
女僧侶「勇者様っ!」
魔法「ガアァァァァ!」
勇者「‥‥カップ焼そば?」
グサッ
おわり
なんということでしょう
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:46:52.30:LeMoxjzX0
おい
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 18:47:19.05:K/91TuVP0
そりゃないぜ!
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 19:30:41.36:Gj0zS/SZO
焼きそばくらい食わしたれやwww
コメント 13
コメント一覧 (13)
つーか女戦士が意地悪しなければ彼があそこまで思いつめることもなかったんじゃ……
カップ焼きそばくらい私がいくらでも買ってあげるから!
なんで女戦士はそこまったくスルーなんだよwwwwww