勇者「じゃあいくぞ魔王」
魔王♀「ちょ、まてまてふざけんな!!」
勇者「なに」
魔王♀「人間と魔族の雌雄を決する決戦にそんな下卑た約束を持ちこむな!!」
勇者「ん、負けるのが怖いのか?」
魔王♀「だ、誰が」
勇者「俺が勝ったらお前性奴隷な」
【画像】主婦「マジで旦那ぶっ殺すぞおいこらクソオスが」
【速報】尾田っち、ワンピース最新話でやってしまうwwww
【東方】ルックス100点の文ちゃん
【日向坂46】ひなあい、大事件が勃発!?
韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:15:30.02:tegUk2lI0
魔王♀「そんなの絶対お断りだ!!」
勇者「負けなきゃいいじゃん」
魔王♀「う、うぅ…」
(こいつ、どういうつもりだ?絶対勝てるだけの自信があるというのか?)
勇者「じゃあ、そろそろ始めよか」
魔王♀「まてまてまて、茶でも飲まないか?長旅で疲れただろ」
勇者「いや、早くお前を倒してズッコンバッコンしたいんで」
魔王♀「いや、少し休もうではないか!?いいな!?いいだろ!?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:19:38.58:tegUk2lI0
魔王♀「…で、なんであんな条件をつきだした」
勇者「ヤリたいから」
魔王♀「お、臆面もなくよくそんな下品な事を」
勇者「男なんてこんなもんだから」
魔王♀「勇者ともなれば村娘が喜んで寄ってくるだろう!?それで満足しろ!!」
勇者「いや、お前がいい」
魔王♀「は!?」
勇者「お前とヤリたい」
魔王♀「さ、最低だ…本人を目の前にして言うとは」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:24:44.20:tegUk2lI0
勇者「好きなだけ言え、勝てばお前は俺は犬」
魔王♀「ぐっ!?ま、負けなければいいのだろ!?負けなければ!!」
勇者「そうだね」
魔王♀(なんだコイツの自信は…!?コイツ滅茶苦茶強いのか…っ!?)
勇者「そろそろやろうぜ」
魔王♀「まてまて、私は滅茶苦茶強いぞ?お前なんか木端微塵だぞ?一瞬で八つ裂きに出来るぞ?」
勇者「へー」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:32:50.12:tegUk2lI0
魔王♀「見た所、お前はまだ若い青年のようだが惨めに散るにはまだ早いと思わないか」
勇者「そういう君も凄く若くてエロい体付きしてるけどね」
魔王♀「うるさい!!どうだ…見逃してやっても構わないんだぞ」
勇者「死んでも別に良いし」
魔王♀「…は?」
勇者「戦死しても加護で蘇生されるから関係ないからさ」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:39:34.28:tegUk2lI0
勇者「仮に俺が負けても何度もこの魔城に乗りこんで戦う算段だし」
魔王♀「な!?」
勇者「勝った後の事なんて話す必要もなかったしな、問答無用で犯すつもりだったし」
魔王♀「そ、そんな…」
勇者「考えてみろ、魔王の正体が絶世の美女でした。ヤるに決まってるだろ」
魔王♀「この猿が…っ!!」
勇者「楽しみだなおい」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:43:41.67:tegUk2lI0
勇者「どっちにしろお前が負ける事は時間の問題なんだよ、何度も挑むつもりだしな」
魔王♀「…」
勇者「俺の手を掻い潜りながら逃亡し続ければ無事かもな」
魔王♀「うぅ…」
勇者「魔族の王たるものが敵を前に逃亡なんてできないだろうけど」
魔王♀「…っ」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:49:04.01:tegUk2lI0
魔王♀「…勇者の誇りはないのか!!!!?」
勇者「へ?」
魔王♀「人類最後の希望にして救世主ともあろう者がそんな事を言って胸が痛くならないのかと聞いているのだ!!」
勇者「敵の親玉に説教聞かされるとは」
魔王♀「答えろ!!」
勇者「いや、戦争で敗戦国の女をレ◯プするなんて普通の事だし、勇者も所詮人間なんで」
魔王♀「それでも誇りはあるだろうが…っ!!」
勇者「むしろ敵を慰め者にして晒し仕上げれば国民が喜びそうなもんだけどな」
魔王♀「さ、最低な奴らめ…っ」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 15:55:47.33:tegUk2lI0
勇者「どちらにせよお前は人間の敵、俺に倒されたらどの道長生きできないだろうよ」
魔王♀「う…っ」
勇者「どうせ死ぬ身なんだしさ、いいだろ?」
魔王♀「よくない!!…我が宿敵がこんな屑だったなんて…っ」
勇者「屑でごめんね」
魔王♀「私はこんな闘いを望んではいなかった!!」
勇者「魔族の癖に一丁前に騎士道語るのか」
魔王♀「黙れ…っ!!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:02:07.88:tegUk2lI0
魔王♀「勇者と魔王の決戦はいわば聖戦、両者互いの種族の未来をかけて戦う決戦にこんな下郎が相手なんて…っ」
勇者「だから負けなきゃいいじゃん」
魔王♀「…っ」
勇者「お前の言い分だと私は負けても犯さないでくださいって言ってるだけだし」
魔王♀「そんな事…っ!!」
勇者「相手が悪かったね、死んでも蘇って挑んでくるなんて普通に考えてありえないわな」ははは
魔王♀「他人事のように…っ!」
勇者「もうそろそろいいか?」
・聖戦の使い方間違ってると思うけど気にしないで
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:06:26.42:tegUk2lI0
勇者「そんな怖い顔すんなよ」
魔王♀「…っ」
勇者「敵の手に落ちるなんて玉座につく前に覚悟くらいはしてたはずだろ」
魔王♀「…」
勇者「こうやってペラペラ話したのも同じ立場のうちにおしゃべりしたかっただけだよ」
魔王♀「…っ!」
勇者「正直勇者とか魔王とかどうでもいいんだよねそんなの」
魔王♀「…どういうつもりだ」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:13:56.50:tegUk2lI0
魔王♀「どうしてそんな顔ができる」
勇者「え?そんな酷い顔してる俺?」
魔王♀「…なにもかも諦めてる冷たい目だ」
勇者「…そうかな」
魔王♀「仮にも勇者ともあろう者がそんな諦観しきった顔を浮かべるなんて普通ではない、もっと使命感を秘めた力強い目のはずだ」
勇者「それ、絵本の読み過ぎじゃない?」
魔王♀「…」
勇者「何度も敵に殺され蘇らされ人でなくなる感覚を感じながらただ使命を果たすだけの駒の気持ちなんか分かんないよ」
魔王♀「お前…」
勇者「あ、いやなんでもない、さっさとやるぞ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:20:20.93:tegUk2lI0
魔王♀「…望んでなったのではないのか?」
勇者「もうお喋りも飽きたな」シャキン
魔王♀「っ!?」
勇者「さっさと倒すか」
魔王♀「お、おい…まて」
勇者「いくぞ」
魔王♀「ぐ…っ!?」ガキィン!
勇者「あら、むざむざやられる気はないらしいな」
魔王♀「…お前の腐った根性を叩き直してやるわ!!!!」
勇者「お、やる気になったか」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:26:02.14:tegUk2lI0
・
・
・
勇者「…強いな」
魔王♀「はぁはぁはぁ…」
勇者「流石はラスボスか、今までの奴とは段違いだね」
魔王♀「化け物が…っ」
勇者「勇者ですからね」
魔王♀(負ける…っ私はこんな奴に負けるのか…?)
勇者「絶望しきった顔がそそるね、魔王的には不釣り合いな表情だろうけど」
魔王♀「…っ」
勇者「観念して降参したら?」
魔王♀「私は魔王…誰が白旗を上げるか!!」がばっ!
勇者「敵ながらあっぱれだね」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:33:06.51:tegUk2lI0
・
・
・
魔王♀「ぐふ…っ」
勇者「傷つけたくはなかったけど仕方なかったか」
魔王♀(負けた…)
勇者「さて、どうしますかな…」
魔王♀「…っ」
勇者「といってもお互いこう傷だらけになっちゃ強姦どころじゃねぇな」
魔王♀「…」
勇者「正直、体中痛くてレ◯プどころじゃねぇしイテテ」
魔王♀「…」
勇者「とりあえずお前は逃げないように縛り上げとくか」がしっ
魔王♀「…は、離せ!!」
勇者「暴れる力は残ってんのか」ぐいっ
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:37:58.56:tegUk2lI0
勇者「へぇ、本当イヤらしい身体してるな」むにっ
魔王♀「っ!?」ビクッ
勇者「こんだけエロい体してりゃ誰だって犯すけどな」すりすり
魔王♀「触るな…っ!」
勇者「凄んでも怖くねぇよ」さわさわ
魔王♀「止めろぉ…っ!!」
勇者「こりゃ可愛がりがありそうだな」なでなで
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:44:01.09:tegUk2lI0
勇者「とりあえず…俺は回復呪文っと」
魔王♀「うぅ…っ…」
勇者「暴れられちゃ困るし、魔封じの枷でも付けてもらいますか」かちゃかちゃ
魔王♀「や、やめろ…っ」
勇者「魔王級に通じるか不安だったけど戦闘で消耗しきってたから効果あるようだな」
魔王♀「こんなもの…っ」がちゃがちゃ!!
勇者「じゃあ、そろそろいいかな」
魔王♀「いやぁああああああああああああああああ!!!」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 16:52:30.72:tegUk2lI0
勇者「服破くけどいいよな」びりびり!!
魔王♀「やめろぉ!!」
…ぷるん
勇者「はは、すげぇ乳」
魔王♀「みるなぁ…っ」
勇者「そんな泣きそうな顔して言っても逆効果だよ」むにっ
魔王♀「触るなぁぁ…っ!!」
勇者「最高の手触りだな」むにむに
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 20:37:09.36:tegUk2lI0
勇者「はは、そんな泣き叫ぶ姿じゃ魔王には見えんな」むにむに
魔王♀「触るなぁ…っ!!!」
勇者「今のお前じゃその枷と解けないよ」もみもみ
魔王♀「殺してやる…っ!!ゲスがぁっ!!!」
勇者「威勢はいいが大人しくしろよ、乱暴はしたくないんだね」ふにふに
魔王♀「ふざげるなぁ!!!」
勇者「そろそろ下も見せてもらおうかな」びりびりっ!!
魔王♀「うあぁああああああああああ!!!!!」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 20:40:53.55:tegUk2lI0
勇者「へぇ、随分綺麗だな」
魔王♀「見るなぁ…っ!!」
勇者「…濡れてるじゃないか」くちゅ…
魔王♀「ひぃ…っ!?」
勇者「良くも悪くも気が高ぶってるからか?」ぬちゃ…っ
魔王♀「ぐぅ…っ!!」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 20:46:02.38:tegUk2lI0
魔王♀「殺してやる!!!殺してやる!!!!殺してやる…っ!!!!」
勇者「殺せなかったからこうなってるんだけどな」ぐにゅ…っ
魔王♀「つぅ…っ!?」
勇者「指だけでイキそうだなこりゃ」ぐちぐちっ
魔王♀「ぁ…っ!」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 20:51:15.31:tegUk2lI0
勇者「…そろそろ指も飽きたかな?」ぐりぐり…っ
魔王♀「っ…はぁ…っ…はぁ…」
勇者「汁垂らしてそんなに良かったか?」ぬちゃ…
魔王♀「誰…が…っ」
勇者「ほら、舐めろよ」ぐいっ
魔王♀「もがっ!?」
勇者「どうだ?自分の愛液の味は?」ぐりぐり!
魔王♀「んが…っんんっ!!…ぐっ…んむ…っ!!…ぷはぁっ!!!!」
勇者「どうだった?」
魔王♀「げほっ…げふっげほっ…貴様…っ!!」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 20:56:03.17:tegUk2lI0
勇者「そろそろヤルかな、俺も我慢の限界だし」かちゃかちゃ
…ぼろん
魔王♀「ひ…っ」
勇者「そんなに怯えてどうした?見るの初めてか?」
魔王♀「無理だ!!無理だそんなの!!!」
勇者「凄い怯えようだな、どうやら初めてか」
魔王♀「嫌だぁっ!!頼む止めれくれ…っ!!!許して!!」
勇者「ははは、さっきまでの威勢はどこにいった?」
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:01:31.59:tegUk2lI0
勇者「いくぞ?」ぐりぐり
魔王♀「止めて!!頼む、止めてくれぇ!!!」
勇者「せーの…」ずぶっ!!!
ぶぢ…っ
魔王♀「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!?」
勇者「どうだ?宿敵に犯された気持ちは」
魔王♀「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃいいいい!!!!!!」
勇者「そりゃそうだわな?こんなに締めつけてくれるんだから」ずぶずぶっ!!
魔王♀「ひぎぃ…っ!?止めてぇ!!!動かないでぇ!!」
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:08:13.60:tegUk2lI0
勇者「お前の血がいい潤滑剤になってくれてるぞ」ぐっちゅ、ぐっちゅ!!
魔王♀「ぐ…っ!!かはっ!!…ひぎ…っ!!!」
勇者「最高だよお前のマ◯コ」じゅぶ、じゅぶ!!
魔王♀「いやぁぁ…っこんなのいやぁぁ…!!!!」
勇者「はははは、もう折れたか?」ぐじゅ、ぐじゅ!!
魔王♀「もう…っやめでぇ…っ!!」
勇者「誰が止めるかよ、お前は…絶対に許さん」ぐちゅ!!、ぐちゅ!!
魔王♀「やぁぁぁああ…っ!!!!」
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:13:11.86:tegUk2lI0
勇者「…っ、そろそろ…俺もキツイな」ぎちゅ、ぎちゅ!!
魔王♀「…ぅっ…うっ…っ」
勇者「出すぞ…っ!!お前の子宮に種付けしてやるよ…っ」
魔王♀「…っ!?やめてぇ…っ!!」
勇者「ぐっ…!!!」
…どびゅっ!!…びゅっ!!…びゅ…っ!
勇者「…はぁ!!…はぁ…はぁ、はぁ」
魔王♀「いやぁぁ…こんなのいやぁ…」
勇者「…はは」
魔王♀「うぅ…っっ…」
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:18:47.68:tegUk2lI0
・
・
・
魔王♀「……」
勇者「起きたか」
魔王♀「…何故殺さない」
勇者「ん?死にたいのか?」
魔王♀「…」
勇者「お前の親は今どうしてる?」
魔王♀「…?」
勇者「先代だよ先代」
魔王♀「…」
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:22:37.58:tegUk2lI0
勇者「お前、魔王に就いたばっかだろ」
魔王♀「…」
勇者「歴史を辿ればお前が王位を親から継承したことなんてすぐ分かるんだよ」
魔王♀「…」
勇者「お前の先代…父親か、どうしてる?」
魔王♀「…」
勇者「おいこら」げしっ
魔王♀「…ぐっ!?」
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:26:37.98:tegUk2lI0
勇者「答えろ糞女」ぐいっ
魔王♀「…うぅっ」
勇者「糞親父はどこだ?」
魔王♀「…っ!!」
勇者「…糞から産まれりゃ娘も糞か」
魔王♀「父上を侮辱するなぁ!!!」
勇者「あぁ?」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:29:59.81:tegUk2lI0
勇者「え?なに聞こえない」げしっ
魔王♀「がふっ!?」
勇者「侮辱するなだって?」がすっ
魔王♀「あぐ…っ」
勇者「糞に糞って言って何が悪いよ」げしっ
魔王♀「…っ」
勇者「で、糞親父はどこにいるんだ今」ごすっ
魔王♀「…」
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:34:42.36:tegUk2lI0
勇者「ま、大体察するに死んでんだろうけどね」
魔王♀「…」
勇者「お前みたいなのが王位に就いてるあたり、突然死んじまったんだろ?」
魔王♀「…っ!」
勇者「魔王にしては弱過ぎるもんなぁ、先代の突然の死に急で王位継承したってところかな」
魔王♀「…うぅ…っ」
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:37:40.41:tegUk2lI0
勇者「どした?」
魔王♀「うぅ…っ…っ」
勇者「泣いてんのか?」
魔王♀「お…父…さ…っ…まっぅ…っ」
勇者「…泣きてーのはこっちの方だよ」
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:42:44.48:tegUk2lI0
勇者「お前俺に聞いたよな?望んで勇者になったのではないかって」
魔王♀「…っ…?」
勇者「復讐だよ復讐」
魔王♀「…復讐?」
勇者「…勇者って素質がないとなれないもんなんだよね」
魔王♀「…」
勇者「ただの人間が魔法や剣ブンブン振り回せるわけねぇだろ」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:49:02.19:tegUk2lI0
勇者「俺の血、俺の家系にお前の親父…魔王が」
魔王♀「…?」
勇者「…あー、もういい」
魔王♀「…」
勇者「とりあえずお前はしばらく捕虜にでもなってもらうか」
魔王♀「っ!?…離せ…っ」
勇者「魔封じの枷もしばらくこのままだな」
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 21:54:20.20:tegUk2lI0
魔王♀「言え!!お前と父上になんの関係がある!!!」
勇者「うるさいな、黙ってろ」
魔王♀「復讐とはなんだ!!父上になにか復讐する事があったのか!?」
勇者「性奴隷に言うことはない」
魔王♀「ふざけるなぁ!!!何を隠している!!」
勇者「黙れ、喋るな、耳触り」
魔王♀「…んぐっ!?」
勇者「しばらく口を塞いどくから」
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:24:50.09:tegUk2lI0
・
・
・
勇者「ほれ、飯」
魔王♀「…」
勇者「魔族も餓死くらいするだろ、食えよ」
魔王♀「何故殺さん」
勇者「またそれか」
魔王♀「親のいない私を同情したか!?」
勇者「…母親は」
魔王♀「母親?」
勇者「…いや、どうせ死んでるか」
魔王♀「…」
勇者「どした?」
魔王♀「…知らぬのだ」
勇者「なにが?」
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:27:27.12:tegUk2lI0
魔王♀「母上は私を産んでまもなく死んだ…」
勇者「…」
魔王♀「私は母上の顔を知らぬ…」
勇者「…」
魔王♀「母上…」
勇者「…ふん」
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:30:31.31:tegUk2lI0
勇者「ま、道理でファザコンなわけだ」
魔王♀「な!?」
勇者「そんなに父親が好きか?」
魔王♀「私は尊敬しておるのだ!!」
勇者「…」
魔王♀「お前みたいな奴には分かるまい」
勇者「…っ」がしっ!!
魔王♀「きゃ…っ!?」
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:34:50.84:tegUk2lI0
勇者「偉そうな口叩くなよ、お前は俺の犬だ」ぐいっ
魔王♀「うぐ…っ!」
勇者「お前の命は俺のもんだ、一生な」
魔王♀「…そうやって私を縛っても絶対にお前に従いはしない…っ」
勇者「…調教し甲斐があるな」がばっ!!
魔王♀「く…っ」
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:40:57.04:tegUk2lI0
勇者「相変わらず良い乳してるな」ふにふに
魔王♀「やめ…っ!」
勇者「もう暴れても無駄だと知ってるだろ?」むにむに
魔王♀「ぐ…っ!!」
勇者「憎いか?憎いわな」もみもみ
魔王♀「ゲスが…っ!!」
勇者「乳首固くし何言ってんだか」ぎゅっ!!
魔王♀「つ…っ!!」
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:47:37.19:tegUk2lI0
勇者「はは、強く揉み過ぎて赤い痣できちゃったな」むにむに
魔王♀「はぁ、はぁ、はぁ…っ」
勇者「乳だけでいったか?」ふにふに
魔王♀「誰が…ッ」
勇者「せっかくだしこれでシゴいてもらうかな」
魔王♀「なっ!?ま、跨るな…っ!!!」
勇者「跨らないと出来ないだろ?こうやってチンチン挟むんだよ」むにっ!
魔王♀「や、やめ…っ」
勇者「お前くらい乳がでかけりゃチンチン挟むなんて簡単だな」ずりずり
魔王♀「こんな変態的な…っ!!」
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 22:53:05.42:tegUk2lI0
勇者「ほら、はみ出てる先っぽ下で舐めろよ」しゅ!!しゅ!!
魔王♀(重い…っ胸に体重をかけられて苦しい…っ)
勇者「早く先っぽ咥えろよ」ずりずり!!
魔王♀「わ、分かった…っ」
…ぺろ
魔王♀「…っ」
勇者「そうだ…もっと舐めろ」しゅ!、しゅ!
魔王♀(こんな…胸でするなんて…)
…ぺろ、ぺろ
勇者「いいぞ…」しゅっ!しゅっ!!
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:11:38.70:blhcjZ750
勇者「…出る…っ!!ちゃんと咥えとけっ!!」ずりゅずりゅ!!
魔王♀「んんっ!?…んむっ!!」
…づびゅっ!!…びゅ、びゅっ!!…っ!
魔王♀「んんーーっ!!!!…げほっ!!げふっ!!…っ…げふっ!!」
勇者「…口開けろ」ぐいっ
魔王♀「いやぁあああああああああああ…っ!!げふ、げほっ!!」
勇者「ちゃんと飲みこめ」
魔王♀「んん…っ…んくっ!!ごく…っんく…っ!!」びくびくっ
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…最高だな、お前の口マ◯コ」
魔王♀「うぅ…っ…うっ…あぁ…っ」ぽろぽろ
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:15:51.18:blhcjZ750
・
・
・
勇者「落ち着いたか?」
魔王♀「…いつまでこんなことを続けるつもりだ…っ」
勇者「…さぁ」
魔王♀「なんのつもりだ!?さっさと私を殺して首でも手土産にして王国に帰ればよかろう!?」
勇者「…」
魔王♀「なんとか言ったらどうだ!!!?」
勇者「俺に帰る所なんてないんだよ」
魔王♀「…なに?」
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:21:35.62:blhcjZ750
勇者「俺が小さい頃母が魔族に連れ去られてな」
魔王♀「母…?」
勇者「優しい人だったよ、俺が小さかったからあんまり記憶にないんだけどな」
魔王♀「…」
勇者「魔族に狙われた理由は勇者の力なんだと知ったのはそれからだよ」
魔王♀「…勇者の力?」
勇者「…魔族にしたら魔王を倒しうる最大の脅威、野放しにするわけがない」
魔王♀「だから、連れ去って殺したと…?」
勇者「…」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:29:25.49:blhcjZ750
勇者「俺もそう思った」
魔王♀「…?」
勇者「お前を見るまではな」
魔王♀「…どういう意味だ」
勇者「…面影があるな」
魔王♀「だから何を言っている!?」
勇者「父さんは襲撃であっけなく殺された、その時から俺は天涯孤独の身になってさ」
魔王♀「…っ」
勇者「あの襲撃から俺を庇って死んだんだよ、ただの人の身でありながら盾になって死んだんだ」
魔王♀「…そうか」
勇者「俺は誓ったね、絶対に魔王を殺してやるって」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:38:52.86:blhcjZ750
勇者「許せるものか、母さんを連れ去った奴の顔…俺たちを虫けらに見る顔をな」
魔王♀「私の父上が連れ去ったとでも…!!?」
勇者「絶対に殺してやる、母さんと父さんを奪った糞野郎は必ず俺が殺してやる」
魔王♀「…お前」
勇者「同じ目に会わせてやろうと思ったね、目の間で糞野郎の家族を嬲り殺してやるって」
魔王♀「…っ」ぞく…っ
勇者「…はぁ」
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:42:35.69:blhcjZ750
勇者「来てみたら既に死んでるんだもんな」
魔王♀「…」
勇者「代わりに俺くらいか下の娘が魔王してるなんてな」
魔王♀「…」
勇者「興ざめだよホント」
魔王♀「…私を嬲り殺すのか」
勇者「んー…」
魔王♀「…殺せ」
勇者「あ?」
458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:46:40.59:blhcjZ750
魔王♀「私を殺せば少しは殺されたお前の両親の敵をとることができるぞ」
勇者「…」
魔王♀「お前が勇者ではなく復讐者としてここに来たのは分かった…ならさっさと復讐を果たせばいい…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「どうした…っ!?さっさと殺せ!!」
勇者「殺す前にお前の話が聞きたい」
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:50:06.95:blhcjZ750
魔王♀「なに…?」
勇者「俺の話はもう終わりだ、お前の話が聞きたい」
魔王♀「…お前に話すことなどない」
勇者「さっさと言え」がすっ
魔王♀「…っ!!」
勇者「お前は父親…母親になにか記憶はないか?」
魔王♀「なぜ、そんな事を聞く…?」
勇者「どうなんだ」
魔王♀「…私は」
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:54:41.54:blhcjZ750
魔王♀「…母上は私を産んですぐに死んだと言ったはずだ」
勇者「…」
魔王♀「私は母上の顔も知らない」
勇者「…へぇ」
魔王♀「だけど父上は私を大層可愛がってくれた」
勇者「…」
魔王♀「子供心でも分かるくらい愛してくれたのは記憶にある」
勇者「お前の親父は母親に対してなにか言ってなかったか?」
魔王♀「…?」
465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 08:59:44.34:blhcjZ750
勇者「何か言っていなかったか?」
魔王♀「どうして聞く…?」
勇者「答えろ」
魔王♀「父上は…母上に関してあまり話してくれなかった」
勇者「…」
魔王♀「だけど産まれるお前を心の底から愛していたと言ってくれた」
勇者「嘘だな」
魔王♀「なっ!?」
勇者「愛されていた?ふざけんな」
魔王♀「なんだと…っ!?」
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:04:41.35:blhcjZ750
勇者「お前は母親に愛されてなんかいない、そんなの父親の言った嘘に決まってるだろ」
魔王♀「その言葉訂正しろ…っ!!!私の両親を侮辱するな!!!」
勇者「いくらでも言ってやる、お前は望まれなく産まれた子なんだよ」
魔王♀「…っっっ!!!!!!?」
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:08:53.14:blhcjZ750
勇者「お前の父親はとんでもない屑だ」
魔王♀「黙れ黙れ黙れぇ…っ!!!!」
勇者「俺の手で殺してやるつもりが勝手にくたばりやがって…ははは、死ぬまで屑だな」
魔王♀「父上を侮辱するなぁ!!!!」
勇者「黙れボケが!!!」
魔王♀「…っ!!?」
勇者「…ふざけんなよ」
471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:12:42.89:blhcjZ750
勇者「産まれるお前を愛していた…?ふざけんなよ…っ」
魔王♀「…え?」
勇者「そんなわけねぇだろ…っ」
魔王♀「…」
勇者「……なら父さんは一体何のために…っ」
魔王♀「…なにを」
勇者「俺は一体何のために…っ!!」
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:16:43.72:blhcjZ750
魔王♀「…なんの話しだ、お前の家族と私の家族に何の関係がある!?」
勇者「…」
魔王♀「答えろ!!!」
勇者「…知る必要はない」
魔王♀「言え!!!」
勇者「お前は本当の家族の事を知る事ことなく生きればいい、それが俺の復讐だ」
魔王♀「そんな…っ!?」
勇者「…俺のささやかな復讐だ」
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:21:28.58:blhcjZ750
勇者「俺はお前を認めない、絶対な」
魔王♀「どういう意味だ…っ!?」
勇者「だがお前を殺しもしない、言っただろう?お前は一生俺のものだってな」ぐいっ
魔王♀「ぐ…っ!?」
勇者「お互い天涯孤独の身…そうだろ?」ぐいぐいっ
魔王♀「離せ…っ」
勇者「俺の子を孕んだら話してやっても良いかな…お前が発狂するのが楽しみだな」
魔王♀「ひぃ…っ!?」
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:30:18.92:blhcjZ750
勇者「ここに来て目的も半ば達成された様なもんだ、目的の奴が既に死んでたのが本当に残念だったが」
魔王♀「…これからどうするつもりだ」
勇者「どうするもこうするも俺はもう長くない」
魔王♀「何…?」
勇者「天は俺を勇者として認めてくれなくなった」
魔王♀「…どういう事だ」
勇者「醜く復讐にとりつかれた俺はもう勇者の資格はなくなったんだよ」
魔王♀「勇者でなくなる…?」
勇者「それよりもよっぽど純粋な気持ちを持った奴の方が勇者にふさわしいんだとよ」
魔王♀「…っ!?」
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 09:36:29.73:blhcjZ750
勇者「俺の命が長くないのも加護が尽きればってことだ」
魔王♀「加護…?」
勇者「ここまで来るのに散々無茶をしてきたしな、何度も死に、何度も蘇ってを繰り返したわけだ」
魔王♀「…」
勇者「それも加護があっての話、所詮勇者も人の身でな?加護が無くなれば今までのツケが返ってくる」
魔王♀「死ぬのか…?」
勇者「…既に俺の体はもうズタボロだよ、朽ちては再生されなんとか保ってる様なもんだ」
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:00:45.26:blhcjZ750
勇者「…俺が死んだら好きにすればいい」
魔王♀「なに…?」
勇者「俺はお前を殺さない、殺すつもりもない」
魔王♀「…いいのか?」
勇者「その変わり俺の加護が尽きるまで…命が尽きるまでお前には付き合ってもらおう」
魔王♀「…」
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:04:44.30:blhcjZ750
勇者「しばらくは枷も付けたままにしてもらおうか、俺が弱体化するってバレちまったし」
魔王♀「…ふん」
勇者「勇者だろうが魔王だろうが俺には端からどうでもよかった話なんだよ、ただの復讐目的だったし」
魔王♀「…らしいな」
勇者「俺が死んだらお前は自由、人類を滅ぼすなりなんだってすればいい…俺には興味もない」
魔王♀「…」
勇者「それまでお前は俺の犬だ、いいな」
魔王♀「…っ」
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:11:00.85:blhcjZ750
勇者「…と言っても俺にやることも目的も既にない」
魔王♀「…そのようだな」
勇者「…俺の育った家に行こうか」
魔王♀「…お前の?」
勇者「…母さんの村だ」
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:17:49.15:blhcjZ750
~朽ちた廃村~
勇者「瞬間移動の魔法はホント便利で助かる」
魔王♀「ここがお前の生まれた村か?」
勇者「そうだ、もっとも襲撃で酷いあり様だけどね」
魔王♀「…っ!?」
勇者「あぁ、人骨か…アレから野晒しだからな、ゴロゴロ転がってるよ」
魔王♀「…酷い」
勇者「箱入り娘には酷い光景だったかな」
魔王♀「…うっ…うぇげ…っ」
勇者「おいおい…」
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:22:47.68:blhcjZ750
勇者「魔族の癖に人骨くらいで吐くなんてどうかしてるぞ」
魔王♀「…うぅ…っ」
勇者「…魔族らしくないね」
魔王♀「…うるさい」
勇者「初めてに会った時もそうだ、騎士道を振りかざして正々堂々と戦う…あの魔王の娘とは思えないな」
魔王♀「私は…ただ」
勇者「…まぁいいけど」
魔王♀「…この家は?」
勇者「あぁ、ここ?…俺の育った家だよ」
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:28:52.44:blhcjZ750
勇者「ほら、これがテーブルでここがキッチンだ」がたっ
魔王♀「…」
勇者「…こんなに焼け果てても母さんや父さんの姿が身に浮かぶよ」
魔王♀「…」
勇者「ほら、この血痕みてみ?父さんの血だよ、死体は魔族に食い散らかされたからもうないけどね」
魔王♀「…っ」
勇者「戻ってきた時は腕一本しかなくてさ、あの優しかった父さんが…」
魔王♀「…すまない」
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:35:37.60:blhcjZ750
勇者「別に謝らなくていいよ、お前の親父がいたら同じ目に会わせるつもりだったし」
魔王♀「すまない…」
勇者「尊敬する父上様のしたことなんだろ?謝るんじゃねーよ」
魔王♀「…ごめん…ごめん…っ」
勇者「…謝るなっ!!」
魔王♀「…ひっ!?」
勇者「…許したくない、許したら父さんが哀れじゃねーか」
魔王♀「…っ」
勇者「…この話題やめよーか」
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:41:28.27:blhcjZ750
魔王♀「私は…どうすればいい?」
勇者「なに?」
魔王♀「私は…お前の傷を癒したい」
勇者「おいおい、それこそ魔王とは思えない発言だね」
魔王♀「他人事とは思えないのだ…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「私も天涯孤独…一人の苦しみが分かる」
勇者「…分かってたまるかよ」
魔王♀「そんな事ないっ!!」
勇者「…じゃあ慰めてくれよ」
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:48:49.25:blhcjZ750
勇者「できるだろ?お前は俺の犬なんだし」
魔王♀「…」
勇者「出来ないのか?」
魔王♀「…分かった」
勇者「…っ!?」
魔王♀「それでお前の心を癒せるのならしてやろう」
勇者「…本気か?」
魔王♀「どの道お前に逆らうことはできないんだろう?」
勇者「…ふん、もの分かりが良いな」
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:52:41.20:blhcjZ750
勇者「じゃあ跪け」
魔王♀「…分かった」
勇者「…ほら、咥えろよ」かちゃかちゃ
…ぼろんっ
魔王♀「…っ」
勇者「出来ないか?」
魔王♀「……んむ」
勇者「…っ!?」びくっ
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:56:43.15:blhcjZ750
勇者「そうだ…舌で絡ませろ」
魔王♀「れろっ…れお・・・ちゅっ…んむ・・・」
勇者「いいぞ…っ最高だよ…お前の口ま◯こ!!」
魔王♀「んむ…っ…れろ…っ…ちゅ、ちゅっ…っ!!」
勇者「頭掴むぞ…っ!」がしっ!
魔王♀「んむ…っ!?」
勇者「出すぞ…っ魔王…っ!!」ガクガクっ!!
魔王♀「んぐ…っ!!んん…っ!!!あが…っ!!」
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 10:59:43.59:blhcjZ750
勇者「飲みこめよ…っ!!分かっているな…!!」がくがくっ!!
魔王♀「んんーっ!!!…んむ…っ!!!」
…びゅっ!!…びゅるるっ!!…びゅくっ…
魔王♀「んん!?…んっく…んっく…っく…ごく…んっ」
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…」
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:04:38.72:blhcjZ750
勇者「はぁ、はぁ…」
魔王♀「…お前の怒り…全部私にぶつけるがいい」
勇者「…はぁ、はぁ」
魔王♀「全部私が受け止めてやる…お前の事、全部」
勇者「…っ」がしっ!
魔王♀「…ぁっ!?」どさっ!
勇者「そこまで言うなら受け止めてみろよ…っ」ずぶっ!!
魔王♀「ひぐ…っ!?」
勇者「体でな…っ!!」ずぶ、ずぶ!!
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:09:28.99:blhcjZ750
勇者「どうした!?痛いか…っ!?」ぐりゅ、ぐりゅ!
魔王♀「痛く…ない…っ…こんなの…っ」
勇者「そうかよ…っ!!」ずぶ、ずぶ、ずぶ!!
魔王♀「ひぐぅうっ!?」
勇者「もっと、もっとだ…っ!!」ぱん、ぱん、ぱん!!
魔王♀「あぁ…っ!!ふぁ…っ!!!!あぁああああ!!」
勇者「こんなデカイ乳揺らしやがって…っ」もみゅ、もみゅ!!
魔王♀「あぁっ!!!!それっ…!!!だめ…っ!!!」びくびく
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:13:11.24:blhcjZ750
勇者「受け止めてくれるんなら俺の子も産めるよな…っ!!」ぱん、ぱん、ぱん、ぱん!!
魔王♀「産む…っ!!!産むからぁ!!!」
勇者「ならこのまま出してやるよ…っ!!!」ずぼ、ずお、ずび、ずぼ!!!!
魔王♀「あぁ…っ!!!あひゃ…っ!!!はぁ…っ!!!」
どびゅ…っ!!!!…びゅる、びゅる…っ!!
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:18:12.23:blhcjZ750
勇者「…」
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「…俺はコイツをどうしたいんだ」
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
勇者「俺はお前を憎からず思ってる…純粋でまっすぐなお前が眩しくさえ見える」
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「…妹…」なでなで
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:19:30.93:kOr6rqX90
勇者「母さんは幸せだったのかな…」なでなで
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「連れ去られ子を産み、あげく死んで…」なでなで
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
勇者「…なら父さんは何のために…っ」
587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:29:12.90:blhcjZ750
・
・
・
魔王♀「…」
勇者「おはよう」
魔王♀「…ここは」
勇者「魔城だ、戻ってきた」
魔王♀「…そうか」
勇者「…さてと」
魔王♀「?」
勇者「俺は少し物色させて貰う、文句ないな」
魔王♀「…好きにしろ」
591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:32:32.19:blhcjZ750
魔王♀「何を探すつもりだ、金か?財宝か?」
勇者「金ならいままでの冒険で腐るほど貯まったよ、目的はそれじゃない」
魔王♀「なんだ…?」
勇者「…お前は母親の事かな」
魔王♀「母上…?」
593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:36:41.47:blhcjZ750
魔王♀「…無理だ、父上が死んでから私も探ったが何一つ母上に関しての品は残っていなかった」
勇者「ふーん…」
魔王♀「なぜ母上の事を知りたがる?」
勇者「俺の勝手だろ?お前はしばらくそこにいろ」
魔王♀「ま、まて!!」
勇者「…なんだ」
魔王♀「…私も協力させてくれ」
勇者「はぁ?」
596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:39:21.48:blhcjZ750
勇者「以前探しても見つけられなかったんだろ?無駄だ、足手まとい」
魔王♀「どうせこのまま縛られて転がされてるよりはマシだ…逃げるつもりもない」
勇者「…」
魔王♀「いいだろ?」
勇者「…好きにしろ」
魔王♀「…ありがとう」
勇者「ふん…」
599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:47:03.50:blhcjZ750
・
・
・
勇者「何もお前の母親に関して残された品物がないな、まるで故意に消されてるようだ」
魔王♀「どうしてそんな事を?」
勇者「…知るか」
魔王♀「…」
勇者「魔王の妃なんだから部屋くらいはあるだろ?どこだ」
魔王♀「…母上が死んでから父上が全て処分した」
勇者「…どこだ?」
魔王♀「…こっちだ」
600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:50:47.29:blhcjZ750
~魔城/妃の部屋~
勇者「なにもないな」
魔王♀「言っただろ」
勇者「何故父親が母親の部屋のものを処分したのか疑問に思わなかったのか?」
魔王♀「思ったさ!!…だが父上は死ぬまでその事を話してくれなかった…っ」
勇者「…そうかよ、まぁいい次は親父の部屋だな」
魔王♀「…」
勇者「どうした?」
602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 12:55:28.29:blhcjZ750
魔王♀「…なにをさっきから嗅ぎまわっている」
勇者「俺の勝手だろ」
魔王♀「…さっきから妙に私の両親を探っているじゃないか、これまでだってそうだ!!」
勇者「…ただ暇つぶしだよ」
魔王♀「あくまで答える気はないんだな」
勇者「お前に教えるつもりはないって言ってなかったか?」
魔王♀「…」
751:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 18:54:44.15:blhcjZ750
魔王♀「…まだ復讐にとらわれているのか?」
勇者「…」
魔王♀「両親が殺され憎き敵も討つことができずに終わった…どうしたい?」
勇者「どうしたいもこうしたいもない、もう俺の使命も目的も無くなった…ただ煮え切らないだけだよ」
魔王♀「…私はお前の力になりたい」
勇者「…さっきから可笑しな奴だ、レ◯プした張本人の力になりたいだと?」
魔王♀「私はお前が他人には思えないんだよ!!」
勇者「…」
魔王♀「こんな事を言うと馬鹿だと思われるかもしれない…お前を見ていると…なんだか」
勇者「…お前は俺が死ぬ間まで隣りにいてくれたらそれでいい」
魔王♀「…いいのか?憎き敵の娘だぞ」
755:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 18:57:38.00:blhcjZ750
魔王♀「私を殺せば…」
勇者「何度も同じことを言わせるなよ」
魔王♀「…」
勇者「…犯してすまなかった」
魔王♀「…え?」
勇者「なんでもない」
758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:01:17.27:blhcjZ750
・
・
・
勇者「…結局、お前の母親の手掛かりは何一つ見つからなかったな」
魔王♀「あぁ…」
勇者「なぁ」
魔王♀「なんだ?」
勇者「お前はどうしたい?」
魔王♀「え?」
勇者「新たな魔王として人間を滅ぼすのかと聞いてるんだ」
魔王♀「私は…」
762:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:04:56.33:blhcjZ750
勇者「お前の親父の意思を次いで人間を皆殺しにするのかと聞いているんだ」
魔王♀「…」
勇者「隠す必要はない、正直に話してくれ」
魔王♀「…お前の言ったとおりだよ」
勇者「…?」
魔王♀「…私は箱入り娘だったようだ…」
勇者「…」
魔王♀「今まで何も知らなかった…父上のしてきたこと、お前の様な存在がいたこと」
765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:11:10.40:blhcjZ750
魔王♀「私はただ父上を尊敬してきた、魔族の頂点に君臨し魔族を率いる長として」
勇者「…」
魔王♀「一身に私を可愛がって愛してくれた優しい父上として、私もその父の姿に憧れていた」
勇者「…」
魔王♀「…でも、お前の村で人骨を見た時…怖くなったんだ…なにも知らなかった…」
勇者「…」
魔王♀「正直、よく分からない…私の尊敬していた父上の影で苦しむ者たちがいたことを知って」
勇者「可笑しな奴だな、魔族が人間を殺して悲しむのか?お前は魔族なのに」
768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:17:04.23:blhcjZ750
勇者「敵が死んだくらいで何故悲しむ必要がある」
魔王♀「…そうだな」
勇者「よほど世間知らずに育ったと見える」
魔王♀「…そう言われても仕方ないと思う」
勇者「…もう魔王なんて止めちまえ」
魔王♀「え?」
勇者「お前に似合わないよ、魔王なんて」
魔王♀「で、でも私は…他に生き方を知らない…それに私は魔王の娘だ!!」
勇者「はっきり言ってやる、お前なんか魔王は務まらない」
769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:20:58.09:blhcjZ750
魔王♀「な!?」
勇者「人間の死に心を痛める魔王がいるか、そんな奴魔王をしててもすぐに殺されるさ」
魔王♀「そ、それでも!!私は…っ」
勇者「尊敬する父上の後を継がなければならない、か?」
魔王♀「…っ」
勇者「だったら親父のように非情になれるのか?…お前じゃ無理だ」
魔王♀「…そ、そんな事」
勇者「優し過ぎるんだよ、お前は」
771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:26:06.98:blhcjZ750
勇者「今までだってそうだ、無理矢理手籠めにした男の傷を癒したい?力になりたい?」
魔王♀「…それは」
勇者「お前は魔王にはなれないよ、ならなくていい」
魔王♀「だったらどうしろというんだ…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「今まで馬鹿みたいに考えていた…何も考えずこのまま成長して父上の様に魔王になるんだなぁって」
勇者「あぁ」
魔王♀「それなのに急に父上は亡くなられ私だけが残った…生き方など知らないんだよ…」
勇者「…そうかよ」
魔王♀「…いっそお前に殺されれば楽なのかもな」
勇者「なに?」
783:魔王は勇者にストックホルム症候群的なものに陥ってるのかも:2012/02/12(日) 19:36:18.83:blhcjZ750
勇者「悪いが俺はお前を殺さん、死なせもしない」
魔王♀「…」
勇者「死のうなんて考えたらボコボコにしてやるからな」
魔王♀「…すまない」
勇者「旅をしよう」
魔王♀「旅?」
勇者「最期にお前と世界を見てみたい、どうだ?」
魔王♀「…」
勇者「道中俺はくたばるだろうがその先はお前の自由だ、またここに戻るなり好きにすればいい」
魔王♀「…どうして私に肩入れする?」
勇者「ただの余興だ」
786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:42:25.55:blhcjZ750
魔王♀「…聞いても良いか?」
勇者「んー?」
魔王♀「私とお前とはなにか…」
勇者「あ?」
魔王♀「…いや、なんでもない」
勇者「目的もなにもない旅だ、その間にお前の生きる目標が見つかるのが先か…俺の命が先か」
魔王♀「…」
勇者「…ついてくるか?」
魔王♀「…私はお前の犬だぞ、断っても無駄だろ?」
勇者「あーそうだったな」
魔王♀「…よろしく頼む」
勇者「…あぁ」
790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:46:53.95:blhcjZ750
勇者「そうだな…もうこの枷も必要ないか」
魔王♀「…いいのか?」
勇者「殺したきゃ殺せ」かちゃかちゃ
魔王♀「…ふふ、ホント勇者らしくない奴だな」
勇者「お前も魔王とは思えないよ」
魔王♀「…お前が死ぬまでついていこう」
勇者「そうかい」
魔王♀「…なぁ」
794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 19:52:39.78:blhcjZ750
魔王♀「どうして私を犯した?」
勇者「あー…」
魔王♀「今聞く事でもないと思うが一応聞いておこうと思ってだが」
勇者「…」
魔王♀「あの時は絶望したが今のお前の心情を察すれば敵の娘…陵辱したかったのかと思うが」
勇者「…憎くはないのか?」
魔王♀「…」
勇者「無理やり手籠めにしたんだぞ、怨むものだが」
魔王♀「怨んではないと言えばウソだが…もういい」
勇者「…」
魔王♀「お前に感化してしまったのかもな」
勇者「そうか」
806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:00:05.37:blhcjZ750
・
・
・
「ママ、ここはー?」
「ここは私の産まれたお城」
「ふーん、ボロボロだね」
「そりゃずーっと誰も住んでいなかったからね」
「そうなの?」
「あぁ、言っていなかったか?私とパパは旅をしていたんだって」
「知ってるー」
「パパの事覚えてる?」
「ううん、あんまり」
809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:05:04.56:blhcjZ750
「なんでパパ死んじゃったの?」
「病気かな」
「ふーん」
「パパはお前の事を心の底から愛していたよ」
「本当?」
「あぁ、私もお前の事を愛してる」
「私もママの事好きだよ」
「ふふ、そうか」
「ママ泣いてるの?」
812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:12:19.34:blhcjZ750
お前が私との関係を話すことは一度もなかった
私が発狂するとでも思ったか?
…嬉しかったよ
天涯孤独じゃなかった…お前がいてくれたのだから
旅の道中は物臭で無愛想な兄を持って苦労したよ、お前の気遣いは分かりにくいんだよ
…ありがとう
…まだ、しばらくはお前のところにはいけそうにないが許してくれ
…お前の残した私の生きる目標を見届けなくてはならないからな
813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:12:54.93:blhcjZ750
END
815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:14:15.47:IUtxvCfW0
・
・
・
魔王♀「…勇者」
勇者「どうした?」
魔王♀「…死ぬな」
勇者「いきなり何なんだよ…?」
魔王♀「…」ぎゅっ
勇者「どうした?今日はやけに甘えてくるが」
魔王♀「…もう、長くないのか?」
勇者「…もっとお前と旅できればよかったな」
魔王♀「…っ」
837:旅の道中:2012/02/12(日) 20:24:25.72:blhcjZ750
勇者「なぁ」
魔王♀「なんだ?」ぎゅっ
勇者「俺といて良かったか?」
魔王♀「…どうしてそんなこと聞く?」
勇者「俺はお前とお前との子を残して死ぬのが辛い」
魔王♀「…」
勇者「子を見るまでは死ねないと思っていたが、どうやらそれも無理みたいだ」
魔王♀「…大切に育てるよ」
勇者「…そうか」
魔王♀「この子はお前の生きた証だ」
勇者「触っても良いか?」
845:旅の道中:2012/02/12(日) 20:29:09.57:blhcjZ750
勇者「…まだ、はっきりとは分からないな」さわさわ
魔王♀「これからもっと大きくなるさ」
勇者「…」
魔王♀「どうした?」
勇者「お前に会えてよかった」
魔王♀「急に何を言ってる?」
勇者「俺の人生は復讐がすべてだった」
魔王♀「…」
勇者「両親の敵をとることが俺の生きる目標だった、恨みを晴らす為に生きてきた」
魔王♀「…今は違うのか?」
勇者「他人の為に生きるのも悪くない」
魔王♀「…そうか」
846:旅の道中:2012/02/12(日) 20:33:14.68:blhcjZ750
勇者「…お前に出会えて本当に良かった」
魔王♀「今日はやけに素直だな、どうした?」
勇者「あんまり茶化すな、面と向かって話すのは恥ずかしい」
魔王♀「…なぁ、勇者」
勇者「…どうした?」
魔王♀「…」ぎゅっ
850:旅の道中:2012/02/12(日) 20:35:55.04:blhcjZ750
勇者「…いいのか」
魔王♀「…お前の体を考えるとあまり気が進まないのだが」
勇者「…心配してくれてるのか?」
魔王♀「…ばか」
勇者「ありがとう」なでなで
魔王♀「…抱きしめてくれないか?」
勇者「分かった」ぎゅうっ
魔王♀「んぁ…っ」
852:旅の道中:2012/02/12(日) 20:39:15.85:blhcjZ750
勇者「ホント可愛いなお前」なでなで
魔王♀「…うるさい」
勇者「キスするぞ」
魔王♀「…んん…っ…んむ…っ…れろ…っ…んんむ…ぷはっ!」
勇者「可愛い奴」なでなで
魔王♀「撫でるなぁ…」
勇者「イヤか?」なでなで
魔王♀「嫌じゃ、ない…」
854:旅の道中:2012/02/12(日) 20:42:57.81:blhcjZ750
勇者「お前また胸大きくなってないか?」むに
魔王♀「んぁ…っ」
勇者「相変わらず反応がいいな」もみゅ、もみゅ
魔王♀「だって…っお前が…」
勇者「これから段々子供を産む体になっていくんだろうな」もみもみ
魔王♀「…あぅ…やめ…っ…駄目…だぅ…っ」
勇者「そろそろいいか」
860:最近エロssがなくて悲しいでござる:2012/02/12(日) 20:46:44.70:blhcjZ750
魔王♀「…いいぞ…っ」
勇者「…よし」かちゃかちゃ
…ぶるんっ
魔王♀「…それで、種付けされたんだな」
勇者「そんな言い方するなよ」
魔王♀「ふふ、ほら…いつでもどうぞ?」くぱぁ…
勇者「最近、やけに積極的になってないか」
魔王♀「そう変えたのはお前だろ」
勇者「そうかもな」ぬちゃ
867:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:51:06.05:blhcjZ750
ずにゅ…っ!!!
魔王♀「あぁ…っ!!」びくん!!
勇者「そんなに欲しかったのか?」
魔王♀「…っ…はぁ…っ!!…」
勇者「動くぞ…」ずにゅ、ずにゅ!!
魔王♀「いぃ…っ…あっ…っ!!!」
勇者「ぐっ…締め付け過ぎだ…!」ずちゅ、ずちゅ!!
魔王♀「だ…てぇ…っ…っ!!!」
勇者「デカイ乳振り乱して…っ」もみゅっ!
魔王♀「っ!?…あぁぁ…っ!!!…いいっ…っ!!」
872:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:55:41.28:blhcjZ750
勇者「あぁ…っ」ぐじゅ、ぐじゅ!!
魔王♀「はげし…すぎだ…っ!!!……っ!!」
勇者「…魔王…っ…魔王…!!」じゅぼ、じゅび、じゅぼ!!
魔王♀「んんむっ!!?…んむ…っ…れろ…っ!!…んんッ!!!…ぷはぁ!!」
勇者「…キツイ…っ!!!もう…やばい…っ」ぐっちゅ、ぐっちゅ!!
魔王♀「だして…っ…このまま…っ!!」
勇者「……っ」
…びゅるぅぅぅ!!!…どきゅ!!…ごぴゅ!!…どびゅっ!!
878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:59:12.51:blhcjZ750
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…」どさっ
魔王♀「…勇者」なでなで
勇者「…はぁ、はぁ…はぁ」
魔王♀「…愛してる」なでなで
勇者「…はぁ…はぁ…魔王」
魔王♀「…すっと、ずっと…」なでなで
勇者「…ありがとう」
魔王♀「…うん」
おわり
880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:59:44.28:Ckbh3vP50
魔王♀「そんなの絶対お断りだ!!」
勇者「負けなきゃいいじゃん」
魔王♀「う、うぅ…」
(こいつ、どういうつもりだ?絶対勝てるだけの自信があるというのか?)
勇者「じゃあ、そろそろ始めよか」
魔王♀「まてまてまて、茶でも飲まないか?長旅で疲れただろ」
勇者「いや、早くお前を倒してズッコンバッコンしたいんで」
魔王♀「いや、少し休もうではないか!?いいな!?いいだろ!?」
魔王♀「…で、なんであんな条件をつきだした」
勇者「ヤリたいから」
魔王♀「お、臆面もなくよくそんな下品な事を」
勇者「男なんてこんなもんだから」
魔王♀「勇者ともなれば村娘が喜んで寄ってくるだろう!?それで満足しろ!!」
勇者「いや、お前がいい」
魔王♀「は!?」
勇者「お前とヤリたい」
魔王♀「さ、最低だ…本人を目の前にして言うとは」
勇者「好きなだけ言え、勝てばお前は俺は犬」
魔王♀「ぐっ!?ま、負けなければいいのだろ!?負けなければ!!」
勇者「そうだね」
魔王♀(なんだコイツの自信は…!?コイツ滅茶苦茶強いのか…っ!?)
勇者「そろそろやろうぜ」
魔王♀「まてまて、私は滅茶苦茶強いぞ?お前なんか木端微塵だぞ?一瞬で八つ裂きに出来るぞ?」
勇者「へー」
魔王♀「見た所、お前はまだ若い青年のようだが惨めに散るにはまだ早いと思わないか」
勇者「そういう君も凄く若くてエロい体付きしてるけどね」
魔王♀「うるさい!!どうだ…見逃してやっても構わないんだぞ」
勇者「死んでも別に良いし」
魔王♀「…は?」
勇者「戦死しても加護で蘇生されるから関係ないからさ」
勇者「仮に俺が負けても何度もこの魔城に乗りこんで戦う算段だし」
魔王♀「な!?」
勇者「勝った後の事なんて話す必要もなかったしな、問答無用で犯すつもりだったし」
魔王♀「そ、そんな…」
勇者「考えてみろ、魔王の正体が絶世の美女でした。ヤるに決まってるだろ」
魔王♀「この猿が…っ!!」
勇者「楽しみだなおい」
勇者「どっちにしろお前が負ける事は時間の問題なんだよ、何度も挑むつもりだしな」
魔王♀「…」
勇者「俺の手を掻い潜りながら逃亡し続ければ無事かもな」
魔王♀「うぅ…」
勇者「魔族の王たるものが敵を前に逃亡なんてできないだろうけど」
魔王♀「…っ」
魔王♀「…勇者の誇りはないのか!!!!?」
勇者「へ?」
魔王♀「人類最後の希望にして救世主ともあろう者がそんな事を言って胸が痛くならないのかと聞いているのだ!!」
勇者「敵の親玉に説教聞かされるとは」
魔王♀「答えろ!!」
勇者「いや、戦争で敗戦国の女をレ◯プするなんて普通の事だし、勇者も所詮人間なんで」
魔王♀「それでも誇りはあるだろうが…っ!!」
勇者「むしろ敵を慰め者にして晒し仕上げれば国民が喜びそうなもんだけどな」
魔王♀「さ、最低な奴らめ…っ」
勇者「どちらにせよお前は人間の敵、俺に倒されたらどの道長生きできないだろうよ」
魔王♀「う…っ」
勇者「どうせ死ぬ身なんだしさ、いいだろ?」
魔王♀「よくない!!…我が宿敵がこんな屑だったなんて…っ」
勇者「屑でごめんね」
魔王♀「私はこんな闘いを望んではいなかった!!」
勇者「魔族の癖に一丁前に騎士道語るのか」
魔王♀「黙れ…っ!!」
魔王♀「勇者と魔王の決戦はいわば聖戦、両者互いの種族の未来をかけて戦う決戦にこんな下郎が相手なんて…っ」
勇者「だから負けなきゃいいじゃん」
魔王♀「…っ」
勇者「お前の言い分だと私は負けても犯さないでくださいって言ってるだけだし」
魔王♀「そんな事…っ!!」
勇者「相手が悪かったね、死んでも蘇って挑んでくるなんて普通に考えてありえないわな」ははは
魔王♀「他人事のように…っ!」
勇者「もうそろそろいいか?」
・聖戦の使い方間違ってると思うけど気にしないで
勇者「そんな怖い顔すんなよ」
魔王♀「…っ」
勇者「敵の手に落ちるなんて玉座につく前に覚悟くらいはしてたはずだろ」
魔王♀「…」
勇者「こうやってペラペラ話したのも同じ立場のうちにおしゃべりしたかっただけだよ」
魔王♀「…っ!」
勇者「正直勇者とか魔王とかどうでもいいんだよねそんなの」
魔王♀「…どういうつもりだ」
魔王♀「どうしてそんな顔ができる」
勇者「え?そんな酷い顔してる俺?」
魔王♀「…なにもかも諦めてる冷たい目だ」
勇者「…そうかな」
魔王♀「仮にも勇者ともあろう者がそんな諦観しきった顔を浮かべるなんて普通ではない、もっと使命感を秘めた力強い目のはずだ」
勇者「それ、絵本の読み過ぎじゃない?」
魔王♀「…」
勇者「何度も敵に殺され蘇らされ人でなくなる感覚を感じながらただ使命を果たすだけの駒の気持ちなんか分かんないよ」
魔王♀「お前…」
勇者「あ、いやなんでもない、さっさとやるぞ」
魔王♀「…望んでなったのではないのか?」
勇者「もうお喋りも飽きたな」シャキン
魔王♀「っ!?」
勇者「さっさと倒すか」
魔王♀「お、おい…まて」
勇者「いくぞ」
魔王♀「ぐ…っ!?」ガキィン!
勇者「あら、むざむざやられる気はないらしいな」
魔王♀「…お前の腐った根性を叩き直してやるわ!!!!」
勇者「お、やる気になったか」
・
・
・
勇者「…強いな」
魔王♀「はぁはぁはぁ…」
勇者「流石はラスボスか、今までの奴とは段違いだね」
魔王♀「化け物が…っ」
勇者「勇者ですからね」
魔王♀(負ける…っ私はこんな奴に負けるのか…?)
勇者「絶望しきった顔がそそるね、魔王的には不釣り合いな表情だろうけど」
魔王♀「…っ」
勇者「観念して降参したら?」
魔王♀「私は魔王…誰が白旗を上げるか!!」がばっ!
勇者「敵ながらあっぱれだね」
・
・
・
魔王♀「ぐふ…っ」
勇者「傷つけたくはなかったけど仕方なかったか」
魔王♀(負けた…)
勇者「さて、どうしますかな…」
魔王♀「…っ」
勇者「といってもお互いこう傷だらけになっちゃ強姦どころじゃねぇな」
魔王♀「…」
勇者「正直、体中痛くてレ◯プどころじゃねぇしイテテ」
魔王♀「…」
勇者「とりあえずお前は逃げないように縛り上げとくか」がしっ
魔王♀「…は、離せ!!」
勇者「暴れる力は残ってんのか」ぐいっ
勇者「へぇ、本当イヤらしい身体してるな」むにっ
魔王♀「っ!?」ビクッ
勇者「こんだけエロい体してりゃ誰だって犯すけどな」すりすり
魔王♀「触るな…っ!」
勇者「凄んでも怖くねぇよ」さわさわ
魔王♀「止めろぉ…っ!!」
勇者「こりゃ可愛がりがありそうだな」なでなで
勇者「とりあえず…俺は回復呪文っと」
魔王♀「うぅ…っ…」
勇者「暴れられちゃ困るし、魔封じの枷でも付けてもらいますか」かちゃかちゃ
魔王♀「や、やめろ…っ」
勇者「魔王級に通じるか不安だったけど戦闘で消耗しきってたから効果あるようだな」
魔王♀「こんなもの…っ」がちゃがちゃ!!
勇者「じゃあ、そろそろいいかな」
魔王♀「いやぁああああああああああああああああ!!!」
勇者「服破くけどいいよな」びりびり!!
魔王♀「やめろぉ!!」
…ぷるん
勇者「はは、すげぇ乳」
魔王♀「みるなぁ…っ」
勇者「そんな泣きそうな顔して言っても逆効果だよ」むにっ
魔王♀「触るなぁぁ…っ!!」
勇者「最高の手触りだな」むにむに
勇者「はは、そんな泣き叫ぶ姿じゃ魔王には見えんな」むにむに
魔王♀「触るなぁ…っ!!!」
勇者「今のお前じゃその枷と解けないよ」もみもみ
魔王♀「殺してやる…っ!!ゲスがぁっ!!!」
勇者「威勢はいいが大人しくしろよ、乱暴はしたくないんだね」ふにふに
魔王♀「ふざげるなぁ!!!」
勇者「そろそろ下も見せてもらおうかな」びりびりっ!!
魔王♀「うあぁああああああああああ!!!!!」
勇者「へぇ、随分綺麗だな」
魔王♀「見るなぁ…っ!!」
勇者「…濡れてるじゃないか」くちゅ…
魔王♀「ひぃ…っ!?」
勇者「良くも悪くも気が高ぶってるからか?」ぬちゃ…っ
魔王♀「ぐぅ…っ!!」
魔王♀「殺してやる!!!殺してやる!!!!殺してやる…っ!!!!」
勇者「殺せなかったからこうなってるんだけどな」ぐにゅ…っ
魔王♀「つぅ…っ!?」
勇者「指だけでイキそうだなこりゃ」ぐちぐちっ
魔王♀「ぁ…っ!」
勇者「…そろそろ指も飽きたかな?」ぐりぐり…っ
魔王♀「っ…はぁ…っ…はぁ…」
勇者「汁垂らしてそんなに良かったか?」ぬちゃ…
魔王♀「誰…が…っ」
勇者「ほら、舐めろよ」ぐいっ
魔王♀「もがっ!?」
勇者「どうだ?自分の愛液の味は?」ぐりぐり!
魔王♀「んが…っんんっ!!…ぐっ…んむ…っ!!…ぷはぁっ!!!!」
勇者「どうだった?」
魔王♀「げほっ…げふっげほっ…貴様…っ!!」
勇者「そろそろヤルかな、俺も我慢の限界だし」かちゃかちゃ
…ぼろん
魔王♀「ひ…っ」
勇者「そんなに怯えてどうした?見るの初めてか?」
魔王♀「無理だ!!無理だそんなの!!!」
勇者「凄い怯えようだな、どうやら初めてか」
魔王♀「嫌だぁっ!!頼む止めれくれ…っ!!!許して!!」
勇者「ははは、さっきまでの威勢はどこにいった?」
勇者「いくぞ?」ぐりぐり
魔王♀「止めて!!頼む、止めてくれぇ!!!」
勇者「せーの…」ずぶっ!!!
ぶぢ…っ
魔王♀「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!?」
勇者「どうだ?宿敵に犯された気持ちは」
魔王♀「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃいいいい!!!!!!」
勇者「そりゃそうだわな?こんなに締めつけてくれるんだから」ずぶずぶっ!!
魔王♀「ひぎぃ…っ!?止めてぇ!!!動かないでぇ!!」
勇者「お前の血がいい潤滑剤になってくれてるぞ」ぐっちゅ、ぐっちゅ!!
魔王♀「ぐ…っ!!かはっ!!…ひぎ…っ!!!」
勇者「最高だよお前のマ◯コ」じゅぶ、じゅぶ!!
魔王♀「いやぁぁ…っこんなのいやぁぁ…!!!!」
勇者「はははは、もう折れたか?」ぐじゅ、ぐじゅ!!
魔王♀「もう…っやめでぇ…っ!!」
勇者「誰が止めるかよ、お前は…絶対に許さん」ぐちゅ!!、ぐちゅ!!
魔王♀「やぁぁぁああ…っ!!!!」
勇者「…っ、そろそろ…俺もキツイな」ぎちゅ、ぎちゅ!!
魔王♀「…ぅっ…うっ…っ」
勇者「出すぞ…っ!!お前の子宮に種付けしてやるよ…っ」
魔王♀「…っ!?やめてぇ…っ!!」
勇者「ぐっ…!!!」
…どびゅっ!!…びゅっ!!…びゅ…っ!
勇者「…はぁ!!…はぁ…はぁ、はぁ」
魔王♀「いやぁぁ…こんなのいやぁ…」
勇者「…はは」
魔王♀「うぅ…っっ…」
・
・
・
魔王♀「……」
勇者「起きたか」
魔王♀「…何故殺さない」
勇者「ん?死にたいのか?」
魔王♀「…」
勇者「お前の親は今どうしてる?」
魔王♀「…?」
勇者「先代だよ先代」
魔王♀「…」
勇者「お前、魔王に就いたばっかだろ」
魔王♀「…」
勇者「歴史を辿ればお前が王位を親から継承したことなんてすぐ分かるんだよ」
魔王♀「…」
勇者「お前の先代…父親か、どうしてる?」
魔王♀「…」
勇者「おいこら」げしっ
魔王♀「…ぐっ!?」
勇者「答えろ糞女」ぐいっ
魔王♀「…うぅっ」
勇者「糞親父はどこだ?」
魔王♀「…っ!!」
勇者「…糞から産まれりゃ娘も糞か」
魔王♀「父上を侮辱するなぁ!!!」
勇者「あぁ?」
勇者「え?なに聞こえない」げしっ
魔王♀「がふっ!?」
勇者「侮辱するなだって?」がすっ
魔王♀「あぐ…っ」
勇者「糞に糞って言って何が悪いよ」げしっ
魔王♀「…っ」
勇者「で、糞親父はどこにいるんだ今」ごすっ
魔王♀「…」
勇者「ま、大体察するに死んでんだろうけどね」
魔王♀「…」
勇者「お前みたいなのが王位に就いてるあたり、突然死んじまったんだろ?」
魔王♀「…っ!」
勇者「魔王にしては弱過ぎるもんなぁ、先代の突然の死に急で王位継承したってところかな」
魔王♀「…うぅ…っ」
勇者「どした?」
魔王♀「うぅ…っ…っ」
勇者「泣いてんのか?」
魔王♀「お…父…さ…っ…まっぅ…っ」
勇者「…泣きてーのはこっちの方だよ」
勇者「お前俺に聞いたよな?望んで勇者になったのではないかって」
魔王♀「…っ…?」
勇者「復讐だよ復讐」
魔王♀「…復讐?」
勇者「…勇者って素質がないとなれないもんなんだよね」
魔王♀「…」
勇者「ただの人間が魔法や剣ブンブン振り回せるわけねぇだろ」
勇者「俺の血、俺の家系にお前の親父…魔王が」
魔王♀「…?」
勇者「…あー、もういい」
魔王♀「…」
勇者「とりあえずお前はしばらく捕虜にでもなってもらうか」
魔王♀「っ!?…離せ…っ」
勇者「魔封じの枷もしばらくこのままだな」
魔王♀「言え!!お前と父上になんの関係がある!!!」
勇者「うるさいな、黙ってろ」
魔王♀「復讐とはなんだ!!父上になにか復讐する事があったのか!?」
勇者「性奴隷に言うことはない」
魔王♀「ふざけるなぁ!!!何を隠している!!」
勇者「黙れ、喋るな、耳触り」
魔王♀「…んぐっ!?」
勇者「しばらく口を塞いどくから」
・
・
・
勇者「ほれ、飯」
魔王♀「…」
勇者「魔族も餓死くらいするだろ、食えよ」
魔王♀「何故殺さん」
勇者「またそれか」
魔王♀「親のいない私を同情したか!?」
勇者「…母親は」
魔王♀「母親?」
勇者「…いや、どうせ死んでるか」
魔王♀「…」
勇者「どした?」
魔王♀「…知らぬのだ」
勇者「なにが?」
魔王♀「母上は私を産んでまもなく死んだ…」
勇者「…」
魔王♀「私は母上の顔を知らぬ…」
勇者「…」
魔王♀「母上…」
勇者「…ふん」
勇者「ま、道理でファザコンなわけだ」
魔王♀「な!?」
勇者「そんなに父親が好きか?」
魔王♀「私は尊敬しておるのだ!!」
勇者「…」
魔王♀「お前みたいな奴には分かるまい」
勇者「…っ」がしっ!!
魔王♀「きゃ…っ!?」
勇者「偉そうな口叩くなよ、お前は俺の犬だ」ぐいっ
魔王♀「うぐ…っ!」
勇者「お前の命は俺のもんだ、一生な」
魔王♀「…そうやって私を縛っても絶対にお前に従いはしない…っ」
勇者「…調教し甲斐があるな」がばっ!!
魔王♀「く…っ」
勇者「相変わらず良い乳してるな」ふにふに
魔王♀「やめ…っ!」
勇者「もう暴れても無駄だと知ってるだろ?」むにむに
魔王♀「ぐ…っ!!」
勇者「憎いか?憎いわな」もみもみ
魔王♀「ゲスが…っ!!」
勇者「乳首固くし何言ってんだか」ぎゅっ!!
魔王♀「つ…っ!!」
勇者「はは、強く揉み過ぎて赤い痣できちゃったな」むにむに
魔王♀「はぁ、はぁ、はぁ…っ」
勇者「乳だけでいったか?」ふにふに
魔王♀「誰が…ッ」
勇者「せっかくだしこれでシゴいてもらうかな」
魔王♀「なっ!?ま、跨るな…っ!!!」
勇者「跨らないと出来ないだろ?こうやってチンチン挟むんだよ」むにっ!
魔王♀「や、やめ…っ」
勇者「お前くらい乳がでかけりゃチンチン挟むなんて簡単だな」ずりずり
魔王♀「こんな変態的な…っ!!」
勇者「ほら、はみ出てる先っぽ下で舐めろよ」しゅ!!しゅ!!
魔王♀(重い…っ胸に体重をかけられて苦しい…っ)
勇者「早く先っぽ咥えろよ」ずりずり!!
魔王♀「わ、分かった…っ」
…ぺろ
魔王♀「…っ」
勇者「そうだ…もっと舐めろ」しゅ!、しゅ!
魔王♀(こんな…胸でするなんて…)
…ぺろ、ぺろ
勇者「いいぞ…」しゅっ!しゅっ!!
勇者「…出る…っ!!ちゃんと咥えとけっ!!」ずりゅずりゅ!!
魔王♀「んんっ!?…んむっ!!」
…づびゅっ!!…びゅ、びゅっ!!…っ!
魔王♀「んんーーっ!!!!…げほっ!!げふっ!!…っ…げふっ!!」
勇者「…口開けろ」ぐいっ
魔王♀「いやぁあああああああああああ…っ!!げふ、げほっ!!」
勇者「ちゃんと飲みこめ」
魔王♀「んん…っ…んくっ!!ごく…っんく…っ!!」びくびくっ
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…最高だな、お前の口マ◯コ」
魔王♀「うぅ…っ…うっ…あぁ…っ」ぽろぽろ
・
・
・
勇者「落ち着いたか?」
魔王♀「…いつまでこんなことを続けるつもりだ…っ」
勇者「…さぁ」
魔王♀「なんのつもりだ!?さっさと私を殺して首でも手土産にして王国に帰ればよかろう!?」
勇者「…」
魔王♀「なんとか言ったらどうだ!!!?」
勇者「俺に帰る所なんてないんだよ」
魔王♀「…なに?」
勇者「俺が小さい頃母が魔族に連れ去られてな」
魔王♀「母…?」
勇者「優しい人だったよ、俺が小さかったからあんまり記憶にないんだけどな」
魔王♀「…」
勇者「魔族に狙われた理由は勇者の力なんだと知ったのはそれからだよ」
魔王♀「…勇者の力?」
勇者「…魔族にしたら魔王を倒しうる最大の脅威、野放しにするわけがない」
魔王♀「だから、連れ去って殺したと…?」
勇者「…」
勇者「俺もそう思った」
魔王♀「…?」
勇者「お前を見るまではな」
魔王♀「…どういう意味だ」
勇者「…面影があるな」
魔王♀「だから何を言っている!?」
勇者「父さんは襲撃であっけなく殺された、その時から俺は天涯孤独の身になってさ」
魔王♀「…っ」
勇者「あの襲撃から俺を庇って死んだんだよ、ただの人の身でありながら盾になって死んだんだ」
魔王♀「…そうか」
勇者「俺は誓ったね、絶対に魔王を殺してやるって」
勇者「許せるものか、母さんを連れ去った奴の顔…俺たちを虫けらに見る顔をな」
魔王♀「私の父上が連れ去ったとでも…!!?」
勇者「絶対に殺してやる、母さんと父さんを奪った糞野郎は必ず俺が殺してやる」
魔王♀「…お前」
勇者「同じ目に会わせてやろうと思ったね、目の間で糞野郎の家族を嬲り殺してやるって」
魔王♀「…っ」ぞく…っ
勇者「…はぁ」
勇者「来てみたら既に死んでるんだもんな」
魔王♀「…」
勇者「代わりに俺くらいか下の娘が魔王してるなんてな」
魔王♀「…」
勇者「興ざめだよホント」
魔王♀「…私を嬲り殺すのか」
勇者「んー…」
魔王♀「…殺せ」
勇者「あ?」
魔王♀「私を殺せば少しは殺されたお前の両親の敵をとることができるぞ」
勇者「…」
魔王♀「お前が勇者ではなく復讐者としてここに来たのは分かった…ならさっさと復讐を果たせばいい…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「どうした…っ!?さっさと殺せ!!」
勇者「殺す前にお前の話が聞きたい」
魔王♀「なに…?」
勇者「俺の話はもう終わりだ、お前の話が聞きたい」
魔王♀「…お前に話すことなどない」
勇者「さっさと言え」がすっ
魔王♀「…っ!!」
勇者「お前は父親…母親になにか記憶はないか?」
魔王♀「なぜ、そんな事を聞く…?」
勇者「どうなんだ」
魔王♀「…私は」
魔王♀「…母上は私を産んですぐに死んだと言ったはずだ」
勇者「…」
魔王♀「私は母上の顔も知らない」
勇者「…へぇ」
魔王♀「だけど父上は私を大層可愛がってくれた」
勇者「…」
魔王♀「子供心でも分かるくらい愛してくれたのは記憶にある」
勇者「お前の親父は母親に対してなにか言ってなかったか?」
魔王♀「…?」
勇者「何か言っていなかったか?」
魔王♀「どうして聞く…?」
勇者「答えろ」
魔王♀「父上は…母上に関してあまり話してくれなかった」
勇者「…」
魔王♀「だけど産まれるお前を心の底から愛していたと言ってくれた」
勇者「嘘だな」
魔王♀「なっ!?」
勇者「愛されていた?ふざけんな」
魔王♀「なんだと…っ!?」
勇者「お前は母親に愛されてなんかいない、そんなの父親の言った嘘に決まってるだろ」
魔王♀「その言葉訂正しろ…っ!!!私の両親を侮辱するな!!!」
勇者「いくらでも言ってやる、お前は望まれなく産まれた子なんだよ」
魔王♀「…っっっ!!!!!!?」
勇者「お前の父親はとんでもない屑だ」
魔王♀「黙れ黙れ黙れぇ…っ!!!!」
勇者「俺の手で殺してやるつもりが勝手にくたばりやがって…ははは、死ぬまで屑だな」
魔王♀「父上を侮辱するなぁ!!!!」
勇者「黙れボケが!!!」
魔王♀「…っ!!?」
勇者「…ふざけんなよ」
勇者「産まれるお前を愛していた…?ふざけんなよ…っ」
魔王♀「…え?」
勇者「そんなわけねぇだろ…っ」
魔王♀「…」
勇者「……なら父さんは一体何のために…っ」
魔王♀「…なにを」
勇者「俺は一体何のために…っ!!」
魔王♀「…なんの話しだ、お前の家族と私の家族に何の関係がある!?」
勇者「…」
魔王♀「答えろ!!!」
勇者「…知る必要はない」
魔王♀「言え!!!」
勇者「お前は本当の家族の事を知る事ことなく生きればいい、それが俺の復讐だ」
魔王♀「そんな…っ!?」
勇者「…俺のささやかな復讐だ」
勇者「俺はお前を認めない、絶対な」
魔王♀「どういう意味だ…っ!?」
勇者「だがお前を殺しもしない、言っただろう?お前は一生俺のものだってな」ぐいっ
魔王♀「ぐ…っ!?」
勇者「お互い天涯孤独の身…そうだろ?」ぐいぐいっ
魔王♀「離せ…っ」
勇者「俺の子を孕んだら話してやっても良いかな…お前が発狂するのが楽しみだな」
魔王♀「ひぃ…っ!?」
勇者「ここに来て目的も半ば達成された様なもんだ、目的の奴が既に死んでたのが本当に残念だったが」
魔王♀「…これからどうするつもりだ」
勇者「どうするもこうするも俺はもう長くない」
魔王♀「何…?」
勇者「天は俺を勇者として認めてくれなくなった」
魔王♀「…どういう事だ」
勇者「醜く復讐にとりつかれた俺はもう勇者の資格はなくなったんだよ」
魔王♀「勇者でなくなる…?」
勇者「それよりもよっぽど純粋な気持ちを持った奴の方が勇者にふさわしいんだとよ」
魔王♀「…っ!?」
勇者「俺の命が長くないのも加護が尽きればってことだ」
魔王♀「加護…?」
勇者「ここまで来るのに散々無茶をしてきたしな、何度も死に、何度も蘇ってを繰り返したわけだ」
魔王♀「…」
勇者「それも加護があっての話、所詮勇者も人の身でな?加護が無くなれば今までのツケが返ってくる」
魔王♀「死ぬのか…?」
勇者「…既に俺の体はもうズタボロだよ、朽ちては再生されなんとか保ってる様なもんだ」
勇者「…俺が死んだら好きにすればいい」
魔王♀「なに…?」
勇者「俺はお前を殺さない、殺すつもりもない」
魔王♀「…いいのか?」
勇者「その変わり俺の加護が尽きるまで…命が尽きるまでお前には付き合ってもらおう」
魔王♀「…」
勇者「しばらくは枷も付けたままにしてもらおうか、俺が弱体化するってバレちまったし」
魔王♀「…ふん」
勇者「勇者だろうが魔王だろうが俺には端からどうでもよかった話なんだよ、ただの復讐目的だったし」
魔王♀「…らしいな」
勇者「俺が死んだらお前は自由、人類を滅ぼすなりなんだってすればいい…俺には興味もない」
魔王♀「…」
勇者「それまでお前は俺の犬だ、いいな」
魔王♀「…っ」
勇者「…と言っても俺にやることも目的も既にない」
魔王♀「…そのようだな」
勇者「…俺の育った家に行こうか」
魔王♀「…お前の?」
勇者「…母さんの村だ」
~朽ちた廃村~
勇者「瞬間移動の魔法はホント便利で助かる」
魔王♀「ここがお前の生まれた村か?」
勇者「そうだ、もっとも襲撃で酷いあり様だけどね」
魔王♀「…っ!?」
勇者「あぁ、人骨か…アレから野晒しだからな、ゴロゴロ転がってるよ」
魔王♀「…酷い」
勇者「箱入り娘には酷い光景だったかな」
魔王♀「…うっ…うぇげ…っ」
勇者「おいおい…」
勇者「魔族の癖に人骨くらいで吐くなんてどうかしてるぞ」
魔王♀「…うぅ…っ」
勇者「…魔族らしくないね」
魔王♀「…うるさい」
勇者「初めてに会った時もそうだ、騎士道を振りかざして正々堂々と戦う…あの魔王の娘とは思えないな」
魔王♀「私は…ただ」
勇者「…まぁいいけど」
魔王♀「…この家は?」
勇者「あぁ、ここ?…俺の育った家だよ」
勇者「ほら、これがテーブルでここがキッチンだ」がたっ
魔王♀「…」
勇者「…こんなに焼け果てても母さんや父さんの姿が身に浮かぶよ」
魔王♀「…」
勇者「ほら、この血痕みてみ?父さんの血だよ、死体は魔族に食い散らかされたからもうないけどね」
魔王♀「…っ」
勇者「戻ってきた時は腕一本しかなくてさ、あの優しかった父さんが…」
魔王♀「…すまない」
勇者「別に謝らなくていいよ、お前の親父がいたら同じ目に会わせるつもりだったし」
魔王♀「すまない…」
勇者「尊敬する父上様のしたことなんだろ?謝るんじゃねーよ」
魔王♀「…ごめん…ごめん…っ」
勇者「…謝るなっ!!」
魔王♀「…ひっ!?」
勇者「…許したくない、許したら父さんが哀れじゃねーか」
魔王♀「…っ」
勇者「…この話題やめよーか」
魔王♀「私は…どうすればいい?」
勇者「なに?」
魔王♀「私は…お前の傷を癒したい」
勇者「おいおい、それこそ魔王とは思えない発言だね」
魔王♀「他人事とは思えないのだ…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「私も天涯孤独…一人の苦しみが分かる」
勇者「…分かってたまるかよ」
魔王♀「そんな事ないっ!!」
勇者「…じゃあ慰めてくれよ」
勇者「できるだろ?お前は俺の犬なんだし」
魔王♀「…」
勇者「出来ないのか?」
魔王♀「…分かった」
勇者「…っ!?」
魔王♀「それでお前の心を癒せるのならしてやろう」
勇者「…本気か?」
魔王♀「どの道お前に逆らうことはできないんだろう?」
勇者「…ふん、もの分かりが良いな」
勇者「じゃあ跪け」
魔王♀「…分かった」
勇者「…ほら、咥えろよ」かちゃかちゃ
…ぼろんっ
魔王♀「…っ」
勇者「出来ないか?」
魔王♀「……んむ」
勇者「…っ!?」びくっ
勇者「そうだ…舌で絡ませろ」
魔王♀「れろっ…れお・・・ちゅっ…んむ・・・」
勇者「いいぞ…っ最高だよ…お前の口ま◯こ!!」
魔王♀「んむ…っ…れろ…っ…ちゅ、ちゅっ…っ!!」
勇者「頭掴むぞ…っ!」がしっ!
魔王♀「んむ…っ!?」
勇者「出すぞ…っ魔王…っ!!」ガクガクっ!!
魔王♀「んぐ…っ!!んん…っ!!!あが…っ!!」
勇者「飲みこめよ…っ!!分かっているな…!!」がくがくっ!!
魔王♀「んんーっ!!!…んむ…っ!!!」
…びゅっ!!…びゅるるっ!!…びゅくっ…
魔王♀「んん!?…んっく…んっく…っく…ごく…んっ」
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…」
勇者「はぁ、はぁ…」
魔王♀「…お前の怒り…全部私にぶつけるがいい」
勇者「…はぁ、はぁ」
魔王♀「全部私が受け止めてやる…お前の事、全部」
勇者「…っ」がしっ!
魔王♀「…ぁっ!?」どさっ!
勇者「そこまで言うなら受け止めてみろよ…っ」ずぶっ!!
魔王♀「ひぐ…っ!?」
勇者「体でな…っ!!」ずぶ、ずぶ!!
勇者「どうした!?痛いか…っ!?」ぐりゅ、ぐりゅ!
魔王♀「痛く…ない…っ…こんなの…っ」
勇者「そうかよ…っ!!」ずぶ、ずぶ、ずぶ!!
魔王♀「ひぐぅうっ!?」
勇者「もっと、もっとだ…っ!!」ぱん、ぱん、ぱん!!
魔王♀「あぁ…っ!!ふぁ…っ!!!!あぁああああ!!」
勇者「こんなデカイ乳揺らしやがって…っ」もみゅ、もみゅ!!
魔王♀「あぁっ!!!!それっ…!!!だめ…っ!!!」びくびく
勇者「受け止めてくれるんなら俺の子も産めるよな…っ!!」ぱん、ぱん、ぱん、ぱん!!
魔王♀「産む…っ!!!産むからぁ!!!」
勇者「ならこのまま出してやるよ…っ!!!」ずぼ、ずお、ずび、ずぼ!!!!
魔王♀「あぁ…っ!!!あひゃ…っ!!!はぁ…っ!!!」
どびゅ…っ!!!!…びゅる、びゅる…っ!!
勇者「…」
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「…俺はコイツをどうしたいんだ」
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
勇者「俺はお前を憎からず思ってる…純粋でまっすぐなお前が眩しくさえ見える」
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「…妹…」なでなで
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
やっぱりか…
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 11:22:16.43:blhcjZ750勇者「母さんは幸せだったのかな…」なでなで
魔王♀「すぅ…すぅ…」
勇者「連れ去られ子を産み、あげく死んで…」なでなで
魔王♀「…すぅ…すぅ…」
勇者「…なら父さんは何のために…っ」
・
・
・
魔王♀「…」
勇者「おはよう」
魔王♀「…ここは」
勇者「魔城だ、戻ってきた」
魔王♀「…そうか」
勇者「…さてと」
魔王♀「?」
勇者「俺は少し物色させて貰う、文句ないな」
魔王♀「…好きにしろ」
魔王♀「何を探すつもりだ、金か?財宝か?」
勇者「金ならいままでの冒険で腐るほど貯まったよ、目的はそれじゃない」
魔王♀「なんだ…?」
勇者「…お前は母親の事かな」
魔王♀「母上…?」
魔王♀「…無理だ、父上が死んでから私も探ったが何一つ母上に関しての品は残っていなかった」
勇者「ふーん…」
魔王♀「なぜ母上の事を知りたがる?」
勇者「俺の勝手だろ?お前はしばらくそこにいろ」
魔王♀「ま、まて!!」
勇者「…なんだ」
魔王♀「…私も協力させてくれ」
勇者「はぁ?」
勇者「以前探しても見つけられなかったんだろ?無駄だ、足手まとい」
魔王♀「どうせこのまま縛られて転がされてるよりはマシだ…逃げるつもりもない」
勇者「…」
魔王♀「いいだろ?」
勇者「…好きにしろ」
魔王♀「…ありがとう」
勇者「ふん…」
・
・
・
勇者「何もお前の母親に関して残された品物がないな、まるで故意に消されてるようだ」
魔王♀「どうしてそんな事を?」
勇者「…知るか」
魔王♀「…」
勇者「魔王の妃なんだから部屋くらいはあるだろ?どこだ」
魔王♀「…母上が死んでから父上が全て処分した」
勇者「…どこだ?」
魔王♀「…こっちだ」
~魔城/妃の部屋~
勇者「なにもないな」
魔王♀「言っただろ」
勇者「何故父親が母親の部屋のものを処分したのか疑問に思わなかったのか?」
魔王♀「思ったさ!!…だが父上は死ぬまでその事を話してくれなかった…っ」
勇者「…そうかよ、まぁいい次は親父の部屋だな」
魔王♀「…」
勇者「どうした?」
魔王♀「…なにをさっきから嗅ぎまわっている」
勇者「俺の勝手だろ」
魔王♀「…さっきから妙に私の両親を探っているじゃないか、これまでだってそうだ!!」
勇者「…ただ暇つぶしだよ」
魔王♀「あくまで答える気はないんだな」
勇者「お前に教えるつもりはないって言ってなかったか?」
魔王♀「…」
魔王♀「…まだ復讐にとらわれているのか?」
勇者「…」
魔王♀「両親が殺され憎き敵も討つことができずに終わった…どうしたい?」
勇者「どうしたいもこうしたいもない、もう俺の使命も目的も無くなった…ただ煮え切らないだけだよ」
魔王♀「…私はお前の力になりたい」
勇者「…さっきから可笑しな奴だ、レ◯プした張本人の力になりたいだと?」
魔王♀「私はお前が他人には思えないんだよ!!」
勇者「…」
魔王♀「こんな事を言うと馬鹿だと思われるかもしれない…お前を見ていると…なんだか」
勇者「…お前は俺が死ぬ間まで隣りにいてくれたらそれでいい」
魔王♀「…いいのか?憎き敵の娘だぞ」
魔王♀「私を殺せば…」
勇者「何度も同じことを言わせるなよ」
魔王♀「…」
勇者「…犯してすまなかった」
魔王♀「…え?」
勇者「なんでもない」
・
・
・
勇者「…結局、お前の母親の手掛かりは何一つ見つからなかったな」
魔王♀「あぁ…」
勇者「なぁ」
魔王♀「なんだ?」
勇者「お前はどうしたい?」
魔王♀「え?」
勇者「新たな魔王として人間を滅ぼすのかと聞いてるんだ」
魔王♀「私は…」
勇者「お前の親父の意思を次いで人間を皆殺しにするのかと聞いているんだ」
魔王♀「…」
勇者「隠す必要はない、正直に話してくれ」
魔王♀「…お前の言ったとおりだよ」
勇者「…?」
魔王♀「…私は箱入り娘だったようだ…」
勇者「…」
魔王♀「今まで何も知らなかった…父上のしてきたこと、お前の様な存在がいたこと」
魔王♀「私はただ父上を尊敬してきた、魔族の頂点に君臨し魔族を率いる長として」
勇者「…」
魔王♀「一身に私を可愛がって愛してくれた優しい父上として、私もその父の姿に憧れていた」
勇者「…」
魔王♀「…でも、お前の村で人骨を見た時…怖くなったんだ…なにも知らなかった…」
勇者「…」
魔王♀「正直、よく分からない…私の尊敬していた父上の影で苦しむ者たちがいたことを知って」
勇者「可笑しな奴だな、魔族が人間を殺して悲しむのか?お前は魔族なのに」
勇者「敵が死んだくらいで何故悲しむ必要がある」
魔王♀「…そうだな」
勇者「よほど世間知らずに育ったと見える」
魔王♀「…そう言われても仕方ないと思う」
勇者「…もう魔王なんて止めちまえ」
魔王♀「え?」
勇者「お前に似合わないよ、魔王なんて」
魔王♀「で、でも私は…他に生き方を知らない…それに私は魔王の娘だ!!」
勇者「はっきり言ってやる、お前なんか魔王は務まらない」
魔王♀「な!?」
勇者「人間の死に心を痛める魔王がいるか、そんな奴魔王をしててもすぐに殺されるさ」
魔王♀「そ、それでも!!私は…っ」
勇者「尊敬する父上の後を継がなければならない、か?」
魔王♀「…っ」
勇者「だったら親父のように非情になれるのか?…お前じゃ無理だ」
魔王♀「…そ、そんな事」
勇者「優し過ぎるんだよ、お前は」
勇者「今までだってそうだ、無理矢理手籠めにした男の傷を癒したい?力になりたい?」
魔王♀「…それは」
勇者「お前は魔王にはなれないよ、ならなくていい」
魔王♀「だったらどうしろというんだ…っ!!」
勇者「…」
魔王♀「今まで馬鹿みたいに考えていた…何も考えずこのまま成長して父上の様に魔王になるんだなぁって」
勇者「あぁ」
魔王♀「それなのに急に父上は亡くなられ私だけが残った…生き方など知らないんだよ…」
勇者「…そうかよ」
魔王♀「…いっそお前に殺されれば楽なのかもな」
勇者「なに?」
勇者「悪いが俺はお前を殺さん、死なせもしない」
魔王♀「…」
勇者「死のうなんて考えたらボコボコにしてやるからな」
魔王♀「…すまない」
勇者「旅をしよう」
魔王♀「旅?」
勇者「最期にお前と世界を見てみたい、どうだ?」
魔王♀「…」
勇者「道中俺はくたばるだろうがその先はお前の自由だ、またここに戻るなり好きにすればいい」
魔王♀「…どうして私に肩入れする?」
勇者「ただの余興だ」
魔王♀「…聞いても良いか?」
勇者「んー?」
魔王♀「私とお前とはなにか…」
勇者「あ?」
魔王♀「…いや、なんでもない」
勇者「目的もなにもない旅だ、その間にお前の生きる目標が見つかるのが先か…俺の命が先か」
魔王♀「…」
勇者「…ついてくるか?」
魔王♀「…私はお前の犬だぞ、断っても無駄だろ?」
勇者「あーそうだったな」
魔王♀「…よろしく頼む」
勇者「…あぁ」
勇者「そうだな…もうこの枷も必要ないか」
魔王♀「…いいのか?」
勇者「殺したきゃ殺せ」かちゃかちゃ
魔王♀「…ふふ、ホント勇者らしくない奴だな」
勇者「お前も魔王とは思えないよ」
魔王♀「…お前が死ぬまでついていこう」
勇者「そうかい」
魔王♀「…なぁ」
魔王♀「どうして私を犯した?」
勇者「あー…」
魔王♀「今聞く事でもないと思うが一応聞いておこうと思ってだが」
勇者「…」
魔王♀「あの時は絶望したが今のお前の心情を察すれば敵の娘…陵辱したかったのかと思うが」
勇者「…憎くはないのか?」
魔王♀「…」
勇者「無理やり手籠めにしたんだぞ、怨むものだが」
魔王♀「怨んではないと言えばウソだが…もういい」
勇者「…」
魔王♀「お前に感化してしまったのかもな」
勇者「そうか」
・
・
・
「ママ、ここはー?」
「ここは私の産まれたお城」
「ふーん、ボロボロだね」
「そりゃずーっと誰も住んでいなかったからね」
「そうなの?」
「あぁ、言っていなかったか?私とパパは旅をしていたんだって」
「知ってるー」
「パパの事覚えてる?」
「ううん、あんまり」
「なんでパパ死んじゃったの?」
「病気かな」
「ふーん」
「パパはお前の事を心の底から愛していたよ」
「本当?」
「あぁ、私もお前の事を愛してる」
「私もママの事好きだよ」
「ふふ、そうか」
「ママ泣いてるの?」
お前が私との関係を話すことは一度もなかった
私が発狂するとでも思ったか?
…嬉しかったよ
天涯孤独じゃなかった…お前がいてくれたのだから
旅の道中は物臭で無愛想な兄を持って苦労したよ、お前の気遣いは分かりにくいんだよ
…ありがとう
…まだ、しばらくはお前のところにはいけそうにないが許してくれ
…お前の残した私の生きる目標を見届けなくてはならないからな
END
おつおつ
あとがきも是非
820:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 20:16:03.63:uSmvHeWeOあとがきも是非
乙でした
830:旅の道中:2012/02/12(日) 20:19:49.84:blhcjZ750・
・
・
魔王♀「…勇者」
勇者「どうした?」
魔王♀「…死ぬな」
勇者「いきなり何なんだよ…?」
魔王♀「…」ぎゅっ
勇者「どうした?今日はやけに甘えてくるが」
魔王♀「…もう、長くないのか?」
勇者「…もっとお前と旅できればよかったな」
魔王♀「…っ」
勇者「なぁ」
魔王♀「なんだ?」ぎゅっ
勇者「俺といて良かったか?」
魔王♀「…どうしてそんなこと聞く?」
勇者「俺はお前とお前との子を残して死ぬのが辛い」
魔王♀「…」
勇者「子を見るまでは死ねないと思っていたが、どうやらそれも無理みたいだ」
魔王♀「…大切に育てるよ」
勇者「…そうか」
魔王♀「この子はお前の生きた証だ」
勇者「触っても良いか?」
勇者「…まだ、はっきりとは分からないな」さわさわ
魔王♀「これからもっと大きくなるさ」
勇者「…」
魔王♀「どうした?」
勇者「お前に会えてよかった」
魔王♀「急に何を言ってる?」
勇者「俺の人生は復讐がすべてだった」
魔王♀「…」
勇者「両親の敵をとることが俺の生きる目標だった、恨みを晴らす為に生きてきた」
魔王♀「…今は違うのか?」
勇者「他人の為に生きるのも悪くない」
魔王♀「…そうか」
勇者「…お前に出会えて本当に良かった」
魔王♀「今日はやけに素直だな、どうした?」
勇者「あんまり茶化すな、面と向かって話すのは恥ずかしい」
魔王♀「…なぁ、勇者」
勇者「…どうした?」
魔王♀「…」ぎゅっ
勇者「…いいのか」
魔王♀「…お前の体を考えるとあまり気が進まないのだが」
勇者「…心配してくれてるのか?」
魔王♀「…ばか」
勇者「ありがとう」なでなで
魔王♀「…抱きしめてくれないか?」
勇者「分かった」ぎゅうっ
魔王♀「んぁ…っ」
勇者「ホント可愛いなお前」なでなで
魔王♀「…うるさい」
勇者「キスするぞ」
魔王♀「…んん…っ…んむ…っ…れろ…っ…んんむ…ぷはっ!」
勇者「可愛い奴」なでなで
魔王♀「撫でるなぁ…」
勇者「イヤか?」なでなで
魔王♀「嫌じゃ、ない…」
勇者「お前また胸大きくなってないか?」むに
魔王♀「んぁ…っ」
勇者「相変わらず反応がいいな」もみゅ、もみゅ
魔王♀「だって…っお前が…」
勇者「これから段々子供を産む体になっていくんだろうな」もみもみ
魔王♀「…あぅ…やめ…っ…駄目…だぅ…っ」
勇者「そろそろいいか」
魔王♀「…いいぞ…っ」
勇者「…よし」かちゃかちゃ
…ぶるんっ
魔王♀「…それで、種付けされたんだな」
勇者「そんな言い方するなよ」
魔王♀「ふふ、ほら…いつでもどうぞ?」くぱぁ…
勇者「最近、やけに積極的になってないか」
魔王♀「そう変えたのはお前だろ」
勇者「そうかもな」ぬちゃ
ずにゅ…っ!!!
魔王♀「あぁ…っ!!」びくん!!
勇者「そんなに欲しかったのか?」
魔王♀「…っ…はぁ…っ!!…」
勇者「動くぞ…」ずにゅ、ずにゅ!!
魔王♀「いぃ…っ…あっ…っ!!!」
勇者「ぐっ…締め付け過ぎだ…!」ずちゅ、ずちゅ!!
魔王♀「だ…てぇ…っ…っ!!!」
勇者「デカイ乳振り乱して…っ」もみゅっ!
魔王♀「っ!?…あぁぁ…っ!!!…いいっ…っ!!」
勇者「あぁ…っ」ぐじゅ、ぐじゅ!!
魔王♀「はげし…すぎだ…っ!!!……っ!!」
勇者「…魔王…っ…魔王…!!」じゅぼ、じゅび、じゅぼ!!
魔王♀「んんむっ!!?…んむ…っ…れろ…っ!!…んんッ!!!…ぷはぁ!!」
勇者「…キツイ…っ!!!もう…やばい…っ」ぐっちゅ、ぐっちゅ!!
魔王♀「だして…っ…このまま…っ!!」
勇者「……っ」
…びゅるぅぅぅ!!!…どきゅ!!…ごぴゅ!!…どびゅっ!!
勇者「はぁ、はぁ、はぁ…」どさっ
魔王♀「…勇者」なでなで
勇者「…はぁ、はぁ…はぁ」
魔王♀「…愛してる」なでなで
勇者「…はぁ…はぁ…魔王」
魔王♀「…すっと、ずっと…」なでなで
勇者「…ありがとう」
魔王♀「…うん」
おわり
乙
883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:00:04.24:EzpRbC/20
感動(興奮)した!
887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:01:09.05:blhcjZ750
魔王勇者ssで腐るほどあるパターンかもしれないけど
王道も良いよね
889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:01:26.02:zuAY3MQ60王道も良いよね
エピローグ乙。張り付いた甲斐のあるSSだった
897:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:06:07.77:czrYs5xpO
スレタイとストーリーのギャップwwww
911:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 21:24:04.49:gt+k5jVB0
乙!面白かった
939:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:12:25.22:Sy03darF0
良SS!
乙!
乙!
コメント 12
コメント一覧 (12)
でも感動した
とか魔王が言い返す展開なら燃えたんだがな。
恋空(笑)やセカチュー(笑)読んだ気分だよ
普通はできん。エロゲのみすぎ
…ふぅ
しかも近親相姦とかwww
ふぅ……
いろんな事を考えてしまうので、私としては使えない。w
今、ドラクエⅢやり始めたら 違う意識を持ってしまいそうだ。